平成17年

Similar documents
1 人口動態の概況 ( 平成 24 年 1 月 ~12 月 ) (1) 出生数 < 減少 > 出生数は56,943 人で前年に比べ1,116 人減少し 出生率は人口千人に対し8.0で 前年と比べ0.2ポイント低下した (2) 死亡数 < 増加 > 死亡数は59,137 人で前年に比べ1,467 人増

03 H22ネット(死亡).xls

3 成人保健

平成26年 人口動態統計月報年計(概数)の概況 1

Microsoft PowerPoint - 資料1_ひょうごの健康状況(健康寿命修正済)

4 年齢階級別の死因山形県の平成 28 年の死因順位は 20 歳から 34 歳までの各階級において自殺が1 位となっているほか 64 歳までの各階級においても死因順位の上位にあり おおむね全国と同様の傾向が見られます < 表 7> 年齢階級別の死因順位 死亡者数 ( 山形県 ) 年齢階級 総死亡者数

第1章評価にあたって

○00表紙

(1) 人口規模別市区町村数平成 17(2005) 年 ( 市区町村数 ) 人口規模 ( 人 ) 都道府県 5 千未満 5 千 ~ 1 万 1~ 2 万 2~ 3 万 3~ 5 万 5~ 10 万 10~ 20 万 20~ 30 万 30~ 50 万 50~ 100 万 100 万以上 北 海 道

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

用語の説明自然増減 : 出生数から死亡数を減じたもの乳児死亡 : 生後 1 年未満の死亡新生児死亡 : 生後 4 週未満の死亡早期新生児死亡 : 生後 1 週未満の死亡死産 : 妊娠満 12 週以後の死児の出産周産期死亡 : 妊娠満 22 週以後の死産に早期新生児死亡を加えたもの合計特殊出生率 :

Microsoft PowerPoint - tobacco

h29c04

1) 疾患別死亡数 死亡率 ( 七尾市 ) 死亡数 ( 総数 ) 資料 : 衛生統計報 死亡率 ( 総数 ) 人口 10 万対

平成29年度沖縄県がん登録事業報告 背表紙印字

表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川

まえがき 平成 24 年福島県簡易生命表 は 平成 24 年の福島県日本人人口 ( 推計 ) と平成 22~25 年の人口動態統計 ( 確定数 ) を基にして 本県の死亡状況が今後変化しないと仮定したとき 各年齢の者が1 年以内に死亡する確率や平均的にみて今後何年生きられるかという期待値などを 死亡

表 19 死亡数 ( 場所 区 ) 年次 総数 施設内 施設外 総数病院診療所老健施設助産所老人ホーム総数自宅その他 平成 23 10,380 9,363 8, , ,389 9,324 8, ,065 88

< F2D906C8CFB93AE91D48A77322E6A7464>

目 次 1 平成 29 年愛知県生命表について 1 2 主な年齢の平均余命 2 3 寿命中位数等生命表上の生存状況 5 4 死因分析 5 (1) 死因別死亡確率 5 (2) 特定死因を除去した場合の平均余命の延び 7 平成 29 年愛知県生命表 9

第 11 章 保健衛生 600 人 図 11-1 乳幼児健康診査実施状況 幼児一般検診 1 歳 6ヶ月検診 3 歳児検診 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 14

用語等の説明 1 生命表とは生命表とは ある人口集団の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに 各年齢の者 が死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命 などの指標 ( 生命関数 ) によって表したものである これらの関数は 男女別に各年齢の死亡件数と人口を基にして

Taro-鳥取における自死の現状(平

28人口動態本文part1.indd

<4D F736F F D DC58F49817A88B089AE8E738C928D4E8C7689E68F918CB488C42E646F63>

Microsoft Word - 概況(確定版).doc

49.6 1

○00表紙

Ⅰ. 調査の概要 1 調査の目的 出生 死亡 婚姻 離婚及び死産の 5 種類の 人口動態事象 について その実態を把 握し 人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とする 2 調査の根拠人口動態調査は 統計法 ( 平成 19 年法律第 53 号 ) に基づく 基幹統計調査 であり 人口動態

<81798BC793E08C888DD997B9817A939D8C768E9197BF2E786C7378>

H29人口動態統計(確定数)資料(大分県)

(3) 最大較差 平成 17 年国調口平成 22 年国調口 H24.9 選挙名簿 在外選挙名簿 H25.9 選挙名簿 在外選挙名簿 最大 : 千葉 4 569,835 東京 ,677 最大 : 千葉 4 497,350 北海道 1 487,678 最小 : 高知 3 258,681 鳥取

