35 地 球 温 暖 化 対 策 分 野 (24 年 度 ) 地 球 温 暖 化 対 策 に 取 り 組 むまち 分 野 目 標 脱 温 暖 化 の 取 組 みが 根 付 いた エコシティなかの の 実 現 を 目 指 し 環 境 基 本 計 画 のアクションプログラムを 改 定 し 着 実 に 進 められるよう なかのエコポイントなどのしくみを 活 用 することにより 省 エネや 再 エネ 利 用 などが 区 民 事 業 者 の 日 常 の 生 活 や 活 動 の 中 に 広 がり 地 球 温 暖 化 防 止 条 例 で 定 めた4つの 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 の 取 組 みが 促 進 されている みどりを 守 り みどりを 生 みだし 自 然 の 息 吹 を 感 じ 環 境 と 共 生 するまち の 実 現 に 向 けて 身 近 なみどりを 増 やす ための 普 及 啓 発 やみどりの 保 護 と 育 成 に 関 する 条 例 による 緑 化 計 画 の 指 導 などにより 区 民 がみどりに 関 心 をもち 地 域 の 暮 らしに 息 づく 緑 化 を 進 める 取 組 みが 区 民 や 事 業 者 の 日 常 の 生 活 や 活 動 の 中 に 広 がっている 10か 年 計 画 における 成 果 指 標 区 内 のCO 2 排 出 量 ( 平 成 17 年 度 比 約 15% 削 減 ) 分 野 の 成 果 指 標 年 度 緑 化 計 画 制 度 により 認 定 した 緑 化 計 画 面 積 の 累 計 なかのエコポイントの 参 加 登 録 数 21 22 23 24 24 目 標 ( 達 成 度 ) 31 目 標 90.8 万 トン 69,040 分 野 指 標 の 結 果 に 対 する 要 因 分 析 ( 内 部 要 因 ) なかのエコポイントは 制 度 の 拡 充 を 図 るとともに 区 有 施 設 や 小 中 学 校 などでのリーフレット 配 布 を 行 い 区 報 6 月 5 日 号 巻 頭 特 集 やJCN 中 野 の 番 組 ピックアップ 中 野 での 広 報 や HPなどによる 節 電 省 エネの 普 及 啓 発 及 び 参 加 促 進 を 図 った 緑 化 計 画 の 工 事 完 了 確 認 割 合 は 完 了 届 の 催 告 強 化 により 提 出 が 促 進 された また 現 地 調 査 確 認 も 行 い ほぼ 目 標 の 数 値 となった ( 外 部 要 因 ) 東 京 電 力 管 内 についての 国 の 電 力 需 給 対 策 は 夏 冬 とも 最 大 ピーク 時 などにおける 協 力 依 頼 など 数 値 目 標 を 伴 わない 節 電 要 請 となった 見 直 し 改 善 の 方 向 性 国 の 環 境 政 策 の 動 向 を 踏 まえ 新 しい 中 野 をつくる10か 年 計 画 ( 第 2 次 )や 地 球 温 暖 化 防 止 条 例 に 定 めている4つの 対 策 など と 一 体 的 に 推 進 できるように 平 成 27 年 度 を 初 年 度 とした 環 境 基 本 計 画 の 改 定 に 向 けた 検 討 を 進 める なかのエコポイントについては ポイント 交 換 等 の 業 務 委 託 を 廃 止 し 区 の 直 営 とすることにより ランニングコストなど の 削 減 (13,073 千 円 減 )を 図 る 緑 化 計 画 の 完 了 を 確 実 なものとするため 完 了 届 の 定 期 的 な 催 告 を 強 化 し 区 内 緑 化 の 推 進 を 進 める 95.4 万 トン 87,174 ー ー ー ー ー ー 95,614 1,099 105,723 1,295 ー ー 2,000 64.8% 78.6 万 トン ( 平 成 17 年 度 比 約 15% 削 減 ) 141,000 なかのエコポイント 参 加 の 平 均 の 電 気 使 用 量 削 減 率 ( 基 準 は 平 成 22 年 度 ) ー ー ー 16.4% 15% 109.3% 20% 緑 化 計 画 に 基 づく 工 事 の 完 了 を 確 認 した 割 合 ( 緑 化 完 了 率 ) 47.8% 58.5% 63.3% 60.30% 62.5% 96.5% 80% ベンチマーク 指 標 ( 基 準 値 標 準 値 参 考 値 等 ) なかのエコポイント 交 付 申 請 をした 参 加 の 電 気 使 用 量 (1 当 たり 平 均 ) ー 4,798kWh 4,010kWh ー ー ー ー 1 当 たりの 電 気 使 用 量 ( 出 