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Transcription:

一 般 社 団 法 人 アスリートケア News Letter Vol.46 2012 年 10 月 発 行 事 務 局 : 大 阪 保 健 医 療 大 学 保 健 医 療 学 部 リハビリテーション 学 科 内 発 行 責 任 者 : 小 柳 磨 毅 530-0043 大 阪 市 北 区 天 満 1 丁 目 9 番 27 号 TEL:090-2386-5352( 研 究 会 専 用 ) FAX:06-6352-5995( 大 阪 保 健 医 療 大 ) 第 94 回 全 国 高 等 学 校 野 球 選 手 権 大 会 メディカルサポート 報 告 関 西 医 科 専 門 学 校 松 本 剛 はじめに 第 94 回 全 国 高 等 学 校 野 球 選 手 権 大 会 が 阪 神 甲 子 園 球 場 にて 開 催 されました 連 日 の 猛 暑 の 中 熱 戦 は 行 われ 決 勝 戦 では 大 阪 代 表 の 大 阪 桐 蔭 高 校 と 青 森 代 表 の 光 星 学 院 という 大 会 史 上 初 となる 春 の 選 抜 大 会 と 同 じ 組 み 合 わせとなり ました 結 果 大 阪 桐 蔭 高 校 の 史 上 7 校 目 とな る 春 夏 連 覇 というかたちで 大 会 は 幕 を 閉 じまし た 今 大 会 も 主 催 者 の 要 請 を 受 け 当 法 人 にてメ ディカルサポート( 大 会 前 検 診 及 び 大 会 中 メデ ィカルサポート)を 実 施 しましたのでここに 報 告 させて 頂 きます た 選 手 自 身 が 行 えるストレッチや 肩 関 節 周 囲 のトレーニングを 指 導 し 高 校 野 球 の 障 害 予 防 とセルフケアの 重 要 性 を 視 野 に 入 れ 指 導 を 行 い ました また 熱 中 症 アンケートを 行 い 大 会 前 に 症 状 が 認 められた 選 手 をピックアップしまし た この 結 果 を 活 かし 既 往 歴 のある 選 手 に 対 し ては 大 会 中 に 水 分 補 給 を 促 すなど 熱 中 症 予 防 の 指 導 を 行 いました 大 会 中 検 診 準 々 決 勝 準 決 勝 の 試 合 後 に 医 師 による 診 察 が 行 われました 対 象 投 手 は 連 投 連 戦 が 続 く 中 で 肩 関 節 肘 関 節 に 軽 度 の 炎 症 は 認 められ 投 手 検 診 大 会 前 検 診 大 会 前 投 手 検 診 は 平 成 24 年 8 月 2 日 ~5 日 の4 日 間 で 行 われました 対 象 者 は 本 大 会 に 投 手 登 録 された 選 手 133 名 でした 検 診 内 容 は 医 師 によ る 診 察 理 学 療 法 士 による 関 節 可 動 域 測 定 ( 肩 肘 前 腕 7 項 目 )とストレッチ 指 導 を 行 いました( 表 1) また 医 師 の 診 察 の 結 果 をも とに 必 要 なコンディショニングを 実 施 しまし 表 1 大 会 前 投 手 検 診 可 動 域 平 均 値 投 球 側 非 投 球 側 shoulder 2nd ER 130.3 124.4 2nd IR 43.0 56.1 elbow flex 144.5 150.4 ext -1.4 6.0 forearm pronation 83.4 85.0 supination 91.3 95.0 3rd IR 21.5cm 17.8cm 単 位 ( );3rd IRを 除 く - 1 -

たものの 投 球 禁 止 となる 選 手 はいませんでし た 診 察 の 結 果 と 投 手 の 疲 労 部 位 にあわせて 理 学 療 法 士 がストレッチをおこないました 表 2 受 傷 機 転 と 処 置 内 容 受 傷 機 転 死 球 54 慢 性 障 害 42 守 備 中 12 自 打 球 11 交 錯 8 走 塁 中 7 熱 中 症 7 処 置 内 容 アイシング 81 テーピング 45 創 処 置 15 水 分 補 給 7 ストレッチ 4 クーリング 2 その 他 4 や 捻 挫 に 対 する 処 置 がありました 試 合 後 処 置 (74 件 )は 処 置 件 数 の 中 でも 一 番 多 く 死 球 に よる 打 撲 に 対 する 冷 却 と 圧 迫 処 置 交 錯 による 傷 に 対 する 創 処 置 が 多 いという 結 果 でした 熱 中 症 症 状 (7 件 )は 例 年 より 減 少 していまし た 理 由 としては 試 合 前 試 合 中 のスポーツ ドリンクや 水 分 の 摂 取 を 促 したこと 選 手 個 人 の 意 識 が 高 まってきたことや 学 校 単 位 での 管 理 が 広 く 行 き 届 くようになったことが 要 因 と 思 わ れます おわりに 今 大 会 も 大 会 開 始 時 間 が 早 まる 中 会 員 の 皆 様 のご 協 力 により 