Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税されます 市県民税とは 市民税と県民税とをまとめた呼称で 住民税 とも呼ばれ 地域社会の費用を住民が広くその能力に応じて負担するという性格をもっています 市県民税は 所得の額にかかわらず一定額を納めていただく 均等割 と 所得の額に応じて納めていただく 所得割 からなります 市県民税は市が課税し 市へ納めていただいたのち 県民税相当分を市から県へ納めます Q2 すでに安城市から転出しているのに 安城市から市県民税の納税通知書が届いたのはなぜですか? A2 市県民税は毎年 1 月 1 日にお住まいの市区町村や都道府県に対して納付す る税金です 年度の途中で転出された場合でも その年度分の市県民税は 1 月 1 日に住んでいた市区町村や都道府県に対して納めていただくことになります Q3 夫が今年 2 月に亡くなりました 6 月になって夫の納税通知書が届きましたが納める必要があるのでしょうか? A3 市県民税は 1 月 1 日を基準として課税されます 1 月 2 日以降に亡くなられた場合は納税義務があり 遺産を相続した方が納税の義務を負うことになります ただし 相続の権利を放棄した場合 納税義務はありません また 安城市には死亡減免制度がありますので 亡くなられた方の前年の合計所得金額が500 万円以下の場合は各納期限までに申請することにより 納付が免除となります 1
Q4 会社を退職した時の市県民税は どのようになりますか? A4 給与からの引き落とし ( 特別徴収 ) で市県民税を納めていただいている方は 前年の所得に基づいて決定した市県民税を 毎年 6 月から翌年 5 月までの 12 回に分けて 毎月の給与から特別徴収しています 退職等により給与の支払を受けなくなった場合は 最後の給与から残りの市県民税を一括して特別徴収 ( 一括徴収 ) するか 退職後に自分で納付するかを選択していただくことになります (1 月 1 日から4 月 30 日までの間に退職の場合は 一括徴収のみとなります ) 自分で納付することを選択した場合は 会社からの報告に基づき 給与から引き落としできなかった残額分の納税通知書をお送りします なお 退職金への市県民税は 退職金から特別徴収され納税が完了します Q5 昨年会社を退職し 収入がないのに市県民税の納税通知書が届きましたがどうしてですか? A5 市県民税は 退職所得を除いた前年中の所得に対して課税する前年所得課税 方式をとっており 平成 30 年 12 月に退職した場合は 平成 30 年中の所得 に対して 平成 31 年度の市県民税が課税されることになります Q6 私は会社に勤めており 会社からの給与以外に年間 10 万円ほどの講演料収入があります 所得税の確定申告をする必要はないと聞きましたが 市県民税の申告も必要ありませんか? A6 所得税の確定申告には 1か所から給与の支払いを受けており 給与所得以外の所得金額の合計額が20 万円を超えない場合 などの申告不要制度がありますが 市県民税には申告不用制度はありません したがって今回のケースでは市県民税の申告が必要になります 2
Q7 中学生と小学生の子どもを扶養親族として申告しましたが 市県民税納税通知書の控除額に反映されていません どうしてですか? A7 市県民税では 平成 24 年度 ( 所得税では平成 23 年分 ) から16 歳未満の扶養親族に対する扶養控除が廃止され 扶養控除の対象は 16 歳以上の扶養親族からとなりました ただし 市県民税の非課税判定や保育料の算定等には 16 歳未満の扶養親族数も関係しますので 申告をお願いします Q8 安城市の市県民税は他の自治体と比べて高いのではないでしょうか? A8 平成 26 年度から令和 5 年度までの10 年間 防災 減災事業のための財源を確保するため 市民税 県民税それぞれ500 円ずつ上乗せしています また 愛知県は あいち森と緑づくり税 として 県民税の均等割を500 円既に上乗せしていますので 独自に均等割額の上乗せを実施していない自治体と比べると その分だけ高いと言えます 所得割については 名古屋市など一部の自治体で独自に減税政策を実施した場合や 神奈川県のように県民税の所得割で超過課税を実施している場合などを除いて ほとんどの自治体は同じ税率 ( 標準税率 ) で計算していますので 所得や控除の内容が同じであれば 税額に違いはありません 安城市は標準税率で計算しています Q9 市県民税がかからないのは, 収入がいくらまでですか? Q9 前年の収入が給与で103 万円 ( 所得で38 万円 ) までは 所得税法上の扶養の範囲となり 所得税は課税されません しかし 市県民税は所得税と扱いが異なり 扶養親族等がいない場合は給与収入で97 万円 ( 所得で32 万円 ) を超えると均等割が課税されます ( ただし 扶養親族等がいる場合は 所得で 32 万円 ( 本人 + 扶養親族者数 )+18 万 9 千円を超えると課税されます ) また 未成年者 障害者 寡婦 ( 寡夫 ) の方は 前年の合計所得金額が12 5 万円までは 市県民税が非課税となります 3
Q10 市県民税の納税通知書が届き 確定申告書の控えと比べたら 所得控除額が確定申告書の額より少ないのですが 間違いではないですか? A10 所得控除の額は所得税と市県民税とで異なります 控除額が違っていても 間違いではありません 所得税と市県民税で控除額が異なる主なものには次 のものがあります 4
所得税と市県民税の控除額の差 配偶者配偶者特別扶養障害者寡婦生命保険料地震保険料 控除の種類 基礎 所得税市県民税控除差 38 万円 33 万円 5 万円 一般 38 万円 33 万円 5 万円 老人 48 万円 38 万円 10 万円 配偶者の合計所得 38 万円超 85 万円以下 38 万円 33 万円 5 万円 配偶者の合計所得 85 万円超 90 万円以下 36 万円 33 万円 3 万円 寡夫 勤労学生 一般 38 万円 33 万円 5 万円 特定 63 万円 45 万円 18 万円 老人 48 万円 38 万円 10 万円 同居老人 58 万円 48 万円 10 万円 普通障害 27 万円 26 万円 1 万円 特別障害 40 万円 30 万円 10 万円 同居特別障害 75 万円 53 万円 22 万円 一般 27 万円 26 万円 1 万円 特別 35 万円 30 万円 5 万円 27 万円 26 万円 1 万円 27 万円 26 万円 1 万円 旧一般 ( 上限 ) 1 5 万円 3.5 万円 1.5 万円 新一般 ( 上限 ) 2 4 万円 2.8 万円 1.2 万円 1+2( 上限 ) 4 万円 2.8 万円 1.2 万円 旧個人年金 ( 上限 ) 3 5 万円 3.5 万円 1.5 万円 新個人年金 ( 上限 ) 4 4 万円 2.8 万円 1.2 万円 3+4( 上限 ) 4 万円 2.8 万円 1.2 万円 介護医療 4 万円 2.8 万円 1.2 万円 一般 個人年金 介護医療合計 ( 新のみ 新旧両方適用上限 ) 12 万円 7 万円 5 万円 一般 個人年金合計 ( 旧のみ適用上限 ) 10 万円 7 万円 3 万円 地震 1 5 万円 2.5 万円 2.5 万円 旧長期損害 2 1.5 万円 1 万円 0.5 万円 1+2( 上限 ) 5 万円 2.5 万円 2.5 万円 問い合わせ先 : 安城市役所市民税課市民税係電話 0566(71)2214 5