< 特別会計 > 国民健康保険事業会計
国民健康保険事業会計歳入歳出予算一覧表 (1) 歳入 区分平成 30 年度予算額平成 29 年度予算額増 ( ) 減額増 ( ) 減率科目金額構成比金額構成比千円 % 千円 % 千円 % 1 国民健康保険料 1,651,787 30.4 1,806,601 29.7 154,814 8.6 2 一部負担金 1 0.0 1 0.0 0 0.0 3 使用料及び手数料 1 0.0 1 0.0 0 0.0 4 国庫支出金 1 0.0 1,056,179 17.3 1,056,178 100.0 5 都支出金 3,047,093 56.0 318,854 5.2 2,728,239 855.6 6 繰入金 628,979 11.6 596,889 9.8 32,090 5.4 7 繰越金 113,239 2.1 79,962 1.3 33,277 41.6 8 諸収入 1,008 0.0 1,008 0.0 0 0.0 廃療養給付費等交付金 0 0.0 39,920 0.7 39,920 皆減 廃前期高齢者交付金 0 0.0 704,916 11.6 704,916 皆減 廃共同事業交付金 0 0.0 1,486,643 24.4 1,486,643 皆減 歳入合計 5,442,109 100.0 6,090,974 100.0 648,865 10.7 (2) 歳出 区分平成 30 年度予算額平成 29 年度予算額増 ( ) 減額増 ( ) 減率科目金額構成比金額構成比千円 % 千円 % 千円 % 1 総務費 180,203 3.3 198,463 3.3 18,260 9.2 2 保険給付費 3,041,227 55.9 3,111,632 51.1 70,405 2.3 3 国民健康保険事業費納付金 1,930,471 35.5 0 0.0 1,930,471 皆増 4 共同事業拠出金 2 0.0 1,575,488 25.9 1,575,486 100.0 5 保健事業費 55,966 1.0 58,771 1.0 2,805 4.8 6 諸支出金 204,240 3.8 168,463 2.8 35,777 21.2 7 予備費 30,000 0.6 50,000 0.8 20,000 40.0 廃老人保健拠出金 0 0.0 13 0.0 13 皆減 廃後期高齢者支援金 0 0.0 634,411 10.4 634,411 皆減 廃介護納付金 0 0.0 291,408 4.8 291,408 皆減 廃前期高齢者納付金 0 0.0 2,325 0.0 2,325 皆減 歳出合計 5,442,109 100.0 6,090,974 100.0 648,865 10.7
国民健康保険事業会計 保険年金課 国民健康保険料 30 年度予算額 (29 年度予算額 ) 1,651,787 千円 (1,806,601 千円 ) 国保制度改革により 平成 30 年度からの保険料の算定は 都から区市町村ごとに提示される標準的な保険料率 ( 標準保険料率 ) を参考に区市町村が決定することとなります 区は昨年度採用した特別区の統一保険料方式ではなく 標準保険料率を参考に独自の保険料率を決定しました 区の保険料率は 制度改正に伴う激変緩和策や都独自の財政支援 区の法定外繰入金等を反映したことにより 医療分 後期高齢者支援金分は昨年度より引き下げ 介護納付金分で若干の引き上げとなります POINT 所得の低い加入者の保険料軽減について 所得の低い加入者の負担を軽くするために 均等割の7 割 5 割 2 割の減額措置を引き続き実施するほか 非自発的失業者への保険料軽減策も継続実施します また 物価上昇の見通しを踏まえ 均等割の5 割 2 割の減額措置の対象を拡充しました 保険料均等割額の減額 ( 該当する世帯 ) 該当する世帯所得基準均等割額の減額率 7 割軽減 (1 人につき ) 被保険者全員の平成 29 年中の総所得の合計が 33 万円以下の世帯被保険者全員の平成 29 年中の総所得の合計が 33 万円 +(27.5 万円 被保険者数 ) 以下の世帯被保険者全員の平成 29 年中の総所得の合計が 33 万円 +(50 万円 被保険者数 ) 以下の世帯 基礎分支援金分介護分 48,400 円 15,500 円 14,520 円 ( 軽減後 ) 4,650 円 ( 軽減後 ) 5 割軽減 (1 人につき ) 基礎分支援金分介護分 48,400 円 15,500 円 24,200 円 ( 軽減後 ) 7,750 円 ( 軽減後 ) 2 割軽減 (1 人につき ) 基礎分支援金分介護分 48,400 円 15,500 円 38,720 円 ( 軽減後 ) 12,400 円 ( 軽減後 )
