Microsoft Word - Ⅱ-168.doc

Similar documents
要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 )

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

(別添様式)

要望番号 ;Ⅱ-24 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 8 位 ( 全 33 要望中

(別添様式1)

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

資料 4 2 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬検討会議公知申請への該当性に係る報告書 ( 案 ) バルガンシクロビル塩酸塩 サイトメガロウイルス感染症のリスクのある臓器移植後のサイトメガロウイルス感染予防 発症抑制 ( 成人 ) 1. 要望内容の概略について 要望された医薬品 要望者名 一般名

会社名

(別添様式1)

13

(別添様式)

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

(別添様式)

Ⅲ-1-7 ( 別添様式 1) 未承認薬 適応外薬の要望 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児救急医学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 4 位 ( 全 4 要望中 ) 成 分 名 ( 一般名

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

DRAFT#9 2011

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

減量・コース投与期間短縮の基準

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

要望番号 ;Ⅱ-221 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本神経学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 5 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

の状態により適宜減量する 成人 A 法 : 他の抗悪性腫瘍剤との併用において ブスルファンとして 1 回 0.8 mg/kg を生理食塩液又は 5% ブドウ糖液に混和 調製して 2 時間かけて点滴静注する 本剤は 6 時間毎に 1 日 4 回 4 日間投与する なお 年齢 患者の状態により適宜減量す

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

要望番号 ;Ⅱ-175 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児感染症学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 3 位 ( 全 6 要望中 ) 要望する医薬

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

スライド 1

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案)

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

Microsoft PowerPoint - 資料4 臓器移植後に伴うHTLV-1関連疾患発症の実態について

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

Microsoft Word KDIGO_GN_ES_J docx

CQ1: 急性痛風性関節炎の発作 ( 痛風発作 ) に対して第一番目に使用されるお薬 ( 第一選択薬と言います ) としてコルヒチン ステロイド NSAIDs( 消炎鎮痛剤 ) があります しかし どれが最適かについては明らかではないので 検討することが必要と考えられます そこで 急性痛風性関節炎の

Microsoft Word - 資料5 腎臓移植希望者(レシピエント)選択基準の変更について

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性

DRAFT#9 2011

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

( 別添様式 ) 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 募集対象 (3)) 1. 要望内容に関連する事項 会 社 名 大正製薬株式会社 要望された医薬品要望内容 要望番号 成分名 ( 一般名 ) 募集対象の 分類 ( 必ずいずれかにチェックする 複数に該当する場合は 最も適切な 1 つにチェ

スライド 1

10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1 10 年相対生存率に明らかな男女差は見られない わずかではあ

肝臓の細胞が壊れるる感染があります 肝B 型慢性肝疾患とは? B 型慢性肝疾患は B 型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる肝臓の病気です B 型肝炎ウイルスに感染すると ウイルスは肝臓の細胞で増殖します 増殖したウイルスを排除しようと体の免疫機能が働きますが ウイルスだけを狙うことができず 感染した肝

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63>

用法・用量DB

Microsoft Word - JAID_JSC 2014 正誤表_ 原稿

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名 要望された医薬品 要望内容 ノバルティスファーマ株式会社要望番号 II-157 成分名バシリキシマブ ( 遺伝子組換え ) 静注用 ( 一般名 ) ( バシリキシマブ ( 遺伝子組換え )) シムレクト

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

Microsoft Word - 資料2 腎移植のレシピ選択基準等に関する検討事項 -.docx

に係る基準 への 該当性 ( 該当するものにチェックし 該当すると考えた根拠について記載する ) イ病気の進行が不可逆的で 日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 ウその他日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 ( 上記の基準に該当すると考えた根拠 ) 母体がトキソプラズマに感染した場合 胎児感染の危険がある

Ⅲ-1-31 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児血液 がん学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 7 位 ( 全 9 要望中 ) 成 分 名 (

緒言

針刺し切創発生時の対応

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx

< F2D CF6926D905C90BF82C98C5782E992CA926D88C4>


はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに

10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1

BA_kanen_QA_zenpan_kani_univers.indd

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

要望番号 ;Ⅱ-18 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項要望者学会 ( 該当するものにチェ ( 学会名 ; ) ックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人優先順位 2 位 ( 全 2 要望中 ) 要望する医薬品 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売 名

2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に

要望番号 ;Ⅱ-196 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本リンパ網内系学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 7 位 ( 全 11 要望中 ) 成分名

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

スライド 1

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx

2008年10月2日

公募情報 平成 28 年度日本医療研究開発機構 (AMED) 成育疾患克服等総合研究事業 ( 平成 28 年度 ) 公募について 平成 27 年 12 月 1 日 信濃町地区研究者各位 信濃町キャンパス学術研究支援課 公募情報 平成 28 年度日本医療研究開発機構 (AMED) 成育疾患克服等総合研

日産婦誌58巻9号研修コーナー

医科_第20次(追加)審査情報提供(広報用)

2.7.3(5 群 ) 呼吸器感染症臨床的有効性グレースビット 錠 細粒 表 (5 群 )-3 疾患別陰性化率 疾患名 陰性化被験者数 / 陰性化率 (%) (95%CI)(%) a) 肺炎 全体 91/ (89.0, 98.6) 細菌性肺炎 73/ (86


