ネットワークの中立性に関する マイクロソフトの考え方

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一般競争入札について

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

m07 北見工業大学 様式①

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

法 人 等 に 対 する 課 税 際 課 税 原 則 の 帰 属 主 義 への 見 直 しのポイント 総 合 主 義 から 帰 属 主 義 への 移 行 法 人 及 び 非 居 住 者 ( 法 人 等 )に 対 する 課 税 原 則 について 従 来 のいわゆる 総 合 主 義 を 改 め OECD

●電力自由化推進法案

消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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公表表紙

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

1 書 誌 作 成 機 能 (NACSIS-CAT)の 軽 量 化 合 理 化 電 子 情 報 資 源 への 適 切 な 対 応 のための 資 源 ( 人 的 資 源,システム 資 源, 経 費 を 含 む) の 確 保 のために, 書 誌 作 成 と 書 誌 管 理 作 業 の 軽 量 化 を 図

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●幼児教育振興法案

1

文化政策情報システムの運用等

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

16 日本学生支援機構

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 A 18,248 11,166 4, ,066 6,42

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

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様式(補助金)

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

・モニター広告運営事業仕様書

国 税 クレジットカード 納 付 の 創 設 国 税 のクレジットカード 納 付 については マイナンバー 制 度 の 活 用 による 年 金 保 険 料 税 に 係 る 利 便 性 向 上 に 関 するアクションプログラム( 報 告 書 ) においてその 導 入 の 方 向 性 が 示 されている

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

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通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

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工 事 名 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 5 月 24 日 ( 火

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る 第 三 者 機 関 情 報 保 護 関 係 認 証 プライバシーマーク ISO27001 ISMS TRUSTe 等 の 写 しを 同 封 のうえ 持 参 又 は 郵 送 とする 但 し 郵 送 による 場 合 は 書 留 郵 便 とし 同 日 同 時 刻 必 着 とする 提 出 場 所 は 上

説 明 内 容 料 金 の 算 定 期 間 と 請 求 の 単 位 について 分 散 検 針 制 日 程 等 別 料 金 料 金 の 算 定 期 間 と 支 払 義 務 発 生 日 日 程 等 別 料 金 の 請 求 スケジュール 料 金 のお 支 払 い 方 法 その 他 各 種 料 金 支 払

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

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別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

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参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

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福 山 市 では, 福 山 市 民 の 安 全 に 関 する 条 例 ( 平 成 10 年 条 例 第 12 号 )に 基 づき, 安 全 で 住 みよい 地 域 社 会 の 形 成 を 推 進 しています また, 各 地 域 では, 防 犯 を 始 め 様 々な 安 心 安 全 活 動 に 熱 心

弁護士報酬規定(抜粋)

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

工 事 名 沢 口 浄 配 水 場 建 設 工 事 ( 浄 水 管 理 棟 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 平 成 24 年 5 月 8 日 ( 火 ) 正 午 から 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 基 本 事 項 2のとおり

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

厚 生 年 金 基 金 制 度 の 概 要 公 的 年 金 たる 厚 生 年 金 の 一 部 を 国 に 代 わって 支 給 ( 代 行 給 付 )しており 当 該 支 給 を 行 うための 費 用 として 事 業 主 から 保 険 料 を 徴 収 している 加 えて 各 基 金 ごとに 上 乗 せ

工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

ができます 4. 対 象 取 引 の 範 囲 第 1 項 のポイント 付 与 の 具 体 的 な 条 件 対 象 取 引 自 体 の 条 件 は 各 加 盟 店 が 定 めます 5.ポイントサービスの 利 用 終 了 その 他 いかなる 理 由 によっても 付 与 されたポイントを 換 金 すること

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

T T VWAPギャランティ 取 引 とは T T VWAPギャランティ 取 引 とは これまでの 成 行 や 指 値 とは 異 なる 東 海 東 京 証 券 が 提 供 する 新 しい 形 の 売 買 方 法 です その 方 法 とは 1 金 融 商 品 取 引 所 ( 以 下 取 引 所 )に

