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2011年度 東京工大・数学

2015年度 信州大・医系数学

2018年度 2次数学セレクション(微分と積分)

2017年度 金沢大・理系数学

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2018年度 神戸大・理系数学

2014年度 センター試験・数学ⅡB

2017年度 京都大・文系数学

05 年度センター試験数学 ⅡB () において,cos q 0 であるから,P ( cos q, sin q) より, 直線 OP を表す方程式は y sin q sin q x cos q cos q x すなわち, (sin q) x - (cos q) y 0 ( ) ク 点 O,P,Q が

Microsoft Word - 微分入門.doc

2014年度 信州大・医系数学

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2014年度 名古屋大・理系数学

2015-2017年度 2次数学セレクション(複素数)解答解説

数学 Ⅲ 微分法の応用 大学入試問題 ( 教科書程度 ) 1 問 1 (1) 次の各問に答えよ (ⅰ) 極限 を求めよ 年会津大学 ( 前期 ) (ⅱ) 極限値 を求めよ 年愛媛大学 ( 前期 ) (ⅲ) 無限等比級数 が収束するような実数 の範囲と そのときの和を求めよ 年広島市立大学 ( 前期

1 対 1 対応の演習例題を解いてみた 微分法とその応用 例題 1 極限 微分係数の定義 (2) 関数 f ( x) は任意の実数 x について微分可能なのは明らか f ( 1, f ( 1) ) と ( 1 + h, f ( 1 + h)

平成 年 月 7 日 ( 土 第 75 回数学教育実践研究会アスティ 45 ビル F セミナールーム A 札幌医科大学 年 P ab, を正の定数とする 平面上において ( a, を中心とする円 Q 4 C と (, b を中心とする円 C が 原点 O で外接している また P を円 C 上の点と

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2014年度 九州大・文系数学

4 4 4 a b c d a b A c d A a da ad bce O E O n A n O ad bc a d n A n O 5 {a n } S n a k n a n + k S n a a n+ S n n S n n log x x {xy } x, y x + y 7 fx

1999年度 センター試験・数学ⅡB

Math-Aquarium 例題 図形と計量 図形と計量 1 直角三角形と三角比 P 木の先端を P, 根元を Q とする A 地点の目の位置 A' から 木の先端への仰角が 30,A から 7m 離れた AQB=90 と なる B 地点の目の位置 B' から木の先端への仰角が 45 であ るとき,

公式集 数学 Ⅱ B 頭に入っていますか? 8 和積の公式 A + B A B si A + si B si os A + B A B si A si B os si A + B A B os A + os B os os A + B A B os A os B si si 9 三角関数の合成 si

平成 30 年度入学試験問題 数学 注意事項試験開始後, 問題冊子及び解答用紙のページを確かめ, 落丁, 乱丁あるいは印刷が不鮮明なものがあれば新しいものと交換するので挙手すること 1. 試験開始の合図があるまで問題冊子を聞かないこと 試験開始後は, すべての解答用紙に受験番号 氏名を記入すること

PowerPoint プレゼンテーション

<8D828D5A838A817C A77425F91E6318FCD2E6D6364>

代数 幾何 < ベクトル > 1 ベクトルの演算 和 差 実数倍については 文字の計算と同様 2 ベクトルの成分表示 平面ベクトル : a x e y e x, ) ( 1 y1 空間ベクトル : a x e y e z e x, y, ) ( 1 1 z1

重要例題113

< BD96CA E B816989A B A>

p tn tn したがって, 点 の 座標は p p tn tn tn また, 直線 l と直線 p の交点 の 座標は p p tn p tn よって, 点 の座標 (, ) は p p, tn tn と表され p 4p p 4p 4p tn tn tn より, 点 は放物線 4 p 上を動くこと

Chap2.key

<4D F736F F D F90948A F835A E815B8E8E8CB189F090E05F8E6C8D5A>

20~22.prt

FdData中間期末数学2年

2015年度 2次数学セレクション(整数と数列)

数学 ⅡB < 公理 > 公理を論拠に定義を用いて定理を証明する 1 大小関係の公理 順序 (a > b, a = b, a > b 1 つ成立 a > b, b > c a > c 成立 ) 順序と演算 (a > b a + c > b + c (a > b, c > 0 ac > bc) 2 図

No2 4 y =sinx (5) y = p sin(2x +3) (6) y = 1 tan(3x 2) (7) y =cos 2 (4x +5) (8) y = cos x 1+sinx 5 (1) y =sinx cos x 6 f(x) = sin(sin x) f 0 (π) (2) y

, x R, f (x),, df dx : R R,, f : R R, f(x) ( ).,, f (a) d f dx (a), f (a) d3 f dx 3 (a),, f (n) (a) dn f dx n (a), f d f dx, f d3 f dx 3,, f (n) dn f