無 事 メディカルサポート 業 務 を 遂 行 することができました 例 年 猛 暑 の 中 で 連 戦 が 行 われる 大 会 で ここ 数 年 熱 中 症 症 状 や 疲 労 回 復 のためコンディショ ニング 等 が 多 くありましたが 今 大 会 は 熱 中 症 症 状 大 会 中 コンディショニングの 件 数 が 大 幅 に 減 少 する 結 果 でした これらの 結 果 が 得 られ たのは 長 年 のメディカルサポートによる 啓 発 活 動 が 実 を 結 んだものだと 思 われます 今 後 大 会 中 メディカルサポート 大 会 中 のサポート 参 加 スタッフ 人 数 はのべ160 名 で 1 日 10 名 体 制 で 臨 みました メディカル サポート 件 数 は146 件 コンディショニングの 件 数 が 今 年 度 は0 件 ( 昨 年 4 件 )という 結 果 で した 受 傷 部 位 は 上 肢 69 件 下 肢 52 件 体 幹 19 件 その 他 6 件 でした 以 下 にサポート 内 容 に ついて 報 告 します( 表 2) このサポート 事 業 を 運 営 していくにあたり 会 員 の 皆 様 のご 意 見 をいただき よりよい 事 業 を 目 指 していく 所 存 であります 最 後 になりましたが われわれの 活 動 に 多 大 なるご 理 解 とご 協 力 をいただきました 朝 日 新 聞 社 ならびに 日 本 高 校 野 球 連 盟 と 会 員 各 位 に 深 く お 礼 申 し 上 げます ( 530-0053 大 阪 市 北 区 末 広 町 3 番 27 号 ) 試 合 前 処 置 (37 件 )では 例 年 同 様 テーピ ングを 希 望 する 選 手 が 多 いという 結 果 でした 試 合 中 処 置 (24 件 )は プレー 中 のアクシデン トに 対 するアイシング テーピングが 多 くみら れました 特 に 今 大 会 は 走 塁 中 の 肉 離 れの 症 状 - 2 -

第 94 回 全 国 高 校 野 球 選 手 権 記 念 大 会 メディカルサポート 参 加 報 告 メディカルサポートにおける 目 標 設 定 と 役 割 の 理 解 医 療 法 人 慈 照 会 第 二 ハートフルライフ 西 城 北 村 仁 美 みなさんはメディカルサポートに 対 してどのよ うな 気 持 ちで 望 んでいますか?どのような 事 に 気 をつけていますか? ドキドキの 初 参 加 から3 度 目 スポーツ 選 手 の サポートがしたくてこの 業 界 に 入 った 私 は 毎 回 新 しい 発 見 ばかりでワクワクしています 今 回 は 事 前 に 班 長 から 個 人 目 標 設 定 の 指 示 が ありました 2 回 目 よりも 早 く 気 づいて 行 動 す ること を 目 標 に 掲 げて 参 加 しました 当 日 は 指 示 を 受 ける 前 に 自 ら 確 認 し 行 動 する ことを 意 識 しました しかし 1 試 合 目 のサポー トを 終 えた 時 に 副 班 長 から 初 回 に 参 加 した 時 と 同 じ 動 き 方 をしていてはいけない 初 めて 参 加 す るスタッフの 役 割 3 回 目 に 参 加 するスタッフの 役 割 はそれぞれ 違 う 事 を 教 えていただき チームでサポートする 意 味 を 考 えさせられま した 例 えば クールダウンでは ただ 選 手 に ストレッチを 指 導 する のではなく 何 か 問 題 が 起 こった 時 ( 足 がつってしまうなど)にすぐに 処 置 を 依 頼 せず 対 処 方 法 を 考 え 他 のスタッフの 状 況 を 見 た 上 で 判 断 をするという 事 です 今 回 のメディカルサポートを 通 して 学 んだ 事 が 3つあります 1) 参 加 における 目 標 設 定 2) スタッフの 役 割 を 考 え 理 解 すること 3)すぐ 助 けを 求 めるのではなく 状 況 判 断 と 解 決 法 を 考 えること 自 分 が ただ 参 加 する のではなく いかに 選 手 や 大 会 スタッフ 間 がスムーズに1 日 を 終 えられるかを 考 えた 時 に 今 の 自 分 が 最 大 限 に 出 来 る 事 は 何 かを 考 える 事 の 大 切 さを 改 め て 感 じました 今 回 書 かせていただいたことは 当 たり 前 のこと だと 思 います 与 えられた 時 間 の 中 で 最 高 のパフ ォーマンスを 発 揮 するためには チームマネジメン トはどこの 現 場 へ 行 っても 求 められます まとめ る 人 だけがマネジメントをするのではなく 参 加 しているチーム 全 員 に 必 ず 役 割 はあります 個 々 の 目 標 設 定 や チームスタッフそれぞれの 役 割 の 理 解 を 深 めること みなさんは 実 践 しています か? 