2011 テレワーク人口実態調査速報

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も 上 昇 すると 見 込 まれる (P.8 11 表 3-2) 2030 年 の 就 業 率 は ゼロ 成 長 参 加 現 状 で 53.2%と 2014 年 の 57.3%から 低 下 するが 経 済 再 生 参 加 進 展 では 59.0%に 上 昇 すると 見 込 まれる (P

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官報掲載【セット版】

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

Transcription:

平 成 23 年 度 テレワーク 人 口 実 態 調 査 - 調 査 結 果 の 概 要 - 平 成 24 年 3 月 国 土 交 通 省 都 市 局 都 市 政 策 課

目 次 1.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 目 的 1 2.テレワーカーの 定 義 2 3.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 実 施 概 要 3 4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (1)テレワーカー 率 等 の 経 年 変 化 5 (2) 狭 義 テレワーカー 率 等 の 増 加 要 因 8 (3) 広 義 テレワーカー 率 の 減 少 要 因 14 (4)ワーカーの 意 識 実 態 17 (5) 在 宅 型 テレワーカーの 行 動 分 析 22 5. 今 後 の 課 題 3 参 考 属 性 別 にみたテレワーカー 率 31

1.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 目 的 本 業 務 は 以 下 の 観 点 からWEBを 利 用 した 実 態 調 査 を 実 施 するとともに その 結 果 に ついて 定 量 的 なデータに 基 づく 分 析 等 を 行 ったものである 就 業 人 口 に 占 めるテレワーカー 比 率 やテレワーカー 非 テレワーカーのテレワークに 関 する 意 識 実 態 などについて 継 続 的 に 把 握 する テレワーカーの1 日 の 行 動 における 詳 細 な 生 活 実 態 (テレワーク 実 施 間 帯 業 務 形 態 業 務 内 容 等 ) 等 について 把 握 する 1

2.テレワーカーの 定 義 一 般 的 な 定 義 ICT( 情 報 通 信 技 術 )を 活 用 して 場 所 や 間 にとらわれない 柔 軟 な 働 き 方 をする 人 を さす 本 調 査 における 定 義 テレワーカー( 狭 義 テレワーカー) ふだん 収 入 を 伴 う 仕 事 を 行 っている 人 の 中 で 仕 事 でICTを 利 用 している 人 かつ 自 分 の 所 属 する 部 署 のある 場 所 以 外 で ICTを 利 用 できる 環 境 において 仕 事 を 行 う 間 が 1 週 間 あたり8 間 以 上 である 人 広 くとらえたテレワーカー( 広 義 テレワーカー) 雇 用 者 は ふだん 収 入 を 伴 う 仕 事 を 行 っている 人 の 中 で 仕 事 でICTを 利 用 している 人 かつ 自 分 の 所 属 する 部 署 のある 場 所 以 外 で ICTを 利 用 できる 環 境 において 仕 事 を 行 っている 人 自 営 業 者 は ふだん 収 入 を 伴 う 仕 事 を 行 っている 人 の 中 で 仕 事 でICTを 利 用 している 人 2

3.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 実 施 概 要 11 年 度 は 下 記 の3 種 類 の 調 査 を 実 施 した 11 年 度 調 査 調 査 実 施 方 法 回 収 数 等 (1) テレワーク 人 口 実 態 把 握 調 査 (2) テレワーク 実 態 意 識 調 査 (3) テレワーク 日 記 調 査 web 調 査 プレ 調 査 web 調 査 本 調 査 web 調 査 日 記 調 査 * 本 調 査 で 実 施 意 向 確 認 回 収 数 :1,142 人 ( 回 収 目 標 : 万 人 ) 回 収 内 容 : 全 国 男 女 15 歳 以 上 分 析 対 象 者 数 :74,362 人 分 析 対 象 者 内 容 : 全 国 男 女 15 歳 以 上 でふだん 収 入 がある 仕 事 をしている 層 調 査 期 :11 年 11 月 11 日 ( 金 )~11 月 23 日 ( 水 ) 回 収 数 :8,65 人 ( 回 収 目 標 :8, 人 ) 回 収 内 容 : プレ 調 査 回 収 後 就 業 構 造 基 本 調 査 における 性 別 年 齢 別 の 分 布 に 順 じて 割 り 付 け 回 収 分 析 対 象 者 数 :8,614 人 調 査 期 :11 年 11 月 25 日 ( 金 )~11 月 28 日 ( 月 ) 回 収 数 :921 人 ( 回 収 目 標 :8 人 ) 回 収 内 容 : 本 調 査 と 同 に 雇 用 型 モニター 調 査 参 加 希 望 者 を 募 集 分 析 対 象 者 数 :755 人 内 訳 :テレワーカー:674 人 非 テレワーカー81 人 調 査 期 :11 年 12 月 7 日 ( 水 )~12 月 13 日 ( 火 ) 3

3.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 実 施 概 要 ( 参 考 ) 各 調 査 の 分 析 対 象 者 イメージ (1)プレ 調 査 ( 人 口 実 態 把 握 調 査 ): 74,362 人 就 労 者 :74,362 人 (2) 本 調 査 ( 実 態 意 識 調 査 ):8,614 人 雇 用 型 ワーカー:7,554 人 自 営 型 ワーカー:1,6 人 (3) 日 記 調 査 ( 実 態 意 識 調 査 ):921 人 (3) 日 記 調 査 :755 人 テレワーカー:674 非 テレワーカー 人 ( 狭 義 :58 人 広 義 :94 人 ) 674 人 81 81 人 人 4

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (1)テレワーカー 率 等 の 経 年 変 化 1 狭 義 テレワーカーの 推 移 狭 義 テレワーカー 率 は ここ3 年 は 横 ばい 傾 向 にあったが 11 年 には 前 年 比 で 約 3ポイ ント 増 の19.7%となっている 自 営 型 では 雇 用 型 に 比 べやや 増 加 割 合 が 高 くなっている (%) 3 狭 義 テレワーカー 率 の 推 移 21..8 16.5 15.2 15.3.4 14.3 14.5 8.2 6.1 9.2 5.7.2 16.5 15.9 23.9 19.7 19. 雇 用 型 狭 義 テレワーカー 自 営 型 狭 義 テレワーカー 全 体 2 年 5 年 8 年 9 年 年 11 年 (+3.7ポイント) (+3.2ポイント) (+3.1ポイント) ( 注 )テレワーカー 率 とは 15 歳 以 上 の 就 業 者 に 占 めるテレワーカーの 割 合 である テレワーカー 率 は 実 態 調 査 に 基 づくサンプルベースのテレワーカー 比 率 を 平 成 19 年 就 業 構 造 基 本 調 査 における 雇 用 形 態 性 別 年 齢 別 の 分 布 や 平 成 22 年 通 信 利 用 動 向 調 査 におけるインターネット 利 用 率 により 補 正 して 算 出 している 5

