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1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

Transcription:

地 域 の 気 候 と 生 活 健 康 建 築 のあり 方 睡 眠 環 境 の 改 善 を 目 指 して 1. 調 査 目 的. 調 査 概 要.1 調 査 スケジュール. 調 査 対 象.3 調 査 項 目.3.1 室 内 環 境.3. 睡 眠 健 康 調 査.3.3 微 生 物 調 査.3. 結 露 調 査.3.5 アンケート 調 査 3. 調 査 結 果 3.1 室 内 環 境 3.1.1 温 湿 度 3.1. 放 射 温 度 3.1.3 就 寝 時 の 寝 室 温 湿 度 3.1. 就 寝 時 の 寝 室 の 上 下 温 度 分 布 ( 内 窓 設 置 前 後 の 比 較 ) 3.1.5 居 間 の 温 湿 度 ( 内 窓 設 置 前 後 の 比 較 ) 3.1. 訪 問 時 の 二 酸 化 炭 素 濃 度 変 化 3. 睡 眠 健 康 調 査 3..1 窓 断 熱 改 修 前 後 の 変 化 3.. 起 床 前 の 光 環 境 制 御 有 無 による 変 化 3.3 微 生 物 調 査 3. 結 露 調 査 3..1 調 査 時 の 結 露 の 状 況 3.. アンケート 結 果 のまとめ 3..3 窓 中 空 層 の 温 湿 度 3.. 小 屋 裏 の 結 露 3.5 アンケート 調 査 3.5.1 寝 室 の 温 熱 環 境 と 睡 眠 について 3.5. 居 間 の 温 熱 環 境 と 活 動 について 3.5.3 浴 室 風 呂 の 温 熱 環 境 と 入 浴 について 3.5. トイレ 台 所 などの 温 熱 環 境

3.5.5 外 出 時 帰 宅 時 について 3.5. 寝 室 の 結 露 について 3.5.7 乾 燥 感 など. 結 果 考 察 とまとめ.1 断 熱 改 修 による 室 内 環 境 改 善. 断 熱 改 修 が 健 康 に 及 ぼす 影 響.3 断 熱 改 修 による 結 露 被 害 の 抑 制. 起 床 前 の 光 環 境 制 御 有 無 による 睡 眠 の 変 化

地 域 の 気 候 と 生 活 健 康 建 築 のあり 方 睡 眠 環 境 の 改 善 を 目 指 して 第 1 章 調 査 目 的. 調 査 対 象 ( 公 募 条 件 ) 以 下 の 条 件 を 満 たす 住 戸 を 調 査 対 象 とした 寒 冷 な 冬 季 環 境 下 にある 北 海 道 大 樹 町 を 対 象 として, 1 北 海 道 広 尾 郡 大 樹 町 内 に 在 住 の 55 歳 以 上 の 夫 婦 寝 室 の 温 熱 環 境, 光 環 境 を 改 善 することにより 睡 眠 の 質 5 組 の 向 上 をはかり,もってより 健 康 な 生 活 の 実 現 を 目 指 す 築 年 数 15 年 以 上 の 自 己 が 所 有 している 戸 建 住 宅 また, 環 境 変 化 前 後 の 比 較 により, 断 熱 などの 環 境 改 善 が 及 ぼす 影 響 の 定 量 的 評 価 の 可 能 性 を 明 確 にする 付 録 1に 大 樹 町 役 場 による 被 験 者 公 募 資 料 を 添 付 す 居 住 環 境 の 良 否 は 物 理 的 な 尺 度 では 十 分 な 評 価 は る また 表. に 被 験 者 情 報 ( 年 齢 築 年 数 服 できず 最 終 的 にはヒトによる 評 価 が 必 要 となる 本 研 究 薬 など)を 示 す 表.3 に 委 員 名 簿 を 示 す では 睡 眠 の 質 向 上 成 果 を 当 該 住 宅 の 居 住 者 への 聞 き 取 り 調 査 と 生 体 データにより 評 価 する 第 章 調 査 概 要.1 調 査 スケジュール 調 査 の 実 施 期 間 は 1 年 1 月 ~13 年 3 月 と し 前 後 に 準 備 期 間 と 結 果 分 析 期 間 を 設 けた ( 表.1) 表.1 調 査 スケジュール

表. 被 験 者 に 関 するデータ 番 号 夫 婦 年 齢 勤 務 内 容 勤 務 時 間 就 寝 時 間 起 床 時 間 現 在 治 療 中 病 気 築 年 数 居 間 面 積 居 間 窓 数 寝 室 面 積 寝 室 窓 数 夫 - - : : 糖 尿 病 1 Aさん 宅 3 年 妻 - - : : 高 血 圧 1 畳 1カ 所 畳 カ 所 Bさん 宅 夫 3 - - : : 高 血 圧 妻 1 - - 3: 7: 高 血 圧 3 年 1 畳 3カ 所 1 畳 1カ 所 3 Cさん 宅 夫 倉 庫 作 業 :~17: 1: : 高 血 圧 妻 3 農 作 業 7:~17: : 5: 高 血 圧 1 年 1 畳 カ 所 ( 天 窓 1) 畳 カ 所 高 血 圧 夫 一 般 事 務 :3~17:15 : : 鼻 炎 Dさん 宅 3 年 1 畳 カ 所 妻 5 - - : : 冷 え 性 1 畳 3カ 所 夫 1 - - 1: 5: - 5 Eさん 宅 3 年 妻 71 農 作 業 7:~17: : : - 1.5 畳 1カ 所 畳 1カ 所 表.3 委 員 名 簿 委 員 長 京 都 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 建 築 学 専 攻 教 授 鉾 井 修 一 アドバイザー 東 京 都 健 康 長 寿 医 療 センター 副 所 長 高 橋 龍 太 郎 コーディネータ LIXIL 建 材 総 合 研 究 所 GL 宮 森 明 彦 事 務 局 ( 財 )LIXIL 住 生 活 財 団 専 務 理 事 角 田 道 郎 田 中 淳 准 教 授 小 椋 大 輔 京 都 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 助 教 伊 庭 千 恵 美 建 築 学 専 攻 修 士 年 吉 岡 聡 神 戸 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 准 教 授 高 田 暁 建 築 学 専 攻 委 員 川 島 織 物 セルコン 商 品 本 部 長 光 岡 朗 インテリア 事 業 部 商 品 本 部 主 管 研 究 員 平 井 義 久 LIXIL 住 宅 サッシ 統 括 部 部 長 鈴 木 淳 LIXIL 建 材 総 合 研 究 所 主 査 渡 辺 陽 一 主 査 吉 村 篤 彦 協 力 北 海 道 大 樹 町

付 録 1 プレスリリース プレス 各 位 件 名 : 住 環 境 改 善 で 健 康 夫 婦 たいき 快 眠 調 査 隊 の 募 集 について 公 益 財 団 法 人 LIXIL 住 生 活 財 団 が 主 催 するイベントで 住 環 境 改 善 で 健 康 夫 婦 のモニターとして たい き 快 眠 調 査 隊 を 募 集 しています 目 的 厳 寒 の 地 大 樹 町 の 住 宅 内 における 居 間 及 び 寝 室 を 対 象 とした 温 熱 光 環 境 を 改 善 することによっ て 心 地 よい 眠 りを 目 指 すための 調 査 を 行 う 隊 員 の 依 頼 期 間 及 び 活 動 スケジュール 年 平 成 年 平 成 5 年 月 5 7 9 1 11 1 1 3 5 内 容 隊 員 募 集 リフォーム 調 査 準 備 調 査 期 間 結 果 分 析 (3.~.) 内 窓 評 価 講 評 現 地 調 査 等 照 明 器 具 カーテン 設 置 等 募 集 数 大 樹 町 民 で 55 歳 以 上 の 夫 婦 5 組 募 集 条 件 1 住 宅 築 年 数 15 年 以 上 の 自 己 が 所 有 している 戸 建 て 住 宅 寝 室 照 明 接 続 規 格 天 井 引 っかけシーリング 調 査 内 容 < 隊 員 が 測 定 記 載 するもの> 1 居 住 環 境 に 関 するアンケート 調 査 日 中 の 活 動 ( 活 動 日 記 ) 3 就 寝 状 態 の 計 測 ( 就 寝 中 に 機 械 の 設 置 あり) 定 期 的 な 健 康 調 査 ( 回 程 度 ) 5 居 間 寝 室 等 の 環 境 測 定 改 修 する 設 備 ( 主 催 者 で 設 置 ) 1 内 窓 サッシ( 居 間 寝 室 )<TOSTEM 製 インプラス> 照 明 器 具 ( 寝 室 ) 3カーテン( 寝 室 )< 川 島 織 物 セルコン> 5 計 測 機 器 ( 主 催 者 で 設 置 ) 1 就 寝 状 態 計 測 器 環 境 測 定 器 など 申 し 込 み 方 法 隊 員 を 希 望 する 方 は 月 日 までに 企 画 課 までご 連 絡 をください ( 申 込 書 を 送 付 します) 応 募 多 数 の 場 合 は 抽 選 により 決 定 します 主 催 者 等 主 催 : 公 益 財 団 法 人 LIXIL 住 平 生 成 活 財 団 年 3 協 月 力 : 大 日 樹 町 技 術 支 援 : 京 都 大 学 株 式 会 社 LIXIL 株 式 会 社 川 島 織 物 セルコン

3. 調 査 結 果 近 から 内 窓 と 外 窓 の 間 に 変 わったことにより 外 3.1 室 内 環 境 界 の 影 響 を 受 けやすくなったためと 考 えられる 3.1.1 温 湿 度 A 宅 ~E 宅 の 寝 室 と 居 間 における 内 窓 設 置 前 後 で ()B 宅 の 温 湿 度 比 較 を 図 3.1.1~ 図 3.1.1 に 示 す グラフの B 宅 寝 室 では 内 窓 設 置 後 に 温 度 の 平 均 は 上 昇 し 横 軸 が 温 縦 軸 が 室 内 の 温 度 と 湿 度 を 表 してい 変 動 幅 は 小 さくなっている 平 均 としても 温 度 が 上 る 各 グラフにおいて 内 窓 設 置 前 の 測 定 値 を 青 で がっている 最 低 温 度 は 程 度 上 がっている 最 高 内 窓 設 置 後 の 測 定 値 を 赤 で 示 す 温 度 については 高 さ 1cm ではあまり 差 が 見 られな いが 高 さ 17cm では 程 度 上 がっている 相 対 (1)A 宅 湿 度 については 変 動 幅 が 小 さくなったが 平 均 は A 宅 寝 室 では 温 度 は 同 じ 温 の 場 合 内 窓 設 あまり 変 わっていない また 高 さ 1cm と 17cm 置 後 に 変 動 幅 が 小 さくなっており 最 低 温 度 は 程 の 測 定 結 果 を 比 べると 変 化 の 傾 向 は 同 じであるが 度 上 がり 最 高 温 度 は 程 度 下 がっている これは 17cm のほうが 全 体 的 に 温 度 が 高 く 上 下 分 布 がある 内 窓 の 設 置 により 窓 面 の 日 射 透 過 率 や 熱 貫 流 率 漏 ことが 分 かる 気 量 が 減 少 したことにより 外 界 の 影 響 を 受 けにく B 宅 寝 室 の 窓 では 内 窓 設 置 後 温 度 の 平 均 は 5 くなったためと 考 えられる また 平 均 温 度 は 程 程 度 下 がっている 最 高 温 度 は 日 射 の 影 響 で 約 度 上 昇 している 相 対 湿 度 については 平 均 として と 非 常 に 高 くなったが 最 低 温 度 はあまり 変 わらな は 15% 程 度 下 がっている 最 低 湿 度 は 1% 程 度 上 が かった り 最 高 湿 度 は 15% 程 度 下 がっている B 宅 居 間 では 内 窓 設 置 後 寝 室 と 同 様 に 温 度 の A 宅 寝 室 の 窓 では 温 度 は 平 均 として 1 程 度 下 平 均 は 上 昇 し 変 動 幅 は 小 さくなっている 最 低 温 がっている 内 窓 設 置 後 最 高 温 度 は 日 射 の 影 響 で 度 は 1 程 度 上 がり 最 高 温 度 は 5 程 度 下 がって 約 と 非 常 に 高 くなっている また 最 低 温 度 は いる 相 対 湿 度 についても 寝 室 と 同 様 に 平 均 は 下 を 下 回 り 変 動 幅 が 大 きくなっている これは 内 がり 変 動 幅 は 小 さくなっている 窓 設 置 前 後 で センサーの 設 置 箇 所 が 室 内 の 窓 付 近 B 宅 居 間 の 窓 では 温 度 は 寝 室 と 同 様 に 平 均 とし から 内 窓 と 外 窓 の 間 に 変 わったことにより 外 界 ては 5 程 度 下 がっている また 内 窓 設 置 後 最 高 温 の 影 響 を 受 けやすくなったためと 考 えられる 度 は 約 と 非 常 に 高 くなったが 最 低 温 度 はあま A 宅 居 間 では 温 度 は 寝 室 と 同 様 に 内 窓 設 置 後 の り 変 わらなかった 変 動 幅 が 小 さくなり 平 均 も 上 昇 している 最 低 温 度 は 程 度 上 がり 最 高 温 度 は.5 程 度 下 がって (3)C 宅 いる また 平 均 としては 程 度 上 がっている 相 C 宅 寝 室 では 高 さ 1cm ではあまり 差 が 見 られ 対 湿 度 についても 寝 室 と 同 様 に 変 動 幅 が 小 さくな ないが 高 さ 17cm では 変 動 幅 が 大 きくなっている り 平 均 湿 度 は 低 下 している また 高 さ 1cm と これは 寝 室 の 測 定 機 器 の 位 置 が 途 中 で 移 動 したこと 17cm の 測 定 結 果 を 比 べると 変 化 の 傾 向 は 同 じであ により 日 射 等 の 外 界 の 影 響 を 受 けやすくなったた るが 17cm のほうが 全 体 的 に 程 度 温 度 が 高 く めと 考 えられる 平 均 は 温 度 はあまり 変 わってい 上 下 分 布 があることが 分 かる ない 相 対 湿 度 についても 平 均 としてはあまり 変 A 宅 居 間 の 窓 では 内 窓 設 置 後 の 平 均 温 度 は 15 わっていない また 高 さ 1cm と 17cm の 測 定 結 程 度 下 がり 変 動 幅 も 大 きくなっている また 内 窓 果 を 比 べると 変 化 の 傾 向 は 同 じであるが 17cm の 設 置 後 日 射 の 影 響 で 約 と 非 常 に 高 くなってい ほうが 全 体 的 に 温 度 が 高 く 上 下 分 布 があることが 分 る また 最 低 温 度 は を 下 回 った これも 寝 室 同 様 かる 内 窓 設 置 前 後 で センサーの 設 置 箇 所 が 室 内 の 窓 付 C 宅 寝 室 の 窓 では 平 均 温 度 は 5 程 度 下 がったが

