浜 頓 別 町 交 流 館 ( 仮 称 )の 整 備 構 想 平 成 26 年 12 月 浜 頓 別 町 1
1 はじめに ( 仮 称 ) 浜 頓 別 町 物 産 館 は 平 成 21 年 度 から 10 か 年 の 第 5 次 浜 頓 別 町 まちづくり 計 画 で 各 産 業 の 連 携 交 流 拠 点 になるとともに 物 産 の 販 売 拠 点 となるような 交 流 施 設 として 位 置 付 けられています 一 方 その 整 備 を 望 む 声 も 色 々な 機 会 を 通 じ 町 に 届 けられてきました また 道 の 駅 という 視 点 では 旅 行 関 係 事 業 者 に 意 見 を 求 めると 国 道 275 号 238 号 を 通 じて 他 地 域 の 既 存 施 設 との 距 離 的 にも 地 域 的 にも 浜 頓 別 町 は 丁 度 良 い 位 置 にあると 期 待 の 声 があります 町 としては この 整 備 を 進 めるべく 計 画 段 階 からの 住 民 の 皆 さんとの 協 働 を 柱 に 一 般 公 募 による 委 員 と 関 係 団 体 等 による 検 討 会 議 を 立 ち 上 げし 議 論 を 深 めていただいてきました この 間 検 討 会 議 において 主 体 的 に 各 地 のこうした 施 設 の 資 料 収 集 や 町 内 の 学 生 向 けアン ケート 調 査 等 を 行 い 平 成 25 年 5 月 からこれまでに11 回 の 検 討 会 議 が 開 催 され この 度 ( 平 成 26 年 10 月 24 日 ) 町 に 対 してその 検 討 にかかる 中 間 報 告 をいただきました その 中 間 報 告 は 全 18 頁 と 資 料 編 で 構 成 されていますが 次 項 ではその 概 要 を 掲 載 しました 町 として その 中 間 報 告 も 踏 まえまして 整 備 構 想 をまとめましたので 住 民 の 皆 さんとの 共 通 理 解 のもと 構 想 の 実 現 に 向 けようとするものであります 2 検 討 会 議 の 中 間 報 告 の 概 要 浜 頓 別 町 の 現 状 町 内 には 気 軽 に 集 まれる 施 設 が 少 ない ( 乳 幼 児 子 ども 大 人 高 齢 者 等 ) 町 の 様 々な 情 報 を 発 信 できる 場 所 が 少 なく 町 民 および 観 光 客 等 が 情 報 を 収 集 できる 場 所 が 集 中 していない 全 道 的 に 見 て 道 の 駅 や 物 産 館 などの 運 営 は 厳 しく 大 きな 収 益 は 見 込 めない 人 口 が 減 少 する 中 将 来 の 子 ども 達 のことを 見 据 えて 検 討 すべき どのような 施 設 が 町 民 に 求 められているか 子 どもからお 年 寄 りまで 安 心 して 集 まり 情 報 発 信 物 販 人 的 交 流 ができる 施 設 具 体 的 な 施 設 像 観 光 情 報 町 の 情 報 道 路 情 報 などの 情 報 発 信 喫 茶 コーナーやファストフードなど 軽 食 の 提 供 足 湯 ベンチ 空 間 椅 子 やテーブルを 配 置 したくつろぎコーナー 土 産 品 や 銘 菓 スワットン 商 品 などの 物 産 キッズコーナー 展 示 コーナー イベントスペースなどのフリースペース 2
その 他 浜 頓 別 町 を 象 徴 するもの 整 備 構 想 1 施 設 整 備 の 目 的 子 どもから 高 齢 者 障 がい 者 も 健 常 者 も 町 民 誰 もが 気 軽 に 交 流 ができ 併 せて 町 の 総 合 案 内 と 宣 伝 機 能 を 有 し 観 光 情 報 や 土 産 品 優 良 特 産 品 など 様 々な 情 報 を 内 外 に 発 信 する 拠 点 として 更 には 町 に 訪 れる 人 たちもくつろぎ 町 民 がこうした 人 たちとも 交 流 できる 施 設 とし て 整 備 することにより 各 産 業 の 振 興 と 町 の 賑 わいづくりに 寄 与 し 地 域 の 元 気 創 出 地 