中・高 <運動の領域>

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

エキスパート養成 指導案

小学校第 6 学年 体育科学習指導案 C 陸上運動 ( ア 短距離走 リレー ) 日 時 平成 30 年 6 月 7 日 ( 木 ) 第 6 校時 場 所 運動場 学 年 第 6 学年 ( 男子 6 名, 女子 4 名, 計 10 名 ) 単元名 挑め! 自己新記録 ~ 弾んで! 前へ! リズムよく

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新潟市立亀田西中学校

Microsoft Word - ○指導計画例(高校:ソフトボール)

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2 単元について (1) 生徒観 1 学期末の生徒アンケート (16 名実施 ) から 保健体育が好きだ 10 名 (63%) 学びがいがある 8 名 (50%) よくわかる 10 名 (63%) である ほぼ半数の生徒が体育には肯定的な考えをもっている 平成 28 年度新体力テストの結果より 50

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

表紙(中学校)単独

Microsoft Word - ☆【指導主事修正】H21推薦指導案(小学校体育)

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

< 体力テストの結果 > ( 全国平均は平成 4 年度 は全国平均以下を示す ) 握力上体起こし長座体前屈反復横跳びシャトルラン 50m 走立ち幅跳びソフトボール投げ 学級男子 7.kg 0.6 回 34.5cm 45.3 回 58.6 回 9.4 秒 55.9cm 6.m 全国男子 6.7kg 9

うになるために, いろいろな走 跳の運動遊びを行い, 単元の最後に 海田東小オリンピック を開催するゴールを設定する 走の運動遊び では, いろいろな方向に走ったり, 障害物を用いたりしてリレー遊びを行う その際, 方向を変えて走るときや障害物を走り越すときにはどのように体を動かすとよいかを考えさせ

指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

集団対集団での攻防を繰り返しながら 得点を取り合い勝敗を競うことを楽しむ運動である 自分たちで作戦を考え 協力してシュートをすることが楽しい運動である 自分が思う通りにボールを動かせるようになることが楽しい運動である イ児童から見た特性 勝つことが楽しい運動である シュートが決まると嬉しい運動である

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走の運動遊び では, いろいろな方向に走ったり, 障害物を用いたりしてリレー遊びを行う その際, 方向を変えて走るときや障害物を走り越すときにはどのように体を動かすとよいかを考えさせる また, 障害物の置き方や間隔を変えることによって, リズムよく走り越すことができることを体験し, 体を操作して走る

第6学年体育科学習指導案

(3) 生徒観本クラスは 全体的に明るく活発で 指示されたことには素直に取り組む生徒が多い また 準備や片付け等も用具係や体育委員を中心に自主的に行う様子が伺える しかし ちょっとした困難にぶつかったり おもしろくないと感じるとすぐに投げ出してしまう生徒もいる また 運動能力や体力についてはやや差が

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学習活動における具体の評価規準関心 意欲 態度 思考 判断 運動の技能 知識 理解 1 基本的な技術の練習に意欲を持って取り組み, 作戦を立てて勝敗を競い合うバスケットボールの楽しさや喜びを味わい, 授業に主体的に取り組もうとしている 2 怪我をさせるようなファールは慎み, フェアプレイを心がけてい

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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5 本時の学習 (5/6 時間 ) (1) ねらい 技能 体を移動したり 用具を操作したりすることができる 態度 運動に進んで取り組み きまりを守って仲良く運動し場や用具の安全に気を付けることができる 思考 判断 運動遊びの行い方を知り 友達のよい動きを見付けることができる (2) 展開主な学習活動

Taro-711.器械運動C.jtd

保健体育科学習指導案 平成 26 年 6 月 19 日 ( 木 ) 第 4 校時体育館 第 3 学年 3 4 組男子 25 名女子 12 名 羽生市立西中学校教諭飯塚賢明 1 単元名球技バレーボール ( ネット型 ) 2 運動の特性 (1) 一般的特性バレーボールはネット型の種目で ネットを境に相対

