3 年図画工作科実践事例 1. 単元すきな場面を - お話の絵 - ( 日本文教出版 3 4 年上 そのときの気持ちを大切に 関連 ) 2. 指導時期 5 月 3. 目標 読んだり聞いたりしたお話の 好きな場面を想像して絵に表すことを楽しむことができる イメージをふくらませて 想像したことを工夫して

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作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

<小学校 生活科>

第 学年 組 図画工作科学習指導案

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 5 学年及び第 6 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にア 感じたこと, 想像したこと, 見たこと, 伝え合いたいことから, 表したいことを見付けて表すこと, 共通事項 イ 形や色などの造形的な特徴を基に, 自分のイメージをもつこと に

5. 学習指導計画 ( 全 5 時間 ) 評価の観点 次 時 学習活動 ( 活動のねらい等 ) 指導上の留意点 ( 活動の流れ等 ) Ⅰ 1 時間 1. 学習のめあてを確認し 版づくりを楽しむ 釘やニードル フォークなどで傷をつけたり びんのふたを押しつけたりするなど 楽しんで版をつくるようにする

○ ○ 科 学 習 指 導 案

5 年 No.64 英語劇をしよう (2/8) まとまった話を聞いて内容を理解することができる 主な言語料 して天気や日時などの確認をす 教 1 本時のめあてを知 Peach Boy を詳しく聞いてみよう物語を聞く (3 回目 ) 登場人物全体について聞かせ 聞き取れた単語をカタカナでもいいので書き

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

○ ○ 科 学 習 指 導 案

理解させた上で活動させたい 児童たちの意欲を大事にし 自分の思いが自信を持って伝えられ 鑑 賞することの楽しさを十分味わわせたいと考える また お互いの考えを素直に受け入れられるよう な温かい雰囲気の授業にしていきたい (2) 本題材を指導するにあたって本題材は 絵をよく見て 絵について友だちと話し

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Taro-指導案PDF用.jtd

自己紹介をしよう

第 学年 組 図画工作科学習指導案

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

学習者用デジタル教材リスト 国語 1 年 国語 1 年上コンテンツ上 8 あいさつをしよう 8 関連ページ 内容 趣旨など 場面の様子を想像する ( 音声付 場面や状況に合わせた言葉遣いの確認 ) 国語 1 年上 コンテンツ 上 10 じこしょうかいをしよう 10 場面の様子を想像する ( 音声付

(2) 題材の系統 1 2 年上 1 2 年下 3 4 年上 3 4 年下 5 6 年上 5 6 年下 A 3 飾るも ひかりの くっつき 光と色の ゆめいろ クルリン 布と枝の 表 のを作る くにのなか マスコッ ファンタジ ランプ 劇場 コンサー 現 工作題材 またち ト ー ( 線が包ん ト

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

○ ○ 科 学 習 指 導 案

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

(2) 本題材を指導するに当たって本題材は 材料の組合せによって変化する光のよさや面白さなどを味わう題材である 題材を指導するにあたっては 児童が和紙や色セロハンなどの光を透過する材料で自分の気に入った色や模様をペットボトルに施し 天井や壁などに映る光や影のよさや面白さなどを感じ取りながら活動できる

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題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 3 学年及び第 4 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にウ 表したいことに合わせて, 材料や用具の特徴を生かして使うとともに, 表し方を考えて表すこと に重点を置いて設定している 粘土の立ち上がらせ方を工夫し, 切り糸やかきベラなどを用

< 復興教育 (3つの教育的価値) との関連 > 1 生命の大切さや心のあり方について いきる 3 価値ある自分 との関わり対話的鑑賞を通して, 自分の思いを表現し開示すること ( 見る, 聞く, 話す ) の喜びを積み重ねていく また, 互いに認め理解し合ったり, アドバイスし合ったりすることで,

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

平成 30 年度なごや小学校努力点推進計画 1 研究主題なかまとともに感性輝くなごやっ子 (1 年次 ) 2 研究主題について本校では 昨年度までの努力点研究において 道徳や特別活動の時間を中心に 子ども一人一人の成長と互いの認め合いをめざすことで 子ども自らが なごや小でよかった と感じられるよう

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

○ ○ 科 学 習 指 導 案

よく聞いて, じこしょうかい 2

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指導に当たっては, 作品に対する解釈は開かれていることから, 子供たちがそこから何を感じどのように考えたか, 子供の思いを大切にしたい そのために, 子供が自分の感じたことを進んで話したり, 友達の思いに興味を持って聞いたりできるような雰囲気づくりに努めることが大切である 自分と異なった捉え方や感じ

