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5.2 振動 調査 (1) 調査対象 調査対象は次の事項とした a. 振動の状況 (a) 建設機械の稼動に伴い環境影響が予想される対象事業実施区域の振動レベル (b) 工事用の資材及び機械の運搬に用いる車両の運行が予想される道路の沿道の振動レベル b. 道路交通の状況 (a) 自動車交通

とした 工事は 週 6 日 8 時 ~18 時の時間帯に実施する計画である 1,600 稼動台数 ( 台 / 月 ) 1, 月目 2 月目 3 月目 4 月目 5 月目 6 月目 7 月目 8 月目 9 月目 10 月目 11 月目 12 月目 13 月目 14 月目

Microsoft Word - 泉南阪南火葬場生活環境影響調査報告書(pdf用)

単道調査第 号国道208号

単道調査第 号国道208号

1 吾妻町 平成18年3月27日に東村と合併し東吾妻町になりました 2 六合村 平成22年3月28日に中之条町に編入しました 5.2-2

資料 2-1 環境騒音現地調査結果 資料 2-1 環境騒音現地調査結果 騒音現地調査結果のうち 環境騒音の平日の調査結果は表 に 土曜の調査結 果は表 に 休日の調査結果は表 に示すとおりである 表 2-1-1(1) 環境騒音調査結果 ( 平日 )( 1) 調査地

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1 見出し1

1 見出し1

第 2 部 自動車騒音 道路交通振動調査結果

Microsoft Word 交通渋滞(有明アーバン)_181017

表 -1 平成 28 年度常時監視の評価区間及び基準点対象道路道路評価区間測定地点 ( 基準点 ) 車線数 ( 通称名 ) 種別始点 / 終点住所 / 用途地域国道 246 号線青葉台 3-1 青葉台 ( 玉川通り ) 8 国道青葉台 3-6 商業地域中根 1-24 八雲

1 見出し1

第 1 章環境監視調査の項目及び調査の手法 1.1 調査項目及び調査時期 平成 28 年度に実施した事後調査の調査項目及び調査時期を表 に 調査 工程を表 に示します だみ 大気質 表 平成 28 年度に実施した環境監視調査の調査項目

対象道路 ( 通称名 ) 表 -1 車線数 国道 246 号線 ( 玉川通り ) 6 国道 渋谷経堂線 ( 淡島通り ) 4 平成 27 年度常時監視の評価区間及び基準点 道路 評価区間 測定地点 ( 基準点 ) 種別 始点 / 終点 住所 / 用途地域 4 都道 2 都道 4 都道 2 都道 都道

120 アースオーガー 圧砕機 110 クラッシュパイルハンマー クラムシェル クローラークレーン 100 コンクリートポンプ車 地盤改良機 振動ローラーダンプトラックトレーラーバイブロハンマーバックホウブルドーザー ブレーカー 70 ホイールクレーン 杭圧入引抜機 ロータリーパーカッシ

Ⅳ-2

1

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Microsoft Word - プレスリリース_2015

計画書

平成 28 年度能代市騒音 振動調査 ( 抜粋 ) 指定地域の騒音調査 調査地点 : 能代市二ツ井町下野家後 二ツ井公民館裏駐車場 調査実施日 : 平成 28 年 11 月 7 日 10:00 ~ 平成 28 年 11 月 8 日 10:00 環境基準について 一般環境における環境基準値

表 騒音の現況調査地点 調査項目地点調査地点の選定理由 環境騒音の状況 道路交通騒音の状況 交通量の状況 道路構造の状況 地表面の状況 近接民家側敷地境界 1 地点 主要走行路のうち住居地域に近い稲川集落付近 騒音調査地点の周辺 影響を及ぼすおそれのある範囲内の現況を把握できる地点である

5 貸与する資料本業務の遂行にあたり 本市 ( 以下 甲 という ) は受託者 ( 以下 乙 という ) に以下の資料を貸与する (1) 面的評価支援システム Ver.4.1.0( 環境省 ) (2) 電子地図 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) ( 国土地理院 ) (3) 住宅地図 Zma


