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●労働基準法等の一部を改正する法律案

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

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頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

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1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

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目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

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目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

Transcription:

公 式 林 久 美 子 @2015/7/31 参 議 院 本 会 議 http://youtu.be/vnkgwuoiri8 第 189 回 通 常 国 会 参 議 院 本 会 議 平 成 27 年 7 月 31 日 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 女 性 活 躍 推 進 法 案 )について 質 疑 を 行 いました 議 事 録 林 久 美 子 君 民 主 党 の 林 久 美 子 です 民 主 党 新 緑 風 会 を 代 表 して ただいま 議 題 となりました 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 法 律 案 について 質 問 をさせていただきます この 法 案 は 昨 年 十 月 衆 議 院 で 審 議 入 りしたものの 年 末 の 解 散 総 選 挙 により 廃 案 になってしまいました 今 回 の 安 全 保 障 関 連 法 案 については 過 去 最 長 の 九 十 五 日 間 の 会 期 延 長 をしてまで 成 立 を 図 ろうとする 政 府 ですが この 法 案 は 一 度 あっけなく 葬 り 去 られてしまいました そして 六 十 日 ルール 目 前 の 今 日 ようやく 参 議 院 での 審 議 入 りとなったわけです まさに 現 政 権 の 女 性 活 躍 に 対 する 本 気 度 はこの 程 度 であると 言 わざるを 得 ません しかも 女 性 活 躍 担 当 の 有 村 大 臣 は 輝 く 女 性 の 象 徴 にトイレを 取 り 上 げようとされ ています そこですか 突 然 トイレですか 輝 く 女 性 はトイレで 化 粧 直 しをしっかりす る 人 なの とことんばかにされたね 女 たち こうした 多 くの 批 判 的 な 意 見 が 寄 せられ ています 女 性 活 躍 政 策 とともにトイレが 語 られることに 強 い 違 和 感 を 禁 じ 得 ません 女 性 活 躍 のためにやるべきことはもっとほかにあると 厳 しく 指 摘 させていただきます 社 会 での 活 躍 を 願 う 女 性 を 取 り 巻 く 環 境 は まだまだ 厳 しいのが 現 状 です 第 一 子 出 産 後 に 退 職 する 女 性 は 六 割 非 正 規 労 働 者 のおよそ 七 割 が 女 性 仕 事 と 子 育 ての 両 立 の 難 しさも 間 接 差 別 の 問 題 も 解 決 されていません 組 織 において 女 性 にはなかなかチャンスが 与 えられず 仕 事 への 不 満 や 行 き 詰 まり 感 が 高 まり 離 職 に 追 い 込 まれるケースも 多 くあります また 離 職 女 性 への 正 規 雇 用 の セカンドチャンスは 残 念 ながら 決 して 多 くはありません 育 児 休 業 制 度 も 介 護 休 暇 制 度 も 利 用 するのは 女 性 ばかりです 長 期 間 にわたるキャ リアの 中 断 によって 女 性 のキャリア 形 成 が 遅 れています 男 性 の 長 時 間 労 働 は 変 わらず 続 いており 時 間 外 に 働 くことが 難 しい 子 育 て 中 や 介 護 中 の 女 性 社 員 は 重 要 なポストに なかなか 就 けないのが 現 状 です 六 歳 未 満 の 子 供 を 持 つ 日 本 女 性 が 家 事 などに 参 加 する 時 間 は 一 日 当 たり 七 時 間 四 十 一 分 対 して 日 本 男 性 は 僅 か 一 時 間 七 分 です 米 国 男 性 の 二 時 間 五 十 八 分 スウェー デン 男 性 の 三 時 間 二 十 一 分 などに 比 べても 極 めて 少 なくなっています 日 本 の 男 性 は 家 事 や 育 児 からいまだ 遠 く そのしわ 寄 せを 女 性 が 受 け 社 会 での 活 躍 のチャンスを 奪 わ れています 男 性 の 長 時 間 労 働 の 是 正 なくして 女 性 の 活 躍 はあり 得 ません それでは 本 法 案 について 具 体 的 に 質 問 をさせていただきます 今 回 の 法 案 では 国 や 地 方 公 共 団 体 さらに 従 業 員 が 三 百 一 人 以 上 のいわゆる 大 企 業 の 民 間 事 業 主 には 女 性 の 採 用 比 率 勤 続 年 数 男 女 差 労 働 時 間 の 状 況 女 性 管 理 職 比 率 の 四 つの 項 目 について 状 況 を 把 握 分 析 した 上 で 数 値 目 標 や 計 画 期 間 取 組 内 容 な どを 盛 り 込 んだ 行 動 計 画 を 策 定 公 表 することが 義 務 付 けられています

