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荷主及び運送業の元請の事業者の皆さまへ 過労運転 過重労働の防止及び安全運行の確保等のために 宮城では 約 1,300 の貨物自動車運送事業場において 約 32,000 人の労働者 ( 出所 : 平成 18 年事業所 企業統計調査 ( 総務省 )) が働いており 貨物自動車運送事業者 ( 以下 運送

一般乗合旅客自動車運送事業者 ( 以下 乗合事業者 という ) が一般乗合旅客自動車運送事業 ( 以下 乗合事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 以下 乗合車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合において 350 キログラム以上の貨物を運送する場合における一般貨物自動車運

自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令に規定する国土交通大臣が告示で定める方法 ( 平成十八年三月十七日国土交通省告示第三百五十号 ) (10 15モード燃費値及びJC08モード燃費値の算定方法) 第一条自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令 ( 昭和 54 年通商産業省 運輸省令第

2. 使用者は 労働者を解雇しようとする場合においては 少なくとも30 日前にその予告をしなければならない 30 日前に予告をしない使用者は 30 日分以上の平均賃金を支払わなければならない 但し 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合又は労働者の責に帰すべき事由に基づ

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平成 31 年度 運輸安全マネジメントの取組み WILLER EXPRESS 株式会社 1

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ドライブレコーダーにより記録すべき情報及びドライブレコーダーの性能要件を定める告示 ( 平成 28 年 11 月 17 日国土交通省告示 1346 号 ) ( 総則 ) 第一条一般貸切旅客自動車運送事業者が 旅客自動車運送事業運輸規則 ( 昭和 31 年運輸省令第 44 号 ) 第 38 条第 1

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貨物自動車運送事業のモデル三六協定およびその届 様式第 9 号 ( 第 17 条関係 ) 時間外労働休日労働に関する協定届 事業の種類 事業の名称 事業の所在地 ( 電話番号 ) 貨物自動車運送事業 新宿運輸株式会社 新宿区西新宿 ( ) 延長することができる時間

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記 1. 用語の定義 (3) 貸切バス委託型管理の受委託においては 受委託に係る運行は委託者の乗合バス事業であるとともに受託者の貸切バス事業として捉える 2. 委託の基準 実働車両数は 往路及び復路分をそれぞれ含めたものとする 以下同じ 既に委託者が保有する事業用自動車を運行の用に供する乗合バス委託

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Taro 【バス等事件】緊急時

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一部改正一部改正一部改正一部改正一部改正 国自総第 122 号国自貨第 31 号国自整第 39 号平成 16 年 6 月 30 日平成 17 年 12 月 8 日平成 18 年 5 月 26 日平成 18 年 9 月 15 日平成 19 年 5 月 1 日平成 20 年 3 月 31 日 各地方運輸

「道路運送法に基づく運行管理者資格者証の返納命令発令基準等について」の一部改正について(新旧)

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改正労働基準法

乗務途中点呼 ( 中間点呼 ) 管理者は 乗務前及び乗務後に点呼のいずれも対面で行うことができない乗務を行う者に対し 当該点呼のほかに 当該乗務の途中において少なくとも 1 回電話その他の方法により点呼を行い 次の事項について報告を求め 車両の安全を確保するために必要な指示をしなければならないものと

の氏名又は名称及びの所在地 平成 30 年 3 月 13 日 平成 30 年 3 月 16 日 有限会社東九州交通 ( 法人番号 ) 代表本社営業所者岸上昭二 宮崎県延岡市土々呂町 ひまわり交通株式会社 ( 法人番号 ) 代本社営業所

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国土交通省自動車局一般貸切旅客自動車運送事業者の皆様へのご連絡貸切バスの一層の安全確保のため 運行管理に関する義務を拡充します 平成 28 年 11 月 1 日から 運行管理者の欠格期間中は補助者になれません ( 施行日時点で選任済の者を除く ) 平成 28 年 12 月 1 日から 新たに雇い入れ

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日個連東京都営業協同組合浮間事務所

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事故関係マニュアル 一般乗合旅客自動車運送事業者用一般貸切旅客自動車運送事業者用特定旅客自動車運送事業者用自家用有償旅客運送者用

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軽井沢スキーバス事故対策検討委員会について

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第 節法の目的 旅客テキスト見本道路運送法 重要運送法第 条 ( 目的 ) この法律は 貨物自動車運送事業法と相まって 道路運送事業の運営を適正かつ合理的なものとし 並びに道路運送の分野における利用者の 需要の多様化及び高度化に的確に対応したサービスの円滑かつ確実 な提供を促進することにより 輸送の

1 はじめに

作業時間の短縮等による拘束時間の削減 鳥取県 1. 実施者の概要 発着荷主企業 : 荷主組合 A 社酪農家で組織した専門農協 乳製品の製造販売等を実施 実運送事業者 A 社 B 社 C 社 D 社実運送事業者 A 社 : 鳥取県が本社 荷主組合 A の製品輸送を担当実運送事業者 B 社 : 鳥取県が