変 動 幅 はあまり 変 わらなかった C 宅 居 間 では 内 窓 設 置 後 の 平 均 温 度 は 下 がり 変 動 幅 は 小 さくなっている 平 均 としては 5 程 度 下 がり 最 高 温 度 は 5 程 度 下 がっている 最 低 温 度 は あまり 変 わらなかった C 宅 居 間 の 窓 では 内 窓 設 置 後 平 均 温 度 は 1 程 度 下 がり 変 動 幅 も 大 きくなっている 最 高 温 度 は 日 射 の 影 響 で 約 と 非 常 に 高 くなり 最 低 温 度 は 1 程 度 低 くなった が 変 動 幅 は 小 さくなった 最 高 温 度 は 程 度 下 が り 最 低 温 度 は 程 度 上 がった 相 対 湿 度 も 平 均 と しては 変 わらなかったが 変 動 幅 が 小 さくなった E 宅 居 間 の 窓 では 平 均 温 度 は 少 し 下 がっている ようであるが 変 動 幅 はあまり 変 わらなかった 相 対 湿 度 は 平 均 として 3% 程 度 下 がった ()D 宅 D 宅 寝 室 では 平 均 温 度 はあまり 変 わらなかった が 変 動 の 幅 は 少 し 小 さくなった 相 対 湿 度 は 平 均 として 15% 程 度 下 がり 変 動 幅 も 小 さくなった 最 高 湿 度 は % 程 度 下 がったが 最 低 湿 度 はあまり 変 わらなかった また D 宅 寝 室 では 高 さ 1cm と 高 さ 17cm でほぼ 同 じ 結 果 が 得 られ 他 の 住 戸 に 比 べて 上 下 分 布 が 小 さいことが 分 かった D 宅 寝 室 の 窓 では 平 均 温 度 は 5 程 度 下 がってい る また 内 窓 設 置 後 最 高 温 度 は 約 と 非 常 に 高 くなったが 最 低 温 度 はあまり 変 わらなかった D 宅 居 間 では 平 均 温 度 はあまり 変 わらなかった が 変 動 の 幅 は 小 さくなった 最 高 温 度 は 5 程 度 上 がったが 最 低 温 度 はあまり 変 わらなかった D 宅 居 間 の 窓 では 平 均 温 度 は 1 程 度 下 がって いる また 内 窓 設 置 後 最 高 温 度 はあまり 変 わらな かったが 最 低 温 度 は を 下 回 った (5)E 宅 E 宅 寝 室 では 平 均 温 度 は 程 度 上 がり 変 動 幅 も 小 さくなっている 最 高 温 度 はあまり 変 わらない が 最 低 温 度 は 3 程 度 上 がっている 相 対 湿 度 も 平 均 は 5% 程 度 下 がり 変 動 幅 も 小 さくなっている 最 高 湿 度 は 1% 程 度 下 がったが 最 低 湿 度 はあまり 変 わらなかった また 高 さ 1cm と 17cm の 測 定 結 果 を 比 べると 変 化 の 傾 向 は 同 じであるが 17cm の ほうが 全 体 的 に 程 度 温 度 が 高 く 上 下 分 布 がある ことが 分 かる E 宅 寝 室 の 窓 では 平 均 温 度 はあまり 変 わらなか ったが 変 動 の 幅 は 小 さくなった E 宅 居 間 では 平 均 温 度 はあまり 変 わらなかった

図 3.1.1 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (A 宅 )

図 3.1. 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (A 宅 )

図 3.1.3 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (B 宅 )

図 3.1. 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (B 宅 )

図 3.1.5 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (C 宅 )

図 3.1. 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (C 宅 )

図 3.1.7 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (D 宅 )

図 3.1. 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (D 宅 )

図 3.1.9 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (E 宅 )

図 3.1.1 内 窓 設 置 前 後 での 温 湿 度 比 較 (E 宅 )

3.1. 放 射 温 度 (1)A 宅 測 定 した 中 から 1 例 として 平 成 年 の 1 月 に 測 定 した 居 間 天 井 の 放 射 温 度 を 図 3.1.11 に 示 す 隅 角 部 の 青 色 部 分 の 温 度 が 非 常 に 低 くなっており 測 定 時 は 前 後 であった 図 3.1.1 B 宅 寝 室 天 井 の 放 射 温 度 図 3.1.11 A 宅 寝 室 天 井 の 放 射 温 度 ()B 宅 測 定 した 中 から 1 例 として 平 成 年 の 1 月 に 測 定 した 寝 室 天 井 の 放 射 温 度 を 図 3.1.1 に 示 す 青 色 部 分 の 温 度 が 非 常 に 低 くなっており 測 定 時 は 13 前 後 であった (3)C 宅 測 定 した 中 から 1 例 として 平 成 年 の 1 月 に 測 定 した 居 間 天 井 の 放 射 温 度 を 図 3.1.13 に 示 す 青 色 部 分 の 温 度 が 非 常 に 低 くなっており 測 定 時 は 前 後 であった. 図 3.1.13 C 宅 居 間 天 井 の 放 射 温 度

()D 宅 測 定 した 中 から 1 例 として 平 成 年 の 1 月 に 測 定 した 寝 室 天 井 の 放 射 温 度 を 図 3.1.1 に 示 す 隅 部 の 青 色 部 分 の 温 度 が 非 常 に 低 くなっており 測 定 時 は 1 前 後 であった (5)E 宅 測 定 した 中 から 1 例 として 平 成 年 の 1 月 に 測 定 した 寝 室 欄 間 の 放 射 温 度 を 図 3.1.15 に 示 す 青 色 部 分 の 温 度 が 非 常 に 低 くなっており 測 定 時 は 1 前 後 であった 図 3-1-1 D 宅 寝 室 天 井 の 放 射 温 度 図 3-1-15 E 宅 寝 室 欄 間 の 放 射 温 度

平 成 5 年 度 日 本 建 築 学 会 近 畿 支 部 研 究 発 表 会 3.1.3 就 寝 時 の 寝 室 温 湿 度 ( 内 窓 設 置 前 後 の 比 較 ) (1)データの 処 理 方 法 5 軒 の 計 1 人 の 協 力 者 全 員 が 就 寝 している 時 間 帯 は 3:~5: であった この 時 間 を 就 寝 時 と 定 義 する(アンケートの 就 寝 時 間 起 床 時 間 を 参 照 し た ) 対 象 とする 期 間 は 内 窓 設 置 前 の 約 5 日 間 内 窓 設 置 後 の 約 9 日 間 とした( 住 戸 により 日 数 は 異 なる) 3 分 間 隔 のデータをもとに 該 当 期 間 の 就 寝 時 間 帯 の 新 室 の 温 湿 度 について 平 均 値 を 算 出 した 気 温 を 図 3.1.1 に 相 対 湿 度 を 図 3.1.17 に 絶 対 湿 度 を 図 3.1.1 に 示 す 表 3.1.1 就 寝 時 寝 室 温 湿 度 のデータ 詳 細 D 邸 E 邸 : 内 窓 の 設 置 後 若 干 の 気 温 上 昇 が 見 られ るが その 差 が 大 きいとはいえない その 他 特 筆 すべき 事 としては D 邸 の 絶 対 湿 度 が やや 低 いことが 挙 げられる 他 の 邸 と 比 べて 居 間 と 寝 室 の 空 間 的 な 隔 たりが 大 きいこと 壁 面 にダ クト 跡 の 穴 があり 気 密 性 が 低 いことが 原 因 として 考 えられる また ヒアリングの 結 果 D 邸 の 居 住 者 ( 妻 ) が 衛 生 面 に 配 慮 して 寝 室 において 除 湿 機 を 運 転 し ていることが 判 明 した( 主 として 就 寝 前 の 時 間 帯 ) 除 湿 機 の 使 用 も 絶 対 湿 度 が 低 い 原 因 の 一 つと 考 え られる 測 定 位 置 設 置 前 の 期 間 設 置 後 の 期 間 A 邸 高 さ5cm 1 月 11 日 ~1 月 7 日 1 月 9 日 ~ 月 日 B 邸 高 さ17cm 1 月 11 日 ~1 月 9 日 1 月 31 日 ~ 月 日 C 邸 高 さ17cm 1 月 11 日 ~1 月 日 1 月 3 日 ~ 月 日 D 邸 高 さ17cm 1 月 11 日 ~1 月 日 1 月 3 日 ~ 月 日 E 邸 高 さ17cm 1 月 11 日 ~1 月 7 日 1 月 9 日 ~ 月 日 寝 室 就 寝 時 平 均 気 温 ] 5 15 1 5 A B C D E 設 置 前 設 置 後 () 結 果 A 邸 : 内 窓 の 設 置 後 絶 対 湿 度 の 低 下 気 温 の 上 昇 が 見 られた また 設 置 前 後 を 通 じて A 邸 の 気 温 と 絶 対 湿 度 が 高 い A 邸 では 開 放 式 の 石 油 ストーブを 補 助 暖 房 として 用 いており 開 放 式 のストーブに 由 来 する 水 分 発 生 のために 絶 対 湿 度 が 他 の 住 宅 と 比 べて 高 くなっていると 考 えられる( 他 の 住 宅 では 開 放 式 ストーブを 用 いていない) 内 窓 の 設 置 後 に 絶 対 湿 度 が 低 下 しているのは 開 放 式 ストーブによる 補 助 暖 房 の 使 用 頻 度 が 下 がったためであると 推 測 さ れる 図 3.1.1 就 寝 時 寝 室 平 均 気 温 (A~E 邸 内 窓 設 置 前 後 ) 寝 室 就 寝 時 平 均 相 対 湿 度 %] 7 5 3 1 A B C D E 設 置 前 設 置 後 図 3.1.17 就 寝 時 寝 室 平 均 相 対 湿 度 (A~E 邸 内 窓 設 置 前 後 ) B 邸 : 内 窓 の 設 置 後 に 気 温 上 昇 が 見 られる 特 に 最 低 気 温 が 以 上 高 くなっている C 邸 : 設 置 の 前 後 を 通 じて 室 温 は 5 軒 の 中 で 高 い 方 1 である 内 窓 の 設 置 後 気 温 が 低 下 しているのは A B C D E 就 寝 時 に 暖 房 運 転 を OFF にするという 生 活 スタイル に 変 わったためと 考 えられる ( 内 窓 の 設 置 により 図 3.1.1 就 寝 時 寝 室 平 均 絶 対 湿 度 (A~E 邸 内 窓 設 就 寝 時 にコールドドラフトを 感 じにくくなり 暖 房 置 前 後 ) を OFF にして 就 寝 することが 多 くなったと 居 住 者 が 申 告 している ) 寝 室 就 寝 時 平 均 絶 対 湿 度 g/kg'] 7 5 3 設 置 前 設 置 後

表 3.1. 就 寝 時 寝 室 温 湿 度 ( 平 均 値 最 大 最 小 値 標 準 偏 差 A~E 邸 )と データ( 内 窓 設 置 前 後 ) A 邸 B 邸 C 邸 D 邸 気 温 ] 相 対 湿 度 %] 絶 対 湿 度 g/kg'] 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 平 均 1.3 3. 5.7.1 7. 7. 最 大.3.3 5.9 5. 9. 1.1 最 小 1.7 1.5 35.1 33. 5.3 5.3 標 準 偏 差 1.5 1. 5.7.1.9 1.1 データ 数 1 1 1 1 1 1 平 均 9.3 13.3. 51.1 3..9 最 大 1.1 19. 1.9 3. 5. 7.5 最 小 3.1 5.3 33.7 35.1.. 標 準 偏 差..9 5... 1.1 データ 数 3 13 3 13 3 13 平 均 19. 17. 7. 37. 3.9.7 最 大 3.9..9 5..5.7 最 小 5.7. 19. 3.9 1.9 1. 標 準 偏 差. 3. 5..7. 1.1 データ 数 5 151 5 151 5 151 平 均.9. 51.5.. 3.3 最 大 9. 17.. 5.1. 5. 最 小 1. 1. 39. 3.3 1.9 1.7 標 準 偏 差 1. 3. 5.5 3.7.5.9 データ 数 5 151 5 151 5 151 平 均 5. 9. 3.. 3..5 最 大.9 15.7 7.9 7.9 5.1.7 E 邸 最 小.7 3. 57. 51...9 標 準 偏 差 1.3 3..5...9 データ 数 1 1 1 1 1 1 平 均 -1. -.1 最 大.3 1. 最 小 -. -. ( 測 定 値 ) 標 準 偏 差 5. 7.1 データ 数 1 1 ( 大 樹 町 公 表 値 ) 平 均 -11.9-5..1. 1..3 最 大 1. 11.5 99.5 1. 3.9.1 最 小 -3.7 -..1..5.5 標 準 偏 差 5.9.9 1. 13..7 1. データ 数 1 1 1 1 1 1 (3) 就 寝 時 の 条 件 に 対 する 相 関 ( 気 温 と 絶 対 湿 度 ) 内 窓 の 設 置 前 後 で 条 件 が 異 なるため 同 レベ ルの 条 件 のもとで 室 内 環 境 が 内 窓 の 設 置 前 後 でどの 程 度 変 化 したかを 示 すため と 室 内 環 境 の 相 関 を 内 窓 の 設 置 前 後 に 分 けて 示 す( 図 3.1.19~ 3.1.3: 気 温 図 3.1.~3.1.: 絶 対 湿 度 ) 就 寝 時 寝 室 気 温 ] 3 5 15 1 5-3 - -1 1 温 ]( 大 樹 町 公 表 データ) 設 置 前 設 置 後 B 邸 図 3.1. 就 寝 時 の 気 温 : と 寝 室 の 相 関 (B 邸 内 窓 設 置 前 後 ) 就 寝 時 寝 室 気 温 ] 3 5 15 1 5-3 - -1 1 温 ]( 大 樹 町 公 表 データ) 設 置 前 設 置 後 C 邸 図 3.1.1 就 寝 時 の 気 温 : と 寝 室 の 相 関 (C 邸 内 窓 設 置 前 後 ) 就 寝 時 寝 室 気 温 ] 3 5 15 1 5-3 - -1 1 温 ]( 大 樹 町 公 表 データ) 設 置 前 設 置 後 D 邸 就 寝 時 寝 室 気 温 ] 3 5 15 1 5-3 - -1 1 温 ]( 大 樹 町 公 表 データ) 設 置 前 設 置 後 図 3.1.19 就 寝 時 の 気 温 : と 寝 室 の 相 関 (A 邸 内 窓 設 置 前 後 ) A 邸 図 3.1. 就 寝 時 の 気 温 : と 寝 室 の 相 関 (D 邸 内 窓 設 置 前 後 ) 就 寝 時 寝 室 気 温 ] 3 5 15 1 5-3 - -1 1 温 ]( 大 樹 町 公 表 データ) 設 置 前 設 置 後 図 3.1.3 就 寝 時 の 気 温 : と 寝 室 の 相 関 (E 邸 内 窓 設 置 前 後 ) E 邸

