「Debate in Portuguese《というイベントのアンケートの結果

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来場者アンケート集計結果 / 実施概要

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< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

スライド 1

Microsoft Word - 認知度調査HP原稿

東村山市市民ステーション サンパルネ 利用者アンケート アンケート回収期間 回収枚数 512 枚 前年回収比率 149.7% 平成 30 年 11 月 1 日 ( 木 )~ 11 月 30 日 ( 金 ) 前年同期回収枚数 342 枚 集計表 ( マシンジム ) 回収枚数 58 枚 <1. 利用者の

2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53

日本のプロ野球に対する関心を示した表 3.1 および図 3.1 をみると スポーツニュース で見る (52.9) に対する回答が最く テレビで観戦する (39.0) 新聞で結果を確 認する (32.8) がこれに続く また 特に何もしていない (30.8) も目立った 2) 性別とのクロス集計の結果

(4) 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めていただき また市民サービスを円滑に利用していただくために 広報紙や放送 ホームページなどさまざまな媒体により 市政情報をお届けしています 市民のみなさまのご意見をいただき 利用しやすく わかりやすい情報提供となり

年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

平成 29 年度 消費者の意識に関する調査 結果報告書 食品ロス削減の周知及び実践状況に関する調査 平成 30 年 3 月 消費者庁消費者政策課

2 業務請負 1980 年代 ~

2.10 暮らしやすい社会 現在の堺市での暮らしの満足度 さかいしげん 38 あなたは堺市での現在 ざいの暮 くまんぞくらしに満足していますか ひとつに 現在の堺市での暮らしについて 満足している 人は 38.2% まあまあ満足している 人は 47.4% 合 わせて 85.6% が満足

Ⅰ. 調査の概要. 調査目的日本の全国民を対象に健康日本 2( 第二次 ) に関連する健康意識 認知度調査を評価することで 健康意識における重点課題を把握すること 2 経年的な健康意識の推移を把握することを目的とする これにより 今後の情報発信のあり方を検討する 本年調査は昨年調査に続いて2 回目の

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設問 2 ご自身で既に公的年金の他に何か準備をしていますか 空欄, 28 件, 1% 2. いいえ, 1216 件, 37% 1. はい, 2013 件, 62% ご自身で既に公的年金の他に何か準備をしている ( 1. はい ) との回答は 62% と多く 準備していない ( 2. いいえ ) は

「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果(概要) 3

稲沢市の観光に関するインターネット調査調査項目 未定稿 1 回答者の属性 Q1 あなたの性別 1 男性 2 女性 1 つだけ選択 Q2 あなたの年齢 1 10 歳代 2 20 歳代 3 30 歳代 4 40 歳代 5 50 歳代 6 60 歳以上 1 つだけ選択 Q3 あなたの職業 1つだけ選択 1

質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

目次 P. 1 調査の概要 P 年を振り返って P 年の展望 P 備えが必要 ( 経済的に不安 ) と感じること P 今 一番買いたいもの P お金の支払いをする際の決済方法 P 資産運用について

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである

今年度(2018年12月~2019年1月)の忘年会・新年会の動向を調査

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平成22年度

1. 調査の目的 物価モニター調査の概要 原油価格や為替レートなどの動向が生活関連物資等の価格に及ぼす影響 物価動向についての意識等を正確 迅速に把握し 消費者等へタイムリーな情報提供を行う ( 参考 )URL:

2. 調査結果 1. 回答者属性について ( 全体 )(n=690) (1) 回答者の性別 (n=690) 回答数 713 のうち 調査に協力すると回答した回答者数は 690 名 これを性別にみると となった 回答者の性別比率 (2) 回答者の年齢層 (n=6

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

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日本医師会男女共同参画についての男性医師の意識調査 クロス集計

第 3 部食生活の状況 1 食塩食塩摂取量については 成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 10.1gとなっており 全国と比較すると大きな差は見られない状況にあります 図 15 食塩摂取量 ( 成人 1 日当たり ) g 男性