81 平 均 寿 命 女 単 位 : 年 全 国 長 野 県 島 根 県 沖 縄 県 熊 本 県 新 潟 県 三 重 県 岩 手 県 茨 城 県 和 歌

自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また

Microsoft Word - 表紙~目次.doc

平成29年版高齢社会白書(全体版)

調査の概要 1 調査の目的我が国の人口動態事象を把握し 人口及び厚生行政の基礎資料を得ることを目的とする 2 調査の対象及び客体調査は 戸籍法 及び 死産の届出に関する規程 により届け出られた出生 死亡 婚姻 離婚及び死産の全数を対象とするが 本概況では平成 28 年に日本において発生した日本人の事

A 2010 年山梨県がん罹患数 ( 全体 )( 件 ) ( 上皮内がんを除く ) 罹患数 ( 全部位 ) 5,6 6 男性 :3,339 女性 :2,327 * 祖父江班モニタリング集計表から作成 * 集計による主ながんを表示


表 9 死亡数 ( 場所 区 ) 年次 総数 施設内 施設外 総数病院診療所老健施設助産所老人ホーム総数自宅その他 平成 4 0,389 9,34 8, , ,63 9,54 8, , ,5 9,457 8,874

3 成人高齢保健等 -(1) 主要疾患別死亡推移 2 心疾患 全国 ( 上段 : 人 下段 : 人口 10 万対 ) 平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年平成 28 年 198, , , , ,

平成27年版高齢社会白書(全体版)

生活福祉研レポートの雛形

福島県のがん死亡の年次推移 福島県におけるがん死亡数は 女とも増加傾向にある ( 表 12) 一方 は 女とも減少傾向にあり 全国とほとんど同じ傾向にある 2012 年の全のを全国と比較すると 性では高く 女性では低くなっている 別にみると 性では膵臓 女性では大腸 膵臓 子宮でわずかな増加がみられ

○00表紙

人口構成の変化 ( 将来推計人口 ) 平成 22 年人口 平成 47 年将来推計人口 85 歳以上 2,173 5, 歳以上 13,628 21,106 80~84 3,655 5,800 80~84 8,714 11,067 75~79 6,516 8,184 75~79 9,800

都道府県の将来推計人口

1981 年 男 全部位 C00-C , , , , ,086.5 口腔 咽頭 C00-C


業種別の概況 教養 技能教授業 事業所数 7 万 9509 事業所 ( 前年比 6.7%) 従業者数 25 万 6477 人 ( 前年比 2.8%) 年間売上高 9328 億円 ( 前年比 3.0%) 教養 技能教授業務の事業従事者数 33 万 7230 人 ( 前年比 4.4%) 教養 技能教授業

a表紙

Microsoft Word - 01 H29プレス用ポイント(取注あり+レク後解禁)上級室用

Microsoft Word - 01概況 (表紙)

<4D F736F F D C8E A094928E86>

00表紙

第 1 表 国籍 地域別在留外国人数の推移 国籍 地域 平成 20 年末平成 21 年末平成 22 年末平成 23 年末平成 24 年末平成 25 年末平成 26 年末平成 27 年末平成 28 年末平成 29 年末平成 30 年 (2008) (2009) (2010) (2011) (2012)

年齢調整死亡率 (-19 歳 ) の年次推移 ( :1999-1) 1 男性 女性 年齢調整死亡率 -19 年齢調整死亡率 年齢調整死亡率 -19 年齢調整死亡率

第 18 表都道府県 産業大分類別 1 人平均月間現金給与額 ( 平成 27 年平均 ) 都道府県 鉱業, 採石業, 砂利採取業建設業製造業 円円円円円円円円円 全国 420, , , , , , , ,716 28

81 平均寿命 女 単位 : 年 全 国 長野県 島根県 沖縄県 熊本県 新潟県 三重県 岩手県 茨城県 和歌山県 栃木県

00mokuji

4 死亡数と死亡率の推移 4,9 4,8 4,7 4,6 4,5 実数率人口千対 4,522 4,536 4,52 4, ,4 4,3 4, 4, , 平成 18 年平成 19 年平成 年平成 21 年平成 22 年 18 年 1

