目 次 1. ガイドラインの 目 的 と 対 象... 5 1.1. 本 ガイドラインの 目 的... 6 1.2. 本 ガイドライン 及 び 関 連 文 書 の 体 系 について... 6 1.3. 本 ガイドラインの 適 用 範 囲... 7 1.4. ウェブアクセシビリティについて... 7



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いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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Transcription:

平 成 25 年 3 月 岩 手 県 秘 書 広 報 室 広 聴 広 報 課

目 次 1. ガイドラインの 目 的 と 対 象... 5 1.1. 本 ガイドラインの 目 的... 6 1.2. 本 ガイドライン 及 び 関 連 文 書 の 体 系 について... 6 1.3. 本 ガイドラインの 適 用 範 囲... 7 1.4. ウェブアクセシビリティについて... 7 1.5. 根 拠 となる 規 格... 7 1.6. 配 慮 の 対 象 となる 利 用 者... 7 1.7. 目 標 とするウェブアクセシビリティ 等 級... 8 1.8. ガイドラインの 見 直 し... 8 2. 基 本 的 な 心 構 え... 9 2.1. 誰 でも 利 用 しやすいホームページ 作 りを 心 がける... 10 2.2. 情 報 を 積 極 的 に 発 信 する... 11 2.3. 共 通 のルール( 本 ガイドライン)に 基 づいて 作 成 運 用 管 理 を 行 う... 13 2.4. ホームページ 全 体 としての 統 一 感 が 保 たれるように 留 意 する... 14 3. ページ 作 成 時 に 注 意 すること... 15 3.1. 情 報 を 見 やすくするための 配 慮... 16 3.1.1. 文 字 色 と 背 景 色 の 組 合 せ コントラストに 配 慮 する... 16 3.1.2. スタイルシートを 適 切 に 使 用 する... 18 3.1.3. 文 字 サイズは 利 用 者 が 変 更 できるようにする... 19 3.1.4. 読 みやすい 文 字 サイズ フォント 行 間 とする... 20 3.2. 情 報 を 探 しやすくするための 配 慮... 21 3.2.1. 適 切 なページタイトルをつける... 21 3.2.2. 共 通 のナビゲーションの 仕 組 みを 用 いる... 23 3.2.3. 現 在 位 置 を 把 握 するための 仕 組 みを 用 意 する... 24 3.2.4. 共 通 のメニューを 読 みとばす 仕 組 みを 用 意 する... 26 3.2.5. 複 数 の 探 索 手 段 を 用 意 する... 28 3.2.6. 文 書 の 見 出 しを 適 切 に 分 ける... 29 3.2.7. 箇 条 書 きは HTML で 表 現 する... 31 3.3. ホームページ 内 を 快 適 に 移 動 できるようにするための 配 慮... 33 3.3.1. リンク 箇 所 は 識 別 と 選 択 のしやすさに 配 慮 する... 33 3.3.2. リンクの 表 現 は リンク 先 を 予 測 できる 内 容 にする... 35 3.3.3. PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する... 37 3.3.4. 岩 手 県 ホームページ 内 のリンクと 外 部 へのリンクを 区 別 する... 39 1

3.3.5. リンクは 原 則 として 別 ウィンドウを 開 く 設 定 にしない... 40 3.4. 情 報 の 内 容 を 理 解 できるようにするための 配 慮... 41 3.4.1. 読 みの 難 しい 言 葉 に 読 み 方 を 併 記 する... 41 3.4.2. 専 門 用 語 省 略 語 流 行 語 は 多 用 しない... 42 3.4.3. 外 国 語 専 門 用 語 は 多 用 しない... 43 3.4.4. 分 かりやすい 説 明 表 現 を 心 がける... 44 3.4.5. データを 表 すための 表 組 みを 分 かりやすく 作 る... 45 3.4.6. レイアウトは 読 み 上 げ 順 に 配 慮 して 構 成 する... 46 3.4.7. フレームは 原 則 として 使 用 しない... 47 3.4.8. ページの 自 動 更 新 や 自 動 的 な 移 動 は 行 わない... 48 3.5. 情 報 を 支 障 なく 読 みとれるようにするための 配 慮... 49 3.5.1. 規 格 及 び 仕 様 に 準 拠 する... 49 3.5.2. 言 語 コードと 文 字 コードを 指 定 する... 50 3.5.3. 機 種 依 存 文 字 は 使 用 しない... 51 3.5.4. 単 語 の 間 にスペースや 改 行 を 挿 入 しない... 52 3.5.5. 画 像 に 適 切 な 代 替 テキストを 用 意 する... 53 3.5.6. 音 声 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 音 声 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 用 意 す る... 55 3.5.7. 動 画 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 動 画 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 用 意 す る... 56 3.5.8. Word Excel PowerPoint 形 式 のファイル 提 供 には 細 心 の 注 意 をはらう. 57 3.5.9. Word Excel PowerPoint などで 作 成 した HTML 文 書 は 掲 載 しない... 58 3.5.10. PDF は 極 力 使 用 せず 使 用 する 場 合 は 作 成 方 法 提 供 方 法 に 配 慮 する.. 59 3.5.11. Flash を 使 用 する 場 合 は 同 等 の HTML コンテンツなどによる 補 完 を 行 う... 61 3.5.12. 色 のみに 依 存 した 情 報 提 供 はしない... 63 3.5.13. 形 または 位 置 のみに 依 存 した 情 報 提 供 はしない... 65 3.5.14. 低 速 回 線 やモバイル 機 器 の 利 用 者 に 配 慮 する... 67 3.6. 入 力 や 操 作 を 支 障 なく 行 えるようにするための 配 慮... 68 3.6.1. キーボードだけですべての 操 作 が 行 えるようにする... 68 3.6.2. 入 力 フォームは 分 かりやすく 作 成 する... 69 3.6.3. フォームの 入 力 内 容 を 確 認 し 取 り 消 しや 修 正 が 可 能 な 仕 組 みを 用 意 する 70 3.6.4. 閲 覧 や 操 作 入 力 に 制 限 時 間 を 設 定 しない... 71 3.6.5. JavaScript を 使 用 する 場 合 は 様 々な 利 用 者 に 配 慮 する... 72 3.7. 危 害 や 苦 痛 を 与 えないための 配 慮... 73 3.7.1. 画 面 の 激 しい 点 滅 は 行 わない... 73 2

3.7.2. 表 示 内 容 の 移 動 や 変 化 について 注 意 する... 74 4. ページ 公 開 削 除 運 用 時 に 注 意 すること... 75 4.1. 速 やかに 情 報 更 新 を 行 う... 76 4.2. 公 開 前 に 点 検 を 行 う... 77 4.3. リンク 切 れが 生 じないよう 定 期 的 に 確 認 する... 78 4.4. 掲 載 内 容 を 定 期 的 に 確 認 し 不 要 な 情 報 は 削 除 する... 79 5. 外 部 委 託 時 に 注 意 すること... 80 5.1. 外 部 委 託 の 主 な 手 順... 81 5.2. 業 者 への 発 注 時 に 用 意 すべきドキュメント... 82 5.3. 実 施 すべき 検 証 検 収... 83 6. 用 語 の 説 明... 84 3

作 成 改 訂 履 歴 年 月 版 数 改 定 内 容 平 成 25 年 3 月 初 版 発 行 4

1. ガイドラインの 目 的 と 対 象 5

1.1. 本 ガイドラインの 目 的 岩 手 県 ホームページ 作 成 ガイドライン ( 以 下 本 ガイドラインという)は 日 本 工 業 規 格 (JIS X 8341-3:2010)をふまえ 岩 手 県 がホームページにおいて 高 齢 者 障 がい 者 をはじめすべての 人 々 の 利 用 のしやすさに 配 慮 した 情 報 提 供 を 行 うため ホームページの 作 成 を 行 う 際 に 注 意 すべき 点 について 詳 しく 解 説 したものです 岩 手 県 ホームページを 通 じた 情 報 提 供 のさらなる 充 実 を 本 ガイドラインの 目 的 と 位 置 づけます 1.2. 本 ガイドライン 及 び 関 連 文 書 の 体 系 について (ア) 岩 手 県 ホームページ 作 成 ガイドライン 本 書 を 指 す 県 が 目 指 すホームページの 方 向 性 を 記 したもの ホームページに 関 わ る 職 員 は 必 ず 記 述 内 容 全 体 を 確 認 し 作 成 運 用 管 理 において 適 宜 参 照 する ま た 制 作 会 社 からの 問 い 合 わせ 等 に 対 応 する 際 の 拠 り 所 とする (イ) 岩 手 県 ホームページウェブアクセシビリティ 対 応 基 準 書 ガイドラインが 掲 げる 項 目 のうち ウェブアクセシビリティに 特 化 した 技 術 的 解 説 書 制 作 において 制 作 会 社 に 配 布 し 遵 守 させる (ウ) 外 部 発 注 におけるアクセシビリティ 確 保 のためのチェックリスト 新 規 構 築 リニューアル 業 務 等 外 部 発 注 を 行 う 際 に 確 認 すべきことが 記 載 され たチェックリスト (エ) ページ 作 成 更 新 におけるチェックリスト ページの 作 成 更 新 を 行 う 際 に 確 認 すべきことが 記 載 されたチェックリスト 必 ず 活 用 必 要 に 応 じて 活 用 (ア) (イ) (ウ) (エ) ホームページに 関 する 業 務 の 確 認 - 新 規 構 築 リニューアル 実 施 時 - ページ 作 成 更 新 削 除 実 施 時 - - 6

1.3. 本 ガイドラインの 適 用 範 囲 本 ガイドラインは 岩 手 県 ホームページ(http://www.pref.iwate.jp/)をはじめ 岩 手 県 が 運 営 する 全 てのホームページ 及 びウェブシステムを 対 象 とします 1.4. ウェブアクセシビリティについて ホームページを 利 用 するすべての 人 が 心 身 の 機 能 や 利 用 する 環 境 に 関 係 なく ホームペー ジで 提 供 されている 情 報 やサービスを 利 用 できること をウェブアクセシビリティといいます ホーム ページで 提 供 される 情 報 やサービスが 急 速 に 拡 大 する 中 ページの 作 成 方 法 が 原 因 で 高 齢 者 や 障 がい 者 などが 情 報 やサービスを 適 切 に 利 用 できないという 問 題 が 生 じています ウェブアクセ シビリティはそのような 問 題 が 生 じないように 利 用 者 誰 もが 等 しく 情 報 へアクセスできることに 配 慮 しながら ページを 作 成 し 運 営 する 考 え 方 です 1.5. 根 拠 となる 規 格 わが 国 では 平 成 16 年 6 月 にウェブアクセシビリティに 関 する 国 内 の 標 準 規 格 である JIS X 8341-3:2004 高 齢 者 障 害 者 等 配 慮 設 計 指 針 - 情 報 通 信 における 機 器 ソフトウェア 及 びサー ビス - 第 3 部 :ウェブコンテンツ ( 以 下 JIS X 8341-3:2004)が 制 定 されました その 後 国 内 外 のウェブ 制 作 技 術 の 変 化 等 を 踏 まえた 全 面 改 正 が 行 われ 2010 年 8 月 20 日 に JIS X 8341-3: 2010 として 公 示 されました 国 地 方 公 共 団 体 等 の 公 的 機 関 ホームページは JIS X 8341-3:2010 に 対 応 することが 求 められています 1.6. 配 慮 の 対 象 となる 利 用 者 本 ガイドラインは 岩 手 県 ホームページを 訪 れるすべての 利 用 者 を 配 慮 の 対 象 とします その 中 で 特 に 現 時 点 で 利 用 する 際 に 問 題 が 生 じることの 多 い 以 下 の 利 用 者 について できる 限 りの 配 慮 を 行 います 視 覚 障 がい 者 全 盲 ( 目 が 見 えない 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 など) 弱 視 ( 極 めて 見 えにくい) 色 覚 障 がい( 色 の 違 いが 分 かりづらい) 聴 覚 障 がい 者 ( 耳 が 聞 こえない 聞 こえにくい) 肢 体 不 自 由 者 ( 手 の 動 作 が 不 自 由 でマウスやキーボードを 操 作 することが 難 しい) その 他 配 慮 すべき 利 用 者 難 しい 漢 字 や 複 雑 な 文 章 を 理 解 することが 難 しい 7

ホームページの 利 用 に 慣 れていない 古 いブラウザを 使 用 している 低 速 な 通 信 環 境 で 利 用 している 1.7. 目 標 とするウェブアクセシビリティ 等 級 本 ガイドラインでは JIS X 8341-3:2010 の 等 級 AA を 実 現 することを 目 標 に ホームページの 作 成 を 行 う 際 注 意 すべき 点 を 示 しています また 等 級 AAA についても 解 説 項 目 との 対 応 関 係 を 示 すとともに 主 な 内 容 について 解 説 を 行 なっています 1.8. ガイドラインの 見 直 し 利 用 者 の 閲 覧 環 境 の 変 化 ホームページの 制 作 技 術 の 変 化 に 対 応 するために 本 ガイドライン を 年 に 1 回 見 直 すこととします 8