典 : 総 務 省 家 計 調 査 ) ー 5,616kWh 5,343kWh ー ー ー ー 分 野 のコストと 人 員 年 度 21 22 23 24 事 業 費 ( 行 政 コ ス ト ) 82,052 千 円 46,935 千 円 42,310 千 円 33,541 千 円 人 件 費 132,947 千 円 112,762 千 円 130,583 千 円 131,842 千 円 分 野 の 経 費 計 214,999 千 円 159,697 千 円 172,893 千 円 165,383 千 円 分 野 の 常 勤 職 員 13.6 人 11.5 人 14.0 人 14.0 人 分 野 の 短 時 間 勤 務 職 員 0.0 人 1.3 人 0.8 人 0.8 人 3,000 分 野 の 成 果 に 関 する 自 己 評 価 平 成 24 年 7 月 から なかのエコポイント 制 度 の 本 来 目 的 である 家 庭 のCO 2 削 減 の 取 組 み 支 援 策 として 制 度 の 拡 充 を 行 い 電 気 に 加 え て 都 市 ガスをポイント 交 付 対 象 とし 使 用 量 の 削 減 率 からCO 2 削 減 量 に 応 じたポイント 交 付 基 準 に 切 り 替 えた また 参 加 の 拡 大 や 継 続 のインセンティブとして 成 績 上 位 者 への 表 彰 とポイント 交 付 抽 選 でのエコグッズ 授 与 継 続 ポイントを 新 設 した さら に 対 象 となる 環 境 イベントへの 参 加 や なかのみどりの 貢 献 賞 受 賞 者 と 高 断 熱 建 築 物 の 認 証 取 得 者 へ 新 たにポイントを 交 付 し 参 加 の 促 進 を 図 った また 平 成 25 年 度 から 区 の 直 営 に 転 換 する ため 都 市 ガスのシステム 開 発 委 託 費 を 削 減 (3,087 千 円 減 )し た 温 暖 化 対 策 推 進 オフィスの 貸 付 けについて 落 札 があったので 翌 年 度 以 降 その 賃 料 を 環 境 基 金 の 財 源 として 区 内 における 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 資 することができる 緑 化 計 画 の 指 導 が 適 切 に 行 われ 環 境 に 配 慮 した 緑 化 が 進 んで いる 実 現 に 向 けた 課 題 等 11 月 のCOP19までに 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の25% 削 減 目 標 をゼ ロベースで 見 直 すという 国 の 動 向 を 見 極 める 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 審 議 会 での 審 議 を 受 け 地 球 温 暖 化 を 防 止 する4つの 対 策 ( 建 築 物 の 断 熱 性 の 向 上 再 エネ 設 備 や 省 エネ 性 能 の 高 い 製 品 の 導 入 環 境 物 品 等 の 選 択 自 動 車 使 用 に 伴 う 排 出 抑 制 )について 意 見 提 案 の 取 りまとめを 行 い 環 境 基 本 計 画 の 改 定 に 活 かす 必 要 がある 緑 化 計 画 により 建 替 えの 際 にも 緑 化 の 推 進 を 進 めているが 土 地 の 分 割 が 進 み 緑 化 計 画 の 対 象 とならない200 未 満 の 小 規 模 敷 地 が 増 えている また 300 以 上 の 敷 地 面 積 を 分 割 した 際 に 緑 化 計 画 の 対 象 となる100 未 満 の 小 規 模 敷 地 の 緑 化 完 了 率 が 低 い
目 標 設 定 時 の 現 状 と 課 題 国 は 東 日 本 大 震 災 及 び 原 発 事 故 を 受 けて 現 行 のエネルギー 基 本 計 画 を 白 紙 から 見 直 し 平 成 24 年 夏 を 目 途 に 新 しいエネルギー 基 本 計 画 を 議 論 する 予 定 である 中 野 区 のCO2 排 出 量 は 平 成 20 年 度 で 約 17.4%( 平 成 2 年 度 比 ) 増 加 している 家 庭 部 門 からは46% 業 務 部 門 からは31%と 約 77%が 住 宅 や 店 舗 事 務 所 など 建 築 物 からの 排 出 量 が 大 半 を 占 めており この 部 門 の 対 策 が 必 要 である みどりの 将 来 像 の 実 現 に 向 けた 計 画 推 進 の 指 標 であるみどり 率 ( 平 成 20 年 度 