(Microsoft Word - \225\237\211\ )

Similar documents
<835A E E A B83678F578C768C8B89CA E786C7378>

生徒用プリント ( 裏 ) なぜ 2 人はケンカになってしまったのだろう? ( 詳細編 ) ユウコは アツコが学校を休んだので心配している 具合の確認と明日一緒に登校しようという誘いであった そのため ユウコはアツコからの いいよ を 明日は登校できるものと判断した 一方 アツコはユウコに対して 心

地震や防災に関する情報の取得源はテレビが最も多い 地震や防災に関する知識をどこで得ているかをたずねたところ テレビ と回答をする方が 66.6% と多数を占め の イ ンターネット (45.3%) 新聞 (30.7%) といった回答を大きく引き離した結果となりました テレビは昨年 一昨年に続き最も多

<4D F736F F F696E74202D2091E63389F E282B382B582A293FA967B8CEA817695D78BAD89EF81408A4F8D91906C8CFC82AF82CC96688DD08D758DC082C982C282A282C F18D E >

スライド 1

年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

H25 港南区区民意識調査

地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

งานนำเสนอ PowerPoint

< F2D838F815B834E B B>

「いい夫婦の日」アンケート結果 2014

1

<93648EA A837E B816989AA8E A B83678F578C762E786C7378>

id5-通信局.indd

5 防災の日を知っている方は約 8 割 防災の日については知っている 聞いたことがあると答えた方が 8 割以上を占めました 9 月 1 日が防災の日 であることまでご存知の方は全体のうち 57.5% でした (Q10 参照 ) アンケート概要 アンケートタイトル地震防災に関するアンケート リサーチ実

MELIC 講座参加者アンケート集計結果報告 講座名日時会場講師対象者参加者数使用データベース内容当日の様子 参加者の内訳 有価証券報告書 DB 活用セミナー 2011 年 12 月 8 日 ( 木 ) 16:30~18:00 メディアライブラリーセンター 2 階情報学習室 ( 株 ) プロネクサス

4

年賀状作成時の重視点 2 1. は メッセージ重視 は ビジュアル重視 とに今年の年賀状作成時の重視点を聞いたところ とに今年の年賀状作成時の重視点を聞いたところ は ビジュアル ( 絵柄や写真 ) よりもメッセージ ( 言葉 ) を重視は ビジュアル ( 絵柄や写真 ) よりもメッセージ ( 言葉

演習:キャップハンディ ~言葉のわからない人の疑似体験~

============================== < 第 6 章 > 高校生 大学生 社会人の反応 ============================== 本調査研究では 高校生が社会に出ていく上での実効性のある資質 能力の重要性が感じられ また 調査問題そのものについての興味 関

演習:キャップハンディ ~言葉のわからない人の疑似体験~

Microsoft Word - 08_庅島㕕倱å‚−æł¸.docx

eラーニング「事前学習」終了後受講者アンケート

1 取組の背景 東日本大震災(H ) ソーシャルメディア等インターネットを活用して安否確認が行われるなど 情報通信技術 (ICT) に基づく情報伝達手段が広範囲に活用される 一方 緊急時における情報の途絶や錯綜による不安感の増大 混乱から迅速 確実な情報伝達手段の確保の必要性 もしもの時

平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

P1

裁判員制度 についてのアンケート < 調査概要 > 調査方法 : インサーチモニターを対象としたインターネット調査 分析対象者 : 札幌市内在住の20 歳以上男女 調査実施期間 : 2009 年 11 月 10 日 ( 火 )~11 月 11 日 ( 水 ) 有効回答者数 : N=450 全体 45

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

Microsoft Word - elow.docx

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

厚生労働科学研究費補助金

平成 29 年度食品安全モニター課題報告 食品の安全性に関する意識等について I. 食品の安全性に係る危害要因等について 問 1 A~G に掲げる事項についてリスクの観点からあなたはどう思いますか それぞれ の事項について 選択肢 1~6 の中から 1 つずつ選んでください 事項 A 環境問題 B

