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2. 徴収率の状況 (1) 合計徴収率 平成 29 年度の市町村税徴収率 ( 全国 ) は 平成 31 年 3 月に総務省より発表される予定 現年課税分と滞納繰越分を合算した平成 29 年度の合計徴収率は 96.0% で 前年度 95.4% より 0.6 ポイント上昇 平成 21 年度 91.3%

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

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奈良県における国民健康保険の現状

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

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区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

報道資料 平成 26 年度県内市町村普通会計決算 ( 速報 ) 本資料は 県内市町村の財政状況を全国的な 地方財政状況調査 をもとにとりまとめ 速報値としてお知らせするものであり 数値については 今後変動する場合があります 本資料の数値については 表示単位未満四捨五入の関係により 一致しない箇所があ

2 居宅サービス事業所の状況

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Ⅱ 水道施設の現況

避難勧告等の具体的具体的な発令基準発令基準の策定策定にかかるにかかる県の主な取組状況等 年月日種別内容等 H17.3 内閣府が避難勧告等の判断 伝達マニュアル等策定ガイドライン作成 ( ) H 梅雨期及び台風期における防災態勢強化について ( ) H 梅雨期及び台風期における

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報道資料 平成 25 年度県内市町村普通会計決算 ( 速報 ) 本資料は 県内市町村の財政状況を全国的な 地方財政状況調査 をもとにとりまとめ 速報値としてお知らせするものであり 数値については 今後変動する場合があります 本資料の数値については 表示単位未満四捨五入の関係により 一致しない箇所があ

6. 介護給付費等の過誤処理について

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

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高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

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Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

介護報酬体系見直しの概要

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月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) 第 1 表第 1 号被保険者のいる世帯数 ( 単位 : 世帯 ) 前年度末現在当年度中増当年度中減当年度末現在 23,856,459 1,319, ,241 24,261,177 第 2 表第 1 号被保険者数 ( 単位 : 人 ) 年齢区分 前年度

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

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8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

平成 25 年度 報道資料 県内市町村普通会計決算の概要 平成 26 年 10 月 15 日市町村振興課石原 吉川内線 ( ) 平成 25 年度の県内市町村の財政状況をお知らせします 今回の概要については 国の全国的な調査である 地方財政状況調査 の結果に基づき速報値としてとりまとめ

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

目 次 はじめに - 財政 という言葉をご存じですか? 1 1. 市町村財政のしくみは? 2 2. 収支 ( 資金繰り ) の健全度を測るポイントは? 夫婦の給与で生活費がまかなえているか ( 経常収支比率 ) 家計が赤字になっていないか ( 実質赤字比率 連結実質赤字比

4 小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能型居宅介護 通い を中心として 利用者の様態や希望などに応じ 随時 訪問 や 泊まり を組み合わせてサービスを提供することにより 在宅生活の継続を支援するサービスです 介護予防小規模対機能型居宅介護は 介護予防を目的とした小規模多機能型居宅介護で 要支

市町村税徴収率 ( 市町村平均 ) は 7 年連続で上昇し 95.4% 別紙 3 7 年連続で上昇し 前年度と比較すると 0.5 ポイント上昇 (%) ポイント 91.5 市町村税徴収率 ( 全国 ) ポイント 92.1 Ⅱ 平

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各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

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Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版

様式第九(附則第二条関係)

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

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01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

請求事業者保険者付費明者細)給欄象地特例対請求額集計欄様式第二 ( 附則第二条関係 ) 居宅サービス 地域密着型サービス介護給付費明細書 ( 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハ 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハ 福祉用具貸与 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 夜間対応型訪問介護 地域密着

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平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

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Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

平成29 年度介護報酬改定による介護職員処遇改善加算の拡充について【介護保険最新情報Vol.580】(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H )

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第 2 章高齢者を取り巻く状況 1. 人口構成と高齢化の状況 本市の総人口をみると 平成 24 年は 53,334 人 平成 29 年は 53,952 人と年々増加しています また 年齢 3 区分別にみると 0~14 歳の年少人口及び 15~64 歳の生産年齢人口は減少傾向にあるのに対し 65 歳以