試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

1. 今回の変更に関する整理 効能 効果及び用法 用量 ( 添付文書より転載 ) 従来製剤 ( バイアル製剤 ) と製法変更製剤 ( シリンジ製剤 ) で変更はない 効能 効果 用法 容量 B 型肝炎の予防通常 0.5mL ずつ4 週間隔で2 回 更に 20~24 週を経過した後に1 回 0.5mL

備考 ( 該当する場合はチェックする ) 小児に関する要望 ( 特記事項等 ) 医療上の必要性に係る基準 への該当性 ( 該当するものにチェックし 該当すると考えた根拠について記載する ) 1. 適応疾病の重篤性 ア生命に重大な影響がある疾患 ( 致死的な疾患 ) イ病気の進行が不可逆的で 日常生活

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

する ) ( 要望するについて記載する ) 備 考 ( 該当する場合はチェックする ) 7.5 mg 15 mg, 最大 30 mg まで 小児に関する要望 ( 特記事項等 ) 希少疾病用 医薬品の該 当性 ( 推定対 象患者数 推定 方法について も記載する ) 国内の承認 内容 ( 適応外 薬の

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

PowerPoint プレゼンテーション

5 がん化学療法に附随する消化器症状への対応 下痢, 便秘および 重篤な消化管症状への対応 後藤歩, 小栗千里, 光永幸代, 市川靖史 小林規俊, 前田愼, 遠藤格

ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認され

, , & 18

Transcription:

未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 小児腎臓病学会 ) ものにチェックする.) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位第 5 位 ( 全 6 要望中 ) 要望する医薬品 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売 名 会 社 名 国内関連学会 バルガンシクロビル塩酸塩バリキサ錠 450mg 田辺三菱製薬株式会社小児腎臓病学会 ( 選定理由 ) 未承認薬 適応外薬の分類 ( 該当するものにチェックする.) 未承認薬 適応外薬 要望内容 効能 効果 ( 要望する効能 効果について記載する.) 用法 用量 ( 要望する用法 用量について記載する.) サイトメガロウイルス感染症のリスクのある小児 ( 固形臓器 ) 移植後のサイトガロウイルス感染予防 下記の BSA( 体表面積 ) と修正クレアチニンクリアランスを元に計算した用量を1 日 1 回投与する. 小児用量 (mg)=7 BSA CrCl ( 下記 シュワルツ式を利用 ) Mosteller BSA = < 身長 (cm) 体重 (kg)/3600> シュワルツ CrCl (ml/min./1.73m 2 ) = k 身長 (cm)/ 血清 Cr(mg/dL) 1

k 値は 0.45; 2 才未満 0.55; 男児 2 才 ~13 才未満 女児 2 才 ~16 才 0.7; 男児 13 才 ~16 才 備考 ( 該当する場合はチェックする.) 小児に関する要望 ( 特記事項等 ) 医療上の必要性に係る基準 への該当性 ( 該当するものにチェックし 該当すると考えた根拠について記載する.) 1. 適応疾病の重篤性ア生命に重大な影響がある疾患 ( 致死的な疾患 ) イ病気の進行が不可逆的で 日常生活に著しい影響を及ぼす疾患ウその他日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 ( 上記の基準に該当すると考えた根拠 ) 成人において 移植後 免疫抑制剤を投与され免疫機能が低下している状態で CMV に感染すると 症状が重くなりがちで 死亡することもあるとされており これは小児も同様である. 2. 医療上の有用性ア既存の療法が国内にない イ欧米等の臨床試験において有効性 安全性等が既存の療法と比べて明らかに優れている ウ欧米等において標準的療法に位置づけられており 国内外の医療環境の違い等を踏まえても国内における有用性が期待できると考えられる ( 上記の基準に該当すると考えた根拠 ) (1) 固形臓器移植後患者におけるサイトメガロウイルス感染症について近年免疫抑制薬の進歩により 腎臓および肝臓など固形臓器移植後の 生存率および生着率は上昇している. 一方で免疫抑制強化の結果 ウイルス感染症や腫瘍発生が移植後の問 題となって来ている. その中でもサイトメガロウイルス感染は頻度も高 く 小児固形臓器移植において重要課題である. 移植前にサイトメガロウ イルス既感染であることが多い成人レシピエントと異なり 小児レシピ エントは 移植前にサイトメガロウイルス未感染であることが多い. ドナ ーの大部分はサイトメガロウイルス既感染者であるため 移植後早期か ら小児レシピエントにサイトメガロウイルス感染が発症し 抗ウイルス 薬 ( ガンシクロビル ) の投与が必要となる. レシピエントが既感染の場 合でも 免疫抑制薬投与により潜伏していたサイトメガロウイルスが再 2