6

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (1)テレワーカー 率 等 の 経 年 変 化 3 広 義 テレワーカーの 推 移 広 義 テレワーカーは ここ3 年 は 横 ばい 傾 向 にあったが 11 年 は 前 年 比 で 約 2ポイントの 減 少 となっている 自 営 型 は 雇 用 型 に 比 べやや 減 少 割 合 が 高 くなっている 広 義 テレワーカー 率 の 推 移 (%) 7 6 5 4 3 24.2 15.6 13.7 54. 38.9 36. 66.4 43. 64.6 42.3 67.1 42.2 64.5 46. 45.2 45.5 43.1 雇 用 型 広 義 ( 含 狭 義 )テレワーカー 自 営 型 広 義 ( 含 狭 義 )テレワーカー 全 体 39.9 2 年 5 年 8 年 9 年 年 11 年 ( 2.6ポイント) ( 2.4ポイント) ( 2.3ポイント) ( 注 ) 広 義 テレワーカー 率 とは 15 歳 以 上 の 就 業 者 に 占 める 広 義 テレワーカーの 割 合 であり 狭 義 テレワーカーを 含 む 広 義 テレワーカー 率 は 実 態 調 査 に 基 づくサンプルベースのテレワーカー 比 率 を 平 成 19 年 就 業 構 造 基 本 調 査 における 雇 用 形 態 性 別 年 齢 別 の 分 布 や 平 成 22 年 通 信 利 用 動 向 調 査 におけるインターネット 利 用 率 により 補 正 して 算 出 している 7

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (2) 狭 義 テレワーカー 率 等 の 増 加 要 因 1 東 日 本 大 震 災 を 契 機 としたテレワーク 導 入 の 進 展 (1/2) 震 災 直 後 に6.6% 相 当 節 電 対 策 としての 在 宅 勤 務 が 注 目 された 夏 場 に3.8% 相 当 のワーカー が 新 たにテレワークを 開 始 しており 震 災 を 契 機 にテレワーク 導 入 が 促 進 されたと 推 測 される 一 方 で 秋 には 5.8% 相 当 のワーカーが テレワークを 取 りやめている 今 後 3.5% 相 当 のワーカーが 新 たにテレワークを 開 始 したいと 考 えている 116.5 113 1.4 6.6 新 たにテレワーク 開 始 3.8% 相 当 2.6% 相 当 テレワーク 取 りやめ 5.8% 相 当 3.5% 相 当 6.6% 相 当 テレワーク 継 続 4.7% 相 当 東 日 本 大 震 災 以 前 東 日 本 大 震 災 直 後 ~6 月 7~9 月 ~11 月 今 後 の 意 向 8

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (2) 狭 義 テレワーカー 率 等 の 増 加 要 因 1 東 日 本 大 震 災 を 契 機 としたテレワーク 導 入 の 進 展 (2/2) 大 震 災 後 にテレワークを 開 始 したテレワーカーは BCPの 観 点 でのテレワークのメリットを 評 価 する 傾 向 が 強 く 震 災 対 応 を 契 機 としてテレワークを 開 始 したものと 考 えられる テレワーク 開 始 期 別 にみた オフィスの 分 散 化 により 災 害 等 における 業 務 遂 行 対 応 が 可 能 になる との 考 え 方 に 対 する 重 要 度 % % % 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% % 大 震 災 以 前 からTW 実 施 9.6 31.9 41.6 8.4 8.4 大 震 災 直 後 ~6 月 にTW 開 始 18.9 38.6 32.3 7.9 2.4 7~9 月 にTW 開 始 7.5 45 33.8 5 8.8 まったくそう 非 常 に 重 視 思 する う そう 重 視 思 する う どちらともいえない あまりそう 重 視 しない思 わない ほとんどそう 思 重 視 しない わない 9

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (2) 狭 義 テレワーカー 率 等 の 増 加 要 因 2テレワーク 間 の 増 加 ( 一 人 当 たり 平 均 テレワーク 間 ( 週 合 計 )) 狭 義 テレワーカーの 一 人 当 たり 平 均 テレワーク 間 は ここ3 年 概 ね 横 ばい 傾 向 であった が 11 年 は 全 体 的 に3~5 間 程 度 増 加 している 雇 用 型 自 営 型 を 問 わず 在 宅 型 テレワーカーのテレワーク 間 の 伸 びが 大 きい 35 ( 間 / 週 ) 狭 義 テレワーカーの 平 均 テレワーク 間 ( 週 合 計 ) 3 25 25.9 25.7 25. 21.5 3.6 28.1 27.9 29. 28.5 26.2 27. 26.7 22.8 22.6 24.9 22.3 雇 用 型 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 ) 雇 用 型 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 以 外 ) 自 営 型 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 ) 自 営 型 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 以 外 ) 15 8 年 9 年 年 11 年

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (2) 狭 義 テレワーカー 率 等 の 増 加 要 因 2テレワーク 間 の 増 加 ( 一 人 当 たり 平 均 テレワーク 間 割 合 ( 週 合 計 )) 狭 義 テレワーカーは 週 間 以 上 のワーカーの 割 合 が 年 々 高 まっており 一 人 当 たり 平 均 テレワーク 間 は 増 加 傾 向 にある 11 年 の 平 均 テレワーク 間 は 約 3 間 となっている 雇 用 型 狭 義 テレワーカーの 平 均 テレワーク 間 割 合 ( 週 合 計 ) % % % 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% % 自 営 型 % % % 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% % 8 年 9 年 年 14.2. 6.2 2.3 1. 6.1 18.8 7.5 2.7.8.9 6.3 19.9 6.6.3 55.8 63.1 63.4 8 年 9 年 年 8.7 7.1 8.3 23.9 4.36.7 4..9.1 4.1 9.6 1.2 2.2 16.5 5.47.2 53.5 55.6 59. 11 年 うち 在 宅 型 9.5 8.4 13.4 1.8.7 1.2 6. 2.5 1. 1. 18.7 2.7 8.31.1.7 66.6 6 11 年 ( 平 均 29.4 間 / 週 ) ( 平 均 28.7 間 / 週 ) うち 在 宅 型 ( 平 均 27. 間 / 週 ) ( 平 均 28.5 間 / 週 ) 5.5 5.4 15.9 16.7 2.9 8.3 3.1 1.1 2.3 3.58.11.3 1.5 63.9 64.3 うち 在 宅 型 以 外.1.72.4.91.11 69.9 うち 在 宅 型 以 外 5.6 ( 平 均 3.6 間 / 週 ) ( 平 均 29. 間 / 週 ) 15.6 2.48.7.7 3.8 63.2 8~ 間 未 満 ~12 間 未 満 12~14 間 未 満 14~16 間 未 満 16~18 間 未 満 18~ 間 未 満 間 以 上 8~ 間 未 満 ~12 間 未 満 12~14 間 未 満 14~16 間 未 満 16~18 間 未 満 18~ 間 未 満 間 以 上 11