2. 基 本 的 な 心 構 え 9

2.1. 誰 でも 利 用 しやすいホームページ 作 りを 心 がける 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 平 易 で 理 解 しやすい 表 現 に 配 慮 し 誰 でも 利 用 しやすいホームページとなるよう 努 めること 利 用 者 が 必 要 とする 情 報 を 提 供 できているか 利 用 者 にとって 分 かりやすい 文 章 分 かりやすい 構 成 になっているか 利 用 者 が 必 要 とする 情 報 を 見 つけやすい 位 置 に 配 置 できているか ページを 作 成 する 際 には 利 用 者 の 視 点 を 考 慮 することが 重 要 です 考 慮 せずに 作 成 してしま うと 利 用 者 にとって 不 十 分 な 内 容 になったり 分 かりにくい 構 成 になります 10

2.2. 情 報 を 積 極 的 に 発 信 する 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 開 かれた 県 政 を 推 進 するため ホームページでの 情 報 発 信 は 情 報 の 正 確 性 の 確 保 及 び 内 容 の 充 実 を 図 るとともに 県 民 にわかりやすいものとするよう 努 めること 最 新 の 情 報 が 発 信 されるようホームページの 更 新 に 努 めること 外 国 語 版 による 情 報 発 信 にも 努 めること 岩 手 県 の 情 報 やサービスに 関 し 条 例 に 基 づく 開 示 請 求 を 待 つことなく できるだけ 多 くの 情 報 をホームページから 得 られるようにする 必 要 があります 参 考 情 報 提 供 施 策 の 総 合 的 な 推 進 に 関 する 要 綱 ( 抜 粋 ) ( 平 成 11 年 3 月 26 日 制 定 ) ( 目 的 ) この 要 綱 は 情 報 公 開 条 例 ( 平 成 10 年 条 例 第 49 号 以 下 条 例 という ) 第 40 条 に 規 定 する 情 報 の 提 供 に 関 する 施 策 の 総 合 的 な 推 進 に 関 する 基 本 方 針 を 定 め ることにより 知 事 が 保 有 する 情 報 ( 以 下 知 事 保 有 情 報 という )を 条 例 に 基 づく 開 示 請 求 を 待 つことなく 県 民 にこれを 公 表 し 又 は 提 供 するために 必 要 な 事 項 を 定 めることにより もって 開 かれた 県 政 を 推 進 することを 目 的 とする ( 情 報 の 公 表 ) 情 報 の 公 表 は 前 項 第 1 号 から 第 3 号 まで 及 び 第 5 号 に 掲 げる 事 項 については 情 報 の 発 生 の 都 度 速 やかに 第 4 号 に 掲 げる 事 項 については 年 1 回 以 上 定 期 的 に 次 に 掲 げる 方 法 のうち 効 果 的 なものにより 行 うものとする (1) 県 の 発 行 する 広 報 紙 又 は 広 報 誌 への 掲 載 (2) 行 政 情 報 センター 等 における 供 覧 (3) 印 刷 物 の 配 布 又 は 有 償 刊 行 物 ( 電 磁 的 記 録 を 含 む )の 頒 布 (4) インターネットへの 掲 載 (5) その 他 知 事 が 適 当 と 認 めるもの ( 公 表 又 は 提 供 する 情 報 の 充 実 ) 情 報 の 公 表 及 び 情 報 の 提 供 に 当 たっては 情 報 の 正 確 性 の 確 保 及 び 内 容 の 充 実 を 図 るとともに 県 民 にわかりやすいものとするよう 努 めるものとする 11

インターネットによる 情 報 発 信 に 関 する 指 針 ( 抜 粋 ) ( 平 成 12 年 3 月 30 日 制 定 ) ( 留 意 及 び 遵 守 事 項 ) 1 各 室 課 等 の 長 は 次 に 掲 げる 事 項 に 留 意 し インターネットによる 情 報 発 信 を 行 うものとする (1) 平 易 で 理 解 しやすい 表 現 に 配 慮 し 誰 でも 利 用 しやすいホームページとなるよ う 努 めること (2) 最 新 の 情 報 が 発 信 されるようホームページの 更 新 に 努 めること (3) 外 国 語 版 による 情 報 発 信 にも 努 めること 2 インターネットによる 情 報 発 信 を 行 う 各 室 課 等 の 長 は 次 に 掲 げる 事 項 を 遵 守 するものとする (1) 公 序 良 俗 に 反 する 不 適 切 な 内 容 又 は 表 現 の 情 報 発 信 を 行 わないこと (2) 著 作 権 にかかわる 情 報 にあっては 著 作 権 法 に 抵 触 することのないよう 適 切 な 措 置 を 講 じること (3) 個 人 に 関 する 情 報 がみだりに 公 にされることのないよう 最 大 限 の 配 慮 をする こと (4) インターネットにより 発 信 する 情 報 について 意 思 決 定 を 行 うこと 12

2.3. 共 通 のルール( 本 ガイドライン)に 基 づいて 作 成 運 用 管 理 を 行 う 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし ホームページの 作 成 運 用 管 理 は 本 ガイドラインの 内 容 に 基 づいて 行 う 組 織 ごとに 異 なるルールで 作 成 運 用 管 理 を 行 っていると 岩 手 県 ホームページとしての 統 一 感 が 失 われ 利 用 者 にとって 分 かりにくく 使 いにくいホームページになってしまいます 例 えば 組 織 ごとに 異 なる 方 針 でデザインしていると 利 用 者 がある 組 織 のページから 別 の 組 織 のページに 移 動 した 場 合 に 岩 手 県 が 運 営 しているホームページとは 違 うホームページに 移 動 し てしまったのではないかと 錯 覚 してしまう 恐 れがあります また ナビゲーションに 統 一 感 がないと 異 なるナビゲーションの 操 作 を 何 度 も 覚 えなくてはなら ないため ストレスを 感 じてしまいます そのため 共 通 のルールに 基 づいて 作 成 運 用 管 理 を 行 っていく 必 要 があります 13

2.4. ホームページ 全 体 としての 統 一 感 が 保 たれるように 留 意 す る 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし ページを 作 成 する 際 には 岩 手 県 ホームページ 全 体 としての 統 一 感 が 保 たれるよう に 以 下 の 事 柄 に 留 意 する 使 用 する 言 葉 デザイン( 視 覚 的 な 印 象 色 合 い 情 報 の 配 置 等 ) 操 作 の 仕 組 み(メニューの 構 成 や 仕 組 み) 県 章 などのロゴマーク ロゴタイプ( 内 容 色 配 置 大 きさ) その 他 本 ガイドラインに 示 された 事 項 ホームページを 作 成 する 際 に 使 用 する 言 葉 や デザイン 等 について 岩 手 県 ホームページ 全 体 の 統 一 感 を 意 識 せずに 作 成 すると 利 用 者 にとって 分 かりにくく 使 いにくいホームページにな ってしまいます 14

3. ページ 作 成 時 に 注 意 すること 15

3.1. 情 報 を 見 やすくするための 配 慮 3.1.1. 文 字 色 と 背 景 色 の 組 合 せ コントラストに 配 慮 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.4.3 7.1.4.6 ページ 内 のテキストや 画 像 などにおいては 文 字 の 色 と 背 景 の 色 の 組 合 せやコント ラスト( 明 暗 の 差 )に 十 分 配 慮 する 文 字 の 入 った 画 像 などを 作 成 したり 外 部 業 者 へページ 制 作 を 依 頼 する 際 は 文 字 の 色 と 背 景 の 色 の 組 合 せやコントラスト( 明 暗 の 差 )に 十 分 配 慮 する 色 の 組 合 せやコントラストに 問 題 がないかチェックツールを 用 いて 確 認 する 色 はホームページに 欠 かせない 表 現 方 法 の 一 つです 情 報 の 違 いや 位 置 づけを 視 覚 的 に 分 か りやすく 表 現 するためにも 色 を 効 果 的 に 用 いることは 重 要 です 一 方 で 色 覚 に 障 がいのあるインターネット 利 用 者 も 少 なくないため 色 を 使 う 際 には 配 慮 が 必 要 です その 割 合 は 多 く たとえば 日 本 人 の 男 性 では 20 人 に 1 人 と 言 われています このほか 高 齢 者 の 場 合 は 白 内 障 などによって 色 の 区 別 がつきづらくなることがあります 悪 い 例 文 字 色 と 背 景 色 の 組 合 せやコントラストへの 配 慮 が 不 十 分 なため 読 みにくい 16

良 い 例 文 字 色 と 背 景 色 の 組 合 せやコントラストに 配 慮 があり 読 みやすい 参 考 JIS X 8341-3:2010 の 達 成 基 準 7.1.4.3 最 低 限 のコントラストに 関 する 達 成 基 準 ( 等 級 AA)で テキストや 画 像 化 された 文 字 と 背 景 色 について 少 なくとも 4.5:1 のコントラス ト 比 を 確 保 することが 求 められています コントラスト 比 は 以 下 のホームページで 無 償 提 供 されているチェックツールを 用 いて 確 認 することができます カラー コントラスト アナライザー http://www.infoaxia.com/tools/cca/index.html 参 照 3.4.4 分 かりやすい 説 明 表 現 を 心 がける 3.5.5 画 像 に 適 切 な 代 替 テキストを 用 意 する 3.5.12 色 のみに 依 存 した 情 報 提 供 はしない 3.5.13 形 または 位 置 のみに 依 存 した 情 報 提 供 はしない 17

3.1.2. スタイルシートを 適 切 に 使 用 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.3.1 7.1.4.4 7.1.4.5 7.1.4.9 レイアウトや 文 字 の 大 きさ 色 などは 原 則 としてスタイルシートで 設 定 する スタイルシートに 対 応 していないブラウザで 表 示 した 場 合 でも 情 報 が 伝 わるように する テキストを 画 像 化 する 場 合 スタイルシートで 同 程 度 の 装 飾 表 現 が 実 現 できないか 検 討 し 可 能 な 場 合 はスタイルシートによって 表 現 する 従 来 のホームページ 作 成 方 法 では HTML のタグによる 記 述 で レイアウトや 文 字 の 大 きさ 色 などを 設 定 していましたが 現 在 では これらの 設 定 をスタイルシートによって 行 うことが 推 奨 され ています 参 照 3.1.4 読 みやすい 文 字 サイズ フォント 行 間 とする 3.4.6 レイアウトは 読 み 上 げ 順 に 配 慮 して 構 成 する 18

3.1.3. 文 字 サイズは 利 用 者 が 変 更 できるようにする 関 連 JIS 項 目 : 7.1.4.4 7.1.4.5 7.1.4.8 7.1.4.9 文 字 のサイズは em や%などの 相 対 的 な 単 位 で 指 定 する pt(ポイント)や px(ピクセ ル)などの 絶 対 的 な 単 位 は 使 用 しない 主 要 なブラウザの 機 能 で 文 字 サイズが 変 更 できることを 確 認 する 文 字 サイズを 200%まで 拡 大 できるようにするとともに 文 字 サイズを 変 更 した 場 合 に 情 報 が 読 み 取 れないほど 表 示 が 崩 れることがないように 作 成 する 読 みやすい 文 字 の 大 きさは 利 用 者 によって 異 なります そのため 利 用 者 が 必 要 に 応 じて ブ ラウザの 設 定 を 調 節 するなどして 変 更 できることが 重 要 です pt(ポイント)や px(ピクセル)などの 絶 対 的 な 単 位 で 文 字 の 大 きさを 指 定 すると 利 用 者 がサイズを 変 更 できない 場 合 があります 参 照 3.1.4 読 みやすい 文 字 サイズ フォント 行 間 とする 19

3.1.4. 読 みやすい 文 字 サイズ フォント 行 間 とする 関 連 JIS 項 目 : 7.1.4.8 原 則 文 字 サイズ フォント( 書 式 ) 行 間 のサイズは 指 定 しない 文 字 サイズ フォント( 書 式 ) 行 間 のサイズを 指 定 する 場 合 は 見 栄 え ではなく 読 みやすさ を 考 慮 して 指 定 する 文 字 サイズやフォント( 書 体 ) 行 間 は ブラウザの 標 準 設 定 状 態 で 多 くの 利 用 者 が 読 みやすい ことが 重 要 です ページ 作 成 時 にサイズやフォント 行 間 の 設 定 を 変 更 しなければ 利 用 者 側 のブラウザ 設 定 に 基 づいて 問 題 なく 文 字 が 表 示 されます 作 成 者 が 任 意 に 固 定 のサイズやフォント 行 間 を 指 定 する と ブラウザ 設 定 よりもページ 中 の 設 定 が 優 先 されるため 利 用 環 境 によっては 読 みづらくなるおそ れがあります 参 照 3.1.2 スタイルシートを 適 切 に 使 用 する 3.1.3 文 字 サイズは 利 用 者 が 変 更 できるようにする 20