就 寝 時 寝 室 絶 対 湿 度 g/kg'] 1 1 設 置 前 設 置 後 A 邸 就 寝 時 寝 室 絶 対 湿 度 g/kg'] 1 1 設 置 前 設 置 後 E 邸 絶 対 湿 度 g/kg']( 大 樹 町 公 表 データ) 絶 対 湿 度 g/kg']( 大 樹 町 公 表 データ) 図 3.1. 就 寝 時 の 絶 対 湿 度 : と 寝 室 の 相 関 (A 邸 内 窓 設 置 前 後 ) 図 3.1. 就 寝 時 の 絶 対 湿 度 : と 寝 室 の 相 関 (E 邸 内 窓 設 置 前 後 ) 就 寝 時 寝 室 絶 対 湿 度 g/kg'] 1 1 絶 対 湿 度 g/kg']( 大 樹 町 公 表 データ) 設 置 前 設 置 後 B 邸 図 3.1.19 と 図 3.1. に 示 すように 同 レベルの 条 件 で 比 較 しても 内 窓 設 置 後 における A 邸 の 室 温 上 昇 絶 対 湿 度 低 下 が 確 認 できる 図 3.1. より B 邸 に 関 して 室 温 の 最 低 値 が 内 窓 設 置 後 に 高 くなっていることが 確 認 できる 図 3.1.5 就 寝 時 の 絶 対 湿 度 : と 寝 室 の 相 関 (B 邸 内 窓 設 置 前 後 ) 就 寝 時 寝 室 絶 対 湿 度 g/kg'] 1 1 絶 対 湿 度 g/kg']( 大 樹 町 公 表 データ) 設 置 前 設 置 後 C 邸 図 3.1.1 の C 邸 の 室 温 に 関 して 内 窓 設 置 後 の 低 下 が 確 認 できるが 温 が 非 常 に 低 い 場 合 ( 概 ね -15 を 下 回 る 場 合 )には 内 窓 設 置 後 でも 就 寝 時 に 暖 房 運 転 を 行 っているものと 推 測 される D 邸 E 邸 の 室 温 ( 図 3.1. 図 3.1.3)につい ては 内 窓 設 置 前 後 の 差 が 明 確 でない D 邸 E 邸 は 他 邸 に 比 べて 温 の 影 響 を 受 けやすいことが 分 か る 図 3.1. 就 寝 時 の 絶 対 湿 度 : と 寝 室 の 相 関 (C 邸 内 窓 設 置 前 後 ) 就 寝 時 寝 室 絶 対 湿 度 g/kg'] 1 1 絶 対 湿 度 g/kg']( 大 樹 町 公 表 データ) 設 置 前 設 置 後 D 邸 注 ) 大 樹 町 ホームページに 公 開 されている デー タ(JAXA にて 測 定 )は 1 時 間 間 隔 のものである 室 内 環 境 データは 3 分 間 隔 で 得 られているため 毎 時 3 分 の データについては その 3 分 前 のデータ と 同 じであるとして 処 理 している http://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kika ku/kikaku/kishou-1.html 図 3.1.7 就 寝 時 の 絶 対 湿 度 : と 寝 室 の 相 関 (D 邸 内 窓 設 置 前 後 )

() 就 寝 時 の 平 均 値 - 就 寝 時 条 件 が 近 い 期 間 を 7 取 り 出 した 場 合 - 5 内 窓 が 設 置 されたのは 13 年 1 月 下 旬 であり 測 3 設 置 前 設 置 後 定 期 間 は 1 年 1 月 から 13 年 月 までである 1 平 均 的 に 見 れば 内 窓 設 置 前 の 1~1 月 と 比 べて A B C D E 内 窓 の 設 置 以 降 の ~ 月 において 温 が 高 い そ こで 平 均 的 にみて 条 件 が 似 通 っている 期 間 を 取 り 出 して 比 較 することにより 就 寝 時 寝 室 温 湿 度 に 及 ぼす 内 窓 設 置 の 効 果 を 確 認 する 図 3.1.3 内 窓 設 置 前 後 の 就 寝 時 寝 室 平 均 相 対 湿 度 (A~E 邸 就 寝 時 条 件 が 平 均 的 に 近 い 期 間 の 比 較 ) 寝 室 就 寝 時 平 均 相 対 湿 度 %] 表 3.1.3 就 寝 時 条 件 が 近 い 期 間 内 窓 設 置 前 の 期 間 内 窓 設 置 後 の 期 間 1 月 11 日 ~1 月 日 ( 日 間 ) 1 月 31 日 ~ 月 日 ( 日 間 ) 気 温 ] 相 対 湿 度 %] 絶 対 湿 度 g/kg'] 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 平 均 -11.5-11..5. 1.5 1. 最 大 1. -. 99.5 1. 3.9 3. 最 小 -3.7 -..1..5.5 標 準 偏 差. 5. 11. 1.3..7 データ 数 3 3 3 3 3 3 寝 室 就 寝 時 平 均 絶 対 湿 度 g/kg'] 1 A B C D E 設 置 前 設 置 後 図 3.1.31 内 窓 設 置 前 後 の 就 寝 時 寝 室 平 均 絶 対 湿 度 (A~E 邸 就 寝 時 条 件 が 平 均 的 に 近 い 期 間 の 比 較 ) 図 3.1.9 に 示 すように A 邸 B 邸 は 内 窓 設 置 後 に 就 寝 時 の 寝 室 気 温 が 上 昇 しているが D 邸 E 邸 に ついては 変 化 が 少 ないことが 確 認 できる C 邸 につい ては 低 下 していることが 確 認 できる また 図 3.1.31 より A 邸 について 内 窓 設 置 後 の 就 寝 時 寝 室 絶 対 湿 度 の 低 下 が 確 認 できる 寝 室 就 寝 時 平 均 気 温 ] 5 15 1 5 A B C D E 設 置 前 設 置 後 図 3.1.9 内 窓 設 置 前 後 の 就 寝 時 寝 室 平 均 気 温 (A ~E 邸 就 寝 時 条 件 が 平 均 的 に 近 い 期 間 の 比 較 ) 表 3.1. 内 窓 設 置 前 後 の 就 寝 時 寝 室 温 湿 度 ( 平 均 値 最 大 最 小 値 標 準 偏 差 A~E 邸 )と データ( 就 寝 時 条 件 が 近 い 期 間 の 比 較 ) A 邸 B 邸 C 邸 D 邸 E 邸 ( 測 定 値 ) ( 大 樹 町 公 表 値 ) 気 温 ] 相 対 湿 度 %] 絶 対 湿 度 g/kg'] 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 平 均.9.5 9. 3. 7.7.5 最 大.1 5. 5.9.7 9. 7.7 最 小 1.7 19. 1.1 33. 5. 5.3 標 準 偏 差 1. 1. 3...9. データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均 9.5 1. 51.3 5.1 3. 3.9 最 大 1.1 1. 1.9.7 5. 5.7 最 小 3.1 5.3 33.7 35.1.. 標 準 偏 差..1 5.7 5.5.7. データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均 1.9 17. 3.1 31..1. 最 大 3..3.9.3.5.5 最 小 5.7. 3. 3.9 1.9 1. 標 準 偏 差.7 3. 3.7...7 データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均 5. 5.5 53. 5..9. 最 大 9. 9.3. 5.1. 3. 最 小 1. 1. 3.5 39. 1.9 1.7 標 準 偏 差 1.7 1.7. 3.7.5. データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均..1.7.3 3.7 3. 最 大.9 9.3 7.9 7. 5.1. 最 小 3. 3. 5. 55.7 3..9 標 準 偏 差 1.3 1...1..3 データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均 -11. -1.1 最 大.3-3.3 最 小 -. -. 標 準 偏 差. 5. データ 数 3 3 平 均 -11.5-11..5. 1.5 1. 最 大 1. -. 99.5 1. 3.9 3. 最 小 -3.7 -..1..5.5 標 準 偏 差. 5. 11. 1.3..7 データ 数 3 3 3 3 3 3

3.1. 就 寝 時 の 寝 室 の 上 下 温 度 分 布 ( 内 窓 設 置 前 後 の 比 較 ) (1)データの 処 理 方 法 高 さ 17cm での 測 定 値 から 高 さ 1cm での 測 定 値 を 引 いた 値 を 表 示 する A 邸 のみ 居 間 の 就 寝 時 その 他 は 寝 室 の 就 寝 時 の 値 を 表 示 する 就 寝 時 の 定 義 は 前 節 と 同 様 で 5 軒 の 計 1 人 の 協 力 者 全 員 が 就 寝 して いる 時 間 帯 (3:~5: の 時 間 )を 就 寝 時 と 定 義 した 測 定 期 間 は 内 窓 設 置 前 の 約 5 日 間 内 窓 設 置 後 の 約 9 日 間 とした( 住 戸 により 日 数 は 異 なる) 3 分 間 隔 のデータをもとに 該 当 期 間 の 就 寝 時 間 帯 の 平 均 値 を 算 出 した () 結 果 いずれの 住 宅 においても 上 下 温 度 差 は 内 窓 の 設 置 後 に.~.7 小 さくなっている( 就 寝 時 の 平 均 値 ) C 邸 ではその 変 化 が 顕 著 であり 以 上 小 さ くなっている 一 方 D 邸 では 変 化 が 小 さい 寝 室 就 寝 時 上 下 温 度 差 ] 7 5 3 1 A 邸 のみ 居 間 就 寝 時 高 さ17cmでの 測 定 値 から 高 さ1cmでの 測 定 値 を 引 いた 値 A B C D E 設 置 前 設 置 後 図 3.1.3 内 窓 設 置 前 後 の 就 寝 時 平 均 上 下 温 度 差 (A ~E 邸 高 さ 17cm の 測 定 値 から 高 さ 1cm の 測 定 値 を 引 いた 値 ) ( 参 考 ) 寝 室 就 寝 時 上 下 絶 対 湿 度 差 g/kg']..3..1 -.1 -. 高 さ17cmでの 測 定 値 から 高 さ1cmでの 測 定 値 を 引 いた 値 A B C D E A 邸 のみ 居 間 就 寝 時 設 置 前 設 置 後 図 3.1.33 内 窓 設 置 前 後 の 就 寝 時 平 均 上 下 絶 対 湿 度 差 (A~E 邸 高 さ 17cm の 測 定 値 から 高 さ 1cm の 測 定 値 を 引 いた 値 ) 表 3.1.5 内 窓 設 置 前 後 の 就 寝 時 上 下 温 湿 度 差 ( 平 均 値 最 大 最 小 値 標 準 偏 差 A~E 邸 ) A 邸 B 邸 C 邸 D 邸 E 邸 気 温 ] 絶 対 湿 度 g/kg'] 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 平 均.1 1..3.3 最 大 5..5 1. 1.3 最 小. -.1 -. -.3 標 準 偏 差 1.1 1...3 データ 数 1 1 1 1 平 均 1.9 1... 最 大.1.3.5 1. 最 小 1..5. -.1 標 準 偏 差..3.1. データ 数 3 13 3 13 平 均.5.3. -.1 最 大 1. 7.7 1.. 最 小.1 -. -. -.5 標 準 偏 差 1.5 1...1 データ 数 5 151 5 151 平 均.7... 最 大 1. 1.1.1. 最 小 -.1 -.3 -. -. 標 準 偏 差.3... データ 数 5 151 5 151 平 均 1. 1...1 最 大. 1.7..5 最 小.9.5. -.1 標 準 偏 差.3..1.1 データ 数 1 1 1 1 3.1.5 居 間 の 温 湿 度 ( 内 窓 設 置 前 後 の 比 較 ) (1)データの 処 理 方 法 A 邸 のみ 上 下 温 度 分 布 の 上 部 の 測 定 値 を 用 い B~E 邸 については 居 間 に 置 かれた 机 の 天 板 の 裏 側 ( 下 部 )での 測 定 値 を 用 いた 結 果 は 就 寝 時 (3:~ 5: の 時 間 )と 日 中 (5:~3:)に 分 けて 表 示 する また 測 定 期 間 は 平 均 的 にみて 条 件 が 似 通 っている 期 間 ( 表 3.1.3)とした 表 3.1. 居 間 の 温 湿 度 の 測 定 位 置 A 邸 居 間 ( 床 上 17cm) B 邸 居 間 机 下 ( 床 上 約 cm) C 邸 居 間 机 下 ( 床 上 約 cm) D 邸 居 間 机 下 ( 床 上 約 cm) E 邸 居 間 机 下 ( 床 上 約 7cm) () 結 果 居 間 の 気 温 に 関 して 就 寝 時 と 日 中 を 比 較 すると いずれの 住 宅 でも ~5 程 度 日 中 の 方 が 高 い A 邸 D 邸 では 就 寝 時 と 日 中 との 差 が 比 較 的 小 さい 日 中 の 居 間 の 気 温 は A 邸 が ~5 と 最 も 高 く D 邸 が ~ でそれに 次 ぐ B C E 邸 は 1~19 程 度 である 居 間 の 絶 対 湿 度 に 関 して 就 寝 時 と 日 中 を 比 較 す ると 1~g/kg 程 度 日 中 の 方 が 高 いが D 邸 につ