域 創 生 に 寄 与 することを 目 的 とする 2 施 設 の 理 念 考 え 方 (コンセプト) 情 報 発 信 機 能 ( 文 化 歴 史 名 所 特 産 品 などの 情 報 を 活 用 し 多 様 なサービスの 提 供 ) 地 域 コミュニティー 機 能 ( 幼 児 から 高 齢 者 まで 安 心 して 集 える 空 間 ) 幼 児 や 児 童 生 徒 の 作 品 町 民 の 趣 味 や 手 芸 などの 作 品 展 示 各 種 サークル 活 動 やミニ 発 表 会 など 文 化 交 流 の 拠 点 休 憩 機 能 ( 道 路 利 用 者 への 快 適 な 空 間 と 新 たな 交 流 の 場 ) 施 設 は 道 の 駅 の 機 能 を 併 せ 持 ち 整 備 後 はその 登 録 を 目 指 すものとする 3 施 設 の 設 置 場 所 施 設 の 目 的 や 理 念 を 考 慮 し 浜 頓 別 アメニティ 公 園 (コミュニティーゾーン) 内 の 一 部 とする 都 市 公 園 のコミュニティーゾーンとして 位 置 づけられている 国 道 275 号 沿 いで 国 道 238 号 との 交 点 にも 近 く 町 内 でも 最 も 交 通 量 が 多 い また 住 民 の 足 である バスターミナル が 隣 接 している クッチャロ 湖 ベニヤ 原 生 花 園 ウソタンナイ 砂 金 公 園 への 分 岐 点 である 商 店 街 役 場 多 目 的 アリーナ 図 書 館 郷 土 資 料 館 加 工 研 究 所 が 近 接 しており これら 施 設 との 連 動 が 図 られる 徒 歩 圏 内 で 利 用 できる 場 所 である 4 施 設 の 概 要 一 部 2 階 建 て 木 造 建 築 物 延 べ 約 1,000m2 (1 階 約 770m2 2 階 約 230m2) 1 管 理 運 営 事 務 室 と 付 随 する 施 設 約 110m2 3
施 設 を 管 理 運 営 する 団 体 の 事 務 室 と 書 庫 等 2 多 目 的 会 議 室 約 120m2 会 議 室 ( 間 仕 切 りにより 大 中 小 の 会 議 室 ) 3 総 合 案 内 所 約 40m2 土 日 曜 日 祝 祭 日 も 情 報 を 発 信 温 泉 や 特 産 品 酪 農 体 験 など 地 域 固 有 の 観 光 資 源 (クッチャロ 湖 ベニヤ 原 生 花 園 砂 金 公 園 )を 組 み 合 わせて 地 域 資 源 をパッケージ 化 し 魅 力 ある 情 報 の 発 信 宿 泊 施 設 飲 食 店 情 報 など 商 店 街 と 連 携 した 情 報 の 提 供 事 務 室 兼 休 憩 室 4キッズコーナー 約 250m2 幼 児 から 小 学 校 低 学 年 スペース(コンビネーション 遊 具 キッズスペース ボールプール) 5くつろぎコーナー(キッズコーナーと 一 体 ) 約 200m2 キッズコーナーで 遊 ぶ 子 供 の 見 守 りが 可 能 なスペース 椅 子 テーブル 等 を 配 置 した 休 憩 スペース 及 び 展 示 コーナー 喫 茶 テイクアウト(アイス 特 産 品 を 利 用 した 物 )できるスペース 6 軽 食 カフェ 約 100m2 新 規 開 業 者 などの 場 7 物 産 ( 販 売 ) 約 60m2 品 数 は 限 られるが 将 来 的 に 町 内 特 産 品 やお 土 産 品 の 集 約 を 図 り ここに 来 たらお 土 産 品 が 買 える 直 売 所 ( 通 販 も 含 む) 加 工 研 究 所 等 で 製 造 する 特 産 品 などの 販 売 スペース 8トイレ 約 70m2 女 子 8 基 男 子 ( 大 )4 基 男 子 ( 小 )6 基 多 目 的 用 1 基 9その 他 通 路 約 50m2 10 屋 外 フリースペース カバードウオーク( 軒 下 を 利 用 したフリーマーケット 等 ) 約 100m2 イベント 等 に 利 用 可 能 な 体 験 交 流 スペース( 広 場 等 ) 5 その 他 誰 もが 安 心 して 利 用 できるよう ユニバーサルデザインに 十 分 配 慮 する 環 境 に 優 しく 地 域 性 を 考 慮 した 構 造 とする 建 設 コストはもちろん 維 持 管 理 コストに 配 慮 する 4
