2015 年 1 月 脂 肪 と 糖 の 研 究 室 値 上 げラッシュイヤー2015 懐 だけでなく 健 康 も 直 撃!? 働 く 人 のランチ 習 慣 実 態 調 査 半 数 が 脂 肪 と 糖 依 存 を 自 覚 値 上 げ 実 感 で 美 味 しさ よりも 価 格 ( 安 さ) 路 線 拡 大 へ 早 ドカ 食 いのリスクが 高 まる 知 っているつもり!? 炭 水 化 物 と 糖 質 の 理 解 の 浅 さが 浮 き 彫 りに 脂 肪 と 糖 の 研 究 室 は 働 く 男 女 1,000 名 に 対 し 働 く 人 のランチ 習 慣 実 態 調 査 を 実 施 いたしました 厚 生 労 働 省 による 新 たな 日 本 人 の 食 事 摂 取 基 準 (2015 年 版 ) でも 生 活 習 慣 病 リスクが 注 視 されているなか その 大 きな 要 因 のひとつとされている 脂 質 糖 質 への 依 存 の 傾 向 がランチにも 顕 著 に 現 れ より 一 層 のケアが 必 要 となっている 現 代 人 の 食 習 慣 が 浮 き 彫 りになりました 糖 質 たっぷり 炭 水 化 物 依 存 自 覚 65.2% 脂 質 依 存 は 49.8% 半 数 以 上 が 丼 やラーメン パン 等 糖 質 たっぷり 単 品 メニューを 食 べる 定 食 派 でも 半 数 が 揚 げ 物 や 焼 肉 等 脂 質 傾 向 食 を 選 択 ご 飯 おかわり/ 大 盛 り 無 料 炭 水 化 物 炭 水 化 物 派 の 男 性 4 割 超 女 性 も 2~3 割 に 炭 水 化 物 依 存 自 覚 者 は 65.2% 脂 質 依 存 は 49.8%に さらに 炭 水 化 物 ( 糖 質 ) 依 存 自 覚 者 のうち 脂 質 も 依 存 は 63% 脂 肪 と 糖 に 依 存 が 浮 き 彫 りに 知 ったつもり!? 炭 水 化 物 には 糖 質 が 多 く 含 まれている ことの 理 解 が 浅 い 炭 水 化 物 に 糖 質 が 多 く 含 まれていることを 知 っている 46.9% 和 食 に 油 断?そば うどん おにぎりには 炭 水 化 物 は 多 く 含 まれている が 糖 質 は 多 く 含 まれていない 回 答 者 多 数 ランチ 値 上 がり 6 割 実 感 美 味 しさ< 低 価 格 を 求 め 早 い 旨 い 安 いの 単 品 傾 向 へ!? ランチに 求 めるのは 1 位 価 格 の 安 さ (71.3%) 2 位 おいしさ (54.7%) 3 位 栄 養 バランス (36.6%) 4 位 早 さ 効 率 (35.2%) 最 近 の 食 品 値 上 がりで ランチ 値 上 がり を 実 感 している 人 6 割 対 策 は 外 食 を 減 らす 弁 当 へ 切 り 替 え の 他 お 腹 にたまるものを 価 格 重 視 品 数 を 減 らす 何 も 変 えていない 早 い 旨 い 安 い のランチ 代 表 メニューであるラーメ ン 丼 といった 単 品 傾 向 へますます 拍 車 がかかる 可 能 性 が 大 きい 浅 野 まみこ 氏 ( 管 理 栄 養 士 )コメント 今 回 の 調 査 では 半 数 が 脂 肪 と 糖 に 依 存 を 自 覚 となりましたが 予 備 軍 も 含 めると まだ 多 く 存 在 すると 考 え ています ランチでは 定 食 と 比 べて 単 品 メニューを 選 ぶ 人 が 多 く さらには 定 食 派 も 揚 げ 物 中 心 になっていまし た 依 存 は 習 慣 です 朝 食 や 夕 食 でも 振 り 返 ってみると さらにリアルな 依 存 傾 向 が 見 られるかもしれません 脂 肪 や 糖 はもともとはカラダにとって 必 要 なものですが 現 代 の 食 生 活 や 環 境 はそれを 常 に 美 味 しく 低 価 格 