2016 年 ( 平成 28 年 ) 度とよなか国際交流センター 自己モニタリングおよびアンケート調査結果報告 自己モニタリングおよびアンケート調査の目的 とよなか国際交流センターの管理運営に関する基本協定書 第 28 条に基づき 利用者のニーズの把握および受託団体としての業務改善等に役立てるため

Similar documents
2013 年 ( 平成 25 年 ) 度とよなか国際交流センター 自己モニタリングおよびアンケート調査結果報告 自己モニタリングおよびアンケート調査の目的 とよなか国際交流センターの管理運営に関する基本協定書 第 28 条に基づき 利用者のニーズの把握および受託団体としての業務改善等に役立てるため

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

活動状況調査

2.10 暮らしやすい社会 現在の堺市での暮らしの満足度 さかいしげん 38 あなたは堺市での現在 ざいの暮 くまんぞくらしに満足していますか ひとつに 現在の堺市での暮らしについて 満足している 人は 38.2% まあまあ満足している 人は 47.4% 合 わせて 85.6% が満足

Microsoft Word - 舞09・絆1(多文化) ⑤ doc

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

<93648EA A837E B816989AA8E A B83678F578C762E786C7378>

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 2 名関口副会長 高柴委員 1 名櫻井委員 関口副会長 パブリックの後の説明会 意見交換会の開催検討の方向性は 担当課の工夫がある 高柴委員 このバスを望んでい

PowerPoint プレゼンテーション

目次 1 調査概要 1 (1) 調査目的 (2) 実施日時 (3) 実施場所 (4) 対象者 (5) 実施方法 (6) 回答総数 アンケートの様式 2 2 市民課窓口アンケート結果 3 (1) 設問項目別の結果 (2) 昨年度との比較 (3) 利用者の声 3 窓口サービスの向上のために 13

平成 30 年度センター利用者アンケートの結果 回答集計結果 ( 聴覚障害者 53 人と聴者 53 人の合計 106 人 ) 岡山県聴覚障害者センター 平成 31 年 1 月

平成21年度 指定管理業務評価シート(様式)

Uモニ  アンケート集計結果

経営課題 1 主な経営課題について 現状 データ 区民モニター : あなたにとって住民同士の つながり や きずな があると感じますか ( 単位 :%) 年代別 問 6 1. 感じる 2. ある程度感じる 3. あまり感じない 4. 感じない無回答 全体

目次 I. 転入者 転出者転出者アンケート実施概要 調査の目的 調査の内容 調査の方法等... 3 II. 調査の結果 回収の状況 転入者調査... 4 (1) 回答者の属性について... 4 (2) 転入前 転入後のお

(4) 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めていただき また市民サービスを円滑に利用していただくために 広報紙や放送 ホームページなどさまざまな媒体により 市政情報をお届けしています 市民のみなさまのご意見をいただき 利用しやすく わかりやすい情報提供となり

学校評価保護者アンケート集計結果 2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見


( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明 計 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収

4. 子育て 教育 福祉 に関して Ⅱ 調査の結果 /4. 子育て 教育 福祉 に関して 問 12 子育て環境の充実度あなたは 西成区は 安心して子育てができる環境が充実している と思いますか? 回答数 1 思う 32 2 どちらかといえば思う どちらかといえば思わない 思わ

h23活動報告書

施策吊

2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画書 協会自主事業 公益財団法人和歌山県国際交流協会

Ⅰ. 調査概要 1. 調査目的本市には約 2,900 人の外国人市民がお住まいであり 外国人比率は約 2.4% を占めています ( 平成 28 年 3 月現在 ) 国籍や民族等の異なる人々が互いの文化的違いを認め 理解しあい共に生きていく多文化共生のまちづくりを推進するため 平成 25 年に 長浜市

Microsoft Word - H3101houkoku.docx

Microsoft Word - 第1章~第5章.doc

市からのお知らせについて 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めてもらうために 市政ニュー スやホームページなどさまざまな媒体を活用して情報発信をしています みなさまからい ただいたご意見を踏まえ より効果的で分かりやすい情報提供に努めてまいります 問 22

