平 成 24 年 度 防 衛 関 係 予 算 のポイント 平 成 23 年 12 月 松 浦 主 計 官
防 衛 関 係 予 算 のポイント 新 防 衛 大 綱 新 中 期 防 に 基 づき 防 衛 力 の 構 造 改 革 を 行 い 動 的 防 衛 力 を 構 築 このため (1) 南 西 地 域 を 含 め 警 戒 監 視 洋 上 哨 戒 防 空 弾 道 ミサイル 対 処 等 の 重 点 整 備 (2) 各 自 衛 隊 に 係 る 予 算 配 分 の 見 直 し (3) 人 事 制 度 改 革 (4) 過 去 の 事 業 仕 分 け 結 果 等 を 踏 まえた 見 直 しとコスト 削 減 など 経 費 の 効 率 化 を 推 進 また 在 日 米 軍 再 編 への 対 応 として 事 業 進 捗 の 見 通 しや 日 米 予 算 状 況 を 踏 まえ 所 要 額 を 措 置 1. 主 要 計 数 24 年 度 予 算 編 成 の 基 本 的 な 考 え 方 (1) 歳 出 予 算 ( 復 旧 復 興 経 費 除 き) 23 年 度 24 年 度 23 24 増 減 防 衛 関 係 費 47,752 億 円 47,138 億 円 614 億 円 ( 1.3%) 既 存 経 費 46,625 億 円 46,453 億 円 172 億 円 ( 0.4%) SACO 米 軍 再 編 経 費 1,127 億 円 685 億 円 442 億 円 ( 39.2 %) 上 記 の 他 復 旧 復 興 経 費 1,136 億 円 総 計 で48,274 億 円 (+522 億 円 (+1.1%)) ( 参 考 ) 日 本 再 生 重 点 化 措 置 の 要 望 事 業 については 政 府 与 党 会 議 の 選 定 結 果 を 踏 まえ 要 望 と 要 求 を 通 じた 事 業 全 体 としての 重 点 化 効 率 化 を 図 る 中 で 所 要 額 を 措 置 主 な 事 業 ( 計 数 は 要 望 と 要 求 を 通 じた 事 業 全 体 ( 歳 出 ベース)) 災 害 への 対 処 能 力 の 向 上 97 億 円 ( 対 前 年 度 + 23 億 円 ) 動 的 防 衛 力 の 構 築 ( 燃 料 費 等 ) 1,418 億 円 ( 対 前 年 度 + 13 億 円 ) 動 的 防 衛 力 の 構 築 ( 維 持 修 理 費 等 ) 4,450 億 円 ( 対 前 年 度 +162 億 円 ) (2) 新 規 後 年 度 負 担 ( 復 旧 復 興 経 費 除 き) 23 年 度 24 年 度 23 24 増 減 新 規 後 年 度 負 担 額 17,303 億 円 18,476 億 円 +1,174 億 円 (+6.8%) 既 存 経 費 16,540 億 円 16,672 億 円 +132 億 円 (+0.8%) SACO 米 軍 再 編 経 費 763 億 円 581 億 円 182 億 円 ( 23.8 %) X バンド 衛 星 通 信 の 整 備 運 営 事 業 - 1,224 億 円 +1,224 億 円 ( 皆 増 ) 上 記 の 他 復 旧 復 興 経 費 59 億 円 総 計 で18,535 億 円 (+1,233 億 円 (+7.1%)) 2. 具 体 的 な 施 策 (1) 南 西 地 域 を 含 め 警 戒 監 視 洋 上 哨 戒 防 空 弾 道 ミサイル 対 処 等 の 重 点 整 備 主 要 な 装 備 品 等 の 取 得 等 の 事 業 は 以 下 のとおり ( 計 数 は 契 約 ベース) 1 洋 上 での 警 戒 監 視 能 力 を 強 化 するため ヘリコフ ター 搭 載 護 衛 艦 (DDH)を1 隻 建 造 (1,170 億 円 ) 2 水 中 での 警 戒 監 視 能 力 を 強 化 するため 潜 水 艦 (SS)を1 隻 建 造 (560 億 円 ) 3 防 空 能 力 を 向 上 するため 現 有 戦 闘 機 の 後 継 として F-35Aを4 機 取 得 (600 億 円 ( 関 連 経 費 含 む)) 4 弾 道 ミサイルへの 対 処 能 力 を 強 化 するため イージス 艦 2 隻 を 能 力 向 上 (BMD 艦 化 改 修 )(361 億 円 ) - 1 -
5 災 害 時 の 通 信 能 力 向 上 関 係 機 関 との 情 報 共 有 確 保 のため 新 野 外 通 信 システムを2 式 取 得 (162 億 円 ) 6 与 那 国 島 への 沿 岸 監 視 部 隊 配 置 ( 陸 自 ) 及 び 移 動 警 戒 隊 展 開 ( 空 自 )のための 用 地 取 得 等 (10 億 円 ) (2) 各 自 衛 隊 に 係 る 予 算 配 分 の 見 直 し 装 備 品 等 の 新 規 契 約 ( 既 存 経 費 の 新 規 後 年 度 負 担 額 )は 縦 割 りを 排 除 し 思 い 切 った 見 直 し 22 年 度 構 成 率 23 年 度 ( 新 中 期 防 1 年 目 ) 対 前 年 度 構 成 率 増 減 ( 単 位 : 億 円 ) 24 年 度 ( 新 中 期 防 2 年 目 ) 対 前 年 度 構 成 率 増 減 陸 上 自 衛 隊 4,177 25.1% 4,003 24.2% 4.2% 3,813 22.9% 4.7% 海 上 自 衛 隊 5,214 31.4% 5,416 32.7% +3.9% 5,708 34.2% +5.4% 航 空 自 衛 隊 5,189 31.2% 5,213 31.5% +0.5% 5,247 31.5% +0.6% その 他 2,044 12.3% 1,908 11.5% 6.6% 1,904 11.4% 0.2% 合 計 16,623 100.0% 16,540 100.0% 0.5% 16,672 100.0% +0.8% (3) 人 事 制 度 改 革 自 衛 官 の 人 事 制 度 改 革 を 推 進 するため 以 下 の 取 組 みを 実 施 1 自 衛 官 の 階 級 年 齢 構 成 の 見 直 しのため 大 綱 期 間 中 に 幹 部 准 曹 を9 千 人 程 度 減 らし 士 を 増 員 2 後 方 任 用 制 度 の 早 期 導 入 のため 当 該 制 度 の 対 象 となりうる 業 務 の 範 囲 ( 注 )を 確 定 し 24 年 度 中 に 詳 細 な 制 度 設 計 を 実 施 ( 注 ) 最 大 限 可 能 な 業 務 の 範 囲 : 教 育 研 究 補 給 総 務 渉 外 広 報 法 務 会 計 監 査 人 事 募 集 厚 生 給 養 援 護 警 務 情 報 保 全 検 査 監 察 安 全 分 析 通 信 電 子 輸 送 施 設 気 象 海 象 整 備 音 楽 衛 生 3 後 方 業 務 の 合 理 化 のため 業 務 委 託 費 を 節 減 する 観 点 から 24 年 度 に 複 数 駐 屯 地 の 一 括 アウトソー シング 業 務 の 集 約 化 を 試 行 拡 大 陸 上 自 衛 隊 の 実 員 増 要 求 (109 人 )は 予 算 計 上 認 めず (4) 過 去 の 事 業 仕 分 け 結 果 等 を 踏 まえた 見 直 しとコスト 削 減 など 経 費 の 効 率 化 1 過 去 の 事 業 仕 分 け 結 果 を 踏 まえた 見 直 しの 徹 底 ( 計 数 は 歳 出 ベース) 自 衛 隊 の 広 報 事 業 ( 大 規 模 広 報 施 設 ): 事 業 の 見 直 し( 対 要 求 0.4 億 円 ) 等 2 他 省 庁 との 一 括 調 達 によるコスト 削 減 艦 船 需 品 ( 救 命 胴 衣 防 火 器 材 等 )について 海 上 自 衛 隊 と 海 上 保 安 庁 との 一 括 調 達 を 検 討 3 二 つ 以 上 の 自 衛 隊 の 装 備 品 などの 一 括 調 達 によるコスト 削 減 [コスト 縮 減 効 果 ] 地 対 空 誘 導 弾 ( 短 距 離 ( 陸 自 )1 式 基 地 防 空 用 ( 空 自 )2 式 )の 一 括 調 達 [ 8.9 億 円 ] 回 転 翼 機 (SH-60K( 海 自 )4 機 UH-60JA( 陸 自 )1 機 )の 一 括 調 達 [ 1.7 億 円 ] 等 4 装 備 品 の 単 年 度 での 短 期 集 中 調 達 によるコスト 削 減 [コスト 縮 減 効 果 ] F-15 近 代 化 機 用 レータ ー 部 品 (トランスミッター): 2か 年 度 分 50 個 の 集 中 調 達 [ 64.3 億 円 ] 96 式 多 目 的 誘 導 弾 システム: 3か 年 度 分 3セットの 集 中 調 達 [ 11.2 億 円 ] 等 5 PBL 方 式 のメンテナンス 契 約 を 見 据 えたパイロット モデルの 実 施 [コスト 縮 減 効 果 ] 陸 自 の 特 別 輸 送 ヘリコフ ターを 対 象 に 機 体 部 品 の 取 得 修 理 等 の 包 括 契 約 を 導 入 [ 3.2 億 円 ] (5) 在 日 米 軍 再 編 への 対 応 ( 計 数 は 歳 出 ベース) 1 米 軍 再 編 関 係 経 費 ( 地 元 負 担 軽 減 分 ):599 億 円 ( 対 前 年 度 427 億 円 ) 2 SACO 関 係 経 費 :86 億 円 ( 対 前 年 度 15 億 円 ) - 2 -
平 成 24 年 度 防 衛 関 係 予 算 のポイント 資 料 編 防 衛 関 係 費 の 推 移 (P1) 24 年 度 防 衛 関 係 費 の 構 造 (P2) 後 年 度 負 担 の 推 移 (P3) 経 費 の 分 類 (P4) 一 般 物 件 費 の 内 訳 (P5) 新 中 期 防 の24 年 度 予 算 への 反 映 状 況 (P6) 自 衛 官 の 人 事 制 度 改 革 (P7) 自 衛 官 の 定 数 等 (P8) 24 年 度 予 算 におけるコスト 削 減 など 経 費 の 効 率 化 (P9) 日 本 再 生 重 点 化 措 置 要 望 事 業 の 予 算 措 置 状 況 (P10) 防 衛 省 の 復 旧 復 興 予 算 (P11) ヘリコプター 搭 載 護 衛 艦 (24DDH)の 建 造 (P12) 潜 水 艦 (24SS)の 建 造 (P13) 次 期 戦 闘 機 (F-35A)の 取 得 (P14) イージス 艦 の 能 力 向 上 (BMD 艦 化 改 修 )(P15) 新 野 外 通 信 システムの 取 得 (P16) 沿 岸 監 視 部 隊 の 配 置 等 ( 与 那 国 島 )(P17) Xバンド 衛 星 通 信 の 整 備 運 営 事 業 (P18) PBLパイロットモデルの 実 施 (P19) 在 日 米 軍 駐 留 経 費 負 担 の 経 緯 (P20) 米 軍 再 編 関 連 措 置 の 全 体 (P21) 米 軍 再 編 関 係 経 費 の 概 要 (P22) 米 軍 再 編 関 係 経 費 ( 地 元 負 担 軽 減 分 )(P23) 米 軍 再 編 ( 在 沖 米 海 兵 隊 のグアム 移 転 普 天 間 飛 行 場 の 移 設 )の 24 年 度 政 府 案 (P24) 24 年 度 政 府 案 における 普 天 間 飛 行 場 移 設 関 連 経 費 (P25) 24 年 度 政 府 案 におけるグアム 移 転 関 連 経 費 (P26) グアム 移 転 に 伴 う 施 設 インフラ 整 備 にかかる 経 費 の 内 訳 (P27) 米 軍 再 編 関 係 経 費 のうち 地 元 負 担 軽 減 分 (P28) 特 別 行 動 委 員 会 (SACO) 関 係 経 費 (P29) 24 年 度 政 府 案 基 地 周 辺 対 策 経 費 (P30)