に 摂 取 できる 環 境 にあり 過 剰 摂 取 が 習 慣 化 してしまっていることが 大 きな 問 題 と 考 えられます 現 代 の 忙 しい 食 生 活 や 限 られた 予 算 の 中 で 日 々の 食 生 活 を 考 え 調 整 していくことはとても 大 変 なことです 毎 日 健 康 的 な 模 範 となるような 食 事 をする 必 要 はありませんが 食 事 を 楽 しむことや 美 味 しさを 感 じる 余 裕 をもつことは 脂 肪 や 糖 への 依 存 を 減 らし 日 々の 食 生 活 を 振 り 返 るきっかけや 自 分 のカラダを 気 遣 うきっかけとなります 今 回 の 調 査 を 機 に 是 非 多 くの 人 にまずは 自 身 の 食 生 活 を 振 り 返 っていただけることを 期 待 しています 1
ラーメン 丼 パスタ 等 の 単 品 をよく 食 べる 人 は 4 割 おにぎり パンを 含 めると 7 割 に 働 く 人 のランチは 炭 水 化 物 と 脂 肪 だらけ 半 数 近 くが 野 菜 をほとんど 摂 取 していない ランチで 食 べることの 多 いメニューでは 糖 質 や 脂 質 をたっぷり 含 むことの 多 いラーメンや 丼 パスタと いった 単 品 を 頼 む 人 が 定 食 ( 単 品 ものを 主 軸 とした 定 食 を 含 まない) を 頼 む 人 の 3 倍 近 くになり さらに 炭 水 化 物 の 代 表 である おにぎり パン 派 を 加 えると 7 割 にものぼりました 定 食 のなかでも 揚 げ 物 やハンバーグや 肉 等 脂 質 メニューを 選 ぶ 人 は 半 数 に 及 ぶとともに 野 菜 を 食 べない 人 が 4 割 近 く 存 在 するという まさに 脂 肪 と 糖 にまみれているランチの 実 態 が 浮 き 彫 りになりました Q. 普 段 ランチで 食 べることの 多 いメニュー(1~3 位 ) 回 答 形 式 : 複 数 回 答 /n=981 その 他 対 象 = 普 段 ランチを 食 べている 人 ファストフード パン 11.0% 単 品 2.9% 12.4% 41.9% 丼 ラーメン カレーライス ピザ/パスタ 蕎 麦 /うどん おにぎり 16.3% 15.5% 定 食 Q. 野 菜 を 意 識 して 食 べている 回 答 形 式 : 単 一 回 答 /n=981 全 く 意 識 せず 食 べていない ランチで 野 菜 は 食 べない 8.5% 8.6% 26.5% 意 識 して 必 ず 食 べる 対 象 = 普 段 ランチを 食 べている 人 24.0 % あまり 意 識 して 食 べていない 32.5% 何 となく 意 識 して 食 べる 2
おかわり/ 大 盛 無 料 炭 水 化 物 炭 水 化 物 をしてしまう 男 性 は 4 割 超 女 子 も 2~3 割 に 全 体 的 に 15 分 以 内 で 食 べる 人 が 多 く 早 ドカ 食 い 傾 向 に おかわり/ 大 盛 無 料 や 主 食 主 食 の 組 み 合 わせを 食 べる 人 は 男 性 では 4 割 を 超 え 女 性 でも 2 ~3 割 にのぼりました その 食 べ 合 わせは 男 性 はご 飯 やラーメン うどんといった 麺 類 との 組 み 合 わ せが 多 いのに 対 し 女 性 はパンやおにぎりといった 手 軽 なものが 多 いようです また 実 際 にランチを 食 べている 時 間 は 15 分 以 内 が 多 く 全 体 的 に 早 ドカ 食 い の 傾 向 が 見 られます さらに 炭 水 化 物 摂 取 量 が 多 い 人 の 方 が 5 分 以 内 と 回 答 する 人 が 多 かったのも 特 徴 です Q. 