1.3. 距 離 による 比 較 距 離 による 比 較 を 行 う ( 基 本 的 に 要 求 される 能 力 が 違 うと 思 われるトラック 別 に 集 計 を 行 った ) 表 -3 に 距 離 別 の 比 較 を 示 す 表 -3 距 離 別 比 較 1000 2.27 8 1000 2.



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1. 性 別 による 競 争 能 力 の 違 い 競 走 馬 にとって 性 別 による 競 争 能 力 にどのくらいの 違 いがあるのかについて 集 計 したデータを 基 に 解 析 する 1.1. 全 成 績 の 比 較 全 成 績 による 比 較 を 行 う 表 -1 に 競 争 成 績 比 較 を 示 す 表 -1 全 成 績 比 較 1 着 2 着 3 着 4 着 5 着 着 外 全 数 勝 率 連 対 率 複 勝 率 全 体 5896 5883 5894 5884 5883 50488 79928 7.38% 14.74% 22.11% 2.22 牡 セン 馬 3891 3865 3782 3796 3762 29828 48924 7.95% 15.85% 28% 2.46 2005 2018 2112 2088 2121 20660 31004 6.47% 12.98% 19.79% 1.87 ( 除 限 定 戦 ) 1230 1246 1338 1316 1348 13756 20234 6.08% 12.24% 18.85% 1.74 基 本 的 に より の 方 が 有 利 な 結 果 となっている また の 救 済 措 置 として 行 われている 限 定 戦 を 除 いた 場 合 その 差 は 更 に 広 がり 有 利 がより 健 著 に 現 れる 結 論 1 と では の 方 が 基 礎 能 力 は 高 い 1.2. トラックによる 比 較 トラックの 違 い( )による 比 較 を 行 う 表 -2 にトラック 別 成 績 比 較 を 示 す 表 -2 トラック 別 成 績 比 較 1 着 2 着 3 着 4 着 5 着 着 外 全 数 勝 率 連 対 率 複 勝 率 牡 セン 馬 ( ) 1818 1842 1781 1811 1790 14891 23933 7.60% 15.29% 22.73% 2.32 ( ) 771 746 813 775 794 7755 11654 6.62% 12% 19.99% 1.89 牡 セン 馬 (ダ) 2073 2023 2001 1985 1972 14937 24991 8.29% 16.39% 24.40% 2.60 (ダ) 459 500 525 541 554 6001 8580 5.35% 11.18% 17.30% 4 除 く 限 定 戦 よりの 方 が 性 別 による 能 力 差 がより 健 著 に 現 れる 結 果 となっている 持 久 力 とパワーが 要 求 されるの 方 が 差 が 大 きいということは スピードより 持 久 力 とパワーでの 能 力 差 が 大 きいことを 示 している 結 論 2 と の 能 力 差 は でより 健 著 に 現 れる 結 論 3 スピードより 持 久 力 とパワーの 能 力 差 がより 健 著 に 現 れる 1/8

1.3. 距 離 による 比 較 距 離 による 比 較 を 行 う ( 基 本 的 に 要 求 される 能 力 が 違 うと 思 われるトラック 別 に 集 計 を 行 った ) 表 -3 に 距 離 別 の 比 較 を 示 す 表 -3 距 離 別 比 較 1000 2.27 8 1000 2.80 2.41 1200 6 1.98 1200 2.49 1.38 1400 6 1.78 1400 1 5 1500 3.37 1.98 1600 2.33 0.97 1600 2.24 1.62 1700 2.69 3 1700 2.83 1.80 1800 2.64 1.13 1800 2.39 1.84 2100 2.73 0.83 2000 2.43 1.74 2300 