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (2) 狭 義 テレワーカー 率 等 の 増 加 要 因 2テレワーク 間 の 増 加 ( 一 人 当 たり 平 均 テレワーク 間 ( 週 合 計 )の 分 布 ) 一 人 当 たり 平 均 テレワーク 間 が 増 加 しているため 週 あたり8 間 を 超 え 新 たに 狭 義 テレワーカーとなったワーカー(これまでは 広 義 テレワーカー)が 現 れているものと 考 えられ る 平 均 テレワーク 間 ( 週 合 計 )の 分 布 ( 累 積 ) (%) 8 間 (48 分 ) 以 上 9 8 7 6 5 11 年 年 広 義 テレワーカー ( 週 8 間 未 満 ) 狭 義 テレワーカーと 定 義 されるテレワーク 間 狭 義 テレワーカー ( 週 8 間 以 上 ) 新 たに 狭 義 テレワーカーとなった ワーカー ( 赤 線 より 右 側 の 青 色 部 分 4 3 62 113 159 235 3 355 4 48 541 626 765 915 15 1232 135 153 173 184 2 2175 227 2355 テレワーク 間 / 週 ( 分 ) 12

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (2) 狭 義 テレワーカー 率 等 の 増 加 要 因 3 新 しいICTツールの 普 及 パソコン 等 の 性 能 向 上 やデータ 通 信 の 高 速 化 通 信 エリアの 拡 大 スマートフォン タブレット 端 末 の 進 化 などによって ヘッドオフィス 以 外 でも 仕 事 をしやすくなったと 評 価 している 雇 用 型 狭 義 テレワーカーが 多 い セキュリティの 強 化 等 により テレワークしにくくなったとの 意 見 は 少 ないものの しにくさ 評 価 の 中 では 高 い 雇 用 型 狭 義 テレワーカーのICT 利 用 環 境 の 評 価 % % % 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% % (1)ノートパソコンやネットワークパソコンなどの 性 能 機 能 の 向 上 12.7 34.3 49.5 2.6.9 (2)スマートフォンやタブレット 端 末 など 小 型 IT 機 器 の 進 化 8.1 25.2 63. 2.3 1.3 (3)セキュリティ 関 連 等 の 強 化 による 会 社 のIT 機 器 の 持 ち 運 び 5.2 19.4 61.8 8.4 5.2 (4)セキュリティ 関 連 等 の 強 化 による 仕 事 に 必 要 なデータの 持 ち 出 し (5)セキュリティ 関 連 等 の 強 化 による 社 外 でのメールチェックのしやすさ (6) 無 線 LANなど 社 外 の 高 速 データ 通 信 の 進 化 (7)どこでも 利 用 できる 通 信 環 境 エリアの 拡 大 (8)クラウト コンヒ ューティンク 等 社 外 から 必 要 なデータやメールなどへのアクセス 性 の 向 上 (9)VPN 等 による 社 外 から 会 社 のサーバーへのアクセス 性 の 向 上 () 社 内 のパソコンの 更 新 やソフトのアップグレードの 頻 度 (11) 社 内 のパソコン 通 信 機 器 などの 数 4.8 5.5 8. 7.4 6.6 5. 4.9 5. 17.8 19.6 27.2 25.4.9 18.6 21.6 22.1 59.7 63.4 59.8 63. 66.8 7.5 68. 68.2.8 6.9 7.1 4.3 3.5 1.5 2.6 1.6 3.6 2.1 3.9 2.1 3.9 1.6 3.2 1.5 非 常 にしやすくなった 非 常 にできる よ うになった 変 わらない 非 常 にしにくくなった 非 常 にできなくなった しやすくなった できる よ うになった しにくくなった できなくなった 13

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (3) 広 義 テレワーカー 率 の 減 少 要 因 1 主 な 仕 事 ( 本 業 )でのICTツールの 利 用 率 の 低 下 (1/2) テレワーカーを 定 義 するための3つのメディア(ICTの 種 類 )について 8 年 以 来 主 な 仕 事 ( 本 業 )における 利 用 率 が 減 少 傾 向 にあるため 広 義 テレワーカー 率 の 減 少 に 影 響 を 及 ぼしていると 考 えられる テレワーカーの 定 義 のためのICTツールの 利 用 率 の 推 移 主 な 仕 事 ( 本 業 )における 電 子 メール 利 用 主 な 仕 事 ( 本 業 )における webサイトのホームページ 閲 覧 や 検 索 ファイルのダウンロード など 主 な 仕 事 ( 本 業 )における 端 末 から 電 子 メール 以 外 のデータ 送 信 (%) (%) 8 (%) 8 67.6 71.7 8 7 65.7 64.6 7. 7 69.2 7 6 6 61.7 6 61.8 5 5 ( 2.9ポイント) 5 ( 7.4ポイント) 4 4 4 3 3 3 8 年 9 年 年 11 年 8 年 9 年 年 11 年 41.1 38.2 35.7 3.3 ( 5.4ポイント) 8 年 9 年 年 11 年 ( 注 )テレワーク 人 口 実 態 調 査 では テレワーカーについて ふだん 収 入 を 伴 う 仕 事 を 行 っている 人 の 中 で 仕 事 でICTを 利 用 している ことを 前 提 条 件 としており 具 体 的 には 主 な 仕 事 ( 本 業 )で 上 記 の3つのメディア(ICTの 種 類 )のいずれかを 利 用 していることをもって 仕 事 でICTを 利 用 している とみなしている このため 上 記 3メディア(ICTの 種 類 )の 利 用 率 が 低 下 すると テレワーカーとなりえるワーカーが 減 少 することになる 14

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (3) 広 義 テレワーカー 率 の 減 少 要 因 1 主 な 仕 事 ( 本 業 )でのICTツールの 利 用 率 の 低 下 (2/2) 主 な 仕 事 で 何 らかのICTを 利 用 しているワーカーが 年 には75.2%( 非 利 用 率 24.8%) だったが 11 年 には7.9%( 非 利 用 率 29.1%)と 約 4ポイント 減 少 しているため 広 義 テレ ワーカー 率 の 減 少 に 影 響 を 及 ぼしていると 考 えられる 主 な 仕 事 ( 本 業 )におけるICT 利 用 率 の 変 化 年 調 査 結 果 11 年 調 査 結 果 電 子 メール(64.6%) 電 子 メール(61.7%) 3.1% 6.5% 29.8% 28.2% 利 用 75.2% 1.1% 利 用 7.9% 1.2% ホームページ 閲 覧 等 (69.2%) 6.6% 3.6% 2.1% 1.9% 電 子 メール 以 外 の データ 通 信 (35.7%) ホームページ 閲 覧 等 (61.8%) 5.9% 25.8% 1.8% 1.4% 電 子 メール 以 外 の データ 通 信 (3.3%) 非 利 用 24.8% 非 利 用 29.1% 15