6 将 来 に 向 けて 販 売 提 供 する 品 物 として 想 定 される 産 品 水 産 物 (カニ ホタテ 鮭 タコ) 町 内 の 優 良 特 産 品 (17 品 目 ) スワットングッズ 個 人 や 団 体 で 生 産 している 産 物 個 人 レベルの 加 工 製 品 リサイクル 品 その 他 7 町 への 効 果 安 心 快 適 な 多 機 能 型 の 施 設 を 提 供 することにより 地 域 住 民 や 観 光 客 等 が 集 い きめ 細 や かな 観 光 情 報 の 提 供 イベントの 実 施 特 産 品 等 の 紹 介 販 売 など 内 外 の 交 流 人 口 の 拡 大 効 果 につながる 地 域 の 交 流 の 場 農 産 品 等 の 生 産 者 間 の 交 流 の 場 となり 地 域 コミュニティーの 拡 大 効 果 につながる 軽 食 カフェ 案 内 人 など 地 域 の 雇 用 就 業 拡 大 効 果 につながる 8 管 理 運 営 体 制 参 考 までに 国 土 交 通 省 の 道 の 駅 管 理 運 営 状 況 によると 平 成 25 年 9 月 現 在 全 国 1,004 箇 所 のうち 自 治 体 運 営 が158 件 (15.7%) 非 営 利 団 体 などの 第 三 セクタ ー312 件 (31.1%) 財 団 法 人 等 ( 観 光 施 設 管 理 協 会 地 域 振 興 財 団 等 )への 委 託 89 件 (8.9%) 民 間 等 への 指 定 管 理 者 445 件 (44.3%)となっている 道 内 の 道 の 駅 を 例 にすると 114 箇 所 ( 北 海 道 道 の 駅 連 絡 協 議 会 平 成 24 年 3 月 末 )の うち 自 治 体 運 営 が1 割 第 三 セクター 及 び 財 団 法 人 への 委 託 が4 割 指 定 管 理 者 等 が5 割 となっている 商 工 会 が 入 ったり 委 託 を 受 けたりしている 町 村 は これまでの 調 査 では 中 札 内 村 日 高 町 足 寄 町 遠 別 町 美 幌 町 大 樹 町 天 塩 町 陸 別 町 新 篠 津 村 東 川 町 雄 武 町 興 部 町 寿 都 町 の13 町 村 である 本 施 設 は 公 共 公 益 事 業 と 一 部 収 益 事 業 の 両 面 を 併 せ 持 つ 施 設 であり 収 益 事 業 部 分 に 関 して は 原 則 採 算 性 を 確 保 するものとなるが 地 域 事 情 を 考 慮 すると それは 難 しいと 思 われる しかし 収 益 事 業 として 展 開 する 販 売 部 門 や 飲 食 部 門 の 魅 力 が 集 客 力 に 直 結 することから 基 本 的 に 民 間 感 覚 での 経 営 努 力 が 求 められる 5
管 理 運 営 主 体 は 公 共 公 益 機 能 部 分 の 維 持 管 理 を 担 うとともに 本 施 設 の 整 備 目 的 を 達 成 す るための 社 会 的 貢 献 を 果 たすこととなる 上 記 のことを 踏 まえ 施 設 の 全 部 又 は 一 部 の 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 など 望 ましい 管 理 運 営 のあり 方 について 検 討 を 要 します また 管 理 運 営 主 体 は 本 施 設 の 目 的 を 踏 まえた 効 果 的 な 事 業 の 展 開 継 続 を 担 うことのできる 体 制 でなければならないものであり 既 存 の 組 織 のほ か 新 たな 組 織 の 設 立 も 含 めて 施 設 計 画 や 地 域 性 を 考 慮 しながら 今 後 検 討 を 進 めていく ものである 9 交 通 量 調 査 平 成 22 年 度 道 路 交 通 センサスによると 一 般 国 