私 は 今 回 の 経 験 を 職 場 や 様 々な 現 場 で 活 かし 選 手 や 患 者 様 に 還 元 していきたいと 思 います 最 後 になりましたが このような 貴 重 な 体 験 を させていただきありがとうございました ( 451-0024 名 古 屋 市 西 区 秩 父 通 一 丁 目 38 番 地 ) メディカルサポートに 参 加 して 医 療 法 人 明 和 病 院 岩 本 周 士 第 94 回 全 国 高 等 学 校 野 球 選 手 権 大 会 のメディカ ルサポートに 参 加 し 経 験 したことを 報 告 させて 頂 きます メディカルサポートには 大 会 8 日 目 と11 日 目 に 参 加 させて 頂 きました 大 学 生 の 時 に 学 生 として 参 加 したことはありま したが 理 学 療 法 士 としてメディカルサポートに 参 加 するのは 今 大 会 が 初 めてでした 仕 事 内 容 としてはドリンクやアイシングの 準 備 から 始 まり 試 合 中 の 選 手 の 怪 我 や 熱 中 症 様 症 状 の 確 認 試 合 後 の 野 手 クーリングダウンでのアシ スタントとメインを 経 験 しました その 中 でも 野 手 のクーリングダウンでは 選 手 一 人 ひとりの 体 調 を 確 認 し 試 合 の 勝 ち 負 けやそのチームの 雰 囲 気 を 考 慮 しながら 行 うことが 求 められました 試 合 に 勝 って 興 奮 している 選 手 や 負 けて 悔 しさをあ らわにする 選 手 をクーリングダウンに 集 中 させる ことの 難 しさを 感 じました 最 初 は 制 限 時 間 を 意 識 するあまり ストレッチのペースが 速 くなって しまったり ストレッチができているかの 確 認 が 不 十 分 なこともありましたが 回 数 を 重 ねるごと に 少 しずつ 落 ち 着 いて 全 体 を 見 ながらクーリン グダウンを 行 うことができました また 試 合 中 に 発 生 した 怪 我 の 応 急 処 置 とし て 足 部 へのテーピングを 行 うところを 見 学 させ て 頂 きました 受 傷 部 の 状 態 を 評 価 し テーピン グの 巻 き 方 や 使 用 するテーピングを 判 断 し 正 確 にテーピングを 貼 る 一 連 の 動 作 を 迅 速 に 行 うとこ ろを 見 て メディカルサポートに 求 められる 理 学 療 法 士 の 力 の 重 要 性 を 感 じました 今 回 多 くの 諸 先 生 方 にご 指 導 いただきながら 有 意 義 な 経 験 ができました 経 験 したことを 今 後 の 臨 床 やメディカルサポートに 十 分 活 かしていき たいと 思 います 最 後 になりましたが 今 回 この ような 機 会 を 頂 きました( 社 )アスリートケアに 感 謝 申 し 上 げます ( 663-8186 兵 庫 県 西 宮 市 上 鳴 尾 町 4 番 31 号 ) - 3 -

中 学 生 硬 式 野 球 全 国 大 会 メディカルサポートを 見 学 して 医 療 法 人 行 岡 医 学 研 究 会 行 岡 病 院 山 野 仁 志 私 は 平 成 24 年 7 月 21~24 日 の4 日 間 に 渡 り 開 催 された 日 本 ポニーベースボール 協 会 の 第 38 回 全 日 本 選 手 権 コルト 大 会 ( 中 学 2 3 年 生 )の メディカルサポートを 見 学 させていただきまし た 本 大 会 のメディカルサポートは 2007 年 よ り 関 東 の 理 学 療 法 士 の 方 々で 活 動 されている 少 年 野 球 メディカルサポート 研 究 会 ( 久 保 雅 昭 会 長 )が 日 本 ポニーベースボール 協 会 の 要 請 を 受 け 支 援 されています また 本 大 会 以 外 に 2006 年 より 全 日 本 リトル 野 球 協 会 より 要 請 を 受 け 日 本 リトルシニア 野 球 選 手 権 大 会 のメディカル サポートも 行 われています 本 大 会 は 27チー ム( 関 東 20 北 海 道 3 沖 縄 3 九 州 1)が 参 加 し 7 球 場 ( 東 京 都 神 奈 川 県 埼 玉 県 )で 開 催 されました 試 合 は1 日 に4 試 合 4 日 間 で26 試 合 が 行 われました メディカルサポートはう ち3 日 間 行 われ スタッフ 数 は1 日 あたり6~8 名 (のべ 約 30 名 )で 1 日 1~2 球 場 に 配 置 されて いました スタッフはバックネット 裏 の 本 部 室 で 待 機 していました サポート 内 容 は 試 合 前 の テーピング 試 合 中 の 救 急 処 置 試 合 後 のアイ シングおよびクーリングダウンなどを 実 施 され ており その 内 容 はスタッフ 責 任 者 が 大 会 前 の 監 督 会 議 で 説 明 されていました またスタッフ に 対 しては 事 前 講 習 会 を 行 い スタッフの 教 育 も 徹 底 されていました 試 合 中 のドリンクは 各 チームで 準 備 していただき 補 