参 考 資 料 3 第 3 回 医 療 法 人 の 事 業 展 開 等 に 関 する 検 討 会 内 閣 官 房 日 本 経 済 再 生 総 合 事 務 局 提 出 資 料 平 成 25 年 12 月 4 日
産 業 競 争 力 会 議 議 員 名 簿 平 成 25 年 10 月 18 日 現 在 議 長 安 倍 晋 三 内 閣 総 理 大 臣 議 長 代 理 麻 生 太 郎 副 総 理 副 議 長 甘 利 明 経 済 再 生 担 当 大 臣 兼 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 ( 経 済 財 政 政 策 ) 同 菅 義 偉 内 閣 官 房 長 官 同 茂 木 敏 充 経 済 産 業 大 臣 議 員 山 本 一 太 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 ( 科 学 技 術 政 策 ) 同 稲 田 朋 美 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 ( 規 制 改 革 ) 同 秋 山 咲 恵 株 式 会 社 サキコーホ レーション 代 表 取 締 役 社 長 同 岡 素 之 住 友 商 事 株 式 会 社 相 談 役 同 榊 原 定 征 東 レ 株 式 会 社 代 表 取 締 役 取 締 役 会 長 同 坂 根 正 弘 コマツ 相 談 役 同 竹 中 平 蔵 慶 應 義 塾 大 学 総 合 政 策 学 部 教 授 同 新 浪 剛 史 株 式 会 社 ローソン 代 表 取 締 役 CEO 同 橋 本 和 仁 東 京 大 学 大 学 院 工 学 系 研 究 科 教 授 同 長 谷 川 閑 史 武 田 薬 品 工 業 株 式 会 社 代 表 取 締 役 社 長 同 増 田 寛 也 東 京 大 学 公 共 政 策 大 学 院 客 員 教 授 同 三 木 谷 浩 史 楽 天 株 式 会 社 代 表 取 締 役 会 長 兼 社 長
今 後 の 産 業 競 争 力 会 議 分 科 会 について 産 業 競 争 力 会 議 政 府 : 総 理 副 総 理 経 済 再 生 担 当 大 臣 官 房 長 官 経 済 産 業 大 臣 指 名 大 臣 民 間 : 議 員 10 名 産 業 競 争 力 会 議 課 題 別 会 合 政 府 : 総 理 副 総 理 経 済 再 生 担 当 大 臣 官 房 長 官 経 済 産 業 大 臣 関 係 大 臣 民 間 :テーマにより 原 則 として 下 記 担 当 分 科 会 の メンバーが 参 加 分 科 会 政 府 : 経 済 再 生 担 当 大 臣 ( 座 長 ) 官 房 長 官 経 済 産 業 大 臣 関 係 大 臣 民 間 : 主 査 議 員 (テーマに 応 じ 外 部 専 門 家 が 参 加 ) 雇 用 人 材 分 科 会 農 業 分 科 会 医 療 介 護 等 分 科 会 主 査 増 田 寛 也 議 員 長 谷 川 閑 史 議 員 新 浪 剛 史 議 員 フォローアップ 分 科 会 フォローアップのテーマ 新 陳 代 謝 エネルギー 科 学 技 術 立 地 競 争 力 等 IT 国 際 展 開 戦 略 等 テーマに 応 じてメンバーを 入 れ 替 え
医 療 介 護 等 分 科 会 の 今 後 の 具 体 的 な 検 討 項 目 ( 概 要 ) 日 本 再 興 戦 略 (H25.6.14 閣 議 決 定 )( 抄 ) 医 療 介 護 分 野 をどう 成 長 市 場 に 変 え 質 の 高 いサービスを 提 供 するか 制 度 の 持 続 可 能 性 をいかに 確 保 するかなど 中 長 期 的 な 成 長 を 実 現 するための 課 題 が 残 されている 今 後 の 具 体 的 検 討 内 容 公 的 保 険 内 1 効 率 的 で 質 の 高 い サービス 提 供 体 制 の 確 立 3 保 険 給 付 対 象 範 囲 の 整 理 検 討 4 医 療 介 護 の ICT 化 公 的 保 険 外 2 公 的 保 険 外 の サービス 産 業 の 活 性 化
