月 火 水 木 金 7:00 Eng101A 8:35 ASL103A 11:20 7:00 Eng101A 8:35 ASL103A 11:20 Culture 11:35 11:35 11:50 Education Education 13:30 Reading 189B 15:10 13:10 13:30 Reading 189B 15:10 13:10 13:00 ASL tutor 14:00 単 位 あり ASL103A Principles of American Sign LanguageⅢ:5 単 位 ASL140 Education:3 単 位 DEAF189B Intensive University Preparation-Academic ReadingⅡ:3 単 位 ENGL101A Reading and Written Composition:4 単 位 General Psychology:3 単 位 単 位 なし( 聴 講 ) ASL142 Culture 個 別 学 習 ASL tutor
1.ASL103A (Principles of American Sign LanguageⅢ) 前 学 期 に 引 き 続 いて ASL 力 を 伸 ばすために 受 けた 先 生 は 厳 しくて 宿 題 が 多 いと いうことで 有 名 で 実 際 その 通 りであったが 受 けてよかったと 思 えるクラスだった それだけ 自 分 の ASL 力 を 伸 ばすことができたからだ 週 1で 抜 き 打 ちの 小 テスト 単 元 ごとにテスト 自 習 にもテスト とテストだらけだった 単 元 ごとに 行 われる ASL 発 表 はビデオに 撮 られ 自 分 の ASL の 表 現 力 語 彙 力 速 さなどを 自 己 分 析 してレポートを 行 った ろうに 関 するイベントに4つ 以 上 参 加 して 自 分 の 感 想 だけではなく ASL を どれだけ 理 解 できていたか どれだけろう 者 と 交 流 できたかについても 報 告 した 授 業 外 時 間 では 週 1~2 回 ASL ラボに 行 って 授 業 とは 別 の 語 彙 や 表 現 法 について 課 題 が 与 えられた このほか 3ヶ 月 に1 回 自 演 の DVD 作 成 ろう 文 化 に 関 する 本 から 重 要 だと 思 う 20 ヵ 所 を 章 ごとに 引 用 して その 説 明 と 重 要 だと 思 う 理 由 を 書 くというレポートも あった その 中 で 特 に 英 語 の 文 章 を ASL に 訳 する 作 業 はとても 新 鮮 で ただ ASL に も 英 語 にも 語 彙 力 がない 私 にとって 大 変 難 しかった しかし 英 文 をイメージ 化 概 念 化 させて 視 覚 的 言 語 に 変 換 するのはこのレベルのクラスで 初 めて 行 うものなので 英 語 に 頼 らず 視 覚 的 に 頼 った ASL 表 現 を 鍛 える ことを 目 標 としている 自 分 にとってはと てもいい 訓 練 になった 指 文 字 の 読 み 取 り ASL の 語 彙 に 関 しても 大 きくスキルアップ できたクラスであった 2.ASL140 ( Education) アメリカのろう 教 育 それに 対 する 多 角 的 な 見 方 を 学 ぶためにこのクラスを 受 けた 自 分 の 経 験 以 外 に 基 づく 見 方 をもつことの 大 切 さを 先 生 は 常 に 訴 えており クラスの 進 め 方 もそれがうまくできるように 作 られていた まず ろう 学 生 が 親 への 手 紙 と 題 して 自 分 の 経 験 からろう 教 育 のいい 面 または 悪 い 面 について 発 表 した 聴 こえる 学 生 からはろう の 子 どもが 生 まれた 親 友 への 手 紙 の 発 表 があった それからろう 教 育 の 現 実 と 課 題 さま ざまな 教 育 方 法 とその 理 論 歴 史 重 複 障 害 や 民 族 文 化 へと 知 識 を 整 理 していきながら 議 論 を 交 わした その 間 ろう 学 校 と 通 常 学 校 のどちらかを 残 すとしたらどちらにするか バイリンガル 教 育 を 取 り 入 れようとしないろう 学 校 校 長 を 説 得 してみよ などを 課 題 と したレポートがあり 感 情 的 ではなく 論 理 的 に 訴 えることの 大 切 さを 先 生 が 伝 えようとし ているのがわかった 最 後 には 聴 こえる 学 生 からろう 教 育 の 改 善 点 とその 方 