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○数学科 2年 連立方程式

2、協同的探究学習について

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

ICTを軸にした小中連携

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

国語科学習指導案様式(案)

第○学年 ○○科指導計画

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

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国語科学習指導案

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

指導方法等の改善計画について

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

H26研究レポート一覧(6年研)変更2017.3.22

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

解答類型

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

0630指導案A1

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第5学年  算数科学習指導案

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

児童の実態に応じた取り組みであり, 学ぶ意欲や思考力を高める上からも意義深い (4) これまでの研究の経過から本校は平成 23 年度から, 算数科を研究領域とした研究に取り組み, 子どもの主体的な学びと算数的活動を重視した学び合いを通して, わかる できる 喜びを味わう子どもの育成に取り組んできた

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

PowerPoint プレゼンテーション

H30全国HP

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

3/3 研究推進委員会

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

Microsoft Word - 社会科

Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

問題解決的な学習スタイルを充実させるために 3 つのステップを積み上げましょう 課 題 板書を充実させる道具を用意している ( マグ ネット名札 学習の流れカード ) 黒板に日付を書き 単元の流れ 本時の流れを 掲示している ノートに日付 単元の流れ 本時の流れを書かせている 前時の振り返りをノート

数学科学習指導案 1 次方程式 ( 中学校第 1 学年 ) 神奈川県立総合教育センター < 中学校 高等学校 > 数学 理科授業づくりガイドブック 平成 22 年 3 月 問題つくりを題材として取り上げ 身近な生活の中にある数量関係を見いだし それを基に文章題を作らせる指導によって 自ら具体的な事象

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

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第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

指導案 5年 算数

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項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

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作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

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「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

平成 30 年度 品川区学力定着度調査 の結果から明らかになった課題と学力向上に向けた取組 ( 国語 ) 1. 国語の定着状況についての概要 どの学年もほとんどすべての項目において 目標値を上回った 昨年度から取り組んできた 文章を書き表す際の 言葉の正しい使い方の指導 が 言葉についての知識 理解

Microsoft Word - 第2学年 国語科「つづき話をプログラミングで表そう」研究指導案.docx

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第1学年国語科学習指導案

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1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

<小学校 生活科>

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第4学年算数科学習指導案

研修中間報告書

Transcription:

