目次H 訂正版【確定版】会議用資料【案】H30公表資料

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基本方針

病院, 診療所 大西病院 対象外部分 ( 新耐震 ) 昭和 63 年以降増築 2,878 m2 5 階以下 (RC 造部分 ) 旭川市 4 条通 丁目 2230 番 ほか 病院 Is/Iso = 0.2 (.0 ) Z= 0.8, G=.0, U=.0 建替え C TU S D = 0.0 ( 0.

耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等

建築物等震災対策事業について

第 1 章はじめに (1) 計画の目的西東京市耐震改修促進計画 ( 以下 本計画 という ) は 西東京市内の住宅 建築物の耐震診断及び耐震改修を計画的かつ総合的に促進することにより 西東京市民の生命と財産を保護し 災害に強いまちづくりを実現することを目的とする (2) 計画の位置づけ本計画は 建築

第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建

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富士市が所有する市営住宅の耐震性能に係るリスト 目 次 頁 1. 公表の趣旨 1 2. 要旨 1 3. 各別の耐震性能と富士市の耐震性能判定基準 2 4. 用語の説明 3 5. 市営住宅の耐震性能に係るリスト 4 ~ 8 6. 一般公共建築物の耐震性能に係るリスト 別掲載

栗橋西小学校管理昭和 61 年 8 月 RC 3 3,335 新耐震性あり 栗橋南小学校 ( 北校舎 ) 管理 ( 南校舎 ) ( 南校舎 ) 平成 25 年 7 月 RC 2 2,132 新 改築済 ( 耐震性あり ) 平成 9 年 3 月 RC 2 1,437 新 耐震性あり 平成 9 年 3

2ぺーじまで

H30:HP小中学校施設の耐震化の状況・学校別一覧表

2-1 防災関連施設の現状 概ねすべての施設で耐震性能を有することを確認しているが 救急告示病院につい ては 耐震性能を確認している施設は 21 施設の内 13 施設である 区分 内容該当施設施設件数 耐震性能を有することが確認できている施設件数 防災拠点施設 医療機関 避難者滞留施設 災害拠点病院

2 ヒューマックスパビリオン新宿アネックス ( 旧名地球会館 ) 歌舞伎町 -2-7 ホテル 5-6 一般財団法人日本建築防災協会による 既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 に定める 第 2 次診断法 及び 第 3 次診断法 (2009 年版 ) 非充腹材 Is/Iso.0 C TU S

2/9 学校 ( 幼稚園 ) 名久保小学校長江小学校土堂小学校 棟用途 棟面積第一次診断第二次診断改修改修後建築年月構造階数区分番号枝番 ( m2 ) 年度 Is 値年度 Is 値年度 普通 特別 管理教室棟 1 1 S8.1 R 3 2,950 旧基準 H H 屋内運動

駐車場 1 紅谷町立体駐車場平塚市紅谷町 18 番 4 15 号自動車車庫その他の自動車又は自転車の停留又は駐車のための施設で 一般公共の用に供されるもの 14 建築物の構造耐力上主要な部分が昭和 56 年 6 月 1 日以降におけるある時点の建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 並

校舎 1 S32.3 R 3 1,232 旧耐震 改修済 逸見小学校 校舎 2 S33.2 R 3 1,353 旧耐震改修済 校舎 3 S46.3 R 旧耐震改修済 体育館 S49.3 S 旧耐震 改修済 0.73

要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果 平成 30 年 4 月 20 日 建築物の耐震改修の促進に関する法律附則第 3 条第 3 項において準用する同法第 9 条の規定に基づき 建築物の所有者から報告された耐震診断の結果を公表します 2 病院又は診療所 建築物の名称 建築物の位置 1 建築物の用途

( 参考 ) 業務報酬基準の概要について ( 告示 15 号の構成 ) 建築士事務所の開設者が業務に関して請求することのできる報酬の基準を示しており 第一 ~ 第三の実費加算方法に関する項と第四の略算方法に関する項で構成されている 実費加算方法 ( 第一 第二 第三 ) 実費加算方法 : 各経費等に

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- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