第 2 回 分 科 会 配 布 資 料 4( 抄 ) 医 療 介 護 等 分 科 会 の 今 後 の 具 体 的 な 検 討 項 目 ( 抄 ) 平 成 25 年 10 月 29 日 医 療 介 護 等 分 科 会 主 査 増 田 寛 也 1.[ 効 率 的 で 質 の 高 いサービス 提 供 体 制 の 確 立 ] < 検 討 の 視 点 > 効 率 的 で 質 の 高 いサービス 提 供 体 制 を 確 立 するためには 人 材 設 備 知 識 基 盤 等 を 効 率 的 に 集 約 し グループ 運 営 や 他 産 業 との 連 携 を 容 易 にすることなどにより 病 院 や 社 会 福 祉 施 設 の 経 営 を 高 度 化 していくことが 必 要 である とりわけ 急 速 な 高 齢 化 に 伴 う 疾 病 構 造 の 変 化 等 を 踏 まえた 今 後 のあるべき 医 療 介 護 提 供 体 制 の 姿 として 病 院 施 設 完 結 型 から 地 域 完 結 型 への 転 換 が 必 要 であり そのため 地 域 内 の 医 療 介 護 サービス 提 供 者 の 機 能 分 化 や 連 携 の 推 進 等 に 資 する 制 度 が 求 められている 更 に 医 療 イノベーションや 医 療 の 国 際 展 開 を 進 めていくためには アメリカにおける IHN (Integrated Healthcare Network)のように 国 際 的 に 通 用 する 規 模 質 を 持 った 医 療 機 関 の 存 在 が 求 められる < 具 体 策 > 1 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 制 度 の 検 討 上 述 のような 目 的 の 達 成 に 資 するよう 医 療 法 人 間 及 び 医 療 介 護 サービス 提 供 主 体 間 の 連 携 や 再 編 を 円 滑 に 進 めるための 制 度 改 正 として 社 会 保 障 制 度 改 革 国 民 会 議 報 告 書 で 言 及 されている 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 の 医 療 法 人 制 度 の 創 設 を 検 討 してはどうか そのため 以 下 のような 論 点 を 含 め 必 要 な 制 度 設 計 に 関 する 検 討 を 早 急 に 行 うべきではないか( 別 添 イメージ 図 参 照 ) 非 営 利 ホールディングカンパニー の 核 となる 医 療 法 人 の 形 態 は 社 団 財 団 基 金 型 といったものが 考 えられるが 現 状 医 療 法 人 の 大 多 数 が 社 団 医 療 法 人 であることから 以 下 では 社 団 医 療 法 人 が 非 営 利 ホールディングカ ンパニー の 核 を 担 う 医 療 法 人 となる 場 合 を 想 定 し 検 討 が 必 要 となる 論 点 を 掲 げている ( 社 員 等 の 要 件 ) 現 在 医 療 法 人 の 設 立 認 可 基 準 ( 都 道 府 県 )において 社 団 医 療 法 人 の 社 員 は 1
自 然 人 に 限 られ 法 人 は 社 員 となれないこととされているが 医 療 法 人 や 社 会 福 祉 法 人 などの 非 営 利 団 体 であれば 非 営 利 ホールディングカンバニー 型 医 療 法 人 の 社 員 になることを 認 めてはどうか 併 せて 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 は グループ 内 の 非 営 利 団 体 の 構 成 員 になることを 認 めてはどうか ( 社 員 総 会 等 の 意 思 決 定 の 在 り 方 ) 現 在 の 社 団 医 療 法 人 では 一 社 員 一 議 決 権 が 原 則 となっているが 実 効 あるガ バナンス 機 能 を 発 揮 させるため 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 及 びそのグループに 加 わる 非 営 利 団 体 については 例 えば 一 般 社 団 法 人 と 同 様 定 款 で 議 決 権 の 在 り 方 を 定 めることを 許 容 する 出 資 割 合 に 応 じ 議 決 権 を 配 分 す る 等 の 特 例 を 認 めてはどうか ( 出 資 規 制 等 の 見 直 し) 現 在 持 分 ありの 医 療 法 人 は 制 度 上 経 過 措 置 として 認 められているに 過 ぎず 出 資 持 分 のある 医 療 法 人 の 新 設 は 認 められていないが 従 来 各 々 独 立 して 経 営 してきた 医 療 法 人 等 が 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 へ 参 画 す ることを 促 進 するため 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 を 創 設 する 場 合 には 