1 2 3 4 5 6 7

1 2

(5) 授業モデルの構築このように研究してきた4つの視点を1つにまとめ 単元全体および1 単位時間の授業モデルを構築した ( 資料 4)( 資料 5) この授業モデルを基に研究員全員で検証授業の教材研究や事前研究を行うことで 授業における成果や課題を共有し 児童生徒に活用するよさを実感させることのできる授業づくりにつながると考える そして 児童生徒の実態や指導する単元 内容に応じて このような授業モデルを基にした授業を継続して展開していくことにより 児童生徒に5つの力を身に付けさせることができると考える 確かな学力を育む授業モデル ( 単元全体の指導計画 ( ) ) 指導の重点の割合単元の流れ単元の流れ 習得と活用は 関連し合っ習得と活用は 関連し合ってています 本時の目標や学習います 本時の目標や学習内内容に応容に応じて 習得を重視したじて 習得を重視したり活用を重視したりして習り活用を重視したりして 習得得と活用のバランスをとりまと活用のバランスをとります す 教えることと考えさせるこしっかり教える学習では とを明確にして指導します 繰り返し指導をしたり 個に応 じた指導をしたりして 教えるしっかり教える学習では繰り返し指導をしたり 個にべきことを丁寧に教授し 基応じた指導をしたりして 教礎的 基本的な知識 技能の習得を図ります えるべきことを丁寧に教授し 基礎的 基本的な知識 じっくり考えさせる学習では 技能の習得を図ります 前時までに習得した知識 技能 を活用させ 思考 判断 表現すじっくり考えさせる学習では 前時までに習得した知る時間を十分にとります 識 技能を活用させ 思考 判断 表現する時間を十分にと個 ペア グループ 学級全ります 体など 学習形態を変えなが ら 言語活動を個 ペア グループ 学級生かして確全体など 学習形態を変えなかな学力の育成を目指しまがら 言語活動をす 生かして確かな学力の育成を目指し ます 日常生活に関連した問題を 意図的に位置付け 興味関心単元を通して解決したい学日常生活に関連した問題を意図的に位置付け 興味関心を習問題を設定し 興味関心をを高めます 高めます 習得知識 技能 学習を重視する 基礎的 基本的な知識 技能の習得 活用思考 判断 表現 本時は じっくり考えさせる学習を重視する 知識 技能の活用活用する力の向上 知識 技能の習得促進活用する力の向上 思考力 判断力 表現力 学習力 関係力の向上 基礎的 基本的な知識 技能の習得 日常生活への応用確かな学力 5 つの力を育てるための留意点 毎時間のねらいに沿った算数 数学的活動の充実を図る 毎時間のねらいに沿った算数 数学的活動の充実を図る 1 時間ごと 単元ごとのつながりを重視し 活用の場面を設ける 年間指導計画を工夫し 活用する力を育む問題を意図的に組み込む 時間を捻出し 活用する力を育む学習問題を意図的に組み込む 資料 4: 単元全体の授業モデル 第1時第2時第 時第 時第 時第 時第 時本時は しっかり教える 最終時活用する力を育む授業モデル (1 単位時間の指導計画 (1 ) ) 段階学習内容及び学習活動児童生徒の意識の流れ ( 活用意識 ) 指導上の留意点 ( 各視点ごと ) 気づく 5 分 つかむ 5 分 見通す 3 分 解決する 12 分 深める 15 分 広げる 5 分 中学 10 分 思考力判断力表現力 1. 前時の復習をする 小テスト フラッシュカード 2. 学習問題を把握する 問題文を読む 問題の意味をつかむ 本時のめあてを確認する 3. 解き方を予想する 自分の言葉で発表する 4. 問題を解決する 自力解決をする 5. 学び合い学習をする ペアで話し合う 集団解決をする 6. 本時のまとめをする 自分の言葉で本時の学びを書きまとめる 別の方法で確かめたり 類似問題を解いたりする すべての段階で育てるものであるが 特に書いたり説明したりする活動を重視して指導する 前の時間に習ったことを思い出したぞ 習得 今日はこの問題を解くんだな 前に習ったことを使えば解けそうだぞ 答えが出たから 解き方をみんなに伝えたい 分からないから 友達に教えてほしい 自分の解き方は合っていたぞ いろいろな解き方があるんだ さんの解き方が一番分かりかりやすいな これからは この解き方を使っていこう 今日の勉強で が分かったぞ 今日学習したことを使えば 似たような問題も解けるぞ 5 つの力を育てるための留意点 学習力 活用 うまくいきそうだ 何かおかしいな 習得活用 習得活用 習得活用 教師からの温かい言葉かけ 問題の工夫 学び合いなどが重要である 活用する力を育む問題 から 習得した知識 技能を活用すれば解けるような 少し難しい問題にしたり 日常生活との関わりが深い問題にしたりすることで 学習意欲を高めたり 活用の場面を増やしたりする 問題によって選択式 短答式 記述式など出題形式を工夫することで いろいろな答え方ができるようにする 算数 数学的活動 から 言葉や数 式 図 表 グラフなどを適切に用いて自分の考えをまとめ 相手に分かってもらうように説明させる 自力解決の時間を十分に確保し 自分の考えを書かせたり ペア学習で必ず自分の考えを説明したりする言語活動を取り入れる 数学的な思考 表現を重視する 学習評価の工夫 から 毎時間の自己評価や授業観察などをもとに子ども 1 人 1 人の実態を把握し 次時の指導に生かす 子どもの言動をよく見取り アドバイスや個に応じた支援 称賛などを意図的に行う 必要に応じてルーブリック評価を取り入れ 子ども 1 人 1 人の思考力 判断力 表現力や知識 技能について評価し それを子どもにフィードバックすることで 学習意欲の向上をねらう 関係力 資料 5:1 単位時間の授業モデル 学び合い学習で 友達との関わりを意図的に組み込む 15-5

