1 水 道 料 金 に 関 する 原 則 (1) 経 営 の 基 本 原 則 (2) 独 立 採 算 制 の 原 則 (3) 経 費 負 担 の 原 則 1

2016 年 5 月 24 日 第 1 回 上 下 水 道 事 業 経 営 審 議 会 水 道 料 金 の 算 定 について 1 水 道 料 金 に 関 する 原 則 2 料 金 算 定 の 費 用 区 分 3 料 金 水 準 の 算 定 4 市 水 道 料 金 の 課 題 と 解 決 の 方 向 性 5 水 道 料 金 の 決 定 手 順 盛 岡 市 上 下 水 道 局

1 水 道 料 金 に 関 する 原 則 (1) 経 営 の 基 本 原 則 (2) 独 立 採 算 制 の 原 則 (3) 経 費 負 担 の 原 則 1

(1) 経 営 の 基 本 原 則 水 道 事 業 常 時 給 水 の 義 務 ( 水 道 法 第 15 条 第 2 項 ) 清 浄 にして 豊 富 低 廉 な 水 の 供 給 公 衆 衛 生 の 向 上 と 生 活 環 境 の 改 善 ( 水 道 法 第 1 条 ) 常 に 企 業 の 経 済 性 を 発 揮 公 共 の 福 祉 を 増 進 ( 地 方 公 営 企 業 法 第 3 条 ) 2

(2) 独 立 採 算 制 の 原 則 地 方 公 営 企 業 の 特 別 会 計 においては 当 該 地 方 公 営 企 業 の 経 営 に 伴 う 収 入 をもつて 充 てなければならない ( 地 方 公 営 企 業 法 第 17 条 の2 第 2 項 ) 独 立 採 算 制 の 原 則 水 道 事 業 は 水 道 料 金 などの 収 入 によって 運 営 される 経 済 性 を 発 揮 する 仕 組 み 3

(3) 経 費 負 担 の 原 則 受 益 者 負 担 水 道 料 金 料 金 は 適 正 な 原 価 に 照 らし 公 正 妥 当 定 率, 定 額 をもつ て 明 確 に 定 める 差 別 的 取 り 扱 いの 禁 止 ( 水 道 法 第 14 条 第 2 項 ) 公 正 妥 当 能 率 的 な 経 営 にお ける 適 正 な 原 価 地 方 公 営 企 業 の 健 全 な 運 営 の 確 保 ( 地 方 公 営 企 業 法 第 21 条 第 2 項 ) 4

2 料 金 算 定 の 費 用 区 分 (1) 水 道 料 金 ( 基 本 料 金 と 従 量 料 金 ) (2) 給 水 費 用 ( 需 要 家 費 固 定 費 変 動 費 ) (3) 給 水 費 用 と 水 道 料 金 の 関 係 5

(1) 水 道 料 金 ( 基 本 料 金 と 従 量 料 金 ) 水 道 料 金 基 本 料 金 従 量 料 金 = 準 備 料 金 常 時 給 水 をできる 準 備 を 整 えるために 必 要 な 費 用 を 賄 う 料 金 = 水 量 料 金 水 道 水 の 使 用 量 に 応 じて 必 要 な 費 用 を 賄 う 料 金 給 水 費 用 6

(2) 給 水 費 用 ( 需 要 家 費 固 定 費 変 動 費 ) 需 要 家 費 給 水 費 用 固 定 費 変 動 費 個 々の 水 道 使 用 者 に 対 して 必 要 となる 費 用 使 用 水 量 の 多 少 にかかわらず 発 生 する 水 道 施 設 の 維 持 管 理 などに 必 要 な 費 用 使 用 水 量 の 多 少 にかかわらず 発 生 する 水 道 水 をつくり 届 けるための 費 用 使 用 水 量 の 多 少 に 応 じて 増 減 する 水 量 料 金 水 道 料 金 準 備 料 金 水 量 料 金 7

(3) 給 水 費 用 と 水 道 料 金 の 関 係 ( 給 水 費 用 ) ( 水 道 料 金 ) 需 要 家 費 基 本 料 金 給 水 費 用 水 道 料 金 固 定 費 準 備 料 金 ( 基 本 料 金 ) 従 量 料 金 変 動 費 水 量 料 金 ( 従 量 料 金 ) 料 金 の 原 則 現 状 8

