<834183938350815B83672E786C73>

Similar documents
スライド 1

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

(2) 就 業 規 則 の 状 況 就 業 規 則 は 90.0%の 事 業 所 が 整 備 している このうち 就 業 規 則 を 周 知 している 事 業 所 は 84.0%で 周 知 の 方 法 ( 複 数 回 答 )については 常 時 掲 示 または 備 え 付 け が 最 も 多 く 64

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

H28記入説明書(納付金・調整金)8

平成16年度

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

調査結果の概要

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

< DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>


平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

Microsoft Word - 05_roumuhisaisoku

大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2

 

育休代替任期付職員制度について

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

< E8BE08F6D2082C682B DD2E786C7378>

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱


Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

Taro-H19退職金(修正版).jtd


Microsoft Word - 02第3期計画(元データ).doc

<4D F736F F D C93FA967B91E5906B8DD082D682CC91CE899E2E646F6378>

納品労働者アンケート結果_0331納品版

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

スライド 1

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

次 世 代 育 成 支 援

Microsoft Word - 文書 3

る 等 級 単 価 を 使 用 する ア. 健 康 保 険 料 を 徴 収 する 事 業 者 との 雇 用 関 係 に 基 づき 当 該 補 助 事 業 に 従 事 す る 者 ただし 役 員 及 び 日 額 または 時 給 での 雇 用 契 約 者 については 健 保 等 級 適 用 者 以 外

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

Microsoft Word - 通達(参考).doc

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

m07 北見工業大学 様式①

制 度 名 制 度 の 主 旨 休 業 等 ( 無 給 短 時 間 勤 務 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 施 行 ) 3 歳 未 満 ( 3 歳 に 達 す る 日 ( 誕 生 日 の 前 日 )ま で)の 子 を 養 育 す る 職 員 が 一 定 期 間 休 業 することを 認 め られ

平成21年9月29日

<81696D373188A E58A77816A E93788D9191E5834B C8EAE82502E786C73>

教員免許更新制ハンドブック2

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

子 育 てをサポート サポートする 休 暇 等 制 度 1 出 産 前 後 の 休 暇 休 暇 等 名 称 妊 娠 出 産 後 通 院 休 暇 ( 特 別 休 暇 ) 妊 娠 中 の 職 員 及 び 出 産 後 1 年 以 内 の 職 員 が 保 健 指 導 又 は 健 康 審 査 を 受 ける 場

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

公表表紙

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

平成20年度 みどり市幼稚園就園奨励費補助金について


公立大学法人秋田県立大学給与規程(案)

16 日本学生支援機構

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

スライド 1

育児・介護休業等に関する規則

1. 任 免 1-1 採 用 ( 試 験 採 用 ) 1 任 免 試 験 採 用 採 用 者 予 定 者 数 報 告 試 験 公 告 任 命 結 果 通 知 書 採 用 予 定 者 数 の 報 告 採 用 説 明 会 の 計 画 実 施 人 事 異 動 対 象 者

3 体 制 整 備 等 (1) 全 ての 特 定 事 業 主 が 共 同 して 取 組 むものとする () 総 務 部 人 事 管 理 室 人 事 課 を 計 画 推 進 の 主 管 課 とし 全 ての 市 職 員 により 推 進 する (3) 実 施 状 況 を 把 握 し 計 画 期 間 中 で

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

<4D F736F F D2095BD90AC E ED957D977B8ED28E918A6982C982C282A282C42E646F63>

職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

PowerPoint プレゼンテーション

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

Microsoft PowerPoint  22日修正最終確定.ppt

延長保育料について

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

退職手当とは

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

●幼児教育振興法案

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

<4D F736F F D CF322D33817A95DB8CEC8ED292B28DB881698A6D816A2E646F63>

<4D F736F F F696E74202D D382E982B382C68AF1958D8BE090A C98AD682B782E B83678C8B89CA81698CF6955C A2E >

1_扉-配布用.indd

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

FP知年金_-D-_[本文].indb

子 ども 手 当 の 支 給 対 象 や 支 給 額 等 の 仕 組 みはどのようになっていますか 平 成 22 年 度 の 子 ども 手 当 は 中 学 校 修 了 までの 子 ども 一 人 に つき 月 額 1 万 3 千 円 を 父 母 等 に 支 給 します 支 給 要 件 は 子 どもを

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63>

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

3. 出 産 費 等 について (1) 文 部 科 学 省 共 済 組 合 員 またはその 被 扶 養 者 が 出 産 したとき 常 勤 職 員 のみ 出 産 費 1 件 420,000 円 ( 産 科 医 療 補 償 制 度 に 加 入 していない 医 療 機 関 で 出 産 のときは 390,0

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料 月 額 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 および 技 能 労 務 職 については 経 験 年 数 10 年 15 年 20 年 の 該 当 者 がいませんでした 3 一 般 行 政 職 の 級 別 職 員

Transcription:

女 性 の 就 労 に 関 する 意 識 調 査 アンケート 結 果 の 報 告 書 ~すてっぷ 利 用 者 の 女 性 を 対 象 に 実 施 ~ 財 団 法 人 とよなか 男 女 共 同 参 画 推 進 財 団

目 次 1 アンケート 調 査 の 概 要 について p1 2 現 在 の 就 労 状 況 について p2 3 現 在 就 労 している 人 の 状 況 p3~p6 4 現 在 就 労 していない 人 の 状 況 p7~p8 5 働 く ことの 目 的 や 意 味 について p9 6 無 償 労 働 時 間 と 同 居 家 族 の 状 況 p10 7 働 くうえで 重 視 したいこと p11~p12 8 働 き 方 の 希 望 ( 理 想 の 働 き 方 ) p13 9 働 き 続 けることについて p14 10 女 性 が 働 くこと 働 き 続 けることに 対 する 記 述 意 見 や 感 想 p15~p16 11 むすびにかえて 添 付 資 料 /アンケート 現 物 p17 p18~p19