活性化し 感染症を発症することが多い. 免疫機能が低下している状態でサイトメガロウイルスに感染すると 重症化して死亡することもあるとされている. また 早期診断 早期治療がされない場合 発熱 間質性肺炎 腸炎 肝炎 網膜炎 脳炎などを発症する可能性があり 免疫抑制薬の減量も必要となることから 結果として生着率にも影響を及ぼすこととなる. さらにウイルス感染に対する治療期間を含めると 移植にともなう入院期間も長くなってしまうという問題がある. (2) 国内で承認されているサイトメガロウイルス感染予防治療薬とその問題点について臓器移植 ( 造血幹細胞移植も含む ) におけるサイトメガロウイルス感染症の治療薬としては ガンシクロビル ( 点滴静注薬 ) バルガンシクロビル塩酸塩 ( 錠剤 ) が承認されているが いずれも小児に対する適応は承認されていない. また 両薬剤の添付文書には サイトメガロウイルス感染予防の使用目的に対する安全性は確立されていないと記載されている. よって国内で現在承認されている固形臓器移植後のサイトメガロウイルス感染予防治療薬は 成人小児ともにない. 本邦では移植 ( 固形臓器 ) 後の小児に対して サイトメガロウイルス感染症の治療または予防目的に ガンシクロビル ( 点滴静注薬 ) バルガンシクロビル塩酸塩 ( 錠剤 ) が適正な用法 用量が設定されないまま 適応外使用されているのが現状である. ガンシクロビル ( 点滴静注薬 ) は ルート確保が必要で入院治療となり 小児への負担が大きい. 要望医薬品バルガンシクロビル塩酸塩 ( 錠剤 ) は 経口投与のため 在宅治療も可能である. しかしながら低年齢児では錠剤を内服できないため 小児に適した剤形の検討が必要である. (3) 要望医薬品について要望医薬品バルガンシクロビルは ガンシクロビルのプロドラッグであり 経口投与されたのち 腸管及び肝臓のエステラーゼにより速やかにガンシクロビルに変換される. 作用機序はガンシクロビルと同じであるが 経口投与されたバルガンシクロビルのバイオアベイラビリティは 経口投与されたガンシクロビルの約 10 倍と報告されている. 要望医薬品バルガンシクロビルは 米国で ハイリスクの腎臓 または心臓移植患者のサイトメガロウイルス感染予防 の効能 効果で 豪州では サイトメガロウイルス感染症のリスクのある固形臓器移植患者における移植後のサイトメガロウイルス感染および感染症予防 の効能 効果 3

で 成人だけでなく小児においても承認されている. バルガンシクロビル塩酸塩の小児固形臓器移植患者を対象として海外で実施されたオープンラベル試験により, 安全性および薬物動態が評価されている. 以上より, 本邦における小児固形臓器移植時の抗サイトメガロウイルス薬予防投与の承認を望む. (4) 医療上の有用性の判断基準への該当性について以上より 要望医薬品バルガンシクロビル塩酸塩は 医療上の有用性の判断基準 ア既存の療法が国内にない に該当すると考える. 備考 2. 要望内容に係る欧米での承認等の状況欧米等 6 か米国英国独国仏国加国豪州国での承認状況 欧米等 6 か国での承認内容 ( 該当国にチェックし 該 米国では 2010 年 8 月改訂の PI(prescribing information) に小児用量当国の承認内容を記載すについて承認記載されている. る.) 欧州では小児適応なし.2013 年 5 月までに小児適応の治験が終了される旨 EMA の EMA/193382/2011(2011 年 4 月 8 日発出 ) の文書に記載されている. 加国での小児適応なし. 豪州では 小児の効能 効果として明確な記載はなし. 用法 用量欄に 小児における有効性 安全性は確立していないと記載の上 小児の用量調節方法の記載あり. また使用上の注意に 小児の有効性 安全性は確立していないこと 発がん性や精子形成阻害のリスクがあるため 小児に対してはリスクベネフィットを熟慮の上 ベネフィットが上回ると判断される場合にのみ限定して投薬することの記載あり. 欧米各国での承認内容 ( 要望内容に関連する箇所に下線 ) 米国 販売名 ( 企業名 ) Valcyte(HoffmannLa Roche Inc.) 効能 効果 < 成人患者 > 後天性免疫不全症候群 ( エイズ ) 患者でのサイトメガロウイルス (CMV) 網膜炎 4

用法 用量 の治療 ハイリスクの腎臓 心臓 または腎臓 膵臓移植患者でのサイトメガロウイルス感染予防. < 小児患者 > ハイリスクの腎臓 または心臓移植患者のサイトメガロウイルス感染予防 < 使用制限 > 成人または小児の肝臓移植患者のいずれにおいても本剤の適応はない. 本剤は下記記載に関する有効性と安全性は確立されていない. 示されている以外の固形臓器移植でのサイトメガロウイルス感染の予防. 4ヶ月未満の固形臓器移植患者へのサイトメガロウイルス感染予防. 先天的なサイトメガロウイルス感染への治療. (2010 年 8 月改訂の PI(prescribing information に記載 ) < 成人用量 > サイトメガロウイルス網膜炎の治療 ; 初期 ;900mg(450mg 錠を2 錠 ) を1 日 2 回 21 日間投与. 維持期 ;900mg(450mg 錠を2 錠 ) を 1 日 1 回投与. 心臓または腎臓 膵臓移植患者のサイトメガロウイルス感染予防 ; 900mg(450mg 錠を2 錠 ) を1 日 1 回移植後 10 日以内から 100 日まで投与. 腎臓移植患者のサイトメガロウイルス感染予防 ; 900mg(450mg 錠を2 錠 ) を1 日 1 回移植後 10 日以内から 200 日まで投与. < 小児用量 > 腎臓または心臓移植患者で 4 ヶ月から 16 歳までのサイトメガロウイルス感染予防 移植後 10 日から 100 日までは1 日 1 5