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

< B689BB81458C7C8F70816A2E786C73>

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

来場者アンケート集計結果 / 実施概要

第 1 部 施策編 4

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

1 人権問題に対する関心度と人権尊重の程度 回答者の 6 割以上が人権問題に高い関心を示しているが 約 3 割 5 分の回答者は人権問題に あまり関心がない か まったく関心がない と回答している ( 図表 1-1) 特に 若年層から中年層 (20 歳代 ~40 歳代 ) における関心度の低さが目立

PowerPoint プレゼンテーション

第 1 期多文化共生会議最終報告書の提言 (2007 年 3 月 ) への対応状況のまとめ 1 提言番号提言内容現行の実施状況 ( 平成 21 年 2 月時点 ) 社会生活部会からの提言 テーマ 1 外国人市民への情報提供システムの確立 1-1 外国人市民への広報活動に関する基準をつくる優先して提供

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

アイヌ政策に関する世論調査 の概要 平成 3 0 年 8 月内閣府政府広報室 調査対象 全国 18 歳以上の日本国籍を有する者 3,000 人 有効回収数 1,710 人 ( 回収率 57.0%) 調査時期平成 30 年 6 月 28 日 ~7 月 8 日 ( 調査員による個別面接聴取 ) 調査目的

な取組 日本や東京の文化 歴史を学び 日本人としての自覚と誇りを涵養主な取組 東京都国際交流委員会 * を再構築し 外国人への生活サポートを推進主な取 様々な広報媒体の活用などによる障害者への理解促進主2020 年に向けた取組の方向性 1 オリンピック パラリンピック教育を推進するとともに 多様性を

0ミ

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

「Debate in Portuguese《というイベントのアンケートの結果

区(支部)社協会費関係相談記録

ボランティア行動等実態調査【速報】

<4D F736F F D F815B A BD90AC E93788E968BC695F18D E352E3135>

例 1) 日系人の A さんの場合 1 域内の外国人の状況 ニーズ, 地域のリソース等の把握 (1) 対象とする学習者の属性や数の把握 レディネス( 日本語学習をどの程度行っているか ) 家族形態 来日 3か月で日本語学習経験はなし 妻, 子供 ( 小学生 ) 漢字圏かどうか 在留資格 非漢字圏 定

スライド 1

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 おおむね 2 名関口副会長 高柴委員 不 1 名櫻井委員 杉崎会長 意見を聞くだけで 会議体が無い 行政が意見を集め行政で決定をするという形式になっている 外部

訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート 調査の概要 訪日外国人旅行者を対象に 旅行中に困ったこと 受入環境 ( 多言語対応 通信環境 公共交通等 ) へのニーズ 満足度等に係るアンケートを実施した 訪日外国人利用者の多い成田国際空港 東京国際空港 関西国際空港を中心とした空港


年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

.T.v...ec6

LGWAN-4.indd

「オリンピック・レガシーに関する意識調査」(第2回)結果概要

「大学生に対するクレジットカードに 関するアンケート(平成27年度) 〔マイナビ調査〕」結果

する・みる・ささえるの スポーツ文化

かがわ地域福祉活動マップ 目 次 はじめに 事例6 かがわ地域福祉活動マップ 丸亀市 防災活動を通じた 人 環境 絆づくり 1 高松市 事例1 P.7 事例2 P.2 小地域コミュニティ活動 原クリーンハイツのくらしを考える会 2 事例2 地域の見守り活動 南野自治会 黄色い旗運動 MINAMINO

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

PowerPoint プレゼンテーション

< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

城陽市総合計画策定に係る

スライド 1

plat12(色補正)

ニュースリリース 平成 3 1 年 3 月 2 8 日 消費者動向調査 : 軽減税率 株式会社日本政策金融公庫 消費税の 軽減税率制度 消費者の受け止め方を調査 ~ 約 7 割の消費者が制度を認知認知 制度運用には わかりやすさ を求める ~ < 平成 31 年 1 月消費者動向調査 > 日本政策金