1 アンケート 調 査 の 概 要 について 目 的 近 年 長 引 く 経 済 不 況 や 女 性 の 社 会 進 出 等 もあいまって 女 性 をめぐる 雇 用 や 労 働 環 境 は 一 層 多 様 化 し かつ 変 化 の 一 途 をたどっている これに 伴 い 女 性 の 働 くことに 対 する 意 識 や 仕 事 と 生 活 の 調 和 に 関 する 考 え 方 も 多 様 化 している また 正 規 雇 用 と 非 正 規 雇 用 の 格 差 問 題 については ここ 数 年 の 社 会 情 勢 の 変 化 でクローズアップされているが そこに 従 来 から 潜 んでいた 女 性 問 題 が 語 られる ことは 未 だ 少 ない 本 アンケート 調 査 では 主 に 女 性 の 働 き 方 の 実 態 働 くことについての 意 識 や 環 境 面 から 個 々の 女 性 のライフスタイルを 尊 重 しつつ 意 欲 や 能 力 を 十 分 に 発 揮 できるような 就 労 環 境 を 整 えるには 何 が 必 要 なのかを 探 る 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 をめざすため すてっぷ 内 に 開 設 した 就 労 支 援 コー ナーをはじめとする 今 後 の 事 業 に 活 かすことを 目 的 とする 実 施 期 間 2009 年 9 月 1 日 ~2009 年 12 月 28 日 対 象 実 施 場 所 女 性 の 来 館 者 に 対 して すてっぷ 館 内 ( 情 報 ライブラリー ロビー 講 座 )で 実 施 アンケート 回 収 総 数 304 枚 (うち 有 効 303 枚 無 効 1 枚 ) アンケート 回 答 者 の 属 性 年 代 同 居 家 族 の 状 況 は 以 下 の 通 り 回 答 者 の 年 代 構 成 60-64 5% 55-59 9% 無 回 答 2% 65 以 上 6% 50-54 11% 45-49 13% 16-19 0% 20-24 2% 40-44 22% 25-29 4% 35-39 17% 30-34 9% 同 居 家 族 の 状 況 三 世 代 以 上 同 居 3% 二 世 代 同 居 66% ひとり 暮 らし 16% パートナー と 二 人 暮 ら し 15% 同 居 末 子 の 年 代 専 門 学 校 / 短 大 / 大 学 / 大 学 院 / 社 会 人 27% 高 校 生 10% 中 学 生 14% 2% 0~3 代 14% 小 学 校 低 学 年 14% 小 学 校 高 学 年 11% 4 ~ 就 学 前 8% ~ 本 集 計 結 果 全 般 につての 注 意 事 項 ~ 基 本 項 目 である 年 代 について 無 回 答 であったのは5 枚 だが の 貴 重 な 回 答 項 目 を 生 かすために うち4 枚 は 無 効 とはしていない 全 ての 各 項 目 につき 無 回 答 はあったが クロス 集 計 に 算 入 させるために 有 効 とし また 基 本 的 には 各 無 回 答 の 集 計 は 各 グラフに 反 映 させていない 明 らかな 矛 盾 や 間 違 いである 選 択 肢 を 回 答 している 場 合 は 補 正 を 加 えたうえ で 集 計 している 四 捨 五 入 処 理 はしていないので 合 計 が 100%に 満 たない 場 合 もある 1

2 現 在 の 就 労 状 況 について 就 労 の 有 無 就 労 して いない 39% 年 代 別 の 就 労 状 況 100% 就 労 して いない 就 労 して いる 61% 就 労 して いる 16-19 20-24 25-29 30-34 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65 以 上 就 労 していない と 答 えた 人 の 年 代 内 訳 就 労 している と 答 えた 人 の 年 代 内 訳 2.6 1.7 0.9 4.3 7.8 8.6 10.3 9.5 12.1 17.2 25.0 % 65 以 上 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 16-19 0.0 2.7 6.0 4.4 2.7 9.3 10.4 13.2 15.9 15.4 % 19.8 65 以 上 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 16-19 同 居 家 族 別 の 就 労 状 況 末 子 年 代 別 の 就 労 状 況 就 労 している 就 労 していない 就 労 している 就 労 していない 75.0 25.0 三 世 代 以 上 同 居 90.0 専 門 学 校 / 短 大 / 大 学 / 大 学 院 / 社 会 人 60.4 39.6 10.0 高 校 生 63.2 36.8 二 世 代 同 居 56.8 43.2 中 学 生 76.0 24.0 パートナーと 同 居 62.8 37.2 小 学 校 高 学 年 60.0 40.0 小 学 校 低 学 年 60.0 40.0 ひとり 暮 らし 64.4 35.6 4 ~ 就 学 前 40.0 60.0 % 0~3 代 42.3 57.7 % 2

3 現 在 就 労 している 人 の 状 況 雇 用 形 態 いまの 仕 事 の 満 足 度 自 営 業 者 /フリー 8% アルバイト 4% 短 時 間 のパート 21% フルタイム のパート 15% 3% 正 社 員 / 職 員 27% 契 約 / 嘱 託 社 員 17% わからない 4% 不 満 が 多 い 8% やや 不 満 26% まぁ 満 足 58% 大 満 足 4% 派 遣 社 員 5% 年 代 別 の 雇 用 形 態 雇 用 形 態 別 の 満 足 度 65 以 上 60-64 55-59 自 営 業 者 /フリー 50-54 アルバイト 45-49 短 時 間 のパート 40-44 35-39 フルタイムのパート 30-34 派 遣 社 員 25-29 契 約 / 嘱 託 社 員 20-24 16-19 正 社 員 / 職 員 16-19 20-24 25-29 30-34 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 0.0 0.0 0.0 5.9 3.6 5.6 3.4 0.0 0.0 0.0 0.0 自 営 業 者 0.0 0.0 0.0 11.8 3.6 2.8 20.7 16.7 5.3 9.1 0.0 アルバイト 0.0 40.0 25.0 0.0 3.6 2.8 0.0 0.0 0.0 0.0 20.0 短 時 間 のパート 0.0 0.0 0.0 23.5 3.6 19.4 20.7 25.0 26.3 36.4 60.0 フルタイムのパート 0.0 20.0 0.0 17.6 10.7 16.7 17.2 20.8 10.5 18.2 0.0 派 遣 社 員 0.0 0.0 25.0 11.8 10.7 5.6 3.4 0.0 0.0 0.0 0.0 契 約 / 嘱 託 社 員 0.0 20.0 0.0 5.9 17.9 27.8 13.8 8.3 26.3 18.2 20.0 正 社 員 / 職 員 0.0 20.0 50.0 23.5 46.4 19.4 20.7 29.2 31.6 18.2 0.0 65 以 % 正 社 員 / 契 約 / 嘱 派 遣 社 フル タイ ムの 短 時 間 アル バイ ト 自 営 業 その 他 わからない 6.3 0.0 0.0 0.0 8.3 14.3 6.3 0.0 不 満 が 多 い 4.2 6.7 20.0 11.5 2.8 14.3 12.5 0.0 やや 不 満 25.0 26.7 40.0 30.8 19.4 28.6 31.3 20.0 まぁ 満 足 56.3 66.7 40.0 57.7 66.7 42.9 37.5 60.0 大 満 足 8.3 0.0 0.0 0.0 2.8 0.0 12.5 20.0 % 3

今 後 の 働 き 方 の 希 望 今 の 仕 事 で 負 担 を 減 らした 働 き 方 を したい 10% 独 立 / 起 業 したい 5% 負 担 を 減 ら すため 転 職 したい 3% 今 の 状 況 の ままでよい 18% 退 職 / 廃 業 したい 1% キャリアアップの ため 転 職 したい 6% もっと 良 い 条 件 で 転 職 したい 17% 今 の 仕 事 で スキルアップ したい 37% 今 の 仕 事 で 昇 進 / 昇 格 したい 年 代 別 今 後 の 働 き 方 の 希 望 65 以 上 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 16-19 16-19 20-24 25-29 退 職 / 廃 業 したい 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 25.0 負 担 を 減 らすため 転 職 したい 0.0 0.0 0.0 6.3 3.6 2.9 3.7 9.1 0.0 0.0 0.0 今 の 仕 事 で 負 担 を 減 らした 働 き 方 をしたい 0.0 0.0 0.0 12.5 14.3 2.9 11.1 0.0 22.2 9.1 25.0 独 立 / 起 業 したい 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.9 3.7 18.2 5.6 0.0 0.0 キャリアアップのため 転 職 したい 0.0 25.0 14.3 6.3 10.7 5.9 7.4 4.5 0.0 0.0 0.0 もっと 良 い 条 件 で 転 職 したい 0.0 50.0 42.9 18.8 14.3 23.5 22.2 0.0 5.6 18.2 0.0 今 の 仕 事 で 昇 進 / 昇 格 したい 0.0 0.0 0.0 0.0 3.6 5.9 0.0 9.1 0.0 9.1 0.0 今 の 仕 事 でスキルアップしたい 0.0 0.0 42.9 31.3 35.7 44.1 44.4 50.0 22.2 36.4 0.0 今 の 状 況 のままでよい 0.0 25.0 0.0 25.0 17.9 11.8 7.4 9.1 44.4 27.3 50.0 30-34 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65 以 上 % 4