2.36 0.90 2200 2.67 5 2400 3.44 7 2300 3.12 1.17 2400 2.88 1.78 2500 5 2.48 2600 2.73 2.85 3000 2.68 0 3200 2.92 0 3600 3.17 0 除 く 限 定 戦 4.0 距 離 別 比 較 ( ) ( ) (ダ) (ダ) 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 とも 距 離 が 伸 びるに 従 い 性 別 による 能 力 差 が 開 く 傾 向 にある 特 ににおいてはその 傾 向 が 顕 著 である これは 持 久 力 において 性 別 による 能 力 差 が 大 きいことを 示 している レースに 限 ると 2500m~2600m で と の 差 が 無 くなっているが 近 年 の 長 距 離 レースにおけるスローペース 上 がりの 瞬 発 力 による 決 着 の 影 響 と 考 えられる また レース 数 の 少 ない 距 離 に 関 しては 数 値 の 誤 差 が 大 きくなる 為 上 記 結 果 を 基 に 距 離 範 囲 別 に 成 績 を 比 較 する 表 -4 に 距 離 範 囲 別 の 比 較 を 示 す 2/8

表 -4 距 離 範 囲 別 比 較 1000 2.27 8 1000 2.80 2.41 1200~1400 6 1.94 1200~1400 0 1.43 1500~2000 2.39 1.74 1500~2000 2.62 1.29 2100~2400 2.81 1.86 2100~2400 2.75 0.90 2500~ 2.64 7 除 く 限 定 戦 4.0 距 離 別 比 較 ( ) ( ) (ダ) (ダ) 1000 1200~1400 1500~2000 2100~2400 2500~ 距 離 に 対 する 能 力 差 は とでは 明 らかに 傾 向 が 違 うことがわかる の 場 合 1000m では が 有 利 1200~1400m では 同 等 1500~2400m までは 距 離 が 伸 びるほど 差 が 広 がり 2500m 以 上 では 同 等 となる のレースでは 1000~1400m=スピード 能 力 1500~2400m=スピード 能 力 + 持 久 力 ( 距 離 が 伸 びるほど 持 久 力 が 必 要 ) 2500m 以 上 =スピード 能 力 ( 上 がり 瞬 発 力 )が 求 められると 推 測 される また 上 記 傾 向 から H ペース= 有 利 S ペースで 能 力 差 が 縮 まる 方 向 であることも 推 測 できる の 場 合 は 1000m こそ 同 等 であるが それ 以 上 の 距 離 では 距 離 が 伸 びるほど 能 力 差 が 大 きくなる と 違 いレースの 場 合 極 端 な S ペースとなることが 少 ないのも 一 つの 要 因 であると 思 われる 結 論 4 1000~1400m 及 び 1000m 戦 では 性 別 による 能 力 差 はない 結 論 5 1500~2400m 及 び 1200m 以 上 のレースでは 距 離 が 伸 びるほど が 有 利 である 結 論 6 S ペースで 上 がりの 瞬 発 力 (スピード 能 力 ) 勝 負 の 場 合 は 能 力 差 は 現 れにくい この 距 離 別 の 分 析 結 果 は 違 う 意 味 で 有 益 な 結 果 となった なぜなら 各 トラックの 距 離 別 に 求 められる 基 本 的 な 能 力 が 明 らかになったからである ここで 用 いた 距 離 範 囲 で 他 のファクターに ついての 解 析 を 行 うことが 有 効 であることを 示 しているからである 3/8

