魅 力 ある 学 校 づくり 支 援 事 業 報 告 書 1
平 成 26 年 度 魅 力 ある 学 校 づくり 支 援 事 業 事 業 概 要 奄 美 市 企 画 調 整 課 事 業 の 概 要 1. 背 景 目 的 奄 美 市 の 中 学 卒 業 生 の 約 1 割 が, 勉 学 やスポーツ 等 で 島 外 へ 進 学 している 状 況 の 中, 大 島 高 校 の 甲 子 園 大 会 出 場 (21 世 紀 枠 )など, 市 内 高 校 の 潜 在 的 な 魅 力 はまだ 埋 もれているものと 思 われる そのような 市 内 高 校 の 潜 在 的 な 魅 力 を 最 大 限 に 引 き 出 すため, 各 学 校 自 らで 自 校 の 特 色 を 掘 り 起 こし 魅 力 を 高 める 事 業 や, 学 校 の 魅 力 を 発 信 する 事 業 へ 支 援 する 事 により, 独 自 色 の 打 ちだしや 広 報 の 充 実 化 を 図 り, 学 校 の 活 性 化 並 びに 島 内 進 学 の 向 上 に 繋 げることを 目 的 とする 2. 事 業 内 容 (1) 学 校 の 魅 力 づくりへの 支 援 事 業 (2) 学 校 の 魅 力 の 発 信 事 業 対 象 事 業 : 教 育 環 境 充 実 への 取 組 み,スポーツ 活 動, 文 化 的 活 動 等 事 業 提 案 : 各 学 校 から 自 由 なテーマで 提 案 1 学 校 から 複 数 事 業 提 案 OK 複 数 学 校 での 共 同 提 案 可 OK 3. 選 定 方 法 選 考 委 員 会 により 選 定 4. 事 業 費 500 万 円 基 本 的 に1 事 業 100 万 円 を 上 限 1 学 校 複 数 事 業 提 案 も 可 能 5. 対 象 校 奄 美 市 内 高 校 ( 大 島 高 校, 奄 美 高 校, 大 島 北 高 ) 6. 参 考 ( 島 外 への 進 学 者 ) 進 学 者 うち 島 外 進 学 者 割 合 平 成 23 年 度 487 人 53 人 11% 平 成 24 年 度 506 人 61 人 12% 平 成 25 年 度 458 人 64 人 14% 事 業 の 流 れ 高 校 事 業 提 案 奄 美 市 書 類 精 査 選 定 委 員 会 決 定 選 考 助 成 事 業 実 施 H26 スケジュール 平 成 26 年 4 月 28 日 ( 月 ) 公 募 開 始 平 成 26 年 5 月 23 日 ( 金 ) 締 切 平 成 26 年 6 月 上 旬 選 定 委 員 会 開 催 平 成 26 年 6 月 中 旬 決 定 通 知 事 業 開 始 事 業 終 了 次 第 実 績 報 告 書 を 提 出 参 考 事 例 等 実 績 報 告 人 材 育 成 人 材 の 島 ( 多 くの 人 材 を 輩 出 )を 活 かした 教 育 力 の 向 上 本 土 で 活 躍 する 奄 美 出 身 者 等 ( 大 学 教 授 各 界 のプロ, 現 職 OB)を 活 用 し ( 招 き), 特 別 授 業 講 座 等 の 実 施 ( 夏 休 み 期 間 特 別 講 座,2~3ヶ 月 滞 在 ) 千 葉 県 立 柏 の 葉 高 校 多 くの 大 学 と 連 携 を 結 び, 普 段 の 授 業 や 放 課 後 などの 時 間 を 活 用 して 特 別 授 業 や 特 別 講 義 を 実 施 洛 北 高 校 ( 京 都 ) ~ 理 数 教 育 のレベルアップ 校 内 研 究 室 の 設 置 専 門 の 非 常 勤 職 員 を 配 置 し 課 題 研 究 や 論 文 指 導 大 学 等 専 門 機 関 との 連 携 総 合 地 球 環 境 学 研 究 所 との 連 携 大 学 研 究 者 との 座 談 会 や 交 流 会
