平 成 24 年 版 大 船 渡 市 の 環 境 自 然 環 境 を 守 り 生 かすまちづくり 第 25 号 大 船 渡 市
恵 まれた 自 然 環 境 との 調 和 による まち 豊 かでうるおいのある 市 大 船 渡 をめざして 美 しい 山 々と 豊 かな 海 に 囲 まれたまち 大 船 渡 市 この 市 章 は 大 船 渡 市 の 大 の 字 を 波 と 山 でデザイン 化 しました 海 から そして 陸 からも 大 きく 発 展 するよ うにという 願 いをこめて 表 したものです この 用 紙 は 環 境 にやさしい 古 紙 パルプ 配 合 率 70% 以 上 の 再 生 紙 と 大 豆 油 インキを 使 用 しています
は じ め に 私 たちのまち 大 船 渡 は 温 暖 な 気 候 と 美 しく 雄 大 な 自 然 を 生 かしながら 環 境 と 産 業 が 調 和 した 豊 かな 住 みよいまちへと 発 展 してきました しかし 平 成 23 年 3 月 11 日 に 発 生 した 日 本 観 測 史 上 最 大 となるマグニ チュード9.0の 東 日 本 大 震 災 によって 本 市 では 地 震 と 津 波 により 約 800ha が 浸 水 し 多 くの 尊 い 命 や 財 産 が 失 われる 未 曾 有 の 被 害 が 発 生 しまし た この 大 震 災 により 亡 くなられた 方 々に 心 から 哀 悼 の 意 を 表 しますととも に 被 災 された 多 くの 皆 様 にお 見 舞 いを 申 し 上 げます また 世 界 各 国 全 国 各 地 から 温 かいご 支 援 そして 市 民 の 皆 様 からの 力 強 いご 協 力 に 衷 心 より 深 く 感 謝 申 し 上 げます 本 市 の 環 境 は 震 災 後 も 概 ね 良 好 に 保 たれていますが ごみ 処 理 や 生 活 排 水 等 による 水 質 汚 濁 などの 震 災 前 からの 問 題 に 加 え 大 量 の 災 害 廃 棄 物 の 処 理 大 船 渡 湾 湾 口 防 波 堤 や 浄 化 センターなど 被 災 した 環 境 に 関 連 する 施 設 の 復 旧 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 による 放 射 能 の 影 響 など の 問 題 が 新 たに 生 じ 市 民 の 環 境 への 関 心 は 以 前 にも 増 して 高 まってい ると 感 じています これからのまちづくりにあたりましては 市 全 体 の 復 興 とともに より よい 環 境 を 次 の 世 代 に 引 き 継 ぐため 資 源 のリサイクルやエネルギーの 効 率 化 節 約 などの 積 極 的 かつ 実 効 ある 行 動 を 実 践 して 環 境 への 負 担 の 少 ない 低 炭 素 社 会 循 環 型 社 会 の 実 現 に 向 けて 取 り 組 んでいく 必 要 があ ります 本 市 では 環 境 基 本 条 例 及 び 環 境 基 本 計 画 に 基 づき 長 期 的 総 合 的 な 観 点 から 環 境 の 保 全 と 創 造 のための 各 種 施 策 や 事 業 を 進 めていくことと しております 今 後 とも 環 境 に 係 る 情 報 を 提 供 するとともに 皆 様 方 の ご 意 見 ご 提 言 をいただきながら 本 市 の 状 況 に 即 した 環 境 づくりを 進 め て 参 りますので 関 係 各 位 の 一 層 のご 理 解 とご 協 力 をお 願 い 申 し 上 げます 本 書 は 平 成 22 23 年 度 における 本 市 の 環 境 の 状 況 や 施 策 などを 取 りま とめたものであり 環 境 との 関 わりをご 理 解 いただくための 一 助 となれば 幸 いです 平 成 25 年 3 月 大 船 渡 市 長 戸 田 公 明
目 次 はじめに 第 1 部 総 説 第 1 章 大 船 渡 市 の 概 要 第 1 地 形 1 第 2 位 置 面 積 1 第 3 気 候 1 第 4 人 口 と 世 帯 数 の 推 移 2 第 5 産 業 の 動 向 2 第 6 土 地 の 利 用 状 況 3 第 7 その 他 の 統 計 5 1 ごみ 収 集 状 況 5 2 し 尿 処 理 状 況 5 3 自 動 車 保 有 状 況 6 4 浄 化 槽 設 置 状 況 6 5 都 市 公 園 7 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 第 1 環 境 公 害 行 政 の 経 緯 8 第 2 環 境 公 害 行 政 組 織 と 処 理 分 担 20 1 組 織 20 2 処 理 分 担 21 第 3 大 船 渡 市 環 境 審 議 会 22 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 ( 概 要 抜 粋 ) 第 1 望 ましい 環 境 像 23 第 2 基 本 目 標 24 第 3 市 民 事 業 者 市 の 役 割 25 第 4 計 画 の 構 成 26 第 5 主 要 施 策 28 第 6 市 民 や 事 業 者 に 望 まれる 取 り 組 み 29 第 7 地 域 別 環 境 づくり 指 針 30 第 8 計 画 の 推 進 体 制 32 第 9 環 境 基 本 計 画 の 分 野 別 の 達 成 状 況 33
第 2 部 環 境 の 現 状 と 対 策 第 1 章 大 気 汚 染 第 1 概 況 35 第 2 大 気 汚 染 の 監 視 35 1 二 酸 化 窒 素 35 2 降 下 ばいじん 36 3 酸 性 雪 ( 酸 性 雨 ) 37 第 3 工 場 事 業 場 等 対 策 及 び 規 制 39 1 法 及 び 条 例 に 基 づく 届 出 状 況 39 2 ばい 煙 施 設 等 への 立 入 調 査 状 況 40 3 ダイオキシン 類 対 策 特 別 措 置 法 に 基 づく 届 出 状 況 40 4 野 外 焼 却 行 為 に 関 する 指 導 40 第 2 章 水 質 汚 濁 第 1 概 況 42 第 2 公 共 用 水 域 等 の 監 視 42 1 河 川 等 の 水 質 42 2 海 域 の 水 質 47 3 地 下 水 の 水 質 56 第 3 水 生 生 物 による 河 川 水 質 調 査 57 第 4 工 場 事 業 場 に 対 する 規 制 指 導 等 58 1 法 及 び 条 例 に 基 づく 届 出 状 況 58 2 特 定 工 場 事 業 場 等 への 立 入 調 査 59 第 5 公 共 用 水 域 での 流 出 油 事 故 発 生 状 況 60 第 3 章 騒 音 振 動 悪 臭 第 1 騒 音 振 動 62 1 概 況 62 2 環 境 騒 音 測 定 62 3 工 場 事 業 場 に 対 する 規 制 指 導 等 65 4 特 定 建 設 作 業 66 第 2 悪 臭 66 第 4 章 公 害 苦 情 処 理 第 1 概 況 67 第 2 公 害 苦 情 の 発 生 状 況 67 第 3 公 害 苦 情 の 解 決 状 況 68 第 5 章 東 日 本 大 震 災 第 1 災 害 廃 棄 物 処 理 関 係 69
1 災 害 廃 棄 物 処 理 69 2 防 疫 作 業 69 3 し 尿 処 理 72 第 2 放 射 線 量 72 第 6 章 その 他 第 1 一 般 廃 棄 物 試 験 分 別 収 集 事 業 75 1 事 業 の 目 的 75 2 モデル 地 区 75 第 2 エコライフ 推 進 事 業 76 1 事 業 の 目 的 76 2 実 践 地 域 76 3 実 践 活 動 実 施 項 目 76 巻 末 資 料 1 環 境 基 準 等 一 覧 79 2 用 語 解 説 97
第 1 部 総 説
第 1 部 第 1 章 大 船 渡 市 の 概 要 第 1 章 大 船 渡 市 の 概 要 第 1 地 形 大 船 渡 市 は 岩 手 県 の 東 南 部 景 観 に 優 れた 陸 中 海 岸 国 立 公 園 の 南 部 に 位 置 しています 奥 行 きの 深 い 大 船 渡 湾 をはじめ 綾 里 湾 越 喜 来 湾 吉 浜 湾 を 有 し 大 船 渡 湾 を 囲 む 平 地 と その 背 後 の 北 上 山 系 に 連 なる 五 葉 山 氷 上 山 今 出 山 などの 丘 陵 地 山 岳 地 によって 形 成 され ています 陸 中 海 岸 国 立 公 園 碁 石 海 岸 県 立 自 然 公 園 五 葉 山 に 代 表 される 海 と 緑 の 自 然 に 囲 ま れたまちで 三 陸 沿 岸 地 域 の 拠 点 都 市 として さらなる 発 展 が 期 待 されています 第 2 位 置 面 積 表 1 位 置 及 び 面 積 位 置 面 積 東 経 141 42 30 北 緯 39 04 56 323.30km2 ( 注 ) 位 置 は 市 本 庁 舎 の 位 置 第 3 気 候 気 候 は 表 日 本 型 で 年 平 均 気 温 が 11 前 後 と 温 暖 であり 夏 は 海 風 によって 涼 しく 冬 の 積 雪 は 少 ない 状 況 にあります 表 2 気 象 状 況 年 次 降 水 量 気 温 平 均 風 速 平 均 湿 度 日 照 時 間 (mm) 平 均 最 高 極 値 最 低 極 値 (m/s) (%) (h) 平 成 12 年 1,435.5 11.8 33.9-8.0 2.5 70 1,737.3 平 成 13 年 1,218.0 11.0 35.5-10.4 2.5 68 1,785.9 平 成 14 年 1,642.5 11.5 34.7-7.4 2.5 70 1,743.7 平 成 15 年 1,768.5 11.1 33.7-6.6 2.4 74 1,570.0 平 成 16 年 1,438.5 11.9 33.8-7.1 2.5 72 1,821.3 平 成 17 年 1,224.0 11.1 34.4-7.2 2.5 73 1,745.1 平 成 18 年 1,812.5 11.2 32.9-7.8 2.5 75 1,580.5 平 成 19 年 1,486.5 11.9 37.0-5.2 2.3 74 1,825.3 平 成 20 年 1,408.5 11.4 30.2-8.3 2.4 72 1,694.2 平 成 21 年 1,559.5 11.7 32.8-5.5 2.4 69 1,664.1 平 成 22 年 1,820.0 11.9 35.0-7.3 2.3 71 1,593.4 平 成 23 年 1,148.0 12.4 35.4-8.0 2.4 69 1,721.4 資 料 : 大 船 渡 測 候 所 平 成 23 年 は 資 料 不 足 値 としての 公 表 データ - 1 -
第 1 部 第 1 章 大 船 渡 市 の 概 要 第 4 人 口 と 世 帯 数 の 推 移 本 市 の 人 口 は 昭 和 55 年 をピークに 徐 々に 減 少 してきています 表 3 人 口 の 推 移 年 次 世 帯 数 人 口 ( 人 ) 1 世 帯 当 り 人 口 密 度 ( 世 帯 ) 総 数 男 女 人 口 ( 人 ) ( 人 /km2) 摘 要 昭 和 40 年 10,493 48,626 23,392 25,234 4.63 150.5 第 10 回 国 勢 調 査 昭 和 50 年 12,960 49,675 24,045 25,630 3.83 153.7 第 12 回 国 勢 調 査 昭 和 60 年 14,070 49,041 23,940 25,101 3.48 151.7 第 14 回 国 勢 調 査 平 成 7 年 14,701 46,277 22,417 23,860 3.15 143.2 第 16 回 国 勢 調 査 平 成 12 年 15,017 45,160 21,611 23,549 3.01 139.7 第 17 回 国 勢 調 査 平 成 17 年 15,138 43,331 20,592 22,739 2.86 134.0 第 18 回 国 勢 調 査 平 成 18 年 14,748 42,812 20,308 22,504 2.90 132.4 岩 手 県 毎 月 人 口 推 計 平 成 19 年 14,688 42,169 19,968 22,201 2.87 130.4 岩 手 県 毎 月 人 口 推 計 平 成 20 年 14,645 41,652 19,734 21,918 2.84 128.8 岩 手 県 毎 月 人 口 推 計 平 成 21 年 14,680 41,172 19,473 21,699 2.80 127.3 岩 手 県 毎 月 人 口 推 計 平 成 22 年 14,819 40,737 19,412 21,325 2.75 126.0 第 19 回 国 勢 調 査 平 成 23 年 14,412 39,097 18,765 20,332 2.71 120.9 岩 手 県 毎 月 人 口 推 計 資 料 : 市 商 業 観 光 課 第 5 産 業 の 動 向 本 市 における 産 業 は 卸 売 小 売 業 が 事 業 所 数 就 業 者 数 ともに 最 も 多 くなっていますが そのほかには 自 然 資 源 と 流 通 基 盤 を 活 用 した 製 造 業 や 建 設 業 が 中 心 となっています 表 4 産 業 別 事 業 及 び 従 事 者 数 平 成 16 年 平 成 18 年 平 成 21 年 事 業 所 で 行 っている 産 業 従 業 員 数 従 業 員 数 従 業 員 数 ( 大 分 類 ) 事 業 所 数 事 業 所 数 事 業 所 数 ( 人 ) ( 人 ) ( 人 ) 総 数 2,793 17,853 2,747 17,778 2,623 17,326 農 林 漁 業 20 351 25 399 - - 農 業 林 業 - - - - 18 202 漁 業 - - - - 14 301 鉱 業 5 130 4 95 - - 鉱 業 採 石 業 砂 利 採 取 業 - - - - 4 104 建 設 業 292 2,338 279 2,214 252 1,814 製 造 業 224 4,080 212 4,003 199 3,400 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 2 43 3 42 3 45 情 報 通 信 業 13 83 9 78 12 85 運 輸 業 76 1,057 71 1,007 - - 運 輸 業 郵 便 業 - - - - 76 1,053 卸 売 小 売 業 889 4,111 844 4,054 784 4,231 金 融 保 険 業 52 353 53 385 49 348 不 動 産 業 150 220 164 257 - - 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 - - - - 176 309 学 術 研 究 専 門 技 術 サービス - - - - 60 220 飲 食 店 宿 泊 業 298 1,205 275 1,077 - - 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 - - - - 275 1,330 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 - - - - 298 883 教 育 学 習 支 援 業 80 231 78 237 66 215 医 療 福 祉 100 1,068 121 1,240 131 1,350 複 合 サービス 事 業 43 489 51 641 32 341 サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 549 2,094 558 2,049 174 1,095 資 料 : 総 務 省 統 計 局 平 成 16 年 平 成 18 年 事 業 所 企 業 統 計 調 査 報 告 平 成 21 年 経 済 センサス- 基 礎 調 査 ( 注 ) 事 業 所 で 行 っている 産 業 は 複 数 回 答 につき 総 数 と 一 致 しない 平 成 16 年 平 成 18 年 の 数 値 は 各 年 10 月 1 日 現 在 の 数 値 平 成 21 年 の 数 値 は 平 成 21 年 7 月 1 日 現 在 の 数 値 - 2 -