(Microsoft Word - \216\221\227\2771-\201i1\201j.doc)

a表紙

平成 2 9 年名古屋市民の平均余命 平成 30 年 12 月 25 日 名古屋市健康福祉局

第 2 章 西東京市の現状 第 2 章 東京市の現状 1 人口等の動向 (1) 東京市の 年次推移西東京市の人口は 平成 7(1995) 年以降 一貫して増加の傾向にあり 平成 27(2015) 年の国勢調査では 20 万人を超えています 図表 2-1 西東京市人口の年次推移と伸び率 ( 人 ) 2

この統計表は 人口動態統計年報 ( 確定数 ) 発行前の概数に基づいて作成しています なお (2) 原因別死産数 ( 基本分類 ) については 確定値を反映しています 年間出生数 1 出生率 = 1,000 その年の 10 月 1 日現在の人口 母の年齢別出生数 2 合計特殊出生率 = (15 歳か

今日の内容 1. がん対策 ( 山梨県がん対策推進条例及び山梨県がん対策推進計画 ) 2. がんデータ ( 死亡者数 罹患率など ) 3. がん検診

H27栃木県のがんH27.indd

平成29年度通級による指導実施状況調査結果について(別紙2)

Microsoft Word - 01概況(表紙~国際比較)29(機密性2).docx


自然死産率 = 年間自然死産数 / 年間出産数 ( 出生数 + 死産数 ) 1,000 人工死産率 = 年間人工死産数 / 年間出産数 ( 出生数 + 死産数 ) 1,000 周産期死亡率 = 年間周産期死亡数 / 年間出産数 ( 出生数 + 妊娠満 22 週以後の死産数 ) 1,000 婚姻率 =

Ⅰ 出生の年次推移

平成 30 年度 ( 平成 29 会計年度 ) 地方教育費調査 ( 教育費調査 ) の概要 1 調査の目的学校教育 社会教育 生涯学習関連及び教育行政のために地方公共団体から支出された経費並びに授業料等の収入の実態を明らかにして 国 地方を通じた教育諸施策を検討 立案するための基礎資料を得る 調査実

保 平成 30 年 10 月末保有契約状況 実 数 対前年同期比 対前年度末比 ( 平成 30 年 3 月末比 ) 件 数 1,167 万 2,331 件 88.8% 93.5% 保険料額 1,757 億 9,956 万円 90.8% 94.7% 保険金額 30 兆 8,691 億円 88.4% 9

保 平成 30 年 11 月末保有契約状況 実 数 対前年同期比 対前年度末比 ( 平成 30 年 3 月末比 ) 件 数 1,156 万 2,289 件 88.8% 92.6% 保険料額 1,744 億 5,718 万円 90.8% 94.0% 保険金額 30 兆 5,701 億円 88.4% 9

保 平成 30 年 9 月末保有契約状況 実 数 対前年同期比 対前年度末比 ( 平成 30 年 3 月末比 ) 件 数 1,178 万 8,930 件 88.8% 94.4% 保険料額 1,772 億 2,713 万円 90.9% 95.5% 保険金額 31 兆 1,844 億円 88.4% 94

第 2 章気仙沼市の健康を取り巻く状況 - 4 -

全国血液センター供給本数速報 (Ⅰ) 2 全血製剤 赤血球製剤 血漿製剤管内純供給本数平成 30 年 12 月分項目全血製剤赤血球製剤血漿製剤ブロ施合計 1 単位 2 単位合計 1 単位 2 単位合計 FFP-LR120 FFP-LR240 FFP-LR480 ッ前年比前年比前年比前年比前年比前年比

保 平成 30 年 8 月末保有契約状況 実 数 対前年同期比 対前年度末比 ( 平成 30 年 3 月末比 ) 件 数 1,190 万 4,698 件 88.5% 95.4% 保険料額 1,785 億 4,688 万円 90.4% 96.2% 保険金額 31 兆 4,874 億円 88.0% 95

Microsoft Word - H27年度概況.doc

1, 1

平成 27 年度版 [ 人口の状況 ] の現状 人口静態 ( 平成 27 年 ) 人口動態 ( 平成 26 年 ) 総数 男 女 総数 男 女 人口 89,42 44,85 44,552 出生数 歳以上人口 22,17 1,36 11,864 死亡数

表紙

概     説

はじめに第1章基本方針第2章岐阜市の現状第3章第4章第二次ぎふ市民健康基本計画の評価今後の取り組み第5章効果的な推進体制第6章参考資料7 第 3 章岐阜市の現状 1 岐阜市の人口統計 (1) 人口の推移 本市の人口は 昭和 60 年以降 減少傾向にあったものの 平成 18 年柳津町との合併により 一

