第 4 回 コード オブ プラクティス / プロモーションコード 実 務 担 当 者 会 を 開 催 2014 年 9 月 29 日 東 京 中 央 区 の 野 村 コンファレンスプラザ 日 本 橋 6 階 大 ホールにて 第 4 回 コード オブ プラクティス (COP)/プロモーションコード(PC) 実 務 担 当 者 会 を 開 催 しました 代 理 出 席 を 含 め68 社 97 名 のCOP/PC 実 務 担 当 者 が 参 加 しました 以 下 に 本 会 の 概 要 について 報 告 します 会 場 風 景 表 1は 本 会 のプログラムです 参 加 者 の 本 会 の 評 価 および 今 後 に 希 望 する 企 画 などを 知 る 目 的 で 開 催 当 日 に 表 2の 設 問 のアンケート 調 査 を 実 施 しました 表 1 第 4 回 COP/PC 実 務 担 当 者 会 プロラ 会 : 田 実 務 委 員 長 1. 開 会 挨 拶 沖 村 一 徳 委 員 長 2. コード 委 員 会 活 動 報 告 川 尻 邦 夫 実 務 委 員 長 3. 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 熊 野 伸 策 実 務 委 員 4. 透 明 性 ガイドラインについて 川 尻 邦 夫 実 務 委 員 長 5. 製 品 情 報 概 要 審 査 会 報 告 田 実 務 委 員 6. 会 員 会 社 における 医 療 関 係 者 に 対 するギフト 規 制 状 況 のアンケート 調 査 結 果 報 告 高 井 篤 実 務 委 員 7 理 解 促 進 月 間 の 施 策 について 平 井 哲 也 実 務 委 員 8 閉 会 挨 拶 田 中 徳 雄 常 務 理 事 JPMA NEWS LETTER 2014 No. 164 1/8
表 アンケートの 会 ンを コード 委 員 会 活 動 報 告 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 透 明 性 ガイドラインについて 製 品 情 報 概 要 審 査 会 報 告 会 員 会 社 における 医 療 関 係 者 に 対 するギフト 規 制 状 況 のアンケート 調 査 結 果 報 告 理 解 促 進 月 間 の 施 策 について 情 報 会 ( 会 ) ンを1 (1) コード 委 員 会 活 動 報 告 は 有 意 義 だった (2) 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 は 有 意 義 だった (3) 透 明 性 ガイドラインについて は 有 意 義 だった (4) 製 品 情 報 概 要 審 査 会 報 告 は 有 意 義 だった (5) 会 員 会 社 における 医 療 関 係 者 に 対 するギフト 規 制 状 況 のアンケート 調 査 結 果 報 告 は 有 意 義 だった (6) 理 解 促 進 月 間 の 施 策 について は 有 意 義 だった あてはまる どちらかといえばあてはまる どちらともいえない どちらかといえばあてはまらない あてはまらない 回 企 画 アンケート 調 査 集 計 結 果 の 概 要 アンケートには91 名 から 回 答 を 得 ました 内 訳 は 表 3の 通 りです 表 3 アンケート 調 査 にいたいた 方 の COP 実 務 担 当 者 PC 実 務 担 当 者 COPPC 実 務 担 当 者 28 名 26 名 24 名 COP 実 務 担 当 者 の 理 PC 実 務 担 当 者 の 理 COPPC 実 務 担 当 者 の 理 4 名 3 名 6 名 合 :91 名 JPMA NEWS LETTER 2014 No. 164 2/8
本 会 のアジェンダ 設 定 の 評 価 は 図 1の 通 りです 臨 床 研 究 支 援 に 関 する 基 本 的 考 え 方 透 明 性 ガイドライン 製 品 情 報 概 要 審 査 会 報 告 ギフト 規 制 アンケート 調 査 結 果 報 告 に 関 心 が 高 いことがうかがえました 図 1 本 会 の(アンの)についての コード 委 員 会 活 動 報 告 60 臨 床 研 究 支 援 に 関 する 基 本 的 考 え 方 71 透 明 性 ガイドライン 68 製 品 情 報 概 要 審 査 会 報 告 74 理 解 促 進 月 間 施 策 57 ギフト 規 制 アンケート 調 査 結 果 報 告 72 0 