第 1 部 第 1 章 大 船 渡 市 の 概 要 第 6 土 地 の 利 用 状 況 本 市 は 約 70%が 山 林 原 野 で 占 められ 平 坦 地 が 少 ないことから 丘 陵 地 等 の 利 用 が 図 られて います 表 5 土 地 の 利 用 状 況 ( 平 成 24 年 1 月 1 日 現 在 単 位 :k m2) 総 数 田 畑 宅 地 山 林 原 野 雑 種 地 その 他 323.00 3.53 7.39 10.68 223.16 2.43 6.74 69.07 資 料 : 市 税 務 課 ( 平 成 24 年 度 概 要 調 書 ) 表 6 土 地 の 利 用 規 制 の 状 況 都 市 計 画 区 域 農 業 振 興 地 域 用 途 地 域 農 用 地 区 分 面 積 (ha) 構 成 比 (%) 面 積 (ha) 構 成 比 (%) 総 面 積 32,330 国 第 1 種 26 1.6 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 151 16.4 立 第 2 種 232 14.0 第 1 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 58 6.3 公 自 第 3 種 1,401 84.4 園 第 2 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 43 4.7 然 小 計 1,659 100.0 第 1 種 住 居 地 域 254 27.7 公 園 県 第 1 種 40 1.1 第 2 種 住 居 地 域 18 2.0 地 立 第 2 種 205 5.5 域 近 隣 商 業 地 域 58 6.3 公 第 3 種 3,507 93.4 園 商 業 地 域 53 5.8 小 計 3,752 100.0 準 工 業 地 域 110 12.0 計 5,411 16.7 工 業 地 域 67 7.3 工 業 専 用 地 域 106 11.5 小 計 918 100.0 計 6,941 21.5 田 381 24.0 畑 1,172 73.8 樹 園 地 35 2.2 小 計 1,588 100.0 計 6,320 19.5 区 分 資 料 : 市 住 宅 公 園 課 市 農 林 課 市 商 業 観 光 課 - 3 -
第 1 部 第 1 章 大 船 渡 市 の 概 要 表 7 国 県 道 等 の 状 況 国 道 主 要 地 方 道 一 般 県 道 資 料 : 三 陸 国 道 事 務 所 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 ) 沿 岸 広 域 振 興 局 土 木 部 大 船 渡 土 木 センター( 平 成 23 年 4 月 1 日 ) ( 注 ) 舗 装 済 には 軽 防 塵 舗 装 を 含 む 気 仙 管 内 延 長 (m) 市 内 分 延 長 (m) 市 内 舗 装 延 長 (m) 市 内 分 舗 装 率 (%) 45 号 67,060.0 53,234.0 53,234.0 100.0 107 号 31,523.1 10,279.2 10,279.2 100.0 小 計 98,583.1 63,513.2 63,513.2 100.0 大 船 渡 綾 里 三 陸 線 32,872.5 32,872.5 32,872.5 100.0 大 船 渡 広 田 陸 前 高 田 線 26,107.5 5,580.7 5,580.7 100.0 合 路 線 名 小 計 58,980.0 38,453.2 38,453.2 100.0 上 有 住 日 頃 市 線 10,667.1 6,361.2 6,361.2 100.0 唐 丹 日 頃 市 線 15,436.6 15,436.6 15,436.6 100.0 丸 森 権 現 堂 線 7,098.2 7,098.2 7,098.2 100.0 碁 石 海 岸 線 4,757.3 4,757.3 4,757.3 100.0 崎 浜 港 線 5,428.0 5,428.0 5,428.0 100.0 吉 浜 上 荒 川 線 10,300.4 10,300.4 10,300.4 100.0 小 計 53,687.6 49,381.7 49,381.7 100.0 計 211,250.7 151,348.1 151,348.1 100.0 国 道 45 号 線 には 三 陸 縦 貫 自 動 車 道 分 を 含 む( 気 仙 管 内 20,826m 市 内 分 19,244m) 表 8 市 道 の 状 況 統 計 路 面 別 内 容 年 度 未 舗 装 舗 装 済 路 線 数 延 長 (m) 延 長 (m) 割 合 (%) 延 長 (m) 割 合 (%) 21 1,364 601,010 205,069 34.1 395,941 65.9 22 1,388 605,575 200,638 33.1 404,937 66.9 23 1,398 606,030 199,099 32.9 406,931 67.1 資 料 : 市 建 設 課 - 4 -
第 1 部 第 1 章 大 船 渡 市 の 概 要 第 7 その 他 の 統 計 1 ごみ 収 集 状 況 当 市 のごみ 収 集 は 当 市 と 住 田 町 で 構 成 する 大 船 渡 地 区 環 境 衛 生 組 合 が 行 っています 収 集 したごみは 中 継 施 設 の 大 船 渡 地 区 クリーンセンター( 大 船 渡 市 猪 川 町 字 藤 沢 口 )へ 集 め 処 理 施 設 の 岩 手 沿 岸 南 部 クリーンセンター( 釜 石 市 大 字 平 田 )へ 運 搬 し 処 理 しています 可 燃 ごみ 収 集 量 は 平 成 16 年 度 まで 増 加 し 続 け 平 成 17 年 度 から 平 成 22 年 度 までは 年 々 減 少 し 続 けてきましたが 平 成 23 年 度 は 6 年 ぶりに 増 加 しました また 不 燃 ごみ 収 集 量 についても 平 成 14 年 度 までは 増 加 し 続 け 平 成 15 年 度 から 平 成 22 年 度 までは 年 々 減 少 し 続 けてきましたが 平 成 23 年 度 は 9 年 ぶりに 増 加 しました なお 収 集 ごみ 以 外 の 大 船 渡 地 区 クリーンセンターに 直 接 持 ち 込 まれるごみは 減 少 傾 向 が 続 いています 表 9 ごみ 収 集 状 況 ( 単 位 :t) 市 町 別 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 可 燃 ごみ 不 燃 ごみ 合 計 可 燃 ごみ 不 燃 ごみ 合 計 合 計 8,961 730 9,691 9,212 903 10,115 (216) (250) 大 船 渡 市 7,987 615 8,602 8,131 774 8,905 (162) (195) 住 田 町 974 115 1,089 1,081 129 1,210 (54) (55) 資 料 : 大 船 渡 地 区 環 境 衛 生 組 合 ( 注 ) ( ) 内 は 資 源 古 紙 の 収 集 量 2 し 尿 処 理 状 況 し 尿 は 当 市 陸 前 高 田 市 と 住 田 町 で 構 成 する 気 仙 広 域 連 合 が 所 管 する 気 仙 地 区 衛 生 セン ターで 処 理 しています し 尿 は 業 者 委 託 により また 浄 化 槽 汚 泥 は 許 可 業 者 が 収 集 し 衛 生 セ ンターに 搬 入 しています 平 成 23 年 3 月 11 日 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 の 津 波 により 衛 生 センターが 被 災 し 処 理 することができなくなったため 平 成 24 年 4 月 1 日 の 施 設 復 旧 までの 間 は 県 内 内 陸 部 のし 尿 処 理 施 設 や 下 水 道 施 設 に 搬 入 し 処 理 しました し 尿 の 収 集 量 は 公 共 下 水 道 の 普 及 等 により 減 少 傾 向 となっています 浄 化 槽 汚 泥 は ほぼ 横 ばいとなっています 表 10 し 尿 処 理 状 況 ( 単 位 件 数 : 件 収 集 量 :kl) 市 町 別 件 数 収 集 量 件 数 収 集 量 件 数 収 集 量 件 数 収 集 量 合 計 61,336 34,602 2,958 11,591 64,049 34,590 3,181 12,665 大 船 渡 市 41,193 22,908 1,827 7,213 43,127 24,179 1,972 7,348 陸 前 高 田 市 16,431 9,577 926 3,559 16,774 8,086 1,012 4,534 住 田 町 3,712 2,117 205 819 4,148 2,325 197 783 資 料 : 気 仙 広 域 連 合 衛 生 課 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 し 尿 浄 化 槽 汚 泥 し 尿 浄 化 槽 汚 泥 - 5 -
第 1 部 第 1 章 大 船 渡 市 の 概 要 3 自 動 車 保 有 状 況 自 動 車 の 保 有 台 数 は 景 気 の 動 向 等 に 左 右 され 増 減 しますが 自 動 車 全 体 が 減 少 傾 向 で あるのに 対 し 乗 用 軽 自 動 車 が 増 加 しており 乗 用 車 の 小 型 化 が 進 行 していると 言 えます 表 11 自 動 車 保 有 台 数 ( 平 成 24 年 3 月 31 日 現 在 単 位 : 台 ) 総 計 乗 合 貨 物 乗 用 車 特 殊 車 軽 自 動 車 軽 自 動 車 軽 自 動 車 軽 自 動 車 小 型 原 付 二 輪 自 動 車 自 動 車 ( 乗 用 ) ( 貨 物 ) ( 二 輪 ) ( 三 輪 ) 特 殊 車 自 転 車 小 型 31,983 144 2,353 12,857 843 8,129 4,680 315 0 623 1,724 315 資 料 : 東 北 陸 運 局 岩 手 陸 運 支 局 市 税 務 課 4 浄 化 槽 設 置 状 況 浄 化 槽 については 以 前 はし 尿 のみを 処 理 する 単 独 処 理 浄 化 槽 生 活 排 水 も 併 せて 処 理 す る 合 併 処 理 浄 化 槽 が 設 置 されてきましたが 平 成 13 年 の 浄 化 槽 法 改 正 により 単 独 処 理 浄 化 槽 の 新 設 はできなくなっています なお 住 宅 及 び 店 舗 併 用 住 宅 に 浄 化 槽 を 設 置 する 方 に 対 しては 補 助 金 を 交 付 し 浄 化 槽 のより 一 層 の 普 及 推 進 を 図 っています 表 12 浄 化 槽 設 置 状 況 ( 単 位 : 基 ) 構 造 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 単 独 処 理 合 併 処 理 腐 敗 型 ばっき 型 接 触 回 転 接 触 散 水 計 小 計 腐 敗 型 ばっき 型 小 計 ばっき 型 板 型 ばっき 型 ろ 床 型 96 122 146 364 0 9 0 2,463 3 2,475 2,839 93 114 139 346 0 8 0 2,675 3 2,686 3,032 規 模 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 21 人 51 人 101 人 201 人 301 人 501 人 1,001 人 ~20 人 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 計 50 人 100 人 200 人 300 人 500 人 1,000 人 3,000 人 2,469 221 75 46 15 11 1 1 2,839 2,548 332 72 52 16 10 1 1 3,032 資 料 : 沿 岸 広 域 振 興 局 保 健 福 祉 環 境 部 大 船 渡 保 健 福 祉 環 境 センター - 6 -