<4D F736F F D2091E682518FCD81408C928D4E82C98AD682B782E991E596EC8E7382CC8CBB8FF382C693C190AB2E646F63>

Microsoft PowerPoint - 2.医療費プロファイル 平成25年度(長野県・・

和歌山県地域がん登録事業報告書

01 概況(H27都道府県別年齢調整死亡率)公表後

石川県におけるがん登録

院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

02 28結果の概要(3健康)(170622)

a 表紙

<4D F736F F D20819A8E9197BF B8BE682CC8CBB8FF382C6906C8CFB90848C >

表 1. 罹患数, 罹患割合 (%), 粗罹患率, 年齢調整罹患率および累積罹患率 ; 部位別, 性別 A. 上皮内がんを除く ; 部位別, 性別 B. 上皮内がんを含む 表 2. 年齢階級別罹患数, 罹患割合 (%); 部位別, 性別 A. 上皮内がんを除く B. 上皮内がんを含む 表 3. 年齢

< B A815B835788EA97972E786C73>

統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

地方公務員健康状況等調査

(2) 傷病分類別ア入院患者入院患者を傷病分類別にみると 多い順に Ⅴ 精神及び行動の障害 千人 Ⅸ 循環器系の疾患 千人 Ⅱ 新生物 千人となっている 病院では Ⅴ 精神及び行動の障害 千人 Ⅸ 循環器系の疾患 千人 Ⅱ 新生物 147.

Transcription:

(2) 死亡 ア死亡数及び死亡率 死亡数は 63,466 人で 前年の 62,565 人より 901 人増加した 死亡率は人口千人に対し 8.9 で 前年の 8.7 を 0.2 ポイント上回った 全国 (10.5) より 1.6 ポイント下回っている 死亡率の年次推移をみると 昭和 35 年 7.9 昭和 45 年 5.7 昭和 55 年 4.5 と低下し 以降 4.5 前後で推移していたが 昭和 61 年以降上昇傾向に転じた ( 表 -7 図 -5) 表 -7 死亡数及び死亡率の年次推移 S35 40 45 50 55 60 H 2 数率数率 19 089 20 117 21 836 22 688 24 129 26 417 31 222 全国 706 599 700 438 712 962 702 275 722 801 752 283 820 305 7.9 6.7 5.7 4.7 4.5 4.5 4.9 全国 7.6 7.1 6.9 6.3 6.2 6.3 6.7 7 12 17 22 26 27 28 36 799 40 486 48 095 55 487 61 269 62 565 63 466 全国 922 139 961 653 1 083 796 1 197 012 1 273 004 1 290 444 1 307 748 5.5 5.9 6.9 7.8 8.6 8.7 8.9 全国 7.4 7.7 8.6 9.5 10.1 10.3 10.5 注 : 率は人口千対である 図 -5 死亡率の年次推移 ( 全国 ) 10