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (3) 広 義 テレワーカー 率 の 減 少 要 因 2 就 労 者 世 代 におけるインターネット 利 用 率 の 低 下 インターネット 利 用 率 は 全 体 的 には 平 成 21 年 に 比 べ 微 増 しているものの 就 業 者 の 多 い 世 代 (~6 歳 代 )の 多 くで 利 用 率 が 低 下 しているため 広 義 テレワーカー 率 の 減 少 に 影 響 を 及 ぼしていると 考 えられる 年 齢 階 層 別 インターネット 利 用 率 の 推 移 ( 個 人 ) 出 所 : 平 成 22 年 通 信 利 用 動 向 調 査 ( 総 務 省 ) ( 注 )テレワーク 人 口 実 態 調 査 は Webアンケート 調 査 を 利 用 して 実 施 しているため 調 査 によって 得 られた 数 値 をもとに インターネット 利 用 率 をベースとした 補 正 値 を 乗 じて テレワーカー 率 の 推 定 などを 行 っている このため 就 労 者 の 多 い 世 代 のインターネット 利 用 率 が 低 下 すると テレワーカー 率 が 低 下 することになる 16

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (4)ワーカーの 意 識 実 態 1テレワークのメリット 感 狭 義 テレワーカーは 業 務 への 集 中 効 率 向 上 や 間 的 肉 体 的 精 神 的 負 担 の 軽 減 自 由 裁 量 などをメリットと 感 じている 割 合 が 高 い 非 テレワーカーは 間 的 肉 体 的 精 神 的 負 担 の 軽 減 は 想 像 できるものの 業 務 上 のメ リットには 実 感 が 湧 かない 様 子 がうかがえる (%) 6 5 雇 用 型 4 3 テレワーク 実 施 に 対 するメリット 自 営 型 3 4 5 6 5.9 38.1 48.2 31.1 4.5 22.8 36.9.3 4.3 23.5 42.6 35.5 45.9 38.3 47.1 36.6 4.6 29. 37.7 26.5 36.3 26.6 41.6 33.3 26.1 15.3 39.6 27.3 42.8 31.4 (1) 自 分 の 部 署 のある 事 業 所 内 の 電 話 や 周 囲 の 話 声 などにじゃまされないで 業 務 に 集 中 できる (2)どこの 場 所 ででも 仕 事 ができるようになり 業 務 効 率 の 向 上 が 期 待 できる (3) 移 動 中 でも 仕 事 ができるようになり 業 務 効 率 の 向 上 が 期 待 できる (4) 顧 客 取 引 先 への 訪 問 機 会 や 訪 問 間 を 円 滑 に 行 えるようになり 顧 客 サービスの 向 上 が 期 待 できる (5) 顧 客 取 引 先 に 対 して 迅 速 機 敏 な 対 応 ができるようになり 顧 客 サービスの 向 上 が 期 待 できる (6) 通 勤 の 際 の 肉 体 的 精 神 的 負 担 が 減 らせる (7) 通 勤 間 の 削 減 などにより 自 由 に 使 える 間 が 増 える (8) 自 分 の 裁 量 や 判 断 によって 仕 事 に 拘 束 されない 間 を 作 ることができる (9) 家 庭 生 活 の 充 実 や 家 族 とのコミュニケーションが 増 える () 育 児 と 両 立 しながら 仕 事 が 可 能 になる (11) 家 族 等 の 介 護 と 両 立 しながら 仕 事 が 可 能 になる (12) 障 がい 等 で 移 動 が 困 難 でも 仕 事 が 可 能 になる (13) 地 域 活 動 などに 参 加 できる (14)オフィスの 分 散 化 により 災 害 等 における 業 務 遂 行 対 応 が 可 能 になる (15) 居 住 場 所 の 選 択 の 幅 が 広 がる 34.6 32.4 52.1 53.4 23.4 4. 39.9 21.8 45.2 27. 27.4 37.2 23.5 39.8 27. 5. 24.8 36.9. 28.2 21.4 3.8 22.5 38.2 15.8 25.3.3 34.5 22.6 43.5 狭 義 テレワーカー 非 テレワーカ- ( 注 ) 数 値 は まったくそう 思 う + そう 思 う の 割 合 狭 義 テレワーカー 非 テレワーカー 17

(%) 4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (4)ワーカーの 意 識 実 態 6 2テレワークのデメリット 感 5 狭 義 テレワーカーは 公 私 の 区 別 が 難 しいことや 長 間 労 働 への 懸 念 コミュニケーショ ン 不 足 情 報 セキュリティへの 不 安 などの 割 合 が 高 い 自 営 型 の 非 テレワーカーは 育 児 や 介 護 をしながらだと 仕 事 の 効 率 生 産 性 が 低 くなると 感 じている 割 合 が 高 い テレワーク 実 施 に 対 するデメリット 不 安 感 雇 用 型 4 3 自 営 型 3 4 5 6 36.4 3.1 32.1 25.5 3.5 26.4 39.4 47.8 31.3 24.8 4.8 37. 44. 43. 43.4 4.9 39.2 38.5 31.7 29.9 47.3 47.2 28.7 24.1 28.9 23.6 33.1 28.7 34.8 32.1 41.8 43.5 36.8 37. 34.1 3.8 (1) 生 活 雑 音 外 部 の 環 境 音 などが 仕 事 の 邪 魔 になる (2) 家 族 の 協 力 が 得 られない 家 族 に 迷 惑 をかけてしまう (3) 同 僚 に 迷 惑 をかけてしまう 自 分 に 関 する 雑 用 がまわってしまう (4) 自 分 の 部 署 のある 事 業 所 にいないと できない 業 務 をしている (5) 自 分 の 部 署 のある 事 業 所 以 外 で 働 くことによる 人 事 評 価 が 気 になる (6) 過 剰 労 働 長 間 勤 務 となってしまう (6) 過 剰 労 働 長 間 勤 務 となってしまっても 認 められない (7) 上 司 や 同 僚 達 とのコミュニケーションが 不 足 してしまう (9) 同 期 リアルタイムその 場 での 業 務 対 応 顧 客 対 応 ができない () 自 分 の 部 署 のある 事 業 所 以 外 で 働 くための 導 入 運 用 コストの 負 担 が 大 きい (11) 仕 事 と 仕 事 以 外 の 間 の 切 り 分 けが 難 しい (12) 育 児 をしながらだと 仕 事 の 効 率 仕 事 の 生 産 性 が 低 くなる (13) 家 族 等 の 介 護 をしながらだと 仕 事 の 効 率 仕 事 の 生 産 性 が 低 くなる (14) 仕 事 を 行 うためのスペースや 部 屋 などの 環 境 が 不 十 分 (15) 仕 事 を 行 うための 通 信 機 器 情 報 通 信 環 境 が 不 十 分 (16) 情 報 セキュリティの 確 保 に 不 安 がある (17) 自 分 の 部 署 のある 事 業 所 から 通 信 機 器 やデータ ファイルを 外 部 に 持 ち 出 せないため 仕 事 の 効 率 仕 事 の 生 産 性 が 低 くなる (18) 経 営 者 経 営 層 の 理 解 が 低 い 28.4 19.5 19.6 14.2 14.4 13.7 24. 22.9 13.7 12.6 29.1.5 23.9 21.1 21.6 18. 18.8 18. 17.6 18.4 3.5 17.1 23.7 18.9 24.2 19.9 18.2.4.2 26.7 24.8 16.9 15.7.4 14. 37.5 狭 義 テレワーカー 非 テレワーカ- ( 注 ) 数 値 は まったくそう 思 う + そう 思 う の 割 合 狭 義 テレワーカー 非 テレワーカ- 18

