Microsoft Word - hyou1.doc



Similar documents
1

高濃度硫化水素削減のための汚泥脱気装置の開発

第 1 条 適 用 範 囲 本 業 務 方 法 書 は 以 下 の 性 能 評 価 に 適 用 する (1) 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 20 条 の7 第 1 項 第 二 号 表 及 び 令 第 20 条 の 8 第 2 項 の 認 定 に 係 る 性 能 評

< DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

現 行 工 業 地 域 準 工 業 地 域 商 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 改 正 後 準 工 業 地 域 ( 特 別 業 務 地 区 ( 第 2 種 ) 及 び 指 定 集 積 区 域 を 除 く) 近 隣 商 業 地 域 2 / 7

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や


2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

新 市 建 設 計 画 の 変 更 に 係 る 新 旧 対 照 表 ページ 変 更 後 変 更 前 表 紙 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 平 成 27 年 3 月 変 更 安 中 市 6 2. 計 画 策 定 の 方 針 (3) 計

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

資料 H3ロケットへの移行に関する課題と対応

1 書 誌 作 成 機 能 (NACSIS-CAT)の 軽 量 化 合 理 化 電 子 情 報 資 源 への 適 切 な 対 応 のための 資 源 ( 人 的 資 源,システム 資 源, 経 費 を 含 む) の 確 保 のために, 書 誌 作 成 と 書 誌 管 理 作 業 の 軽 量 化 を 図

39_1

第316回取締役会議案

Taro-H19退職金(修正版).jtd

別紙3

Microsoft Word - h doc

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

不 利 益 処 分 に 係 る 法 令 名 漁 港 漁 場 整 備 法 第 39 条 の2 第 1 項 工 作 物 建 造 許 可 等 の 取 消 無 許 可 行 為 の 中 止 復 旧 命 令 等 法 令 の 定 め 第 39 条 の2 第 1 項 漁 港 管 理 者 は 次 の 各 号 のいずれ

目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

消 防 庁 危 険 物 保 安 室 殿 ドラム 缶 に 係 る 可 燃 性 蒸 気 対 流 シミュレーション 分 析 業 務 成 果 報 告 書 2013 年 1 月 アドバンスソフト 株 式 会 社

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

・モニター広告運営事業仕様書

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺

試 験 概 略 試 験 目 的 同 同 一 一 規 規 格 格 の の 電 電 熱 熱 線 線 式 式 ヒーティングユニットを2 台 台 並 並 べ べ 片 片 方 方 のユニットに 遠 遠 赤 赤 外 外 線 線 放 放 射 射 材 材 料 料 である アルミ 合 金 エキスパンションメタルを 組


18 国立高等専門学校機構

国 税 クレジットカード 納 付 の 創 設 国 税 のクレジットカード 納 付 については マイナンバー 制 度 の 活 用 による 年 金 保 険 料 税 に 係 る 利 便 性 向 上 に 関 するアクションプログラム( 報 告 書 ) においてその 導 入 の 方 向 性 が 示 されている


(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>

スライド 1

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

Microsoft Word - 目次.doc

表紙

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

01.活性化計画(上大久保)

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6


2. 予 測 2.1. 予 測 項 目 予 測 項 目 は 以 下 のとおりとした 1 埋 設 廃 棄 物 の 掘 削 除 去 に 伴 う 廃 棄 物 2 造 成 等 の 施 工 の 一 時 的 な 影 響 による 建 設 工 事 に 伴 う 副 産 物 ( 建 設 発 生 土 建 設 廃 棄 物

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

プラス 0.9%の 年 金 額 改 定 が 行 われることで 何 円 になりますか また どのような 計 算 が 行 われているのですか A これまでの 年 金 額 は 過 去 に 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 をと った 時 の 計 算 式 に 基

資料3 家電エコポイント制度の政策効果等について

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用


事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

介護保険制度改正にかかる事業所説明会

掛 金 負 担 金 の 給 料 月 額 に 対 する 割 合 ( ) ( 単 位 : ) 短 期 介 護 短 期 介 護 短 期 介 護 一 般 職 特 別 職 市 町 村 長 組 合 員 34

(Microsoft Word - \211\357\213c\230^)