3.2. 情 報 を 探 しやすくするための 配 慮 3.2.1. 適 切 なページタイトルをつける 関 連 JIS 項 目 : 7.2.4.2 ページの 内 容 を 予 測 できるページタイトルをつける また ほかのページのページタ イトルと 重 複 しないように 注 意 する ページの 内 容 を 表 すタイトルの 先 頭 に 岩 手 県 - と 記 載 する ページタイトルとは Internet Explorer などのブラウザの 上 部 に 表 示 されている 内 容 です 以 下 に 代 表 される 様 々な 場 面 で 利 用 者 がページの 内 容 を 予 測 し 必 要 な 情 報 がそこにあるか どうかを 判 断 する 大 切 な 手 がかりになります 検 索 エンジンの 検 索 結 果 の 一 覧 表 示 に 用 いられる 音 声 読 み 上 げソフトでページを 開 くと 最 初 にページタイトルが 読 み 上 げられ 利 用 者 はその 内 容 によって 自 分 の 得 たい 情 報 がページ 内 に 書 かれているかどうか 判 断 する 利 用 者 がそのページを お 気 に 入 り や ブックマーク に 登 録 した 際 特 に 設 定 をし なければ 登 録 ページの 一 覧 にページタイトルが 表 示 される 複 数 のページへ 同 じタイトルを 付 与 すると 利 用 者 がその 違 いを 判 断 できなくなります した がって 同 じ 種 類 の 情 報 や 長 いコンテンツを 分 割 した 場 合 も その1 その2 といった 識 別 可 能 なタイトルを 付 与 して 他 のページと 異 なることを 明 示 する 必 要 があります CMS でコンテンツを 作 成 する 場 合 は 自 動 でタイトル 先 頭 に 岩 手 県 - を 挿 入 している ので 新 たに 記 載 する 必 要 はありません 21

悪 い 例 内 容 の 異 なるページで 同 じページタイトルが 付 けられている 例 良 い 例 内 容 に 応 じたページタイトルが 付 けられている 例 22

3.2.2. 共 通 のナビゲーションの 仕 組 みを 用 いる 関 連 JIS 項 目 : 7.3.2.3 7.3.2.4 各 ページのヘッダー フッターを 統 一 する 各 ページに 岩 手 県 ホームページの 主 要 なメニューを 共 通 で 配 置 する トップページへ 移 動 するリンクや ページの 上 端 へ 移 動 するリンクなど 同 じ 機 能 を 有 す るリンクの 名 称 と 見 映 えをホームページ 内 で 統 一 する ページ 作 成 において 共 通 のナビゲーションの 仕 組 みを 用 いることでサイトとしての 統 一 感 が 生 まれ 利 用 者 は どのページにいても 共 通 のナビゲーションを 利 用 して 情 報 を 探 すことができます CMS では 自 動 で 統 一 されたヘッダー フッダー 及 び 共 通 ナビゲーションを 配 置 しています 良 い 例 共 通 のナビゲーションの 仕 組 みの 例 参 照 3.2.3 現 在 位 置 を 把 握 するための 仕 組 みを 用 意 する 3.2.4 共 通 のメニューを 読 みとばす 仕 組 みを 用 意 する 3.1.2 スタイルシートを 適 切 に 使 用 する 23

3.2.3. 現 在 位 置 を 把 握 するための 仕 組 みを 用 意 する 関 連 JIS 項 目 : 7.2.4.8 各 ページに 現 在 位 置 と 上 位 階 層 への 移 動 手 段 を 示 すナビゲーション( 階 層 ナビゲ ーション)を 配 置 する また このナビゲーションの 先 頭 のリンクは トップページ と いう 表 記 で 統 一 する 階 層 ナビゲーションのうち 現 在 表 示 しているページの 名 称 には リンクを 指 定 しな い 利 用 者 は 必 ずしも 岩 手 県 ホームページをトップページから 利 用 するわけではありません 最 近 では 検 索 結 果 や Twitter Facebook 等 からのリンクをたどって 記 事 ページを 直 接 閲 覧 する 人 も 増 えています 現 在 閲 覧 しているページが 岩 手 県 ホームページ 内 のどこに 位 置 しているのかを 適 切 に 示 すことによって 利 用 者 は 関 連 する 情 報 を 探 しやすくなったり 迷 わずサイト 内 を 行 き 来 でき るようになります たとえば ホームページ 内 の 階 層 構 造 における 現 在 位 置 と 上 位 階 層 への 移 動 手 段 を 示 す 階 層 ナビゲーションを 配 置 することにより 関 連 する 情 報 を 探 す 際 の 手 がかりとなります CMS では 自 動 でナビゲーション( 階 層 ナビゲーション)を 配 置 しています 良 い 例 現 在 位 置 と 上 位 階 層 への 移 動 手 段 を 示 すナビゲーションの 例 ホームページ 内 での 現 在 位 置 を 示 すとともに 上 位 階 層 のページへのリンクを 設 定 することで 利 用 者 が 情 報 を 探 しなおす 際 の 手 がかりとなる 24

参 照 3.2.2 共 通 のナビゲーションの 仕 組 みを 用 いる 25

3.2.4. 共 通 のメニューを 読 みとばす 仕 組 みを 用 意 する 関 連 JIS 項 目 : 7.2.4.1 各 ページの 先 頭 に 共 通 のメニューを 読 み 飛 ばし ページ 内 で 提 供 している 情 報 の 先 頭 にジャンプするリンク を 視 覚 的 に 見 える 形 式 で 設 置 する 各 ページに 用 意 する 共 通 のメニューは 多 くの 利 用 者 の 利 便 性 や 安 心 感 が 高 まる 効 果 がある 反 面 一 部 の 利 用 者 にとっては 使 いにくさの 原 因 になります たとえば 音 声 読 み 上 げソフトで 利 用 する 場 合 は ページの 上 から 下 へ 順 々に 内 容 を 読 んでい きます そのため すべてのページで 最 初 は 同 じ 内 容 のメニューが 読 まれ これを 読 み 終 わるまで 待 たないとそのページで 提 供 されている 情 報 が 読 めないという 状 況 が どのページでも 発 生 してし まいます この 問 題 は 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 にとって 時 間 的 な 意 味 でも 心 理 的 な 意 味 で も 大 きな 負 担 となっています ページの 先 頭 に 共 通 のメニューを 読 み 飛 ばし ページ 内 で 提 供 されている 情 報 の 先 頭 にジャ ンプするリンク を 設 置 しておくと 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 などがこのリンクを 利 用 し 効 率 よく ページ 内 の 情 報 へ 移 動 できるようになります なお リンクを 視 覚 的 に 見 える 形 式 で 設 置 すると マ ウスを 操 作 できずキーボードでホームページを 操 作 している 利 用 者 も 効 率 よくホームページを 利 用 できるようになります 良 い 例 共 通 のメニューを 読 み 飛 ばすリンクの 例 視 覚 的 には 見 えないがページの 先 頭 で 本 文 へ 移 動 というリンクを 提 供 しており 音 声 読 み 上 げソフ トの 利 用 者 がこのリンクを 利 用 すると ページ 内 で 提 供 されている 情 報 の 先 頭 にジャンプ( 矢 印 の 通 り) することができる 26

参 照 3.2.2 共 通 のナビゲーションの 仕 組 みを 用 いる 27

3.2.5. 複 数 の 探 索 手 段 を 用 意 する 関 連 JIS 項 目 : 7.2.4.5 ホームページの 情 報 探 索 手 段 としてサイト 内 検 索 機 能 を 各 ページで 提 供 する ホームページの 情 報 探 索 手 段 としてサイトマップを 用 意 し 各 ページにリンクを 提 供 する そのほか 関 連 するページへのリンクなどを 必 要 に 応 じて 提 供 する 情 報 を 探 す 手 段 が 複 数 提 供 されていると 利 用 者 は 自 分 にとって 分 かりやすい または 使 いや すい 手 段 を 選 択 することができます 28

3.2.6. 文 書 の 見 出 しを 適 切 に 分 ける 関 連 JIS 項 目 : 7.1.3.1 7.2.4.6 7.2.4.10 ページ 作 成 にあたっては 文 書 の 構 造 を 意 識 し ページ 内 に 配 置 する 情 報 それぞ れに 対 して HTML の 構 造 化 要 素 を 適 切 に 指 定 する 見 出 しは 大 見 出 し> 中 見 出 し> 小 見 出 し の 順 で 使 用 する 文 章 は 一 般 に 大 見 出 し 中 見 出 し 小 見 出 し 段 落 箇 条 書 き などの 要 素 によって 構 成 されます これらを 文 書 の 構 造 といいます ページ 内 に 登 場 する 文 章 や 画 像 などが 上 記 のどれにあたるかを 明 示 することによって 一 般 利 用 者 にとって 文 章 の 構 造 が 分 かりやすくなります 加 えて HTMLのタグを 用 いて この 部 分 は 大 見 出 し この 部 分 は 中 見 出 し と 示 すことによって ブラウザや 検 索 エンジンなどのプログラムがペ ージの 内 容 を 適 切 に 把 握 し 検 索 されやすくなったり より 多 くの 利 用 者 に 分 かりやすく 伝 えられる ようになります また 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 は 指 定 されている 見 出 し タグの 部 分 がそれと 分 かるよう に 音 を 鳴 らしたり 見 出 し 部 分 のみを 拾 い 読 みする 機 能 によって 文 書 の 構 造 を 把 握 することが できます 29

良 い 例 文 書 の 構 造 のイメージ 大 見 出 し 中 見 出 し 中 見 出 し 中 見 出 し 参 照 3.2.7 箇 条 書 きは HTML で 表 現 する 30

3.2.7. 箇 条 書 きは HTML で 表 現 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.3.1 7.2.4.6 7.2.4.10 箇 条 書 きは HTML のタグを 使 って 記 号 付 きリスト 番 号 付 きリスト を 表 現 する テキストで などを 行 頭 へ 配 置 することによって 箇 条 書 きを 表 現 しない ページ 内 に 登 場 する 文 章 が 箇 条 書 きなのか 本 文 なのかを HTML のタグの 記 述 によって 示 すこ とによって ブラウザや 検 索 エンジンなどのプログラムが ページの 内 容 を 適 切 に 把 握 し 利 用 者 に 分 かりやすく 伝 えられるようになります たとえば 音 声 読 み 上 げソフトを 利 用 すると HTML タグの 記 述 からその 部 分 が 箇 条 書 きである ことを 判 断 して 利 用 者 へ 特 別 な 音 などで 知 らせることができるものがあります 良 い 例 HTML のタグを 使 って 箇 条 書 きを 表 現 した 例 <ul> <li> 県 政 100 周 年 記 念 式 典 </li> <li> 岩 手 県 の 市 町 村 の 移 り 変 わり</li> <li> 学 校 教 育 制 度 始 まる</li> <li> 岩 手 県 出 身 の 著 名 人 </li> <li> 釜 石 製 鉄 所 </li> <li> 交 通 網 の 整 備 </li> </ul> 31

悪 い 例 行 頭 に 記 号 を 配 置 し 改 行 タグ<br>を 使 って 箇 条 書 きを 表 現 した 例 <p> 県 政 100 周 年 記 念 式 典 <br> 岩 手 県 の 市 町 村 の 移 り 変 わり<br> 学 校 教 育 制 度 始 まる<br> 岩 手 県 出 身 の 著 名 人 <br> 釜 石 製 鉄 所 <br> 交 通 網 の 整 備 </p> 参 照 3.2.6 文 書 の 見 出 しを 適 切 に 分 ける 32