これだけは知っておきたい地震保険

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横浜市のマンション 耐震化補助制度について

1 検査の背景及び実施状況 (1) 参議院からの検査要請の内容 参議院からの検査要請の内容は 公共建築物 ( 官庁施設 教育施設 医療施設等 ) における耐震化対策等に関する次の各事項である 耐震診断の状況 耐震改修の状況 東日本大震災に伴う被災等の状況 (2) 公共建築物における耐震化

第2章 事務処理に関する審査指針

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県庁周辺地域の再整備


目次 ( )

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学校名 耐震 管理 教室棟 本館 RC H,9 - - 新耐震 大社小学校 給食 プール棟 RC H, - - 新耐震 体育館棟 RC H, - - 新耐震 体育館棟 RC S C 神原小学校 教室棟北棟北側 RC S, B 教室棟北棟南側 RC S

清瀬市公共施設 ( 旧耐震基準築造施設 ) 耐震化計画の策定について 市は 平成 23 年 3 月に 清瀬市耐震改修促進計画 を策定し 平成 27 年度までの5 年間において 市内の住宅 建築物の耐震診断及び耐震改修を計画的に促進しているところである 平成 23 年度には市庁舎 平成 24 年度には

中央区耐震改修促進計画(資料編)

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耐震化整備計画の策定について

学校 雀宮中央東校舎中校舎西校舎 御幸が原北校舎 五代東校舎西校舎 ( 体育館含む ) 陽光校舎 ( 全体 ) 瑞穂台西校舎 田原北校舎 岡本西南校舎 陽北北校舎 旭北校舎 陽南北校舎 陽西北校舎 星が丘北校舎 陽

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実

(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1


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< 小学校 > 学校名川越第一小川越小中央小仙波小武蔵野小新宿小大塚小泉小月越小今成小芳野小古谷小南古谷小牛子小高階小 施設の名称 ( 呼称 ) 構造 面積 建築年度 最低 Is 最低 CTU SD 教室棟 R3 2,156m2昭和 教室棟 R3 1,170m2昭和 39 管理 特別教室

条例解説6~11条

11 高須小学校 1 浜田小学校 13 野里小学校 14 大姶良小学校 15 南小学校 16 西俣小学校 17 高隈小学校 18 大黒小学校 19 西原台小学校 1 市成小学校 高尾小学校 3 百引小学校 4 平南小学校 5 串良小学校 6 細山田小学校 特別 11 S 旧 H1 0.5

1 表紙

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

第 1 章要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果の報告 1 要緊急安全確認大規模建築物について平成 25 年 11 月 25 日の耐震改修促進法の改正により 不特定多数の者が利用する建築物及び避難弱者が利用する建築物のうち大規模なもの等が要緊急安全確認大規模建築物として規定され 平成 27 年 1

所得税確定申告セミナー

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目 次 1 はじめに 1 2 本市の取り組みと学校施設の現状 1 3 耐震化の方針 2 4 今後の対策 3 参考資料学校施設の耐震診断結果 4

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

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Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 建物概要 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 2 地盤は普通か良い 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 老朽度 診断結

論点② 不確実な地震発生予測を受けた事業者等の対応の検討

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旅館 等の予定 三浦華園 滝川市花月町 1 丁目 2 番 26 号 対象外部分 ( 新耐震 ): 客室別館 1 棟 Is = 0.10 ( 0.60 ) q = 0.42 ( 1.00 ) 4 2 棟 3 棟 Is/Iso = 0.57 ( 1.00 ) Z= 0.9, G= 1.0, U= 1.0

定期報告 耐震診断基本データ 2006 年 4 月 1 日 ~2018 年 12 月 31 日 12 年 9 ヶ月 この耐震診断基本データは前回発表時から追加された診断結果を加算し毎回発表しています 対象の住宅について 1950 年 ( 昭和 25 年 )~2000 年 ( 平成 12 年 )5 月


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によれば 旧耐震基準に基づき建設されている建物のうち 大規模な地震が発生した 場合にその利用を確保することが公益上必要な建物の所有者は 当該建物について 耐震診断を行い その結果を都道府県知事等へ報告しなければならないとされており 耐震性の向上を図る必要があると認められるときは 耐震改修を行うよう努