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

Q IFRSの特徴について教えてください

●電力自由化推進法案

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

主要生活道路について

(2) 共 通 費 について 第 2 編 共 通 費 2 12 共 通 費 算 定 に 関 する 数 値 の 取 り 扱 い (1) 積 み 上 げによる 算 定 積 み 上 げによる 算 定 は 第 3 編 18に 準 ずる (2) 率 による 算 定 公 共 建 築 工 事 共 通 費 積 算

第三十六号の二様式(第五条関係)(A4)

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

m07 北見工業大学 様式①

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

資 料 -6 平 成 20 年 度 第 2 回 北 陸 地 方 整 備 局 事 業 評 価 監 視 委 員 会 特 定 構 造 物 改 築 事 業 事 後 評 価 説 明 資 料 平 成 20 年 11 月 北 陸 地 方 整 備 局 -0-

職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

2016年夏のボーナス見通し

コスト縮減を考慮した整備計画案について

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改

< C8EAE81698B4C93FC8FE382CC97AF88D38E968D CA8E86816A2E786C73>

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

平 成 25 年 度 修 繕 費 事 業 計 画 書 様 式 E 自 動 車 事 業 費 ( 款 ) 営 業 費 用 ( 項 ) 車 両 保 存 費 ( 目 ) 車 両 修 繕 費 ( 節 ) 自 動 車 本 部 運 輸 課 車 両 係 ( ) 担 当 者 名 堤 智

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

1_2013BS(0414)


Taro-契約条項(全部)

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

( 医 療 機 器 の 性 能 及 び 機 能 ) 第 3 条 医 療 機 器 は 製 造 販 売 業 者 等 の 意 図 する 性 能 を 発 揮 できなければならず 医 療 機 器 としての 機 能 を 発 揮 できるよう 設 計 製 造 及 び 包 装 されなければならない 要 求 項 目 を

Taro-条文.jtd

16 日本学生支援機構

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

Transcription:

5-(2)-11 芝 浦 水 再 生 センターにおける 亜 硝 酸 型 硝 化 の 発 生 原 因 に 関 する 検 討 中 部 下 水 道 事 務 所 芝 浦 水 再 生 センター 水 質 管 理 係 山 本 央 吉 野 喜 春 太 田 裕 誌 長 健 太 竹 尾 義 久 大 江 修 平 石 井 英 俊 1 はじめに 芝 浦 水 再 生 センター( 以 下 芝 セ )では 処 理 区 内 における 都 市 開 発 や 近 年 の 人 口 流 入 に 伴 って 流 入 下 水 中 の 全 窒 素 濃 度 が 年 々 増 加 する 傾 向 となっている 一 方 で 芝 セの 水 処 理 施 設 は 高 濃 度 の 窒 素 除 去 を 想 定 した 施 設 として 作 られていないことから 処 理 系 統 に よっては 水 処 理 の 悪 化 が 恒 常 的 に 見 られ 放 流 水 質 中 における 窒 素 濃 度 の 上 昇 が 起 こりや すい 状 況 となっている 特 に 処 理 の 大 部 分 を 担 う 本 系 処 理 施 設 では 年 間 を 通 して 亜 硝 酸 型 の 硝 化 が 繰 り 返 されており 窒 素 濃 度 の 低 減 化 を 阻 む 一 因 となっている 亜 硝 酸 型 の 硝 化 が 発 生 する 原 因 として 水 温 の 低 下 DO( 溶 存 酸 素 ) 不 足 亜 硝 酸 性 窒 素 アンモニア 性 窒 素 有 機 物 負 荷 硫 化 物 等 の 存 在 が 挙 げられ これら 相 互 の 働 きによって 引 き 起 こさ れる 硝 化 細 菌 のアンバランスが 原 因 と 考 えられている 実 施 設 でたびたび 見 られる 亜 硝 酸 型 の 硝 化 を 実 験 室 内 において 再 現 することは 処 理 施 設 特 有 の 構 造 上 の 問 題 や 実 験 方 法 等 の 面 から 難 しく 詳 細 についてはこれまで 明 らかにされていない そこで 本 調 査 では 芝 セにおける 安 定 的 な 窒 素 除 去 対 策 を 進 めるために 亜 硝 酸 型 硝 化 を 引 き 起 こす 原 因 につい て 検 討 を 行 った 2 方 法 2.1 実 験 条 件 本 調 査 は 全 てバッチ 式 のテーブル 実 験 によって 行 った 実 験 には 5L のプラスチックビ ーカーを 用 い 年 間 を 通 じて 硝 化 状 況 が 良 好 な 東 系 の 返 送 汚 泥 1L と 東 系 の 反 応 槽 流 入 水 (または 二 次 処 理 水 )4L を 合 わせた 溶 液 を 混 合 液 として 調 製 した 検 討 した 実 験 条 件 を 表 1 に 示 した アンモニア 性 窒 素 ( 以 下 NH 4 -N )と 亜 硝 酸 性 窒 素 ( 以 下 )による 硝 化 への 影 響 については 混 合 液 中 において 各 成 分 の 濃 度 が 一 定 となるよう 試 薬 を 連 続 的 に 添 加 して 調 整 しながら 曝 気 撹 拌 を 行 った 硫 化 物 と 有 機 物 負 荷 の 影 響 については 予 め NH 4 -N を 3~ 5mg/L 添 加 した 混 合 液 にそれぞれ 硫 化 ナト リウム 及 びスクロースを 所 定 の 濃 度 で 添 加 して 曝 気 を 行 った さらに 芝 セの 処 理 状 況 を 考 慮 し 硝 化 が 継 続 的 に 抑 制 される 運 転 が 亜 硝 酸 型 硝 化 に 与 える 影 響 について 検 討 を 行 っ 表 1 検 討 した 内 容 と 実 験 条 件 検 討 項 目 添 加 濃 度 方 法 曝 気 時 間 空 気 倍 率 DO 目 標 値 アンモニア 性 窒 素 3~ 9mgN/L 継 続 添 加 7 時 間 4~ 5 倍 - 亜 硝 酸 性 窒 素 1~ 7mgN/L 継 続 添 加 1 時 間 4~ 5 倍 - 硫 化 物.2~ 2mgS/L 初 期 添 加 4 時 間 4~ 5 倍 - 有 機 物 負 荷 a 低 DO:.1-.2mg/L 1, 2mg/L a 初 期 添 加 4 時 間 2 倍, 5 倍 高 DO:.4mg/L 以 上 硝 化 抑 制 - 4 時 間 6 サイクル b 1~ 2 倍.1mg/L 以 下 a COD で 8mg/L および 16mg/L に 相 当 b 1 サイクルは 1 回 の 曝 気 終 了 後 に 汚 泥 を 沈 降 させ 上 澄 み 交 換 を 行 う 過 程 を 示 す -321-

