140220平成24年度大気調査結果について

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別 紙 2

別表第 1 大気の汚染に係る環境上の基準 物質基準値対象地域 二酸化硫黄 1 時間値の1 日平均値が0.04pp m 以下であり かつ 1 時間値が0.1ppm 以下であること 一酸化炭素浮遊粒子状物質二酸化窒素光化学オキシダント 1 時間値の1 日平均値が10ppm 以下であり かつ 1 時間値の

平成 2 9 年度 大気汚染物質の常時監視測定結果について 平成 3 0 年 8 月 3 日埼玉県環境部大気環境課 (1) 測定結果の概要ア大気汚染常時監視体制県 大気汚染防止法の定める政令市 ( さいたま市 川越市 川口市 所沢市 越谷市 ) 及びその他の2 市 ( 草加市 戸田市 ) では 大気

東北ゴム株式会社本社工場の公害防止に関する協定書

平成 24 年度維持管理記録 ( 更新日平成 25 年 4 月 26 日 ) 1. ごみ焼却処理施設 (1) 可燃ごみ焼却量項目単位年度合計 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 A B 炉合計焼却量 t 33, ,972

練馬清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

北清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7 4

品川清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

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渋谷清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰 ( 含有試験 ) 6 4 周辺大気環境調査結果 7 5 試料採取日一覧 8 (

6 発生源の状況大気汚染物質の発生源は 工場 事業場の固定発生源と自動車 船舶等の移動発生源の二つに大別される 本県の固定発生源は東京湾に面する浦安市から富津市に至る臨海工業地帯とその周辺に 移動発生源は東葛 葛南 千葉地域に集中している 6-1 固定発生源 (1) 発生源の状況と対応千葉市から富津

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足立清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

1

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Ⅳ 騒音・振動の状況

練馬清掃工場 平成 29 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

綾部測定局 国道 27 号 ( 綾部市味方町アミダジ 20-2) 農業研究センター 新綾部大橋 綾部市清掃工場 凡例 事業予定地 気象測定場所 大気質測定場所 騒音振動測定場所 騒音測定場所 悪臭測定場所 資料 1: 綾部市ごみ中間処理施設整備に係る生活環境影響調査報告書 ( 平成 12 年 綾部市

( 速報 ) ~ 騒音 振動調査 ( 騒音 )~ 騒音レベル (db) 騒音レベル (db) 各地点の騒音調査結果 騒音調査結果まとめ (L のみ表示 ) NVR-2 NVR-3 L L L9 LAeq L L L9 LAeq 騒音レベル (db) 9 8 7

環境モニタリング結果について 資料 1 環境モニタリング調査地点図 ( 浸出水 浸出水処理施設放流水 センター内地下水 発生ガス 悪臭 ) ( 放流先河川 周辺地下水 ) Ⅰ Ⅱ 浸出水 放流水 1 浸出水 2 浸出水処理施設放流水 センター内地下水 1 観測井 1 号 2 観測井 2 号 3 観測


計画書

有明清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

中央清掃工場 平成 29 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

4 予測結果では 海側で少し環境目標値を超えているのですけれども 対岸の東海市のところは 新日鐵住金の工場等でしょうか 東海市側も臨港地区になりまして ご指摘の通り新日鐵住金等があるエリアです なお 対岸までの距離は約 1km ですが 住宅地までは約 3.5km です 5 煙源が地面に近く 施工区域

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水質

世田谷清掃工場 平成 27 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) スラグ ( ガス化溶融 )( 含

施設名施設住所項目一般埋め立てた廃棄物廃棄物 (ton) 擁壁の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 遮水工の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 周縁地下水の水質検査結果 斜里町清掃センター最終処分場斜里町以久科北 破砕ごみ 内容 生ごみ残差 合計 点検を行った年月日

8.特集「大気汚染の現状と課題」

ⅱ 調査地点調査地点は 事業実施区域の敷地境界 2 地点とし 調査時において 風上 風下となる地点とした 調査地点を図 7.4-1に示す ⅲ 調査方法調査方法を表 7.4-3に示す 表 悪臭の調査方法 調査項目 悪臭の状況 気象の状況 調査方法 臭気指数 : 三点比較式臭袋法試料採取時の

