別 紙 2 OSU 共 用 環 境 を 構 築 し 検 証 した 結 果 は 以 下 の 通 り NTTのOSU 共 用 は 技 術 的 に 可 能 OSU 共 用 は 運 用 可 能 1
検 証 内 容 OSU 共 用 の 基 本 的 な 技 術 検 証 は 平 成 18 年 7 社 連 名 プレスリリースのとおり 一 般 に 市 販 されているOS Uを 用 いて 技 術 的 に 可 能 であることを 検 証 済 みである よって 今 回 は 1NTT 東 日 本 のOSUで 同 様 の 結 果 が 得 られるかどうかの 技 術 面 の 検 証 2NTT 東 日 本 設 備 を 複 数 の 事 業 者 が 共 用 する 場 合 の 運 用 面 の 検 証 を 行 う それぞれの 検 証 内 容 は 以 下 の 通 り ラボでの 検 証 NTT 外 販 許 諾 品 のOSUとを 用 い ソフトバンクBB 社 内 のラボに 環 境 を 構 築 する OSU 共 用 において NTT 外 販 許 諾 品 であるOSU を 用 いても 問 題 が 無 いことなど 技 術 面 の 検 証 を 行 う NTT 商 用 設 備 での 検 証 接 続 事 業 者 の 幹 事 会 社 がNTT 東 日 本 の 接 続 約 款 メニューであるシェアドアクセス(OSUを 含 む)と 接 続 し 幹 事 会 社 がそれ 以 外 の 接 続 事 業 者 に 対 して 一 分 岐 貸 しを 行 う 上 記 構 成 にてOSU 共 用 を 行 う 場 合 において 申 請 手 続 きや 保 守 運 用 体 制 などに 問 題 が 無 いことなど 運 用 面 の 検 証 を 行 う 本 検 証 では 幹 事 会 社 はソフトバンクテレコムが 担 当 した 2
ラボでの 検 証 3
ラボでの 検 証 (NTT 外 販 許 諾 OSU 性 能 試 験 ) 検 証 方 法 NTT 外 販 許 諾 品 のOSUとを 用 い ソフトバンクBB 社 内 に 下 図 のような 環 境 を 構 築 する 事 業 者 網 側 ト VLAN ID:11 ラ フ VLAN ID:12 ィ ッ ク VLAN ID:13 ジ ェ ネ レ ー タ VLAN ID:18 ー 事 業 者 振 り 分 けSW 上 り 方 向 OLT (OSU) 4 8 分 岐 カ プ ラ VLAN ID:11 VLAN ID:12 VLAN ID:13 加 入 者 側 ト ラ フ ィ ッ ク ジ ェ ネ レ ー タ ー VLAN ID:18 下 り 方 向 NTT 外 販 許 諾 品 はNTT 東 西 のフレッツシリーズで 採 用 している 機 器 と 同 等 である この 環 境 で 上 り 方 向 と 下 り 方 向 それぞれにおいて OSU 共 用 が 可 能 な 性 能 を 有 しているか 検 証 する 4
ラボでの 検 証 (NTT 外 販 許 諾 OSU 性 能 試 験 ) 検 証 内 容 上 り 方 向 のトラフィックはOSUで 帯 域 制 御 を 行 うことになる よってNTT 外 販 許 諾 OSUの 帯 域 制 御 が 有 効 に 動 作 し 大 量 のトラフィックを 発 生 させる 利 用 者 (ヘビーユーザー)から 他 のユーザーの 通 信 を 保 護 で きることを 確 認 する 下 り 方 向 のトラフィックは 各 事 業 者 網 から 振 り 分 けSWに 流 れ 込 み OSUへと 流 される このときOSU は 上 流 から 受 け 取 ったデータを 各 利 用 者 に 送 信 するのみである そのため 帯 域 制 御 を 行 う 場 合 は 振 り 分 けSW で 制 御 することになる よって 振 り 分 けSWの 帯 域 制 御 機 能 がNTT 外 販 許 諾 OSUを 介 しても 有 効 に 動 作 し 大 量 のトラフィックを 発 生 させる 利 用 者 (ヘビーユーザー)から 他 のユーザーの 通 信 を 保 護 できることを 確 認 する なお 帯 域 制 御 の 設 定 はOSU 共 用 における 各 事 業 者 のサービス 品 質 