た 硝 化 の 抑 制 効 果 に 関 する 実 験 は 4 時 間 を 1 サイクルとして 低 風 量 ( 送 風 倍 率 で 1 倍 程 度 DO で.1mg/L 前 後 を 想 定 )による 硝 化 の 進 行 を 抑 えた 曝 気 運 転 を 行 った 4 時 間 経 過 後 に 曝 気 と 撹 拌 を 停 止 して 二 沈 を 想 定 した 汚 泥 の 沈 殿 と 上 澄 み 液 の 交 換 汚 泥 の 引 き 抜 きを 行 った 後 に 再 度 処 理 を 繰 り 返 した 各 サイクルで 操 作 を 行 った 後 に 活 性 汚 泥 を 再 度 沈 殿 させて 上 澄 み 液 の 交 換 を 行 い NH 4 -N を 3~ 4mg/L 添 加 して 十 分 な 空 気 量 で 曝 気 を 行 って 硝 化 の 進 行 を 確 認 することで 硝 化 能 力 を 評 価 した なお 実 験 は 全 て 室 温 において 行 った 2.2 試 料 調 製 及 び 分 析 曝 気 を 行 った 混 合 液 の 一 部 を.8μm のフィルターシリンジを 用 いてろ 過 し NH 4 -N の 測 定 用 試 料 とした また そのうち 一 部 は.2μm のフィルターでさらにろ 過 を 行 い と 硝 酸 性 窒 素 ( 以 下 )の 測 定 用 試 料 とした NH 4 -N は 電 量 滴 定 式 のアンモニアメー ター(MT-1:セントラル 科 学 社 製 ) と についてはイオンクロマトグラフ ( Dionex 社 製 )により 測 定 を 行 った その 他 の 水 質 成 分 として DO ph MLSS 溶 存 硫 化 物 溶 解 性 COD 酸 素 利 用 速 度 (Rr ATU-Rr)を 下 水 試 験 方 法 等 に 準 拠 して 行 った 3 結 果 及 び 考 察 3.1 アンモニア 性 窒 素 の 影 響 NH 4 -N の 添 加 濃 度 は 現 在 の 流 入 水 レベル 冬 季 の 濃 度 レベル さらに 今 後 継 続 的 な 濃 度 増 が 見 込 まれる 場 合 を 考 慮 して 3~ 9mg/L とした 図 1にNH 4 -N 添 加 濃 度 段 階 別 の 硝 化 状 況 を 示 した 時 間 経 過 に 伴 って 及 び ともに 徐 々に 増 加 する 傾 向 を 示 したが 添 加 濃 度 の 違 いによる 差 は 見 られなかった NH 4 -N 無 添 加 ( 初 期 NH4-N: 1.9mg/L 継 続 添 加 なし)では にやや 増 加 が 見 られたが NH 4 -N の 減 少 とともに への 移 行 が 進 んでおり 他 の 高 濃 度 添 加 条 件 についても 硝 化 によっ て NH 4 -N 濃 度 が 低 下 することで 同 様 な 傾 向 を 示 すと 考 えられた このことから アンモニ ア 性 窒 素 そのものが 高 いことで 亜 硝 酸 型 硝 化 が 引 き 起 こされることはないと 考 えられた 3 2 1 対 照 3mg/L 5mg/L 7mg/L h 2h 4h 6h h 2h 4h 6h h 2h 4h 6h h 2h 4h 6h h 2h 4h 6h 図 1 アンモニア 性 窒 素 の 硝 化 への 影 響 9mg/L (1サイクル) 3.2 亜 硝 酸 性 窒 素 の 影 響 図 2 に 異 なる 濃 度 の を 添 加 して 硝 化 を 進 めた 時 に 生 成 される 濃 度 の 変 化 を 示 した( 原 水 中 に 含 まれる NH 4 -N から 生 成 する の 影 響 を 除 くために ATU を 予 め 混 合 液 に 添 加 ) の 添 加 濃 度 に 依 存 して 曝 気 開 始 直 後 から 硝 化 の 進 行 度 に 差 が 見 ら れた の 生 成 速 度 で 見 ると 1mg/L 添 加 時 で 4mgN/gMLSS/h 7mg/L では -322-

