は じ め に 本 書 はトラック 運 送 事 業 者 の 皆 さまに 事 業 に 関 する の 仕 組 みにつ いてご 理 解 いただき 事 業 経 営 に 役 立 てていただくことを 目 的 に 作 成 し ました 制 に 関 する 難 しい 分 かりにくい といった 声 に 応 えて 金 の

は じ め に 本 書 はトラック 運 送 事 業 者 の 皆 さまに 事 業 に 関 する の 仕 組 みにつ いてご 理 解 いただき 事 業 経 営 に 役 立 てていただくことを 目 的 に 作 成 し ました 制 に 関 する 難 しい 分 かりにくい といった 声 に 応 えて 金 の 仕 組 みと これだけは 知 っておきたい こういう 特 別 措 置 がある といった 必 要 項 目 について できるだけ 平 易 に 紹 介 いたしました 事 業 者 の 方 々の 入 門 書 となれば 幸 いです なお 今 年 は 東 日 本 大 震 災 政 治 の 混 乱 等 により 当 初 の 改 正 案 の 一 部 のみが6 月 30 日 に 成 立 し 残 りは 継 続 審 議 という 極 めて 異 例 の 年 で 本 書 の 発 刊 も 遅 れましたことを お 詫 び 申 し 上 げます 平 成 23 年 11 月 社 団 法 人 全 日 本 トラック 協 会 目 次 Q1 トラック 運 送 事 業 者 の 金 にはどのようなものがありますか? 1 Q2 法 人 などの 概 要 と 特 別 措 置 にはどのようなものがありますか? 2 Q3 事 業 者 の 施 設 や 不 動 産 にかかる 金 の 概 要 と 特 別 措 置 にはどのようなものがありますか? 4 Q4 トラックにかかる 金 はどのようになっていますか? 5 Q5 トラックやコンピュータなどを 取 得 した 場 合 には どのような 特 別 措 置 がありますか? 6 Q6 事 業 承 継 制 のあらましについて 教 えて 下 さい 8 Q7 平 成 23 年 度 制 改 正 のあらましについて 教 えて 下 さい 10 資 料 Ⅰ 自 動 車 重 量 自 動 車 取 得 の 減 免 措 置 トラック 関 連 対 象 車 種 一 覧 ( 平 成 23 年 8 月 8 日 現 在 ) 11 資 料 Ⅱ 営 業 用 トラック 保 有 にかかる 諸 13 資 料 Ⅲ トラック 業 界 の 納 額 13

Q1 トラック 運 送 事 業 者 の 金 にはどのようなものがありますか? A1 トラック 運 送 事 業 者 が 事 業 を 経 営 していくうえでの 関 係 諸 は 下 記 のようになります 本 書 では 関 連 項 目 ごとに 特 別 措 置 についても 紹 介 していきます 法 人 個 人 ( P 2 参 照 ) 法 人 地 方 法 人 特 別 所 得 法 人 住 民 個 人 住 民 法 人 事 業 個 人 事 業 ( 毎 年 ) 国 ( 毎 年 ) 道 府 県 市 町 村 ( 毎 年 ) 道 府 県 は 個 人 事 業 者 消 費 ( 毎 年 ) 国 地 方 消 費 ( 毎 年 ) 道 府 県 トラック 運 送 事 業 所 本 社 営 業 所 荷 扱 所 地 価 ( 毎 年 ) 国 施 設 不 動 産 ( P 4 参 照 ) 登 録 免 許 (その 都 度 ) 国 不 動 産 取 得 ( 取 得 時 ) 道 府 県 固 定 資 産 ( 毎 年 ) 道 府 県 市 町 村 都 市 計 画 ( 毎 年 ) 市 町 村 ( 取 得 : 取 得 時 ) 特 別 土 地 保 有 市 町 村 ( 保 有 : 毎 年 ) 事 業 所 ( 毎 年 ) 市 町 村 トラック ( P 5 参 照 ) 自 動 車 重 量 ( 車 検 時 ) 国 自 動 車 ( 毎 年 ) 道 府 県 自 動 車 取 得 ( 取 得 時 ) 道 府 県 揮 発 油 ( 蔵 出 時 ) 国 燃 料 ( P 5 参 照 ) 地 方 揮 発 油 ( 蔵 出 時 ) 国 石 油 ガス ( 蔵 出 時 ) 国 軽 油 引 取 ( 取 引 時 ) 道 府 県 は 関 係 の 深 い 1