- 1 - 国土交通省告示第三百十九号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律(平成三十年法律第三十二号)の一部の施行に伴い 移動等円滑化の促進に関する基本方針において移動等円滑化の目標が定められているノンステップバスの基準等を定める告示の一部を改正する告示を次のように

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初任運転者に対する指導内容 ( 座学 ) 菰野東部交通株式会社 指導教育の内容 事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項 道路運送法その他の法令に基づき運転者が遵守すべき事項及び交通ルール等を理解させるとともに 事業用自動車を安全に運転するための基本的な心構えをしゅうとくさせる ( 事業用自動車に

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事業計画の新旧記載事項及び添付書類 事業計画新旧対照表記載事項 1. 営業所の名称及び位置 2. 営業所に配置する事業用自動車の種別及び事業用自動車の種別毎の数 3. 休憩 睡眠施設の位置及び収容能力 4. 車庫の位置及び収容能力 添付書類 1. 新設する営業所の事業用自動車の運行管理の体制を記載し

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

の内容を記録すること 4 第 4 号の 改善措置 とは 原因究明の結果明らかになった事実関係に基づいて当該苦情に対する具体的措置及び再発防止のために行った措置のことをいう 5 第 5 号の 苦情処理を担当した者 とは 苦情の申出を実際に受け付けた者その他苦情の申し出を行った者に対する対応を行った者の

埼玉県生活交通路線維持費補助金交付要綱

企画旅行の記入例 1 運送申込書 / 運送引受書 乗車券 手数料が個々の運送単位で決められている場合 申込者は 太線内をご記入願います 申込日 : 令和 1 年 7 月 25 日氏名 旅行サービス株式会社 ( 旅行業者等 ) 電話 : 名称 ( 担当者名 ) 山田一郎 F

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安全管理規程

- 2 - 改正後改正前別表第3(事業用自動車等の定期点検基準)(第二条第五条関係)別表第3(事業用自動車等の定期点検基準)(第二条関係) 点検時期12 月ごと点検時期12 月ごと3月ごと3月ごとの点検に次3月ごと3月ごとの点検に次点検箇所の点検を加えたもの点検箇所の点検を加えたもの(略)(略)(略

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国土交通省自動車交通局プレスリリース

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乗務員に対する指導監督 1. 国土交通大臣が告示で定めるとことにより ( 貨物自動車運送事業者が事 業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の方針 ( 平成 付け 国土交通省告示第 1366 号 ) 運転者に対し事業用自動車の運行の安全を確 保するために必要な運転の技術及び法令に基


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Microsoft Word 第二弾【公開版】改正育介法Q&A

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Ⅳ 騒音・振動の状況

日整連第  -   号

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第 4 条育児短時間勤務をしている職員の産業医手当の額は 給与規程第 12 条に定める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 扶養手当 ) 第 5 条育児

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める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 初任給調整手当 ) 第 5 条育児短時間勤務をしている教職員の初任給調整手当の額は 給与規程第 13 条第 3

入院時等の加算に関する Q&A Q1 施設入所支援における入院 外泊時加算については 1 月に8 日を限度に 320 単位を算定することとされているが 8 日間は連続していなければならないのか A 入院 外泊の日数については 連続している必要はなく 8 日に満たない短期間の入院 外泊を数回行った場合

所要時間 : 片道約 6 時間 40 分 迂回運行を考慮した時間設定にしておりますが 地震に伴う速度規制 交通規制および車両渋滞により遅延が生じることもございます 運賃 : 通常の福岡 ~ 宮崎線 フェニックス号 と同じ運賃福岡 ( 天神 博多 呉服町 )~ 宮崎駅 宮交シティ 4,630 円 (

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( 育児又は介護を行う職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限 ) 第 9 条略 4 前 3 項の規定は, 第 16 条第 1 項に規定する日常生活を営むのに支障がある者を介護する職員について準用する この場合において, 第 1 項中 小学校就学の始期に達するまでの子のある職員 ( 職員の配偶者で当該子の

別紙 1. 各営業所に配置する事業用自動車の種別ごとの数 (1) 普通自動車 所属営業所 ( 新 ) ( 旧 ) 普通 小型 けん引被けん引 計 普通 小型 けん引被けん引 計 品川営業所 5 5 千代田営業所 5 5 営業所営業所 合 計 (2) 霊柩自動車所属営業所 ( 新 )

平成11年度

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

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エコカー減税グリーン化特例(自動車税 軽自動車税)(自動車税 軽自動車税)環境性能割車体課税の見直し ( 自動車重量税 自動車取得税 自動車税 軽自動車税 ) トラック バス タクシーについては 営自格差 を堅持するとともに 一部見直しを行った上で エコカー減税 グリーン化特例を 2 年間延長 また

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Taro 【トラック事件】緊急

運転者 項目 使用車両及び権原 損害賠償措置 運行管理の責任者の選任 整備管理の責任者の選任 安全運転管理者の選任 要件 第二種運転免許を受けている者 第一種運転免許を受けており 国土交通大臣が認定する講習を修了している者 運行主体が使用権原 ( 使用できる権利 ) を有するもの 車両は原則として貨