(3) 給 水 費 用 と 水 道 料 金 の 関 係 現 状 固 定 費 を 全 額 基 本 料 金 とすると 日 常 生 活 への 影 響 が 甚 大 となるため 固 定 費 の 一 部 を 従 量 料 金 に 配 分 ( 生 活 用 水 に 対 する 費 用 軽 減 の 考 え 方 ) 固 定 費 の 配 分 の 考 え 方 施 設 能 力 A 水 量 に 関 係 なく 必 要 な 経 費 とみなした 部 分 平 均 配 水 量 = 基 本 料 金 B 水 量 に 関 係 する 経 費 とみなした 部 分 = 従 量 料 金 緊 急 時 の 水 需 要 への 対 応 及 び 現 有 施 設 の 能 力 維 持 のため 通 常 8 万 m 3 / 日 しか 給 水 されなくても 13 万 m 3 / 日 を 配 水 できる 施 設 を 維 持 管 理 していることから 固 定 費 のうち A の 部 分 を 準 備 料 金 として 基 本 料 金 で 回 収 する 9

3 料 金 水 準 の 算 定 (1) 総 括 原 価 の 算 出 (2) 総 括 原 価 のイメージ (3) 総 括 原 価 の 配 賦 (4) 料 金 体 系 10

(1) 総 括 原 価 の 算 出 総 括 原 価 = 料 金 総 収 入 額 総 括 原 価 料 金 算 定 要 領 ア 基 本 原 則 イ 料 金 算 定 期 間 ウ 営 業 費 用 合 理 的 な 給 水 需 要 予 測 と 対 応 する 施 設 計 画 誠 実 かつ 能 率 的 な 経 営 のよる 適 正 な 営 業 費 用 水 道 事 業 の 健 全 な 運 営 確 保 に 必 要 な 資 本 費 用 概 ね 将 来 の3 年 から5 年 を 基 準 とする 人 件 費 薬 品 費 動 力 費 修 繕 費 減 価 償 却 費 資 産 減 耗 費 その 他 維 持 管 理 費 控 除 項 目 エ 資 本 費 用 支 払 利 息 資 産 維 持 費 資 産 維 持 費 = 対 象 資 産 資 産 維 持 率 資 産 維 持 率 は3%を 標 準 とする 公 益 社 団 法 人 日 本 水 道 協 会 水 道 料 金 算 定 要 要 領 ( 平 成 27 年 2 月 ) 11

(2) 総 括 原 価 のイメージ 料 金 算 定 期 間 の 料 金 総 収 入 額 = 総 括 原 価 総 括 原 価 = 営 業 費 用 + 資 本 費 用 営 業 費 用 = 人 件 費 + 薬 品 費 + 動 力 費 + 修 繕 費 + 減 価 償 却 費 + 資 産 減 耗 費 + その 他 維 持 管 理 費 資 本 費 用 = 支 払 利 息 + 資 産 維 持 費 資 産 維 持 費 = 対 象 資 産 資 産 維 持 率 控 除 項 目 ( 非 総 括 原 価 ) 受 託 工 事 収 益 手 数 料 補 助 金 等 12

(3) 総 括 原 価 の 配 賦 総 括 原 価 需 要 家 費 検 針 集 金 関 係 量 水 器 関 係 維 持 管 理 費 基 本 料 金 口 径 別 に 配 賦 有 収 水 量 給 水 件 数 固 定 費 減 価 償 却 費 支 払 利 息 資 産 維 持 費 従 量 料 金 水 量 区 分 別 に 配 賦 変 動 費 準 備 料 金 水 量 料 金 13

(4) 料 金 体 系 盛 岡 市 の 水 道 料 金 体 系 口 径 別 料 金 体 系 二 部 料 金 制 逓 増 型 従 量 料 金 メーター 口 径 の 大 きさで 料 金 格 差 を 設 定 する 方 式 基 本 料 金 と 従 量 料 金 からなる 料 金 制 度 使 用 水 量 の 増 加 に 応 じて 段 階 的 に 単 価 が 高 くなる 方 式 料 金 体 系 の 検 証 及 び 見 直 しの 必 要 性 新 水 道 ビジョン( 厚 労 省 ) 水 道 料 金 見 直 しの 方 向 性 について[ 抄 ] 新 たな 発 想 で 取 り 組 むべき 方 策 料 金 制 度 の 最 適 化 逓 増 型 料 金 制 度 の 検 証 水 道 事 業 は 設 備 投 資 に 係 る 費 用 の 割 合 が 大 部 分 を 占 めているいわゆる 装 置 産 業 です ( 略 ) 従 量 側 に 偏 っ た かつ 逓 増 型 の 料 金 体 系 は 水 需 要 が 右 肩 上 がりで 水 資 源 が 不 足 していた 時 代 には 適 応 していましたが 水 需 要 が 減 少 傾 向 にある 現 状 においては 需 要 減 少 以 上 の 速 さで 収 入 減 を 招 き 固 定 費 部 分 の 料 金 回 収 も 出 来 なくなる 恐 れが あるなど 安 定 経 営 に 資 する 料 金 体 系 とは 言 い 難 い 状 況 です ( 略 ) これからの 水 道 事 業 には 逓 増 型 からの 脱 却 を 見 据 え 新 たな 料 金 システムの 導 入 に 積 極 的 に 取 り 組 み アセットマネジメントを 活 用 しつつ 将 来 の 事 業 収 入 の 実 情 に 即 した 料 金 体 系 の 適 正 化 を 図 る 方 策 が 必 要 です 14

