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平成 年度授業改善 ( 中学校社会 ) 第 2 学年社会科 ( 歴史的分野 ) 学習指導案 1 単元名 近代国家の歩みと国際社会 - 新しい価値観のもとで - ( 帝国書院 ) 2 単元について 本単元は, 学習指導要領の内容 (1) ウ及び (5) イを受け, 開国とその影響, 富国強

①_学習指導案

中学校第 2 学年社会科学習指導案 日時 : 平成 29 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 第 2 学年 組 名学校 : 中学校授業者 : 1 単元名 欧米の進出と日本の開国 2 単元の目標 欧米諸国の近代化やアジア諸国への進出について関心をもち それらが日本に与えた影響や開国に至る過程について

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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Microsoft Word - 社会科

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

社会科学習指導案

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

指導にあたっては, 絵図や資料の読み取りを丁寧に行いたい 特にも, 導入ではペリー艦隊の来航の資料から, 当時の人々の驚きや思いなども想像させながら, 開国という新しい時代の幕あけであることを際立たせたい 後に学習する廃藩置県や四民平等などの諸改革によって政治や社会の仕組みが整っていったこと, 文明

第 6 学年 2 組 社会科学習指導案 平成 17 年 10 月 25 日 ( 火 ) 第 6 校時第 6 学年 2 組 ( 教室 ) 児童数男子 15 名女子 19 名計 34 名指導者伊澤昌二 1 小単元名明治維新をつくりあげた人々 2 小単元について (1) 小単元について本小単元は 小学校学

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

検証授業(歴史人物の扱い方)の学習指導案

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(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

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理科学習指導案

基礎を育てることを主なねらいとしている 現在 地方自治体を取り巻く状況は 少子高齢化 情報化 グローバル化 経済の変動などによ り急速に変化している また 地方分権を推進する法律がつくられ 各地方自治体は 財政の健全 化や組織の改編 市町村合併等の新しい枠組みづくりに取り組んでいる さらに 子育て支

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

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解答類型

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

3 生徒の実態について ( 名 ) () 学級集団の実態本学級は, 全体的によく話を聞き, 真剣に学習に取り組む生徒が多い 積極的に発言をする生徒は多くないが, 授業中に感じた疑問のつぶやきなどが, クラス全体に広がり, 全体で課題を共有することができる 多くの生徒は盛り上がる場面と集中する場面のメ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第○学年 ○○科指導計画

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学習指導要領

基礎 基本の定着 習得すべき基礎 基本について 基本的人権の考え方や個人の尊重, 法の下の平等の原理についての理解 平等権をめぐる現代社会の諸課題とそれらに対する法整備の理解 自由権の種類とその内容の理解 社会権の種類とその内容の理解 参政権と請求権の種類とその内容の理解 公共の福祉と国民の義務の理

たい 生徒は九州地方のイメージを漠然と 自然が多い 山がある 空気がおいしい というような自然や環境がよいことをあげていた そこで 九州地方の環境と産業の関わりや環境保全への取組 持続可能な社会を目指した活動についてなど 九州の地域的特色を捉えさせることが重要である そのために 環境保全には人々の積

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

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5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

年間授業計画09.xls

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

国語科学習指導案

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

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6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

ICTを軸にした小中連携

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

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国語科学習指導案様式(案)

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4 展開計画 ( 全 5 時間 ) 時テーマ ねらい活動 内容使用教材 1 タンザニアを知ろう! No.1 アフリカの途上国 タンザニア という国について知る 興味を持ち どんな文化なのかどんな生活をしているのかを自ら調べようとする タンザニアについての基本的な情報を聞く ワークシートパワーポイント

中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

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Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

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国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

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第○学年 ○○科指導計画

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

2 単元の構想本単元の目標 関心 意欲 態度 身近にある基本的人権に関する問題を取り上げ, 学習した内容をもとに意欲的に調べようとすることができる 社会的な思考 判断 人間尊重の立場から, 社会における様々な基本的人権の尊重における課題を見出し, 多面的 多角的に考察し, 根拠を明確にして公正に判断

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

第3学年 総合的な学習の時間 学習指導案

2、協同的探究学習について


上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

第1学年国語科学習指導案

での生活では, 理科の学習という意識が薄くなっている 理科の学習が自分の生活に役に立っていると 感じている児童は多いが, 便利にしてくれると感じている児童は少ない このことから理科で学習した 内容が, 生活の中で生かされていることを実感できるような指導を行っていきたい ( 学習活動への意識に関するこ

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

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子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

<小学校 生活科>

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

第5学年  算数科学習指導案

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

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効であると考えた また, 環境問題は, 日本を含めた世界全体の課題であり, 持 続可能な開発の大切さについて考えさせる上でも有意義な単元である 研究テーマとの関連 : 教材選択の条件 現在, 日本を含め世界的にも地球温暖化を抑えるなど環境保護の意識が高まっている中で, ブラジルにおける熱帯林が減少し

