~Padmavati 雅 子 先 生 による~ 怒 りに 打 ち 勝 つ 方 法 許 しのパワーWorkshop * 怒 りの 定 義 イライラする / 不 満 / 激 しい 感 情 / 心 身 の 動 揺 を 伴 うような 感 情 / 正 当 な 憤 り( 憤 慨 ) / 惑 わ された 心 の 状 態 / 大 げさな 感 情 ( 小 さいことを 大 きく 考 えてしまう) / 感 情 が 誇 張 してしまう 私 たちは 実 際 には 起 きていないこと 真 実 ではないことに 苦 しめられる 場 合 が 多 いのです 真 実 が わかっていれば ひどく 苦 しめられることはないでしょう * 怒 りのデメリット 人 に 嫌 われる / 他 の 人 に 避 けられる( 誰 も 悪 いエネルギーをもらいたくない)/ 孤 立 してしまう / 飲 み 過 ぎや 食 べ 過 ぎに 繋 がる / 身 体 的 精 神 的 に 有 害 である / 正 しい 判 断 が 出 来 なくなる / 楽 しむことが 出 来 なくなる 怒 るたびに 私 たちは 知 らないうちに 自 分 の 心 を 傷 つけてしまいます 残 念 なことに 心 の 傷 は 見 えないのです *ある 子 供 と 父 親 の 話 いつも 学 校 からイライラと 怒 って 帰 ってくる 子 供 に 父 親 が 言 いました 怒 ることは 自 分 のためによく ないんだよ 今 度 怒 ったら 部 屋 の 壁 に 釘 を 打 ちつけてみなさい と すると あっという 間 に 数 日 のうちに 部 屋 の 壁 が 釘 だらけになりました 父 親 は 今 度 は 怒 るたびにその 釘 を 抜 くようにと 言 いま した あっという 間 に 今 度 はすっかり 釘 が 抜 け あとには 傷 だらけの 壁 が 残 りました 父 親 は 言 いま した 見 てごらん この 壁 の 傷 は お 前 が 自 分 の 心 につけた 傷 なんだよ このように 私 たちは 怒 りよって 自 分 で 自 分 の 心 に 釘 を 打 ちつけているのです * 怒 りの 抑 制 (Control of Anger) * 怒 りの 操 縦 / 取 扱 い(Management of Anger) 怒 った 瞬 間 をキャッチする(サクシババ= 傍 観 者 になる 練 習 自 分 を 見 つめる) 認 識 する 怒 りを 追 い 出 す < 方 法 > 話 を 止 める( 口 を 閉 じる)/ 水 を 飲 む / 外 に 出 る / 深 呼 吸 で 怒 りを 吐 き 出 してしまう / 気 を 紛 らわすために 違 うことをする /その 相 手 のことを 考 えないようにする / 別 の 人 と 話 をする *その 怒 りの 後 の 課 題 < 方 法 > 忍 耐 強 くなるように 心 がける / 人 に 対 しての 期 待 感 を 無 くす / 見 返 りを 求 めない / 瞬 間 に 生 きる / もう 怒 らないと 決 断 する / その 時 の 様 子 を 書 き 出 してみる かつて 経 験 したこととある 出 来 事 が 重 なったときに 怒 りが 生 じるという 思 考 ルートがあります どう して 怒 ってしまうのか 自 分 で 分 析 してみましょう それを 正 すために 自 分 の 思 考 パターンを 書 き 出 してみると 自 分 の 思 考 の 癖 が 見 えてきます 1
*あなたが 本 当 に 怒 ったとき 自 分 の 発 言 をコントロールしましょう 意 地 の 悪 いことや 不 快 なことは 言 わないようにしましょう スイ ッチを 切 るイメージで 怒 り 不 満 文 句 を 減 らす 努 力 をしましょう どうして 怒 るのか 自 分 自 身 に 問 いかけましょう *3 種 類 の 真 実 真 実 は3 通 りあります 自 分 から 見 た 真 実 相 手 から 見 た 真 実 本 当 の 真 実 相 手 から 見 た 真 実 と 自 分 の 真 実 は 違 います そのように 私 たちは 勘 違 いや 思 い 違 いをしていることが 多 いのです *Vritti / ヴリッティ( 思 考 )のメカニズム 渦 巻 きを 意 味 します *Vasana / ヴァサーナ 心 に 残 っている 印 象 何 度 も 繰 り 返 し 思 い 出 されます 過 去 の 記 憶 からの 知 識 が 現 在 の 意 識 と 融 合 してしまいます *Samskara / サムスカーラ 過 去 の 行 動 による 種 EX; お 菓 子 を 食 べる 美 味 しかったと 感 じる そのお 菓 子 を 見 ただけで もう 一 度 食 