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入院時情報提供書 ( ケアマネジャー 医療機関 ) ケアプラン1 表 2 表 3 表 / 興味関心チェックシート / お薬手帳 ( いずれもコピー )/ 住環境に関する写真などを添付 ( 記入日 : 年月日 / 入院日 : 利用者 ( 患者 )/ 家族の同意に基づき 利用者情報 ( 身体 生活機能な

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17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

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点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

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平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

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入居希望者等の状況 該当するものにレ印をつけ その状況をご記入ください 現在の居所 自宅で一人暮らしをしている 自宅で家族と暮らしている 特養 老健などの施設や病院に入っている 施設又は病院名 ( ) 施設等へ入所又は入院した時期 ( 昭和 平成 年 月から ) 入居希望時期 今すぐ 半年以内 1

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至誠特別養護老人ホーム入所申込みにあたって

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届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

( 別添様式 2) 喀痰吸引等業務 ( 特定行為業務 ) の提供に係る同意書 下記の内容について十分な説明を受け内容を理解したので 喀痰吸引等業務 ( 特定行為業務 ) の実施に同意いたします 喀痰吸引等 ( 特定行為 ) の種別 口腔内の喀痰吸引該当する ( 実地研修を実施する行為 ) にチェック

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リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

短期入所申し込みに必要な書類 短期入所申込をされる際 次の書類をご提出下さい なお 申し込み内容に不備がある場合は再度の提出をお願いさせていた だきます 1. 入所申込書 ( さくらの杜の書式 ) ご家族の方が記入してください 2. 診療情報提供書 ( さくらの杜の書式 ) 主治医に記入をお願いして

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

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資料 5 中央東圏域 多職種連携手引き ~ 住み慣れた地域で自分らしく幸せに暮らしたい ~ 平成 30 年 6 月 三市在宅医療 介護連携推進事業実施検討会 ( 南国市 香南市 香美市 ) 嶺北地域在宅医療 介護連携推進事業実施検討会 ( 本山町 大豊町 土佐町 大川村 )

利用者基本情報 基本情報 作成担当者 : 相談日年月日 ( ) 来 所 電話 その他 ( ) 初回 再来 ( 前 / ) 本人の現況在宅 入院又は入所中 ( ) フリガナ 本人氏名 男 女 M T S 年月日生 ( ) 歳 Tel ( ) 住 所 Fax ( ) 日常生活 障害高齢者の日常生活自立度

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

A5 定刻に評価するためには その時刻に責任をもって特定の担当者が評価を行うことが必要 となる Q6 正看護師 准看護師 保健師 助産師以外に医師 セラピストなどが評価してもよいか A6 よい ただし 医療職に限られ 評価者は所定の研修を修了した者 あるいはその者が実施した院内研修を受けた者であるこ

< 集計分析結果 > ( 単純集計版 ) 在宅介護実態調査の集計結果 ~ 第 7 期介護保険事業計画の策定に向けて ~ 平成 29 年 9 月 <5 万人以上 10 万人未満 >

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軽度者に対する対象外種目の 福祉用具貸与取扱いの手引き 平成 25 年 4 月 綾瀬市福祉部高齢介護課

特別養護老人ホーム ( 入所施設 ) 事業継続計画概要 ( 優先業務 ) 優先業務の考え方 : 介護保険法及び 指定介護老人福祉施設の人員 設備及び運営に関する基準 の定め (= 最低基準 ) を遵守することを最低限守るべき業務レベルとする その上で 利用者の生命維持に重大 緊急の影響がないと考えら

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加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

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サービス名 利用頻度 ICT を用いた医療介護の連携システム ~Net4U Note4U~ 鶴岡地区医師会では 平成 12 年度からインターネット上での患者情報共有ツールとして Net4U を運用してきていた 従来は 病院 診療所 検査センターが参加者の中心であったが 平成 23 年度から介護支援専

5. がん患者さんの在宅医療 介護等の基礎知識 財団法人名古屋市療養サービス事業団名古屋市西区訪問看護ステーション所長訪問看護認定看護師村井満美子 講義の狙い がん患者さんの在宅医療と在宅医療 療養を支える資源について学ぶ 訪問看護の利用の仕方について学ぶ 事例を通してより良い在宅医療のあり方を学ぶ