回用量アルゴリズムに基づいた用量を投与 ( クレアチニンクリアランスの計算は修正シュワルツ式を小児 1 歳から2 歳未満には使用する ) < 小児用量の計算 > 移植後 10 日以内に投与を開始し 最大で移植後 100 日までのあいだ 下記の BSA( 体表面積 ) と修正クレアチニンクリアランスを元に計算した用量を1 日 1 回投与する. 小児用量 (mg)=7 BSA CrCl ( 下記 シュワルツ式を利用 ) 英国独国仏国加国 Mosteller BSA = < 身長 (cm) 体重 (kg)/3600> シュワルツ CrCl (ml/min./1.73m 2 ) = k 身長 (cm)/ 血清 Cr(mg/dL) k 値は 0.45; 4 ヶ月 ~1 才未満 0.45; 1 才 ~2 才未満 (k 値は通常の 0.55 ではなく 0.45 を使用する ) 0.55; 男児 2 才 ~13 才未満 女児 2 才 ~16 才 0.7; 男児 13 才 ~16 才備考 2010 年 8 月改訂の PI(prescribing information) に記載. 販売名 ( 企業名 ) 承認なし効能 効果用法 用量備考販売名 ( 企業名 ) 承認なし効能 効果用法 用量備考販売名 ( 企業名 ) 承認なし効能 効果用法 用量備考販売名 ( 企業名 ) 承認なし 6

豪国 効能 効果用法 用量備考販売名 ( 企業名 ) Valcyte(Roche Products Pty Limited) 効能 効果 * 小児の記載なし 用法 用量 後天性免疫不全症候群 ( エイズ ) 患者でのサイトメガロウイルス (CMV) 網膜炎の治療 サイトメガロウイルス (CMV) 感染症のリスクのある固形臓器移植患者における移植後のサイトメガロウイルス感染および感染症予防. < 成人用量 > サイトメガロウイルス網膜炎の治療 ; 初期 : 推奨用量は 900mg を1 日 2 回 21 日間食事と共に投与する. 長期にわたる初期投与は骨髄毒性のリスクを上昇させる可能性がある. 維持期 : 初期治療に引き続き 900mg を1 日 1 回 食事と共に投与する. 状態が悪化した場合は初期治療を繰り返す. 移植患者のサイトメガロウイルス感染症予防 ; 腎臓移植患者 ; 900mg を1 日 1 回 移植後 10 日以内から 200 日後まで食事と共に投与する. 腎臓以外の移植患者 ; 900mg を1 日 1 回 移植後 10 日以内から 100 日後まで食事と共に投与する. < 小児用量 > 小児患者では臨床試験における安全性及び有効性は確立されていない. 4 ヶ月から 16 歳の固形臓器移植患者で 7

サイトメガロウイルス感染症のリスクがある場合には 下記の BSA( 体表面積 ) と修正クレアチニンクリアランスを元に計算した用量を1 日 1 回投与する. 小児用量 (mg)=7 BSA CrCl ( 下記 シュワルツ式を利用 ) Mosteller BSA = < 身長 (cm) 体重 (kg)/3600> シュワルツ CrCl (ml/min./1.73m 2 ) = k 身長 (cm)/ 血清 Cr(mg/dL) k 値は 0.45; 2 才未満 0.55; 男児 2 才 ~13 才未満 女児 2 才 ~16 才 0.7; 男児 13 才 ~16 才備考使用上の注意 : 小児患者の臨床試験における安全性及び有効性は確立されていない. 小児における VALCYTE の使用は特に注意を要する. VALCYTE はがん原性の可能性が考えられる. 発がんの可能性は成人より乳幼児 小児のほうが高い.VALCYTE は一時的あるいは永続的な精子形成阻害のリスクがある. このため男性不妊症を引き起こす可能性がある. 小児に対しては主治医がリスクベネフィットを熟慮の上 ベネフィットが上回ると判断される場合にのみ限定して投薬すること. 欧米等 6 か国での標準的使用状況 ( 欧米等 6 か国で要望内容に関する承認がない適応外薬についてのみ 該当国にチェックし 該当国の標準的使用内容を記載する.) 米国英国独国仏国加国豪州 欧米等 6 か国での標準的使用内容 米国 欧米各国での標準的使用内容 ( 要望内容に関連する箇所に下線 ) ガイドライン名 効能 効果 ( または効能 効果に関連のある記載箇所 ) 用法 用量 ( または用法 8

英国独国仏国加国 用量に関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文 備考 ガイドライン名 効能 効果 ( または効能 効果に関連のある記載箇所 ) 用法 用量 ( または用法 用量に関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文 備考 ガイドライン名 効能 効果 ( または効能 効果に関連のある記載箇所 ) 用法 用量 ( または用法 用量に関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文 備考 ガイドライン名 効能 効果 ( または効能 効果に関連のある記載箇所 ) 用法 用量 ( または用法 用量に関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文 備考 ガイドライン名 9

効能 効果 ( または効能 効果に関連のある記載箇所 ) 用法 用量 ( または用法 用量に関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文備考 豪州 ガイドライン名 効能 効果 ( または効能 効果に関連のある記載箇所 ) 用法 用量 ( または用法 用量に関連のある記載箇所 ) ガイドラインの根拠論文備考 3. 要望内容に係る国内外の公表文献 成書等について (1) 無作為化比較試験 薬物動態試験等に係る公表文献としての報告状況 < 文献の検索方法 ( 検索式や検索時期等 ) 検索結果 文献 成書等の選定理由の概略等 > 1) 海外における臨床試験成績等は 実際に開発を実施した Roche 社より今回要望書を記載するにあたり文献およびデータを入手した. < 海外における臨床試験等 > 10