イ都道府県別にみた死亡率 都道府県別にみると 本県の死亡率は昭和 63 年以降平成 13 年まで低率順で第 1 位 平成 14 15 年は沖縄県に次いで第 2 位 平成 16 年以降は沖縄県及び神奈川県に次いで第 3 位となっていた しかし平成 26 年に東京都が第 3 位 愛知県が第 4 位となり は第 5 位となった 平成 27 年以降は愛知県が第 5 位となり は第 4 位である ( 表 -8) 表 -8 都道府県別にみた死亡率 S60 H2 7 12 17 都道府県 率 順位 都道府県 率 順位 都道府県 率 順位 都道府県 率 順位 都道府県 率 順位 全 国 6.3 全 国 6.7 全 国 7.4 全 国 7.7 全 国 8.6 高高 知 8.7 1 高 知 9.3 1 島 根 10.0 1 高 知 10.2 1 島 根 11.6 1 鹿児島 8.5 2 島 根 9.1 2 高 知 9.9 2 島 根 10.2 2 高 知 11.5 2 島 根 8.3 3 鹿児島 8.8 3 鹿児島 9.6 3 秋 田 10.1 3 秋 田 11.4 3 和歌山 8.2 4 徳 島 8.7 4 鳥 取 9.4 4 山 口 10.0 4 山 口 11.2 4 率徳 島 8.0 5 和歌山 8.7 5 山 口 9.4 5 鳥 取 9.7 5 山 形 11.0 5 山 形 7.8 6 鳥 取 8.5 6 和歌山 9.4 6 徳 島 9.7 6 和歌山 10.9 6 鳥 取 7.8 7 山 口 8.5 7 徳 島 9.2 7 和歌山 9.6 7 鹿児島 10.9 7 大 分 7.8 8 山 形 8.3 8 秋 田 9.0 8 山 形 9.6 8 徳 島 10.7 8 順山 口 7.7 9 大 分 8.3 9 佐 賀 9.0 9 鹿児島 9.5 9 岩 手 10.6 9 佐 賀 7.6 10 佐 賀 8.3 10 愛 媛 9.0 10 大 分 9.3 10 愛 媛 10.6 10 低沖 縄 4.5 1 埼 玉 4.9 1 埼 玉 5.5 1 埼 玉 5.9 1 沖 縄 6.7 1 埼 玉 4.5 2 神奈川 5.0 2 神奈川 5.7 2 神奈川 6.0 2 神奈川 6.8 2 率神奈川 4.6 3 千 葉 5.2 3 沖 縄 5.8 3 沖 縄 6.1 3 埼 玉 6.9 3 千 葉 4.8 4 沖 縄 5.3 4 千 葉 6.0 4 千 葉 6.3 4 千 葉 7.4 4 順愛 知 5.1 5 愛 知 5.7 5 愛 知 6.3 5 愛 知 6.6 5 愛 知 7.4 5 22 25 26 27 28 都道府県 率 順位 都道府県 率 順位 都道府県 率 順位 都道府県 率 順位 都道府県 率 順位 全 国 9.5 全 国 10.1 全 国 10.1 全 国 10.3 全 国 10.5 高秋 田 13.2 1 秋 田 14.2 1 秋 田 14.6 1 秋 田 14.5 1 秋 田 15.1 1 高 知 12.8 2 高 知 13.8 2 高 知 13.6 2 島 根 13.9 2 高 知 14.4 2 島 根 12.8 3 島 根 13.7 3 島 根 13.5 3 高 知 13.8 3 島 根 14.0 3 山 口 12.3 4 山 形 13.2 4 山 形 13.4 4 山 形 13.4 4 山 形 13.7 4 率山 形 12.1 5 山 口 13.1 5 和歌山 13.0 5 青 森 13.1 5 岩 手 13.4 5 和歌山 12.1 6 和歌山 13.1 6 徳 島 13.0 6 徳 島 13.1 6 青 森 13.4 6 鹿児島 11.9 7 徳 島 13.1 7 青 森 12.9 7 和歌山 13.1 7 山 口 13.3 7 徳 島 11.9 8 青 森 12.8 8 鹿児島 12.9 8 山 口 13.1 8 和歌山 13.3 8 順岩 手 11.9 9 鳥 取 12.7 9 山 口 12.8 9 鹿児島 13.0 9 鹿児島 13.3 9 鳥 取 11.9 10 鹿児島 12.6 10 岩 手 12.7 10 岩 手 12.9 10 徳 島 13.2 10 低沖縄 7.3 1 沖縄 7.8 1 沖縄 8.1 1 沖縄 8.0 1 沖縄 8.2 1 神奈川 7.6 2 神奈川 8.1 2 神奈川 8.3 2 神奈川 8.4 2 東京 8.6 2 率埼玉 7.8 3 埼玉 8.4 3 東京 8.5 3 東京 8.5 3 神奈川 8.6 3 愛知 8.1 4 東京 8.5 4 愛知 8.6 4 埼玉 8.7 4 埼玉 8.9 4 順東京 8.1 5 愛知 8.6 5 埼玉 8.6 5 愛知 8.8 5 愛知 8.9 5 注 1: 率は人口千対である 注 2: 順位の算出には 小数点第 2 位以下を考慮している 11