選 定 事 業 一 覧 申 請 者 事 業 名 実 績 額 ( 円 ) 事 業 概 要 期 待 される 効 果 1 大 島 高 校 ( 講 演 会 ) 人 材 育 成 高 校 生 講 座 576,916 進 路 講 演 会 開 催 木 下 晴 弘 氏 ( 大 手 学 習 塾 専 任 講 師 )を 招 聘 し 講 演 会 を 行 う 本 事 業 により 生 徒 が 自 分 の 将 来 を 真 摯 に 見 つめ 直 すとともに 様 々なことにチャレンジで きる 人 格 の 形 成 に 繋 がる 契 機 になることが 期 待 できる 2 大 島 高 校 ( 学 力 向 上 ) 学 力 アップ 夏 季 講 座 501,676 駿 台 サテネット21( 夏 季 講 習 ) 受 講 生 徒 学 習 セミナー( 郷 中 ゼミ) 参 加 支 援 普 段 受 講 することができない 大 手 予 備 校 の 講 義 を 通 して 基 礎 学 力 及 び 意 識 の 向 上 につなが ることが 期 待 できる 奄 高 北 高 の 参 加 も 可 能 であり 市 全 体 としての 学 力 向 上 の 取 組 としたい 3 大 島 高 校 ( 学 力 向 上 ) 奄 美 英 語 キャンプ 401,408 3 日 間 ALTと 交 流 しながら 英 語 活 動 異 文 化 体 験 を 行 う キャンプを 通 して 英 語 力 をアップさせる 語 学 力 の 向 上 は 世 界 自 然 遺 産 登 録 を 見 据 えた 奄 美 にとっても 喫 緊 の 課 題 本 事 業 により 英 語 に 関 心 が 高 まり, 語 学 力 の 向 上 に 繋 がることが 期 待 できる 4 大 島 高 校 ( 文 化 系 活 動 支 援 ) 奄 美 芸 術 文 化 交 流 推 進 事 業 ( 吹 奏 楽 ) 250,000 日 本 でも 著 名 な 吹 奏 楽 指 導 者 を 招 聘 し 中 高 生 に 指 導 することにより 奄 美 大 島 での 吹 奏 楽 の 技 術 向 上 と 中 高 生 の 連 携 交 流 を 図 る ( 中 学 高 校 合 同 ) 本 事 業 により 著 名 な 指 導 者 を 招 き 中 高 生 とともに 指 導 を 受 けることは 技 術 の 向 上 とと もに 中 学 高 校 の 交 流 も 深 まり 吹 奏 楽 活 動 の 推 進 や 高 校 進 学 意 欲 の 向 上 にも 繋 がることが 期 待 できる 5 大 島 高 校 (スポーツ 活 動 支 援 ) 奄 美 スポーツ 交 流 推 進 事 業 ( 野 球 ) 0 県 外 ( 沖 縄 想 定 ) 強 豪 校 を 招 いての 強 化 練 習 試 合 島 内 各 校 と 合 同 実 施 日 程 調 整 がつかず 実 施 できず ( 市 内 3 高 校 合 同 ) 今 春 の 選 抜 甲 子 園 に 大 島 高 校 が 出 場 したことは 島 でも 夢 は 実 現 できる と 小 中 高 生 に 大 きな 希 望 を 与 えた このような 時 期 を 捉 え 地 元 で 県 外 の 強 豪 校 と 市 内 各 校 が 試 合 を 行 うことにより さらに 中 学 生 等 の 刺 激 となり さらなる 奄 美 野 球 の 底 上 げや 島 内 高 校 進 学 の 促 進 につながることが 期 待 できる 3
選 定 事 業 一 覧 6 奄 美 高 校 ( 情 報 発 信 ) 奄 美 高 校 定 時 制 活 性 化 Uターン 促 進 事 業 319,279 奄 高 定 時 制 の 魅 力 を 広 く 発 信 し 島 内 外 から 生 徒 を 呼 び 込 む 活 動 定 時 制 高 校 は 県 内 で2 校 ( 鹿 児 島 開 陽 高 奄 高 )のみであり 今 後 生 徒 を 確 保 していくために も 離 島 である 奄 高 の 特 色 魅 力 を 広 く 発 信 することが 重 要 であり 本 事 業 により 入 学 者 の 確 保 と 学 校 の 