~ 現 在 の 就 労 に 関 して 満 足 または 不 満 に 思 っていることについての 記 述 ~ ( 要 旨 ) 満 足 している 月 10~13 日 身 体 障 害 者 だが 座 って 無 理 なく 仕 事 ができる 経 験 を 生 かせる 結 婚 を 機 に 扶 養 になり やりたいことに 集 中 して 短 時 間 で 好 きな 仕 事 ができている 子 どもの 帰 宅 時 間 に 家 に 居 られる 気 の 合 う 仲 間 がいるので いろいろ 助 け 合 え 満 足 正 職 から1 回 退 職 し ゆったりした 勤 務 時 間 で 仕 事 ができる 職 場 がシフトの 融 通 がきく 就 業 日 数 や 時 間 が 自 分 の 生 活 に 適 している 好 きな 分 野 である 時 間 的 にゆとりがあり ほぼ 希 望 通 り 勤 務 できる 好 きな 時 間 帯 で 仕 事 ができる 人 と 接 することが 楽 しい 自 分 のペースでしている 価 値 観 の 合 う 人 と 働 ける 家 から 近 く 割 りと 自 由 がきく やりがいがある 仕 事 が 以 前 より 精 神 的 にラクになってきた 自 分 で 創 り 出 す 機 会 があるから スキルと 合 っている ギャランティに 満 足 安 定 した 収 入 が 得 られる 人 間 関 係 が 良 い 希 望 出 勤 日 に 出 勤 している 福 利 厚 生 が 手 厚 い 護 られている 労 働 時 間 や 賃 金 に 満 足 している 周 りが 親 切 で 有 能 一 緒 にやりやすい 資 格 を 活 かせる 点 に 満 足 自 分 の 能 力 に 合 っている 会 社 のムードが 良 い 急 な 欠 勤 もしやすい 時 間 帯 がよい 融 通 がきく 経 理 の 実 績 不 足 はあるが まずまず 慣 れた 仕 事 である 時 間 的 に 余 裕 が 持 てる 人 間 関 係 が 良 い 好 きな 職 業 だから 満 足 と 不 満 が 混 在 している 不 満 は 上 司 との 人 間 関 係 上 司 の 仕 事 に 関 する 考 え 方 賃 金 が 少 ない 同 僚 との 関 係 には 満 足 仕 事 内 容 は 希 望 にかなっているが 週 3 日 というのは 断 続 的 仕 事 になるので もう1 日 くらい 就 労 させてもらえたらと 思 う 正 社 員 には 満 足 しているが 人 間 関 係 が 悪 いので ずっと 今 の 職 場 に 居 たいとは 思 わない やりがいはあるが 精 神 的 ストレスが 増 えた 業 務 は 大 変 だが やりがいがある 仕 事 内 容 は 責 任 あるところまで 任 されているが 会 社 の 待 遇 は 事 務 員 の 域 を 出 ない 免 許 を 活 かしているが 年 齢 的 な 負 担 を 感 じる 子 ども 相 手 の 仕 事 で 自 分 も 元 気 をもらい 楽 しいが 不 定 期 なので なかなかスケジュールが 合 わない やりたい 職 である だが 給 料 が 低 い 希 望 する 仕 事 ができ 任 せてもらえる 不 満 は 正 社 員 でないため 更 新 が 不 安 不 満 に 感 じている 仕 事 に 波 があって 収 入 が 安 定 しない 雇 用 が 不 安 定 社 会 保 険 が 付 いていない 収 入 が 低 すぎる 社 会 保 険 福 利 厚 生 がない 仕 事 先 に 不 満 日 数 を 増 やしたい 給 料 への 不 満 仕 事 量 が 多 い 重 労 働 である 部 分 休 業 が 週 2 日 あるが 働 く 内 容 は5 日 分 くらいある 平 日 6 時 間 のパート 夏 休 み 中 1ヶ 月 と 冬 休 みは 給 与 が 無 い かといって2つの 仕 事 を 持 つ 体 力 は 無 いという 点 が 難 しい 家 事 と 両 立 できる 範 囲 での 仕 事 がしたいと 思 っている 仕 事 量 の 割 りに 賃 金 が 低 い 自 分 の 思 っている 感 じではない 朝 子 どもが 発 熱 で 欠 勤 する 際 に 困 った 5

休 む 時 の 同 僚 との 兼 ね 合 いが 難 しい ボーナスが 無 い 賃 金 が 安 く 生 活 費 が 出 ない 待 遇 収 入 (ボーナスなし)に 不 満 正 社 員 で 働 きたい ボーナスがない 人 間 関 係 に 不 満 給 与 と 就 業 時 間 が 少 ない 給 料 が 安 い 男 性 と 比 べ 収 入 が 低 い 給 与 が 低 い 不 安 定 なパートだから 給 与 に 不 満 介 護 職 であるが 正 規 よりもパートの 方 に 体 力 的 な 負 担 がかかる 年 齢 と 共 に 気 分 も 落 ちてくる 給 料 も 増 えない 車 の 移 動 で 危 険 が 伴 うので 不 安 気 を 遣 うこと 会 社 の 雰 囲 気 が 悪 い お 手 伝 い 扱 いで 面 倒 な 事 やきつい 仕 事 キタナイ 仕 事 ばかり 押 し 付 けられる 今 月 に 閉 店 になるが 知 らされたのは2ヶ 月 前 昼 休 憩 以 外 の 休 憩 が 無 い 重 たい 物 を 持 つことが 多 く 年 をとるにつれ しんどい 収 入 に 不 満 忙 しすぎる 状 況 や 条 件 に 不 満 期 限 ある 雇 用 だから 定 職 に 就 きたい アルバイトでも 長 期 でしたい 受 注 数 が 少 ない パートを 下 に 見 て イヤなことを 頼 まれる やりがいがない 生 活 スタイルに 合 っているが 不 安 定 だ 今 後 いまの 仕 事 があるのか 不 明 短 時 間 でも 仕 事 のある 日 はそれ 中 心 のスケジュールとなってしまう 働 く 時 間 も 少 ないので 収 入 も 少 ない 意 思 決 定 に 女 性 が 参 画 できない 短 期 契 約 で 更 新 ない 家 事 との 両 立 が 負 担 になるため 長 時 間 働 けない 契 約 内 容 に 反 した 労 働 をさせられる 金 銭 面 が 不 安 定 給 料 が 安 く 仕 事 量 が 多 い 臨 時 なので 未 来 に 不 安 あり 残 業 が 多 く 生 活 に 支 障 あり 家 族 と 過 ごす 時 間 が 少 ない 多 忙 である 家 事 や 自 分 に 使 える 時 間 が 取 れない 忙 しすぎる 年 休 が 満 足 に 取 れない デスクワークがしたい 給 与 が 低 い 職 場 の 意 識 に 不 満 1 年 契 約 で 不 安 定 仕 事 が 不 安 定 正 社 員 として 働 きたい 不 満 は 社 内 の 福 利 厚 生 給 与 体 系 だ 子 どもが 中 学 生 以 上 になれば 夜 勤 がある 収 入 が 少 ない 今 春 から 異 動 で 職 種 が 変 わったのが 不 満 仕 事 がしんどい 給 料 が 安 い 給 料 がとにかく 安 い 6