3.3. ホームページ 内 を 快 適 に 移 動 できるようにするための 配 慮 3.3.1. リンク 箇 所 は 識 別 と 選 択 のしやすさに 配 慮 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.4.1 リンクテキストには 下 線 を 引 き リンクしていないテキストと 識 別 しやすくする リンク 画 像 は 小 さくしすぎないように 設 定 し クリックできる 画 像 であることを 認 識 し やすい 見 映 えにする リンクテキスト 及 びリンク 画 像 は 適 切 な 間 隔 を 空 けて 配 置 する リンクテキスト 及 びリンク 画 像 は リンク 部 分 にマウスカーソルを 乗 せた 時 や キー ボード 操 作 によってリンクにフォーカス( 選 択 可 能 領 域 )を 合 わせた 時 に 色 が 変 わ るなどの 変 化 をつけることにより リンク 可 能 な 箇 所 であることを 明 示 する ページ 内 のどの 部 分 がリンクであるかが 容 易 に 識 別 できないと ホームページを 快 適 に 利 用 でき ません また リンクテキストが 密 集 していたり リンク 画 像 が 小 さすぎたりすると 選 択 したいリンクの 上 にカーソルを 移 動 するのが 難 しくなり 多 くの 利 用 者 がリンクを 選 択 しづらくなります リンクの 上 にマウスをのせた 時 や キーボード 操 作 によってリンクを 選 ぼうとする 際 に リンク 部 分 の 色 が 変 わるなどの 変 化 が 起 きると 利 用 者 が このリンクは 今 選 択 (クリック)できる 状 態 だ と 認 識 しやすくなります 良 い 例 識 別 しやすいリンクテキストの 例 リンクテキストは 青 字 で 下 線 が 引 かれており リンクされていないテキストと 識 別 しや すい 33

参 照 3.3.2 リンクの 表 現 は リンク 先 を 予 測 できる 内 容 にする 3.3.3 PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する 3.3.4 岩 手 県 ホームページ 内 のリンクと 外 部 へのリンクを 区 別 する 3.3.5 リンクは 原 則 として 別 ウィンドウを 開 く 設 定 にしない 34

3.3.2. リンクの 表 現 は リンク 先 を 予 測 できる 内 容 にする 関 連 JIS 項 目 : 7.1.1.1 7.2.4.4 7.2.4.9 リンクテキストは その 部 分 だけを 読 んでリンク 先 が 予 測 できる 内 容 にする 同 じページ 内 に 同 じ 名 称 のリンクテキストを 用 いない 原 則 として リンク 先 のページタイトルを 利 用 することとし 長 すぎる 場 合 には 要 約 を 記 載 する こちら などの 表 現 は 使 用 しない リンクテキストは リンク 先 のページタイトルと 大 きく 異 ならないようにする リンクの 表 現 が 分 かりにくいと ページを 移 動 する 際 に 混 乱 が 生 じます たとえば リンクが 設 定 し てあるテキストの 内 容 と 移 動 先 ページのタイトルが 大 きく 異 なると 利 用 者 は 自 分 が 間 違 ったリンク を 選 択 したのかと 思 い 混 乱 するおそれがあります 快 適 にホームページを 利 用 してもらうために 分 かりやすい 言 葉 でリンクを 表 現 することが 重 要 です また 多 くの 音 声 読 み 上 げソフトには ページ 内 のリンク 部 分 のみを 拾 い 読 みする 機 能 があり 頻 繁 に 利 用 されています そのため リンクのはってある 言 葉 だけを 読 んで リンク 先 を 予 測 できる ようにすることが 重 要 です 悪 い 例 リンクテキストだけを 読 むとリンク 先 が 分 からない 良 い 例 リンクテキストだけでリンク 先 を 予 測 できる 35

参 照 3.3.1 リンク 箇 所 は 識 別 と 選 択 のしやすさに 配 慮 する 3.3.3 PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する 3.3.4 岩 手 県 ホームページ 内 のリンクと 外 部 へのリンクを 区 別 する 3.3.5 リンクは 原 則 として 別 ウィンドウを 開 く 設 定 にしない 3.5.5 画 像 に 適 切 な 代 替 テキストを 用 意 する 36

3.3.3. PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かり やすさに 配 慮 する 関 連 JIS 項 目 : 7.2.4.4 7.2.4.9 PDF など HTML 以 外 のファイルへリンクを 設 定 する 場 合 は リンクテキストにファイ ル 形 式 とファイルサイズを 明 記 する HTML で 作 成 されたページへ 移 動 することを 想 定 してリンクを 選 択 した 際 予 告 なく PDF ビュー ワー(Acrobat など)のようなブラウザ 以 外 のアプリケーションが 起 動 すると 利 用 者 が 混 乱 します PDF をはじめとする HTML 以 外 のファイルへのリンクは HTML ページへのリンクと 区 別 できるよう にすることが 重 要 です また 低 速 の 環 境 でインターネットに 接 続 したり モバイル 環 境 からアクセスする 利 用 者 も 少 なく ないため 容 量 の 大 きいファイルへリンクを 設 定 する 場 合 は 利 用 者 が 事 前 にファイルの 大 きさを 把 握 できるようにする 必 要 があります 良 い 例 リンクテキスト 内 に 括 弧 でファイル 形 式 及 びファイルサイズを 記 載 した 例 参 照 3.3.1 リンク 箇 所 は 識 別 と 選 択 のしやすさに 配 慮 する 3.3.2 リンクの 表 現 は リンク 先 を 予 測 できる 内 容 にする 3.3.4 岩 手 県 ホームページ 内 のリンクと 外 部 へのリンクを 区 別 する 3.3.5 リンクは 原 則 として 別 ウィンドウを 開 く 設 定 にしない 3.5.6 音 声 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 音 声 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 用 意 する 3.5.7 動 画 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 動 画 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 用 意 する 3.5.8 Word Excel PowerPoint 形 式 のファイル 提 供 には 細 心 の 注 意 をはらう 3.5.10 PDF は 極 力 使 用 せず 使 用 する 場 合 は 作 成 方 法 提 供 方 法 に 配 慮 する 37

3.5.14 低 速 回 線 やモバイル 機 器 の 利 用 者 に 配 慮 する 38

3.3.4. 岩 手 県 ホームページ 内 のリンクと 外 部 へのリンクを 区 別 する 関 連 JIS 項 目 : 7.2.4.4 7.2.4.9 外 部 ホームページへ 移 動 するリンク(http://www.pref.iwate.jp/ 以 外 のドメインへ 移 動 するリンク)は 利 用 者 がリンクを 選 択 する 前 に 外 部 のホームページへ 移 動 する ことを 予 測 できるようにする 閲 覧 しようとしているページが 現 在 訪 れている 岩 手 県 ホームページ 内 にあるのか または 他 の ホームページへ 移 動 するのか あらかじめ 判 断 できないと 利 用 者 が 混 乱 するおそれがあります 岩 手 県 が 責 任 を 持 って 発 信 する 範 囲 を 明 らかにするためにも 内 部 リンクと 外 部 ホームページへ のリンクは 一 目 で 分 かるように 区 別 して 記 載 する 必 要 があります 良 い 例 リンクテキストの 最 後 に 外 部 ホームページ 名 が 記 載 されており リンク 先 が 県 ホームページか 外 部 ホームページか 明 確 な 例 参 照 3.3.1 リンク 箇 所 は 識 別 と 選 択 のしやすさに 配 慮 する 3.3.2 リンクの 表 現 は リンク 先 を 予 測 できる 内 容 にする 3.3.3 PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する 3.3.5 リンクは 原 則 として 別 ウィンドウを 開 く 設 定 にしない 39

3.3.5. リンクは 原 則 として 別 ウィンドウを 開 く 設 定 にしない 関 連 JIS 項 目 : 7.3.2.1 7.3.2.2 7.3.2.5 リンクは 同 一 のウィンドウ 内 で 遷 移 するように 設 定 する 新 しいウィンドウを 開 かせ ることはしない 広 告 ウィンドウの 自 動 表 示 など 利 用 者 の 意 図 しないポップアップウィンドウは 使 用 しない 新 しいウィンドウを 開 く 仕 組 みを 用 いる 場 合 は 利 用 者 自 身 がリンクを 選 択 した 時 の み 開 くようにする 自 動 的 に 新 しいウィンドウが 開 く 仕 組 みは 用 いない 利 用 者 がリンクを 選 択 した 際 に 自 動 的 に 新 しいウィンドウを 開 いて リンク 先 ページを 表 示 する 設 定 があります しかしこのようなリンクは 別 ウィンドウが 開 いたことに 気 づくまで 時 間 がかかる あ るいは 別 ウィンドウが 開 いたことに 気 づかず 前 の 画 面 へ 戻 れない など 利 用 者 が 混 乱 する 場 合 があるため 注 意 が 必 要 です 特 に インターネットに 不 慣 れな 利 用 者 や 見 えづらい 利 用 者 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 など の 利 用 に 支 障 を 来 す 危 険 があります 新 しいウィンドウを 開 く 設 定 とする 場 合 は 利 用 者 が 新 しいウィンドウを 開 いたことを 確 認 できる 仕 組 みを 用 意 することが 必 要 です 参 照 3.3.1 リンク 箇 所 は 識 別 と 選 択 のしやすさに 配 慮 する 3.3.2 リンクの 表 現 は リンク 先 を 予 測 できる 内 容 にする 3.3.3 PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する 3.3.4 岩 手 県 ホームページ 内 のリンクと 外 部 へのリンクを 区 別 する 40

3.4. 情 報 の 内 容 を 理 解 できるようにするための 配 慮 3.4.1. 読 みの 難 しい 言 葉 に 読 み 方 を 併 記 する 関 連 JIS 項 目 : 7.3.1.6 各 ページにおいて 読 みの 難 しい 言 葉 が 初 めて 出 てくる 箇 所 では 読 み 方 を 括 弧 書 きで 併 記 する ホームページ 内 で 読 みの 難 しい 漢 字 が 使 用 されていると そのページの 内 容 を 理 解 することが 困 難 になる 場 合 があります どんな 利 用 者 が 読 んでも 分 かりやすいよう 適 宜 読 み 仮 名 を 記 載 する 必 要 があります 良 い 例 読 み 方 を 括 弧 書 きで 併 記 している 例 例 ) 越 喜 来 (おきらい) 41

3.4.2. 専 門 用 語 省 略 語 流 行 語 は 多 用 しない 関 連 JIS 項 目 : 7.3.1.3 7.3.1.4 行 政 用 語 やその 他 の 専 門 用 語 省 略 語 流 行 語 などの 使 用 は 極 力 控 え 平 易 な 文 章 を 心 がける( 入 札 情 報 のページなど そのページの 利 用 者 が 限 定 的 であり かつ 使 用 する 用 語 について 一 定 以 上 の 知 識 を 持 っていると 想 定 される 場 合 は この 限 り ではない) 各 ページにおいて 理 解 が 難 しいと 考 えられる 言 葉 が 初 めて 出 てくる 箇 所 では 用 語 の 正 式 名 称 や 意 味 を 括 弧 書 きで 併 記 する ホームページで 専 門 用 語 省 略 語 流 行 語 を 多 用 すると 文 章 の 内 容 を 理 解 することが 困 難 に なる 場 合 があります どんな 利 用 者 が 読 んでも 分 かりやすいよう 初 出 の 箇 所 で 正 式 名 称 や 解 説 を 加 えるなどの 配 慮 が 重 要 です 良 い 例 用 語 の 正 式 名 称 と 意 味 を 括 弧 書 きで 併 記 している 例 42

3.4.3. 外 国 語 専 門 用 語 は 多 用 しない 関 連 JIS 項 目 : 7.3.1.3 外 国 語 専 門 用 語 は 多 用 しない 各 ページにおいて 外 国 語 専 門 用 語 が 初 めて 出 てくる 箇 所 で 括 弧 書 きなどで 意 味 や 読 み 方 を 併 記 する ホームページで 外 国 語 や 専 門 用 語 を 多 用 すると 利 用 者 が 文 章 の 内 容 を 理 解 することが 困 難 になる 場 合 があります 大 学 共 同 利 用 機 関 法 人 人 間 文 化 研 究 機 構 国 立 国 語 研 究 所 による 外 来 語 言 い 換 え 提 案 によると たとえば コンプライアンス などの 外 来 語 は 特 に 認 知 度 が 低 いため 注 意 が 必 要 です 専 門 的 な 事 柄 については 分 かりやすい 解 説 を 加 えたり 必 要 に 応 じて 日 本 語 へ 置 き 換 えること により 利 用 者 の 理 解 を 深 めることができます 良 い 例 コンプライアンス という 用 語 の 説 明 が 補 足 されている 例 43

3.4.4. 分 かりやすい 説 明 表 現 を 心 がける 関 連 JIS 項 目 : 7.3.1.5 難 解 な 内 容 を 説 明 する 記 事 には 中 学 校 教 育 程 度 のレベルの 読 解 力 で 理 解 可 能 な 要 約 説 明 を 提 供 する 図 やイラストなどを 適 宜 取 り 入 れる 文 章 の 内 容 に 合 わせたイラストや 写 真 などを 配 置 したり 情 報 の 構 成 や 位 置 づけを 示 した 模 式 図 を 配 置 することで より 多 くの 利 用 者 が 内 容 をイメージしやすくしたり 内 容 を 理 解 しやすくなりま す また 既 存 のチラシのハードコピーや PDF ファイルを 提 供 するだけでなく テキストで 入 力 した 文 章 と それを 説 明 するイラストや 写 真 を 併 用 すること 参 照 3.1.1 文 字 色 と 背 景 色 の 組 合 せ コントラストに 配 慮 する 3.5.5 画 像 に 適 切 な 代 替 テキストを 用 意 する 3.5.12 色 のみに 依 存 した 情 報 提 供 はしない 3.5.13 形 または 位 置 のみに 依 存 した 情 報 提 供 はしない 44