水 を 促 されてい ました 試 合 後 のアイシングは 各 チームで 徹 底 して 行 われていました 試 合 後 のクーリングダ ウンは 球 場 外 でブルーシートを 敷 き 雨 天 時 は ロッカールームや 選 手 控 室 などで 約 15 分 間 実 施 されており 野 手 はスタッフ1~2 名 で 投 手 も スタッフは1~2 名 でしたが マンツーマンで 実 施 されていました 野 手 は 肩 後 方 股 関 節 大 腿 部 下 腿 部 足 底 部 ( 図 1)を 中 心 に また 投 手 は 肩 後 方 股 関 節 ( 図 2)を 中 心 にストレ ッチングを 実 施 されていました 投 手 はクーリ ングダウン 前 に 肩 肘 股 関 節 ROM 測 定 ( 目 測 )を 実 施 されていました 少 年 野 球 メディカ ルサポート 研 究 会 は この 中 学 生 硬 式 野 球 大 会 でより 良 いサービスを 提 供 し 選 手 たちを 支 援 していくためにスタッフの 育 成 スタッフ 数 の 増 加 に 努 められていました また 本 大 会 のサ ポートとは 別 事 業 として 日 本 ポニーベースボ ール 協 会 主 催 の 指 導 者 講 習 会 で 成 長 期 の 障 害 予 防 に 関 する 講 義 や 実 技 指 導 も 行 われていると のことでした この 中 学 生 硬 式 野 球 全 国 大 会 で より 良 いサービスを 提 供 し 選 手 達 を 支 援 して いくためにスタッフの 育 成 スタッフ 数 の 増 加 に 務 められていました 私 はこの 見 学 を 通 じ て 小 中 学 生 からの 障 害 予 防 活 動 は 一 人 でも 多 くの 球 児 が 少 しでも 長 く 大 好 きな 野 球 を 続 け ることができ 大 きな 夢 を 抱 いて 一 人 の 人 間 と して 成 長 していくための 手 助 けになることを 感 じました 最 後 になりましたが このような 機 会 をいた だきました( 社 )アスリートケア 少 年 野 球 メデ ィカルサポート 研 究 会 の 皆 様 に 心 より 厚 く 御 礼 申 し 上 げます 図 1. 野 手 のクーリングダウン 野 手 全 員 に 対 して 足 底 部 のストレッチングを 実 施 している 様 子 図 2. 投 手 のクーリングダウン マンツーマンで 股 関 節 のストレッチングを 実 施 している 様 子 ( 530-0021 大 阪 府 大 阪 市 北 区 浮 田 2 丁 目 2-3) - 4 -

平 成 24 年 度 第 2 回 ワークショップ 参 加 報 告 下 肢 障 害 に 対 するアプローチ (2012 年 7 月 1 日 開 催 ) 医 療 法 人 ガラシア 会 ガラシア 病 院 成 俊 弼 今 回 は 2011 年 の 基 礎 編 に 続 く 応 用 編 という 事 で 受 講 前 に 難 しいのではないか といった 不 安 がありましたが 親 切 かつ 丁 寧 にわかりやすく 教 えていただき 十 分 に 理 解 する 事 ができました 講 義 は 臨 床 で 多 くみられる 膝 関 節 と 足 関 節 疾 患 の 発 生 機 序 から 評 価 する 際 の 着 目 点 を 学 びました そして 実 技 では 講 師 の 先 生 が 動 かし 方 のポイ ントから その 動 きに 対 する 反 応 やテーピング 等 を 先 にデモンストレーションをされたので 自 分 もうまく 行 えると 思 ったのですが 実 際 に 行 う と 想 像 以 上 に 難 しく 反 応 がうまく 得 られませ んでした しかしアシスタントの 先 生 が 多 く 配 置 されていましたので すぐにその 場 でわかりやす く 指 導 していただけたことが 大 変 良 かったです 今 回 のワークショップでは 多 くの 事 を 直 接 指 導 していただきましたが その 中 でも 一 番 印 象 に 残 っている 事 はテーピングに 対 する 考 え 方 です テ ープを 実 践 的 に 人 体 へ 貼 付 する 事 は 初 めてであ り 貼 る 際 の 強 弱 の 調 整 と 妥 当 性 のある 効 果 判 定 が 難 しいという 事 を 学 びました 講 師 の 先 生 から 貼 る 前 の 問 診 が 大 切 であり 筋 走 行 をしっかり 想 像 し テープを 長 めにカットしておくと 上 手 に 貼 れる と 教 えていただき すぐに 実 践 する 事 で 被 験 者 からより 良 い 反 応 を 得 られました 講 義 と 実 技 後 の 事 例 を 用 いた 検 討 会 では 評 価 と 治 療 方 法 についてグループディスカッションを 行 い 講 義 と 実 技 の 理 解 度 を 再 確 認 する 事 ができ ました そして 今 回 学 んだ 事 を 日 々の 臨 床 場 面 や スポーツ 現 場 で 積 極 的 に 活 かしていけるように 努 力 を 続 けたいと 