ポリシーを 考 慮 し 全 回 線 に 同 一 の 帯 域 保 障 設 定 をした 環 境 ( 同 一 帯 域 保 障 )の 他 複 数 の 異 なる 帯 域 保 障 設 定 をした 環 境 ( 混 在 帯 域 保 障 )を 用 意 し 64byte 512byte 1518byteのフレームサイズで 検 証 した 検 証 結 果 上 り 方 向 と 下 り 方 向 のどちらについても まず 全 利 用 者 が 最 低 保 障 帯 域 以 下 のトラフィックを 流 している 場 合 には 当 然 ながらどの 通 信 にも 影 響 (パケットロス)がなかった 次 に ヘビーユーザーによって 全 体 のト ラフィックが 事 業 者 振 り 分 けSWとOSU 間 の 通 信 容 量 を 越 える 場 合 には ヘビーユーザーにのみパケットロ スが 発 生 し 他 のユーザーのトラフィックには 影 響 がなかった これらの 結 果 は 同 一 帯 域 保 障 混 在 帯 域 保 障 のどちらでも 同 様 であり NTT 外 販 許 諾 OSUの 帯 域 保 障 機 能 が 有 効 であることを 確 認 できた この 機 能 を 用 いることによって ヘビーユーザーから 他 の 利 用 者 の 通 信 を 保 護 することができる 5
NTT 商 用 設 備 での 検 証 6
NTT 商 用 設 備 での 検 証 ( 設 備 構 成 ) ソフトバン ソフトバン クBB クBB 網 ソフトバンク ソフトバンク テレコム テレコム 網 イー アクセ イー アクセ ス 網 NTT 東 日 本 銀 座 ビル 各 事 業 者 のデータを VLANにて 分 ける 振 り 分 け S W 4 分 岐 スプリッタ O N S T U T I D M ソフトバンクグループ 汐 留 オフィス 8 分 岐 スプリッタ P D 盤 ( 予 備 ) ソフトバンクBB イー アクセス ソフトバンクBB KDDI VIC 東 海 KDDI KDDI 網 ( 予 備 ) KDDI VIC VIC 東 海 網 管 路 とう 道 設 備 所 有 保 守 区 分 接 続 事 業 者 幹 事 会 社 NTT 東 日 本 幹 事 会 社 接 続 事 業 者 7
NTT 商 用 設 備 での 検 証 ( 技 術 面 ) 検 証 内 容 NTT 東 日 本 のシェアドアクセスと 幹 事 会 社 が 設 置 した 事 業 者 振 り 分 けSW 及 びを 接 続 することで ラボ 検 証 と 同 様 な 構 成 でのOSU 共 用 環 境 を 構 築 する この 環 境 で 各 社 が 提 供 している 通 信 サービスが 提 供 可 能 かどうかを 確 認 した 検 証 結 果 各 社 それぞれに 提 供 するサービスは 異 なるが 確 認 した 主 な 項 目 は 以 下 のとおり 自 社 網 への 疎 通 インターネットコンテンツ 等 へのアクセス 可 否 速 度 リアルタイムパケット 通 信 IPマルチキャスト 動 画 配 信 0AB-J IP 電 話 通 信 のセキュリティ 確 保 確 認 の 結 果 いずれのOSU 共 用 事 業 者 も 一 分 岐 単 位 での 貸 し 出 し 形 態 で 自 社 のサービス 提 供 が 可 能 との 判 断 を 得 られた 8
NTT 商 用 設 備 での 検 証 ( 運 用 面 ) 検 証 内 容 NTT 商 用 設 備 環 境 において OSU 共 用 による 一 分 岐 貸 しを 実 現 することは 本 検 証 が 初 の 試 みである ま た NTT 東 日 本 では 平 成 20 年 2 月 28 日 に 提 出 された 次 世 代 ネットワークに 係 る 接 続 ルールの 在 り 方 につ いて 答 申 ( 案 )に 対 する 意 見 書 で メディアコンバータやOLT スプリッタ 等 の 局 内 装 置 類 は 誰 でも 容 易 に 調 達 設 置 可 能 であり 現 に 他 事 業 者 は 局 舎 コロケーションを 利 用 して 自 ら 設 置 ( 例 えば OLTは 延 べ 約 910ビルに 設 