中央区建築物の解体工事の事前周知に関する指導要綱

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名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

目 次 1 計画策定の目的等 1 (1) 静岡市における計画策定の背景 (2) 目的 2 用語の定義 1 3 公共建築物の耐震化 構造耐震対策 2 (1) 対象 (2) 目標 (3) 実施方法 (4) 公表及び周知 3-2 非構造部材耐震対策 特定天井対策 3 (1) 対

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官庁施設の総合耐震 対津波計画基準 第 1 編総 則 第 1 章目的及び適用範囲 目的この基準は 国家機関の建築物及びその附帯施設の位置 規模及び構造に関する基準 ( 平成 6 年 12 月 15 日建設省告示第 2379 号 )( 以下 位置 規模 構造の基準 という ) 及び 国家機

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

鹿角市耐震改修促進計画 平成 21 年 11 月 鹿角市

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目次 1 目的と定義 2 2 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造における残存使用年数の目安の算定方法 3 (1) 新耐震基準の施設 3 (2) 旧耐震基準の施設 3 ア過去の耐震診断結果を活用した判断 4 ( ア ) 残存耐用年数の目安の算定 4 ( イ ) 目標使用年数の設定 4 ( ウ

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第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

No. 建築物の名称 建築物の位置 耐震改修等の予定 内容 実施時期 5 上尾市立上平北校舎 上尾市大字南 102 番地 物の耐震診断基準 に定める 第 3 次診断法 (1990 年版 ) CT SD= 上尾市立東南校舎 上尾市大字上尾村 1171 番地 2 Is/Iso=1.2 CT

鋼構造建築物の耐震診断と熊本地震

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

能代市耐震改修計画 目次能代市耐震改修計画 1 第 1 能代市で想定される地震の規模及び被害の状況 3 1 能代市で想定される地震 2 被害想定対象地区 3 被害想定結果 第 2 住宅 公共建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標 4 1 住宅の耐震化の現状と目標設定 2 市所有特定建築物の耐

北上市住宅・建築物耐震化促進計画

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病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

資料 5 公共施設更新コスト試算 1 試算ケース ケース1: 旧耐震基準のうち 築 60 年以上は建替え それ以外は大規模改修 新耐震基準は老朽箇所修繕 耐用年数を 60 年と想定した場合 旧耐震基準の施設のうち 築 60 年以上の施設は 築 60 年が経過した施設から建替える 建替え対象以外の旧耐

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

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第2章

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 称印 登録年月日及び登録をした者 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 登録を受けた都道府県 ( 二級建築士又は木造 ) 合格通知日付又は合格証書日付 合格通知番号又は合

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平成28年熊本地震八次調査報告(HPアップ版v3)反映

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建築物の名称南中学校 (2 号棟 ) 城西中学校 (2 号棟 ) 天保山中学校 (1 号棟 ) 福平中学校 (17 号棟 ) 桜島中学校 (1 号棟 ) 西紫原中学校 (1 号棟 ) 松元中学校 (3 号棟 ) 緑丘中学校 (1

伊勢原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例 ( 素案 ) 伊勢原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例 ( 昭和 63 年伊勢原市条 例第 5 号 ) の一部を次のように改正する 別表第 1に次のように加える 横浜伊勢原線沿道地区 都市計画法第 20 条

イメージ図 ( 医療施設の場合 ) イメージ図 ( 誘導施設 : 地域医療支援病院の場合 ) 5 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 108 条並びに都市再生特別措置法施行令第 35 条 第 36 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令

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耐震診断を応援します

1 保育所施設の耐震化について 保育所施設は 多くの乳幼児等が一日の大半を過ごす生活等の場であり 地震や災害等の発生時には地域住民の福祉避難所 ( 一部の保育所施設を除く ) としての役割も担っています また 災害発生時においては 乳幼児の人命を守るとともに 被災後の保育の早期再開を可能とするため

Transcription:

福島県県有建築物の耐震化の状況について 1 公表の目的 P1 2 公表する県有建築物 P1 3 建築物の耐震診断の基準 P2 4 平成 29 年度に実施した耐震改修 P3 5 県有建築物の耐震化の状況 P3 6 今後の対応について P4 7 県有建築物の棟別の耐震診断結果等について P4 8 本公表に関する問い合わせ先 P4 < 参考 > 1 防災上重要建築物及びその他の特定建築 物の区分による耐震化の現況 P5 2 用語の説明 P6 平成 30 年 4 月 26 日 県有建築物保全推進連絡会議

福島県県有建築物の耐震化の状況について 平成 3 0 年 4 月 2 6 日県有建築物保全推進連絡会議 1 公表の目的 県有建築物は 防災拠点施設としての庁舎等 避難施設としての学校 緊急医療施設としての病院など その多くが災害復興対策の拠点施設となります このため 県ではこれらの防災上重要な建築物について 平成 8 年より耐震診断や耐震改修等を進めてきたところです また 建築物の耐震改修の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) により平成 19 年に 福島県耐震改修促進計画 を策定するとともに 県有建築物の実施計画である 福島県県有建築物の耐震改修計画 ( 以下 本計画 という ) をまとめ 計画的な耐震改修を推進してきました 本計画では [ 防災上重要建築物 ] と [ 特定建築物 ] のうち 昭和 56 年以前に建築された旧耐震基準による県有建築物の耐震化の進捗状況について 毎年度末の状況を速やかに公表することとしています この公表は 耐震化の進捗状況 今後の対応について 県民の皆様にご理解をいただくとともに 災害時における安全 安心の確保と情報の共有を図ることを目的として行うものです 今般 平成 29 年度に実施した耐震改修等の結果がまとまりましたので 平成 30 年 4 月 1 日時点での耐震化の状況を公表します 2 公表する県有建築物 1 県の地域防災計画で指定された 防災上重要建築物 936 棟 ( 防災拠点施設 避難施設 緊急医療施設 ) 2 法第 14 条に規定する不特定多数が利用する建築物であって 一定規模以上のもの ( 以下 特定建築物 という ) 493 棟 計 1429 棟 1 福島県耐震改修促進計画 では公営住宅も耐震化の対象としていることから 全ての県営住宅について上記 1 2 とは別に末尾 ( 別表 2) に一括して公表します 2 棟数は 新築 解体 用途廃止等により 毎年増減します 3 使用停止中の建築物 ( 計 37 棟 ) については 耐震化率の算定対象には含めずに 東日本大震災前の耐震性能を別表 1 に括弧書きで掲載しています - 1 -

3 建築物の耐震診断の基準 旧耐震基準の建築物について 以下の基準のいずれかにて耐震診断を行っています 1 鉄筋コンクリート造 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 ( 財団法人日本建築防災協会 ) 2 鉄骨造 既存鉄骨造建築物の耐震診断指針 ( 財団法人日本建築防災協会 ) 屋内運動場の耐震性能診断基準 ( 文部科学省大臣官房文教施設企画部 ) なお これらの基準等で診断した建築物の構造耐震指標値 (Is) により 耐震性能を下表のように 4 つのランクに判定しています ランク 建築物の構造耐震指標値 構造耐力上主要な部分の地震に対する安全性 判定 (Is) ( 耐震性能 ) A Is Iso 大地震 2の震動及び衝動に対して倒壊し 又は 崩壊する危険性が低い B Iso>Is 0.6 1 大地震の震動及び衝動に対して倒壊し 又は 崩壊する危険性が低いが 施設機能 3が確保できないおそれがある C 0.6 1>Is 0.3 1 大地震の震動及び衝動に対して倒壊し 又は 崩壊する危険性がある D 0.3 1>Is 大地震の震動及び衝動に対して倒壊し 又は 崩壊する危険性が高い ( 注 ) 1 財団法人日本建築防災協会 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準の第一次診断法による場合は 0.6 を 0.8 と 0.3 を 0.4 と読み替えて適用する 2 大地震とは 建築物の耐用年限中に一度は遭遇するかも知れない地震であり 震度 6 強から震度 7 を想定しています 3 施設機能とは 大地震後 当該建築物が大きな補修をすることなく防災活動 避難 救護活動 医療活動等の拠点として使用できることをいいます 新耐震基準の建築物は 耐震診断の必要がありません - 2 -