ウ死因 ( ア ) 死因順位平成 28 年の死亡数を死因順位別にみると 第 1 位は悪性新生物 19,148 人 ( 死亡総数の30.2%) 第 2 位は心疾患 10,026 人 (15.8%) 第 3 位は肺炎 6,543 人 (10.3%) 第 4 位は脳血管疾患 5,159 人 (8.1%) 第 5 位は老衰 3,510 人 (5.5%) となっている 死亡率 ( 人口 10 万対 ) を前年と比較すると 悪性新生物 (267.1) が4.2ポイント 肺炎 (91.3) が2.1ポイント 脳血管疾患 (72.0) が0.2ポイント 老衰 (49.0) が3.0ポイント 不慮の事故 (20.3) が0.7ポイント 大動脈瘤及び解離 (11.7) が1.6ポイント上昇した 一方 心疾患 (139.9) が1.5ポイント 自殺 (16.7) が1.3ポイント 腎不全 (15.8) が0.1ポイント低下した 肝疾患 (10.9) は同率であった ( 表 -9) 表 -9 主な死因別死亡数及び死亡率 ( 対前年比較 ) 平成 28 年平成 27 年平成 27 年との比較 死因 数 率 ( 人口 10 万対 ) 死亡総数に占める割合 数 率 ( 人口 10 万対 ) 死亡総数に占める割合 数 率 ( 人口 10 万対 ) 死亡総数に占める割合 総数 63 466 885.3 100.0 62 565 873.8 100.0 901 11.5 悪 性 新 生物 19 148 267.1 30.2 18 823 262.9 30.1 325 4.2 0.1 心 疾 患 10 026 139.9 15.8 10 123 141.4 16.2 97 1.5 0.4 肺 炎 6 543 91.3 10.3 6 384 89.2 10.2 159 2.1 0.1 脳 血 管 疾患 5 159 72.0 8.1 5 143 71.8 8.2 16 0.2 0.1 老 衰 3 510 49.0 5.5 3 294 46.0 5.3 216 3.0 0.2 不 慮 の 事故 1 455 20.3 2.3 1 406 19.6 2.2 49 0.7 0.1 自 殺 1 194 16.7 1.9 1 287 18.0 2.1 93 1.3 0.2 腎 不 全 1 132 15.8 1.8 1 138 15.9 1.8 6 0.1 - 大動脈瘤及び解離 840 11.7 1.3 724 10.1 1.2 116 1.6 0.1 肝 疾 患 784 10.9 1.2 782 10.9 1.2 2 - - 小 計 49 791 694.5 78.5 49 104 685.8 78.5 687 8.7 - その他 13 675 190.8 21.5 13 461 188.0 21.5 214 2.8-12

死因別に死亡率 ( 人口 10 万対 ) の年次推移をみると 悪性新生物は昭和 55 年以降概ね上昇が続き 平成 15 年には200.0を超え 平成 28 年は267.1となった また 死因順位は 昭和 56 年以降第 1 位となり 平成 28 年の死亡総数に占める割合は30.2% となっている 心疾患は 昭和 60 年に脳血管疾患にかわり第 2 位となり その後も緩やかな上昇を続けており 平成 14 年から100.0を越えている 平成 28 年の死亡総数に占める割合は 15.8% となっている 脳血管疾患は昭和 36 年をピークに低下し 昭和 56 年には悪性新生物にかわり第 2 位に さらに昭和 60 年には心疾患にかわり第 3 位となり その後も低下傾向にある 平成 23 年には 肺炎にかわり第 4 位となり 平成 28 年の死亡総数に占める割合は8.1% となっている ( 表 -9 図-6) なお 平成 6 7 年の心疾患及び脳血管疾患の著しい変動は 死亡傾向が急激に変化したものではなく 死因分類 (ICD-10) 及び死亡診断書の改正によるものと考えられる ( 図 -6の 注 を参照) 図 -6 主要死因別死亡率の年次推移 ( ) 注 : 死因分類 (ICD-10) 及び死亡診断書の改正による影響心疾患の平成 6 年から3 年間は 大きく前年を下回っている この低下は 平成 7 年 1 月施行の新しい死亡診断書 ( 死体検案書 ) における注意書き 死亡の原因欄には 疾患の終末期の状態としての心不全 呼吸不全等は書かないでください の影響が考えられる 脳血管疾患は 平成 7 年は前年を大きく上回った これは 死因分類の改正で 肺炎に影響を与えた疾患として脳出血を死亡原因とするようになった影響が考えられる なお 逆に肺炎は減少している 13

年齢階級別に死因別割合をみると 30 歳代以下では自殺 40~80 歳代では悪性新生物 90 歳以上では心疾患の割合が最も高くなっている ( 図 -7) 図 -7 年齢階級別にみた主要死因別割合 ( ) 14

