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Ⅰ 練 馬 区 の 産 業 全 般 を 取 り 巻 く 環 境 1. 練 馬 区 の 人 口 練 馬 区 の 人 口 は 平 成 26 年 9 月 1 日 時 点 で 714,216 人 を 数 え 東 京 都 区 部 では 世 田 谷 区 に 次 ぐ 第 二 位 の 人 口 規 模 となっている 人 口 の 推 移 は 増 加 傾 向 にあり 将 来 の 人 口 推 計 についても 減 少 傾 向 に 転 じている 自 治 体 が 多 い 中 練 馬 区 は 平 成 37 年 (2025 年 )まで 増 加 傾 向 であることが 予 測 されている 出 典 : 住 民 基 本 台 帳 ( 平 成 26 年 1 月 現 在 ) 出 典 : 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 人 口 ピラミッドの 推 移 西 暦 実 数 ( 人 ) 構 成 比 (%) 総 数 15 歳 未 満 15~64 歳 65 歳 以 上 15 歳 未 満 15~64 歳 65 歳 以 上 昭 和 55 年 564,156 118,509 407,489 37,276 21.0 72.3 6.6 昭 和 60 年 587,887 105,57 435,973 45,925 18.0 74.2 7.8 平 成 2 年 618,663 92,98 463,246 58,412 15.1 75.4 9.5 平 成 7 年 635,746 87,038 466,364 76,964 13.8 74.0 12.2 平 成 12 年 658,132 85,765 467,346 101,039 13.1 71.4 15.4 平 成 17 年 692,339 80,006 432,926 130,75 12.4 67.3 20.3 平 成 22 年 716,124 87,257 488,098 137,625 12.2 68.5 19.3 平 成 27 年 743,084 85,209 486,006 171,869 11.5 65.4 23.1 平 成 32 年 752,620 79,317 481,268 192,035 10.5 63.9 25.5 平 成 37 年 753,912 71,437 473,503 208,972 9.5 62.8 27.7 平 成 42 年 748,389 64,214 453,677 230,498 8.6 60.6 30.8 平 成 47 年 736,983 59,590 422,149 25,24 8.1 57.3 34.6 平 成 52 年 720,768 55,881 383,467 281,420 7.8 53.2 39.0 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 H47 H52 65 歳 以 上 15~64 歳 15 歳 未 満 総 数 1 ( 人 ) 800,000 700,000 600,000 500,000 400,000 300,000 200,000 100,000 0

昭 和 60 年 女 男 不 詳 10 歳 以 上 95~99 歳 90~94 歳 85~89 歳 80~84 歳 75~79 歳 70~74 歳 65~69 歳 60~64 歳 55~59 歳 50~54 歳 45~49 歳 40~44 歳 35~39 歳 30~34 歳 25~29 歳 20~24 歳 15~19 歳 10~14 歳 5~9 歳 0~4 歳 40,000 20,000 0 20,000 40,000 10 不 詳 10 歳 以 上 95~99 歳 90~94 歳 85~89 歳 80~84 歳 75~79 歳 70~74 歳 65~69 歳 60~64 歳 55~59 歳 50~54 歳 45~49 歳 40~44 歳 35~39 歳 30~34 歳 25~29 歳 20~24 歳 15~19 歳 10~14 歳 5~9 歳 0~4 歳 平 成 22 年 女 男 40,000 20,000 0 20,000 40,000 不 詳 10 歳 以 上 95~99 歳 90~94 歳 85~89 歳 80~84 歳 75~79 歳 70~74 歳 65~69 歳 60~64 歳 55~59 歳 50~54 歳 45~49 歳 40~44 歳 35~39 歳 30~34 歳 25~29 歳 20~24 歳 15~19 歳 10~14 歳 5~9 歳 0~4 歳 平 成 52 年 女 男 40,000 20,000 0 20,000 40,000 2

2. 産 業 構 造 平 成 24 年 度 経 済 センサス 活 動 調 査 結 果 では 練 馬 区 の 全 事 業 所 数 は 20,194 事 業 所 従 業 者 数 が 167,060 人 となっており 平 成 18 年 事 業 所 企 業 統 計 調 査 の 事 業 所 数 21,49 事 業 所 従 業 者 数 170,340 人 と 比 較 するとやや 減 少 しているが 医 療 福 祉 は 事 業 所 数 従 業 者 数 ともに 微 増 している 全 事 業 所 数 の 推 移 全 従 業 者 数 の 推 移 H18 H21 H24 対 H18 比 全 産 業 ( 公 務 を 除 く) 21,49 22,126 20,194 93.9% 製 造 業 1,164 1,160 926 79.6% 運 輸 業, 郵 便 業 1,369 1,123 887 64.8% 卸 売 業, 小 売 業 5,520 5,229 4,773 86.5% 医 療, 福 祉 1,789 1,865 1,869 104.5% H18 H21 H24 対 H18 比 全 産 業 ( 公 務 を 除 く) 170,340 184,150 167,060 98.1% 製 造 業 10,235 10,186 7,884 77.0% 運 輸 業, 郵 便 業 12,293 13,416 12,860 104.6% 卸 売 業, 小 売 業 42,140 40,648 39,130 92.9% 医 療, 福 祉 21,846 26,245 24,768 113.4% 出 典 : 平 成 18 年 事 業 所 企 業 統 計 調 査 平 成 21 年 経 済 センサス 平 成 24 年 経 済 センサス 練 馬 区 の 産 業 構 造 ( 業 種 別 構 成 比 )を 見 ると 卸 売 業 小 売 業 が 事 業 所 数 及 び 従 業 者 数 ともに 最 も 多 く 次 いで 事 業 所 数 では 建 設 業 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 が 続 いており 従 業 者 数 では 医 療 福 祉 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 が 続 いている 区 部 の 分 野 別 構 成 と 比 較 すると 建 設 業 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 医 療 福 祉 等 の 生 活 に 関 連 する 産 業 が 多 くなっている また 農 業 事 業 者 は 少 ない ものの 農 業 は 約 500 軒 の 農 家 が 区 内 で 営 農 している 練 馬 区 と 東 京 都 区 部 における 産 業 大 分 類 別 事 業 所 数 事 業 所 数 従 業 者 数 練 馬 区 ( 比 率 ) 区 部 ( 比 率 ) 練 馬 区 ( 比 率 ) 区 部 ( 比 率 ) 全 産 業 ( 公 務 を 除 く) 20,194 100.0% 100.0% 167,060 100.0% 100.0% 農 業, 林 業 20 0.1% 0.0% 147 0.1% 0.0% 漁 業 - - 0.0% - 0.0% 鉱 業, 採 石 業, 砂 利 採 取 業 - - 0.0% 0.0% 建 設 業 2,403 11.9% 6.0% 17,501 10.5% 5.3% 製 造 業 926 4.6% 8.5% 7,884 4.7% 7.4% 電 気 ガス 熱 供 給 水 道 業 10 0.0% 0.1% 402 0.2% 0.4% 情 報 通 信 業 379 1.9% 3.9% 3,163 1.9% 10.3% 運 輸 業, 郵 便 業 887 4.4% 2.9% 12,860 7.7% 5.4% 卸 売 業, 小 売 業 4,773 23.6% 24.8% 39,130 23.4% 22.5% 金 融 業, 保 険 業 248 1.2% 1.8% 3,776 2.3% 5.2% 不 動 産 業, 物 品 賃 貸 業 2,019 10.0% 9.4% 6,938 4.2% 4.1% 学 術 研 究, 専 門 技 術 サービス 業 872 4.3% 7.1% 4,260 2.5% 5.2% 宿 泊 業, 飲 食 サービス 業 2,250 11.1% 14.2% 17,808 10.7% 9.5% 生 活 関 連 サービス 業, 娯 楽 業 1,893 9.4% 6.9% 10,176 6.1% 3.8% 教 育, 学 習 支 援 業 754 3.7% 2.2% 8,450 5.1% 3.3% 医 療, 福 祉 1,869 9.3% 5.8% 24,768 14.8% 6.1% 複 合 サービス 事 業 68 0.3% 0.3% 663 0.4% 0.2% サービス 業 ( 他 に 分 類 されないもの) 823 4.1% 6.2% 9,134 5.5% 11.1% 出 典 : 平 成 24 年 度 経 済 センサス 練 馬 区 の 従 業 者 数 規 模 別 事 業 所 数 また 右 図 の 練 馬 区 の 従 業 者 数 規 模 別 事 業 所 数 から 従 業 者 規 模 が 小 さい 小 規 模 事 業 者 が 多 い 点 も 特 徴 となっている 3 出 典 : 平 成 24 年 度 経 済 センサス