POINT 平成 30 年度の保険料はどうなりますか? 保険料は 医療分と後期高齢者支援金分の合算です また 40 歳から 64 歳までの被保険者には 介護保険の保険料である介護納付金分が加わります なお 医療分の上限額引き上げがありました その結果 一人あたり保険料額は増額となっています 区分 平成 30 年度 平成 29 年度 増減 均等割 37,400 円 38,400 円 1,000 円減 医療分 所得割 7.27% 7.47% 0.20P 減 上限額 58 万円 54 万円 4 万円増 後期 均等割 11,000 円 11,100 円 100 円減 高齢者 所得割 1.95% 1.96% 0.01P 減 支援金分 上限額 19 万円 19 万円 均等割 48,400 円 49,500 円 1,100 円減 計 所得割 9.22% 9.43% 0.21P 減 上限額 77 万円 73 万円 4 万円増 介護納付金分 1 人あたり保険料額 均等割 15,500 円 15,600 円 100 円減 所得割 0.85% 0.76% 0.09P 増 上限額 16 万円 16 万円 介護分なし 151,394 円 150,732 円 662 円増 介護分あり 181,218 円 179,228 円 1,990 円増
POINT 保険料のモデルケース 保険料のモデルケース 1 給与所得者 単身世帯 (65 歳未満 ) 介護分を含む 平成 30 年度 平成 29 年度 前年度比 年収医療 + 支援金 + 介護医療 + 支援金 + 介護 ( 所得割 :10.07% 均等割 :63,900 円 ) ( 所得割 :10.19% 均等割 :65,100 円 ) 増減額 増減率 100 万円 33,964 円 34,588 円 624 円 1.8% 200 万円 153,523 円 155,791 円 2,268 円 1.5% 300 万円 224,013 円 227,121 円 3,108 円 1.4% 400 万円 298,531 円 302,527 円 3,996 円 1.3% 500 万円 379,091 円 384,047 円 4,956 円 1.3% 600 万円 459,651 円 465,567 円 5,916 円 1.3% 700 万円 544,239 円 551,163 円 6,924 円 1.3% 800 万円 634,869 円 642,873 円 8,004 円 1.2% 保険料のモデルケース 2 年金所得者 2 人世帯 (65 歳以上 75 歳未満 ) 平成 30 年度 平成 29 年度 前年度比 年収医療 + 支援金医療 + 支援金 ( 所得割 :9.22% 均等割 :48,400 円 ) ( 所得割 :9.43% 均等割 :49,500 円 ) 増減額 増減率 100 万円 29,040 円 29,700 円 660 円 2.2% 200 万円 91,734 円 93,821 円 2,087 円 2.2% 300 万円 232,334 円 237,621 円 5,287 円 2.2% 400 万円 308,398 円 315,418 円 7,020 円 2.2% 500 万円 385,846 円 394,630 円 8,784 円 2.2% 600 万円 464,216 円 474,785 円 10,569 円 2.2%
POINT 国保制度改革の概要と国民健康保険財政のしくみ 平成 30 年度から国保制度改革が行われ 財政基盤が弱く 格差が大きかった区市町村ごとの財政運営から 都道府県が責任主体の財政運営になります これにより 財政基盤の強化や事業の効率化等が可能となり 制度の安定化を図ります この制度改革により 保険財政の仕組みも大きく変わることとなります これまでの国民健康保険事業会計では 原則として医療費や高額療養費等の医療給付費等の歳出を 国や都の負担等の公費と加入者からの保険料によって賄うこととされていました 改革後は 医療給付費等のほぼ全額が 都から区に交付されることになります この都からの交付金を賄うため 区市町村は都に納付金を支出することとなり その納付金を賄うため 加入者は区市町村に保険料を支払うこととなります その中で 区では 法令により一般会計から繰入することが認められている事務費や保険料軽減分などの他に さらに納付金不足分についても法定外で繰入を行い賄っています