1.5mgN/gMLSS/h まで 低 下 した 芝 セ( 東 系 )の 平 均 的 な 生 成 速 度 (3 ~ 5mgN/gMLSS/h)から 見 ると 1~ 3mg/L 程 度 の による 硝 化 への 短 期 的 な 影 響 は ないと 考 えられる 一 方 で を 5~ 7mg/L 添 加 したケースでは Rr や 硝 化 速 度 の 低 1 5 (1サイクル) 1mg/L 3mg/L 5mg/L 7mg/L h 2h 4h 6h 8h 1h h 2h 4h 6h 8h 1h h 2h 4h 6h 8h 1h h 2h 4h 6h 8h 1h 図 2 亜 硝 酸 性 窒 素 の 硝 化 への 影 響 下 が 顕 著 に 起 こっており 有 機 物 酸 化 細 菌 と 硝 化 細 菌 のいずれに 対 しても 悪 影 響 を 及 ぼす ことが 確 認 された 3.3 硫 化 物 の 影 響 図 3 に 硫 化 物 添 加 時 の 硝 化 における 窒 素 成 分 の 変 化 を 示 した( 初 期 NH 4 -N: 5mg/L) 無 添 加 と.2mgS/L 添 加 のケースでは 差 が 見 られなかった 2mgS/L では の 生 成 がやや 緩 やかとなり その 結 果 の 蓄 積 が 確 認 された 他 の 条 件 と 比 較 して 2mgS/L で の 生 成 が 遅 れて 始 まったのは 硫 化 物 の 毒 性 によると 考 えられ その 後 濃 度 は 徐 々に 増 加 したのに 対 し の 濃 度 に 増 加 は 見 られなかった 2mgS/L を 添 加 した 混 合 液 中 の 曝 気 開 始 から 1 時 間 後 に 溶 存 硫 化 物 が 検 出 されなかったことや 上 澄 み 液 を 交 換 して 再 度 曝 気 しても 同 様 に の 蓄 積 が 見 られたことから 溶 存 硫 化 物 は 短 時 間 で 活 性 汚 泥 の 硝 化 能 力 を 低 下 させ 特 に の 発 生 に 関 与 する 細 菌 の 働 きを 抑 制 する 効 果 があると 考 えられた また 曝 気 を 進 めることで は 徐 々に 増 加 し 最 大 で 窒 素 成 分 全 体 (NH 4 -N + + )の 33%を 占 めた 窒 素 成 分 に 占 める 割 合 3 2 1 1% 8% 6% 4% 2% % (1サイクル NH 4 -N:3mg/L 添 加 ) 対 照 ( 無 添 加 ).2mgS/L 2mgS/L 2mgS/L h 1h 2h 3h 4h h 1h 2h 3h 4h h 1h 2h 3h 4h h 1h 2h 3h 4h 8h NH4-N NO2-N NO3-N 図 3 溶 存 硫 化 物 が 硝 化 に 与 える 影 響 -323-