6. 高速道路 SA PA 等 への充電設備設置事業の説明と提出書類 高速道路 SA PA 等 への充電設備設置事業の 説明と提出書類 事業名 事業内容 申請できる方 高速道路 SA PA 及び道の駅等への充電設備設置事業 ( 経路充電 ) 高速道路 SA PA 等 ( 注 1) におけ

平成 30 年 1 月現在禁無断転載 複製 7 平成 29 年度の税制改正の概要について エコカー減税 ( 自動車重量税 自動車取得税 ) の概要 適用期間 自動車取得税( 取得税 ): 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 自動車重量税( 重量税 ): 平成 29

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はじめに この手帳は 物流の主役であるトラックドライバーに課せられた事項 すなわち 輸送の安全を確保するための基本的項目をとりまとめたものです 内容は 1 運行管理 2 乗務員が遵守しなければならない事項 3 運転者が遵守 しなければならない事項 4 運行管理の業務内容について の4つの基本を中心に

平成 27 年度 輸送の安全教育計画 安全ミーティング外部講習会適性診断安全委員会社長面談 4 月 月 6 月 月 8 月 月 10 月 月 12 月 月 2 月 月 教育内容 1

今後のスケジュールについて 17 年 8 月 ~ 17 年 11 月 ~ 17 年 12 月 ~ NPO 等によるボランティア福祉有償運送を含む STSの普及促進 NPO 等の運行主体に対する実態調査 関係者等からのヒアリング 交通バリアフリー法の見直しの検討 ( 実態調査 ヒアリングを踏まえた )

第 1 章総則 ( 適用範囲 ) 第 1 条 当社の経営する一般貸切旅客自動車運送事業 ( 国土交通大臣の許可を受けて乗 合旅客運送を行う場合を除く ) に関する運送契約は この運送約款の定めるところに より この運送約款に定めのない事項については 法令の定めるところ又は一般の慣習 によります 2

の落札車両の搬出期限搬出可能時間 USS-R 名古屋 搬出券の引渡は 搬出券管理 搬出は ゼロに全て委託しています 自社 もしくは指定の陸送業者の搬出は ゼロに一度連絡をし 必ず ゼロの指示に従って下さい お問合わせをせず へ行っても搬出はできません 自社搬出の際は 必ず事前連絡して下さい ゼロ名古

改正労働基準法

( 概要図 ) 告知書発行納期限督促状発行督促状による 対象月 ( 翌月 20 日まで ) ( 翌月末 ) 納付指定期限 延滞金の割合 10 日 ( 運用 ) 10 日 3 ヶ月 2.6% ) 8.9% 2 ただし 督促状による納付指定期限までに掛金を完納したときは 延滞金は発生しない 1 平成 3

地域公共交通会議の設置及び運営に関するガイドライン 別紙 1. 地域公共交通会議の目的地域公共交通会議は 地域の実情に応じた適切な乗合旅客運送の態様及び運賃 料金等に関する事項 自家用有償旅客運送の必要性及び旅客から収受する対価に関する事項 その他これらに関し必要となる事項を協議するため設置するもの

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育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

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高速乗合バス 交替運転者の配置基準 ( 解説 ) 国土交通省自動車局 初版平成 25 年 5 月 15 日

0 はじめに 高速乗合バスの安全を確保するため 旅客自動車運送事業運輸規則の解釈及び運用について が一部改正され部改正され その中で 高速乗合バス及び貸切バスの交替運転者の配置基準について が策定されています 本解説書では 交替運転者の配置基準の詳細を解説したものです 解説書では 1. 基準概要 2 2. 昼間 夜間 一運行 1 日の考え方 3 3. 距離による基準の考え方 5 4. 運転時間による基準の考え方 9 5. 夜間ワンマン運行の連続乗務回数の考え方 10 6. 連続運転時間 の考え方 14 7. 乗務途中の体調報告 デジタル式運行記録計による運行管理 16 について それぞれの基準の要点を纏めております さらに 本基準に加え 引き続き 勤務時間等基準告示 1 を遵守する必要があります 勤務時間等基準告示については 厚生労働省が発行している バス運転者の労労働時間等の改善基準のポイント (http://www.mhlw.go.jp/new info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/dl/040330 11.pdf ) においてポイントが記載されております 2 ので 併せてそちらをご確認下さい 本基準は 生理学的な観点から最低限の基準として設定するものであり これまで実施されている各事業者による安全対策が後退することがないようにお取りはがなからい下さい 1 旅客自動車運送事業運輸規則第 21 条第 1 項の規定に基づく事業自動車の運転者の勤務時間及び乗務時間に係る基準 ( 平成 13 年国土交通省告示第 1675 号 ) をいいます 2 勤務時間等基準告示は 労働省告示 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 ( 平成元年労働省告示第 7 号 ) ( 改善基準告示 ) を引用しております 1

