Future Technology Management Forum 2012 Green Table 第 2 回 シェア 経 済 を 合 理 的 に 説 明 するために 国 際 大 学 GLOCOM 主 任 研 究 員 庄 司 昌 彦 (Masahiko SHOJI) shoji@glocom.ac.jp @mshouji FTM2012-Green2 1
FTMフォーラムの4つの 活 動 : 日 本 のスマート 社 会 を 構 想 する グリーンテーブル 所 有 しない 社 会 を いかに 構 想 するか? スマート 社 会 の 編 成 原 理 イノベーション ワークショップ スマート 社 会 で 活 躍 する 企 業 の 行 動 原 理 とは? モノの 寿 命 を 延 ばす 生 産 シェア 経 済 ワークシェアについて 議 論 を 深 める オープン 創 造 性 を 高 め イノベーションを 促 進 させる 組 織 作 りのための 理 論 と 方 法 を 共 に 学 び 考 える ラウンドテーブル 形 式 で コアメンバーを 中 心 に 議 論 を 行 い 提 言 を 作 成 する シェア スマート 社 会 持 続 可 能 性 +ゆたかさ イノベーション ワークショップ 形 式 で 知 識 共 有 を 図 り 実 践 に 向 けた 議 題 につ いて 議 論 する 成 果 は 提 言 に 反 映 させる レッドテーブル 日 本 を 改 革 する 技 術 戦 略 とは? 持 続 可 能 な 社 会 と 技 術 のあり 方 日 本 を 変 えるエネルギー 戦 略 について 議 論 を 深 める 人 間 ユーザー スマート 社 会 ワークショップ スマート 社 会 を 築 く 技 術 戦 略 とは? 日 本 のエネルギーとスマートシティ について 考 える FTM2012-Green2 2 スマート 社 会 を 支 えるテクノロジー
Green Table 2012 川 崎 裕 一 株 式 会 社 kamado 代 表 取 締 役 社 長 西 田 亮 介 立 命 館 大 学 大 学 院 先 端 総 合 学 術 研 究 科 特 別 招 聘 准 教 授 庄 司 昌 彦 GLOCOM 講 師 主 任 研 究 員 藤 代 裕 之 NTTレゾナント 株 式 会 社 新 規 ビジネス 開 発 担 当 玉 置 沙 由 里 MG(x)サロン 主 催 森 永 真 弓 株 式 会 社 博 報 堂 DYメディ アパートナー ズメディア 環 境 研 究 所 上 席 研 究 員 スマート 社 会 を 今 後 社 会 の 中 心 を 担 う 世 代 で 論 じる エネルギーや 資 源 の 利 用 そのガバナンスを 自 立 分 散 協 調 で 行 う 社 会 を 支 える 編 成 原 理 具 体 的 な 制 度 ビジネス アクションを 構 想 し 提 言 と 実 践 を 行 う FTM2012-Green2 3
所 有 しない 社 会 とスマート 社 会 の 構 想 前 回 のまとめ FTM2012-Green2 4
所 有 しない 社 会 とスマート 社 会 の 構 想 ( 庄 司 昌 彦 :2012 年 8 月 28 日 ) 情 報 社 会 論 の 先 駆 的 議 論 と 現 在 のスマート 社 会 論 の 近 さ 既 成 の 価 値 観 にとらわれず 共 同 体 志 向 のヒッピーやハッカーの 文 化 伝 統 は 現 在 の 情 報 社 会 論 や 近 年 の 社 会 運 動 にも 影 響 企 業 の 脱 所 有 化 サービスのオープン 化 低 価 格 化 により 企 業 の 小 規 模 化 が 可 能 に 企 業 が 人 材 不 動 産 などを 持 たなく なった 使 えれば 良 い 新 商 品 への 乗 換 えコストが 下 がる 物 の 所 有 は 場 所 をとる 等 無 駄 を 省 く 等 の 合 理 的 思 考 から 脱 所 有 を 目 指 すのではないか 脱 