3.4.5. データを 表 すための 表 組 みを 分 かりやすく 作 る 関 連 JIS 項 目 : 7.1.3.1 表 の 1 列 目 または 1 行 目 のセルを 見 出 しに 設 定 する 分 かりやすい 表 題 を 設 定 する 読 み 上 げ 順 を 考 慮 し 内 容 が 把 握 しやすい 構 成 とする セルが 結 合 された 複 雑 な 表 は 表 を 分 割 することで 単 純 な 構 成 にできないか 検 討 する 全 体 の 構 成 や 各 セルの 縦 横 の 関 係 を 視 覚 的 に 把 握 できる 利 用 者 にとっては 表 組 みは 情 報 の 対 応 関 係 を 把 握 しやすい 表 現 です その 一 方 で 音 声 読 み 上 げソフトは 表 の 内 容 を 左 上 のセル から 順 に 左 から 右 へ 読 み 上 げるため 音 声 によりホームページを 利 用 する 人 にとっては 全 体 構 成 や 対 応 関 係 を 把 握 するのが 難 しくなります セルの 結 合 のない 簡 単 な 構 造 としたり 順 々に 読 み 上 げた 時 に 意 味 が 通 じやすい 構 成 としたり することで 音 声 読 み 上 げソフトでも 内 容 が 理 解 しやすくなります 例 音 声 読 み 上 げソフトによる 読 み 上 げ 順 年 度 データA データB データC 平 成 20 年 度 39.10% 56.00% 39.10% 平 成 21 年 度 44.30% 54.20% 44.30% 平 成 22 年 度 46.80% 49.30% 46.80% 参 照 3.4.6 レイアウトは 読 み 上 げ 順 に 配 慮 して 構 成 する 45

3.4.6. レイアウトは 読 み 上 げ 順 に 配 慮 して 構 成 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.3.2 7.2.4.3 スタイルシートや 表 組 みの 仕 組 みを 使 ってレイアウトする 場 合 は 音 声 読 み 上 げ ソフトで 読 んだ 場 合 に 意 味 が 通 じるように 構 成 する スタイルシートを 活 用 することにより 段 組 構 成 などページ 内 の 情 報 の 配 置 (レイアウト)を 指 定 す ることができます また HTML の 表 組 みの 仕 組 みを ページ 内 の 情 報 のレイアウトのために 利 用 することがありま す たとえば 左 右 に 情 報 を 段 組 配 置 するために 枠 線 を 非 表 示 にした 1 行 2 列 の 表 を 書 いて 各 セ ルに 情 報 を 配 置 することがあります 音 声 読 み 上 げソフトは HTML ソースに 記 述 された 順 序 に 沿 って 読 み 上 げます 実 際 に 読 み 上 げる 順 序 と 情 報 の 対 応 関 係 など 意 味 の 順 序 との 間 に 矛 盾 があると 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 が 内 容 を 理 解 することが 困 難 になります 例 音 声 読 み 上 げソフトによる 読 み 上 げ 順 とセルが 結 合 された 表 の 読 み 上 げ 順 1 4 7 2 5 8 3 6 9 1 12 19 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 13 15 14 17 18 16 20 21 22 参 照 3.1.2 スタイルシートを 適 切 に 使 用 する 3.4.5 データを 表 すための 表 組 みを 分 かりやすく 作 る 46

3.4.7. フレームは 原 則 として 使 用 しない 関 連 JIS 項 目 : 7.2.4.1 7.2.4.2 7.4.1.2 フレームは 原 則 として 使 用 しない ブラウザのウィンドウを 複 数 に 分 割 して 内 容 を 表 示 するフレーム 構 造 は 音 声 読 み 上 げソフトや テキストブラウザなどを 利 用 している 人 にとって 利 用 が 難 しい 場 合 があります また 検 索 エンジンなどを 利 用 して フレームで 分 割 された 個 々のページを 閲 覧 した 人 は 全 体 の 構 造 を 理 解 することができなかったり ホームページのメニューを 利 用 することができなかったり する 場 合 があります 47

3.4.8. ページの 自 動 更 新 や 自 動 的 な 移 動 は 行 わない 関 連 JIS 項 目 : 7.2.2.2 7.2.2.4 7.3.2.1 7.3.2.2 7.3.2.5 ページ 内 容 の 自 動 更 新 や 自 動 的 な 移 動 は 行 わない ホームページの URL を 変 更 する 場 合 は 新 しい URL を 案 内 したページを 用 意 す る 一 定 時 間 で 自 動 的 に 移 動 する 仕 組 みにしない ページ 内 容 の 一 部 が 自 動 的 に 更 新 された 時 画 面 の 一 部 を 拡 大 して 表 示 している 弱 視 の 利 用 者 や 携 帯 電 話 などの 小 さな 画 面 で 表 示 している 利 用 者 は 変 化 に 気 づかない 場 合 があります また URL を 変 更 した 際 に このページは 新 しい URL へ 移 動 しました 自 動 的 に 新 URL へ 移 動 します といった 説 明 文 を 表 示 して 新 しいページへ 自 動 的 に 移 動 するように 設 定 すると 表 示 内 容 を 読 むのに 時 間 がかかる 利 用 者 や 音 声 読 み 上 げソフトでページの 先 頭 から 順 々に 読 んでいる 利 用 者 などが 説 明 を 読 み 終 える 前 に 別 のページへ 移 動 してしまい 内 容 が 理 解 できないおそれが あります 48

3.5. 情 報 を 支 障 なく 読 みとれるようにするための 配 慮 3.5.1. 規 格 及 び 仕 様 に 準 拠 する 関 連 JIS 項 目 : 7.4.1.1 7.4.1.2 岩 手 県 ホームページは 原 則 として 以 下 の 技 術 で 作 成 更 新 を 行 う HTML XHTML 1.0 Transitional スタイルシート CSS2.1 新 たにホームページを 構 築 する 際 には HTML やスタイルシートといった 使 用 する 技 術 について どのバージョンや DTD( 文 書 型 定 義 )で 作 成 するかを 事 前 に 検 討 し 決 定 する ホームページを 作 成 する 技 術 には 国 際 的 に 定 められたルール( 規 格 及 び 仕 様 )があります ルールに 則 って 作 成 されていないページは ブラウザが 内 容 をうまく 表 示 できないといった 問 題 が 発 生 するおそれがあります 49

3.5.2. 言 語 コードと 文 字 コードを 指 定 する 関 連 JIS 項 目 : 7.3.1.1 7.3.1.2 html 要 素 の lang 属 性 または xml:lang 属 性 に 使 用 している 言 語 を 記 述 する 文 字 コード utf-8 で 作 成 する head 要 素 の meta 要 素 内 に utf-8 と 記 述 する ページ 内 に 別 の 言 語 を 表 記 する 場 合 に lang 属 性 を 用 いて 言 語 を 記 述 する ホームページの 内 容 がどの 国 の 言 葉 で 書 かれているかを HTML のタグによる 記 述 で 指 定 するこ とにより ブラウザの 表 示 や 音 声 読 み 上 げソフトの 読 み 上 げ 検 索 エンジンでの 分 類 などが 適 切 に 行 われるようになります また ホームページの 内 容 が どの 文 字 コード(コンピュータに 文 字 を 理 解 させるための 符 号 化 方 式 )で 用 意 されているかを HTML のタグによる 記 述 で 指 定 することにより ブラウザでの 文 字 化 け を 防 ぐことができます ページ 本 文 だけでなくページタイトルも 文 字 化 けしないよう 文 字 コードはペ ージタイトルを 記 述 する title 要 素 より 前 の meta 要 素 内 に 記 述 します 50

3.5.3. 機 種 依 存 文 字 は 使 用 しない 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 丸 数 字 やローマ 数 字 は 原 則 として 使 用 しない 例 ) 1や2などの 丸 数 字 ⅠやⅡなどのローマ 数 字 は 1 2 などのように 算 用 数 字 に 置 き 換 える 旧 字 体 は 原 則 として 使 用 しない 職 種 名 や 業 務 名 などに 含 まれていて 置 き 換 えができない 場 合 には あらかじめ 広 聴 広 報 課 へ 照 会 申 請 する 1や2などの 丸 数 字 ⅠやⅡなどのローマ 数 字 は 利 用 者 の 閲 覧 環 境 によって 正 しく 表 示 され ない 場 合 があります 例 機 種 依 存 文 字 を 使 用 したページの 表 示 例 Windowsでは 左 のウィンドウのように 表 示 される 内 容 が Mac OS では 右 のウィンドウのように 表 示 される 場 合 があります ( 左 が Windows Internet Explorer 8 / 右 が Mac OS Internet Explorer 5) 51

3.5.4. 単 語 の 間 にスペースや 改 行 を 挿 入 しない 関 連 JIS 項 目 : 7.1.3.2 単 語 内 の 文 字 と 文 字 との 間 に 全 角 スペースあるいは 半 角 スペースを 入 れない 単 語 内 の 文 字 と 文 字 との 間 に 改 行 を 入 れない 印 刷 用 の 文 書 では 文 書 内 で 体 裁 を 整 えるために 単 語 内 の 文 字 と 文 字 との 間 にスペースや 改 行 を 入 れる 場 合 があります しかし ホームページの 文 章 の 中 でこうした 記 述 を 行 うと 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 が 内 容 を 理 解 できなくなったり キーワード 検 索 で 情 報 が 見 つかりづらくなったりと いった 問 題 が 起 きます たとえば 経 済 という 単 語 が 経 済 と 全 角 スペースを 入 れて 記 述 されている 場 合 音 声 読 み 上 げソフトが けいざい というひと 固 まりの 単 語 として 認 識 できず けい すみ と 読 み 上 げてしまう 場 合 があります また Yahoo!や Google などの 検 索 サービスや 岩 手 県 ホームページのキーワード 検 索 機 能 を 使 用 して 特 定 の 単 語 が 含 まれるページを 探 す 際 利 用 者 が 探 している 単 語 内 の 文 字 と 文 字 との 間 にスペースや 改 行 が 入 っていると 探 しているページが 検 索 結 果 の 上 位 に 表 示 されない 場 合 があ ります 悪 い 例 単 語 の 間 にスペースが 挿 入 されている 例 52

3.5.5. 画 像 に 適 切 な 代 替 テキストを 用 意 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.1.1 7.2.4.4 7.2.4.9 画 像 を 使 用 する 際 は 代 替 テキストに 画 像 で 表 現 している 内 容 を 簡 潔 に 表 す 言 葉 を 入 れる 地 図 やグラフなど 複 雑 な 内 容 を 示 している 画 像 の 場 合 は 画 像 近 くに 内 容 を 漏 れな く 説 明 する 文 章 や 表 を 掲 載 する 装 飾 や 見 た 目 の 整 形 を 目 的 に 用 いられる 画 像 は 音 声 で 読 まれないようにする リンク 画 像 には リンク 先 の 内 容 を 予 測 できる 代 替 テキストを 入 れる 画 像 を 使 用 することにより ホームページの 情 報 を 分 かりやすく 魅 力 的 に 伝 えることができます その 一 方 で 利 用 者 の 中 には 画 像 の 内 容 を 読 み 取 れない 人 がいるため 使 用 する 際 の 配 慮 が 必 要 です たとえば 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 は ホームページ 内 のテキストを 音 声 で 読 むことができま すが 画 像 で 表 示 されている 内 容 は 読 むことができません また 検 索 エンジンなどのプログラムも 画 像 で 表 示 されている 内 容 を 把 握 できません 作 成 時 に 画 像 の 内 容 を 説 明 するテキスト( 代 替 テキスト)を 用 意 することにより 音 声 読 み 上 げソ フトの 利 用 者 や 検 索 エンジンなどのプログラムも 内 容 を 読 み 取 ることができるようになります 良 い 例 画 像 化 されているテキストと 同 じ 内 容 を 代 替 テキストに 指 定 している 例 安 全 安 心 参 照 3.1.1 文 字 色 と 背 景 色 の 組 合 せ コントラストに 配 慮 する 53

3.3.2 リンクの 表 現 は リンク 先 を 予 測 できる 内 容 にする 3.4.4 分 かりやすい 説 明 表 現 を 心 がける 3.5.13 形 または 位 置 のみに 依 存 した 情 報 提 供 はしない 54