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

Transcription:

平成 27 年度 1 学期授業参観指導案 社会科学習指導案 指導者日高高等学校附属中学校平林大輔 1. 指導日時 平成 27 年 5 月 12 日 ( 火 ) 第 5 限目 (13:10~14:00) 2. 指導学年 3 年 A 組 ( 男子 19 名 女子 21 名 ) 3. 場 所 日高高等学校附属中学校 3 年 B 組教室 4. 単 元 明治新政府の指導者になろう 第 5 章 開国と近代日本の歩み 第 2 節 明治維新 (8 時間 ) 1 新政府の成立 1 時間 2 明治維新の三大改革 1 時間 3 世界とつながる日本と文明開化 1 時間 4 岩倉使節団と殖産興業 1 時間 5 近代的な国際関係 1 時間 6 自由民権運動の高まり 1 時間 7 立憲制国家の成立 1 時間 8 明治新政府の指導者になろう ( 本時 ) 1 時間 5. 単元設定の理由 ( 生徒観 ) 3 年生となり最高学年としての自覚がでてきた 2 年間の経験を活かして真面目に学習に取り組める集 団である 社会科に対しての興味関心は個人差が大きいように感じられるが 授業には集中して取り組 める 班学習などにおいては 2 年間で学んだ学習スキルを活用し活発に取り組める 本単元では班での 学習を通して 生徒たちの課題を解決しようとする力 ( 教えあい 考えあう力 ) をうまく活用できるか を見てみたい また 個人の発表力とともに班活動においていかに自の意見を主張できるか 他者の 意見を尊重し 班員とともに班として1つの意見をまとめられるかに注目したい ( 教材観 ) 一般的に歴史野の近代以降を苦手とする生徒が多い傾向にある その理由として 国際関係が複雑 化することと 政治的な色合いが強まり 歴史用語も難解になるためである しかし 近代の歴史の流 れを丁寧に読み解とくことができれば 現代社会に多くの事象がつながっていることがわかる また 国際関係も表面だけでなく背景やつながりまで視野を広げることができれば世界史につなげることがで きる 指導する側も生徒の興味や関心を高める教材の工夫をしなければならない ( 指導観 ) 今回は 1 時間の中で 個人としての取り組みと班活動を取り入れている まず 個人として学習課題 に取り組むのだが 既習した内容が理解できていないと課題を正しく考察することはできない 課題に 対して根拠を考え 自の考えを述べる学習は普段からワークシートなどを利用しているが個々の差は 大きい そのためワークシートは宿題としてじっくり取り組ませた また 多くの教科で自の意見を

述べる取り組みは実践されている 今回は短時間で相手にわかりやすく的確に自の意見を述べることが必要とされる また それだけでなく個々の意見を班でまとめ 班としての意見を集約する力も必要である これはチーム力であるが 個々の力が集まってのチームである 普段からの学習姿勢が試される場になるであろう 話し合いの状況に応じて教師がアドバイスをし うまく意見を集約できるよう援助をしたい ( 言語活動充実の視点 ) 社会科では自の考えを根拠をもとに明確に相手に伝える能力を高めることに重点を置いている 主な方策は班活動での話し合い ワークシートを使用したときの個人発表などの学習である 今回は個人の発表力とともに班活動において いかに自の意見を主張できるかを見たい また他者の意見を尊重し 班員とともに意見を集約して班としての意見を出せるかにも注目したい (ICT 活用の視点 ) 本校では昨年からICT 活用環境が整備され デジタル教科書や映像資料を使った授業が充実してきた 社会科は以前からパソコンを使用し 多くの資料を提示してきたが デジタル教科書が導入されたことにより 教科書の資料をより効果的に使用できるようになった 動画などの視覚的効果はもちろんのこと 写真やグラフなど生徒の手元にある資料を大画面で詳しく説明できるようになり読解力の指導にも効果的である 6. 単元の目標 ( 節全体 ) 明治新政府の諸改革の特色を考えさせる 明治維新によって近代国家の基礎が整えられ 人々の生活が大きく変化したことを理解させる 立憲制国家が成立して日本の国際的地位が向上したことを理解させる ( 単元 ) 新政府の諸政策の内容を理解するとともに 諸政策が日本の近代化の成立にどのような影響をもたらしたかを考察し 表現させる 7. 評価規準ア社会的事象への関イ社会的な思考 判ウ資料活用の技能エ社会的事象について 心 意欲 態度 断 表現 の知識 理解 明治維新の経緯や改革 新政府の諸改革の特色 富国強兵 殖産興業政 明治維新によって近代 の内容 人々の生活の変 を 多面的 多角的に考 策 文明開化などを通し 国家の基礎が整えられ 化に対して関心を高め 察し 公正に判断して適 て 人々の生活が大きく 人々の生活が大きく変化 意欲的に追究している 切に表現している 変化したことを江戸時 したことを理解し その 章全体の 自由民権運動から憲法 代と比較してまとめて 知識を身に付けている 評価規準 制定までの時期につい いる 日本で議会政治が始ま て多面的 多角的に考察 自由民権運動 憲法の るとともに 日本の国際 し 適切に表現してい 制定について 適切な資 的地位が向上したことを る 料から読み取ったりま 理解し その知識を身に とめたりしている 付けている