第1回 障害者グループホームと医療との連携体制構築のための検討会

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

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佐久医師会ニュース連載意外と知られていない訪問看護の基礎知識 佐久総合病院地域ケア科小松裕和 意外と知られていない訪問看護の基礎知識 1 意外と知られていない訪問看護の基礎知識 2 私たち在宅医にとって 訪問看護が存在しない在宅医療は考えられません 訪問看護は医療面はもちろん 生活面も含めて関わって

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平成 28 年度第 2 回射水在宅医療 介護連携推進協議会次第 日時平成 29 年 2 月 24 日 ( 金 ) 午後 1 時 30 分 ~ 会場射水役所 2 階 202 会議室 1 開会 2 あいさつ 3 議題 (1) 平成 28 年度射水在宅医療 介護連携推進事業実施状況及び課題の整理 ( 資料

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もくじ 目的 目標 支援体制図 4 運用規準 ) 運用地域 ) 運用開始時期 ) 実施方法 4) 実施手順 5) 個人情報の取扱い 6) 運用に関する留意事項 5 資料 精神障害者の治療中断 4 精神障害者の治療中断の アセスメント項目 適用例 考え方 6

グループ紹介 上尾中央医科グループ 上尾中央医科グループは 関東圏を中心とする病院 老健 学校 研究所などからなる関東有数の医療機関グループです * 理念 : 愛し愛される病院 施設 * 施設 : 病院 27 老健 20 学校 3 等 * 総病床数 :9,167 床 * 総職員数 :15,534 詳

点検項目点検事項点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味

資料 1( 調査票 ) 在宅介護実態調査調査票 被保険者番号 A 票の聞き取りを行った相手の方は どなたですか ( 複数選択可 ) 1. 調査対象者本人 2. 主な介護者となっている家族 親族 3. 主な介護者以外の家族 親族 4. 調査対象者のケアマネジャー 5. その他 A 票 認定調査員が 概

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

在宅生活への円滑な移行に向けて

要支援 介護保険負担額 (1 割月額 ) 介護保険負担額 (2 割月額 ) 要支援 1 1,843 円 要支援 1 3,686 円 要支援 2 3,779 円 要支援 2 7,557 円 サービス加算について (2 割負担の方は約 2 倍の料金となります ) 項目金額単位適用 内容 運動機能向上加算

サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

P-2 3 自分で降りられないように ベットを柵 ( サイドレール ) で囲む 実施の有無 1 他に介護の方法がないため 2 同室者 他の利用者からの依頼 4 不穏や不安など本人の混乱を防止 5 暴力行為など他人への迷惑行為を防止の為 6 夜間以外の徘徊を防止 7 夜間の徘徊を防止 8 不随運動があ

問題です 訪問看護って? 指示があるまで開けないでね!

西和賀町 高齢者実態調査結果報告書 平成 29 年 3 月 岩手県西和賀町

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医療的ケア児について

文字数と行数を指定テンプレート

入所利用料 NO.2 単価新 老人訪問看護指示加算 300 円 / 回 訪問看護ステーションに対し医師が訪問看護指示書を交付した場合 緊急時治療管理 認知症情報提供加算 511 円 / 日緊急的な治療管理を行なった場合 (3 日限度 ) 350 円 / 回認知症疾患医療センター等に紹介した場合 地域

佐久総合病院 H24年度在宅医療連携拠点事業 活動報告

Q1 訪問看護の導入時期は どのように判断すればよいでしょうか? A 医療処置や医療機器の管理などが必要な場合は比較的早期に訪問看護の依頼がありますが ADLの維持 向上などの予防的ケアや病気の悪化予防の目的での訪問看護についても できるだけ早期の導入が理想的です また ターミナル時期の利用者の場合

クリニカルインディケーター 2017 の刊行にあたって 当院は開院以来 重症者にも対応できる医療 リハケア体制の整備 スタッフの量的および質的充実に向けた教育 研修体制の構築 チームアプローチの徹底や情報共有の強化 急性期病院および地域医療 介護との連携推進 生活 期リハの充実等 様々な取り組みを組

7.居宅療養管理指導

独居で認知機能低下のある患者宅への訪問( 主治医の依頼があれば可能 ) 居宅療養管理指導( 月 4 回以内滞在時間に決まりはない ) 定期的に入った方が良い患者は主治医に直接連絡して定期訪問の指示書を出してもらう 高齢者に特化したサービス( 依頼があれば薬がなくても訪問 ) 日々の確認が薬剤師のみで


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22. 介護療養型医療施設 改定事項 1 介護療養型医療施設の基本報酬 2 排泄に介護を要する利用者への支援に対する評価の創設 3 口腔衛生管理の充実 4 栄養マネジメント加算の要件緩和 5 栄養改善の取組の推進 6 身体的拘束等の適正化 7 介護療養型医療施設における診断分類 (DPC) コードの