ワンマン運行の上1 基準概要 これまで 勤務時間等基準告示で定められた条件を超えて引き続き運行する場合は交替運転者が必要としておりましたが 今後は これらに加え 以下の交替運転者の配置基準も遵守する必要があります これまで 交替運転者の配置基準 勤務時間等基準告示で定められた次のような条件を超えて引き続き運行する場合は交替運転者が必要 ( イ ) 拘束時間が 16 時間を超える場合 ( ロ ) 運転時間が 2 日を平均して 1 日 9 時間を超える場合 ( ハ ) 連続運転時間が 4 時間を超える場合 上記の基準は 今後も引き続き適用されます 今後これらに加えて 高速乗合バスの交替運転者の配置基準 ( 平成 25 年 8 月 1 日より適用 ) 運転時間 4.(1) 昼間 原則一運行 9 時間まで 貸切委託運行を除き 週 3 回まで 9 時間超が可 ( 注意 :1 日の運転時間は 2 日平均で 9 時間が限度 ) 夜間 2.(1) 2.(1) 4.(3)2 4.(3)2~3 一運行 9 時間まで 4.(2) 貸切委託運行を除き 週 3 回まで 9 時間超が可 ( 注意 :1 日の運転時間は 2 日平均で 9 時間が限度 ) 1 日 4.(3)2 原則 1 日 9 時間まで 貸切委託運行を除き 週 3 回まで 9 時間超が可 ( 注意 :1 日の運転時間は 2 日平均で 9 時間が限度 ) 距離2.(2) 3.(1) 2.(2) 3.(4) 限連続乗務 原則 3.(2)1 一運行 500km まで 以下の条件を満たした場合 昼間は 600km まで 条件 運行前に11 時間以上の休息又は運行途中に1 時間以上の (1 回 20 分以上で分割可 ) 3.(2)2 乗務中の体調報告 7.(1) 原則 3.(3)1 一運行 400km まで 3.(2)2 3.(3) 2~3 以下の条件を満たした場合 夜間は 500km まで 条件 運行前 11 時間の休息を確保又は距離 100km から400kmまでの間に仮眠施設において連続 1 時間以上の仮眠を確保 3.(3)2 又は3.(3)3 運行計画上 2 時間ごと * に20 分以上のを確保 5.(5)1 乗務中の体調報告 7.(1) デジタコによる運行管理 7.(2) 連続 4 夜まで 1 日に 2 つ以上の運行に乗務する場合の合計は ( 注意 : この時 運行と運行の間に連続 1 時間以上のを入れなけ れば 別運行とは見なさない 一方 1 日の乗務の中で2つの夜間ワンマン運行に乗務する場合には 連続 1 時間以上のを挟んでいても 1つの夜間ワンマン運行とみなす ) 3.(4)1 以下の条件を満たした場合 600km まで 3.(4)2 貸切委託運行を除き 週 3 回まで 600km 超が可 条件 複数の運行のそれぞれの距離は 一運行の距離 の範囲内 乗務中の体調報告 7.(1) デジタコによる運行管理 7.(2) 回数ーー 6.(1) ( 距離 400km 超は連続 2 夜まで ) 6.(2) 5.(2)1~2 高速道路の区間で 連続運転時間ー 5.(1) 概ね 2 時間まで * 高速道路の区間で 概ね 2 時間まで * 運転概ね4 時間毎 * に合計 以上 運転時間 4 時間毎に合計 以上時間 3.(2)2 5.(3) 5.(5) ー 5.(3) 5.(4)1 左 ( 距離 500km 超は運行途中に合計 1 5.(4) ( 距離 400km 超は運転概ね4 5.(5) 時間以上 (1 回 20 分以上で分割可 )) 時間毎 * に合計 40 分以上 ) * 運行の計画がなされていることを求めるもの 5.(2)1~2 5.(4)1 右 2

2 昼間 夜間 一運行 1 日の考え方 交替運転者の配置基準では 夜間及び昼間の一運行の距離 時間と1 日の距離 時間について基準を定めています ここでは 夜間 昼間 1 運行 及び1 日の考え方について以下のとおり 整理しています (1) 昼間 夜間の考え方 夜間ワンマン運行 昼間ワンマン運行の定義は以下のとおりです 夜間ワンマン運行 : 最初の旅客が乗車する時刻若しくは最後の旅客が降車する時刻 ( 運転を交替する場合にあってはを開始する時刻若しくはを終了する時刻 ) が午前 2 時から午前 4 時までの間にあるワンマン運行又は当該時刻をまたぐワンマン運行をいう 昼間ワンマン運行 : 夜間ワンマン運行に該当しないワンマン運行をいう 1 午前 2 時から午前 4 時までの時刻をまたぐワンマン運行は夜間ワンマン運行です 2:00 4:00 2 最初の乗客が乗車する時刻若しくは最後の乗客が降車する時刻が午前 2 時から午前 4 時までの間にある運行とは 区間の一部が午前 2 時から午前 4 時までの間にある運行をいいます 2:00 4:00 最初の乗客が 最後の乗客が 最初の乗客が 最後の乗客が 乗車する時刻 降車する時刻 乗車する時刻 降車する時刻 (2) 一運行の考え方 一運行の定義は以下のとおりです 一運行 :1 人の運転者の1 日の乗務のうち 運行を含む運転を開始してから運転を終了するまでの一連の乗務を一運行という ただし 1 人の運転者が1 日に2つ以上のに乗務し その間に連続 1 時間以上のを確保する場合であって 当該の直前及び直後に運行があるときには 当該の前後のはそれぞれ別の運行とする なお 1 人の運転者が同じ1 日の乗務の中で2つの夜間ワンマン運行に連続して乗務する場合には 運行と運行の間に連続 1 時間以上のを挟んでいても これらの連続する運行を合わせて 3 1つの夜間ワンマン運行とみなす 3