3. 商 業 サービス 業 製 造 業 の 動 向 (1)サービス 業 の 全 体 像 区 内 事 業 所 の 産 業 別 構 成 では 卸 売 小 売 業 (23.6%) 宿 泊 業 飲 食 サービス 業 (11.1%) 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 (10.0%) 生 活 関 連 サービス 業 娯 楽 業 (9.4%) 医 療 福 祉 (9.3%)を 合 わせると 全 体 の 63.4%となり 区 民 の 日 常 生 活 に 関 連 した 産 業 が 過 半 を 占 めている (2) 卸 売 業 小 売 業 の 現 状 平 成 24 年 度 経 済 センサス 活 動 調 査 結 果 では 練 馬 区 の 卸 売 業 は 864 事 業 所 従 業 者 数 7,178 人 年 間 商 品 販 売 額 558,838 百 万 円 小 売 業 は 2,391 事 業 所 従 業 者 数 19,910 人 年 間 商 品 販 売 額 365,321 百 万 円 とな っている 下 表 の 通 り 練 馬 区 における 過 去 10 年 間 の 事 業 所 数 従 業 者 数 年 間 商 品 販 売 額 は 卸 売 業 の 年 間 商 品 販 売 額 を 除 いて 減 少 傾 向 にあり 対 14 年 の 比 率 は 東 京 都 及 び 区 部 より 下 回 るものが 多 くなっている 卸 売 業 の 年 間 商 品 販 売 額 における 対 14 年 の 比 率 は 東 京 都 及 び 区 部 を 上 回 り 平 成 24 年 は 平 成 19 年 より 減 少 したも のの 10 年 前 ( 平 成 14 年 )を 上 回 っている 卸 売 業 ( 左 ) 小 売 業 ( 右 )の 事 業 所 数 従 業 者 数 年 間 商 品 販 売 額 の 推 移 事 業 所 数 の 推 移 (H14=1.00) 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0.00 H14 H16 H19 H24 練 馬 区 1.00 1.01 0.83 0.67 区 部 1.00 0.99 0.81 0.62 東 京 都 1.00 0.99 0.82 0.63 従 業 者 数 の 推 移 (H14=1.00) 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0.00 H14 H16 H19 H24 練 馬 区 1.00 1.01 0.87 0.66 区 部 1.00 0.95 0.88 0.77 東 京 都 1.00 0.96 0.88 0.77 年 間 商 品 販 売 額 の 推 移 (H14=1.00) 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0.00 H14 H16 H19 H24 練 馬 区 1.00 1.09 1.14 1.04 区 部 1.00 1.00 1.03 0.84 東 京 都 1.00 1.00 1.03 0.84 事 業 所 数 の 推 移 (H14=1.00) 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0.00 H14 H16 H19 H24 練 馬 区 1.00 0.93 0.79 0.52 区 部 1.00 0.95 0.85 0.55 東 京 都 1.00 0.96 0.86 0.57 従 業 者 数 の 推 移 (H14=1.00) 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0.00 H14 H16 H19 H24 練 馬 区 1.00 0.96 0.89 0.65 区 部 1.00 0.99 0.95 0.71 東 京 都 1.00 0.99 0.96 0.72 年 間 商 品 販 売 額 の 推 移 (H14=1.00) 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0.00 H14 H16 H19 H24 練 馬 区 1.00 0.97 1.00 0.76 区 部 1.00 1.01 1.04 0.88 東 京 都 1.00 1.00 1.03 0.86 商 業 統 計 ( 平 成 14 年 ~19 年 ) 経 済 センサス( 平 成 24 年 ) 4

(3) 製 造 業 の 現 況 平 成 24 年 経 済 センサス 活 動 調 査 結 果 では 練 馬 区 の 製 造 業 は 926 事 業 所 従 業 者 数 7,884 人 となっている 下 表 の 通 り 練 馬 区 における 過 去 10 年 間 の 製 造 業 事 業 所 数 従 業 員 数 製 造 品 出 荷 額 等 付 加 価 値 額 はす べて 減 少 化 傾 向 にあるが 東 京 都 及 び 区 部 と 同 等 レベルの 減 少 率 である 事 業 所 数 従 業 者 数 製 造 品 等 出 荷 額 等 付 加 価 値 額 を 東 京 都 区 部 と 比 較 すると 14~16 位 に 位 置 付 けて いる 事 業 所 数 の 推 移 (4 人 以 上 ) 平 成 15 年 =1.00 従 業 者 数 の 推 移 (4 人 以 上 )( 単 位 : 人 ) 平 成 15 年 =1.00 製 造 品 出 荷 額 等 の 推 移 (4 人 以 上 ) 平 成 15 年 =1.00 付 加 価 値 額 の 推 移 (4 人 以 上 ) 平 成 15 年 =1.00 東 京 都 区 部 における 練 馬 の 工 業 (4 人 以 上 ) 順 位 事 業 所 数 従 業 者 数 製 造 品 出 荷 額 等 付 加 価 値 額 区 市 町 村 実 数 区 市 町 村 実 数 区 市 町 村 実 数 区 市 町 村 実 数 件 人 万 円 万 円 総 数 14,034 総 数 291,620 総 数 818,053,898 総 数 331,032,668 区 部 11,030 区 部 167,613 区 部 348,527,580 区 部 152,645,908 1 大 田 区 1,628 大 田 区 23,748 大 田 区 47,961,715 大 田 区 20,64,031 2 足 立 区 1,015 板 橋 区 17,811 板 橋 区 39,938,775 板 橋 区 15,058,237 3 墨 田 区 957 足 立 区 13,755 足 立 区 32,267,412 墨 田 区 14,871,583 4 江 戸 川 区 912 墨 田 区 13,104 江 東 区 29,07,058 足 立 区 13,345,026 5 葛 飾 区 908 新 宿 区 11,269 墨 田 区 27,065,315 江 東 区 12,182,766 6 板 橋 区 779 江 東 区 11,147 新 宿 区 23,776,896 北 区 11,176,739 7 江 東 区 664 江 戸 川 区 11,024 北 区 23,539,219 新 宿 区 8,928,068 8 荒 川 区 587 葛 飾 区 10,668 江 戸 川 区 22,090,848 江 戸 川 区 8,591,546 9 台 東 区 532 北 区 7,874 葛 飾 区 18,116,411 葛 飾 区 7,525,962 10 品 川 区 484 文 京 区 6,902 文 京 区 13,267,614 文 京 区 6,53,411 11 新 宿 区 361 荒 川 区 6,502 品 川 区 10,779,503 品 川 区 5,285,376 12 文 京 区 358 品 川 区 6,492 荒 川 区 9,593,302 荒 川 区 4,029,171 13 北 区 345 台 東 区 4,855 台 東 区 7,604,736 豊 島 区 3,715,957 14 練 馬 区 229 練 馬 区 3,454 豊 島 区 7,253,039 台 東 区 3,456,786 15 中 央 区 195 豊 島 区 3,296 練 馬 区 6,536,746 港 区 3,19,613 16 世 田 谷 区 182 中 央 区 2,678 港 区 6,469,200 練 馬 区 2,980,603 17 豊 島 区 182 目 黒 区 2,631 中 央 区 5,378,800 中 央 区 2,445,029 18 港 区 158 港 区 2,581 目 黒 区 4,889,777 目 黒 区 2,092,495 19 目 黒 区 154 世 田 谷 区 2,387 世 田 谷 区 4,067,633 千 代 田 区 2,049,734 20 千 代 田 区 120 千 代 田 区 1,939 千 代 田 区 3,740,420 世 田 谷 区 1,962,051 21 杉 並 区 112 渋 谷 区 1,189 渋 谷 区 1,946,124 渋 谷 区 939,631 22 中 野 区 102 杉 並 区 1,176 杉 並 区 1,728,769 杉 並 区 874,128 23 渋 谷 区 66 中 野 区 1,131 中 野 区 1,438,268 中 野 区 757,965 資 料 : 経 済 産 業 省 工 業 統 計 調 査 5