以 下 問 題 点 を 指 摘 します まず 一 つ 目 の 問 題 点 行 動 計 画 を 策 定 する 対 象 が 余 りにも 狭 いという 問 題 です 今 回 義 務 付 けの 対 象 となる 大 企 業 はおよそ 一 万 五 千 社 で 全 企 業 四 百 十 万 社 のうち の 僅 か 〇 四 %にすぎません しかも 女 性 労 働 者 全 体 のうちの 三 六 七 %しか 対 象 に ならないのです また 総 務 省 の 労 働 力 調 査 によりますと 企 業 規 模 が 小 さくなるほど 女 性 雇 用 者 の 比 率 が 高 くなる 傾 向 が 見 られます しかし 本 法 案 では 中 小 企 業 については 行 動 計 画 の 策 定 そのものが 努 力 義 務 とされ ています 計 画 策 定 に 関 する 事 務 が 中 小 企 業 にとって 負 担 になることも 考 慮 しなければ なりませんが 多 くの 女 性 が 働 いている 中 小 企 業 が 計 画 を 策 定 しないのであれば 掛 け 声 だけの 絵 に 描 いた 餅 にすぎないのではないでしょうか こうしたことを 踏 まえると やはり 義 務 付 けが 求 められる 対 象 企 業 の 範 囲 が 余 りにも 狭 く 対 象 を 拡 大 すべきであると 考 えますが いかがでしょうか 塩 崎 大 臣 に 伺 います そして 二 つ 目 の 問 題 点 行 動 計 画 を 策 定 するための 状 況 把 握 分 析 を 行 うべき 項 目 が 不 足 しているのではないかという 問 題 です 対 象 となる 四 つの 項 目 は 女 性 の 採 用 比 率 勤 続 年 数 男 女 差 労 働 時 間 の 状 況 女 性 管 理 職 比 率 つまり これらの 項 目 の 中 には 労 働 の 対 価 であり 自 らに 対 する 組 織 の 評 価 指 標 であり 生 活 を 営 む 上 で 非 常 に 重 要 な 賃 金 が 入 っていません また 正 社 員 な のか 派 遣 なのか パートなのかアルバイトなのか 雇 用 形 態 の 状 況 も 項 目 に 入 っていな いのです この 法 案 のたたき 台 を 議 論 した 厚 生 労 働 省 の 雇 用 均 等 分 科 会 でも 賃 金 や 雇 用 形 態 の 状 況 を 把 握 分 析 項 目 に 入 れるべきだとの 指 摘 があったと 伺 っています なぜ 賃 金 や 雇 用 形 態 の 状 況 が 外 れたのでしょうか 男 女 の 賃 金 差 が 明 らかになるこ となどを 避 けたのではないでしょうか なぜ 四 項 目 に 限 定 をしたのか 塩 崎 大 臣 お 答 えください 加 えて 三 つ 目 の 問 題 点 行 動 計 画 には 数 値 目 標 計 画 期 間 取 組 内 容 や 実 施 時 期 を 盛 り 込 むことになっています しかし 行 動 計 画 達 成 の 上 で 目 に 見 える 重 要 な 指 標 と なる 数 値 目 標 に 関 して 採 用 比 率 なのか 管 理 職 比 率 なのか 勤 続 年 数 なのか 賃 金 差 なのか 何 を 選 ぶのかは 完 全 に 事 業 主 に 委 ねられているのです 様 々な 取 組 が 数 値 目 標 を 目 指 しつつ バランスよく 総 合 的 に 行 われてこそ 女 性 の 活 躍 が 進 んでいくはずですが このままでは 事 業 主 にとって 都 合 の 良 い 数 字 が 選 ばれ 行 動 計 画 の 実 効 性 が 担 保 できないのではないでしょうか 最 低 限 何 を 指 標 とするのか 数 値 目 標 の 内 容 を 定 めるべきであると 考 えますが い かがでしょうか 有 村 大 臣 の 御 見 解 を 伺 います さらに 経 済 成 長 の 観 点 からも ポジティブアクションやダイバーシティーといった 取 組 は これからの 時 代 組 織 における 標 準 装 備 だと 思 っています 女 性 の 労 働 参 加 率 が 二 〇 三 〇 年 までに 男 性 と 同 じレベルにまで 追 い 付 けば 日 本 のGDPはおよそ 二 〇 % 上 昇 すると OECDによる 分 析 も 行 われています しかし 残 念 ながら 上 場 企 業 の 女 性 役 員 の 割 合 は 僅 か 二 一 % 大 企 業 の 管 理 職 の 割 合 で 見 てみても 僅 か 四 % 程 度 にとどまっています ですから 女 性 が 職 場 で 活 躍 する ためには 今 現 在 意 思 決 定 のポジションにある 男 性 の 理 解 と 共 感 を 得 ることが 欠 かせ ません また 女 性 が 活 躍 し 多 様 性 が 生 まれることが 結 果 として 組 織 そのものが 社 会 の 様 々なニーズに 応 え 発 展 につながっていくのだということが 従 業 員 全 体 の 共 通 認 識 となるような 意 識 変 革 の 取 組 が 必 要 になります