1 運行を含む運転を開始してから運転を終了するまでの一連の乗務を一運行とします 終始 1 名の運転者が運転する場合 途中で乗り継ぎを行う場合 一運行 運転者 A の一運行 運転者 B の一運行 交替 右図のとおり 途中の交替地点において運転者 A が乗務を終了 ( 降車 ) し 運転者 B が乗務を開始 ( 乗車 ) する場合 ( 乗継ぎを含む運行の場合 ) は 運転終了 運転開始をもって それぞれの一運行とします 2 1 人の運転者が 1 日に 2 つ以上のに乗務し その間に連続 1 時間以上のを確保する場合であって 当該の直前及び直後に運行があるときには 当該の前後のはそれぞれ別の運行とします 中以外で 1 時間以上の 中に 1 時間以上の 一運行 一運行 一運行 32 つの夜間ワンマン運行に連続して乗務する場合 上記 2 の 1 時間以上のまとまったを挟んでいても これらの連続する運行を合わせて一つの夜間運行とします 2:00 4:00 1 日の合計距離の上限は 原則 600km まで (3.(4) 参照 ) 1 日の運転時間の上限は原則 9 時間まで (4.(2) 参照 ) であることに注意してください (3)1 日の考え方 1 日の定義は以下のとおりです 1 日 : 始業から起算して 24 時間をいう 1 日の拘束時間については勤務時間等基準告示において13 時間 ( 延長する場合でも16 時間 (15 時間超えは週 2 回まで ) までとされています 1 日の合計距離及び1 日の運転時間の考え方については それぞれ3.(4) 4.(2) を参照してください ) 1 始業から起算して 24 時間を 1 日とします 4:00 ( 月曜 ) ( 火曜 ) ( 水曜 ) 2:00 4:00 2:00 4:00 回 回 送 運行 送 回 回 送 運行 送 回回送送 初日 ( 月曜 ) の 1 日 翌々日 ( 水曜 ) の 1 日 翌日 ( 火曜 ) の 1 日 4

3 距離による基準の考え方 (1) 等の定義について 等の定義は以下のとおりです 実 車 運 行 : 旅客の乗車の有無に関わらず 旅客の乗車が可能として設定した区間の運行をいい 運行はには含まない 実 車 距 離 : する区間 ( 以下単に 区間 という ) の距離をいう 一運行の距離 : 1 人の運転者が一運行で運転する距離をいう 1 日の合計距離 : 1 人の運転者が1 日の乗務で運転する距離の合計をいう の距離 + の距離 = 1 日の合計距離 19 20 21 22 23 24 1 2 3 4 5 6 7 (2) 昼間ワンマン運行の一運行の距離について 昼間ワンマン運行の一運行の距離は 500km( 次のイ又はロに該当する場合にあっては 600km) を超えないものとします イ当該運行の運行直前に 11 時間以上の休息期間を確保している場合ロ当該運行の区間の途中に合計 1 時間以上 ( 分割する場合は 1 回連続 20 分以上 ) のを確保している場合 なお 500kmを超える運行等を行う場合には 乗務中の体調報告 デジタル式運行記録計による運行管理が必要になりますので これらについては本解説書の 15ページをご参照下さい 1 昼間ワンマン運行の一運行の距離は原則 500km を超えてはいけません 距離は500km まで 5

2 ただし 昼間ワンマン運行の運行前の休息期間を 11 時間以上確保している場合は 600km まで昼間ワンマン運行を行うことが可能です 距離は 600km まで 1 以上の 3 ただし 昼間ワンマン運行の区間の途中に合計 1 時間以上の ( 分割する場合は 1 回連続 20 分以上 ) を確保している場合は 600km まで昼間ワンマン運行を行うことが可能です の途中に 1 時間のまとまった 距離は 600km まで の途中に 1 回連続 20 分以上で合計 1 時間の 距離は 600km まで 0.5h 0.5h (3) 夜間ワンマン運行の一運行の距離について運行の距離について 夜間ワンマン運行の一運行の距離は 400km( 次のイ又はロ ( 貸切委託運行にあってはイ ) に該当する場合にあっては 500km) を超えないものとします イ当該運行の運行直前に11 時間以上の休息期間を確保している場合ロ当該運行の距離 100kmから400kmまでの間に運転者が身体を完全に伸ばして仮眠することのできる施設 ( 車両床下の仮眠施設等を含む ただし リクライニングシート等の座席を除く ) において仮眠するための連続 1 時間以上のを確保している場合 なお 400km を超える運行等を行う場合には 乗務中の体調報告 デジタル式運行記録計による運行管理が必要になりますので これらについては本解説書の 15 ページをご参照下さい 1 夜間ワンマン運行の一運行の距離は原則 400km を超えてはいけません 距離は 400km まで 6