3. 地 域 地 目 別 土 地 面 積 の 推 移 練 馬 区 の 土 地 利 用 の 変 遷 を 見 ると 昭 和 27 年 時 は 畑 が 2,463.9ha と 全 土 地 面 積 の 65.7%を 占 めていたが その 後 急 速 に 減 少 し 平 成 24 年 には 231.3ha 7.4%まで 減 少 している 代 わって 住 宅 地 区 が 昭 和 27 年 768.2ha 20.5%から 継 続 的 に 増 加 していき 平 成 24 年 には 2,822.7ha 全 土 地 面 積 の 90.4%を 占 めている 総 数 宅 地 総 数 実 数 (ヘクタール) 昭 和 27 年 昭 和 37 年 昭 和 47 年 昭 和 57 年 平 成 4 年 平 成 14 年 平 成 24 年 3,747.5 3,472.0 3,481.0 3,394.3 3,231.6 3,153.2 3,123.8 770.1 1,093.4 2,255.5 2,611.8 2,684.2 2,774.5 2,829.0 商 業 地 区 1.9 23.6 90.6 87.0 90.0 4.3 6.3 工 業 地 区 - - - - - - - 住 宅 地 区 768.2 848.8 2,164.9 2,524.8 2,594.3 2,770.2 2,822.7 その 他 - 221.0 - - - - - 152.0 141.9 6.8 0.0 - - - 田 畑 山 林 原 野 池 沼 雑 種 地 総 数 宅 地 総 数 田 畑 2,463.9 1,956.4 902.9 639.0 452.6 306.3 231.3 283.5 207.3 96.1 34.5 15.2 7.1 4.2 2.9 3.1 0.4 - - - - 2.6 2.3 4.0 1.4 0.7 0.1-72.4 42.2 187.4 105.8 76.8 63.2 57.3 構 成 比 (%) 昭 和 27 年 昭 和 37 年 昭 和 47 年 昭 和 57 年 平 成 4 年 平 成 14 年 平 成 24 年 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 20.5 31.5 64.8 76.9 83.1 88.0 90.6 商 業 地 区 0.1 0.7 2.6 2.6 2.8 0.1 0.2 工 業 地 区 - - - - - - - 住 宅 地 区 20.5 24.4 62.2 74.4 80.3 87.9 90.4 その 他 - 6.4 - - - - - 4.1 4.1 0.2 0.0 - - - 山 林 原 野 池 沼 雑 種 地 65.7 56.3 25.9 18.8 14.0 9.7 7.4 7.6 6.0 2.8 1.0 0.5 0.2 0.1 0.1 0.1 0.0 - - - - 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0-1.9 1.2 5.4 3.1 2.4 2.0 1.8 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 昭 和 27 年 昭 和 37 年 昭 和 47 年 昭 和 57 年 平 成 4 年 平 成 14 年 平 成 24 年 雑 種 地 池 沼 原 野 山 林 畑 田 その 他 住 宅 地 区 工 業 地 区 商 業 地 区 東 京 都 統 計 年 鑑 ( 都 主 税 局 資 産 税 部 固 定 資 産 税 課 ) 6

Ⅱ 練 馬 区 の 中 小 企 業 の 景 況 ( 平 成 23 年 度 ~ 平 成 25 年 度 ) 1. 全 体 の 動 向 ~ 東 日 本 大 震 災 後 緩 やかに 回 復 基 調 ~ 平 成 23 年 3 月 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 の 影 響 を 受 け 23 年 4-6 月 期 は 全 産 業 とも 下 落 しているが その 後 回 復 基 調 に 転 じている 平 成 25 年 10-12 月 期 からは さらに 上 昇 率 が 高 くなっているが 平 成 26 年 4 月 以 降 は 消 費 税 増 税 等 により 下 降 している ~ 全 産 業 が 回 復 基 調 複 数 の 産 業 分 野 による 産 業 構 造 ~ 極 端 に 低 迷 している 産 業 分 野 がなく 多 様 な 産 業 分 野 が 練 馬 区 の 産 業 を 構 成 していることが 特 徴 としてうかがえる 区 内 業 種 別 業 況 DI ~ 原 材 料 仕 入 れ 価 格 の 高 騰 により 求 められる 生 産 事 業 サービスの 合 理 化 ~ 全 業 種 とも 原 材 料 価 格 及 び 仕 入 れ 価 格 等 はプラス 値 で 高 い 水 準 で 推 移 しており 景 気 回 復 ととも に 上 昇 している そのため 利 幅 の 縮 小 が 経 営 上 の 課 題 の 上 位 に 位 置 している 期 が 多 い 2. 業 種 別 動 向 (1) 製 造 業 ~ 業 種 による 差 異 が 大 きく 産 業 構 造 の 変 化 が 進 んでいる~ 製 造 業 全 体 でみると 緩 やかながら 回 復 基 調 にある 業 種 別 でみると 一 般 機 械 等 は 安 定 的 で こ れまで 都 市 型 産 業 を 牽 引 してきた 出 版 等 繊 維 工 業 等 が 低 迷 しており 練 馬 区 の 製 造 業 の 構 造 変 換 が 起 きつつあることがうかがえる 製 造 業 DI 製 造 業 分 野 別 業 況 DI 7

(2) 卸 売 小 売 業 ~ 衣 服 等 の 日 用 品 以 外 の 購 買 が 区 外 流 出 ~ 卸 売 業 及 び 小 売 業 ともに 東 日 本 大 震 災 後 業 況 売 上 高 収 益 が 落 ち 込 んだが アベノミクス 政 策 が 打 たれた 平 成 24 年 11 月 ごろから 緩 やかな 回 復 基 調 を 見 せている 小 売 業 の 業 種 別 を 見 ると 飲 食 料 品 は 平 成 26 年 4 月 以 降 消 費 税 増 税 等 により 下 降 している 一 方 飲 食 店 は 増 減 があるものの 増 加 基 調 である 卸 売 業 DI 小 売 業 DI 小 売 業 業 種 別 DI (3)サービス 業 建 設 業 ~ 好 況 な 建 設 業 やサービス 業 では 人 材 育 成 確 保 が 課 題 ~ 業 種 別 でみると サービス 業 及 び 建 設 業 が 好 況 である 事 業 者 アンケート 結 果 を 見 ると 双 方 ともに 重 点 経 営 施 策 に 人 材 の 確 保 が 上 位 に 挙 がっており 人 材 育 成 確 保 が 課 題 となっている サービス 業 の DI 建 設 業 のDI 8