防 衛 関 係 費 の 推 移 歳 出 予 算 ( 単 位 : 億 円 ) 要 求 要 望 復 旧 復 興 経 費 人 件 糧 食 費 歳 出 化 経 費 一 般 物 件 費 22,185 ( 85) (+192) 21,651 ( 534) ( 372) 21,559 ( 92) ( 160) 21,334 ( 225) (+64) 21,015 ( 319) (+196) 20,940 ( 75) ( 297) 20,773 ( 167) ( 350) 20,850 (+78) ( 111) 20,916 (+66) ( 322) 20,701 ( 215) ( 3) 0 20,701 ( 215) (+1,121) 18,010 9,331 17,638 9,737 17,478 9,523 17,542 9,260 17,738 9,260 17,442 9,415 17,091 9,877 16,980 10,072 16,658 10,178 16,655 9,782 1,124 12 17,779 9,793 ( 137) (+406) ( 215) ( 263) (+0) (+155) (+462) (+195) (+106) ( 396) ( 385) 防 衛 関 係 費 49,527 49,026 48,560 48,136 48,013 47,796 47,741 47,903 47,752 47,138 1,136 48,274 ( 増 減 額 ) ( 30) ( 500) ( 466) ( 424) ( 123) ( 217) ( 55) (+162) ( 151) ( 614) (+1,136) (+522) ( 伸 率 ) ( 0.06%) ( 1.01%) ( 0.95%) ( 0.87%) ( 0.26%) ( 0.45%) ( 0.12%) ( 0.34%) ( 0.31%) ( 1.29%) ( 皆 増 ) ( 1.09%) うち SACO 米 軍 再 編 関 係 経 費 SACO 米 軍 再 編 関 係 経 費 265 266 263 233 198 371 714 1,077 1,127 685 ( 増 減 額 ) (+100) (+1) ( 3) ( 30) ( 35) (+173) (+343) (+364) (+50) ( 442) ( 伸 率 ) ( 60.34%) ( 0.30%) ( 1.01%) ( 11.41%) ( 15.01%) ( 87.34%) ( 92.45%) ( 50.93%) ( 4.63%) ( 39.21%) うち 既 存 経 費 既 存 経 費 49,262 48,760 48,297 47,903 47,815 47,426 47,028 46,826 46,625 46,453 ( 増 減 額 ) ( 130) ( 501) ( 463) ( 394) ( 88) ( 389) ( 398) ( 202) ( 201) ( 172) ( 伸 率 ) ( 0.26%) ( 1.02%) ( 0.95%) ( 0.82%) ( 0.18%) ( 0.81%) ( 0.84%) ( 0.43%) ( 0.43%) ( 0.37%) 新 規 後 年 度 負 担 15 年 度 予 算 16 年 度 予 算 17 年 度 予 算 18 年 度 予 算 19 年 度 予 算 20 年 度 予 算 21 年 度 予 算 22 年 度 予 算 23 年 度 予 算 24 年 度 政 府 案 15 年 度 予 算 16 年 度 予 算 17 年 度 予 算 18 年 度 予 算 19 年 度 予 算 20 年 度 予 算 21 年 度 予 算 22 年 度 予 算 23 年 度 予 算 要 求 要 望 24 年 度 政 府 案 復 旧 復 興 経 費 [17,253] [17,312] 新 規 後 年 度 負 担 17,773 17,906 17,874 17,943 17,984 18,330 17,461 17,002 17,303 18,476 59 18,535 [ 50] [9] ( 増 減 額 ) (+80) (+133) ( 32) (+69) (+41) (+346) ( 869) ( 458) (+300) (+1,174) (+59) (+1,233) [ 0.29%] [0.05%] ( 伸 率 ) ( 0.5%) ( 0.8%) ( 0.2%) ( 0.4%) ( 0.2%) ( 1.9%) ( 4.7%) ( 2.6%) ( 1.8%) ( 6.8%) ( 皆 増 ) ( 7.1%) ( 注 )1. ( )は 対 前 年 度 予 算 増 減 額 である 2. 安 全 保 障 会 議 は 含 まない 3. 23 年 度 予 算 の 一 般 物 件 費 のうち0.1 億 円 新 規 後 年 度 負 担 のうち11 億 円 24 年 度 予 算 の 歳 出 化 経 費 のうち3 億 円 新 規 後 年 度 負 担 のうち7 億 円 は 財 務 省 計 上 のもの( 札 幌 病 院 の 建 替 え)である 4. 24 年 度 の 上 段 [ ]は Xバンド 衛 星 通 信 の 整 備 運 営 事 業 に 係 る 額 (1,224 億 円 )を 除 いたものである 5. 計 数 は 四 捨 五 入 のため 合 計 と 符 合 しない 場 合 がある - 1 -
24 年 度 防 衛 関 係 費 の 構 造 ( 単 位 : 億 円 ) 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 以 降 総 額 47,138( 614) 1 人 件 糧 食 費 20,701( 215) 契 約 後 年 度 負 担 合 計 31,583(+1,368) 前 20 年 度 金 後 年 度 負 担 (A+B) 2 歳 出 化 経 費 前 21 年 度 金 16,655( 3) A 既 定 分 の 前 22 年 度 金 後 年 度 負 担 13,106(+194) 23 年 度 前 金 24 年 度 前 金 359( 42) B 新 規 分 の 後 年 度 負 担 18,476(+1,174) 3 一 般 物 件 費 9,782( 396) 物 件 費 契 約 ベース(3+B) 28,258(+778) 注 1: 歳 出 化 経 費 のうち3 億 円 新 規 分 の 後 年 度 負 担 のうち7 億 円 は 財 務 省 計 上 のものである 注 2: 上 記 の 他 復 旧 復 興 経 費 として 1 人 件 糧 食 費 に0.03 億 円 2 歳 出 化 経 費 に1,124 億 円 3 一 般 物 件 費 に12 億 円 A 既 定 分 の 後 年 度 負 担 に1,842 億 円 B 新 規 分 の 後 年 度 負 担 に59 億 円 がある - 2 -
後 年 度 負 担 の 推 移 新 規 後 年 度 負 担 ( 単 位 : 億 円 %) 既 定 分 合 計 年 度 主 要 装 備 品 等 その 他 伸 率 伸 率 伸 率 伸 率 伸 率 元 16,526 9.9 9,827 4.1 6,699 19.8 11,090 1.9 27,616 6.6 2 17,390 5.2 10,329 5.1 7,061 5.4 11,873 7.1 29,263 6.0 3 16,544 4.9 8,652 16.2 7,892 11.8 12,077 1.7 28,621 2.2 4 17,134 3.6 8,332 3.7 8,802 11.5 11,297 6.5 28,431 0.7 5 17,720 3.4 8,503 2.1 9,218 4.7 10,750 4.8 28,471 0.1 6 18,301 3.3 8,579 0.9 9,722 5.5 10,597 1.4 28,897 1.5 7 17,982 1.7 8,060 6.1 9,922 2.1 11,764 11.0 29,746 2.9 8 18,519 3.0 8,189 1.6 10,330 4.1 11,920 1.3 30,440 2.3 9 18,938 2.3 8,269 1.0 10,670 3.3 12,483 4.7 31,421 3.2 10 17,544 7.4 7,836 5.2 9,708 9.0 13,528 8.4 31,073 1.1 11 17,839 1.7 7,863 0.3 9,976 2.8 12,688 6.2 30,527 1.8 12 17,537 1.7 7,622 3.1 9,915 0.6 12,347 2.7 29,884 2.1 13 17,609 0.4 7,572 0.7 10,037 1.2 12,180 1.4 29,789 0.3 14 17,693 0.5 7,553 0.3 10,140 1.0 12,260 0.7 29,952 0.5 15 17,773 0.5 7,523 0.4 10,250 1.1 11,917 2.8 29,690 0.9 16 17,906 0.8 7,523 0.0 10,383 1.3 11,611 2.6 29,517 0.6 17 17,874 0.2 6,832 9.2 11,042 6.3 11,954 3.0 29,828 1.1 18 17,943 0.4 7,177 5.1 10,766 2.5 12,342 3.2 30,285 1.5 19 17,984 0.2 7,346 2.4 10,638 1.2 12,333 0.1 30,317 0.1 (17,032) ( 5.3) (6,706) ( 8.7) (10,326) ( 2.9) (29,587) ( 2.4) 20 18,330 1.9 7,920 7.8 10,410 2.1 12,555 1.8 30,885 1.9 21 17,461 4.7 7,171 9.5 10,289 1.2 13,075 4.1 30,536 1.1 22 17,002 2.6 6,758 5.8 10,244 0.4 12,822 1.9 29,825 2.3 23 17,303 1.8 6,435 4.8 10,867 6.1 12,913 0.7 30,215 1.3 [17,253] [ 0.3] [6,856] [6.5] [10,397] [ 4.3] [13,106] [1.5] [30,359] [0.5] 24 18,476 6.8 6,856 6.5 11,620 6.9 13,106 1.5 31,583 4.5 ( 注 ) 1. 計 数 は 四 捨 五 入 によっているので 符 合 しない 場 合 がある 2.SACO 米 軍 再 編 ( 地 元 負 担 軽 減 に 資 する 措 置 ) 経 費 を 含 む 3.23 年 度 のその 他 には 財 務 省 計 上 分 11 億 円 24 年 度 のその 他 には 財 務 省 計 上 分 7 億 円 を 含 む 4.20 年 度 の 上 段 ( )は 初 度 費 の 計 上 方 法 を 変 更 したことに 伴 う 額 (1,298 億 円 )を 除 いた 従 来 ベースの 数 値 5.24 年 度 の 上 段 [ ]は Xバンド 衛 星 通 信 の 整 備 運 営 事 業 に 係 る 額 (1,224 億 円 )を 除 いた 数 値 6. 上 記 の 他 24 年 度 のその 他 には 復 旧 復 興 経 費 59 億 円 既 定 分 には 復 旧 復 興 経 費 1,842 億 円 がある - 3 -