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

保健体育科学習指導案

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< 自己と 事象 とのつながり> 題材との出会いの場面において, やってみたいという思いや, どのようになっているのかなどの知的欲求を刺激するように, 実際の小物や写真などを提示し, 自分の生活を豊かにする楽しい小物について具体的なイメージを完成予想図として描き表していく そうすることで, 事象 (

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

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Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

わうことができるよう, ための課題に応じた運 通して, 勝敗を競った ち, 技の名称や行い方, 公正, 協力, 責任などに 動の取り組み方を工夫 り, 攻防を展開したり, 伝統的な考え方, 各領 対する意欲をもち, 健康 している また, 体力 表現したりするための 域に関連して高まる体 安全に留意

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

○数学科 2年 連立方程式

5 指導観 (1) 単元観 一般的特性水泳は 多くの生徒が 夏季の学習として楽しみにしており 高等部卒業後にも生涯を通じて継続が可能な身近な運動である 水の浮力を利用したり 水の抵抗に逆らったりしながら 自己の身体を水中で思うように操作することが楽しい運動である また 水中で身体を動かすことを楽しむ

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様式 Ⅰ 平成 28 年度オリンピック パラリンピック教育推進校 事業実施報告書 学校名 井手町立泉ヶ丘中学校 全校児童 生徒数 154 名 テーマ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 当てはまるもに 複数可 Ⅰ スポーツへの誘い自己肯定感の醸成 Ⅱ 障害者や高齢者への理解共生社会の形成 Ⅲ スポーツへの関心や競技

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

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研究との関わり 自主的 主体的な課題解決や協同的な課題解決を進めることができるよう, 課題設定の在り方や振り返りの在り方の支援を表すと, 以下のようになる 課題設定の在り方 振り返りの在り方 自主的 主体的な課題解決のために 個に応じた段階的に取り組める課題自分の力に合った課題解決を目指すことができ

20情報【授業】

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

平成 27 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 28 年 3 月 四條畷市教育委員会

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

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Taro-9j3.jtd

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

Taro-【HP用】指導案.jtd

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)


活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

第4学年算数科学習指導案

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

中学校保健体育科シラバス 3 年間のねらい学習目標本校の体育は6 年間一貫教育をふまえて 中学 1 年 2 年においては基本技能を学び 安全に体育を実施していく基礎作りを行う また 中学 3 年 高校 1 年においては中学 1,2 年で学んだ基本技能を基に応用技能を身につけ さらに高度な身体運動 ス

国語科学習指導案様式(案)

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

16体育【授業】

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

教科【    】 内容および観点別の分析

平成25~27年度間

Microsoft Word - 中学保健体育(宮前中 下館文雄、伊豆倉明子先生)

リシナ 0 準備 広さにと児童数に応じたコース ~ コースを作成 A スタート線 ゴール線 B スタート ( ゴーダッシュライン ) とコーン まてまてタッチ の進め方 これから まてまてタッチ を行います まず 走るのがだいたい同じ位の人と 人組を作ります 8 まてまてタッチ の説明 人組ができた

評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

Taro-6学習指導案(事例①小学校

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

6 年体育科実践事例 1. 単元走り高とび ( 陸上運動 ) 2. 指導時期 4~5 月 3. 目標 助走のリズムやスピードを生かして力強く踏み切って バランスよく跳 び ひざを柔らかく曲げて着地することができる ( 運動 技能面 ) 互いに協力して安全に練習や競争ができるようにするとともに グルー

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

て, 全員トライを達成させるために, 自分たちでルールを工夫していくことも考えさせたい 習得したことを生かす段階では, それぞれのチームがこれまでの学習で得たものを生かし, チームのめあてをもって チャレンジカップ を行う パスをつないでトライした場合や全員がトライにチャレンジした場合, 全試合を通

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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() 態度 思考 判断に関する学習体験状況 学期に体つくり運動やボール運動 ( 型 キャッチバレーボール ) の学習を行ったところ 個人としては めあてをもち その解決方法を考え 練習したり振り返ったりする流れをつかむことができてきた しかし 学習のねらいやチームの特徴に応じためあてを立てたり 具体