水質

平成 27 年 9 月埼玉県東松山環境管理事務所 東松山工業団地における土壌 地下水汚染 平成 23~25 年度地下水モニタリングの結果について 要旨県が平成 20 年度から 23 年度まで東松山工業団地 ( 新郷公園及びその周辺 ) で実施した調査で確認された土壌 地下水汚染 ( 揮発性有機化合物

別紙 2 平成 28 年度水環境の状況について 県は 水質汚濁防止法に基づいて 国土交通省 同法の政令市である横浜市 川崎市 相模原市 横須賀市 平塚市 藤沢市 小田原市 茅ヶ崎市 厚木市及び大和市と共同して 公共用水域及び地下水の水質の測定を行いました 1 測定結果の概要 (1) 公共用水域測定結

参考資料

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第 2 編 地下水の水質測定結果

( 別紙 ) 中国電力株式会社及び JFE スチール株式会社 ( 仮称 ) 蘇我火力 発電所建設計画計画段階環境配慮書 に対する意見 1. 総論 (1) 石炭火力発電を巡る環境保全に係る国内外の状況を十分認識し 本事業を検討すること 本事業を実施する場合には 本事業に伴う環境影響を回避 低減するため

武蔵 狭山台工業団地周辺大気 環境調査結果について 埼玉県環境科学国際センター 化学物質担当 1

第 1 章環境監視調査の項目及び調査の手法 1.1 調査項目及び調査時期 平成 28 年度に実施した事後調査の調査項目及び調査時期を表 に 調査 工程を表 に示します だみ 大気質 表 平成 28 年度に実施した環境監視調査の調査項目

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1 吾妻町 平成18年3月27日に東村と合併し東吾妻町になりました 2 六合村 平成22年3月28日に中之条町に編入しました 5.2-2

資料 2 3 平成 29 年 1 月 18 日火力部会資料 西条発電所 1 号機リプレース計画 環境影響評価方法書 補足説明資料 平成 29 年 1 月 四国電力株式会社 - 1 -

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大気汚染防止法の概要について 熊本県環境保全課

問 2 環境基本法に関する記述中 ( ア ) ( カ ) の中に挿入すべき語句 (a h) の組み合わせとして 正しいものはどれか この法律において 地球環境保全 とは 人の活動による ( ア ) 又は ( イ ) ( ウ ) ( エ ) その他の地球の全体又はその広範囲な部分の環境に影響を及ぼす事

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内容 1 都内の大気環境 2 VOC 対策の取組 3 VOC 対策の課題 2

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2 道路交通振動の測定結果全ての地点で昼間 夜間とも要請限度を下回った No 路線名測定地点 要請限度適否状況 昼間 夜間 1 一般国道 16 号線東逸見町 1 丁目 19 先 2 横浜横須賀道路阿部倉 32-7 先 3 横浜横須賀道路吉井 3 丁目 21-1 先 4 一般国道 134 号線大津町

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資料 2-1 環境騒音現地調査結果 資料 2-1 環境騒音現地調査結果 騒音現地調査結果のうち 環境騒音の平日の調査結果は表 に 土曜の調査結 果は表 に 休日の調査結果は表 に示すとおりである 表 2-1-1(1) 環境騒音調査結果 ( 平日 )( 1) 調査地

注 3) 化学物質環境実態調査 ( 黒本調査 ) は 非意図的生成化学物質汚染実態追跡調査 ( 平成 5 ~13 年度 ) モニタリング調査 ( 平成 14 年度 ~) のデータをまとめた 注 4) 化学物質環境実態調査 ( 黒本調査 ) 内分泌攪乱化学物質における環境実態調査 については 環境中の

〔表紙〕

資料4 検討対象水域の水質予測結果について

公共用水域水質データファイル 利用説明書 検体値 環境省水 大気環境局水環境課 第 1 版作成年月日平成 24 年 8 月 22 日

東洋インキグループの環境データ(2011〜2017年)