大 盛 り/おかわり 無 料 サービス の 利 用 回 答 形 式 = 単 一 回 答 /n=1034( 全 体 ) 0 10 20 30 40 50 (%) よく 利 用 たまに 利 用 2.6 14.5 18.4 30.4 男 性 (n=496) 女 性 (n=538) どちらともいえない 7.6 16.3 ほとんど 利 用 しない 22.2 29.9 全 く 利 用 しない 16.5 41.4 Q. 主 食 主 食 を 食 べる 頻 度 回 答 形 式 = 単 一 回 答 /n=1034( 全 体 ) 0 10 20 30 40 50 (%) よく 一 緒 に 食 べる 6.3 9.9 男 性 (n=496) 女 性 (n=538) たまに 一 緒 に 食 べる 26.6 33.5 どちらともいえない 9.5 22.4 ほとんど 一 緒 に 食 べない 26.6 39.6 全 く 一 緒 に 食 べない 7.7 18.0 Q. 実 際 にランチメニューにかける 時 間 回 答 形 式 = 単 一 回 答 /981 0 5 10 15 20 25 30 35 対 象 = 普 段 ランチを 食 べている 人 (%) 5 分 未 満 10 分 程 度 15 分 程 度 20 分 程 度 25 分 程 度 30 分 程 度 35 分 程 度 40 分 以 上 3
炭 水 化 物 依 存 自 覚 は 6 割 超 脂 質 依 存 自 覚 も 半 数 食 べないと 気 持 ち 悪 くなる 他 に 食 べるものがない 等 脂 肪 と 糖 への 依 存 は 深 刻 化 自 身 のランチ 習 慣 を 振 り 返 って 炭 水 化 物 と 脂 に 依 存 しているかどうかの 問 いに 対 して 炭 水 化 物 は 全 体 の 6 割 超 が 依 存 傾 向 を 自 覚 しており 脂 も 約 5 割 を 占 めています さらに 炭 水 化 物 依 存 自 覚 者 のうち 脂 質 依 存 自 覚 者 は 6 割 にも 及 んでいます その 理 由 は お 腹 にたまるから 炭 水 化 物 以 外 は 食 べた 気 がしない 他 に 食 べるものがない 等 摂 取 する 習 慣 から 抜 け 出 せない 様 子 が 伺 える とともに 抜 くとイライラする 食 べないと 気 持 ち 悪 くなる と 生 活 への 影 響 が 見 受 けられる 人 もいます 脂 肪 では 揚 げ 物 がないと 満 足 できない 脂 身 を 食 べないと 食 事 をした 気 がしない 等 脂 肪 と 糖 への 依 存 傾 向 は 深 刻 化 しているようです Q. 炭 水 化 物 に 依 存 していると 思 うか 回 答 形 式 = 単 一 回 答 /n=1034( 全 体 ) 全 く 依 存 していない あまり 依 存 していない 10.6% 30.4% 24.2% 34.8% 完 全 に 依 存 している [ 依 存 していると 思 う 理 由 ] 回 答 形 式 = 自 由 回 答 いつも 無 意 識 に 食 べている 抜 くとイライラする ご 飯 麺 など 必 ずないとおかずが 食 べられない 炭 水 化 物 を 食 べないとお 腹 が 気 持 ち 悪 くなる ( 炭 水 化 物 を 食 べても) 炭 水 化 物 を 食 べた 気 にならない 無 性 にラーメンが 食 べたくなるし 飲 んだ 後 の 〆 は 必 ず 食 べる ごはんを 食 べるときはたくさんおかわりしないと 満 足 できないから 1 日 必 ず 麺 と 決 めている 食 べるもののほとんどが 炭 水 化 物 である 気 がするため 少 し 依 存 している Q. 脂 に 依 存 していると 思 うか 回 答 形 式 = 単 一 回 答 /n=1034( 全 体 ) 全 く 依 存 していない 完 全 に 依 存 している [ 依 存 していると 思 う 理 由 ] 回 答 形 式 = 自 由 回 答 あまり 依 存 していない 13.1% 37.1% 13.4% 36.4% 揚 げ 物 がないと 満 足 できない 油 が 少 ない 料 理 だと 満 足 しない すぐに 空 腹 感 が 来 る お 弁 当 でも 一 品 揚 げ 物 などが 入 っている 物 を 選 んでしまう 1 日 に 1 度 は 食 べたい コッテリ が 好 き 必 ず 脂 っぽいものを 食 べる 揚 げ 物 を 必 ず 頼 む 食 べないと 心 配 脂 身 を 食 べないと 食 事 をした 気 がしない バターでもかじりたいくらい 好 き 少 し 依 存 している 4