いてはほとんど 差 がない 日 中 の 居 間 の 絶 対 湿 度 は 表 3.1.7 内 窓 設 置 前 後 の 居 間 温 湿 度 ( 就 寝 時 平 均 値 A 邸 が ~g/kg と 最 も 高 く C~E 邸 が ~g/kg 最 大 最 小 値 標 準 偏 差 A~E 邸 )と データ( 就 でそれに 次 ぐ B 邸 が 最 も 低 く ~g/kg 程 度 であ 寝 時 条 件 が 近 い 期 間 の 比 較 ) る 内 窓 の 設 置 前 後 を 比 較 すると C 邸 E 邸 を 除 き 設 置 後 に 気 温 が 高 くなっている 居 間 平 均 気 温 ] 3 5 15 1 5 A B C D E 就 寝 時 ( 設 置 前 ) 就 寝 時 ( 設 置 後 ) 日 中 ( 設 置 前 ) 日 中 ( 設 置 後 ) 図 3.1.3 内 窓 設 置 前 後 の 居 間 平 均 気 温 ( 就 寝 時 と 日 中 A~E 邸 就 寝 時 条 件 が 平 均 的 に 近 い 期 間 の 比 較 ) 居 間 平 均 相 対 湿 度 %] 5 3 1 A B C D E 就 寝 時 ( 設 置 前 ) 就 寝 時 ( 設 置 後 ) 日 中 ( 設 置 前 ) 日 中 ( 設 置 後 ) 図 3.1.35 内 窓 設 置 前 後 の 居 間 平 均 相 対 湿 度 ( 就 寝 時 と 日 中 A~E 邸 就 寝 時 条 件 が 平 均 的 に 近 い 期 間 の 比 較 ) 居 間 平 均 絶 対 湿 度 g/kg'] 1 A B C D E 就 寝 時 ( 設 置 前 ) 就 寝 時 ( 設 置 後 ) 日 中 ( 設 置 前 ) 日 中 ( 設 置 後 ) 図 3.1.3 内 窓 設 置 前 後 の 居 間 平 均 絶 対 湿 度 ( 就 寝 時 と 日 中 A~E 邸 就 寝 時 条 件 が 平 均 的 に 近 い 期 間 の 比 較 ) 気 温 ] 相 対 湿 度 %] 絶 対 湿 度 g/kg'] 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 平 均 1...5 37.3 7..3 最 大.5 7. 55.3 3. 1.3 7.7 A 邸 最 小 15. 17. 3.7 3. 5. 5. 標 準 偏 差.5 1.5.. 1.. データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均 1. 15. 31. 7.. 3.1 最 大 1. 1.1 3.5 35.3 5. 5. B 邸 最 小 3.7 1.7. 1.9 1. 1.9 標 準 偏 差 3.7.1 5.7.9.7. データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均 15. 15. 37. 3.9.. 最 大 1. 1..5..7.7 C 邸 最 小.3 1.7 31. 31.5 1. 1.5 標 準 偏 差.3 3. 3.3.9.9. データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均 1.. 1.9 3.1 5.5. 最 大.1. 5.1 5. 9.1 9.7 D 邸 最 小 15. 9.. 19.1 3..7 標 準 偏 差. 1.7.1. 1.3 1. データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均 1.9 1.7 3. 37.5. 3.9 最 大.7 19..5 3.1. 5.5 E 邸 最 小 9. 1.1 9.7 3... 標 準 偏 差.9.1 3....5 データ 数 3 3 3 3 3 3 平 均 -11. -1.1 最 大.3-3.3 最 小 -. -. ( 測 定 値 ) 標 準 偏 差. 5. データ 数 3 3 ( 大 樹 町 公 表 値 ) 平 均 -11.5-11..5. 1.5 1. 最 大 1. -. 99.5 1. 3.9 3. 最 小 -3.7 -..1..5.5 標 準 偏 差. 5. 11. 1.3..7 データ 数 3 3 3 3 3 3 表 3.1. 内 窓 設 置 前 後 の 居 間 温 湿 度 ( 日 中 平 均 値 最 大 最 小 値 標 準 偏 差 A~E 邸 )と データ( 就 寝 時 条 件 が 近 い 期 間 の 比 較 ) A 邸 B 邸 C 邸 D 邸 E 邸 ( 大 樹 町 公 表 値 ) 気 温 ] 相 対 湿 度 %] 絶 対 湿 度 g/kg'] 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 設 置 前 設 置 後 平 均...7 3.9.3 7. 最 大 7.3.3 5. 7. 1. 9.7 最 小 17..9 9.3 9.9.9 5.3 標 準 偏 差 1.5 1.1. 3.9..9 データ 数 95 95 95 95 95 95 平 均 17.9 19. 3. 9.7 3.9.1 最 大 9..9.3 1.9. 7.1 最 小.5 9.3 19. 1.5 1.3 1.9 標 準 偏 差. 3.3.7 3. 1. 1. データ 数 95 95 95 95 95 95 平 均 1. 1. 39.7 39.7 5. 5.3 最 大 9.3.5 55.3 55.5 9.. 最 小 9..9 3... 1. 標 準 偏 差.9 3.7.. 1. 1. データ 数 95 95 95 95 95 95 平 均 19.9 1.5 3.7 3. 5..9 最 大 5..1 59. 5.7 9. 9. 最 小 13.. 1. 1.7.5. 標 準 偏 差..3 5.5. 1.3 1.3 データ 数 95 95 95 95 95 95 平 均 1. 17. 37. 3.5 5..9 最 大..1 5.5 5. 1.1. 最 小 7..7.... 標 準 偏 差. 3..1.9 1. 1. データ 数 95 95 95 95 95 95 平 均 -7.9-7. 75. 73.7 1.7 1.7 最 大.1. 1. 1... 最 小 -. -. 7..7.. 標 準 偏 差 5. 5. 1.3 1.1..7 データ 数 95 95 95 95 95 95

3.1. 訪 問 時 の 二 酸 化 炭 素 濃 度 変 化 調 査 訪 問 中 の 居 間 で 測 定 を 行 った 結 果 について 述 べる 換 気 回 数 の 推 定 のための 参 考 情 報 として 記 録 したものである (1) 月 訪 問 時 二 酸 化 炭 素 濃 度 ppm] 35 3 5 15 A 邸 B 邸 C 邸 D 邸 E 邸 ということもあり 窓 開 けなど 積 極 的 な 換 気 は 行 わ れておらず 換 気 口 を 閉 鎖 するなど 隙 間 を 少 なくす る 工 夫 がなされていた 各 住 宅 の 気 密 特 性 は 測 定 さ れていないので 詳 細 には 分 からないが B 邸 の 濃 度 が 低 いのは 居 間 と 寝 室 を 合 わせた 居 住 スペースが 比 較 的 広 く 居 住 スペースにおける 外 壁 面 積 が 比 較 的 大 きいためと 考 えられる A 邸 では 開 放 式 の 石 油 ス トーブの 使 用 により 二 酸 化 炭 素 濃 度 のベースライ ンが 高 くなっていることも 考 えられる 1 5 5 1 15 1 月 訪 問 時 訪 問 時 からの 経 過 時 間 min] 図 3.1.37 訪 問 時 の 居 間 二 酸 化 炭 素 濃 度 ( 月 ) 注 )13 年 1 月 訪 問 時 における ~3 回 の 測 定 値 の 単 純 平 均 値 も 併 記 している () 月 訪 問 時 35 二 酸 化 炭 素 濃 度 ppm] 3 5 15 1 A 邸 B 邸 C 邸 D 邸 E 邸 5 5 1 15 1 月 訪 問 時 訪 問 時 からの 経 過 時 間 min] 図 3.1.3 訪 問 時 の 居 間 二 酸 化 炭 素 濃 度 ( 月 ) (3)まとめ A 邸 の 濃 度 が 高 く B 邸 の 濃 度 が 低 く C 邸 の 濃 度 上 昇 率 が 高 い 夫 婦 名 の 在 宅 時 に 名 前 後 の 測 定 者 が 訪 問 した 際 の 測 定 であることから 二 酸 化 炭 素 濃 度 の 上 昇 率 は 建 物 の 気 密 測 定 の 他 に 測 定 者 の 居 る 場 所 が 居 間 を 中 心 としてどの 程 度 分 散 している かに 依 存 していると 考 えられる C 邸 の 濃 度 上 昇 率 が 高 かったのは 居 住 範 囲 が 比 較 的 コンパクトにまと まっていたためであろう いずれの 住 宅 でも 冬 季

平 成 5 年 度 日 本 建 築 学 会 近 畿 支 部 研 究 発 表 会 3. 健 康 調 査 3..1 窓 断 熱 改 修 前 後 の 変 化 (1) 睡 眠 健 康 調 査 表 3..1 に 調 査 票 にて 申 告 いただいたデータを 基 に 5 つの 因 子 毎 に 集 計 された 調 査 前 中 後 の 結 果 を 示 す 得 点 の 数 値 が 低 いほど 睡 眠 の 質 が 良 い 評 価 とな る 尚 今 回 は, 母 集 団 の 年 齢 層 から 外 れている 方 が いたため, 標 準 化 得 点 には 変 換 せず, 素 点 のままで 評 価 した 1 月 と 月 の 結 果 を 比 較 して 見 ると,C 邸 夫 を 除 く 9 名 において,1 乃 至 3 項 目 で 得 点 の 減 少, 即 ち 改 善 が 見 られた 一 方 で,A 邸 夫,B 邸 妻, 及 び C 邸 妻 の 3 名 を 除 いた 7 名 でそれぞれ 1 項 目 に 得 点 の 増 加 が 見 られた 因 子 別 に 見 ると, 睡 眠 維 持 の 改 善 が 最 も 多 く, 1 月 と 月 の 比 較 においては,C 邸 夫, 及 び E 邸 夫 妻 を 除 いた 7 名 であった 月 は 1 月 に 対 し 気 温 上 昇 の 影 響 を 受 けているとも 考 えられるが,1 月 と 月 の 比 較 においても 名 に 改 善 が 見 られた その 他 の 因 子 については 半 数 以 上 が 変 化 なかった 窓 断 熱 の 改 修 に 伴 う 環 境 変 化 には, 睡 眠 維 持 を 改 善 する 要 因 が 含 まれている 可 能 性 が 考 えられる 表 3..1 睡 眠 健 康 調 査 票 による 集 計 結 果 Copyright (C) Shuichiro Shirakawa. All Rights Reserved

() 起 床 時 主 観 評 価 図 3..1~3.. に VAS(visual analogue scale) を 用 いて 日 々 申 告 いただいた 現 在 の 眠 気, 目 覚 めの 気 分, 昨 晩 の 寝 つき,に 関 する 主 観 評 価 結 果 を 示 す 眠 気 は 少 ないほど, 気 分 は 良 いほど, 寝 つ きは 早 いほど 得 点 が 高 い 評 価 となる また, 今 回 は, より 同 条 件 で 比 較 するために, 窓 断 熱 改 修 前 後 それ ぞれの 期 間 のうち, 就 寝 時 条 件 が 近 い 期 間 日 間 の 集 計 結 果 を 比 較 した ( 点 ) 1/11~1/( 改 修 前 ) 1/31~/( 改 修 後 ) 1 ** ** ** ** * - AM AF BM BF CM CF DM DF EM EF 図. 起 床 時 の 眠 気 (VAS) ( 協 力 者 ) 図 3..1 起 床 時 の 眠 気 (VAS) 起 床 直 後 の 眠 気 においては,B 邸 夫 婦,C 邸 夫 妻, 及 び D 邸 夫 の 5 名 で 改 修 後 得 点 が 有 意 に 高 か った その 他 の 協 力 者 では, 変 化 が 小 さく 有 意 差 は 見 られなかった ( 点 ) 1/11~1/( 改 修 前 ) 1/31~/( 改 修 後 ) 1 ** ** ** ** ** 目 覚 めの 気 分 においては, 名 の 改 修 後 得 点 が 高 く,B 邸 夫 婦,C 邸 夫 妻, 及 び E 邸 夫 の 5 名 は 有 意 な 差 が 見 られた - AM AF BM BF CM CF DM DF EM EF 図 3. 目 覚 めの 気 分 (VAS) ( 協 力 者 ) 昨 晩 の 寝 つき では,B 邸 妻, 及 び D 邸 夫 の 名 の 改 修 後 点 数 が 有 意 に 高 かったものの,A 邸 夫, 及 び E 邸 妻 は 改 修 後 得 点 が 有 意 に 低 い 結 果 となった この 結 果 より, 起 床 時 の 眠 気 と, 目 覚 めの 気 分 に ついては 窓 断 熱 の 改 修 に 伴 う 環 境 変 化 による 影 響 を 受 けている 可 能 性 が 考 えられる また,この つの 結 果 は 非 常 に 酷 似 しているのがグラフから 見 てとれ る 相 関 分 析 の 結 果 R=.75 と 強 い 正 の 相 関 を 示 し た 一 方, 昨 晩 の 寝 つきについては 結 果 の 方 向 性 にば らつきが 見 られた 単 に 断 熱 改 修 に 伴 う 環 境 変 化 の 影 響 が 少 ないとも 考 えられるが, 昨 晩 の 寝 つきを 起 床 時 に 申 告 していることから, 記 憶 が 曖 昧 さや, 中 途 覚 醒 時 の 寝 つきの 印 象,などの 影 響 を 受 けている 可 能 性 も 考 えられる ( 点 ) 1/11~1/( 改 修 前 ) 1/31~/( 改 修 後 ) 1 * ** * * - AM AF BM BF CM CF DM DF EM EF 図. 昨 晩 の 寝 つき(VAS) ( 協 力 者 ) 目 覚 め 気 分 VAS 図 3.. 目 覚 めの 気 分 (VAS) 図 3..3 昨 晩 の 寝 つき(VAS) 1 R =.75-1 眠 気 VAS 図 5. 眠 気 と 目 覚 め 時 気 分 の 相 関 図 3.. 眠 気 と 目 覚 め 時 気 分 (VAS)