4 現 在 就 労 していない 人 の 状 況 就 労 していない 理 由 ( 複 数 回 答 ) 件 数 希 望 の 職 種 で 見 つからない 30 学 生 希 望 の 待 遇 で 見 つからない 20 希 望 の 時 間 帯 で 見 つからない 就 労 の 意 思 は 無 い 10 出 産 予 定 経 済 的 に 困 っていない 0 育 児 / 子 育 て 仕 事 をすることに 魅 力 を 感 じない 介 護 / 看 護 パートナーが 転 勤 族 家 庭 生 活 とのバランスや 両 立 が 難 しい 自 身 の 健 康 上 の 理 由 親 族 の 理 解 が 得 られない パートナーの 協 力 や 理 解 が 得 られない 就 労 していない 人 の 同 居 末 子 の 年 代 0~3 代 13% 4 ~ 就 学 前 8% 同 居 末 子 は いない 37% 小 学 校 低 学 年 8% 1% 専 門 学 校 / 短 大 / 大 学 / 大 学 院 / 社 会 人 15% 高 校 生 6% 中 学 生 5% 小 学 校 高 学 年 7% 7

過 去 の 就 労 経 験 の 有 無 ない 5% ある 95% 就 労 経 験 あり と 答 えた 人 の 最 終 就 労 の 雇 用 形 態 自 営 業 7% 非 正 規 雇 用 35% 正 規 雇 用 58% 就 労 経 験 あり と 答 えた 人 の 離 職 理 由 ( 複 数 回 答 ) 件 数 パートナーの 転 勤 結 婚 25 20 15 出 産 育 児 / 子 育 て 休 暇 や 福 利 厚 生 への 不 満 10 介 護 / 看 護 5 給 与 / 賃 金 への 不 満 0 健 康 上 セクハラやパワハラ 解 雇 / 雇 い 止 め 人 間 関 係 定 年 仕 事 が 合 わなかった やりがいが 感 じられなかった 倒 産 / 解 散 8

5 働 く ことの 目 的 や 意 味 について 働 く 目 的 や 意 味 ( 複 数 回 答 ) 選 択 肢 ( 各 グラフに 共 通 グラフ 左 から) 件 数 160 140 120 100 80 60 40 20 0 138 103 92 43 26 57 29 28 63 20 15 25 72 3 6 0 2 経 済 的 自 立 家 計 の 維 持 生 活 の 経 済 的 ゆとり 確 保 教 育 費 / 住 宅 資 金 のため 老 後 設 計 自 己 実 現 能 力 開 発 働 くことが 好 き やりがいを 求 める 社 会 貢 献 友 人 / 仲 間 づくり 働 くことは 当 然 仕 事 で 社 会 とつながりたい 他 にすることが 無 いから 働 く できれば 働 きたくはない 働 く 必 要 はない 年 代 別 働 く 目 的 や 意 味 ( 複 数 回 答 ) %( 数 値 省 略 ) 65 以 上 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 16-19 現 在 の 就 労 有 無 別 働 く 目 的 や 意 味 ( 複 数 回 答 ) 2.9 2.2 % 就 労 していない 20.9 9.5 16.1 5.9 8.4 3.3 3.3 10.6 4.8 9.5 1.5 3.1 2.7 就 労 している 18.0 17.1 10.7 6.0 4.0 7.6 4.5 4.2 7.6 10.2 2.4 9

6 無 償 労 働 時 間 と 同 居 家 族 の 状 況 一 週 間 の 無 償 労 働 時 間 16.5 17.3 22.1 18.4 14.7 11.0 年 代 別 無 償 労 働 時 間 65 以 上 % 選 択 肢 ( 各 帯 グラフに 共 通 グラフ 左 から) 7 時 間 未 満 7 時 間 ~14 時 間 未 満 14 時 間 ~28 時 間 未 満 28 時 間 ~42 時 間 未 満 42 時 間 ~56 時 間 未 満 56 時 間 以 上 %( 数 値 省 略 ) 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 16-19 現 在 の 就 労 有 無 別 無 償 労 働 時 間 % 同 居 家 族 の 協 力 就 労 していない 15.4 11.0 16.5 19.8 25.3 12.1 同 居 家 族 は いない 12% 就 労 している 17.1 20.4 24.9 17.7 9.4 10.5 まったく 協 力 がない 9% 十 分 な 協 力 がある 18% あまり 協 力 はな い/もっと 協 力 し てほしい 28% どちらかといえば 協 力 がある 方 だ 33% 10

7 働 くうえで 重 視 したいこと 働 くうえで 重 視 したいこと そう 思 う どちらかというと そうは 思 わない 選 択 肢 ( 各 グラフに 共 通 下 から) どちらかというと そう 思 う 全 くそうは 思 わない 各 100% 責 任 ある 仕 事 は できればやりたくない 0.0 4.2 47.6 48.3 やりがいある 仕 事 なら 雇 用 の 形 態 や 安 定 は 望 まない 5.8 20.1 24.8 49.3 やりがいのある 仕 事 なら 収 入 が 多 少 希 望 に 合 わなくても 我 慢 する 5.8 11.5 28.1 54.7 仕 事 よりも プライベートな 時 間 を 優 先 したい 3.6 16.0 25.5 54.9 就 労 有 無 別 責 任 ある 仕 事 は できればやりたくない 就 い 労 な し い て 0.0 24.0 26.9 各 100% 49.0 就 労 有 無 別 やりがいのある 仕 事 なら 雇 用 の 形 態 や 安 定 は 望 まない 就 い 労 な し い て 5.7 19.0 21.9 各 100% 53.3 就 い 労 る し て 6.1 26.5 32.7 34.7 就 い 労 る し て 5.8 19.1 28.3 46.8 就 労 有 無 別 やりがいのある 仕 事 なら 収 入 が 多 少 希 望 に 合 わなくても 我 慢 する 就 い 労 な し い て 5.8 15.4 22.1 56.7 各 100% 就 労 有 無 別 仕 事 よりも プライベートな 時 間 を 優 先 したい 就 い 労 な し い て 6.7 12.5 22.1 58.7 各 100% 就 4.4 い 労 る し 0.0 て 36.0 59.6 就 い 労 る し て 1.8 18.1 27.5 52.6 11

年 代 別 責 任 ある 仕 事 はできればやりたくない %( 数 値 省 略 ) 65 以 上 60-64 55-59 選 択 肢 ( 各 グラフに 共 通 左 から) そう 思 う どちらかというと そう 思 う どちらかというと そうは 思 わない 全 くそうは 思 わない 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 16-19 年 代 別 やりがいのある 仕 事 なら 収 入 が 多 少 希 望 に 合 わなくても 我 慢 する 65 以 上 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 16-19 %( 数 値 省 略 ) 年 代 別 やりがいある 仕 事 なら 雇 用 の 形 態 や 安 定 は 望 まない 65 以 上 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 16-19 年 代 別 仕 事 よりも プライベートな 時 間 を 優 先 したい 65 以 上 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 16-19 %( 数 値 省 略 ) %( 数 値 省 略 ) 12

8 働 き 方 の 希 望 ( 理 想 の 働 き 方 ) 理 想 の 雇 用 形 態 2% アルバイト 1% 自 営 業 者 12% 短 時 間 のパート 20% 正 社 員 / 職 員 55% フルタイムのパート 3% 派 遣 社 員 2% 契 約 / 嘱 託 社 員 5% 理 想 の 雇 用 形 態 が 正 社 員 / 職 員 と 答 えた 人 における 現 在 の 雇 用 形 態 未 就 労 28% 正 社 員 / 職 員 31% 1% 自 営 業 者 1% アルバイト 3% 短 時 間 のパート 3% フルタイム のパート 14% 派 遣 社 員 4% 契 約 / 嘱 託 社 員 15% 13