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

1 調査の目的 マイナンバーカード に関するアンケート 区政運営 区政会議 に関するアンケート 区の広聴事業 に関するアンケート 防災 に関するアンケート 防犯 に関するアンケート区民の皆さんに マイナンバーカード取得に関する事や 区政会議 広聴事業の取り組み 住之江区の防災 防犯についてお伺いし

Microsoft PowerPoint - グラフ

4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若

平成 26 年度生徒アンケート 浦和北高校へ入学してよかったと感じている 1: 当てはまる 2: だいたい当てはまる 3: あまり当てはまらない 4: 当てはまらない 5: 分からない 私の進路や興味に応じた科目を選択でき

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

<4D F736F F F696E74202D F4390B38DCF816A B2B2B817B817B945F90858FC891E C48C8F8EC08E7B95F18D908F912E >

Microsoft Word - 舞09・絆1(多文化) ⑤ doc

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

< 評価表案 > 1. 日本人 ( ロールプレイ当事者 ) 向け問 1. 学習者の言っていることは分かりましたか? 全然分からなかった もう一息 なんとか分かった 問 2 へ問 2. 学習者は, あなたの言っていることを理解し, 適切に反応していましたか? 適切とは言えない もう一息 おおむね適切

活動の流れ 1 4 人のグループに分かれ テーマを決める 校内の施設紹介 学校行事 クラブ活動 時間割など 2 各グループで実施計画を立てる 3 動画を撮影する 4 写真を使って動画を作成する 動画の長さは 1 人 2~3 分とし 全員が発表できるように 分担 を決める 5 必要な語いや表現を調べる

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

地震防災に関するアンケート調査結果について

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

アンケート集計結果 各表における割合については 全て小数点以下第 2 位を四捨五入し整理しており 各表における割合の和と合計欄の数値が異なる場合あり 参加者数 アンケート入力数 回収率 100.0% 81 名 81 枚 [1] 本日の講習会のことを最初になにで知りましたか? 伊藤ゼミ以外 ) 放送

障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

(Microsoft Word - Weekly\223\307\216\322\203A\203\223\203P\201[\203g\222\262\215\270\214\213\211\312\203\214\203|\201[\203g_No.1_Ver.3.0.doc)

目 次 はじめに 1 新郷地区でのこれまでの取り組み 2 共通の取り組み 3 個別テーマ 4 防犯 4 防災 5 コミュニティー 6

3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想

PowerPoint プレゼンテーション

いよいよ、4月よりアクアパソコン教室がオープンしました

調査概要 : 東日本大震災発生後の生活者調査 東日本大震災後の暮らしと生活意識に関する調査概要 調査期間 :2011 年 4 月 15 日 ~19 日 クローズドモニターに対するインターネット調査 回収割付 男性 女性 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 20 代 30 代 40 代

<4D F736F F D DC58F4996DF82B5817A8E718B9F8C6791D B28DB8838A838A815B83585F F DC48F4390B32E646F63>

Microsoft Word - 5_‚æ3ŁÒ.doc

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

H30全国HP

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

【東日本大震災発生から8年】「災害への備えに関するアンケート」結果_損保ジャパン日本興亜

【あんしん安全編】スマートフォンをあんしん安全に利用するために[入門編]

MELIC 講座参加者アンケート集計結果報告 講座名日時会場講師対象参加者数 レポート 論文作成実用講座 - 第 1 回入門編 10 のステップで取り組もう! 年 10 月 27 日 ( 月 )16:30~18:00 メディアライブラリーセンター 2 階情報学習室 総合教育センター助教