強 く 思 いました 最 後 になりましたが 講 師 の 先 生 方 をはじめ このような 貴 重 な 機 会 を 与 えていただきました ( 社 )アスリートケアに 心 より 感 謝 致 します NHKスペシャル ウサイン ボルト~ 人 類 最 速 の 秘 密 ~ 医 療 法 人 行 岡 医 学 研 究 会 行 岡 病 院 中 田 宏 樹 人 類 最 速 9 秒 58で100mを 走 る 男 ウサイン ボ ルト その 肉 体 を ハイスピードカメラ モーシ ョンキャプチャなどを 駆 使 し 徹 底 分 析 した 番 組 がオリンピック 直 前 に 放 送 された ボルトの 走 るフォームは 前 世 界 記 録 保 持 者 パ ウエルと 比 較 し 肩 骨 盤 を 大 きく 上 下 に 揺 ら し 非 効 率 的 であった そのフォームの 原 因 は 脊 柱 の 左 右 への 彎 曲 にあった ボルトは 脊 柱 側 彎 症 を 煩 っていたのである にも 関 わらず ボルト は 人 類 最 速 の 男 として 名 を 馳 せている この 裏 側 には 科 学 的 根 拠 に 基 づく コーチとの 徹 底 的 なト レーニングがあった ボルトのフォームが 非 効 率 的 であると 考 えられ るその 特 徴 は 着 地 時 の 骨 盤 の 前 傾 である 骨 盤 の 前 傾 に 伴 い ハムストリングスは 伸 張 されるた め 伸 張 されながらの 筋 力 発 揮 つまり 大 きな 遠 心 性 収 縮 を 必 要 とする 厳 しい 練 習 は 筋 にそれ だけの 負 荷 を 加 え 続 けることになり ボルトはハ ムストリングスの 肉 離 れを 起 こしやすい そこで コーチは3 年 間 という 長 期 計 画 を 立 て ボルトは 身 体 を 徹 底 的 に 改 造 していった ハムストリング スと 殿 筋 や 背 筋 などの 連 動 性 を 高 め また 筋 その ものの 強 化 を 行 っていった ボルトの 大 腿 四 頭 筋 の 筋 力 は500Nmと 前 世 界 記 録 保 持 者 パウエルの 450Nmを 大 きく 上 回 る 脊 柱 側 彎 症 というハンデ を 抱 えた 身 体 から 世 界 記 録 を 塗 り 替 える 肉 体 へ と 変 えていったのである 選 手 の 活 躍 の 陰 には 必 ず 裏 方 がいる 長 期 的 視 点 で 厳 しいトレーニングを 指 導 したコーチと そ れに 耐 え 結 果 を 出 したボルトの 信 頼 関 係 は 最 たる ものだろう そして 現 在 もボルトには 様 々な 課 題 がある 脊 柱 の 彎 曲 により スタートの 際 に 下 肢 がまっすぐに 振 り 出 せない それにより 一 歩 目 の 速 度 が 遅 いのである 人 類 最 速 の 男 にはまだま だ 改 善 点 があり 更 なる 世 界 記 録 も 期 待 出 来 る ( 562-8567 大 阪 府 箕 面 市 粟 生 間 谷 西 6-14-1) (NHKスヘ シャル ミラクルホ テ ィ 第 1 回 ウサイン ボル ト~ 人 類 最 速 の 秘 密 ~ 平 成 24 年 7 月 14 日 放 送 ) ( 530-021 大 阪 府 大 阪 市 北 区 浮 田 2 丁 目 2-3) - 5 -

第 57 回 全 国 高 等 学 校 軟 式 野 球 選 手 権 大 会 メディカルサポート 参 加 報 告 メディカルサポートに 参 加 して 姫 路 赤 十 字 病 院 岡 田 祥 弥 8 月 25 日 ~29 日 の5 日 間 明 石 トーカロ 球 場 高 砂 市 野 球 場 で 開 催 された 全 国 高 等 学 校 軟 式 野 球 選 手 権 大 会 に メディカルサポートスタッ フとして 参 加 しましたので 報 告 させていただき ます 今 回 は 開 幕 日 の25 日 準 々 決 勝 が 行 われた 27 日 の2 日 間 参 加 させていただきました 参 加 した2 日 間 とも 晴 天 に 恵 まれたため 選 手 の 熱 中 症 が 心 配 されましたが 幸 い 熱 中 症 にかかる 選 手 はいませんでした 主 なサポート 内 容 は 試 合 前 の 選 手 に 対 する 処 置 の 確 認 ドリンク 作 り 試 合 中 のアクシデ ントへの 対 応 と 処 置 投 球 後 の 投 手 に 対 するア イシング 処 置 とストレッチ 指 導 でした 私 は 25 日 にデッドボールに 対 しての 処 置 を2 件 と 投 手 へのアイシング 処 置 27 日 には 投 手 へ のアイシング 処 置 と 試 合 前 の 処 置 時 に 評 価 をす る 機 会 をいただきました 臨 床 1 年 目 の 私 は 夏 の 甲 子 園 大 会 で 初 めて サポートの 経 験 をし 軟 式 野 球 のサポートも 初 めての 経 験 でした 甲 子 園 大 会 では 1 日 のス タッフが10 名 程 度 いるのに 対 し 軟 式 大 会 では 1 球 場 に2 