2018,30,41-51 資料 におけるダイエット とメディアの を とした より 1 めぐみ 2 3 Dieting behaviors and the media influence in females: A cross-sectional study with female students in an elementary, junior and senior high schools, and college Takayo MUKAI 1, Megumi MASUDA 2 and Yuko YAMAMIYA 3 The present study examines the relationships among the degrees of internalization of media messages, self-consciousness, and dieting behaviors in females from childhood to young adulthood. A total of 422 elementary, junior and senior high school, and college students completed an anonymous questionnaire. The perceived media pressure to lose weight and information on thinness obtained from the media increased with school levels, especially from junior to senior high schools. Multiple regression analyses revealed that the perceived media pressure to lose weight predicted the level of dieting behaviors in the students across all school levels. For senior high school students, public self-consciousness also explained dieting behaviors, whereas private self-consciousness was related to dieting behaviors in the students in other school levels. The findings of the present study suggest that psychoeducational programs to prevent eating problems include elementary school girls as well as pay attention to heightened tendency to focus on how they look to others as one of the risk factors in high school girls. Key words: dieting behaviors, media influence, female students, self-consciousness, crosssectional studies 問題と目的 の を にやせが まっており, や, などさまざまな より の への が されている (Funatogawa, 1 2 3 (University of the Sacred Heart) (Formerly University of the Sacred Heart) テンプル ジャパン (Temple University Japan) Funatogawa, & Yano, ₂₀₀₈; Pike, Yamamiya, & Konishi, ₂₀₁₁) と を に する Body Mass Index(BMI) は では₂₂が とされているが, による ₂₆ の によれば,₂₀ の の では BMI が ₁₈.₅ である の の が₁₇.₄% を め, その は ₁₀ に していた (,₂₀₁₄) また, の のデータを に した, の
42 3₀ ₁ ₁₅ から₂₉ までの においては,BMI が ₁₇ という なやせ の が₄.₂% を めていたという (Takimoto, Yoshiike, Kaneda, & Yoshita, ₂₀₀₄) もある い がやせ を き にやせようとする の に, を として くメディアの があることは, から されていた (Stice, Schupak-Neuberg, Shaw, & Stein, ₁₉₉₄;,₁₉₉₂) では, に₁₉₉₀, や のボディイメージの とやせ の に する が んに われてきた (Thompson & Smolak, ₂₀₀₁など ) その で, メディアの についても くの が われ, であるが も されている これまでの から, アメリカでは₁₀ の の₇₀% くが から の のイメージを ると えており, ファッションや に を く やテレビ, プロモーションビデオなどを く きする ほど を として し, やせ をもち, が いこと, テレビよりも の が に いことが されている (Levine & Chapman, ₂₀₁₁) また, を とした では, やせ の が い では, やせた の を ₅ しただけで のボディイメージの が したことも されている (Yamamiya, Cash, Melnyk, Posavac, & Posavac, ₂₀₀₅) の はまだ なく, メディアの の や もさまざまであるが, の や, ダイエット などに するメディアの を する みはいくつかなされている (₂₀₁₂) は, を としてファッションに する や に する を い, の₈₀% がファッション を し, ファッションに する が い ほどおしゃれのために せたいと し, に があるか を していると している さらに, おしゃれのために せている が い と え めた は の と した が も かったが (3₈.3%), と した も₁₁.