「大学生に対するクレジットカードに 関するアンケート(平成27年度) 〔マイナビ調査〕」結果

求人サイト利用についての自主調査 雇用形態や制度の変化が急激に進む中 求人産業が大きく成長し 求人サイトの利用が高まっています 正社員 派遣 アルバイトといった雇用形態によって 求人サイトの利用状況や サイトに期待される機能は異なっているのでしょうか また 求職者はモバイルサイトと PC サイトをど

Ⅰ. 調査概要 1. 調査目的本市には約 2,900 人の外国人市民がお住まいであり 外国人比率は約 2.4% を占めています ( 平成 28 年 3 月現在 ) 国籍や民族等の異なる人々が互いの文化的違いを認め 理解しあい共に生きていく多文化共生のまちづくりを推進するため 平成 25 年に 長浜市

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

1. 職場愛着度 現在働いている勤務先にどの程度愛着を感じているかについて とても愛着がある を 10 点 どちらでもない を 5 点 まったく愛着がない を 0 点とすると 何点くらいになるか尋ねた 回答の分布は 5 点 ( どちらでもない ) と回答した人が 26.9% で最も多かった 次いで

調査の背景 埼玉県では平成 29 年度から不妊に関する総合的な支援施策として ウェルカムベイビープロジェクト を開始しました 当プロジェクトの一環として 若い世代からの妊娠 出産 不妊に関する正しい知識の普及啓発のため 願うときに こうのとり は来ますか? を作成し 県内高校 2 年生 3 年生全員

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

目次 I. 調査概要 II. 調査票 調査目的調査期間調査対象調査方法サンプル数 III. 属性調査結果 性別年齢入院病棟入院日数当院を選んだ理由 IV. 満足度調査結果 1. 満足度ポイント一覧 2. 満足度構成比率総合満足度医療サービス施設 設備 情報提供師の接遇の接遇の接遇 V. ポートフォリ

年齢 年齢 1. 柏 2. 名古屋 3. G 大阪 4. 仙台 5. 横浜 FM 6. 鹿島 -19 歳 0 0.0% 0 0.0% 2 2.7% 1 1.4% 3 4.0% 3 4.6% 歳 4 5.0% 5 6.7% 7 9.6% 2 2.7% 2 2.7% % 25-2

転職者の動向・意識調査 2011年1月~3月期

平成 27(2015) 年エイズ発生動向 概要 厚生労働省エイズ動向委員会エイズ動向委員会は 3 ヶ月ごとに委員会を開催し 都道府県等からの報告に基づき日本国内の患者発生動向を把握し公表している 本稿では 平成 27(2015) 年 1 年間の発生動向の概要を報告する 2015 年に報告された HI

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Microsoft Word - 【付録4】アンケート②結果.docx

平成23年度 旭区区民意識調査

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平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

アンケート調査結果

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

[ 参考 ]: 平成 11 に実施された堺市市民意識調査 ( 外国人市民編 ) における 市政情報の入手について の回答結果では 入手方法として 広報さかい (48.7%) が最も多く 次いで 自治会の回覧板 (39.9%) 新聞 テレビなどのマスコミ報道 (35.2%) の順となっていました 国籍

Microsoft PowerPoint - N_借換調査2017

質問 年 ご自身の 1 年に何点をつけますか?(100 点満点 )( 回答者数 :6,709 名 ) 質問 を回答した方への質問 点数を決めるにあたって 最も大きな要素は何ですか? ( 回答者数 :6,709 名 ) 質問 年 ご自身へのご褒美のた

1 運転免許証の自主返納制度について (1) 運転免許証の自主返納制度の認知度 問 1 あなたは 運転免許証の自主返納制度について知っていますか それとも知りませんか この中から 1 つだけお答えください 知っている( 小計 ) 93.2% 制度の内容も含めて知っている 73.0% 内容はよく知らな

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普段のごみ出しについて (2) ごみと資源の分別について 1 分別の取り組み状況 Q2 ごみと資源 ( 缶 びん ペットボトル プラスチック製容器包装 小型金属 ) を分別していますか 美原区は古紙類 ( 新聞 雑誌 ダンボール 紙パック ) を含む 分別の取り組み状況 分別していないほとんど 0.