図 4 に 溶 存 硫 化 物 を 低 濃 度 範 囲 で 添 加 した 際 の 硝 化 への 影 響 を 示 した 1 サイクルでは.2mgS/L では 影 響 がほとんど 見 られず 2mgS/L でも 影 響 は 小 さかったが サイクル 数 の 増 加 と 伴 って 徐 々に NO2-N の 蓄 積 が 確 認 され.2mgS/L の 添 加 濃 度 でも 亜 硝 酸 型 硝 化 に 移 行 していくことが 確 認 された H21 年 度 の 調 査 では センターの 第 一 沈 殿 池 出 口 で 3~ 9mgS/L の 溶 存 硫 化 物 が 検 出 されており 同 様 な 濃 度 レベルであっても 反 応 槽 への 長 期 間 の 流 入 があった 場 合 亜 硝 酸 型 硝 化 の 一 因 になり 得 ると 考 えられた 4 (NH 4 -N:3mg/L 添 加 ).2mgS/L NO2-N NO3-N 2 4 2mgS/L NO2-N NO3-N 2 対 照 ( 無 添 加 ) 1サイクル 2サイクル 3サイクル 4サイクル 5サイクル 6サイクル 図 4 溶 存 硫 化 物 の 長 時 間 暴 露 による 影 響 3.4 硝 化 抑 制 運 転 による 影 響 亜 硝 酸 型 の 硝 化 が 起 こりやすい 処 理 の 特 徴 として 流 入 下 水 量 の 変 動 等 による 好 気 時 間 の 相 対 的 な 不 足 流 入 水 の 有 機 物 濃 度 の 上 昇 やそれに 伴 う DO の 低 下 が 挙 げられる モデ ル 物 質 としてスクロースを 用 いてこれらの 影 響 を 調 べた 結 果 有 機 物 負 荷 が 低 い 場 合 には 十 分 な 空 気 量 で 曝 気 を 行 うことによって 良 好 に 硝 化 が 進 む 一 方 DO が 低 い 場 合 や 有 機 物 負 荷 が 高 まる 条 件 では 硝 化 速 度 の 低 下 や 硝 化 開 始 の 遅 れが 生 じる 傾 向 が 見 られた 本 系 処 理 施 設 はこれに 類 似 した 状 況 に 曝 されており NH 4 -N や が 残 存 する 処 理 が 連 続 的 に 行 われることが 硝 化 に 及 ぼす 影 響 について 検 討 した 図 5 に 硝 化 を 抑 制 しながら 処 理 を 行 った 時 の 各 窒 素 成 分 の 割 合 を 示 した( 平 均 的 な 運 転 実 施 時 の NH 4 -N は 開 始 時 が 3mg/L 処 理 終 了 時 が 28mg/L 溶 解 性 COD は 同 様 に 28mg/L から 16mg/L に 低 下 ) 硝 化 が 良 好 な 通 常 の 東 系 汚 泥 ( 対 照 汚 泥 )では 6 時 間 程 度 で NH 4 -N が に 完 全 硝 化 する 一 方 2 サイクル 経 過 の 汚 泥 ではやや 硝 化 の 進 みに 遅 れが 見 られ た 4 サイクル 経 過 の 汚 泥 では の 濃 度 に 増 加 が 見 られ 6 サイクルでは の 窒 素 成 分 全 体 (NH 4 -N + + )に 占 める 割 合 が 4%を 占 めた また 実 際 の 水 処 理 運 転 を 考 慮 した 汚 泥 の 引 き 抜 き( 曝 気 24 時 間 に 対 し 2 割 相 当 :SRT5 日 )の 有 無 によ る 硝 化 への 影 響 に 差 は 見 られなかったことから 継 続 的 な 硝 化 の 抑 制 が 硝 化 細 菌 のバラン -324-