3.5.6. 音 声 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 音 声 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキス トで 用 意 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.1.1 7.1.2.1 7.1.4.2 7.1.4.7 音 声 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 音 声 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 掲 載 する テキストの 準 備 が 難 しい 場 合 は 提 供 内 容 に 関 する 問 い 合 わせ 先 を 明 記 する 音 声 を 自 動 的 に 再 生 しない 音 声 で 情 報 を 伝 える 場 合 その 内 容 が 聞 こえない 人 へ 情 報 が 伝 わらなくなることのないように 配 慮 が 必 要 です また 閲 覧 しているパソコンなどに 音 声 出 力 の 機 能 がない 利 用 者 には 情 報 が 伝 わりません 参 照 3.3.3 PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する 3.5.7 動 画 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 動 画 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 用 意 する 3.5.11 Flash を 使 用 する 場 合 は 同 等 の HTML コンテンツなどによる 補 完 を 行 う 55

3.5.7. 動 画 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 動 画 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキス トで 用 意 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.1.1 7.1.2.1 7.1.2.2 7.1.2.3 7.1.2.4 7.1.2.5 7.1.2.6 7.1.2.7 7.1.2.8 7.1.2.9 動 画 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 以 下 のいずれかの 対 応 を 行 う 動 画 の 音 声 の 内 容 を 字 幕 で 提 供 する また 動 画 の 映 像 で 表 現 されている 情 報 に ついて 動 画 内 で 音 声 による 説 明 ( 音 声 ガイド)を 提 供 する 動 画 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 掲 載 する 上 記 の 対 応 が 難 しい 場 合 は 提 供 内 容 に 関 する 問 い 合 わせ 先 を 明 記 する 外 部 の 動 画 配 信 サービスを 利 用 する 場 合 も 同 様 の 対 応 をする 動 画 で 情 報 を 伝 える 場 合 音 声 が 聞 こえない 人 映 像 を 見 ることができない 人 へ 情 報 が 伝 わらな くなることのないように 配 慮 が 必 要 です 参 照 3.3.3 PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する 3.5.6 音 声 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 音 声 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 用 意 する 3.5.11 Flash を 使 用 する 場 合 は 同 等 の HTML コンテンツなどによる 補 完 を 行 う 56

3.5.8. Word Excel PowerPoint 形 式 のファイル 提 供 には 細 心 の 注 意 をは らう 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし PowerPoint 形 式 による 情 報 提 供 は 原 則 として 行 わない Word 形 式 で 情 報 提 供 する 場 合 は 同 内 容 の PDF ファイルも 掲 載 する Excel 形 式 による 情 報 提 供 は 統 計 データなど Excel を 用 いることで 利 用 者 の 利 便 性 が 向 上 できる 場 合 に 限 る Excel 形 式 で 情 報 提 供 を 行 う 場 合 は 作 成 したファイルを 公 開 する 前 に マクロウィ ルスなどの 不 適 切 なプログラムが 混 入 していないか 十 分 確 認 する また 行 列 を 非 表 示 設 定 としていることで 個 人 名 など 公 開 すべきでない 情 報 が 残 っていない か 確 認 する Word Excel PowerPoint など 有 償 で 提 供 されているソフトを 用 いて 作 成 したファイルは その ソフトを 持 っていない 人 が 内 容 を 読 めない 場 合 があります また マクロ によるウィルスをばら 撒 く ことによって 利 用 者 に 不 利 益 を 与 えるおそれがあります 多 様 な 利 用 者 に 広 く 情 報 提 供 を 行 うためには HTML でページを 作 成 する 方 法 が 最 も 確 実 であ るため 情 報 提 供 は HTML で 行 うことを 基 本 にします なお PDF を 閲 覧 するソフトは 無 償 で 提 供 されています 申 請 書 の 様 式 など 利 用 者 にレイアウト どおりに 印 刷 し 使 用 してもらう 必 要 がある 場 合 は Word Excel PowerPoint 形 式 ではなく PDF で 提 供 することによって より 多 くの 利 用 者 に 情 報 を 届 けることができます 参 照 3.3.3 PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する 3.5.9 Word Excel PowerPoint などで 作 成 した HTML 文 書 は 掲 載 しない 3.5.10 PDF は 極 力 使 用 せず 使 用 する 場 合 は 作 成 方 法 提 供 方 法 に 配 慮 する 57

3.5.9. Word Excel PowerPoint などで 作 成 した HTML 文 書 は 掲 載 しない 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし Word Excel PowerPoint を HTML 形 式 (Web 形 式 )で 保 存 し 掲 載 しない Word Excel PowerPoint で 作 成 した 内 容 は 原 則 として HTML のページを 作 成 し 提 供 する HTML での 提 供 が 適 さない 場 合 や 用 意 することが 難 しい 場 合 は PDF 形 式 で 提 供 する Word Excel PowerPoint などには 作 成 した 文 書 を HTML 形 式 で 保 存 する 機 能 があります し かしこの 機 能 でページを 作 成 すると HTML に 本 ガイドラインが 推 奨 していないタグが 含 まれたり 本 ガイドラインが 記 載 を 求 めている 内 容 が 抜 けてしまったりします また 複 雑 な HTML となることでページの 容 量 が 大 きくなってしまう 場 合 があります 参 照 3.5.8 Word Excel PowerPoint 形 式 のファイル 提 供 には 細 心 の 注 意 をはらう 3.5.10 PDF は 極 力 使 用 せず 使 用 する 場 合 は 作 成 方 法 提 供 方 法 に 配 慮 する 58

3.5.10. PDF は 極 力 使 用 せず 使 用 する 場 合 は 作 成 方 法 提 供 方 法 に 配 慮 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.1.1 情 報 提 供 は HTML で 行 うことを 基 本 とする PDF 形 式 での 情 報 提 供 は 以 下 の 場 合 に 限 る 申 請 書 の 様 式 など 利 用 者 にレイアウトどおりに 印 刷 し 使 用 してもらう 必 要 がある 場 合 報 告 書 など 多 数 のページで 構 成 される 情 報 を 一 つまたは 複 数 のファイルにまと めて 収 録 し 提 供 する 必 要 がある 場 合 PDF 形 式 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 以 下 のとおりとする PDF を 利 用 できない 場 合 でも 内 容 を 把 握 できるよう PDF で 提 供 している 情 報 の 内 容 をテキストで 掲 載 する 対 応 が 難 しい 場 合 は 提 供 している 内 容 に 関 する 問 い 合 わせ 先 を 明 記 する Acrobat などの 作 成 ツールは 最 新 版 を 用 いる 標 準 の 設 定 で 有 効 になっている アクセシビリティ 配 慮 に 関 する 設 定 を 無 効 に 変 更 しない PDF のファイル 容 量 は 1 ファイルあたり 県 庁 のメール 添 付 ファイルの 上 限 である 5MB 以 内 とし 5MB を 超 える 文 書 を 掲 載 する 場 合 は 複 数 に 分 割 したファイルを 併 せて 提 供 する 公 開 する 前 に Acrobat の 文 書 のプロパティ の 内 容 を 確 認 し 作 成 者 の 個 人 名 など 公 開 すべきでない 情 報 が 残 っていないか 確 認 する PDF を 提 供 するページでは 閲 覧 用 ソフトのダウンロードページの 案 内 及 びリンク を 表 示 する PDF 形 式 で 提 供 される 情 報 は 音 声 読 み 上 げソフトによって 内 容 を 適 切 に 読 めない 場 合 があり ます 多 様 な 利 用 者 に 広 く 情 報 提 供 を 行 うためには HTML でページを 作 成 する 方 法 が 最 も 確 実 であるため 情 報 提 供 は HTML で 行 うことを 基 本 にします PDF 形 式 で 情 報 提 供 を 行 う 場 合 は 情 報 が 伝 わらなくなることのないように 配 慮 が 必 要 です 59

参 照 3.3.3 PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する 3.5.8 Word Excel PowerPoint 形 式 のファイル 提 供 には 細 心 の 注 意 をはらう 3.5.9 Word Excel PowerPoint などで 作 成 した HTML 文 書 は 掲 載 しない 3.5.14 低 速 回 線 やモバイル 機 器 の 利 用 者 に 配 慮 する 60

3.5.11. Flash を 使 用 する 場 合 は 同 等 の HTML コンテンツなどによる 補 完 を 行 う 関 連 JIS 項 目 : 7.1.1.1 7.1.2 グローバルナビゲーションなどの 主 たる 操 作 部 分 には Flash を 使 用 しない Flash コンテンツを 提 供 する 場 合 は 以 下 のとおりとする Flash コンテンツと 同 等 の 内 容 をテキストでも 提 供 する Flash コンテンツには 適 切 なムービータイトルをつけ コンテンツ 自 体 のアクセシビ リティをできる 限 り 確 保 する Flash コンテンツを 掲 載 する 場 合 には Flash Player のダウンロードページへのリン クも 併 せて 掲 載 する 情 報 の 内 容 に 更 新 がある 場 合 は Flash 版 と HTML 版 の 両 者 を 同 時 に 更 新 する Flash を 用 いることにより HTML では 実 現 できない 表 現 や 操 作 の 仕 組 みを 提 供 することが 可 能 になります その 一 方 で 未 対 応 の 閲 覧 環 境 では 内 容 を 閲 覧 したり 操 作 したりするのが 難 しい 場 合 がありま す また 現 状 では Flash を 用 いて 障 がいのある 利 用 者 に 十 分 に 配 慮 したホームページを 作 成 す ることが 難 しいため 使 用 する 際 には 同 等 の 内 容 を 表 すページを HTML で 併 せて 用 意 するなどの 配 慮 が 必 要 です 参 考 Adobe による Flash Player のダウンロードページ http://get.adobe.com/jp/flashplayer/ Adobe によるアクセシビリティ 関 連 の 情 報 提 供 ページ http://www.adobe.com/jp/accessibility/ 参 照 3.5.6 音 声 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 音 声 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 用 意 する 61

3.5.7 動 画 で 情 報 を 提 供 する 場 合 は 動 画 で 伝 える 情 報 の 内 容 をテキストで 用 意 する 3.6.1 キーボードだけですべての 操 作 が 行 えるようにする 62

3.5.12. 色 のみに 依 存 した 情 報 提 供 はしない 関 連 JIS 項 目 : 7.1.4.1 情 報 の 意 味 や 位 置 づけの 違 いは 色 の 違 いで 表 現 するだけでなく 文 字 内 容 など でも 違 いが 分 かるようにする 色 はホームページに 欠 かせない 表 現 方 法 のひとつです 情 報 の 違 いや 位 置 づけを 視 覚 的 に 分 かりやすく 表 現 するためにも 色 を 効 果 的 に 用 いることは 重 要 です その 一 方 で 利 用 者 には 色 覚 に 障 がいのある 人 もいるため 色 を 使 う 際 には 配 慮 が 必 要 です その 割 合 は 大 変 多 く たとえば 日 本 人 の 男 性 では 20 人 に 1 人 といわれています このほか 高 齢 者 の 場 合 は 白 内 障 などによって 色 の 区 別 がつきにくくなることがあります また 音 声 読 み 上 げソ フトでホームページを 利 用 している 場 合 は 色 の 違 いが 分 かりません たとえば 赤 字 は 休 館 日 です 赤 字 は 必 須 入 力 項 目 です のように 色 だけで 情 報 の 違 いを 表 現 すると このような 利 用 者 に 正 確 な 情 報 が 伝 わらないおそれがあります 視 覚 的 に 分 かりやすくなるように 色 を 違 えると 同 時 に 文 字 内 容 などによって 情 報 の 違 いを 理 解 できるように 配 慮 が 必 要 です 一 般 的 には ページを 白 黒 印 刷 した 場 合 でも 情 報 が 間 違 いなく 伝 わるように 注 意 して 作 成 することにより 情 報 が 適 切 に 伝 わるようになります 良 い 例 色 と 引 き 出 し 線 で 違 いを 表 現 悪 い 例 色 だけで 違 いを 表 現 どちらでもない 不 明 反 対 賛 成 賛 成 反 対 どちらでもない 不 明 63