2 夜間ワンマン運行の運行前の休息期間を 11 時間以上確保している場合には 500km まで夜間ワンマン運行を行うことが可能です 距離は 500km まで 1 以上の休息 3 自社運行であって 当該運行の距離 100kmから400kmまでの間に運転者が身体を完全に伸ばして仮眠することのできる施設 において仮眠するための連続 1 時間以上のを確保している場合には500kmまで夜間ワンマン運行を行うことが可能です ン運行を行う 車両床下の仮眠施設等を含む ただし リクライニングシート等の座席を除く 距離 100-400km 地点で仮眠 1 時間 距離は 500km まで 100km 400km 地点 距離 100-400km 地点以外で仮眠 1 時間 距離は 400km まで 100km 未満の地点 仮眠 仮眠 - 高速乗合バスの仮眠施設の解説 - 身体を完全に伸ばして仮眠できる施設 身体を完全に伸ばすことができない施設 ( 例 ) 床下仮眠施設 ( 例 ) 車内の仮眠施設 ( 例 ) リクライニングシート 7

(4)1 日の合計距離について 1 人の運転者が同じ 1 日の乗務の中で 2 つ以上の運行に乗務する場合には 1 日の合計距離は 600km を超えないものとします ただし 貸切委託運行を除き 1 週間当たり 3 回まで これを超えることができるものとします なお 600km を超える乗務を行う場合には 乗務中の体調報告 デジタル式運行記録計による運行管理が必要になりますので これらについては本解説書の 15 ページをご参照下さい 11 日の合計距離は 始業から 24 時間以内に運転した距離の合計とします ( 月曜 ) ( 火曜 ) ( 水曜 ) 24 24 200 km 3h 200 km 200 km 2h 210 km 350km 6:00 6:00 初日 ( 月 ) の1 日 200km 初日 ( 月曜 ) の合計距離 200km + 200km + 200km = 600km 600km 2:00 2:00 翌日 ( 火 ) の1 日翌日 ( 火曜 ) の合計距離 200km + 210km + 200km =610km 600km 違反翌々日 ( 水 ) の1 日 翌々日 ( 水曜 ) の合計距離 350km + 21 日の合計距離は 貸切委託運行を除き 1 週間当たり3 回まで 上限 600kmを超えることができるものとします ( 例 1) 600km 超え 3 回 月曜火曜 400km 400km ( 例 2) 600km 超え 4 回 水曜 650km 600km 超え 3 回 木曜 650km 金曜 650km 600km 超え4 回 土曜 休息 日曜 休息 月曜 650km 8

4 運転時間による基準の考え方 (1) 運転時間の定義について 運転の定義は以下のとおりです 一運行の運転時間 :1 人の運転者が運行を含む一運行で運転する時間をいう 1 日の運転時間 :1 人の運転者が運行を含む 1 日の乗務で運転する時間をいう 一運行の運転時間 + 一運行の運転時間 = 1 日の運転時間 (2)1 日の運転時間について 1 日の運転時間は 9 時間を超えないものとします ただし 貸切委託運行を除き 1 週間当たり 3 回まで これを超えることができるものとします 11 日の運転時間は 始業から 24 時間以内に運転した運転時間の合計とします ( 月曜 ) ( 火曜 ) ( 水曜 ) 4 8 12 16 20 24 4 8 12 16 20 24 4 8h 以上の休息 昼間 8h 夜間 5h 5:40 初日 ( 月曜 ) の 1 日初日 ( 月曜 ) の1 日の運転時間 5:40 8 時間 + 5 時間 = 13 時間 > 9 時間 違反 2h 22:10 翌日 ( 火曜 ) の1 日 22:10 翌日 ( 火曜 ) の1 日の運転時間 5 時間 + 2 時間 = 7 時間 9 時間 夜間 7h 2 貸切委託運行を除き 1 週間当たり 3 回まで 1 日の運転時間が 9 時間を超えることができます 自社運行については 1 週間に 3 回まで 1 日の運転時間が 9 時間を超える乗務が可能です ただし 勤務時間等基準告示における 1 日当たり 2 日平均の運転時間 9 時間の基準と併せて考える必要があります 9