9 働 き 続 けることについて 働 き 続 けたいとき その 妨 げとなるもの ( 複 数 回 答 ) 男 性 中 心 / 男 女 差 別 意 識 のある 職 場 職 場 での 教 育 / 研 修 制 度 が 不 十 分 昇 進 や 昇 格 の 機 会 が 少 ない 有 給 休 暇 等 の 自 由 がきかない やりがいのある 仕 事 を 任 せてもらえない 転 勤 や 出 張 残 業 が 多 く 過 重 労 働 になる 健 康 / 体 力 的 な 不 安 / 老 い 女 性 は 家 庭 という 固 定 観 念 育 児 / 介 護 休 業 制 度 やサービスが 不 十 分 看 護 / 介 護 育 児 / 子 育 て 親 など 親 族 の 理 解 がない パートナーの 協 力 が 足 りない 1 0 7 16 21 18 16 19 28 30 32 47 52 64 91 93 件 数 年 代 別 働 き 続 けたいとき その 妨 げとなるもの ( 複 数 回 答 ) 65 以 上 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 パートナーの 協 力 が 足 りない 親 など 親 族 の 理 解 がない 育 児 / 子 育 て 看 護 / 介 護 育 児 / 介 護 休 業 制 度 やサービスが 不 十 分 女 性 は 家 庭 という 固 定 観 念 健 康 / 体 力 的 な 不 安 / 老 い 残 業 が 多 く 過 重 労 働 になる 転 勤 や 出 張 やりがいのある 仕 事 を 任 せてもらえない 有 給 休 暇 等 の 自 由 がきかない 昇 進 や 昇 格 の 機 会 が 少 ない 職 場 での 教 育 / 研 修 制 度 が 不 十 分 男 性 中 心 / 男 女 差 別 意 識 のある 職 場 16-19 (% 数 値 省 略 ) 女 性 が 意 欲 を 持 って 働 き 続 けるためには 何 が 必 要 か ( 複 数 回 答 ) 女 性 の 団 結 / 労 働 組 合 企 業 側 の 意 識 改 革 / 職 場 の 理 解 や 協 力 女 性 自 身 の 意 識 改 革 保 育 / 介 護 のサービスや 施 設 の 充 実 育 児 / 介 護 休 業 制 度 の 充 実 地 域 の 協 力 親 族 の 理 解 や 協 力 パートナーの 理 解 や 協 力 正 規 雇 用 への 転 換 男 女 平 等 賃 金 福 利 厚 生 の 充 実 労 働 時 間 の 短 縮 能 力 開 発 / 自 己 啓 発 / 専 門 的 な 資 格 女 性 の 積 極 的 登 用 1 4 4 5 34 35 40 47 48 56 65 74 74 77 80 89 件 数 14

10 女 性 が 働 くこと 働 き 続 けることに 対 する 記 述 意 見 や 感 想 ( 抜 粋 要 旨 ) 女 性 子 ども 老 人 等 弱 いところにしわ 寄 せがくる 日 本 のあり 方 を 意 識 し 変 化 していける 社 会 を 希 望 女 性 のことだけを 考 えてい ても 変 化 は 難 しいと 思 う 女 性 に 焦 点 を 当 て 考 えていく 方 法 もありかと 思 います インターネットで 求 人 応 募 する 機 会 が 多 くなり 履 歴 書 を 見 てもらう 前 に 年 齢 や 性 別 で 落 とされているように 思 われるのが 残 念 数 年 前 までは とにかく 電 話 して 面 接 のときに 履 歴 書 を 見 てもらうので 本 人 を 見 ての 判 断 だったのに 自 分 にできることは 何 かを 見 つけることが 大 切 だと 思 う 女 性 が 働 き 続 けることは 特 別 なことではなく 当 たり 前 のことだと 思 う 自 分 自 身 の 収 入 がないと 家 庭 でも 自 立 した 人 とはいえない と 思 う 年 齢 を 重 ねることよって 働 くことが 厳 しい 職 種 も 狭 くなる チャンスを 多 く 与 えてほしい 職 場 環 境 が 男 性 優 位 であったり 中 小 企 業 では 働 く 駒 としか 考 えてもらえないことも 多 く 性 の 違 い(ホルモンによる 体 調 変 化 や 更 年 期 )をわかろうとしない 喫 煙 等 や 化 学 物 質 の 知 識 も 勉 強 して 働 きやすい 環 境 にしていただきたい 国 が 女 性 に 働 きやすい 環 境 をつくる 育 児 介 護 との 両 立 が 可 能 な 環 境 整 備 託 児 介 護 サービスが 必 要 税 金 社 会 保 険 制 度 改 革 が 必 要 だ 働 くことによって 個 人 の 生 きがいを 見 つける 女 性 であることに 枠 をつくらない 世 の 中 になると 良 いと 常 に 思 います 人 間 同 士 だから となれば 良 いな 自 立 特 に 経 済 的 自 立 は 重 要 そうでないと 生 きるうえで 弱 い 立 場 におかれてしまうと 思 う 保 育 所 育 児 休 暇 育 児 時 間 の 充 実 女 性 議 員 の 比 率 役 員 比 率 などを 強 制 的 に 決 めるべきだと 思 う 家 庭 が 大 切 にできる 範 囲 で 仕 事 を 持 つ 昇 進 では 男 女 差 別 があるのに 残 業 が 平 等 では 身 体 が 持 たなかったので 男 だとか 女 だとかに 関 係 なく 自 分 が 満 足 できる 仕 事 ができることが 理 想 当 然 と 思 う 今 日 ここで80 年 代 の 女 性 就 職 の 本 を 読 ん で そのあまりの 差 別 のひどさにびっくりした 21 より 個 々に 生 活 や 家 族 構 成 が 違 うので 自 分 の 希 望 する 職 種 を 明 確 にして スキルを 身 につけたり 雇 用 の 場 を 主 張 する 機 会 を 開 拓 していく 必 要 があると 思 う 資 格 が 無 くてもアイデア 次 第 でいろいろなニーズにあった 仕 事 が 世 の 中 にはある 何 か 立 ち 上 げられる かもしれませんね 仕 事 と 家 庭 とプライベートが ほどよい 方 が 長 く 働 けると 思 う 女 性 といっても 働 きたい 人 もいれば 働 きたくない 人 もいるので 自 分 に 合 った 生 き 方 を 選 択 できればよいと 思 う 私 は 男 女 平 等 論 者 ではないが 男 尊 女 卑 は 嫌 です 差 別 と 区 別 の 違 いを 取 り 違 えている 人 が 多 いと 思 います 社 会 的 な 理 解 が 十 分 でない 雇 用 者 側 の 理 解 や 周 囲 の 協 力 が 必 要 女 性 というだけで 免 許 を 持 っていても 運 転 させてもらえなかったり 仕 事 内 容 も 違 い 給 料 も 違 うことがある させてくれればいいの に 女 は 役 に立 たないと 言 われる 採 用 は 同 じようにされたのに 納 得 がいかなかった なんでも 平 等 とは 言 わないが 差 別 はやめ てほしい 働 くこと 仕 事 を 持 つことは 生 きる 張 り 合 いにつながるし 人 間 を 成 長 させてくれるので ぜひ 女 性 も 頑 張 るべきです 仕 事 と 子 どものことで 挟 まれてしまう 事 が 多 く 戸 惑 いながら 仕 事 をしている 保 育 所 の 増 設 が 必 要 保 育 所 が 足 りない パートやアルバイト 対 応 の 一 時 保 育 を 企 業 側 で 整 えていれば 育 児 中 も 働 ける 人 が 増 えると 思 う 長 年 続 けてきた 仕 事 を 体 調 で 断 念 せざるを 得 なくなった 女 性 は 体 力 的 には 自 信 がないが 精 神 面 は 強 いと 思 うので それを 考 慮 のうえ やってもらいたい 正 社 員 であっても 事 務 等 は 年 齢 とともに 居 ずらい 環 境 になりがちだと 思 っている 役 場 などでなく 企 業 で 周 りの 目 が 気 になると 目 上 の 人 によく 聞 いた 100 年 に 一 度 といわれる 今 年 の4 月 派 遣 の 雇 い 止 めにあった 貯 金 もなく 約 100 日 後 に 介 護 職 に 就 いた ヘルパー2 級 の 資 格 を 取 るためにスクールを 考 えている これまで 何 度 か 失 業 したが 今 年 ほど 辛 い 失 業 はなかった 精 神 的 にかなりへこんだ 今 は 前 向 きに 仕 事 に取 り 組 んでいる 社 会 全 体 が 女 性 をもっと 活 用 すべきだし 女 性 も 働 き 続 けるためには 甘 えは 捨 て 責 任 と 判 断 力 を 養 うべき 努 力 は 必 要 だと 思 う 制 度 が 必 要 小 さな 子 どもがいると 保 育 園 に 預 けられたとしても 病 気 などで 出 社 できなくなることが 多 く 迷 惑 をかけてしまうので 難 しい 男 女 共 に 年 齢 制 限 がない 世 界 がよいと 思 う 女 性 は 人 間 を 産 み 育 てるという 大 切 な 役 割 を 担 っているのに 男 社 会 の 日 本 ではまだまだ 軽 視 されていて 残 念 主 婦 業 も 立 派 な 産 業 15