Ⅲ 練 馬 区 の 商 店 街 および 個 店 の 現 状 と 課 題 1. 現 状 (1) 商 店 会 数 および 会 員 数 商 業 の 中 心 として 区 民 生 活 を 支 えてきた 商 店 街 においては 後 継 者 不 足 大 型 小 売 店 コンビニの 進 出 等 により 個 店 が 減 少 傾 向 となり 平 成 12 年 度 に 122 会 あった 商 店 会 数 が 平 成 26 年 7 月 1 日 現 在 には 104 会 ( 会 員 数 4,365 人 )に 減 少 している 区 内 商 店 会 ( 全 体 )の 内 訳 を 見 ると 不 動 産 サービス 業 の 割 合 が 大 きく 生 鮮 3 品 取 扱 店 の 割 合 が 小 さくなっている 生 鮮 3 品 を 扱 う 店 舗 は 平 成 24 年 度 149 店 舗 で 平 成 13 年 度 と 比 較 すると 225 店 舗 減 少 している 商 店 会 数 と 会 員 数 の 推 移 会 員 内 訳 ( 区 内 商 店 会 ) 150 100 50 4,735 4,707 4,650 4,549 4,423 4,365 111 110 110 109 107 104 5,000 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 0% 10% 20% 30% 生 鮮 品 店 生 鮮 品 店 生 鮮 品 店 魚 肉 青 果 0.6% 1.0% 1.2% その 他 飲 食 料 品 小 売 業 衣 服 身 の 回 り 品 小 売 業 8.3% 7.1% 0 H21 年 H22 年 商 店 会 数 ( 左 目 盛 ) 会 員 数 ( 右 目 盛 ) H23 年 H24 年 H25 年 H26 年 1,000 500 0 その 他 小 売 業 飲 食 店 不 動 産 サービス 業 16.1% 20.9% 27.2% 度 度 度 度 度 度 非 商 店 個 人 など 17.6% 練 馬 区 産 業 経 済 部 商 工 観 光 課 商 店 会 調 査 報 告 書 ( 平 成 26 年 7 月 1 日 現 在 ) (2) 商 店 街 を 担 う 人 材 不 足 区 内 商 店 を 取 り 巻 く 経 営 環 境 は 規 制 緩 和 による 大 型 小 売 店 等 の 進 出 や 販 売 形 態 の 多 様 化 などがもた らす 競 争 の 激 化 事 業 者 の 高 齢 化 や 後 継 者 不 足 など 厳 しい 状 況 下 におかれている 練 馬 区 商 店 街 実 態 調 査 (H22.3)によると 後 継 者 のいる 商 店 はほぼ 1/4 に 留 まり 人 材 不 足 は 深 刻 である 商 店 街 が 抱 えている 問 題 点 (%) 0 10 20 30 40 50 60 1 後 継 者 が 不 足 している 2スーパー 大 型 店 の 影 響 で 集 客 力 が 低 下 している 3 空 き 店 舗 が 増 加 している 4 商 店 街 に 集 客 の 核 となる 店 舗 がない( 弱 い) 5 経 営 力 の 弱 い 店 が 多 い 6 商 店 街 活 動 が 活 発 でない 7 駐 車 場 駐 輪 場 が 不 足 している 8 商 店 街 の 業 種 構 成 に 不 足 がある 9 来 街 者 の 高 齢 化 への 対 応 が 遅 れている 10 個 店 の 商 店 街 加 入 率 が 低 い 11その 他 ( 自 由 記 述 ) 6.7 5.3 5.3 12.0 14.7 21.3 17.3 30.7 46.7 48.0 58.7 9 平 成 25 年 度 東 京 都 商 店 街 実 態 調 査 報 告 書

(3) 空 き 店 舗 区 内 空 き 店 舗 は 5 年 前 と 比 較 すると 減 少 傾 向 にあるが 20 店 舗 を 超 える 空 き 店 舗 が 存 在 する H20 H21 H22 H23 H24 H25 商 店 街 空 き 店 舗 数 332 32 323 348 236 212 練 馬 区 産 業 経 済 部 商 工 観 光 課 商 店 会 調 査 報 告 書 ( 平 成 26 年 7 月 1 日 現 在 ) (4) 商 店 街 のイベント 効 果 区 のイベント 補 助 金 を 活 用 する 商 店 会 は 全 体 6 割 ~7 割 だが イベント 時 の 来 街 者 数 は 年 々 減 少 傾 向 である 2. 課 題 と 解 決 の 方 向 性 1 商 店 街 活 性 化 については 今 までの 商 店 会 単 位 での 支 援 では 効 果 が 限 定 的 である そのため やる 気 のある 人 材 個 店 への 支 援 にシフトし 強 み( 特 色 )があり 消 費 者 に 支 持 される 個 店 を 増 やし 結 果 として 商 店 会 の 活 性 化 につなげる 必 要 がある 2 商 店 街 を 担 う 人 材 不 足 高 齢 化 商 店 会 加 盟 店 の 減 少 に 伴 う 組 織 力 の 低 下 に 対 応 するため やる 気 のある 人 材 の 発 掘 新 たな 店 舗 の 誘 致 などの 取 組 を 行 う 必 要 がある 3 新 たに 出 店 を 希 望 する 創 業 者 と 空 き 店 舗 の 紹 介 機 能 を 高 め 空 き 店 舗 を 活 用 した 商 店 街 活 性 化 への 取 組 が 必 要 である 4イベント 等 で 商 店 会 へ 訪 れる 来 街 者 を 個 店 の 売 り 上 げにつなげる 仕 組 みが 必 要 である 5 大 規 模 な 再 開 発 や 道 路 整 備 事 業 に 併 せた 商 店 街 の 環 境 整 備 を 実 施 し 商 店 街 の 魅 力 や 集 客 力 を 高 め る 必 要 がある 6 商 店 街 の 各 地 域 にある 資 源 ( 特 色 )を 活 用 した 商 店 街 の 魅 力 づくりに 資 する 取 組 みを 推 奨 し 支 援 を 進 めていく 必 要 がある 10