コミュニケーションを意識した授業を考えるーJF日本語教育スタンダードを利用してー

コミュニケーションゲーム

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

目次 はじめに 1 Ⅰ. 調査の概要 1 Ⅱ. アンケート調査結果 ( 速報 ) 2 Ⅲ. 基礎集計 8 資料 アンケート調査票 11 アンケート依頼 15

<4D F736F F D A81798AEB8B408AC7979D8AAF2088D38CA994BD89668CE3817A817995CA8E86817A8C8B89CA82CC837C E646F63>

5 アンケート実施方法について (1) アンケート項目について 普通の日本語 及び やさしい日本語 それぞれ 10 項目について 口頭にてアンケートを実施した アンケート項目にてついては 表 2: やさしい日本語アンケート項目参照なお 口頭でのアンケートのため 発音 アクセント 話すスピードによって

newtopia-107-B

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

「いい夫婦の日」夫婦に関するアンケート調査 調査報告書

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

Microsoft Word - 【確認】アンケート結果HP.docx

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

時限 テーマ ねらい方法 内容使用教材 3 時限目 くらべてみよう ( 地震 ) * 地域と他地域 他国の地震を比べ 地域の特徴について詳しく知る 4 時限目くらべてみよう ( 水害 ) * 地域と他地域 他国の水害を比べ 地域の特徴について詳しく知る 5 時限目防災教育教材ってなに? * 調べ方や

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

<8D4C95F182B582F182BF E30382E30352E696E6464>

-災害に備えて-

Microsoft Word - 単純集計_センター職員.docx

秦野市Webアンケート調査

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

『いい夫婦の日』夫婦に関するアンケート調査 【プレゼント編】調査報告書

製造販売後部会教育研修講座 BASIC コース GQP 自己点検技法 ( 総論 ) 開催報告 製造販売後部会 特別プロジェクト 2 幹事 大正製薬 ( 株 ) 北川昌幸 2015 年 5 月 26 日 一般社団法人日本 QA 研究会 A/B/C/D 会議室にて 日本 QA 研究会製造販売後部会主催に


1: ミレニアル世代のシェアサービスに対する興味 関 場所 モノ 交通手段 3 分野のシェアサービスについて 利 実態 利 意向を調査利 に関 を持つミレニアル世代は6 割超 受容度は親世代の約 3 倍に! 今回は 場所 モノ 交通手段の3 分野におけるシェアサービスについて 調査を実施 その結果

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

第8章 災害復旧計画

Q1. 電子メールと LINE や comm などのコミュニケーションアプリを使い分けていますか ( 単数回答 ) N=500 はい( 電子メールとコミュニケーションアプリを使い分けている ) を選んだ理由 上司には電子メールを今まで通り使っています (30 歳女性 ) アドレスや電話番号など個人情

≪障がい者雇用について≫

<4D F736F F F696E74202D FA8C6F B938C8FD888EA95948FE38FEA8AE98BC6817A81758A4F8D91906C97AF8A7790B682CC8DCC977082C693FA967B8CEA945C97CD82C98AD682B782E992B28DB881768C8B89CA838C837C815B83678DC58F4994C52E70707

Transcription:

やさしい日本語 で行う外国人のための防災講座事例 ( 公財 ) 福岡県国際交流センターの報告書をもとに作成 日時場所参加人数内容 平成 28 年度 ( 公財 ) 福岡県国際交流センター地域国際化推進活動支援事業 災害から私たちを守ろう~ 外国人と日本人がいっしょに考える地域づくり 2016 年 10 月 30 日午後 1 時から午後 4 時 30 分福岡市 NPO ボランティア交流センター あすみん ( 福岡市中央区今泉 1-19-22) 62 名 ( 福岡日本語支援ネットワーク会員 21 名 一般参加者 41 名 ) 日本人 16 名 : 福岡地域日本語の会 福岡県留学生サポートセンター 立命館アジア太平洋大学 大野城市安全安心課 日本語クラスメンバー ( 公財 ) 大宰府国際交流協会 宗像市グローバル人材育成係 福岡県国際交流センター その他一般参加者 外国人 25 名 : 中国 7ベトナム3 台湾 3 メリカ2 韓国 2 タイ1 ウガンダ1 インド4 ネパール2 Ⅰ やさしい日本語 研修会 (1) やさしい日本語 の生まれた背景 基本ルール 簡単な言葉にする 伝えたい情報 必要な情報から先に伝える 擬態語や擬音語を避ける あいまいな表現を避けるなど やさしい日本語 の 12 の基本ルールがある (2) 災害用語 注意報 警報 特別警報( 気象庁発表用語 ) 避難準備情報 避難勧告 避難指示( 市町村役場から発せられる用語 ) 災害時の用語は災害時にそのまま放送されるので やさしい言葉に変換しない 説明を加えてそのまま使う 言葉の意味を正しく理解させる ( 日本人でもあいまいなままにしていることが多い ) Ⅱ 防災ワークショップハザードマップ ( 福岡市中央区版 ) 防災グッズリストを見ながら やさしい日本語 を使って 以下について日本人が外国人に教える 説明するワーク (1) 住んでいる場所に近い避難場所を教える (2) 防災グッズについて 個々のグッズについてそれがなぜ必要なのか説明する 次いで 防災行動に関して学習する (3) 緊急地震速報がでたとき 地震が起こったときの対処方法最初にすることは 頭や体を守ること 次に 火を消す 3 番目に出入り口のドアを開けましょう (4) 災害の事前の備えとして 家 ( 部屋 ) の中 を安全にしておく倒れやすい家具がないか ベッドとの位置関係を確認し 危ない家具は固定する 1

(5) 非常時の防災用品 一つでもいいから災害に備えて準備することを始めてください (3) について 実際に机の下に入らせ体を守るということを体験的に学習させる (4) について 説明時のパワーポイント資料が非常にわかりやすいイラスト 動画で参加者の理解を促進した (5) について 防災グッズの現物を示し 説明と併せて直接触れさせることで理解を深めた ワークショップ最後に東日本大震災の津波動画 (4 分程度 ) を見る 最後の方で逃げ遅れた人々が描写されたショッングなもの 津波波警報は 30 分前に既に発令されており 逃げる時間は十分にあった その情報を受けて適切な避難行動を取ることが生死を左右した 適切な避難行動がいかに重要か理解できた 前半は 日本語ボランティア 一般者参加者向けのノーマルスピードで講習が進められた 時折 参加者へ質問を投げかける形で講習を進めていた 質問は 日本人 外国人を問わず数多く投げかけられたが 外国人も質問に窮する場面はなく応答はスムーズだった 後半 ( ワークショップ ) は 外国人にも伝わるような やさしい日本語 を用いて講習が進められた 外国人の反応が目に見えて良くなり 非常に活発なワークショップとなった 実施効果 成果 Ⅲ 意見交流会ワークショップ終了後 休憩時間を取ることなく意見交流会が始まる 既に各テーブルで 外国人と日本人との意見交換が始まっており 活発な意見交流なっていた クマル氏が進行役で CIP 紹介 留学生 ( 元留学生 ) の日本人との平素のコミュニケーションの現状 外国人の防災意識等について説明があった また 熊本地震被災地での自身のボランティア活動について説明があった (1) やさしい日本語 防災行動の理解 体験 やさしい日本語 に関して 情報を伝えるための言葉として 特に理解のしやすさが求められる非常時においてその有効性が伝わった また 平素のコミュニケーションにも役立つことが理解された 文を作る上では 基本ルール(12) に従って作ることが肝要であること 杉本講師が やさしい日本語 を使用してすすめたワークショップでは 外国人の反応が大変スムーズで 日本語ボランティア 一般参加者にとっても感じるところが大きかった 防災 に関して 基本的な災害用語については テレビ ラジオでもそのまま使用されることから 災害用語は そのまま理解しておいたほうがよいこと その際 意味内容をあいまいにせず正しく教えることが大事であることが理解できた 2