この法定外繰入金が無制限に増加しないよう 増加する医療費への対策として 千代田区国民健康保険保健事業の実施計画等 ( データヘルス計画等 ) に基づき 各種保健事業を実施し 健康寿命の延伸と医療費適正化に努めています 歳出歳入 医療給付費等 (55.9%) 約 3,041 百万円 医療費 ( 原則 7 割分 ) 約 2,663 百万円 高額療養費約 332 百万円 ( 医療費の限度額超過分 ) その他約 46 百万円 ( 結核 精神 出産育児一時金等 ) 都の交付金 (55.0%) 約 2,994 百万円 普通交付金約 2,994 百万円 ( 原則 医療費等の全額を交付 ) 保険料 (30.4%) 約 1,652 百万円 医療分 約 1,190 百万円 支援金分 約 346 百万円 介護分 約 116 百万円 都への納付金等 (35.5%) 約 1,930 百万円 医療費等分 約 1,382 百万円 後期支援金分約 386 百万円 介護納付金分約 162 百万円 その他 (8.7%) 約 471 百万円 ( 特定健診 保健事業 事務費等 ) 国や都の補助等 (3.1%) 約 167 百万円 特別交付金約 53 百万円 ( 保険者努力支援制度等 ) その他約 114 百万円 区の負担 (11.6%) 約 629 百万円 法定分繰入金約 452 百万円 ( 事務費 保険料軽減分等 ) 法定外繰入金約 177 百万円 ( 納付金等不足分 ) ( ) 内は 歳入全体に占める割合です
< 特別会計 > 介護保険特別会計
介護保険特別会計歳入歳出予算一覧表 (1) 歳入 区分平成 30 年度予算額平成 29 年度予算額増 ( ) 減額増 ( ) 減率科目金額構成比金額構成比千円 % 千円 % 千円 % 1 介護保険料 967,362 21.7 1,001,843 22.1 34,481 3.4 2 使用料及び手数料 1 0.0 1 0.0 0 0.0 3 国庫支出金 816,664 18.3 870,700 19.2 54,036 6.2 4 支払基金交付金 1,021,425 22.9 1,138,532 25.1 117,107 10.3 5 都支出金 558,795 12.6 594,039 13.1 35,244 5.9 6 財産収入 60 0.0 60 0.0 0 0.0 7 繰入金 814,127 18.3 860,796 19.0 46,669 5.4 8 繰越金 272,500 6.1 72,501 1.6 199,999 275.9 9 諸収入 7 0.0 7 0.0 0 0.0 歳入合計 4,450,941 100.0 4,538,479 100.0 87,538 1.9 (2) 歳出 区分平成 30 年度予算額平成 29 年度予算額増 ( ) 減額増 ( ) 減率科目金額構成比金額構成比千円 % 千円 % 千円 % 1 総務費 271,835 6.1 284,315 6.3 12,480 4.4 2 保険給付費 3,672,947 82.5 3,932,032 86.6 259,085 6.6 3 4 地域支援事業費財政安定化基金拠出金 183,597 4.1 199,569 4.4 15,972 8.0 1 0.0 1 0.0 0 0.0 5 基金積立金 200,060 4.5 61 0.0 199,999 327,867.2 6 諸支出金 72,501 1.6 72,501 1.6 0 0.0 7 予備費 50,000 1.1 50,000 1.1 0 0.0 歳出合計 4,450,941 100.0 4,538,479 100.0 87,538 1.9
介護保険特別会計 高齢介護課 介護保険料 30 年度予算額 (29 年度予算額 ) 967,362 千円 (1,001,843 千円 ) 介護保険料は3 年ごとに見直しを行っており 高齢者数及び要介護認定者数の増加数を見込んだ上で 必要となるサービス量 ( 介護給付費や地域支援事業費 ) を推計し 定めています 第 7 期計画 ( 平成 30 年度から平成 32 年度 ) において必要なサービス量は 第 6 期計画 ( 平成 27 年度から平成 29 年度 ) の実績と比較すると 約 8.8% の増加が予測されます 区は 高齢者の生活を支えるために一般施策の充実を図っており 紙おむつの支給などを引き続き一般会計で実施するとともに 介護保険料の上昇を抑制するため 保険料段階設定の多段階化や介護給付費準備基金からの繰入を行います その結果 第 7 期の1か月あたりの保険料は 