所 有 のあり 方 とその 価 値 ( 最 近 の2つの 考 え 方 ) Pub-lic-ness(パブリックネス) by ジェフ ジャービス 情 報 思 考 行 動 のシェアで 人 を 集 め アイデア 大 義 ニーズが 集 まることで パブリック が 形 成 コラボレーションプロセスのオープン 化 から 新 しい 倫 理 が 生 まれる 可 能 性 プライベートパブリック by 坂 口 恭 平 プライベートな 物 のパブリックへの 提 供 に 価 値 私 有 概 念 を 多 様 な 観 点 から 捉 え 直 す 持 たないことの 合 理 性 や 持 たないメリットが 現 状 を 上 回 るもの 最 適 な 所 有 の 仕 方 が 現 状 と 異 なるものを 具 体 的 に 明 らかにすることを 提 案 FTM2012-Green2 5
シェア 文 化 と 日 本 いつまでも 論 じられ 続 けるのは 日 本 が 拒 否 してきたためでは なぜ 受 容 されないのか シェアは 江 戸 時 代 の 日 本 に 存 在 外 来 への 適 応 より 日 本 のシェア 文 化 史 を 振 返 るべき 濃 厚 ではないシェア 既 存 共 同 体 に 根 付 いた 濃 厚 なシェアではなく 友 人 間 で 交 わされる 濃 くもドライでもない 中 間 的 な 新 しいシェアが 出 現 友 人 ネットワークでのシェアも 数 年 経 つとムラ 化 し 負 担 に そこそこドライなシェア 文 化 を 企 業 がサポートできないか 大 企 業 への 一 極 集 中 に 基 づいた 所 有 形 態 の 多 様 化 豊 富 なモノが 情 報 とつながり 自 己 所 有 せずいつでも 使 えることが 新 産 業 の 核 では 脱 所 有 とはいえ 権 利 放 棄 ではない 権 利 が 企 業 の 都 合 で 放 棄 される 危 険 性 ビッグブ ラザーの 危 険 性 や 絶 対 に 譲 れないものの 想 定 が 必 要 一 部 大 企 業 はますます 所 有 一 極 集 中 の 危 険 性 と ( 非 所 有 も 含 む) 選 択 肢 の 多 様 化 などのメリットが 同 居 メリットを 引 出 すための 議 論 所 有 と 分 散 の 中 間 の 模 索 が 必 要 今 後 の 議 論 の 論 点 何 を 捨 てる ことでより 快 適 になるかという 消 費 者 論 と 所 有 する 企 業 の 戦 略 論 所 有 する/しないという 対 立 概 念 そのものが 曖 昧 に シェアのビジネス 利 用 など 既 存 の 経 済 成 長 論 とは 異 なる 価 値 の 模 索 に 意 義 FTM2012-Green2 6
シェア 経 済 を 合 理 的 に 説 明 するために FTM2012-Green2 7
今 回 の 議 論 前 回 は 脱 所 有 という 現 象 を 提 示 し 論 点 化 一 過 性 ではない 中 長 期 的 な 変 化 ( 過 去 に 類 似 があった 可 能 性 ) 世 界 的 な 傾 向 であり 日 本 でも 起 きている 傾 向 共 通 点 と 差 異 はある その 現 状 動 向 をどう 理 解 し 社 会 やビジネスをより 望 ましい 方 向 へ 適 応 させ ていきたい 今 回 はその 現 象 として 顕 著 である シェア に 注 目 合 理 的 に 説 明 できる よう 分 解 し 理 解 する これまでの 類 似 の 議 論 を 参 照 し 現 在 の 現 象 への 適 用 異 同 検 討 具 体 的 な 事 例 としてLivlisおよび 提 供 者 としての 川 崎 さんについての 理 解 を 深 める 持 続 可 能 性 と 豊 かさ を 両 立 するうえで シェア 経 済 が 重 要 な 要 素 で あり その 目 標 にどう 貢 献 するのかを 明 らかにしていきたい 新 たなビジネス イノベーションや 社 会 制 度 改 革 につなげたい FTM2012-Green2 8