外国人が自分の住んでいる学区名や地域名 駅名等について知らないことが多い 何でもないことが非常時には重要になってくることを気づかされた 地震が起こったときの対処行動( 自分の命を守る行動 ) を体験的に学習できた 減災を図る上でのコミュニケーションの重要性 に関して 災害が起きた時の減災という点では 地域で助け合うことが求められ 平素から外国人と日本人が声をかけあうことができるような関係づくりが重要であることが理解できた (2) 外国人と日本人との協働活動 イベント参加者は外国人 25 名 日本語ボランティア 21 名 一般の方 16 名と様々な立場の人の参加があった いろんな立場の人が外国人に対する支援のあり方 災害時の助け合いなど ひとつの課題について考えを述べ合う場となった やさしい日本語 をベースにすることで 外国人にとっても会話内容が理解でき 日本人といっしょに考えるイベントとすることができた ワークショップでは 活発な意見交換がみられ 自然に交流を深めることができた 相互に相手を思いやり 自然な形で交流に入っていけることから 平時の顔の見える関係作りにもつながる可能性を感じることができた 講座の様子 アンケート結果 ( 対象 : 日本人 ) 1 部 やさしい日本語 研修会 ( アンケート回収数 29) 1. 研修を受講されて いかがでしたか 1たいへんよかった 20 2よかった9 3どちらともいえない 2. 災害時に外国人に説明する やさしい日本語 12 のルールを受講されて どのように思われましたか 1よく理解できた 21 2まあまあ理解できた7 3どちらともいえない1 4あまり理解できなかった 5 理解できなかった 3

3. 外国人に説明するときに必要な やさしい日本語 を自分で使うことができると思われましたか 1 思った 10 2まあまあ思った 15 3どちらともいえない4 4あまり思わなかった 5 思わなかった 4. 分からないことや疑問に思うことがございましたら お書きください 5. その他 感想がございましたらお書きください ついたくさんの事を伝えようとしてしまうので やさしい日本語 12 のルールはたいへん役に立ちます よく読み直して勉強します すごく勉強になりました あいまいな日本語気をつけます 言葉がはっきりしていて聞きやすかった 資料が参照しにくかった いろいろ勉強になりました 研修会に参加させていただき本当によかったです テーマとは別問題になるが外国の方がどこに住んでいるかわからないので伝えようがない ( 現在の福岡市 ) 資料にページを付けていただきたい 大きい地震が来たにもかかわらず異常は特にないのでそのまま 10 階のマンションにいても大丈夫ですか 出る必要がないと思うけど すごく勉強になりました! 今後の生活に活用できると思います 私たちの表現や常識が相手にとっては違うということを改めて感じました 違いをしっかりふまえなければならないと思いました 日本人では気づかないことがたくさんあることを理解しました 活用してみたいと思う 本日はありがとうございました PPT の文字を移す時間がないので少し残念でした 2 部ワークショップ ( アンケート回収数 28) 1. 第 2 部の研修を受講されて いかがでしたか 1たいへんよかった 17 2よかった 11 3どちらともいえない 2. 実際に外国の方と交流し話を聞く のワークを受けて 災害時の外国人の状況をどのように思われましたか 1よく理解できた 20 2まあまあ理解できた7 3どちらともいえない1 4あまり理解できなかった 5 理解できなかった 3. 災害時に必要なことを外国人にやさしい日本語で伝えることができる をグループワークしていかがでしたか 1たいへんよかった 14 2よかった 13 3どちらともいえない1 4. 分からないことや疑問に思うことがございましたら お書きください 4