経 費 の 分 類 1. 歳 出 予 算 ( 単 位 : 億 円 ) 23 年 度 予 算 額 24 年 度 政 府 案 対 前 年 度 防 衛 関 係 費 48,274 522 1.1% 47,752 47,138 614 ( 1.3%) 1,127 685 442 39.2% 人 件 糧 食 費 物 件 費 20,701 215 1.0% 20,916 20,701 215 ( 1.0%) 17,779 1,121 6.7% 16,658 16,655 3 ( 0.0%) 歳 出 化 経 費 < 繰 延 べ> <191> <187> 337 340 3 0.9% 一 般 物 件 費 9,793 385 3.8% 10,178 9,782 396 ( 3.9%) 790 345 445 56.3% 2. 新 規 後 年 度 負 担 (1) 総 額 23 年 度 予 算 額 24 年 度 政 府 案 対 前 年 度 ( 単 位 : 億 円 ) 新 規 後 年 度 負 担 18,535 1,233 7.1% 17,303 18,476 1,174 (6.8%) 763 581 182 23.8% (2) 機 関 別 内 訳 23 年 度 予 算 額 24 年 度 政 府 案 ( 単 位 : 億 円 ) 3 自 衛 隊 対 前 年 度 14,796 164 1.1% 14,632 14,768 136 (0.9%) 主 要 装 備 品 等 ( 旧 正 面 ) 6,435 6,856 421 (6.5%) 陸 上 自 衛 隊 2,369 2,292 77 ( 3.2%) 海 上 自 衛 隊 2,258 2,875 617 (27.3%) 航 空 自 衛 隊 1,808 1,689 120 ( 6.6%) その 他 ( 旧 後 方 ) 7,940 257 3.1 8,197 7,912 285 ( 3.5%) 陸 上 自 衛 隊 1,634 1,521 113 ( 6.9%) 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 その 他 機 関 等 SACO 米 軍 再 編 小 計 Xバンド 衛 星 通 信 の 整 備 運 営 事 業 2,837 320 10.1% 3,158 2,833 325 ( 10.3%) 3,581 176 5.2% 3,405 3,558 153 (4.5%) 1,935 27 1.4% 1,908 1,904 4 ( 0.2%) 763 581 182 ( 23.8%) 17,312 9 0.1% 17,303 17,253 50 ( 0.3%) - 1,224 1,224 ( 皆 増 ) 注 1: 上 段 書 は 復 旧 復 興 経 費 を 含 めたものである 注 2: 下 段 書 は SACO 関 係 経 費 及 び 米 軍 再 編 関 係 経 費 ( 地 元 負 担 軽 減 分 )であり 内 書 きである 注 3:23 年 度 歳 出 予 算 ( 一 般 物 件 費 )のうち0.1 億 円 及 び 新 規 後 年 度 負 担 のうち11 億 円 は 財 務 省 計 上 のものである 注 4:24 年 度 歳 出 予 算 ( 歳 出 化 経 費 )のうち3 億 円 及 び 新 規 後 年 度 負 担 のうち7 億 円 は 財 務 省 計 上 のものである 注 5: 計 数 は それぞれ 四 捨 五 入 によっているので 端 数 において 計 と 一 致 しないものがある - 4 -
一 般 物 件 費 の 内 訳 ( 単 位 : 億 円 ) 23 年 度 予 算 額 24 年 度 政 府 案 対 前 年 度 維 持 費 等 4,148 4,028 120 ( 2.9%) 油 購 入 費 932 955 23 (2.4%) 修 理 費 1,784 1,634 150 ( 8.4%) 教 育 訓 練 費 271 265 6 ( 2.4%) 医 療 費 等 245 244 1 ( 0.3%) 営 舎 費 等 ( 光 熱 水 料 燃 料 費 等 ) 916 930 14 (1.5%) 基 地 対 策 経 費 等 3,898 4,082 185 (4.7%) 周 辺 環 境 整 備 住 宅 防 音 908 966 58 (6.4%) 在 日 米 軍 駐 留 経 費 負 担 1,703 1,754 51 (3.0%) 施 設 の 借 料 補 償 経 費 等 1,287 1,362 75 (5.9%) 研 究 開 発 費 装 備 品 等 購 入 費 等 施 設 整 備 費 等 255 246 9 ( 3.7%) 215 249 34 (15.8%) 197 182 15 ( 7.5%) その 他 ( 電 子 計 算 機 等 借 料 等 ) SACO 米 軍 再 編 ( 地 元 負 担 軽 減 分 ) 合 計 676 650 26 ( 3.8%) 790 345 445 ( 56.3%) 10,178 9,782 396 ( 3.9%) 注 1: 上 記 の 他 24 年 度 は 復 旧 復 興 経 費 として12 億 円 がある 注 2: 計 数 は それぞれ 四 捨 五 入 によっているので 端 数 において 計 と 一 致 しないものがある - 5 -
新 中 期 防 の24 年 度 予 算 への 反 映 状 況 3 自 衛 隊 の 予 算 配 分 を 縦 割 りを 排 除 し 思 い 切 った 見 直 し 新 規 後 年 度 負 担 額 ( 対 前 年 度 ) 24 年 度 23 年 度 +292 億 円 (+5.4%) 23 年 度 24 年 度 陸 上 自 衛 隊 +202 億 円 (+3.9%) +25 億 円 (+0.5%) +34 億 円 (+0.6%) 174 億 円 ( 4.2%) 190 億 円 ( 4.7%) 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 23 年 度 24 年 度 自 衛 隊 の 能 力 等 に 関 する 主 要 事 業 ( 計 数 は 契 約 ベース) 1 周 辺 海 空 域 の 安 全 確 保 護 衛 艦 (DDH)1 隻 の 建 造 (1,170 億 円 ) 潜 水 艦 (SS)1 隻 の 建 造 (560 億 円 ) 2 既 存 の 護 衛 艦 ( 艦 齢 延 伸 工 事 2 隻 及 び 部 品 調 達 6 隻 分 )の 艦 齢 延 伸 (59 億 円 ) 固 定 式 警 戒 管 制 レーダーの 整 備 ( 沖 永 良 部 島 ) (39 億 円 ) 2 島 嶼 部 攻 撃 への 対 応 ( 警 戒 監 視 展 開 対 応 能 力 の 向 上 ) 沿 岸 監 視 部 隊 の 配 置 等 ( 与 那 国 島 )(10 億 円 ) 88 式 地 対 艦 誘 導 弾 システム( 改 )2 式 の 取 得 (102 億 円 ) 3 1 輸 送 ヘリコプター(CH-47JA)2 機 の 取 得 (105 億 円 ) 輸 送 機 (C-2)2 機 の 取 得 (329 億 円 ) 島 嶼 防 衛 に 係 る 陸 海 空 自 衛 隊 の 連 携 による 実 動 訓 練 (1 億 円 ) 3 島 嶼 部 攻 撃 への 対 応 ( 防 空 能 力 の 向 上 ) 次 期 戦 闘 機 (F-35A)4 機 の 取 得 (395 億 円 ) 現 有 戦 闘 機 の 能 力 向 上 改 修 (F-15 戦 闘 機 の 近 代 化 改 修 F-2 戦 闘 機 の 空 対 空 能 力 向 上 等 ) (123 億 円 ) ペトリオット システム3 式 の 改 修 (345 億 円 ) 03 式 中 距 離 地 対 空 誘 導 弾 1 式 の 取 得 (167 億 円 ) 4 4 島 嶼 部 攻 撃 への 対 応 ( 海 上 交 通 の 安 全 確 保 ) 掃 海 輸 送 ヘリコプター(MCH-101)1 機 の 取 得 (62 億 円 ) 5 哨 戒 ヘリコプター(SH-60K)4 機 の 取 得 (233 億 円 ) 6 哨 戒 ヘリコプター(SH-60J)2 機 の 機 齢 延 伸 (10 億 円 ) 5ゲリラや 特 殊 部 隊 による 攻 撃 への 対 応 軽 装 甲 機 動 車 51 両 の 取 得 (16 億 円 ) 多 用 途 ヘリコプター(UH-60JA)1 機 の 取 得 (37 億 円 ) 戦 闘 ヘリコプター(AH-64D)1 機 の 取 得 (52 億 円 ) 多 用 途 ガン3 門 の 取 得 (0.3 億 円 ) 10 式 戦 車 13 両 の 取 得 (132 億 円 ) 6 大 規 模 特 殊 災 害 等 への 対 応 新 野 外 通 信 システム2 式 の 取 得 (162 億 円 ) 原 子 力 災 害 を 含 む 災 害 に 対 応 する 訓 練 等 (8 億 円 ) 7 弾 道 ミサイル 攻 撃 への 対 応 イージス 艦 2 隻 の 能 力 向 上 (361 億 円 ) PAC-3ミサイルの 取 得 (41 億 円 ) 8 7 1 初 度 費 約 15 億 円 を 含 む 2 初 度 費 約 13 億 円 を 含 む 3 初 度 費 約 59 億 円 を 含 む 4 その 他 関 連 経 費 として 約 205 億 円 がある 5 初 度 費 約 0.5 億 円 を 含 む 6 初 度 費 約 4 億 円 を 含 む 7 初 度 費 約 20 億 円 を 含 む 8 初 度 費 約 1 億 円 を 含 む - 6 -