第 1 部 第 1 章 大 船 渡 市 の 概 要 5 都 市 公 園 都 市 公 園 は 市 民 の 憩 いの 場 やレクリエーションの 場 として 市 街 地 における 良 好 な 生 活 環 境 を 提 供 するとともに 緑 地 広 場 や 植 樹 帯 等 を 保 有 し 環 境 保 全 機 能 や 緑 の 景 観 形 成 にも 資 する 施 設 として 昭 和 54 年 3 月 に 策 定 した 大 船 渡 市 緑 のマスタープラン や 平 成 14 年 3 月 に 策 定 した 大 船 渡 市 緑 の 基 本 計 画 の 推 進 を 図 るための 重 要 な 施 設 として 位 置 付 けら れています 表 13 都 市 公 園 設 置 状 況 ( 平 成 24 年 3 月 31 日 現 在 ) 面 積 面 積 区 分 開 設 年 月 日 区 分 開 設 年 月 日 (ha) (ha) 合 計 25.41 20. 長 崎 公 園 0.38 S47.3.31 計 7.25 21. 佐 野 公 園 0.26 S50.3.31 1. 吉 野 森 公 園 0.19 S47.4.1 22. 大 田 公 園 0.18 S50.10.30 2. 佐 倉 里 公 園 0.15 S47.4.1 23. 大 田 南 公 園 0.10 S53.12.25 3. 舘 下 公 園 0.17 S48.4.1 24. 上 手 公 園 0.13 S50.11.30 街 4. 御 山 下 公 園 0.17 S49.3.31 区 25. 轆 轤 石 公 園 0.07 S63.4.1 5. 地 ノ 森 公 園 0.16 S44.10.7 公 園 26. 石 橋 前 公 園 0.25 S63.9.1 6. 明 神 前 公 園 0.23 S31.10.15 27. 東 町 公 園 0.30 H3.3.25 7. 笹 崎 公 園 0.17 S35.4.1 28.みどり 町 公 園 0.36 H5.3.23 8. 南 笹 崎 公 園 0.24 S44.10.6 29. 諏 訪 前 公 園 0.34 H10.4.1 街 区 公 園 9. 永 沢 公 園 0.14 S45.12.26 30. 中 井 沢 公 園 0.10 H10.4.1 10. 上 平 公 園 0.30 S53.4.1 11. 下 平 公 園 0.28 S44.11.1 計 4.17 12. 宮 ノ 前 公 園 0.18 S45.11.6 近 1. 天 神 山 公 園 2.68 S39.3.25 13. 富 沢 公 園 0.17 S42.3.30 隣 公 2. 赤 沢 公 園 0.42 S45.10.21 14. 台 公 園 0.17 S42.3.30 園 3. 下 船 渡 公 園 1.07 S55.3.31 15. 加 茂 公 園 0.59 S31.10.15 16. 下 権 現 堂 公 園 0.21 S53.12.25 計 13.99 17. 前 田 公 園 0.23 S49.3.11 都 1. 盛 川 河 川 敷 公 園 12.90 S58.4.1 18. 猪 川 公 園 0.20 S53.4.1 市 緑 2. 石 橋 前 緑 地 広 場 0.02 S63.12.1 19. 赤 崎 公 園 0.83 S43.12.25 地 3. 鬼 越 ふれあい 公 園 1.07 H8.3.29 資 料 : 市 住 宅 公 園 課 - 7 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 第 1 環 境 公 害 行 政 の 経 緯 1 昭 和 30 年 代 の 急 激 な 産 業 経 済 の 発 展 に 伴 い 公 害 問 題 が 複 雑 化 したことにより 国 は 昭 和 42 年 に 公 害 対 策 基 本 法 昭 和 47 年 に 自 然 環 境 保 全 法 を 制 定 しました 本 市 においては 公 害 問 題 が 表 面 化 したのは 昭 和 30 年 代 後 半 ~ 昭 和 40 年 代 にかけてであ り 工 場 からの 粉 じん による 家 屋 農 作 物 の 被 害 や 水 産 加 工 場 からの 排 水 による 水 産 資 源 の 被 害 などが 発 生 しました 市 ではこうした 事 態 を 踏 まえ 公 害 対 策 審 議 会 の 設 置 ( 昭 和 46 年 ) 公 害 防 止 協 定 ( 現 : 環 境 の 保 全 に 関 する 協 定 )の 締 結 促 進 ( 昭 和 46 年 ~) 公 害 防 止 施 設 の 整 備 促 進 に 係 る 利 子 補 給 制 度 の 実 施 ( 昭 和 47 年 ~ 平 成 16 年 )などにより 公 害 対 策 に 取 り 組 んできました さ らに 合 併 浄 化 槽 設 置 整 備 事 業 補 助 金 交 付 制 度 ( 平 成 元 年 度 ~ 現 : 浄 化 槽 設 置 整 備 事 業 補 助 金 交 付 制 度 ) 生 活 雑 排 水 対 策 実 践 活 動 モデル 事 業 の 実 施 ( 昭 和 61 年 度 ~ 昭 和 63 年 度 平 成 元 年 度 ~ 平 成 12 年 度 : 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 平 成 13 年 度 ~ 現 :エコラ イフ 推 進 事 業 ) 公 共 下 水 道 事 業 の 着 手 ( 平 成 3 年 )などにより 公 共 用 水 域 の 汚 濁 防 止 及 びごみの 減 量 化 適 正 処 理 の 推 進 を 図 るとともに 県 が 策 定 ( 平 成 2 年 度 )した 大 船 渡 湾 水 質 管 理 計 画 に 基 づき 湾 浄 化 を 推 進 してきました その 後 環 境 問 題 は 社 会 経 済 活 動 の 拡 大 に 加 え 生 活 雑 排 水 による 水 質 汚 濁 やごみの 増 大 などの 影 響 により 多 種 多 様 な 問 題 が 生 じてきたことから 国 では 環 境 基 本 法 を 制 定 ( 平 成 5 年 11 月 )し それに 伴 い 本 市 においても 大 船 渡 市 公 害 防 止 対 策 審 議 会 条 例 を 廃 止 し 平 成 6 年 11 月 に 大 船 渡 市 環 境 審 議 会 条 例 を 制 定 するなど 複 雑 化 する 環 境 問 題 に 対 応 し てきました 2 平 成 2 年 に 策 定 された 大 船 渡 湾 水 質 管 理 計 画 は 湾 をめぐる 環 境 が 大 きく 変 化 したこ とから 見 直 しされることになり 市 と 県 は 平 成 12 年 11 月 新 たに 大 船 渡 湾 水 環 境 保 全 計 画 を 策 定 しました この 計 画 は 市 民 及 び 行 政 が 連 携 協 力 し 良 好 な 大 船 渡 湾 の 水 環 境 を 将 来 の 世 代 に 継 承 することを 基 本 目 標 とした 平 成 13 年 度 を 初 年 度 とする 10 ヵ 年 計 画 で す また 大 船 渡 湾 水 環 境 保 全 計 画 の 目 標 達 成 のための 具 体 的 な 行 動 に 結 びつける 仕 組 み 等 を 構 築 するため 平 成 16 年 7 月 に 大 船 渡 湾 水 環 境 保 全 計 画 アクションプラン( 実 行 計 画 ) を 策 定 しました このアクションプランは 向 こう 5 ヵ 年 を 期 間 とし 1 保 全 計 画 の 重 点 施 策 2 仮 説 の 検 証 3 市 民 事 業 者 が 一 体 となった 取 り 組 み の 3 つの 柱 で 成 り 立 っており 取 り 組 み 状 況 について 毎 年 度 検 証 しながら 進 めることとしています 3 平 成 3 年 度 から 着 手 している 公 共 下 水 道 事 業 は 順 調 に 進 捗 し 平 成 19 年 3 月 には 666.2 haまで 事 業 認 可 区 域 が 拡 張 されています また 漁 業 集 落 排 水 施 設 整 備 事 業 は 平 成 22 年 度 から 崎 浜 地 区 の 施 設 整 備 に 着 手 していま - 8 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 す 4 周 りをすべて 海 に 囲 まれ 魚 介 類 の 消 費 の 多 い 我 が 国 にとって 海 洋 汚 染 は 極 めて 深 刻 な 問 題 です 近 年 内 湾 など 閉 鎖 性 水 域 における 水 質 汚 濁 の 改 善 が 進 まず 全 国 的 にも 問 題 となってい ますが 平 成 5 年 の 水 質 汚 濁 防 止 法 の 一 部 改 正 に 基 づき 海 域 の 窒 素 リンに 係 る 環 境 基 準 の 類 型 指 定 が 行 われることになり 大 船 渡 湾 についても 平 成 8 年 4 月 に 海 域 Ⅱ 類 型 の 指 定 を 受 けました これにより 大 船 渡 湾 については 現 在 COD をはじめとする 生 活 環 境 項 目 の 全 項 目 につ いて 環 境 基 準 があてはめられています 5 平 成 8 年 度 には 国 と 県 が 計 画 する 大 船 渡 港 港 湾 計 画 と 平 行 して マリンリフター( 空 気 揚 水 筒 )で 水 質 浄 化 を 図 る 海 域 環 境 創 造 事 業 が 始 まり 10 基 が 設 置 されました ( 平 成 23 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 の 津 波 により 流 失 ) また 平 成 9 年 9 月 には 大 船 渡 港 港 湾 計 画 が 漁 業 関 係 者 の 同 意 を 得 て 本 格 的 に 事 業 着 手 されました 6 盛 川 流 域 の 洪 水 調 節 と 正 常 な 流 水 機 能 の 維 持 水 道 水 の 確 保 等 を 目 的 として 昭 和 53 年 の 予 備 調 査 以 来 整 備 事 業 が 進 められ 平 成 10 年 度 より 本 体 工 事 に 着 手 していた 鷹 生 ダム( 規 模 : 堤 高 77m 堤 頂 長 309m 堤 体 積 30 万 9 千 m3)は 平 成 18 年 10 月 に 竣 工 しました また ダム 周 辺 に 温 泉 が 湧 出 し 施 設 建 設 計 画 が 進 められていた 五 葉 温 泉 も 温 泉 排 水 が 鷹 生 川 に 与 える 影 響 を 調 査 した 後 漁 業 関 係 者 や 地 域 住 民 と 環 境 の 保 全 に 関 する 協 定 を 締 結 し 平 成 12 年 4 月 に 営 業 を 開 始 しました 7 ダイオキシン 類 の 主 な 発 生 源 はごみ 焼 却 によるものでしたが 昭 和 58 年 11 月 に 都 市 ごみ 焼 却 炉 の 灰 からダイオキシン 類 を 検 出 したと 新 聞 紙 上 で 報 じられたことが 契 機 となって ダ イオキシン 問 題 に 大 きな 関 心 が 向 けられるようになりました 廃 棄 物 処 理 におけるダイオキシン 問 題 については 早 期 から 検 討 が 行 われており 平 成 9 年 1 月 に 厚 生 省 が 取 りまとめた ごみ 処 理 に 係 るダイオキシン 類 発 生 防 止 等 ガイドライン ( 新 ガイドライン)に 沿 って 対 策 がとられています 県 は ごみ 処 理 に 伴 うダイオキシン 類 の 発 生 の 抑 制 や 最 終 処 分 場 の 確 保 等 適 正 なごみ 処 理 を 推 進 するため 県 内 を 6 ブロックに 分 けて 推 進 する 岩 手 県 ごみ 処 理 広 域 化 計 画 を 平 成 11 年 3 月 に 策 定 しました 本 市 の 属 する 沿 岸 南 部 ブロックでは 平 成 18 年 度 に 陸 前 高 田 市 住 田 町 釜 石 市 大 槌 町 とともに 岩 手 沿 岸 南 部 広 域 環 境 組 合 が 設 立 され 平 成 23 年 4 月 から 岩 手 沿 岸 南 部 クリ ーンセンターの 竣 工 により 広 域 ごみ 処 理 が 開 始 されました 本 市 と 住 田 町 で 構 成 する 大 船 渡 地 区 環 境 衛 生 組 合 の 大 船 渡 地 区 クリーンセンターは ダイ - 9 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 オキシン 類 対 策 と 施 設 の 老 朽 化 により 平 成 12 年 3 月 にごみ 焼 却 施 設 は 廃 止 され 処 理 先 へ 運 搬 するための 積 込 中 継 施 設 として 稼 動 しています 処 理 先 は 平 成 12 年 4 月 から 平 成 23 年 3 月 までは 釜 石 市 清 掃 工 場 平 成 23 年 4 月 からは 岩 手 沿 岸 南 部 クリーンセンターとなっ ています 8 地 球 温 暖 化 をはじめとする 地 球 環 境 問 題 の 解 決 のためには 一 人 ひとりの 取 り 組 みが 重 要 であることから 環 境 にやさしいくらし(エコライフ)を 地 域 全 体 で 実 践 する 県 のモデル 事 業 が 平 成 12 年 11 月 に 立 根 町 の 上 手 地 域 で 実 施 されました これは 各 家 庭 で 電 気 ガス 水 道 等 の 消 費 を 控 える 行 動 を 40 日 間 実 施 した 後 二 酸 化 炭 素 削 減 量 を 分 析 公 表 するもので 各 家 庭 での 実 践 を 通 じてエコライフの 定 着 を 図 ることを 目 的 としており 平 成 13 年 度 からは 本 市 において エコライフ 推 進 事 業 として 従 来 実 施 してきた 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 を 発 展 させた 形 により 市 内 全 地 域 での 実 施 を 目 指 し 取 り 組 んでいます 9 市 民 の 環 境 に 対 する 意 識 が 急 速 に 高 まりつつある 中 環 境 保 全 に 向 けた 行 政 の 協 働 が 求 め られています そのため 本 市 においても 平 成 13 年 度 から 施 行 している 環 境 基 本 条 例 や 平 成 14 年 度 に 策 定 した 環 境 基 本 計 画 で 方 針 や 目 的 目 標 体 制 などを 明 確 にし 環 境 施 策 を 推 進 しています 10 限 りある 資 源 を 有 効 に 活 用 するため 廃 棄 物 の 再 利 用 再 資 源 化 を 推 進 する 循 環 型 社 会 実 現 への 取 組 みが 重 要 となってきています そのため 市 内 にモデル 地 区 を 指 定 し 当 該 地 区 の 家 庭 から 排 出 される 燃 えるごみの 中 のプラスチック 類 などを 分 別 収 集 し これらを 再 資 源 化 する 試 験 的 な 取 組 みを 一 般 廃 棄 物 試 験 分 別 収 集 事 業 として 平 成 21 年 10 月 から 赤 崎 町 の 一 部 地 域 ( 中 井 一 区 中 井 二 区 沢 田 佐 野 宿 後 ノ 入 大 洞 生 形 山 口 大 立 永 浜 )で 実 施 しました さらに 平 成 22 年 10 月 からは モデル 地 区 を 赤 崎 町 全 域 猪 川 町 の 一 部 地 域 ( 上 富 岡 下 富 岡 長 谷 堂 長 谷 堂 団 地 上 中 井 下 中 井 ) 立 根 町 全 域 に 拡 大 し 実 施 しています 平 成 23 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 の 津 波 で 再 資 源 化 する 工 場 である 太 平 洋 セメント 株 式 会 社 大 船 渡 工 場 が 被 災 したため 中 断 しましたが 施 設 の 復 旧 等 実 施 できる 状 況 が 整 った ことから 平 成 23 年 11 月 に 再 開 しています 11 平 成 23 年 3 月 11 日 に 東 日 本 大 震 災 が 発 生 し 甚 大 な 被 害 を 受 けました 市 内 には 大 量 の 災 害 廃 棄 物 が 発 生 するとともに 大 船 渡 湾 湾 口 防 波 堤 の 倒 壊 湾 内 に 設 置 していたマリン リフターの 流 失 公 共 下 水 道 施 設 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 やし 尿 処 理 施 設 の 浸 水 など 本 市 の 環 境 に 関 連 する 施 設 も 多 大 な 被 害 を 受 けました こうしたことから 施 設 の 復 旧 を 急 ぐ とともに 岩 手 県 災 害 廃 棄 物 処 理 実 行 計 画 に 基 づき 県 内 外 の 自 治 体 や 関 係 機 関 などと 連 携 し ながら 適 正 かつ 速 やかな 処 理 を 推 進 しています - 10 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 表 14 環 境 公 害 行 政 のあゆみとできごと 年 月 日 記 事 昭 和 29.4 清 掃 法 公 布 31.4 都 市 公 園 法 公 布 33.4 下 水 道 法 公 布 38.3 大 船 渡 市 公 害 防 止 対 策 委 員 会 設 置 40.10 塵 芥 処 理 場 完 成 40.11 し 尿 処 理 場 完 成 42.7.2 大 船 渡 湾 口 防 波 堤 完 成 42.8 公 害 対 策 基 本 法 公 布 43.6 大 気 汚 染 防 止 法 公 布 騒 音 規 制 法 公 布 44.10.17 大 船 渡 市 公 害 防 止 対 策 事 務 処 理 規 程 施 行 45.6.1 総 務 課 に 公 害 係 設 置 45. 