Ⅳ 練 馬 区 のものづくり 産 業 の 現 状 と 課 題 1. 製 造 業 の 現 状 (1) 産 業 中 分 類 別 事 業 所 数 ( 練 馬 区 23 区 東 京 都 ) 繊 維 工 業 食 料 品 製 造 業 印 刷 同 関 連 業 等 の 都 心 部 をマーケットとした 都 市 型 製 造 業 が 比 較 的 多 く 立 地 している (2) 平 成 25 年 度 練 馬 のものづくり 産 業 調 査 から 見 た 特 性 1 事 業 の 特 性 11 出 所 : 平 成 24 年 度 経 済 センサス 活 動 調 査 業 種 別 では 材 料 部 品 ( 非 金 属 ) 電 機 電 子 一 般 精 密 機 械 等 の 機 械 製 造 関 連 で 黒 字 基 調 材 料 部 品 ( 金 属 ) 木 製 品 家 具 等 繊 維 身 の 回 り 品 紙 印 刷 で 赤 字 基 調 の 事 業 所 比 率 が 高 い 練 馬 区 % 23 区 東 京 都 練 馬 区 % 23 区 東 京 都 食 料 品 製 造 業 68 7.3% 4.2% 4.7% 鉄 鋼 業 8 0.9% 1.2% 1.1% 飲 料 たばこ 飼 料 製 造 業 1 0.1% 0.4% 0.4% 非 鉄 金 属 製 造 業 16 1.7% 1.4% 1.4% 繊 維 工 業 128 13.8% 8.0% 7.4% 金 属 製 品 製 造 業 62 6.7% 13.2% 12.8% 木 材 木 製 品 製 造 業 ( 家 具 を 除 く) 13 1.4% 1.0% 0.9%はん 用 機 械 器 具 製 造 業 24 2.6% 3.2% 3.2% 家 具 装 備 品 製 造 業 45 4.9% 2.7% 2.9% 生 産 用 機 械 器 具 製 造 業 37 4.0% 7.3% 7.8% パルプ 紙 紙 加 工 品 製 造 業 40 4.3% 3.8% 3.5% 業 務 用 機 械 器 具 製 造 業 46 5.0% 3.6% 4.0% 印 刷 同 関 連 業 142 15.3% 18.2% 16.6% 電 子 部 品 デバイス 電 子 回 路 製 造 業 19 2.1% 1.5% 2.4% 化 学 工 業 16 1.7% 2.1% 2.1% 電 気 機 械 器 具 製 造 業 52 5.6% 3.6% 4.4% 石 油 製 品 石 炭 製 品 製 造 業 - - 0.1% 0.1% 情 報 通 信 機 械 器 具 製 造 業 15 1.6% 1.0% 1.3% プラスチック 製 品 製 造 業 ( 別 掲 を 除 く) 53 5.7% 4.8% 4.8% 輸 送 用 機 械 器 具 製 造 業 16 1.7% 1.9% 2.2% ゴム 製 品 製 造 業 6 0.6% 1.8% 1.6%その 他 の 製 造 業 87 9.4% 7.9% 7.8% なめし 革 同 製 品 毛 皮 製 造 業 5 0.5% 4.6% 3.9% 製 造 業 内 格 付 不 能 12 1.3% 1.0% 1.0% 窯 業 土 石 製 品 製 造 業 15 1.6% 1.5% 1.6% 合 計 926 100.0% 100.0% 10.0% 47.0%の 事 業 所 が 自 社 製 品 を 製 造 し 品 質 信 頼 技 術 力 が 安 価 な 価 格 を 押 さえて 自 社 の 強 みとして 捉 えられており 多 くの 事 業 所 が 高 付 加 価 値 型 の 製 造 に 取 り 組 んでいる 51.3%が 事 業 所 を 住 居 と 併 設 しており 住 宅 地 でも 操 業 がしやすい 事 業 を 展 開 している ヒアリング 調 査 では 大 手 メーカーをリタイア 後 企 画 開 発 を 自 社 で 行 い ファブレス 型 ( 工 場 を 持 たず 製 造 は 外 部 委 託 して 企 画 開 発 販 売 だけを 自 社 で 手 掛 ける 製 造 )で 自 社 製 品 を 製 造 している 事 業 所 や 商 社 機 能 を 備 え 市 場 ニーズを 収 集 し ニーズにあった 製 品 を 企 画 して 複 数 社 で 製 造 するコーディネ ーター 企 業 の 事 例 が 見 られた 2 事 業 推 進 上 の 課 題 点 市 場 取 引 先 開 拓 が 主 要 課 題 となっているが 事 業 拡 大 を 志 向 している 事 業 所 は 新 しい 販 売 先 や 取 引 先 の 開 拓 (50.6%) 人 材 の 確 保 育 成 ( 41.6%)が 課 題 となっている 代 表 者 は 70 歳 以 上 が 35.5%を 占 め 東 京 都 の 中 小 企 業 ( 製 造 業 )と 比 較 しても 高 齢 化 が 進 んでおり 事 業 継 承 も 今 後 の 課 題 となる 3 事 業 発 展 に 向 けた 取 組 47.8%の 事 業 所 が 事 業 発 展 に 向 けた 取 組 を 実 施 し ており 今 後 の 取 組 意 向 も 有 している 生 産 工 程 の 効 率 化 (28.3%)や 技 術 開 発 や 新 製 品 開 発 (24.1%) 異 業 種 企 業 との 連 携 ( 商 業 者 や 農 業 者 との 連 携 等 ) (15.7%)や 製 造 企 業 間 との 連 事 業 推 進 上 の 問 題 点

携 ( 工 程 分 担 共 同 受 注 等 ) ( 19.4%)などの 事 業 所 間 の 連 携 環 境 マネジメントや 自 然 エネルギー の 導 入 などの 環 境 に 係 る 取 組 などに 関 心 が 持 たれている 2.パン 菓 子 製 造 業 の 現 状 (1) 事 業 所 の 特 性 区 内 事 業 所 は 140 件 ( 菓 子 小 売 業 ( 製 造 小 売 ) パン 小 売 業 ( 製 造 小 売 ) 平 成 24 年 度 経 済 センサス 個 人 事 業 が 67.1%を 占 め 直 近 3 年 間 の 売 上 高 の 変 化 は 減 少 が 72.9%と 厳 しい 主 な 顧 客 が 近 隣 地 域 (およそ 500m 以 内 ) が 70.0%を 占 めており 区 内 を 商 圏 とする 事 業 所 が8 割 を 占 めている (2) 今 後 の 展 開 スーパーやコンビニでは 手 ごろな 値 段 で 良 質 な 商 品 が 充 実 してきており それらの 商 品 との 差 別 化 が 必 要 となっている 競 争 環 境 に 対 応 するため 特 徴 ある 商 品 づくり (58.6%)や こだわりの 素 材 材 料 の 利 用 (40.0%)が 志 向 されている ヒアリング 調 査 を 通 じて 地 域 の 農 業 事 業 者 ( 農 家 )がつくる 農 産 物 を 活 用 した 特 徴 ある 商 品 づくり への 関 心 の 声 が 聞 かれた 3. 情 報 関 連 業 の 現 状 (1) 事 業 所 の 特 性 区 内 事 業 所 は 180 件 ( 情 報 サービス 業 及 び インターネット 付 随 サービス 業 平 成 24 年 度 経 済 センサス) 年 間 売 上 高 が 5,000 万 円 未 満 の 事 業 所 が 約 6 割 従 業 者 数 9 人 以 下 の 事 業 所 が 約 9 割 と 全 体 的 に 小 規 模 な 事 業 所 が 多 く 住 居 と 併 用 しているところが 約 半 数 を 占 めている 主 要 な 取 引 先 及 び 外 注 先 の 地 域 は その 他 東 京 都 区 内 が 最 も 多 い 情 報 関 連 業 が 集 積 する 港 区 千 代 田 区 渋 谷 区 等 の 都 心 部 での 賃 貸 相 場 と 比 較 すると 練 馬 区 は 安 価 に 事 業 スペースが 確 保 できる 点 がメリットである 一 方 で 取 引 先 と 離 れている 人 材 が 確 保 しにくい といった 点 が 課 題 とな っている (2) 今 後 の 展 開 自 宅 での 開 業 がしやすく 通 信 技 術 の 発 達 による 自 宅 でのビジネス 環 境 の 向 上 が 予 測 されることから 今 後 女 性 やリタイア 層 を 含 む 創 業 者 の 増 加 が 期 待 される 分 野 となる 小 規 模 事 業 者 が 多 いことから 関 連 事 業 者 との 連 携 による 受 注 開 拓 も 関 心 が 持 たれている 4. 練 馬 区 の 特 徴 ある 産 業 練 馬 区 では 技 術 技 法 を 有 した 多 くの 伝 統 工 芸 職 人 や 漬 物 等 の 地 場 産 業 事 業 者 がおり 練 馬 区 の 特 徴 ある 産 業 として 根 付 いている 5. 練 馬 区 のものづくり 産 業 の 課 題 1 小 規 模 な 事 業 所 における 経 営 の 安 定 化 2 円 滑 な 事 業 継 承 と 新 産 業 の 振 興 3 住 宅 と 共 存 する 高 付 加 価 値 型 ビジネスモデルの 構 築 4 住 宅 で 開 業 できる 新 規 ビジネス 支 援 ( 高 齢 者 や 女 性 によるビジネス 支 援 産 官 学 金 の 連 携 に よる 支 援 体 制 の 構 築 ) 5 人 材 の 確 保 育 成 支 援 6 新 製 品 開 発 市 場 開 拓 に 向 けた 事 業 者 間 の 連 携 促 進 7 伝 統 工 芸 や 漬 物 などの 地 域 産 品 等 と 観 光 との 連 携 促 進 12