(2) 自動車騒音及び道路交通振動対策に係る法体系自動車騒音及び道路交通振動対策に係る法律としては 昭和 42 年に制定された公害対策基本法 ( 平成 5 年より環境基本法 ) に基づく施策を実施するため 昭和 4 3 年に騒音規制法 昭和 51 年に振動規制法が制定された 自動車騒音に係る環境基準

1

Ⅳ 騒音・振動の状況

Microsoft Word - 騒音予測計算の紹介.doc

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環境騒音測定仕様書

表 区域の区分 区域の区分第一種区域第二種区域第三種区域第四種区域 該当地域 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) 第 2 章の規定により定められた第一種低層住居専用地域及び第二種低層住居専用地域都市計画法第 2 章の規定により定められた第一種中高層住居専用地域 第二種


untitled

Microsoft Word - 02上越市新CC_評価書_第2章地域概況_ doc

ⅱ 調査地点調査地点は 事業実施区域の敷地境界 2 地点とし 調査時において 風上 風下となる地点とした 調査地点を図 7.4-1に示す ⅲ 調査方法調査方法を表 7.4-3に示す 表 悪臭の調査方法 調査項目 悪臭の状況 気象の状況 調査方法 臭気指数 : 三点比較式臭袋法試料採取時の

資料 -2 国道 24 号烏丸通 歩行者 自転車通行安全協議会 国道 24 号烏丸通の概要 平成 30 年 3 月 国土交通省近畿地方整備局京都国道事務所

騒音・振動の環境基準(要請限度)について

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Microsoft Word - Ⅱー3.doc

環 境 敷地境界 表 ---(1) 環境騒音 敷地境界騒音の現地調査結果 (L Aeq ) 測定地点時間区分平日休日 地点 1 地点 地点イ 地点ロ 道路に面する地 域以外の地域 単位 :db 環境基準値 道路に面する地 昼間 夜間 - 昼間 夜間 - 0 昼間

2 道路交通振動の測定結果全ての地点で昼間 夜間とも要請限度を下回った No 路線名測定地点 要請限度適否状況 昼間 夜間 1 一般国道 16 号線東逸見町 1 丁目 19 先 2 横浜横須賀道路阿部倉 32-7 先 3 横浜横須賀道路吉井 3 丁目 21-1 先 4 一般国道 134 号線大津町

資料 四輪車の加速走行騒音規制について ( 乗用車 小型車 ) 現行加速走行騒音試験法の課題 新加速走行騒音試験法の概要 国内走行実態との比較による新加速走行騒音試験法の検証 1

4 予測結果では 海側で少し環境目標値を超えているのですけれども 対岸の東海市のところは 新日鐵住金の工場等でしょうか 東海市側も臨港地区になりまして ご指摘の通り新日鐵住金等があるエリアです なお 対岸までの距離は約 1km ですが 住宅地までは約 3.5km です 5 煙源が地面に近く 施工区域

目次 1 1. 奈良市中心部の道路交通環境 1) 広域的な自転車利用ネットワーク P2 2) 幹線道路の交通状況 ( 交通量 ) P3 3) 幹線道路の交通状況 ( 混雑状況 ) P4 2. 自転車事故の分析結果 1) 道路種別別 ( 国道 県道 市道 ) 自転車事故発生状況 P5 2) 自動車交通

スライド 1

大型建設機械の輸送に係る規制について

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資料3-1 風力発電所に係る騒音・低周波音に係る問題の発生状況

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(3) 実態監視実態監視は 騒音 振動の状況を広域的にきめ細かく把握するために 毎年度 監視の対象を変えて実施する 調査方法については 本庁が実施の手引きを策定し 公害対策室と協議のうえ決定する 公害対策室は 実施の手引きに従い 原則として 表 2 に掲げる年度において当該ブロック内の調査を実施する

7-2-4 騒音及び超低周波音 騒音施工時 建設機械稼働による騒音 1. 調査 (1) 調査すべき情報 1 騒音の状況 2 土地利用の状況 3 発生源の状況 4 法令による基準等 (2) 調査地域調査地域は 図 に示すとおり 廃棄物処理施設生活環