(3) 睡 眠 特 性 図 3..5~3.. に 各 戸 1 名 の 計 5 名 の 協 力 者 から 採 取 した 体 動 データを 基 に 解 析 した 睡 眠 特 性 ( 睡 眠 時 間, 寝 付 いた 時 間, 中 途 覚 醒 時 間, 深 い 睡 眠 の 割 合 ) を 示 す 対 象 期 間 は 断 熱 改 修 前 後 それぞれの 期 間 のうち, 就 寝 時 条 件 が 近 い 期 間 日 間 とした 調 査 は, 各 協 力 者 とも 日 常 のライフスタイルに 合 わせて 実 施 した ( 分 ) 1/11~1/( 改 修 前 ) 1/31~/( 改 修 後 ) 7 3 1 A B C D E 図. 睡 眠 時 間 ( 協 力 者 ) 図 3..5 睡 眠 時 間 睡 眠 時 間 においては, 協 力 者 間 では 1~ 分 と 差 があるものの, 協 力 者 内 での 対 象 期 間 には 全 員 有 意 な 差 はなかった ( 分 ) 1/11~1/( 改 修 前 ) 1/31~/( 改 修 後 ) 1 * 寝 付 いた 時 間 においては, 全 ての 協 力 者 が 1 分 未 満 と 短 時 間 で 眠 りについていた 改 修 前 後 で 比 較 をすると,E 邸 夫 を 除 いて 改 修 後 の 期 間 が 長 い 傾 向 が 見 られ,A 邸 夫 に 有 意 な 差 があった - A B C D E 図 7. 寝 付 いた 時 間 ( 協 力 者 ) 図 3.. 寝 付 いた 時 間 5 分 以 上 継 続 した 中 途 覚 醒 の 総 時 間 においては, D 邸 夫 が 平 均 1 分 と 最 も 短 く,E 邸 夫 が 平 均 119 分 と 最 も 長 かった 改 修 前 後 の 比 較 では, 全 ての 協 力 者 で 改 修 後 の 期 間 が 長 い 傾 向 が 見 られ,E 邸 夫 に 有 意 差 が 見 られた 深 い 睡 眠 の 割 合 については,C 邸 夫 が 平 均.% と 最 も 多 く,A 邸 夫,B 邸 夫 が 共 に 平 均 1.%で 最 も 少 なかった 改 修 前 後 の 比 較 では,A 邸 夫 は 差 なし, B 邸 夫 は 改 修 後 が 若 干 多 く, 他 3 名 は 改 修 後 が 少 な い 傾 向 であったが, 全 て 有 意 な 差 は 見 られなかった ( 分 ) 1/11~1/( 改 修 前 ) 1/31~/( 改 修 後 ) 1 15 * 1 9 3 - A B C D E 図.5 分 以 上 の 中 途 覚 醒 総 時 間 ( 協 力 者 ) 図 3..7 5 分 以 上 の 中 途 覚 醒 総 時 (%) 1/11~1/( 改 修 前 ) 1/31~/( 改 修 後 ) % % % % % A B C D E 図 9. 深 い 睡 眠 の 割 合 ( 協 力 者 ) 図 3.. 深 い 睡 眠 の 割 合

3.. 起 床 前 の 光 環 境 制 御 有 無 による 変 化 (1) 起 床 時 主 観 申 告 図 3..9~3..11 に VAS(visual analogue scale) を 用 いて 日 々 申 告 いただいた 現 在 の 眠 気, 目 覚 めの 気 分, 昨 晩 の 寝 つき,に 関 する 主 観 評 価 を 光 制 御 の 実 施 有 無 で 比 較 した 結 果 を 示 す ( 点 ) 光 制 御 あり 光 制 御 なし 1 ** 起 床 直 後 の 眠 気 においては,D 邸 夫 のみ 光 制 御 を 実 施 した 期 間 の 得 点 が 有 意 に 低 く, 比 較 的 眠 気 が 強 いと 感 じていた その 他 の 協 力 者 においては 大 き な 差 は 見 られなかった - A B C D E 図 1. 起 床 時 の 眠 気 ( 協 力 者 ) 図 3..9 起 床 時 の 眠 気 目 覚 めの 気 分 においては,B 邸 夫, 及 び D 邸 夫 が] 光 制 御 を 実 施 した 期 間 の 得 点 が 有 意 に 低 く, 目 覚 め 時 の 気 分 が 比 較 的 良 くないと 感 じていた そ の 他 3 名 の 協 力 者 においては 大 きな 差 は 見 られなかった 昨 晩 の 寝 つき では,E 邸 夫 が 光 制 御 を 実 施 した 期 間 の 得 点 が 有 意 に 高 く, 比 較 的 寝 つきが 早 いと 感 じていた 一 方 で,A 邸 夫, 及 び D 邸 夫 の 名 は 有 意 に 低 くなっており, 比 較 的 寝 つきが 遅 かったと 感 じていた B 邸 夫, 及 び C 邸 夫 においては 大 きな 差 は 見 られなかった 主 観 申 告 に 関 しては,D 邸 夫 が 3 項 目 全 てにおい て 光 制 御 を 実 施 した 期 間 の 得 点 が 有 意 に 低 い 結 果 で あった これについては, 調 査 期 間 中 に D 邸 夫 にシ ステムの 使 用 感 をヒアリングした 際 に 電 動 カーテ ンの 動 作 音 が 気 になる と 答 えていたことと 関 係 し ていると 考 えられる 主 観 申 告 直 前 に 普 段 は 聞 こえ てこない 音 を 聞 いたことにより, 気 分 を 害 していた 可 能 性 が 考 えられる 動 作 音 の 影 響 については 別 途 検 証 を 実 施 したい ( 点 ) 光 制 御 あり 光 制 御 なし 1 * ** - A B C D E 図 11. 目 覚 めの 気 分 ( 協 力 者 ) 図 3..1 目 覚 めの 気 分 ( 点 ) 光 制 御 あり 光 制 御 なし 1 * ** * - A B C D E 図 1. 昨 晩 の 寝 つき ( 協 力 者 ) 図 3..11 昨 晩 の 寝 つき

() 睡 眠 特 性 図 3..1~3..15 に 各 戸 1 名 の 計 5 名 の 協 力 者 か ら 採 取 した 体 動 データを 基 に 解 析 した 睡 眠 特 性 ( 睡 眠 時 間, 寝 付 いた 時 間, 中 途 覚 醒 時 間, 深 い 睡 眠 の 割 合 )を 示 す 調 査 は, 各 協 力 者 とも 日 常 のライフ スタイルに 合 わせて 実 施 した 睡 眠 時 間 においては, 協 力 者 間 では 5~57 分 と 差 が 見 られた また, 協 力 者 内 においては E 邸 夫 のみ 有 意 に 光 制 御 をしなかった 期 間 で 有 意 に 長 く, その 差 は 平 均 33 分 であった 寝 付 いた 時 間 においては, 全 員 1 分 未 満 と 短 時 間 で 眠 りについていた 光 制 御 の 有 無 で 比 較 をし ても,1 分 前 後 の 差 は 見 られたものの 全 ての 協 力 者 で 有 意 な 差 は 見 られなかった 5 分 以 上 継 続 した 中 途 覚 醒 の 総 時 間 においては, D 邸 夫 が 平 均 1 分 と 最 も 短 く,E 邸 夫 が 平 均 15 分 と 最 も 長 かった 光 制 御 有 無 での 比 較 では, 全 ての 協 力 者 において, 光 制 御 を 実 施 した 期 間 の 平 均 中 途 覚 醒 時 間 が 短 く,B 邸 夫 に 有 意 差 が 見 られた 深 い 睡 眠 の 割 合 については,C 邸 夫 が 平 均.9% と 最 も 多 く,B 邸 夫 が 平 均 1.1%で 最 も 少 なかった 光 制 御 有 無 での 比 較 では,E 邸 夫 を 除 いた 名 の 協 力 者 において, 光 制 御 を 実 施 した 期 間 の 方 が 深 い 睡 眠 の 割 合 が 多 く,C 邸 夫 に 有 意 差 が 見 られた 今 回 の 調 査 結 果 では, 協 力 対 象 者 の 睡 眠 状 態 に 連 動 しながら 起 床 時 刻 前 に 漸 増 光 を 照 射 するシステム を 用 いて 光 環 境 を 制 御 することで, 睡 眠 時 中 途 覚 醒 時 間 の 減 少, 及 び 深 い 睡 眠 の 割 合 の 増 加,のつの 睡 眠 特 性 に 対 して, 睡 眠 の 質 を 改 善 する 効 果 が 期 待 できることが 示 唆 された 参 考 文 献 1) 白 川 修 一 郎, 鍛 冶 恵, 高 瀬 美 紀 : 中 年 期 の 生 活 睡 眠 習 慣 と 睡 眠 健 康. 平 成 7 年 度 ~ 平 成 9 年 度 文 部 省 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 基 盤 研 究 (A)) 睡 眠 習 慣 の 実 態 調 査 と 睡 眠 問 題 の 発 達 的 検 討 ( 主 任 研 究 者 堀 忠 雄 ) 研 究 報 告 書. P 5-, 199. )Tanaka H, Shirakawa S: Sleep health, lifestyle and mental health in the Japanese eilderly ensuring sleep to promote a healthy brain and mind. J Psychosomatic Research 5: 5-77,. ( 分 ) 光 制 御 あり 光 制 御 なし 7 * 3 1 A B C D E 図 13. 睡 眠 時 間 ( 協 力 者 ) 図 3..1 睡 眠 時 間 ( 分 ) 光 制 御 あり 光 制 御 なし 1 1 - A B C D E 図 1. 寝 付 いた 時 間 ( 協 力 者 ) 図 3..13 寝 付 いた 時 間 ( 分 ) 光 制 御 あり 光 制 御 なし 15 * 1 9 3 - A B C D E 図 15.5 分 以 上 の 中 途 覚 醒 総 時 間 ( 協 力 者 ) 図 3..1 5 分 以 上 の 中 途 覚 醒 総 時 間 光 制 御 あり 光 制 御 なし % * % % % % A B C D E 図 1. 睡 眠 中 の 深 い 睡 眠 の 割 合 ( 協 力 者 ) 図 3.1.53 睡 眠 中 の 深 い 睡 眠 の 割 合

3.3 微 生 物 調 査 各 住 戸 の 寝 室 と 居 間 屋 外 のカビ 浮 遊 菌 調 査 結 果 を 表 3.3.1~ 表 3.3. に 示 す 添 字 B は 寝 室 を L は 居 間 を O は 屋 外 をそれぞれ 表 している(B 宅 のみ 添 字 C は 寝 室 の 隣 室 を 表 している) 月 の D 宅 屋 外 を 除 き 測 定 箇 所 は 毎 回 同 じ 場 所 で 行 った ()D 宅 D 宅 寝 室 では 内 窓 設 置 後 の 月 に 細 かいカビが 見 られるものの 全 体 的 にカビは 少 なかった D 宅 居 間 では 内 窓 設 置 前 の 1 月 と 内 窓 設 置 後 の 月 では 菌 量 が 少 なかったが 月 は 全 体 的 に 多 かった D 宅 屋 外 では 月 月 に 多 くのカビが 見 られた (1)A 宅 (5)E 宅 A 宅 寝 室 では 内 窓 設 置 前 の 1 月 は A1B で 菌 量 E 宅 寝 室 では 内 窓 設 置 前 の 1 月 は 菌 量 は 少 なか が 多 く 内 窓 設 置 後 の 月 月 では A1B AB で ったが 内 窓 設 置 後 の 月 と 月 は 全 体 的 に 菌 量 が 菌 量 が 多 かった A 宅 居 間 では 内 窓 設 置 前 の 1 月 多 かった E 宅 居 間 では 1 月 月 月 と 全 体 と 内 窓 設 置 後 の 月 では 菌 量 が 少 なかったが 月 の 的 に 少 しのカビが 見 られた E 宅 屋 外 では 1 月 A1L でカビの 量 が 多 かった A 宅 屋 外 では 月 は 月 月 と 多 くのカビが 見 られた 降 雪 のため 月 の 菌 量 が 少 なかったが 月 は 全 体 的 に 菌 量 が 多 かった 計 測 場 所 が 違 う 位 置 であったためか 月 の 結 果 に 黒 全 体 的 として 1 月 から 月 にかけて 菌 量 が 増 加 し ている ()B 宅 B 宅 寝 室 では 内 窓 設 置 前 の 1 月 は BB と B3B において 少 しカビが 見 られたが 内 窓 設 置 後 の 月 には 全 体 的 に 菌 量 が 減 り 月 には 全 体 的 に 大 きなカ ビが 見 られた B 宅 居 間 では 内 窓 設 置 前 の 1 月 は 全 体 的 に 少 しカビが 見 られたが 内 窓 設 置 後 の 月 には B1L と BL で 菌 量 が 減 り 月 には B3L に 大 きなカビが 見 られた B 宅 隣 室 では 1 月 月 月 と 全 体 的 にカビが 見 られた B 宅 屋 外 では 月 は BO と B3O で 少 しのカビが 見 られ 月 は B3B で 大 きなカビが 見 られた A 宅 同 様 全 体 的 として 1 月 から 月 にかけて 菌 量 が 多 くなっている いカビは 見 られない A 宅 と B 宅 では 1 月 から 月 にかけて 菌 量 は 明 らかに 多 くなっている A 宅 と B 宅 以 外 の 住 戸 でも 菌 量 は 1 月 から 月 にかけて 多 くなっているように 見 える これは 温 や 室 内 平 均 温 度 が 上 昇 したこ とによるのかもしれない また A 宅 や C 宅 で 屋 内 のカビ 浮 遊 菌 の 量 と 屋 外 のそれは 相 関 があるように 見 える (3)C 宅 C 宅 寝 室 では 内 窓 設 置 後 の 月 の C3B と 月 の C1B でカビが 見 られるものの 全 体 的 にカビは 少 なか った C 宅 居 間 では 内 窓 設 置 前 の 1 月 と 内 窓 設 置 後 の 月 は 菌 量 は 少 なかったが 月 の C1L と CL で 大 きなカビが 見 られた C 宅 屋 外 では 月 は C3O で 月 は 全 体 的 にカビが 見 られた C 宅 屋 内 で 全 体 的 にカビが 少 なかったのは C 宅 屋 内 で 数 台 の 空 気 清 浄 器 が 稼 働 しているためと 考 えられる