Ⅴ 練 馬 区 の 農 業 の 現 状 と 課 題 1. 現 状 (1) 都 市 型 農 業 経 営 の 展 開 ( 農 業 経 営 の 安 定 化 ) 9 割 が 販 売 農 家 であり 農 業 収 入 額 も500 万 円 以 上 の 農 家 が15%を 超 えるなど 販 売 に 熱 心 な 農 家 もいる 農 産 物 の 販 売 形 態 は 市 場 出 荷 (22%)よりも 自 宅 販 売 無 人 販 売 (62%)やJA 東 京 あおばの 共 同 直 売 所 (25%)など 直 販 率 が 高 くなっており 都 市 近 郊 型 農 業 として 付 加 価 値 の 高 い 農 業 を 手 がけて いる 区 内 農 家 数 は 年 々 減 少 しており 61 歳 以 上 の 農 業 者 が 全 体 の6 割 弱 を 占 めるなど 高 齢 化 が 進 んでい る 農 産 物 生 産 面 積 は 野 菜 が 半 分 を 占 めており 上 位 から キャベツ ブロッコリー 大 根 となっている が それぞれ 減 少 傾 向 であり 特 にキャベツの 減 少 が 目 立 っている 平 成 15 年 度 平 成 20 年 度 平 成 25 年 度 農 家 戸 数 ( 戸 ) 620 535 480 指 数 ; 平 成 15 年 度 =100 100 86 77 販 売 農 家 ( 戸 ) 571 497 435 農 業 従 事 者 数 ( 人 ) 1,391 1,159 1,014 うち 61 歳 以 上 739(53%) 635(55%) 593(58%) 農 業 収 入 額 100 万 円 未 満 ( 戸 ) 335 301 265(55%) 100~500 万 円 未 満 ( 戸 ) 221 176 153(32%) 500 万 円 以 上 ( 戸 ) 64 58 62(13%) 農 産 物 販 売 形 態 : 市 場 出 荷 ( 戸 ) 248 178 106(22%) 自 宅 販 売 無 人 販 売 ( 戸 ) 363 324 299(62%) 共 同 直 売 所 ( 朝 市 等 )( 戸 ) 113 114 118(25%) スーパー 量 販 店 等 ( 戸 ) 32 37 39(8%) 農 産 物 生 産 面 積 :キャベツ(a) 9,112 5,243 2,890 ブロッコリー(a) 1,958 1,886 1,203 大 根 (a) 1,416 1,327 1,019 農 業 経 営 実 態 調 査 による 調 査 結 果 ( 各 年 8 月 1 日 に 実 施 ) (2) 農 とふれあう 機 会 の 提 供 区 民 農 園 市 民 農 園 農 業 体 験 農 園 など 区 民 が 農 に 親 しむ 場 の 人 気 が 高 くなっているが 農 業 体 験 農 園 以 外 は 減 少 傾 向 である また 平 成 19 年 に8 園 が 開 園 したブルーベリーの 摘 み 取 り 農 園 は 平 成 26 年 には 約 30 園 まで 増 加 している 平 成 15 年 度 平 成 20 年 度 平 成 25 年 度 区 民 農 園 ( 園 / 区 画 ) 23/2,406 23/2,188 23/1,954 市 民 農 園 ( 園 / 区 画 ) 9/426 6/294 6/285 農 業 体 験 農 園 ( 園 / 区 画 ) 8/919 13/1,427 16/1,735 区 民 農 園 等 の 数 字 : 各 年 4 月 1 日 時 点 の 数 値 (3) 都 市 農 地 の 保 全 区 内 の 農 地 面 積 は 区 部 では1 番 目 都 内 でも4 番 目 の 規 模 となっているが 宅 地 化 農 地 を 中 心 に 年 々 減 少 している 13

平 成 15~25 年 平 成 4 年 平 成 15 年 平 成 25 年 増 減 数 増 減 率 農 地 面 積 計 (ha) 488. 4 306. 1 230. 4-75.7-24.7 % 生 産 緑 地 地 区 (ha) 242. 4 223. 1 192. 6-30.5-13.7 % 宅 地 化 農 地 (ha) 246. 0 83.0 37.8-45.2-54.4 % 生 産 緑 地 比 率 49.6 % 72.9 % 83.6 % 10.7 % - 農 地 面 積 : 各 年 1 月 1 日 現 在 の 課 税 面 積 に 基 づく 数 値 生 産 緑 地 : 各 年 の 都 市 計 画 の 公 示 に 基 づく 数 値 宅 地 化 農 地 : 市 街 化 区 域 内 農 地 面 積 - 生 産 緑 地 2. 農 業 者 と 区 民 の 意 向 (1) 農 業 者 の 意 向 ( 平 成 26 年 度 練 馬 区 農 業 者 意 向 調 査 ) 今 後 の 担 い 手 について 農 業 に 従 事 する 後 継 者 がいる 農 家 は 全 体 の5 割 弱 となっており 後 継 者 に 見 通 しがたたない 農 家 も 多 い 状 況 である 一 方 農 作 業 ヘルパーや 援 農 ボランティアの 活 用 を 当 てにし ている 農 家 は1 割 強 と 必 ずしも 多 くはない 今 後 の 農 業 経 営 について 拡 大 が 約 5% 現 状 維 持 が 約 47% 縮 小 が 約 21% 継 続 困 難 が 約 25%と なっている 今 後 の 農 業 者 の 取 組 としては 省 力 型 農 業 ( 約 22%)の 意 向 が 多 い 一 方 で 有 機 減 農 薬 栽 培 ( 約 19%) 施 設 栽 培 による 少 量 多 品 種 高 収 益 の 農 業 ( 約 14%)などの 意 欲 的 な 意 向 も 見 られる (2) 練 馬 区 の 農 業 に 対 する 区 民 の 意 向 ( 平 成 26 年 6 月 区 民 モニター 調 査 ) 練 馬 産 の 農 産 物 に 対 する 区 民 の 認 知 度 は9 割 強 で 6 割 半 ばが 実 際 に 購 入 したことがある 状 況 である 今 後 は スーパー 等 の 量 販 店 で 販 売 してほしい 意 向 が 高 くなっている 9 割 弱 の 区 民 が 農 とのふれあいに 関 心 を 持 っており その 内 容 としては 観 光 農 園 での 果 物 の 摘 み 取 り が6 割 弱 と 最 も 多 い 状 況 となっている 都 市 農 地 が 有 する みどりの 保 全 やヒートアイランド 現 象 の 緩 和 教 育 等 の 多 面 的 機 能 についての 理 解 が 高 い 状 況 であり また 東 日 本 大 震 災 の 発 生 を 受 け 都 市 農 地 の 持 つオープンスペースとしての 防 災 機 能 についても 改 めて 評 価 されている 区 の 農 業 振 興 施 策 として 必 要 なものは 上 位 から 安 全 安 心 で 鮮 度 の 高 い 農 産 物 供 給 の 仕 組 みづく り( 約 50%) 練 馬 産 の 農 産 物 が 購 入 できる 場 所 機 会 の 充 実 ( 約 43%) 学 校 給 食 などでの 練 馬 産 農 産 物 の 活 用 ( 約 35%) 区 民 農 園 や 農 業 体 験 農 園 など 農 作 業 が 体 験 できる 機 会 の 充 実 ( 約 33%) 農 業 に 係 る 人 材 ( 支 え 手 後 継 者 )の 育 成 ( 約 31%)となっている 3. 課 題 1 魅 力 ある 都 市 農 業 を 展 開 するため 意 欲 ある 農 業 者 に 対 する 支 援 の 強 化 2 担 い 手 の 高 齢 化 や 後 継 者 不 足 に 対 応 するため 農 業 の 支 え 手 の 育 成 と 活 用 の 仕 組 み 構 築 3 一 層 の 地 産 地 消 と 都 市 農 業 振 興 を 図 るため 区 内 産 農 産 物 の 身 近 な 購 入 機 会 を 充 実 4 区 民 ニーズへの 対 応 と 農 地 保 全 活 用 のために 農 業 を 体 験 する 場 の 拡 大 充 実 5 継 続 的 な 都 市 農 地 の 保 全 のための 生 産 緑 地 制 度 等 の 制 度 改 善 に 向 けた 取 組 強 化 6 都 市 農 地 農 業 の 持 つ 多 面 的 機 能 を 発 揮 するための 取 組 強 化 ( 食 育 機 能 防 災 機 能 など) 7 都 市 農 業 の 存 在 価 値 や 利 用 価 値 を 高 める 他 分 野 との 連 携 強 化 ( 商 工 観 光 健 康 福 祉 等 ) 14