H 112

平成30年版高齢社会白書(全体版)

éłƒè¨‹è¡¨ï¼‹äº‰æ¥�曕;3ã†¤å’‹ã‡‘ã†łã†¦.xlsb.xlsx

児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63>

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

更に 県内各地に誕生した傾聴ボランティア団体の活動がより活発になるようネットワーク形成 に向けて 当団体が中心となってとりまとめを行っている 3 活動の特徴 (1) 活動の中で見られた工夫や活動が上手く進んだポイント 電話相談 傾聴茶話会 傾聴サロンまで 被災者のニーズに応じた対応が可能な仕組みの構

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

8 月上中旬 ( 約 2 週間 ) 派遣高校生 5 人 引率 1 人 ヒューストン市 ( アメリカ ) 6 月上中旬 ( 約 2 週間 ) 受入中学生 5 人 引率 2 人 モントルー市 ( スイス ) 7 月下旬 ~8 月上旬 ( 約 2 週間 ) 派遣青少年 5 人 引率 1 人 ウ語学講座国際


(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上 に引き下げられたことに 賛成ですか 反対ですか 年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めている ここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ 全体の 1/3 は わからない と答えている 選択肢や

事業内容

平成21年度事業計画

各質問項目の単純集計結果 設問 1. 性別 男性 女性 無回答 設問 2. 年齢 合計 ( 改 3) 代 代 代 代 代 1767

施設利用アンケート調査報告

資 料 1

=平成22年度調査結果の概要===============

TSRマネジメントレポート2014表紙

区(支部)社協会費関係相談記録

報道関係各位 2012 年 1 月 25 日 株式会社ベネッセコーポレーション 代表取締役社長福島保 高校受験調査 ~ 高校 1 年生は自らの高校受験をどのように振り返っているのか ~ 高校受験を通じて やればできると自信がついた 71% 一方で もっと勉強しておけばよかった 65% 株式会社ベネッ

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

第3節 重点的な取り組み

Microsoft Word 仕切り(新宿区).docx

3.e-Tax や確定申告書等作成コーナーをどのようにして知りましたか < 複数回答 > ( 件 ) 4. 利用した ( 利用予定 ) 手続 < 複数回答 > ( 件 ) 贈与税については 平成 24 年分の申告から e-tax を利用して提出 ( 送信 ) できるようになりました 2

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し

Transcription:

2016 年 ( 平成 28 年 ) 度とよなか国際交流センター 自己モニタリングおよびアンケート調査結果報告 自己モニタリングおよびアンケート調査の目的 とよなか国際交流センターの管理運営に関する基本協定書 第 28 条に基づき 利用者のニーズの把握および受託団体としての業務改善等に役立てるため 利用者へのアンケート調査や 同調査をもとにした自己モニタリングを実施するものです アンケートは日本語に加え英語 フィリピノ語 中国語 韓国 朝鮮語 タイ語 スペイン語 ポルトガル語 インドネシア語 ベトナム語の計 10 言語で実施し 241 件 ( うち外国語 49 件 ) の回答が得られました なお 2016 年 12 月 1 日より 2017 年 1 月 31 日の 2 か月間を実施期間としました 過去 5 年間 (2012~2016) のアンケート回答数の推移 ( 単位 : 人 ) 250 196 202 213 209 241 200 150 100 50 61 57 82 76 49 全体 外国人 0 自己モニタリングおよびアンケート調査結果の分析及び改善策 (1) 管理施設について 1 利用者の属性 < 性別 > 性別については 女性が 80.5% 男性が 19.5% となりました 昨年度の女性回答者が 58.9% 男性回答者が 35.9% であったことと比較すると 今年度は女性の回答者が圧倒的に多いことがわかり 1