5 連続運転時間 の考え方 (1) 連続運転時間の定義について 連続運転時間の定義は以下のとおりです 連続運転時間 : 10 分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう 連続運転時間 連続運転時間 10 分 2 時間 10 分 2 時間 20 分 運転 運転 (2) 高速道路の区間の連続運転時間について 高速道路の区間においては 連続運転時間は 運行計画上 概ね2 時間までとします 1 高速道路の区間においては 連続運転時間は 運行計画上 概ね2 時間までとします 高速道路の区間 高速道路 20 分 運転 2 時間 10 分 運転 2 時間 10 分 運転 1 時間 2 概ね 2 時間の 概ね は連続運転時間が 2 時間を超える次の SA 又は PA でを取ることを指します 概ね 2 時間 2 時間 概ね 8:00 8:20 9:00 10:00 10:20 11:00 12:00 高速道路 PA SA PA SA PA 高速道路 運転 20 分 運転 2 時間 運転数十分 10 分 ここでいう 運行計画上 とは 運行計画において 高速道路の区間において 連続運転時間が概ね2 時間を超えないよう 運行の計画がなされている状態をいいます 10

(3) 時間について 旅客自動車運送事業運輸規則第 21 条第 1 項の規定に基づく事業自動車の運転者の勤務時間及び乗務時間に係る基準 において 連続運転時間 4 時間毎にのを確保することとなっております このほか 本基準において夜間ワンマン運行の区間における時間を以下の通り定めているほか 距離 500km 超の運行については 1 時間以上 (1 回 20 分以上で分割可 ) のを確保 (3(2)3 参照 ) することとしております (4) 夜間ワンマン運行の区間における時間について 夜間ワンマン運行の区間においては 運行計画上 区間における運転時間 4 時間毎に合計 40 分以上 ( 一運行の距離が 400km 以下の場合にあっては 合計 以上 )( 分割する場合は 1 回が連続 10 分以上 ) のを確保していなければなりません ここでいう 運行計画上 とは 運行計画において 高速道路の区間において 連続運転時間が概ね 2 時間を超えないよう 運行の計画がなされている状態をいいます 1 区間における運転時間 4 時間毎に 原則 合計 40 分以上のを確保しなければなりません 一運行の距離が 400km を超える場合 一運行の距離が 400km 以下の場合 運転 4 時間 40 分 運転 1 時間 運転 4 時間 運転 1 時間 2 時間は1 回が連続 10 分以上で分割が可能です 分割する場合 を合計 40 分 ( ) 取得した時点で運転時間 4 時間の累積をゼロとし 次の運転時間 4 時間の累積を開始します 運転 1 時間 20 分 運転 2 時間 20 分 運転 3 時間 20 分 運転 1 時間 20 分 運転 3 時間 最初の運転 4 時間毎の 40 分 ( ) 運転 4 時間 次の運転 4 時間毎の 40 分 ( ) 11

(4) 連続運転時間 時間の組み合わせについて 連続運転時間及び時間の組み合わせについては 昼間ワンマン運行や夜間ワンマン運行に限らず高速道路の区間の連続運転時間を概ね2 時間以内とすること 夜間ワンマン運行にあっては一般道を含む区間における運転時間 4 時間毎に 夜間ワンマン運行の一運行の距離によって時間を合計 40 分とするか合計 とするかを考慮する必要があります また 勤務時間等基準告示における連続運転時間 4 時間毎に以上の等を確保する基準と併せて考える必要がありますので 以下の例を参考に運行計画を行って下さい A) 高速走行区間 5 時間半 + 一般道走行区間 2 時間 + 運行 1 時間で運転時間合計 8 時間半のモデルケース ( 距離 450km 程度 ) (ⅰ) 現行の基準のみの場合 暦日一日目日目 二日目 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 合計の時間 60 分高速走行区間の時間 運行 運転時間 2 時間半 3 1 時間運転時間 3 時間 1 時間 0 一般道高速道分一般道 3 0 分 運行 も含め運転時間 4 時間で合計 以上の 4 時間 4 時間 (ⅱ) 昼間ワンマン運行の場合 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 合計の時間 60 分高速走行区間の時間 50 分 運行 1 時間 一般道 3 運転時間 0 2 時間高速道高速道分 運転時間 2 時間 2 運転時間 0 1 時間半分 1 30 0 30 分分分 運行 も含め運転時間 4 時間で合計 以上の 高速走行区間は連続運転時間概ね 2 時間まで 3 時間半 4 時間 2 時間 2 時間 1 時間半 (ⅲ) 夜間ワンマン運行の場合暦日一日目 3つのを 20 分 3 回 等に時間配分は変更可 二日目 0 7 8 22 23 1 2 3 4 5 6 合計の時間 90 分高速走行区間の時間 80 分 運行 1 0 分 1 運転時間 2 運転 3 運転時間 3 時間 2 時間 0 時間 0 2 時間 0 30 一般道高速道分 1 時間分分分 1 時間一般道 運行 も含め運転時間 4 時間で合計 以上の 3 時間半 1 時間 4 時間 高速走行区間は連続運転時間概ね 2 時間まで 区間における運転時間 4 時間毎に合計 40 分以上の 2 時間 1 時間 2 時間 4 時間 1 時間半 4 時間 3 時間半 区間 ( 開始 ~ 20 分 20 分 ~ 30 分 ~ ~ 終了 ) における運転時間 4 時間毎に合計 40 分以上のが必要 12