道 238 号 では 起 点 を 頓 別 港 線 終 点 を 一 般 国 道 275 号 の 各 交 点 で 昼 間 12 時 間 自 動 車 類 交 通 量 ( 午 前 7 時 ~ 午 後 7 時 )は 上 下 合 計 で2,353 台 24 時 間 自 動 車 類 交 通 量 ( 午 前 7 時 ~ 翌 日 午 前 7 時 )は 上 下 合 計 で2,706 台 と 推 定 される 一 般 国 道 275 号 では 起 点 を 豊 富 浜 頓 別 線 終 点 を 一 般 国 道 238 号 の 各 交 点 で 昼 間 12 時 間 自 動 車 類 交 通 量 は 上 下 合 計 で1,022 台 24 時 間 自 動 車 類 交 通 量 は 上 下 合 計 で1,1 45 台 と 推 定 される 10 周 辺 施 設 等 との 連 携 公 共 施 設 本 施 設 は 町 の 中 心 部 に 整 備 することで 周 辺 には 既 存 の 公 共 施 設 が 建 ち 並 び 徒 歩 圏 内 で 利 用 できる 利 便 性 がある それぞれの 施 設 は 違 った 目 的 を 持 って 存 在 することから 本 施 設 が 一 括 して 情 報 案 内 の 機 能 を 担 い 既 存 施 設 へ 誘 導 することで 町 全 体 の 施 設 を 最 大 限 に 活 かすことに 寄 与 するものとなる 各 施 設 の 現 状 と 連 携 については 以 下 のとおりである 多 目 的 アリーナ 現 状 : 本 施 設 は 体 育 施 設 であり 入 場 者 数 の 多 い 行 事 催 事 も 行 われる 多 目 的 な 施 設 である 幼 児 の 遊 び 場 としてはプレイルームを 利 用 希 望 に 応 じて 解 放 しているが 子 供 を 遊 ばせ ながら 大 人 同 士 がくつろぎ お 茶 を 飲 んだりして 談 笑 できる 場 所 ではない 連 携 : 従 来 どおりの 利 用 とし 新 施 設 で 子 供 を 遊 ばせながら 大 人 同 士 がくつろぎ お 茶 等 を 飲 んだりして 談 笑 できる 場 所 とする 図 書 館 現 状 :バスターミナルの2 階 を 利 用 している 課 題 として 高 齢 者 は 利 用 しづらく 狭 い 静 か に 本 を 読 めるスペース 及 び 学 生 が 勉 強 できるスペースの 確 保 が 必 要 と 思 われる 6
連 携 : 静 かに 本 を 読 む 場 所 で 勉 強 もできる 場 所 として 利 用 すべきである 新 施 設 では 絵 本 や 料 理 本 等 の 雑 誌 類 を 置 くコーナーを 設 け くつろぎの 空 間 とする 図 書 館 との 施 設 性 質 の 差 別 化 を 図 る また 図 書 館 の 開 館 情 報 新 刊 情 報 を 共 有 し 案 内 する 郷 土 資 料 館 現 状 : 町 の 歴 史 文 化 資 料 が 展 示 されている 遺 跡 発 掘 の 展 示 など 総 合 的 に 整 備 が 必 要 と 思 われる 連 携 : 従 来 どおりの 利 用 とし 新 施 設 には 資 料 館 は 造 らず 誘 導 するようにする 施 設 利 用 希 望 者 の 受 付 や 利 用 方 法 の 案 内 を 行 う 加 工 研 究 所 現 状 : 加 工 研 究 する 調 理 施 設 であるが 販 売 するスペースは 有 しない 連 携 : 従 来 どおりの 利 用 とし ここで 加 工 した 地 場 産 品 を 新 施 設 で 販 売 する また 新 施 設 で のイベントなどに 出 す 飲 食 物 の 加 工 を 行 う アイスなどの 体 験 できる 加 工 施 設 としても 利 用 する 施 設 利 用 希 望 者 の 受 付 や 利 用 方 法 の 案 内 を 行 う 浜 頓 別 パークゴルフ 場 白 鳥 公 園 パークゴルフ 場 現 状 : 町 民 の 健 全 な 心 身 の 育 成 と 体 育 文 化 活 動 の 普 及 を 図 る 目 的 で 設 置 した 体 育 施 設 である 