法 を 提 供 す るという 発 表 が 行 われた このクラスを 通 して 生 徒 全 体 のろう 教 育 に 対 する 考 え 方 が 変 わっていく 様 子 が 見 え とても 興 味 深 かった 例 えば 初 めはある1つの 方 法 がいいと 主 張 していた 学 生 が クラスで 多 角 的 な 見 方 を 得 て クラスの 最 後 のほうではさまざまな 背 景 立 場 のろう 難 聴 者 がいることを 考 慮 した 考 え 方 に 変 わっていた 視 野 を 広 げること 論 理 的 に 考 えること 現 実 を 捉 えることの 大 切 さを 教 えるのは 私 の 課 題 でもあるので 授 業 本 来 の 目 的 である 知 識 の 獲 得 だけでなく 先 生 のこうした 単 元 構 成 指 導 方 法 考 え 方 の 提 供 なども 大 変 参 考 になった
3.DEAF189B (Intensive University Preparation-Academic ReadingⅡ) 前 学 期 では クラススケジュールの 都 合 でこの Reading クラスを 受 けることができ なかった おかげでメインストリーミングの 英 語 クラスや GRE TOEFL 試 験 で 読 解 力 のなさを 度 々 痛 感 していたため 今 学 期 受 けることにしたクラスである やはり 個 別 の 能 力 に 合 わせて 丁 寧 に 指 導 してくれるクラスは 基 本 的 なことを 学 ぶにはとてもよい 私 は 文 章 をさらっと 読 んで 内 容 を 大 まかに 把 握 するのが 苦 手 で 初 めは 細 かいところが 気 にかかってしまったり 読 んだのに 頭 に 残 っていなかったりしていた しかし 初 めの 1 回 だけ 丁 寧 に 読 んだとしても 意 味 を 勘 違 いしていることも 案 外 多 いことに 気 付 いたと き 全 体 の 文 脈 や 構 成 を 把 握 するよう 頭 を 切 り 替 えることができた このほか 言 葉 の 裏 を 読 んだりわからない 単 語 の 意 味 を 憶 測 したりするなど 見 えないものを 読 み 取 る 力 を 鍛 えることもできた ただ 読 解 力 が 上 がったとしてもそれを ASL や 英 語 でうまく 表 現 しうるだけの 力 が 伴 わないために 歯 がゆい 思 いをすることも 多 かった 4.ENGL101A (Reading and Written Composition) 前 学 期 の 英 語 クラス 151B に 引 き 続 き 書 く 力 をつけるために 受 けたクラスである 厳 しい 先 生 は ASL クラスで 十 分 だと 思 っていたが ここでもまた 英 語 の 先 生 の 中 では 一 番 厳 しいことで 有 名 な 先 生 に 当 たってしまった 初 めは 慣 れなくて 大 幅 に 遅 れたが 英 文 を 書 くことに 慣 れてくると 少 しずつ 日 本 語 の 論 文 を 書 くときに 出 てくるようなアイディアを 思 いつくことができるようになってきて 少 しずつ 遅 れを 取 り 戻 すことができた やはり 自 然 な 英 語 適 切 な 単 語 という 壁 はとても 大 きい この2つがあるかないかで 論 文 の 構 成 やポイントがいくらよくても 完 成 度 に 大 きな 違 いが 出 てくる 逆 に 1つの 単 語 に 収 め ようとして 説 明 不 足 なってしまうこともあり 辞 書 では 補 い 切 れない 言 葉 の 操 り 方 にはと ても 悩 まされた また クラスではグループディスカッションも 多 く 英 語 も ASL も 高 度 な 知 識 や 考 え 方 を 表 現 しうるだけの 力 が 伴 っていないために 他 の 生 徒 と 十 分 に 意 見 交 換 できず 授 業 を 受 けている 意 味 さえわからなくなることもあった しかし ASL クラス 同 様 に 厳 しい 分 文 法 をさほど 気 にせずに 英 文 を 書 けるようになったり 必 要 な 情 報 を 注 意 深 く 抽 出 できるようになったりするなど 大 きな 成 長 も 遂 げることができた 5. (General Psychology) 大 学 院 で 学 校 心 理 を 専 攻 する 前 に 日 本 語 から 英 語 に 訳 して 考 える 手 間 暇 を 省 きたい 心 理 に 関 する 基 礎 知 識 を 改 めてきちんと 覚 えたいと 思 い このクラスを 受 けることにし た アメリカに 来 て 初 めての 大 人 数 クラスで 120 人 もの 生 徒 がいた 日 本 での 大 学 生 活 の 感 覚 が 懐 かく 思 い 出 され 今 学 期 の 中 で 一 番 楽 しかったクラスであった 先 生 曰 く 楽 な 1 回 の 授 業 で 10 ページ のペースで 進 められたのだが 自 分 にとって 予 習 がなかな か 追 い 付 かずあっぷあっぷ 状 態 であった そういう 意 味 では Reading クラスを 同 時 に 受 けていてよかったと 思 う クラスではもちろん 多 くの 専 門 用 語 が 出 てきた 日 本 語 だ