ます その理由としては これまでのアンケート調査では 協会事業に参加するためのセンター利用者を中心に回答を得ていましたが 今年度は協会事業の参加者 利用者だけでなく 貸室を含む国際交流センター全体としてのサービスをより向上させるため 貸室のためにセンターを利用する方々 ( 国際交流目的に限らず 男女目的と一般利用含む ) へのアンケートを例年以上に積極的に実施したことが影響したと考えられます 協会事業に参加するボランティアや協会事業参加者の多くが女性であることに加え 5 階 6 階の共有スペース ( 料理室 音楽 健康作りルーム プレイルーム ) を男女目的で貸室利用をする団体も多いことを鑑みると 女性利用者の割合は必然的に高くなるといえます また 女性の多さは外国人利用者においても共通しており 外国人利用者の場合女性が 64.9% 男性が 30.6% でした これは 日本語交流活動 とよなかにほんご木ひる 金あさ と同じ時間帯に 多文化子ども保育にこにこ の活動を実施するなど 子連れの外国人女性が参加しやすい事業を展開していることも反映していると考えられます その一方で 男性にとっては事業内容や時間などの面で利用への敷居が少し高くなっていたり ひきつけるものになっていないことも可能性として考えられるため 今後はこれまでのように女性が活発に活動へ参画したり 利用したりできる場としての長所を活かしつつ 男性へのアプローチも模索したいと考えます 全体利用者 ( 性別別 ) うち外国人利用者 ( 性別別 ) 男性 19% 女性 81% < 年齢 > 年齢については 40 歳代が 21.1% で最も多く 次いで 60 歳代が 20.1% 30 歳代が 16.1% 50 歳代 70 代がともに 15.6% 20 歳代が 7.5% 10 歳代が 2.5% 80 歳代が 1.5% となりました 記述の通り 今年度は例年とは異なる利用者層へのアンケートを積極的に実施した結果 昨年に比べると回答者の年齢層の偏りが少なく あらゆる年代の方が協会事業に限らず幅広くセンターを利用されていることが明らかとなりました 2

< 交通手段 > 来館の交通手段で最も多いのは電車で 30.7% でした その他バス利用者が 16.6% で 施設が阪急豊中駅に隣接していることなどから公共交通機関を利用しての来館が多いことが例年通り確認できました また 自転車利用者が 24.9% 徒歩で来館される方が 18.5% いました このことから これまでと同様利用者はセンター近隣に住んでいる方が多いことが予測されます 利用者の居住地を見ると 豊中市内にお住いの方が 70.4% 市外にお住まいの方が 29.0% 不明 0.6% でした 豊中市外の場合 池田市 箕面市 吹田市 大阪市 伊丹市 茨木市といった豊中に隣接する市に在住する利用者が多い中 守口市 東大阪市 豊能郡 宝塚市 川西市 京都市など大阪府内の他地域や他府県からの利用者もあり 北摂地域にとどまらない広範囲からの利用者がおられることが分かりました 2 利用者の満足度 以下の質問は 当センターの施設利用についての満足度を尋ねたものです 1. 職員の受付対応や接客姿勢 大変満足 が 61.6% 満足 が 29.5% で満足度 (1) は 91.1% と昨年度同様多くの利用者に満足していただいていることがわかりました 自由記述欄には 職員の人たちがいつも笑顔でいいです いつも親切で適切な対応です ここへ来るといつも気分がいい といったご意見をいただきました 今後も職員の利用者対応を含め 引き続き利用者の方に満足していただけるよう工夫していきたいと思います 2. 施設の管理運営状況 施設内の快適さ 清潔さ では 満足度は 87.4%( 大変満足 55.8% 満足 31.6%) 施設の安全性 では 83.2% の満足度 ( 大変満足 53.2% 満足 30.0%) と高評価をいただきました 自由記述欄には 豊中市内の施設で一番使いやすい施設です という意見もありましたが 空調がうまくいかない トイレが死角になっていて安全面が気になる 避難ルートがわかりにくい といった例年同様のご意見もいくつか寄せられました また プレイルームのおもちゃについて 誤飲の原因になるようなおもちゃがある 消毒作業も気になる といったご意見もいただきました 空調管理については昨今の社会情勢から日頃より節電をお願いしており 利用者にはご不便をいただくことになっていますが 引き続き丁寧な説明をすることでご理解いただけるよう努めていきます また トイレや死角の存在については施設の設計上の問題ですが 構造的に死角が多いことで利用者が不安感を抱かれることもあるため 引き続き定期的に館内の巡回を行うなど 職員が日常的に目を配りつつ 日常点検や安全管理の視点を全職員で周知徹底していきます また プレイルームのおもちゃの選別 消毒については 保育ボランティアの方とも相談しながら改善を図りたいと考えております (1) 大変満足 満足 を合計した数値を 満足度 としています 3

