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2、協同的探究学習について

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「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

愛媛県学力向上5か年計画

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

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平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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第5学年  算数科学習指導案

H30全国HP

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会


7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第4学年算数科学習指導案

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

○数学科 2年 連立方程式

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

国語科学習指導案様式(案)

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

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学習指導要領の趣旨を実現する授業づくりのポイント

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解答類型

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

どのようにノートと授業展開 板書を関連させるとよいでしょうか 1 単位時間の授業で 子どもに確実に身に付けさせたい学習内容は その時間の学習過程が分かる板書に表され ノートに記されていくことになります 例えば 本時の目標を実現させるための導入の 問題 課題の提示 や 展開における 子どもの考え 終末

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

教育実践研究論文集 第 6 巻 平成 30 年度教育学部プロジェクト推進支援事業 附属学校改革専門委員会 第 3 期中期目標中期計画 ; 平成 年度中間報告 小規模 複式教育に資する教育実習カリキュラムの開発 ( 経過報告 ) 附属学校改革専門委員会 : 田代高章 ( 教育学部 ) 阿部真一( 教職

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Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

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第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

複式授業における学び合う力の育成に関する研究

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

自己決定の場を設定する 自己存在感を持たせる 共感的な人間関係を育成する準備活動のどの場面で どの子どもを生かすのか 見通しを持って授業に臨む 導入の場面する 深める場面り返りの場面2 確かな学力の育成 複雑で変化の激しい現代社会に子どもたちが主体的に関わり よりよい社会を創造していくためには 一人

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

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2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

問題解決的な学習スタイルを充実させるために 3 つのステップを積み上げましょう 課 題 板書を充実させる道具を用意している ( マグ ネット名札 学習の流れカード ) 黒板に日付を書き 単元の流れ 本時の流れを 掲示している ノートに日付 単元の流れ 本時の流れを書かせている 前時の振り返りをノート

平成 年度言語活動の充実促進モデル校事業の研究より 豊かな表現力を培う 各教科等における言語活動の充実 伝え合う力 の育成

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

児童の実態に応じた取り組みであり, 学ぶ意欲や思考力を高める上からも意義深い (4) これまでの研究の経過から本校は平成 23 年度から, 算数科を研究領域とした研究に取り組み, 子どもの主体的な学びと算数的活動を重視した学び合いを通して, わかる できる 喜びを味わう子どもの育成に取り組んできた

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

(2) 授業者が学びの見通しを持つ ( 学習目標の明確化 ) 問題解決的な学習に取り組む際, どのような場面で, どのようにして, どのような力を子どもたちに付けるのか, 単元や授業における目標を明確にして学びを見通しておくことが大切です 目標が不明確であると, 作業や体験などの活動そのものに, 子

指導案 5年 算数

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

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Taro-H29結果概要(5月25日最終)

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

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(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

PowerPoint プレゼンテーション

3/3 研究推進委員会

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

①H28公表資料p.1~2

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算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

工業教育資料347号

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3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

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2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

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( ) 除法の意味や割合の意味を理解することに課題があります 例 )A3(1) 120 cmの赤いテープの長さが白いテープの長さの 0.6 倍に当たるとき 二つのテープの長さの関係を表している図を選ぶ 県 31.3%( 全国 34.0%) A8 犬を飼っている 8 人が学級全体の人数の 25% に当

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Transcription:

活力ある ふるさと葛巻 を創造できる新たな担い手を育てるために 平成 27 年 3 月葛巻町教育センター

複式学級の基本的な指導形態と指導計画 複式学級の特質は, 異学年少人数の児童が同時に学習するということです そのため算数科の学習指導の基本的な考えが単式学級とは異なります 指導形態には, 学年ごとに学習を行う 学年別指導 と,2 つの学年を 1 つの学級とみなして指導する 同単元 ( 類似単元 ) 指導 があります 算数科では, その特質である領域における系統性, 発展性を生かして 共通のねらい を設定することで, 学年別指導 の形態をとりながらも, 可能な限り共通の指導場面を位置付ける 同単元 ( 類似単元 ) 指導 が進められています 年間の指導計画上, 共通のねらい を設定できない単元の組合せもしばしばあります このような場合は, 敢えて無理をしなくてもかまいません しかし, 学習展開や活動のさせ方などを工夫し, 共通のねらい がある授業のよさを生かしたいところです 例えば, 異単元指導であっても, 授業の最後のまとめで, それぞれの学年で学習したことを交流するなど,1 つの学級として学んでいるという意識をもたせることが考えられます 複式学級の授業展開例 複式学級の授業では, 教師が一方の学年に指導する 直接指導 と, もう一方の学年が児童だけで学習を進めていく 間接指導 を組み合わせて指導していくことになります このとき, 教師が一方の学年から他方の学年へ交互に移動することを わたり といいます 一般的には, 課題把握 - 課題追究 - 解決 定着 - 適用 発展の 4 つの過程で学習過程が展開されます このとき, 指導の工夫として, 例えば, 教師が下学年で課題把握の過程を直接指導している間に, 上学年は間接指導で児童が前時の適用 発展の過程に取り組むという方法があります このように, 直接指導する過程が重ならないようにすることを ずらし といいます 右の表は, 上学年と下学年の指導過程が重ならないよう, ずらし を取り入れ, 教師が 直接指導 している間, 他方が児童だけで学習を進める 間接指導 の展開例です また, 共通のねらい を設定し, 共通導入 共通終末を位置付けています 共通導入 教師が両学年を交互に移動して指導する わたり の際には, 間接指導の児童が主体的に取り組めるような手立てを工夫する必要があります 児童が何をすればよいか明確になるように直接指導を工夫するだけでなく, 各学校で作成する学習の手引などを活用し, 普段から学び方の育成を図ることが大切です -1- 共通終末

葛巻町授業力向上プラン 2014 の概要 本町は 北緯 40 度, ミルクとワインとクリ - ンエネルギ - のまち 葛巻町 をキャッチフレーズにする, 岩手県中部にある人口 7 千人ほどの山間の町です 風力 太陽光 バイオマスなどの発電は 160% 以上の電力自給率があります 町内の小学校 5 校と中学校 3 校は全てへき地指定を受け, 葛巻高等学校との中高一貫教育にも取り組んでいます 小学校 4 校が複式学級ですが, そのノウハウは十分確立されているとはいえず, 学力調査等の成果は, 先生方の献身的に指導の賜物に他なりません 平成 26 年度に, 岩手県学習定着度状況調査や全国学力 学習状況調査などの結果から, 町内の現状を, 右のように捉えました そして, 葛巻町授業力向上プラン 2014 として,7 つのキーワードを掲げました 指導目標 学習課題 まとめ 定着状況の把握 間接指導の充実 学び合い 学習の振り返り これを, 各小 中学校が取り組む共通の基盤として,PDCA サイクルを促進し, 各校の校内研究を活性化しようということです 町内全学校が共同して実践研究できる葛巻町だからこそ, そのメリットを最大限に生かし, 小規模 複式教育にプラス志向で取り組めるのではないかと考えます -2-