置 (NTT 東 日 本 エリア (H19.6 末 時 点 )しており その 結 果 接 続 料 を 設 定 したもの の 利 用 実 績 は 皆 無 であります と 公 表 しており その 後 の 期 間 における 貸 し 出 し 実 績 については 不 明 ではあ るが 引 き 続 き 皆 無 である 可 能 性 が 極 めて 高 いと 考 えられる よって まずはNTT 商 用 設 備 環 境 を 構 築 するための 相 互 接 続 において NTT 東 日 本 の 公 表 約 款 等 では 補 えない 申 請 の 流 れや 申 請 様 式 を 確 認 する 次 に 幹 事 会 社 が 一 分 岐 貸 しを 接 続 事 業 者 に 提 供 できるように 環 境 を 構 築 した 後 エンドユーザーに 起 因 する アクション( 契 約 開 始 解 除 等 )に 対 応 するために 必 要 となる 接 続 事 業 者 幹 事 会 社 NTT 東 日 本 間 でのオ ペレーション( 申 請 )フローと 申 請 様 式 の 検 討 を 行 い OSU 共 用 の 運 用 が 可 能 であるか 検 証 する さらに 幹 事 会 社 や 接 続 事 業 者 に 起 因 するサービス 品 質 の 変 更 や 新 サービス 提 供 を 模 擬 的 に 実 施 し OSU 共 用 事 業 者 間 の 調 整 結 果 を 受 けて 対 応 可 能 であることを 検 証 する なお 本 検 証 にあたってNTT 東 日 本 からは 提 示 した 申 請 様 式 申 請 の 流 れ 回 答 対 応 期 限 等 は 暫 定 的 に 整 備 したものであって 大 量 の 手 続 きが 発 生 するような 商 用 時 にはそのまま 適 用 できない 可 能 性 がある 旨 が 表 明 されている 検 証 結 果 相 互 接 続 の 手 順 についてOSU 共 用 環 境 は 接 続 約 款 に 準 じる 範 囲 で 問 題 なく 構 築 できることが 確 認 された 接 続 事 業 者 幹 事 会 社 NTT 東 日 本 間 でのオペレーションについては エンドユーザーからの 新 規 契 約 キャリアチェンジ 解 約 申 し 込 みに 対 応 するオペレーションを 行 い 問 題 なく 対 応 可 能 であることを 確 認 した 9
サービス 品 質 変 更 新 サービス 追 加 実 績 サービス 品 質 変 更 時 の 対 応 OSU 共 用 において 幹 事 会 社 が 提 供 する 一 分 岐 貸 しのサービス 品 質 の 変 更 や 接 続 事 業 者 毎 の 要 求 品 質 の 変 更 などが 発 生 すると 考 えられる この 際 幹 事 会 社 は 設 備 を 保 有 するNTT 東 日 本 に 対 して 都 度 OSUパラ メータの 変 更 手 続 きを 行 う 必 要 がある これはOSUの 貸 し 出 しにおいて 特 徴 的 であり かつ 過 去 に 経 験 のな い 手 続 きであるため 申 請 手 続 きを 複 数 回 行 うことで 検 証 した 2009 年 2 月 相 互 接 続 完 了 直 後 ( 帯 域 保 障 設 定 なし) 2009 年 3 月 幹 事 会 社 による 一 分 岐 貸 しサービス 品 質 の 変 更 ( 帯 域 保 障 設 定 なし 同 一 帯 域 保 障 ) 2009 年 5 月 事 業 者 単 位 での 要 求 品 質 への 対 応 ( 同 一 帯 域 保 障 混 在 帯 域 保 障 ) いずれの 場 合 もNTT 東 日 本 からあらかじめ 提 示 されていた 約 2 週 間 程 度 の 処 理 期 間 で 実 施 できたため 問 題 無 いと 判 断 できる 新 サービス 追 加 時 の 対 応 OSU 共 用 において 接 続 事 業 者 が 新 サービスを 提 供 しようとする 際 にOSU 共 用 を 行 う 事 業 者 間 で 協 議 等 が 必 要 な 場 合 が 考 えられる これは 主 にNTTビル 内 への 機 器 設 置 あるいはネットワーク 構 成 の 変 更 が 伴 うよ うな 新 サービスが 想 定 されるため 本 検 証 では 開 通 済 みのソフトバンクBBの 回 線 に 新 サービスとして0AB- J IP 電 話 サービスを 追 加 提 供 することで 検 証 を 試 みたが OSU 共 用 事 業 者 間 で 協 議 等 の 必 要 性 はなかった さらなる 検 証 を 行 うには OSU 共 用 における 新 サービス 提 供 時 の 懸 念 をもつ 事 業 者 の 参 加 と 具 体 的 な 新 サービス 像 が 必 要 だと 考 える 10