( イ ) 悪性新生物 ( がん ) 悪性新生物による死亡数は 19,148 人で 死亡総数の 30.2% を占めている つまり 全死亡者のおよそ 3 人に 1 人は悪性新生物で死亡したことになる 年齢階級別にみると 70~79 歳が 6,428 人で最も多く 次いで 80~89 歳が 5,513 人 60~69 歳が 3,878 人の順となっている また 各年齢階級の死亡総数に占める割合をみると 60~69 歳が 48.9% で最も多く 次いで 50~59 歳が 42.7% 70~79 歳が 41.1% の順となっている ( 表 -10) 死亡率は人口 10 万人に対し 267.1 で 前年より 4.2 ポイント上昇した 全国は前年より 2.8 ポイント上昇し 298.3 である 及び全国の死亡率は上昇を続けている ( 図 -8) 表 -10 悪性新生物による死亡数及び割合 ( 年齢階級別 ) 総数 19 歳以下 20~ 29 歳 30~ 39 歳 40~ 49 歳 50~ 59 歳 60~ 69 歳 70~ 79 歳 80~ 89 歳 90 歳以上 不詳 死亡総数 63 466 264 257 482 1 403 2 737 7 926 15 648 21 981 12 766 2 悪性新生物による死亡数 19 148 22 30 117 425 1 168 3 878 6 428 5 513 1 567 - ( 各年齢階級別割合 ) 100.0% 0.1% 0.2% 0.6% 2.2% 6.1% 20.3% 33.6% 28.8% 8.2% - 死亡総数に占める割合 30.2% 8.3% 11.7% 24.3% 30.3% 42.7% 48.9% 41.1% 25.1% 12.3% - 図 -8 悪性新生物による死亡率の年次推移 ( 全国 ) 15

部位別にみると 気管 気管支及び肺 が 3,814 人 (19.9%) で最も多く 平成 14 年以降第 1 位となっている また 平成 28 年に 大腸 が初めて 胃 を上回り第 2 位となった 大腸 は 2,571 人 (13.4%) 胃 は 2,384 人 (12.5%) である ( 図 -9 表 -11) 図 -9 悪性新生物の部位別死亡割合の推移 ( ) 表 -11 悪性新生物部位別死亡数及び割合の年次推移 S35 40 45 50 55 60 H2 7 12 17 22 26 27 28 総数 2 426 2 914 3 508 4 265 5 404 6 665 8 518 10 942 13 163 15 190 17 058 18 599 18 823 19 148 食道 120 142 183 192 207 264 321 420 500 614 635 655 662 684 胃 1 272 1 393 1 535 1 763 1 830 1 891 2 036 2 268 2 450 2 534 2 677 2 603 2 520 2 384 大腸 346 542 694 1 031 1 344 1 670 1 929 2 105 2 549 2 494 2 571 ( 結腸 ) 178 290 410 664 878 1 101 1 283 1 364 1 716 1 694 1 778 ( 直腸 ) 63 106 130 168 252 284 367 466 569 646 741 833 800 793 肝臓 229 222 249 266 383 604 912 1 088 1 344 1 443 1 457 1 303 1 294 1 299 すい臓 42 66 106 139 240 366 532 647 825 1 019 1 269 1 513 1 567 1 624 気管 気管支及び肺 95 174 281 407 652 958 1 292 1 846 2 215 2 829 3 163 3 618 3 788 3 814 乳房 40 38 77 110 158 199 253 362 511 607 726 760 806 824 子宮 138 159 139 160 170 166 176 228 236 261 305 376 331 352 白血病 58 84 98 158 169 200 230 287 276 302 376 365 435 427 その他 369 530 710 724 1 053 1 323 1 735 2 452 3 136 3 652 4 345 4 857 4 926 5 169 % % % % % % % % % % % % % % 総数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 食道 4.9 4.9 5.2 4.5 3.8 4.0 3.8 3.8 3.8 4.0 3.7 3.5 3.5 3.6 胃 52.4 47.8 43.8 41.3 33.9 28.4 23.9 20.7 18.6 16.7 15.7 14.0 13.4 12.5 大腸 8.1 10.0 10.4 12.1 12.3 12.7 12.7 12.3 13.7 13.2 13.4 ( 結腸 ) 4.2 5.4 6.2 7.8 8.0 8.4 8.4 8.0 9.2 9.0 9.3 ( 直腸 ) 2.6 3.6 3.7 3.9 4.7 4.3 4.3 4.3 4.3 4.3 4.3 4.5 4.3 4.1 肝臓 9.4 7.6 7.1 6.2 7.1 9.1 10.7 9.9 10.2 9.5 8.5 7.0 6.9 6.8 すい臓 1.7 2.3 3.0 3.3 4.4 5.5 6.2 5.9 6.3 6.7 7.4 8.1 8.3 8.5 気管 気管支及び肺 3.9 6.0 8.0 9.5 12.1 14.4 15.2 16.9 16.8 18.6 18.5 19.5 20.1 19.9 乳房 1.6 1.3 2.2 2.6 2.9 3.0 3.0 3.3 3.9 4.0 4.3 4.1 4.3 4.3 子宮 5.7 5.5 4.0 3.8 3.1 2.5 2.1 2.1 1.8 1.7 1.8 2.0 1.8 1.8 白血病 2.4 2.9 2.8 3.7 3.1 3.0 2.7 2.6 2.1 2.0 2.2 2.0 2.3 2.2 その他 15.2 18.2 20.2 17.0 19.5 19.8 20.4 22.4 23.8 24.0 25.5 26.1 26.2 27.0 16