スを 崩 す 一 因 になることが 確 認 された 一 方 送 風 倍 率 を 5 倍 程 度 に 設 定 した 運 転 で 汚 泥 引 き 抜 きの 有 無 を 比 較 したところ 引 き 抜 きありの 条 件 において NO2-N の 蓄 積 が 確 認 され た 窒 素 成 分 に 占 める 割 合 2 1 1% 8% 6% 4% 2% % ( 送 風 倍 率 :1 倍 余 剰 引 き 抜 きなし) 対 照 2サイクル 4サイクル 6サイクル h 1h 2h 3h 4h 5h 6h h 1h 2h 3h 4h h 1h 2h 3h 4h 5h 6h h 1h 2h 3h 4h 5h 6h NH4-N NO2-N NO3-N 図 5 低 風 量 の 連 続 運 転 による 硝 化 への 影 響 表 2 にセンターの 処 理 施 設 と 今 回 の 実 験 から 得 られた 硝 化 速 度 の 比 較 を 示 した 汚 泥 性 状 が 良 好 な 東 系 では 流 入 下 水 中 のアンモニア 性 窒 素 濃 度 の 高 低 にかかわらず の 生 成 速 度 が を 途 中 で 逆 転 して 完 全 硝 化 に 至 る 一 方 で 亜 硝 酸 型 の 硝 化 が 起 こりやす い 深 槽 東 や 今 回 実 験 から 得 られた 硫 化 物 添 加 や 硝 化 抑 制 のケースでは 処 理 開 始 直 後 から の 生 成 速 度 が 低 く 好 気 時 間 を 長 くしてもこの 状 態 が 継 続 する そこで 各 実 験 の 結 果 を 亜 硝 酸 型 硝 化 の 大 きさとして 表 わすために NH4-N から NO2-N に 変 化 する 時 の 硝 化 速 度 と NO2-N から NO3-N へ 変 化 する 時 の 硝 化 速 度 をそれぞれ 求 め その 差 を 見 ること で 亜 硝 酸 型 硝 化 の 大 きさを 比 較 した 表 2 芝 セの 処 理 施 設 と 実 験 で 得 られた 硝 化 速 度 の 比 較 (mgn/gmlss/h) 芝 セ( 東 系 ) 芝 セ( 東 系 ) 芝 セ( 深 槽 硫 化 物 2mg/L c 硝 化 抑 制 時 間 (h) 1 2.7 1.5 1..7.6..... 2 4.1 2.8 3.9 3.5 3.6....8. 3 4.3 3.2 5. 4. 5..3 4.2.9 3.3 1. 4. 2.8 5.6 4.4 3.8. 2.2. 4. 1.3 5.. 4.6 3.8 4.2 1.5 4.7 1.6 3.9 1.4 6.. 3.2 5. 5..7 - - 3.6 1.7 7...4 2.5 4.2.6 - - 3..8 a 開 始 時 のアンモニア 性 窒 素 濃 度 :1.9mg/L 8/18 に 調 査 実 施 b 開 始 時 のアンモニア 性 窒 素 濃 度 :22.1mg/L 5/12 に 調 査 実 施 c 6 サイクル 終 了 時 -325-