資料 2 主要渋滞箇所 ( 案 ) の抽出方針について ( 一般道 ) 平成 24 年 8 月 9 日

3 騒音の状況調査は 現地調査により行った ア. 現地調査現地調査は 計画地及びその周辺における一般的な騒音の状況を把握できる地点として 計画地西側及び東側の計 2 地点で環境騒音の現地測定を実施した また 計画地及びその周辺における沿道騒音の状況を把握できる地点として 廃棄物運搬車両等の走行ルート

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健診の手引き_0707変.indd

6(2) 騒音

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3 騒音に関する規制 (1) 騒音規制法 ア特定工場に関する規制 ( ア ) 規制地域の種別 a 規制区域の種別 第 1 種区域第 2 種区域第 3 種区域第 4 種区域 良好な住居の環境を保全するため 特に静穏の保持を必要とする区域 住居の用に供されているため 静穏の保持を必要とする区域 住居の用

アスファルト舗装復旧工事単価一覧表 平成 30 年 7 月 1 日適用 単価 工種 名称規格 形状寸法単位数量単価 ( 円 ) 摘要 舗 1 国道舗装工 t=18cm m2 1 ( 国道 ) 非スベリ止 舗 2 県道舗装工 A t=6cm m2 1 ( 県道 A 交通 ) 非スベリ止 舗 3 県道舗

○福岡県警察交通管制要綱の制定について(通達)

1 環境推進事業

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騒音・振動

資料 1 第 2 回鳥栖市都市計画道路見直し検討懇話会資料 1. 道路網の課題 2. 市街地道路の機能強化の検討 3. 今後の検討方針 平成 29 年 2 月 28 日 佐賀県鳥栖市


堺市新金岡地区の自転車通行環境整備のアンケート 交通量調査結果について 堺市新金岡地区において 歩行者 自転車利用者が安心して通行できる安全なまちづく り を目指し 自転車通行環境の整備を行いました 自転車通行環境モデル地区において 平成 22 年 ~ 平成 23 年に自転車道 歩道の視覚 分離の整

今後の進め方について


土地利用計画 土地利用計画面積表 土地利用の区分区分面積 ( m2 ) 比率 (%) 備考 発電施設用地パネル 19, パワーコンディショナー 緑地 5, 計画地面積 24, 太陽光パネル配置図 発電施設計画 発電施設の概要 発電設備規格

Microsoft PowerPoint 飯沼交差点 接続道路に関する説明会(説明会用)

法 34 条 7 号 既存工場と密接な関連を有する事業の建築物等の用に供する建築行為 提案基準 13 既存工場の事業の質的改善 提案基準 25 工業系ゾーンに位置づけられた区域内の工場 及び提案基準 32 研究施設 における工場又は研究施設の規模及び敷地計画 法 34 条 7 号 立地基準編第 2

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資料 2 3 平成 29 年 1 月 18 日火力部会資料 西条発電所 1 号機リプレース計画 環境影響評価方法書 補足説明資料 平成 29 年 1 月 四国電力株式会社 - 1 -

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播磨臨海地域と主要な港湾拠点とのアクセス機能 ( 速達性 定時性 ) の強化 神戸港の貨物取扱個数は全国 位であり 神戸港のコンテナ貨物車の 4 分の 1 は播磨臨海地域以西を発着 播磨臨海地域 ~ 神戸港 阪神地域間の交通需要が高い一方で 速達性 定時性に優れた自動車専用道路ネットワークは 国道

1 見出し1

図 2 目標 図 3 工事区分ごとの工程 ( 平成 18 年度 ~ 平成 23 年度 )


西松建設技報

1) 庁舎位置の中心性建設候補地の評価 比較添付資料 1 人口重心との位置関係 候補地 1 現庁舎敷地 直線距離 250m 直線距離 1.4Km 候補地 2 都市広場 直線距離 1.3Km 候補地 3 鳥栖スタジアム第 4 駐車場 この地図は国 地理院の電 地形図を使 したものです 1

私達の生活には 様々な種類の騒音が存在しています 音の大きさに限らず 地域や時間 帯によっては どのような音も騒音 になる可能性があります 平成 27 年度苦情件数の割合 鉄道 0.4% 騒音に関する地方公共団体への苦情件数は近年高い水準で横ばい傾向にあり その中でも 工場 事業場や建設作業から発生