Q2 法 人 などの 概 要 と 特 別 措 置 にはどのようなものがありますか? A2 法 人 などの 概 要 は 下 記 のようになります また 特 別 措 置 については エネ 革 制 中 小 企 業 投 資 促 進 制 などの 特 別 措 置 が 講 じられています それぞれの 措 置 内 容 については 下 記 のとおりです トラック 運 送 事 業 者 ( 法 人 個 人 )にかかる 金 国 ( 毎 年 ) 法 人 地 方 法 人 特 別 ( 平 成 20 年 10 月 1 日 以 降 開 始 事 業 年 度 より 適 用 ) 所 得 ( 個 人 事 業 者 ) 所 得 法 の 率 によります 納 義 務 者 ( 法 人 )の 各 事 業 年 度 の 所 得 に 対 して 課 されます 資 本 金 が1 億 円 以 下 の 法 人 の 率 は 年 800 万 円 以 下 の 所 得 金 額 18%( ) 年 800 万 円 超 の 所 得 金 額 30% H21.4.1からH24.3.31までの 間 に 終 了 する 事 業 年 度 ( 本 則 22%) 中 小 企 業 等 協 同 組 合 の 率 18%( ) 地 方 法 人 特 別 の 率 ( 法 人 事 業 と 併 せて 課 ) 基 準 法 人 所 得 割 額 148%( 所 得 課 のみの 法 人 は81%) 道 市 府 町 県 村 ( 毎 年 ) 法 人 住 民 個 人 住 民 ( 個 人 事 業 者 ) 地 方 法 の 率 によります 法 人 の 納 額 は 均 等 割 ( 資 本 従 業 員 数 による 一 定 額 )と 割 ( 法 人 額 に 一 定 の 率 をかけた 額 )の 合 計 額 となります 法 人 割 の 率 は 道 府 県 民 15.0%( 制 限 率 6.0%) 市 町 村 民 12.3%( 制 限 率 14.7%) 制 限 率 とは 地 方 団 体 が 課 する 場 合 にこれを 超 えてはなら ないとされる 率 道 府 県 ( 毎 年 ) 法 人 事 業 個 人 事 業 ( 個 人 事 業 者 ) 地 方 法 の 率 によります 納 義 務 者 ( 法 人 )の 各 事 業 年 度 の 所 得 付 加 価 値 資 本 に 対 して 課 されます 所 得 割 所 得 金 額 の2.9%(400 万 円 以 下 1.5% 400 万 円 超 800 万 円 以 下 2.2%)( 1) 付 加 価 値 割 付 加 価 値 額 ( 2)の0.48% 資 本 割 資 本 等 の 金 額 ( 3)の0.2% 1 中 小 企 業 等 協 同 組 合 400 万 円 以 下 2.7% 400 万 円 超 及 び 清 算 所 得 3.6% 2 付 加 価 値 額 収 益 配 分 額 ( 報 酬 給 与 額 + 純 支 払 利 子 + 純 支 払 賃 借 料 )+ 単 年 度 損 益 報 酬 給 与 額 のうち 収 益 配 分 額 の7 割 を 超 える 部 分 については 付 加 価 値 額 から 控 除 ( 雇 用 安 定 控 除 ) 3 資 本 等 の 金 額 資 本 の 金 額 又 は 出 資 金 額 + 資 本 積 立 金 額 又 は 連 結 個 別 資 本 積 立 金 額 資 本 金 1 億 円 以 下 の 法 人 は 所 得 課 の み (400 万 円 以 下 2.7% 400 万 円 超 800 万 円 以 下 4.0% 800 万 円 超 5.3%) 国 ( 毎 年 ) 道 府 県 消 費 および 地 方 消 費 事 業 者 ( 法 人 個 人 )が 対 価 を 得 て 行 う 資 産 の 譲 渡 役 務 の 提 供 に 対 して 課 されます ( 輸 出 取 引 輸 入 取 引 を 含 みます ) 率 は 消 費 4% 地 方 消 費 25% ( 消 費 換 算 1%) 納 義 務 免 除 前 々 年 または 前 々 事 業 年 度 の 年 間 課 売 上 が 1,000 万 円 以 下 の 事 業 者 但 し 前 上 半 期 1,000 万 円 超 の 場 合 は 課 簡 易 課 制 度 (みなし 仕 入 率 50%の 選 択 ) 前 々 年 または 前 々 事 業 年 度 の 年 間 課 売 上 が5,000 万 円 以 下 の 事 業 者 2