指導と評価の一体化を図る 教科書を開いて考えさせる授業 の概要 葛巻町授業力向上プラン 2014 を基に実践研究を進める中で, 教科書の活用法を見直そうという試みが行われるようになりました 教科書を開くと答えが書いてあるから, 子どもに考えさせることがなくなってしまう ではなく, そもそも子どもが開いて学習するために編集されたものなので, 算数 数学では, 子どもに見せるために敢えて 答え や 考え方 まで書いたと捉える考え方です そこで, いくつかの実践の成果や課題を 子どもは, 教科書に書いてあることを読みとれるか? 教科書から読みとったことを活用できるか? という視点から整理し, 先生方が指導改善を図る際の選択肢を増やしてもらうために, 算数 数学科の授業づくりの例として型を示すことにしました 教科書を開いて考えさせる授業 の概要 (1) 教科書を開いてシンプルに導入し, 子どもに読ませたり書き込ませたりします (2) 教科書を開いても, 理解できない子ども, 勘違いや誤解している子どもがいるはずと考え, 理解できたかどうか念のために確認します (3) 教科書を基に, 算数 数学の論理と用語を使って, 授業者が まとめ をします ここまでを20~30 分ほどで扱います (4) 適用問題などを通して, 指導と評価の一体化を図るとともに, 既習事項と関連付けたり, 学び直したり, 発展したりする考えがいのある課題に取り組ませます (5) 授業でわかったことやわからなかったことなどを, 子どもに自由に記述させます < 参考文献 > 教えて考えさせる授業 を創る基礎 基本の定着 深化 活用を促す 習得型 授業設計市川伸一著, 図書文化社 子どもは, 教科書に書いてあることを読みとれるか? 教科書のとおりにシンプルに導入し, 読んだり書き込んだりすることは, 子どもにとっては自然な流れであり, 違和感なくスムーズに取り組むことができます ただし, 予習している子どもやすぐにわかってしまう子どももいます 式を書き込ませる際に, 答えまで書いてもいいですよ として, 子どもの理解度を見とったり, 答えを早く明らかにして課題意識を考え方に焦点化したりするようにします また, 教科書に書いてあることは読みとらせ, 書いていないところで表現させるようにすると, さんの考えやキャラクターの吹き出しなどにより, 多様な考え方を取り上げながら, 見通しをもたせることができます その際, わかりましたか? はい! のやりとりでは, 子どもが本当に理解できたか判断できません 念のために, ペアで説明させたり, 類似問題に取り組ませたりして, 必ず活動化して確かめるようにします 複式学級でも取り入れたいところです 教科書から読みとったことを活用できるか? まとめまでを 20~30 分ほどでテンポよく扱い, 教科書のドリルで技能の習熟を図ったら, 残りの時間は, 敢えて教科書から少し離れてみることが大切です 特に, 主観点が数学的な考え方や知識 理解の場合, それに対応する評価問題を位置付けて指導と評価の一体化を図ります そして, 問題解決や学び直しの機会などを通して, 考えがいのある課題に取り組ませるようにします 要するに, 子どもが本時の指導目標を達成できたかどうか, 活用させて試すということです 複式学級でも, 両学年を間接指導にして取り組ませることができます そして, 授業の最後に, わかったことやわからなかったことなどを, 子どもに自由に記述させます 学習者である子どもがどう受けとめたのかを見とることで, 授業の反省材料とすることもできます -3-