第 6 期の5,700 円から 400 円引き下げた 5,300 円となります 保険料上昇抑制策 紙おむつの支給など介護保険外で実施しているサービスを介護保険で行うこととすると 保険料の基準月額は 7,149 円になります このため 現行の介護保険外サービスを引き続き一般施策として実施し 月額 689 円の抑制を行うことで 基準月額は 6,460 円になると見込まれます そのため第 7 期計画においては 次の方策により保険料の上昇を抑制します 1 中堅所得以下の年金生活者等の保険料の上昇を抑制するため 負担能力に応じた保険料段階の継続を行います 現行の 15 段階を継続することで 国の標準保険料段階である 9 段階よりも 基準月額を 789 円軽減します 2 区の介護給付費準備基金を取り崩して活用することで 基準月額を 371 円軽減します 保険料上昇抑制の取組イメージ保険料の上昇を抑制 7,149 円 5,300 円 介護保険料の推移 期別第 1 期第 2 期第 3 期第 4 期第 5 期第 6 期第 7 期 ( 月額 ) 3,016 円 3,600 円 4,100 円 4,200 円 5,200 円 5,700 円 5,300 円
POINT 負担能力に応じた介護保険料の設定 国の標準保険料段階の多段階化 国の標準保険料段階である 9 段階 から 15 段階 への多段階化を第 6 期から継続し 最高段階のに対する割合を 1.7 から 3.5 とすることで 中堅所得以下の年金生活者等の保険料を軽減します なお 各段階の保険料は下記のとおりです 第 7 期保険料 ( 平成 30 年度 ~ 平成 32 年度 ) 国の標準保険料段階年額保険料段階対象者割合段階割合 ( 月額の目安 ) 第 1 段階 老齢福祉年金を受給されて 世帯全員が住民税非課税 生活保護受給 世帯全員が住民税非課税かつ本人の合計所得金額と課税年金収入額の合計額が 80 万円以下 0.3 19,000 円 (1,590 円 ) 第 1 段階 0.45 第 2 段階 世帯全員が住民税非課税かつ第 1 段階以外で 本人の合計所得金額と課税年金収入額の合計が 120 万円以下 0.5 31,800 円 (2,650 円 ) 第 2 段階 0.75 第 3 段階 世帯全員が住民税非課税かつ本人の合計所得金額と課税年金収入額の合計が 120 万円を超える 0.7 44,500 円 (3,710 円 ) 第 3 段階 0.75 第 4 段階 本人の住民税が非課税かつ合計所得金額と課税年金収入額の合計額が 80 万円以下 ( 世帯の中に課税の方がいる ) 0.8 50,800 円 (4,240 円 ) 第 4 段階 0.9 第 5 段階 本人の住民税が非課税かつ合計所得金額と課税年金収入額の合計額が 80 万円超 ( 世帯の中に課税の方がいる ) 63,600 円 (5,300 円 ) 第 5 段階 第 6 段階 120 万円未満 1.15 73,100 円 (6,100 円 ) 第 6 段階 1.2 第 7 段階 120 万円以上 200 万円未満 1.25 79,500 円 (6,630 円 ) 第 7 段階 1.3 第 8 段階 200 万円以上 300 万円未満 1.5 95,400 円 (7,950 円 ) 第 8 段階 1.5 第 9 段階 300 万円以上 500 万円未満 1.75 111,300 円 (9,280 円 ) 第 10 段階 500 万円以上 750 万円未満 2.0 127,200 円 (10,600 円 ) 第 11 段階 750 万円以上 1,000 万円未満 2.3 146,200 円 (12,190 円 ) 第 12 段階 1,000 万円以上 1,250 万円未満 2.6 165,300 円 (13,780 円 ) 第 9 段階 1.7 第 13 段階 1,250 万円以上 1,500 万円未満 2.9 184,400 円 (15,370 円 ) 第 14 段階 1,500 万円以上 2,000 万円未満 3.2 203,500 円 (16,960 円 ) 第 15 段階 2,000 万円以上 3.5 222,600 円 (18,550 円 ) 第 1 段階の割合は 国の保険料軽減強化策適用後の数値