17.5%)の 向 上 を 図 るため みどり の 普 及 啓 発 活 動 や 緑 化 計 画 指 導 による 民 間 緑 化 の 推 進 を 図 る 必 要 がある 24 年 度 に 重 点 的 に 行 うとした 取 組 み 取 組 み 地 球 温 暖 化 防 止 条 例 の 推 進 成 果 指 標 に 対 する 効 果 中 野 区 地 球 温 暖 化 防 止 条 例 で 定 めた4つの 対 策 等 につい て 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 審 議 会 にて 審 議 を 行 い 効 果 的 な 推 進 を 図 る なかのエコポイントの 参 加 促 進 区 民 や 区 内 事 業 者 が 行 うCO2 排 出 量 の 削 減 に 係 る 取 組 みみ の 促 進 を 図 ることにより 指 標 全 体 の 引 上 げにつながる なかのエコポイント 制 度 の 拡 充 を 行 うことを 機 会 とし て 小 中 学 校 へのチラシ 配 布 や 町 会 自 治 会 の 会 合 での PRを 行 うなど 参 加 登 録 者 を 増 やすための 周 知 活 動 を 行 う 効 果 的 な 周 知 活 動 により 成 果 指 標 そのものである 参 加 申 込 み 件 数 の 拡 大 につなげる 緑 化 の 推 進 緑 化 計 画 完 了 届 の 催 告 を 強 化 し 完 了 届 の 提 出 を 確 実 なものとして 緑 化 の 推 進 を 図 る また PTを 立 ちあげ 新 たな 施 策 を 検 討 し 民 有 地 の 緑 化 の 推 進 を 図 る 緑 化 計 画 完 了 届 の 催 告 強 化 により 成 果 指 標 である 緑 化 計 画 の 完 了 届 の 提 出 割 合 を 増 加 させることができる 備 考 なかのエコポイントについては 内 部 努 力 により 職 員 を 増 員 することなく 委 託 から 直 営 に 転 換 を 図 ることで 事 業 経 費 を 削 減 した 平 成 24 年 度 : 都 市 ガスのシステム 開 発 委 託 費 (3,087 千 円 減 ) 平 成 25 年 度 :なかのエコポイント 事 業 運 用 業 務 委 託 費 (13,073 千 円 減 ) 平 成 24 年 7 月 東 京 大 学 で 開 催 された スマート シンポジウム 家 庭 の 節 電 行 動 2012 から エネルギーのイ ンターネット へ ( 主 催 : 一 般 社 団 法 人 スマートプロジェクト&エコデザイン 学 会 連 合 後 援 : 総 務 省 環 境 省 観 光 庁 東 京 都 埼 玉 県 関 西 広 域 連 合 経 済 同 友 会 日 本 労 働 組 合 総 連 合 会 )において なかのエコポイントを 先 進 的 な 取 り 組 みとして 紹 介 されることとなり 事 業 内 容 について 発 表 した 温 暖 化 対 策 推 進 オフィスの 貸 付 けにより 平 成 25 年 度 ~29 年 度 の5 年 間 に 年 額 24,000 千 円 ( 税 込 25,200 千 円 )の 賃 料 収 入 を 得 られることとなった その 賃 料 を 環 境 基 金 の 財 源 として 積 み 立 て 区 内 における 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 活 用 することができる
3501 部 経 営 事 業 を 支 える 効 率 的 な 部 経 営 施 策 目 標 各 分 野 の 課 題 が 社 会 情 勢 等 の 変 化 に 対 応 し 明 確 化 され 十 分 な 調 整 の 元 で 事 業 展 開 が 効 率 的 に 行 われ 環 境 に 対 する 区 民 満 足 度 が 高 まっている 施 策 の 成 果 指 標 年 度 21 22 23 24 24 目 標 ( 達 成 度 ) 25 目 標 部 門 内 の 各 施 策 に 掲 げる 成 果 指 標 のうち それが 向 上 した 割 合 - - 52.0% 50.0% 60% 83.3% 63.0% 施 策 のコストと 人 員 年 度 21 22 23 24 事 業 費 ( 行 政 コ ス ト ) 854 千 円 552 千 円 人 件 費 18,839 千 円 20,445 千 円 施 策 の 経 費 計 19,693 千 円 20,997 千 円 施 策 の 常 勤 職 員 2.0 人 2.2 人 施 策 の 短 時 間 勤 務 職 員 0.0 人 0.0 人 区 民 一 人 当 たりコスト( 円 ) 64 68 主 な 事 業 の 実 績 と 概 要 主 な 事 業 の 経 費 を 行 政 コスト 計 算 により 算 出 しました ( 単 位 : 千 円 ) 年 度 22 23 24 事 業 1 経 営 事 務 事 業 費 854 552 部 の 経 営 戦 略 を 明 確 化 し 分 野 に 周 知 徹 底 する 経 営 会 議 の 定 期 的 な 開 催 等 により 的 確 に 進 行 管 理 を 行 うことなどを 通 じ 各 分 野 の 成 果 指 標 の 向 上 を 図 る 人 件 費 18,839 20,445 総 額 19,693 20,997 実 績 実 績 :