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

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単道調査第 号国道208号

単道調査第 号国道208号

廃棄物再生利用における環境影響評価について

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Q. 平成 25 年 1 月の中国の大気汚染の際には 日本で濃度上昇がみられたのですか A. 日本国内では 西日本の広い地域で環境基準を超える濃度が一時的に観測されましたが 全国の一般測定局における環境基準の超過率について 平成 25 年 1 月のデータを平成 24 年や平成 23 年の同時期と比較

(2) 騒音 振動の防止対策 1 工場 事業場の規制基準工場 事業場の騒音及び振動は 騒音規制法 振動規制法及び静岡県生活環境の 保全等に関する条例によって規制されており 市長 ( 平成 23 年度までは県知事 ) が生活環境を保全する必要があるとして指定した地域内にあって 騒音や振動の発生が著しい

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Ⅳ-2

中国における環境汚染等の現状 中国における環境汚染等の現状について 大気汚染 水質汚濁 悪臭 騒音 振動 土壌汚染 地下水汚染 ヒートアイランド現象の5つのカテゴリに分けて把握を行った 1 大気汚染 1.1 大気全般 環境大気質基準 (GB 年 2 月 ) によると 大気

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 船見処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 放流水槽 試料採取年月日 H H H H H 測定結果の得られた年月日 H H H30.6.6

表 区域の区分 区域の区分第一種区域第二種区域第三種区域第四種区域 該当地域 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) 第 2 章の規定により定められた第一種低層住居専用地域及び第二種低層住居専用地域都市計画法第 2 章の規定により定められた第一種中高層住居専用地域 第二種

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その他監視結果

Microsoft Word - H22.11環境審議会資料3

1 環境推進事業

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 守山南部処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 調整槽放流水試料採取口 試料採取年月日 H H H H H H 測定結果の得られた年月日 H30.5.7

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3 騒音に関する規制 (1) 騒音規制法 ア特定工場に関する規制 ( ア ) 規制地域の種別 a 規制区域の種別 第 1 種区域第 2 種区域第 3 種区域第 4 種区域 良好な住居の環境を保全するため 特に静穏の保持を必要とする区域 住居の用に供されているため 静穏の保持を必要とする区域 住居の用

群馬県衛生環境研究所年報第45号p.43~47資料(高坂ら)

(2) 自動車騒音及び道路交通振動対策に係る法体系自動車騒音及び道路交通振動対策に係る法律としては 昭和 42 年に制定された公害対策基本法 ( 平成 5 年より環境基本法 ) に基づく施策を実施するため 昭和 4 3 年に騒音規制法 昭和 51 年に振動規制法が制定された 自動車騒音に係る環境基準

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

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平成 28 年度能代市騒音 振動調査 ( 抜粋 ) 指定地域の騒音調査 調査地点 : 能代市二ツ井町下野家後 二ツ井公民館裏駐車場 調査実施日 : 平成 28 年 11 月 7 日 10:00 ~ 平成 28 年 11 月 8 日 10:00 環境基準について 一般環境における環境基準値

( 株 ) クボタ生産事業所サイトレポート 2011 恩加島事業センター 1 事業概要 住所 大阪市大正区南恩加島 tel: 従業員数 371 名 (H 現在 ) 敷地面積 54,400 m2 事業内容恩加島事業センターは大正 6

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

4-1 騒音 振動 1 概要騒音 振動は 丌快な あるいは 無いほうが良い 音や揺れをいい 一般的には 生理的障害 ( 食欲丌振や睡眠障害 ) 心理的障害 ( 作業効率低下 ) 社会的障害 ( 家屋被害 ) を及ぼすことをいいます しかし それが丌快かどうかについては 個人により またその時の心理的

2) 環境騒音 事業実施区域周囲における環境騒音の測定結果は, 表 に示すとおりであり, 測定地点は図 に示すとおりである 表 環境騒音の測定結果 番号 地点名 環境基準時間測定結果 (db) 環境類型区分区分平日休日基準 A 榎田 1 丁目 C