環 境 関 連 投 資 促 進 制 (グリーン 投 資 減 ) 平 成 23 年 6 月 30 日 から 平 成 26 年 3 月 31 日 までにプラグインハイブリッド 自 動 車 電 気 自 動 車 急 速 充 電 設 備 ハイブリッドバス トラックなどを 取 得 した 場 合 は 30% の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます ( 注 ) 資 本 金 1 億 円 超 の 企 業 については 上 記 の 額 控 除 の 適 用 はありません エネ 革 制 中 小 企 業 投 資 促 進 制 中 小 企 業 等 基 盤 強 化 制 平 成 24 年 3 月 31 日 までにハイブリッド 自 動 車 ( 乗 用 車 を 除 く) 電 気 自 動 車 燃 料 電 池 自 動 車 燃 料 供 給 設 備 などを 取 得 した 場 合 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます なお 平 成 21 年 4 月 1 日 から 平 成 24 年 3 月 31 日 までの 取 得 分 については 初 年 度 即 時 償 却 (100% 特 別 償 却 ) が 受 けられます ( 注 ) 資 本 金 1 億 円 超 の 企 業 については 上 記 の 額 控 除 の 適 用 はありません 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 中 小 企 業 者 1 が 下 記 の 設 備 を 取 得 した 場 合 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます ( 所 得 権 移 転 外 リースは 含 むが 額 控 除 のみ) 1 中 小 企 業 者 は 資 本 金 1 億 円 以 下 または 従 業 員 1,000 人 以 下 120 万 円 以 上 ( 一 設 備 または 同 一 種 類 の 複 数 台 数 )の 器 具 備 品 2 2 1 電 子 計 算 機 2デジタル 複 合 機 160 万 円 以 上 の 機 械 装 置 3 3 車 両 重 量 計 (トラックスケール) 洗 車 機 などが 含 まれます 車 両 総 重 量 3.5トン 以 上 の 普 通 貨 物 自 動 車 ( 新 車 に 限 る トラクタ トレーラも 対 象 ) 当 制 適 用 のリース 契 約 の 要 件 として 契 約 期 間 5 年 以 上 かつ 法 定 耐 用 年 数 以 下 とされており 普 通 貨 物 自 動 車 の 法 定 耐 用 年 数 が4 年 であるため 営 業 用 普 通 貨 物 自 動 車 のリースについては 対 象 外 となります 取 得 価 額 合 計 70 万 円 以 上 のソフトウエア 4 4 運 行 管 理 ソフトなどが 含 まれます ( 注 ) 資 本 金 3,000 万 円 超 の 企 業 については 上 記 の 額 控 除 の 適 用 はありません 額 控 除 は 法 人 額 の20%が 限 度 となります 1 中 小 企 業 新 事 業 活 動 促 進 法 関 連 5 中 小 企 業 者 が 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 同 法 で 規 定 する 承 認 経 営 革 新 計 画 に 定 める 取 得 価 額 が 280 万 円 以 上 の 機 械 装 置 を 取 得 した 場 合 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます 5 運 輸 業 : 資 本 金 3 億 円 以 下 で 従 業 員 300 人 以 下 2 人 材 投 資 促 進 関 連 6 中 小 企 業 者 等 の 適 用 事 業 年 度 の 労 働 費 に 占 める 教 育 訓 練 費 の 割 合 が 0.15% 以 上 の 場 合 教 育 訓 練 費 7 の 総 額 に 控 除 率 (8% 12%)を 乗 じた 金 額 を 全 額 控 除 できます ( 平 成 24 年 3 月 31 日 まで) 6 中 小 企 業 者 等 は 資 本 金 1 億 円 以 下 または 従 業 員 1,000 人 以 下 7 控 除 率 =8%+( 教 育 訓 練 費 0.15%) 40 労 働 費 用 3 中 小 企 業 情 報 基 盤 強 化 制 資 本 金 1 億 円 以 下 の 中 小 企 業 者 8 が 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 取 得 価 額 合 計 70 万 円 以 上 の 下 記 設 備 を 取 得 した 場 合 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます ( 資 本 金 3,000 万 円 以 上 の 企 業 にも 額 控 除 の 適 用 があります) 8 大 規 模 法 人 ( 資 本 金 1 億 円 超 )の 子 会 社 等 を 除 く 1.O S 及 びこれと 同 時 に 設 置 されるサーバー 2.