目 標 設 定 時 の 現 状 と 課 題 部 門 としての 目 標 を 明 確 にし 部 内 各 分 野 の 連 携 により 環 境 行 政 について 従 来 以 上 に 効 率 的 効 果 的 に 推 進 していくことが 求 められている 施 策 指 標 の 結 果 に 対 する 要 因 分 析 ( 内 部 要 因 ) 部 内 の 各 施 策 に 掲 げる 成 果 指 標 のうち 目 標 達 成 率 90% 以 上 の 指 標 は 全 体 の6 割 以 上 となっており 各 分 野 の 事 業 は 概 ね 目 標 どおり 進 められていると 考 えら れる 施 策 の 成 果 結 果 に 関 する 自 己 評 価 部 の 課 題 について 議 論 を 重 ね 取 組 みの 方 針 等 の 決 定 に 努 めた 経 営 会 議 においては 進 行 管 理 のための 様 式 を 定 め 主 要 課 題 事 業 について 進 捗 状 況 を 報 告 しあい 共 通 理 解 を 深 めた 人 材 育 成 では 特 に 専 門 知 識 の 習 得 について 強 化 すべ く 民 間 派 遣 研 修 の 機 会 を 増 やした このほか 部 内 若 手 育 成 の 一 環 として 各 職 員 が 職 務 について 発 表 する 場 を 設 け た 部 内 職 員 の 健 康 管 理 と 効 率 的 な 職 員 配 置 を 意 識 し 部 内 で 柔 軟 に 配 置 転 換 をおこなった 見 直 し 改 善 の 方 向 性 部 内 の 重 要 プロジェクトに 若 手 職 員 を 活 用 する ことにより 仕 事 を 通 して 困 難 な 場 面 や 打 開 していて いく 試 行 苦 難 等 の 経 験 を 蓄 積 し 自 らの 能 力 仕 事 力 昇 任 意 欲 を 高 めていく 部 内 の 情 報 交 換 研 究 等 を 促 進 職 員 相 互 の 連 携 強 化 を 図 る 研 修 を 拡 充 する 部 内 職 員 の 実 態 把 握 と 分 析 を 行 い 職 員 の 健 康 管 理 も 意 識 に 入 れながら 必 要 な 場 合 にはチームや 分 野 を 超 えた 柔 軟 な 人 的 再 配 置 も 含 め 適 切 な 人 的 ま たは 事 務 分 担 の 再 配 置 により 業 務 の 円 滑 な 遂 行 を 継 続 する 実 現 に 向 けた 課 題 等 環 境 部 職 員 に 必 要 とされる 知 識 等 を 見 極 め 長 期 的 な 展 望 をもって 人 材 育 成 に 取 り 組 んでいく 必 要 がある 職 員 2,000 人 体 制 に 向 けて より 効 果 的 で 効 率 的 に 機 能 するよう より 適 宜 適 切 な 経 営 資 源 の 配 分 を 図 っていく 必 要 がある 主 な 事 業 の 実 績 のグラフスペース 他
3502 地 球 温 暖 化 対 策 区 民 事 業 者 が 地 球 温 暖 化 防 止 に 取 り 組 むまち 施 策 目 標 環 境 基 本 計 画 のアクションプログラムが 着 実 に 進 捗 している 地 球 温 暖 化 防 止 条 例 により 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 として 定 めた 建 築 物 の 断 熱 性 の 向 上 や 設 備 の 省 エネ 化 環 境 物 品 の 選 択 等 の 努 力 義 務 を 実 現 するための 達 成 支 援 策 によってCO 2 削 減 の 取 組 みが 進 んでいる 施 策 の 成 果 指 標 年 度 21 22 23 24 24 目 標 ( 達 成 度 ) 25 目 標 なかのエコポイントの 参 加 登 録 数 ー ー 1,099 1,295 2,000 64.8% 2,000 なかのエコポイント 参 加 の 平 均 の 電 気 使 用 量 削 減 率 ー ー ー 16.4% 15% 109.3% 15% ( 基 