名 であるため スタッフにかかる 負 担 や 責 任 は 大 きくなります しかし 言 い 換 える とより 多 くの 経 験 をさせていただくことができ るという 利 点 があり 甲 子 園 大 会 では 経 験 でき なかった 試 合 前 処 置 に 関 わることもできまし た 試 合 前 処 置 において 今 回 は 評 価 のみを 行 い 処 置 は 先 輩 のスタッフにしていただきまし た 本 来 は 評 価 から 処 置 まで 一 連 の 流 れで 行 う べきですが それが 行 えないということは 現 在 の 私 の 知 識 や 技 術 不 足 を 痛 感 する 結 果 となり ました 一 般 病 院 に 勤 務 しているため 普 段 からスポ ーツ 選 手 に 対 しての 治 療 やテーピング 処 置 を 行 う 機 会 がありませんが 選 手 に 対 してよりよい 処 置 ができるように これから 勉 強 に 励 んでい きたいと 思 います 最 後 になりましたが このような 貴 重 な 機 会 を 与 えて 下 さった 日 本 高 校 野 球 連 盟 の 関 係 者 の 皆 様 ご 指 導 くださいました 諸 先 生 方 に 深 く 御 礼 申 し 上 げます ( 670-8540 兵 庫 県 姫 路 市 下 手 野 1 丁 目 12 番 1 号 ) スポーツ 関 連 学 会 の 紹 介 平 成 24 年 10 月 ~ 平 成 25 年 1 月 に 国 内 で 行 われるスポーツ 関 連 の 学 会 を 挙 げてみました 第 39 回 肩 関 節 学 会 第 9 回 肩 の 運 動 機 能 研 究 会 第 23 回 日 本 臨 床 スポーツ 医 学 会 学 術 集 会 第 39 回 日 本 臨 床 バイオメカニクス 学 会 第 28 回 日 本 義 肢 装 具 学 会 学 術 大 会 第 52 回 近 畿 理 学 療 法 学 術 大 会 第 34 回 臨 床 歩 行 分 析 研 究 会 定 例 会 第 18 回 スポーツ 傷 害 フォーラム 10/5( 金 )~6( 土 ) 10/5( 金 )~6( 土 ) 11/3( 土 )~4( 日 ) 11/9( 金 )~10( 土 ) 東 京 東 京 神 奈 川 千 葉 11/10( 土 )~11( 日 ) 愛 知 11/11( 日 ) 奈 良 11/25( 日 ) 大 阪 2013/1/26( 日 ) 大 阪 http://www.congre.co.jp/shoulder2012/9th/index.html http://www.congre.co.jp/shoulder2012/ http://www.23rinspo-keio.jp/ http://www.jscb2012.com/ http://www.jspo.jp/calendar.html#28 http://www.kinki52.umin.jp/ http://34gaitanalysis.web.fc2.com/ http://www.sports-injury.jp/date_venue.html - 6 -

助 成 研 究 報 告 ~ 第 19 回 関 西 臨 床 スポーツ 医 科 学 研 究 会 ~ Side-Bridge 動 作 での 運 動 条 件 変 化 に 伴 う 体 幹 筋 股 関 節 周 囲 筋 の 筋 活 動 木 下 和 昭 1) 橋 本 雅 至 2) 井 上 直 人 3) 森 洋 子 4) 新 谷 健 5) 田 頭 悟 志 6) 1) 神 戸 海 星 病 院 2) 行 岡 リハビリテーション 専 門 学 校 3) 国 立 病 院 機 構 京 都 医 療 センター スポーツ 医 学 センター 4) 阪 堺 病 院 5) 豊 中 渡 辺 病 院 6) 野 崎 徳 洲 会 病 院 はじめに コアスタビライゼーションの1つであるSide-Bridge 動 作 ( 以 下 SB)の 運 動 条 件 の 違 いに 伴 う 体 幹 股 関 節 周 囲 の 筋 活 動 の 変 化 について 検 討 した 方 法 健 常 男 性 8 名 に 対 して 肩 関 節 90 外 転 位 股 関 節 中 間 位 膝 関 節 伸 展 位 でのSB( 以 下 SB normal) SB normalから 上 側 股 関 節 を 外 転 した 肢 位 ( 以 下 SB 下 肢 挙 上 ) SB 下 肢 挙 上 に 骨 盤 へ 体 重 の10%を 負 荷 した 肢 位 ( 以 下 SB 骨 盤 10%) SB 下 肢 挙 上 に 上 側 足 部 へ 体 重 の5%を 負 荷 した 肢 位 ( 以 下 SB 足 部 5%)をとらせた( 図 1) それぞれ 肢 位 が 安 定 してから 表 面 筋 電 図 を 用 いて5 秒 間 測 定 し 各 筋 の 活 動 をMVCの 値 で 除 し % 表 示 した 測 定 筋 は 下 側 の 腹 直 筋 上 下 部 内 腹 斜 筋 外 腹 斜 筋 多 裂 筋 中 殿 筋 大 腿 筋 膜 張 筋 大 殿 筋 の8 筋 とした 結 果 