₀% し, きっかけとしては のタレントやモデルの からという が₇₀% を めていた ( ら,₂₀₁₂) な ではあるが, テレビや などのメディアから の を し, を く は, なくとも の においては から まっていると えられる (₂₀₀₅) は, と の を に を い,TV や からの をどの けるかについて ₄ の で を め, メディアの がやせ や に を えていることを した (₂₀₁₅) も, が い ほど やダイエット についてメディアからより くの を り れており, を けやすい にあることを している ら (₂₀₀₅) の においても, を し に の に されている は, そうでない に べて の が く, を する も いことが された また, を として, メディア ( テレビ など ) から ける へのプレッシャーを 3 で した (₂₀₀₇) は, メディアから へのプレッシャーを じているほど が かったことを している メディアの を けていると うかどうかは, いわば されたメディアの であり, メディア の とは ずしも じではないかもしれない しかし, メディア への や の よりもメディア をどの し, を しているかのほうが と しているという (,₂₀₁₅) もある の ら (₂₀₀₅) の においても, に する ( どの に すると うか ) が い は, を しているか かに わらず, を している が く, も かった, が い には, に ぼす は さく, したがって
めぐみ : におけるダイエット とメディアの を とした より 43 に し, これを させることが であると ら (₂₀₀₅) も べている アメリカの J. K. Thompson と の チームは, メディアによるやせ の のメカニズムに し,Sociocultural Attitudes Towards Appearance Questionnaire-3(SATAQ-3) を した (Thompson, van der Berg, Roehrig, Guarda, & Heinberg, ₂₀₀₄) この は, しさと に する と やせるべきというプレッシャー をメディアからどのくらい けているか, およびメディアに かれるやせた のイメージをどの として しているかに をあてており, では から までを に で く いられている Yamamiya, Shroff, & Thompson(₂₀₀₈) は, Thompson らの を の を に しており,SATAQ-3の ₄ つの のうち の が メディアからのプレッシャー と な の を して を めさらにダイエット に びつく を している また, の を に SATAQ-3と の を した Nielson, Reel, Galli, Crookston, & Miyairi (₂₀₁3) は, の と メディアからのプレッシャー が の および と い の を していたと している メディアの の にも, (, ₂₀₁₅), (,₂₀₀₄), (,₂₀₁₀) など くの がやせ やダイエット との において り げられてきた については,, が と していることが されていた (Heatherton & Baumeister, ₁₉₉₁) が, の においても, と, やせ, ダイエット との には な が められ, との には されなかった (,₂₀₁3) しかし, を に した (₂₀₁₀) の では, と のいずれ かのみが い よりも の が い の が かった が い, の を し, の に を ける が く, やダイエット につながりやすい (Miller & Cox, ₁₉₈₂; Striegel-Moore, Silverstein, & Rodin, ₁₉₉3) ことから, とメディアを する およびダイエット には があることが される, が い は, の に が かうことで, から な に びつくと えられる (,₂₀₁3) ことから, はメディアを する とは にやせ やダイエット に びつく が えられる したがって, の が や な に する が えられるが, の についてはまだ が られている から にかけては, に の が する であり, メディアからの の とともに のダイエット との のあり について することにより, に てる を りたい では, ₆ から までの を に を い, ダイエット と を とするメディア の の を することを とする したがって, においても,SATAQ を い, のメディア ではなく, を とする の で に するメディアのメッセージをどの し しているかを り うこととする また, も せて し, メディア の およびダイエット との を ごとに する 方法 1. 調査対象 の,, 4 ₁ の を て, を に の を した は