大 船 渡 湾 養 殖 貝 類 異 常 へい 死 原 因 調 査 ( 岩 手 県 ) 45.12 水 質 汚 濁 防 止 法 公 布 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 公 布 46.4 永 浜 水 面 貯 木 場 完 成 46.6.1 悪 臭 防 止 法 公 布 公 害 行 政 担 当 課 として 新 たに 公 害 交 通 課 設 置 46.12.1 大 船 渡 市 公 害 対 策 審 議 会 条 例 公 布 47.4.18 公 害 対 策 基 本 法 に 基 づく 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 が 盛 川 は 河 川 A 類 型 大 船 渡 湾 は 海 域 A 類 型 に 指 定 される 47.6.16 公 害 防 止 資 金 利 子 補 給 規 則 公 布 47.10 自 然 環 境 保 全 法 公 布 48.3.30 岩 手 県 公 害 防 止 条 例 により 騒 音 規 制 地 域 の 指 定 告 示 なる 48. 大 船 渡 湾 富 栄 養 対 策 調 査 49.3.18 悪 臭 防 止 法 により 悪 臭 規 制 地 域 の 指 定 告 示 なる 49. 大 船 渡 湾 内 養 殖 漁 業 場 環 境 改 善 対 策 調 査 ( 水 産 庁 ) 環 境 大 気 常 時 監 視 測 定 開 始 ( 岩 手 県 ) 50.8.1 機 構 改 革 により 課 名 が 環 境 課 となる 50. 公 害 対 策 基 本 法 に 基 づく 水 質 汚 濁 に 係 る 環 境 基 準 が 吉 浜 川 は 河 川 AA 類 型 綾 里 湾 越 喜 来 湾 及 び 吉 浜 湾 は 海 域 A 類 型 に 指 定 される 岩 手 県 における 腸 チフスの 疫 学 的 研 究 ( 岩 手 県 ) 51. 大 船 渡 湾 における 堆 積 物 の 調 査 ( 岩 手 県 ) 51.6 振 動 規 制 法 公 布 52. 大 船 渡 湾 における 生 活 排 水 の 影 響 調 査 ( 岩 手 県 ) 54.3.16 振 動 規 制 法 により 振 動 規 制 地 域 の 指 定 告 示 なる 54.6 エネルギーの 使 用 の 合 理 化 に 関 する 法 律 公 布 54.10.29 大 船 渡 湾 水 質 環 境 リモートセンシング( 岩 手 大 ) 54. 大 船 渡 湾 麻 ひ 性 貝 毒 化 機 構 究 明 調 査 ( 岩 手 県 ) 55.1 野 々 田 地 区 港 湾 整 備 事 業 開 始 55.4 機 構 改 革 により 課 名 が 生 活 環 境 課 となる 55.6 漁 場 改 良 復 旧 基 礎 調 査 ( 水 産 庁 ) 55.7.3 大 船 渡 市 雑 排 水 簡 易 浄 化 槽 設 置 指 導 要 綱 制 定 - 11 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 年 月 日 記 事 昭 和 55.11 小 野 田 セメント 大 煙 突 完 成 56.8~57.3 大 気 環 境 調 査 石 灰 利 用 施 設 周 辺 地 域 ( 環 境 庁 ) 57.8~58.2 大 気 環 境 調 査 貯 炭 場 周 辺 地 域 ( 環 境 庁 ) 58.5 浄 化 槽 法 公 布 58.7.4~8.28 大 気 常 時 測 定 局 再 起 置 検 討 調 査 ( 岩 手 県 ) 59.12 スパイクタイヤによる 道 路 粉 じん 調 査 開 始 60.4 機 構 改 革 により 課 名 が 保 健 環 境 課 となる 三 陸 町 根 白 ( 吉 浜 ) 地 区 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 事 業 着 手 60.8 新 し 尿 処 理 場 整 備 事 業 開 始 61.8.1~9.30 旭 町 地 区 生 活 排 水 対 策 実 践 活 動 モデル 事 業 実 施 ( 岩 手 県 指 定 ) 62.6 大 船 渡 湾 水 質 管 理 計 画 策 定 開 始 ( 岩 手 県 ) 62.8.1~9.30 須 崎 川 流 域 生 活 排 水 対 策 実 践 活 動 モデル 事 業 実 施 ( 市 指 定 ) 62.9 新 し 尿 処 理 場 完 成 ( 気 仙 地 区 衛 生 センター) 63.5 特 定 物 質 の 規 制 等 によるオゾン 層 の 保 護 に 関 する 法 律 公 布 63.8.1~9.30 北 南 笹 崎 地 区 生 活 排 水 対 策 実 践 活 動 モデル 事 業 実 施 ( 市 指 定 ) 平 成 元.4 三 陸 町 根 白 ( 吉 浜 ) 地 区 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 供 用 開 始 元.9.26 大 船 渡 市 浄 化 槽 設 置 整 備 事 業 補 助 金 交 付 要 綱 告 示 元.11.1~2.3.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 吉 野 町 長 安 寺 小 細 浦 ) 2.3 大 船 渡 湾 水 質 管 理 計 画 策 定 ( 岩 手 県 ) 2.5.28 大 船 渡 市 環 境 保 全 連 絡 協 議 会 設 立 2.6 スパイクタイヤ 粉 じんの 発 生 の 防 止 に 関 する 法 律 公 布 2.6~9 水 生 生 物 観 察 事 業 の 拡 充 実 施 2.7.1 大 船 渡 湾 水 質 管 理 計 画 推 進 本 部 設 置 2.9.1~12.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 上 手 長 谷 堂 佐 野 平 富 沢 2 区 ) 3.1.17 スパイクタイヤ 粉 じんの 発 生 の 防 止 に 関 する 法 律 第 5 条 第 1 項 の 指 定 地 域 に 指 定 3.1.22 大 船 渡 湾 水 質 管 理 計 画 推 進 協 議 会 設 置 3.4.1 指 定 地 域 内 で 原 則 としてスパイクタイヤの 使 用 が 禁 止 となる 3.4 再 生 資 源 の 利 用 の 促 進 に 関 する 法 律 公 布 3.7.1 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 峯 岸 上 富 岡 関 谷 田 谷 永 沢 上 木 町 生 形 ) 3.7.11 大 船 渡 市 公 共 下 水 道 事 業 認 可 3.11.20 大 船 渡 市 快 適 環 境 づくり 市 民 集 会 開 催 4.6 絶 滅 の 恐 れのある 野 生 動 植 物 の 種 の 保 存 に 関 する 法 律 公 布 4.7.1 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 木 町 下 船 渡 内 田 赤 崎 町 中 井 下 久 名 畑 町 場 鷹 生 ) 4.10 岩 手 の 景 観 保 全 と 創 造 に 関 する 条 例 公 布 5.3.30 大 船 渡 港 清 掃 船 さんご 丸 完 成 進 水 ( 岩 手 県 ) 5.4.1 清 掃 船 さんご 丸 大 船 渡 港 に 配 備 5.6.3 須 崎 川 清 流 化 対 策 推 進 協 議 会 設 立 5.8.1 大 船 渡 市 快 適 な 環 境 づくり 市 民 集 会 開 催 ( 水 辺 の 集 い) 5.9.1~12.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 本 町 中 央 通 神 坂 沢 田 上 久 名 畑 大 畑 野 日 頃 市 町 宿 ) - 12 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 年 月 日 記 事 平 成 5.11 環 境 基 本 法 公 布 6.6 大 船 渡 湾 に 係 る 窒 素 燐 の 環 境 基 準 類 型 指 定 のための 調 査 事 業 開 始 6.7.31 大 船 渡 市 快 適 な 環 境 づくり 市 民 集 会 開 催 ( 水 辺 の 集 い) 6.9.1~12.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 愛 宕 町 宮 ノ 前 船 河 原 赤 崎 町 宿 猪 川 町 大 野 平 田 平 山 ) 6.10.1 大 船 渡 市 公 共 下 水 道 事 業 一 部 供 用 開 始 ( 大 船 渡 町 富 沢 地 ノ 森 ) 大 船 渡 市 環 境 審 議 会 条 例 制 定 6.12.1 岩 手 県 沿 岸 流 出 油 災 害 対 策 協 議 会 設 立 ( 釜 石 海 上 保 安 部 ) 6.12.21 大 船 渡 港 港 湾 計 画 調 査 ( 土 質 調 査 及 び 環 境 調 査 ) 開 始 ( 運 輸 省 ) 7.1.15 細 浦 地 区 漁 港 環 境 整 備 事 業 開 始 ( 細 浦 漁 港 水 産 庁 ) 7.3.31 悪 臭 防 止 法 及 び 同 法 施 行 規 則 の 一 部 改 正 に 伴 う 規 制 地 域 並 びに 規 制 基 準 告 示 なる( 岩 手 県 ) 7.6 容 器 包 装 に 係 る 分 別 収 集 及 び 再 商 品 化 の 促 進 等 に 関 する 法 律 公 布 7.7.31 大 船 渡 市 快 適 な 環 境 づくり 市 民 集 会 開 催 ( 水 辺 の 集 い) 7.9.1~12.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 八 幡 町 浜 町 細 浦 後 ノ 入 上 中 井 和 村 坂 本 沢 ) 8.3.22 海 域 環 境 創 造 事 業 による 大 船 渡 湾 へのマリンリフター 設 置 が 決 定 ( 運 輸 省 ) 8.4.13 大 船 渡 湾 の 窒 素 及 び 燐 に 係 る 環 境 基 準 の 類 型 指 定 告 示 なる( 岩 手 県 ) 8.9.1~12.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 桜 場 須 崎 平 蛸 ノ 浦 下 中 井 川 原 川 内 ) 8.9.30 大 船 渡 市 快 適 環 境 づくり 市 民 集 会 開 催 9.3.27 蛸 ノ 浦 地 区 漁 業 集 落 環 境 整 備 事 業 基 本 計 画 承 認 9.4 新 エネルギー 利 用 等 の 促 進 に 関 する 特 別 措 置 法 公 布 9.4.17 大 船 渡 港 港 湾 整 備 に 伴 う 漁 業 補 償 契 約 締 結 9.6 環 境 影 響 評 価 法 公 布 9.7.31 大 船 渡 市 環 境 保 全 推 進 協 議 会 設 立 9.9.1~12.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 田 茂 山 二 区 上 山 末 崎 町 中 野 大 洞 前 田 下 欠 田 代 屋 敷 長 岩 ) 9.9.27 大 船 渡 港 多 目 的 国 際 ターミナル 着 工 9.11.6 大 船 渡 市 公 共 下 水 道 事 業 整 備 区 域 拡 張 認 可 (98ha 203ha) 10.3 岩 手 県 環 境 の 保 全 及 び 創 造 に 関 する 基 本 条 例 施 行 10.4 小 石 浜 地 区 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 事 業 着 手 10.6 特 定 家 庭 用 機 器 再 商 品 化 法 公 布 10.7.1 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 悪 臭 防 止 法 の 規 定 による 地 域 指 定 の 一 部 改 正 10.7 岩 手 県 環 境 影 響 評 価 条 例 公 布 10.9.1~12.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 田 茂 山 一 区 南 町 小 田 山 口 下 権 現 堂 菅 生 石 橋 ) 10.10.1 蛸 ノ 浦 地 区 漁 業 集 落 環 境 整 備 事 業 着 工 10.10 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 公 布 10.10.12 鷹 生 ダム 本 体 工 事 着 工 10. 越 喜 来 湾 に 窒 素 及 び 燐 に 係 る 環 境 基 準 ( 海 域 Ⅱ 類 型 ) 指 定 告 示 なる( 岩 手 県 ) 11.7 ダイオキシン 類 特 別 措 置 法 公 布 11.9.1~12.