21m 車両の検証項目 ダブル連結トラック実験 高速道路 3 交通流への影響 4 道路構造への影響 合流部 : 本線 合流部 : ランプ 追越時 車線変更部 検証項目 分析視点 データ等 1 省人化 同一量輸送時のドライバー数 乗務記録表 環境負荷 同一量輸送時のCO2 排出量 2 走行 カーブ (

4-3 交通量推計結果と考察 (1) 交通量推計結果 現況の交通量推計結果を見ると 一般国道 196 号では今治市内全区間において 100 を超え 旧市付近では 288 を超える交通が流れており 幹線的機能を果たしている 中心部から南北状に伸びる一般国道 317 号や でも 100 百台 / 日を超

日整連第  -   号

(2) 騒音 振動の防止対策 1 工場 事業場の規制基準工場 事業場の騒音及び振動は 騒音規制法 振動規制法及び静岡県生活環境の 保全等に関する条例によって規制されており 市長 ( 平成 23 年度までは県知事 ) が生活環境を保全する必要があるとして指定した地域内にあって 騒音や振動の発生が著しい

許可方針

Transcription:

6.5 振動

6.5 振動 6.5.1 調査結果の概要 1) 調査項目調査項目は 環境振動 道路交通振動 交通量 (6.3 騒音に示した交通量調査に同じ ) とした 各測定項目を表 6-5-1 に示す 表 6-5-1 振動の調査項目調査項目細項目環境振動時間率振動レベル (L X ) 道路交通振動時間率振動レベル (L X ) 地盤卓越振動数交通量時間交通量 ( 上下線別車種別 ) 走行速度 道路構造 騒音に同じ 2) 調査地域及び地点調査地域は 対象事業実施区域及びその周辺とし 表 6-5-2 に示す環境振動 1 地点 道路交通振動 5 地点 ( いずれも騒音と同地点 ) の計 6 地点とした ( 調査地点位置図は図 6-3-1 に示したとおり ) 表 6-5-2 振動の調査地点 調査項目 調査地点 環境振動 1 別当地区 道路交通振動 2 県道鶯宿中道線 ( 東側 ) 交通量 3 県道鶯宿中道線 ( 中央 ) 4 県道鶯宿中道線 ( 西側 ) 5 一般国道 358 号 6 金川曽根広域農道 3) 調査方法調査方法は 表 6-5-3 に示す方法とした 表 6-5-3 振動の調査方法 調査項目 細項目 調査方法 環境振動道路交通振動 振動レベル 振動規制法施行規則 ( 昭和 51 年総理府令第 58 号 ) 及び 振動レベル測定方法 (JIS Z 8735) に準拠し 調査地点に振動計を設置し測定する方法 道路交通振動 地盤卓越振動数 調査地点に振動計を設置し記録したデータを持ち帰り 1/3 オクターフ ハ ント 分析器を用いて分析する方法 ( 大型車 台を対象 ) 交通量 時間交通量 調査地点において調査員が目視しカウンターにより計測する方法 ( 上下線別車種別 ) 走行速度 道路構造 調査地点において 調査員が一定区間を通過する車両の通過時間をストップウォッチにより計測し算出する方法調査地点において 調査員による計測を行う方法 4) 調査期間及び頻度調査期間は 表 6-5-4 に示す期間とした なお 環境振動及び道路交通振動の 1 時間あたりの測定時間は 分間とした 表 6-5-4 振動の調査期間及び頻度 調査項目 調査頻度 調査期間 環境振動 1 日間 (1 回 ) 平成 19 年 11 月 16 日 ( 金 ) 道路交通振動交通量 平日 1 日間 休日 1 日間 ( 計 2 回 ) 平日 : 平成 19 年 11 月 16 日 ( 金 ) 休日 : 平成 19 年 11 月 17 日 ( 土 ) -6.231-