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

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(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

Transcription:

資 料 3-7 ネットワークの 中 立 性 に 関 する マイクロソフトの 考 え 方 マイクロソフト 株 式 会 社 最 高 技 術 責 任 者 補 佐 楠 正 憲

ネットの 中 立 性 を 巡 る 論 点 垂 直 統 合 型 サービス 通 信 事 業 者 による 垂 直 統 合 型 サービスを 認 めるべきか 寡 占 的 通 信 事 業 者 によるインターネット 接 続 サービス 等 を 引 き 続 き 規 制 すべきか 品 質 保 証 帯 域 制 御 通 信 事 業 者 による 差 別 的 なトラヒックの 扱 いを 認 めるべきか 事 業 者 間 精 算 ルール トラヒック 増 に 伴 う 設 備 投 資 を 誰 が 負 担 すべきか サービス 事 業 者 は 自 社 バックボーンに 関 してISPに 費 用 を 支 払 っているが,アクセス 系 ISPに 対 しては 費 用 を 支 払 っていない (インフラただ 乗 り 論 )

マイクロソフトの 立 場 ソフトウェア 事 業 者 として インターネットへの 接 続 には,Microsoft Windows, Internet Explorer, Windows Media Player など, 弊 社 ソフトウェアが 多 く 利 用 されている Windows Updateなど, 製 品 の 多 くがブロードバンド 環 境 を 前 提 としつつある 基 本 ソフトの 提 供 事 業 者 として, 各 国 政 府 から 公 正 な 競 争 の 促 進 を 求 められている サービス 事 業 者 として インターネット 上 でWindows Live, MSNなど, 多 数 のインターネット 上 でのサービスを 提 供 日 本 を 含 む 世 界 中 にデータセンタを 展 開 し,Akamai 等 のCDNも 活 用 通 信 事 業 者 に 対 する 納 入 業 者 として 国 内 通 信 事 業 者 に 対 し 多 くのソフトウェアを 販 売 諸 外 国 ではMSTVなど, 通 信 事 業 者 向 けソリューションを 展 開

消 費 者 サービス 事 業 者 通 信 インフラ 利 用 者 の 要 望 魅 力 的 なサービス 適 正 な 料 金 水 準 利 用 の 簡 便 さ サービスの 継 続 性 自 由 な 選 択 肢 国 際 的 にみて 妥 当 な 料 金 サービス 水 準 公 正 な 競 争 条 件 事 業 の 継 続 性 自 由 な 選 択 肢

意 見 骨 子 通 信 事 業 者 による 垂 直 統 合 型 サービスに 対 する 参 入 規 制 の 撤 廃 通 信 インフラがALL IP 化 した 場 合,ブロードバンド アクセスとインターネット 接 続 を 分 離 する 技 術 的 根 拠 は 乏 しい. 諸 外 国 をみても 同 一 事 業 者 が 両 サービスを 提 供 することが 一 般 的 である 単 一 事 業 者 によるワンストップ サービスの 実 現 は 消 費 者 にとってもメリットが 大 きい 品 質 保 証 など,サービスとインフラが 連 携 した 新 サービスの 開 発 を 促 す 効 果 を 期 待 できる 活 発 かつ 健 全 な 競 争 環 境 の 強 化 醸 成 による 相 互 接 続 料 金 等 の 市 場 主 導 による 決 定 色 々な 業 種 切 り 口 での 事 業 参 入 の 更 なる 促 進 活 発 かつ 健 全 な 競 争 環 境 の 強 化 醸 成 による 相 互 接 続 料 金 等 の 市 場 主 導 による 決 定 が, 日 本 がブロードバンド 活 用 のリードを 模 索 してゆく 上 で 望 ましい 地 域 間 格 差 や 事 業 者 が 市 場 から 退 出 した 場 合 のサービス 継 続 データ 保 全 など, 市 場 競 争 の 促 進 に 伴 って 予 見 される 課 題 市 場 の 失 敗 に 対 しては, 消 費 者 保 護 の 観 点 から 措 置 が 必 要 公 正 な 競 争 条 件 の 確 保 これまでネットでのイノベーションの 多 くは 独 立 系 サービス 事 業 者,ソフトウェアベンダによって 担 われてお り, 公 正 な 競 争 による 多 様 性 の 確 保 は 技 術 革 新 を 促 す 上 で 極 めて 重 要