炭 水 化 物 に 糖 質 がたっぷり 含 まれている を 知 らない 人 が 半 数 以 上! 知 っている と 回 答 している 人 も 理 解 は 浅 い 傾 向 が 見 られる 炭 水 化 物 には 糖 質 が 多 く 含 まれること を 知 っているか という 問 いに 対 しては 知 らない が 53.1% と 知 っている を 上 回 りました しかしながら 同 じメニューで 炭 水 化 物 が 多 く 含 まれている 糖 質 が 多 く 含 まれている を 選 択 してもらったところ( 複 数 回 答 ) 同 じメニューを 選 択 するはずのところ 同 じメ ニューをチェックした 人 は 少 なく きちんと 理 解 されていない 実 態 が 浮 き 彫 りになりました その 傾 向 は おにぎりやそば うどんといった 和 食 メニューの 方 がラーメン パスタよりもその 傾 向 が 大 きく 和 食 は 安 心 と 認 識 されているようです 誤 った 知 識 での 誤 ったダイエットは 続 けても 成 果 が 出 ないだけでは なく 体 調 への 影 響 も 懸 念 されます Q. 炭 水 化 物 には 糖 質 が 多 く 含 まれている ことを 知 っている 回 答 形 式 = 単 一 回 答 /n=1034( 全 体 ) 言 葉 自 体 知 らない 8.4% 知 っている 知 らない 15.4% 46.9 % あまり 知 らない 29.3% Q. 炭 水 化 物 糖 質 脂 質 が 含 まれているメニュー 選 択 回 答 形 式 = 複 数 回 答 /n=1034( 全 体 ) (%) 80.0 75.4 75.7 炭 水 化 物 糖 質 脂 質 70.0 66.4 67.6 65.8 66.7 60.0 50.0 45.5 56.8 45.0 48.2 59.9 51.5 59.4 57.0 57.5 53.8 40.0 32.6 33.1 30.0 20.0 24.8 22.3 20.2 15.0 23.9 27.7 26.6 28.3 15.6 10.0 4.9 3.6 10.4 0.0 ラーメン カレー ピザ パスタ そば うどん パン おにぎり 牛 丼 天 丼 カツ 丼 海 鮮 丼 5
ランチに 求 めるのは 美 味 しさ(54.7%)よりも 低 価 格 (71.3%) 増 税 食 品 値 上 げがランチを 直 撃! 値 上 がり 実 感 は 6 割 に 単 品 傾 向 に 拍 車 がかかる!? ランチに 求 めるのは 美 味 しさ (54.7%)よりも 価 格 の 安 さ (71.3%)で さらには 早 さ 効 率 (35.2%) が 4 位 となり 美 味 しさや 栄 養 バランスといった 食 の 根 本 が 二 の 次 になってしまっている 実 態 が 浮 き 彫 りになりました また 昨 年 から 続 く 値 上 げによる ランチ への 影 響 は 約 6 割 の 人 が 値 上 がりを 実 感 しており 食 べたいものより 安 さ 重 視 が 約 3 割 品 数 を 減 らす お 腹 にたまるものを 選 ぶ がそれ ぞれ 1 割 います これは お 腹 にたまりやすく 早 い 旨 い 安 い 三 拍 子 揃 ったラーメンや 丼 といった 単 品 傾 向 が 想 定 され 脂 肪 と 糖 傾 向 にますます 拍 車 がかかっていきそうです Q.