5) 調査結果 (1) 振動 1 環境振動対象事業実施区域及びその周辺は 振動規制法に基づく区域の区分により第一種区域 ( 特定工場等において発生する振動 ) に指定されており 規制基準値は昼間 db 夜間 55dB となっている 環境振動の調査結果は 昼間 夜間ともに db 未満であった 表 6-5-5 環境振動調査結果 地点 時間区分 時間帯 振動レベル (L ) 規制基準 (db) ( 第一種区域 ) 別当地区 昼間 8~19 時 < ( 1) 夜間 19~8 時 < 55 2 道路交通振動道路交通振動の調査結果を表 6-5-6 に示す 対象事業実施区域及びその周辺は 振動規制法に基づく区域の区分により第一種区域 ( 道路交通振動 ) に指定されており 規制基準値は昼間 65dB 夜間 db となっている 調査の結果 全地点において 昼間 夜間とも規制基準値を下回る値であったいずれの地点においても 平日と休日の振動レベルに大きな差異は無かった 表 6-5-6 道路交通振動調査結果 地点 時期 時間振動レベル L 時間帯 規制基準区分 (db) ( 第一種区域 ) 県道鴬宿中道線 ( 東側 ) 平日 昼間 8~19 時 43 65 ( 2) 夜間 19~8 時 32 休日 昼間 8~19 時 44 65 夜間 19~8 時 31 県道鴬宿中道線 ( 中央 ) 平日 昼間 8~19 時 36 65 ( 3) 夜間 19~8 時 31 休日 昼間 8~19 時 35 65 夜間 19~8 時 31 県道鴬宿中道線 ( 西側 ) 平日 昼間 8~19 時 31 65 ( 4) 夜間 19~8 時 休日 昼間 8~19 時 65 夜間 19~8 時 < 一般国道 358 号 平日 昼間 8~19 時 46 65 ( 5) 夜間 19~8 時 38 休日 昼間 8~19 時 44 65 夜間 19~8 時 37 金川曽根広域農道 平日 昼間 8~19 時 31 65 ( 6) 夜間 19~8 時 < 休日 昼間 8~19 時 65 夜間 19~8 時 < -6.232-

(2) 地盤卓越振動数地盤卓越振動数の測定結果を表 6-5-7 に示す なお 道路環境整備マニュアル ( 日本道路協会平成元年 1 月 ) では地盤卓越振動数 15Hz 以下の地盤を軟弱地盤とし 振動の影響を受けやすい地域としている 調査結果は No.2 No.4 No.5 地点において地盤卓越振動数が 15Hz 前後の値であった 表 6-5-7 地盤卓越振動数調査結果 (Hz) 地点 地盤卓越振動数 県道鴬宿中道線 ( 東側 ) (No.2) 14.4 県道鴬宿中道線 ( 中央 ) (No.3) 18.5 県道鴬宿中道線 ( 西側 ) (No.4) 15.3 一般国道 358 号 (No.5) 14.7 金川曽根広域農道 (No.6) 21.5 注 ) 表に示す測定値は 各地点において 台の大型車の通行時における地盤 卓越振動数の平均により求めた (3) 交通量 6.3 騒音に示したとおり (4) 走行速度 6.3 騒音に示したとおり (5) 道路構造 6.3 騒音に示したとおり -6.233-

(6) 交通量との比較道路交通振動の交通量との比較を図 6-5-1(1)~(5) に示す 一般に 道路交通振動の発生は 主に大型車の交通に大きく影響を受ける 今回の調査の結果においても 全体的に大型車の交通量が多い時間帯により大きい振動が発生する傾向が見られた No.2~3 の県道鶯宿中道線 ( 東側及び中央 ) の調査地点では 平日 休日とも比較的交通量の多い昼間の時間帯に概ね ~db 程度で振動レベルが推移し 夜間の時間帯は概ね振動レベルが db 未満で推移していた 大型車交通量との相関を見ると 大型車交通量の多い時間帯ほど振動レベルも高い傾向が見られた No.4 の県道鶯宿中道線 ( 西側 ) の調査地点では 平日 休日とも 大型車の交通量が少なく わずかに朝 夕の交通量の比較的多い時間帯において db 強の振動レベルが観測されたが その他ほとんどの時間帯は振動レベルが db 未満で推移していた No.5 の一般国道 358 号線の調査地点では 平日 休日とも 他の地点と比較して夜間にも大型車の交通量があり 昼間の時間帯は概ね ~db 程度 夜間の時間帯は概ね ~db 程度で振動レベルが推移し 大型車交通量との相関を見ると 大型車交通量の多い時間帯ほど振動レベルも高い傾向が見られた No.6 の金川曽根広域農道の調査地点では No.4 地点と同様に 平日 休日とも 大型車の交通量が少なく わずかに db 強の振動レベルが観測された時間帯があるが その他ほとんどの時間帯は振動レベルが db 未満で推移していた No.2: 県道鶯宿中道線 ( 東側 ) 平日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 111213141516171819212223 時間 No.2: 県道鶯宿中道線 ( 東側 ) 休日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 111213141516171819212223 時間図 6-5-1(1) 振動と交通量の比較 (No.2: 県道鶯宿中道線 ( 東側 )) -6.234-