10 20 30 40 50 60 70 80[ 名 ] 各 アジェンダの 内 容 の 評 価 は 図 2の 通 りです 次 回 に 希 望 する 企 画 について22 件 の 記 載 がありました 希 望 の 多 かった 企 画 は 今 回 のアジェンダにもあるギフト 規 制 に 関 するテーマおよび 臨 床 研 究 に 関 するテーマであり より 具 体 的 な 対 応 や 報 告 について 採 り 上 げてほしいとの 要 望 がありました 図 2 アンのについての コード 委 員 会 活 動 報 告 49 41 9 臨 床 研 究 支 援 に 関 する 基 本 的 考 え 方 49 32 11 透 明 性 ガイドライン 49 38 11 製 品 情 報 概 要 審 査 会 報 告 63 27 7 ギフト 規 制 アンケート 調 査 結 果 報 告 53 34 11 理 解 促 進 月 間 施 策 57 30 9 0 20 40 60 80 100[%] あてはまる どちらかといえばあてはまる どちらともいえない どちらかといえばあてはまらない あてはまらない JPMA NEWS LETTER 2014 No. 164 3/8
開 会 挨 拶 コード 委 員 会 の 沖 村 一 徳 委 員 長 より 昨 年 来 連 続 して 発 生 している 臨 床 研 究 支 援 などに 関 する 諸 問 題 を 契 機 に 政 府 メ ディア 社 会 からの 視 線 が 厳 しさを 増 している 中 残 念 ながら 会 員 各 社 のコードに 対 する 取 り 組 みに 温 度 差 が 感 じられます 現 在 コード 委 員 会 では 社 会 からの 視 線 の 厳 しさに 対 して 業 界 として 従 来 以 上 に 厳 しく 自 らを 律 するために COP 自 体 を 含 む 関 係 諸 規 程 の 改 訂 を 検 討 しています コード 委 員 会 は 今 後 も 社 会 の 視 線 にしっかりアンテナを 張 って 会 員 各 社 が 社 内 のCOPの 周 知 徹 底 をさらに 推 進 できるよう 運 営 していきます との 挨 拶 がありました コード 委 員 会 活 動 報 告 同 委 員 会 の 川 尻 邦 夫 実 務 委 員 長 より 本 会 における 説 明 内 容 に 関 する 情 報 の 取 り 扱 いに 対 して 今 後 も 最 新 の 情 報 を 提 供 するため 情 報 の 取 り 扱 いについては 十 分 な 注 意 をお 願 いする 旨 の 話 がありました 製 薬 協 への 匿 名 / 顕 名 の 申 告 の 状 況 と 課 題 については 事 例 をもって 問 題 を 共 有 し 各 社 の 社 内 ガバナンス 体 制 の 徹 底 を 要 請 しました 次 に 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 アンケート 結 果 が 報 告 され 本 年 4 月 22 日 付 製 薬 企 業 による 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 の 通 知 によって ほとんどの 会 員 会 社 が 何 らかの 変 更 を 実 施 したことがわかりました 最 後 に コード オブ プラクティス 措 置 規 程 及 び 関 係 規 程 の 改 定 について の 内 容 と 今 後 の 方 向 性 について 説 明 がありまし た 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 同 委 員 会 の 熊 野 伸 策 実 務 委 員 より 9 月 10 日 に 各 社 の 医 薬 品 評 価 委 員 COP/PC 管 理 責 任 者 COP/PC 実 務 担 当 者 ならびに 透 明 性 ガイドライン 窓 口 責 任 者 宛 てに 発 出 さ れた 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 (4/22 発 出 )に 対 する 解 説 に 関 す る 背 景 と 内 容 について 以 下 の 報 告 がありました 高 血 圧 症 治 療 薬 の 臨 床 研 究 事 案 に 関 する 検 討 委 員 会 ( 以 下 ディオバン 検 討 会 ) より 昨 年 10 月 8 日 付 で 中 間 報 告 が 報 告 され この 中 では1 研 究 機 関 と 製 薬 企 業 の 透 明 性 確 保 2 