自 衛 官 の 人 事 制 度 改 革 24 年 度 予 算 において 自 衛 官 の 人 事 制 度 改 革 を 推 進 するため 以 下 の 取 り 組 みを 行 う (1) 自 衛 官 の 階 級 年 齢 構 成 の 見 直 しの 着 実 な 実 施 1 自 衛 官 の 現 員 上 幹 部 曹 の 構 成 比 率 を 引 き 下 げ 士 を 増 勢 するため 23 年 度 以 降 昇 任 抑 制 を 計 画 的 に 行 う この 結 果 大 綱 期 間 中 に 幹 部 准 曹 を 合 計 9 千 人 程 度 減 らし 士 を 増 員 する 2 また 定 員 数 と 現 員 数 の 管 理 の 実 行 を 担 保 するため 階 級 別 に 定 員 数 を 管 理 する 規 則 を23 年 度 末 までに 策 定 (2) 後 方 任 用 制 度 の 早 期 導 入 1 後 方 任 用 制 度 の 対 象 となりうる 業 務 の 範 囲 を 確 定 するとともに 法 改 正 に 向 けた 工 程 表 を 作 成 ( 最 大 限 可 能 な 業 務 の 範 囲 ) 教 育 研 究 補 給 総 務 渉 外 広 報 法 務 会 計 監 査 人 事 募 集 厚 生 給 養 援 護 警 務 情 報 保 全 検 査 監 察 安 全 分 析 通 信 電 子 輸 送 施 設 気 象 海 象 整 備 音 楽 衛 生 ( 注 ) 列 挙 されている 業 務 が 直 ちに 対 象 となるものではない 2 また これらの 対 象 業 務 の 処 遇 水 準 等 についても 制 度 官 庁 との 協 議 を23 年 度 中 に 開 始 し 24 年 度 中 に 詳 細 な 制 度 設 計 を 実 施 (3) 後 方 業 務 の 合 理 化 の 促 進 1 給 養 業 務 アウトソーシングについて スケールメリットを 生 かす 観 点 から 複 数 駐 屯 地 の 一 括 契 約 や 業 務 の 委 託 範 囲 を 拡 大 したアウトソーシングを 試 行 2 また 会 計 業 務 についても 近 傍 駐 屯 地 間 における 業 務 の 集 約 化 を 図 る 取 り 組 みを 拡 大 - 7 -
自 衛 官 の 定 数 等 ( 単 位 : 人 ) 区 分 22 年 度 末 23 年 度 末 24 年 度 末 23 24 増 減 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 共 同 の 部 隊 統 合 幕 僚 監 部 (141,223) (41,940) (43,270) (1,198) (359) (140,028) (41,937) (43,220) (1,227) (361) (140,028) (41,937) (43,195) (1,227) (361) (0) (0) ( 25) (0) (0) 151,641 45,518 47,123 1,198 359 151,337 45,517 47,097 1,227 361 151,063 45,517 47,097 1,227 361 274 0 0 0 0 情 合 報 本 部 計 (1,907) (229,897) (1,907) (228,680) (1,907) (228,655) (0) ( 25) 1,907 247,746 1,907 247,446 1,907 247,172 0 274 ( 注 ) 本 書 きは 定 数 上 段 ( ) 書 きは 年 度 末 の 予 算 実 員 である - 8 -
新 たな 取 組 み 24 年 度 予 算 におけるコスト 削 減 など 経 費 の 効 率 化 省 パイロットモデルとして 特 別 輸 送 ヘリコプターにPBL (Performance Based Logistics )を 導 入 陸 自 [ 3.2 億 円 ] 一 部 の 補 助 艦 艇 ( 海 洋 観 測 艦 など)の 検 査 について 複 数 年 度 契 約 によるコスト 削 減 を 検 討 海 自 艦 船 需 品 ( 救 命 胴 衣 や 防 火 器 材 など)の 調 達 について 海 上 保 安 庁 との 一 括 調 達 を 検 討 海 自 その 他 の 取 組 み 1. 新 規 取 得 コストの 削 減 既 存 の 護 衛 艦 (DD)(2 隻 ) 及 び 回 転 翼 哨 戒 機 (SH-60J)(2 機 )を 艦 齢 機 齢 延 伸 ( 改 修 費 等 69.2 億 円 ) 海 自 耐 用 年 数 を 迎 えるSSMの 実 弾 の 演 習 弾 化 110mmロケット 弾 の 再 利 用 陸 自 [ 16.9 億 円 ] 寿 命 の 切 れる 部 品 の 交 換 によるペトリオットミサイルの 再 保 証 空 自 2. 維 持 修 理 の 効 率 化 航 空 機 及 びペトリオットの 整 備 間 隔 を 延 伸 (F-15 等 ) 空 自 [ 182.0 億 円 ] 魚 雷 (MK46 型 ) 及 び 魚 雷 起 爆 器 (MK46 型 用 )の 整 備 間 隔 を2 年 延 伸 海 自 [ 15.5 億 円 ] UH-60JAのオーバーホール 周 期 を500 時 間 延 長 陸 自 [ 2.5 億 円 ] 3. 一 括 集 中 調 達 < 各 自 衛 隊 における 一 括 集 中 調 達 > F-15 近 代 化 機 用 レーダー 部 品 (トランスミッター)(50 個 )を 集 中 調 達 空 自 [ 64.3 億 円 ] 96 式 多 目 的 誘 導 弾 システムの 集 中 調 達 陸 自 [ 11.2 億 円 ] パソコン コピー 機 システム 等 を 一 括 集 中 調 達 陸 海 空 自 [ 62.3 億 円 ] < 防 衛 省 自 衛 隊 における 一 括 集 中 調 達 > 地 対 空 誘 導 弾 ( 陸 自 : 短 距 離 (1 式 ) 空 自 : 基 地 防 空 用 (2 式 ))を 一 括 調 達 陸 空 自 [ 8.9 億 円 ] 回 転 翼 機 ( 陸 自 UH-60JA(1 機 ) 海 自 SH-60K(4 機 ))を 一 括 集 中 調 達 陸 海 自 [ 1.7 億 円 ] 弾 薬 ( 各 種 小 銃 弾 )を 一 括 調 達 [ 8.2 億 円 ] 等 等 等 - 9 -
日 本 再 生 重 点 化 措 置 要 望 事 業 の 予 算 措 置 状 況 ( 単 位 : 億 円 ) 事 業 名 評 価 ( 注 ) 要 望 額 配 分 額 要 求 措 置 額 ( 政 府 案 ) 要 望 + 要 求 ( 政 府 案 ) 23 年 度 予 算 額 対 前 年 度 増 減 額 動 的 防 衛 力 の 構 築 ( 燃 料 費 等 ) 337 81 1,337 1,418 1,405 +13 動 的 防 衛 力 の 構 築 ( 維 持 修 理 費 等 ) 326 153 4,297 4,450 4,288 +162 災 害 への 対 処 能 力 の 向 上 97 56 40 97 73 +23 情 報 セキュリティーの 向 上 など 情 報 基 盤 の 確 保 60 37 50 87 52 +35 世 界 の 平 和 と 繁 栄 に 向 けた 施 策 の 充 実 自 衛 隊 や 米 軍 の 活 動 の 基 盤 となる 防 衛 施 設 の 安 定 的 な 運 用 地 域 の 医 療 への 貢 献 6 4 0.0 4 2 +2 123 104 320 424 390 +33 12 8 0.5 9 9 +0 960 443 6,045 6,488 6,219 +269 ( 注 ) 日 本 再 生 重 点 化 措 置 に 係 る 優 先 重 点 事 業 ( 原 子 力 災 害 対 処 に 真 に 資 する 装 備 品 の 整 備 及 び 災 害 対 処 訓 練 への 重 点 化 が 条 件 ) 日 本 再 生 重 点 化 措 置 の 目 的 趣 旨 を 踏 まえると 優 先 重 点 事 業 に 準 じるものとして 一 定 の 配 慮 をする 必 要 があるもの( 要 望 と 要 求 を 通 じた 事 業 全 体 としての 重 点 化 効 率 化 を 図 る 中 で 所 要 額 を 措 置 ) - 10 -
防 衛 省 の 復 旧 復 興 予 算 震 災 対 応 は 第 1 次 及 び 第 3 次 補 正 で 措 置 済 み 今 次 震 災 への 対 応 は 災 害 派 遣 で 使 用 した 各 種 装 備 器 材 の 回 復 や 修 理 原 子 力 災 害 への 対 処 能 力 の 向 上 等 を 復 旧 復 興 予 算 として 第 1 次 及 び 第 3 次 補 正 で 契 約 済 み 防 衛 省 の 復 旧 復 興 予 算 ( 総 額 6,234 億 円 ) うち 第 1 次 補 正 1,592 億 円 (3 次 補 正 減 額 後 ) 第 3 次 補 正 1,616 億 円 24 年 度 政 府 案 1,136 億 円 24 年 度 政 府 案 の 内 訳 〇 被 災 地 域 での 活 動 に 使 用 した 装 備 品 等 の 回 復 や 即 応 し 得 る 能 力 の 維 持 等 :587 億 円 継 続 1 次 補 正 で1,462 億 円 3 次 補 正 で563 億 円 一 般 予 備 費 54 億 円 措 置 1 次 補 正 の 執 行 余 剰 を3 次 補 正 において240 億 円 修 正 減 少 災 害 派 遣 活 動 の 実 施 に 伴 う 減 耗 分 を 回 復 するための 装 備 品 等 の 取 得 修 理 及 び 今 後 の 被 災 地 での 災 害 対 処 に 際 し これに 即 応 し 得 る 能 力 の 維 持 のために 必 要 な 経 費 等 〇 被 災 した 自 衛 隊 施 設 や 装 備 品 等 の 復 旧 :297 億 円 継 続 1 次 補 正 で424 億 円 3 次 補 正 で907 億 円 措 置 1 次 補 正 の 執 行 余 剰 を3 次 補 正 において54 億 円 修 正 減 少 陸 自 多 賀 城 駐 屯 地 仙 台 駐 屯 地 空 自 松 島 基 地 等 被 災 した 自 衛 隊 施 設 を 復 旧 するための 経 費 今 般 の 津 波 などにより 使 用 不 能 となった 装 備 品 器 材 等 を 補 填 す るための 経 費 〇 自 衛 隊 の 災 害 対 処 能 力 の 向 上 :253 億 円 継 続 3 次 補 正 予 算 で146 億 円 措 置 今 般 の 震 災 の 経 験 を 踏 まえ 災 害 時 の 初 動 対 応 やその 後 の 対 応 の ための 基 盤 としての 駐 屯 地 基 地 等 を 整 備 するための 経 費 - 11 -