6

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(ウ) 算数的活動の充実について 本時では 答えを求めるための考え方を言葉や数 式 線分図など自分なりの方法で論述す る 論述したことをペアまたは学級全体に説明する 本時の学習の学びを自分の言葉で記録 する の3つの算数的活動を取り入れるなど 言語活動の充実を図った 論述の場面 資料⑫ では 児童のノートに数学的な思考や表現で問題の解き方を書きまとめさせた 説明する場面 資 料⑬ では 全員が表現する場を保障するため ペア学習の中で一人45秒で 自分の考えを話 させたり 相手の考えを解釈して伝えさせたりした 記録する場面では 授業の最後に学習の感 想を書かせることで 活用するよさを実感させるようにした (エ) 学習評価の工夫について パフォーマンス評価では 授業後に児童のワークシートを回収し それに書いてある考え方を 分析することで 児童一人一人の思考力 判断力 表現力や知識 技能の習得状況を把握した 資料⑭ その際 客観的に評価するためにルーブリックを作成し活用した 作成及び活用に当 たっては 授業者一人で行うのではなく 研究員四人で協働して行うことで 評価の視点や基準 が偏らない客観的な評価になるよう工夫した 資料⑪ 授業例の一部 資料⑫ 論述の一例 資料⑬ 自分の考えを説明する活動 資料⑭ パフォーマンス評価の一例 15 9

VIEW 2009vol.2vol. Benesse

1 23 7

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5 6

1 2 3

3 0 4 5 1

(2) 個に応じる支援について パワーポイントで提示する資料を作成するこ とで 聴覚に加えて視覚からの情報も児童に与 えることを心がけた 資料⑭ 一時一動作の 短い言葉かけでスライドをテンポよく替えてい くことで 多くの児童は集中して画面を見つめ 今何をするべきか を把握して学習に取り組 んでいた また 教科書の挿絵を拡大提示した り 映し出した挿絵の余白に 児童から出た意 見を書き込んだりして 主人公の気持ちを全員 資料⑭ スライドの一部 資料⑮ ICT 活用 が理解できるよう配慮した 資料⑮ さらに 言葉以外の表現方法の活用を試み 登場人物の表情を絵で表したり 登場人物の気 持ちを色で表したりできるワークシートを作成 した これによって最終的にすべての児童が登 場人物の気持ちを言葉で表現することができる と考えた 資料⑯ (3) 全員参加型の言語活動について 資料⑯ ワークシートの一例 国語が得意なAさん 苦手なBさん その 中間のCさん という能力差のある3人グルー プを意図的に編制し 学び合いの時間を確保し た 能力差があるグループで話し合うことで 教え合う姿が見られたり 自分とは違う意見を 聞いたりすることができると考えた 学び合い の時間では 話合いマニュアルを使って自分の 考えを発表させた 資料⑰ その発表は A さん Cさん Bさんの順番で行わせた 国語 資料⑰ 話合いマニュアルを活用する場面 が得意なAさんの発表の様子を最初に見ること で Aさんをモデリングして CさんやBさん が自分自身の発表に生かすことができると考え たからである その結果 話合い活動を通して 3人の考えをまとめる時は なんでこんな顔に なったの この色にした理由は何にする などと和やかな雰囲気の中で 互いに考えを伝 え合いながら 友達とかかわる姿が多く見られ すべてのグループが自分たちの考えを書き表す 資料⑱ 3人で役割分担をして書いた考えの例 ことができた 資料⑱ (4) お互いを尊重し合う仕掛けについて 学習意欲を高めるために 授業の導入で意図 的に児童をほめる仕掛けを取り入れた ICT を活用したフラッシュ教材による漢字の読みの 復習と音読である 次々に漢字を読んだり 音 読のよいモデルを映像で見たりすることで 導 入段階で学習意欲が高まり その後の読み取り や話合いも意欲的に行うことができた 資料⑲ 1 5 18 資料⑲ ICT活用による称賛の例

21 21 32 3 32 1 24 11 30 3 26 9

22 22 0 5 10 15 20 25 30 0 5 10 15 20 25