1) WV16726 試験 : 生後 4 ヶ月から 16 才までの小児 63 名の固形臓器移植患者でオープンラベル試験を実施 ( 内訳 ; 腎臓 33 名 肝臓 17 名 心臓 12 名 腎 / 肝臓 1 名 ). 薬物動態と安全性を評価する試験として実施. 腎機能と体表面積で補正した小児投与量では 成人投与量 (900mg/ 日 ) に匹敵するガンシクロビル暴露量 (AUC) 安全性 有効性を得た. AUC は 移植のタイプや年齢で違いはなかった. 背景情報 (n=63) Male, n (%) 34 (54) Age groups, n (%) 2 years > 2 to 12< years 17 (27) 21 (33) 1216 years 2 (40) Median age [range], years Median weight [range], kg Median height [range], cm Race, n (%) Caucasian Black Oriental Other Transplant type, n (%) Kidney Liver Heart Kidney and liver Cytomegalovirus status, n (%) D+/R D+/R+ D/R+ D/R 9.0 [016] 26.0 [5.291] 127.0 [60175] 51 (81) 1 (2) 2 (3) 9 (14) 33 (52) 17 (27) 12 (19) 1 (2) 25 (40) 24 (38) 12 (19) 2 (3) Mean (SD) Pharmacokinetics of Ganciclovir in Pediatric Patients by Age PK Parameter Age Group (Years) 2 (n=2) >2 <12 (n=12) 12 (n=19) Kidney AUC 024h (µg h/ml) 65.2 (16.6) 55.0 (11.9) 50.0 (11.6) (N=33) C max (µg/ml) 10.0 (0.04) 8.74 (2.47) 7.85 (2.10) t 1/2 (h) 3.10 (0.59) 4.40 (1.41) 5.67 (1.06) 2 (n=9) >2 <12 (n=6) 12 (n=2) Liver AUC 024h (µg h/ml) 69.4 (35.4) 58.4 (6.18) 35.6 (2.76) (N=17) C max (µg/ml) 11.7 (3.59) 9.35 (2.33) 5.55 (1.34) t 1/2 (h) 2.72 (1.32) 3.61 (0.80) 4.50 (0.25) 2 (n=6) >2 <12 (n=2) 12 (n=4) Heart AUC 024h (µg h/ml) 56.3 (23.2) 60.0 (19. ) 61.2 (26.0) (N=12 C max (µg/ml) 8.22 (2.44) 12.5 (1.02) 9.50 (3.34) t 1/2 (h) 3.60 (1.73) 2.62 (0.65) 5.05 (0.70) AUC 以外の PK パラメータは Roche 社よりデータ入手. Most commonly reported ontreatment adverse events All Treatment 11

Adverse events Diarrhea( 下痢 ) Pyrexia( 発熱 ) Upper respiratory tract infection( 上気道感染症 ) Hypertension( 高血圧 ) Vomiting( 嘔吐 ) Anemia( 貧血 ) Neutropenia( 好中球減少症 ) Nausea( 悪心 ) Constipation( 便秘 ) Transplant rejection( 移植片拒絶 ) events N (%) 20 (32) 15 (24) 14 (22) 14 (22) 13 (21) 9 (14) 8 (13) 7 (11) 7 (11) 6 (10) Related events N (%) 6 (10) 0 0 2 (3) 2 (3) 2 (3) 3 (5) 3 (5) 0 0 参考文献 1 Valganciclovir dosing according to body surface area and renal function in pediatric solid organ transplant recipients. Vaudry W, Ettenger R, Jara P, VarelaFascinetto G, Bouw MR, Ives J, Walker R; Valcyte WV16726 Study Group. Am J Transplant. 2009 Mar;9(3):63643. 2) WP16296 試験 (Renal study) 及び WP16303 試験 (Liver study): 小児の腎移植患者 (26 名 ) 及び肝移植患者 (20 名 ) を対象に Oral valganciclovir solution と intravenous ganciclovir の薬物動態を評価するオープンラベル試験を実施. 背景情報 (n=63) V riable Renal study ( =26) Liver study (n=20) Male, n (%) 17 (654) 11 (55) Race, n (%) Caucasian Black Oriental Other Median age [range], years Median weight [range], kg Median height [range], cm 13 (50) 5 (192) 8 (31) 12 [116] 32.4 [10.6.81.6] 137.0 [74.0185.0] 18 (90) 2 (10) 2 [016] 11.9 [5.756.9] 82.5 [59175] Mean estimated CrCL [SD], ml/min 109.9 [43.6] 153.4 [75.3] CMV status, n (%) D+/R D+/R+ D/R+ D/R 16 (62) 6 (23) 2 (8) 2 (8) 4 (20) 6 (30) 2 (10) 8 (40) EBV status, n (%) D+/R D+/R+ D/R+ D/R D ND /R+ 5 (25) 6 (30) 2 (10) 6 (30) 1 (5) 12