44 3₀ ₁ ₆ ₁₀₆ ( うち ₁₀₄ ), ₁ ~ 3 ₁3₇ ( ₁3₆ ), ₁ ~ 3 ₈₄ ( ₈3 ) であった のデータについては, の の ₉₅ を に した の より, の と する を び, の に いた の は ₉3 ( ₁₉.₈₂,SD=₁.₅₆) であり, ₄₁₆ のデータに づいて の を った 2. 調査手続き では, の のもと に を て, ホームルームの にクラスごとに に を し, した に しては, の の として に に して その で したほか, の に し の ポストにて を った と の, までに した は で ₂₀, では ₁₅ であった なお, で した では, の を て しいと われる には り をふった いずれの においても, に ち, は であり, えたくない には えなくてもよく, とは であり, された は の に されることはなくプライバシーは されることが, および で たちに えられた 5, の のもとに した に するプリントを し, してもらうようにした 3. 調査内容, のほか, と の の と 4 5 が られた は で, くの が である のみに を めることとその きについては, にそれぞれの と し いを ねた で を した が の に をしていた, は では の に をしており, と では, などの のため に していた して,, および の を めた その の は の りである 1 ) メディアの影響 の や に するメディアの を するために,Sociocultural Attitudes Towards Appearance Questionnaire-3 Japanese short version (,₂₀₁₂) を いた これは,Thompson et al.(₂₀₀₄) によって された SATAQ-3の (SATAQ-3JS) であり, において と の がなされている ( プロマックス ) により, ₁₂ は ₄ つの ( メディアからのプレッシャー の スポーツ の な の ) に かれている メディアからのプレッシャー は, やせなければならないというプレッシャーをメディアからどの じているかを し, テレビや を ているとやせなければならないというプレッシャーを じる などの 3 からなっている 情報の重要性 は, 自分の容姿を改善するために, 美や痩身についてメディアからの情報を重視している程度を測定する, 雑誌に出ている写真は流行のファッションや 美 に関する重要な情報源である などの 3 項目からなっている スポーツ の は, メディアでみるスポーツ の をどのくらい として しているかを る, スポーツ のような た になろうとしている などの 3 からなっている な は, メディアでみる や, モデルなどの をどのくらい として しているかを る に ているモデルさんのような スタイルになりたい などの 3 からなっている に し, そう う ( ₅ ) から そう わない ( ₁ ) の ₅ で を めた (₂₀₁₂) によれば,₁₂ での Cronbach のα も, また ごとの Cronbach のα も な を したことが されている したがって, としても, としても, が いほどメディアからの を く
めぐみ : におけるダイエット とメディアの を とした より 45 Table 1 Means and SDs for school groups on BMI, Ideal BMI, weight-ideal weight difference, and BMI-Ideal BMI difference Elementary S Junior HS Senior HS College (n=₁₀₄) (n=₁3₆) (n=₈3) (n=₉3) F Sigifnicant Mean SD Mean SD Mean SD Mean SD differences BMI ₁₆.₈3 ₂.₂3 ₁₈.₂₉ ₁.₉₇ ₁₉.₅3 ₂.₀₁ ₁₉.₈₀ ₁.₄₀ 3₈.₉₂ *** E<J<S,C Ideal BMI ₁₆.₂₁ ₂.₇₂ ₁₇.₀₆ ₁.₅₁ ₁₈.₄3 ₁.3₈ ₁₈.₅₄ ₁.₀₈ 3₂.₄₁ *** E<J<S,C Weight-Ideal weight (kg) ₂.₀3 ₇.₀₀ ₂.₅₁ 3.₆₂ ₂.₄₈ 3.₀₆ ₂.₀₀ 3.₂₂ ₀.3₄ *** n.s. BMI-Ideal BMI ₀.₇₇ ₂.₈₅ ₁.₄₉ ₂.₇₁ ₁.33 ₁.₁₅ ₁.₀₄ ₀.₉₁ ₁.₅₀ *** n.s. *** p<.₀₀₁ けていることを す における Cronbach のα は, で.₉₀₆であり, では.₉₀₉( ),.₈₈₈( ),.₈₈₂( ),.₈3₀( ) と, いずれも は されたと した 2 ) ダイエット行動 ダイエット の には Eating Attitudes Test-₂₆(EAT-₂₆) (Mukai, ₂₀₀₉) より ダイエット の を いた これは, いつもやせたいと っている や ることがこわい などの₁₅ に し, いつも ( ₆ ) から まったくない ( ₁ ) の ₆ で を めるものである ほどやせ が く, やせるためのダイエット をしていることを す の における Cronbach のα は で.₈₆₄ であり,.₇₄₇( ),.₈₅₂( ),.₈₄3 ( ),.₈₂₇( ) で, いずれも は されたと した 3 ) 自己意識尺度 (₁₉₉₂) による を いた この は,Fenigstein, Scheier, & Buss (₁₉₇₅) による public and private self-consciousness scale とその (,₁₉₈₇), および (₁₉₈₄) の などを に, (₁₉₉₂) が の を するために したものである これは, の や に する などに を けやすい である を する ₉ と の や などに を けやすい である を る₁₀ からなる である ₄ で を め, ほどそれぞれの が いこと を す における Cronbach のα は で が.₈₆₉, が.₈₂₂であり, の にそれぞれ.₈₆₅と.₇₈₆( ),.₈₈₂と.₈₁3 ( ),.₈₄₉と.₇₉₂( ),.₈₁₇と.₇₀₆( ) であった のほうがやや いものの, は されたと した 結果 1. 調査協力者の体格と理想の体格 と および の を に,BMI と BMI を した 6 は, ₆ から までのすべての において を っていたことから, い の が を らすことを していることがわかる BMI, BMI に し, を とする の を ったところ, いずれの に しても の が められた (BMI; F(3, 3₈₅)=3₈.₉₂, p<.₀₀₁, BMI; F (3, 3₉₀)=3₂.₄₁, p<.₀₀₁) Tukey による の,BMI と BMI は と の, と の にそれぞれ ₅ % で な が められた の のスパートがほぼ に し かる と の にはいずれの においても な は められなかった 6 BMI の は₂₄ であり,WHO による の である₂₅を える は の にはいなかったため, ほとんどの は, に してやせる はない であったと した
