2 1 18 1 1 1 2 1. 1 2 ➀ 1 ➁ 1
3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ 1 2 6 4/6 1 2 3 5 6 45
2 いろいろな場を設定する 子ともたちが 今もっている力 で楽しみながら活動し また多様な動きを見つけられるようにす る手だてとしてマット遊びの特性をそなえた場を考えた 初めは 活動1 活動2ともにマットの傾 斜 広さなどを考慮し8つの場をつくった 授業が進むにつれて子ども達から マットの並べ方や数 などについて場を変えたいという欲求がでたため 授業の終わりに話し合いをもち 可能なものにつ いては変えていった ただ マットの数にも限りがあり 特に技を広げていく中で 友達と調子を合 わせて動きを楽しむ子どもたちが増えてきたため 広い場をつくることが難しい面もあった しかし 自分達で場を考えるということがその場にあった動きを考えることにもつながっていき 意欲が持続 していったと考えられる 2 子どもの自発的な活動意識を高めるために 体育の授業において 子供たちは教師側から与えられた活動をすることが非常に多かったように思える そこで 単元全体の大きな流れや 1時間の授業の進め方が分かり 子供たちが自ら進んで活動に取り組 んでいると思えるような達成感や満足感を味わわせるために 掲示物や学習カードを工夫したり 相互評 価的な交流の時間を設定したりした 1 掲示物の工夫 子供たちが自分達で1時間の活動の流れをつかむことができるように 毎時間 学習の流れを黒板 に貼っておくようにした そのことによって 教師側から指示をされなくても 次は活動2の時だ ね もうすぐ 見て見てタイム の時間だよ など進んで活動に取り組むことができた また 見て見てタイム で友だちからかけてもらった言葉の中で技を上達させるポイントになり そうなことばを黒板に貼っていき 活動2に取り組ませる前に振り返らせることで 少しずつ評価の 観点に着目できるようになり 次時への活動に生かすことができた 写真3 写真3
2 学習カードの工夫 まず 見て見てタイム で友達に自分の動きを見てもらい感想を言ってもらった後 相手の顔シー ルを貼り その時間は誰に見てもらったかが一目でわかるようにした 自己評価では 楽しくできた か 関心 意欲 態度 約束が守れたか 思考 表現 友達のよいところを見つけたか 技能 の3観点でわかりやすい評価項目を設定し 自分の活動を視点を絞って振り返りやすいようにした カ ードの最後には ひとことコーナー をつくり がんばったことや友達から言葉をかけてもらって嬉 しかったことなどを書くことで次の学習への意欲づけとなった 写真4 ひとことコーナーの感想 友達がリズムを合わせてくれたのでうれし かった 前回りがじょうずにできてうれしかった Aさんの手のつき方がじょうずだった Bさんの回り方をまねしてみたい CさんとDさんのいきが合っていたのです ごいと思った など 写真4 3 相互評価的な交流を育てる 活動2で自分の好きな場で活動した後 その場に集まった同士でペアをつくりお互いの動きを見せ 合う時間を 見て見てタイム として位置付け 相互評価的な交流を行った 子どもたちにとっては 初めての経験だったので 最初は 感想を言ってから観点に沿ってシールを貼る活動を取り入れてみ たが 子ともの感想と観点がかみ合わないことから 感想のみにしぼり誰から見てもらったのかが分 かるように顔シールを貼るようにした 友だちの動きをじっくり見たり 自分の動きを見てもらい一 言でも感想を聞いたりすることで お互いの動きのよいところやがんばりに気づくことができるよう になってきた 写真5 6 友だちとのかかわり合いや技能面に目を向けた感想を交流し合うことで 今後の相互評価につなが っていくだろうと考える 写真5 写真6