働 く 意 欲 を 理 解 してほしい 女 性 が 働 き 続 けることは 社 会 とのつながりを 保 たれ 人 生 も 豊 かになると 思 うので 大 切 だと 思 う その 反 面 仕 事 に 逃 げる 人 も いるので それはどうかと思 う 女 性 が 働 くことはいいと 思 う ちなみに 主 婦 の 力 は 結 構 大 きい 多 様 な 考 え 方 や 意 見 は 必 要 社 会 会 社 の 意 識 改 革 が 一 番 重 要 特 に 独 身 にとっては 職 がなかったら 本 当 に 辛 い だから 不 況 でも 簡 単 に 契 約 解 除 や 契 約 満 了 にしないでほしいと 思 う 非 正 規 労 働 は 圧 倒 的 に 女 性 が 多 い これを 何 とかしたい 働 くためには 家 族 の 理 解 は 必 要 だが なぜ 働 くのか その 必 要 性 をきちんと 説 明 し 働 く 姿 を 見 せることで 大 変 だが 理 解 は 得 られる 家 族 の 理 解 や 支 えが 力 となって 働 く 楽 しさや 意 欲 がわいてくると 思 う プライベートを 大 切 にしたうえで 働 き 続 けたいが 安 定 した 雇 用 がこの 先 あるのか 不 安 年 齢 も 重 ねるばかりなので 採 用 される かどうか 不 安 お 互 いの 性 格 人 格 を 尊 重 し 合 うことができれば お 互 いが 助 け 合 うことができるのではないだろうか 周 囲 の 理 解 と 協 力 がないと 無 理 である 女 性 ならではの 問 題 に 対 して 国 の 地 域 サービスを 充 実 すべき 独 身 で 職 業 に徹 したい 人 が 増 えているので 定 年 まで 男 性 と 同 じ 目 線 で 会 社 が 対 応 指 導 して 勤 められる 環 境 づくりを 切 望 す る パート アルバイト 主 婦 の 多 い 所 は 休 む 率 も 高 いので 負 担 がかかりやすい 夜 中 に 勤 務 終 了 の 女 性 に 交 通 費 を 出 すべきだと 思 う 0 時 や3 時 頃 に自 転 車 で帰 る 人 たちがいたが 2キロ 未 満 で 交 通 費 はもらっていない 日 勤 で 数 分 で 帰 宅 できるならともかく 危 な いと 思 うので 正 規 非 正 規 に 限 らず 支 給 した 方 がよいと 思 う 女 性 が 子 育 てもしながらフルタイムで 働 くのは かなり 大 変 なことだと 思 う 私 は子 どもが1 になったときに 再 就 職 したが 仕 事 が 決 まっていないと保 育 園 に入 れない 保 育 園 が 決 まっていないと 雇 ってもらえないというので すごく 矛 盾 を 感 じた 結 局 は 無 認 可 の 保 育 園 に 預 け 働 くしか 方 法 はなかった もっと 女 性 が 働 きやすい世 の 中 になればいいと 思 う いまは 自 分 が 働 きたくて 働 いている 人 よりも 経 済 的 な 問 題 で 働 いている 人 の 方 が 多 いと 思 う もっと 自 由 に 働 くことを 選 べる 社 会 になればよいと 思 うが 不 況 が 大 問 題 かも 教 育 機 関 において 労 働 の 意 味 や 女 性 の 就 労 の 選 択 肢 が 多 くあることをしっかり 学 ぶ 機 会 を 持 ち 企 業 のトップやマスコミの 意 識 が 変 われば 女 性 が 働 きやすい 社 会 の 実 現 は 早 くなると 思 う トップダウン ボトムアップの 両 方 が 大 切 誰 にとっても 働 きやすい 社 会 の 実 現 を 望 む 女 性 が 働 くことは 大 変 なことが 多 いけれど 経 済 的 自 立 や 多 くの 女 性 が 企 業 や 学 校 など いろいろな 所 で 働 くことはとても 大 切 な ことだと 思 う 女 性 であることの 特 徴 を 出 すのは 大 切 なことだと 思 うが 女 性 であることを 理 由 に ラクに 働 きたい とズルをしそうな 人 も 少 なくな いように 思 う 能 力 の 低 い 女 性 には 今 ぐらいの 差 別 がある 方 が 嬉 しいのではないかと 思 う いろんな 考 え 方 や 価 値 観 があって 何 をモデルにということもないが 女 性 男 性 に 関 わらず 働 くことに 価 値 をおいて 共 同 で やっていかなければ 男 性 なみの 働 きを 求 められて 男 性 化 する 女 性 が 増 えて 大 変 だと 思 う パートの 賃 金 が 正 職 員 に 対 して 低 すぎると 思 います 男 性 と 違 い 身 体 的 に仕 事 が 負 担 になることがあると 思 う( 更 年 期 障 害 )ので そういう 理 解 をしてもらえる 人 がいないと 働 くことは 難 しいと 思 う 子 どもがいる 場 合 身 近 に 頼 れる 人 がいないと 難 しい 子 どもの 急 な 病 気 等 休 むことに 対 する 職 場 の 理 解 が 必 要 働 いていないと 入 所 できない 保 育 所 保 育 所 の 確 保 ができたら 働 き 続 けなければならない いったん 退 職 してしまうと 保 育 所 の 確 保 が 難 しい 預 け 先 がないから 働 けないのが 現 実 だと 実 感 している 幼 稚 園 通 いの 子 どもがいて9 時 から14 時 までの 就 労 はみつか らない 家 族 だけでなく 地 域 などの 援 助 も 必 要 だと 思 う 幼 稚 園 では 夏 休 み 等 の 長 い 休 みがあり パートにも 出 にくいという 人 が 多 い 保 育 園 の 充 実 はもちろんだが 柔 軟 な 働 き 方 がで きるよう 考 えてほしい 企 業 側 も 積 極 的 に 女 性 を 採 用 してほしい 資 格 取 得 に結 びつく 講 座 を 開 いていただくとありがたい ヘルパー2 級 講 座 を 受 講 して 職 に 就 くことができた 資 格 が 有 る 無 しで 時 給 も 随 分 違 う 資 格 が 有 るとたいへん 嬉 しい 女 性 の 雑 務 が 社 会 と 家 庭 に 多 い 男 女 共 に 生 涯 何 らかの 報 酬 を 伴 う 仕 事 に 就 くのが 良 いのではないか 中 高 大 学 生 の 子 どもがいても 休 まねばならない 時 もある 支 障 はないと 思 われがちだがそうではない 単 身 赴 任 の 夫 の 帰 宅 時 に は 家 に 居 る 必 要 がある 別 居 の 父 母 が高 齢 で 付 き 添 いを 頼 まれることも 多 い 有 給 が 取 りやすく お 互 い 様 という 周 囲 の 理 解 がな いと 難 しい この 不 景 気 で 困 窮 している 人 も 多 い 中 自 分 の 要 望 を 口 にすることはできないし 特 別 なスキルや 経 験 も 無 く 40 代 後 半 に 突 入 するということもあり 今 後 は 働 くことは 難 しいと 諦 めつつある 通 算 10年 間 に3つの職 場 で 働 いた 最 後 の 職 は 会 社 倒 産 で 解 雇 若 い 人 を 見 ていると 困 ったときに 協 力 しくださる 人 がいる 場 合 は 働 きやすそうに 見 えます 16