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ニッセイインターネットアンケート ~ 夏のボーナス について ~ 2019 年 6 月 2 8 日日本生命保険相互会社 日本生命保険相互会社 ( 社長 : 清水博 ) は ずっともっとサービス のサンクスマイルメニューのひとつ として ホームページ (

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図 Ⅳ 1-1 茨城県青少年の健全育成等に関する条例 の認知度 ( 地域別, 市郡別, 性別, 性 年齢別, 職業別 ) 条例の名称, 条例の内容とも知っている n 条例の名称は知っているが, 内容は知らない 条例の名称, 条例の内容とも知らない 無回答 知っている 計 県北 (268) 12.3

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2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

無党派層についての分析 芝井清久 神奈川大学人間科学部教務補助職員 統計数理研究所データ科学研究系特任研究員 注 ) 図表は 不明 無回答 を除外して作成した 設問によっては その他 の回答も除外した この分析では Q13 で と答えた有権者を無党派層と定義する Q13 と Q15-1, 2 のクロ

4. 調査票の回収状況 < 調査地域の調査対象数および有効回収数 回収状況など> 調査対象数 ( 地点数 ) 有効回収数 有効回収率 地域別構成 全体 6,(3) 3, 札幌市 32(16) 仙台市 18( 9) さいたま市

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最初に あなたの働く目的は何ですか? という質問をしたところ 20~50 代のすべての年代において 生活 家族のため と答えた人が最も多かった その割合は 20 代が 63.6% 30 代が 74.0% 40 代が 83.8% 50 代が 82.5% だった また 全年代共通で 第 2 位が 自由に

1 ジカウイルス感染症の認知度 問 1 あなたは, ジカウイルス感染症, いわゆるジカ熱を知っていますか この中から 1 つだけお答えください どのような病気か詳しく知っている 9.1% どのような病気かある程度知っている 44.9% 名前だけ知っているが, どのような病気かは知らない 37.7%

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上 に引き下げられたことに 賛成ですか 反対ですか 年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めている ここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ 全体の 1/3 は わからない と答えている 選択肢や


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Microsoft Word - 報告書.doc

目次 目次 2 調査概要 3 調査サマリー 4 歩きスマホ は危ないと思うか? / 歩きスマホ をしたことがあるか? 5 歩きスマホ をしてしまう理由は? 6 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 7 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 8 歩きスマホ によ

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年

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韓国 朝鮮籍市民は 過去の歴史的な経緯から 従来 非常に高い割合を占めていましたが 昭和 60 年 (1985 年 ) の国籍法の改正や日本国籍の取得 ( 帰化 ) 高齢化の進行などにより減少傾向となっています また 1980 年代以降 政府による中国帰国者及びインドシナ難民の受け入れなどもあり 中

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問 2-1. 同伴者対象者 選択肢 11 人旅 2 家族旅行 3 友人 知人との旅行 4 団体旅行 ( 職場 地域 ) 誰と来たか n = 487 一人旅 7.0 ( 職場 地域 ) 15.4 家族旅行 40.5 友人 知人 37.2 家族旅行が 39% で最も多く 次いで友人 知人が 35.8%

調査概要 調査目的 日本に滞在しているアジア人留学生の各種美容サロン ( 美容室 / リラクゼーションサロン / エステサロン / ネイルサロン / アイビューティサロン ) 利用状況 ヘアサロンの重視点 美容に関するトレンド情報の入手経路 興味のある美容テーマを把握するとともに 出身国と日本におけ

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Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世

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市からのお知らせについて 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めてもらうために 市政ニュー スやホームページなどさまざまな媒体を活用して情報発信をしています みなさまからい ただいたご意見を踏まえ より効果的で分かりやすい情報提供に努めてまいります 問 22

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Transcription:

参加者アンケート集計結果 2010 年 8 月 1 日 ( 日 ) に開催した ポルトガル語での討論 Ⅲ- 在日ブラジル人家族の状態と心の検討 の終了時 ポルトガル語での参加者アンケートを実施した ブラジル人の参加者はほぼ数十名だったが そのうち 32 名が回答した 以下に集計結果の概要をまとめる ( アンケート集計 コメント : 池上重弘 ) 性別 女性 18 56.3 男性 14 43.7 回答者の性別については 女性が 56% 男性が 44% で女性の方が多かった 2008 年 10 月に実施した第 1 回では 回答者 49 名中 女性が 57% 男性が 43% だった また 2009 年 6 月開催の第 2 回では 回答者 73 名中 女性が 44% 男性が 56% だった 今回は第 1 回同様 女性が多かった 結婚歴 独身 7 21.9 結婚 18 56.3 離婚 5 15.6 死別 0 0.0 別居 1 3.1 無回答 1 3.1 回答者の結婚歴については 結婚している人が 56% で約 6 割を占めた 2009 年の第 2 回は教育がテーマとなったため 家族滞在者が多かったが メンタルヘルスがテーマの今回は 離婚した人の比率が 16% で前回の 10% より 6 ポイント高い 離婚がメンタルヘルスに及ぼす影響に関心を持っての参加かもしれない 年齢 16 歳未満 0 0.0 16~20 歳 0 0.0 21~30 歳 2 6.2 31~40 歳 6 18.8 41~50 歳 16 50.0 50 歳以上 8 25.0 回答者の年齢分布は 41~50 歳が 50% で最も多く 次いで 50 歳以上が 25% となっている 一方 10 代 20 代の回答はなかった 経済危機に伴う雇用環境の激変により大きな影響を受けた 40 歳代以上の層が高い関心をもって参加した点が 今回の特徴と言えよう 84

子ども いない 11 34.4 いる 21 65.6 無回答 0 0.0 子どもを持つ回答者は約 66% だった 子どもがいると回答した 21 名に対して子どもの年齢をたずねたところ 相対的に年齢が高かった 今回の参加者の年齢層が高いことによっているものと思われる 住まい 浜松市内 25 78.1 浜松市外 7 21.9 浜松市外からの参加 磐田市 2 28.6 長浜市 2 28.6 袋井市 1 14.3 湖西市 1 14.3 安城市 1 14.3 N 7 100 参加者の 78% は浜松市内の在住者だった 今回のポルトガル語ディベートが開催された 2010 年 8 月 1 日 ( 日 ) は名古屋でブラジル人を主な対象とするイベントが開催されており 昨年度とは異なり愛知県以東からの参加者は少なかった 2008 年の第 1 回では静岡県内のみならず 東京や愛知県 滋賀県からの参加者があり 2009 年の第 3 回でも同様の傾向が認められた 2009 年の前回は 愛知県 7 名 ( 豊橋市 豊川市 名古屋市 豊田市 安城市 半田市 ) 滋賀県 3 名 ( 長浜市 ) 岐阜県 2 名 ( 美濃加茂市 ) から複数の参加があり 首都圏では東京都 神奈川県 茨城県から各 1 名ずつの参加があった しかし 2010 年の今回は浜松市在住の参加者が大半を占め 市外からは 磐田市と滋賀県長浜市が 2 名ずつ 袋井市と湖西市 愛知県安城市が 2 名ずつだった 85