内 腹 斜 筋 はSB normalが27±12% SB 下 肢 挙 上 が56±27% SB 骨 盤 10%が64±26% SB 足 部 5% が78±25%であった 中 殿 筋 はSB normalが48±25% SB 下 肢 挙 上 が149±81% SB 骨 盤 10%が 158±86% SB 足 部 5%が160±91%であった 内 腹 斜 筋 中 殿 筋 ではSB normalに 比 してSB 骨 盤 10% SB 足 部 5%に 有 意 な 筋 活 動 の 増 加 が 認 められた(p<0.05) 多 裂 筋 はSB normalが52±19% SB 下 肢 挙 上 が84±44% SB 骨 盤 10%が86±38% SB 足 部 5%が121±67%であった 多 裂 筋 ではSB normalに 比 して SB 足 部 5%に 有 意 な 筋 活 動 の 増 加 が 認 められた(p<0.05) その 他 の 筋 には 各 肢 位 での 筋 活 動 の 変 化 に 有 意 差 は 認 められなかった( 図 2) 考 察 先 行 研 究 ではSBの 姿 勢 保 持 は 腹 斜 筋 群 と 中 殿 筋 に 高 い 筋 活 動 が 認 められたと 報 告 がある 今 回 肢 位 の 変 化 や 骨 盤 足 部 への 負 荷 を 加 える 運 動 条 件 を 設 定 する 事 で 内 腹 斜 筋 中 殿 筋 多 裂 筋 に 有 意 な 筋 活 動 の 増 加 が 認 められた 本 研 究 の 運 動 条 件 は これら3 筋 の 筋 活 動 を 有 効 に 高 めら れる 事 が 示 唆 された ( 点 ) (%MVC) SBnormal SB 下 肢 挙 上 SB 骨 盤 10% SB 足 部 5% * * * * p<0.05 SB normal SB 下 肢 挙 上 * * SB 骨 盤 10% SB 足 部 5% 腹 筋 上 部 腹 筋 下 部 内 腹 斜 筋 外 腹 斜 筋 中 殿 筋 大 殿 筋 多 裂 筋 大 腿 筋 膜 張 筋 図 1.SBの 運 動 条 件 を 変 化 させた4 肢 位 図 2.SBの 運 動 条 件 変 化 に 伴 う 筋 活 動 比 ( 657-0068 神 戸 市 灘 区 篠 原 北 町 3-11-15) - 7 -

テーピング 講 座 第 4 回 膝 関 節 膝 内 側 不 安 定 性 に 対 する 評 価 とテーピング: 後 編 大 阪 大 学 医 学 部 附 属 病 院 木 村 佳 記 はじめに 本 講 座 では 膝 関 節 の 内 側 不 安 定 性 に 対 する 評 価 とテーピングについて 前 編 (vol.45に 掲 載 )と 後 編 の2 回 に 分 けて 解 説 している 今 回 は 前 編 で 解 説 した 膝 関 節 の 不 安 定 性 と 疼 痛 の 評 価 結 果 に 応 じたテーピングの 続 編 を 解 説 する 1. 評 価 結 果 と 選 択 テープ( 評 価 方 法 は 前 編 をご 参 照 ください) 3 荷 重 下 の 外 反 外 旋 に 加 えて 内 反 内 旋 でも 疼 痛 あり テープ3 4 膝 伸 展 位 での 外 反 不 安 定 性 あり テープ4 2.テーピングの 方 法 テープ3 膝 関 節 中 間 位 保 持 テープ 脛 骨 粗 面 内 側 からテープを 上 外 側 に 強 く 引 っ 張 りながら 下 腿 を 外 旋 方 向 に 誘 導 し 膝 関 節 軸 の 下 方 かつ 後 方 を 通 過 させ 大 腿 骨 外 側 顆 に 貼 付 する( 図 1) その 後 膝 窩 部 のやや 上 方 を 通 過 させ( 図 2) 大 腿 の 前 面 までテープを 貼 付 する( 図 3) 同 様 に 内 旋 方 向 への 誘 導 も 行 う ( 図 4 図 5) 図 6のように2 本 のテープを 交 差 させ 膝 関 節 の 回 旋 中 間 位 を 保 持 する 図 1 下 腿 外 旋 の 誘 導 図 2 大 腿 骨 外 側 顆 から 膝 窩 部 の 走 行 図 3 下 腿 外 旋 誘 導 テープ 図 4 下 腿 内 旋 の 誘 導 図 5 大 腿 骨 内 側 顆 から 膝 窩 部 の 走 行 図 6 下 腿 内 旋 誘 導 テープ - 8 -

テープ4 膝 関 節 伸 展 外 反 の 制 動 テープ 膝 関 節 屈 曲 内 反 位 で 実 施 する( 図 7) 膝 関 節 裂 隙 をまたぐ 部 分 でテープ を 最 大 限 に 引 っ 張 り ( 図 8) 膝 関 節 軸 の 後 方 を 通 過 して 大 腿 骨 内 側 顆 の 後 方 に 貼 付 する( 図 8) テープの 残 りは 大 腿 中 央 内 側 へ 貼 付 する( 図 9) 膝 関 節 を 伸 展 外 反 させてテープの 張 りを 確 認 する( 図 9) 図 7 膝 内 側 後 方 を 通 過 図 8 大 腿 骨 内 側 顆 後 方 に 貼 付 図 9テープの 張 りを 確 認 4.ワンポイント 外 反 外 旋 を 制 動 するテープ1( 前 編 )あるいはテープ2( 前 編 )に テープ3あるいはテープ 4を 組 み 合 わせることが 多 い おわりに 本 稿 で 紹 介 したテーピングの 詳 細 やその 他 のテーピングについて は アスリートケアマニュアル テーピング に 掲 載 されておりますの で 是 非 ご 一 読 下 さい 出 典 :アスリートケアマニュアル テーピング. 小 柳 磨 毅 ( 監 修 ) 骨 盤 帯 股 関 節 膝 関 節 ( 木 村 佳 記 加 来 敬 宏 森 藤 武 今 高 康 詞 ) 文 光 堂,2010. - 9 -