単式は, 複式のように 複式は, 単式への架け橋として 複式学級では, 授業者が一方の学年を直接指導している間, 他方の学年の子どもの活動状況を見ることができません わたり が不要な単式学級は, それができるだけで十分メリットがあるといえます 単式だからと, 学習活動を増やすことは, そのメリットを放棄することになりかねません 子どもは誤解や勘違いがあって当然です そのような場合には, 個別指導や解説などをグッと堪えて 学び合い を取り入れるようにします 間接指導のように, 子どもが主体的に学習を進める場面を位置付け, その状況を見とることを優先します 単式学級では, 複式と同様に 間接指導の充実 を図りながら, そのメリットを十分生かし, 子どもの理解度に寄り添うようにします 複式学級では, ずらし にこだわらず, 両学年の子どもが教科書で自学自習することを目指します したがって, 指導過程でというよりは, 子どもの状況に応じてフレキシブルな わたり で, 子どもの理解度に寄り添うようにします そして, 複式の特質を踏まえて共通終末を位置付けます 教材分析のチャンスと捉え, 単式への架け橋となるように, ねらいを焦点化したり活動を精選したりすることが大切です 個別指導や解説を, グッと堪えて 学び合い に 単式のメリットを生かした 間接指導の充実 を 教科書を開いて考えさせる授業 について, 参会者からは次のような感想をいただいています 授業のテンポが少し速くなるので, 適用問題や振り返りなどの時間を確保できる さんの考えやキャラクターの吹き出しなどで, 多様な考え方を自然に扱える 教科書を読ませて教えること, 子どもに考えさせることのバランスがよくなる 問題を板書したりノートに貼るプリントを作成したりする作業が軽減できる 複式学級で, 異単元を扱うような場合でも, 無理なく取り組める など 従来の指導法とは異なる点もありますが, 単式 複式のどちらでも, 教科書を開いて子どもの自学自習を促すことにより, 主体的に学び合う葛巻町の子どもを育んでいきたいと考えます < 授業づくりのポイント > ➀ 何を教えるか? 本時の 指導目標, 評価の観点と評価規準を焦点化 明確化し, 学習課題 で共有します 2 どのような力が身に付いたか? 本時の指導目標を達成した子どもの姿を, 評価問題, 解答例として具体化した上で, まとめ を踏まえて, 定着状況の把握 を行い, 指導と評価の一体化を図ります 3 どのように学ぶか? 自力解決の場面などでは, 取り組みやすい選択式や教科書を参考にした記述式などを取り入れ, 間接指導の充実 を図ります 個別指導したいところをグッと堪えて, 学び合い の機会にしてみます ➃ どのように学んだか? 子どもの誤解やつまづきを取り上げ, 解決を図るとともに, 思考を整理する 学習の振り返り を適宜位置付けます 最後に, わかったことやわからなかったことなどを記述させて, 学習の意識化を図ります -4-

教科書を開いて考えさせる授業 学習指導実践事例 ( 算数科 ➀) 第 5 学年 : 分数のかけ算とわり算を考えよう ( 東京書籍 新しい算数 5 下 P.92,93) 教科書を開いて, シンプルに導入します 学習課題は端的に示します 教科書の空欄に, 書き込ませます 理解できたかどうか, 念のために確認します 教科書をふまえ, 授業者が, まとめます 個別指導や解説などをグッと堪えて, 学び合い に 発問しだいで数学的な考え方の評価問題になります この評価問題で, 指導と評価の一体化を図ります 考えがいのある課題で理解が深まるようにします わかったことやわからなかったこと等を, 自由に記述させます この実践例では,2 つのみほさんの吹き出しに, 子どもが誤解しやすい内容があるので, その誤解を取り上げ, 修正し, まとめにつなげています その上で, 授業者の発問により, 教科書のドリルの 1 問を, 数学的な考え方の評価問題にします また, 考えがいのある課題として, 教科書にない 0.8 3 の計算に取り組ませることにしました このような理解を深める算数的活動を位置付けられるのは, 教科書を活用してテンポよく展開するからこそといえます 学習の振り返り 例 まとめとやったことが違っていてビックリした 省略しても消えたわけじゃないことがわかったのでよかったです -5-

教科書を開いて考えさせる授業 学習指導実践事例 算数科➁ 第6学年 速さ 東京書籍 新しい算数6上 P.82 85 教科書を開いて シンプルに導入し ます 教科書の空欄に 書き込ませます 教科書P.82 理解できたかどう か 念のために確 認します 学習課題は端的に 示します 教科書P.83 選択式にすると 自力解決の時間を 短縮できます 個別指導や解説な どをグッと堪えて 学び合い に 教科書をふまえ 授業者が まとめ ます 教科書P.84 この評価問題で 指導と評価の一体 化を図ります 考えがいのある課 題で理解が深まる ようにします 教科書P.85 わかったことやわ からなかったこと 等を 自由に記述 させます 6