Pharmacokinetic parameters of ganciclovir in pediatric renal or liver transplant recipients Intravenous ganciclovir (200 mg/m 2 ) Oral valganciclovir (520 mg/m 2 ) Age group 05 years 611 years 1216 years 05 years 611 years 1216 years Renal study AUC 024 (mg h/l) C max (mg/ml) n=4 22.18 (17.1327.1) 10.19 (9.1712.29) n=7 37.86 (15.7843.59) 9.03 (6.7911.28) n=14 38.58 (21.0189.29) 9.40 (3.5125.26) n=4 22.22 (16.1524.52) 5.10 (4.208.50) n=7 43.78 (14.4555.07) 6.01 (3.379.08) n=14 39.88 (20.9570.64) 5.40 (3.567.92) Renal study AUC 024 (mg h/l) C max (mg/ml) n=13 24.3 (14.138.9) 12.2 (9.1715) n=2 35.2 (27.143.2) 9.29 (4.7313.9) n=3 23.4 (19.225.8) 11.8 (11.612.4) n=13 23.4 (11.840.6) 5.51 (2.727.18) n=2 46.8 (35.258.4) 5.29 (3.796.79) n=3 25.8 (2530.9) 6.9 (5.597.04) 参考文献 2 Pharmacokinetics of oral valganciclovir solution and intravenous ganciclovir in pediatric renal and liver transplant recipients. Pescovitz MD, Ettenger RB, Strife CF, Sherbotie JR, Thomas SE, McDiarmid S, Bartosh S, Ives J, Bouw MR, Bucuvalas J. Transpl Infect Dis. 2010 Jun;12(3):195203. < 日本における臨床試験等 > 該当なし (2)Peerreviewed journal の総説 メタ アナリシス等の報告状況 1) 参考文献 3 Management of cytomegalovirus infection in solid organ transplantation. Camille N. Kotton Nat Rev Nephrol. 2010 Dec;6(12):71121. 参考文献 1 と参考文献 5 を引用し 小児の固形臓器移植と CMV に関して下記の記載がされています. 小児の臓器移植で生じる問題の多くは成人の場合と類似している. 一般に この小規模の患者集団ではデータが不足している傾向がある. 小児臓器移植患者は成人より CMV に対する免疫がないことが多いため 初感染のリスクが高い. 様々な小児移植プログラムにおける予防戦略には顕著な変動が存在する. 予防療法の最適な期間は不明である. 小児肺移植患者を対象とした研究から ガンシクロビルの 12 週間予防投与は CMV ウイルス血症の予防に安全かつ有効で実現性が高い方法であることが明らかになった. バルガンシクロビル (50 mg/ml) の液剤は現在では小児用に承認されており 生後 4 ヵ月から 16 歳までの小児患者への投与が容易になる. 小児におけるバルガンシクロビルの至適用量の決定は困難である.2009 年に発表された論文では mg 単位で用量を求める以下の式が採用された :7 体表面積 クレアチニンクリアランス (Schwartz 法によって算出 ). この論文では この式を用いて用量を計算すれば 13

成人で安全性および有効性が確立されているレベルのガンシクロビル曝露が得られると結論している. 2) 参考文献 4 Cytomegalovirus risk, prevention, and management in pediatric solid organ transplantation. Judith M. Martin, Lara A. DanzigerIsakov Pediatr Transplant. 2011 May;15(3):22936. Abstract を以下に記載します. サイトメガロウイルス(CMV) は臓器移植を受けた小児の疾患および死亡の重要な原因である. 患者はドナーとレシピエントの血清状態に基づいて様々なレベルの CMV 疾患リスクがあることが知られており CMV 血清陽性ドナーから臓器提供を受けた CMV 血清陰性レシピエントが最もリスクが高い. ガンシクロビルおよび / または経口バルガンシクロビルによる予防は CMV 感染の予防戦略として適切である. 予防と早期投与法をつないだハイブリッド戦略が CMV 疾患の予防のための代替法として登場した. しかし 最適な検査スケジュール 抗ウイルス薬の投与期間および用量 あるいは免疫グロブリン療法の役割に関する合意は得られていない. 本稿では 小児臓器移植患者における CMV 感染および疾患の予防および治療に関する最新の文献および推奨事項を精査する. これらの患者における CMV 感染の予防および治療の最適な戦略を明らかにするには 複数の小児臓器移植センターで多施設無作為化臨床試験を実施する必要がある. (3) 教科書等への標準的治療としての記載状況 < 海外における教科書等 > 該当なし < 日本における教科書等 > 該当なし (4) 学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況 < 海外におけるガイドライン等 > 1) 参考文献 5 International consensus guidelines on the management of cytomegalovirus in solid organ transplantation.(transplantation. 2010 Apr 15;89(7): 77995) 上記ガイドラインにおいて 小児科医グループは 既存のガイドラインを考慮に入れて小児と成人に共通の問題を取り上げた. と記載されており, 基本的な治療 14