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (4)ワーカーの 意 識 実 態 3テレワークの 実 施 意 向 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 )は 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 以 外 )よりもテレワーク 継 続 意 向 が 強 い 非 テレワーカーは 4 割 程 度 がテレワークをしたくないと 思 っているものの 2 割 程 度 は テ レワークをしたいと 思 っている 雇 用 型 % % % 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% % テレワーク 継 続 開 始 意 向 自 営 型 % % % 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% % 雇 用 型 狭 義 テレワーカ ー( 在 宅 型 ) 16.2 38.8 5.4 36.8 2.8 自 営 型 狭 義 テレワーカ ー( 在 宅 型 ) 16.1 38.5 3.6 38.6 3.3 雇 用 型 狭 義 テレワーカ ー( 在 宅 型 以 外 ) 6.4 26.1 49.3 11. 7.3 自 営 型 狭 義 テレワーカ ー( 在 宅 型 以 外 ) 8. 29. 44.3.3 8.3 雇 用 型 広 義 テレワーカ ー 9.6 33.4 35.5 12.5 9. 自 営 型 広 義 テレワーカ ー 13.3 26.7 38.2 12.2 9.5 雇 用 型 非 テレワーカ ー 5. 19.1 38.2 21.2 16.5 自 営 型 非 テレワーカ ー 2.7 14.1 46.9 15.3.8 非 常 にそう 思 う そうしたい ど ち らともいえない まったくそう 思 わない そのよ うなことはしたくない そう 思 う そうしたい そう 思 わない そのよ うなことはしたくない 非 常 にそう 思 う そうしたい どちらともいえない まったくそう 思 わない そのよ うなことはしたくない そう 思 う そうしたい そう 思 わない そのよ うなことはしたくない 19

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (4)ワーカーの 意 識 実 態 4テレワークができない 理 由 非 テレワーカーのテレワークができない 理 由 は 社 内 制 度 がない 仕 事 が 在 宅 勤 務 な どの 働 き 方 に 向 いてない などが 多 くを 占 めており 特 に 雇 用 型 で 顕 著 である 自 営 型 では パソコンなどのスキルが 低 い が 比 較 的 高 い 割 合 を 占 めている 非 テレワーカーのテレワークができない 理 由 3 4 5 6(%) 例 えば 在 宅 勤 務 などの 働 き 方 の 社 内 制 度 がないから 自 分 の 仕 事 の 内 容 ( 職 種 )が 例 えば 在 宅 勤 務 などの 働 き 方 に 向 いていない または 必 要 性 がないから 仕 事 に 必 要 なデータ 資 料 が 整 っていないから( 資 料 が 電 子 化 されていないことを 含 む) 労 働 間 が 長 くなってしまう 可 能 性 があるから 会 社 のセキュリティ 管 理 に 関 するルールが 厳 しいから 自 分 だけでは 仕 事 の 進 捗 管 理 や 間 管 理 が 難 しいから PC コピー FAXなどのIT 機 器 が 整 っていないから 会 社 ( 団 体 等 )が 設 置 または 指 定 したサテライトオフィスがないから またはそうした 環 境 を 整 備 する 予 定 もないから 上 司 や 同 僚 とのコミュニケーションが 不 足 するのではないかと 心 配 だから 例 えば 在 宅 勤 務 などの 働 き 方 が 社 会 的 に 認 知 されていないから 仕 事 に 適 した 部 屋 やスペースが 十 分 にないから 仕 事 に 必 要 なPCのソフトウェアが 整 っていないから 上 司 や 同 僚 経 営 者 等 の 理 解 が 得 られないから 上 司 が 仕 事 の 成 果 を 的 確 に 評 価 してくれるかどうか 心 配 だから 机 や 椅 子 など 仕 事 のための 家 具 が 整 っていないから 例 えば パソコン(PC)などのスキルが 低 いから インターネットなどの 通 信 環 境 が 整 っていないから その 他 19.9 18.6 8.7 18.4 9.2 4.2 18. 13.1.3 13.1 8.4 12.3 7.9 11.7 4.9 11.7 8.1 11.6 8.7 11.5 12.2.3 3. 7.8 3.7 7.8 4.4 7.2 16.5 4.8 7.4 4.6 13.5 32.8 46.5 52. 雇 用 型 非 テレワーカ ー 自 営 型 非 テレワーカ ー

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (4)ワーカーの 意 識 実 態 5テレワークをしたい 場 所 テレワーク 実 施 場 所 としては 自 宅 を 希 望 する 人 が 多 いが 移 動 中 や 図 書 館 等 の 公 共 施 設 カフェ 等 でのいわゆるモバイル 環 境 でのニーズも 一 定 程 度 見 られる 今 後 テレワークをしたい 場 所 雇 用 型 (%) 3 4 5 6 7 8 9 自 営 型 (%) 3 4 5 6 7 8 9 自 分 の 部 署 のある 事 業 所 ( 事 務 所 店 舗 工 場 施 設 など) 自 宅 ( 自 宅 兼 事 務 所 を 除 く) 自 分 の 部 署 のある 場 所 以 外 の 他 事 業 所 ( 自 社 の 他 事 業 所 ) 移 動 中 ( 車 や 電 車 の 中 など) 出 張 等 で 滞 在 中 のホテル 顧 客 先 取 引 先 ( 事 務 所 開 発 や 作 業 の 現 場 など) 移 動 中 の 交 通 施 設 ( 駅 空 港 サービスエリア パーキングエリア 道 の 駅 など) 自 宅 兼 事 務 所 ファストフード コーヒーショップ インターネットカフェ 等 公 共 施 設 ( 図 書 館 など) 自 社 のサテライトオフィス 移 動 中 ( 配 達 集 荷 料 金 徴 収 などの 外 回 り 作 業 中 ) テレワークセンター レンタルデスク レンタルオフィス 有 料 自 習 室 等 その 他 特 にない そのような 場 所 では 仕 事 をしない しないと 思 う そのような 場 所 で 仕 事 をしたくてもできない できないと 思 う 15.9 12.2 14.3 6.5 7.7 15.1 4.6.1 9.2 4.2 8. 7.4 9.1 5.6 9.6 8.1 8.1 8.2 2.7 1.7 3.6 4.8.2.4 6.3 8..2 17.3 7.2 14.6 46.9 33.6 38.2 31.5 : 狭 義 テレワーカ ー : 非 テレワーカ ー 16.4 29.2 22. 31.6 2.6 9. 3.3 19.1 5.1 18.7 1.7 1.1 1.9 9.3 11.6 27.1.6 11.9 4.7 4. 1.2 3.7 3.3 4.2 2.6.6 8.4 13.3 5.1 18.8 2.2 11.4 49.9 : 狭 義 テレワーカ ー : 非 テレワーカ ー 21