参 照 3.1.1 文 字 色 と 背 景 色 の 組 合 せ コントラストに 配 慮 する 3.4.4 分 かりやすい 説 明 表 現 を 心 がける 64

3.5.13. 形 または 位 置 のみに 依 存 した 情 報 提 供 はしない 関 連 JIS 項 目 : 7.1.3.3 画 像 には 適 切 な 代 替 テキストを 用 意 し 画 像 の 形 や 大 きさなどを 認 識 できない 場 合 でも 内 容 を 適 切 に 理 解 できるようにする などの 記 号 だけで 情 報 の 内 容 を 伝 えることは 避 ける どうしても 必 要 な 場 合 は 画 像 化 して 配 置 し 適 切 な 代 替 テキストを 用 意 する 位 置 の 違 いで 情 報 の 違 いを 表 したり 操 作 を 指 示 したりしない ホームページは 様 々な 閲 覧 環 境 から 利 用 されるため 誰 もが 同 じように 見 ているとは 限 りませ ん たとえば 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 などは 画 像 の 形 ではなく 代 替 テキストの 内 容 で 情 報 を 把 握 します また などの 記 号 を 読 み 飛 ばす 設 定 で 読 んでいる 場 合 があります このほか 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 や 携 帯 電 話 の 利 用 者 は 一 般 的 なブラウザでの 表 示 と 異 なる 配 置 でホームページを 閲 覧 している 場 合 があり 右 は 左 は です 左 下 の を してください などと 表 現 しても 伝 わらないおそれがあります 悪 い 例 形 や 位 置 に 依 存 した 表 現 のイメージ GO! もう 一 度 内 容 を 見 たい 場 合 は 左 側 の 丸 いボタンを 次 に 進 む 場 合 は 右 側 の 四 角 いボタンを 押 してください GO! 説 明 文 の 中 でボタンの 機 能 の 違 いを 表 現 しているが ボタン 画 像 はどちらとも GO! と 記 述 されており 形 や 位 置 を 把 握 できない 利 用 者 は 機 能 の 違 いが 分 からない 65

良 い 例 ボタン 画 像 の 意 味 を 文 字 で 表 現 した 例 もう 一 度 内 容 を 見 たい 場 合 は 再 生 ボタンを 次 に 進 む 場 合 は 次 に 進 む ボタンを 押 してください 再 生 次 に 進 む ボタン 画 像 の 表 記 と 代 替 テキストを 再 生 次 へ 進 む などと 記 述 することにより 機 能 の 違 いが 伝 わりやすくなる 参 照 3.1.1 文 字 色 と 背 景 色 の 組 合 せ コントラストに 配 慮 する 3.4.4 分 かりやすい 説 明 表 現 を 心 がける 3.5.5 画 像 に 適 切 な 代 替 テキストを 用 意 する 66

3.5.14. 低 速 回 線 やモバイル 機 器 の 利 用 者 に 配 慮 する 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 画 像 を 掲 載 する 際 は 表 示 に 影 響 のない 範 囲 で 解 像 度 を 低 くするか サイズを 縮 小 する 個 々の 画 像 ファイルの 容 量 は 100KB 以 下 とする HTML の img 要 素 の 中 に 縦 横 のサイズを 明 記 する PDF などのダウンロードファイルの 容 量 は 1 ファイルあたり 県 庁 のメール 添 付 ファ イルの 上 限 である 5MB 以 内 とし 5MB を 超 えるファイルを 掲 載 する 場 合 は 複 数 に 分 割 したファイルを 併 せて 提 供 する 通 信 回 線 の 速 度 は ホームページを 閲 覧 する 際 の 快 適 さに 影 響 します 総 務 省 の 平 成 22 年 度 通 信 利 用 動 向 調 査 によると 家 庭 でのブロードバンド 普 及 率 は 77.9%に 達 するものの ISDN やダ イヤルアップといった 低 速 回 線 を 利 用 している 家 庭 も 約 2 割 存 在 することが 明 らかになっています ページの 作 成 にあたっては なるべく 容 量 を 小 さくするなどの 工 夫 をすることにより 低 速 回 線 で も 早 くページが 表 示 され 快 適 にホームページを 利 用 できるように 配 慮 が 必 要 です 参 照 3.3.3 PDF など HTML 以 外 のファイルにリンクを 設 定 する 場 合 は 分 かりやすさに 配 慮 する 3.5.10 PDF は 極 力 使 用 せず 使 用 する 場 合 は 作 成 方 法 提 供 方 法 に 配 慮 する 67

3.6. 入 力 や 操 作 を 支 障 なく 行 えるようにするための 配 慮 3.6.1. キーボードだけですべての 操 作 が 行 えるようにする 関 連 JIS 項 目 : 7.2.1.1 7.2.1.2 7.2.1.3 7.2.4.3 7.2.4.7 7.3.2.1 7.3.2.2 すべての 操 作 をキーボードで 行 えるようにする 新 規 にホームページを 作 成 する 場 合 は キーボードの TAB キーと Enter キーを 使 っ て ホームページ 内 のリンクを 利 用 できること 入 力 フォームなどを 利 用 できること を 確 認 する キーボードの TAB キーを 使 ってホームページ 内 のリンクやフォームの 選 択 候 補 (フ ォーカス)を 移 動 する 場 合 に 情 報 の 意 味 のつながりや 関 係 性 に 即 した 順 序 で 移 動 するように リンクやフォームを 配 置 する キーボード フォーカスがあたっていることが 視 覚 的 に 確 認 できるようにする 手 の 動 作 が 不 自 由 な 利 用 者 や 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 などの 中 には マウスの 使 用 に 支 障 があるため すべての 操 作 をキーボードで 行 う 人 がいます マウスでしか 操 作 できないホームページを 作 成 すると このような 利 用 者 が 情 報 を 得 られなくなり ますので 充 分 な 配 慮 が 必 要 です 参 照 3.5.11 Flash を 使 用 する 場 合 は 同 等 の HTML コンテンツなどによる 補 完 を 行 う 3.6.5 JavaScript を 使 用 する 場 合 は 様 々な 利 用 者 に 配 慮 する 68

3.6.2. 入 力 フォームは 分 かりやすく 作 成 する 関 連 JIS 項 目 : 7.1.1.1 7.2.4.6 7.3.3.2 7.3.3.5 入 力 フォームを 用 いたページを 作 成 する 際 には 以 下 の 内 容 に 配 慮 する 適 切 な 項 目 名 (ラベル)をつける HTML のタグによる 記 述 で 項 目 名 (ラベル)と 入 力 欄 との 対 応 関 係 を 指 定 する 入 力 項 目 に 制 約 事 項 ( 全 角 / 半 角 ハイフンの 有 無 など)を 設 ける 場 合 は 入 力 欄 の 前 にテキストで 説 明 を 記 載 する 問 い 合 わせなど ホームページ 上 のフォームへ 情 報 を 入 力 する 作 業 は 利 用 者 の 大 きな 負 担 と なる 場 合 があるため フォームを 分 かりやすく 作 る 必 要 があります たとえば 入 力 自 体 に 不 慣 れな 利 用 者 や 手 の 動 作 が 不 自 由 な 利 用 者 は 情 報 を 入 力 する 作 業 に 大 変 な 労 力 と 時 間 がかかることがあります また 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 は HTML の 記 述 に 配 慮 がないと どこに 何 を 入 力 すればよいか 把 握 しづらくなります 良 い 例 入 力 の 条 件 を 入 力 欄 の 前 に 記 載 した 例 参 照 3.6.3 フォームの 入 力 内 容 を 確 認 し 取 り 消 しや 修 正 が 可 能 な 仕 組 みを 用 意 する 69

3.6.3. フォームの 入 力 内 容 を 確 認 し 取 り 消 しや 修 正 が 可 能 な 仕 組 みを 用 意 する 関 連 JIS 項 目 : 7.2.4.6 7.3.3.1 7.3.3.2 7.3.3.3 7.3.3.4 7.3.3.5 7.3.3.6 フォームを 作 成 する 時 は 利 用 者 が 一 度 入 力 した 内 容 を 確 認 し 必 要 に 応 じて 修 正 してから 送 信 したり 送 信 を 取 りやめたりすることができる 仕 組 みを 用 意 する 入 力 内 容 の 修 正 を 求 める 場 合 には 修 正 が 必 要 な 箇 所 とその 修 正 方 法 をひと 目 で 分 かるように 表 示 する 入 力 したすべての 項 目 を 入 力 しなおすことなく 修 正 が 必 要 な 項 目 だけを 編 集 でき る 仕 組 みを 用 意 する 問 い 合 わせなど ホームページ 上 のフォームへ 情 報 を 入 力 する 作 業 は 利 用 者 の 大 きな 負 担 と なる 場 合 があります 利 用 者 が 入 力 内 容 について 確 認 を 行 ってから 登 録 できるように 利 用 者 自 らが 入 力 内 容 を 確 認 し 必 要 に 応 じて 修 正 してから 送 信 できるように 配 慮 します また 入 力 内 容 に 不 備 があって 登 録 を 受 け 付 けられない 場 合 は どの 箇 所 をどのように 直 せばよいのか ひと 目 で 分 かるように 表 示 する 必 要 があります いずれの 場 合 も 修 正 時 に 最 初 からすべての 項 目 を 登 録 しなおすのではなく 修 正 が 必 要 な 部 分 だけを 編 集 できるようにすることで 入 力 の 手 間 を 最 小 限 に 抑 え 快 適 に 利 用 することが 可 能 に なります 参 照 3.6.2 入 力 フォームは 分 かりやすく 作 成 する 70

3.6.4. 閲 覧 や 操 作 入 力 に 制 限 時 間 を 設 定 しない 関 連 JIS 項 目 : 7.2.2.1 7.2.2.3 7.2.2.5 ホームページの 閲 覧 や 操 作 入 力 に 制 限 時 間 を 設 定 しない リンクなどの 操 作 や 情 報 の 入 力 にかかる 時 間 は 利 用 者 によって 大 きく 異 なります たとえば 不 慣 れな 利 用 者 や 手 の 動 作 が 不 自 由 な 利 用 者 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 など は 操 作 や 入 力 に 非 常 に 時 間 がかかることがあります 特 に 障 がいのある 利 用 者 の 場 合 は 想 像 がつかないほどの 時 間 を 必 要 とすることがあるため 配 慮 が 必 要 です 71

3.6.5. JavaScript を 使 用 する 場 合 は 様 々な 利 用 者 に 配 慮 する 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし JavaScript を 用 いたページの 作 成 を 業 者 へ 依 頼 する 際 は 以 下 の 内 容 を 指 示 する メ ニューなど 情 報 や サービ ス を 利 用 す る ために 必 要 不 可 欠 な 操 作 部 分 に JavaScript を 使 用 する 場 合 は JavaScript が 機 能 しない 場 合 でも 情 報 の 選 択 や 移 動 ができるようにする 必 要 な 場 合 は 代 替 手 段 を 用 意 する イベントハンドラを 用 いる 際 には マウスで 操 作 した 場 合 もキーボードで 操 作 した 場 合 も 同 じ 効 果 が 得 られるよう マウスに 関 する 指 定 とキーボードに 関 する 指 定 を 併 せて 行 う JavaScript は 表 示 効 果 の 付 加 や 操 作 感 の 向 上 などを 目 的 として 様 々な 用 途 で 使 用 されます 利 用 者 の 中 には 音 声 読 み 上 げソフトの 利 用 者 をはじめとして JavaScript で 実 現 された 変 化 や 効 果 を 適 切 に 把 握 できない 人 もいるため 配 慮 が 必 要 です 参 照 3.6.1 キーボードだけですべての 操 作 が 行 えるようにする 72

3.7. 危 害 や 苦 痛 を 与 えないための 配 慮 3.7.1. 画 面 の 激 しい 点 滅 は 行 わない 関 連 JIS 項 目 : 7.2.3.1 7.2.3.2 画 面 全 体 を 点 滅 させない 画 面 の 一 部 を 激 しく 点 滅 させない 1 秒 間 に 3 回 より 多 く 点 滅 させない 点 滅 をさせる 必 要 がある 場 合 は 5 秒 経 過 したら 静 止 させる 画 面 の 激 しい 点 滅 は 光 感 受 性 発 作 ( 光 源 性 てんかん: 激 しく 点 滅 する 光 の 刺 激 を 受 けると け いれんなどの 発 作 を 起 こす 症 状 )の 原 因 になることがあります 画 面 全 体 が 点 滅 することが 最 も 危 険 な 状 態 ですが 弱 視 の 利 用 者 などが 画 面 の 一 部 を 拡 大 して 表 示 している 場 合 画 面 の 一 部 の 点 滅 でも 問 題 になるおそれがあるため バナー 画 像 など 画 面 の 一 部 の 要 素 であっても 点 滅 は 避 ける 必 要 があります 73

3.7.2. 表 示 内 容 の 移 動 や 変 化 について 注 意 する 関 連 JIS 項 目 : 7.2.2.2 原 則 として 表 示 されているテキスト あるいはテキストを 含 む 画 像 を 移 動 させない 画 像 内 のテキスト 内 容 が 変 化 する 画 像 (バナー 広 告 など)は 禁 止 とする テロップ 効 果 のように 文 字 が 横 に 移 動 する 場 合 またバナー 広 告 などで 表 示 内 容 が 変 化 する 場 合 は その 移 動 や 変 化 が 速 すぎると 内 容 を 読 み 取 ることが 難 しくなるおそれがあります 特 に 弱 視 の 利 用 者 や 高 齢 者 にとっては 内 容 の 理 解 が 困 難 になります 74