シェア 経 済 とは( 今 日 の 前 提 ) 豊 富 なモノの 融 通 活 用 を 高 度 化 する 情 報 サービスが 柱 となる どこに どのようなものが どれだけあるのか ということ と 人 のニーズとのマッチングが 高 度 化 し モノが 複 数 の 人 によってこれまで 以 上 に 活 用 される 個 人 向 けサービスを 想 定 ( 今 回 法 人 は 主 要 テーマにしない) 1. Livlis(ファッション パッケージ 型 コンテンツ 家 庭 用 品 ) 2. ルームシェア シェアハウス 3. カーシェア 4. (ソーシャルレンディング) FTM2012-Green2 9
ルームシェア/シェアハウス 自 主 運 営 型 のシェアは 暗 数 であり 把 握 が 困 難 メディアで 取 り 上 げられるのは 事 業 者 介 在 型 親 元 で 同 居 するか 無 理 して 一 人 暮 らしをするか 以 外 の 選 択 肢 としての シェア 現 代 的 共 同 生 活 はプライバシーと 共 同 性 の 間 のバランスの 模 索 に 特 徴 個 室 を 複 数 人 でシェアするルームシェアではなく リビングやキッチンを 共 同 維 持 する フラットシェアタイプが 優 勢 買 い 出 し 掃 除 当 番 等 は 最 低 限 ほどほどに 他 人 と 交 流 できる 管 理 人 がコモンスペースにコミット 賃 貸 物 件 であり 民 俗 社 会 のシェアとは 異 なる 欧 米 的 な 個 人 主 義 が 浸 透 した 後 に 利 他 的 な 精 神 が 加 わる 形 で できるかぎり 個 を 犯 さ ずに 共 有 協 働 していこうということ 参 照 : 久 保 田 裕 之 シェアハウジングが 拓 く 共 生 の 多 様 なあり 方 環 境 会 議 2011 年 秋 号 菅 豊 シェアする 暮 らしは 協 治 社 会 への 第 一 歩 環 境 会 議 2011 年 秋 号 FTM2012-Green2 10
ルームシェア/シェアハウス 出 典 :シェア 住 居 白 書 (ひつじ 不 動 産 ) 出 典 :シェア 住 居 白 書 (ひつじ 不 動 産 ) 出 典 :シェア 住 居 白 書 (ひつじ 不 動 産 ) FTM2012-Green2 11
カーシェア 事 例 Zipcar タイムズプラス(2,833ヶ 所 3,960 台 ) オリックスカーシェア( 1,025 ヶ 所 1641 台 ) カレコ( 三 井 物 産 系 )(438ヶ 所 511 台 ) トヨタも 本 格 参 入 (ラクモ) 全 国 1200 箇 所 で(2012 年 7 月 ) FTM2012-Green2 12 参 照 :http://www.car-share.net/compare.html http://www.matomedia.jp/carsharing/
これまでの 関 連 する 議 論 FTM2012-Green2 13
レイチェル ボッツマン/ルー ロジャース シェア コラボ 消 費 の 三 タイプ プロダクト=サービス システム(PSS) 所 有 より 利 用 カーシェア コインランドリー 修 理 サービス 再 分 配 市 場 ソーシャルネットワークなどを 通 して 必 要 とされていない 場 所 から 必 要 とされ るところ 人 に 配 りなおす 無 料 ポイント 交 換 現 金 購 入 など 形 態 は 様 々 コラボ 的 ライフスタイル 時 間 や 空 間 技 術 やお 金 など 目 に 見 えにくいものを 共 有 する コワーキング 地 域 通 貨 スキルのシェア ソーシャルレンディング コラボ 消 費 の4 大 原 則 クリティカルマスの 存 在 余 剰 キャパシティの 活 用 共 有 資 源 (コモンズ)の 尊 重 多 謝 との 信 頼 FTM2012-Green2 14