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

2夢の世界を表3 題材の目標 言葉のイメージから想像を広げ, 表したい構想を練ることができる 構想に合う材料や用具を選び, 工夫して表現することができる 自分や友だちの作品のよさやおもしろさ, 表し方の工夫を感じ取ることができる 4 題材の評価規準造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能

第 学年 図画工作科学習指導案

7 題材の評価規準ア音楽への関心 意欲 態度 イ音楽的な感受や表現の工夫 ウ表現の技能 エ鑑賞の能力 題 材 の 評 価 規 準 日本の伝統的な音楽や和楽器に興味 関心をもち, 聴いたり表現したりする学習に, 主体的に取り組もうとしている 日本の旋律の特徴や歌詞の情景を感じとり, それらを生かした表

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

第14章 キャリア教育

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

国語科学習指導案

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

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第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

仮説 1 導入 の工夫や 展開 において豊富な材料 技法を体験させることにより児童は 感性を働かせ 自ら学ぶことができるであろう 手立て 1 教科書を効果的に活用して 課題をわかりやすくおさえられるように工夫し 興味 関心を高め 児童が活動の見通しをもてるようにする 2 導入は 題材の最初の時間は1

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

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6 年 No.22 my summer vacation 夏休みの思い出を紹介しよう! 1/8 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを表す表現が分かる 過去の表現が分かり 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを伝え合う また 夏休

が分かり 地域に親しみや愛着をもち 人々と適切に接することや安全に生活することができるようにすることを目指している 本校は 隣接する小学校が休校することになり 今年度非常に多くの転校生を迎えた それに伴い学区域が二校分の広さに広がり 2 年生にとっては新しくなった学区域の中には 知らない場所やまだ行

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

国語科学習指導案様式(案)

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

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6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

いろいろな衣装を知ろう

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3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

(1)

4 学習指導案 第 5 学年 1 組図工科学習指導案 1 題材名 4 コマで考えて交流しよう 平成 21 年 10 月 15 日 在籍児童数 32 名 2 題材について (1) 児童の実態本学級の児童は図工が大好きである ほとんどの子が夢中になって作品づくりに取り組んでいる しかし どんどん進められ

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<小学校 生活科>

工夫させたい そのために友達の作品や用意した資料から発想を広げさせたい また カ ッターナイフを使うので 安全面にも十分に留意して製作できるようにしたい 素材自分いろがみ カラードフォルム 画用紙 和紙 色がみ セロハン モール 紙テープ 不織布 木の枝 実などの自然素材 そのほか児童が自分で準備を

15-miyazakiken

【授業 1】

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想

きるようにしたい そのため 授業時間以外にも児童が光の性質や魅力について気付くことができるように 教室に光を試す場を設定する LED ライトやペンライト 光を通す材料などを展示し児童がそれらの材料を試すことができるようにすることで 改めて光の効果や映し出される形や色について関心をもつことができるよう

Hi, friends!1 Lesson9

著作権教育実践事例

4 目標及び評価規準 (1) 目標 光源 材料や身近な場所 空間の特徴をもとに 思いついたり つくり方を考えたりして活 動することができる (2) 本題材における [ 共通事項 ] 光と影の効果を試しながら 形や色 奥行きなどの造形的な特徴をとらえ それらをもとに 活動のイメージをもつ (3) 本題

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【単元吊】「段落のつながりに気をつけて読もう《[ツバメがすむ町]

解答類型

や友達のよさに気付かせたい また, 気付いたことが今後の成長にどのように生かしていけるのかを 考えさせたい 単元の目標 身近な材料を使って, 工夫して動くおもちゃをつくることに関心をもち, 遊びを工夫して, みんなで楽しく遊ぼうとしている 生活への関心 意欲 態度 身近にある材料を使って, 動くおも

題材の目標及び評価規準 題材の目標 多様な方法で模様をつくった紙を友達と交換し, コラージュ ( 貼り絵 ) の技法を用いて表したいことを絵に表すことができる 評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 模様づくりのいろいろ 模様づくりの技法か 色や模様の特徴を生か 紙

第1学年国語科学習指導案

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

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Transcription:

3 年図画工作科実践事例 1. 単元すきな場面を - お話の絵 - ( 日本文教出版 3 4 年上 そのときの気持ちを大切に 関連 ) 2. 指導時期 5 月 3. 目標 読んだり聞いたりしたお話の 好きな場面を想像して絵に表すことを楽しむことができる イメージをふくらませて 想像したことを工夫して表すことができる 自分や友達の絵を見て表し方のよさに気付き 感想を話し合うこ とができる 4. 指導にあたって この時期の子ども達はお話を読んだり聞いたりすることが好きである 主人公と自分を 重ね合わせたり お話の続きを考えてみたりとお話に入り込んで楽しんでいる 本題材は お話の中の好きな場面を想像して絵に表そうというものである 児童の実態 に合わせ 取りあげるお話は一人一人が違ってもよいし 学級で同じものでもよい また 児童が読んだものであってもよいし 指導者が読み聞かせたものであってもよい お話の世界に慣れ親しんでいる子ども達は お話を読んだり聞いたりしている途中にも 次から次へとイメージを広げていることだろう 自分が表したい場面や表そうとするもの をはっきりともつだけではなく 場面の雰囲気や明るさ 風や温度 においまで次々とイメージをふくらませて想像の世界を楽しむことができると思われる 言語として受け取っ た情報を形や色に置き換えて表現するまでには イメージの整理が不可欠である そこで ワークシートを活用して表そうとするものをより明確にさせることにした 材料や用具については 子ども達のイメージを大切にする視点から いろいろなものを 使わせたい 色画用紙や和紙 ボール紙など紙の質が異なるだけでも子ども達の多様な表 現が生まれる 使い慣れたパスや絵の具 さらにはサインペン 墨汁など子どもの思いに合った描画材も選ばせてみたい その際 選んだ紙や描画材が自分の表現しようとするも のにどのように効果的なのかを子ども達が考えてから選ばせるようにしたい 作品が出来上がったら鑑賞し合い 友達の表現の工夫や面白さなどについて話し合い 互いの表現を認め合えるようにしたい この単元での基本重要語彙場面イメージ線描彩色和紙墨汁ボール紙 お話を読んだり聞いたりして 発想を広げたりイメー ジをふくらませたりする この単元で重視した言語活動 表現することを明確にするために イメージしたことを文や言葉で書きとめる 出来上がった作品を鑑賞し合い 形や色 表し方の面白さなどに気付き 話し合う

Ⅰ ( ) Ⅱ 5. 学習指導計画 ( 全 5 時間 ) 評価の観点 次時学習活動指導上の留意点 1 1. 読んだり聞いたりしたお 取りあげるお話は一人一人が違ってもよい 時 話の中から 絵に表した し 学級で同じものでもよい また 児童 間 い場面を思い出し 表し が読んだものであってもよいし 指導者が 本時 方を考える 読み聞かせたものであってもよい 自分の想像した場面のイメージを大切にす ワークシート1 イメージカード るように助言する 読んだり聞いたりしたお話の中から 絵に表したい場面を思い出してみましょう それはどんな場面でしたか イメージカードに言葉や文で書いてみましょう 一番表したいものを丸で囲みましょう どの場面を描こうかな 図書の時間に読んだ絵本の場面にしよう 不思議な世界に行くあのお話にしよう どんな表し方をするといいかな 使う紙や描画材は何がいいかな イメージカード に書くことで 表そうとするものがはっきりしてきたよ お話の場面を絵に表すことに興味 関心を もつ 3.5 2. 自分の思いに合った表し 自分の表現に効果的な紙や描画材を選ぶよ 時 間 方を考えて表現する イメージカードをもとにして線描や彩色などを うに助言する 表そうとするもののイメージに合わせて 工夫し 想像した場面を パスや絵の具を効果的に使うように助言す 思い通りに表す る 表したいものにぴったりの紙を選んでみましょう サインペンやパス 絵の具 墨汁など描く用具も工夫してみましょう 自分が表そうとする場面に合う表現を工夫しましょう