そこで 四 つ 目 の 問 題 点 です 本 法 案 からは 意 識 変 革 を 促 す 具 体 的 な 取 組 が 見 えて きません コミュニケーションの 活 性 化 や 職 場 風 土 づくりを 始 め 共 通 理 解 を 醸 成 する 場 の 創 出 や 研 修 なども 重 要 だと 思 いますが いかがでしょうか 有 村 大 臣 に 伺 います そして この 法 案 が 成 立 することによって 強 い 人 たちだけではなく 厳 しい 状 況 に 置 かれた 女 性 たちも 救 い 活 躍 を 後 押 しできるのかという 点 について 伺 います 働 きたくてもパートでしか 仕 事 が 見 付 からない 女 性 何 年 たっても 派 遣 労 働 で 賃 金 も 上 がらない 女 性 ドメスティック バイオレンス いわゆるDVを 受 けて 身 を 隠 しなが ら 自 立 を 目 指 す 女 性 母 子 家 庭 で 貧 困 にあえいでいる 女 性 彼 女 たちをこの 法 律 は 救 い まさに 活 躍 できる 状 況 をつくり 出 してくれるのでしょうか この 法 案 の 基 本 原 則 の 中 には 家 族 を 構 成 する 男 女 という 文 言 が 出 てきます 衆 議 院 における 修 正 協 議 の 際 には シングルマザーや 女 性 の 同 性 パートナー 独 身 女 性 も 含 ま れるようにこの 表 現 を 修 正 削 除 すべきであると 議 論 がなされました しかし 自 民 党 には 家 族 を 構 成 する 男 女 という 文 言 に 強 いこだわりが 見 られ 修 正 削 除 はかないま せんでした 今 のままの 表 現 ですと シングルマザーを 始 めとする 方 々はこの 法 律 の 対 象 から 外 れてしまうのではないかという 懸 念 が 依 然 として 残 されたままです 今 もって 残 された 家 族 を 構 成 する 男 女 という 表 現 を 見 る 限 り そうした 厳 しい 状 況 に 置 かれた 女 性 たちへの 温 かいまなざしが 感 じられないのです そこで 最 後 に 活 躍 するチャンスすらない 女 性 がいるということをお 伝 えをしたい と 思 います 先 日 私 は 戸 籍 のない いわゆる 無 戸 籍 の 三 十 代 の 女 性 にお 会 いしました 彼 女 の お 母 さんは 夫 のDVに 苦 しみ 着 のみ 着 のまま 逃 げ 出 し そこで 知 り 合 った 男 性 との 間 に 彼 女 を 授 かりました 刃 物 まで 持 ち 出 すという 元 夫 のことが 恐 ろしく 離 婚 を 申 し 出 ることすらできぬままの 出 産 でした その 結 果 彼 女 の 父 親 である 男 性 とは 入 籍 でき ず 出 生 届 を 出 せば 戸 籍 上 元 のDV 夫 の 子 供 になり その 存 在 を 知 られてしまうため 出 生 届 は 出 されぬまま 彼 女 は 無 戸 籍 の 子 供 となりました 戸 籍 がないので 当 時 は 住 民 登 録 もできませんでした まさに 彼 女 は この 法 治 国 家 日 本 において あろうことか 法 律 上 存 在 しない 人 間 となってしまいました 彼 女 の 母 親 は 何 度 か 学 校 に 掛 け 合 ったようですが 住 民 登 録 がないことを 理 由 に 彼 女 は 学 校 に 通 えませんでした だから 彼 女 は 小 学 校 にも 中 学 校 にも 高 校 にも 行 ったこ とがありません いつも 家 の 中 で 過 ごし カレンダーを 見 ても 来 月 の 予 定 も 来 年 の 予 定 も 将 来 の 希 望 もない 日 々を 三 十 数 年 間 過 ごしてきました 彼 女 は 学 校 というとこ ろはどういうところなのかイメージもできませんと 言 います 当 然 就 職 もできません 友 人 も 一 人 もいません 住 民 票 がないので 運 転 免 許 も 取 れないし 健 康 保 険 にも 加 入 できません 選 挙 権 もありませんし 納 税 したくてもできません 彼 女 は どんなに 活 躍 したくても 法 律 の 隙 間 に 落 ちて これまでの 人 生 で 社 会 と 関 わることができなかったのです 三 十 代 で 友 人 もいない 恋 をしたこともない 学 校 に も 行 ったことがない 人 との 関 わりの 中 で 社 会 生 活 を 経 験 したことがない 彼 女 の 気 持 ち 分 かるでしょうか 彼 女 の 思 い これまでの 人 生 これからの 人 生 への 不 安 想 像 することができるでしょうか 彼 女 も 仕 事 をしたいと 言 っています 自 らの 意 思 によっ て 職 業 生 活 を 営 みたいと 言 っています この 法 律 は 社 会 に 出 て 働 きたいと 願 うこうした 無 戸 籍 成 人 の 女 性 を 始 め 厳 しい 状 況 に 置 かれた 女 性 をも 救 えるのでしょうか 社 会 の 中 で 彼 女 たちも 活 躍 することができ