保 守 体 制 OSU 共 用 による 一 分 岐 貸 しを 行 う 場 合 エンドユーザーには 各 事 業 者 の 設 備 を 経 由 してサービスが 提 供 さ れるが このような 設 備 区 分 ( 技 術 面 ーNTT 商 用 設 備 での 検 証 環 境 の 図 を 参 照 )において 故 障 等 に 対 応 でき る 保 守 連 絡 受 付 体 制 が 必 要 となるため 本 検 証 でも 各 事 業 者 間 で 試 験 的 に 体 制 を 整 えた NTT 東 日 本 においては 本 検 証 のための1OSUに 対 する 暫 定 的 な 保 守 体 制 であり 保 守 体 制 に 関 する 評 価 を 実 施 していないものではあったが 幹 事 会 社 との 間 において 相 互 接 続 協 定 に 係 る 保 守 確 認 事 項 が 締 結 され ている OSU 貸 し 出 しについては 実 績 が 不 足 しているものの 公 表 約 款 等 に 基 づく 一 般 的 な 保 守 対 応 に 準 じ るものであって 既 存 保 守 体 制 から 大 きく 逸 脱 するようなものではないと 考 えられる また 接 続 事 業 者 においてはNTT 東 日 本 とは 直 接 接 続 せず 幹 事 会 社 のみと 接 続 して 相 互 接 続 協 定 を 交 わ すことになる よって 従 来 NTT 東 西 との 相 互 接 続 経 験 があれば その 体 制 を 幹 事 会 社 との 保 守 連 絡 受 付 に も 対 応 させることで 保 守 体 制 を 構 築 可 能 である 幹 事 会 社 は 前 記 の 二 者 と 相 互 接 続 契 約 等 を 行 う そのため NTT 東 日 本 と 締 結 する 保 守 確 認 事 項 と 同 様 に 接 続 事 業 者 との 連 絡 窓 口 を 明 確 化 し 対 応 フローを 取 り 決 めて 体 制 を 整 えた このようにOSU 共 用 環 境 での 保 守 体 制 は NTT 東 日 本 を 含 めた 各 社 が 現 在 運 用 している 保 守 体 制 と 大 き く 変 わらないことから 故 障 対 応 等 の 品 質 を 維 持 することは 可 能 であると 考 えられる 11
保 守 実 績 本 検 証 で 整 えた 保 守 体 制 の 実 績 は 以 下 のとおり 振 り 分 けSW 故 障 対 応 (2009 年 2 月 ) NTT 商 用 設 備 での 検 証 環 境 構 築 後 に 振 り 分 けSWのKDDI 向 け 接 続 ポートの 状 態 が 監 視 できなくなる 故 障 が 発 生 幹 事 会 社 とKDDIの 連 携 により 故 障 対 応 を 完 了 した PD 盤 移 設 対 応 (2009 年 3 月 ) フィールドトライアル 環 境 の 端 末 設 置 場 所 であるソフトバンクの 都 合 により オフィス 内 に 設 置 してある PD 盤 の 移 設 作 業 を 行 った この 作 業 はOSU 共 用 検 証 回 線 の 全 てが 一 時 的 に 切 断 されることになる 支 障 移 転 の 扱 いで 行 われた PD 盤 にはOSU 共 用 検 証 用 回 線 だけでなく Bフレッツ 等 の 回 線 も 配 線 されていたが 事 業 者 間 の 事 前 連 絡 調 整 により 無 事 に 移 設 を 完 了 した 交 換 本 検 証 ではOSUがNTT 東 日 本 設 備 が 幹 事 会 