ヘリコプター 搭 載 護 衛 艦 (24DDH)の 建 造 防 衛 省 作 成 資 料 ヘリコプター 搭 載 護 衛 艦 (DDH)は 対 潜 戦 を 始 めとする 海 上 作 戦 の 中 枢 となる 護 衛 艦 であり 海 上 自 衛 隊 は4 隻 保 有 (うち2 隻 を 更 新 する 計 画 (1 隻 は 平 成 22 年 度 から 建 造 中 )) 24DDHは 中 期 防 衛 力 整 備 計 画 の 期 間 中 ( 平 成 23 年 度 ~ 平 成 27 年 度 )に 整 備 を 計 画 して いる 唯 一 のDDHであり DDH くらま の 代 替 艦 として 整 備 ( 平 成 28 年 度 就 役 予 定 ) 24DDHは 22DDHと 同 型 であり 対 潜 戦 等 に 加 え 災 害 派 遣 や 国 際 平 和 協 力 活 動 等 にお ける 輸 送 や 医 療 活 動 等 の 多 様 な 任 務 の 拠 点 としての 能 力 を 保 有 高 性 能 20mm 機 関 砲 基 準 排 水 量 主 要 寸 法 24DDH 主 要 性 能 19,500トン 248 38 23.5m イメージ 図 水 上 艦 用 ソーナーシステム SEA RAM 発 射 機 魚 雷 防 御 装 置 ( 両 舷 ) 1 隻 1,170 億 円 速 力 30ノット 機 関 型 式 ( 軸 数 ) 主 要 装 備 搭 載 航 空 機 ガスタービン4 基 2 軸 乗 員 約 470 名 高 性 能 20mm 機 関 砲 2 基 SEA RAM 発 射 機 2 基 水 上 艦 用 ソーナーシステム 1 式 魚 雷 防 御 装 置 1 式 哨 戒 ヘリコプター 救 難 輸 送 ヘリコプター 7 機 2 機 - 12 -
潜 水 艦 (24SS)の 建 造 防 衛 省 作 成 資 料 我 が 国 周 辺 海 域 において 常 時 継 続 的 に 情 報 収 集 警 戒 監 視 を 行 い 各 種 兆 候 を 早 期 に 察 知 する 態 勢 を 強 化 するため 22 隻 体 制 ( 現 行 16 隻 )を 目 指 し 中 期 防 衛 力 整 備 計 画 では5 隻 の 建 造 を 計 画 24SSの 就 役 ( 平 成 28 年 度 予 定 )と 既 存 潜 水 艦 の 艦 齢 延 伸 により 潜 水 艦 は17 隻 体 制 に 増 強 24SSは そうりゅう (16SS) 型 の 性 能 向 上 型 として 新 たにTCM( 潜 水 艦 魚 雷 防 御 システ ム) を 搭 載 し 魚 雷 防 御 能 力 を 向 上 対 水 上 レーダー TCM( 潜 水 艦 魚 雷 防 御 システム) 24SS 主 要 性 能 水 中 発 射 管 基 準 排 水 量 2,900トン 船 型 葉 巻 型 機 関 形 式 ディーゼル スターリング 電 気 推 進 曳 潜 側 航 水 面 ソーナーアレイ 艦 ソーナーシステム ( 艦 首 側 面 えい 航 アレイ) 1 隻 560 億 円 イメージ 図 水 中 速 力 主 要 装 備 20ノット 潜 水 艦 ソーナーシステム 対 水 上 レーダー 水 中 発 射 管 システム TCM( 潜 水 艦 魚 雷 防 御 システム) - 13 -
次 期 戦 闘 機 (F-35A)の 取 得 防 衛 省 作 成 資 料 航 空 自 衛 隊 が 保 有 する 現 有 の 戦 闘 機 (F-4)については 運 用 開 始 か ら 約 40 年 経 過 しており その 後 継 機 として 次 期 戦 闘 機 を 取 得 する 必 要 がある 我 が 国 周 辺 地 域 において 軍 事 力 の 近 代 化 が 進 展 する 中 能 力 の 高 い 次 期 戦 闘 機 を 整 備 し 我 が 国 の 防 空 等 の 態 勢 に 万 全 を 期 す 必 要 がある 平 成 24 年 度 政 府 案 完 成 輸 入 機 4 機 約 395 億 円 ( 注 ) その 他 関 連 経 費 約 205 億 円 ( 注 )1 機 当 たり99 億 円 うち 機 体 価 格 89 億 円 初 度 部 品 10 億 円 完 成 輸 入 機 として1 機 当 たりの 機 体 価 格 は 米 空 軍 の 納 入 予 定 価 格 と ほぼ 同 額 ( 米 国 2012 会 計 年 度 予 算 教 書 による) 諸 元 取 得 計 画 F-35A F-4 F-35A 開 発 国 米 国 米 国 等 全 幅 全 長 全 高 約 12m 約 19m 約 5m 約 11m 約 16m 約 4m エンジン 推 力 17,900lbs 2 43,000lbs 1 速 度 最 大 M2.2 最 大 M1.6 中 期 防 衛 力 整 備 計 画 ( 平 成 23 年 度 ~ 平 成 27 年 度 ) ( 平 成 22 年 12 月 17 日 閣 議 決 定 )において 現 有 の 戦 闘 機 (F-4)の 後 継 機 として 新 たな 戦 闘 機 を 整 備 する とされた 次 期 戦 闘 機 の 取 得 について( 平 成 23 年 12 月 20 日 安 全 保 障 会 議 決 定 及 び 閣 議 了 解 )により 平 成 24 年 度 以 降 F-35A 製 作 設 計 ボーイング 社 ロッキード マーチン 社 42 機 を 取 得 するものとし 新 中 期 防 期 間 中 には 12 機 の 取 得 を 行 い 24 年 度 については 4 機 の 取 得 を 計 画 している - 14 -
防 衛 省 作 成 資 料 イージス 艦 の 能 力 向 上 (BMD 艦 化 改 修 ) 24 年 度 政 府 案 361 億 円 海 上 自 衛 隊 は イージス 艦 を6 隻 保 有 (うち こんごう 型 護 衛 艦 4 隻 は BMD 艦 化 改 修 ( 注 ) 済 ) ( 注 ) BMD 艦 化 改 修 とは イージス 艦 が 弾 道 ミサイルを 迎 撃 できるよう イージス 艦 の 各 種 システムのプログラム 改 修 やミサイル 発 射 装 置 の 改 修 等 を 行 いBMD 機 能 を 付 加 すること 新 防 衛 大 綱 では 弾 道 ミサイル 対 処 能 力 を 向 上 させるため BMD 機 能 を 付 加 したイージス 艦 を6 隻 体 制 に 増 勢 することとされており 新 中 期 防 において イージス 艦 2 隻 のBMD 艦 化 改 修 を 計 画 今 回 の あたご 型 護 衛 艦 2 隻 のBMD 艦 化 改 修 により 6 隻 体 制 が 実 現 BMD 運 用 構 想 の 概 念 図 こんごう 型 4 隻 あたご 型 2 隻 + - 15 -
新 野 外 通 信 システムの 取 得 防 衛 省 作 成 資 料 現 有 の 方 面 隊 電 子 交 換 システム 師 団 通 信 システム 及 び 各 種 機 能 別 無 線 機 の 後 継 として 方 面 隊 師 団 等 に 配 備 し 方 面 隊 師 団 等 の 指 揮 統 制 情 報 伝 達 のための 通 信 を 継 続 的 に 確 保 するために 使 用 する 新 野 外 通 信 システムを 取 得 野 外 における 陸 上 自 衛 隊 の 通 信 インフラとして 迅 速 に 高 速 かつ 広 域 にわたる 通 信 ネットワークを 構 成 可 能 であり 災 害 対 応 にも 有 用 平 成 24 年 度 政 府 案 :2 式 ( 約 162 億 円 ( 初 度 費 20 億 円 を 含 む)) 広 帯 域 多 目 的 無 線 機 の 拡 張 性 ( 災 害 時 の 関 係 機 関 等 との 情 報 共 有 手 段 の 整 備 ) 新 野 外 通 信 システムの 主 な 構 成 品 広 帯 域 多 目 的 無 線 機 アクセスノード 装 置 現 有 無 線 機 広 帯 域 多 目 的 無 線 機 野 外 無 線 機 地 上 無 線 機 データ 専 用 無 線 機 防 災 無 線 機 周 波 数 帯 用 途 等 が 異 なる 各 種 無 線 機 が それぞれ 専 用 の 通 信 系 を 構 成 野 外 無 線 機 系 広 帯 域 多 目 的 無 線 機 導 入 後 広 帯 域 多 目 的 無 線 機 運 用 イメージ 指 揮 統 制 運 用 イメージ システム 等 テ ータ 無 線 機 系 インストール インストール 野 外 無 線 機 データ 専 用 無 線 機 地 上 無 線 機 自 律 分 散 型 ネットワーク 防 災 無 線 機 関 係 機 関 海 空 自 米 軍 無 線 機 各 無 線 機 として 動 作 するアプリケーションをイ ンストールし 異 種 無 線 機 との 相 互 通 信 が 可 能 (ソフトウェア 無 線 技 術 ) 指 揮 統 制 システム 等 ( 携 帯 用 ) ( 車 両 用 ) 運 用 イメージ 防 災 無 線 機 系 地 上 無 線 機 系 防 災 無 線 機 系 広 帯 域 多 目 的 無 線 機 通 信 系 - 16 -
沿 岸 監 視 部 隊 の 配 置 等 ( 与 那 国 島 ) 防 衛 省 作 成 資 料 中 期 防 において 南 西 地 域 の 島 嶼 部 に 陸 上 自 衛 隊 の 沿 岸 監 視 部 隊 を 新 編 し 配 置 するとともに 航 空 自 衛 隊 の 移 動 警 戒 レーダーを 展 開 することにより 隙 のない 警 戒 監 視 態 勢 を 保 持 することとされた これら 部 隊 の 配 置 展 開 先 については 我 が 国 の 領 海 領 空 の 境 界 に 近 い 地 域 であることに 加 えて 必 要 な 地 積 や 社 会 基 盤 が 存 在 している 我 が 国 最 西 端 の 地 である 沖 縄 県 与 那 国 町 とすることとし 沿 岸 監 視 施 設 等 用 地 について は 久 部 良 地 区 ( 南 牧 場 ) 及 びインビ 岳 西 側 周 辺 を 駐 屯 地 用 地 については 久 部 良 地 区 ( 南 牧 場 )を 候 補 地 とす る 考 え 平 成 24 年 度 政 府 案 には 新 編 する 陸 上 自 衛 隊 の 沿 岸 監 視 部 隊 の 配 置 等 のために 必 要 な 用 地 の 取 得 現 況 調 査 ( 動 植 物 出 現 及 び 植 生 の 調 査 ) 基 本 検 討 ( 敷 地 造 成 に 係 る 実 施 設 計 ) 敷 地 造 成 の 一 部 ( 取 得 用 地 の 仮 囲 い) 及 び 移 転 等 補 償 などの 経 費 として 約 10 億 円 を 計 上 中 期 防 の 期 間 末 である 平 成 27 年 度 末 までに 部 隊 を 配 置 する 予 定 沖 永 良 部 島 インビ 岳 西 側 周 辺 尖 閣 諸 島 久 米 島 沖 縄 本 島 与 那 国 島 宮 古 島 石 垣 島 西 表 島 0 200 km 久 部 良 地 区 ( 南 牧 場 ) 凡 例 : 駐 屯 地 用 地 ( 案 ) : 沿 岸 監 視 施 設 等 用 地 ( 案 ) - 17 -