< 図形と方程式 > 点間の距離 A x, y, B x, y のとき x y x y : に分ける点 æ ç è A x, y, B x, y のとき 線分 AB を : に分ける点は x x y y, ö ø 注 < のとき外分点 三角形の重心 点 A x, y, B x, y, C x, を頂

解答例 ( 河合塾グループ株式会社 KEI アドバンスが作成しました ) 特別奨学生試験 ( 平成 29 年 12 月 17 日実施 ) 数 学 数学 2= 工 経営情報 国際関係 人文 応用生物 生命健康科 現代教育学部 1 整理して (60 分 100 点 ) (2 3+ 2)(

学習指導要領

2018試行 共通テスト 数学ⅠA 解答例

学習指導要領

解答速報数学 2017 年度大阪医科大学 ( 前期 ) 一般入学試験 1 (1) 0, 8 1 e9 進学塾 0t= $ e e 0t= 11 2e -1 1 = 2 e 0t= -11 dy dx = -2 - t te 3t 2-1 = = ビッグバン dy (2) x

DVIOUT-17syoze

頻出問題の解法 4. 絶対値を含む関数 4.1 絶対値を含む関数 絶対値を含む関数の扱い方関数 X = { X ( X 0 のとき ) X ( X <0 のとき ) であるから, 絶対値の 中身 の符号の変わり目で変数の範囲を場合分けし, 絶対値記号をはずす 例 y= x 2 2 x = x ( x

2019 年 6 月 4 日演習問題 I α, β > 0, A > 0 を定数として Cobb-Douglas 型関数 Y = F (K, L) = AK α L β (5) と定義します. (1) F KK, F KL, F LK, F LL を求めましょう. (2) 第 1 象限のすべての点

OABC OA OC 4, OB, AOB BOC COA 60 OA a OB b OC c () AB AC () ABC D OD ABC OD OA + p AB + q AC p q () OABC 4 f(x) + x ( ), () y f(x) P l 4 () y f(x) l P

1 (1) ( i ) 60 (ii) 75 (iii) 315 (2) π ( i ) (ii) π (iii) 7 12 π ( (3) r, AOB = θ 0 < θ < π ) OAB A 2 OB P ( AB ) < ( AP ) (4) 0 < θ < π 2 sin θ

竹田式数学 鉄則集

座標軸以外の直線のまわりの回転体の体積 ( バウムクーヘン分割公式 ) の問題の解答 立体の体積の求め方 図 1 の立体の体積 V を求める方法を考えてみる 図 1 図 1 のように 軸の から までの長さを 等分する そして とおく とすると となる 図 1 のように のときの 軸に垂直な平面 に

高ゼミサポSelectⅢ数学Ⅰ_解答.indd

[ ] x f(x) F = f(x) F(x) f(x) f(x) f(x)dx A p.2/29

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2015-2018年度 2次数学セレクション(整数と数列)解答解説

() x + y + y + x dy dx = 0 () dy + xy = x dx y + x y ( 5) ( s55906) 0.7. (). 5 (). ( 6) ( s6590) 0.8 m n. 0.9 n n A. ( 6) ( s6590) f A (λ) = det(a λi)

2019対策 千葉大・理系数学

Chap3.key

エンマの唇

学習指導要領

曲線 = f () は を媒介変数とする自然な媒介変数表示 =,= f () をもつので, これを利用して説明する 以下,f () は定義域で連続であると仮定する 例えば, 直線 =c が曲線 = f () の漸近線になるとする 曲線 = f () 上の点 P(,f ()) が直線 =c に近づくこ

DVIOUT-n_baika

1 29 ( ) I II III A B (120 ) 2 5 I II III A B (120 ) 1, 6 8 I II A B (120 ) 1, 6, 7 I II A B (100 ) 1 OAB A B OA = 2 OA OB = 3 OB A B 2 :

応用数学A

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数 IB( 植松 ) 2006 年夏学期解答 ( 兼ノート ) (2007 年のは課題プリでやってしまったので ) 1 (a) 補完公式を使う問題です 補完公式とは n+1 個の点を通る n 次の多項式を求める公式のことです 例 n=3 x y y0 y1 y2 y3 このデータを補

数学 IB まとめ ( 教科書とノートの復習 ) IB ということで計算に関する話題中心にまとめました 理論を知りたい方はのみっちー IA のシケプリを参考にするとよいと思います 河澄教授いわく テストはまんべんなく出すらしいです でも 重積分 ( 特に変数変換使うもの ) 線積分とグリーンの定理は