公 共 財 私 的 財 排 除 可 能 性 大 競 合 性 大 私 的 財 クラブ 財 ( 有 料 材 ) コモンプール 財 公 共 財 FTM2012-Green2 15
公 共 財 私 的 財 コモンプール 財 排 除 にコストが 掛 かるため 排 除 可 能 性 が 低 い 多 くの 人 が 使 うと 使 えない 人 が 出 るので 競 合 性 が 高 い シェアの 対 象 コモンプール 財 ではなく 私 的 財 ではないか ルームシェアは 課 金 で 排 除 可 能 性 が 高 く すぐ 一 杯 になるので 競 合 性 も 高 い カーシェアは 排 除 可 能 性 が 高 く 競 合 性 は 高 い Livlisの 取 引 商 品 は 排 除 可 能 性 が 高 く 競 合 性 が 高 い シェアをするためのネット 上 の 場 の 運 営 は 私 的 財 シェアをするためのネット 上 の 場 の 利 用 は 排 除 可 能 性 高 競 合 性 小 で 公 共 財? 電 気 ガス 水 道 事 業 等 に 類 似 FTM2012-Green2 16
コモンズ( 共 有 地 )の 悲 劇 コモンズ( 共 有 地 ) 誰 でも 自 由 に 利 用 できる(オープンアクセス) 状 態 にある 共 有 資 源 ( 出 入 り 自 由 な 放 牧 場 や 漁 場 など)が 管 理 がうまくいかないために 過 剰 に 摂 取 され 資 源 の 劣 化 が 起 ること ギャレット ハーディン(アメリカ 1915~)の 著 書 共 有 地 の 悲 劇 によって 提 唱 され 反 共 産 主 義 への 理 論 的 根 拠 ともされた 例 えば 共 同 牧 草 地 において 個 々の 農 家 はより 多 くの 利 益 を 求 めている そのため 他 の 農 家 より 一 頭 でも 多 くの 家 畜 を 放 牧 することをお 互 いにしてし まうため 過 剰 放 牧 がおこり すべての 農 家 が 結 果 的 に 共 倒 れしてしまうという 日 本 の 入 会 地 では 各 種 のタブーやアニミズム 思 想 がコモンズの 悲 劇 を 防 い だともいわれている 地 球 温 暖 化 やオゾン 層 の 破 壊 など 地 球 環 境 問 題 も 地 球 というグローバル コモンズにおける 共 有 地 の 悲 劇 であるとみなすことがで きる 出 典 :EICネット http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=636 FTM2012-Green2 17
エリノア オストロム 共 有 資 源 のガバナンスに 関 する 研 究 コモンズの 悲 劇 の 解 決 には 国 家 による 解 決 ( 管 理 ) か 市 場 による 解 決 ( 分 配 ) しかないとの 議 論 に 対 し 豊 富 な 事 例 分 析 に 基 づき 第 三 の 方 法 として 共 有 資 源 に 利 害 関 係 をもつ 当 事 者 が 自 主 的 に 適 切 なルール を 取 り 決 めて 保 全 管 理 をするという 自 主 統 治 の 可 能 性 を 提 示 共 有 地 の 自 治 管 理 がうまく 機 能 する 条 件 1. コモンズの 境 界 が 明 らかであること 2. コモンズの 利 用 と 維 持 管 理 のルールが 地 域 的 条 件 と 調 和 していること 3. 集 団 の 決 定 に 構 成 員 が 参 加 できること 4. ルール 遵 守 についての 監 視 がなされていること 5. 違 反 へのペナルティは 段 階 を 持 ってなされること 6. 紛 争 解 決 のメカニズムが 備 わっていること 7. コモンズを 組 織 する 主 体 に 権 利 が 承 認 されていること 8. コモンズの 組 織 が 入 れ 子 状 になっていること 平 成 24 年 版 図 で 見 る 環 境 循 環 型 社 会 生 物 多 様 性 白 書 を 参 照 FTM2012-Green2 18