活 性 化 につながることを 期 待 したい 7 奄 美 高 校 ( 情 報 発 信 ) 奄 高 の 魅 力 発 信 発 進 事 業 817,394 小 中 学 生 をはじめ 幅 広 く 地 域 の 方 々にも 工 夫 を 凝 らしたPR 活 動 で 奄 美 高 校 の 良 さを 理 解 してもらい 地 域 の 期 待 に 応 え 魅 力 ある 学 校 づくりを 行 い 生 徒 の 確 保 につなげていく 生 徒 の 確 保 のためにも 学 校 の 特 色 魅 力 を 広 く 発 信 することは 重 要 小 中 学 生 へ 出 前 講 座 などを 高 校 生 自 身 が 行 うことにより 小 中 高 生 の 交 流 やキャリア 教 育 の 充 実 が 図 られ 進 学 率 の 向 上 にもつながることが 期 待 できる 8 奄 美 高 校 ( 活 動 支 援 ) 地 域 と 共 に 学 校 活 性 化 プロジェクト 174,330 専 門 学 科 の 特 質 を 生 かし 様 々な 調 査 研 究 や 商 品 開 発 を 行 うことで 奄 美 の 産 業 文 化 を 考 え 奄 高 から 小 中 学 校 や 地 域 へ 情 報 発 信 を 行 い 奄 美 の 活 性 化 発 展 につなげていく 地 元 の 調 査 研 究 地 域 との 連 携 地 元 への 貢 献 等 を 通 して 奄 美 の 特 性 産 業 文 化 等 に 対 して 考 える 契 機 や 人 材 育 成 につながることが 期 待 できる 9 大 島 北 高 校 ( 情 報 発 信 ) 大 島 北 高 校 魅 力 発 信 事 業 392,157 カヌー 部 の 活 躍 など 広 く 北 高 の 特 色 魅 力 を 発 信 する 北 高 カヌー 部 の 輝 かしい 実 績 など 奄 美 の 離 島 としての 地 域 性 特 性 を 活 かし 全 国 からカ ヌー 競 技 者 ( 生 徒 )を 呼 び 込 むPR 活 動 島 内 外 に 学 校 の 魅 力 を 広 く 発 信 する 事 業 ホーム ページやパンフレットを 充 実 した 情 報 の 発 信 などを 10 大 島 北 高 校 ( 学 力 向 上 ) 資 格 取 得 アップセミナー 405,865 離 島 で 高 度 資 格 取 得 の 指 導 を 受 ける 機 会 がないので 講 師 を 福 岡 から 招 き 個 別 指 導 を 行 い 上 級 資 格 取 得 の 実 績 を 上 げる ( 奄 高 と 合 同 ) 専 門 の 講 師 を 招 へいし 講 習 を 受 けることで 簿 記 検 定 の 合 格 率 が 上 がり その 後 の 進 路 につ ながることが 期 待 できる 11 大 島 北 高 校 ( 活 動 支 援 ) シマ( 集 落 )の 宝 学 習 講 座 296,203 シマ( 集 落 ) 暮 らしの 知 恵 や 技 を 名 人 から 聞 き 書 きで 記 録 し 聞 き 書 き 甲 子 園 を 視 野 に 入 れた 活 動 を 行 う 地 域 資 源 の 調 査 研 究 伝 承 の 活 動 は 高 校 のPR 魅 力 アップにもつながり その 学 習 成 果 は 地 域 にも 還 元 できると 期 待 したい 4
1 大 島 高 校 人 材 育 成 高 校 生 講 座 人 気 塾 講 師 である アビリティトレーニング 代 表 取 締 役 の 木 下 晴 弘 氏 を 招 へいし 奄 美 市 内 3 高 校 (1 2 年 生 )を 対 象 とし た 講 演 会 を 実 施 100 分 という 長 時 間 であったが 多 くの 生 徒 が 集 中 して 受 講 生 徒 の 感 想 文 などを 見 ても 大 変 有 意 義 な 時 間 を 過 ごすこと ができた 2. 