No.3: 県道鶯宿中道線 ( 中央 ) 平日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 111213141516171819212223 時間 No.3: 県道鶯宿中道線 ( 中央 ) 休日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 111213141516171819212223 時間図 6-5-1(2) 振動と交通量の比較 (No.3: 県道鶯宿中道線 ( 中央 )) No.4: 県道鶯宿中道線 ( 西側 ) 平日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 111213141516171819212223 時間 No.4: 県道鶯宿中道線 ( 西側 ) 休日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 111213141516171819212223 時間図 6-5-1(3) 振動と交通量の比較 (No.4: 県道鶯宿中道線 ( 西側 )) -6.235-

No.5: 一般国道 358 号 平日 1, 1, 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 11 12 13 14 15 16 17 18 19 21 22 23 時間 No.5: 一般国道 358 号 休日 1, 1, 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 111213141516171819212223 時間図 6-5-1(4) 振動と交通量の比較 (No.5: 一般国道 358 号 ) No.6: 金川曽根広域農道 平日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 111213141516171819212223 時間 No.6: 金川曽根広域農道 休日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 111213141516171819212223 時間図 6-5-1(5) 振動と交通量の比較 (No.6: 金川曽根広域農道 ) -6.236-

6.5.2 予測及び評価の対象とする複数案ごみ処理施設 最終処分場及び地域振興施設の複数案に対する予測評価の考え方は 6.3 騒音 6.3.2 予測及び評価の対象とする複数案 と同様とした 6.5.3 予測及び評価の結果 1) 建設機械の稼働による振動の影響 (1) 予測項目環境影響評価の対象となる建設工事は振動規制法に定められる特定建設作業に該当するため 時間率振動レベル (L ) を予測項目とした (2) 予測地域及び地点予測地域は 対象事業実施区域及びその周辺とし 対象事業実施区域の敷地境界及び近接した周辺民家を兼ねる地点として 別当地区の 1 地点 ( 1)( 騒音と同地点 ) 及び敷地境界の内 振動規制法に基づく規制区域の東端の 1 地点 ( No.7 敷地境界東 と称す ) とした ( 予測地点位置は 建設機械の稼働による騒音 における図 6-3-6 に示したとおり ) (3) 予測対象時期予測対象時期は 建設機械の稼働による騒音 と同じとした (4) 予測方法 1 予測式予測式は 建設作業振動対策マニュアル (( 社 ) 日本建設機械化協会,1994 年 ) 等に準じて 振動の伝搬理論に基づく予測式 ( 点発生源からの距離減衰式 ) とした L(r)=L(r )-15log (r/r )-8.68α(r-r ) L(r): 予測地点における L(r ): 基準点における r: 建設機械の稼働位置から予測地点までの距離 (m) r : 建設機械の稼働位置から基準点までの距離 (5m) α: 内部減衰係数 ( 道路環境影響評価の技術手法 7 改訂版 (( 財 ) 道路環境研究所,7 年 ) に基づき.1 とした ) 2 予測条件の設定 ( ア ) 建設機械の配置工事工程から代表的な工事の中で ごみ処理施設の建設 最終処分場の建設 地域振興施設の建設のそれぞれにおける建設機械の稼働による影響が大きくなる時期及び及び 3 施設の建設時期が重なる建設機械の稼働による複合的な影響が大きくなる時期を設定した 建設機械の配置図を図 6-5-2(1)~(4) に示す 各建設機械位置と予測地点との水平距離は 資料編 (p. 資 2.3.28 p. 資 2.3.29) に示す -6.237-