西 尾 西 尾 防 衛 省 作 成 資 料 Xバンド 衛 星 通 信 の 整 備 運 営 事 業 24 年 度 政 府 案 1,224 億 円 自 衛 隊 は 部 隊 の 指 揮 統 制 等 のための 基 幹 衛 星 通 信 として 気 象 等 の 影 響 を 受 けにくい 周 波 数 帯 (Xバンド)を 用 いたXバンド 衛 星 通 信 を 利 用 現 在 Xバンド 衛 星 通 信 は 3 機 の 衛 星 (スーパーバードB2 号 機 C2 号 機 D 号 機 )を 介 して 行 っているが このうち 2 機 (B2 号 機 D 号 機 )が 平 成 27 年 度 に 設 計 寿 命 を 迎 えることから 引 き 続 きXバンド 衛 星 通 信 を 利 用 するため 同 2 機 に 代 わる 衛 星 の 確 保 が 必 要 このため 本 年 6 月 に 改 正 されたPFI 法 を 活 用 して 衛 星 の 製 造 から 運 用 までをカバーする19 年 間 のPFI 事 業 契 約 ( 平 成 24 年 度 ~ 平 成 42 年 度 )を 締 結 し Xバンド 衛 星 通 信 を 確 保 スーハ ーハ ート D 号 機 ( 東 経 110 度 ) スーハ ーハ ート C2 号 機 ( 東 経 144 度 ) スーハ ーハ ート B2 号 機 ( 東 経 162 度 ) (イメージ 図 ) PFI 事 業 の 概 要 (イメージ 図 ) 設 計 寿 命 設 計 寿 命 衛 星 の 製 造 打 上 げ 地 上 施 設 等 の 整 備 運 用 等 - 18 -
PBLパイロットモデルの 実 施 装 備 品 等 の 高 性 能 化 ハイテク 化 といった 要 因 等 により 整 備 維 持 経 費 が 増 加 するなか 装 備 品 の 維 持 整 備 を 効 率 的 かつ 効 果 的 に 行 うために 中 期 防 衛 力 整 備 計 画 ( 平 成 23 年 度 ~ 平 成 27 年 度 )において 維 持 整 備 に 係 る 成 果 の 達 成 に 応 じて 対 価 を 支 払 う 新 たな 契 約 方 式 (Performance Based Logistics)の 導 入 を 図 ることが 示 されたところ 企 業 に 維 持 整 備 業 務 を 包 括 的 に 委 託 した 新 たな 契 約 方 式 (PBL)を 長 期 (5 年 の 国 庫 債 務 負 担 行 為 )にわたって 結 ぶことにより 企 業 が 保 有 する 過 去 の 修 理 実 績 などのノウハウをもとに 故 障 個 所 の 予 測 により 効 率 化 を 図 り 結 果 として 修 理 期 間 の 短 縮 や 部 品 保 有 総 数 が 減 少 (8 年 間 の 試 算 で 3.2 億 円 のコスト 削 減 の 見 込 み) 平 成 24 年 度 政 府 案 :EC-225LPの 補 給 整 備 ( 約 29 億 円 ) 防 衛 省 作 成 資 料 EC-225LP 新 しい 契 約 方 式 の 概 要 (EC-225LP) 官 整 備 部 隊 整 備 現 状 部 品 補 給 部 品 保 有 在 庫 管 理 官 整 備 部 隊 整 備 PBL 導 入 後 部 品 補 給 部 品 保 有 在 庫 管 理 民 民 間 委 託 整 備 技 術 支 援 等 整 備 項 目 ごと 契 約 主 な 期 待 成 果 1 構 成 品 取 得 修 理 の 期 間 短 縮 により 部 品 待 ちによる 整 備 作 業 中 断 期 間 の 短 縮 2 管 理 業 務 ( 所 要 量 算 定 在 庫 管 理 整 備 管 理 等 )の 削 減 及 び 契 約 作 業 の 削 減 - 19 - 民 民 間 委 託 整 備 技 術 支 援 等 部 品 保 有 在 庫 管 理 包 括 契 約 注 : 官 の 業 務 として 分 析 評 価 が 追 加 官 民 の 責 任 ( 業 務 ) 分 担 については 今 後 の 検 討 において 最 終 的 に 決 定
在 日 米 軍 駐 留 経 費 負 担 の 経 緯 特 訓 練 移 転 費 平 成 23 年 度 予 算 4 億 円 平 成 24 年 度 政 府 案 4 億 円 別 光 熱 水 料 等 249 億 円 249 億 円 協 定 昭 53 54 62 基 本 給 等 調 整 手 当 等 (2006) 平 元 平 3 8 13 18 20 23 28 計 1,131 億 円 1,384 億 円 1,139 億 円 1,392 億 円 地 位 協 定 格 差 給 等 ( 国 家 公 務 員 の 給 与 条 件 に 相 当 する 部 分 を 越 える 給 与 ) 福 利 費 ( 社 会 保 険 料 等 ) 提 供 施 設 整 備 (FIP) 経 過 措 置 等 ( 注 1) ( 注 2) 268 206 億 円 億 円 269 億 円 206 億 円 在 日 米 軍 駐 留 経 費 負 担 計 1,858 億 円 1,867 億 円 注 1: 格 差 給 等 については 平 成 20 年 4 月 の 格 差 給 等 の 廃 止 に 伴 う 経 過 措 置 期 間 中 ( 廃 止 から5 年 後 に 見 直 しを 予 定 )である 注 2: 労 務 費 及 び 光 熱 水 料 等 の 減 額 分 については 提 供 施 設 整 備 (FIP)の 増 額 分 に 充 てることを 日 米 間 で 合 意 ( 平 成 22 年 12 月 ) ( 参 考 ) 地 位 協 定 : 日 本 国 とアメリカ 合 衆 国 との 間 の 相 互 協 力 及 び 安 全 保 障 条 約 第 6 条 に 基 づく 施 設 及 び 区 域 並 びに 日 本 国 における 合 衆 国 軍 隊 の 地 位 に 関 する 協 定 ( 昭 和 35 年 (1960 年 )~) 特 別 協 定 : 日 本 国 とアメリカ 合 衆 国 との 間 の 相 互 協 力 及 び 安 全 保 障 条 約 第 6 条 に 基 づく 施 設 及 び 区 域 並 びに 日 本 国 における 合 衆 国 軍 隊 の 地 位 に 関 する 協 定 第 24 条 についての 新 たな 特 別 の 措 置 に 関 する 日 本 国 とアメリカ 合 衆 国 との 間 の 協 定 平 成 23 年 4 月 以 降 の 特 別 協 定 については 平 成 23 年 1 月 21 日 に 署 名 - 20 -
米 軍 再 編 関 連 措 置 の 全 体 事 業 名 実 施 時 期 備 考 1 在 沖 米 海 兵 隊 のグアム 移 転 経 費 2 普 天 間 飛 行 場 の 移 設 3 嘉 手 納 飛 行 場 以 南 の 土 地 の 返 還 4キャンプ 座 間 での 在 日 米 陸 軍 司 令 部 の 改 編 及 び 陸 自 中 央 即 応 集 団 司 令 部 の 移 転 5キャンプ 座 間 及 び 相 模 総 合 補 給 廠 の 一 部 返 還 等 6 横 田 飛 行 場 への 空 自 航 空 総 隊 司 令 部 等 の 移 転 7 厚 木 飛 行 場 から 岩 国 飛 行 場 への 空 母 艦 載 機 の 移 駐 等 8 恒 常 的 な 空 母 艦 載 機 着 陸 訓 練 (FCLP) 施 設 の 選 定 平 成 26 年 より 後 のできる 限 り 早 い 時 期 平 成 26 年 より 後 のできる 限 り 早 い 時 期 基 本 的 に 在 沖 米 海 兵 隊 のグアム 移 転 完 了 以 降 平 成 24 年 度 まで 記 述 なし( 在 日 米 陸 軍 司 令 部 の 改 編 に 関 連 し 実 施 ) 平 成 22 年 度 平 成 26 年 まで 平 成 21 年 7 月 又 は その 後 のできるだ け 早 い 時 期 に 選 定 102.7 億 ドルのうち 日 本 の 分 担 は60.9 億 ドル ( 真 水 28.0 億 ドル 出 資 15.0 億 ドル 融 資 等 17.9 億 ドル) 代 替 の 施 設 は 辺 野 古 崎 地 区 及 びこれに 隣 接 する 水 域 にV 字 型 に 設 置 環 境 影 響 評 価 手 続 き 及 び 建 設 が 著 しく 遅 延 がなく 完 了 できる 限 り 微 修 正 を 考 慮 し 得 る キャンフ 瑞 慶 覧 は 一 部 返 還 ( 日 米 間 で 返 還 面 積 を 交 渉 中 ) キャンフ 桑 江 普 天 間 飛 行 場 牧 港 補 給 地 区 那 覇 港 湾 施 設 陸 軍 貯 油 施 設 第 1 桑 江 タンク ファームは 全 面 返 還 相 模 総 合 補 給 廠 訓 練 センター 等 の 支 援 施 設 の 整 備 は 米 軍 が 負 担 座 間 :1.1haの 返 還 ( 追 加 的 返 還 として 約 4.3ha) 相 模 : 約 17haの 返 還 + 約 35haの 共 同 使 用 空 域 返 還 (21 年 度 に 検 討 完 了 ) 軍 民 共 用 化 の 検 討 ( 検 討 開 始 後 12 月 以 内 に 終 了 ) 必 要 な 施 設 整 備 等 を 行 った 後 平 成 26 年 までに 実 施 日 米 間 で 協 議 中 ( 本 年 6 月 21 日 の 2+2 共 同 発 表 文 書 で 整 備 場 所 として 馬 毛 島 が 検 討 対 象 となる 記 述 ) - 21 -
米 軍 再 編 関 係 経 費 の 概 要 23 年 度 予 算 24 年 度 政 府 案 概 算 要 求 で は 前 年 度 同 額 仮 置 き とされている 経 費 地 元 負 担 軽 減 分 1,027 億 円 1,230 億 円 地 元 負 担 軽 減 分 599 億 円 707 億 円 概 算 要 求 では 既 存 の 防 衛 関 係 費 の 一 部 とされている 経 費 地 元 負 担 軽 減 関 連 施 設 整 備 等 分 135 億 円 地 元 負 担 軽 減 関 連 施 設 整 備 等 分 28 億 円 抑 止 力 の 維 持 等 分 79 億 円 抑 止 力 の 維 持 等 分 68 億 円 - 22 -