製 薬 企 業 のガバナンスの 徹 底 について 提 言 がありました これを 受 け 製 薬 協 の 理 事 会 では 次 の 改 善 策 を 提 言 し 検 討 を 開 始 したとのことです (1) 医 療 用 医 薬 品 製 造 販 売 業 公 正 競 争 規 約 の 遵 守 (2) 企 業 活 動 と 医 療 機 関 等 の 関 係 の 透 明 性 ガイドライン の 早 急 実 施 (3) 臨 床 研 究 の 資 金 提 供 のあり 方 (4) 奨 学 寄 付 金 の 提 供 のあり 方 (5) 利 益 相 反 の 観 点 から 社 内 体 制 のガバナンス 面 からの 早 急 点 検 (6) 営 業 部 門 と 独 立 した 部 署 として 利 益 相 反 に 関 する 事 項 を 把 握 し 必 要 に 応 じ 改 善 を 指 示 する 部 署 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 を 説 明 する 熊 野 実 務 委 員 コード 委 員 会 では 昨 年 末 より 臨 床 研 究 検 討 プロジェクト ( 以 下 臨 床 研 究 PJ)を 設 置 し 主 に 上 記 (3)(4)についての 対 応 が 検 討 されました 本 年 4 月 11 日 に ディオバン 検 討 会 の 最 終 報 告 書 が 提 言 されたのを 受 け 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 (4 月 22 日 付 製 薬 協 発 第 241 号 以 下 基 本 的 考 え 方 )ならびにQ&A( 第 1 弾 )が 会 員 各 社 に 通 達 されまし た さらに 臨 床 研 究 PJ では 基 本 的 考 え 方 を 具 体 的 に 補 足 するQ&A( 第 2 弾 )を7 月 9 日 付 で 発 出 し 各 社 へ 方 針 検 討 を 求 めました 一 方 医 薬 品 評 価 委 員 会 では 本 年 度 よりPMS 部 会 に タスクフォース3 ( 以 下 TF-3)を 設 置 し メディカルアフェアーズ 部 門 の 人 員 をメンバーとして 製 造 販 売 後 の 臨 床 研 究 についての 検 討 が 開 始 されました すでに 発 出 されたQ&A 第 1 弾 第 2 弾 を 踏 まえて 基 本 的 考 え 方 に 沿 った 解 説 が9 月 10 日 付 で 会 員 会 社 へ 発 出 されていま す Q&A 第 2 弾 と 解 説 の 作 成 にあたっては コード 委 員 会 の 臨 床 研 究 PJ とTF-3が 共 同 で 検 討 しているとのことです JPMA NEWS LETTER 2014 No. 164 4/8
解 説 の 主 なポイントを 図 3と 図 4に 示 します 図 3 基 本 的 考 え 方 の 解 説 図 4 臨 床 研 究 の 情 報 2. 臨 床 研 究 支 援 の 在 り 方 に 関 する 基 本 的 考 え 方 お 臨 床 研 究 に 関 る 務 について ー 解 務 研 究 結 果 研 究 の 中 性 にをせる 務 いのする ( 参 考 ) 臨 床 研 究 の に 関 る 情 報 者 務 部 者 を 務 QA()No.3ー ーン 務 ー 務 プロコー 会 委 員 会 務 当 企 を 6 労 務 提 供 とは 本 来 研 究 者 が 行 わなければならない 業 務 を わりして 労 働 を 提 供 することであり 成 果 物 の 有 を 問 わない 7 研 究 の 中 立 性 とは スポンーや 利 関 係 者 からのいかなる 不 なを 受 けることなく 臨 床 研 究 が 全 に 独 立 して 運 営 されていること QA()No.3 企 画 当 者 者 企 画 を 委 員 会 まず 基 本 的 考 え 方 の 対 象 は 研 究 者 ( 医 師 等 ) 主 導 の 臨 床 研 究 に 対 して 企 業 が 支 援 することと 明 記 されました その 他 の 臨 床 研 究 には 企 業 が 企 画 して 研 究 者 ( 医 師 等 )に 委 託 するもの あるいは 企 業 と 研 究 者 ( 医 師 等 )とが 共 同 で 行 うものな どがありますが これらは 支 援 には 当 たらないので 別 途 検 討 することとなりました また 研 究 者 の 中 立 性 や 独 立 性 を 損 な うとの 疑 念 を 抱 かせるため 極 力 避 けるべき 労 務 提 供 や 物 