事 業 成 果 の 活 用 について 君 たちに 伝 えたい 幸 せの 法 則 という 演 題 で 講 演 要 旨 は 以 下 のとおり 他 人 を 喜 ばせる 人 生 を 送 ることが 大 切 人 に 与 えたものは 必 ず 自 分 に 返 ってくる 与 えるとは 与 え 続 けること 与 えた 相 手 から 返 ってくるとは 限 らない 自 尊 心 を 高 めると 他 尊 心 も 高 まる 成 功 の 反 対 は 何 も 行 動 しないこと 今 後 の 個 々の 生 き 方 や 奄 美 大 島 を 考 え よりよい 人 生 よりよ い 地 域 づくりに 関 わってくれることを 期 待 3. 生 徒 たちの 感 想 文 幸 せの 法 則 を 現 在 の 家 族 友 人 未 来 の 家 族 などこれから 出 会 う 人 たちにも 伝 え 無 限 の 樹 形 図 のように 広 めていきた い 成 功 した 人 生 とは 他 人 を 喜 ばせた 人 生 です 私 も 将 来 人 に 喜 ばれる 仕 事 をしたいです 私 は 今 まで 勉 強 は 自 分 の 為 にするものだと 思 っていました しかし それは 間 違 っていました 誰 かの 役 に 立 つ 喜 ばせる ことができることができる 自 分 のためにやるのだと 気 づきまし た 5
2 大 島 高 校 学 力 アップ 夏 季 講 座 学 力 アップ 夏 季 講 座 奄 美 市 の 生 徒 は 離 島 のため 普 段 予 備 校 の 授 業 を 受 講 でき ないため 駿 台 サテネット21( 夏 季 講 習 ) の 受 講 を 支 援 受 講 者 は 大 島 高 校 67 人 大 島 北 高 校 3 人 生 涯 学 習 セミナー( 郷 中 ゼミ) 参 加 支 援 郷 中 ゼミは 難 関 大 学 を 目 指 す 県 内 の 生 徒 を 一 同 に 集 め 講 義 や 問 題 演 習 に 取 り 組 みレベルアップを 図 るもの 3 年 生 対 象 に3 名 2 年 生 対 象 のものに4 名 参 加 した 2. 事 業 成 果 学 力 アップ 夏 季 講 座 生 徒 たちはそれぞれのペースで 学 習 を 進 めることができ 質 問 がある 際 も 同 高 の 各 教 科 担 当 者 が 応 じることが 出 来 る 体 制 を 整 えたため 学 習 の 質 が 高 まった 生 涯 学 習 セミナー( 郷 中 ゼミ) 参 加 支 援 ( 生 徒 のアンケート) 3 年 生 これからの 勉 強 において 目 指 すべきレベルを 知 ることができ た この 空 気 を 島 へ 持 ち 帰 って 学 校 での 空 気 づくりにしていこう と 思 う 2 年 生 とにかく 今 は 量 をこなし 経 験 を 積 み 重 ねるべきだと 思 いました 県 内 にもライバルがたくさんいるので 負 けないようにがんばり たいです 以 上 のように 生 徒 は 多 くの 刺 激 をもらって 帰 ってきている この 思 いを 個 人 だけでなく クラス 学 校 全 体 に 広 げていきたい 駿 台 ホームページ より 6
3 大 島 高 校 大 島 高 校 英 語 キャンプ 英 語 キャンプ 前 英 語 でのオリエンテーション キャンプに 向 けて 英 語 での 課 題 を 出 した 生 徒 それぞれ1 通 ずつALTに 手 紙 を 書 かせた 英 語 キャンフ 中 スケジュール 授 業 キャンプ 中 の 指 示 等 は 全 て 英 語 すべての 行 動 がALTと 一 緒 になるようにALT1 人 に 対 して 生 徒 3 人 の 割 合 で 班 分 けを 行 った 授 業 例 ドイツや 南 アフリカ 出 身 のALTからのプレゼンテーションによ り 国 の 文 化 地 理 踊 り 社 会 問 題 について 学 習 金 融 に 関 するゲーム 折 り 紙 メキシコ 料 理 スポーツを 実 施 英 語 ディベートを 実 施 自 己 紹 介 や 反 省 お 別 れの 言 葉 などをすべて 英 語 で 実 施 キャンプ 後 ALTから 生 徒 たちに 対 する 評 価 を 実 施 また 生 徒 からALTに 対 して 手 紙 を 送 った(すべて 英 語 ) 2. 