区 分 米 軍 再 編 関 係 経 費 ( 地 元 負 担 軽 減 分 ) 平 成 23 年 度 予 算 額 平 成 24 年 度 政 府 案 対 前 年 度 増 減 額 対 前 年 度 伸 率 備 考 ( 単 位 : 億 円 ) 在 沖 米 海 兵 隊 のグアムへの 移 転 事 業 ( 注 ) 524.6 81.0 443.6 84.6% (1) 真 水 事 業 (2)インフラ 事 業 沖 縄 における 再 編 のための 事 業 (1) 普 天 間 飛 行 場 の 移 設 (2) 嘉 手 納 以 南 の 土 地 の 返 還 米 陸 軍 司 令 部 の 改 編 に 関 連 した 事 業 空 母 艦 載 機 の 移 駐 等 のための 事 業 訓 練 移 転 のための 事 業 再 編 関 連 措 置 の 円 滑 化 を 図 るための 事 業 148.8 6.7 142.1 95.5% 369.8 67.1 302.6 81.8% < 66.0> < 86.1> <+ 20.1> <+ 30.5%> 18.7 37.5 + 18.8 +100.4% < 63.1> < 83.5> <+ 20.4> <+ 32.3%> 15.8 37.5 + 21.7 +137.3% < 2.8> < 2.6> < 0.3> < 9.4%> 2.9 0.0 2.9 99.7% < 67.2> < 94.2> <+ 27.0> <+ 40.1%> 89.8 22.3 67.5 75.2% < 698.9> < 377.4> < 321.6> < 46.0%> 280.4 304.7 + 24.4 + 8.7% 10.0 40.5 + 30.6 +307.3% 103.1 113.2 + 10.1 + 9.8% 直 接 的 な 財 政 支 援 による 司 令 部 庁 舎 等 の 施 設 整 備 融 資 等 による 電 力 上 下 水 道 などのイ ンフラ 事 業 等 普 天 間 飛 行 場 の 移 設 に 関 する 事 業 嘉 手 納 飛 行 場 以 南 の 地 域 の 土 地 の 返 還 に 関 する 事 業 相 模 総 合 補 給 廠 の 一 部 返 還 等 に 関 する 事 業 厚 木 飛 行 場 から 岩 国 飛 行 場 への 空 母 艦 載 機 の 移 駐 等 に 関 する 事 業 嘉 手 納 飛 行 場 等 所 在 米 軍 機 の 日 本 国 内 及 びグアム 等 への 訓 練 移 転 に 関 する 事 業 (1) 再 編 交 付 金 97.9 93.4 4.6 4.7% (2) 基 地 周 辺 対 策 等 合 計 5.1 19.8 + 14.7 +286.0% < 1,469.8> < 792.3> < 677.4> < 46.1%> 1,026.5 599.3 427.3 41.6% ( 注 )その 他 インフラ 事 業 の 融 資 業 務 に 関 連 したJBICに 対 する 交 付 金 等 を 含 む 計 数 は 歳 出 ベース( 一 般 物 件 費 + 歳 出 化 経 費 ) 一 部 の 区 分 に 併 記 した< > 内 は 契 約 ベース( 一 般 物 件 費 + 新 規 後 年 度 負 担 額 ) - 23 -
米 軍 再 編 ( 在 沖 米 海 兵 隊 のグアム 移 転 普 天 間 飛 行 場 の 移 設 )の24 年 度 政 府 案 在 沖 縄 米 海 兵 隊 のグアム 移 転 事 業 の 進 捗 や 日 米 の 予 算 措 置 状 況 等 にも 留 意 し 地 元 負 担 軽 減 に 資 する 措 置 として 以 下 の 経 費 を 計 上 在 沖 米 海 兵 隊 のグ アム 移 転 ( 注 3) 23 年 度 予 算 額 24 年 度 政 府 案 対 前 年 度 増 減 額 予 算 計 上 の 考 え 方 ( 単 位 : 億 円 ) 525 81 444 真 水 事 業 については 米 側 の 状 況 を 踏 まえ 工 事 費 の 計 上 を 見 送 るとともに 今 後 状 況 が 整 った 場 合 には 速 やかな 事 業 着 手 が 可 能 になるよう 設 計 費 (7 億 円 ) に 限 り 計 上 149 (1) 真 水 事 業 他 方 インフラ 事 業 については 事 業 の 本 格 的 な 実 施 のためにインフラ 面 米 側 に 7 142 ( 注 1) の 整 備 が 必 要 とされている 中 23 年 度 ( 下 水 道 上 水 道 370 億 円 )から 大 未 移 転 幅 に 減 額 するものの 24 年 度 についても 所 要 経 費 ( 上 水 道 電 力 67 億 円 ) を 計 上 (2)インフラ 事 業 370 67 303 ( 注 2) 未 執 行 計 上 した 予 算 の 執 行 ( 真 水 予 算 の 米 側 への 資 金 移 転 及 びインフラ 予 算 のJBI Cへの 出 資 )については グアム 移 転 事 業 に 係 る 様 々な 状 況 を 見 極 めつつ 判 断 ( 注 1) 真 水 事 業 とは 我 が 国 の 直 接 的 な 財 政 支 援 による 司 令 部 庁 舎 等 の 施 設 整 備 ( 注 2) インフラ 事 業 とは 在 沖 米 海 兵 隊 のグアム 移 転 に 伴 う 所 要 のインフラ( 下 水 道 上 水 道 電 力 )を 整 備 するため 国 際 協 力 銀 行 (JBIC)から 米 側 に 対 する 融 資 の 原 資 として JBIC に 対 する 出 資 を 行 うもの ( 注 3) その 他 インフラ 事 業 の 融 資 業 務 に 関 連 した JBIC に 対 する 交 付 金 等 を 含 む 普 天 間 飛 行 場 移 設 以 下 の 経 費 を 計 上 ( 単 位 : 億 円 ) 普 天 間 飛 行 場 の 移 設 (1) 環 境 現 況 調 査 ( 継 続 ) (2) 陸 上 工 事 ( 継 続 ) 23 年 度 予 算 額 24 年 度 政 府 案 対 前 年 度 増 減 額 予 算 計 上 の 考 え 方 16 38 +22 代 替 施 設 本 体 に 係 る 設 計 費 工 事 費 については 現 時 点 において 計 上 せず 本 体 工 事 が 進 められるような 環 境 が 整 った 場 合 には 速 やかに 必 要 な 契 約 手 続 に 入 るため 予 備 費 及 び 非 特 定 議 決 国 庫 債 務 負 担 行 為 の 活 用 も 視 野 に 対 応 9 7 15 (うち 歳 出 化 分 15) 22 (うち 歳 出 化 分 17) +6 +15 21 年 度 からキャンプ シュワブ 周 辺 で 実 施 している 環 境 現 況 調 査 や 19 年 度 か ら 実 施 しているキャンプ シュワブ 内 の 陸 上 工 事 ( 建 物 等 の 設 計 工 事 )につい ては それぞれの 進 捗 を 踏 まえ 代 替 施 設 建 設 とは 直 接 関 係 なく 必 要 となる 経 費 を 計 上 - 24 -
24 年 度 政 府 案 における 普 天 間 飛 行 場 移 設 関 連 経 費 普 天 間 飛 行 場 の 移 設 先 については 平 成 22 年 5 月 の 日 米 共 同 発 表 及 び 閣 議 決 定 において 代 替 の 施 設 をキャンプ シュワブ 辺 野 古 崎 地 区 及 びこれに 隣 接 する 水 域 に 設 置 することとされており キャ ンプ シュワブ 周 辺 で 実 施 してきている 環 境 現 況 調 査 や キャン プ シュワブ 内 の 陸 上 工 事 のために 必 要 となる 経 費 として 平 成 2 4 年 度 歳 出 予 算 に 約 38 億 円 を 計 上 (23 年 度 : 約 16 億 円 ) 1 環 境 現 況 調 査 の 継 続 に 要 する 経 費 約 15 億 円 環 境 影 響 評 価 の 事 後 調 査 等 をより 効 果 的 効 率 的 に 行 うために 継 続 して 実 施 するもの ( 参 考 )サンゴ 海 藻 草 類 調 査 海 域 生 物 (ジュゴン ウミガメ) 調 査 等 2 キャンプ シュワブ 内 の 陸 上 工 事 に 要 する 経 費 約 22 億 円 既 に 建 設 中 の 建 物 の 付 帯 工 事 等 着 手 済 みの 工 事 を 完 了 させる ための 経 費 や 代 替 施 設 建 設 とは 直 接 関 係 なく 継 続 的 に 整 備 が 必 要 な 隊 舎 等 の 工 事 等 を 実 施 するもの ( 注 )キャンプ シュワブ 内 における 付 帯 工 事 : 車 両 整 備 工 場 立 体 駐 車 場 等 の 付 帯 工 事 等 継 続 的 に 整 備 が 必 要 な 工 事 等 : 沢 部 造 成 工 事 ( 上 流 部 は 既 に 実 施 ) 等 - 25 -
24 年 度 政 府 案 におけるグアム 移 転 関 連 経 費 2006 年 5 月 の 米 軍 再 編 に 関 するロードマップ 合 意 における 在 沖 米 海 兵 隊 のグアム 移 転 完 了 を 実 現 するため 防 衛 省 は 在 沖 米 海 兵 隊 のグアム 関 連 経 費 として 平 成 24 年 度 歳 出 予 算 に 総 額 約 88 億 円 を 計 上 1. 真 水 事 業 について 計 約 7 億 円 ( 注 ) 真 水 事 業 とは 我 が 国 の 直 接 的 な 財 政 支 援 による 司 令 部 庁 舎 等 の 施 設 整 備 をいう < 設 計 費 > 下 士 官 用 隊 舎 実 施 設 計 (フィネガヤン 地 区 ) 約 7 億 円 2. インフラ 事 業 について 計 約 67 億 円 ( 注 ) インフラ 事 業 とは 在 沖 米 海 兵 隊 のグアム 移 転 に 伴 う 所 要 のインフラ( 下 水 道 上 水 道 電 力 )を 整 備 するため 国 際 協 力 銀 行 (JBIC)から 米 側 に 対 する 融 資 の 原 資 としてJBICに 対 する 出 資 を 行 うもの 下 記 事 業 にかかる 国 際 協 力 銀 行 (JBIC)への 出 資 金 を 計 上 < 工 事 費 > 上 水 道 整 備 ( 貯 水 槽 ) 電 力 整 備 ( 北 部 及 び 南 部 地 域 115kV 新 設 等 ) 約 15 億 円 約 53 億 円 3.その 他 経 費 について 国 際 協 力 銀 行 (JBIC)への 交 付 金 として 約 6 億 円 を 計 上 国 際 協 力 銀 行 (JBIC)が 実 施 する 業 務 に 必 要 となる 経 費 について 計 上 モニタリング 経 費 として 約 1 億 円 を 計 上 米 国 政 府 が 実 施 する 建 設 工 事 の 適 正 な 執 行 を 確 認 するための 業 務 を 委 託 するために 必 要 となる 経 費 について 計 上 グアム 移 転 事 業 室 等 経 費 として 約 7 億 円 を 計 上 防 衛 省 が 当 該 事 業 を 実 施 するために 必 要 となる 事 務 経 費 について 計 上 - 26 -