品 提 供 が 具 体 的 に 提 示 されていますが これ 以 外 にも 種 々の 業 務 が 考 えられるので 今 後 も 検 討 を 継 続 するそうです 今 後 の 課 題 として 現 在 進 行 中 の 臨 床 研 究 に 係 る 制 度 の 在 り 方 に 関 する 検 討 会 の 提 言 ならびにそれを 受 けた 法 制 化 の 動 向 への 対 応 企 業 主 導 あるいは 共 同 研 究 の 臨 床 研 究 の 課 題 検 討 などが 挙 げられました 透 明 性 ガイドラインについて 川 尻 実 務 委 員 長 より 9 月 16 日 に 開 催 された 透 明 性 窓 口 責 任 者 会 からCOP/PC 実 務 担 当 者 に 共 有 すべき 公 開 方 法 変 更 及 び 新 規 公 開 項 目 について 以 下 の 連 絡 がありました まず 新 規 公 開 項 目 については 製 薬 企 業 が 関 与 する 商 業 誌 に 対 する 資 金 の 提 供 について 透 明 性 の 観 点 から 検 討 中 であり 公 開 方 法 の 変 更 (A 項 目 )と 同 様 に 今 後 決 定 し 次 第 順 次 会 員 会 社 と 情 報 共 有 するそうです 次 に 今 後 の 情 報 公 開 の 手 法 や 様 式 の 統 一 に 向 けた 調 整 をはじめる 旨 および 情 報 公 開 によって 向 けられる 社 会 からの 視 線 に 対 して 透 明 性 ガイドラインのルールに 則 っているかどうか 公 開 内 容 が 社 会 に 対 して 説 明 可 能 かどうか で 判 断 して いくとのことです 製 品 情 報 概 要 審 査 会 報 告 製 品 情 報 概 要 審 査 会 からは お 知 らせを3 点 と 最 近 の 審 査 事 例 から 特 に 注 意 してほしいことについて 以 下 の 要 請 がありま した 1. お 知 らせ 1 点 目 は 製 品 情 報 概 要 審 査 会 が 例 年 実 施 していた 事 前 説 明 会 を 今 秋 に 実 施 するか 未 定 であること 現 在 行 政 を 含 め 広 告 規 制 に 関 する 検 討 が 進 められており その 内 容 によって 製 品 情 報 概 要 記 載 要 領 等 の 改 訂 が 必 要 になると 予 想 されます そ れらの 規 制 が 明 らかになって 製 品 情 報 概 要 記 載 要 領 等 の 改 訂 の 必 要 性 と 合 わせて 説 明 会 の 開 催 を 検 討 します JPMA NEWS LETTER 2014 No. 164 5/8
2 点 目 は 学 会 記 録 集 のガイドラインでいう 2 色 刷 り とは 白 黒 +1 色 という 意 味 であること 白 黒 は 色 ではないという 考 え 方 もありますが ガイドラインでは 白 黒 +1 色 と 定 義 しています 3 点 目 は 製 品 情 報 概 要 審 査 会 の 外 部 モニターを 強 化 すること 現 在 もモニターを 依 頼 している 東 京 都 病 院 薬 剤 師 会 ( 都 病 薬 )との 協 力 体 制 を 強 化 します 具 体 的 には 現 在 の 外 部 モニターである 都 病 薬 情 報 部 会 から 定 期 的 に 審 査 会 へ 送 付 しても らうことに 加 え 都 病 薬 会 員 医 療 機 関 から 直 接 問 題 提 起 物 を 送 ってもらうシステムを 導 入 します なお 都 病 薬 より 医 療 機 関 の 負 担 にならない 方 法 を 求 められているため 問 題 提 起 されたプロモーション 物 については 会 員 各 社 から 実 物 を 提 供 いただく 可 能 性 があり その 際 における 協 力 をお 願 いします このほかに 都 病 薬 からは 学 会 ランチョンセミナー 記 録 集 などについての 指 摘 事 例 もありましたが 審 査 会 としては 都 病 薬 からの 指 摘 事 項 だけを 確 認 するのではなく 資 材 全 体 についても 審 査 している 旨 の 説 明 がありました 2. 