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計画の今後の方向性

Transcription:

テーマ 3 行政との連携 に関する報告 旭区在宅医療介護連携相談支援室の取組み 旭区在宅医療介護連携相談支援室 ( 受託法人旭区医師会 )

平成成 29 年度第 1 回旭区在宅医療介護連携推進会議 (H29 年 5 月 1 日 ) コアメンバー会議を開く (5/30) 第 2 回推進会議において課題抽出 (KJ 法 )(6/28) ( 参加メンバー ) 医師会 歯科医師会 薬剤師会 MSW デイサービス連絡会地域包括 訪問看護 ST 老健介護連絡会 ( 訪問介護 ) 社協旭けあねっと ( ケアマネジャー ) 区役所 医介コーディネータ 入退院支援 課題 お薬 事例検討 全体会議で多職種による KJ 法で課題抽出 第 3 回推進会議 10/25 において 3 つのグループワークを立ち上げ A 入退院時 入退所時の連携と情報共有 B かかりつけ薬局を持ちましょう C 事例検討チーム

H29 年 10 月よりワーキンググループを立ち上げ 目的 : 住み慣れた地域で最期まで自分らしく暮らせるための医療と介護の連携 A グループ まず 入退院の際の情報提供シートの利用について話し合うことになる B グループ お薬手帳を活用してもらうためにはどうしたらよいか C グループ 出席者の中から 医療と介護の連携が必要なケースを出してもらい事例を検討する 全体会議にフィードバック