1.4. 競 馬 場 による 比 較 次 に 競 馬 場 別 の 比 較 を 行 う 表 -5 に 競 馬 場 別 の 比 較 を 示 す 表 -5 競 馬 場 別 比 較 場 所 場 所 差 分 差 分 4.0 札 幌 2.22 2.74-2 札 幌 7 2.29 0.78 函 館 1 2.33 0.17 函 館 3.28 2.43 0.85 福 島 2.13 1.91 0.22 福 島 2.72 2.25 0.47 新 潟 2.11 3 8 新 潟 2.31 8 0.24 東 京 2.40 1.70 0.70 東 京 2.49 1.17 1.32 中 山 2.42 1.76 0.66 中 山 2.31 1.37 0.94 中 京 2.27 1.36 0.90 中 京 2.43 1.11 1.32 京 都 2.38 1.88 0 京 都 2.74 1.43 1.31 阪 神 2.42 1.88 5 阪 神 2.69 1.34 1.36 小 倉 2.23 2.12 0.10 小 倉 0 1.88 0.62 - 除 く 限 定 戦 - 場 所 別 比 較 と の 差 分 をみると 競 馬 場 別 の 傾 向 差 が 見 られる 全 レースでの 差 は 0.43 全 レースでの 差 は 6 であるので それを 基 準 として 考 える の 場 合 札 幌 では 能 力 差 が 逆 転 小 倉 函 館 福 島 では 能 力 差 が 縮 まり 京 都 < 阪 神 < 新 潟 < 中 山 < 東 京 < 中 京 と 差 が 開 く の 場 合 新 潟 福 島 小 倉 札 幌 函 館 中 山 では 能 力 差 が 縮 まり 京 都 < 中 京 < 東 京 < 阪 神 と 差 が 開 く ただし このデータのみで 各 競 馬 場 の 特 性 を 考 察 することは 難 しい 各 競 馬 場 の 走 破 時 計 と 上 記 結 果 を 比 べても 十 分 な 相 関 性 が 見 られなかった 為 である 開 催 時 期 番 組 編 成 レベルなど 他 のファクターの 影 響 によるものの 可 能 性 が 高 いと 推 測 される 従 って このファクター 自 体 は 競 馬 予 想 にはあまり 有 効 でないと 考 えられる 結 論 7 競 馬 場 毎 の 傾 向 はあるものの 不 確 定 要 素 が 多 く 予 想 のファクターとしては 使 用 しない ( ) ( ) (ダ) (ダ) 差 分 ( ) 差 分 (ダ) 札 幌 函 館 福 島 新 潟 東 京 中 山 中 京 京 都 阪 神 小 倉 4/8

. 馬 齢 による 比 較 次 に 馬 齢 による 比 較 を 行 う 表 -6 表 -7 に 馬 齢 による 比 較 を 行 う 表 -6 は 古 馬 混 合 戦 について 表 -7は2 歳 3 歳 戦 について 集 計 している 表 -6 馬 齢 別 比 較 ( 古 馬 混 合 戦 ) 馬 齢 馬 齢 馬 齢 別 比 較 ( 古 馬 戦 ) 3 歳 春 2.19 1.36 3 歳 春 0.92 0 3 歳 夏 1.87 1.88 3 歳 夏 2.49 1.73 4 歳 春 6 1.74 4 歳 春 2.43 7 3 歳 秋 4 歳 夏 2.29 2.67 1.45 2.71 3 歳 秋 4 歳 夏 7 3.22 1.19 2.49 4 歳 冬 2.65 1.24 4 歳 冬 2.40 0.87 4 歳 秋 0 2.68 4 歳 秋 3 2.17 5 歳 冬 2.87 1.63 5 歳 冬 2.95 1.74 ( ) 5 歳 春 2.70 2.42 5 歳 春 7 4 ( ) 5 歳 夏 2 7 5 歳 夏 2.20 7 (ダ) (ダ) 5 歳 秋 2.16 2.38 5 歳 秋 1.73 1.29 6 歳 冬 2.19 1.30 6 歳 冬 1.82 1.23 6 歳 春 2.27 1.77 6 歳 春 1.47 1.66 6 歳 夏 1.90 1.34 6 歳 夏 1 1.88 6 歳 秋 0.94 4 6 歳 秋 0.79 1.85 7 歳 以 上 1.17 0.86 7 歳 以 上 0.64 0.92 集 計 期 間 :1999.16 ~ 2001.10.28(722 日 間 ) 除 く 限 定 戦 3 歳 春 3 歳 夏 3 歳 秋 4 歳 冬 4 歳 春 4 歳 夏 4 歳 秋 5 歳 冬 5 歳 春 5 歳 夏 5 歳 秋 6 歳 冬 6 歳 春 6 歳 夏 6 歳 秋 7 歳 以 上 表 -7 馬 齢 別 