注 意 点 最 近 の 審 査 事 例 からは 特 に 注 意 すべきこととして 以 下 の4つの 注 意 点 が 提 示 されました 1 新 医 薬 品 においては 安 全 性 については 特 に 慎 重 に 記 載 してください 承 認 時 に 得 られているデータは 限 られたものであり 安 全 性 は 十 分 に 確 立 したものではありません したがって 安 全 性 に 関 して 記 載 する 場 合 には 表 現 などに 十 分 注 意 して 記 載 してください 2 特 性 ( 特 徴 )には 使 用 上 の 注 意 と 齟 齬 のある 記 載 はできません 特 性 の 項 目 では 慎 重 投 与 や 重 要 な 基 本 的 注 意 に 記 載 された 内 容 と 齟 齬 のある 記 載 とならないようにご 注 意 ください 3 特 性 に 臨 床 比 較 試 験 の 結 果 を 記 載 する 場 合 他 社 品 に 関 する 記 載 はできません 他 社 品 名 ( 一 般 名 )が 具 体 的 に 記 載 されていなくても 実 質 的 に 他 社 品 との 比 較 結 果 の 記 載 であれば 特 性 ( 特 徴 )に 記 載 することはできません 4 製 品 情 報 概 要 の 表 紙 や 広 告 に 使 用 するイラスト キャッチフレーズなどについては 品 位 についてもご 留 意 ください 今 回 の 都 病 薬 からの 問 題 提 起 物 は12 素 材 で そのうち4 素 材 の 品 位 について 指 摘 します 1) 表 紙 の 絵 ( 動 物 ):イラストとの 関 連 性 が 不 明 瞭 である 2) 表 紙 の 絵 :( 有 効 性 について) 過 度 のイメージであり 医 薬 品 としての 品 位 に 欠 ける 3) 表 紙 イラスト( 架 空 の 生 物 ): 医 薬 品 の 品 位 を 損 なうイラストと 考 えられる 4)キャッチフレーズ: 医 薬 品 としての 品 位 を 損 なうキャッチフレーズと 考 えられる 品 位 については 個 人 の 感 覚 感 性 によるところが 大 きいことから 審 査 会 では 慎 重 に 対 応 しており よほどのことがない 限 り 指 摘 しないそうです しかしながら 医 療 関 係 者 から 今 回 のような 見 方 をされる 可 能 性 もあることをよく 考 えて 表 紙 や 広 告 に 使 用 するイラスト キャッチフレーズを 作 成 してほしいとのことでした 会 員 会 社 における 医 療 関 係 者 に 対 するギフト 規 制 状 況 のアンケート 調 査 結 果 報 告 会 員 会 社 が 中 元 歳 暮 や 慶 弔 等 に 伴 う 贈 り 物 について 自 社 のプロモーションコードでどう 定 めているかのアンケート 調 査 は これまで2012 年 12 月 2013 年 8 月 の2 回 実 施 されています 前 回 の 結 果 に 前 々 回 との 大 きな 違 いがみられなかったこと から 今 年 1 月 27 日 付 でコード 委 員 会 より 通 知 製 薬 協 コード 上 の 贈 り 物 の 提 供 の 考 え 方 に 関 する 再 確 認 を 発 出 し コード の 精 神 に 則 った 社 内 基 準 となっているかの 再 確 認 と 整 備 が 会 員 会 社 に 要 請 されました この 通 知 を 受 けての 対 応 状 況 を 確 認 するため 今 年 8 月 に3 回 目 となるアンケートを 実 施 し その 結 果 を 同 委 員 会 の 高 井 篤 実 務 委 員 が 報 告 しました[ 回 答 率 98.6% (71/72 社 )] 質 問 対 象 の15 項 目 について 提 供 可 と 回 答 した 会 社 数 は 次 の 図 5の 通 りです JPMA NEWS LETTER 2014 No. 164 6/8
図 5 アンケート 調 査 結 果 80 [ 社 ] 60 40 20 44 40 40 29 28 30 48 45 46 25 21 19 前 々 回 調 査 (2012 年 12 月 ) 前 回 調 査 (2013 年 8 月 ) 今 回 調 査 (2014 年 8 月 ) 52 56 53 53 53 47 30 26 24 60 61 60 51 57 52 65 62 69 58 61 54 46 48 49 50 45 45 24 27 18 61 58 59 0 全 体 的 に 前 回 の 結 果 から 目 立 った 変 化 はみられず 前 回 調 査 以 降 に 社 内 基 準 を 見 直 すなどの 対 応 をした 会 社 は 少 ないと 思 われましたが 会 社 単 位 で 前 回 と 今 回 の 回 答 の 変 化 をみたところ 実 態 はそうではないことがわかりました 提 供 の 