46 3₀ ₁ と の に して の を ったところ, の は められず, すべての で, が らしたいと っている には な が められなかった すなわち, から までのすべての で, して₂.₀₀kg( ) から₂.₅₁kg ( ) を らしたいと っていることがわかった BMI と BMI の についても, の は められなかった 2. 理想の体型や女性像に対するメディアの影響 SATAQ-3JS の ₄ つの と に し, を とする を ったところ, すべての に し の が められた ( プレッシャー ;F(3, ₄₁₁) =₁₁.₉₀, p<.₀₀₁, ;F(3, ₄₁₂)=₂₀.₈₀, p<.₀₀₁, ( スポーツ );F(3, ₄₁₂)=₅.₆₉, p<.₀₀₁, ( );F(3, ₄₁₀)=3₈.₂3, p<.₀₀₁, SATAQ ;F(3, ₄₀₄)=₂₈.₇₉, p<.₀₀₁) を Table ₂ に す Tukey による の, の ( ) と SATAQ では, と の, および と の にそれぞれ ₅ % で な が められた し かし, プレッシャー では, と の に が められたが, と の には が められなかった, では と の に な が められ, と の は ではなかった SATAQ のいずれの においてもまた も, と の には な は められなかった 3. 自己意識とダイエット行動 EAT の ダイエット と, の に し, を とする を ったところ, いずれの に しても の が められた (EAT; F(3, 3₈₅)=3₁.₁3, p<.₀₀₁, ;F(3, 3₉₈)=₁₂.₇₁, p<.₀₀₁, ;F(3, ₄₀₂)=3₀.₆3, p<.₀₀₁) EAT-₂₆ ダイエット は, から まで があがるにつれて が くなり, と の, および と の に な が められ, と の には な はみられなかった においては, も においても, Table 2 Means and SDs for school groups on SATAQ total and subscales Elementary S Junior HS Senior HS College (n=₁₀₄) (n=₁3₆) (n=₈3) (n=₉3) F Sigifnicant Mean SD Mean SD Mean SD Mean SD differences Pressure ₂.₀₆ ₁.₂₀ ₂.3₈ ₁.₁₉ 3.₀₁ ₁.3₈ ₂.₈₆ ₁.₂₆ ₁₁.₉₀ *** E,J<S,C Information ₂.₇₄ ₁.₂₁ 3.₂₀ ₁.₁₇ 3.₅₈ ₁.₀₉ 3.₉₁ ₀.₈₀ ₂₀.₈₀ *** E<J,S,C, J<C Int-sports ₁.₇3 ₀.₉₄ ₂.₀₇ ₀.₉₇ ₂.₂3 ₁.₀₆ ₂.₂₄ ₁.₀₁ ₅.₆₉ *** E,J<C, E<S Int-general ₂.₂3 ₁.₁₁ 3.₀₂ ₁.₂₁ 3.₈₁ ₁.₀₇ 3.₆₂ ₁.₁₀ 3₈.₂3 *** E<J<S, C SATAQ total ₈.₇₆ 3.₆₀ ₁₀.₆₇ 3.₄₅ ₁₂.₇3 3.₄₅ ₁₂.₆₂ ₂.₈₆ ₂₈.₇₉ *** E<J<S, C *** p<.₀₀₁ Int-sports: Internalization-sports Int-general: Internalization-general Table 3 Means and SDs for school groups on EAT, public and private self-consciousness scores Elementary S Junior HS Senior HS College (n=₁₀₄) (n=₁3₆) (n=₈3) (n=₉3) F Sigifnicant Mean SD Mean SD Mean SD Mean SD differences EAT-Diet ₂₆.₄₀ ₈.₂₅ 3₁.33 ₁₀.₉₉ 3₉.₆₅ ₁₂.₂₉ 3₈.₆₀ ₁₁.3₂ 3₁.₁3 *** E<J<S,C Public self-consciousness ₂₂.₄₁ ₆.₆₇ ₂3.₆₀ ₆.₈₀ ₂₆.3₆ ₅.₄₁ ₂₇.₁₄ ₄.₇₀ ₁₂.₇₁ *** E,J<S,C Private self-consciousness ₂₅.₅₅ ₆.₂₀ ₂₆.₈₂ ₆.₂3 3₁.₄₈ ₅.₂3 3₁.₆₄ ₄.₀₄ 3₀.₆3 *** E,J<S,C *** p<.₀₀₁