11 むすびにかえて 本 調 査 での 質 問 項 目 は 大 別 すると 現 在 の 就 労 状 況 働 くことについての 意 識 仕 事 と 生 活 のバランス 働 き 続 けることに 対 する 考 え 方 となります 近 年 の 経 済 情 勢 多 様 化 するライフス タイルと 就 労 形 態 のなかで 女 性 たちは 働 くこと 働 き 続 けることについてどう 考 え 何 を 感 じ 何 を 望 んでいるのだろうかということに 関 して ある 程 度 の 傾 向 として 数 値 で 捉 えることができま した 調 査 サンプル 数 としては 約 300と 決 して 多 くはありませんし また 回 答 者 の 年 代 構 成 にも 偏 りはあります しかしながら 年 代 別 の 就 労 有 無 状 況 においては 結 果 として 実 にはっきりとした M 字 カーブを 描 いています 回 答 者 の 大 多 数 が 豊 中 市 内 もしくは 近 隣 市 町 村 の 在 住 であること は これまでのすてっぷ 利 用 者 の 統 計 からも 容 易 に 推 測 できるところです したがって 深 い 分 析 を 加 えなければ 明 確 には 言 えませんが ここには 地 域 特 性 も 内 在 しているかと 思 われます 本 集 計 結 果 は 貴 重 な 基 礎 資 料 とさせていただき 就 労 に 関 して 女 性 の 置 かれている 現 状 を 把 握 し M 字 カーブを 台 形 に 押 し 上 げるために また 女 性 の 就 労 を 取 り 巻 く 様 々な 環 境 の 向 上 を めざしてこのデータを 活 用 していきたいと 考 えます 今 後 は この 集 計 結 果 を 基 に 多 角 的 専 門 的 な 分 析 を 行 ない また 男 女 共 同 参 画 の 分 野 で 先 進 的 な 企 業 等 へのヒヤリング 調 査 等 も 実 施 し さらには その 分 析 結 果 と 事 例 研 究 を 経 て 女 性 の 雇 用 就 労 の 分 野 における 積 極 的 な 豊 中 市 の 施 策 につなげていきたいと 考 えています 具 体 的 には 府 内 自 治 体 の 中 でも 中 小 事 業 者 数 が 多 いといわれている 豊 中 市 において 女 性 の 就 労 支 援 や 労 働 環 境 の 向 上 ワーク ライフ バランスの 推 進 等 を 目 的 に その 地 域 特 性 に 合 っ た 啓 発 や 提 案 をすることをめざします このたびの 調 査 にご 協 力 いただいた 皆 さまには 心 より 感 謝 申 しあげます ~ 参 考 ~ (アンケート 構 成 ) 属 性 就 労 状 況 年 代 同 居 の 家 族 構 成 同 居 末 子 の 状 況 就 労 してい る 人 就 労 してい ない 人 働 くことの 目 的 や 意 味 無 償 労 働 一 週 間 に 費 やす 時 間 同 居 家 族 の 協 力 働 くうえで 重 視 したい こと 雇 用 形 態 いまの 仕 事 満 足 不 満 の 理 由 今 後 の 働 き 方 の 希 望 未 就 労 の 理 由 過 去 の 就 労 経 験 有 無 就 労 経 験 なし 就 労 経 験 あり 最 終 の 雇 用 形 態 離 職 理 由 1 仕 事 よりもプライベートな 時 間 を 優 先 したい 2やりがいのある 仕 事 なら 収 入 が 多 少 希 望 に 合 わなくても 我 慢 する 3やりがいのある 仕 事 なら 雇 用 の 形 態 や 安 定 は 望 まない 4 責 任 ある 仕 事 はできればやりたくない 理 想 の 働 き 方 働 き 続 けたい 場 合 に 妨 げとなるもの 意 欲 を 持 って 働 き 続 けるために 必 要 なもの 自 由 記 述 の 意 見 や 感 想 17