べたいと 思 う EX; 旅 をする 楽 しかったと 感 じる 写 真 を 見 たり 思 い 出 したりする また 旅 をしたいと 思 う これが 思 考 の 渦 (サークル)です 思 考 のメカニズムです 嫌 いな 人 に 対 しても 怒 りながら 何 度 も 繰 り 返 し 思 い 出 しているうちに さらに 嫌 いになってしまうのです では どうすればこの 渦 から 逃 れることができるでしょうか 瞑 想 やサクシババが 有 効 です 誤 った 思 考 を 取 り 除 くには 瞑 想 すること 傍 観 者 になることで す 瞑 想 で 正 しい 知 識 を 得 ましょう *どうやってあなたの 問 題 を 変 える? * 問 題 を 明 らかにする 問 題 を 変 える 方 法 を 探 す 私 たちは 皆 感 じ 方 や 考 え 方 に 独 特 な 癖 があ ることを 認 識 しましょう どう 感 じるかは 自 分 次 第 です ポジティブに 考 えるか ネガティブに 考 え るかも 自 分 で 選 んで 決 めているのです いつもポジティブに 考 える 訓 練 をしましょう 2
*グルデブ シヴァナンダジは 憎 しみには 愛 恐 怖 には 勇 気 を 持 つようにとおっしゃいます ポジ ティブな 逆 の 考 えに 置 き 換 えましょう * 辛 抱 強 く 忍 耐 を 学 びましょう それには 心 を 開 いて 受 け 入 れることが 大 切 です * 悪 い 癖 を 直 すようにしましょう 自 分 の 潜 在 意 識 を 教 育 しましょう サンカルパ( 決 意 )や 視 覚 化 (ヴィジュアライゼーション)をして よいイメージを 自 分 の 潜 在 意 識 に 埋 め 込 みましょう EX; もしも 自 分 が 嫌 われていると 感 じたら その 意 識 を 変 えるように 自 分 は 皆 に 好 かれていると 思 い 直 します そして 愛 されている 自 分 をイメージします そのイメージを 宇 宙 に 解 き 放 ちます そ れが 潜 在 意 識 を 変 える ということです ネガティブなものをポジティブに 置 き 換 えるのです そ うすることで いつのまにか 現 実 でも 皆 に 愛 されるようになります EX; あなたに 意 地 悪 をする 人 がいたら その 人 があなたを 大 切 にして 優 しく 接 してくれることをイメー ジしましょう いつのまにか それが 現 実 になります * 私 たちは 情 報 が 氾 濫 している 中 に 生 きています 情 報 があり 過 ぎて 何 がよくて 何 がよくないのか がわかり 辛 くなっています 自 分 の 直 感 を 磨 きましょう インターネットは 自 分 の 寂 しさを 埋 めるた めではなく 情 報 のひとつとして 扱 いましょう あらゆるテクノロジーから 離 れる 時 間 を 作 りましょう 自 分 と 向 き 合 う 時 間 や 沈 黙 や 瞑 想 をする 時 間 を 作 りましょう 自 分 の 人 生 の 目 的 は 何 なのか 自 分 はどこから 来 てどこに 行 くのかを 探 究 しましょう そうすることであらゆる 出 来 事 を 消 化 するこ とができるようになります * 自 分 の 感 じ 方 や 態 度 を 変 えてみましょう 自 分 がよくなれば よい 友 達 が 集 まってきます これが 引 き 寄 せの 法 則 です * 自 分 自 身 が 心 の 目 撃 者 傍 観 者 になりましょう 客 観 的 に 見 つめましょう これをサクシババとい います あるがままの 自 分 を 見 つめることで 気 づきが 起 きます それを 受 け 入 れましょう そして 手 放 していくことを 学 びましょう その 過 程 が 私 たちを 浄 化 してゆきます *ラージャヨガ(アシュタンガヨガ) / 八 支 則 1Yama ヤマ 他 人 や 物 に 対 しての 精 神 的 に 守 るべきこと 道 徳 的 基 本 Ahimsa アヒムサ 肉 体 的 精 神 的 な 非 暴 力 Satya サティヤ 誠 実 であること Asteya アステーヤ 盗 まない 必 要 以 上 のものをとらない 3