-6.238- 図 6-5-2(1) 建設機械の配置図 ( ごみ処理施設杭打ち 最終処分場 A 案 ) ごみ処理施設工事 ( プラント ):18 ヶ月目 地域振興施設工事 : 温泉施設工事時 最終処分場工事 : ヶ月目

-6.239- 図 6-5-2(2) 建設機械の配置図 ( ごみ処理施設機械台数最大時 最終処分場 A 案 ) ごみ処理施設工事 ( プラント ):24 ヶ月目 地域振興施設工事 : 温泉施設工事時 最終処分場工事 : ヶ月目

-6.2- 図 6-5-2(3) 建設機械の配置図 ( ごみ処理施設杭打ち 最終処分場 C 案 ) ごみ処理施設工事 ( プラント ):24 ヶ月目 地域振興施設工事 : 温泉施設工事時 最終処分場工事 : ヶ月目

-6.241- 図 6-5-2(4) 建設機械の配置図 ( ごみ処理施設機械台数最大時 最終処分場 C 案 ) ごみ処理施設工事 ( プラント ):24 ヶ月目 地域振興施設工事 : 温泉施設工事時 最終処分場工事 : ヶ月目

( イ ) 建設機械の振動レベルの設定建設機械の振動レベルは 表 6-5-8(1)~(4) に示すとおり設定した 表 6-5-8(1) 建設機械の振動レベル ( ごみ処理施設の建設 : 杭打ち工事時 ) 機械種別 規格 台数 注 1 振動レヘ ル (db) 出典 対策型 バックホウ.8m 3 7 72 1 バックホウ 1.m 3 1 72 1 2 杭打機油圧ハンマ注 6 82 1 2 ディーゼルハンマ注 6 75 1 2 アースオーガ注 6 65 1 注 1) 振動源から 5m 地点における値 注 2) 機械の種類別の検討のため記載 いずれか 1 種が 6 台稼働とした 出典 1) 建設工事に伴う騒音振動対策ハンドブック ( 第 3 版 )(( 社 ) 日本建設機械化協 会, 平成 13 年 2 月 ) 表 6-5-8(2) 建設機械の振動レベル ( ごみ処理施設の建設 : 機械台数最大時 ) 機械種別 規格 台数 注 1 振動レヘ ル (db) 出典 対策型 バックホウ.25m 3 2 72 1 バックホウ.8m 3 2 72 1 ダンプトラック 11t 2 62 1 ブルドーザ 11t 1 75 1 2 トラックミキサ注 t 2 62 1 注 1) 振動源から 5m 地点における値注 2) ダンプトラックの値出典 1) 建設工事に伴う騒音振動対策ハンドブック ( 第 3 版 )(( 社 ) 日本建設機械化協会, 平成 13 年 2 月 ) 表 6-5-8(3) 建設機械の振動レベル ( 最終処分場の建設 A 案 C 案共通 ) 機械種別 規格 台数 注 1 振動レヘ ル (db) 出典 対策型 バックホウ.25m 3 3 72 1 バックホウ.8m 3 2 72 1 ブルドーザ 11t 6 75 1 モータグレーダ 1 56 1 ロードローラ ~12t 1 64 1 タイヤローラ 8~t 1 57 1 ダンプトラック 11t 6 62 1 2 トラックミキサ注 t 2 62 1 注 1) 振動源から 5m 地点における値 注 2) ダンプトラックの値 出典 1) 建設工事に伴う騒音振動対策ハンドブック ( 第 3 版 )(( 社 ) 日本建設機械化協 会, 平成 13 年 2 月 ) 表 6-5-8(4) 建設機械の振動レベル ( 地域振興施設の建設 ) 機械種別 規格 台数 注 1 振動レヘ ル (db) 出典 対策型 ブルドーザ 11t 2 75 1 ダンプトラック 11t 2 62 1 注 1) 振動源から 5m 地点における値 出典 1) 建設工事に伴う騒音振動対策ハンドブック ( 第 3 版 )(( 社 ) 日本建設機械化協 会, 平成 13 年 2 月 ) ( ウ ) バックグラウンド ( 現況の振動 ) 予測に用いたバックグラウンド ( 現況の振動 ) は 敷地境界及び周辺民家を兼ねる地点 (No.1) における調査結果から 昼間 (8~19 時 ) の振動レベル (L ) の平均値が db 未満であったため db とした -6.242-