とよなか 男 女 共 同 参 画 推 進 センターすてっぷ 情 報 ライブラリー (アンケート 実 施 2009.9.1~) 560-0026 大 阪 府 豊 中 市 玉 井 町 1-1-1-501 < 調 査 対 象 : 女 性 > tel:06-6844-9735 fax:06-6844-9706 Ⅰ あなた 自 身 についてお 聞 きします 1 年 代 を 教 えてください 16~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65 以 上 2 同 居 の 家 族 構 成 を 教 えてください ひとり 暮 らし パートナーと 同 居 二 世 代 同 居 三 世 代 以 上 の 同 居 3あなたに 同 居 の 子 どもさんがいる 場 合 その 状 況 ( 複 数 の 場 合 は 末 子 )を 教 えてください 0~3 代 4 ~ 就 学 前 小 学 校 低 学 年 小 学 校 高 学 年 中 学 生 高 校 生 専 門 学 校 / 短 大 / 大 学 / 大 学 院 / 社 会 人 ( ) Ⅱ あなたの 就 労 状 況 について 以 下 の1または2のいずれかに 回 答 ください 1 現 在 就 労 している 方 にお 聞 きします a) 雇 用 形 態 は 何 ですか 正 社 員 / 職 員 契 約 / 嘱 託 社 員 派 遣 社 員 フルタイムのパート 短 時 間 のパート アルバイト 自 営 業 者 ( ) b)いまの 仕 事 に 満 足 ですか c) 満 足 または 不 満 があるとしたその 理 由 は 何 ですか 大 満 足 まぁ 満 足 やや 不 満 不 満 が 多 い わからない d) 今 後 の 働 き 方 についての 希 望 を 次 の 中 からいちばん 近 い 考 えを1つだけ 選 んでください 今 の 状 況 のままでよい 今 の 仕 事 でスキルアップしたい 今 の 仕 事 で 昇 進 / 昇 格 したい もっと 良 い 条 件 で 転 職 したい キャリアアップのため 転 職 したい 独 立 / 起 業 したい 今 の 仕 事 で 負 担 を 減 らした 働 き 方 をしたい 負 担 を 減 らすため 転 職 したい 退 職 / 廃 業 したい 2 現 在 就 労 していない 方 にお 聞 きします a)いま 就 労 していない 理 由 は 何 ですか (3つまで 選 択 可 ) 希 望 の 職 種 で 見 つからない 希 望 の 待 遇 で 見 つからない 希 望 の 時 間 帯 で 見 つからない 出 産 予 定 育 児 / 子 育 て 介 護 / 看 護 家 庭 生 活 とのバランスや 両 立 が 難 しい パートナーの 協 力 や 理 解 が 得 られない 親 族 の 理 解 が 得 られない 自 身 の 健 康 上 の 理 由 パートナーが 転 勤 族 仕 事 をすることに 魅 力 を 感 じない 経 済 的 に 困 っていない 就 労 の 意 思 は 無 い ( ) b) 過 去 に 就 労 経 験 はありますか ない ある c) 就 労 経 験 がある 場 合 その 雇 用 形 態 は 何 でしたか 複 数 ある 場 合 は 最 後 の 職 でお 答 えください 正 規 雇 用 非 正 規 雇 用 自 営 業 者 d) 就 労 経 験 がある 場 合 その(それらの) 離 職 理 由 は 何 でしたか (3つまで 選 択 可 ) 結 婚 出 産 育 児 / 子 育 て 介 護 / 看 護 健 康 上 解 雇 / 雇 い 止 め 定 年 倒 産 やりがいが 感 じられなかった 仕 事 が 合 わなかった 人 間 関 係 セクハラやパワハラ 給 与 / 賃 金 への 不 満 休 暇 や 福 利 厚 生 への 不 満 パートナーの 転 勤 ( ) 18 [ 裏 面 あり]

Ⅲ あなたにとって 働 く ことの 目 的 や 意 味 は 何 ですか (3つまで 選 択 可 ) 経 済 的 自 立 家 計 の 維 持 生 活 の 経 済 的 ゆとり 確 保 教 育 費 / 住 宅 資 金 のため 老 後 設 計 自 己 実 現 能 力 開 発 働 くことが 好 き やりがいを 求 める 社 会 貢 献 友 人 / 仲 間 づくり 働 くことは 当 然 仕 事 で 社 会 とつながりたい 他 にすることが 無 いから 働 く できれば 働 きたくはない 働 く 必 要 はない ( ) Ⅳ 家 庭 における あなたの 無 償 労 働 ( 家 事 育 児 介 護 など)についてお 聞 きします 1 一 週 間 のうち あなた 自 身 が 無 償 労 働 ( 家 事 育 児 介 護 など)に 費 やす 時 間 はどのくらいですか 7 時 間 未 満 7 時 間 ~14 時 間 未 満 14 時 間 ~28 時 間 未 満 28 時 間 ~42 時 間 未 満 42 時 間 ~56 時 間 未 満 56 時 間 以 上 2 無 償 労 働 ( 家 事 育 児 介 護 など)に 同 居 家 族 の 協 力 は 得 られていますか 十 分 な 協 力 がある どちらかといえば 協 力 がある 方 だ あまり 協 力 はない/もっと 協 力 してほしい まったく 協 力 がない 同 居 家 族 はいない Ⅴ あなたが 働 くうえで 重 視 したいと 思 っていることは 何 ですか 1~4について それぞれ1つ 選 んでください 1 仕 事 よりもプライベートな 時 間 を 優 先 したい そう 思 う どちらかというとそう 思 う どちらかというとそうは 思 わない 全 くそうは 思 わない 2やりがいのある 仕 事 なら 収 入 が 多 少 希 望 に 合 わなくても 我 慢 する そう 思 う どちらかというとそう 思 う どちらかというとそうは 思 わない 全 くそうは 思 わない 3やりがいのある 仕 事 なら 雇 用 の 形 態 や 安 定 は 望 まない そう 思 う どちらかというとそう 思 う どちらかというとそうは 思 わない 全 くそうは 思 わない 4 責 任 ある 仕 事 はできればやりたくない そう 思 う どちらかというとそう 思 う どちらかというとそうは 思 わない 全 くそうは 思 わない Ⅵ どのような 形 態 で 働 くのが あなたにとっての 希 望 ( 理 想 )ですか 1つだけ 選 んでください 正 社 員 / 職 員 契 約 / 嘱 託 社 員 派 遣 社 員 フルタイムのパート 短 時 間 のパート アルバイト 自 営 業 者 ( ) Ⅶ 女 性 のあなたが 働 き 続 けたい 場 合 それを 妨 げるもの(こと)があるとしたら 何 ですか (3つまで 選 択 可 ) パートナーの 協 力 が 足 りない 親 など 親 族 の 理 解 がない 育 児 / 子 育 て 看 護 / 介 護 育 児 / 介 護 休 業 制 度 やサービスが 不 十 分 女 性 は 家 庭 という 固 定 観 念 健 康 / 体 力 的 な 不 安 / 老 い 残 業 が 多 く 過 重 労 働 になる 転 勤 や 出 張 やりがいのある 仕 事 を 任 せてもらえない 有 給 休 暇 等 の 自 由 がきかない 昇 進 や 昇 格 の 機 会 が 少 ない 職 場 での 教 育 / 研 修 制 度 が 不 十 分 男 性 中 心 / 男 女 差 別 意 識 のある 職 場 ( ) Ⅷ 女 性 が 意 欲 をもって 働 き 続 けるためには 何 が 必 要 だと 思 いますか (3つまで 選 択 可 ) 女 性 の 積 極 的 登 用 能 力 開 発 / 自 己 啓 発 / 専 門 的 な 資 格 労 働 時 間 の 短 縮 福 利 厚 生 の 充 実 男 女 平 等 賃 金 正 規 雇 用 への 転 換 パートナーの 理 解 や 協 力 親 族 の 理 解 や 協 力 地 域 の 協 力 育 児 / 介 護 休 業 制 度 の 充 実 保 育 / 介 護 のサービスや 施 設 の 充 実 女 性 自 身 の 意 識 改 革 企 業 側 の 意 識 改 革 / 職 場 の 理 解 や 協 力 女 性 の 団 結 / 労 働 組 合 ( ) Ⅸ 女 性 が 働 くこと 働 き 続 けることについて ご 意 見 等 ご 自 由 にお 書 きください 19 ご 協 力 ありがとうございました

2010 年 ( 平 成 22 年 ) 4 月 15 日 発 行 < 改 訂 :2011 年 ( 平 成 23 年 ) 3 月 31 日 > アンケート 事 業 報 告 書 Vol.3 女 性 の 就 労 に 関 する 意 識 調 査 アンケート 結 果 の 報 告 書 ~すてっぷ 利 用 者 の 女 性 を 対 象 に 実 施 ~ < 発 行 > 財 団 法 人 とよなか 男 女 共 同 参 画 推 進 財 団 < 問 合 せ>とよなか 男 女 共 同 参 画 推 進 センターすてっぷ 情 報 ライブラリー 560-0026 大 阪 府 豊 中 市 玉 井 町 1-1-1-501 TEL06-6844-9735 FAX06-6844-9706 http://www.tcct.zaq.ne.jp/toyonaka-step/