比 較 (2 歳 3 歳 戦 ) 馬 齢 馬 齢 4.0 馬 齢 別 比 較 (2 3 歳 戦 ) 2 歳 夏 4 1 2 歳 夏 3.13 2.98 2 歳 秋 9 4 2 歳 秋 0 1.45 集 計 期 間 :1999.16 ~ 2001.10.28(722 日 間 ) 除 く 限 定 戦 3 歳 冬 3 歳 夏 3 1.83 1.30 2 3 歳 冬 3 歳 夏 8 2.47 1.39 1.88 3 歳 春 3 歳 秋 2.32 1.82 1.39 4 3 歳 春 3 歳 秋 7 2.83 1.37 1.49 ( ) ( ) (ダ) (ダ) 2 歳 夏 2 歳 秋 3 歳 冬 3 歳 春 3 歳 夏 3 歳 秋 上 記 の 結 果 から 4 歳 夏 ~5 歳 にかけてピークを 迎 えている 特 に 牡 牝 の 差 はないが 季 節 によって の 方 がばらつきが 大 きい 2 歳 戦 は 夏 場 には 差 が 少 ないものの 秋 以 降 差 が 広 がる そして 3 歳 夏 にかけて 差 が 縮 まる どうも 年 齢 だけでなく 季 節 による 影 響 も 考 えられるので 年 齢 季 節 に 分 類 し 再 度 集 計 を 行 う 結 果 を 表 -8に 示 す 5/8

表 -8 馬 齢 別 比 較 ( 集 計 後 ) 馬 齢 馬 齢 馬 齢 別 比 較 ( 集 計 後 ) 2 歳 ( 限 ) 3 歳 2.18 2.12 8 2 歳 ( 限 ) 1.64 2.74 3 歳 2 2 1.36 3 歳 ( 限 ) 4 歳 2.81 4 1.65 3 歳 ( 限 ) 9 3.18 4 歳 1.41 2.71 7 5 歳 2.69 2.25 5 歳 0 8 6 歳 1.86 1.39 6 歳 0 1.47 7 歳 ~ 1.17 0.86 7 歳 ~ 0.64 0.92 集 計 期 間 :1999.16 ~ 2001.10.28(722 日 間 ) 除 く 限 定 戦 2 歳 ( 限 ) 3 歳 ( 限 ) ( ) ( ) (ダ) (ダ) 3 歳 4 歳 5 歳 6 歳 7 歳 ~ これで 馬 齢 に 対 する 影 響 度 が 明 確 になってきた 2 歳 3 歳 戦 の 場 合 3 歳 になると 急 激 に 差 が 開 く クラシックを 始 め 競 走 形 態 が 明 確 に 牡 と 分 れていることの 理 由 がここでもわ かる また 古 馬 レースの 場 合 馬 齢 によって 能 力 差 はほとんど 変 化 しない 5 歳 でピークを 迎 え6 歳 以 降 で 急 激 に 低 下 していく 古 馬 レースの 場 合 とは 異 なり 牡 牝 での 傾 向 差 が 現 れている 牡 の 場 合 3~5 歳 までの 変 化 は 少 なく6 歳 以 降 で 急 激 に 低 下 する しかし は 3~6 歳 までほとんど 能 力 が 低 下 しない そして7 歳 以 降 で 緩 やかに 減 少 していく 6 歳 以 降 のレースでは 同 じ 馬 齢 の 牡 と 牝 での 能 力 差 が 無 いことは 特 筆 ものである 1.6. 季 節 による 競 争 能 力 の 違 い 馬 齢 の 解 析 中 に 気 がついた 季 節 による 競 争 能 力 の 集 計 を 行 う 表 -9 に 季 節 別 の 集 計 結 果 を 示 す 表 -9 季 節 別 比 較 ( 古 馬 戦 ) 季 節 季 節 季 節 別 比 較 ( 古 馬 戦 ) 春 2.29 1.94 春 2.28 5 冬 2.62 1.37 冬 2.48 1.16 集 計 期 間 :1999.16 ~ 2001.10.28(722 日 間 ) 夏 2.41 2.34 夏 2.66 4 秋 2.30 1.93 秋 2.45 1.49 除 く 限 定 戦 2 歳 3 歳 限 定 戦 春 :4~6 月 夏 :7~9 月 秋 :10~12 月 冬 :1~3 月 ( ) ( ) (ダ) (ダ) 春 夏 秋 冬 6/8