浜 頓 別 パークゴルフ 場 は36ホール 白 鳥 公 園 パークゴルフ 場 は18ホールあり パー クゴルフ 道 具 の 貸 し 出 しも 行 っており 観 光 客 も 楽 しむことができる 連 携 : 総 合 案 内 として 町 内 にあるスポーツ 施 設 の 情 報 ( 利 用 時 間 料 金 受 付 窓 口 等 )を 発 信 する 浜 頓 別 テニスコート ゲートボール 場 その 他 体 育 施 設 現 状 : 町 民 の 健 全 な 心 身 の 育 成 と 体 育 文 化 活 動 の 普 及 を 図 る 目 的 で 設 置 した 体 育 施 設 である 連 携 : 主 に 町 民 向 けに 施 設 の 情 報 を 提 供 する 観 光 施 設 本 施 設 は 情 報 発 信 機 能 観 光 の 拠 点 施 設 としての 役 割 が 大 きく 観 光 客 にとっては 町 の 玄 関 先 とも 成 り 得 る 施 設 である 町 には 主 要 な 観 光 施 設 が 数 多 くあり 一 人 でも 多 くの 観 光 客 に 足 を 運 んでもらえるよう 魅 力 ある 観 光 PRと 正 確 丁 寧 な 情 報 発 信 が 求 められる 本 施 設 はこれまで 無 かった 観 光 の 総 合 案 内 窓 口 として 季 節 ごとの 観 光 地 名 勝 地 の 情 報 を 発 信 し 町 全 体 の 交 流 人 口 増 に 寄 与 するものとする 各 観 光 地 の 現 状 と 連 携 については 以 下 のとおりである クッチャロ 湖 と 水 鳥 観 察 館 ( 平 成 元 年 ラムサール 条 約 登 録 ) 現 状 :クッチャロ 湖 は 数 多 くの 野 鳥 が 生 息 し 春 と 秋 には 約 5 千 羽 の 白 鳥 が 飛 来 する 町 の 代 表 7
的 な 観 光 地 であり 施 設 も 完 備 したキャンプ 場 がある 水 鳥 観 察 館 はラムサール 条 約 登 録 湿 地 であるクッチャロ 湖 の 保 全 を 目 的 として 環 境 省 で 整 備 した 施 設 である 観 光 バスが 白 鳥 の 飛 来 時 期 以 外 にも 休 憩 地 としてのコースに 入 っている 連 携 : 観 光 客 がクッチャロ 湖 に 足 を 運 ぶよう 白 鳥 飛 来 状 況 など 数 多 く 生 息 する 野 鳥 の 情 報 を 水 鳥 観 察 館 と 連 携 を 密 に クッチャロ 湖 の 魅 力 を 発 信 していく はまとんべつ 温 泉 ウイングと 温 泉 コテージ 現 状 : 町 民 福 祉 の 向 上 及 び 観 光 客 の 利 便 を 図 る 目 的 で 設 置 している 宿 泊 施 設 である 一 般 財 団 法 人 観 光 公 社 北 オホーツクランド による 指 定 管 理 で 運 営 している 連 携 :クッチャロ 湖 が 一 望 でき 自 然 を 満 喫 した 後 のくつろげる 天 然 温 泉 として 指 定 管 理 者 で ある 北 オホーツクランドと 連 携 し 旬 の 味 覚 や 宿 泊 情 報 を 発 信 していく ベニヤ 原 生 花 園 ( 昭 和 43 年 北 オホーツク 道 立 自 然 公 園 に 指 定 ) 現 状 : 数 百 種 類 以 上 もの 草 花 が5 月 中 旬 から9 月 中 旬 にかけて 見 ることができ 野 鳥 も 多 く 生 息 する 観 光 名 所 である 観 光 シーズンは 花 花 ハウスで 管 理 を 行 っており フラワーガ イドが 園 内 を 案 内 している 連 携 : 花 の 見 ごろを 目 で 解 るように 情 報 を 提 供 し クッチャロ 湖 や 体 験 型 のウソタンナイ 砂 金 採 掘 公 園 と 一 体 となった 情 報 を 発 信 していく ウソタンナイ 砂 金 採 掘 公 園 現 状 : 砂 金 の 遺 跡 の 保 存 保 護 を 図 り 昔 の 手 法 による 砂 金 掘 体 験 とキャンプが 楽 しめる 施 設 で ある 連 携 : 当 時 の 手 法 を 映 像 等 で 紹 