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4 生徒の実態 (3 組 17 名 4 組 16 名 計 33 名 ) ( アンケート集計 3 組 15 名 4 組 15 名 計 30 名 ) 関心 意欲のアンケート 問 1. 体育の授業は好きですか 大好き 好き 普通 嫌い 大嫌い 4 名 12 名 8 名 6 名 0 名 問 2. バスケット

鈴谷小学校

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[ 中学校男子 ] 1 運動やスポーツをすることが好き 中学校を卒業した後 自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたい 自分の体力 運動能力に自信がある 部活動やスポーツクラブに所属している 3 運動やスポーツは大切 [ 中学校女子

Transcription:

第 学年保健体育科単元学習指導評価計画学校名高槻市立第九中学校授業者名加藤慎司学級 年 組 ( 36 名 ) 場所グラウンド実施月日平成 9 年 9 月 8 日 ( 金 ) 実施時限 5 限目 (3:35~4:5) 単元名陸上競技短距離走 リレー 単元設定の理由 () 教材観陸上競技は 走る 跳ぶ 投げる などの運動で構成され 記録に挑戦したり 相手と競争したりする楽しさや喜びを味わうことのできる運動である 短距離走 リレーでは 自己の最大スピードを高めたり スピードを生かしたバトンパスでリレーをしたりして 個人やチームのタイムを短縮したり 競走したりできるようにする () 生徒観 5 月の体力テストで50m 走を実施したが 腕や足のリズムがうまく取れていない生徒が多いと感じられた 筋力や体力だけの問題ではなく 体の使い方 動かし方に課題があるように思われる 特に女子は腰の位置が低くなって走っている生徒が多い また腕を横に振っている生徒も多くいる状況である 男子は 脚力はあるが足が流れてしまい 上手く推進力を得られていない生徒が多く見受けられた (3) 指導観運動能力の高い生徒とそうでない生徒で意欲 関心に差が表れやすい単元であるが 記録の速さではなく フォームや自己の課題への取り組み方を評価することにより 誰もが意欲を持って取組める単元としていきたい スタートのフォームや中間疾走での上体や脚の動かし方などを分かりやすく指導できるように練習内容を工夫していきたい また自己の走り方と仲間の走り方を比較することや グループでお互いの走り方を見合うことで 自己の課題を発見し そこから練習方法を選び 記録の向上に取り組むようにしていきたい 3 単元目標 () 短距離走 リレーでは 滑らかな動きで速く走ること 長距離走では ペースを守り一定の距離を走ること ハードル走では リズミカルな走りから滑らかにハードルを越すこと () 陸上競技に積極的に取り組むとともに 勝敗などを認め ルールやマナーを守ろうとすること 分担した役割を果たそうとすることなどや 健康 安全に気を配ることができるようにする (3) 陸上競技の特性や成り立ち 技術の名称や行い方 関連して高まる体力などを理解し 課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする

4 単元の評価規準 ( : 第 学年 : 第 学年 ) 運動への関心 意欲 態度 陸上競技の学習に積極 的に取り組もうとして いる 勝敗などを認め ルール やマナーを守ろうとし ている 分担した役割を果たそ うとしている 仲間の学習を援助しよ うとしている 健康 安全に留意してい る 運動についての思考 判断 技術を身に付けるため の運動の行い方のポイ ントを見付けている 課題に応じた練習方法 を選んでいる 仲間と協力する場面で 分担した役割に応じた 活動の仕方を見付けて いる 学習した安全上の留意 点を他の練習や競争場 面に当てはめている 運動の技能 短距離 リレーでは 滑 らかな動きで速く走る ことができる 運動についての知識 理解 陸上競技の特性や成り 立ちについて 学習した 具体例を挙げている 技術の名称や行い方に ついて 学習した具体例 を挙げている 陸上競技に関連して高 まる体力について 学習 した具体例を挙げてい る 5 学習活動に即した評価規準運動への運動についての関心 意欲 態度思考 判断 陸上競技の学習に積極 的に取り組もうとして いる 勝敗などを認め ルール やマナーを守ろうとし ている 3 仲間の学習を援助しよ うとしている 技術を身に付けるため の運動の行い方のポイ ントを見付けている 課題に応じた練習方法 を選んでいる 運動の技能 短距離 リレーでは 滑らかな動きで速く走ることができる 運動についての知識 理解 陸上競技の特性や成り 立ちについて 学習した 具体例を挙げている 技術の名称や行い方に ついて 学習した具体例 を挙げている 6 指導と評価の計画 (0 時間 ) 時ねらい 学習活動関思技知 評価方法 ねらい : 単元の見通しを持ち 陸上競技の特性や成り立ちを理解することができる 学習の重点 単元の見通し ( 評価について ) 陸上競技の特性や成り立ち. 集合 ( 体育館 ) 整列 点呼 単元の見通しについて 達成目標 ( 評価 ) について 陸上競技の特性と成り立ちについて 走る 歩く 跳ぶ 投げることを競い合うスポーツ 古代オリンピック 現代 3 短距離走のスタートの歴史について ( 特性と成り立ちについて ). レディネステスト 準備体操

50m のタイムを測定 0m ごとのラップタイムを測定 3. 本時の振り返り (50m の記録 ラップタイムを記入 ) ねらい : クラウチングスタートの方法を理解し 自分にあったスタートを見つけることができる 学習の重点 自己に合ったスタートの正しい姿勢の練習. 短距離走の基本技術 ( 歩き方 走り方 ) について練習 大股歩行 もも上げ歩行 3 もも上げダッシュ 3. クラウチングスタートについて説明 3 種類のクラウチングスタートについて 4. クラウチングスタートの練習 二人組で 3 種類のスタートを行う ( チェック活用 ) 自己に合ったクラウチングスタートを見つける ( 足長型.5 足長型 足長型 ) 5. 自己に合ったクラウチングスタートから加速の練習 6. 本時の振り返り 3 自己に合ったクラウチングスタートについて記入 ねらい : 中間疾走からフィニッシュまでの腕振りと上体と脚の動きを理解し 理解したことを意識して練習することができる 学習の重点 中間疾走での腕振りと上体と脚の動き 3. 基本技術の練習 大股歩行 もも上げ歩行 3 もも上げダッシュ 3. クラウチングスタートと加速の練習 二人組で練習 スタートから加速の練習 4 中間疾走 フィニッシュについて説明 腕振りと上体と脚の動き ゴール地点までの全力疾走 練習の行い方について 5 中間疾走の練習 ギャロップ バウンディング 加速走 6 本時の振り返り 走り方の自己評価を記入 ( 3)

ねらい : 自己の振り返りと仲間からの指摘を手掛かりに 自己の課題を見つけることができる 学習の重点 グループでお互いの走り方をチェックしあう 自己の走り方の課題を見付ける 4 本時. 基本技術の練習 ( 一斉練習 ) 大股歩行 もも上げ歩行 3 もも上げダッシュ 3. グループ活動の説明 4 人グループを指示し 分かれて座る 4. 活動開始 活動場所に移動 お互いの走り方をチェック 5. グループ交流 グループ内でお互いの評価を確認し合う 6. 4 の ( 課題を見つける ) 自己の振り返りと仲間からの指摘を手掛かりに自分の課題を見つ ける ( 4 の ) 7. グループ交流 4 の を発表し 他者に自分の考えを伝える 8. 本時の振り返り ねらい : 課題に合った練習方法を選び練習することができる 学習の重点 課題に応じた練習を行う スタートから加速するところまでの評価 5. 集合 ( グラウンド ) 整列 点呼 準備体操 前時の振り返り ( 自分の課題を確認 ). 練習方法を各自で作成 ( 3) 3. 練習方法を選んで練習スタート 中間中間疾走 フィニッシュ 4. クラウチングスタートからのダッシュの一斉練習 スタート時のクラウチングから加速の評価 5. 4 の 3 を記入 6. 本時の振り返り各自が選んだ練習を行ったことで目的の技能が身についたかを振り返る ねらい : 練習の成果を発揮し 腕振りと上体と脚の動きを合わせた動きで 50m を走ることができる 6 学習の重点 50m 走のタイム計測. 練習方法を選んで練習 3.50m 走タイム測定 ラップタイムを測定