5. その他 感想がございましたらお書きください 外国人にやさしい日本語で説明するのは難しかったこともありました 普段からやさしい日本語を意識したいです 現在 福岡市のあんしんリーダー会メンバー ( 防災士 ) ですが 外国人の方に防災出前講座等実施してみたいと思います 留学生で仕事で来日している方等 緩いネットワークの構築が必要だと思います 杉本さんの熱意あふれる活動に深い感銘を受けました 自分の知っている外国人が災害で命を落として欲しくない を原動力にされていらっしゃるとのこと 気持ちは同じです ボランティア教室の学習者やスタッフに伝えていきたいと思います 良い機会をありがとうございました 外国人の参加がもっとあったらよかった 災害が起こった時 日本人でも情報に惑わされたり判断を誤ったり 混乱をきたしてしまう 日本語が不十分であまり地域とのつながりが薄い外国人とってどんなに不安なのかと思わざるを得ませんでした 3 部意見交流会 ( 回答回収数 26) 1. 第 3 部の意見交流会に参加されていかがでしたか 1たいへんよかった 16 2よかった 10 3どちらともいえない 2. 外国の方の日本で災害に遭った時の気持ちが理解できましたか 1よく理解できた 15 2まあまあ理解できた 10 3どちらともいえない1 4あまり理解できなかった 5 理解できなかった 3. 災害時に必要なことを外国人と日本人がやさしい日本語で伝えあうことができる を基に意見交流していかがでしたか 1たいへんよかった 15 2よかった 11 3どちらともいえない 4. 分からないことや疑問に思うことがございましたら お書きください 5. その他 感想がございましたらお書きください 今回のイベントの趣旨に賛同します 留学生にとって日本語は難しいし 日本人の友達が少ないとのこと 言葉が通じなくてもジェスチャーがあるので お互いのコミュニケーションを取ろうという気持ちが大切ということを再認識しました 熊本地震での支援のお話は大変感動しました 初めて知った CIP 今後も注目していきたいと思います 今後の災害時の情報伝達に役立てたいと思います あんしんリーダー会( 防災士 ) メンバーだが 外国人向け出前講座とか行ってみたい 日本語支援ネ 5

ットワークや CIP の組織もご一緒できればありがたい Shy な性格ですが 自分とみんなの命を守るために これからは積極的に声をかけていこうと思います ありがとうございました アンケート結果 ( 対象 : 外国人 ) 1 部 やさしい日本語 研修会 ( アンケート回収数 11) 1. 研修を受講されて いかがでしたか 1たいへんよかった8 2よかった3 3どちらともいえない 2. あなたは災害時の言葉を理解できましたか 1 理解できた 7 2 まあまあ理解できた 4 3 どちらともいえない 4 あまり理解できなかった 5 理解できなかった 2 部ワークショップ ( アンケート回収数 10) 1. 第 2 部のワークショップを受講されて いかがでしたか 1たいへんよかった 10 2よかった 3どちらともいえない 一番大切なこと 自分の体を守ることが大切だということがわかった 2. あなたが実際に災害にあったとき あなたの状況が理解できましたか 1 よく理解できた 6 2 まあまあ理解できた 4 3 どちらともいえない 4 あまり理解できなかった 5 理解できなかった 3. 災害時に必要なことを聞き取ることができる をグループワークしてどうでしたか 1 たいへんよかった 6 2 よかった 4 3 どちらともいえない 4 あまりよくなかった 5 よくなかった 3 部意見交流会 ( アンケート回収数 10) 1. 第 3 部の意見交流会に参加されていかがでしたか 1たいへんよかった5 2よかった5 3どちらともいえない 2. 災害の時の自分の行動が理解できましたか 1 よく理解できた 7 2 まあまあ理解できた 3 3 どちらともいえない 4 あまり理解できなかった 5 理解できなかった 3. 災害時に必要なことを外国人と日本人がやさしい日本語で伝えあうことができる を基に あなたは意見交換してどうでしたか 1 たいへんよかった 7 2 よかった 3 3 どちらともいえない 4 あまりよくなかった 6