4. ページ 公 開 削 除 運 用 時 に 注 意 すること 75

4.1. 速 やかに 情 報 更 新 を 行 う 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 新 しい 情 報 がある 場 合 は 速 やかに 更 新 する 定 期 的 に 更 新 する 情 報 がある 場 合 は 掲 載 すべき 期 間 内 に 更 新 を 行 う 情 報 を 更 新 した 場 合 は ページの 更 新 日 をページ 内 の 分 かりやすい 位 置 に 記 載 す る ホームページは 他 の 広 報 手 段 に 比 べ 即 時 に 情 報 発 信 が 可 能 な 媒 体 です 利 用 者 は 常 に 新 しい 情 報 が 掲 載 されていることを 期 待 してホームページを 閲 覧 します 新 たに 情 報 を 更 新 した 場 合 は そのことを 分 かりやすく 伝 えることで 利 用 者 が 新 鮮 な 情 報 を 探 しやすくなります 76

4.2. 公 開 前 に 点 検 を 行 う 関 連 JIS 項 目 : 6.4 ページの 作 成 更 新 削 除 の 際 には 職 員 向 けチェックリスト を 用 いて 内 容 を 点 検 してから 公 開 する ページの 作 成 更 新 削 除 を 行 う 際 には 作 成 上 の 間 違 いやリンク 切 れが 起 きる 可 能 性 があるた め 公 開 前 の 確 認 を 欠 かさずに 行 うことが 重 要 です 77

4.3. リンク 切 れが 生 じないよう 定 期 的 に 確 認 する 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 各 担 当 室 課 は 担 当 する 全 ページについて 定 期 的 にリンク 切 れが 生 じていないか どうかを 確 認 し 必 要 に 応 じて 修 正 する ページの 配 置 場 所 (ディレクトリ)の 移 動 や 削 除 リンク 指 定 のミスなどが 原 因 で リンク 切 れが 発 生 することがあります リンク 切 れが 起 きてしまうと 利 用 者 が 情 報 をたどることができなくなり ホー ムページに 対 する 信 頼 を 損 ねることになります 78

4.4. 掲 載 内 容 を 定 期 的 に 確 認 し 不 要 な 情 報 は 削 除 する 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 各 担 当 室 課 は 担 当 する 全 ページの 内 容 を 定 期 的 に 確 認 する 掲 載 すべき 期 間 を 過 ぎた 情 報 や 掲 載 する 必 要 が 無 くなった 情 報 を 削 除 する 間 違 った 情 報 が 伝 わってしまうことのないように 掲 載 している 情 報 を 定 期 的 に 確 認 し 掲 載 す べき 期 間 を 過 ぎた 情 報 や 掲 載 する 必 要 が 無 くなった 情 報 は 削 除 することが 必 要 です 79

5. 外 部 委 託 時 に 注 意 すること 80

5.1. 外 部 委 託 の 主 な 手 順 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 業 者 に 制 作 を 発 注 する 際 には 以 下 の 手 順 で 業 務 を 進 める 1. 仕 様 書 などドキュメントの 準 備 2. 業 者 の 選 定 3. 業 者 との 契 約 4. 業 者 への 要 件 の 確 認 5. 納 品 物 の 検 収 業 者 に 制 作 を 発 注 する 際 には 外 部 委 託 の 業 務 に 必 要 となる 手 順 を 漏 れなく 実 施 することが 必 要 です 参 考 ウェブアクセシビリティに 配 慮 し 業 者 に 制 作 を 発 注 する 際 の 考 え 方 や 手 順 について 総 務 省 み んなの 公 共 サイト 運 用 モデル 付 属 資 料 2 外 部 発 注 におけるアクセシビリティ 確 保 手 順 書 を 参 考 にしましょう http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/w_access/pdf/index_02_04.pdf 81

5.2. 業 者 への 発 注 時 に 用 意 すべきドキュメント 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 業 者 に 制 作 を 発 注 する 際 には 以 下 のドキュメントを 用 意 する < 業 者 に 提 示 するドキュメント> 要 求 事 項 を 記 した 仕 様 書 要 求 事 項 の 例 実 施 内 容 納 期 実 施 スケジュール 県 と 業 者 の 役 割 分 担 目 標 とする JIS X 8341-3:2010 の 達 成 等 級 達 成 基 準 岩 手 県 ホームページ 作 成 ガイドライン に 従 った 制 作 岩 手 県 ホームページウェブアクセシビリティ 対 応 基 準 書 に 従 った 制 作 岩 手 県 ホームページ 作 成 ガイドライン 岩 手 県 ホームページウェブアクセシビリティ 対 応 基 準 書 < 業 者 には 提 示 しないドキュメント> 外 部 発 注 におけるアクセシビリティ 確 保 のためのチェックリスト 業 者 に 制 作 を 発 注 する 際 には 上 記 のドキュメントを 用 意 することで 岩 手 県 の 要 求 事 項 を 確 実 に 履 行 させることができます 82

5.3. 実 施 すべき 検 証 検 収 関 連 JIS 項 目 : 該 当 なし 県 が 仕 様 で 求 めるアクセシビリティを 確 保 するために 以 下 の 検 証 検 収 を 行 うこ と 業 者 による 複 数 段 階 での 検 証 県 による 複 数 段 階 での 検 証 試 験 検 収 業 者 からの 納 品 物 を 検 収 する 際 には 岩 手 県 の 要 求 事 項 が 実 行 されているかを 確 認 することが 必 要 です 83

6. 用 語 の 説 明 84

アルファベット 五 十 音 順 Flash Adobe Flash アドビシステムズ (Adobe Systems) が 提 供 している 動 画 やゲームなどを 扱 うため の 規 格 及 びその 内 容 を 制 作 するソフトウェアの 名 称 アニメーション ゲーム ウェブサイトのナビゲ ーション 音 楽 再 生 などのコンテンツを 作 るために 用 いられる HTML HyperText Markup Language の 略 ホームページを 作 成 するための 言 語 また この 言 語 で 書 か れたファイルを HTML ファイルと 呼 ぶ Java Applet ネットワークを 通 してブラウザに 読 み 込 まれ 実 行 される Java 技 術 を 用 いたアプリケーション JavaScript プログラム 言 語 の 一 つ 動 的 なホームページの 構 築 や 高 度 なユーザインタフェースの 開 発 に 用 いられる JIS X 8341-3:2010 平 成 16 年 6 月 に 策 定 され 平 成 22 年 8 月 に 改 正 されたウェブアクセシビリティの 確 保 に 関 する 日 本 工 業 規 格 (JIS 規 格 ) ホームページに 関 する 初 めての JIS 規 格 である 正 式 名 称 は JIS X 8341-3:2010 高 齢 者 障 害 者 等 配 慮 設 計 指 針 - 情 報 通 信 における 機 器 ソフトウェア 及 びサー ビス - 第 3 部 :ウェブコンテンツ meta 要 素 HTML のタグの 一 つ HTML ファイルの 内 容 (ソース)の 冒 頭 に 記 述 される head タグの 中 に 書 か れる このタグを 用 い 文 書 の 説 明 キーワードなどの 文 書 の 付 加 情 報 や 文 字 コードなどを 記 載 す る PDF Portable Document Format 電 子 上 の 文 書 に 関 するファイルフォーマットの 一 つ アドビシステム ズが 無 料 で 配 布 している Adobe Reader( 旧 Acrobat Reader)などを 用 いて ファイルの 閲 覧 や 印 刷 を 行 うことができる イベントハンドラ 85

JavaScript で 画 像 の 上 にマウスポインタを 乗 せるなどの 操 作 に 対 して 画 像 を 切 り 替 えるなどの 処 理 を 行 うための 仕 組 み ウェブアクセシビリティ ホームページを 利 用 するすべての 人 が 心 身 の 機 能 や 利 用 する 環 境 に 関 係 なく ホームページ で 提 供 されている 情 報 やサービスを 利 用 できること ウェブシステム 電 子 申 請 や 施 設 予 約 データベース 検 索 などを インターネットを 通 じてブラウザ 上 で 行 えるよう にするシステムの 総 称 音 声 読 み 上 げソフト パソコンの 画 面 に 表 示 されている 内 容 や 利 用 者 の 操 作 などを 合 成 音 声 によって 読 み 上 げるソフ トウェア 主 に 視 覚 に 障 がいのある 利 用 者 が 使 用 する 検 索 エンジン インターネットに 公 開 されている 情 報 を 検 索 する 機 能 を 提 供 するシステムの 総 称 Yahoo! Google といったポータルサイトで 提 供 される 検 索 サービスに 使 用 されたり ホームページ 内 全 文 検 索 機 能 として 特 定 のホームページ 内 で 使 用 される コンテンツ 動 画 音 声 テキストなどの 情 報 の 内 容 本 ガイドラインではホームページ 上 で 提 供 する 情 報 の 内 容 を 指 す 弱 視 眼 鏡 やコンタクトレンズを 用 いた 場 合 でも 十 分 な 視 力 を 得 られない 状 態 のこと 弱 視 の 人 の 見 え 方 には 像 がぼやける まぶしくて( 暗 くて)ものがよく 見 えない 視 野 が 狭 い(または 視 野 の 一 部 が 見 えにくい)などがあるが 見 え 方 や 見 えやすい 条 件 にはかなりの 個 人 差 がある スタイルシート Cascading Style Sheet ホームページの 文 字 の 大 きさや 色 文 字 間 や 行 間 ページのレイアウ トなど 見 栄 えに 関 するさまざまな 設 定 を 行 うための 仕 組 み HTML 内 に 設 定 を 記 述 する 場 合 と HTML とは 別 の 専 用 ファイルを 用 意 し 設 定 を 記 述 する 場 合 とがある 代 替 テキスト 86

画 像 やイメージマップなどの 内 容 を 読 み 取 れない 利 用 者 のために 画 像 の 内 容 を 説 明 するテキ スト 視 覚 に 障 がいがあり 音 声 読 み 上 げソフトを 利 用 している 場 合 画 像 に 書 かれている 内 容 を 目 で 読 むことができないが 音 声 読 み 上 げソフトが 代 替 テキストの 内 容 を 読 み 上 げることで 画 像 の 内 容 を 把 握 できる 検 索 エンジンがページ 内 容 を 把 握 する 際 も 画 像 やイメージの 内 容 は 認 識 されないが 代 替 テ キスト(alt= )を 付 与 しておけば 検 索 の 対 象 になる タグ ホームページを 作 成 する 際 に HTML の 仕 様 にしたがって 記 述 する 文 字 列 < 記 号 と > 記 号 を 用 いて 構 成 される ( 例 :<p> <h1> <title>) 達 成 基 準 る JIS X 8341-3:2010 において ページを 作 成 する 際 に 対 応 すべき 要 件 を 規 定 したもの 61 項 目 あ 達 成 等 級 JIS X 8341-3:2010 に 設 けられたアクセシビリティ 対 応 の 程 度 を 示 したもの 等 級 A 等 級 AA 等 級 AAA の 3 段 階 ある テキストブラウザ ホームページの 内 容 についてテキストのみを 表 示 するブラウザ 画 像 は 表 示 することができず 画 像 の 代 わりに 代 替 テキストの 内 容 が 表 示 される ドメイン 子 インターネット 上 のコンピュータやネットワークを 識 別 するために 付 けられている 個 別 の 識 別 階 層 ナビゲーション ホームページの 中 のそのページの 位 置 を 示 すとともに 上 位 階 層 のページへの 移 動 手 段 を 示 すナビゲーションの 仕 組 みの 通 称 breadcrumbs list(パンくずリスト)あるいは topic path (トピックパ ス)と 呼 ばれる 場 合 もある ブラウザ ホームページを 閲 覧 するソフトウェア Internet Explorer のほか 様 々なソフトウェアが 利 用 されて いる 音 声 読 み 上 げソフトの 中 には ホームページ 利 用 専 用 の 音 声 ブラウザがある 携 帯 電 話 には 87

携 帯 電 話 専 用 のブラウザが 装 備 されている フレーム ブラウザのウィンドウを 複 数 に 区 切 りそれぞれに 別 々の 内 容 を 表 示 させる 表 現 技 法 メニューを 表 示 するウィンドウと 情 報 の 内 容 を 表 示 するウィンドウに 区 切 って 表 示 するために 用 いられること が 多 い マクロ アプリケーションの 操 作 を 自 動 化 するためのプログラム 88