めぐみ : におけるダイエット とメディアの を とした より 47 よりも において に が かった 4. メディアによる影響とダイエット行動の関連 EAT の ダイエット を, BMI,SATAQ の ₄ つの, および と の を として, に stepwise による を った その,,,, のすべてのグループで,SATAQ の プレッシャー が EAT と に していた ( ;β=.₅₇₂, ;β=.₅₄₀, ;β=.₅₂₈, ;β=.₅₅₂, いずれも p <.₀₀₁) また, については,,, では が EAT と な を したのに し ( ;β=.₂₅₆, ;β=.₂₂₄, ;β=.₂₂₂, いずれも p <.₀₁), では, が な (β=.3₂₂, p<.₀₁) を した いずれの においても BMI は EAT と な は さず, においてのみ SATAQ スポーツ が な (β=.₂₅₉, p<.₀₁) を した 考察 では, ₆ から までの を に, ごとのグループを する ことにより, ダイエット とその の を することを とした にメディアからの へのメッセージの の とその に した その, に から にかけて, メディアから けるプレッシャーをより く じ, メディアを や の としてより する が くなることがわかった SATAQ のほぼすべての において, と の には が められず, の では と の にも が められなかった また, ごとにメディアの,BMI および とダイエット の を したところ, いずれの においても, メディアからのプレッシャーがダイエット と に していたのに え,,, においては が していたが, においてのみ, ではなく が していた 1. 痩身願望とメディアの影響およびダイエット行動の発達的変化 から まで, に い とする も えていることは, な の である しかし, すべての の が して₂.₀~₂.₅kg やせたいと えていたことから, やせたいという は ₆ ごろにすでに くの がもっているといえよう え Table 4 Predicting dieting behavior in school groups: Dependent variable=eat Diet scale Elementary S Junior HS Senior HS College (n=₁₀₄) (n=₁3₆) (n=₈3) (n=₉3) Independent variables b β β β β BMI SATAQ Pressure.₅₇₂ ***.₅₄₀ ***.₅₂₈ ***.₅₅₂ *** SATAQ Information SATAQ Int-sports.₂₅₉ *** SATAQ Int-general Public self-consciousness.3₂₂ *** Private self-consciousness.₂₅₆ ***.₂₂₄ ***.₂₂₂ *** Model R 2a.₄₅₅ ***.₄₂₁ ***.₄₁₉ ***.₄₁3 *** a Adjusted R 2 was reported. b Int-sports=Internalization-sports; Int-general=Internalization-general. ** p<.₀₁, *** p<.₀₀₁
48 3₀ ₁ て, ₆ もすでにメディアによる へのメッセージを し, とほぼ に へプレッシャーを じていることが された メディアを の とする は, と や の に が められなかったことから, としてメディアを する は, は や と わりないのかもしれない さらに, よりも のほうがメディアから ける へのプレッシャーをより く じており, な の の も のほうがより んでおり, ダイエット も より の がより く している したがって, から にかけてはメディアからの に してもダイエット においてもより が まる と えられる いことに, スポーツ のような を とする は, と や の に はあったものの, による は さかった スポーツ のような にあこがれる は, い で こりうるのかもしれない, ( スポーツ ) の が, においてのみ,EAT ダイエット と していたことは, のフィットネス ブームなどを しているのかもしれない 2. 高校生の特異性 すべての において, メディアから けるプレッシャーが ダイエット に していた これは, の を に Nielson ら (₂₀₁3) が した と している えて, と では がダイエット に していた しかし, では, Nielson ら (₂₀₁3) の と に ではなく がダイエット と に しており, の よりも の に る に が く が, の に していたことは すべきと える から にかけて,SATAQ の も, また EAT ダイエット も が くなることを すると, はメディアにより し, が まり, ダイエット が する であるといえよう メディアからのプレッシャーを じ り, の にうつる に が くなる の は, なくとも の においては, な のリスクも まる でもあることに, の で すべきである 3. 予防教育に向けて けの から の をターゲットにした まで, けの に とされる やダイエットに する や が れていることは, (₂₀₀₉) も している (₂₀₀₉) によれば, における と に する の める は ₁₉₈₀ にすでに して ₄.₈% であった (₁₉₉₂) が した から の において の の が とされた は, の の に され, より い の たちに を えていると えられる やせ の にいても, やせ や, ダイエット など を す もいれば, そうでない も する (, ₂₀₀₄) メディアの を に けやすいのはどのような なのか, だけではなく を に も めた が であり, メディアの による や の を ぐための の が である メディア リテラシーを させ, や を させないための が では に われている (e.g.,wilksch & Wade, ₂₀₀₉) 4. 本研究の問題点と今後の課題 の は いが, まず, であったため, すでに の をもっている が, メディアの メッセージを し している は できない メディアからの によって に が まるのかどうかを するためには, が である しかし, や を としてメディアの な を する みは でもまだ なく, なボディイメージやダイエット