Brahmacharya ブラフマチャリヤ 欲 望 におぼれない 精 神 的 肉 体 的 な 快 楽 を 求 めない Aparigraha アパリグラハ 物 質 欲 に 捕 らわれない 貪 欲 に 物 に 執 着 しない 2Niyama ニヤマ 自 分 に 対 しての 精 神 的 に 守 るべきこと Shaucha シャウチャ 自 分 自 身 の 内 側 と 外 側 ( 肉 体 と 精 神 )を 常 に 清 潔 に 保 つ Santosha サントーシャ 必 要 以 上 の 贅 沢 をしないで 与 えられたもので 満 足 する Tapas タパス 精 神 修 行 Swadhyaya スワディヤーヤ 教 典 や 自 分 自 身 に 対 しての 学 びを 深 めて 精 神 を 向 上 させる Ishvarapranidhana イシュワラプラニダーナ 神 への 感 謝 の 気 持 ちをもつ 神 への 祈 念 3Asana アーサナ ヨガのポーズとともに 意 識 を 内 側 へと 向 けてゆく 瞑 想 への 準 備 4Pranayama プラナーヤーマ 呼 吸 と 体 心 を 繋 げることに 意 識 を 向 けてゆき 活 力 を 与 える 5Pratyahara プラティヤーハラ 感 覚 の 制 御 外 からの 刺 激 に 感 覚 器 官 が 揺 れ 動 かない 安 定 した 状 態 を 保 つ 6Dharana ダーラナ 集 中 完 全 な 自 分 自 身 の 意 識 の 安 定 集 中 を 一 点 に 留 め 動 かさない 7Dhyana ディヤーナ 瞑 想 集 中 が 継 続 している 深 い 静 かな 状 態 8Samadi サマディー 三 昧 至 福 の 喜 び 悟 りの 境 地 *ラージャヨガとは 自 分 の 心 や 思 考 をコントロールするヨガです 怒 りに 打 ち 勝 つ 方 法 のひとつ はラージャヨガを 行 うことです * 心 を 止 滅 する 方 法 ( 欲 望 の 破 壊 自 意 識 の 絶 滅 = 心 のコントロール) 考 えが 生 じたら 追 い 払 う / 相 反 する 考 えで 置 き 換 える / ブラフマンへの 瞑 想 をする / 心 の 傍 観 者 になる / 私 は 誰 かと 絶 えず 探 究 する * 怒 りに 打 ち 勝 つ 方 法 / 実 践 グルを 持 つ / 見 返 りと 期 待 を 減 らす / 自 己 確 信 ( 忍 耐 力 を 養 う 私 はこれから 自 分 の 傍 観 者 にな る 心 の 広 い 人 間 になる(プライドやエゴを 小 さくする) / 怒 ることによってカルマ 作 ることを 知 る / 内 なる 自 分 の 心 から 学 ぶ / * 怒 りに 打 ち 勝 つ 方 法 / 最 も 高 い 段 階 とは? 許 すことの 大 切 さを 知 ることです 許 すことで 自 分 も 相 手 も 癒 されるのです それには ヨガを 続 け て 自 分 を 浄 化 してゆくことが 大 切 です *もっとも 高 いヨガの 修 行 とは? 屈 辱 と 暴 力 に 耐 えることです 4
最 高 のサーダナ 無 礼 なことや 侮 辱 屈 辱 にも 耐 えることが 最 高 のサーダナ( 修 行 )だと ヨガでは 考 えます ヨガでは 周 りと 調 和 をとることを 大 切 にしています なぜなら 順 応 し 周 囲 と 調 和 することが 自 分 のエゴを 失 くしていくことだからです 物 事 は 必 ず 変 化 していくものですが その 中 にあっても いつも 調 和 をとることが 大 切 です そしていつでも 最 善 を 尽 くすこと 正 しい 方 法 で 正 しいときに 正 しい 場 所 で 正 しく 行 動 することが 私 たちの 義 務 です 無 礼 なことや 侮 辱 的 なことにも 耐 える ということは 無 礼 や 侮 辱 に 傷 つきながら 耐 えて 生 きなさ い ということではありません 人 は 仕 事 や 家 庭 などいろいろなコミュニティの 中 で 生 きています さまざまな 人 がいて さまざま な 考 え 方 があります いろいろな 立 場 があって それぞれの 人 がいろいろなものを 背 負 っていま す ですから さまざまな 人 が さまざまな 感 情 を 持 っています なかには 嫉 妬 する 人 や 否 定 や 非 難 悪 意 を 持 つ 人 もいるかもしれないのです しかし 真 の 私 たちは その 言 葉 や 態 度 に 何 ひとつ 傷 つくことなく それを 無 礼 だとか 侮 辱 だと か 思 う 必 要 もないのです それらが 真 の 私 たちに 影 響 を 与 えることは 何 もありません ですから 無 礼 や 侮 辱 的 な 言 葉 や 態 度 に 振 りまわされないように というのが 本 当 の 意 味 です そのときは 自 分 の 心 を 冷 静 に 見 つめるよい 機 会 だと 認 識 しましょう そしてエゴを 発 見 するのに 役 立 てましょう なぜなら エゴに 気 づいて それを 取 り 除 くことができれば 私 たちは 自 由 になれ るからなのです 5