Ⅵ 練 馬 区 のアニメ 制 作 業 の 現 状 と 課 題 1.アニメ 制 作 業 を 取 り 巻 く 環 境 アニメ 産 業 レポート 2014 ( 一 般 社 団 法 人 日 本 動 画 協 会 )によると 日 本 のアニメ 産 業 市 場 ( 広 義 )の 2013 年 の 合 計 は 1 兆 4,913 億 円 に 達 し 前 年 比 で 8.7% 増 加 となった 特 に スマートフォンの 普 及 に より アニメ 配 信 が 急 伸 している 狭 義 のアニメ 産 業 市 場 (アニメ 制 作 現 場 の 売 上 を 中 心 とした 市 場 )の 2013 年 の 合 計 は 1,834 億 円 であ り 前 年 比 11.6%の 増 加 となった 練 馬 区 内 のアニ メ 企 業 の 多 くは 狭 義 のアニメ 産 業 市 場 を 担 ってい る ( 億 円 ) 350 300 250 200 150 100 50 0 2 10 18 アニメ 配 信 市 場 の 動 向 41 84 98 102 123 149 160 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 出 所 : アニメ 産 業 レポート2013 ( 一 般 社 団 法 人 日 本 動 画 協 会 ) アニメ 制 作 会 社 の 集 積 状 況 297 2.アニメ 制 作 会 社 の 集 積 アニメ 制 作 業 は 練 馬 区 杉 並 区 を 中 心 に 西 武 池 袋 線 中 央 線 沿 線 に 集 積 を 形 成 しており 日 本 動 画 協 会 の 調 査 では 練 馬 区 内 に 79 件 のアニメ 制 作 会 社 が 把 握 されている 出 所 : アニメ 産 業 レポート2011 ( 一 般 社 団 法 人 日 本 動 画 協 会 ) 3. 平 成 25 年 度 練 馬 のものづくり 産 業 調 査 から 見 たアニ メ 制 作 業 の 現 況 有 効 回 答 数 45 件 直 近 3 年 間 における 売 上 高 の 変 化 (1) 経 営 状 況 直 近 3 年 間 の 売 上 高 の 変 化 は 増 加 が 33.3%で 横 ばい (28.9%) 減 少 (28.9%)をやや 上 回 っている 収 支 状 況 は 赤 字 基 調 が 35.6% 収 支 均 衡 が 33.3% 黒 字 基 調 が 22.2%と 赤 字 基 調 が 黒 字 基 調 を 上 回 ってい る (2) 同 業 者 の 集 積 を 評 価 望 まれる 集 積 を 活 かした 情 報 発 信 同 業 者 が 多 い (44.4%) 同 業 者 と の 連 直 近 3 年 間 における 収 支 状 況 の 変 化 携 が 図 り や す い ( 42.2%)といったアニメ 制 作 業 の 集 積 が 評 価 されている 集 積 内 で の 受 発 注 や 事 業 者 間 連 携 情 報 収 集 等 の 集 積 メリットを 活 かした 事 業 展 開 を 図 ってい くとともに 集 積 が 有 する 情 報 発 信 力 を 活 用 した 情 報 発 信 が 期 待 されている 15

(3) 事 業 推 進 上 の 課 題 点 ( 人 材 不 足 ) 経 営 力 の 強 化 や 運 転 資 金 の 調 達 に 次 いで 人 材 育 成 が 課 題 となっている 即 戦 力 となるアニメーター 人 材 が 求 められているが 現 状 ではアニメの 専 門 学 校 の 卒 業 生 でも 職 場 での 再 教 育 が 必 要 とされてお り 小 規 模 な 制 作 会 社 では 人 材 育 成 が 負 担 になっている また 経 営 者 もアニメーター 出 身 者 が 多 い ことなどから 経 営 に 関 わる 人 材 も 必 要 とされている (4) 今 後 の 展 開 35.6%が 事 業 の 拡 大 を 志 向 し ている アニメ 制 作 業 では 受 注 工 程 の 増 加 (24.4%)や 自 社 によるオ リジナル 作 品 の 制 作 (22.2%)に 取 り 組 み 競 争 力 を 形 成 していく ことが 志 向 されている また 事 業 分 野 では 3DCG アニメ 作 品 (28.9%)や スマホ 携 帯 用 コ ンテンツ (28.9%)への 参 入 が 志 向 されている 今 後 強 化 もしくは 事 業 参 入 していく 予 定 の 業 務 (n=45ma) 0% 10% 20% 30% 3DCGアニメ 作 品 28.9% アニメ 原 作 の 映 画 テレビCM 用 の 作 品 8.9% 11.1% 出 版 物 2.2% DVD 等 のパッケージ 製 品 キャラクターグッズ 関 連 商 品 ゲームソフト ソーシャルゲーム 8.9% 11.1% 11.1% 13.3% PCアプリケーションソフト ホームページ 制 作 4.4% 4.4% スマホ 携 帯 用 コンテンツ 28.9% カーナビ 0.0% パチンコ 15.6% その 他 4.4% 出 所 : 平 成 25 年 度 練 馬 のものづくり 産 業 調 査 (5) 今 後 の 立 地 の 方 向 性 現 状 維 持 が 66.7%を 占 めている 現 状 維 持 に 区 内 で 移 転 (4.4%) 区 内 で 事 業 所 スペース の 拡 張 (8.9%) 区 内 事 業 所 を 維 持 しながら 区 外 に 拡 張 (2.2%)を 合 わせた 82.2%が 区 内 で 立 地 を 継 続 する 予 定 である 練 馬 区 で 事 業 スペースを 確 保 するコストが 高 く 事 業 や 組 織 拡 大 を 志 向 している 事 業 所 が 区 外 へ 移 転 していく 可 能 性 がある 4. 練 馬 区 のアニメの 主 な 課 題 と 方 向 性 1アニメ 事 業 者 は 賃 料 の 安 い 地 域 への 移 転 や 海 外 への 発 注 を 増 やす 傾 向 にあることから 区 内 に 事 業 者 や 起 業 者 が 集 まるための 支 援 やアニメ 制 作 を 支 える 人 材 の 育 成 確 保 を 支 援 する 取 組 が 必 要 であ る 2 練 馬 区 の 特 色 であるアニメ 産 業 文 化 を 理 解 してもらうため 事 業 者 や 人 材 が 集 まる 強 みを 活 かし アニメ 制 作 を 体 験 できる 仕 組 みやイベントを 充 実 する 必 要 がある 16