可 否 の 回 答 が 前 回 と 今 回 とで 変 わっている 会 社 の 数 を15 項 目 で 積 算 した 結 果 は 次 の 通 りです ( 高 井 実 務 委 員 ) 1 前 回 は 提 供 可 と 回 答 し 今 回 は 不 可 と 回 答 した 会 社 の 延 べ 数 : 99 2 前 回 は 提 供 不 可 と 回 答 し 今 回 は 可 と 回 答 した 会 社 の 延 べ 数 : 60 また 前 回 は 回 答 しないで 今 回 は 回 答 した 会 社 と 前 回 以 降 に 製 薬 協 に 加 盟 して 今 回 はじめて 回 答 した 会 社 については 次 の 通 りです ( 高 井 実 務 委 員 ) 3 前 回 回 答 のない 会 社 で 今 回 は 不 可 と 回 答 した 会 社 の 延 べ 数 : 36 4 前 回 回 答 のない 会 社 で 今 回 は 可 と 回 答 した 会 社 の 延 べ 数 : 41 提 供 可 の 会 社 は1で 前 回 よりも99 減 り また 不 可 は1と3で135 増 えました 一 方 2と4で 可 は101 増 え 2で 不 可 は60 減 りました この 結 果 全 体 では 可 が101 99=2 増 えることになり これが 前 回 から 目 立 った 変 化 がないよう にみえる 原 因 ですが 不 可 は135 60=75も 増 えています このように 前 述 の 通 知 の 趣 旨 に 沿 って 社 内 基 準 を 提 供 可 から 提 供 不 可 に 見 直 していくことの 流 れができているとの 印 象 を 受 けます 不 可 から 可 に 変 わった 会 社 も 相 当 数 ありますが この 結 果 を 参 考 に 再 度 社 内 基 準 を 見 直 すよう 求 め られました ( 高 井 実 務 委 員 ) JPMA NEWS LETTER 2014 No. 164 7/8
理 解 促 進 月 間 の 施 策 について コード 理 解 促 進 月 間 の 目 的 は 製 薬 協 コードの 業 界 内 外 への 認 知 向 上 です 今 年 のテーマは 患 者 さんから 信 頼 される 製 薬 業 界 へ となります 昨 今 の 業 界 を 取 り 巻 く 環 境 を 考 え 今 年 の 理 解 促 進 月 間 については 今 まで 以 上 の 取 り 組 みをしてほ しい と 平 井 哲 也 実 務 委 員 から 要 請 がありました 標 語 は あなたの 仕 事 に 活 かされていますか? コード オブ プラクティス とポスターをみた 人 に 問 いかけ 考 えてもらえ るようにしました 理 解 促 進 月 間 用 ポスターをベースに 具 体 的 なアクションを 起 こしてもらえるようにしてください また 社 内 各 事 業 所 での 掲 示 はもちろんのこと 社 外 への 認 知 向 上 のため 医 療 関 係 者 向 け 講 演 会 等 の 会 場 での 掲 示 に 協 力 してく ださい なお 研 修 資 料 テストも 作 成 しましたので 必 要 に 応 じて 活 用 してください ( 平 井 実 務 委 員 ) 閉 会 挨 拶 最 後 に 田 中 徳 雄 常 務 理 事 は 以 下 の 挨 拶 で 締 めくくりました 製 薬 協 では 会 員 企 業 の 役 員 を 含 める 全 社 員 にかかわるCOPを 制 定 し 営 業 部 門 以 外 の 役 員 従 業 員 も 遵 守 するコードであるとしています 11 月 はコード 理 解 促 進 月 間 であり 各 会 員 会 社 では 本 コードが 皆 さんの 仕 事 に 活 かされるよう 十 分 に 周 知 徹 底 してください また 透 明 性 ガイドラインの 実 施 について は 厚 生 労 働 省 より 高 い 評 価 を 得 ていますが 公 開 方 法 については 各 社 で 統 一 感 のある 取 り 組 みを 要 望 されています 透 明 性 ガイドラインは 産 学 連 携 をさらに 強 化 することであり 製 薬 協 としては 新 薬 開 発 につなげていくような 対 応 を 進 めて 行 きた いと 考 えています まずは 各 社 の 実 務 担 当 者 が 本 日 の 内 容 について 社 内 に 十 分 な 説 明 を 行 ってほしいと 思 います (コード 委 員 会 会 合 企 画 部 会 春 日 順 一 ) JPMA NEWS LETTER 2014 No. 164 8/8