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (5) 在 宅 型 テレワーカーの 行 動 分 析 1 自 宅 でのテレワーク 間 在 宅 型 テレワーカーの 自 宅 でのテレワーク 間 は 自 営 型 では 年 々 増 加 傾 向 であり 週 平 均 約 17 間 となる 雇 用 型 では ここ3 年 の 横 ばい 傾 向 から 減 少 に 転 じており 平 均 約 8 間 在 宅 型 テレワーカーの 自 宅 での 平 均 テレワーク 間 (1 週 間 )の 推 移 (%) 在 宅 型 テレワーカーの 自 宅 での 平 均 テレワーク 間 (1 週 間 )(11 年 ) 3 ( 間 ) 15 12.5 14.3 15.4 16.7 25 雇 用 型 平 均 7.6H 自 営 型 平 均 16.7H 15 5 8.4 8.9 8.9 7.6 5 8 年 9 年 年 11 年 雇 用 型 在 宅 テレワーカー 自 営 型 在 宅 テレワーカー 雇 用 型 在 宅 型 テレワーカー 自 営 型 在 宅 型 テレワーカー 22

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (5) 在 宅 型 テレワーカーの 行 動 分 析 2 活 動 場 所 テレワーカーの 中 では 在 宅 型 テレワーカーが 最 も 長 間 自 宅 におり 在 宅 型 以 外 の 狭 義 テレワーカーはサテライトオフィス 環 境 モバイル 環 境 にいる 割 合 が 比 較 的 高 い 雇 用 型 ワーカー 別 活 動 等 の 場 所 の 間 の 割 合 (1 週 間 ) % % % 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% % 凡 例 ヘット オフィス サテライトオフィス モバイル 自 宅 その 他 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 ) 26. 4.6 9.7 58.6 1. 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 以 外 ) 23. 7.6 11.3 52.6 5.4 広 義 テレワーカー 25.7 2.8 8.9 58.4 4.2 非 テレワーカー 21.8 2.6 7.3 63.3 4.9 ( 注 ) 自 宅 にいる 間 は 非 テレワーカー が 最 も 長 いが 非 テレワーカー には パート アルバイト が38.% 含 まれており 元 々 就 労 間 が 短 いワーカーが 多 いた めと 考 えられる ( パート アルバイト 比 率 は 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 ) で.4% 狭 義 テレワーカー( 在 宅 型 以 外 ) で16.5% 広 義 テレワーカー で16.9% ) 23

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (5) 在 宅 型 テレワーカーの 行 動 分 析 3 活 動 内 容 在 宅 型 テレワーカー( 雇 用 型 )の1 週 間 の 行 動 は 業 務 が 約 46 間 ( 約 27%) 通 勤 が 約 8 間 ( 約 5%) プライベートが 約 1 間 ( 約 65%)となっている 業 務 は 半 分 程 度 がヘッドオフィスで 行 われ 次 いで 自 宅 サテライトオフィス 環 境 モバイ ル 環 境 などで 行 われている 在 宅 型 テレワーカー( 雇 用 型 )の1 週 間 の 活 動 内 容 ヘッドオフィス 24.5H 業 務 45.9h 自 宅.6h 移 動 ( 通 勤 ) 8.2h プライベート9.6h 顧 客 先 2.3h 他 事 業 所 1.4h 図 書 館 等 公 共 施 設.3hなど 車 内 電 車 内 等 2.9h ファーストフード 等.5hなど ( 注 ) h は 間 の 意 味 サテライトオフィス 環 境 4.1h モバイル 環 境 3.9h その 他 2.8h 24

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (5) 在 宅 型 テレワーカーの 行 動 分 析 4 働 き 方 のパターン 在 宅 型 テレワーカー( 雇 用 型 )の1 週 間 のうち( 平 日 の 場 合 ) ヘッドオフィスのみの 日 が 43% 在 宅 勤 務 を 伴 うテレワークの 日 が11% 在 宅 勤 務 を 伴 わないテレワークの 日 が 12%となっている 在 宅 勤 務 を 伴 うテレワークの 日 には 在 宅 勤 務 のみの 日 ヘッドオフィスと 自 宅 で 仕 事 をする 日 サテライトオフィス 環 境 モバイル 環 境 と 自 宅 で 仕 事 をする 日 がある 四 捨 五 入 のため 合 計 値 が 合 わない 場 合 がある また これに 含 まれない 働 き 方 のケースもある 25

(%) 9 4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (5) 在 宅 型 テレワーカーの 行 動 分 析 5 働 き 方 のパターンとワークライフバランス a)テレワークなし(ヘッドオフィスのみで 勤 務 ) テレワークでない 日 (ヘッドオフィスのみの 日 )は 9 頃 ~19 頃 までヘッドオフィスにいる ことが 一 般 的 であり その 日 の 活 動 は 業 務 に9 間 通 勤 に2 間 弱 プライベートの 間 は 約 13 間 となっている ( 縦 軸 は 当 該 の 働 き 方 をしている 人 日 の 件 数 合 計 に 対 する 比 率 ) 1 日 あたりの 活 動 間 配 分 ( 単 位 : 間 ) 8 7 6 5 4 3 9 頃 から19 頃 までヘッドオフィス 4 5 6 7 8 9 11 12 13 14 15 16 17 18 19 21 22 23 24 1 2 3 26

8 7 4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (5) 在 宅 型 テレワーカーの 行 動 分 析 5 働 き 方 のパターンとワークライフバランス b) 在 宅 勤 務 のみ 在 宅 勤 務 のみのテレワーク 日 は 9 頃 ~18 頃 まで 在 宅 勤 務 をすることが 一 般 的 であ り その 日 の 活 動 は 業 務 に 約 8 間 が 充 てられているが 通 勤 間 が 発 生 しないこともあ り プライベートの 間 は 約 15 間 と 長 くなっている (%) ( 縦 軸 は 当 該 の 働 き 方 をしている 人 日 の 件 数 合 計 に 対 する 比 率 ) 1 日 あたりの 活 動 間 配 分 ( 単 位 : 間 ) 6 5 4 3 9 頃 から18 頃 まで 在 宅 勤 務 4 5 6 7 8 9 11 12 13 14 15 16 17 18 19 21 22 23 24 1 2 3 27