3. 施設 設備の利便性 コピー機等 機材の使いやすさ 部屋の予約や受付手続きのわかりやすさ 部屋のつかいやすさ の項目では 回答を 使ったことがある方のみ としているため 回答なしは無効回答とみなしております その結果 コピー機等 機材のつかいやすさ では満足度が 85.6%( 大変満足 48.3% 満足 37.3%) 部屋の予約や受付手続きのわかりやすさ についても満足度は 83.0%( 大変満足 54.0% 満足 29.0%) 部屋の使いやすさ については満足度が 85.6%( 大変満足 49.3% 満足 36.3%) となりました 昨年度に比べるといずれの満足度も微減していますが 概ね満足いただいている結果となりました 施設 設備の利便性に関するご意見としては 音健ルームの機材は使いにくい 各部屋にホワイドボードを設置してほしい 机が重たく 移動が大変 ( 危険も伴う ) 折りたたみ椅子が使いにくい といった設備の故障や不具合 不備に関するものが寄せられました また フリーススペースである ふれあい交流サロン の場所がわかりにくい 入りづらいという声も寄せられました ふれあい交流サロンは事務所前を越えた奥のスペースとなっているためわかりづらい場所にありますが 施設の課題をあわせてこの点についても市とよく協議し 利用者の方により快適にご利用いただけるよう対応していきたいと考えております (2) 実施事業について国際交流センターで実施している事業についての満足度を尋ねたものです 回答者の中には 施設の貸室利用のみで事業に参加したことのない方や 事業によっても参加の有無が異なるため 過去のアンケートにおいては無回答のものが多く見られました そのため より正確な満足度を図るため 実際に参加したことがある事業のみに評価をいただき その回答のみを有効回答としてデータを算出し 回答のなかったものを無効回答としてデータ処理を行いました また 実施事業に関する質問項目に対しての有効回答率は昨年度に引き続きまだ若干低く これに関してはセンター利用者への事業の周知不足の結果であると受け止め 今後も継続してセンター事業の周知を様々な媒体を通じて図っていきたいと考えています 1 国際交流に関する情報提供についてこの事業は 市民への情報サービス事業 ( 新聞 図書 雑誌 ビデオなどの視聴覚教材 ) 市民向け情報交換ボードの設置 お知らせコーナーの設置 ( 国際交流 国際協力 多文化共生 国際人権などの催し その他についてのチラシやポスター掲示 ) 民族楽器 民族衣装 関係パネルや写真の貸出 ニュースレター おしらせ の発行 ホームページの運営管理などを行うことで 市民への情報提供や情報発信を行うものです 事業の満足度は 87.0%( 大変満足 54.8% 満足 32.2%) と多くの利用者に満足していただいている結果になりました ホームページでの多言語情報発信も行うと同時に 多言語でのメールニュースを毎月希望者に配信していますが 今年度も引き続き登録者数が増加しており 外国人の方々に好評をいただいています また Facebook 等 SNS を利用した定期的な情報発信も継続しておこない 若年層の利用者増加にもつながりました その一方で自由記述欄では ホームページとか見にくい 全ての外国人ママがこのような場所をしっているのか 情報が届いているのか気になり 4