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 御 山 下 茶 屋 前 梅 神 永 浜 下 富 岡 久 保 板 用 ) 12.4.1 釜 石 市 と 廃 棄 物 共 同 処 理 事 業 開 始 - 13 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 年 月 日 記 事 平 成 12.5 建 設 工 事 に 係 る 資 材 の 再 資 源 化 等 に 関 する 法 律 公 布 国 等 による 環 境 物 品 等 の 調 達 の 推 進 等 に 関 する 法 律 公 布 12.6 循 環 型 社 会 形 成 推 進 基 本 法 公 布 食 品 循 環 資 源 の 再 利 用 等 に 関 する 法 律 公 布 資 源 の 有 効 な 利 用 の 促 進 に 関 する 法 律 公 布 12.7.19 大 船 渡 地 区 クリーンセンター( 一 般 廃 棄 物 積 込 中 継 施 設 ) 竣 工 12.9.1~12.31 快 適 なまちづくり 実 践 活 動 推 進 事 業 実 施 ( 盛 雇 用 住 宅 台 町 小 河 原 清 水 新 道 上 手 甲 子 ) 12.11 大 船 渡 湾 水 環 境 保 全 計 画 策 定 12.11.1~12.10 エコ ライフ 推 進 モデル 事 業 実 施 ( 上 手 地 域 )( 岩 手 県 指 定 ) 12.11.10~11.12 大 船 渡 湾 浄 化 フェア 2000 開 催 (サン リアショッピングセンター) 12.11.20 ( 大 船 渡 商 工 会 議 所 ) 12.12.28 大 船 渡 市 環 境 施 策 推 進 会 議 設 置 13.2.26 大 船 渡 市 地 球 温 暖 化 対 策 推 進 実 行 計 画 策 定 13.4.1 大 船 渡 市 環 境 基 本 条 例 施 行 13.4 砂 子 浜 千 歳 地 区 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 事 業 着 手 13.10~14.2 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 上 木 町 地 ノ 森 一 区 末 崎 町 中 井 佐 野 長 谷 堂 団 地 平 田 小 通 ) 13.10.27~10.28 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 : 環 境 コーナー) 13.11.2 大 船 渡 港 内 で 油 流 出 事 故 発 生 13.11.15 大 船 渡 市 と 旧 三 陸 町 が 合 併 し 新 生 大 船 渡 市 誕 生 三 陸 支 所 市 民 生 活 課 が 三 陸 町 地 区 の 環 境 行 政 担 当 課 となる 13.12 県 民 の 健 康 で 快 適 な 生 活 を 確 保 するための 環 境 の 保 全 に 関 する 条 例 ( 略 称 : 生 活 環 境 保 全 条 例 ) 公 布 ( 岩 手 県 ) 14.2.21 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 ( 大 船 渡 商 工 会 議 所 : 環 境 懇 談 会 ) 14.5.29 大 船 渡 市 公 共 下 水 道 事 業 整 備 区 域 拡 張 認 可 (203ha 397.9ha) 14.5 土 壌 汚 染 対 策 法 公 布 14.7 使 用 済 自 動 車 の 再 資 源 化 等 に 関 する 法 律 公 布 14.10~15.2 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 旭 町 富 沢 一 区 西 舘 生 形 長 谷 堂 田 谷 大 森 小 石 浜 甫 嶺 後 山 ) 14.10.26~10.27 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 : 環 境 コーナー) 14.12 循 環 型 社 会 の 形 成 に 関 する 条 例 公 布 ( 岩 手 県 ) 15.2.28 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 (カメリアホール: 環 境 懇 談 会 ) 15.3 新 エネルギーの 導 入 の 促 進 及 び 省 エネルギーの 促 進 に 関 する 条 例 公 布 ( 岩 手 県 ) 県 外 産 業 廃 棄 物 の 搬 入 に 係 る 事 前 協 議 等 に 関 する 条 例 公 布 ( 岩 手 県 ) 岩 手 県 産 業 廃 棄 物 税 条 例 公 布 15.3.7 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 策 定 15.4 小 石 浜 地 区 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 供 用 開 始 15.10~16.2 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 吉 野 町 地 ノ 森 二 区 門 之 浜 赤 崎 町 中 井 下 久 名 畑 町 場 長 安 寺 砂 子 浜 泊 ( 越 喜 来 ) 大 野 ( 吉 浜 )) 15.10 岩 手 県 ふるさとの 森 と 川 と 海 の 保 全 及 び 創 造 に 関 する 条 例 公 布 15.10.25~10.26 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 : 環 境 コーナー) 16.2.27 (シーパル 大 船 渡 : 環 境 懇 談 会 ) 16.4 機 構 改 革 により 三 陸 町 地 区 の 環 境 行 政 担 当 課 が 三 陸 支 所 総 務 課 となる - 14 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 年 月 日 記 事 平 成 16.7 大 船 渡 湾 水 環 境 保 全 計 画 アクションプラン 策 定 16.10~17.2 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 木 町 赤 沢 小 細 浦 長 崎 上 久 名 畑 大 畑 野 平 山 野 形 浦 浜 東 扇 洞 ) 16.10.23~10.24 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 : 環 境 コーナー) 17.1 大 船 渡 湾 水 環 境 の 保 全 に 関 する 標 語 コンクール 実 施 ( 応 募 作 品 715 点 ) 17.2.28 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 (カメリアホール: 環 境 セミナー) 17.4.1 蛸 ノ 浦 地 区 ( 一 部 ) 砂 子 浜 地 区 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 供 用 開 始 17.10~18.2 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 本 町 明 土 泊 里 沢 田 上 富 岡 和 村 関 谷 小 路 下 通 ) 17.10.16 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 (シーパル 大 船 渡 : 環 境 セミナー) 17.10.22~10.23 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 : 環 境 コーナー) 18.2.26 環 境 活 動 発 表 会 開 催 (カメリアホール) 18.4 環 境 大 気 常 時 監 視 測 定 局 見 直 しに 伴 い 茶 屋 前 局 での 二 酸 化 硫 黄 浮 遊 粒 子 状 物 質 の 測 定 が 中 止 され 二 酸 化 窒 素 のみの 測 定 となる( 岩 手 県 ) 18.5 第 2 次 大 船 渡 市 地 球 温 暖 化 対 策 推 進 実 行 計 画 策 定 18.10~19.2 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 愛 宕 町 地 ノ 森 一 区 碁 石 赤 崎 町 宿 猪 川 町 大 野 上 手 日 頃 市 町 宿 石 浜 崎 浜 根 白 ) 18.10.21~10.22 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 : 環 境 コーナー) 18.11.12 ( 大 船 渡 商 工 会 議 所 : 環 境 フォーラム 2006) 19.3.30 大 船 渡 市 公 共 下 水 道 事 業 整 備 区 域 拡 張 認 可 (397.9ha 666.2ha) 19.10~20.2 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 八 幡 町 浜 町 三 十 刈 合 足 上 中 井 下 欠 川 内 田 浜 仲 区 千 歳 ) 19.10.20~10.21 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 : 環 境 コーナー) 19.10.26 環 境 報 告 会 開 催 ( 太 平 洋 セメント 大 船 渡 工 場 ) 20.7.24 海 のシンポジウム 開 催 ( 大 船 渡 プラザホテル: 海 フェスタ) 20.7.25 大 船 渡 港 流 出 油 災 害 対 策 訓 練 ( 野 々 田 埠 頭 : 海 フェスタ) 20.8.19~10.26 大 船 渡 市 マイバック 推 進 キャンペーン 実 施 20.10~21.2 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 桜 場 須 崎 山 根 後 ノ 入 下 権 現 堂 川 原 鷹 生 港 西 区 中 通 ) 20.10.25~10.26 大 船 渡 湾 浄 化 フォーラム 開 催 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 : 環 境 コーナー) 20.10.28 環 境 報 告 会 開 催 ( 太 平 洋 セメント 大 船 渡 工 場 ) 21.1.31 けせん 環 境 フォーラム 開 催 (リアスホール) 21.10 一 般 廃 棄 物 試 験 分 別 収 集 事 業 開 始 ( 赤 崎 町 内 ( 蛸 ノ 浦 地 区 除 く)) 21.10~22.2 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 田 茂 山 一 区 田 中 船 河 原 大 洞 上 久 名 畑 久 保 坂 本 沢 岩 崎 浦 浜 南 上 通 ) 21.10.23~11.20 大 船 渡 市 マイバック 推 進 キャンペーン 実 施 21.10.24~10.25 大 船 渡 市 産 業 まつりに 環 境 コーナーを 出 展 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 ) 21.10.27 環 境 報 告 会 開 催 ( 太 平 洋 セメント 大 船 渡 工 場 ) 21.11.14 けせん 環 境 フォーラム 開 催 (リアスホール) 22.4 崎 浜 地 区 漁 業 集 落 環 境 整 備 事 業 着 手 22.10 一 般 廃 棄 物 試 験 分 別 収 集 事 業 実 施 地 区 拡 大 ( 赤 崎 町 猪 川 町 の 一 部 ( 下 富 岡 上 富 岡 長 谷 堂 長 谷 堂 団 地 上 中 井 下 中 井 ) 立 根 町 ) 22.10~23.3 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 田 茂 山 二 区 明 神 前 峯 岸 清 水 新 道 菅 生 板 用 宮 野 ( 西 東 ) 上 甫 嶺 増 舘 ) 22.10.1~10.30 大 船 渡 市 マイバック 推 進 キャンペーン 実 施 - 15 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 年 月 日 記 事 平 成 22.10.23~10.24 大 船 渡 市 産 業 まつりに 環 境 コーナーを 出 展 ( 大 船 渡 市 民 体 育 館 ) 22.10.28 環 境 報 告 会 開 催 ( 太 平 洋 セメント 大 船 渡 工 場 ) 23.1.29 けせん 環 境 フォーラム 開 催 ( 住 田 町 農 林 会 館 ) 23.3.11 東 日 本 大 震 災 一 般 廃 棄 物 試 験 分 別 収 集 事 業 中 断 23.3 岩 手 沿 岸 南 部 クリーンセンター 操 業 竣 工 23.4.11 岩 手 沿 岸 南 部 クリーンセンター 操 業 開 始 23.11.1 一 般 廃 棄 物 試 験 分 別 収 集 事 業 再 開 24.3 環 境 大 気 常 時 監 視 測 定 局 が 茶 屋 前 局 から 猪 川 町 局 に 変 更 ( 岩 手 県 ) 茶 屋 前 局 は 東 日 本 大 震 災 の 津 波 により 被 災 し 測 定 不 能 の 状 態 であった 24.4.1 地 域 の 自 主 性 及 び 自 立 性 を 高 めるための 改 革 の 推 進 を 図 るための 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 により 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 悪 臭 防 止 法 が 改 正 され 地 域 の 指 定 等 の 事 務 が 岩 手 県 から 一 般 市 ( 当 市 を 含 む )に 委 譲 となる 機 構 改 革 により 三 陸 町 地 区 の 環 境 行 政 担 当 課 が 総 務 部 三 陸 支 所 となる 24.10.1 一 般 廃 棄 物 試 験 分 別 収 集 事 業 実 施 地 区 拡 大 ( 盛 町 赤 崎 町 猪 川 町 立 根 町 日 頃 市 町 ) 24.10~25.3 エコライフ 推 進 事 業 実 施 ( 御 山 下 下 船 渡 中 野 佐 野 前 田 平 田 田 代 屋 敷 野 々 前 白 浜 大 野 ) - 16 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 表 15 公 害 防 止 協 定 環 境 保 全 協 定 等 締 結 状 況 締 結 企 業 締 結 団 体 形 式 締 結 年 月 日 備 考 1 甘 竹 ブ ロ イ ラ ー 大 ( 現 ア マ タ ケ ) 船 渡 市 協 定 S46.5.17 2 甘 竹 ブ ロ イ ラ ー 大 ( 現 ア マ タ ケ ) 船 渡 市 協 定 S46.5.19 立 会 人 日 頃 市 町 石 橋 衛 生 組 合 三 漁 協 3 大 船 渡 湾 冷 凍 水 産 物 加 工 業 協 同 組 合 協 定 S46.8.12 立 会 人 大 船 渡 市 ( 現 大 船 渡 市 漁 業 協 同 組 合 ) 4 甘 竹 ブ ロ イ ラ ー 立 会 人 市 衛 生 組 合 連 合 会 大 船 渡 市 協 定 S47.2.21 ( 現 ア マ タ ケ ) 赤 崎 町 後 ノ 入 公 民 館 5 甘 竹 ブ ロ イ ラ ー 大 ( 現 ア マ タ ケ ) 船 渡 市 協 定 S47.3.22 立 会 人 鷹 生 公 民 館 6 ナ ッ ク 立 会 人 立 根 町 衛 生 組 合 連 合 会 大 船 渡 市 協 定 S47.4.17 ( 現 ア マ タ ケ ) 立 根 地 区 公 民 館 7 日 産 農 林 工 業 大 船 渡 工 場 大 ( 現 北 日 本 プライウッド ) 船 渡 市 協 定 S47.8.3 8 佐 々 木 隆 大 船 渡 市 協 定 S51.11.24 立 会 人 石 橋 公 民 館 9 鬼 丸 採 石 所 大 船 渡 市 協 定 S54.5.2 立 会 人 坂 本 沢 公 害 防 止 対 策 委 員 会 10 岩 手 資 源 開 発 大 野 地 域 公 民 館 協 定 S55.12.5 立 会 人 大 船 渡 市 11 甘 竹 ナ ッ ク ( 現 ア マ タ ケ ) 12 三 共 冷 凍 ( 現 尾 坪 商 店 ) 大 