事 業 成 果 の 活 用 について 生 徒 たちの 英 語 に 対 するモチベーションの 向 上 英 語 に 対 する 苦 手 意 識 の 軽 減 授 業 中 でも 英 語 で 話 す 機 会 を 作 り 生 徒 の 英 語 に 対 する 意 識 が 下 がらないように 努 めたい キャンプに 参 加 した 数 名 の 生 徒 は 高 校 生 英 語 ディベート 鹿 児 島 県 大 会 において 準 優 勝 し 九 州 大 会 全 国 大 会 への 出 場 が 決 定 した 7
4 大 島 高 校 奄 美 芸 術 文 化 交 流 事 業 1 月 11 日 ( 日 ) 藤 重 佳 久 先 生 に 来 島 いただき 高 校 生 70 名 ( 大 島 奄 美 大 島 北 古 仁 屋 )に 対 し6 時 間 にわたり 指 導 いただいた 1 月 12 日 ( 月 ) 中 学 生 111 名 ( 朝 日 金 久 小 宿 名 瀬 龍 南 古 仁 屋 )に 対 し 5 時 間 指 導 いただいた 3 月 14 日 ( 土 ) 藤 重 先 生 に 来 島 いただき 午 前 中 は 中 学 生 午 後 は 高 校 生 をのべ6 時 間 にわたり 指 導 いただいた 3 月 15 日 ( 日 ) 文 化 センターにおいて 午 前 リハーサル 14 時 からコンサート を 実 施 約 1000 名 の 来 場 者 事 業 の 実 施 にあたり 中 学 生 のための 練 習 を7 回 高 校 生 の 練 習 を7 回 実 施 した 2. 事 業 成 果 事 業 実 施 にあたっての 目 的 中 高 校 の 吹 奏 楽 部 の 技 術 向 上 に 努 める 中 高 校 の 吹 奏 楽 部 の 交 流 を 深 め 中 学 生 の 島 内 の 高 校 への 進 学 意 欲 の 向 上 に 努 める 奄 美 大 島 における 文 化 活 動 の 推 進 と 芸 術 鑑 賞 の 場 の 提 供 藤 重 先 生 の 知 名 度 でメディアを 通 じて 全 国 へ 奄 美 をPRする 藤 重 先 生 の 知 名 度 もあり NHKでの 放 映 や 地 元 紙 の 取 材 も あり コンサート 後 も 大 きな 反 響 があった SNSを 通 じて 大 きく 全 国 に 奄 美 での 活 動 を 知 っていただいた 参 加 した 学 校 の 先 生 方 のアンケートからも 他 校 との 交 流 が 深 められ 島 内 の 高 校 進 学 率 の 向 上 につな かる ぜひ 来 年 も 企 画 してほしい という 声 が 多 数 であり 所 期 の 目 的 を 達 成 したものと 思 われる 8
6 奄 美 高 校 奄 美 高 校 定 時 制 活 性 化 Uターン 支 援 事 業 学 校 案 内 パンフレット 作 成 これまで 作 成 したパンフに 定 時 制 の 紹 介 とQ&Aを 掲 載 し 8ページとした Q&Aは 既 卒 者 にも 配 慮 した 内 容 とし 1 定 時 制 について 2 受 験 手 続 について 3 転 学 について の3 部 構 成 中 学 校 への 資 料 送 付 学 校 説 明 会 学 校 訪 問 郵 送 により 県 内 の217の 中 学 校 に 配 布 鹿 児 島 市 内 での 学 校 説 明 会 鹿 児 島 市 にて 学 校 説 明 会 を 実 施 中 学 校 3 校 市 立 高 校 2 校 の 計 5 校 参 加 鹿 児 島 市 内 の9 中 学 校 を 訪 問 2. 事 業 成 果 奄 美 高 校 定 時 制 の 認 知 度 の 向 上 中 学 校 教 職 員 が 奄 美 高 校 定 時 制 の 存 在 を 知 らないため 今 後 数 年 にわたり 学 校 案 内 などを 送 付 し 認 知 度 の 向 上 を 図 る 鹿 児 島 市 内 での 学 校 説 明 会 中 学 校 訪 問 を 実 施 する 学 校 説 明 会 や 中 学 校 訪 問 では 新 卒 者 のみを 対 象 としてい るのではなく 高 校 を 中 途 退 学 した 既 卒 者 の 学 び 直 し の 場 としての 定 時 制 もアピールする 9