ランチ 選 びに 求 めること 回 答 形 式 = 複 数 回 答 /n=981 0 20 40 60 80 100 (%) おいしさ 54.7 価 格 の 安 さ 71.3 栄 養 バランス 早 さ 効 率 36.6 35.2 他 ジャンル 12.3 デザート ドリンク 4.2 なんとなく 14.4 いつも 決 まっている その 他 5.6 1.6 対 象 = 普 段 ランチを 食 べている 人 Q. 増 税 食 品 値 上 げによる ランチ 値 上 がり の 実 感 と 対 応 策 n=1034( 全 体 ) 全 く 実 感 していない 8.3% 18.7% 実 感 している あまり 実 感 していない 32.9% 40.1% やや 実 感 している 回 答 形 式 = 単 一 回 答 0 10 20 30 40 (%) 品 数 を 減 らす お 腹 にたまりやすいメニュー 選 択 食 べたいものより 価 格 重 視 サービスがある 店 を 選 ぶ 回 数 増 加 外 食 を 減 らす お 弁 当 切 り 替 え 食 べない その 他 何 も 変 えていない 1.2 4.1 3.5 9.2 10.0 20.4 25.7 28.1 33.7 回 答 形 式 = 複 数 回 答 6
年 末 年 始 に 太 った のは 21.6% 痩 せた 4.2% 平 均 は 2.2 kg 増 2.9 kg 減 健 康 意 識 が 低 い 男 性 の 方 がリスク 高 い!? 増 減 幅 が 大 きい 傾 向 2.5 kg 増 3.3 kg 減 1 日 3 食 のトータルバランスを 心 がけている の 問 いに 対 し 男 性 の 半 数 以 上 が 心 がけていない と 回 答 女 性 よりも 約 15% 近 い 差 となっています そんな 男 性 ですが この 年 末 年 始 では 女 性 よりも 体 重 の 増 減 幅 が 大 きくなっています 年 末 年 始 によく 食 べた 料 理 は 女 性 は 餅 ピザ パスタ といった 糖 質 たっぷりメニューを 多 く 食 べた 一 方 で 鍋 や 野 菜 煮 物 といったメニューでバランスをとっている 傾 向 が 伺 えますが 男 性 は ラーメン 揚 げ 物 が 女 性 よりも 多 いものの 野 菜 の 摂 取 が 少 なかったよ うです お 酒 の 量 も 影 響 していることも 想 定 されますが 日 頃 の 自 身 の 身 体 へのケアが 十 分 でないこと の 影 響 も 推 察 できます 体 重 が 大 幅 に 増 減 する 人 は 生 活 習 慣 病 の 死 亡 リスクが 高 くなるという 厚 生 労 働 省 のレポートもあり 早 ドカ 食 いの 傾 向 のある 男 性 は 特 に 注 意 が 必 要 です Q.1 日 3 食 トータルバランスの 意 識 回 答 形 式 = 単 一 回 答 /n=1034( 全 体 ) 強 く 心 がけている ある 程 度 は 心 がけている あまり 心 がけていない 全 く 心 がけていない 0 20 40 60 6.0 8.2 41.3 52.8 35.7 29.6 16.9 9.5 (%) 男 性 女 性 Q. 年 末 年 始 の 体 重 増 減 回 答 形 式 = 単 一 回 答 /n=1034( 全 体 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 (%) 増 えた 変 わらない 18.5 ( 平 均 2.5 kg) 24.3 ( 平 均 1.9 kg) 60.3 57.1 男 性 女 性 減 った 4.8 ( 平 均 3.3 kg) 3.5 ( 平 均 2.5 kg) 測 っていない 16.3 15.1 Q. 