の方針に成人と小児で大きな違いはないとされています. 小児に関する項ではありませんが 早期治療 (Preemptive therapy) と予防投与 (Antiviral Prophylaxis) のメリット デメリットが下記のように纏められています. 表 3. 予防投与法と早期投与法の既知のベネフィットおよび限界の比較 項目 予防投与 早期投与 CMV 疾患遅発性 CMV 疾患 CMV 再燃 / 治療無効日和見感染の減少移植片生着の改善拒絶の予防生存率他のウイルス移植後リンパ腫カポジ肉腫安全性ロジスティクスの簡便化薬剤コストの低下モニタリングコストの低下耐性 CMV +++ ++ ++ +++ ++ ++ ++ + + + ++ +++ + +++ ++ +++ ++ + +++ + +++ + + CMV: サイトメガロウイルス +: 使いやすさとエビデンスの強さ +++: 最強のエビデンスまたはアプローチの優位性 : エビデンスが存在しない 点滴静注ガンシクロビルや経口バルガンシクロビルの小児における Preemptive therapy は実施されているものの その成績についての明確なデータは示されていない. 一般的には点滴静注ガンシクロビルによる治療実績が多い. Prophylaxis に関しては より一般的 (more commonly) に実施されており 点滴静注ガンシクロビルと経口バルガンシクロビルはいずれも使用されている. 経口ガンシクロビルの Prophylaxis については下記のような記載がされている. バルガンシクロビルは成人 SOT レシピエントにおける CMV 感染の予防のための有用な選択肢として登場し 小児患者における新しいデータは製剤および薬物動態に関する問題に対処するうえで有用である. このような状況では 意図せず低レベルになる可能性やガンシクロビル耐性が生じるリスクがあることから 小児 SOT レシピエントにおけるバルガンシクロビルの有効性に関するデータがまだ必要である. バルガンシクロビルの長期使用は小児を対象とした無作為化試験の主題ではなかったが 16 歳以上の患者では評価が行われている. 吸収の問 15

題は腸移植患者では特に問題であると考えられる. バルガンシクロビルの使用は簡便性によって IV 経路より長期にわたる可能性が高い. 動物における高用量での既知の発がん性および小児における長期ガンシクロビル療法の未知の影響を考慮すると これは理論的に問題となる (Product Monograph Cytovene; Genentech, 旧 HoffmannLaRoche Limited, Basel, Switzerland). また 小児における予防投与については 一般に 成人における予防の指針となる原則は小児と同様であり CMV ドナーとレシピエントの血清状態によって決定される. と記載されており 下図のような regimen が推奨されている. 表 4. 小児における CMV 予防のための推奨レジメン リスクカテゴリー 低 (R+ 腎移植 ) 推奨レジメン ( 用量は本文を参照 ) IV ガンシクロビル 2 週間 PO バルガンシクロビル a 10 週間 代替レジメン ( 用量は本文を参照 ) IV ガンシクロビル 12 週間一部の施設では 2~4 週間の予防投与を採用 中 (R+ 肝移植 b および心臓移植 ) IV ガンシクロビル 12 週間 IV ガンシクロビル 2 週間 PO バルガンシクロビル a 10 週間 高 ( 全 D+/R 移植および R+ 肺移植および小腸移植 c IV ガンシクロビル 12 週間 一部の施設では 2~4 週間の予防投与を採用 一部の施設では 6 ヶ月までの長期予防投与を採用 中リスクおよび高リスクのレシピエントに CMV 免疫グロブリンを推奨する専門家もいるが CMV 免疫グロブリンがガンシクロビルまたはバルガンシクロビルの単独療法より優れていることを示した無作為化試験はない. 使用する場合は D+R 小腸 肺および心臓移植患者に投与されることが多い. 上記のレジメンは絶対的な作用期間を表すものではない. CMV DR 患者は CMV 疾患のリスク (<5%) が低いので除外する. a 小児が経口薬を服用できることを前提としている. そうでなければ IV ガンシクロビルが基本選択肢である. b R+ 肝移植患者を低リスク群に分類する専門家もいる. c R+ 小腸移植患者を中リスク群に分類する専門家もいる. CMV: サイトメガロウイルス IV: 静脈内 PO: 経口 2) 参考文献 6 Evidencebased care guideline for cytomegalovirus prophylaxis following solid organ transplants. 2001 Jun 7 (revised 2007 July 6). 16

Cincinnati Children's Hospital Medical Center Hospital/Medical Center. (http://www.cincinnatichildrens.org/svc/alpha/h/healthpolicy/cmv.htm) ガイドライン自体は 2001 年に作成され 2007 年にリバイスされており valganciclovir の適応が反映されていません. しかし Alternative Regimens として valganciclovir が記載されており 成人の用量に相当するとされる小児への換算式が記載されている. < 日本におけるガイドライン等 > 該当なし (5) 要望内容に係る本邦での臨床試験成績及び臨床使用実態 ( 上記 (1) 以外 ) について 1) なし (6) 上記の (1) から (5) を踏まえた要望の妥当性について < 要望効能 効果について> 1) 以下の理由から 要望効能 効果は サイトメガロウイルス感染症のリスクのある小児 ( 固形臓器 ) 移植後のサイトガロウイルス感染予防 と記載した. 米国 豪州で承認されている効能 効果が ハイリスクの腎臓 または心臓移植患者のサイトメガロウイルス感染予防 となっていること < 要望用法 用量について> 1) 要望者は本邦でも米国 豪州と同様に本剤が使用できることを要望する. よって要望用法 用量は 下記の BSA( 体表面積 ) と修正クレアチニンクリアランスを元に計算した用量を1 日 1 回投与とする ( ただし 国内成人承認用量 900mg を最大用量とする ). 2) 小児用量 (mg)=7 BSA CrCl ( 下記 シュワルツ式を利用 ) Mosteller BSA = < 身長 (cm) 体重 (kg)/3600> シュワルツ CrCl (ml/min./1.73m 2 ) = k 身長 (cm)/ 血清 Cr(mg/dL) k 値は 0.45;2 才未満 0.55; 男児 2 才 ~13 才未満 女児 2 才 ~16 才 0.7; 男児 13 才 ~16 才 しかしながら 本邦における最終的な本剤の用法 用量については 実施される日本人小児患者の臨床試験 ( 薬物動態試験 ) 成績等を踏まえて決定することが望ましい. 2) また本邦には Oral solution が存在しないため 現時点では錠剤を内服できない小児患者さんについては検討できない. 17