船 渡 タイヘイフード 大 船 渡 工 場 13 ( 現 タイヘイ フード 事 業 部 大 船 渡 工 場 ) 大 船 渡 市 協 定 S61.5.30 立 会 人 立 根 地 区 公 民 館 大 船 渡 市 協 定 H 元.9.18 立 会 人 盛 川 漁 業 協 同 組 合 大 船 渡 市 協 定 H 元.10.9 立 会 人 赤 崎 町 清 水 地 域 契 約 会 赤 崎 漁 業 協 同 組 合 14 ア マ タ ケ 大 船 渡 市 協 定 H2.3.30 立 会 人 盛 川 漁 業 協 同 組 合 15 北 日 本 商 工 末 崎 漁 協 協 定 H2.5.10 立 会 人 大 船 渡 市 16 岩 手 缶 詰 細 浦 冷 凍 食 品 工 場 大 船 渡 市 協 定 H3.8.12 立 会 人 末 崎 漁 業 協 同 組 合 17 三 栄 工 業 所 18 大 船 渡 ア ス コ ン 19 弥 栄 20 坂 井 マ リ ン 21 佐 賀 組 大 船 渡 市 日 頃 市 地 区 公 民 館 宿 地 域 公 民 館 大 船 渡 市 大 畑 野 地 域 公 民 館 大 船 渡 市 船 河 原 地 域 公 民 館 大 船 渡 市 後 ノ 入 地 域 公 民 館 大 船 渡 市 大 畑 野 地 域 公 民 館 協 定 H4.12.28 協 定 協 定 H5.7.9 H5.7.9 協 定 H5.10.13 協 定 H8.3.14 22 三 栄 工 業 所 大 船 渡 市 協 定 H8.9.17 23 24 大 船 渡 地 区 環 境 衛 生 組 合 大 船 渡 市 五 葉 温 泉 ( 現 五 葉 地 域 振 興 ) 25 五 葉 地 域 振 興 大 船 渡 地 区 ゴミ 焼 却 施 設 対 策 協 議 会 日 頃 市 地 区 公 民 館 盛 川 漁 業 協 同 組 合 三 漁 協 連 絡 協 議 会 ( 現 大 船 渡 市 水 産 振 興 連 絡 会 ) 日 頃 市 地 区 公 民 館 盛 川 漁 業 協 同 組 合 三 漁 協 連 絡 協 議 会 ( 現 大 船 渡 市 水 産 振 興 連 絡 会 ) 覚 書 H10.8.31 協 定 H11.3.2 立 会 人 大 船 渡 市 覚 書 H12.3.13 立 会 人 大 船 渡 市 26 太 平 洋 セメント 大 船 渡 工 場 大 船 渡 市 協 定 H15.4.17 立 会 人 赤 崎 地 区 振 興 協 議 会 - 17 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 締 結 企 業 締 結 団 体 形 式 締 結 年 月 日 備 考 27 中 村 建 設 大 船 渡 市 協 定 H16.9.27 立 会 人 越 喜 来 小 峠 地 区 越 喜 来 浦 浜 西 区 越 喜 来 泊 区 越 喜 来 漁 業 協 同 組 合 28 龍 振 鉱 業 大 船 渡 市 協 定 H16.12.21 29 鎌 田 水 産 大 船 渡 市 協 定 H17.2.28 立 会 人 大 船 渡 市 漁 業 協 同 組 合 30 佐 々 木 モ ー タ ー ス 大 船 渡 市 協 定 H17.3.15 31 ア ト ラ ス ( 現 ア ト ラ ス ) 大 船 渡 市 大 畑 野 地 域 公 民 館 協 定 H17.6.29 32 岩 手 環 境 保 全 大 船 渡 市 協 定 H18.2.28 33 C S 34 理 研 食 品 35 コ ウ ( 現 コ ウ ) 36 大 船 渡 資 源 37 大 船 渡 資 源 38 岩 手 環 境 保 全 39 阿 部 長 商 店 日 頃 市 地 区 公 民 館 宿 地 域 公 民 館 関 谷 地 域 公 民 館 末 崎 地 区 公 民 館 峰 岸 地 域 公 民 館 大 船 渡 市 漁 業 協 同 組 合 盛 地 区 公 民 館 田 茂 山 二 区 地 域 公 民 館 盛 川 漁 業 協 同 組 合 盛 地 区 公 民 館 八 幡 町 地 域 公 民 館 盛 川 漁 業 協 同 組 合 大 船 渡 地 区 公 民 館 地 ノ 森 一 区 地 域 公 民 館 盛 川 漁 業 協 同 組 合 大 船 渡 市 盛 川 漁 業 協 同 組 合 立 根 地 区 公 民 館 和 村 地 域 公 民 館 日 頃 市 地 区 公 民 館 小 通 地 域 公 民 館 大 船 渡 地 区 公 民 館 中 央 通 町 内 会 台 町 地 域 公 民 館 立 会 人 立 根 地 区 公 民 館 日 頃 市 地 区 公 民 館 盛 川 漁 業 協 同 組 合 協 定 H18.8.31 立 会 人 大 船 渡 市 協 定 H18.12.8 立 会 人 大 船 渡 市 協 定 H19.10.22 立 会 人 大 船 渡 市 協 定 H20.7.28 立 会 人 大 船 渡 市 協 定 H21.12.7 立 会 人 大 船 渡 市 協 定 H22.3.18 協 定 H22.9.1 立 会 人 大 船 渡 市 40 大 船 渡 産 業 日 頃 市 地 区 公 民 館 協 定 H24.3.22 立 会 人 大 船 渡 市 41 ア マ タ ケ 大 船 渡 地 区 公 民 館 地 ノ 森 一 区 地 域 公 民 館 地 ノ 森 二 区 地 域 公 民 館 協 定 H24.10.1 立 会 人 大 船 渡 市 - 18 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 表 16 浄 化 槽 設 置 状 況 調 ( 補 助 金 交 付 基 数 ) 三 陸 町 を 除 く 地 区 ( 単 位 : 基 ) 年 度 区 分 盛 大 船 渡 末 崎 赤 崎 猪 川 立 根 日 頃 市 合 計 H 元 新 築 81 151 68 98 115 143 32 688 ~ 増 改 築 27 55 80 52 58 40 34 346 13 年 計 108 206 148 150 173 183 66 1,034 新 築 - 2 5 5 11 5 8 36 14 増 改 築 - 3 22 7 12 7 9 60 年 計 - 5 27 12 23 12 17 96 新 築 - 3 6 2 12 9 5 37 15 増 改 築 - 7 19 7 15 4 7 59 年 計 - 10 25 9 27 13 12 96 新 築 - 4 9 11 18 10 7 59 16 増 改 築 - 0 21 6 6 1 9 43 年 計 - 4 30 17 24 11 16 102 新 築 - 2 8 4 8 12 3 37 17 増 改 築 - 0 19 7 2 4 11 43 年 計 - 2 27 11 10 16 14 80 新 築 - 5 11 3 19 14 5 57 18 増 改 築 - 1 6 8 6 2 7 30 年 計 - 6 17 11 25 16 12 87 新 築 - 2 10 2 6 6 2 28 19 増 改 築 - 1 13 4 2 4 3 27 年 計 - 3 23 6 8 10 5 55 新 築 - 0 7 1 11 10 1 30 20 増 改 築 - 0 13 2 7 2 3 27 年 計 - 0 20 3 18 12 4 57 新 築 - 0 7 1 13 7 1 29 21 増 改 築 - 0 8 0 3 1 7 19 年 計 - 0 15 1 16 8 8 48 新 築 - 0 4 1 8 10 2 25 22 増 改 築 - 0 10 1 1 1 3 16 年 計 - 0 14 2 9 11 5 41 新 築 - 5 5 7 12 16 3 48 23 増 改 築 - 4 9 1 3 1 5 23 年 計 - 9 14 8 15 17 8 71 合 計 108 245 360 230 348 309 167 1,767 三 陸 町 地 区 ( 単 位 : 基 ) 年 度 人 槽 H3~17 18 19 20 21 22 23 合 計 5 20 4 1 2 1 2 5 35 6~7 175 22 21 17 14 18 8 275 8~10 169 3 2 0 0 0 1 175 11~50 15 0 0 0 0 0 0 15 合 計 379 29 24 19 15 20 14 500 資 料 : 市 下 水 道 事 業 所 - 19 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 第 2 環 境 公 害 行 政 組 織 と 処 理 分 担 1 組 織 公 害 防 止 関 係 処 理 分 担 市 長 副 市 長 生 活 福 祉 部 市 民 生 活 環 境 課 大 船 渡 市 環 境 審 議 会 総 務 部 三 陸 支 所 商 工 港 湾 部 商 業 観 光 課 港 湾 経 済 課 農 林 水 産 部 農 林 課 水 産 課 都 市 整 備 部 建 設 課 住 宅 公 園 課 下 水 道 事 業 所 簡 易 水 道 事 業 所 - 20 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 2 処 理 分 担 課 名 公 害 防 止 関 係 処 理 分 担 事 項 1. 公 害 防 止 対 策 の 総 合 的 企 画 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 生 活 福 祉 部 市 民 生 活 環 境 課 2. 公 害 に 係 る 紛 争 及 び 苦 情 処 理 の 調 整 に 関 すること 3. 騒 音 振 動 及 び 悪 臭 の 規 制 及 び 防 止 に 関 すること 4. 大 気 汚 染 水 質 汚 濁 土 壌 汚 染 その 他 公 害 を 防 止 するための 調 査 監 視 及 び 指 導 に 関 すること 総 務 部 三 陸 支 所 1. 公 害 に 係 る 紛 争 及 び 苦 情 処 理 の 調 整 に 関 すること 2. 公 害 の 防 止 及 びその 指 導 に 関 すること 商 工 港 湾 部 商 業 観 光 課 1. 所 管 に 属 する 公 害 の 防 止 指 導 に 関 すること 商 工 港 湾 部 港 湾 経 済 課 1. 所 管 に 属 する 公 害 の 防 止 指 導 に 関 すること 農 林 水 産 部 農 林 課 1. 所 管 に 属 する 公 害 の 防 止 指 導 に 関 すること 農 林 水 産 部 水 産 課 1. 所 管 に 属 する 公 害 の 防 止 指 導 に 関 すること 都 市 整 備 部 建 設 課 1. 所 管 に 属 する 公 害 の 防 止 指 導 に 関 すること 都 市 整 備 部 住 宅 公 園 課 1. 所 管 に 属 する 公 害 の 防 止 指 導 に 関 すること 都 市 整 備 部 下 水 道 事 業 所 1. 所 管 に 属 する 公 害 の 防 止 指 導 に 関 すること 都 市 整 備 部 1. 所 管 に 属 する 公 害 の 防 止 指 導 に 関 すること 簡 易 水 道 事 業 所 資 料 : 大 船 渡 市 行 政 組 織 規 則 ( 平 成 11 年 3 月 29 日 規 則 第 7 号 ) - 21 -
第 1 部 第 2 章 大 船 渡 市 における 環 境 公 害 防 止 体 制 第 3 大 船 渡 市 環 境 審 議 会 環 境 問 題 への 対 策 は 多 方 面 にわたる 専 門 的 知 識 を 必 要 とするとともに 広 い 視 野 に 立 っ た 多 角 的 な 判 断 を 要 請 されます このため 公 害 対 策 基 本 法 において 市 町 村 公 害 対 策 審 議 会 を 設 置 できることとなり 本 市 は 昭 和 46 年 12 月 に 大 船 渡 市 公 害 対 策 審 議 会 条 例 を 制 定 後 審 議 会 を 設 置 し 公 害 防 止 対 策 に 関 する 基 本 事 項 について 調 査 及 び 審 議 を 行 いました その 後 国 では 環 境 問 題 の 構 造 変 化 を 踏 まえ 公 害 対 策 基 本 法 を 見 直 して 新 たに 環 境 基 本 法 を 制 定 しました これに 伴 い 本 市 においても 大 船 渡 市 公 害 対 策 審 議 会 条 例 を 廃 止 して 平 成 6 年 10 月 に 大 船 渡 市 環 境 審 議 会 条 例 を 制 定 し さらに 大 船 渡 市 環 境 審 議 会 条 例 を 廃 止 して 平 成 13 年 3 月 に 大 船 渡 市 環 境 基 本 条 例 を 制 定 し 大 船 渡 市 環 境 審 議 会 を 設 置 しています 審 議 会 委 員 は 本 条 例 に 基 づき 委 員 20 名 以 内 により 組 織 し 学 識 経 験 を 有 する 者 環 境 産 業 等 に 関 する 団 体 に 属 する 者 その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 者 を 市 長 が 委 嘱 します 現 在 は 学 識 経 験 を 有 する 者 5 名 環 境 産 業 等 に 関 する 団 体 に 属 する 者 13 名 の 18 名 で 構 成 してい ます 平 成 22 23 年 度 においては 大 船 渡 市 地 球 温 暖 化 対 策 推 進 実 行 計 画 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 の 推 進 などについて 審 議 しました - 22 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 ( 概 要 抜 粋 ) 第 1 望 ましい 環 境 像 近 年 の 環 境 問 題 は 従 来 の 公 害 問 題 から 都 市 生 活 型 の 問 題 や 地 球 規 模 の 問 題 へと 変 化 す るなど 複 雑 多 様 化 しています また 環 境 に 対 する 社 会 の 関 心 の 高 まりとともに 質 の 高 い 快 適 な 環 境 の 創 造 や 自 然 とのふれあいに 対 する 住 民 ニーズも 増 大 しています こうした 状 況 に 対 応 し 新 たな 時 代 の 環 境 活 動 に 取 り 組 めるよう 環 境 の 保 全 及 び 創 造 に 関 する 長 期 的 な 目 標 と 施 策 の 方 向 などを 示 し これらを 総 合 的 計 画 的 に 推 進 するため 平 成 15 年 3 月 に 環 境 基 本 計 画 を 策 定 しました 環 境 基 本 条 例 総 合 発 展 計 画 市 民 事 業 者 のニーズを 踏 まえ この 計 画 がめざす 望 まし まち い 環 境 像 を 恵 まれた 自 然 環 境 との 調 和 による 豊 かでうるおいのある 市 大 船 渡 と 定 め ています 大 船 渡 市 総 合 発 展 計 画 将 来 都 市 像 活 力 で 輝 く 未 来 国 際 港 湾 都 市 大 船 渡 海 山 川 自 然 の 恵 みを 大 切 に しあわせ まち 幸 福 を 実 感 できる 市 をめざして 環 境 基 本 計 画 がめざす 望 ましい 環 境 像 恵 まれた 自 然 環 境 との 調 和 による まち 豊 かでうるおいのある 市 大 船 渡 大 船 渡 市 環 