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平成 29 年度一般廃棄物処理施設維持管理状況 ( 最終処分場 ) 最終処分量単位 :t 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 不燃物



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平成 29 年度 一般廃棄物最終処分場の維持管理記録 施設の名称 : 弘前市埋立処分場第 2 次 ( 第 1 区画 第 2 区画 ) 施設の位置 : 弘前市大字十腰内字猿沢 埋立廃棄物の種類及び数量 ( 単位 :kg) 区分 種類 平成 29 年平成 30 年 4 月 5 月 6 月

Transcription:

平成 24 年度大気調査結果について 三上真人 1 気象状況について大気中の汚染物質の挙動は 気温 降雨量 風向 風速 日射量などの気象条件にも関係している 宇部市の平成 24 年度の平均気温は 15.9 であった 平成 18~23 年度の過去の平均気温は 15.8~16.5 の範囲で変動していたが 平成 24 年度の平均気温は平成 23 年度並みに低い値である 年間の最高気温および最低気温はともに平成 18 年度以降の平均的な値である 平成 24 年度の年間降雨量は 1375mm であった 平成 18~23 年度の過去の年間降雨量は 1235~1939mm の範囲で変動しており 平均値は 1544mm であることから 平成 24 年度の降雨量は平均より少ない値である 黄砂の観測日数は 5 日であり 平成 22 年度の 13 日 平成 23 年度の 8 日に続いて減少傾向にある 観測された時期は平成 24 年 4 月に 2 日間 平成 25 年 3 月に 3 日間である 2 大気環境基準の達成状況について二酸化硫黄 (4 測定局 ) 二酸化窒素 (3 測定局 ) 一酸化炭素 (1 測定局 ) については 長期的 短期的評価とも全測定局で環境基準が達成されている これらの測定値 ( 年平均値 ) は 平成 18 年度以降ほぼ横ばいで推移している 光化学オキシダントについては 県内 19 測定局全てにおいて環境基準を満たしていない 宇部市の2 測定局とも年平均値は平成 18 年度以降ほぼ横ばいで推移している オキシダント情報 および 注意報 の発令回数は宇部市ではともに 0 回であるが 日射エネルギーの強い 3~6 月にオキシダントは高濃度を示した 環境基準の 1 時間値 0.06ppm を超えた時間数は 宇部総合庁舎 ( 平成 21 年度までは宇部市役所で測定 ) では平成 20 年度以降増加傾向にあったが 平成 22 年度の 470 時間から平成 23 年度には 283 時間と大きく減少し 平成 24 年度には 240 時間と引き続き減少した 厚南市民センターでは平成 19 年以降減少しており 中でも平成 22 年度の 655 時間から平成 23 年度には 380 時間へと大きく減少していたが, 平成 24 年度には 473 時間とやや増加した 非メタン系炭化水素は光化学オキシダントの生成に大きく関与していると言われている 測定局の宇部総合庁舎では平成 20 年度以降で初めて指針値が達成されている 6~9 時の 3 時間平均値が 0.31ppmC を超えた日数は平成 22 年度の 10 日から平成 23 年度には 2 日に減少し 平成 24 年度には 0 日であった 今後とも 光化学オキシダントに転換される非メタン炭化水素の削減が課題であり 光化学オキシダントの発生には十分注意が必要である 近年急激に経済成長し - 1 -