めぐみ : におけるダイエット とメディアの を とした より 49 との を する (Harrison & Hefner, ₂₀₀₆) もあれば, は られなかったとする (Tiggemann, ₂₀₀₆) もあり, していない の から についての はできないが, メディアの をより しているほど や が く, ダイエット が い があることは, であっても することができた さらに, や においても, メディアの は できないことが らかになった さまざまな が する で, メディアの な を らかにすることは でないが, な である がダイエット にどのように するのかについても, な ができなかった が い は, が されるような に することにより, が され, ダイエット などを うと えられるが, が い も, な に してむしろ の が くなり, な を させる, ダイエット につながる を (₂₀₁3) も している では, とダイエット の を ごとに したにとどまったが, がメディアの を する も め, やダイエット に びつくメカニズムを らかにしていくことは の である テレビや にもメディアにはさまざまな や の があふれており, もそれらの にさらされている では わなかったインターネットの も できないであろう で とした は ₆ のみであったが, より い の にも を げ, られる を, メディアによる へのメッセージが の や につながる に をする に かすことが される そして, メディアの は のほうがより く けていることが (,₂₀₀₇) で されているが, をもつ も えており, で する もあれば, の もあるかもしれない (,₂₀₀₉) ことから, は も めた も である 文献 Fenigstein, A., Scheier, M. F., & Buss, A. H. (₁₉₇₅). Public and private self-consciousness: Assessment and theory. Journal of Consulting and Clinical Psychology, 43, ₅₂₂-₅₂₇. Funatogawa, I., Funatogawa, T., & Yano, E. (₂₀₀₈). Do overweight children necessarily make overweight adults? Repeated cross sectional annual nationwide survey of Japanese girls and women over nearly six decades. British Medical Journal, doi:https://doi.org/₁₀.₁₁3₆/bmj.a₈₀₂ Harrison, K., & Hefner, V. (₂₀₀₆). Media exposure, current and future body ideals and disordered eating among preadolescent girls: A longitudinal panel study. Journal of Youth and Adolescence, 3, ₁₄₆-₁₅₆. Heatherton,, T. F. & Baumeister, R. F. (₁₉₉₁). Binge eating as escape from self-awareness. Psychological Bulletin, 110, ₈₆-₁₀₈. (₂₀₀₇). の と との タイミングと に する プレッシャーの から, 1,₇-₁₅. (₂₀₁₅). におけるアレキシサイミア と との メディアの および を として ( ) (₂₀₁₄). ₂₆ <http://www.mhlw.go.jp/bunya/ kenkou/eiyou/dl/h₂₆-houkoku-₀₁.pdf>(₂₀₁₈ ₁ ₂₉ ) Levine, M. P., & Chapman, K. C. (₂₀₁₁). Media influences on body image. In T. F. Cash and L. Smolak (Eds.), Body image: A handbook of science,
50 3₀ ₁ practice, and prevention. NY: Guilford Press. pp.₁₀₁-₁₀₉. (₂₀₀₅). の へのこだわりに を ぼす の と からの パーソナリティ,13,₁₂₉-₁₄₂. Miller, L. C., & Cox, C. L. (₁₉₈₂). For appearances' sake: public self-consciousness and makeup use. Personality and Social Psychology Bulletin, 8, ₇₄₈-₇₅₂. (₂₀₁₂). のおしゃれ がもたらす と との において,₆3, 3₀₉-3₁₈. (₂₀₀₉). メディアリテラシーとジェンダー (₁₉₈₇). における と,26,₁₅₁-₁₆₁. Mukai, T. (₂₀₀₉). Psyochometric properties of Eating Attitudes Test with Japanese adolescent girls. Seishin Studies, 113, ₆3-₇₅. Nielson, H. E., Reel, J. J., Galli, N. A., Crookston, B.T., & Miyairi, M. (₂₀₁3). Body image and westernization trends among Japanese adolescents. The Health Educator, 45, ₄-₁₆. あずさ (₂₀₁3). の, と せ が に ぼす, 6,₅3-₆3. (₂₀₀₅). への が に ぼす,45, ₅₂₁-₅₂₉. Pike, K. M., Yamamiya, Y., & Konishi, H. (₂₀₁₁). Eating