介 しながら 唯 一 の 体 験 型 の 観 光 施 設 として クッチャロ 湖 や ベニヤ 原 生 花 園 と 一 体 となった 情 報 を 発 信 していく オオワシの 森 現 状 : 国 の 天 然 記 念 物 に 指 定 されているオオワシ オジロワシがウソタンナイ 川 沿 いの 河 畔 林 に11 月 から3 月 頃 にかけて 渡 って 来 る 年 間 をとおして 行 っている バードフェアー の 中 にも 組 み 込 まれており 多 いときでは400から500 羽 も 集 まる 連 携 : 映 像 等 を 流 し 自 然 の 雄 大 さをPRする クローバーの 丘 現 状 : 幸 福 の 鐘 を 設 置 しており クッチャロ 湖 及 びオホーツク 海 が 一 望 できる 景 勝 地 であり ライダーなどに 人 気 がある 連 携 :クローバーは 時 期 的 なものがあることから しっかりとした 情 報 を 発 信 する クローバ ーだけではない すばらしい 眺 望 も 映 像 等 を 用 いて 発 信 していく 北 見 神 威 岬 ( 平 成 22 年 国 指 定 名 勝 ) 現 状 : 枝 幸 町 との 境 界 にある 標 高 439mの 斜 内 山 から 海 に 突 き 出 た 風 光 明 媚 な 岬 で 山 道 を 8
通 り 突 端 へ 出 ると 輝 くオホーツク 海 の 雄 大 な 風 景 が 広 がる 連 携 : 岬 と 風 車 地 帯 をオホーツク 海 岸 側 から 眺 望 する 雄 大 な 自 然 景 観 を 映 像 等 を 用 いて 情 報 を 発 信 していく 11 建 設 費 と 財 源 償 還 にかかる 推 計 1 建 設 費 の 推 計 建 築 工 事 ( 電 気 機 械 設 備 備 品 含 )1,000m2 490 千 円 /m2=4 億 9,000 万 円 外 構 工 事 2,000 万 円 工 事 費 計 5 億 1,000 万 円 基 本 設 計 及 び 実 施 設 計 2,400 万 円 地 質 調 査 (L=40m 3 本 ) 670 万 円 外 構 設 計 450 万 円 委 託 費 計 3,520 万 円 建 設 費 合 計 5 億 4,500 万 円 2 財 源 の 推 計 1) 起 債 の 考 え 方 平 成 26 年 度 の 過 疎 債 の 充 当 率 は60% 程 度 なので 50% 充 当 とする ( 交 付 税 措 置 70%) 2) 補 助 事 業 による 試 算 林 業 木 材 産 業 構 造 改 革 事 業 の 場 合 条 件 : 上 限 建 設 費 5 億 円 / 施 設 木 造 公 共 施 設 国 費 :2 億 3,900 万 円 起 (5 億 1,000 万 円 - 備 品 3,100 万 円 =4 億 7,900 万 円 1/2) 債 :1 億 3,700 万 円 (4 億 7,900 万 円 -2 億 3,900 万 円 + 委 託 費 3,500 万 円 =2 億 7,500 万 円 50%) 一 般 財 源 :1 億 6,900 万 円 ( 基 金 1 億 3,800 万 円 ) 地 域 づくり 総 合 交 付 金 事 業 の 場 合 条 件 : 補 助 金 の 上 限 額 1 億 円 交 付 率 1/2 以 内 道 費 :1 億 円 起 債 :2 億 700 万 円 (5 億 1,000 万 円 -1 億 円 - 備 品 3,100 万 円 + 委 託 費 3,500 万 円 =4 億 1,400 万 円 50%) 一 般 財 源 :2 億 3,800 万 円 ( 基 金 2 億 700 万 円 ) 3 償 還 の 推 計 9