18 ( ) I II III A B C(100 ) 1, 2, 3, 5 I II A B (100 ) 1, 2, 3 I II A B (80 ) 6 8 I II III A B C(80 ) 1 n (1 + x) n (1) n C 1 + n C

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1 26 ( ) ( ) 1 4 I II III A B C (120 ) ( ) 1, 5 7 I II III A B C (120 ) 1 (1) 0 x π 0 y π 3 sin x sin y = 3, 3 cos x + cos y = 1 (2) a b c a +

1 12 ( )150 ( ( ) ) x M x 0 1 M 2 5x 2 + 4x + 3 x 2 1 M x M 2 1 M x (x + 1) 2 (1) x 2 + x + 1 M (2) 1 3 M (3) x 4 +

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Microsoft Word 浜松TH数3Cロピタルネタ.doc

経済数学演習問題 2018 年 5 月 29 日 I a, b, c R n に対して a + b + c 2 = a 2 + b 2 + c 2 + 2( a, b) + 2( b, c) + 2( a, c) が成立することを示しましょう.( 線型代数学 教科書 13 ページ 演習 1.17)

学力スタンダード(様式1)

学習指導要領

Transcription:

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程問題 解答解説のページへ f( x) x ax とおく ただしa>0 とする () f( ) f() となるa の範囲を求めよ () f(x) の極小値が f ( ) 以下になる a の範囲を求めよ () x における f(x) の最小値をa を用いて表せ --

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程問題 解答解説のページへ つの曲線 C : y six ( 0 x <π ), C : y cosx について, 以下の問いに答えよ ( 0 <π ) x, C : y tax ( 0 x <π ) () C とC の交点, C とC の交点, C とC の交点のそれぞれについてy 座標を求 めよ () C, C, C によって囲まれる図形の面積を求めよ --

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程問題 解答解説のページへ を自然数とし, から までの自然数の積を! で表す このとき以下の問いに答 えよ k k () 単調に増加する連続関数 f(x) に対して, 不等式 f( x) dx f( k) () 不等式 logxdx log! を示し, 不等式 e! を導け x () x 0 に対して, 不等式 x e! を示せ を示せ --

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程問題 4 解答解説のページへ 点 O を原点とする座標平面上に, 点 A (, 0), B( cosθ, siθ) ( 90 <θ <80 ) をとり, 以下の条件を満たす 点 C, D を考える OA OC, OA OD 0, OB OC 0, OB OD また, OAB の面積をS, OCD の面積をS とおく () ベクトル OC, OD の成分を求めよ () S S が成り立つとき, θ とS の値を求めよ () S 4S + S を最小にするθ と, そのときのS の値を求めよ -4-

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程問題 解答解説のページへ a a を実数とし, A とする 点 P( x, y), Q( X, Y) について X x A Y y が成り立つとき, P は A により Q に移るという () 原点以外の点で, A によりそれ自身に移るものが存在するとき, a を求めよ () 次の条件 (*) を満たす a, k を求めよ (*) 直線 l : ykx+ 上のすべての点は, A によりl 上の点に移る () (*) を満たす a, k に対し, 直線 l 上の点で, A によりそれ自身に移るものを求め よ --

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程問題 6 解答解説のページへ 直線 l: mx+y が, 楕円 : y C x + ( a>b>0) に接しながら動くとする a b () 点 ( m, ) の軌跡は楕円になることを示せ () C の焦点 F( a b, 0) と l との距離をd とし, もう つの焦点 F( a b, 0) とl との距離をd とする このときd d b を示せ -6-

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 問題のページへ () f( x) x ax より, f ( ) a, f ( ) 9 9 a f( ) f() から, a 9 9a となり, a 7 a>0 と合わせて, 0<a 7 () f ( x) x ax x( x a) f(x) の増減は右表のようになり, 条件よ り, 極小値 f( a) a が f ( ) 以下であ 6 ることから, a a, a a 0, ( a + ) ( a ) 0 6 a>0 より, a () (i) 0<a< のとき x における f(x) の増 減は右表のようになり, () の結果 から, 最小値は, (i-i) 0<a< のとき (i-ii) a< のとき (ii) a のとき x における f(x) f ( ) f ( a) a 6 うになり,() の結果から, 最小値は, f ( ) 9 9a a の増減は右表のよ x 0 a f (x) + 0-0 + f (x) 0 a x 0 a f (x) + 0-0 + f (x) 0 a 6 x 0 f (x) + 0-0 f (x) 0 6 [ 解説 ] () と () の誘導によって, () は計算が不要となっています -- 電送数学舎 00