3) 小児臓器移植 ( 特に肝移植 腎移植 ) は低年齢で行われるため 国内に存在する剤形 ( 錠剤 ) の他 米国 豪州で承認されている Oral solution 等の剤形が臨床開発されることが望まれる. < 臨床的位置づけについて> 1) 小児レシピエントは 移植前にサイトメガロウイルス未感染であることが多く 小児レシピエントのドナーの大部分はサイトメガロウイルス既感染者であるため 移植後早期から小児レシピエントはサイトメガロウイルス感染を発症し 抗ウイルス薬 ( ガンシクロビル ) の投与が必要となる. 一方成人レシピエントでは 移植前にサイトメガロウイルス既感染であることが多く 移植後のサイトメガロウイルス感染が問題となることは少ない. 要望医薬品バルガンシクロビルは 米国, 豪州では, 固形臓器移植の小児レシピエントに対するサイトメガロウイルス感染予防の効能効果で承認されている. 海外小児固形臓器移植の小児レシピエントを対象とした臨床試験により 安全性および薬物動態が評価されており 本邦小児患者においても有用であると考えられる. 本邦には固形臓器移植の小児レシピエントに対するサイトメガロウイルス感染予防の効能効果で承認されている薬剤はなく 要望医薬品バルガンシクロビルが国内小児患者に対して利用可能となることが望まれる. なお 本邦における要望医薬品バルガンシクロビルの位置づけは 実施される日本人患者対象の臨床試験等を踏まえて判断することが適切であると考える. 4. 実施すべき試験の種類とその方法案 1) 臓器移植ファクトブック 2010 によれば 本邦における 2009 年の腎移植数は 1312 例であり そのうち 0~9 歳が 30 例 ( うち生体腎 29 例 ) 10~19 歳が 54 例 ( うち生体腎が 46 例 ) となっている. 本邦における固形臓器移植の小児レシピエント患者数が多くないことより 大規模な試験を実施することは難しいと考えるが 日本人小児患者における要望医薬品バルガンシクロビルのデータがほとんどないことから 日本人小児患者における有効性 安全性と薬物動態が検討できるような臨床試験の実施が必要と考える. 米国 豪州小児患者での承認時の臨床試験成績と本邦で実施される臨床試験成績とを比較できるように 米国 豪州承認時の臨床試験プロトコルを参考にして 本邦での臨床試験プロトコルを計画することが適切であると考える. 2) 要望医薬品バルガンシクロビルの開発対象については 米国 豪州と同じであることが望ましいが 本邦には米国 豪州で承認されている Oral solution が存在しないことから 現時点では 錠剤を内服できかつ 一定以上の体重を有する小児患者に対して 臨床開発を行うことが望ましいと考える. 本邦で実施される臨床試験成績を踏まえて 錠剤を内服できないような低年齢小児患者のための剤形開発が行われ 小児全体で本剤の利用が可能となることが望まれる. 18

5. 備考 <その他 > 1) 6. 参考文献一覧 1) Vaudry W, Ettenger R, Jara P, VarelaFascinetto G, Bouw MR, Ives J, Walker R; Valcyte WV16726 Study Group. Valganciclovir dosing according to body surface area and renal function in pediatric solid organ transplant recipients. Am J Transplant. 2009 Mar;9(3):63643. 2) Pescovitz MD, Ettenger RB, Strife CF, Sherbotie JR, Thomas SE, McDiarmid S, Bartosh S, Ives J, Bouw MR, Bucuvalas J. Pharmacokinetics of oral valganciclovir solution and intravenous ganciclovir in pediatric renal and liver transplant recipients. Transpl Infect Dis. 2010 Jun;12(3):195203. 3) Kotton CN. Management of cytomegalovirus infection in solid organ transplantation. Nat Rev Nephrol. 2010 Dec;6(12):71121. 4) Martin JM, DanzigerIsakov LA. Cytomegalovirus risk, prevention, and management in pediatric solid organ transplantation. Pediatr Transplant. 2011 May;15(3):22936. 5) Kotton CN, Kumar D, Caliendo AM, Asberg A, Chou S, Snydman DR, Allen U, Humar A; Transplantation Society International CMV Consensus Group. International consensus guidelines on the management of cytomegalovirus in solid organ transplantation. Transplantation. 2010 Apr 15;89(7):77995. 6) Evidencebased care guideline for cytomegalovirus prophylaxis following solid organ transplants. 2001 Jun 7 (revised 2007 July 6). Cincinnati Children's Hospital Medical Center Hospital/Medical Center. (http://www.cincinnatichildrens.org/svc/alpha/h/healthpolicy/cmv.htm) 19