4 料 金 の 課 題 と 解 決 の 方 向 性 (1) 大 口 使 用 者 と 一 般 使 用 者 の 負 担 の 適 正 化 (2) 基 本 料 金 と 従 量 料 金 のバランス (3) 第 1 種 集 合 住 宅 特 例 について 15

(1) 大 口 使 用 者 と 一 般 使 用 者 の 負 担 の 適 正 化 課 題 現 在 の 料 金 体 系 水 道 施 設 拡 張 期 における 受 益 者 負 担 の 考 え 方 一 般 使 用 者 ( 生 活 者 )の 料 金 負 担 を 抑 え 代 わりに 大 口 使 用 者 の 負 担 割 合 を 高 める 逓 増 度 が 大 きい 大 口 使 用 者 が 水 道 使 用 を 控 え, 地 下 水 専 用 水 道 に 切 替 給 水 収 益 が 大 幅 にダウン 水 道 普 及 率 が97%を 超 え 施 設 拡 張 期 の 考 え 方 が 実 情 に 沿 わなく なった 大 口 一 般 使 用 者 の 負 担 を 適 正 化 したい 逓 増 度 を 小 さくしたい 16

(1) 大 口 使 用 者 と 一 般 使 用 者 の 負 担 の 適 正 化 現 状 100% 90% 80% 70% 2% 3% 口 径 別 の 給 水 栓 数 給 水 量 水 道 料 金 の 割 合 20% 27% 5% 5% 60% 74% 50% 40% 57% 54% 大 口 使 用 者 25mm 30% 20mm 20% 13mm 10% 22% 18% 14% 0% 給 水 栓 数 給 水 量 (m3) 水 道 料 金 ( 円 ) 大 口 使 用 者 2,030 5,699,484 1,674,364,664 25mm 3,579 1,353,640 335,124,976 20mm 97,325 16,332,663 3,270,299,968 13mm 28,760 5,062,630 828,616,824 水 道 料 金 は 税 抜 調 定 金 額 栓 数 はH27.3 現 在 浴 場 用 臨 時 用 は 除 く 1 大 口 使 用 者 は, 全 体 の20%の 水 を 使 用 しているのに 対 し, 水 道 料 金 は27%を 負 担 している(7% 相 当 の 水 道 料 金 を 肩 代 わりしている) 2 大 口 使 用 者 の 数 は 全 体 の2%に 過 ぎないものの,27%の 水 道 料 金 を 負 担 して いるため,1 社 でも 数 が 減 ると, 料 金 収 入 が 大 幅 にダウンする 17

(1) 大 口 使 用 者 と 一 般 使 用 者 の 負 担 の 適 正 化 方 向 性 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 2% 3% 口 径 別 の 給 水 栓 数 給 水 量 水 道 料 金 の 割 合 74% 22% 20% 27% 5% 54% 14% 給 水 栓 数 給 水 量 (m3) 水 道 料 金 ( 円 ) 大 口 使 用 者 2,030 5,699,484 1,674,364,664 25mm 3,579 1,353,640 335,124,976 20mm 97,325 16,332,663 3,270,299,968 13mm 28,760 5,062,630 828,616,824 5% 57% 18% イ コ ー ル に 近 づ け た い 大 口 使 用 者 25mm 20mm 13mm 水 道 料 金 は 税 抜 調 定 金 額 栓 数 はH27.3 現 在 浴 場 用 臨 時 用 は 除 く 水 道 料 金 の 割 合 を, 給 水 量 の 割 合 に 近 づけて 口 径 に 関 わらず 均 等 な 料 金 体 系 としたい 18

(2) 基 本 料 金 と 従 量 料 金 のバランス 課 題 使 用 水 量 は 今 後 も 減 少 し これに 比 例 して 従 量 料 金 収 入 も 下 がる 現 状 において 固 定 費 等 の 一 部 を 従 量 料 金 で 負 担 しているため 従 量 料 金 収 入 が 下 がると 経 営 の 安 定 性 が 損 なわれる 固 定 費 等 相 当 分 は 本 来 基 本 料 金 で 賄 うべきであるが 給 水 費 用 の 96% が 固 定 費 等 であるのに 対 し 現 状 において 基 本 料 金 の 割 合 は 35% しかない 今 後 基 本 料 金 の 割 合 を 高 めて 従 量 料 金 とのバランスを 見 直 し 経 営 の 安 定 性 を 保 つ 必 要 がある 19