ている大陸からの光化学オキシダントおよび原因物質の移流も懸念されている 浮遊粒子状物質 (4 測定局 ) については 長期的評価では岬街区公園 宇部総合庁舎 厚南市民センター 原小学校の4 測定局全てにおいて達成されている 短期的評価では平成 21 年度以降平成 23 年度までは全測定局で環境基準が達成されていなかったが 平成 24 年度には宇部総合庁舎および厚南市民センターで環境基準が達成された 微小粒子状物質 (PM2.5) は平成 21 年 9 月に環境基準が設定されたことを受けて平成 23 年度から宇部総合庁舎で測定を開始している 年平均値は 19.3µg/m 3 であり長期基準 (15µg/m 3 以下 ) は達成されていない 日平均値 35µg/m 3 を越えた日数は 19 日であり 日平均値の年間 98% 値も 46.0µg/m 3 と短期基準 ( 日平均値 35µg/m 3 以下 ) は達成されていないが ともに平成 23 年度の値より減少している 平成 24 年 2 月から厚南市民センターでも測定を開始している 年平均値は 15.5µg/m 3 日平均値 35µg/m 3 を越えた日数は 8 日 日平均値の年間 98% 値も 37.0µg/m 3 と 長期基準 短期基準ともにわずかに達成されていない 大陸からの微小粒子状物質の移流も懸念されているが 県内でも測定局によって測定値や基準を超えた時期も異なっていることから 市内の原因による排出の抑制対策も必要である 見初ふれあいセンターで測定された環境基準の定められているベンゼン等 4 物質はすべて環境基準を達成している また 指針値が設定されているアクリルニトリル等 8 物質についても すべて指針値を満たしている 3 その他の大気環境状況について降下ばいじん量 ( デポジット ゲージ法 ) の全域年平均値は 3.09t/ km2 / 月であり 平成 23 年度の 2. 51t/ km2 / 月と比べると増加しているが 市の行政目標値 (4.0t/ km2 / 月 ) を達成している ただし 見初ふれあいセンターでは 4.18 t/ km2 / 月と目標値を達成できていない 目標値以下ではあるが値が高い地域は 住居地域のうち藤山小学校 (3.00t/ km2 / 月 ) 山口大医学部(3.01t/ km2 / 月 ) 原小学校(3.84t/ km2 / 月 ) 商業地域では宇部市役所 (3.04t/ km2 / 月 ) 岬小学校(3.77t/ km2 / 月 ) 神原小学校(3.19t/ km2 / 月 ) 準工業地域では鵜の島ポンプ場(3.15t/ km2 / 月 ) JA 山口東割出張所 (3.46t/ km2 / 月 ) である 平成 23 年度と比べると平成 24 年度は宇部市内全域で降下ばいじん量がわずかに増加した 今後も注意深い監視と対策が必要である 協定締結工場の石炭 重油などによる全燃料使用量 ( 重油換算 ) は 平成 23 年度と比べ減少した これは 石炭使用量 重油使用量がともに減少したためである これに伴い エネルギー起源の二酸化炭素排出量も減少したものと考えられる 燃料中の硫黄分は徐々に減少する傾向にある 環境保全協定に基づく工場立入りによる発生源調査を 煙道ばいじん 10 か所 窒素酸化物 10 か所 ダイオキシン類 1 か所で実施した結果 すべて協定値以下であった 上述のように 光化学オキシダント 浮遊粒子状物質および微小粒子状物質につ - 2 -

いては環境基準が達成されていないことを考えると 今後とも国 県とともに事業場や自動車等の発生源対策に継続的に努める必要がある さらに 大気への化学物質の排出負荷削減対策として PRTR 制度に基づく事業者による化学物質の排出量の削減に努めることが重要である また 二酸化炭素の排出量削減や微量な環境汚染物質の吸収源にもなり得る緑地面積の増大も継続的に続けていく必要があると考えられる - 3 -