るようになるのでしょうか 有 村 大 臣 に 伺 います 女 性 の 活 躍 は 大 切 です それを 後 押 しする 法 律 も 必 要 です しかし 私 たちが 当 たり 前 だと 思 っていることすらままならない 女 性 が 今 もいます 社 会 生 活 のスタートライン にすら 立 てない 女 性 がいるのです 現 政 権 による 政 策 の 多 くが 資 産 のある 人 や 大 企 業 への 恩 恵 に 偏 っているように この 女 性 活 躍 推 進 法 案 も 強 い 人 に 偏 っているように 思 えてなりません 厳 しい 状 況 に 置 かれ た 女 性 にも 光 を 当 てる 法 律 であってほしいと 心 から 願 い 私 の 質 問 とさせていただきま す ( 拍 手 ) 国 務 大 臣 ( 有 村 治 子 君 ) 林 久 美 子 議 員 にお 答 えいたします 事 業 主 行 動 計 画 における 目 標 の 内 容 に 関 するお 尋 ねがありました これまで 女 性 の 職 業 生 活 での 活 躍 推 進 は 各 事 業 主 の 自 主 性 に 委 ねられていましたが 今 回 の 法 案 では 大 企 業 等 に 数 値 目 標 を 掲 げた 行 動 計 画 の 作 成 を 義 務 付 けました これ は 労 働 界 経 済 界 の 皆 様 にも 広 く 御 理 解 をいただいて 可 能 となった これまでになく 踏 み 込 んだ 仕 組 みであると 考 えております そうした 中 で 女 性 の 職 業 生 活 での 活 躍 に 向 けては 採 用 から 登 用 に 至 る 各 ステージ において 業 種 や 個 別 の 事 業 主 ごとに 多 種 多 様 な 課 題 があります このため 数 値 目 標 に ついては 一 律 の 項 目 設 定 を 義 務 付 けるのではなく 状 況 把 握 課 題 分 析 の 結 果 を 踏 ま え 課 題 解 決 を 図 るためにふさわしい 項 目 を 設 定 していただくことが 適 当 であると 考 え ております 政 府 では 各 事 業 主 の 行 動 計 画 を 閲 覧 できるホームページの 整 備 を 予 定 しており こ うした 取 組 を 通 じて 各 事 業 主 の 姿 勢 も 明 らかとなり 主 体 的 かつ 効 果 的 な 取 組 になる ものと 認 識 しています 女 性 が 職 場 で 活 躍 するための 意 識 変 革 を 促 す 取 組 についてお 尋 ねがありました 職 場 における 女 性 の 活 躍 は 多 様 な 価 値 観 や 新 しい 視 点 創 意 工 夫 などにつながり 結 果 として 利 益 率 の 向 上 をもたらすなど 企 業 経 営 の 発 展 のためにも 極 めて 重 要 です その 推 進 のためには 経 営 トップのリーダーシップが 不 可 欠 であり 男 性 を 含 めた 経 営 者 管 理 職 の 意 識 変 革 を 進 めるとともに 御 指 摘 のように 組 織 全 体 に 対 しても 意 識 啓 発 や 好 事 例 の 共 有 などの 取 組 を 進 めることが 必 要 です 例 えば 昨 年 六 月 に 企 業 等 のトップの 方 々の 輝 く 女 性 の 活 躍 を 加 速 する 男 性 リーダ ーの 会 が 行 動 宣 言 を 策 定 公 表 しましたが 賛 同 された 男 性 リーダーの 方 々からも 女 性 の 活 躍 は 企 業 競 争 力 を 高 めていると 伺 っています 各 賛 同 者 は 自 らの 組 織 での 取 組 のみならず 賛 同 者 同 士 が 連 携 した 研 修 なども 行 われており 内 閣 府 から 情 報 発 信 して います また 内 閣 府 と 経 済 団 体 が 連 携 して 経 営 者 管 理 職 向 けのトップセミナーを 開 催 し 女 性 活 躍 やワーク ライフ バランスの 実 現 に 向 けた 好 事 例 の 提 供 などを 通 じて 意 識 変 革 を 促 していきます 引 き 続 き こうした 意 識 変 革 に 向 けた 取 組 を 通 じ 働 きたい 女 性 が 働 き 続 けることが できる 環 境 を 整 備 していきます 法 案 が 対 象 とする 女 性 の 範 囲 に 関 するお 尋 ねがありました 本 法 案 は 正 社 員 として 管 理 職 を 目 指 すような 女 性 のみを 対 象 とするものでは 決 して なく 職 業 生 活 を 営 み 又 は 営 もうとする 全 ての 女 性 を 対 象 としています