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 問題のページへ () C : y six, C : y cosx, C : y tax に対し, まず, C とC の交点は, から, 0 x<π より, x π, 4 y また, C とC の交点は, から, cos x six, si x + six 0 0 x<π における解をx α とおくと, y cosα siα + さらに, C とC の交点は, から, 0 x<π より, x 0, y 0 si x cosx より, si( x π ) 0 4 cos x tax より, siα + () C, C, C によって囲まれる図形の面積 S は, S α π 4 4 taxdx+ cosxdx 0 si α 0 α π [ log cosx ] [ ] 4 0 + six α + [ cosx ] 0 4 log( cosα ) + log+ siα + log + + + log + + π ta x six より, si x ( cosx ) 0 xdx π y O C α C π 4 C π x [ 解説 ] 基本的な求積問題です まったく同じ問題を解いたという記憶はあるものの, 出典 は思い浮かびません -- 電送数学舎 00

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 問題のページへ () f(x) は単調増加する連続関数なので, k x k において, f( x) f( k) k k k f ( x) dx f( k) dx f( k) dx k k k f( k) () x>0 で f( x) logx とおくと, f(x) は単調増加する連続関数なので,() から, k k logxdx logk のとき, の両辺を, k からk まで和をとると, k k k logxdx k logk logxdx log+ log+ + log log( ) log! なお, は のときも成立している さて, の左辺は, log xdx [ xlogx x ] log + log + loge log e これより, は, e! となる x () x 0 において, g( x) x e! とおくと, x x g ( x) x e x e x e ( x) x g(x) の増減は右表のようになり,() より, g ( ) e! 0 x よって, x 0 において, g( x) 0 すなわち x e! である x 0 g (x) 0 + 0 - g (x) [ 解説 ] 至れり尽くせりというぐらい, 誘導が非常に細かくついている微分法の不等式への 応用問題です -- 電送数学舎 00

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 4 問題のページへ () OA (, 0), OB ( cosθ, siθ) ( 90 <θ <80 ) に 対し, OC ( p, q), OD ( r, s) とおく まず, OA OC, OB OC 0 より, p, p cos θ + qsiθ 0 より, q cosθ となり, OC (, cosθ ) siθ siθ また, OA OD 0, OB OD より, r 0, r cos θ + ssiθ 4 4より, s となり, OD ( 0, ) siθ siθ () OAB の面積をS, OCD の面積をS は, S siθ siθ, S + 0 cosθ siθ siθ S S より, siθ siθ, si θ 90 <θ <80 より, si θ から, θ siθ このとき, S となる 4 () () より, S 4S + S siθ + となり, siθ >0 から, siθ 等号は, siθ + siθ siθ siθ siθ すなわちsi θ ( θ 0 ) のとき成立する siθ よって, θ 0 のとき, S は最小値 をとる B y O θ A x [ 解説 ] ベクトルの成分計算についての基本問題です -4- 電送数学舎 00

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 問題のページへ () E を単位行列とすると, 条件より, x x x 0 A, ( A E) (*) y y y 0 x 0 a a より, A E は逆行列が存在しないので, y 0 det ( A E) a( ) a 0, a a 0 よって, a0, である () 直線 l : ykx+ 上の任意の点を ( t, kt+ ) とおく X Y a t kt+ 条件より, Y kx + なので, ( + ak) t+ a (+ ak+ k) t+ {( + ak) t+ } ( + ak + k) t+ k a + 任意の t に対して成立することより, + ak + k k( + ak), a + ak+ より, ak k 0 より, a ( k ), a ( k ) 4 k 4より, k k 0 k, k ( k + k ) 0, すると, 4より, a () () より, l: y x+ となり, A である 4 直線 l 上の点を ( p, p+ ) とおくと,(*) から, p 0 p+ 0 よって, p+ ( p+ ) 0 から k p となり, l 上の不動点は, (, ) である [ 解説 ] 不動点と不変直線に関する基本事項の確認です () は, 不動点の集合である直線 x+y0 とl: y x+ との交点として求めることもできます -- 電送数学舎 00

00 筑波大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 6 問題のページへ () 楕円 : y C x + 上の接点を ( acosθ, bsiθ) とおくと, 接線の方程式は, a b acos θ x+ bsiθ y a b, cosθ x+ siθ y a b が直線 l: mx+y に一致することより, m cosθ, a siθ b これより, a m + b となり, 点 ( m, ) の軌跡は楕円になる b b () C の焦点 F( a, 0), F ( a, 0) とl: mx+y 0 との距離を, それぞれd, d とすると, d すると, m a b, m + dd を代入すると, d m ( a b ) + m + m a m a b + m m + b m + + b + b m b ( + m ) d d b m + m + [ 解説 ] () では, 接線の公式を利用しました 重解条件の利用によっても を導けますが, 計算量はかなり増加します -6- 電送数学舎 00