1354 CHEMOTHERAPY OCT. 1974
VOL. 22 NO.8 CHEMOTHERAPY
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CHEMOTHERAPY 1358 Fig. 1 Case 13 Abdominal Fig. Case Left 2 13 thigh 450万, WBC 5400, GPT 5, 3, CCLF(-),1.DH 副 作 用:み before eruption RBC TTT eruption before 尿 所 見:IE常,GOT I8, 264でIll常 症 例21 Case 13 Abdomen, 4 days after Fig. 4 Case 13 Left 4 days after VG軟 効 現 病 歴:昭 3 和47年10月 末,両 月,女 大 腿 に 大 豆 大 の水 庖 医 に て"と び ひ"と 419万, 14.3, 面 は 全体 に 粗 糠 様 か ら小 葉状 の 落 屑 を と もな BSG 着 を み る 両 限 瞼 部 は 浮 腫 あ り眼 瞼 結 膜 は 強 く 充 血 し 膿 LDH 幹(特 に 腰 背 か ら界 治 療 と 経 過1入 院 後,CEP 12, GPT 5, 266, 効 果 判 定:有 286, /dl,rbc /2h,尿 TTT LDH /2h, TTT O05gを1日1回5日 12.89 20 / 1h 34 31/lh 60 2, 所見 BUN l3.8, 2, BUN 筋 注後 432万,WBC 正 常,GOT RBC 尿 所 見: 8800, 10, GPT 5. CRP(-) とめ な い 効 左 大 腿 部 で ニ コル ス キ ー 現 象 が み と め ら れ た 膿 性 分 泌 物 か らStaPh. を 分 離 し た 体 温39.2 後ほぼ健常な皮 12. 69 /d1, BSG CRP( ) CEP 副 作 用:み 漫 性 浮 腫 性 紅 潮 と 部 分 的 に 大 小 の 歴 欄, 結 痂 局 面 が み ら れ る((Fig,5,6,7,8) IO, 200, (11月12日)Hb の と こ ろ ど こ ろ に廉 欄 形成 お よび 痂 皮 付 に 大 腿),脇 日 に は 下 熱 し.水 院 時(11月5日)Hb WBC 正 常,GOT 部 に か け て),欄 ンデ ロン 腫 性 紅 潮 も急 速 に 消 槌 次 鱗 屑 が 除 去 さ れ,8日 検 査 所 見:入 してアイ 救 急 入院 し た 性 分 泌 物 を み る 四 股(特 内 服,リ 膚 に 復 し た(Fig.9,10,11,12) ロ ゾ ン 内 服 と 外 用 療 法 を 受 け た が 軽 快 せ ず,ll月5日 現 症:顔 ラ ラ ミ ン3mgの 膏 塗 擦 に て 加 療 し た と こ ろ,翌 し.菌(-),漸 1才7ヵ お よ び 慶 欄 が 数 個 生 じ,某 つ て 潮 紅 し,そ thigh, 庖 あ る い は 膿 庖 の 新 生 も な く,浮 患者 1974 Fig. ド ロ ン1.0mg,ポ とめ ない 効 果 判 定:有 OCT. III. aureus 抗 菌 試 験 治 験 症 例 の 皮 膚 病 巣 部 か ら分 離 され た 菌 は ほ と ん ど が 0.5g1日1回 筋 注,デ StaPh.aureUSで カ 46 起 炎 菌 と考 え られ る 他 に 少数 例 に お い
VOL 22 NO. Fig. 5 `8 CHEMOTHERAPY 8 Case 21 てStaPh.epidermidisと が,前 Eruption before Fig. グ ラ ム陰 性 桿菌 が 分離 され て い る 者は 病 原 性 が あ る とみ な して よい と思 わ れ るが 後 Disc法(一 対 す る 各 種 抗 生 物 質 の 感 受 性 は1濃 部3濃 度Disc法 に よ る)でTable2に 度 示す 病 巣 分 離 菌 に 対 す るCEPの お よ びStaPh.epidermidisに 抗 菌 試 験 はStaPh.aureus つ い て だ け 行 な つ た な お, 治 験 対 象 症 例 以 外 の 膿 皮 症 の 病 巣 分 離 菌 のStaPh.aureUS, StaPlt.epidermidis,Pseudomonas な つ た infusion,e.coli 方 法 はAgar-streak agarを Ca-e 21 8 days after 性 膿 皮症 が 少 な か つ た こ とが 高 い有 効 率 を 挙 げ た 理 由 で あ る と考 え られ る 膿 皮 症 に対 す る抗 生 物 質 の 全 身 的 投 る とか な らず し も有 効 で な くむ しろ 無 効 の こ と が 多 い (急性 増 悪 は 別 と して)の を著 者 らは 経験 して い る す な わ ち従 来 の 抗 生 物 質 の治 験 に お い て慢 性 膿 皮 症 は 無 効 と お りで あ つ た StaPh.aureua209P 9 `12 与 の 効果 は 急 性 の 場 合 か な り有 効 で あ つ て も,慢 性 と な 者 の 病 原 性 は 不 明 で あ る 治 験 症 例 の 病 巣 部 分 離 菌(全 例 で は な い が)に 1359 aeruginosa.