( ウ ) 心疾患 心疾患による死亡数は 10,026 人で 死亡総数の 15.8% を占めている 年齢階級別にみると 80~89 歳が 3,785 人で最も多く 90 歳以上が 2,472 人 70~ 79 歳が 2,172 人の順となっている また 各年齢階級の死亡総数に占める割合は 90 歳以上が 19.4% で最も多く 80 ~89 歳が 17.2% 40~49 歳が 14.3% の順となっている ( 表 -12) 死亡率 ( 人口 10 万対 ) は平成 7 年 1 月に死亡分類及び死亡診断書の改正が行われた影響で 平成 7 年に一度大幅な低下を見せたものの その後は上昇傾向にあった しかし 平成 27 年に前年より 2.3 ポイント低下し 平成 28 年はさらに 1.5 ポイント低下し 139.9 であった 全国は前年より 1.9 ポイント上昇し 158.4 である ( 図 -10) 表 -12 心疾患による死亡数及び割合 ( 年齢階級別 ) 総数 19 歳以下 20~ 29 歳 30~ 39 歳 40~ 49 歳 50~ 59 歳 60~ 69 歳 70~ 79 歳 80~ 89 歳 90 歳以上 不詳 死亡総数 63 466 264 257 482 1 403 2 737 7 926 15 648 21 981 12 766 2 心疾患による死亡数 10 026 12 15 50 201 371 948 2 172 3 785 2 472 - ( 各年齢階級別割合 ) 100.0% 0.1% 0.1% 0.5% 2.0% 3.7% 9.5% 21.7% 37.8% 24.7% - 死亡総数に占める割合 15.8% 4.5% 5.8% 10.4% 14.3% 13.6% 12.0% 13.9% 17.2% 19.4% - 図 -10 心疾患による死亡率の年次推移 ( 全国 ) 17

( エ ) 肺炎 肺炎による死亡数は 6,543 人で 死亡総数の 10.3% を占めている 年齢階級別にみると 80~89 歳が 2,904 人で最も多く 90 歳以上が 1,932 人 70~ 79 歳が 1,253 人の順となっている また 各年齢階級の死亡総数に占める割合は 90 歳以上が 15.1% で最も多く 80 ~89 歳が 13.2% 70~79 歳が 8.0% の順となっている ( 表 -13) 死亡率 ( 人口 10 万対 ) は総じて上昇傾向にあり 平成 28 年は前年より 2.1 ポイント上昇し 91.3 であった 全国は前年より 1.1 ポイント低下し 95.4 である ( 図 -11) 表 -13 肺炎による死亡数及び割合 ( 年齢階級別 ) 総数 19 歳以下 20~ 29 歳 30~ 39 歳 40~ 49 歳 50~ 59 歳 60~ 69 歳 70~ 79 歳 80~ 89 歳 90 歳以上 不詳 死亡総数 63 466 264 257 482 1 403 2 737 7 926 15 648 21 981 12 766 2 肺炎による死亡数 6 543 6 2 10 18 64 354 1 253 2 904 1 932 - ( 各年齢階級別割合 ) 100.0% 0.1% 0.0% 0.2% 0.3% 1.0% 5.4% 19.2% 44.4% 29.5% - 死亡総数に占める割合 10.3% 2.3% 0.8% 2.1% 1.3% 2.3% 4.5% 8.0% 13.2% 15.1% - 図 -11 肺炎による死亡率の年次推移 ( 全国 ) 18