7-1 奄 美 高 校 奄 美 高 校 の 魅 力 発 信 発 進 事 業 1(PB 商 品 開 発 等 ) 学 校 PR PB 商 品 企 画 開 発 ( 目 的 ) CGの 意 味 と 方 法 思 いを 形 (デザイン)にすること 奄 美 高 校 をPRするPB 商 品 開 発 講 師 は 重 尚 樹 氏 (デザインオフィスショップ 島 ノコタチ 代 表 ) と 福 留 一 朗 氏 ( 県 美 術 協 会 )に 依 頼 ( 実 施 内 容 ) 来 年 度 発 売 を 目 指 して 学 校 PR PB 商 品 のパッケージデ ザイン 案 をCGで 作 成 文 化 祭 でグァバアイス 試 作 品 のパッケージに 生 徒 がデザイン したものを 採 用 して 販 売 した 奄 美 高 校 PR 法 被 の 製 作 情 報 処 理 商 業 科 家 政 科 の3 年 生 全 員 がデザインの 講 義 を 受 講 法 被 のデザイン 案 を 受 講 生 徒 全 員 が 作 成 チャレンジショップでのPR 活 動 機 会 電 気 科 の 生 徒 が 店 舗 の 製 作 を 実 施 上 記 法 被 を 着 用 し グァバアイスなどのPRを 実 施 した 2. 今 後 の 展 開 今 後 の 活 用 について グァバアイスは 電 子 商 取 引 の 授 業 で 作 成 したwebページ で 実 際 に 販 売 する 予 定 グァバの 他 の 果 実 で 奄 美 らしさを 活 かし 広 がりのあるライ ンナップを 検 討 させる 各 商 品 の 商 標 登 録 などを 視 野 に 入 れ てデザインさせる 本 校 販 売 実 習 店 の 店 舗 を 更 に 本 格 的 なものにしていく 予 定 法 被 はあらゆる 機 会 で 活 用 し 奄 美 高 校 をPRしていく 予 定 10
7-2 奄 美 高 校 奄 美 高 校 の 魅 力 発 信 発 進 事 業 2( 機 械 電 気 科 ) 中 学 生 の 体 験 入 学 中 学 生 の 体 験 入 学 を より 体 験 的 な 内 容 に 変 更 出 前 授 業 の 実 施 エンジンやモーターなど 身 近 で 興 味 が 持 てるような 内 容 で 実 施 文 化 祭 での 学 科 紹 介 展 示 クレーンゲーム 等 生 徒 作 品 を 体 験 してもらい 小 さい 子 ども でも 興 味 を 持 てるようにした イベントへの 出 演 ハアサキフェスタへ 参 加 し 生 徒 作 品 を 出 品 2. 事 業 成 果 生 徒 募 集 において 成 果 が 顕 著 に 表 れた 平 成 26 年 7 月 10 日 現 在 の 中 学 校 卒 業 予 定 者 の 進 路 希 望 調 査 では 奄 美 高 校 機 会 電 気 科 の 希 望 者 は42 名 だった 学 力 試 験 の 出 願 者 数 は63 名 と21 名 の 増 加 の 結 果 となった 多 くの 機 会 でPR 活 動 を 行 った 成 果 が 表 れたと 考 える 中 学 校 の 先 生 方 へのアピールも 生 徒 の 進 学 率 の 向 上 に 必 要 不 可 欠 な 部 分 と 考 えているので 中 学 校 の 先 生 方 を 対 象 とし た 活 動 にも 力 を 入 れて 地 元 高 校 への 進 学 者 がより 一 層 増 加 するように 努 力 したい 11