公 正 な 競 争 条 件 の 確 保 へ 向 けて 自 由 なインターネット 接 続 サービスの 継 続 インターネットの 先 駆 的 なサービスの 多 くは 新 規 参 入 事 業 者 が 端 緒 を 開 いている.かかる 技 術 革 新 を 促 進 する ために, 接 続 規 制 の 行 われていない 自 由 なインターネット 接 続 サービスが 引 き 続 き 提 供 されることが 望 ましい P2P 帯 域 制 限 など 網 の 品 質 や 快 適 さを 維 持 するための 帯 域 制 御 は 止 むを 得 ないが, 競 合 する 特 定 サービス 等 を 排 除 することは, 通 信 の 秘 密 に 抵 触 する 疑 義 があり, 優 越 的 地 位 の 濫 用 にも 当 たるため 厳 しく 規 制 すべき インターフェースのオープン 化 通 信 事 業 者 によるサービス 事 業 への 参 入 を 認 めるに 当 たっては, 他 のサービス 事 業 者 が 同 様 のサービスを 提 供 する 上 で 必 要 なインターフェース SLA 等 が 適 正 な 料 金 で 無 差 別 に 開 示 提 供 されるべき マイクロソフトは 基 本 ソフトとアプリケーションの 両 方 を 提 供 しているが,Windows 開 発 に 当 たっての 原 則 と して Windows Principles ( 別 紙 )を 発 表 し, 公 正 な 競 争 を 促 進 するためのコミットメントを 公 表 している 更 なる 市 場 参 入 の 促 進 FTTH 市 場 単 体 をみるのではなく, 携 帯 電 話 や 無 線 ブロードバンド,CATVなどインフラの 枠 を 超 えて 競 争 が 行 われていることを 踏 まえ, 料 金 規 制 参 入 規 制 ではなく, 規 制 緩 和 や 電 波 解 放 による 新 規 参 入 と 活 発 な 競 争 に よって, 競 争 価 格 が 形 成 されることが 望 ましい