社 所 有 のNTT 外 販 許 諾 品 の 組 み 合 わせであるが このような 場 合 における 保 守 手 順 の 確 認 として 交 換 の 検 証 を 行 った 新 しく 交 換 するを 認 証 させるには 固 有 のMACアドレスをOSUに 登 録 することが 必 要 であり そ のアドレスをNTT 東 日 本 に 申 請 する 必 要 がある その 方 法 についてはNTT 東 日 本 との 協 議 によって 帯 域 制 御 等 にも 使 われるOSUパラメータ 設 定 の 申 請 様 式 の 提 出 によって 行 うことと 整 理 され 2009 年 9 月 に 交 換 を 実 施 した しかしOSUパラメータ 設 定 の 手 順 では 申 請 から 設 定 変 更 工 事 までに 標 準 でおよそ2 週 間 の 期 間 が 必 要 と なる その 間 は 通 信 できない 状 態 が 続 くことになるため その 期 間 をもっと 短 縮 できるような 手 順 を 検 討 する 必 要 がある もしNTT 東 日 本 が 提 供 するBフレッツ 等 の 保 守 にて 同 等 の 行 為 が 短 期 間 で 対 応 できるのであ れば それに 近 い 設 備 形 態 として NTT 東 日 本 所 有 のを 利 用 したOSU 共 用 も 一 考 に 値 する 12
まとめ 13
まとめ 本 検 証 では NTT 東 日 本 のOSUを 用 いても 問 題 なくOSU 共 用 が 技 術 的 に 可 能 であることが 分 かった 具 体 的 には ヘビーユーザーが 他 のユーザーに 影 響 を 及 ぼさず 各 社 の 既 存 サービスもOSU 共 用 環 境 で 問 題 なく 提 供 できることが 確 認 できた 次 に 運 用 面 については 本 検 証 のためだけに 暫 定 的 な 対 応 体 制 となる 部 分 がNTT 東 日 本 幹 事 会 社 接 続 事 業 者 それぞれにあったものの NTT 東 日 本 との 公 表 約 款 に 準 じた 相 互 接 続 手 続 きを 経 て NTT 商 用 設 備 を 利 用 してOSU 共 用 を 実 現 した 幹 事 会 社 と 接 続 事 業 者 間 での 手 続 き 保 守 監 視 体 制 等 については 事 業 者 間 協 議 で 速 やかに 取 り 決 めること ができ さらに 故 障 発 生 PD 盤 の 支 障 移 転 対 応 の 実 績 も 得 られた よって OSU 共 用 環 境 の 運 用 にも 大 き な 支 障 はないと 考 えられる また 新 サービス 提 供 時 の 問 題 の 検 証 として 0AB-J IP 電 話 サービスの 追 加 を 実 施 したが O SU 共 用 事 業 者 間 で 問 題 は 発 生 しなかった なお 本 検 証 の 実 施 にあたり NTT 東 日 本 との 協 議 は 不 要 であっ た NGN 接 続 ルール 答 申 において 競 争 事 業 者 間 であっても 各 社 個 別 に 芯 線 を 利 用 するよりは OSUを 共 用 し1 芯 当 たりの 契 約 数 を 増 加 させる 方 が FTTHサービスの 提 供 コストを 低 廉 化 させることが 可 能 である ことから まずは 競 争 事 業 者 間 でのOSU 共 用 の 取 組 を 積 極 的 に 進 めることが 適 当 と 考 えられる との 考 え 方 が 示 されているが 事 業 継 続 性 に 関 するシミュレーションを 行 ったところ 接 続 事 業 者 のみによるOSU 共 用 では 事 業 継 続 できないが NTT 東 西 も 含 めてOSU 共 用 を 行 えば 事 業 継 続 可 能 性 があることが 確 認 できた また 従 来 より 接 続 事 業 者 は 光 配 線 区 域 の 拡 大 を 要 望 しているところであるが シミュレーションで 光 配 線 区 域 数 が 少 ない(= 光 配 線 区 域 が 広 い)ほど 稼 働 率 が 向 上 しやすいことも 改 めて 確 認 できた 14