さ NIHJの らに標 準 株 抗 菌 試 験 も併 せ 行 methodで 培 地 はHeart 用 い た こ の 結 果 はTable3に 示す と の場 合 が 多 か つ た 慢 性 膿 皮 症 は病 因 を 単 に 細 菌 感 染 と い う1因 だ け に 帰 せ られ な い か らで あ る さ て 第21例 の 剥 脱 性 皮 膚 炎 に 対 して 著 効 を 呈 した の は 注 目に 値 す る わ れ わ れ はCephalospor三n系 と くにCephaloridinな 1,2回 の注 射 で劇 的 に 治 癒 に 向か わ せ た こ とを 何 度 か 経 験 し てい る が,第21例 と は い え,CEPも お りで あ る IV. 考 抗生 物 質, どで 小 児 の重 症 の膿 皮症 を 僅 か も他 の併 用 療 法 が 当 を 得 て い た や は りCephalosporin系 抗 生物 質 の よ い 面 を 有 して い る とい つ て よか ろ う しか しCEP 察 は 皮 膚 科 領 域 に お い て しぼ しば み られ る軽 症 の膿 皮症 に 治 験 対 象 症 例 は ほ と ん ど膿 皮 症 で あ る が,有 効 率87.5 %と 極 め て 高 い 有 効 性 を 示 した これ は 今 ま で 著 者 ら 対 して は,と くに選 択 的 に 使 用 した 印 象 を持 つ て い な い 抗 菌 力 に つ い て は,膿 皮 症 の病 巣 部 か ら分 離 した 化 膿 が 皮 膚 科 領 域 に お い て 種 々 の抗 生 物 質 の 治験 を 行 な つ て 菌 に 対 す るCEPの 得 られ た 成 績 の い ず れ よ りも良 い に 示 す よ うに,StaPh.aerreusで CEPが しか し こ の結 果 は 膿 皮 症 に 対 し 極 め て よ く効 く と い う こ と を 表 わ し て い る の で は な い 今 回 のCEPの 治 験 対 象 症 例 は慢 0.78mcg/mlの mcg/mlか 最 小 発 育阻 止 濃 度(MIC)はTable3 は 0.19mcg/mlか 間 に,Staph.epidermidisで ら0.39mcg/mlの ら は 0.19 間 に 分 布 して お り,皮 膚 科
CHEMOTHERAPY Table 2 Sensitivity of various antibiotics to the organisms isolated from foci
VOL. 22 NO. 8 CHEMOTHERAPY Table 3 Results of antibacterial activity of CEP Note: Figures in parenthesis indicate the number of strains isolated from foci of cases tested. 1) R.C. GORDON, et al.: Laboratory and pharmacologic studies of BL-P 1322 in children. Corr. Ther. Res. 13 (6) 398-406 (1971)
CHEMOTHERAPY OCT. 1974 TREATMENT OF DERMATOLOGICAL CASES WITH SODIUM 7-[12-(4-PYRIDYL-THIO)-ACETAMIDE]-CEPHALOSPORINATE TARO KAWAMURA Department of Dermatology, Tokyo University School of Medicine TAKANORI TOMIZAWA Department of Dermatology, Kanto-Rosai Hospital KIYOHIRO TAKIZAWA Department of Dermatology, Tokyo University School of Medicine Thirty-two cases were treated with systemic cephapirin. The majority of them were acute primary pyoderma, a few of them being acute secondary pyoderma, infected atheroma for instance. Cephapirin was more or less effective in 28 cases (87.5%) out of 32 cases treated. Thus, cephapirin was estimated to be effective in acute pyodermic conditions. The survey with strains from pyodermic lesions have proved the MIC of cephapirin to be between and 0.78 mcg/ml for Staph. aureus and between 0.19 and 0.39 mcg/ml for Staph. epidermidis. Except for one case, no untoward effect was encountered with our dosage not moreth an 0.4 g daily and not longer than 8 days.