境 基 本 条 例 基 本 理 念 恵 み 豊 かな 環 境 と 共 生 する 地 域 社 会 の 構 築 恵 まれた 快 適 な 環 境 を 将 来 の 世 代 へ 継 承 環 境 への 負 荷 の 少 ない 健 全 かつ 持 続 的 な 発 展 が 可 能 な 地 域 社 会 の 構 築 地 域 社 会 を 構 築 するすべての 者 の 自 主 的 か つ 積 極 的 な 参 加 及 び 連 携 あらゆる 事 業 活 動 及 び 日 常 生 活 においての 積 極 的 な 地 球 環 境 保 全 市 民 事 業 者 ニーズ 求 められている 環 境 像 山 や 川 を 守 り 恵 み 豊 かな 海 を 維 持 し 地 域 環 境 を 産 業 に 生 かすまち 大 気 汚 染 や 水 質 汚 濁 騒 音 振 動 悪 臭 など の 公 害 がないまち 自 然 環 境 や 生 活 環 境 に 配 慮 しながら 開 発 や 産 業 振 興 を 図 るまち 市 民 マナーがよく 清 掃 美 化 活 動 など 環 境 保 全 活 動 に 取 り 組 むまち 山 林 や 自 然 海 岸 など 自 然 環 境 資 源 を 保 全 し ながら 観 光 に 活 用 するまち - 23 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 第 2 基 本 目 標 環 境 基 本 計 画 がめざす 望 ましい 環 境 像 恵 まれた 自 然 環 境 との 調 和 による 豊 かでうるお まち いのある 市 大 船 渡 を 具 体 化 していくために 生 活 環 境 自 然 環 境 地 球 環 境 市 民 行 動 の 視 点 から 次 の 4 つの 基 本 目 標 を 掲 げています 基 本 目 標 1 健 康 で 安 全 生 活 環 境 を 守 るまち 市 民 一 人 ひとりが 健 康 で 幸 せな 生 活 を 送 るためには 環 境 の 基 本 的 要 素 である 大 気 や 水 について 公 害 などによる 汚 染 のない 常 に 安 全 な 状 態 を 保 つことが 不 可 欠 です 市 民 の 日 常 生 活 に 直 接 的 に 影 響 のある 生 活 環 境 を 良 好 に 維 持 し 守 り 続 けるまちをめざし ます 基 本 目 標 2 美 しい 海 と 緑 自 然 と 共 生 するまち 大 船 渡 の 美 しい 海 や 山 川 などの 自 然 は 生 活 にうるおいを 与 えてくれる 市 民 みんな の 貴 重 な 財 産 です 恵 まれた 自 然 環 境 や 固 有 の 文 化 と 産 業 振 興 との 共 生 を 図 り 調 和 の とれたまちをめざします 基 本 目 標 3 地 球 にやさしく 資 源 を 生 かすまち 地 球 温 暖 化 等 をはじめとする 地 球 環 境 問 題 は 産 業 の 発 達 や 人 間 の 生 活 様 式 の 変 化 等 によるところが 大 きく 中 でも 石 油 電 気 ガス 等 のエネルギー 資 源 の 使 用 と 密 接 に 関 係 しています また 廃 棄 物 の 増 大 や 不 法 投 棄 も 大 きな 社 会 問 題 となっております 資 源 が 限 りあるものであることを 再 認 識 し 資 源 循 環 型 のまちをめざします 基 本 目 標 4 みんなが 主 役 快 適 環 境 をつくるまち 環 境 が 良 好 に 保 たれるためには 一 人 ひとりが 環 境 問 題 について 関 心 を 持 ち 正 し い 認 識 のもとで 環 境 に 配 慮 した 日 常 生 活 や 事 業 活 動 が 望 まれます 負 荷 の 少 ない 快 適 環 境 を 創 造 するため 全 ての 市 民 事 業 者 が 環 境 に 配 慮 した 積 極 的 な 行 動 をするまち をめざします 基 本 目 標 1 健 康 で 安 全 生 活 環 境 を 守 るまち 基 本 目 標 2 美 しい 海 と 緑 自 然 と 共 生 するまち 恵 まれた 自 然 環 境 との 調 和 による まち 豊 かでうるおいのある 市 大 船 渡 基 本 目 標 3 地 球 にやさしく 資 源 を 生 かすまち 基 本 目 標 4 みんなが 主 役 快 適 環 境 をつくるまち - 24 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 第 3 市 民 事 業 者 市 の 役 割 環 境 基 本 計 画 を 効 果 的 に 推 進 するためには 市 民 事 業 者 市 が 相 互 に 連 携 し それぞれ の 役 割 を 果 たすことが 必 要 です (1) 市 民 の 役 割 日 常 生 活 と 環 境 のかかわりあいを 認 識 し 環 境 への 負 荷 を 低 減 するように 努 めるとともに 環 境 の 保 全 及 び 創 造 に 自 ら 努 め 市 が 実 施 する 環 境 の 保 全 及 び 創 造 に 関 する 施 策 に 積 極 的 に 参 画 することが 望 まれます (2) 事 業 者 の 役 割 事 業 活 動 に 伴 って 生 ずる 公 害 を 防 止 抑 制 し かつ 自 然 環 境 を 適 正 に 保 全 するために 必 要 な 措 置 を 講 じるとともに これに 伴 う 環 境 への 負 荷 の 低 減 に 努 めることが 望 まれます また 環 境 の 保 全 及 び 創 造 に 自 ら 努 め 市 が 実 施 する 環 境 の 保 全 及 び 創 造 に 関 する 施 策 に 積 極 的 に 参 画 することが 望 まれます (3) 市 の 役 割 市 民 や 事 業 者 の 協 力 のもと 本 市 の 環 境 の 保 全 と 創 造 を 担 う 主 体 として 本 計 画 に 掲 げる 施 策 を 総 合 的 計 画 的 に 実 施 していきます さらに 自 ら 率 先 して 環 境 への 負 荷 の 少 ない 施 策 の 実 践 に 努 めるとともに 市 民 事 業 者 の 自 主 的 な 環 境 保 全 活 動 に 対 して 多 方 面 から 支 援 していきます また 広 域 的 な 取 組 を 必 要 とするものについては 国 県 及 び 近 隣 の 市 町 と 協 力 して 行 うよう 努 めます 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 の 期 間 は 平 成 15 年 (2003 年 ) 度 から 平 成 24 年 (2012 年 ) 度 までの 10 年 間 としています 平 成 25 年 (2013 年 ) 度 からは 新 たに 策 定 する 第 2 次 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 に より 環 境 施 策 を 総 合 的 計 画 的 に 推 進 することになります - 25 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 第 4 計 画 の 構 成 序 論 計 画 編 望 ましい 環 境 像 基 本 目 標 ( 計 画 の 柱 ) 環 境 の 分 野 環 境 目 標 恵 ま れ た 自 然 環 境 と の 調 和 に よ る 豊 か で う る お い の あ る 市 ま ち 大 船 渡 基 本 目 標 1 健 康 で 安 全 生 活 環 境 を 守 るまち 基 本 目 標 2 美 しい 海 と 緑 自 然 と 共 生 するまち 基 本 目 標 3 地 球 にやさしく 資 源 を 生 かすまち 基 本 目 標 4 みんなが 主 役 快 適 環 境 をつくるまち 大 気 環 境 目 標 : 澄 んだ 空 気 を 守 る 水 環 境 目 標 : 恵 み 豊 かな 水 環 境 を 守 る その 他 生 活 環 境 目 標 : 安 全 で 快 適 な 生 活 環 境 を 守 る 自 然 環 境 目 標 : 豊 かな 自 然 環 境 を 守 り 育 てる 身 近 な 自 然 目 標 : 緑 ある 市 街 地 を 創 り 出 す 歴 史 的 文 化 的 環 境 目 標 : 大 船 渡 らしい 文 化 的 環 境 を 守 り 育 てる 廃 棄 物 目 標 : リサイクルを 進 め ごみを 減 らす 資 源 エネルギー 目 標 : 資 源 を 守 り 有 効 に 利 用 する 地 球 環 境 目 標 : 地 域 から 地 球 環 境 を 守 る 環 境 教 育 環 境 学 習 目 標 : 環 境 にやさしい 心 を 育 む 環 境 保 全 活 動 環 境 配 慮 目 標 : みんなが 環 境 にやさしい 行 動 をする - 26 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 地 域 編 推 進 編 施 策 の 体 系 化 主 要 施 策 1 大 気 環 境 の 監 視 2 工 場 事 業 場 対 策 3 自 動 車 排 ガス 対 策 1 水 環 境 の 監 視 汚 濁 事 故 対 策 2 生 活 系 排 水 対 策 3 産 業 系 排 水 対 策 4 水 循 環 の 保 全 5 大 船 渡 湾 の 水 質 浄 化 1 騒 音 振 動 悪 臭 対 策 2 有 害 化 学 物 質 対 策 1 良 好 な 自 然 環 境 の 保 全 2 自 然 環 境 の 活 用 3 自 然 の 公 益 的 機 能 の 保 全 1 緑 化 の 推 進 2 身 近 な 緑 の 保 全 管 理 3 緑 化 の 普 及 啓 発 1 文 化 財 の 保 存 整 備 2まちづくりへの 活 用 3 情 報 の 収 集 と 提 供 生 活 環 境 を 守 るプロジェクト (1) 環 境 関 連 調 査 事 業 の 拡 充 (2) 汚 水 処 理 施 設 の 整 備 促 進 (3) 環 境 保 全 協 定 の 締 結 促 進 (4) 大 船 渡 湾 海 水 循 環 対 策 の 推 進 郷 土 の 自 然 と 共 生 するプロジェクト (1) 豊 かな 海 を 育 む 大 きな 森 づくり 事 業 (2) 天 然 記 念 物 銘 木 樹 勢 回 復 事 業 (3) 五 葉 山 一 帯 や 今 出 山 などの 環 境 整 備 の 推 進 地 域 別 環 境 づ く り 指 針 計 画 の 推 進 及 び 進 行 管 理 1 資 源 循 環 のための 基 盤 整 備 2 廃 棄 物 の 減 量 化 資 源 化 3 廃 棄 物 の 適 正 処 理 4 環 境 美 化 の 推 進 環 境 への 負 荷 を 減 らすプロジェクト 1 水 資 源 の 確 保 2エネルギーの 有 効 利 用 1 地 球 温 暖 化 対 策 2その 他 地 球 環 境 問 題 対 策 (1)エコタウン 事 業 (2) 地 球 温 暖 化 対 策 推 進 実 行 計 画 の 推 進 (3) 微 生 物 を 利 用 した 生 ごみの 減 量 化 水 質 浄 化 の 推 進 市 街 地 域 大 船 渡 湾 水 域 計 画 推 進 の 体 制 外 湾 水 域 1 環 境 教 育 の 推 進 2 人 材 育 成 と 情 報 提 供 1 環 境 保 全 活 動 の 推 進 2 日 常 生 活 における 環 境 配 慮 の 推 進 3 事 業 活 動 における 環 境 配 慮 の 推 進 4 開 発 事 業 における 環 境 配 慮 の 推 進 環 境 にやさしい 人 を 育 てるプロジェクト (1) 環 境 づくりパートナーシップ の 推 進 (2)エコライフ 推 進 事 業 (3) 自 然 観 察 事 業 の 推 進 五 葉 山 県 立 自 然 公 園 地 域 陸 中 海 岸 国 立 公 園 地 域 計 画 の 進 行 管 理 - 27 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 第 5 主 要 施 策 特 に 重 点 的 先 導 的 に 取 組 むことが 必 要 な 施 策 を 主 要 施 策 と 定 め 積 極 的 推 進 を 図 ります 基 本 目 標 1 健 康 で 安 全 生 活 環 境 を 守 るまち のために 環 境 関 連 調 査 事 業 の 拡 充 大 船 渡 湾 を 中 心 とした 水 質 調 査 を 継 続 し 客 観 的 分 析 評 価 を 進 めるほか 大 気 や 土 壌 の 状 態 についても 調 査 項 目 を 拡 大 し 生 活 環 境 の 実 態 把 握 に 努 めます 汚 水 処 理 施 設 の 整 備 促 進 公 共 下 水 道 について 整 備 計 画 を 基 本 とした 供 用 区 域 の 拡 張 を 図 ります 汚 水 処 理 施 設 の 整 備 は 人 口 密 度 や 地 形 等 の 諸 条 件 により 効 率 的 効 果 的 な 導 入 形 態 が 異 なるため 早 期 普 及 や 費 用 対 効 果 の 観 点 から 地 域 毎 に 最 もふさわしい 汚 水 処 理 を 進 めます 環 境 保 全 協 定 の 締 結 促 進 環 境 保 全 協 定 は 法 令 の 規 制 に 基 づかない 自 主 的 な 取 り 決 めです 事 業 者 の 自 主 的 な 環 境 配 慮 を 促 進 するため 従 来 の 公 害 防 止 協 定 よりも 積 極 的 な 環 境 保 全 協 定 の 締 結 を 目 指 し 事 業 者 の 理 解 を 求 めていきます 大 船 渡 湾 海 水 循 環 対 策 の 推 進 大 船 渡 湾 における 海 水 循 環 対 策 として これまで 空 気 揚 水 筒 (マリンリフター)10 基 の 稼 動 や 海 水 交 換 を 行 う 負 圧 利 用 型 海 水 交 換 実 証 実 験 が 行 われました 今 後 も 国 県 ととも に 先 進 の 技 術 開 発 による 大 船 渡 湾 の 海 水 循 環 対 策 を 推 進 し ます 基 本 目 標 2 美 しい 海 と 緑 自 然 と 共 生 するまち のために 豊 かな 海 を 育 む 大 きな 森 づくり 事 業 豊 かな 海 を 育 む 環 境 づくりとして 大 船 渡 湾 の 母 なる 盛 川 の 源 流 大 野 川 上 流 に 漁 業 従 事 者 が 主 体 となったブナ コナラ 杉 などの 植 樹 活 動 を 行 う 事 業 を 計 画 的 に 進 めます 天 然 記 念 物 銘 木 樹 勢 回 復 事 業 本 市 には 末 崎 町 の 三 面 椿 ( 県 指 定 天 然 記 念 物 )や 三 陸 町 越 喜 来 の 三 陸 大 王 杉 ( 老 杉 市 指 定 天 然 記 念 物 )などの 貴 重 な 樹 木 が 所 在 しています 指 定 文 化 財 のほかにも 巨 木 銘 木 なども 多 数 あり 貴 重 な 樹 木 を 大 切 に 後 世 に 継 承 できるよう 保 護 修 復 保 存 を 進 めます 五 葉 山 一 帯 や 今 出 山 などの 環 境 整 備 の 推 進 五 葉 山 一 帯 や 今 出 山 などには ツツジやシャクナゲなど が 群 生 し すばらしい 自 然 景 観 を 沿 道 からも 楽 しむことが できます 自 然 環 境 への 影 響 に 十 分 配 慮 しながら 