平成 24 年度悪臭測定結果について 樋口隆哉 悪臭は住民に最も身近な環境問題の一つで ある人にとっては気にならないにおいであっても それを不快だと感じる人にとっては悪臭となります このように 人によってにおいの感じ方が異なるために あらゆるにおいが悪臭となる可能性があり さらに様々なにおいが混ざり合うことでさらににおいの感じ方が変化するために 測定 評価の際には注意が必要です においの原因となる悪臭物質が特定できて かつ少数の種類に絞り込める場合には その物質濃度を測定して影響の大きさを評価し 対策を考えることが有効です 悪臭防止法では 規制されるべき 特定悪臭物質 として アンモニアや硫化水素など代表的な悪臭物質 22 種類が定められています 一方 様々な悪臭物質が混ざり合った状態で排出されており かつそれらの特定が困難な場合には 人間の嗅覚を用いたにおいの測定 評価が有効です 臭気濃度や臭気指数は このような人間の嗅覚に基づく指標で 三点比較式臭袋法によって測定されます 以上のように 悪臭は 個別の悪臭物質の濃度 と におい全体としての人間の感じ方 の両面から捉える必要があります 平成 24 年度に行われた悪臭測定のうち まず悪臭物質濃度の測定について見ていきます 大気中のアンモニアについては 平成 24 年 9 月 26 日と平成 25 年 1 月 28 日にそれぞれ 4 工場 7 地点の工場敷地境界で測定されています 9 月 26 日はいずれの地点でも定量下限値未満 1 月 28 日の最大値はセントラル硝子 ( 株 ) の 3 で 0.34ppm であり いずれも悪臭防止法の規制基準である 2ppm を下回っていました 大気中のスチレンについては アンモニアと同じく平成 24 年 9 月 26 日と平成 25 年 1 月 28 日にユーエムジー エービーエス ( 株 ) の工場敷地境界 2 地点で測定されており いずれも定量下限値未満で 悪臭防止法の規制基準である 0.8ppm を下回っていました 次に 三点比較式臭袋法による臭気指数の測定について見ていきます 宇部市と市内主要工場 33 社とは 悪臭の未然防止を盛り込んだ環境保全協定を締結しており さらに 12 工場 36 施設については環境保全協定に基づく細目協定によって臭気指数の協定値が定められています 調査は平成 24 年 10 月 23 日に 2 工場 2 施設 11 月 30 日に 2 工場 3 施設 平成 25 年 1 月 25 日に 2 工場 3 施設で実施されています いずれの測定結果も協定値以下でしたが エムシー ファーティコム ( 株 ) の乾燥工程脱臭装置では協定値と同じ 31 となっており 今後の注意深い施設運転が必要であると考えられます また ユーエムジー エービーエス ( 株 ) の排ガス処理施設 1 では協定値 28 に対して測定値 27 と近接した値となっており 今後の推移を注視していく必要があります 平成 24 年度の悪臭苦情件数は 1 件で 臨海工場群が発生源と思われるものでした 平成 21 年度は 13 件 ( 臨海工場群 9 件 ) 平成 22 年度は 9 件 ( 臨海工場群 5 件 ) 平成 23 年度は 5 件 ( 臨海工場群 3 件 ) であったことから 近年は減少傾向にあります 臨海工場群のこれまでの取り組みによって 悪臭の防止 低減が進められてきたと思われますが さらなる苦情の低減とよりよい環境の創造に向けて 一層の発生源対策と監視 測定の継続が望まれます - 4 -