日本の滞在期間 0~3 年 3 9.4 4~6 年 4 12.5 7~10 年 6 18.8 11~15 年 5 15.6 16 年以上 14 43.7 無回答 0 0.0 日本での滞在期間が 10 年を超える者が多かった 16 年以上が 44% で最も多く 11~15 年が 16% となっている つまり 10 年を超える滞在者が 6 割を占めていた 一方 1990 年の改定入管法施行からほぼ 20 年近い年月が経過しているにもかかわらず 滞在期間が 0~3 年という人もほぼ 1 割いた 職業 自動車製造業 7 21.9 電気製品製造業 1 3.1 市役所 4 12.5 事務 3 9.4 派遣会社 0 0.0 ブラジル人学校 1 3.1 県庁 1 3.1 食品製造業 0 0.0 家庭 1 3.1 病院 0 0.0 失業中 4 12.5 その他 12 37.5 回答者の現在の職業についてたずねたところ もっとも多かったのは自動車製造業の 22% だった 失業中との回答は 2009 年の第 2 回では 36% だったが 2010 年の今回は 13% とほぼ3 分の1 になっている ただし これは必ずしも景気回復の影響とは言えないだろう 市役所 13% など 行政関係の仕事に従事する者もおり 日本におけるブラジル人の就労分布とはいささか異なる層が参加していたことがうかがえる メンタルヘルスというかなり限定的なテーマに関心を持つブラジル人が参加した結果と考えた方がよさそうである その他 が 38% を占めている点にも注意が必要である このイベントをどのようにして知りましたか 雑誌 Alternativa 4 12.5 雑誌 Boa Dica 5 15.6 雑誌 Vitrine 3 9.4 Radio Phoenix 1 3.1 友人 4 12.5 チラシ 24 75.0 今回のイベントをどのようにして知ったかたずねたところ 最も多かったのは前回同様チラシだった 回答者の 75% がチラシを見てこのイベントを知ったという それ以外の媒体は 10% 前後となっている 他の媒体も友人からの口コミと同程度の効果があったことがわかる 一方 インターネットラジオの広告については 今回はあまり効果がなかったようである 86

チラシはどこで入手しましたか ブラジル店 6 18.9 ブラジル人学校 1 3.1 HICE 10 31.3 西部パレット 0 0.0 ブラジルレストラン 0 0.0 その他 9 28.1 今回は浜松国際交流協会 (HICE) でチラシを入手した人が 32% で最も多かった ピンポイントのテーマであるため ふだんから HICE を利用するような層の関心を引いたものと思われる それに続くのは その他 28% だった 今回もブラジル人向け宅配ピザ店の協力を得て ピザ配達時にチラシを届けてもらった その他 にはこの経路も含まれるものと思われる ブラジル店でチラシを入手した者もほぼ2 割りだった このようなイベントに参加したことがありますか ない 9 28.1 ある 23 71.9 多文化共生関係分野で仕事をしているブラジル人の参加もあったが 今回のポルトガル語討論会のような カタい イベントにこれまで参加したことのない人がほぼ3 割いた点は特筆すべきである 実数こそ多くはないが ポルトガル語で自由に発言できる機会が保証された討論会に これまでこうした会には足を向けたことがない層が参加したことがわかる 一方 これまでに参加したことがあるという回答者について回数をたずねたところ 1 回が 6% 2 回が 13% 3 回と 4 回がそれぞれ 9% さらに 10 回以上との回答も 15% を占めた たしかにこれまで2 回のポルトガル語討論に顔を出してくれた方で 今回も参加してくれた方もいた 87

次回テーマとして期待するもの 前々回 (2008 年 ) 前回 (2009 年 ) 今回 (2010 年 ) (N=49) (N=73) (N=32) 参政権 7 14.3 12 16.7 4 12.5 労働契約 16 32.7 22 30.6 6 18.8 教育 35 71.4 44 61.1 13 40.6 メンタルヘルス - - - - 8 25.0 日本語 21 42.9 25 34.7 9 28.1 差別 8 16.3 15 20.5 8 25.0 健康保険 13 26.5 29 39.7 10 31.3 年金 22 44.9 31 42.5 20 62.5 帰化 4 8.2 12 16.4 7 21.9 永住権 6 12.2 6 8.2 4 12.5 帰国 - - - - 10 31.3 その他 3 6.1 9 12.3 9 28.1 ポルトガル語での討論会の次回のテーマとして期待するものを複数回答で挙げてもらった この質問については 選択肢の一部が前々回 (2008 年 10 月 ) 前回(2009 年 6 月 ) と異なるが メンタルヘルスと ( ブラジルへの ) 帰国という2 項目以外は同じなので これまでの2 回と結果の比較ができるように対比させて表示した 今回の回答で次回希望テーマとして最も多かったのは年金で 63% が回答した 今回の参加者の年齢層が比較的高かったことにもよるだろうが リーマンショック以降日本に留まることを選択したブラジル人にとって 日本での老後の生活を真剣に考えたとき 年金の問題が大きな関心事となっていることがうかがえる 88