ます ( 中略 ) 外に出ない人に対してのフォローが大切だと思う というご意見 ご指摘がありました ホームページについては より見やすく 必要な情報に簡単にアクセスできるよう現在リニューアルをしており 2017 年度 4 月中には新しいホームページを開設する予定です より多くの人たちに関心を持っていただくために また 支援を必要としている人に情報を行き届けるために ニュースレターやホームページ SNS 以外にどのような媒体やルートが有効なのか 今後も継続して検討 実施していきます 民族衣装と図書や教材貸出の取り組みも今年度から情報発信の一環として当該項目にて行っています 外国人 地域の学校関係者の皆さんに多くご利用いただきました 市民ボランティアの協力を得て 引き続き衣装や図書の分類 整理を行っており 今後も市民の皆さんに利用していただきやすいシステムを整えていきたいと思っております 2 国際交流活動への住民参加の促進この事業は 市民活動中間支援組織共同デスクにおける協働事業 留学生 ホストファミリー事業 多文化子育て支援ボランティア養成講座事業 日本語ボランティア養成講座事業などを通じて 世界の多様な人々や文化との相互理解を図るとともに 市民活動を促進するために必要な支援や共同催事を実施するものです 事業の満足度は 92.2%( 大変満足 65.4% 満足 26.8%) と大変高い評価をいただきました 留学生 ホストファミリー事業は 留学生とホームビジットを受け入れるホストファミリーとの橋渡しをすることで 多文化理解の入り口としての役割を担い またお互いの文化を直接知る機会となっています また 多文化子育て支援ボランティアや日本語ボランティアの養成講座は 地域に暮らす外国人の抱える課題を日本人に知ってもらい すべての人が安心して暮らすために地域で何ができるかを考え また実践するため 講座とその後のボランティア活動 および研修を行っており 継続的に活動する多くのボランティアに加えて 毎年度 多くの新しいボランティアの参加を得ています 今年度は夜間利用の促進のため こくりゅうシネマカフェ を夜の時間帯に開催し 多くの方にご参加いただきました 自由記述欄には 5 階の すてっぷ との情報を共有して イベントの重なり等考えてほしい というご意見をいただきました 今年度 第 2 回となる とよなか国際交流フェスタ を実行委員会形式で開催し 幅広い市民参加型のフェスタとなり 来場者の皆さん 実行委員の皆さんから好評を得ました 来年度も引き続き より多くの方にセンターを知っていただき 足を運んでいただける機会としたいと思っています また とよなか男女共同参画推進財団 すてっぷ をはじめ 豊中市スポーツ振興事業団 豊中市社会福祉協議会 豊中市民環境会議アジェンダ とよなか市民公益活動協議体 らっぷといった市内中間支援組織とは 共同デスク において情報共有と壁新聞の発行を定期的に行い ゆるやかな連携を図っています 国際交流活動を起点にしながらもそれにとどまることなく より視野を広げた事業展開するために今後も すてっぷ や人権まちづくりセンターほか他団体との連携を継続発展してまいります 5