資 料 3-7 ( 参 考 ) 2006 年 7 月 26 日 (Japan) マイクロソフト 株 式 会 社 Microsoft 最 新 情 報 Windows Principles ~ 競 争 促 進 のための 12 ヵ 条 ~ マイクロソフトは 情 報 経 済 における Windows(R)デスクトップ オペレーティング システムの 重 要 な 役 割 な らびにその 役 割 に 伴 う 責 任 を 認 識 しています この 認 識 にもとづき マイクロソフトは コンピュータメーカーなら びにお 客 様 のための 選 択 肢 開 発 者 のためのビジネス チャンス そしてユーザーのための 相 互 運 用 性 などを 柱 とする 以 下 の 原 則 に 従 って Windows のビジネスを 展 開 し 競 合 他 社 のビジネスチャンスの 拡 大 を 図 るとと もに 開 発 者 ならびにユーザーに 向 けた Windows の 訴 求 力 を 強 化 していく 方 針 です これらの 原 則 は 今 後 の Windows デスクトップ 開 発 プロジェクトに 適 用 されることになります 原 則 I :コンピュータ メーカーならびにお 客 様 のための 選 択 肢 マイクロソフトは マイクロソフト 以 外 のプログ ラムのインストールを 容 易 にするだけでなく マイクロソフト 以 外 のプログラムを Windows の 機 能 の 代 わり に あるいはそれに 追 加 して 利 用 できるような 仕 組 みを Windows の 設 計 ならびにライセンス 契 約 の 条 項 に 含 める 具 体 的 内 容 1. 任 意 のソフトウェアの 導 入 : コンピュータ メーカーおよびお 客 様 は どのようなソフトウェアも Windows ベースの PC に 自 由 に 追 加 することが 可 能 です つまり すべてのコンピュータ メーカーおよびお 客 様 は ど のようなオペレーティングシステム アプリケーション Web サービスなどを Windows で 稼 働 する PC 上 にインストールし 自 由 に 利 用 することが 可 能 です すなわち エンドユーザー は 自 分 の 使 いたいソフトウェアを 自 由 に 選 択 することができます 2. 簡 単 なアクセス: コンピュータ メーカーは ソフトウェアにアクセスするためのアイコン ショートカットなどを Windows のスタートメニューあるいはそれ 以 外 の 場 所 に 自 由 に 追 加 し お 客 様 がそれらの ソフトウェアを 簡 単 に 見 つけ 出 せるようにすることができます 3. 標 準 の 設 定 : マイクロソフトは コンピュータ メーカーやユーザーが Windows が 提 供 する Web ブラウザ やメディア プレイヤーといった 主 要 なエンドユーザー 機 能 の 代 わりに マイクロソフト 以 外 のソ

フトウェアを 標 準 として 設 定 できるような 仕 組 みを Windows に 提 供 します コンピュータ メー カーは 新 しい PC を 開 発 するにあたって 独 自 の 判 断 に 従 ってこれらの 標 準 を 自 由 に 設 定 することができます 4. 各 社 独 自 の 非 マイクロソフト ソフトウェア 促 進 策 : コンピュータ メーカーは Internet Explorer および Windows Media(R) Player といっ た 主 要 な Windows 機 能 に 対 するユーザーのアクセス 手 段 を 削 除 することが 可 能 です これ により 競 合 他 社 は 自 社 のソフトウェアを 新 たに 提 供 される PC に 導 入 するなどして 自 社 独 自 のエンドユーザーの 獲 得 を 促 進 することが 可 能 です 米 国 の 反 トラスト 裁 定 の 一 環 として 開 発 された Set Program Access and Defaults ユーティリティを 使 用 すれば ユーザーお よびコンピュータ メーカーは この 選 択 肢 を 容 易 に 活 用 することができます 5. ビジネス 条 項 : マイクロソフトが マイクロソフト 以 外 のソフトウェアをサポートするコンピュータ メーカーに 対 し て 報 復 措 置 を 講 ずるようなことはありません この 点 を 明 確 にするため マイクロソフトは 米 国 の 反 トラスト 裁 定 の 一 環 として ボリュームベースの 価 格 リストを Web サイト 上 に 掲 載 しコン ピュータ メーカーに 提 供 する 方 針 です Windows のロイヤリティは コンピュータ メーカー が 非 マイクロソフトのソフトウェアを 促 進 するかどうかにかかわらず この 価 格 リストをベース にして 決 められます つまり マイクロソフトは 常 に 標 準 的 な 条 項 に 従 って Windows のライ センスを 提 供 するため 当 社 の 競 合 他 社 が 提 供 するソフトウェアを 促 進 するかどうかにかか わらず コンピュータ メーカーには 同 一 のライセンス 条 項 が 適 用 されます コンピュータ メー カーの 個 々のビジネス モデルや 運 用 上 の 要 請 に 適 切 に 対 応 するため たとえマイクロソフト がこの 標 準 的 な 条 項 に 変 更 を 加 えることがあったとしても その 変 更 は 当 該 コンピュータ メ ーカーが 非 マイクロソフトのソフトウェアを 使 用 したことを 根 拠 にすることはありません 原 則 II : 開 発 者 のためのビジネス チャンス マイクロソフトは マイクロソフトの 製 品 と 直 接 競 合 するような 製 品 を 含 む 革 新 的 な 製 品 を Windows プラットフォーム 上 で 開 発 するアプリケーション 開 発 者 や Web サイト クリエイターのためのビジネスチャンスを 創 出 かつ 確 保 するということを 前 提 にして Windows(ならびに Windows プラットフォームのすべての 要 素 )の 設 計 ならびにライセンス 提 供 を 行 う 具 体 的 内 容 6. API: マイクロソフトは 文 書 化 された API(Application Programming Interfaces)を 通 じて 最 先 端 のアプリケーションを 開 発 するために 必 要 な 広 範 な 革 新 的 オペレーティング システム (OS) サービスを 開 発 者 コミュニティに 提 供 しています 米 国 の 反 トラスト 裁 定 は ブラウザや メディア プレイヤーといった Windows オペレーティング システム 内 部 の ミドルウェア によ って 使 用 されている 呼 び 出 しインターフェイスをすべて 公 開 することをマイクロソフトに 課 して います これにより こうした 分 野 のソフトウェアを 開 発 している 競 合 他 社 は Windows の 組 み 込 み 機 能 が 行 っているのと 同 じ 方 法 を 使 って OS サービスを 利 用 できるようなソフトウェア を Windows 用 のプラグインとして 開 発 することが 可 能 となります この 施 策 は 順 調 に 推 移 していることから 当 社 は 米 国 の 反 トラスト 裁 定 の 拘 束 期 間 が 終 了 した 後 も 引 き 続 き API の 公 開 を 行 っていく 方 針 です 実 際 には すべてのソフトウェア 開 発 者 の 便 宜 をはかるため 公 開 する API の 範 囲 を 拡 大 する 方 向 で 検 討 を 続 けています 具 体 的 には Microsoft Office system あるいは Windows Live(TM)といった 他 のマイクロソフト 製 品 が Windows のサ