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

平成18年4月制度改正にかかる請求明細書・給付管理票の記載例について

正誤表

1

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請求事業者保険者別付費明者細)給欄象地特例対請求額集計欄様式第二の二 ( 附則第二条関係 ) 公費受給者番号保険者番号被介護予防サービス 地域密着型介護予防サービス介護給付費明細書 ( 介護予防訪問入浴介護 介護予防訪問看護 介護予防訪問リハ 介護予防居宅療養管理指導 介護予防通所リハ 介護予防福祉

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

Microsoft PowerPoint - 参考資料1 介護保険制度を取り巻く状況等.pptx

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事務連絡

社会福祉法人による生計困難者に対する利用者負担の減免

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

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高齢者サービスのしおり

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法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類 か所数 主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス> 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション か所数 法人等が道内で実施している介護サービス事業所の数を記載 ( 当該報告事業所分を含む )

平成 28 年経済センサス - 活動調査 奈良県結果 ( 確報 ) ~ 事業所に関する集計の概要 ~ 概要 事業所数 46,487 事業所 ( 全国 40 位全国シェア 0.87%) 上位 3 産業 1 位 卸売業, 小売業 12,047 事業所 2 位 宿泊業, 飲食サービス業 5,278 事業所

PowerPoint プレゼンテーション


県内市町村の定員と給与の状況について ( 平成 29 年 ) ( グラフ 図表編 )

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス > 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸

Microsoft Word - Ⅳ-3_(資料3)介護給付費請求書・明細書及び給付管理票様式

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県内市町村の定員と給与の状況について ( 平成 26 年 ) ( グラフ 図表編 )

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

た世帯に引き続き属するとみなす ( 対象サービス及び軽減内容 ) 第 3 条軽減対象者が利用者負担の一部軽減を受けることができる介護保険サービスは 当該サービスを提供する事業所及び施設の所在地の都道府県知事及び豊中市長に対して利用者負担の軽減を行う旨の申出を行った社会福祉法人が実施する次のサービスと

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス < 居宅サービス > 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称所在地 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸与

Microsoft PowerPoint - shiryouï¼fi.pptx

01 表紙 老人保健課 - コピー

多摩市介護保険事業所調査についてのお願い 平素より 多摩市の介護保険行政にご理解と ご協力をいただきありがとうございます このご査は 多摩市の高齢者保健福祉計画 介護保険事業計画の改定や実効性のある福祉施策の展開を図るための基礎資料として活用するために実施するものです お忙しいところ誠に恐縮に存じま

( 参考 ) 身体拘束廃止未実施減算の適用について 1 身体拘束禁止規定について サービスの提供にあたっては 当該入所者 ( 利用者 ) 又は他の入所者 ( 利用者 ) 等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き 身体的拘束その他入所者 ( 利用者 ) の行動を制限する行為を行ってはな

7.居宅療養管理指導

Transcription:

資料5 介護給付や要介護認定の地域差分析等 県内の市町村の介護給付や要介護認定等について 市 町村間の地域差分析等の関係資料をご説明します 各市町村における介護給付に係る課題把握 介護給付 の適正化の取組の参考としてください 本日は次の2つの観点を中心に説明させていただきます 居宅サービスの適正化の必要性 ケアプラン点検の推進 強化 要介護認定の適正化 標準化の必要性 認定判定の検証 平成30年8月8日 奈良県 福祉医療部 医療 介護保険局 1

2 はじめに 介護費及び介護保険料の増加し続けている中 介護保険制度が将来にわたり持続的 安定的に運営されるためには サービス受益と保険料負担の量的 質的均衡を図ることが必要であり そのため 1 高齢者個々の介護サービス必要度の的確な把握 2 介護予防 自立支援 重度化防止 要介護状態の軽減 に繋がる介護サービスの提供態勢づくり 3 効果的 効率的な介護サービスの提供態勢づくり を推進していくことが重要です このため 県は 市町村と連携 協働の下 社会保障分野の 奈良モデル の一環として 介護給付の適正化に取り組んでいきます