結 果 をみると 面 白 い 傾 向 があることがわかる は 季 節 による 能 力 差 がほとんど 無 いのに 対 し は 明 らかに 夏 場 の 能 力 が 高 い 逆 に 冬 場 は 極 単 に 落 ち 込 む 競 馬 の 格 言 に 夏 は を 狙 え というのがあるが 正 に 事 実 である この 事 実 はトラックによる 差 が 無 いことからも 純 粋 に 体 調 面 の 差 である 可 能 性 が 非 常 に 高 い もう 少 し 詳 細 に 見 てみる 各 月 毎 の 集 計 を 見 てみる 表 -10 月 別 比 較 ( 古 馬 戦 ) 月 月 月 別 比 較 ( 古 馬 戦 ) 1 月 2.13 1.79 1 月 2.39 7 2 月 3 月 8 2 1.31 1.16 2 月 3 月 2.84 2.85 1.16 1.16 5 月 2.19 1.63 5 月 2.36 1.48 4 月 2.28 1.46 4 月 2.33 1.29 6 月 2.33 1.70 6 月 5 1.61 7 月 2.34 2.27 7 月 2.71 4 8 月 7 2.61 8 月 2.67 0 9 月 2.31 2.20 9 月 2.41 8 ( ) 10 月 2.38 7 10 月 2.70 1.49 ( ) 11 月 2.25 2.12 11 月 2.78 1.39 (ダ) (ダ) 12 月 2.63 3 12 月 3 1.36 除 く 限 定 戦 2 歳 3 歳 限 定 戦 レースの 場 合 7~11 月 レースの 場 合 7~9 月 に が 好 調 になることがわかる また 2 月 ~4 月 のフケ( 発 情 期 )に の 成 績 が 落 ちていることもわかる 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 結 論 8 性 別 による 能 力 差 は3 歳 時 に 急 激 に 広 がる 結 論 9 3 歳 以 降 の レースでは 能 力 差 は 変 わらない 結 論 10 レースでは 5 歳 でピークを 迎 え 6 歳 で 急 激 に 低 下 していく 結 論 11 レースでは の 方 が 能 力 低 下 が 少 ない ( 牡 :3~5 歳 牝 :3~6 歳 までがピーク) 結 論 12 は 通 年 で 安 定 した 成 績 を 残 すが は 夏 場 好 調 冬 場 不 調 の 傾 向 がはっきりしている 7/8

1.7. クラスによる 比 較 次 にクラスによる 比 較 を 行 う 表 -11 にクラス 別 の 比 較 を 示 す 表 -10 クラス 別 比 較 クラス クラス 新 馬 2.62 2.31 新 馬 3 1.82 未 勝 利 2.12 1.70 未 勝 利 2.75 7 500 万 下 2.24 1.72 500 万 下 3 1.41 1000 万 下 6 2.24 1000 万 下 2.33 1.48 1600 万 下 2.31 2.71 1600 万 下 2.23 1.26 OPEN 2.42 2.12 OPEN 2.13 2.85 除 く 限 定 戦 2 歳 3 歳 限 定 戦 クラス 別 比 較 ( ) ( ) (ダ) (ダ) 新 馬 未 勝 利 500 万 下 1000 万 下 1600 万 下 OPEN 面 白 いのは オープンになると 性 別 による 差 が 極 端 に 少 なくなっていることである レースでは 傾 向 にあまり 差 がないが レースではオープンで 一 気 に 逆 転 している でもオープンクラスまで 上 がるような は 別 格 なのかも 知 れない 確 かにトゥザヴィクトリー ホクトべガ ファストフレンド ブロードアピール ゴールドティアラ アイオーユーetc などで 活 躍 した は 多 い 結 論 13 なら 1000 万 下 以 上 ならオープンになると 性 別 の 差 は 少 なくなる 1.8. その 他 の 比 較 上 記 以 外 に 馬 場 状 態 脚 質 による 集 計 も 試 みたが 傾 向 的 な 差 異 は 無 かった 2. まとめ 一 連 の 解 析 結 果 から 性 別 による 競 争 能 力 の 差 異 を 表 すファクターとしては 以 下 のファクターを 重 視 する 1 距 離 範 囲 2 馬 齢 3 月 4 クラス 8/8