8 奄 美 高 校 地 域 とともに 学 校 活 性 化 プロジェクト 家 政 科 で 奄 美 の 食 材 を 活 かしたお 弁 当 づくり 1 郷 土 料 理 伝 統 料 理 調 査 2 奄 美 の 食 材 検 討 3 料 理 選 定 4 試 作 アンケート 5 材 料 料 理 市 場 視 察 6 試 作 アンケート 7 上 記 アンケートを 踏 まえ 2 月 に 福 岡 のスピリッツマイスター の 中 村 先 生 に 来 校 していただき 味 や 形 のアドバイスを 伺 った アドバイスを 参 考 に 最 終 的 な 平 成 26 年 度 版 家 政 科 弁 当 を 完 成 今 後 は 名 称 パッケージを 決 定 し 校 内 保 護 者 地 域 に 発 表 する 予 定 材 料 や 栄 養 素 はもちろん 食 材 のいわれや 料 理 の 工 夫 説 明 書 きを 添 えて 紹 介 する 予 定 試 作 品 2. 成 果 生 徒 が 高 齢 者 や 家 族 と 会 話 を 持 てた 郷 土 に 関 心 を 持 ち 奄 美 の 良 さを 再 認 識 できた 生 徒 職 員 の 連 帯 感 が 高 まった 生 徒 たちの 意 欲 が 高 まった 家 政 科 の 志 願 状 況 からみると 中 学 生 へ 家 政 科 の 魅 力 が 伝 えられたと 考 えられる 3. 今 後 の 展 開 今 後 は 販 売 ターゲットを 設 定 し 広 くひろめていこうと 模 索 中 郷 土 料 理 を 工 夫 した 弁 当 のコンビニ 販 売 や 対 象 者 年 齢 場 所 を 検 討 しながら 今 年 出 し 合 ったアイディアを 次 年 度 実 行 に 移 し 更 に 発 展 させていく 予 定 親 子 料 理 教 室 で 地 域 の 方 や 幼 児 児 童 への 食 育 活 動 中 学 生 へもっと 魅 力 を 伝 える 工 夫 完 成 品 12
9 大 島 北 高 校 大 島 北 高 魅 力 発 信 事 業 (カヌー 体 験 吹 奏 楽 部 活 動 ) カヌー 部 平 成 26 年 11 月 22 日 23 日 に 県 本 土 から 小 中 学 生 とその 指 導 者 を 迎 え 赤 木 名 と 住 用 で 合 同 練 習 を 実 施 平 成 27 年 3 月 7 日 8 日 に 伊 佐 市 の 中 学 生 と 指 導 者 を 迎 え 赤 木 名 で 合 同 練 習 を 実 施 事 業 以 外 での 北 高 カヌー 部 の 活 動 各 種 マスコミへの 出 演 (NHK 奄 美 FM 奄 美 新 聞 南 海 日 日 新 聞 南 日 本 新 聞 等 ) 県 内 外 からの 合 宿 ( 福 井 県 金 津 高 等 学 校 県 の 国 体 合 宿 ) 節 田 地 区 舟 こぎ 大 会 出 場 奄 美 シーカヤックマラソン 出 場 吹 奏 楽 部 9 月 15 日 敬 老 の 日 須 野 地 区 敬 老 会 での 演 奏 10 月 26 日 龍 南 中 学 校 定 期 演 奏 会 への 出 演 11 月 15 日 奄 美 看 護 福 祉 専 門 学 校 第 18 回 学 校 祭 への 出 演 11 月 29 日 赤 木 名 小 学 校 親 子 読 書 会 での 演 奏 2. 成 果 と 課 題 成 果 カヌーを 通 して あまみの 自 然 に 触 れるとともに 奄 美 や 北 高 のアピールができた 2 回 の 合 同 練 習 により 本 校 カヌー 部 生 徒 の 技 術 力 向 上 につ ながった 合 同 練 習 や 合 宿 などの 受 入 体 制 がしっかりと 確 立 された 課 題 島 内 の 子 どもたちを 対 象 としたカヌー 教 室 の 開 催 奄 美 大 島 観 光 協 会 との 連 携 広 報 の 充 実 ( 有 効 な 情 報 発 信 ) 13