高齢介護課 新規訪問型住民主体による支援 30 年度予算額 84 千円 区では 平成 27 年 4 月から介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業 ) を開始し 訪問介護及び訪問型サービスの整備を進めています 中でも 住民主体 ボランティア を担い手とする訪問型サービス B の創設 拡充は最重要項目の一つです そこで 住民主体のボランティアが担い手となり提供する 栄養管理訪問サービス を 平成 30 年度から訪問型サービス B( 訪問型住民主体による支援 ) に位置付け 総合事業の充実を図ります 千代田区総合事業の訪問型サービス 訪問型サービス 予防訪問介護 相当 予防訪問サービス 自立支援訪問サービス ( 訪問型サービス A) 多様なサービス 訪問型住民主体による支援 ( 訪問型サービス B) 訪問型短期集中予防サービス ( 訪問型サービス C) POINT 栄養管理訪問サービス はどのようなサービスですか? 概要高齢者が住み慣れた地域で 自ら健康づくり 介護予防に取り組むとともに 多様な主体からの支援も受けながら 自立した生活ができる地域づくりに取り組むために 管理栄養士または栄養士が高齢者の居宅を訪問し 相談等の支援を通じて 心身機能の低下及び要介護状態になることを予防するサービスです 特徴千代田区在住 在勤の管理栄養士を中心に結成されるボランティア団体がサービスの提供主体です
< 特別会計 > 後期高齢者医療特別会計
後期高齢者医療特別会計歳入歳出予算一覧表 (1) 歳入 区分平成 30 年度予算額平成 29 年度予算額科目金額構成比金額構成比 増 ( ) 減額 増 ( ) 減率 千円 % 千円 % 千円 % 1 後期高齢者医療保険料 1,052,131 63.6 1,003,911 63.3 48,220 4.8 2 使用料及び手数料 1 0.0 1 0.0 0 0.0 3 国庫支出金 924 0.1 - - 924 皆増 4 繰入金 539,556 32.6 522,427 32.9 17,129 3.3 5 繰越金 43,713 2.6 43,358 2.7 355 0.8 6 諸収入 19,194 1.2 17,559 1.1 1,635 9.3 歳入合計 1,655,519 100.0 1,587,256 100.0 68,263 4.3 (2) 歳出 区分平成 30 年度予算額平成 29 年度予算額増 ( ) 減額増 ( ) 減率科目金額構成比金額構成比千円 % 千円 % 千円 % 1 総務費 46,090 2.8 43,385 2.7 2,705 6.2 2 3 広域連合納付金保健事業等費 1,475,288 89.1 1,412,686 89.0 62,602 4.4 35,227 2.1 33,825 2.1 1,402 4.1 4 諸支出金 48,914 3.0 47,360 3.0 1,554 3.3 5 予備費 50,000 3.0 50,000 3.2 0 0.0 歳出合計 1,655,519 100.0 1,587,256 100.0 68,263 4.3
後期高齢者医療特別会計 保険年金課 後期高齢者医療制度 30 年度予算額 (29 年度予算額 ) 1,655,519 千円 (1,587,256 千円 ) 後期高齢者医療制度は 社会の高齢化に伴い 医療制度の将来にわたる維持や高齢者に対する適切な医療の給付等を行うために必要な仕組みを設け 国民保健の向上と高齢者の福祉の増進を図ることを目的としています 対象者 : 75 歳以上の方及び 65 歳以上 75 歳未満で一定の障害があると認定された方 生活保護受給者を除く保険料 : 所得に応じて 個人ごとに設定 ( 最大年間 62 万円まで ) 徴収方法 : 年金からの引落し または 納付書や口座振替による納付自己負担 : 医療機関の窓口で支払う自己負担の割合は原則 1 割 ( 現役並み所得者は3 割 ) 運営 : 東京都後期高齢者医療広域連合 ( 財政運営や資格管理 保険料の賦課等 ) 区市町村 ( 保険料の徴収や窓口業務 ) 保険給付 : 療養の給付 入院時食事療養費 入院時生活療養費 保険外併用療養費 療養費 訪問看護療養費 特別療養費 移送費 高額療養費 高額介護合算療養費特定疾病療養費 葬祭費 POINT 保険料の増加抑制策を引き続き実施します 保険料の急激な負担増を緩和するため 本来保険料で賄うべき葬祭費 審査支払手数料 保険料未収金補てん分等の財源について 都内 62 区市町村は 引き続き特別対策として平成 30 31 年度の 2 年間で 211 億円を負担します さらに 広域連合の平成 28 29 年度の財政収支に係る剰余金も充当することにより 保険料の増加を抑制しています 本来の保険料経費 抑制策を実施しない場合 医療給付費等 (3,931 億円 ) 特別対策 平成 30 31 年度 医療給付費等 葬祭費 (80 億円 ) 審査支払手数料 (63 億円 ) 保険料未収金補てん分 (64 億円 ) 所得割額独自軽減剰余金 (3.6 億円 ) (180 億円 ) 抑制策 抑制策の金額は 2 年間分です 平成 28 29 年度についても抑制策を実施しています