ービスを 呼 ぶために 使 用 しているすべてのインターフェイスを 開 発 者 コミュニティに 公 開 して いく 方 針 です すなわち マイクロソフトの 製 品 が Windows にプラグインするために 使 ってい るすべての 機 能 が 競 合 製 品 においても 利 用 できるようになるということです 7. インターネット サービス: マイクロソフトは 当 社 が Windows Live と 呼 んでいるサービスを 通 じて インターネット サ ービス 分 野 の 技 術 革 新 に 貢 献 しています マイクロソフトは Windows Live を Windows から 独 立 した 製 品 として 設 計 する 方 針 です すなわちお 客 様 は Windows Live を Windows とともに 使 用 するかしないかを 自 由 に 選 択 することができます 8. オープンなインターネット アクセス: マイクロソフトが 合 法 的 な Web サイトへのアクセスを 阻 止 したり 非 マイクロソフトの Web サイトへのアクセスや 非 マイクロソフトの Web サービスの 利 用 に 対 して 課 金 したりするような 設 計 あるいはライセンス 提 供 を 行 うことはありません 9. 非 排 他 性 : 米 国 の 反 トラスト 裁 定 は マイクロソフトが Windows あるいは Windows の ミドルウェア だけを 排 他 的 に 取 り 扱 うことを 要 求 するような 契 約 をサードパーティと 締 結 することを 原 則 とし て 禁 じています 当 社 は 今 後 ともこの 施 策 を 継 続 するとともに 米 国 の 反 トラスト 裁 定 が 対 象 としている ミドルウェア の 範 囲 を 超 えた Windows あるいは Windows のいかなる 部 分 に もその 適 用 を 拡 大 していく 方 針 です さらに 当 社 は 排 他 的 の 概 念 をより 広 く 捉 えることによ って サードパーティが 利 用 する 非 マイクロソフト 製 品 の 数 がマイクロソフト 製 品 を 超 えられる ような 契 約 を 進 める 方 針 です より 一 般 的 な 表 現 をするならば 当 社 が 願 っているのは Windows のどの 部 分 と 競 合 するような 製 品 であったとしても 自 由 に 開 発 サポートおよび 促 進 することが 可 能 であることを 開 発 者 コミュニティに 認 識 してもらうことです 米 国 の 反 トラス ト 裁 定 に 従 い マイクロソフトは この 自 由 を 行 使 しようとするいかなるサードパーティに 対 して も 報 復 措 置 を 講 ずるようなことはありません 原 則 III :ユーザーのための 相 互 運 用 性 マイクロソフトは 相 互 運 用 性 に 対 するお 客 様 のニーズに 応 え 多 様 なコンピュータ システムやアプリケーション 間 で 安 全 かつ 確 実 にデータを 制 御 し 情 報 を 交 換 できるような 仕 組 みを 提 供 する 具 体 的 内 容 10. コミュニケーション プロトコル: マイクロソフトは サーバー バージョンの Windows とのコミュニケーションに 使 われる Windows 組 み 込 みのコミュニケーション プロトコルを 商 業 的 に 妥 当 な 条 件 のもとに 提 供 していく 方 針 です マイクロソフトはそのために 製 品 設 計 プロセスの 一 環 として Windows でサポートされているプロトコルの 文 書 化 を 行 う 方 針 です 当 社 はまた Windows 以 外 の プロトコル ライセンスを 必 要 とするような 相 互 運 用 性 の 問 題 を 解 決 するため 他 社 との 密 接 な 協 業 をも 進 めます 11. 特 許 のライセンス 提 供 : マイクロソフトは 原 則 としてライセンス 取 得 者 がマイクロソフトの 知 的 財 産 権 を 尊 重 する 限 り 公 平 かつ 妥 当 な 条 項 のもとに (マイクロソフト 製 品 を 特 徴 づける 差 別 化 要 因 は 別 とし