Ⅶ 練 馬 区 の 観 光 の 現 状 と 課 題 1. 練 馬 区 の 観 光 事 業 の 考 え 方 特 別 に 有 名 な 観 光 資 源 のない 住 宅 都 市 である 練 馬 区 は 地 域 にある 資 源 を 磨 き 新 たに 創 り 出 すこと により 練 馬 区 の 魅 力 として 発 信 することで まちへの 来 街 者 を 増 やし 地 域 経 済 への 波 及 を 図 るとと もに 区 民 の 地 域 への 愛 着 を 高 めることを 目 的 とする 都 市 型 の 観 光 施 策 を 志 向 している 2. 主 な 事 業 1 まち 歩 き 観 光 事 業 ねりまのねり 歩 き の 現 状 ( 実 施 状 況 ) 区 民 ボランティアが まち 歩 きガイド となって 自 分 達 で 作 り 上 げた 観 光 コースを 案 内 するイベン トとして 平 成 21 年 春 から 実 施 されており 春 と 秋 の 恒 例 イベントとして 定 着 している ( 事 務 局 : 練 馬 区 観 光 協 会 ) ガイドによる 団 体 ねり 歩 きガイドの 会 が 平 成 26 年 に 設 立 され 今 後 は ガイドの 技 術 や 知 識 の 向 上 勉 強 会 などが 行 われていく 予 定 である 平 成 21 年 秋 実 施 の 13 コース コース 数 実 施 回 数 参 加 人 数 H21 年 春 全 8コース 23 回 198 名 秋 全 13コース 24 回 241 名 H23 年 秋 全 4コース 16 回 197 名 H24 年 春 全 7コース 11 回 142 名 秋 全 5コース 18 回 200 名 H25 年 春 全 6コース 20 回 192 名 秋 全 9コース 23 回 259 名 H26 年 春 全 8コース 21 回 233 名 ( 参 加 者 意 向 ) 平 成 26 年 春 の 参 加 者 アンケートの 結 果 ( 回 答 者 数 167 件 )によると 次 回 参 加 意 向 のうち とても 参 加 したい が 約 3 分 の 2 を 占 め 高 い 満 足 度 を 示 し ている 出 所 : 練 馬 区 観 光 協 会 会 報 第 8 号 3. 主 な 事 業 2 ねりコレ 事 業 練 馬 区 にちなんだ 商 品 を 認 定 し 当 該 商 品 および 練 馬 区 の 魅 力 を 区 内 外 へ 発 信 する 平 成 25 年 度 新 規 認 定 11 商 品 ( 合 計 102 商 品 ) 4. 主 な 事 業 3 エリアガイドマップの 作 成 区 民 が 気 軽 に 区 内 を 探 訪 することができるマップを 作 成 している まち 歩 き 観 光 まっぷ お 花 見 散 歩 まっぷ 17

5. 区 内 の 観 光 資 源 の 現 状 区 立 施 設 各 区 立 施 設 では それぞれの 設 置 目 的 に 基 づき 各 種 事 業 を 実 施 し 区 ににぎわいをあ たえている 主 な 観 光 スポットの 来 場 者 数 でみると 練 馬 文 化 センター が 最 も 多 く 次 いで 平 成 22 年 3 月 に 開 館 した 石 神 井 公 園 ふるさと 文 化 館 となっている イベント 毎 年 4 月 に 石 神 井 公 園 とその 周 辺 で 開 催 する 照 姫 まつり や 毎 年 10 月 に 開 催 する 練 馬 まつり は 区 内 最 大 級 のお 祭 りとなっている なお 平 成 26 年 度 は 練 馬 まつり は 会 場 を と しまえん に 移 し 開 催 した その 他 練 馬 まつり と 同 時 に 練 馬 駅 周 辺 で 開 催 する アニメカーニバ ル など 様 々なイベントを 実 施 している 情 報 発 信 拠 点 区 の 観 光 情 報 を 発 信 する 拠 点 として 平 成 26 年 4 月 に 開 館 した 区 民 産 業 プラザ 内 に 産 業 観 光 情 報 コーナー を 設 置 し 区 内 の 観 光 情 報 の 発 信 や 練 馬 にちなんだ 商 品 ねりコレ を 販 売 している 図 主 なまち 歩 き 観 光 スポットの 来 場 者 数 の 推 移 ( 主 な 区 立 施 設 イベント) 観 光 施 設 1 公 園 等 文 化 歴 史 観 光 案 内 所 ( 練 馬 区 観 光 協 会 ) H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 41,460 人 80,015 人 74,926 人 70,398 人 64,556 人 63,654 人 59,211 人 向 山 庭 園 ( 貸 室 ) 16,200 人 18,509 人 19,013 人 17,336 人 13,071 人 3 向 山 庭 園 ( 庭 園 見 学 ) 6,297 人 6,652 人 6,693 人 7,560 人 休 館 休 館 休 館 14,974 人 4 5 6 主 な 観 光 スポット 合 計 22,497 人 25,161 人 25,706 人 24,896 人 28,045 人 花 と 緑 の 相 談 所 ( 花 と 緑 の 相 談 所 ) 牧 野 記 念 庭 園 ( 花 と 緑 の 相 談 所 ) 練 馬 文 化 センター( 大 小 ホール) ( 練 馬 区 文 化 振 興 協 会 ) 29,999 人 30,323 人 25,992 人 16,834 人 14,524 人 - - - 20,980 人 20,715 人 14,482 人 3,227 人 15,324 人 23,096 人 16,947 人 20,116 人 342,407 人 375,689 人 303,514 人 347,114 人 466,574 人 360,552 人 493,143 人 501,546 人 7 ふるさと 文 化 館 215,852 人 197,552 人 206,435 人 195,296 人 8 練 馬 美 術 館 76,119 人 68,139 人 93,591 人 66,929 人 73,223 人 99,412 人 89,663 人 99,521 人 イベント 10 11 12 練 馬 まつり ( 練 馬 まつり 実 行 委 員 会 ) 照 姫 まつり ( 照 姫 まつり 実 行 委 員 会 ) アニメカーニバル ( 実 施 結 果 ) 153,000 人 181,00 人 157,000 人 155,000 人 156,00 人 150,00 人 165,000 人 途 中 中 止 95,000 人 120,00 人 120,000 人 112,000 人 120,00 人 125,00 人 120,000 人 125,000 人 8,00 人 21,314 人 19,518 人 18,00 人 15,00 人 16,000 人 17,000 人 合 計 740,002 人 870,487 人 841,614 人 820,444 人 1,149,895 人 1,035,168 人 1,170,842 人 1,045,735 人 注 )ふるさと 文 化 館 は 平 成 22 年 度 から 向 山 庭 園 は 平 成 22 年 度 ~24 年 度 は 休 館 アニメカーニバルは 平 成 19 年 度 から 出 所 ) 練 馬 区 観 光 協 会 6. 練 馬 区 の 観 光 の 課 題 1 観 光 コンセプト 目 的 の 検 証 2 実 施 体 制 の 再 整 備 庁 内 の 連 携 3 民 間 区 民 の 活 用 方 法 検 証 18