4. 本時の振り返り の下と 5 を記入短距離走の振り返りと My メニューやってみてどうだったかの振り返りを記入 ねらい : リレーの授業について見通しをもつ 7 学習の重点 リレーの授業について見通しを持つ バトンの持ち方 渡し方を身に付ける. リレーの授業について説明 3. バトンパスの基礎練習 バトンの持ち方 渡し方 バトンジョグ 4.00m 走のタイム測定 5. 本時の振り返り ねらい : 仲間と指摘しあいながら練習に取り組むことができる 8 学習の重点 足長の合わせ方. バトンパスの基礎練習 バトンの持ち方 渡し方 バトンジョグ 3. 足長を合わせの方法を説明 4. 三人組で足長を合わせて走る 5. 本時の振り返り 3 ねらい :00m を二人でバトンをつなぎ 50m 走のタイムの合計タイムを短縮する 9 学習の重点 グループで練習方法を選んで練習する. バトンの練習 3. グループで練習方法を選んで練習 4. 直線 00m リレーのタイム測定 記録をに記入 5. 本時の振り返り 3 ねらい : クラス全員の 00m 合計タイムをリレーで上回る 学習の重点 チームに分かれて全員リレーを実施する 0. 集合 ( グラウンド ) 整列 点呼 準備体操 前時の振り返り. チーム分けと バトンパスの練習 リレー順の前後のペアでバトンパスの練習 3. チームに分かれ競走 4. 本時の振り返り に振り返りを記入

7 本時の展開 () 本時の目標 自己の振り返りと仲間からの指摘を手掛かりに 自己の課題を見つけることができる () 本時の学習評価 ( 指導と評価の計画で評価規準を用いて学習状況を評価するもの ) 技術を身に付けるための運動の行い方のポイントを見付けている ( 思考 判断 ) 学習内容 活動評価方法及び評価規準 はじめ ねらい : 自己の振り返りと仲間からの指摘を手掛かりに 自己の課題を発見することができる なか 集合 ( グラウンド ) 整列 点呼 準備体操 前時の振り返り前時の走り方の自己評価を確認 本時の授業のねらいを確認 基本技術の練習( 一斉練習 ) 大股歩行 もも上げ歩行 3もも上げタ ッシュ 3 グループ活動の説明 活動の説明 チェックの活用の仕方 ( チェックの内容 ) 腕振り 上体と脚の動き 仲間の走りを見て を記入 30m の距離を一人 本走ること ( 加速走 スタートなし ) 仲間に自分の走り方をチェックしてもらう ( 一人が走って 3 人がチェック ) 4 活動開始 評価規準 思考 判断 評価方法 学習カード 運動の行い方のポイントを見つけることができる 生徒の具体的な姿 A 自己評価と他者評価を比べ 他者評価を参考に自己の走り方の課題に対するポイントを的確に書き出すことができている B 自己評価と他者評価を比べ 他者評価を参考に自己の走り方の課題に対するポイントを書き出すことができている まとめ 5 グループ交流 シールとを配布 司会者が進め グループ内でお互いの評価を確 認 6 ( 課題を見つける ) 自己の振り返りと仲間からの指摘を手掛かりに 自分の課題を見つける ( ) ( 時間が余った人は自分の課題から My メニュー を作成 ) 7 グループ交流 司会者が進め を発表 ( 他者に自分の考えを伝える ) 8 本時の振り返り 自分の課題を見つけることができたか 次回の授業について 指導の手立て 練習してきた中で上手くできたこと できなかったことを自己評価と他者評価を見比べて課題を発見できるよう促す 走り方のポイントを練習してきたメニューごとに確認させる