償 還 方 法 は12 年 の 元 利 均 等 償 還 ( 内 3 年 据 置 )とする 借 入 利 率 は0.3%( 平 成 26 年 12 月 現 在 )とする 起 債 1 億 3,700 万 円 ( 林 業 木 材 産 業 構 造 改 革 事 業 )の 場 合 は 最 初 の3 年 は 利 息 4 0 万 円 残 りの 期 間 は 年 1,540 万 円 の 償 還 となる 起 債 2 億 700 万 円 ( 地 域 づくり 総 合 交 付 金 事 業 )の 場 合 は 最 初 の3 年 は 利 息 60 万 円 残 りの 期 間 は 年 2,330 万 円 の 償 還 となる 起 債 の 元 利 償 還 金 は 交 付 税 算 定 における 基 準 財 政 需 用 額 に 算 入 され その70%が 交 付 税 措 置 の 対 象 となる 12 運 営 経 費 (ランニングコスト)にかかる 推 計 1 運 営 方 法 団 体 等 に 管 理 委 託 とする 2 管 理 施 設 委 託 先 管 理 施 設 :1 階 部 分 駐 車 場 外 構 団 体 等 管 理 施 設 :2 階 部 分 3 運 営 経 費 の 算 出 算 出 条 件 団 体 等 管 理 施 設 について 電 気 料 水 道 料 は 個 メーターを 設 置 し 団 体 負 担 とする また 通 信 運 搬 費 についても 別 回 線 にて 負 担 する 団 体 管 理 部 分 の 賃 借 料 については 別 途 検 討 する テナント 使 用 料 については 別 途 検 討 する 運 営 経 費 算 出 委 託 料 7,032 千 円 人 件 費 は 平 日 2 名 繁 忙 期 は3 名 体 制 とする トイレ 等 清 掃 は5~10 月 は1 日 2 回 11~3 月 は1 回 とする 駐 車 場 の 除 雪 外 構 の 清 掃 は 随 時 行 う 消 防 設 備 点 検 委 託 料 需 用 費 5,050 千 円 電 気 料 上 下 水 道 料 燃 料 消 耗 品 ( 洗 剤 ペーパー 等 ) 修 繕 パンフレット 印 刷 役 務 費 865 千 円 電 話 ネット Wifi 火 災 保 険 負 担 金 53 千 円 道 の 駅 協 議 会 負 担 金 等 10
運 営 経 費 推 計 13,000 千 円 13 ここ 数 年 の 財 政 の 推 移 と 推 計 町 債 残 高 の 見 通 し( 普 通 会 計 ) 120 100 80 60 億 円 ( 町 債 残 高 ) 100 95 92 88 80 74 70 町 債 借 入 額 ( 上 段 は 臨 時 財 政 対 策 債 ) 65 62 町 債 残 高 ( 町 債 借 入 額 ) 億 円 10 9 8 7 6 5 40 56 54 52 50 48 4 3 20 2 1 0 0 町 債 発 行 額 臨 時 財 政 対 策 債 町 債 残 高 平 成 19 年 度 ピークから 計 画 的 に 償 還 し 減 少 してきている 平 成 25 年 度 決 算 では 町 債 残 高 は53 億 円 となっている 基 金 残 高 の 推 移 ( 普 通 会 計 ) 30 億 円 25 20 15 10 5 0 財 政 調 整 基 金 減 債 基 金 その 他 特 定 目 的 基 金 平 成 20 年 度 より 積 み 増 し 平 成 25 年 度 決 算 では24 億 円 となっている 11
14 この 間 の 建 物 改 修 建 設 工 事 ( 平 成 22 年 度 ) 浜 小 耐 震 改 修 事 業 1 億 8,900 万 円 ( 平 成 23 年 度 ) こども 園 建 設 事 業 (1 億 2,000 万 円 ) 学 校 給 食 センター 建 設 事 業 (2 億 9,000 万 円 ) 計 4 億 1,000 万 円 ( 平 成 24 年 度 ) 公 営 住 宅 建 設 事 業 (1 億 600 万 円 ) 温 泉 コテージ 建 設 事 業 (7,100 万 円 ) 医 師 住 宅 建 設 事 業 (1,800 万 円 ) 計 1 億 9,500 万 円 ( 平 成 25 年 度 ) エゾシカ 減 容 施 設 建 設 事 業 (1,300 万 円 ) こども 園 大 規 模 改 修 工 事 (3,200 万 円 ) 白 鳥 団 地 長 寿 命 化 工 事 (1,800 万 円 ) 計 6,300 万 円 ( 平 成 26 年 度 ) 公 営 住 宅 建 設 事 業 9,800 万 円 12