日 本 側 の 分 担 米 国 側 の 分 担 グアム 移 転 に 伴 う 施 設 インフラ 整 備 にかかる 経 費 の 内 訳 事 業 内 容 司 令 部 庁 舎 教 場 隊 舎 学 校 等 生 活 関 連 施 設 家 族 住 宅 インフラ ( 電 力 上 下 水 道 廃 棄 物 処 理 ) ヘリ 発 着 場 通 信 施 設 訓 練 支 援 施 設 整 備 補 給 施 設 燃 料 弾 薬 保 管 施 設 などの 基 地 施 設 道 路 ( 高 規 格 道 路 ) 総 額 計 計 財 源 財 政 支 出 ( 真 水 ) 出 資 融 資 等 効 率 化 融 資 等 財 政 支 出 ( 真 水 ) 融 資 又 は 真 水 15.0 億 ドル 6.3 億 ドル 4.2 億 ドル 金 額 28.0 億 ドル ( 上 限 ) 25.5 億 ドル 7.4 億 ドル ( 上 限 ) 60.9 億 ドル 31.8 億 ドル 10.0 億 ドル 41.8 億 ドル 102.7 億 ドル 1 事 業 内 容 については 計 画 段 階 における 見 積 もりに 基 づくものであり 金 額 やスキームについては 今 後 変 更 があり 得 る 2 日 本 側 の 金 額 は 総 額 に 占 める 割 合 でコミットしたのではなく 施 設 やインフラの 所 要 に 基 づき 経 費 を 分 担 するもの 経 費 については 今 後 さらに 事 務 的 に 精 査 される 日 本 側 の 財 政 支 出 ( 真 水 )は 協 定 上 合 衆 国 の2008 会 計 年 度 ドル ( 当 該 年 度 におけるドル ベースでの 購 買 力 を 基 準 に 換 算 した 実 質 価 格 )で28 億 ドルを 上 限 インフラは 環 境 影 響 評 価 決 定 書 において 合 衆 国 の2008 会 計 年 度 ドル で7.4 億 ドルを 上 限 と 明 記 3 家 族 住 宅 は 効 率 化 の4.2 億 ドルにより 実 質 的 には25.5 億 ドルから21.3 億 ドルに 減 額 4 出 資 や 融 資 等 は 米 国 が 支 払 う 家 賃 や 使 用 料 により 将 来 回 収 される 5 沖 縄 からグアムへの 海 兵 隊 移 動 経 費 やグアムにおける 海 兵 隊 の 活 動 経 費 は 総 額 102.7 億 ドルに 含 まれない 6 日 米 双 方 の 財 政 支 出 ( 真 水 )は 基 盤 整 備 事 業 を 含 む - 27 -
米 軍 再 編 関 係 経 費 の う ち 地 元 負 担 軽 減 分 事 項 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 対 前 年 度 予 算 額 政 府 案 増 減 額 対 前 年 度 伸 率 ( 単 位 : 百 万 円 %) 備 考 1 在 沖 米 海 兵 隊 のグアムへの 52,460 8,097 44,363 84.6 移 転 事 業 < 6,597> < 8,607> < 2,010> < 30.5 > 2 沖 縄 における 再 編 のための 1,873 3,753 1,880 100.4 事 業 < 6,313> < 8,350> < 2,037> < 32.3 > (1) 普 天 間 飛 行 場 の 移 設 1,581 3,752 2,171 137.3 < 283> < 257> < 27> < 9.4 > (2) 嘉 手 納 以 南 の 土 地 の 返 還 292 1 291 99.7 < 6,725> < 9,421> < 2,697> < 40.1 > 3 米 陸 軍 司 令 部 の 改 編 に 関 8,982 2,229 6,752 75.2 連 した 事 業 < 69,893> < 37,736> < 32,158> < 46.0 > 4 空 母 艦 載 機 の 移 駐 等 のため 28,036 30,473 2,437 8.7 の 事 業 在 日 米 軍 の 兵 力 構 成 見 直 し 等 に 関 する 政 府 の 取 組 について ( 平 成 18 年 5 月 30 日 閣 議 決 定 ) 及 び 平 成 22 年 5 月 28 日 に 日 米 安 全 保 障 協 議 委 員 会 において 承 認 された 事 項 に 関 する 当 面 の 政 府 の 取 組 について ( 平 成 22 年 5 月 28 日 閣 議 決 定 )を 踏 まえ 再 編 関 連 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 す るための 施 策 を 推 進 真 水 事 業 及 びインフラ 整 備 事 業 の 実 施 等 普 天 間 飛 行 場 の 移 設 に 関 する 事 業 嘉 手 納 飛 行 場 以 南 の 地 域 の 土 地 の 返 還 に 関 する 事 業 相 模 総 合 補 給 廠 の 一 部 返 還 等 に 関 する 事 業 厚 木 飛 行 場 から 岩 国 飛 行 場 への 空 母 艦 載 機 の 移 駐 等 に 関 する 事 業 5 訓 練 移 転 のための 事 業 995 4,052 3,057 307.3 6 再 編 関 連 措 置 の 円 滑 化 を 図 10,306 11,321 1,015 9.8 るための 事 業 嘉 手 納 飛 行 場 等 所 在 米 軍 機 の 日 本 国 内 及 びグアム 等 への 訓 練 移 転 に 関 する 事 業 (1) 再 編 交 付 金 9,792 9,336 456 4.7 (2) 基 地 周 辺 対 策 等 514 1,985 1,471 286.0 < 146,975> < 79,234> < 67,741> < 46.1 > 合 計 102,651 59,925 42,726 41.6 注 : 1 上 段 < > 内 は 契 約 ベースである 2 計 数 は 四 捨 五 入 によっているので 符 合 しないことがある 3 米 軍 再 編 関 係 経 費 は 70,673 百 万 円 <84,340 百 万 円 >であり その 内 訳 は 以 下 のとおりである 1 地 元 負 担 軽 減 分 : 59,925 百 万 円 < 79,234 百 万 円 > 2 地 元 負 担 軽 減 関 連 施 設 整 備 等 : 2,804 百 万 円 < 1,313 百 万 円 > グアム 移 転 事 業 室 等 経 費 703 百 万 円 < 703 百 万 円 > 岩 国 飛 行 場 2,101 百 万 円 < 610 百 万 円 > 3 抑 止 力 の 維 持 等 に 資 する 措 置 : 7,944 百 万 円 < 3,793 百 万 円 > - 28 -
特 別 行 動 委 員 会 (SACO) 関 係 経 費 事 項 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 対 前 年 度 対 前 年 度 予 算 額 政 府 案 増 減 額 伸 率 ( 単 位 : 百 万 円 %) 備 考 沖 縄 に 関 する 特 別 行 動 委 員 会 の 最 終 報 告 に 盛 り 込 まれた 措 置 の 実 施 1 土 地 返 還 のための 事 業 < 1,652> < 3,587> < 1,935> < 117.1 > 4,294 2,099 2,195 51.1 提 供 施 設 を 移 転 して 当 該 提 供 施 設 の 返 還 を 受 けるための 移 設 工 事 及 び 補 償 等 < 1,178> < 1,277> < 99> < 8.4 > 2 訓 練 改 善 のための 事 業 1,925 1,277 648 33.7 沖 縄 県 道 104 号 線 越 え 実 弾 射 撃 訓 練 の 本 土 移 転 等 に 伴 う 人 員 等 の 輸 送 < 2,587> < 5,725> < 3,138> < 121.3 > 3 騒 音 軽 減 のための 事 業 934 2,426 1,492 159.8 騒 音 軽 減 イニシアティ ヴの 実 施 4 SACO 事 業 の 円 滑 化 を 図 るための 事 業 2,918 2,792 126 4.3 沖 縄 に 関 する 特 別 行 動 委 員 会 の 最 終 報 告 に 盛 り 込 まれた 措 置 を 円 滑 に 実 施 するための 事 業 合 計 注 :1 上 段 < > 内 は 契 約 ベースである < 8,335> < 13,380> < 5,046> < 60.5 > 10,071 8,593 1,478 14.7 2 計 数 は 四 捨 五 入 によっているので 符 合 しないことがある - 29 -
24 年 度 政 府 案 基 地 周 辺 対 策 経 費 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 ( 単 位 : 百 万 円 %) 対 前 年 度 事 項 予 算 額 政 府 案 増 減 額 伸 率 (A) (B) (B)-(A) ( B)/(A) < 112,550 > < 116,080 > < 3,531 > < 3.1 > 基 地 周 辺 対 策 経 費 118,509 118,509 0 0.0 住 宅 防 音 飛 行 場 周 辺 の 住 宅 防 音 工 事 の 助 成 周 辺 環 境 整 備 生 活 環 境 施 設 等 の 整 備 の 助 成 等 ( 河 川 道 路 改 修 学 校 防 音 ごみ 処 理 施 設 等 の 整 備 ) 39,843 40,914 1,070 2.7 < 72,706 > < 75,167 > < 2,460 > < 3.4 > 78,666 77,595 1,071 1.4 < 11,638 > < 12,797 > < 1,159 > < 10.0 > 障 害 防 止 事 業 12,681 13,354 673 5.3 < 9,838 > < 10,330 > < 493 > < 5.0 > 騒 音 防 止 事 業 12,564 10,628 1,936 15.4 < 16,340 > < 18,042 > < 1,702 > < 10.4 > 民 生 安 定 助 成 事 業 17,304 18,421 1,117 6.5 < 6,081 > < 6,294 > < 213 > < 3.5 > 道 路 改 修 事 業 7,307 7,489 181 2.5 施 設 周 辺 整 備 統 合 事 業 687 903 216 31.4 調 整 交 付 金 19,504 19,504 0 0.0 移 転 措 置 事 業 7,830 6,472 1,358 17.3 緑 地 整 備 735 773 38 5.2 周 辺 補 償 53 51 2 4.1 注 :1 上 段 < > 内 は 契 約 ベースである 2 計 数 は 四 捨 五 入 によっているので 符 合 しないことがある - 30 -