4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (5) 在 宅 型 テレワーカーの 行 動 分 析 7 (%) 6 5 働 き 方 のパターンとワークライフバランス c)ヘッドオフィスと 自 宅 で 勤 務 ヘッドオフィスと 自 宅 の 双 方 で 仕 事 をするテレワーク 日 は 9 頃 ~19 頃 までヘッドオフィ スにいた 後 21 過 ぎ 頃 から3 間 程 度 自 宅 で 仕 事 をする 傾 向 にあり 業 務 に 約 12 間 通 勤 に2 間 弱 が 充 てられ プライベートの 間 は 約 間 となっている ( 縦 軸 は 当 該 の 働 き 方 をしている 人 日 の 件 数 合 計 に 対 する 比 率 ) 1 日 あたりの 活 動 間 配 分 ( 単 位 : 間 ) 5 4 3 うち 自 宅 での 業 務 は 3.h 9 頃 から19 頃 までヘッドオフィス 帰 宅 後 に 在 宅 勤 務 4 5 6 7 8 9 11 12 13 14 15 16 17 18 19 21 22 23 24 1 2 3 在 宅 勤 務 ヘッドオフィス 28

業 務 通 勤 プライベート その 他 29 4.テレワーク 人 口 実 態 調 査 の 結 果 (5) 在 宅 型 テレワーカーの 行 動 分 析 5 働 き 方 のパターンとワークライフバランス パターン 別 活 動 内 容 在 宅 勤 務 のみの 場 合 が 最 も 業 務 間 が 短 く プライベート 間 は 長 くなっている 逆 に ヘッドオフィスと 自 宅 で 勤 務 した 場 合 は 最 も 業 務 間 が 長 く プライベート 間 は 短 く なっている プライベート 間 の 増 減 は 睡 眠 休 養 や 趣 味 娯 楽 家 族 団 欒 自 己 啓 発 勉 強 の 間 等 に 影 響 しやすく なっている % % 4% 6% 8% % 1 日 あたりの 活 動 間 配 分 5 15.5 ( 間 ) ヘッドオフィスのみで 勤 務 在 宅 勤 務 のみ 9. 8.3.1 1.7 13.1 15.2.1.5 2.1 プ ラ イ ベ ー.7 ト タ イ 2.7 ム の 内 訳.4.3.5 7. 8.1 家 族 団 欒 地 域 活 動 ボランティア 活 動 趣 味 娯 楽 自 己 啓 発 勉 強 睡 眠 休 養 食 事 飲 酒 洗 面 入 浴 着 替 えなど 家 事 買 物 介 護 育 児 ヘッドオフィスと 自 宅 で 勤 務 12.3 1.7 9.8.2 1.4 5.6.3

5. 今 後 の 課 題 1 企 業 等 におけるICT 利 用 実 態 の 把 握 スマートフォンやタブレット 端 末 など 新 しいICTツールの 普 及 により 今 後 更 にテレワーク の 導 入 が 進 展 する 可 能 性 がある 一 方 主 な 仕 事 でのICT 利 用 率 の 低 下 が 広 義 テレワー カー 率 の 減 少 の 要 因 となっていることから 企 業 等 におけるICT 活 用 による 働 き 方 の 実 態 把 握 が 必 要 (クラウドサービスやSNSの 利 用 など ) 2テレワークの 効 果 に 関 するPR 及 び 在 宅 型 テレワーカーの 詳 細 把 握 非 テレワーカーのテレワーク 開 始 意 向 は 低 く ( 特 に 在 宅 型 )テレワーカーのテレワーク 継 続 意 向 は 高 い 傾 向 にある 非 テレワーカーは テレワークによる 業 務 効 率 向 上 などのメリットを 実 感 できていないと 思 われることから ( 特 に 在 宅 型 )テレワークの 効 果 に 関 する 詳 細 な 分 析 及 び 更 なるPR( 経 営 者 層 など) 等 が 必 要 3テレワーク 人 口 実 態 調 査 における 定 義 調 査 方 法 の 見 直 しの 検 討 ICTの 普 及 に 反 してICT 利 用 率 が 低 下 傾 向 を 示 すなど 働 き 方 の 実 態 とテレワーカーの 定 義 に 乖 離 の 可 能 性 がある また 8 間 以 上 ( 狭 義 テレワーカー)といったテレワーカーの 定 義 の 妥 当 性 や 非 正 規 雇 用 者 の 取 り 扱 い いわゆる IT 内 職 者 の 取 り 扱 いなど 社 会 情 勢 の 変 化 に 合 わせた 定 義 や 調 査 方 法 ( 把 握 方 法 算 出 方 法 等 )の 見 直 し 等 について 検 討 を 行 う 必 要 がある 3

( 参 考 ) 属 性 別 にみたテレワーカー 率 1 性 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 雇 用 ) 女 性 よりも 男 性 の 方 がテレワーカー 率 ( 雇 用 )が 高 い 傾 向 が 続 いており 11 年 には 男 性 26.2% 女 性 15.9% 男 性 女 性 ともに 増 加 傾 向 にあるが 11 年 は 女 性 の 増 加 割 合 が 高 い 性 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 雇 用 )の 推 移 (%) 3 25 15.9 22.5 26.2 12. 12.2 15.9 17.2 18.2 21.8 5 男 性 女 性 全 体 9 年 年 11 年 ( 注 )テレワーカー 率 は 実 態 調 査 に 基 づくサンプルベースの 集 計 値 である ただし 11 年 は 母 集 団 拡 大 補 正 後 の 数 値 である 31

( 参 考 ) 属 性 別 にみたテレワーカー 率 2 性 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 自 営 ) 女 性 よりも 男 性 の 方 がテレワーカー 率 ( 自 営 )が 高 い 傾 向 が 続 いており 11 年 には 男 性 3.6% 女 性 22.3% 男 性 女 性 ともに 年 に 減 少 傾 向 を 示 したが 11 年 には 大 幅 に 増 加 している 性 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 自 営 )の 推 移 (%) 35 3 25 26.8 25.6 3.6 21. 19. 22.3 24.7 23.1 27.4 15 5 男 性 女 性 全 体 9 年 年 11 年 ( 注 )テレワーカー 率 は 実 態 調 査 に 基 づくサンプルベースの 集 計 値 である ただし 11 年 は 母 集 団 拡 大 補 正 後 の 数 値 である 32