A 入退院支援グループ 情報連携シート ケアマネさんが利用する様式バラバラ多職種での話し合いによる共通のシートアンケート収集 入院時情報提供書 ( ケアマネジャー 医療機関 ) ケアプラン1 表 2 表 3 表 / 興味関心チェックシート / お薬手帳 ( いずれもコピー ) / 住環境に関する写真などを添付病院担当者様 ( 記入日 : 年月 / 入院日 : 年月日 ) 利用者 ( 患者 )/ 家族の同意に基づき 利用者情報 ( 身体 生活機能など ) の情報を送付します 是非ご活用下さい 退院前訪問指導 を実施する場合は ぜひケアマネジャーを同行させて下さい 1. 利用者 ( 患者 ) 基本情報について年齢才性別男女患者氏名 ( フリカ ナ ) 生年月日明 大 昭 平年月日生 住所 担当ケアマネジャー名 居宅介護支援事業所名 ( フリカ ナ ) 住環境 戸建て 集合住宅 (2 階居住 ) エレベーター なし あり ( ) 可能ならば 写 真 などを添付 住まいに関する特記事項 ( ) 入院時の要介護度 要支援 ( ) 要介護 ( ) 申請中 未申請 認知症高齢者の 自立 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M 日常生活自立度 障害高齢者の 自立 J1 J2 A1 A2 B1 B2 C1 C2 日常生活自立度 介護保険の 1 割 2 割 不明 障害など認定 なし あり ( ) 自己負担割合 年金などの種類 国民年金 厚生年金 障害年金 生活保護 その他 ( ) 2. 家族の情報について 独居氏名家族構成キーパーソン 同居 ( 続柄 / 年齢 ) ( ) ( 連絡先 ) 主介護者 ( 年齢 ) ( 才 ) ( ) 3. 本人 / 家族の意向について 本人の性格 / 趣味 関心領域など 本人の生活歴 入院前の本人の意向 入院前の家族の意向 ( 特に生活について ) 入院時情報連携加算の様式例 電話番号 FAX 番号 担当ケアマネジャーより 医療機関の方へお願い 退院が決まり次第 連絡をお願いします 必要に応じて 退院時の情報提供をお願いいします 電話番号 4. 今後の生活展望について ( ケアマネとしての意見 ) 在宅生活に必要な要件 独居 日中独居 高齢世帯 サポートできる家族や支援者が不在家族の介護力 * 家族が要介護状態 / 認知症である その他 ( ) 特記事項 ( 特に注意すべき点など ) 5. カンファレンスについて ( ケアマネからの希望 ) 院内の多職種カンファレンス への参加 希望あり 退院前カンファレンス への参加 希望あり 具体的な要望 ( ) 6. 身体 生活機能の状況 / 療養生活上の課題について麻痺の状況なし軽度中度重度褥瘡の有無 なし あり移動自立見守り一部介助全介助 ADL 食事内容 口腔 排泄 一部介助一部介助一部介助 全介助 * 排便自立見守り一部介助全介助オムツ / パッド なし 夜間 常時睡眠の状態良不良 ( ) 眠剤の使用 なし あり睡眠時間時間 / 日 喫煙量 コミュニケーション能力 移乗 更衣 整容入浴食事 食事回数食事形態摂取方法嚥下機能 口腔清潔 排尿 視力 聴力 言語 意思疎通 精神面における療養上の問題 疾患歴 * 自立見守り一部介助全介助 自立見守り一部介助全介助 自立自立自立 朝 : 時頃 昼 : 時頃 夜時頃 自立見守り一部介助 問題なし 問題なし 見守り見守り見守り 本くらい / 日あたり やや難あり やや難あり 全介助全介助全介助 普通 きざみ 嚥下障害食 ミキサー 経口 経管栄養水分とろみむせない時々むせる常にむせる 良 不良 著しく不良 全介助 困難 困難 移動手段 起居動作 なし あり義歯 口臭 ポータブルトイレ 飲酒量合くらい / 日あたり メガネ 補聴器 杖 歩行器 車いす その他 自立見守り一部介助 食事制限 なし あり ( ) 水分制限 なし あり ( ) UDF 等の食形態区分 なし あり なし あり なし 夜間 なし あり ( ) なし あり 問題なし やや難あり コミュニケーションに関する特記事項 : 問題なし やや難あり 困難 なし 幻視 幻聴 興奮 焦燥 不穏 妄想 暴力 / 攻撃性 介護への抵抗 不眠 昼夜逆転 徘徊 危険行為 不潔行為 その他 ( ) なし 悪性腫瘍 認知症 急性呼吸器感染症 脳血管障害 骨折 その他 ( ) 最近半年間で入院の入院 なし あり ( H 年月日 ~ H 年月日 ) 不明歴 * 入院頻度 頻度は高い / 繰り返している 頻度は低いが これまでにもある 今回が初めて なし 点滴 酸素療法 喀痰吸引 気管切開 胃ろう 経鼻栄養 経腸栄養 褥瘡医療処置 * 尿道カテーテル 尿路ストーマ 消化管ストーマ 痛みコントロール 排便コントロール 自己注射 ( ) その他 ( ) 7. お薬について 必要に応じて お薬手帳 ( コピー ) を添付内服薬 なし あり ( ) 居宅療養管理指導 なし あり ( 職種 : ) 薬剤管理 自己管理 他者による管理 ( 管理者: 管理方法: ) 服薬状況 処方通り服用 時々飲み忘れ 飲み忘れが多い 処方が守られていない お薬に関する 特記事項 8. かかりつけ医についてかかりつけ医機関名 ( フリカ ナ ) 医師名 電話番号診察方法 頻度 常時 受診 訪問診療 頻度 = ( ) 回 / 月 週 大阪府入退院時の手引き を参照しながら ( 大阪府医療介護連携コーディネーター ) 多職種で入退院時のルールを共有手引書を区役所に5 冊保管

B グループ : 区役所と区民祭りでの区民啓発活動や出張講演会を実施 うちわや のぼりを作成 C グループ : 事例検討会を実施 支持的な雰囲気の中で 多職種のアドバイスをもらい事例提供者によい気付きがあった 参加者が一緒に事例を考えることで参加者の顔の見える関係ができた メンバーの中から 自然とファシリテーターができ 他のグループも誘っての懇親会を企画してくれた 思い : こんな雰囲気の事例検討会を Ⅽ グループ以外の人にも体験してもらいたいなぁ 区民まつり 出張講演会

何度も会議で顔を合わせることで お互いのことが良く理解ができてきて 関係性がよくなった 気づいたこと 準備が間に合わず 全体での事例検討会が出来なかった 区役所の立場も理解し 早めの準備や確認などをしないとコーディネーター失格だ! 区民啓発についても会議メンバーが自分の専門性をもっと活かせるには

今後に向けて 区民啓発 : 会議メンバーが自主的に取組むことができるような内容や 方法等の検討 調整が必要 多職種研修 : グループメンバーのみの事例検討会から 区内医療介護関 係者全体での事例検討会開催が必要 ワーキング活動を通してできた関係を維持 向上できるよう 区役所と協働していきたい これからも 区役所と一緒に 旭区の医療と介護の連携 という同じ目的に向かって協働していきたいと思います しょうぶちゃん