新 聞 記 事 紹 介 甲 子 園 快 勝 支 える3 人 の 知 恵 理 学 療 法 士 ら 同 行 ( 朝 日 新 聞 電 子 版 8 月 17 日 掲 載 ) 初 戦 に 快 勝 した 秋 田 商 その 選 手 たちが 試 合 でベストのプレーをし けがをしないためのケアや 体 調 管 理 をしているのが チームに 同 行 する 理 学 療 法 士 と 整 形 外 科 医 だ 試 合 3 日 前 から3 人 が 甲 子 園 入 り し 練 習 後 のアイシングやストレッチの 指 導 宿 舎 でのマッサージなどのサポートをしている 足 はきちんと 冷 やしてね 体 重 をかけると 痛 いかな 練 習 後 のアイシングで 理 学 療 法 士 の 高 橋 典 子 さん(30)と 整 形 外 科 医 の 奥 寺 良 弥 さん( 同 )は 選 手 一 人 ひとりの 体 調 を 聞 きながら アドバイ スする 秋 田 県 高 野 連 は2009 年 から 秋 田 大 医 学 部 県 理 学 療 法 士 会 に 協 力 してもらい 秋 田 大 会 や 代 表 校 の 選 手 のサポートを 始 めた 今 回 も 秋 田 商 に 理 学 療 法 士 2 人 整 形 外 科 医 1 人 がついている けがの 手 当 てだけでなく 日 常 の 体 調 管 理 も 大 切 だ 炎 天 下 での 試 合 となる 甲 子 園 で 脱 水 症 状 が 出 ないように 経 口 補 水 液 を 飲 ませるなど 工 夫 をしている 高 橋 さんは もっともいい 状 態 で 試 合 ができる ように 気 をつけている 選 手 も 自 分 の 体 のケアを 意 識 してほしい 中 堅 手 の 和 田 光 平 君 (3 年 )は なぜ けがをするのかを 体 の 使 い 方 から 教 えてもらえるので 勉 強 になる きちんと 体 調 管 理 をした い と 話 した 初 戦 の 課 題 練 習 秋 田 商 は16 日 3 回 戦 の 倉 敷 商 ( 岡 山 ) 戦 に 向 け 練 習 を 再 開 した 兵 庫 県 伊 丹 市 の 伊 丹 スポーツ センターで 約 2 時 間 福 井 工 大 福 井 戦 で 出 た 外 野 からの 中 継 プレーのミス バント 失 敗 などの 課 題 を 確 認 しながら 練 習 をした 初 戦 では 1 回 に 左 中 間 に 飛 んだ 当 たりを 処 理 する 際 左 翼 手 と 中 堅 手 両 方 が 球 を 追 ってしまった 中 継 もうまくいか ず 打 者 は 三 塁 まで 走 り 三 塁 打 になった 長 打 を 打 たれて も できるだけ 失 点 を 防 ごうと 外 野 フェンスに 当 たってか らの 打 球 処 理 や 中 継 プレーなどを 繰 り 返 した 選 手 からは スリーベース( 三 塁 打 )にするな などの 声 が 出 ていた また 試 合 ではスクイズを 失 敗 した 場 面 もあった そのた め ボールをしっかり 最 後 まで 見 ようと バントの 構 えをし ているところに ボールを 相 手 に 投 げてもらい ボールとバ ットが 当 たる 位 置 でボールを 素 手 でつかむ 練 習 も 行 った 練 習 後 に 選 手 のアイシングを 手 伝 う 整 形 外 科 医 の 奥 寺 さん( 左 )と 理 学 療 法 士 の 高 橋 さん( 右 ) ひとこと なぜ 怪 我 をするのかを 体 の 使 い 方 から 教 えてもらえる といった 選 手 の 意 見 は 我 々 理 学 療 法 士 が 動 作 をみるプロフェッショナルとして 介 入 することの 有 効 性 を 示 唆 しています 怪 我 の 再 発 予 防 には 原 因 の 分 析 と 対 策 が 重 要 です これからも サポート 活 動 の 輪 が 広 がることを 期 待 しています 編 集 後 記 29 日 間 にわたるスポーツの 祭 典 ロンドンオリンピック パラリンピックが 閉 幕 した 日 本 は 過 去 最 多 のメダル 獲 得 数 という 快 挙 であった 華 やかな 記 録 の 裏 には 選 手 の 努 力 とそれを 支 えるスタッフの 努 力 がある 今 号 のボルト 選 手 を 取 り 上 げた 記 事 にもそのプロセスが 紹 介 されている これからも 競 技 大 会 支 援 やクラブ 活 動 支 援 を 通 じてアスリート を 支 えていきたい - 10 -