表 3.3.1 カビ 浮 遊 菌 調 査 結 果 1 年 1 月 13 年 月 13 年 月 A1B AB 測 定 箇 所 A3B A1L AL A3L

表 3.3. カビ 浮 遊 菌 調 査 結 果 1 年 1 月 13 年 月 13 年 月 A1O AO 測 定 箇 所 A3O B1B BB B3B

表 3.3.3 カビ 浮 遊 菌 調 査 結 果 1 年 1 月 13 年 月 13 年 月 B1L BL 測 定 箇 所 B3L B1C BC B3C

表 3.3. カビ 浮 遊 菌 調 査 結 果 1 年 1 月 13 年 月 13 年 月 B1O BO 測 定 箇 所 B3O C1B CB C3B

表 3.3.5 カビ 浮 遊 菌 調 査 結 果 1 年 1 月 13 年 月 13 年 月 C1L CL 測 定 箇 所 C3L C1O CO C3O

表 3.3. カビ 浮 遊 菌 調 査 結 果 1 年 1 月 13 年 月 13 年 月 D1B DB 測 定 箇 所 D3B D1L DL D3L

表 3.3.7 カビ 浮 遊 菌 調 査 結 果 1 年 1 月 13 年 月 13 年 月 D1O DO 測 定 箇 所 D3O E1B EB E3B

表 3.3. カビ 浮 遊 菌 調 査 結 果 1 年 1 月 13 年 月 13 年 月 E1L EL 測 定 箇 所 E3L E1O EO E3O

3. 結 露 調 査 3..1 調 査 時 の 結 露 の 状 況 3..1.1 窓 改 修 前 (1 年 1 月 ) (1)A 邸 寝 室 窓 では 結 露 が 確 認 された ( 写 真 なし) 居 間 窓 では 結 露 が 確 認 された ( 写 真 なし) 玄 関 結 露 が 確 認 された ( 写 真 なし) ()B 邸 寝 室 窓 では 結 露 が 確 認 された ( 図 3..1-1) 5. 3.5..5 19. 17.5 1. 1.5 13. 図 3..1- B 邸 寝 室 の 天 井 面 の 低 温 部 位 の 可 視 画 像 と 熱 画 像 図 3..1-1 B 邸 寝 室 の 窓 の 結 露 (サッシ 部 に 温 湿 度 セ ンサーを 設 置 ) 天 井 部 で 結 露 が 確 認 された また 熱 画 像 によりこ の 部 位 は 低 温 であった ( 図 3..1-) この 他 にも 照 明 の 近 くに 低 温 の 部 位 が 確 認 された ( 図 3..1-3) 31.. 5. 3.1.5 17.9 15.3 1. 1. 図 3..1-3 B 邸 寝 室 の 天 井 面 の 照 明 近 くの 低 温 部 位 の 可 視 画 像 と 熱 画 像 1

居 間 窓 では 結 露 が 確 認 された ( 図 3..1-) 居 間 窓 では 結 露 が 確 認 された ( 図 3..1-) 図 3..1- B 邸 居 間 の 窓 の 結 露 (サッシ 部 に 温 湿 度 セ ンサーを 設 置 ) (3)C 邸 寝 室 窓 では 結 露 が 確 認 された ( 図 3..1-5) 図 3..1- C 邸 居 間 の 窓 の 結 露 ヒアリングでは 毎 朝 窓 面 に 発 生 した 大 量 の 結 露 水 を 拭 き 取 っているとのことであった ()D 邸 寝 室 窓 では 結 露 が 確 認 された ( 図 3..1-7) 図 3..1-5 C 邸 寝 室 の 窓 の 結 露 (サッシ 部 に 温 湿 度 セ ンサーを 設 置 ) 図 3..1-7 D 邸 寝 室 の 窓 の 結 露 居 間 窓 では 結 露 が 確 認 された ( 図 3..1-)

.5.1 図 3..1- D 邸 寝 室 の 窓 の 結 露 ( 窓 を 外 から 撮 影 ) (5)E 邸 寝 室 窓 では 結 露 は 確 認 されていない ( 図 3..1-9) 寝 室 の 換 気 口 表 面 を 透 明 なシートでふさいでいた が そちらで 結 露 が 発 生 していた また 熱 画 像 でかなり 低 温 となっていた ( 図 3..1-1) 図 3..1-1 E 邸 寝 室 の 換 気 口 の 低 温 部 位 の 可 視 画 像 と 熱 画 像 19. 17. 15. 1. 1.3 7.9 5.5 居 間 窓 では 結 露 がうっすらと 確 認 された ( 図 3..1-11) 図 3..1-9 E 邸 寝 室 の 窓 図 3..1-11 E 邸 居 間 の 窓 の 結 露 3

3..1. 窓 改 修 後 (13 年 月 ) (1)A 邸 寝 室 外 窓 では 結 露 が 確 認 されていない ( 図 3..1-1) 1 月 と 同 様 に 寝 室 の 天 井 表 面 にて 結 露 が 確 認 され た ( 図 3..1-1,15) 図 3..1-1 A 邸 寝 室 の 窓 1. 1. 15.3 13.9 1.5 11.1 居 間 外 窓 では 結 露 が 確 認 されていない ( 写 真 なし) 玄 関 扉 玄 関 扉 で 結 露 が 生 じていた ( 写 真 なし) 図 3..1-1 B 邸 寝 室 の 天 井 面 の 低 温 部 位 の 可 視 画 像 と 熱 画 像 9.. 7. ()B 邸 寝 室 窓 面 では 結 露 は 確 認 されなかった ( 図 3..1-13) 1. 1. 15.3 13.9 1.5 11.1 9.. 図 3..1-13 B 邸 寝 室 の 窓 図 3..1-15 B 邸 寝 室 の 天 井 面 の 低 温 部 位 の 可 視 画 像 と 熱 画 像 7.

居 間 窓 面 では 結 露 は 確 認 されなかったが サッシ 部 下 には 結 露 水 のあとがみられた ( 図 3..1-1) 図 3..1-1 C 邸 居 間 の 窓 図 3..1-1 B 邸 居 間 の 窓 (3) C 邸 寝 室 窓 面 では 結 露 は 確 認 されなかった ( 写 真 なし) 内 窓 をあけると 外 窓 で 結 露 が 発 生 した ( 図 3..1-17) 居 間 の 内 窓 を 開 けて 外 窓 だけの 状 態 ではすぐに 結 露 が 発 生 した 外 窓 の 結 露 の 発 生 状 況 を 確 認 するため 以 下 のよう な 簡 易 な 実 験 を 行 った 居 間 の 内 窓 を 開 けて 外 窓 だけの 状 態 にしてしば らく 放 置 し 外 窓 で 結 露 が 発 生 したのを 確 認 し 内 窓 を 閉 めてしばらく 放 置 した しばらくして 外 窓 の 結 露 がなくなった 以 上 のことから 外 窓 と の 間 の 隙 間 が 大 きいことが 考 えられる また ヒアリングでは 窓 面 の 結 露 水 を 拭 き 取 る ことがなくなったとのことであるが 日 中 内 窓 を 開 けて 過 ごすことが 多 く 外 窓 で 結 露 が 発 生 し 出 すと 内 窓 を 閉 めるという 暮 らし 方 をしているとのことで あった 図 3..1-17 C 邸 寝 室 の 窓 () D 邸 寝 室 外 窓 表 面 で 水 滴 の 結 露 が 確 認 された ( 図 3..1-19) 居 間 窓 面 では 結 露 は 確 認 されなかった ( 図 3..1-1) 5

図 3..1-19 D 邸 寝 室 の 窓 ( 全 面 に 水 滴 付 着 ) 寝 室 に 隣 接 する 書 斎 にて 外 窓 で 結 氷 が 確 認 され た ( 図 3..1-) 図 3..1- D 邸 居 間 の 窓 (5) E 邸 寝 室 内 窓 の 遮 光 カーテンをあけると 室 内 側 表 面 で 結 露 が 発 生 していた ( 月 1 日 9 時 3 分 ) 図 3..1-19 D 邸 寝 室 に 隣 接 する 書 斎 の 窓 居 間 出 窓 の 端 の 部 分 で 結 露 が 確 認 された ( 図 3..1-) 図 3..1-1 E 邸 寝 室 の 窓 居 間 結 露 は 確 認 できなかった ( 図 3..1-)

図 3..-1 寝 室 結 露 の 有 無 図 3..1- E 邸 居 間 の 窓 ( 外 から 撮 影 ) 居 間 ではないが 応 接 室 の 複 層 ガラスの 出 窓 ( 内 窓 なし)で 結 露 が 発 生 していた ( 図 3..1-3) 図 3..- 寝 室 結 露 の 頻 度 図 3..1-3 E 邸 応 接 室 の 窓 3.. アンケート 結 果 のまとめ 3...1 寝 室 結 露 の 有 無 窓 改 修 前 (1 年 1 月 )は A~D 邸 で 結 露 が 有 る との 回 答 だったが 窓 改 修 後 (1 年 月 )は B C 邸 で 結 露 が 無 くなり A 邸 D 邸 では 結 露 は 無 くな っていないと 回 答 している ( 図 3..-1) A 邸 D 邸 では 窓 改 修 前 後 (1 月, 月 )で 結 露 の 頻 度 は しょっちゅう で 変 化 がない ただし D 邸 の 妻 が 1 月 より 月 の 方 が 結 露 発 生 の 頻 度 が 上 がったと 回 答 している ( 図 3..-) B 邸 C 邸 では 窓 改 修 前 は それぞれ ときど き しょっちゅう 結 露 が 発 生 していたと 回 答 し ているが 窓 改 修 後 は 結 露 発 生 がなくなっている ( 図 3..-) 図 3..-3 寝 室 結 露 の 程 度 A 邸 D 邸 では 結 露 の 程 度 ( 発 生 量 )は 窓 改 修 前 後 でおおむね 減 っている ただし D 邸 の 夫 が 1 月 と 月 で 結 露 の 程 度 が 変 わらないと 回 答 してい る ( 図 3..-3) なお ヒアリングで B 邸 では 窓 改 修 前 では 結 露 が 凍 っていたと 確 認 している 3... 結 露 発 生 の 原 因 と 対 策 について 寝 室 の 結 露 発 生 の 原 因 と 対 策 についてのアンケー ト 結 果 を 示 す (1) 結 露 する 場 合 の 原 因 は 何 だと 思 いますか? 選 択 肢 :1. 湿 度 が 高 い. 温 度 が 低 い 3. 換 気 が 不 7