(2) 基 本 料 金 と 従 量 料 金 のバランス 現 状 給 水 費 用 料 金 の 原 則 現 状 現 状 における 基 本 料 金 と 従 量 料 金 のバランスが 料 金 の 原 則 と 乖 離 水 道 使 用 量 が 減 った 場 合 経 営 の 安 定 性 が 損 なわれる 20

(2) 基 本 料 金 と 従 量 料 金 のバランス 方 向 性 給 水 費 用 料 金 の 原 則 方 向 性 現 状 基 本 料 金 従 量 料 金 市 民 の 負 担 を 考 慮 しながら, 基 本 料 金 の 割 合 を 少 し 増 やしたい 21

(3) 第 1 種 集 合 住 宅 特 例 について 課 題 第 1 種 集 合 住 宅 特 例 について 区 分 上 下 水 道 局 に 支 払 う 人 水 道 料 金 の 計 算 方 法 基 本 料 金 の 口 径 の 取 扱 第 1 種 集 合 住 宅 大 家 ( 管 理 組 合 を 含 む) 親 メーターのみを 検 針 1 棟 の 使 用 水 量 を 全 世 帯 で 均 等 に 使 用 したとみなして 合 計 額 を 請 求 ( 各 世 帯 は それぞれの 負 担 分 を 大 家 に 支 払 う) 一 律 13mm 扱 い @800 円 第 2 種 集 合 住 宅 集 合 住 宅 の 借 主 子 メーターを 検 針 使 用 水 量 に 基 づいて 各 世 帯 に 請 求 子 メーターの 口 径 で 計 算 ( 主 に20mm) どちらの 区 分 を 選 ぶかは, 大 家 が 決 定 する おおよその 家 に 風 呂 洗 濯 機 水 洗 トイレがある 時 代 生 活 実 態 は 変 わらないのに 第 1 種 集 合 住 宅 特 例 は 時 代 にそぐわないものと なっている 22

(3) 第 1 種 集 合 住 宅 特 例 について 現 状 第 1 種 集 合 住 宅 特 例 を 適 用 した 水 道 料 金 計 算 例 台 所 水 洗 トイレ 風 呂 洗 面 台 洗 濯 機 を 使 用 する 標 準 的 世 帯 の 20m 3 / 月 の 水 道 使 用 例 ( 税 抜 で 試 算 ) 戸 建 住 宅,アパートの 場 合 タワーマンションでも 第 1 種 の 場 合 は 基 本 料 金 (20ミリ 口 径 ) 1,400 円 基 本 料 金 (13ミリ 換 算 ) 800 円 従 量 料 金 1,860 円 従 量 料 金 1,860 円 計 3,260 円 計 2,660 円 同 じ 使 用 実 態 でも600 円 の 差 公 平 性 に 欠 ける 23

(3) 第 1 種 集 合 住 宅 特 例 について 方 向 性 第 1 種 集 合 住 宅 特 例 を 適 用 した 水 道 料 金 計 算 例 台 所 水 洗 トイレ 風 呂 洗 面 台 洗 濯 機 を 使 用 する 標 準 的 世 帯 の 20m 3 / 月 の 水 道 使 用 例 ( 税 抜 で 試 算 ) 戸 建 住 宅,アパートの 場 合 タワーマンションでも 第 1 種 の 場 合 は 基 本 料 金 (20ミリ 口 径 ) 1,400 円 基 本 料 金 (20ミリ 換 算 ) 1,400 円 従 量 料 金 1,860 円 従 量 料 金 1,860 円 計 3,260 円 計 3,260 円 戸 建 や 集 合 住 宅 の 種 類 に 関 わらず, 公 平 な 計 算 方 法 としたい ( 該 当 世 帯 の 負 担 を 和 らげるため, 激 変 緩 和 措 置 も 検 討 する) 24

5 水 道 料 金 の 決 定 手 順 (1) 財 政 収 支 計 画 の 策 定 水 需 要 などの 前 提 条 件 に 基 づき 安 定 給 水 のための 施 設 建 設 改 修 及 び 運 営 管 理 等 に 関 する 計 画 により 策 定 (2) 料 金 水 準 の 算 出 財 政 収 支 計 画 から 総 括 原 価 を 策 定 し この 総 額 が 料 金 収 入 の 総 額 と 一 致 するように 料 金 水 準 を 設 定 (3) 料 金 体 系 の 決 定 と 料 金 算 定 盛 岡 市 では 基 本 料 金 と 従 量 料 金 の 二 部 料 金 制 各 区 分 は 給 水 管 の 口 径 により 分 類 しています (4) 経 営 審 議 会 の 審 議 答 申 及 び 条 例 の 改 正 審 議 会 によりその 内 容 が 検 討 され 答 申 にまとめられます 答 申 を 受 けて 市 長 が 議 会 に 条 例 案 を 提 出 し 議 会 の 議 決 を 経 て 料 金 が 決 定 されます 25