disorders in Japan. In R. H. Striegel- Moore, S.A. Wonderlich, B.T. Walsh & J. E. Mitchell (Eds.), Developing an evidence-based classification of eating disorders. Airlington, VA: American Psychiatric Association. pp.33₅-3₄₉. (₂₀₀₄). における の パーソナリティ,13,₇₉-₉₀. (₁₉₉₂). における の,32,₈₅- ₉₄. Stice, E., Schupak-Neuberg, E., Shaw, H. E., & Stein, R. I. (₁₉₉₄). Relation of media exposure to eating disorder symptomatology: an examination of mediating mechanisms. Journal of Abnormal Psychology, 103, ₈3₆-₈₄₀. Striegel-Moore, Silverstein, & Rodin (₁₉₉3). Social self in bulimia nervosa: public self-consciousness, social anxiety, and perceived fraudulence. Journal of Abnormal Psychology, 102, ₂₉₇-3₀3. (₁₉₈₄). (Self-consciousness scale) の み, 55,₁₈₄-₁₈₈. Takimoto, H., Yoshiike, N., Kaneda, F., & Yoshita, K. (₂₀₀₄). Thinness among young Japanese women. American Journal of Public Health, 94, ₁₅₉₂-₁₅₉₅. Thompson, J. K., & Smolak, L. (Eds.), (₂₀₀₁). Body image, eating disorders, and obesity in youth. Washington, DC:American Psychological Association. Thompson, J. K., van den Berg, P., Roehrig, M., Guarda, A. S., & Heinberg, L. S. (₂₀₀₄). The Sociocultural Attitudes Towards Appearance Scale-3 (SATAQ-3): Development and validation. International Journal of Eating Disorders, 35, ₂₉3-3₀₄. Tiggemann, M. (₂₀₀₆). The role of media exposure in adolescent girls' body dissatisfaction and drive for thinness: prospective results. Journal of Social and Clinical Psychology, 25, ₅₂3-₅₄₁. Wilksch, S. M., & Wade, T. D. (₂₀₀₉). Reduction of shape and weight concern in young adolescents: A 3₀-month controlled evaluation of a media literacy program. Journal of American Academy of Child and Adolescent Psychiatry, 48, ₆₅₂-₆₆₁.
めぐみ : におけるダイエット とメディアの を とした より 51 (₂₀₀₉). における についての,57,₂₆3-₂₇3. Yamamiya, Y., Cash, T. F., Melnyk, S. E., Posavac, H. D., & Posavac, S.S. (₂₀₀₅). Women's exposure to thin-and-beautiful media images: Body image effects of media-ideal internalization and impact-reduction interventions. Body Image, 2, ₇₄-₈₀. (₂₀₁₂). Sociocultura l A t t i t u d e s To w a r d s A p p e a r a n c e Questionnaire-3 (SATAQ-3JS) の と の,52, ₅₄-₆3. Yamamiya, Y., Shroff, H., & Thompson, J. K., (₂₀₀₈). The tripartite influence model of body image and eating disturbance: A replication with a Japanese sample. International Journal of Eating Disorders, 41, ₈₈-₉₁. (₂₀₁₀). およびやせ と との,15, ₂₂₁-₂₂₇. (₁₉₉₂). がダイエットを めたか (₂₀₁₀). における とダイエット および との,15,₁₅₄-₁₆₁. 付記 は, の のもと, が に した ₂₆ の を るために った のデータに, たなデータを え, とともに を った に づいています に してくださった と の に し げます また データ の をしてくださった 3 ( ₂₇ ) に いたします (₂₀₁₆ ₁₂ ₂₂,₂₀₁₈ ₂ ₁₆ )