亜 硝 酸 と 硝 酸 の 生 成 速 度 の 差 (mgn/gmlss/h) 亜 硝 酸 と 硝 酸 の 生 成 速 度 の 差 (mgn/gmlss/h) 3.5 硝 化 速 度 の 差 に よ る 各 要 因 の 影 響 度 比 較 図 6 に 各 要 因 の 影 響 度 を 示 し た ( サ イ ク ル と 記 載 の な い 場 合 は 全 て 1 サ イ ク ル を 示 す ) 溶 存 硫 化 物 に よ る 影 響 は 相 対 的 に 大 き く 送 風 倍 率 の 低 い 運 転 の 継 続 も 同 様 に 亜 硝 酸 型 硝 化 を 顕 著 に 誘 発 す る 大 き な 要 因 で あ る こ と が わ か る 一 方 で 芝 浦 水 再 生 セ ン タ ー の 実 施 設 で 恒 常 的 に 見 ら れ る 亜 硝 酸 型 の 硝 化 は こ う し た 単 独 の 要 因 の 値 と 比 べ て さ ら に 大 きい 値 で あ る こ と が 確 認 さ れ た 今 回 実 施 し た 実 験 は 最 長 で 6 サイクル(4 時 間 6= 24 時 間 ) の 連 続 運 転 で あ り 実 施 設 で は 数 日 か ら 1 週 間 近 い 単 位 で 今 回 の 実 験 条 件 と 同 様 な 処 理 条 件 が 続 く こ と や 各 要 因 の 相 加 効 果 な ど が 実 施 設 で 高 い 値 が 見 ら れ る 原 因 と 考 え ら れ る ま た 本 実 験 の 結 果 か ら 亜 硝 酸 型 硝 化 を 引 き 起 こ さ ず に 硝 化 を 進 め る 条 件 としては 硝 化 速 度 の 差 が 1mgN/gMLSS/h 程 度 を 維 持 す る こ と が 限 界 ラ イ ン で あ る こ と が 確 認 さ れ た 5 4 硫 化 物 風 量 アンモニア 性 窒 素 実 施 設 3 2 亜 硝 酸 型 硝 化 発 生 の 境 界 1 図 6 亜 硝 酸 型 硝 化 を 引 き 起 こ す 各 要 因 の 影 響 度 比 較 3.6 亜 硝 酸 型 硝 化 を 防 止 す る 施 設 機 能 に つ い て 亜 硝 酸 型 硝 化 を 防 止 し て い く た め に は 硝 化 を あ る 程 度 の レ ベ ル で 維 持 し て い く 必 要 が あ る こ と が 今 回 の 実 験 か ら 予 想 さ れ た し た が っ て 今 回 の 実 験 結 果 を セ ン タ ー の 水 処 理 運 転 に 反 映 さ せ て い く た め に ア ン モ ニ ア 性 窒 素 の 硝 化 率 と 硝 化 速 度 の 関 係 を 余 剰 汚 泥 引 き 抜 き の 有 無 別 に 図 7 に 示 し た 通 常 の 処 理 施 設 で は 引 き 抜 き を 考 慮 す る 必 要 が あ る た め 点 線 の グ ラ フ に 示 し た 関 係 と な り 硝 化 の 度 合 い を あ る 程 度 ま で 引 き 上 げ る こ と に よ っ て 亜 硝 酸 型 亜 硝 酸 型 硝 化 を 防 止 す る こ と が (A-HRT4 時 間 で 計 算 ) 4 余 剰 なしのケース 3 余 剰 あり(SRT:5 日 )のケース 2 1 亜 硝 酸 型 硝 化 が 起 こらないレベル 2 4 6 8 1 アンモニア 性 窒 素 硝 化 率 (mg/gmlss/h) 図 7 亜 硝 酸 型 硝 化 の 防 止 に 必 要 な 施 設 機 能 -326-

できると 考 えられた この 関 係 から 現 有 の 芝 セの 処 理 施 設 を 使 用 する 場 合 には 硝 化 速 度 を 7~ 9mgN/gMLSS/h で 維 持 していく 必 要 があることが 確 認 された この 値 は 比 較 的 処 理 状 況 の 良 い 夏 季 の 活 性 汚 泥 が 持 つ 硝 化 速 度 の 2 倍 程 度 となり 現 在 の 施 設 の 規 模 や 性 能 で は 亜 硝 酸 型 の 硝 化 は 避 けられないことがわかる 4 まとめ 種 々の 要 因 が 亜 硝 酸 型 の 硝 化 を 引 き 起 こす 要 因 となることが 確 認 された また 現 在 の 芝 セは 施 設 規 模 や 処 理 設 備 の 性 能 から 見 ると 亜 硝 酸 型 の 硝 化 を 防 止 するためには 不 十 分 であることが 定 量 的 な 観 点 から 明 らかとなった 今 回 ビーカー 実 験 によってある 程 度 の 条 件 が 整 理 されたことから 今 後 はパイロットプ ラントや 実 施 設 を 活 用 した 実 証 実 験 や 亜 硝 酸 型 の 硝 化 を 起 こしている 処 理 状 況 を 改 善 す るための 手 法 の 検 討 などが 課 題 と 考 えられる -327-