3 介護給付や要介護認定の地域差分析等 本 日 の 資 料 1 介護費と介護保険料の現状等 ① 各市町村の第7期介護保険料の地域差と決定要素分析 P6 ② 介護サービス別の利用者一人あたりの費用 P7 ③ 総介護費の介護サービス別の内訳 全国 奈良県 P8 2 居宅サービスの適正化に向けて ④ 要介護認定者 在宅 の要介護度の一年間の変化 県民調査より ⑤ ケアプラン点検実施の地域差 P10 11 P12 3 要介護認定の適正化 標準化に向けて ⑥ 認定の一次判定のバラツキ P14 17 ⑦ 認定の二次判定の変更率の地域差 P18 19

4 介護給付や要介護認定の地域差分析等 参考情報 参考データ ⑧ 奈良県の介護費 介護保険料の推移 P22 ⑨ 高齢化率と一人あたり介護費 P23 ⑩ 施設サービス利用率 人ベース と一人あたり介護費 ⑪ 要介護認定率と一人あたり介護費 P24 P25 ⑫ 総介護費の介護サービス別の内訳 市町村別 P26 45 ⑬ 介護保険法改正による訪問介護(生活支援中心)のケアプラン点検の実施 P46 ⑭ 認定の地域差 年齢調整前 後 P47 ⑮ 認定の一次判定のバラツキ P48

1. 介護費と介護保険料の現状等 5

6 ①各市町村の第7期介護保険料の地域差と決定要素分析 介護給付費のうち第1号被保険者負担部分を第1号被保険者 数で除した額が大きい順に記載 水色の部分 12, 11, 1, 9, 7,7 8, 7, 7,5 6, 5, 4, 6,85 7, 6,58 6,6 5,844 6,5 6,5 6,28 6,1 5,8 6,75 6,125 6, 6,5 6,45 5,43 5,96 5,116 5,6 5,2 6,3 5,2 6,1 5,8 5,9 6, 5,96 5,8 5,6 5,6 5,186 5, 5,17 5,1 4,9 4,522 4,8 3, 2, 1, (1,) 保険料は 調整交付金の交付額や準備金取崩額等により増 減していますが サービスに対する第1号被保険者負担額相 当額と相関しています (2,) (3,) (4,) (5,) 天 黒 十 東 川 滝 津 吉 村 村 川 野 村 村 天川村 黒滝村 1号保険者 負担額 基金償還額 月額 準備基金取 崩 月額 収納率 弾 力化 調整交付金 月額 保険料月額 条例額 下 北 山 村 野 迫 川 村 上 御 川 御 吉 下 曽 五 宇 大 山 高 桜 天 大 田 安 三 明 大 奈 三 川 葛 河 斑 平 王 上 広 橿 生 香 北 杖 上 所 野 市 爾 條 陀 淀 添 取 井 理 和 原 堵 宅 日 和 良 郷 西 城 合 鳩 群 寺 牧 陵 原 駒 芝 山 村 村 市 町 町 村 市 市 町 村 町 市 市 高 本 町 町 香 郡 市 町 町 市 町 町 町 町 町 町 市 市 市 田 町 村 村 山 市 市 1号保険者負担相当額 財政安定化 基金償還額と市町村特別給付費 月額 準備基金取崩 月額 保険料収納率影響額 弾力化影響額 調整交付金見込み額 月額 保険料月額 条例額 十津川村 東吉野村 下北山村 野迫川村 上北山村 御杖村 川上村 御所市 吉野町 下市町 曽爾村 五條市 宇陀市 大淀町 山添村 高取町 桜井市 天理市 大和高田市 田原本町 安堵町 三宅町 明日香村 大和郡山市 奈良市 三郷町 川西町 葛城市 河合町 斑鳩町 平群町 王寺町 上牧町 広陵町 橿原市 生駒市 香芝市 1167 155 1131 124 983 973 913 8864 8146 836 7933 7746 764 7588 728 747 741 6825 6781 6695 661 6198 6149 659 589 5846 5727 5715 5657 5532 5515 537 5229 5127 568 4848 4771 4619 4583-1,221-26 -359-358 -349-773 -231 113 15 2 69 15 12 69-578 -377-67 -159-463 -443-384 -472-33 -265-44 -267-431 -359-134 -234 19 61-2,999-2,68-3,43-2,884-3,371-3,142-1,973-2,69-2,716-1,172-1,275-1,151-1,434-971 -399-197 -867-662 -23-247 -239 126 49 13 49 65 58 276 13 123 3 12-138 99 2 132 49-94 -43-148 -245-73 -745-653 -563-169 -74-243 -486-118 -249 22 237 1 27 25 21 36 113 71 82 145 5 127 4 2 433-276 -222 121 165-67 64 226 293 285 45 561 495 599 11 694 464 7,5 7,7 6,75 6,85 6,125 5,8 7, 6,3 4,9 6,5 6,1 6,5 5,8 6,45 6,6 6,5 5,9 6, 6, 6,28 5,96 6,1 6,58 5,6 5,6 5,8 5,844 5,43 5,17 5,96 5,1 5,116 5,186 5,6 5, 5,2 4,522 5,2 4,8