共 産 主 義 生 産 手 段 とは( 略 ) 物 を 生 産 するための 原 料 (= 労 働 対 象 )と 工 場 機 械 など(= 労 働 手 段 )の ことです いまの 資 本 主 義 社 会 は これをごく 一 部 の 人 たちが 占 有 し もうけ 本 位 に 生 産 して おり これが 社 会 のゆがみや 環 境 破 壊 につながっています ( 略 ) 私 たちがめざす 次 の 段 階 が 資 本 主 義 を 乗 り 越 えた 未 来 ( 社 会 主 義 共 産 主 義 の 社 会 ) への 前 進 です ここでの 変 革 の 中 心 的 な 指 標 が 生 産 手 段 の 社 会 化 です ( 略 ) (1) 生 産 手 段 の 社 会 化 は 人 間 による 人 間 の 搾 取 を 廃 止 し 全 ての 人 間 の 生 活 を 向 上 させ 社 会 から 貧 困 をなくすとともに 労 働 時 間 の 抜 本 的 な 短 縮 を 可 能 にし 社 会 のすべての 構 成 員 の 人 間 的 発 達 を 保 障 する 土 台 をつくりだす (2) 生 産 手 段 の 社 会 化 は 生 産 と 経 済 の 推 進 力 を 資 本 の 利 潤 追 求 から 社 会 および 社 会 の 構 成 員 の 物 質 的 精 神 的 な 生 活 の 発 展 に 移 し 経 済 の 計 画 的 な 運 営 によって くりかえしの 不 況 を 取 り 除 き 環 境 破 壊 や 社 会 的 格 差 の 拡 大 などへの 有 効 な 規 制 を 可 能 にする (3) 生 産 手 段 の 社 会 化 は 経 済 を 利 潤 第 一 主 義 の 狭 い 枠 組 みから 解 放 することによって 人 間 社 会 を 支 える 物 質 的 生 産 力 の 新 たな 飛 躍 的 発 展 の 条 件 をつくりだす ( 略 ) 新 しい 綱 領 では (1) 生 産 手 段 の 社 会 化 は 多 様 な 形 態 をとるが どんな 場 合 でも 生 産 者 が 主 役 という 原 則 を 踏 み 外 してはならないこと(ソ 連 では( 略 ) 官 僚 主 役 の 経 済 体 制 ( 略 ))な ど 基 本 点 を 明 記 しています FTM2012-Green2 19 参 照 :しんぶん 赤 旗 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-04-08/2006040812_01faq_0.html
J.S.ミルの 定 常 状 態 ハーマン デイリー 持 続 可 能 な 発 展 論 人 口 と 物 理 的 な 資 本 ストックの 増 加 がゼロであるのに 技 術 と 倫 理 は 継 続 的 に 改 善 していくような 状 態 新 たなパラダイムは 有 限 な 世 界 複 雑 な 生 態 学 的 相 互 関 係 熱 力 学 の 法 則 といった 物 質 的 パラメータを 出 発 点 とする 量 的 な 成 長 ではなく 質 的 な 発 展 によって 調 整 を 図 るという 点 で 新 古 典 派 経 済 学 よりも 古 典 派 経 済 学 に 近 い ( 情 報 経 済 という 言 葉 が) 生 産 物 の 質 的 改 善 を つまり 生 産 物 をより 役 立 つもの より 寿 命 の 長 いもの より 修 理 しやすいもの より 見 栄 えのよいもの にする(Hawken 1983)ことを 意 味 する 場 合 われわれがすでに 発 展 と 呼 んだものを 得 ることになる 質 的 改 善 を より 多 くの 情 報 を 生 産 物 の 中 に 体 化 すること と 考 えることは 道 理 にかなったことだ (p60) シェアは 経 済 成 長 には 貢 献 するか? 経 済 発 展 には 貢 献 するか? FTM2012-Green2 20