平成 24 年度水環境の保全状況について浮田正夫 1. 公共用水域の水質 (1) 水源地域 ( 厚東川水系および小野湖 ) 厚東川の BOD の 75% 非超過確率値は前年度同様 B 類型の厚東川大橋を含む全地点で A 類型の環境基準 (2 mg/l 以下 ) を達成している 一方 大腸菌群数については 例年通り A 類型 4 地点 B 類型とも平均値で基準値を超過しているが 適合率は B 類型の厚東川大橋では 92% と高く A 類型の 4 地点では 6~10 月に超過し年間の適合率は 42~50% と低い 小野湖の COD は平均で 2.8 mg/l 75% 非超過確率値は 3.6 mg/l( 環境基準 3mg/l 以下 ) と 24 年度は超過した 適合率も 64% と 前年度の 86% より低下した ph の適合率は 86% である 秋吉台からの水の ph( 吉野橋 8.3) が高めの上 植物プランクトンの増殖によって ph が季節的に上昇することによる 4~8 月の表層で 8.5 以上の ph が観測されている 全窒素 (TN) は平均 0.52 mg/l 全リン(TP) 濃度は平均 0.022 mg/l であり 暫定基準 ( それぞれ 0.54 0.022 mg/l) と比較して TN は基準を満たしている 透明度は 1.8~3.4 m 年平均は 2.3 m で前年度とほぼ同様である なお 気象条件については 降雨量が 1374 mm と前年度 1735 mm より少なかった (2) 常盤湖 COD は 123 地点それぞれ 平均値 5.3, 5.2, 5.3 mg/l 75% 非超過確率値 5.4, 5.3, 5.5 mg/l で 前年度と比較してやや悪化し 環境基準 (B 類型 75% 非超過確率値 5mg/l 以下 ) は 3 地点とも達成していない 適合率も 68% から 33% に前年度より低下した TN の平均値は 0.39 mg/l TP の平均値は 0.027~0.028 mg/l と TN, TP とも前年度とあまり変わらない 透明度も全測定値の幅で 1.5~1.6m で前年度よりやや低下した 小野湖同様 気象による植物プランクトンの増加によるものと考えられる (3) 真締川水系 A 類型の西宮新橋の BOD は 75% 非超過確率値 1.3 mg/l で 環境基準 (2mg/l 以下 ) 以下で良好である 一方 大腸菌群数の適合率は 0% と 相変わらず低い B 類型の錦橋では BOD75% 非超過確率値で見ると 0.9 mg/l で 環境基準 (3 mg/l 以下 ) は十分にクリアしている TN TP はそれぞれ平均で 0.52mg/l 0.066mg/l であった 同じく B 類型の塩田川琴芝橋での BOD75% 非超過確率値 1.3 mg/l であり 環境基準 (3 mg/l 以下 ) は十分達成している B 類型 2 地点の大腸菌群の適合率は 42% である (4) 有帆川水系矢橋川 浅地川 有帆川とも それぞれ平均値で BOD は 0.6 0.8 0.9 mg/l と A 類型の基準を十分に満足している TN は 0.58, 0.44, 0.48mg/l, TP は 0.035, 0.069 0.037mg/l であり 浅地川で前年度より増加した ph はそれぞれ 7.3, 7.6, 7.7 であった (6) 中小都市河川 BOD では沖田川 5.2 越川川 3.5 中川で 3.4 mg/l とやや高めである TN では越川川で 2.25mg/l 中川 1.8mg/l 沖田川で 1.75mg/l TP では越川川 0.28 mg/l 沖田川 0.22 mg/l でやや高い TP については全般的に前年度と比べて低下傾向を示した (7) 海域 A 海域 2 地点では前年度と同様 COD の 75% 非超過確率値が 2.6 2.3 mg/l と環境基準 (2 mg/l 以下 ) をやや超過している B 海域の 2 地点と C 海域の 4 地点における COD は例年通り 環境基準 (B:3mg/l 以下 C:8mg/l 以下 ) は達成している また TN TP については Ⅲ 類型 2 地点 Ⅱ 類型 2 地点のすべてで 環境基準 (Ⅲ 類型 :TN TP それぞれ 0.6 0.05 mg/l 以下 Ⅱ 類型 :0.3 0.03 mg/l 以下 ) を満足している TN - 5 -