Ⅲ 楽しい雰囲気を表したいので ピンク色の画用紙に描こう 昔話の雰囲気を出したいので和紙に絵の具で描こう 穴の中の場面を表したいので 土の部分を茶色の色画用紙で貼ろう まず サインペンを使って線で描こう イメージカードを見たら 自分の描きたいものが思い出せたよ 強そうな鬼はパスで塗り込んで表現しよう 水の中の場面だから透きとおった感じを出そう 絵の具の色を混ぜて 怪しげな雰囲気を表す色づくりをしよう 線で描くときには ゆっくり丁寧に 一度き りの線で表現するようにする 表現しているうちにイメージカードに書い たことと違ってきても認めるようにする 描画材を選んだり表し方を工夫したりして 思いに合った表現をする 0.5 時 3. 互いに鑑賞して話し合う 自分や友達の表現を見て 友達の作品や自分の作品を見て よいところを見付けて話し合いましょう 間 工夫した表現や面白い表し方に気付く 明るい色で塗っていて 空を飛んでいる楽しさが表れているよ 大きく描いてあるので 強そうな鬼だな と思いました 和紙に描いたので 昔話の雰囲気が出ているよ 友達が描いたあのお話を 自分も読んでみたいな 自分や友達の作品のよさを感じ取ることができる

6. 本時の展開 (1/5) 使用するワークシート ワークシート1 学習活動指導上の留意点絵に表したいお話について話し合う 1. 読んだり聞いたりしたお話の中から 絵に表したいものについて話し合う お話の題名だけではなく 印象に残っている 場面やなぜ心に残っているのかなども 話し 合うようにする 読んだり聞いたりしたお話の中から 絵に表したいものを思い出してみよう 図書の時間に読んだ エルマーのぼうけん が面白かった 島ひきおに に出てくる鬼は強そうだったから 絵に描いてみたいです 不思議な世界に行くお話が忘れられないので それを描きます 読んだり聞いたりしたお話を思い出し 理由や根拠をあげて説明することが大切である 絵に表したい場面を想像し ワークシートに書く 2. 読んだり聞いたりしたお話から絵に描きたい場面を選び そのイメージを文や言葉で書く 思い出しにくい児童も 友達の話を聞くことをきっかけにしてお話の絵を描くことへの興味がもてるようにする 表すものや周りの様子 表し方の工夫など多面的に想像をふくらませるようにする いろいろな紙や描画材によって表現に違いが 生まれることを事前に知らせておき 自分の 思いに合ったものを選べるようにする 絵に描きたい場面のイメージを 文や言葉でワークシートに書きましょう いっせいに飛び立ったカモが羽ばたいているように表したいです 宝石のようにきらきら輝く海は 青と白の絵の具を重ねて描きます 土の中は薄暗くて 明かりをつけたところは暖かそうだったよ 周りは暖かそうな色にします 1 出てくるもの 2 周りの様子 3 表し方の工夫の視点にそって整理する 色や形で表現するときの手がかりとなる言葉を選んで書くようする ( 例 ) きらきら輝く海暖かそうな色色を重ねる

楽しい雰囲気を表したいので色画用紙に描きます 昔話の世界を表現するには 和紙や墨汁を使うといいと思います 強そうな鬼はパスでしっかり塗り込むと感じが出るだろうと思います 描きたい場面のイメージがだいぶはっきりしてきました 絵に表すのが楽しみです ワークシートで書き表せないところがあっても それを認め 絵に表す中で表現していくよう励ます 板書例 すきな場めんを ( お話の絵 ) 絵にあらわしたい場めんを考えましょう えらんだおはなし あらわしたい場めん 出てくるものや人 まわりのようす あらわしかたのくふう ( いろいろな紙や描画材の見本 )

ワークシート活用のポイント 図 -3 年ワークシート 1 すきな場めんを ( お話の絵 ) イメージカード 3 年組名前 ( ) 絵にあらわしたい場めんを思いうかべてみましょう えらんだおはなし エルマーのぼうけん 重視した言語活動 読んだり聞いたりしたお話から絵に描きたい場面を選び 文や言葉で書くことによってイメージをはっきりさせる あらわしたい場めん ジャングルで出会ったとら にチューインガムをあげる ところ あらわしかたのくふう ( 形 色 大きさ ざいりょうなど ) こわいとらを大きくかく ジャングルをみどりいろのがようしをちぎってあらわす 出てくる人やもの エルマー とら まわりのようす うすぐらくて気みの悪いジャングル イメージしたことを書くようにさせる 文として書けなくても 言葉を並べるだけでもよい ワークシートを全部書かせることよりも イメージを言葉で表現することを大切にしたい 書けない部分ができても認め 絵に表す中で表現していくよう励ます あらわしかたのくふう は 描画材のことなども書くとよい あらかじめ子ども達に 材料や用具による表現の違いなどを知らせておくようにする