年 末 年 始 によく 食 べたメニュー 回 答 形 式 = 複 数 回 答 /n=1034( 全 体 ) 揚 物 ヒ サ /ハ スタ パン 系 ご 飯 系 鍋 ラーメン 丼 カレー 煮 物 刺 身 野 菜 餅 その 他 年 末 年 始 男 性 30.2 11.9 13.1 30.0 33.5 24.4 9.5 8.7 9.9 25.6 18.8 9.3 4.4 女 性 31.2 19.1 16.5 36.8 42.8 13.0 2.2 5.4 15.8 24.9 24.9 12.3 8.7 男 性 20.0 6.5 9.7 27.4 24.4 15.9 5.2 6.9 15.7 24.2 16.3 39.3 5.8 女 性 16.5 7.2 11.3 30.9 30.7 9.7 2.0 4.5 22.1 27.3 23.0 47.8 9.7 単 位 (%) 7
調 査 概 要 期 間 : 2015 年 1 月 7 日 ( 水 )~8 日 ( 木 ) 地 域 : 全 国 対 象 : 20~50 代 の 働 く 男 女 回 答 人 数 : 1,000 名 ( 男 女 各 500 名 ) 方 法 : インターネット 調 査 浅 野 まみこ 氏 ( 管 理 栄 養 士 ) 総 括 満 腹 になる 食 べ 物 を 求 めていませんか?この 習 慣 こそが 依 存 度 をあげる 一 因 です 脂 質 と 糖 質 は エネルギー 源 のメインであり 私 たちが 必 要 とする 栄 養 素 の 主 たるもの カラダが 欲 する のは 当 然 のことで 摂 取 しなくてはいけない 栄 養 素 なのです しかし 現 代 では カラダが 必 要 とする 以 上 に 過 剰 に 摂 取 していること 過 剰 摂 取 が 習 慣 化 していること があり ここが 大 きな 問 題 なのです 今 回 の 調 査 では 食 べる 際 に なるべくお 腹 がいっぱいになるもの を 優 先 しているほか コストを 抑 えるため 低 価 格 を 重 要 視 する 方 も 多 く これは 低 価 格 で 健 康 的 な 食 事 ではなく 低 価 格 で 満 腹 になる 食 べ 物 を 求 めている と 考 えられます この 習 慣 が 脂 肪 や 糖 の 依 存 度 をあげる 一 因 となるのです みえる 糖 には 敏 感 見 えない 糖 には 鈍 感 間 違 った 認 識 はリスクを 高 めます 今 回 の 調 査 では 脂 肪 や 糖 に 対 しての 知 識 不 足 も 大 きいことが 分 かりました みえる 糖 には 敏 感 ですが みえない 糖 への 注 意 が 低 いことは 炭 水 化 物 と 糖 が 含 まれているメニューを 選 ぶ 設 問 から 見 て も 明 らかです さらに これまで 多 くの 人 の 栄 養 指 導 をしてきて 高 カロリーということは 関 心 も 高 く 理 解 もあ るようですが 脂 質 の 種 類 によっての 健 康 への 影 響 は 理 解 されていないことが 多 いです こういった 誤 った 認 識 こそが 誤 った 習 慣 を 招 き 生 活 習 慣 病 のリスクを 高 めます 満 腹 で 満 足 するのではなく 食 事 を 楽 しむ 感 覚 を 現 代 の 食 事 の 傾 向 として 食 事 に 対 しての 重 要 度 や 関 心 が 希 薄 になり 食 事 を 楽 しむ という 感 覚 よりも 空 腹 を 満 たすもの と 位 置 付 けている 傾 向 があるように 感 じます そのため 短 時 間 でお 腹 が 満 たされ その 瞬 間 に 満 足 度 を 感 じるものに 依 存 していく 傾 向 があるのではないでしょうか その 象 徴 が まさに 今 回 の 調 査 の ランチですが この 調 査 をきっかけに 味 そのものや 食 事 自 体 を 楽 しむ 感 覚 を 意 識 してみてください 8