②介護サービス別の利用者一人あたりの費用 サービス種別毎の利用者一人当たりの介護費(年額) 居宅 居住系 施設 全国計 1,369千円 2,86千円 3,637千円 奈良県 1,281千円 2,699千円 3,435千円 7 出典 介護保険事業状況報告(H27年報) 全国 奈良県とも 利用者一人当た りの介護費(総費用 年額)は 居 宅 居宅系 施設の順で高くなって います 居 宅 訪問介護 通所介護など ケアプランによって 提供されるサービス内容と提供額 介護 費 が決定されるもの 居住系 特定施設入居者生活介護 認知症対応型共同生活介護など 事業者と利用者との契約により サービスが提供され 介護費が日単価で固定しているもの 施 設 介護老人福祉施設 介護老人保健施設 介護療養型医療施設など 事業者と利用者との契約 によりサービスが提供され 介護費が日単価で固定しているもの

8 ③総介護費の介護サービス別の内訳(全国 奈良県) 全国 奈良県 介護老人福祉施設 16,572 17.47% 介護老人福祉施設 通所介護 16,539 17.43% 通所介護 12,363 13.3% 介護老人保健施設 訪問介護 9,24 9.7% 6,139 6.47% 認知症対応型共同生活介護 介護予防支援 居宅介護支援 4,792 5.5% 通所リハビリテーション 4,721 4.98% 特定施設入居者生活介護 4,64 4.89% 3,945 4.16% 短期入所生活介護 193 18.85% 172 16.81% 14 13.68% 介護老人保健施設 訪問介護 1 9.75% 認知症対応型共同生活介護 57 5.61% 通所リハビリテーション 55 5.42% 介護予防支援 居宅介護支援 52 5.5% 特定施設入居者生活介護 52 5.3% 41 3.97% 短期入所生活介護 福祉用具貸与 2,886 3.4% 介護療養型医療施設 介護療養型医療施設 2,796 2.95% 福祉用具貸与 32 3.13% 26 2.58% 訪問看護 2,154 2.27% 訪問看護 小規模多機能型居宅介護 2,126 2.24% 小規模多機能型居宅介護 地域密着型介護老人福祉施設入所者 1,593 1.68% 32 3.15% 16 1.57% 9.91% 短期入所療養介護 介護老人保健施設 認知症対応型通所介護 869.92% 居宅療養管理指導 居宅療養管理指導 829.87% 訪問リハビリテーション 7.67% 6.6% 559.59% 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 短期入所療養介護 介護老人保健施設 537.57% 認知症対応型通所介護 訪問リハビリテーション 385.41% 訪問入浴介護 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 231.24% 地域密着型特定施設入居者生活介護 16.17% 看護小規模多機能型居宅介護 1.6% 看護小規模多機能型居宅介護 131.14% 地域密着型特定施設入居者生活介護.% 夜間対応型訪問介護.% 4, 8, 6.54% 事業者と利 用者の契約の みでサービス が提供される サービス 5.46% 地域密着型介護老人福祉施設入所者生 5.44% 31.3% 12, 16, ケアプラン によってサー ビス内容が決 定される居宅 サービス 8.8% 訪問入浴介護 夜間対応型訪問介護 出典 介護保険事業状況報告(H27年報) 市町村別の表は P26 45に記載 5 1 15 2 25 単位 億円 年額