と 聞 いただけでわかるものでも 英 語 だと 全 くピンと 来 ず 後 ほどの 例 を 聞 いてやっと 日 本 で 得 た 知 識 とつなげることができた というものばかりであった 確 かに 辞 書 を 使 っ て 日 本 語 から 英 語 に 訳 して 覚 えることもできるが 大 学 院 では 翻 訳 にばかり 時 間 を 取 ら れるわけにはいかないので 英 語 で 一 から 勉 強 し 直 すことができたのはとてもよかった また 心 理 を 専 門 としていたわけではないため 偏 りのある 知 識 を 整 頓 できたのもとて もよかった 本 当 はこの 他 に ろう 難 聴 者 向 けカウンセリングの 基 礎 を 学 ぶクラス Counseling the を 受 ける 予 定 だったのだが 受 講 生 不 足 で 中 止 となって 受 けら れなかった そのときは 残 念 に 思 ったが その 代 わり 基 礎 知 識 に 集 中 できたので 大 学 院 での 本 格 的 な 勉 強 に 向 けてよい 準 備 ができたと 思 う 6.ASL142 ( Culture) ろう 者 の 考 え 方 そこにある 心 理 的 な 動 機 そしてそれらへの 接 し 方 などを 知 るた めにろう 文 化 のクラスを 受 けた ASL クラスや 心 理 学 クラスでも 思 っていたことだが 相 手 にとって 心 地 よい 表 現 言 い 回 しは 日 本 語 だと 比 較 的 柔 軟 に 選 べるが 手 話 だと 語 彙 の 狭 さもあってなかなかうまくいかない 日 本 語 には 適 切 な 言 葉 の 例 文 集 がある が 手 話 だとあまり 見 かけない 失 礼 でない 言 い 回 し 行 動 を 知 るためには その 背 景 にあるろう 文 化 を 知 る 必 要 があると 思 う このクラスには 聴 こえる 人 がほとんどでろう 生 徒 が 少 なかったため 授 業 ではどちらかというと 聴 こえる 人 のよくある 考 え 方 がよく 見 えて 興 味 深 かった これに 対 して ろう 者 である 先 生 がろう 者 としての 考 え 方 を 提 示 するのだが 異 なる 見 方 をもっている 者 同 士 がどのようにしてどこまで 理 解 し 合 えるの か クラスそのものが1つの 例 のようで 大 変 勉 強 になった 7.ASL tutor 前 学 期 に 引 き 続 いて 指 文 字 の 読 み 取 りや ASL の 表 現 力 を 鍛 えるつもりで 申 し 込 ん だ ASL チューターだったのだが 実 際 は ASL クラスの 宿 題 や 発 表 練 習 DVD 作 成 テスト 勉 強 テストの 回 答 を 日 本 語 から 英 語 に 訳 する 作 業 など ASL クラスの 補 佐 みた いなものになった 特 に 発 表 練 習 では 大 いに 助 けられた 発 表 前 では 表 現 方 法 を 相 談 し 発 表 後 は 一 緒 にモニター 分 析 を 行 って 反 省 点 や 改 善 点 を 指 摘 してもらって 次 へとつなげた 発 表 前 ではしっかりできたのに 当 日 緊 張 したり 睡 眠 不 足 だったりし てうまくできなくて 落 ち 込 んだときには 励 ましてもらって 次 はうまくやろうという 支 えにもなった
次 学 期 の 目 標 高 度 な 知 識 意 見 を ASL 英 語 で 表 現 する 力 を 鍛 える ASL 英 語 ともに 語 彙 を 増 やす 心 理 統 計 学 生 理 学 認 知 心 理 学 などまだ 不 十 分 な 知 識 を 中 心 に 基 礎 知 識 を 固 める 読 解 力 と 自 然 な 英 語 表 現 力 を 上 げるため 英 語 の 本 を 読 んだり 映 画 DVD を 見 たりする 日 本 語 から 訳 すのではなく 概 念 やイメージから 英 語 を 書 けるように 簡 単 な 英 文 か ら 英 語 の 感 覚 をつける