( 参 考 ) 属 性 別 にみたテレワーカー 率 3 年 代 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 雇 用 ) テレワーカー 率 ( 雇 用 )は 3 歳 代 が 最 も 高 く 11 年 には24.8% 全 ての 世 代 で 増 加 傾 向 にあるが 特 に4 歳 代 以 上 の 中 高 年 世 代 の 増 加 が 著 しい (%) 3 年 代 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 雇 用 )の 推 移 25 15 21.6 19.9 19.7 19.6.3 24.8 16.2 21.5 16.9 16.8 14.1.1 19.8 13.8 11. 17.2 18.2 21.8 5 15~29 歳 以 下 3~39 歳 4~49 歳 5~59 歳 6 歳 以 上 全 体 9 年 年 11 年 ( 注 )テレワーカー 率 は 実 態 調 査 に 基 づくサンプルベースの 集 計 値 である ただし 11 年 は 母 集 団 拡 大 補 正 後 の 数 値 である 33

( 参 考 ) 属 性 別 にみたテレワーカー 率 4 年 代 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 自 営 ) テレワーカー 率 ( 自 営 )は 3 歳 代 が 最 も 高 く 11 年 には29.8% ほとんどの 世 代 で 年 に 減 少 傾 向 を 示 したが 11 年 には 大 幅 に 増 加 しており 特 に6 歳 以 上 の 増 加 割 合 が 高 い 年 代 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 自 営 )の 推 移 (%) 35 3 25 29.3 29.8 27.3 28. 27.9 28.7 25.7 25. 26. 25.2 23.3 24.2 21.4 16.9 25.9 24.7 23.1 27.4 15 5 15~29 歳 以 下 3~39 歳 4~49 歳 5~59 歳 6 歳 以 上 全 体 9 年 年 11 年 ( 注 )テレワーカー 率 は 実 態 調 査 に 基 づくサンプルベースの 集 計 値 である ただし 11 年 は 母 集 団 拡 大 補 正 後 の 数 値 である 34

( 参 考 ) 属 性 別 にみたテレワーカー 率 5 地 域 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 雇 用 ) 地 方 都 市 圏 より 三 大 都 市 圏 でテレワーカー 率 ( 雇 用 )が 高 く 特 に 高 い 首 都 圏 では24.8% 三 大 都 市 圏 地 方 都 市 圏 とも 増 加 傾 向 にあり 11 年 には 大 幅 に 増 加 している (%) 25 15 19..8 23.4 15.5 地 域 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 雇 用 )の 推 移 21.8 19.4 17.2 18.2 15.7 (%) 3 25 15 24.8 11 年 調 査.1 21.5 19.4 5 5 三 大 都 市 圏 地 方 都 市 圏 合 計 首 都 圏 中 部 圏 近 畿 圏 その 他 9 年 年 11 年 ( 注 )テレワーカー 率 は 実 態 調 査 に 基 づくサンプルベースの 集 計 値 である ただし 11 年 は 母 集 団 拡 大 補 正 後 の 数 値 である 35

( 参 考 ) 属 性 別 にみたテレワーカー 率 6 地 域 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 自 営 ) 地 方 都 市 圏 より 三 大 都 市 圏 でテレワーカー 率 ( 自 営 )が 高 く 特 に 高 い 首 都 圏 では31.3% 三 大 都 市 圏 地 方 都 市 圏 とも 年 に 減 少 傾 向 を 示 したが 11 年 には 大 幅 に 増 加 して いる (%) 35 3 25 27.8 24.6 29.4 22.4 地 域 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 自 営 )の 推 移 (%) 11 年 調 査 35 31.3 27.4 3 26.9 24.7 24.7 21.9 23.1 24.1 25 24.7 15 15 5 5 三 大 都 市 圏 地 方 都 市 圏 合 計 首 都 圏 中 部 圏 近 畿 圏 その 他 9 年 年 11 年 ( 注 )テレワーカー 率 は 実 態 調 査 に 基 づくサンプルベースの 集 計 値 である ただし 11 年 は 母 集 団 拡 大 補 正 後 の 数 値 である 36

( 参 考 ) 属 性 別 にみたテレワーカー 率 7 都 道 府 県 別 狭 義 テレワーカー 率 テレワーカー 率 は 東 京 都 神 奈 川 県 千 葉 県 山 梨 県 などの 東 京 への 通 勤 圏 や 大 阪 府 奈 良 県 などの 大 阪 への 通 勤 圏 で 高 い 傾 向 にある 都 道 府 県 別 狭 義 テレワーカー 率 北 海 道 17.9% 石 川 県 17.2% 岡 山 県 16.6% 青 森 県 16.8% 福 井 県 19.1% 広 島 県 18.9% 岩 手 県 16.8% 山 梨 県 24.4% 山 口 県 14.% 宮 城 県 19.3% 長 野 県 19.% 徳 島 県 18.6% 秋 田 県 15.9% 岐 阜 県 18.7% 香 川 県 17.2% 山 形 県 18.% 静 岡 県 14.2% 愛 媛 県 17.8% 福 島 県 16.5% 愛 知 県 18.% 高 知 県 15.1% 茨 城 県 18.7% 三 重 県 14.8% 福 岡 県 19.5% 栃 木 県 16.2% 滋 賀 県 17.4% 佐 賀 県 17.% 群 馬 県 17.% 京 都 府 19.1% 長 崎 県 16.6% 埼 玉 県 19.3% 大 阪 府.2% 熊 本 県 17.5% 千 葉 県.9% 兵 庫 県 18.1% 大 分 県 17.5% 東 京 都 23.8% 奈 良 県.4% 宮 崎 県 15.6% 神 奈 川 県 22.8% 和 歌 山 県 14.5% 鹿 児 島 県 19.4% 新 潟 県 16.2% 鳥 取 県 12.5% 沖 縄 県 23.3% 富 山 県 15.3% 島 根 県 15.5% ( 注 )テレワーカー 率 ( 全 体 )は テレワーク 人 口 推 計 のための 補 正 後 の 数 値 である 37

( 参 考 ) 属 性 別 にみたテレワーカー 率 8 勤 務 先 従 業 員 規 模 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 雇 用 ) 概 ね 従 業 員 規 模 の 大 きな 企 業 ほどテレワーカー 率 が 高 い 傾 向 だが 一 方 では 従 業 員 数 の 非 常 に 少 ない 企 業 でもテレワーカー 率 が 高 くなっている 従 業 員 人 以 上 の 大 企 業 の 従 業 員 のテレワーカー 率 が 最 も 高 く27.1% (%) 従 業 員 規 模 別 狭 義 テレワーカー 率 ( 雇 用 ) 3 25 24.6 24.2 24.7 25.8 27.1 17.7 15 5 人 未 満 -49 人 5-99 人 ~499 人 5~999 人 人 以 上 ( 注 )テレワーカー 率 は 実 態 調 査 に 基 づくサンプルベースの 集 計 値 を 母 集 団 拡 大 補 正 した 数 値 である 38