五 葉 山 県 立 自 然 公 園 一 帯 や 今 出 山 などを 身 近 な 自 然 観 察 の 場 や 市 民 の 憩 いの 場 観 光 資 源 として 活 用 できるよう 環 境 整 備 を 進 めます 基 本 目 標 3 地 球 にやさしく 資 源 を 生 かすまち のために エコタウン 事 業 エコタウン 事 業 とは 環 境 との 調 和 をめざすまちづくり 事 業 です 本 市 では 港 湾 施 設 やセメント 工 場 等 の 産 業 基 盤 を 活 用 したリサイクルシステムの 構 築 により 新 たな 環 境 関 連 産 業 の 創 出 と 資 源 循 環 型 社 会 の 形 成 に 努 めています 具 体 的 には 関 係 団 体 が 連 携 し 県 からの 助 成 を 受 けて 水 産 廃 棄 物 であるカキ 貝 殻 を 利 用 した 水 産 バイオマス 循 環 ビ ジネス 創 出 事 業 に 取 り 組 んでおりますし FRP 廃 船 のリサ イクル 事 業 などの 具 現 化 に 向 けて 検 討 していきます 地 球 温 暖 化 対 策 推 進 実 行 計 画 の 推 進 本 市 では 平 成 13 年 度 から 大 船 渡 市 地 球 温 暖 化 対 策 推 進 実 行 計 画 による 取 組 を 進 めており 市 が 行 う 事 務 事 業 に ついて 事 業 者 としての 環 境 負 荷 軽 減 のための 取 組 を 推 進 し 二 酸 化 炭 素 など 温 室 効 果 ガスの 削 減 に 努 めています 計 画 の 目 標 達 成 に 向 け 今 後 も 職 員 一 人 ひとりが 環 境 保 全 に 対 する 自 覚 をもって 取 り 組 んでいきます 微 生 物 を 利 用 した 生 ごみの 減 量 化 水 質 浄 化 の 推 進 近 年 EM( 有 用 微 生 物 群 )などの 微 生 物 については 生 ごみ の 堆 肥 化 にとどまらず 水 産 業 への 活 用 や 河 川 の 水 質 浄 化 な ど 多 方 面 での 活 用 が 注 目 されており その 効 果 について 先 進 の 事 例 等 情 報 収 集 に 努 め 活 用 方 法 に 関 し 多 角 的 角 度 から の 検 討 を 進 めます 基 本 目 標 4 みんなが 主 役 快 適 環 境 をつくるまち のために 環 境 づくりパートナーシップの 推 進 よりよい 環 境 づくりには 市 民 事 業 者 行 政 などが 対 等 な 関 係 に 立 ち 連 携 の 中 でそれぞれが 責 任 を 持 って 行 動 するパートナーシップが 大 切 です 自 主 的 な 環 境 づくりを 行 う 市 民 事 業 者 の 交 流 の 場 学 習 検 討 の 場 の 提 供 を 図 り 市 民 事 業 者 行 政 連 携 のパートナーシップの 仕 組 み づくりを 推 進 します エコライフ 推 進 事 業 電 気 ガス 水 道 灯 油 など 限 りあるエネルギー 資 源 の 節 約 や 二 酸 化 炭 素 の 排 出 量 削 減 等 について 学 習 や 実 践 活 動 を 通 じて 具 体 的 取 組 を 進 める エコライフ( 環 境 に 配 慮 したやさしい 暮 らし) 推 進 事 業 について 内 容 の 充 実 を 図 ります 自 然 観 察 事 業 の 推 進 市 民 が 郷 土 の 自 然 環 境 を 知 る 環 境 学 習 の 機 会 として 野 外 を 通 じた 観 察 会 の 充 実 拡 大 を 図 ります - 28 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 第 6 市 民 や 事 業 者 に 望 まれる 取 り 組 み 郷 土 の 環 境 を 守 り 育 てていくためには 皆 さんの 積 極 的 な 協 力 が 不 可 欠 です 計 画 では 市 民 や 事 業 者 の 皆 さんに 実 践 していただきたい 取 組 例 を 掲 載 しています 市 民 に 望 まれる 取 組 健 康 で 安 全 生 活 環 境 を 守 るまち のために 自 動 車 の 利 用 をできるだけ 控 え 鉄 道 バスなどの 公 共 交 通 機 関 の 利 用 に 努 めましょう 川 海 にごみを 捨 てないようにしましょう 近 隣 周 辺 への 騒 音 振 動 悪 臭 の 発 生 防 止 に 努 めましょう など 美 しい 海 と 緑 自 然 と 共 生 するまち のために 自 然 環 境 の 重 要 性 価 値 を 認 識 しましょう 花 いっぱい 運 動 などの 緑 化 活 動 や 水 辺 の 清 掃 美 化 活 動 などへの 参 加 と 協 力 に 努 めましょう 文 化 財 所 在 地 や 博 物 館 などを 訪 れ 郷 土 の 自 然 や 文 化 に 対 する 理 解 を 深 めましょう など 地 球 にやさしく 資 源 を 生 かすまち のために ごみの 出 し 方 はルールに 従 いましょう 冷 暖 房 の 設 定 温 度 を 控 え 目 にするなど 電 気 ガス 石 油 などの 有 効 利 用 と 節 約 に 努 めましょう 地 球 環 境 問 題 に 興 味 を 持 ってみましょう など みんなが 主 役 快 適 環 境 をつくるまち のために 環 境 問 題 について 身 近 な 人 と 話 し 合 ってみましょう 日 常 的 にできる 環 境 配 慮 行 動 の 実 践 に 努 めましょう など 事 業 者 に 望 まれる 取 組 健 康 で 安 全 生 活 環 境 を 守 るまち のために 職 場 における ノーカーデー の 実 践 に 努 めましょう 大 船 渡 湾 水 環 境 保 全 計 画 の 目 標 値 を 達 成 できるよう 排 水 処 理 施 設 の 整 備 管 理 に 努 めましょう 有 害 化 学 物 質 等 の 適 正 管 理 に 努 めましょう など 美 しい 海 と 緑 自 然 と 共 生 するまち のために 看 板 や 広 告 大 規 模 建 築 物 などの 設 置 の 際 は 周 辺 の 自 然 景 観 との 調 和 に 努 めましょう 事 業 所 敷 地 内 の 植 樹 や 生 垣 の 設 置 など 緑 の 創 出 に 努 めましょう 歴 史 的 な 街 並 みや 建 物 の 保 存 に 協 力 しましょう など 地 球 にやさしく 資 源 を 生 かすまち のために 事 務 用 品 などは 再 生 品 の 使 用 に 努 めましょう 事 業 施 設 の 新 築 改 築 時 には 省 エネルギー 化 や 自 然 エネルギーなどの 導 入 を 検 討 しましょう 省 資 源 省 エネルギーに 取 り 組 み 温 室 効 果 ガスの 排 出 削 減 に 努 めましょう など みんなが 主 役 快 適 環 境 をつくるまち のために 職 場 における 環 境 教 育 環 境 学 習 に 努 めましょう 事 業 活 動 による 環 境 への 影 響 を 認 識 し 負 荷 の 低 減 に 努 めましょう など - 29 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 第 7 地 域 別 環 境 づくり 指 針 自 然 環 境 を 構 成 する 要 素 の 中 でも 最 も 重 要 な 河 川 等 の 水 の 流 れ( 流 域 )と 土 地 の 利 用 を 導 く 法 指 定 等 による 区 分 から 市 域 を5 地 域 に 分 けて 地 域 ごとに 異 なる 環 境 特 性 に 基 づく 環 境 づくりの 指 針 を 示 します 施 策 の 検 討 立 案 や 事 業 の 実 施 に 際 しては この 指 針 に 沿 っ た 配 慮 が 必 要 です 地 域 区 分 図 五 葉 山 大 窪 山 夏 虫 山 吉 浜 湾 今 出 山 越 喜 来 湾 氷 上 山 綾 里 湾 珊 琥 島 碁 石 海 岸 湾 口 防 波 堤 大 船 渡 湾 1 市 街 地 域 2 大 船 渡 湾 水 域 3 外 湾 水 域 4 五 葉 山 県 立 自 然 公 園 地 域 門 之 浜 湾 5 陸 中 海 岸 国 立 公 園 地 域 - 30 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 地 域 地 域 別 環 境 づくり 指 針 市 街 地 域 ( 都 市 計 画 用 途 地 域 の 指 定 地 域 が 該 当 します ) 大 船 渡 湾 の 水 環 境 への 負 荷 の 低 減 に 努 める 身 近 な 自 然 の 保 全 創 出 に 努 める 大 船 渡 らしい みなとの 雰 囲 気 の 創 出 に 努 める 大 船 渡 湾 水 域 ( 都 市 計 画 用 途 地 域 及 び 自 然 公 園 以 外 の 大 船 渡 湾 に 地 表 水 が 流 下 する 範 囲 が 該 当 し ます ) 大 船 渡 湾 水 域 の 水 源 かん 養 機 能 の 保 全 に 努 める 緑 地 景 観 の 保 全 創 出 に 努 める 残 存 する 良 好 な 自 然 環 境 の 保 全 に 努 める 外 湾 水 域 ( 都 市 計 画 用 途 地 域 及 び 自 然 公 園 以 外 の 門 之 浜 湾 綾 里 湾 越 喜 来 湾 吉 浜 湾 などに 地 表 水 が 流 下 する 範 囲 が 該 当 します ) 半 島 の 多 様 な 自 然 環 境 の 保 全 と 活 用 に 努 める 大 船 渡 らしい 漁 港 集 落 の 雰 囲 気 の 保 全 創 出 に 努 める 五 葉 山 県 立 自 然 公 園 地 域 ( 五 葉 山 県 立 自 然 公 園 に 指 定 されている 地 域 が 該 当 しま す ) 山 地 の 良 好 な 自 然 環 境 の 保 全 と 活 用 に 努 める 水 域 最 上 流 部 として 水 源 かん 養 機 能 の 保 全 に 努 める 陸 中 海 岸 国 立 公 園 地 域 ( 陸 中 海 岸 国 立 公 園 に 指 定 さ れている 地 域 が 該 当 しま す ) 海 岸 の 良 好 な 自 然 環 境 の 保 全 と 活 用 に 努 める - 31 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 第 8 計 画 の 推 進 体 制 環 境 基 本 条 例 市 民 事 業 者 ニーズ 環 境 基 本 計 画 総 合 発 展 計 画 一 般 市 民 事 業 者 各 種 団 体 環 境 保 全 推 進 協 議 会 公 衆 衛 生 組 合 連 合 会 大 船 渡 湾 水 環 境 保 全 計 画 推 進 協 議 会 衛 生 監 視 員 市 民 運 動 推 進 協 議 会 地 域 婦 人 団 体 連 絡 協 議 会 各 種 女 性 団 体 連 絡 協 議 会 青 年 会 議 所 博 物 館 友 の 会 など 情 報 提 供 連 携 協 力 指 示 市 長 環 境 施 策 推 進 会 議 指 示 庁 内 各 課 報 告 報 告 意 見 聴 取 年 次 報 告 提 言 助 言 指 導 連 携 環 境 審 議 会 国 県 近 隣 自 治 体 市 民 事 業 者 庁 内 推 進 体 制 情 報 の 共 有 を 核 としたパートナーシップ 継 続 的 見 直 し 市 民 事 業 者 計 画 Plan 情 報 共 有 実 施 Do 見 直 し Action 市 点 検 評 価 Check - 32 -
第 1 部 第 3 章 大 船 渡 市 環 境 基 本 計 画 第 9 環 境 基 本 計 画 の 分 野 別 の 達 成 状 況 環 境 の 分 野 達 成 目 標 ( 単 位 ) 目 標 値 H23 実 績 二 酸 化 窒 素 の 環 境 基 準 ( 月 平 均 値 ) 大 気 環 境 ppm 0.04 以 下 0.008 1 公 用 車 の 低 公 害 車 導 入 台 数 ( 累 計 ) 台 22 37 盛 川 の 環 境 基 準 (BOD) 権 現 堂 橋 mg/l 2.0 以 下 <0.5 盛 川 の 環 境 基 準 (BOD) 佐 野 橋 mg/l 2.0 以 下 1.9 盛 川 の 環 境 基 準 (BOD) 川 口 橋 mg/l 2.0 以 下 0.9 立 根 川 の 環 境 基 準 (BOD) 一 中 前 橋 mg/l 2.0 以 下 0.5 吉 浜 川 の 環 境 基 準 (BOD) 要 橋 mg/l 2.0 以 下 <0.5 大 船 渡 湾 の 環 境 基 準 (COD) 湾 奥 mg/l 2.0 以 下 1.4 大 船 渡 湾 の 環 境 基 準 (COD) 湾 央 mg/l 2.0 以 下 1.0 大 船 渡 湾 の 環 境 基 準 (COD) 湾 口 mg/l 2.0 以 下 1.4 水 環 境 大 船 渡 湾 の 環 境 基 準 ( 全 窒 素 ) 湾 央 mg/l 0.3 以 下 0.18 大 船 渡 湾 の 環 境 基 準 ( 全 リン) 湾 央 mg/l 0.03 以 下 0.017 綾 里 湾 の 環 境 基 準 (COD) 湾 奥 mg/l 2.0 以 下 - 2 綾 里 湾 の 環 境 基 準 (COD) 湾 口 mg/l 2.0 以 下 - 2 越 喜 来 湾 の 環 境 基 準 (COD) 湾 奥 mg/l 2.0 以 下 - 2 越 喜 来 湾 の 環 境 基 準 (COD) 湾 央 mg/l 2.0 以 下 - 2 吉 浜 湾 の 環 境 基 準 (COD) 湾 奥 mg/l 2.0 以 下 0.8 吉 浜 湾 の 環 境 基 準 (COD) 湾 央 mg/l 2.0 以 下 0.8 汚 水 処 理 人 口 普 及 率 % 55 54.6 自 然 環 境 森 林 面 積 ha 26,707 26,520.8 身 近 な 自 然 市 街 地 の 緑 化 水 準 % 15 7.5 廃 棄 物 市 民 1 人 あたり1 日 平 均 ごみ 排 出 量 g 500 619 地 球 環 境 市 の 行 政 事 務 活 動 における 温 室 効 果 ガス 総 排 出 量 (H11 比 ) 6% 削 減 27.5% 削 減 環 境 教 育 環 境 学 習 青 少 年 の 環 境 保 全 実 践 活 動 等 参 加 団 体 数 30 2 環 境 保 全 活 動 環 境 配 慮 エコライフ 推 進 事 業 実 践 地 域 ( 累 計 ) 117 96 1 東 日 本 大 震 災 の 影 響 により 速 報 値 2 東 日 本 大 震 災 の 影 響 により 欠 測 大 気 環 境 の 目 標 について 二 酸 化 窒 素 の 環 境 基 準 は 目 標 が 達 成 されています 公 用 車 の 低 公 害 車 導 入 台 数 については 目 標 を 上 回 る 37 台 を 導 入 しています 水 環 境 の 達 成 目 標 について 東 日 本 大 震 災 の 影 響 により 測 定 できなかった 海 域 はありますが 測 定 した 全 ての 項 目 につい て 目 標 が 達 成 されています 汚 水 処 理 人 口 普 及 率 については 54.6%となっており 目 標 に 達 していませんので 目 標 達 成 に 努 めていきます - 33 -