2. 居宅サービスの適正化に向けて 9

④要介護認定者(在宅)の要介護度の一年間の変化[県民調査より] 要介護認定者からみた要介護度の変化 1 出典 高齢者の生活 介護等に関する 県民調査(H28.1) 1年前との比較 1年前なし 6.6% 不明 2.7% 無回答 5.2% 回答者の回答時点での要介護度 認定悪化 認定悪化 37.% 認定良化 認定横ばい 1年前なし 不明 認定横ばい 41.5% 無回答 33.6% 要支援1 2.6% 5.% 14.% 4.8% 9.% 12.2% 17.6% 要支援2 要介護1 要介護2 22.2% 要介護3 12.6% 66.4% 要介護4 要介護5 不明 無回答 認定良化 7.% 要介護2以下 課題① 1年間で要介護度が悪化した方は37 に達していますが よくなった方は7 にとど まっています 回答者のうち約2 3が要介護2以下であり 介護給付が自立支援や重度化防止に繋がっ ていないことがうかがえます

④要介護認定者(在宅)の要介護度の一年間の変化[県民調査より] 要介護認定者が日常的にうけたい支援.% 5.% 1.% 15.% 2.% 25.% 出典 高齢者の生活 介護等に関する 県民調査(H28.1) 3.% 35.% 4.% 39.9% 洗濯 家の中の掃除など 35.7% 買い物支援 33.7% ゴミ出し 庭掃除など 31.% 食事 調理 の支援 3.8% 役所に提出する書類作成の手助け 29.3% 外出の付き添いや介助 主として外出先での身体的介助 病院や公共施設での案内(公共施設での付添い 介助含む) 28.7% 22.9% 話し相手 21.5% 日常の声かけ 見守り 15.9% 配食や会食のサービス提供 7.4% その他 受けたくない 無回答 45.% 4.3% 移動の支援 主として交通手段に関すること レクリエーション活動 11 6.4% 5.% 13.4% 課題② 要介護認定者の求めるサービスは 日常の生活援助が多くを占めています ケアプラン作成時に 生活支援がどの程度必要か 自力でできることはないか 自 立支援型の給付をどうするか について 利用者とケアマネがしっかりと話し合う必要があり ます 課題①②の解決に向け 市町村職員や地域ケア会議等によるケアプラン点検の実施が重要です

⑤ケアプラン点検実施の地域差 12 平成30年1月の県実施のケアプラン点検手法研修に基づく 市町村のケアプラン点検実施の実績 市町村名 1 奈良市 2 大和高田市 3 大和郡山市 4 天理市 5 橿原市 6 桜井市 7 五條市 8 御所市 9 生駒市 1 香芝市 11 葛城市 12 宇陀市 13 山添村 14 平群町 15 三郷町 16 斑鳩町 17 安堵町 18 川西町 19 三宅町 2 田原本町 ケアプラン点検 要確認給付事例 有無等 合計件数 点検有無 点検件数 25 2 4 9 1 35 7 16 3 3 1 14 1 17 1 3 3 13,865 2,5 3,362 1,97 2,65 2,99 1,84 823 3,146 1,471 1,124 1,183 217 1,3 1,86 1,9 36 25 234 1,13 市町村名 21 曽爾村 22 御杖村 23 高取町 24 明日香村 25 上牧町 26 王寺町 27 広陵町 28 河合町 29 吉野町 3 大淀町 31 下市町 32 黒滝村 33 天川村 34 野迫川村 35 十津川村 36 下北山村 37 上北山村 38 川上村 39 東吉野村 県計 出典 ケアプラン点検アンケート H3.6.28 回答結果 ケアプラン点検 要確認給付事例 有無等 合計件数 点検有無 点検件数 3 1 57 1 8 39 4 5 1 3 12 234 34 174 858 917 676 861 41 572 299 16 188 8 243 51 68 4 339 47,97 (注) 点検の有無 点検件数 は 県実施のケアプラン点検手法研修に基づくもののみ集計しており 市町村独自の手法で実施したケアプラン点検は含まない 今後 市町村独自手法によるケアプラン点検の実績もとりまとめ 市町村に提供する予定 ケアプラン点検の推進のため 県として ケアマネ資格を有する専門職員を派遣 する等の支援を行っていきます