3 国際理解のための講座などこの事業は 子ども国際事業 ( おまつり地球一周クラブ 韓国 朝鮮のことばとあそびのつどい ) などを通じて さまざまな背景で地域に暮らす外国人の人権課題や その他生活にかかわる課題などについて学びの機会を設けるとともに 同事業にかかわるボランティアを主たる対象としボランティア研修事業 ( 哲学カフェ 学びほぐしセミナー など ) を行うものです 事業の満足度は 92.6%( 大変満足 63.6% 満足 29.0%) と非常に高い満足度を得る結果となりました 子ども国際事業では おまつり地球一周クラブは地域の外国人とともに国際理解を通じて子どもの居場所づくりや 次代を担う人権意識 国際感覚を持った子どもたちを育成し 豊かな地域社会を構築することを目的に実施し 多くの子どもや外国人 インターンシップの大学生やボランティアが参加しました 地域の外国人を講師に迎えたプログラムを中心に実施して 地域の子どもたちが各国の生活文化に親しみ 身近な外国人と交流する機会を創出しました 韓国 朝鮮のことばとあそびのつどいでは 韓国 朝鮮にルーツをもつ子どもたちが民族講師からことばや遊びを学ぶなど 例年通り様々な活動を通して仲間づくりを行いました 自由記述欄では外国人のための和食教室を開いてはどうかというご提案もありました 今年度は日本語交流活動のボランティアによる外国人のための茶道教室の定期開催を始めたり ( 公財 ) 豊中市スポーツ推進事業団との共催で外国人のための空手教室および剣道教室を開催したりするなど 外国人向けの日本文化講座を開催し 外国人参加者からは大変ご好評をいただきました また 昨年度から始まった料理を通じての国際理解事業 世界を食べよう には 毎回定員を超える申し込みがあり これまで国際交流センターを利用したことがない新たな層を開拓することに成功しました 今後も時事的な社会的課題や市民のニーズに合わせながら 多様な国際理解事業を展開していきたいと思っています 4 在住外国人に対する相談および支援事業この事業は 日本語活動事業 ( もっともっとつかえるにほんご とよなかにほんご木ひる 金あさ おやこでにほんご にちようがちゃがちゃだん 自主グループと協働でのコミュニケーション コモンスペースの活用 ) や相談サービス事業 ( 生活相談 女性相談 ) 子どもサポート事業( 子ども母語 子ども学習支援 子ども日本語 子ども相談 ) などを通じて 他事業とも連携をとりながら外国人の生活全般に対応する多言語の総合相談窓口を設置するとともに 多文化共生社会を築くために 地域で暮らす外国人のニーズに合致した支援事業を行うものです 事業の満足度は 89.2%( 大変満足 62.0% 満足 27.2%) と高い満足度が得られました 支援事業に参加または利用されたことのある方のほとんどに満足していただける結果となっています なお 広く施設を利用している人にアンケートをお願いした結果 有効回答率が 47.9% と昨年より大幅にポイントは下がっております 自由記述欄をみると 多文化共生社会の構築のため 多方面の事業展開に期待している 地域の 国際交流協会 として 大変意義のある取り組みばかりと感じる という協会事業への深い理解と支持を示す記述もあり 引き続き相談体制 支援体制の充実を目指して努力して参ります 6

日本語活動事業は 上述の2 国際交流活動への住民の参加促進事業でも紹介した 多くのボランティアの主体的な参加のもと 地域に定着した事業として親しまれています 子ども母語では ルーツやことばや文化を学ぶことを通じて 多様な背景を持つ子どもたちが出会い また 親とのコミュニケーションが高まることを目指した活動を行い 子ども学習支援事業では 勉強や遊びを通じて同じ背景を持つ子どもたちが集まり 出会う場として いずれも多くのボランティアの参加のもとで数多くの子どもが参加しています 母語教室は 新にタイ語教室がスタートしました これは 日本語交流活動等に集うタイ人の母親からのリクエストに応える形で開始したもので 定期的に子どもたちが参加しています 相談サービス事業では 外国人が抱える様々な課題についての相談に対して 中国語 韓国 朝鮮語 フィリピノ語 英語 タイ語 スペイン語 ポルトガル語 インドネシア語 日本語 ベトナム語 ネパール語の 11 言語で ケースワーク 心理カウンセリング 情報提供 関係機関との連携などで対応しました 今年度も昨年度並みの多くの相談が寄せられました 過去センターで対応した相談者からの口コミで相談につながる方が多く 相談窓口への信頼が高いことがわかりました また 個別の相談ケースから見えてくる外国人の課題をピックアップして 外国人向けの勉強会や健康相談会などのイベントも継続して実施し 多くの地域の外国人に参加いただきました 今後とも相談窓口の周知につとめ 地域の外国人がよりアクセスしやすく 安心して対応できる相談事業をめざします 7