B) 高速走行区間 3 時間半 + 一般道走行区間 2 時間 + 運行 1 時間で運転時間合計 6 時間半のモデルケース ( 距離 300km 程度 ) (ⅰ) 現行の基準のみの場合 暦日一日目 二日目 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 合計の時間 高速走行区間の時間 運行 運転時間 3 1 時間運転 1 時間 2 時間半 0 時間一般道高速道分一般道 1 時間 運行 も含め運転時間 4 時間で合計 以上の 4 時間 2 時間半 (ⅱ) 昼間ワンマン運行の場合 合計の時間 60 分高速走行区間の時間 50 分 10 11 12 13 14 15 16 17 運転時間 3 1 時間運転時間運行 1 時間 2 時間 0 1 時間半運行 一般道高速道高速道分一般道 18 19 20 も含め運転時間 4 時間で合計 以上の 3 時間半 3 時間 高速走行区間は連続運転時間概ね 2 時間まで 2 時間 1 時間半 (ⅲ) 夜間ワンマン運行の場合 1 回連続 10 分以上で分割可 暦日一日目 二日目 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 合計の時間 45 分高速走行区間の時間 運行 運転時間 3 1 時間運転時間 1 時間 2 時間 0 一般道高速道 1 時間半高速道分一般道 運行 も含め運転時間 4 時間で合計 以上の 3 時間半 3 時間 高速走行区間は連続運転時間概ね 2 時間まで 2 時間 1 時間半 区間における運転時間 4 時間毎に合計 以上の 3 時間 2 時間半 13

6 連続乗務回数の考え方 (1) 夜間ワンマン運行の連続乗務回数の定義について 夜間ワンマン運行の連続乗務回数の定義は以下のとおりです 夜間ワンマン運行の連続乗務回数 : 夜間ワンマン運行を含む1 日の乗務を連続して行う日数をいう 連続乗務回数 昼間ワンマンのみ 休息 夜間ワンマンを含む乗務 休息 夜間ワンマンを含む乗務 休息 昼間ワンマンのみ (2) 夜間ワンマン運行の連続乗務回数について 夜間ワンマン運行の連続乗務回数は 4 回 ( 一運行の距離が 400km を超える場合にあっては 2 回 ) 以内として下さい 1 夜間ワンマン運行の連続乗務回数は 4 回までとし 一運行の距離が 400km を超える夜間ワンマン運行は場合は 2 回以内とします 夜間ワンマン運行の連続乗務回数 :4 回 400km 以上の夜間ワンマン運行の連続乗務回数 :2 回 休息 夜間ワンマ夜間ワンマン夜間ワンマンンを含む乗休息 (>400km) 休息 (>400km) 務を含む乗務を含む乗務 休息 夜間ワンマンを含む乗務 休息 14

7 乗務中の体調報告 デジタル式運行記録計による運行管理について 今後 夜間 400km( 昼間 500km) を超える高速乗合バスの運行を行う場合には 乗務中の体調報告 ( 平成 25 年 8 月 1 日から適用 ) デジタル式運行記録計による運行管理( 平成 26 年 1 月 1 日から適用 ) を行う必要があります (1) 乗務中の体調報告 ( 平成 25 年 8 月 1 日 ~) ワンマン運行で一運行の距離が夜間 400km( 昼間 500km) を超える運行を行う高速乗合バスの運転者は 当該運行の距離 100km から 400km ( 昼間 500km) の間にあるいずれかの地点において運行管理者又は補助者に体調等を報告する必要があります 運行管理者等はその結果を点呼簿等に記録して下さい 1 人乗務の場合 地点到着時 運行管理者に体調等を報告 交替時 時はできる限り毎回 運行管理者等に体調報告することが望ましいです (2) デジタル式運行記録計による運行管理 ( 平成 26 年 1 月 1 日 ~) 夜間ワンマン運行で一運行の距離が400kmを超える場合又は1 日の乗務の合計距離 500kmを超える場合は 車両にデジタル式運行記録計等を装着し 当該運行を行う事業者がそれを用いた運行管理を行わなければなりません デジタル式運行記録計 15

地方運輸局の問合せ先 ( 電話番号 ) 北海道運輸局自動車技術安全部整備 保安課 :011-290-2754 2754 東北運輸局自動車技術安全部整備 保安課 :022-791-7534 北陸信越運輸局自動車技術安全部整備 保安課 :025-285-9164 関東運輸局自動車技術安全部保安 環境課 :045-211-7256 中部運輸局自動車技術安全部保安 環境課 :052-952-8044 近畿運輸局自動車技術安全部保安 環境課 :06-6949-6454 中国運輸局自動車技術安全部保安 環境調整官 :082-228-9141 四国運輸局自動車技術安全部整備 保安課 :087-835-6372 九州運輸局自動車技術安全部保安 環境課 :092-472-2546 2546 本省問合せ先 国土交通省自動車局安全政策課 TEL 03-5253-8111( 内線 41-623) 03-5253-8566( 直通 ) 16