単元の 評価規 準 新政府が行った諸改革を様々な立場から考察し 公正に判断し表現している 1 明治維新の諸改革の内容を理解し その知識を身に付けている 1 8. 本時の指導 1) 本時の単元 明治新政府の指導者になろう 2) 本時の目標 新政府の諸政策の内容を理解するとともに 諸政策が日本の近代化の成立にどのような影響をもたら したかを自なりに考察し 根拠をもとに説明させる 3) 本時の展開 学習活動 確実な定着へのアプローチ評価規準指導者の動き Cの状況の生徒への手立て A 視点 B 規準 導 明治維新における新政 デジタル教科書 教師の資料提示の前に 入 7 府の改革をおおまかに振り返る 本時の学習のめあてを聞く 個人で宿題のワークシートに書いた結論と根拠を確認する パワーポイントを使い資料を掲示 ICT 机間指導でアドバイスなど支援を行う 教科書を確認させる ( 課題 ) あなたは明治新政府の指導者です 安定した政権を築くために 1 廃藩置県 2 学制 3 徴兵令 4 四民平等 5 地租改正 6 殖産興業の政策を考えました あなたなら どの政策を優先して実行しますか 1 つ選びなさい 他の政策の 展 4 人班になり 個人の 消極的な場合 根拠を メリット デ 意見を班で発表しあう しっかりと声に出して発表するように指示す メリットなどを踏まえ エー 1 開 る ながら 根拠を表現でき イー 1 それぞれの個人の意見 しっかりとした る ( 個人 ) 36 をもとに話し合いをし グループとして政策を選択する ワークシートとホワイトボードに結論と根拠をまとめる 根拠を考えさせるため 個人の選択した政策の根拠の対比などもするよう指示する 他の政策のメリット デメリットなどを踏まえながら 根拠を表現できる ( 班 )

まとめ 5 班学習と発表についての教師の講評を聞く 正解はないので 根拠や発表の良い点や課題についてのみ言及する 4) 本時の言語活動 ( 個人 ) 課題に対する結論と根拠をわかりやすく説明する ( 班 ) 個々の意見を集約し 班としての意見をまとめ発表する 5) 本時のICT 活用 デジタル教科書 新しい社会 歴史( 東京書籍 ) パワーポイント( 自作資料 ) 6) 準備物 教師 電子黒板掲示用資料 ワークシート 生徒 教科書 ノート 資料集 7) 多く出ることが予想される生徒の根拠 1 学制を選択した場合 根拠 教育は優秀な人材を育成するために必ず必要である 多くの優秀な人材が出てくれば 産業の発 達や科学の進歩により国の近代化を進めることにつながるため 2 徴兵令を選択した場合 根拠 江戸末期に欧米の軍事力により不平等条約を結ばされた 徴兵令により強い軍隊を作り 国防を 優先して日本の国益を守ることが必要であるから 3 地租改正を選択した場合 根拠 明治新政府にとって 当初の財政は苦しかった 地租改正によって現金収入が増え 国家予算の 大部を補った 様々な政策を実施するには国家予算が何よりも大事だから 4 殖産興業を選択した場合根拠 日本は江戸時代の鎖国により 欧米諸国に比べ産業革命が大幅に遅れた まず 国力をつけるには産業の基盤をつくることである それにより経済も安定し 欧米諸国に対抗できるようになるのではないか * 廃藩置県と四民平等は選択されることが少ないと予想する 明確な国力つけるための根拠が見いだし にくいと予想する

社会科歴史ワークシート 明治新政府の指導者になろう ( 課題 ) あなたは明治新政府の指導者です 安定した政権を築くために 1 廃藩置県 2 学制 3 徴兵令 4 四民平等 5 地租改正 6 殖産興業の政策を考えました あなたなら どの政策を優先して実行しますか 1 つ選び根拠を述べなさい 個人 結論 根拠 根拠の参考とした資料 班 結論 根拠 根拠の参考とした資料 3 年 ( ) 組 ( ) 番 ( )