準 は 平 成 22 年 度 ) ベンチマーク 指 標 ( 基 準 値 標 準 値 参 考 値 等 ) なかのエコポイント 交 付 申 請 をした 参 加 の 電 気 使 用 量 (1 当 たり 平 均 ) ー 4,798kWh 4,010kWh ー ー ー ー 1 当 たりの 電 気 使 用 量 ( 出 典 : 総 務 省 家 計 調 査 ) ー 5,616kWh 5,343kWh ー ー ー ー 施 策 のコストと 人 員 年 度 21 22 23 24 事 業 費 ( 行 政 コ ス ト ) 74,854 千 円 40,050 千 円 35,350 千 円 26,696 千 円 人 件 費 96,711 千 円 82,001 千 円 80,493 千 円 77,763 千 円 施 策 の 経 費 計 171,565 千 円 122,051 千 円 115,843 千 円 104,459 千 円 施 策 の 常 勤 職 員 9.9 人 8.8 人 8.6 人 8.5 人 施 策 の 短 時 間 勤 務 職 員 0.0 人 0.0 人 0.0 人 0.0 人 区 民 一 人 当 たりコスト( 円 ) 550 391 372 336 主 な 事 業 の 実 績 と 概 要 主 な 事 業 の 経 費 を 行 政 コスト 計 算 により 算 出 しました ( 単 位 : 千 円 ) 年 度 22 23 24 事 業 1 温 暖 化 対 策 企 画 調 整 事 業 費 75 227 170 人 件 費 22,169 18,009 24,278 区 内 における 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 の 効 果 的 な 実 施 を 図 るため 地 球 温 暖 化 防 止 について 定 めた 努 力 義 務 などを 実 現 するための 制 度 のあり 方 や 総 額 22,244 18,236 24,448 しくみなどに 関 して 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 審 議 会 にて 審 議 を 行 った 実 績 ( 回 ) 1 1 2 実 績 : 審 議 会 の 開 催 回 数 事 業 2 温 暖 化 防 止 推 進 事 業 費 2,528 17,189 20,172 なかのエコポイント 制 度 の 拡 充 を 行 い 電 気 に 加 えて 都 市 ガスをポイ ント 交 付 対 象 とし 使 用 量 の 削 減 率 からCO 2 削 減 量 に 応 じたポイント 交 付 基 準 に 切 り 替 えた また 成 績 上 位 者 への 表 彰 とポイント 交 付 継 続 ポ イントなどを 新 設 した さらに 対 象 となる 環 境 イベントへの 参 加 や 高 断 熱 建 築 物 の 認 証 取 得 者 などへ 新 たにポイントを 交 付 した 人 件 費 19,944 62,484 53,485 総 額 22,472 79,673 73,657 実 績 ( 人 ) 800 831 947 事 業 3 温 暖 化 防 止 推 進 ( 温 暖 化 対 策 推 進 オフィス 施 設 維 持 管 理 ) 事 業 費 37,447 17,934 6,439 温 暖 化 対 策 推 進 オフィス( 旧 環 境 リサイクルプラザ)については 区 が 実 施 するCO 2 排 出 量 の 削 減 に 係 る 取 組 を 促 進 するため 貸 付 けに 伴 う 一 般 競 争 入 札 を 実 施 した 結 果 落 札 された 実 績 :なかのエコフェア 参 加 者 数 人 件 費 39,888 事 業 2に 含 む 事 業 2に 含 む 総 額 77,335 17,934 6,439 実 績 ー 不 成 立 落 札 実 績 : 温 暖 化 対 策 推 進 オフィスの 貸 付 け
目 標 設 定 時 の 現 状 と 課 題 国 は 東 日 本 大 震 災 及 び 原 発 事 故 を 受 けて 現 行 のエネルギー 基 本 計 画 を 白 紙 から 見 直 し 平 成 24 年 夏 を 目 途 に 新 しいエネルギー 基 本 計 画 を 議 論 する 予 定 である 中 野 区 のCO2 排 出 量 は 平 成 20 年 度 で 約 17.4%( 平 成 2 年 度 比 ) 増 加 している 家 庭 部 門 からは46% 業 務 部 門 からは31%と 約 77%が 住 宅 や 店 舗 事 務 所 など 建 築 物 からの 排 出 量 が 大 半 を 占 めており この 部 門 の 対 策 が 必 要 である 区 の 計 画 との 関 係 (1)10か 年 計 画 ( 第 2 次 ) 領 域 Ⅰー2 環 境 に 配 慮 する 区 民 生 活 が 根 づくまち おもな 取 り 組 み CO2 削 減 をすすめるしくみの 構 築 ほか (2) 環 境 基 本 計 画 施 策 指 標 の 結 果 に 対 する 要 因 分 析 ( 内 部 要 因 ) なかのエコポイントは 制 度 の 拡 充 を 図 るととも に 区 有 施 設 や 小 中 学 校 などでのリーフレット 配 布 を 行 い 区 報 6 月 5 日 号 巻 頭 特 集 やJCN 中 野 の 番 組 ピックアップ 中 野 での 広 報 やHPなどによる 節 電 省 エネの 普 及 啓 発 及 び 参 加 促 進 を 図 った ( 外 部 要 因 ) 東 京 電 力 管 内 についての 国 の 電 力 需 給 対 策 は 夏 冬 とも 最 大 ピーク 時 などにおける 協 力 依 頼 な ど 数 値 目 標 を 伴 わない 節 電 要 請 となった 施 策 の 成 果 結 果 に 関 する 自 己 評 価 平 成 24 年 7 月 から なかのエコポイント 制 度 の 本 来 目 的 である 家 庭 のCO 2 削 減 の 取 組 み 支 援 策 として 制 度 の 拡 充 を 行 い 電 気 に 加 えて 都 市 ガスをポイント 交 付 対 象 とし 使 用 量 の 削 減 率 からCO 2 削 減 量 に 応 じたポイント 交 付 基 準 に 切 り 替 えた また 参 加 の 拡 大 や 継 続 のインセンティブと して 成 績 上 位 者 への 表 彰 とポイント 交 付 抽 選 でのエコ グッズ 授 与 継 続 ポイントを 新 設 した さらに 対 象 とな る 環 境 イベントへの 参 加 や なかのみどりの 貢 献 賞 受 賞 者 と 高 断 熱 建 築 物 の 認 証 取 得 者 へ 新 たにポイントを 交 付 し 参 加 の 促 進 を 図 った また 平 成 25 年 度 から 区 の 直 営 に 転 換 するため 都 市 ガスのシステム 開 発 委 託 費 を 削 減 (3,087 千 円 減 )した 温 暖 化 対 策 推 進 オフィスの 貸 付 けについて 落 札 があった ので 翌 年 度 以 降 その 賃 料 を 環 境 基 金 の 財 源 として 区 内 における 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 資 することができる 見 直 し 改 善 の 方 向 性 国 の 環 境 政 策 の 動 向 を 踏 まえ 新 しい 中 野 をつく る10か 年 計 画 ( 第 2 次 )や 地 球 温 暖 化 防 止 条 例 に 定 め ている4つの 対 策 などと 一 体 的 に 推 進 できるように 平 成 27 年 度 を 初 年 度 とした 環 境 基 本 計 画 の 改 定 に 向 けた 検 討 を 進 める なかのエコポイントについては ポイント 交 換 等 の 業 務 委 託 を 廃 止 し 区 の 直 営 とすることにより ランニングコストなどの 削 減 (13,073 千 円 減 )を 図 る 区 民 事 業 者 及 び 区 の 連 携 により 地 域 から 温 暖 化 防 止 に 貢 献 できるしくみを 検 討 する 実 現 に 向 けた 課 題 等 11 月 のCOP19までに 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の25% 削 減 目 標 をゼロベースで 見 直 すという 国 の 動 向 を 見 極 める 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 審 議 会 での 審 議 を 受 け 地 球 温 暖 化 を 防 止 する4つの 対 策 ( 建 築 物 の 断 熱 性 の 向 上 再 エネ 設 備 や 省 エネ 性 能 の 高 い 製 品 の 導 入 環 境 物 品 等 の 選 択 自 動 車 使 用 に 伴 う 排 出 抑 制 )について 意 見 提 案 の 取 りま とめを 行 い 環 境 基 本 計 画 の 改 定 に 活 かす 必 要 がある 平 成 24 年 度 実 施 した 里 まち 連 携 自 治 体 とのカーボン オフセット 事 業 基 礎 調 査 を 踏 まえ 先 行 実 施 する 連 携 自 治 体 の 選 定 を 行 い 事 業 スキームを 確 立 し 環 境 基 金 に 寄 付 を 得 られる 民 間 事 業 者 の 掘 り 起 こしを 行 う 必 要 がある 主 な 事 業 の 実 績 のグラフスペース 他 1000 800 600 400 200 0 なかのエコフェア 参 加 者 数 21 22 23 24