TP とも前年度からさほど変化はない 類型指定はされていないが N については 工業運河の TN 1.1 mg/l P については栄川の TP 0.064 mg/l は比較的高めであるが ほぼ前年度と同様の状況である 2. 事業所排水等の概況 (1) 工場排水平成 24 年度は 生活環境項目 健康項目とも 協定値あるいは基準値以下である COD TN TP を合わせた TOD 負荷量では 宇部ケミカル 協和発酵バイオなどで大きく 宇部地区の場合はなお工場排水が 6 割程度を占めている PRTR とも関連して COD の削減には引き続き留意する必要がある (2) 下水処理場 農業集落排水東部 西部浄化センターともそれぞれ BOD 5.8 8.9 mg/l COD 7.9 9.2 mg/l TN 13.5 13.3 mg/l TP 1.52 1.15mg/l と 安定した処理がなされている 東部で BOD がやや減少した 楠浄化センターについては BOD 0.7 mg/l COD 5.8 mg/l TN 1.45 mg/l TP 1.70 mg/l で とくに TN は除去率が高く 濃度は東部 西部浄化センターに比較して低い 下小野 花香 岩川 吉部の 4 農業集落排水処理場の処理水は BOD で それぞれ 1.1 1.9 0.7 1.9 mg/l COD は 6.1 4.9 4.2 7.0 mg/l で 吉部で高め TN は 1.9~11.2 mg/l で 全般に良好な処理がなされている (3) ゴルフ場今年度は全ての農薬項目 ( 殺虫剤 6 殺菌剤 13 除草剤 11 種類 ) で全て検出限界以下で 協定値は遵守されている COD は 1.3~11mg/l SS は 5~14mg/l で それぞれ協定値 20mg/l 及び 25mg/l を遵守している (4) 地下水継続的な地下水汚染の監視を行っている笹山町の二つの井戸で 環境基準値 0.01 mg/l を超過したテトラクロロエチレンが検出されている 減少傾向にあるが 地下水の汚染の回復には長期間を要する 同じく西中町の井戸の井戸について硝酸性および亜硝酸性窒素が環境基準 10mg/l を超えて検出されている - 6 -

平成 24 年度騒音振動調査結果について 齊藤 俊 1 環境騒音道路に面する地域以外の一般地域について 測定地点 30 地点中 [ 2] 西宇部南二丁目 ( 第一種住居地域 ) [ 8] 上条三丁目 ( 第一種中高層住居専用地域 ) [ 14] 島三丁目 ( 近隣商業地域 ) [ 17] 開一丁目 ( 第一種中高層住居専用地域 ) [ 20] 東梶返二丁目 ( 第二種中高層住居専用地域 ) [ 24] 恩田町三丁目 ( 第二種中高層住居専用地域 ) の 6 地点で測定が実施され 全測定点で環境基準を達成していた 2 自動車騒音一般国道 2 号の船木 (C 類型 ) 一般国道 190 号線の助田町 (C 類型 ) 県道宇部船木線の厚南北 (B 類型 ) 県道妻崎開作小野田線の東須恵 (C 類型 ) の 4 地点で測定を実施した 自動車騒音の要請限度 ( 昼間 :75dB 夜間:70dB) については 一般国道 2 号の船木で昼夜ともに未達成であったが それ以外の測定地点では昼夜とも達成していた また 環境基準 ( 昼間 :70dB 夜間:65dB) については 一般国道 190 号の助田町では昼夜とも達成しているが 一般国道 2 号線の船木及び県道宇部船木線の厚南北で昼夜ともに未達成であり 県道妻崎開作小野田線の東須恵で昼間に未達成であった 3 協定工場騒音 振動 平成 24 年度における各協定工場での工場敷地境界における騒音レ ベルについて 全ての調査地点で協定値は遵守されていた 4 騒音 振動に関する苦情件数 平成 24 年度は 騒音に関する苦情が 6 件 市へ寄せられた ( 参考 ) 過去 6 年間の苦情件数 年度 H19 H20 H21 H22 H23 H24 騒音 14 11 8 5 5 6 振動 0 2 0 0 0 0-7 -

5 まとめ平成 24 年度における一般環境中での音環境は 前年度に引き続き概ね良好であると言える しかし幹線道路に近接する区域においては 自動車騒音が要請限度 環境基準を達成していない地域があり この事に対しては 行政を主とする関係機関の協力の下 沿道環境の整備を含む道路構造の改善や交通流の円滑化など 都市計画においても総合的かつ継続的な取り組みを推進する事が望まれる また 近年の騒音 振動に関する公害苦情については 市街地での建設 解体作業に起因するものが多い傾向にある このような状況であるが 臨海工場群から起因する騒音について 引き続き協定工場に対し 低騒音型機器の採用や日常での運用管理に十分注意するとともに 協定点に限らず 自社の他の敷地境界においても騒音の実態や問題点の把握に努め 施設の新増設や更新時において長期的視点に立った騒音の対策 改善に留意されることを願いたい - 8 -