保険料率が変わります 保険料率は 2 年ごとに改定されます 平成 30 31 年度は新しい保険料率に変わります 区分 平成 30 31 年度 平成 28 29 年度 増減 均等割 43,300 円 42,400 円 900 円増 所得割 8.80% 9.07% 0.27 ポイント減 上限額 62 万円 57 万円 5 万円増 保険料は 前年の所得に応じて 被保険者 1 人ひとりに対して算出されます 平成 30 年度の保険料は 次のとおりとなります 均等割 43,300 円 + 所得割賦課のもととな る所得金額 所得割率 8.80% = 保険料額 ( 年額 ) 限度額 620,000 円 所得割の賦課のもととなる所得金額は 平成 29 年確定申告書等の所得金額合計額から基礎控除額 330,000 円を差し引いた額です 保険料の軽減制度は引き続き行われます所得の低い世帯に属する被保険者の負担を軽くするため 保険料の均等割額等を軽減する制度があります ( 下記の 2 と 3 については 平成 29 年度から引き続き一部軽減割合の見直しが実施されます ) 1 均等割額の軽減同じ世帯の被保険者全員と世帯主の 総所得金額等の合計 をもとに軽減平成 30 年度から 2 割及び 5 割の軽減対象が拡充されます 総所得金額等の合計が下記に該当する世帯軽減割合 33 万円以下で被保険者全員が年金収入 80 万円以下 9 割 ( その他の所得がない ) 33 万円以下で 9 割軽減の基準に該当しない 8.5 割 33 万円 +(27.5 万円 被保険者の数 ) 以下 5 割 33 万円 +(50 万円 被保険者の数 ) 以下 2 割 軽減対象 の拡充 2 所得割額の軽減被保険者本人の 賦課のもととなる所得金額 をもとに軽減賦課のもととなる所得金額軽減割合 15 万円以下 50% 20 万円以下 25% 3 制度加入前に被用者保険の被扶養者だった方の保険料の軽減後期高齢者医療制度加入の前日まで会社の健康保険など ( 国保 国保組合は除く ) の被扶養者だった方は 均等割額は 5 割軽減となり 所得割額はかかりません
一人あたりの平均保険料見込額 平成 30 31 年度 平成 28 29 年度 ( 平成 28 年 1 月最終案 ) 増減 増減率 97,127 円 95,492 円 1,635 円 1.7% ( 東京都後期高齢者医療広域連合試算による ) 年金収入のみの場合の保険料計算例 ( 年額 ) ケース 1 : 単身世帯の本人の収入が年金のみの場合 公的年金収入額 80 万円 160 万円 200 万円 300 万円 軽減率 9 割軽減 8.5 割軽減 2 割軽減 軽減なし 均等割額 4,330 円 6,495 円 34,640 円 43,300 円 軽減率 - 50% 軽減なし 軽減なし 所得割額 0 円 3,080 円 41,360 円 129,360 円 保険料額 4,300 円 9,500 円 76,000 円 172,600 円 保険料額は100 円未満切り捨て ケース 2 : 夫婦ともに後期高齢者医療制度の被保険者であり 本人の収入が年 金のみ 配偶者の収入が年金 80 万円の場合 公的年金収入額 80 万円 160 万円 200 万円 300 万円 本人の保険料 配偶者の保険料 軽減率 9 割軽減 8.5 割軽減 5 割軽減軽減なし 均等割額 4,330 円 6,495 円 21,650 円 43,300 円 軽減率 - 50% 軽減なし軽減なし 所得割額 保険料額 夫婦の保険料合計 0 円 3,080 円 41,360 円 129,360 円 4,300 円 9,500 円 63,000 円 172,600 円 軽減率 9 割軽減 8.5 割軽減 5 割軽減軽減なし 均等割額 所得割額 保険料額 4,330 円 6,495 円 21,650 円 43,300 円 0 円 0 円 0 円 0 円 4,300 円 6,400 円 21,600 円 43,300 円 8,600 円 15,900 円 84,600 円 215,900 円 保険料額は100 円未満切り捨て 配偶者は年金収入が80 万円であることから 所得割額はかかりません