先 ほど 林 議 員 が 御 指 摘 をされたように 一 人 親 家 庭 の 母 親 や 配 偶 者 等 から 暴 力 を 受 けている 女 性 困 難 を 抱 えた 女 性 への 対 応 は 非 常 に 重 要 です なかなか 声 を 出 し 得 ない 女 性 に 寄 り 添 い そしてその 現 場 を 取 材 して 声 を 代 弁 していただいている 林 議 員 の 政 治 姿 勢 に 心 からの 敬 意 と 共 感 を 申 し 上 げます 六 月 に 決 定 した 女 性 活 躍 加 速 のための 重 点 方 針 二 〇 一 五 に 基 づき マタニティーハラ スメントの 防 止 に 向 けた 取 組 の 強 化 や 性 犯 罪 の 罰 則 に 関 する 検 討 などを 着 実 に 実 行 す ることで 困 難 を 抱 えた 女 性 が 安 心 して 暮 らせる 環 境 の 整 備 を 進 めてまいります 国 務 大 臣 ( 塩 崎 恭 久 君 ) 林 久 美 子 議 員 にお 答 えをいたします 行 動 計 画 策 定 義 務 の 対 象 企 業 の 範 囲 についてのお 尋 ねがございました 今 回 の 法 案 では 三 百 人 以 下 の 中 小 企 業 に 対 しては 事 務 負 担 等 を 勘 案 し 行 動 計 画 の 策 定 について 努 力 義 務 としております 一 方 で 労 働 者 の 約 六 割 が 中 小 企 業 に 勤 めて いることから 中 小 企 業 においても 女 性 活 躍 推 進 の 取 組 が 進 められるようにしていくこ とは 非 常 に 重 要 であると 考 えております このため 中 小 企 業 に 対 しては 平 成 二 十 七 年 度 において 行 動 計 画 策 定 の 前 提 とな る 女 性 の 活 躍 状 況 の 把 握 や 課 題 分 析 に 活 用 できる 支 援 ツールの 開 発 助 成 金 による 支 援 を 実 施 する 予 定 であり これらの 支 援 を 通 じ 中 小 企 業 を 含 めた 社 会 全 体 の 女 性 活 躍 を 推 進 してまいります 状 況 把 握 分 析 を 行 う 必 須 項 目 についてのお 尋 ねがございました 状 況 把 握 課 題 分 析 の 項 目 は 女 性 活 躍 に 向 けた 課 題 のうち 多 くの 企 業 に 該 当 する 課 題 である 四 項 目 を 必 須 項 目 としたものでございます 一 方 賃 金 につきましては 様 々な 要 素 が 関 連 するものであり 必 須 項 目 とはしませ んでしたが 衆 議 院 の 附 帯 決 議 も 踏 まえ 任 意 項 目 として 加 えることを 検 討 してまいり ます また 雇 用 形 態 の 状 況 については 労 働 政 策 審 議 会 で 雇 用 形 態 等 の 雇 用 管 理 区 分 ご とに 状 況 把 握 課 題 分 析 を 行 う 必 要 性 について 更 に 議 論 を 深 めることが 適 当 とされてお り 今 後 こうした 必 要 性 について 検 討 してまいります 以 上 でございます