て)オペレーティング システムの 革 新 技 術 に 関 連 した 特 許 をライセンス 提 供 する 方 針 です 12. 標 準 : マイクロソフトは 業 界 の 広 範 な 標 準 を Windows でサポートすることで 相 互 運 用 性 に 富 んだ 製 品 の 開 発 を 業 界 内 で 促 進 していく 方 針 です 同 時 に 標 準 策 定 機 関 への 貢 献 なら びに 業 界 他 社 との 臨 機 応 変 な 関 係 を 通 じた 標 準 策 定 作 業 などにも 力 を 注 ぐ 方 針 です マイクロソフトは 以 上 の 原 則 をコンピュータ 業 界 の 方 々ならびにお 客 様 がいつでもご 覧 になれるようにする ため Web サイト 上 に 掲 載 する 予 定 です 当 社 はまた これらの 原 則 を 適 宜 に 見 直 すとともに 少 なくとも 3 年 に 1 度 は テクノロジ ビジネスおよび 法 的 な 側 面 の 変 化 に 応 じて 新 たな 原 則 を 追 加 すべきか あるいは 現 在 の 原 則 を 変 更 すべきかを 判 断 する 方 針 です マイクロソフトに 関 する 詳 細 な 情 報 は 下 記 マイクロソフト Web サイトを 通 じて 入 手 できます マイクロソフト 株 式 会 社 Web サイト http://www.microsoft.com/japan/ マイクロソフトコーポレーション Web サイト http://www.microsoft.com/ *Microsoft Windows Windows Media Windows Live は 米 国 Microsoft Corporation の 米 国 及 びその 他 の 国 における 登 録 商 標 または 商 標 です *Windows の 正 式 名 称 は Microsoft Windows Operating System です *その 他 記 載 されている 会 社 名 製 品 名 は 各 社 の 登 録 商 標 または 商 標 です