4 平成 29 年度に実施した耐震改修 計 6 棟の耐震改修を実施しました 単位 : 棟 分類 ランク C A D A 計 庁舎 1 2 3 学校 2 0 2 病院 0 0 0 その他 1 0 1 計 4 2 6 その他 : 居住施設 福祉施設 集会施設等 5 県有建築物の耐震化の状況 平成 30 年 4 月 1 日時点の耐震化率を下記のとおり公表いたします なお 次の 1 に該当する建築物は耐震化率の算定には含めておりません 1 原発事故による避難指示区域の指定等により使用停止となったもの (37 棟 ) 1 に該当する建築物は別表 1 の備考欄に使用停止中と記載 (A ランク +B ランク + 新耐震基準の建築物 ) 1 を除く耐震化率 = ( 旧耐震基準の建築物と新耐震基準の建築物の計 ) 1 を除く 722+18+661 1401 = = = 98.0% 768+661 1429 平成 30 年 4 月 1 日時点の耐震化率は 98.0% となり 平成 32 年度末の耐震化率目標値である 98% 以上を前倒しで達成しました 平成 30 年 4 月 1 日時点 単位 : 棟 耐震性能 旧耐震基準 新耐震 合計 耐震化率 分類 A B C D 計 基準 (%) 庁舎 52 7 9 9 77 76 153 88.2 学校 443 10 2 0 455 224 679 99.7 病院 7 0 0 0 7 6 13 100.0 その他 220 1 8 0 229 355 584 98.6 計 722 18 19 9 768 661 1429 98.0-3 -

6 今後の対応について対象建築物すべての耐震化を進めてまいります 7 県有建築物の棟別の耐震診断結果等について (1) 県有建築物の棟別の耐震診断結果等のリスト ( 別表 1) ( 特定建築物である県営住宅を含む ) (2) 全ての県営住宅の棟別の耐震診断結果等のリスト ( 別表 2) 8 本公表に関する問い合わせ先 別表の 管理部局 欄に記載された部局毎に 以下のとおりです (1) 全体集計に関する内容県有建築物保全推進連絡会議事務局土木部営繕課 (024-521-7530) (2) 各施設に関する内容 次の各施設の各部局等 1 総務部 総務課 (024-521-7026) 総務部のうち県庁舎 合同庁舎 職員公舎に関する内容 施設管理課 (024-521-7080) 2 危機管理部 危機管理課 (024-521-8652) 3 企画調整部 文化スポーツ局文化振興課 (024-521-7179) 文化スポーツ局のうち海洋科学館に関する内容 生涯学習課 (024-521-7784) 4 生活環境部 生活環境総務課 (024-521-7156) 5 保健福祉部 保健福祉総務課 (024-521-7217) 6 商工労働部 商工総務課 (024-521-7269) 7 農林水産部 農林総務課 (024-521-7382) 8 土木部 土木総務課 (024-521-7454) 土木部のうち県営住宅に関する内容 建築住宅課 (024-521-7519) 9 病院局 病院経営課 (024-521-7229) 10 教育庁 財務課施設財産室 (024-521-8231) 教育庁のうち図書館 美術館 博物館 自然の家に関する内容 社会教育課 (024-521-7788) 11 警察本部 会計課 (024-522-2151) - 4 -

< 参考 > 1 防災上重要建築物及びその他の特定建築物の区分による耐震化の現況 平成 30 年 4 月 1 日時点 単位 : 棟 区分 新耐震基準 旧耐震基準 建築物数 耐震性有 耐震化率 の建築物 うち耐震性有 4 建築物数 5 (%) 1 2 3 (1+2) (1+3) 5/4 防 防災拠点施設 86 災 73 68 159 141 88.7 上 避難施設 500 重 260 496 760 756 99.5 要 緊急医療施設 11 建 6 11 17 17 100.0 築 小計 597 物 339 575 936 914 97.6 その他の特定建築物 171 322 165 493 487 98.8 合計 768 661 740 1429 1401 98.0 3は旧耐震基準のうちAランクとBランクの合計 - 5 -