十 分. 断 熱 が 不 十 分 5. 分 からない 結 果 は 表 3..-1 に 示 す 通 り 1 月 月 月 の 調 査 で A 邸 D 邸 で 結 露 発 生 の 原 因 の 考 えが 変 わっている 表 3..-1 結 露 する 場 合 の 原 因 について 1 月 調 査 月 調 査 月 調 査 A 邸 夫 湿 度 が 高 い 湿 度 が 高 い 温 度 が 低 い 換 気 が 不 十 分 断 熱 が 不 十 分 A 邸 妻 湿 度 が 高 い 換 気 が 不 十 分 温 度 が 低 い 断 熱 が 不 十 分 B 邸 夫 温 度 が 低 い B 邸 妻 温 度 が 低 い C 邸 夫 温 度 が 低 い C 邸 妻 温 度 が 低 い D 邸 夫 断 熱 が 不 十 分 湿 度 が 高 い 換 気 が 不 十 分 換 気 が 不 十 分 断 熱 が 不 十 分 D 邸 妻 温 度 が 低 い 断 熱 が 不 十 分 温 度 が 低 い E 邸 夫 E 邸 妻 選 択 肢 :1. 毎 日 拭 く.ときどき 拭 く 3. 気 になるが 特 に 何 もしない. 気 にならない 1. 分 からない 結 果 は 表 3..-3 に 示 す 通 り A 邸 は 1 月 月 の 調 査 ともに 毎 日 拭 くとの 回 答 であるが 月 の 調 査 時 には ときどき 拭 くに 変 わっ ている 寝 室 の 結 露 の 程 度 が 1 月 では かなり か ら 月 月 に 少 し に 変 化 したことが 関 係 して いると 考 えられる B 邸 は 1 月 では 気 になるが 特 になにもしないと 回 答 しているが, 月 では 無 回 答 であり 結 露 が 発 生 しなくなったことによる C 邸 は 毎 日 結 露 を 拭 くと 答 えているが 月 には 無 回 答 であり 結 露 が 発 生 しなくなったことによる D 邸 は 1,, 月 のいずれも 結 露 をときどき 拭 くと 答 えている E 邸 は 1,, 月 のいずれも 無 回 答 である () 結 露 する 場 合 どのような 対 策 をとっています か? 選 択 肢 :1. 換 気 する. 除 湿 する 3.やかんを 降 ろ す. 室 温 を 上 げる 1. 分 からない 結 果 は 表 3..- に 示 す 通 り 結 露 対 策 としては 拭 き 取 る 以 外 には 除 湿 を 挙 げてい る 発 湿 源 を 減 らす 意 識 にはなっていない 表 3..- 結 露 の 対 策 1 月 調 査 月 調 査 月 調 査 A 邸 夫 しない 除 湿 する 拭 き 取 る A 邸 妻 しない 除 湿 する 拭 き 取 る B 邸 夫 分 からない B 邸 妻 分 からない C 邸 夫 C 邸 妻 分 からない D 邸 夫 分 からない 分 からない 除 湿 する D 邸 妻 除 湿 する 除 湿 する 除 湿 する E 邸 夫 E 邸 妻 (3) 結 露 する 場 合 結 露 した 水 はどのように 処 理 して いますか? 表 3..-3 結 露 水 の 処 理 1 月 調 査 月 調 査 月 調 査 A 邸 夫 毎 日 拭 く 毎 日 拭 く A 邸 妻 毎 日 拭 く 毎 日 拭 く ときどき 拭 く B 邸 夫 気 になるが 特 に 何 もしない B 邸 妻 気 になるが 特 に 何 もしない C 邸 夫 毎 日 拭 く C 邸 妻 毎 日 拭 く D 邸 夫 ときどき 拭 く ときどき 拭 く ときどき 拭 く D 邸 妻 ときどき 拭 く ときどき 拭 く ときどき 拭 く E 邸 夫 E 邸 妻 ()カビが 見 られますか? 選 択 肢 :1.かなり 見 られる. 時 々 見 られる 3. 見 られない 1. 分 からない カビがどこに 見 られますか: ] 結 果 は 表 3..- に 示 す 通 り 1 月 は A 邸 では 窓 下 D 邸 では 窓 でカビがある と 答 えている 月 はD 邸 では 窓 窓 側 でカビがあると 答 えている C 邸 は かなり 見 られると 回 答 があるが 部 位 を 特 定 し ていない

表 3..- カビの 有 無 1 月 調 査 月 調 査 月 調 査 A 邸 夫 かなり 見 られる 見 られない A 邸 妻 かなり 見 られる 見 られない 見 られない B 邸 夫 分 からない 見 られない 見 られない B 邸 妻 分 からない 見 られない C 邸 夫 かなり 見 られる 見 られない C 邸 妻 かなり 見 られる 見 られない D 邸 夫 時 々 見 られる 時 々 見 られる 時 々 見 られる D 邸 妻 時 々 見 られる 時 々 見 られる 時 々 見 られる E 邸 夫 見 られない 見 られない 見 られない E 邸 妻 見 られない 見 られない 見 られない (5)カビがはえると 問 題 がありますか? 選 択 肢 :1.かなり 問 題. 少 し 問 題 3. 問 題 ない 1. 分 からない 5.その 他 ( ) 結 果 は 表 3..-5 に 示 す 通 り A 邸 B 邸 C 邸 D 邸 (D 邸 は 妻 のみ)でカビを かなり 問 題 と 考 えている 表 3..-5 カビを 問 題 視 しているか 否 か 1 月 調 査 月 調 査 月 調 査 A 邸 夫 かなり 問 題 or かなり 問 題 少 し 問 題 少 し 問 題 A 邸 妻 かなり 問 題 かなり 問 題 かなり 問 題 B 邸 夫 分 からない かなり 問 題 B 邸 妻 分 からない かなり 問 題 C 邸 夫 かなり 問 題 C 邸 妻 かなり 問 題 問 題 ない D 邸 夫 かなり 問 題 かなり 問 題 分 からない D 邸 妻 少 し 問 題 少 し 問 題 少 し 問 題 E 邸 夫 少 し 問 題 E 邸 妻 問 題 ない 3..3 窓 中 空 層 の 温 湿 度 内 窓 の 設 置 による 窓 内 中 空 層 室 内 外 の 温 湿 度 の 測 定 結 果 から 結 露 の 発 生 状 況 を 推 定 する 3..3.1 A 邸 (1) A 邸 寝 室 窓 図 3..3-1~3 に 内 窓 設 置 前 後 の A 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 温 度 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 を 示 す 外 窓 手 前 の 温 度 は 内 窓 設 置 前 は 室 温 に 近 いが 内 窓 設 置 後 には 平 均 的 に 下 がり 日 変 動 が 大 きくな る( 図 3..3-1) これは 内 窓 設 置 による 室 内 側 の 窓 の 断 熱 性 が 向 上 し 中 空 層 の 温 度 が 温 に 近 づく が 日 中 は 日 射 の 窓 内 への 侵 入 により 中 空 層 内 の 温 度 が 上 昇 するためである 外 窓 手 前 の 相 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 より 設 置 後 の 方 が 下 がっている( 図 3..3-) 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 は 室 内 に 近 い 値 を 示 すが 内 窓 設 置 後 は 室 内 より 平 均 的 に 低 くなる また 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 後 を 問 わず 日 中 は 室 内 より 高 い 値 を 示 し 設 置 後 の 方 が 日 中 のピーク 値 が 高 い( 図 3..3-,5) これは 窓 面 で 結 露 が 発 生 し 蓄 積 している 水 分 が 日 中 の 日 射 の 吸 収 等 の 温 度 上 昇 で 蒸 発 し 中 空 層 内 の 絶 対 湿 度 を 上 げていると 考 えられる つまり もし 結 露 が 発 生 していなければ 日 中 に 室 内 より 高 い 絶 対 湿 度 になることはないと 考 えられる ここで 窓 面 の 結 露 の 発 生 について 考 察 する 窓 面 の 結 露 の 発 生 は 殆 どが 外 窓 の 室 内 側 で 発 生 すると 考 えられる 窓 の 表 面 温 度 と 外 窓 の 手 前 の 湿 度 の 測 定 値 があれば 結 露 の 発 生 の 有 無 が 判 定 でき るが 窓 表 面 温 度 の 測 定 値 がなく 推 定 する 必 要 が ある そのためには 窓 の 熱 貫 流 抵 抗 と 中 空 層 内 の 熱 伝 達 抵 抗 の 適 切 な 同 定 が 必 要 であり これには 結 露 や 蒸 発 の 過 程 を 考 慮 した 詳 細 な 数 値 シミュレーショ ンが 妥 当 と 考 えられるが ここではこれは 今 後 の 検 討 課 題 とし 測 定 結 果 を 用 いた 簡 易 な 判 断 基 準 を 用 いて 窓 面 の 結 露 の 発 生 の 有 無 について 検 討 する 中 空 層 内 の 窓 面 で 結 露 が 発 生 しなければ 結 露 によ る 蓄 積 も 生 じず 窓 の 中 空 層 は 室 内 と の 間 の 値 となるはずであるが 中 空 層 内 の 窓 面 で 結 露 が 発 生 する 場 合 その 蓄 積 が 生 じる この 蓄 積 した 水 分 が 日 中 の 窓 面 への 日 射 の 流 入 等 により 蒸 発 すると 中 空 層 内 の 絶 対 湿 度 が 室 内 と の 両 方 の 値 を 上 回 る 場 合 がある ここでは 窓 中 空 層 内 の 絶 対 湿 度 が 高 湿 側 の 室 内 の 絶 対 湿 度 より 高 い 時 間 帯 を 日 中 に 結 露 が 残 っている 時 間 とみなし その 時 間 を 結 露 蒸 発 時 間 と 呼 び その 積 算 値 から 結 露 発 生 の 程 度 を 判 断 する これを 内 窓 の 設 置 前 後 で 比 較 して 結 露 9

の 発 生 状 況 の 違 いとみなす であり 月 に ときどき となっている また 結 露 発 なお 以 下 の 条 件 では 日 中 の 結 露 蒸 発 時 間 の 判 断 生 の 程 度 は 1 月 では かなり が 月 月 では が 難 しいことに 注 意 が 必 要 である 1) 窓 への 日 射 少 し と 減 っている 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 変 化 は 流 入 が 小 さく 中 空 層 内 温 度 の 上 昇 が 小 さければ 結 結 露 発 生 の 頻 度 のアンケート 結 果 と 一 致 している 露 蓄 積 水 の 蒸 発 は 少 ないため 中 空 層 の 絶 対 湿 度 は 以 下 も 同 様 に 上 記 注 意 点 を 考 慮 しながら 結 露 蒸 室 内 の 絶 対 湿 度 を 超 えない その 場 合 結 露 が 発 生 発 時 間 積 算 値 の 変 化 から 結 露 発 生 の 状 況 を 推 定 する していたとしてもそれが 判 断 できない ) 毎 日 () A 邸 居 間 窓 結 露 水 を 拭 き 取 っている 場 合 は 結 露 水 の 蒸 発 は 非 図 3..3-~ に 内 窓 設 置 前 後 の A 邸 居 間 の 窓 中 常 に 小 さくなるため 判 断 が 難 しい 空 層 の 温 度 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 を 示 す 図 3..3-3 に 上 記 で 定 義 した 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 外 窓 手 前 の 温 度 は 内 窓 設 置 前 は 室 温 に 近 いが 内 を 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 変 動 と 併 せて 示 す 図 より 窓 設 置 後 には 平 均 的 に 下 がり 日 変 動 が 大 きくな 内 窓 設 置 後 より 設 置 前 の 方 が 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 る( 図 3..3-) これは A 邸 寝 室 窓 と 同 様 の 特 徴 で の 勾 配 が 急 であり 内 窓 設 置 により 結 露 の 発 生 の 程 ある 外 窓 手 前 の 相 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 より 設 置 度 が 下 がっていると 考 えられる アンケートの 結 果 後 の 方 がやや 下 がっている( 図 3..3-7) 外 窓 手 前 の では 結 露 発 生 の 頻 度 は 1 月, 月 では しょっちゅう 絶 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 は 室 内 に 近 い 値 を 示 すが 温 度 ] 5 3 1-1 - 窓 中 空 層 寝 室 内 窓 設 置 日 -3 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3-1 A 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 温 度 1 9 7 相 対 湿 5 度 % 3 1 窓 中 空 層 寝 室 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 ] 図 3..3- A 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 相 対 湿 度 温 度 1

設 置 後 は 室 内 より 平 均 的 に 低 くなる( 図 3..3-) また 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 後 を 問 わ ず 日 中 は 室 内 より 高 い 値 を 示 し 設 置 後 の 方 が 日 中 のピーク 値 が 高 い( 図 3..3-9,1) 図 3..3- に 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 を 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 変 動 と 併 せて 示 す 内 窓 設 置 後 より 設 置 前 の 方 が 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 勾 配 が 急 であり 内 窓 設 置 により 結 露 発 生 の 程 度 が 下 がったと 考 えられる 絶 対 湿 度 g / k g ] 1 1 1 1 寝 室 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 窓 中 空 層 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 7 5 3 1 結 露 蒸 発 時 間 h ] 図 3..3-3 A 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 と 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 1 1 1 窓 中 空 層 寝 室 日 射 量 1 1 1 1 1 1 窓 中 空 層 寝 室 日 射 量 1 1 1 絶 対 湿 度 g/kg] 1 1 日 射 量 W/m ] 絶 対 湿 度 g/kg] 1 1 日 射 量 W/m ] 1 月 1 日 1 月 1 日 1 月 日 図 3..3- A 邸 寝 室 の 窓 改 修 前 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 月 日 /1 午 後 調 査 月 15 日 月 日 図 3..3-5 A 邸 寝 室 の 窓 改 修 後 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 11

温 度 ] 相 対 湿 度 % ] 5 3 1-1 - 居 間 窓 中 空 層 内 窓 設 置 日 -3 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3- A 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 温 度 1 9 7 5 3 1 窓 中 空 層 居 間 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3-7 A 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 g / k g ] 1 1 1 1 居 間 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 窓 中 空 層 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 7 5 3 1 結 露 蒸 発 時 間 h ] 図 3..3- A 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 と 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 1

1 1 1 窓 中 空 層 居 間 日 射 量 1 1 1 1 1 1 窓 中 空 層 居 間 日 射 量 1 1 1 絶 対 湿 度 g/kg] 1 1 日 射 量 W/m ] 絶 対 湿 度 g/kg] 1 1 日 射 量 W/m ] 1 月 1 日 1 月 1 日 1 月 日 月 日 /1 午 後 調 査 月 15 日 月 日 図 3..3-9 A 邸 居 間 の 窓 改 修 前 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 図 3..3-1 A 邸 居 間 の 窓 改 修 後 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 3..3. B 邸 () B 邸 居 間 窓 (1) B 邸 寝 室 窓 図 3..3-11~13 に 内 窓 設 置 前 後 の B 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 温 度 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 を 示 す 外 窓 手 前 の 温 度 は 内 窓 設 置 前 は 室 温 と 温 の 間 にあるが 内 窓 設 置 後 には 日 変 動 が 大 きくなり 日 中 は 室 温 を 上 回 る( 図 3..3-11) 外 窓 手 前 の 相 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 より 設 置 後 の 方 がやや 下 がっている( 図 3..3-1) 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 は に 近 い 値 を 示 すが 内 窓 設 置 後 は より に 近 くなる( 図 3..3-13,1,15) また 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 後 を 問 わず 日 中 は 室 内 より 高 い 値 を 示 し 図 3..3-1~1 に 内 窓 設 置 前 後 の B 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 温 度 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 を 示 す 外 窓 手 前 の 温 度 は 内 窓 設 置 前 は 室 温 と 温 の 間 にあるが 内 窓 設 置 後 には 日 変 動 が 大 きくなり 日 中 は 室 温 を 上 回 る( 図 3..3-1) B 邸 寝 室 と 同 様 の 結 果 である 外 窓 手 前 の 相 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 より 設 置 後 の 方 がやや 下 がっている( 図 3..3-17) 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 は に 近 い 値 を 示 すが 内 窓 設 置 後 は より に 近 くなる( 図 3..3-1,19,) また 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 後 を 問 わず 日 中 は 室 内 より 高 い 値 を 示 し 設 置 後 の 方 が 日 中 のピーク 値 が 高 い( 図 3..3-1,15) 設 置 後 の 方 が 日 中 のピーク 値 が 高 い( 図 3..3-19,) 図 3..3-13 に 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 を 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 変 動 と 併 せて 示 す 図 より 内 窓 設 置 後 より 設 置 前 の 方 が 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 勾 配 が 急 であり 内 窓 設 置 により 結 露 の 発 生 の 程 度 が 下 がっ ていると 考 えられる また 積 算 値 そのもの 時 間 数 も 図 3..3-1 に 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 を 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 変 動 と 併 せて 示 す 図 より 内 窓 設 置 後 よ り 設 置 前 の 方 が 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 勾 配 が 急 で あり 内 窓 設 置 により 結 露 の 発 生 の 程 度 が 下 がって いると 考 えられる ヶ 月 で 時 間 程 度 であり 少 ない アンケートの 結 果 では 結 露 発 生 の 頻 度 は 1 月 では 時 々 が 月 で は しない となっている 結 露 発 生 の 程 度 が 1 月 で は 凍 結 している が, 月 ではとくに 記 述 がない 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 変 化 は 結 露 発 生 の 頻 度 のア ンケート 結 果 と 一 致 している 13