教科書を開いて, シンプルに導入します 教科書を開いて考えさせる授業 複式学習指導実践事例 ( 算数科 ➂) 第 3 学年 : かけ算を考えよう ( 東京書籍 新しい算数 3 上 P.99~101) 第 4 学年 : わり算の筆算を考えよう ( 東京書籍 新しい算数 4 上 P.112~114) 授業者は, 下学年を中心に指導しながら, 上学年に指示を出します 教科書の空欄に, 書き込ませます 学習課題は端的に示します 理解できたかどうか, 念のために確認します 発問しだいで数学的な考え方の評価問題になります 選択式にすると, 自力解決の時間を短縮できます 個別指導や解説などをグッと堪えて, 学び合い に 教科書にはありませんが, 授業者がまとめます この評価問題で, 指導と評価の一体化を図ります 考えがいのある課題で理解が深まるようにします わかったことやわからなかったこと等を, 自由に記述させます それぞれの学習を振り返って, 交流を図ります この実践例では, 前半をテンポよく展開し, 後半の考えがいのある課題に取り組む時間をどれだけとることができるかがポイントです 第 3 学年では, 十の位や一の位が 0 のときの筆算のしかたに, 迷う子どもがいるだろうと考えて, P.100,101 の計算問題から抜き出して, ここで考えさせることにしました 第 4 学年は, 次時を見通しながら, 誤りのある筆算の例を示して, 間違い直しに取り組ませます どちらもかけ算やわり算の学習の続きです とシンプル導入にして, 共通終末のほうで価値付けを図ります かけ算を学習しながら, 逆のわり算との関係を意識できるのは, まさに複式学級ならではのメリットです 学習の振り返り 例 ( 第 3 学年 ) はじめは簡単だったけど, 十の位が 0 のかけ算で少しわからなくなった しっかり計算できるようになりたいです -7-

教科書を開いて, シンプルに導入します 教科書を開いて考えさせる授業 複式学習指導実践事例 ( 算数科 ➃) 第 5 学年 : 小数のわり算を考えよう ( 東京書籍 新しい算数 5 上 P.48,49) 第 6 学年 : 分数のわり算を考えよう ( 東京書籍 新しい算数 6 上 P.43) 授業者は, 下学年を中心に指導しながら, 上学年に指示を出します 教科書の空欄に, 書き込ませます 学習課題は端的に示します 選択式にすると, 自力解決の時間を短縮できます 理解できたかどうか, 念のために確認します 発問しだいで数学的な考え方の評価問題になります 教科書をふまえ, 授業者が, まとめます 前時の問題に戻り, 学び直しを図ることもできます 教科書の説明を参考にした記述式で説明させます 個別指導や解説などをグッと堪えて, 学び合い に 考えがいのある課題で理解が深まるようにします この評価問題で, 指導と評価の一体化を図ります わかったことやわからなかったこと等を, 自由に記述させます それぞれの学習を振り返って, 交流を図ります この実践例では, 教科書には書いていない内容を, いくつか追加しています 第 5 学年では, 整数になおす際に誤りがちな例を示し, 選択式で考えさせる活動を追加して確認します また, 教科書に まとめ がないので, 小数を分数に変えるだけで, 後に活用できるようにしました 第 6 学年は, 教科書にドリルがなく, 評価の観点がわかりにくいところです 前時も, 赤を 1 とみて, 青や黄のリボンの割合を考えているので,2 時間の学習を統合的みて, 学び直しを図る考えがいのある課題に取り組ませることにしました どちらもわり算の学習の続きです とシンプル導入にして, 共通終末のほうで価値付けを図ります 学習の振り返り 例 ( 第 6 学年 ) 簡単だと思ったのに, リボンの問題に戻ったら難しかった かけ算かわり算かではなく, 両方ともかけ算で考えてもいいことがわかった -8-