2 用語の説明 (1) 防災上重要建築物は 下表に該当する建築物です 構造体を中心とする耐震安全性の分類目的別に安全性を確保する分類 防災連絡通信 活拠点動指令等 防施設災拠点として (a 類 ) 諸機能の確保を必要とする施設避難被災住宅の避施設難場所として (b 類 ) の期待を担う特定施設緊急緊急時の医療医療活動施設施設 (c 類 ) 特に構造体の耐震性能の向上構造体の耐震性能の向上を図るを図るべき施設べき施設 (Ⅰ 類 ) (Ⅱ 類 ) 災害対策本部を設置する災害対策本部の指令 命官公庁令により活動する官公庁 aⅠ bⅠ cⅠ ア 県庁舎 aⅡ イ 県合同庁舎 又は特定業務を行う施設ア県の出先庁舎 ウ市町村役場 ( 県合同庁舎を除く ) エ警察署イ市町村の分庁舎 オ 消防署 ウ その他これに類する施設 カ 保健所 キ その他これに類する 重要施設 市町村地域防災計画に位 置づけられている施設 ア 県立高等学校 bⅡ イ 公立の小学校 中学校 ウ 公立の公民館 集会所 副次的に避難施設として役割を担う施設ア県立及び私立高等学校 イ公立の小学校 中学校ウ公立の公民館 集会所 エ 公立体育館 エ 公立の社会福祉施設等 オ その他これに類する施設 緊急時等に医療活動の責務を有する施設ア県立病院 cⅡ 緊急時等に医療活動の責務を有する施設ア民間病院 イ診療所ウその他これに類する施設 ( 備考 ) 1 県有建築物の対象棟は建築基準法第 6 条第 1 項第 2 号 同第 3 号による建築物の規模となるものを対象としている ただし 県立学校については校舎 ( 特定建築物とこれに接続する棟を含む ) 屋内運動場及び寮( 寄宿舎 ) を対象としている 2 本計画における県有建築物の 居住施設 については 特定建築物であるものを対象とし 居住施設 を防災上重要建築物に含めていない - 6 -

(2) 特定建築物は 法第 14 条の規定による不特定多数の者が使用する一定規模以上の建築物であって 新耐震基準及び特定既存耐震不適格建築物を含み 県有建築物は主に下表に該当する建築物となります 用途規模 盲学校 聾学校 特別支援学校上記以外の学校病院 診療所共同住宅 寄宿舎事務所博物館 美術館 図書館郵便局 保健所 税務署その他これらに類する公益上必要な建築物体育館 ( 一般公共の用に供されるもの ) 階数 2 以上かつ1000m2以上階数 3 以上かつ1000m2以上階数 3 以上かつ1000m2以上階数 3 以上かつ1000m2以上階数 3 以上かつ1000m2以上階数 3 以上かつ1000m2以上階数 3 以上かつ1000m2以上階数 1 以上かつ1000m2以上 (3) その他の用語の説明 新耐震基準の建築物 ( 以下 新耐震基準 ) 旧耐震基準の建築物 ( 以下 旧耐震基準 ) 特定既存不適格建築物 Is ( 建築物の構造耐震指標値 ) Iso 構造耐力上主要な部分 RC SRC S W 昭和 56 年 6 月 1 日に施行された建築基準法施行令の耐震関係規定の基準により建設した建築物 ( 建築物の耐用年限中に一度は遭遇するかも知れない程度の地震 ( 震度 6 強 ~7 程度 ) に対し 建築物の柱 壁 梁 斜材などに部分的なひび割れ等の損傷を生じても 最終的に崩壊からの人命の保護を図るもの ) 上記以前の基準により建設した建築物 法第 14 条に規定される旧耐震基準の建築物であって政令で定める用途 規模以上の建築物 建築物の構造体の耐震性能をあらわす指標値 想定した地震動レベル ( 震度 6 強程度を想定 ) に対して建築物が所要する耐震性能が安全であるために必要とされる指標値 柱 壁 梁 斜材などで建築物の自重 積載荷重 積雪および地震などの衝撃や振動を支えるもの 鉄筋コンクリート造鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造木造 - 7 -