3503 緑 化 推 進 温 暖 化 防 止 に 寄 与 する 緑 化 の 推 進 施 策 目 標 みどりの 基 本 計 画 に 基 づく 良 好 な 都 市 環 境 を 実 現 するため 環 境 と 共 生 するまちづくりが 着 実 に 進 んで いる みどりの 保 護 と 育 成 に 関 する 条 例 による 緑 化 計 画 の 指 導 が 効 果 的 に 行 われ 宅 地 内 や 接 道 部 屋 上 の 緑 化 など 環 境 に 配 慮 した 緑 化 が 進 んでいる 施 策 の 成 果 指 標 年 度 21 22 23 24 24 目 標 ( 達 成 度 ) 25 目 標 緑 化 計 画 に 基 づく 工 事 の 完 了 を 確 認 し た 割 合 ( 緑 化 完 了 率 ) 47.8% 58.5% 63.3% 60.3% 62.5% 96.5% 65.0% 緑 化 推 進 啓 発 事 業 ( 緑 化 に 関 する 教 室 等 )への 区 民 の 参 加 者 数 738 人 765 人 310 人 805 人 800 人 100.6% 805 人 施 策 のコストと 人 員 年 度 21 22 23 24 事 業 費 ( 行 政 コ ス ト ) 7,198 千 円 6,885 千 円 6,106 千 円 6,293 千 円 人 件 費 36,236 千 円 30,761 千 円 31,251 千 円 33,634 千 円 施 策 の 経 費 計 43,434 千 円 37,646 千 円 37,357 千 円 39,927 千 円 施 策 の 常 勤 職 員 3.7 人 2.7 人 3.3 人 3.3 人 施 策 の 短 時 間 勤 務 職 員 0.0 人 1.3 人 0.8 人 0.8 人 区 民 一 人 当 たりコスト( 円 ) 140 121 120 129 主 な 事 業 の 実 績 と 概 要 主 な 事 業 の 経 費 を 行 政 コスト 計 算 により 算 出 しました ( 単 位 : 千 円 ) 年 度 22 23 24 事 業 1 みどりの 推 進 事 業 費 74 274 253 中 野 区 みどりの 保 護 と 育 成 に 関 する 条 例 により 建 築 確 認 申 請 時 に 提 出 人 件 費 8,768 8,067 11,153 を 義 務 付 けている 緑 化 計 画 を 指 導 し 認 定 した 総 額 8,842 8,341 11,406 実 績 () 8,863 5,103 6,151 事 業 2 緑 化 推 進 啓 発 事 業 費 1,221 755 1,216 区 民 の 緑 化 意 識 の 高 揚 を 図 り 緑 化 を 推 進 するため 緑 化 の 社 会 貢 献 に 対 し 表 彰 した ( 平 成 20~23 年 度 は 花 と 緑 のコンクール 平 成 24 年 度 から なかのみどりの 貢 献 賞 ) 実 績 : 緑 化 計 画 の 認 定 面 積 人 件 費 10,000 10,454 12,013 総 額 11,221 11,209 13,229 実 績 ( 件 ) 19 9 23 実 績 : なかのみどりの 貢 献 賞 応 募 件 数 事 業 3 緑 化 推 進 啓 発 区 民 の 緑 化 意 識 の 高 揚 を 図 り 緑 化 を 推 進 するため 花 と 緑 の 祭 典 を 春 と 秋 に 開 催 した 事 業 費 人 件 費 事 業 2と 同 じ 総 額 実 績 ( 人 ) 16,042 3,996 14,553 実 績 : 祭 典 の 来 場 者 数
目 標 設 定 時 の 現 状 と 課 題 みどりを 守 り みどりを 生 みだし 自 然 の 息 吹 を 感 じ 環 境 と 共 生 するまち の 実 現 に 向 けて 身 近 なみ どりを 増 やすため みどりの 普 及 啓 発 活 動 を 行 い 民 間 緑 化 の 推 進 を 図 る 必 要 がある 民 間 緑 化 の 推 進 をはかるため 緑 化 計 画 の 完 了 届 の 提 出 を 確 実 なものとする 必 要 がある 区 の 計 画 との 関 係 (1)10か 年 計 画 ( 第 2 次 ) 領 域 Ⅰ-2 環 境 に 配 慮 する 区 民 生 活 が 根 づくまち おもな 取 り 組 み 地 域 緑 化 の 推 進 領 域 Ⅰ-3 安 全 で 快 適 な 都 市 基 盤 を 着 実 に 築 くまち (2) 環 境 基 本 計 画 2 みどりを 守 り 自 然 活 かすプロジェクト (3)みどりの 基 本 計 画 施 策 指 標 の 結 果 に 対 する 要 因 分 析 ( 内 部 要 因 ) 緑 化 計 画 の 完 了 届 の 未 提 出 者 に 対 する 催 告 をする ことで 目 標 に 近 い 完 了 確 認 ができた 花 と 緑 のコンクール から なかのみどりの 貢 献 賞 に 変 更 したことにより 応 募 件 数 が 増 加 し 緑 化 の 啓 発 につながった 花 と 緑 の 祭 典 開 催 へ 向 けて 新 たな 教 室 企 画 の 提 案 を 実 行 委 員 に 促 すことにより 教 室 数 が 増 え 参 加 者 増 につながった 施 策 の 成 果 結 果 に 関 する 自 己 評 価 緑 化 計 画 の 指 導 が 適 切 に 行 われ 環 境 に 配 慮 した 緑 化 が 進 んでいる 新 たな 表 彰 制 度 なかのみどりの 貢 献 賞 は 応 募 期 間 が 短 かったものの 応 募 者 が 増 えている 花 と 緑 の 祭 典 は 歴 史 があり 区 民 にも 緑 化 啓 発 事 業 として 定 着 している 新 しい 中 野 四 季 の 森 公 園 での 開 催 で も 参 加 者 が 増 加 した ( 外 部 要 因 ) 花 と 緑 の 祭 典 開 催 日 の 天 候 に 恵 まれた 見 直 し 改 善 の 方 向 性 緑 化 計 画 の 指 導 が 適 切 に 行 われ 環 境 に 配 慮 した 緑 化 が 進 んでいる 新 たな 表 彰 制 度 なかのみどりの 貢 献 賞 は 応 募 期 間 が 短 かったものの 応 募 者 が 増 えている 花 と 緑 の 祭 典 は 歴 史 があり 区 民 にも 緑 化 啓 発 事 業 として 定 着 している 新 しい 中 野 四 季 の 森 公 園 での 開 催 でも 参 加 者 が 増 加 した 実 現 に 向 けた 課 題 等 緑 化 計 画 により 建 替 えの 際 にも 緑 化 の 推 進 を 進 めてい るが 土 地 の 分 割 が 進 み 緑 化 計 画 の 対 象 とならない200 未 満 の 小 規 模 敷 地 が 増 えている また 300 以 上 の 敷 地 面 積 を 分 割 した 際 に 緑 化 計 画 の 対 象 となる100 未 満 の 小 規 模 敷 地 の 緑 化 完 了 率 が 低 い 主 な 事 業 の 実 績 のグラフスペース 他 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0 緑 化 計 画 に 基 づく 工 事 の 完 了 を 確 認 した 割 合 ( 緑 化 完 了 率 ) 21 22 23 24 24 目 標
35 地 球 温 暖 化 対 策 分 野 評 価 結 果 B 評 価 項 目 結 果 1 成 果 指 標 の 目 標 達 成 度 7.2 ( 成 果 指 標 の 妥 当 性 を 含 む ) 成 果 指 標 の 目 標 達 成 度 2 事 業 実 績 7.0 3 事 業 執 行 の 効 率 性 7.0 事 業 執 行 の 効 率 性 事 業 実 績 総 合 評 価 7.1 評 価 項 目 1 には 妥 当 性 (0.7~1.0) 及 び 2 倍 の 係 数 を 計 上 し 総 合 評 価 では 評 価 項 目 の 合 計 に 創 意 工 夫 等 に 関 する 特 筆 すべき 内 容 について 加 点 (-1.0 ~ +1.0)を 行 い 判 定 した 評 価 項 目 評 価 結 果 の 主 な 判 断 理 由 根 拠 1 成 果 指 標 の 目 標 達 成 度 なかのエコポイントの 参 加 登 録 数 は 達 成 度 が 低 いものの 分 野 の 成 果 指 標 の 平 均 達 成 率 は 約 91%であるため 8 点 とした また ほとんどの 成 果 指 標 は 適 切 であり 妥 当 性 は 0.9とした 2 事 業 実 績 環 境 基 本 計 画 に 基 づく なかのエコポイント 制 度 の 推 進 やみどりの 基 本 計 画 に 基 づく 緑 化 計 画 の 指 導 等 を 着 実 に 実 施 した また 温 暖 化 対 策 推 進 オフィスの 貸 付 けもできることとなった 3 事 業 執 行 の 効 率 性 職 員 を 増 員 することなく なかのエコポイントの 運 営 を 委 託 から 直 営 に 転 換 することで システム 開 発 経 費 を 削 減 した また 今 後 の 事 業 運 用 業 務 委 託 費 の 削 減 につながっている その 他 様 々な 事 業 について コスト 縮 減 を 図 っており 評 価 できる