3. 要介護認定の適正化 標準化に向けて 13

14 ⑥認定の一次判定のバラツキ 1 要介護認定の決定に至る判定項目のうち 市 町村間のバラツキが特に大きいものを抽出し グラフ化しました 調査項目の選択率 一次判定の出現率 1-1_麻痺 右-下肢 ある 全国平均 奈良県平均 奈良県最高値 奈良県最低値 1-1_麻痺 左-下肢 ある 36.5% 33.5% 73.% 21.4% 1-5_座位保持 できる 36.8% 34.1% 68.9% 2.5% 1-12_視力 1m先が見える 36.9% 3.3% 78.1% 18.8% 出典 要介護認定適正化事業 事務局 要介護認定業務分析データ(H29年度) 5-3_日常の意思決定 特別な場合を 除いてできる 18.5% 18.7% 72.1% 6.5% 5-5_買い物 全介助 55.2% 51.% 85.8% 23.% 71.9% 58.7% 79.5% 33.5% 調査項目の選択率 一次判定の出現率 は 市町村によってばらつきがある

6 認定の一次判定のバラツキ (2) 15 出典 : 要介護認定適正化事業事務局要介護認定業務分析データ (H29 年度 )

6 認定の一次判定のバラツキ (3) 16 出典出典 : : 要介護認定適正化事業事務局事務局要介護認定業務分析データ (H29 (H29 年度年度 ) )

6 認定の一次判定のバラツキ (4) 17 出典 : 要介護認定適正化事業事務局要介護認定業務分析データ (H29 年度 )

18 ⑦認定の二次判定の変更率の地域差 1 出典 要介護認定適正化事業 事務局 要介護認定業務分析データ(H29年度) 一次判定結果 非該当 全国平均 奈良県平均 奈良県 最高値 奈良県 最低値 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 3.% 15.8% 13.7% 2.6% 14.8% 11.6% 11.9% 8.6% 2.% 15.4% 16.4% 18.9% 16.1% 11.9% 11.2% 8.% 7.1% 28.6% 21.% 26.5% 21.5% 3.% 3.% 14.3%.% 7.8% 4.6% 8.5%.% 4.6% 7.4% 4.9% 全国に比べ 要 支援2 要介護 2 3の割合が 高い 審査判定における変更率 重度変更 軽度変更(一次判定 二次判定の変更) 変更率 重度変更 軽度変更 全国平均 9.4% 1.6% 奈良県平均 4.3% 1.4% 参考 軽度変更の割合が大きい A 川西町 B 天理市 C 香芝市 重度変更の割合が大きい D 御所市 E 奈良市 F 下北山村 変更率そのものが低い G 王寺町 H 下市町 I 宇陀市 重度変更 軽度変更 2.2% 2.5% 4.6% 8.6% 8.3% 6.8% 9.2% 8.6% 7.1%.7% 1.2%.% 1.2%.%.8%.% 1.4% 1.8% 全国に比較して 重度変更 軽度変更ともに割合が低い

7 認定の二次判定の変更率の地域差 (2) 19 出典 : 要介護認定適正化事業事務局要介護認定業務分析データ (H29 年度 ) 出典 : 要介護認定適正化事業事務局要介護認定業務分析データ (H29 年度 )

2 認定の一次判定のバラツキと二次判定の変更率の地域差を踏まえて 認定の適正化 標準化に向けて 各市町村におかれては 判定のバラツキ等の原因を追求し 課題がないかを確認していただくようお願いします 県においても 認定調査員のスキル習得等の研修の実施などの支援を行っていきます