(5) 予測結果 1 ごみ処理施設建設工事ごみ処理施設建設工事において影響の大きい工事の工種別の予測結果比較を表 6-5-9(1)~(2) に示す 予測結果から 以下の予測結果の比較においては 最も影響が大きいと考えられる油圧ハンマ工の結果を用いて比較を行うこととする 予測地点 敷地境界及び周辺民家 (No.1) 表 6-5-9(1) ごみ処理施設の建設 ( 杭打工事 ) の振動予測結果 単位 :db 現況値 寄与値 予測結果 工種 ( 建設機械の稼働 ( 現況値と寄与値 ( ハ ックク ラウント ) に起因する振動 ) の合成値 ) 油圧ハンマ工 22.9.8 テ ィーセ ルハンマ工 21.3.5 アースオーガ工.8.5 敷地境界東 油圧ハンマ工 48.8 48.9 (No.7) テ ィーセ ルハンマ工 44.4 44.6 アースオーガ工 42.2 42.5 備考 )1. 現況値 ( ハ ックク ラウント ) は 現地調査が db 未満であったことから db とした 2. 建設機械の稼働時間は昼間の時間帯とした 表 6-5-9(2) ごみ処理施設の建設 ( 建設作業機械台数最大時 ) の振動予測結果単位 :db 現況値寄与値予測結果項目予測地点 ( 建設機械の稼働に起 ( 現況値と寄与 ( ハ ックク ラウント ) 因する振動 ) 値の合成値 ) 振動レベル敷地境界 (No.1) 15.6.2 L 敷地境界東 (No.7) 44.2 44.4 備考 )1. 現況値 ( ハ ックク ラウント ) は 現地調査が db 未満であったことから db とした 2. 建設機械の稼働時間は昼間の時間帯とした -6.243-

2 最終処分場建設工事最終処分場建設工事における建設作業機械最大時の予測結果を表 6-5-(1)~(2) に示す A 案とC 案の影響を比較すると A 案の振動レベルが大きいという結果であった 表 6-5-(1) 最終処分場 (A 案 ) 建設 ( 建設作業機械台数最大時 ) の振動予測結果単位 :db 現況値寄与値予測結果項目予測地点 ( 建設機械の稼働に起 ( 現況値と寄与 ( ハ ックク ラウント ) 因する振動 ) 値の合成値 ) 振動レベル敷地境界 (No.1) 35.5 36.6 L 敷地境界東 (No.7) 32.8 34.6 備考 )1. 現況値 ( ハ ックク ラウント ) は 現地調査が db 未満であったことから db とした 2. 建設機械の稼働時間は昼間の時間帯とした 表 6-5-(2) 最終処分場 (C 案 ) 建設 ( 建設作業機械台数最大時 ) の振動予測結果単位 :db 現況値寄与値予測結果項目予測地点 ( 建設機械の稼働に起 ( 現況値と寄与 ( ハ ックク ラウント ) 因する振動 ) 値の合成値 ) 振動レベル敷地境界 (No.1) 22.9.8 L 敷地境界東 (No.7) 33.3 35. 備考 )1. 現況値 ( ハ ックク ラウント ) は 現地調査が db 未満であったことから db とした 2. 建設機械の稼働時間は昼間の時間帯とした 3 地域振興施設建設工事地域振興施設建設工事における建設作業機械最大時の予測結果を表 6-5-11 に示す 表 6-5-11 地域振興施設建設 ( 建設作業機械台数最大時 ) の振動予測結果単位 :db 現況値寄与値予測結果項目予測地点 ( 建設機械の稼働に起 ( 現況値と寄与 ( ハ ックク ラウント ) 因する振動 ) 値の合成値 ) 振動レベル敷地境界 (No.1) 43.2 43.4 L 敷地境界東 (No.7) 33.4 35. 備考 )1. 現況値 ( ハ ックク ラウント ) は 現地調査が db 未満であったことから db とした 2. 建設機械の稼働時間は昼間の時間帯とした -6.244-