10 大 島 北 高 校 資 格 取 得 アップセミナー 簿 記 の 上 級 資 格 取 得 は 難 易 度 が 高 く その 実 績 を 上 げること が 難 しい 状 況 にあった 離 島 では 高 度 資 格 取 得 の 指 導 を 受 ける 機 会 が 少 ないことか ら 日 商 簿 記 検 定 の 資 格 取 得 に 実 績 のある 東 京 CPA 会 計 学 院 熊 本 校 から 講 師 を 招 き 個 別 指 導 を 含 む 講 義 を 実 施 商 業 科 のある 奄 美 高 校 と 合 同 で 資 格 取 得 アップセミナーを 実 施 9 月 11 日 から11 月 19 日 までの 間 5 回 実 施 簿 記 の 重 要 性 原 価 計 算 の 区 別 総 合 現 価 計 算 個 別 原 価 計 算 地 元 が 活 性 化 するために 2. 成 果 5 回 の 講 義 を 通 して 検 定 試 験 の 問 題 を 解 くときのポイントを 理 解 するだけでなく 簿 記 を 通 じて 奄 美 の 魅 力 や 現 状 を 理 解 することも 可 能 であり 簿 記 のスキルを 生 かして 地 元 に 貢 献 し 奄 美 の 活 性 化 に 貢 献 することができることを 学 んだ 多 くの 知 識 と 簿 記 を 学 ぶことの 大 切 さを 理 解 し 学 習 意 欲 を 高 めることができた 社 会 貢 献 や 地 元 貢 献 においても 有 効 であることを 学 んだ 他 の 資 格 取 得 に 対 する 意 欲 を 高 めることにつなげることがで きた 14
11 大 島 北 高 校 シマ( 集 落 )の 宝 学 習 講 座 シマの 人 々が 畏 れ 敬 い 守 り 残 し 伝 えてきた 術 を 受 け 継 いでいる 古 老 ( 名 人 )から 聞 き 書 き を 記 録 し 残 す 聞 き 書 きサークル を 結 成 し 実 施 8 月 に 北 海 道 大 学 宮 内 教 授 から 聞 き 書 きについての 心 得 に ついて 講 義 北 高 生 徒 28 名 が 赤 木 名 3 集 落 区 長 老 人 クラブの 家 々を 訪 問 し 聞 き 書 き 調 査 を 実 施 9 月 同 志 社 女 子 大 学 大 西 教 授 ほか 学 生 20 数 名 と 聞 き 書 き サークル 交 流 会 を 実 施 12 月 地 域 総 合 研 究 所 主 催 地 域 環 境 知 プロジェクト の 一 環 で 開 いた 座 談 会 で 北 高 聞 き 書 き の 事 例 発 表 2 月 東 京 大 学 ケンムン 広 場 で 聞 き 書 き 活 動 報 告 2 月 鹿 児 島 大 学 生 涯 学 習 公 開 セミナーにて 活 動 報 告 2 月 北 高 生 を 対 象 に 活 動 報 告 会 を 実 施 2. 成 果 世 代 を 超 えた 交 流 を 行 ったことにより 地 域 に 誇 りを 持 ち 自 分 の 生 き 方 も 真 剣 に 考 えるようになった 一 方 お 年 寄 りや 名 人 は 孫 やひ 孫 のような 生 徒 がたずねてく ることに 嬉 しさや 喜 びを 感 じ この 地 域 に 北 高 がなければなら ないという 話 も 多 く 聞 かれた 東 京 大 学 駒 澤 大 学 同 志 社 女 子 大 学 鹿 児 島 大 学 北 海 道 大 学 名 古 屋 市 立 大 学 和 歌 山 大 学 など 奄 美 を 調 査 対 象 としている 大 学 が 大 島 北 高 と 一 緒 に 調 査 を 行 いたいとの 話 も 出 ている 今 年 3 月 28 日 29 日 に 東 京 大 学 で 開 催 された 聞 き 書 き 甲 子 園 に 鹿 児 島 県 代 表 として 全 国 100 人 の 中 のひとりとして 参 加 した これらがマスコミにも 多 く 取 り 上 げていただき 大 島 北 高 の 活 動 や 存 在 感 をPRに 大 いに 貢 献 できた 15