出 資 持 分 のある 医 療 法 人 として 設 立 することを 認 めてはどうか また グループ 化 による 経 営 メリットを 最 大 限 に 活 用 するため グループ 内 法 人 間 で 金 銭 の 貸 付 及 び 債 務 保 証 を 柔 軟 に 行 うことを 認 める グループ 内 法 人 間 に おける 医 師 の 派 遣 及 び 医 療 行 為 の 業 務 委 託 等 を 認 める 等 の 措 置 を 講 じてはどうか 更 に 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 と 連 携 して 地 域 包 括 ケアを 担 う 介 護 事 業 等 を 行 う 営 利 法 人 について 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 との 役 職 員 の 兼 務 を 認 めることや 同 法 人 による 当 該 営 利 法 人 への 出 資 を 認 める 等 の 措 置 を 講 じてはどうか ( 剰 余 金 の 分 配 ) 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 とその 社 員 たる 非 営 利 団 体 の 間 で 剰 余 金 の 分 配 を 認 めてはどうか ( 一 方 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 から 外 部 投 資 家 への 剰 余 金 の 分 配 社 員 である 非 営 利 団 体 から 外 部 への 剰 余 金 の 分 配 を 引 き 続 き 禁 止 することにより グループ 全 体 としての 非 営 利 性 を 担 保 する) 2
1. 効 率 的 で 質 の 高 いサービス 提 供 体 制 の 確 立 第 2 回 分 科 会 配 布 資 料 3( 抄 ) ( 検 討 の 視 点 ) 急 速 な 高 齢 化 に 伴 う 疾 病 構 造 の 変 化 等 を 踏 まえた 今 後 のあるべき 医 療 介 護 提 供 体 制 の 姿 として 病 院 施 設 完 結 型 から 地 域 完 結 型 への 転 換 が 必 要 であり そのため 地 域 内 の 医 療 介 護 サービス 提 供 者 の 機 能 分 化 や 連 携 の 推 進 等 に 資 する 制 度 が 求 められている 更 に 医 療 イノベーションや 医 療 の 国 際 展 開 を 進 めて いくためには アメリカにおけるIHN(Integrated Healthcare Network)のように 国 際 的 に 通 用 する 規 模 質 を 持 った 医 療 機 関 の 存 在 が 求 められる 1 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 医 療 法 人 制 度 の 検 討 医 療 法 人 間 及 び 医 療 介 護 サービス 提 供 主 体 間 の 連 携 や 再 編 を 円 滑 に 進 めるため 非 営 利 ホールディングカンパニー 型 の 医 療 法 人 制 度 の 創 設 を 検 討 ( 論 点 ) 社 員 等 の 要 件 社 員 総 会 等 の 意 思 決 定 の 在 り 方 出 資 規 制 等 の 見 直 し 剰 余 金 の 分 配 等 2 医 療 法 人 の 合 併 規 制 等 の 見 直 し 会 社 法 の 会 社 分 割 と 同 様 のスキームの 検 討 社 団 医 療 法 人 と 財 団 医 療 法 人 との 合 併 方 策 の 検 討 3 医 療 法 人 の 附 帯 業 務 の 拡 充 医 療 法 人 所 有 の 遊 休 スペース 等 を 高 齢 者 向 け 住 宅 の 用 途 等 に 使 用 することを 目 的 とした 賃 貸 事 業 を 附 帯 業 務 に 追 加 4 自 治 体 病 院 等 の 公 設 公 的 病 院 の 医 療 品 質 情 報 の 更 なる 開 示 5 社 会 医 療 法 人 の 認 可 要 件 の 緩 和 6 社 会 福 祉 法 人 の 透 明 化 7 病 床 機 能 分 化 の 推 進 診 療 報 酬 体 系 と 医 療 計 画 等 との 整 合 性 の 確 保 急 性 期 病 院 における 資 源 の 重 点 化 とそれに 向 けたインセン ティブ 付 けの 方 策 施 設 改 修 費 用 耐 震 化 費 用 等 医 療 機 関 の 資 金 ニーズを 充 足 するためのツールとしてのヘルスケアリートの 活 用 方 策 8 介 護 サービスの 品 質 改 善