温 度 ] 5 3 1-1 - 窓 中 空 層 寝 室 内 窓 設 置 日 -3 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 1 9 7 相 対 湿 5 度 % 3 1 窓 中 空 層 寝 室 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 ] 図 3..3-11 B 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 温 度 図 3..3-1 B 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 g / k g ] 1 寝 室 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 窓 中 空 層 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 1 9 結 7 露 蒸 5 発 時 間 3 h 1 ] 図 3..3-13 B 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 と 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 1

1 窓 中 空 層 寝 室 日 射 量 1 1 1 1 窓 中 空 層 寝 室 日 射 量 1 1 1 絶 対 湿 度 g/kg] 1 日 射 量 W/m ] 絶 対 湿 度 g/kg] 1 日 射 量 W/m ] 1 月 1 日 1 月 1 日 1 月 日 図 3..3-1 B 邸 寝 室 の 窓 改 修 前 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 月 日 /11 午 前 調 査 月 15 日 月 日 図 3..3-15 B 邸 寝 室 の 窓 改 修 後 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 温 度 ] 5 3 1-1 - 窓 中 空 層 居 間 内 窓 設 置 日 -3 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3-1 B 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 温 度 1 9 7 相 対 湿 5 度 % 3 1 窓 中 空 層 居 間 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 ] 図 3..3-17 B 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 相 対 湿 度 15

1 窓 中 空 層 絶 対 湿 度 g / k g ] 居 間 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 内 窓 設 置 日 5 3 1 結 露 蒸 発 時 間 h ] 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3-1 B 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 と 結 露 蒸 発 時 間 積 算 1 窓 中 空 層 居 間 日 射 量 1 1 1 1 窓 中 空 層 居 間 日 射 量 1 1 1 絶 対 湿 度 g/kg] 1 日 射 量 W/m ] 絶 対 湿 度 g/kg] 1 日 射 量 W/m ] 1 月 1 日 1 月 1 日 1 月 日 図 3..3-19 B 邸 居 間 の 窓 改 修 前 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 3..3.3 C 邸 (1) C 邸 寝 室 窓 図 3..3-1~3 に 内 窓 設 置 前 後 の C 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 温 度 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 を 示 す 外 窓 手 前 の 温 度 は 内 窓 設 置 前 後 共 に 日 変 動 があ り 日 中 は 室 温 を 上 回 る 設 置 後 の 方 が 日 変 動 はや や 大 きい ( 図 3..3-1) 外 窓 手 前 の 相 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 より 設 置 後 の 方 が 下 がっている( 図 3..3-) 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 日 中 に 室 内 より 高 い 値 とな る 頻 度 とその 値 は 内 窓 設 置 前 の 方 が 設 置 後 より 大 きい ( 図 3..3-3,,5) 図 3..3-3 に 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 を 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 変 動 と 併 せて 示 す 図 より 内 窓 設 置 後 よ り 設 置 前 の 方 が 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 勾 配 が 急 で 月 日 /11 午 前 調 査 月 15 日 月 日 図 3..3- B 邸 居 間 の 窓 改 修 後 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 あり 内 窓 設 置 により 結 露 の 発 生 の 程 度 が 下 がって いると 考 えられる アンケートの 結 果 では 結 露 発 生 の 頻 度 は 1 月 では しょっちゅう が 月 以 降 では しない となっている 結 露 発 生 の 程 度 が 1 月 では かなり が, 月 ではとくに 記 述 がない 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 変 化 は 内 窓 設 置 後 の 結 露 の 程 度 のア ンケート 結 果 とずれている なお この 住 戸 では 内 窓 設 置 後 に 日 中 内 窓 を 開 けて 過 ごすというヒアリ ング 結 果 があり 程 度 は 小 さいながらも 窓 改 修 後 も 内 窓 内 の 結 露 が 生 じる 状 況 となっていると 考 えられ る () C 邸 居 間 窓 図 3..3-~ に 内 窓 設 置 前 後 の C 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 温 度 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 を 示 す 1

外 窓 手 前 の 温 度 は 内 窓 設 置 前 は 室 温 と の 間 に ある 頻 度 が 高 いものの 設 置 後 は 日 変 動 が 大 きくな り 日 中 は 室 温 を 上 回 ることが 多 くなる ( 図 3..3-) 外 窓 手 前 の 相 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 より 設 置 後 の 方 が 上 がっている( 図 3..3-7) 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 日 中 に 室 内 より 高 い 値 とな ることは 内 窓 設 置 前 後 を 問 わず 少 ない ( 図 3..3-,9,3) 図 3..3- に 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 を 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 変 動 と 併 せて 示 す 図 より 内 窓 設 置 前 は ほとんど 結 露 蒸 発 時 間 がなく 設 置 後 も 非 常 に 短 い 時 間 である 居 間 の 結 露 が 設 置 前 にほとんどないと いう 結 果 は アンケートやヒアリングの 結 果 と 矛 盾 している この 理 由 として 以 下 の 通 り 温 湿 度 セン サーの 設 置 位 置 が 関 係 している 可 能 性 が 考 えられる この 窓 の 中 空 層 の 温 湿 度 センサーの 位 置 は 他 の 窓 の 設 置 位 置 が 中 空 層 の 窓 下 部 であったのに 対 して 窓 の 上 部 に 吊 すように 設 置 していた 結 露 水 は 流 下 して 下 部 に 溜 まりやすいことを 考 慮 すると 結 露 発 生 時 の 状 況 が 把 握 しづらい 位 置 の 測 定 結 果 となっ ていた 可 能 性 が 考 えられる 温 度 ] 5 3 1-1 - 窓 中 空 層 寝 室 内 窓 設 置 日 -3 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3-1 C 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 温 度 1 9 7 相 対 湿 5 度 % 3 1 窓 中 空 層 寝 室 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 ] 図 3..3- C 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 相 対 湿 度 17

絶 対 湿 度 g / k g ] 1 1 1 1 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3-3 C 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 と 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 寝 室 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 窓 中 空 層 内 窓 設 置 日 5 35 結 3 露 蒸 5 発 時 15 間 h 1 5 ] 1 1 1 窓 中 空 層 寝 室 日 射 量 1 1 1 1 1 1 窓 中 空 層 寝 室 日 射 量 1 1 1 絶 対 湿 度 g/kg] 1 1 日 射 量 W/m ] 絶 対 湿 度 g/kg] 1 1 日 射 量 W/m ] 1 月 1 日 1 月 1 日 1 月 日 図 3..3- C 邸 寝 室 の 窓 改 修 前 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 月 日 /9 午 後 調 査 月 15 日 月 日 図 3..3-5 C 邸 寝 室 の 窓 改 修 後 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 温 度 ] 5 3 1-1 - 居 間 窓 中 空 層 内 窓 設 置 日 -3 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3- C 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 温 度 1

1 9 7 相 対 湿 5 度 % 3 1 窓 中 空 層 居 間 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 ] 絶 対 湿 度 g / k g ] 1 居 間 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 図 3..3-7 C 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 相 対 湿 度 窓 中 空 層 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 1 9 結 7 露 蒸 5 発 時 間 3 h 1 ] 図 3..3- C 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 と 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 1 窓 中 空 層 居 間 日 射 量 1 1 1 1 窓 中 空 層 居 間 日 射 量 1 1 1 絶 対 湿 度 g/kg] 1 日 射 量 W/m ] 絶 対 湿 度 g/kg] 1 日 射 量 W/m ] 1 月 1 日 1 月 1 日 1 月 日 図 3..3-9 C 邸 居 間 の 窓 改 修 前 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 月 日 /9 午 後 調 査 月 15 日 月 日 図 3..3-3 C 邸 居 間 の 窓 改 修 後 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 19

3..3. D 邸 (1) D 邸 寝 室 窓 図 3..3-31~33 に 内 窓 設 置 前 後 の D 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 温 度 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 を 示 す 外 窓 手 前 の 温 度 は 内 窓 設 置 前 後 共 に 日 変 動 があ り 日 中 は 室 温 を 上 回 る 設 置 後 の 方 が 日 変 動 は 大 きく 日 中 に 室 温 を 上 回 る 程 度 も 大 きい ( 図 3..3-31) 外 窓 手 前 の 相 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 より 設 置 後 の 方 がやや 下 がっている( 図 3..3-3) 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 日 中 に 室 内 より 高 い 値 とな る 頻 度 とその 値 は 内 窓 設 置 前 後 であまり 差 がない ( 図 3..3-33,3,35) 図 3..3-33 に 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 を 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 変 動 と 併 せて 示 す 図 より 内 窓 設 置 前 後 で 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 勾 配 の 差 は 小 さく 内 窓 設 置 により 結 露 の 発 生 程 度 の 変 化 は 小 さいと 考 えられ る アンケートの 結 果 では 結 露 発 生 の 頻 度 は 1 月 か ら 月 にかけて しょっちゅう (ただし 1 月 に 妻 が ときどき と 回 答 )となっている 結 露 発 生 の 程 度 は 夫 は 1 月 から 月 にかけて かなり と 回 答 しているが 妻 は 1 月 には かなり と 答 えてい るが, 月 では 少 し と 答 えている 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 変 化 は 結 露 発 生 の 頻 度 と 一 致 している () D 邸 居 間 窓 図 3..3-3~3 に 内 窓 設 置 前 後 の D 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 温 度 相 対 湿 度 絶 対 湿 度 を 示 す 外 窓 手 前 の 温 度 は 内 窓 設 置 前 後 共 に 日 変 動 があ り 日 中 は 室 温 を 上 回 る 設 置 後 の 方 が 日 変 動 は 大 きく 日 中 に 室 温 を 上 回 る 程 度 も 大 きいが 日 平 均 値 は 設 置 前 の 方 が 高 い ( 図 3..3-3) 外 窓 手 前 の 相 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 より 設 置 後 の 方 がやや 下 がっている( 図 3..3-37) 外 窓 手 前 の 絶 対 湿 度 は 内 窓 設 置 前 では 室 内 の 状 態 と 近 い 値 で 変 動 しているが 設 置 後 には 日 中 に 室 内 より 高 い 値 となる 頻 度 とその 値 が 大 きくなる ( 図 3..3-3,39,) 図 3..3-3 に 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 を 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 変 動 と 併 せて 示 す 図 より 内 窓 設 置 前 後 で 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 の 勾 配 の 差 は 小 さく 内 窓 設 置 により 結 露 の 発 生 程 度 の 変 化 は 小 さいと 考 えられ る 温 度 ] 5 3 1-1 - 窓 中 空 層 寝 室 内 窓 設 置 日 -3 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3-31 D 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 温 度

1 9 7 相 対 湿 5 度 % 3 1 窓 中 空 層 寝 室 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 ] 絶 対 湿 度 g / k g ] 1 図 3..3-3 D 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 相 対 湿 度 窓 中 空 層 寝 室 内 窓 設 置 日 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 9 7 結 露 蒸 5 発 時 3 間 h 1 ] 図 3..3-33 D 邸 寝 室 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 と 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 1 窓 中 空 層 寝 室 日 射 量 1 1 1 窓 中 空 層 寝 室 日 射 量 1 1 1 1 絶 対 湿 度 g/kg] 1 1 日 射 量 W/m ] 絶 対 湿 度 g/kg] 1 1 日 射 量 W/m ] 1 月 1 日 1 月 1 日 1 月 日 図 3..3-3 D 邸 寝 室 の 窓 改 修 前 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 月 日 /9 午 前 調 査 月 15 日 月 日 図 3..3-35 D 邸 寝 室 の 窓 改 修 後 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 1

温 度 ] 5 3 1-1 - 窓 中 空 層 居 間 内 窓 設 置 日 -3 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 図 3..3-3 D 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 温 度 1 9 7 相 対 湿 5 度 % 3 1 窓 中 空 層 居 間 内 窓 設 置 日 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 ] 図 3..3-37 D 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 相 対 湿 度 1 窓 中 空 層 絶 1 居 間 対 1 内 窓 設 置 日 湿 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値 度 1 g 1 / k g 1 月 1 日 1 月 日 1 月 9 日 1 月 3 日 月 日 月 日 3 月 日 3 月 日 月 3 日 ] 1 9 結 7 露 蒸 5 発 時 間 3 h 1 ] 図 3..3-3 D 邸 居 間 の 窓 中 空 層 の 絶 対 湿 度 と 結 露 蒸 発 時 間 積 算 値