教科書を開いて考えさせる授業 学習指導実践事例 ( 数学科 ) 第 2 学年 : 三角形と四角形 ( 東京書籍 新しい数学 2 P.118~119) 教科書を開いて, シンプルに導入します 学習課題は端的に示します 教科書 P.118 選択式にすると, 自力解決の時間を短縮できます 理解できたかどうか, 念のために確認します 教科書をふまえ, 授業者が, まとめます 教科書 P.119 考えがいのある課題で理解が深まるようにします 個別指導や解説などをグッと堪えて, 学び合い に この評価問題で, 指導と評価の一体化を図ります わかったことやわからなかったこと等を, 自由に記述させます -9-

葛巻町ふるさとキャンパス 構想と小規模校, 少人数学級における工夫 本町では, 平成 25 年度から, 保育園 小学校 中学校 高等学校と地域とが連携した学校教育のデザイン 葛巻町ふるさとキャンパス 構想による, 連携の意識化 重点化を図っています 各中学校区を, 葛巻キャンパス, 小屋瀬キャンパス, 江刈キャンパスとして, それぞれの企画で, 授業交流研修会などに取り組んでいます また, 小規模校, 少人数学級における工夫としては, 合同学習 ふるさと学習 ( 集合学習 ) 交流学習 があります 合同学習 学校内で, 学年 学級の枠を超えて数学年が同じ題材 ( 教材 ) で行う学習です 音楽, 図画工作 ( 美術 ), 体育 ( 保健体育 ) などで実施されることが多いようです ふるさと学習 ( 集合学習 ) 近隣の 2 校以上の小規模校の子どもたちが 1 カ所に集まり, 共同して教育活動に取り組みます 葛巻町ふるさとキャンパス構想では, これを ふるさと学習 として, 視点の 1 つにしています 同じキャンパス内の小学校どうしが連携し, 相互理解と連帯感を深め, 社会性を育むことで, 中 1 ギャップの解消を図ったり, ふるさと葛巻の豊かな自然と歴史, 文化などを学んだりします 普段とは異なるメンバーで, 体育の集団運動やゲームを行ったり, 社会科見学, 宿泊研修などを行ったりしています 交流学習 学校規模や生活環境の異なる学校間で交流しながら行う学習です 町外の学校との交流を行うには, その目的を明確にし, 相手校との連絡調整を密に行う必要があります A 学年 A 学校 B 学年 合同学習 B 学校 C 学年 C 学校 ふるさと学習 ( 集合学習 ) A 学年 大規模校都市部 交流学習 C 学年 小規模校郡部等 -10-

参考文献 平成 26 年度版複式学級の特質を生かした学習指導のすすめ方ガイド ( 岩手県立総合教育センター ) 平成 27 年 2 月 南北 600km の教育 ~ へき地 複式教育の手引き ~( 鹿児島県教育委員会 ) 平成 26 年 3 月 岩手の小規模 複式指導ハンドブック第 29 集 ( 岩手県教育委員会 ) 平成 21 年 2 月 これだけは知っておきたいへき地教育ハンドブック ( 全国へき地教育研究連盟 ) 平成 7 年 8 月 小学校複式学級指導資料算数編 ( 文部省 ) 昭和 55 年 6 月 新しい算数 (3 上,4 上,5 上,5 下,6 上 ), 新しい数学 2 ( 東京書籍 ) 平成 22 年 3 月 教えて考えさせる授業 を創る基礎 基本の定着 深化 活用を促す 習得型 授業設計 ( 市川伸一, 図書文化社 ) 平成 20 年 5 月 葛巻町授業力向上プランの挑戦 葛巻型小規模 複式指導リーフレット ~ 教科書を開いて考えさせる授業 算数 数学科 ~ 平成 27 年 3 月発行葛巻町教育センター 028-5402 岩手県岩手郡葛巻町葛巻 16-1-1 TEL:0195-66-2111( 内 274) FAX:0195-66-4389 E-mail:shido@town.kuzumaki.iwate.jp