データベース 管 理 ソフトウエア 及 びこれと 同 時 に 設 置 されるアプリケーションソ フトウエア 3.ファイアウォール 4. 部 門 間 企 業 間 で 分 断 されている 情 報 システムを 連 携 するソフトウエアとして 一 定 の 要 件 を 満 たすもの ISO /IEC 1 5 4 0 8 1に 基 づいて 評 価 認 証 されたもの 雇 用 促 進 制 中 小 企 業 支 援 制 平 成 23 年 4 月 1 日 から 平 成 26 年 3 月 31 日 までに 開 始 する 各 事 業 年 度 中 に 従 業 員 のうち 雇 用 保 険 の 一 般 被 保 険 者 の 数 を 前 事 業 年 度 より10% 以 上 かつ5 人 以 上 ( 中 小 企 業 者 等 は2 人 以 上 ) 増 加 させる 等 の 要 件 を 満 たす 事 業 主 について 増 加 1 人 あたり20 万 円 の 額 控 除 が 受 けられます ( 控 除 限 度 額 : 当 期 の 法 人 額 の10% 中 小 企 業 者 等 は20% ) 1 少 額 資 産 即 時 償 却 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 中 小 企 業 者 が30 万 円 未 満 の 減 価 償 却 資 産 を 取 得 した 場 合 全 額 損 金 算 入 ( 即 時 償 却 )が 認 められます ( 損 金 算 入 額 の 上 限 : 年 間 300 万 円 ) 2 欠 損 金 の 繰 戻 し 還 付 中 小 企 業 者 平 成 21 年 2 月 1 日 以 降 に 終 了 する 各 事 業 年 度 に 生 じた 欠 損 金 につき 繰 戻 による 還 付 が 受 けられます 3

事 業 者 の 施 設 や 不 動 産 にかかる 金 の 概 要 と 特 別 措 置 には Q3 どのようなものがありますか? A3 事 業 所 の 施 設 や 不 動 産 にかかる 金 の 概 要 と 特 別 措 置 は 下 記 のようになります 施 設 や 不 動 産 にかかる 金 登 録 免 許 (その 都 度 ) 国 不 動 産 その 他 財 産 権 の 登 記 登 録 に 対 して 課 されます 不 動 産 の 所 有 権 の 保 存 登 記 価 格 の0.4% 不 動 産 の 所 有 権 の 移 転 登 記 相 続 価 格 の0.4% 売 買 価 格 の2.0% 但 し 土 地 の 売 買 については 抵 当 権 の 設 定 登 記 債 権 金 額 の0.4% 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 許 可 1 件 につき12 万 円 特 定 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 許 可 1 件 につき 6 万 円 平 成 24 年 3 月 31 日 まで1.3% 平 成 25 年 3 月 31 日 まで1.5% 不 動 産 取 得 ( 取 得 時 ) 道 府 県 取 得 した 土 地 家 屋 に 対 して 課 されます ( 暫 定 率 適 用 期 限 : 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 率 3%( 本 則 4%) ( 但 し 住 宅 以 外 の 家 屋 については4%) 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 から 資 金 の 貸 付 または 譲 渡 を 受 けて 取 得 し 5 年 以 内 に 組 合 員 に 譲 渡 する 不 動 産 は 免 固 定 資 産 ( 毎 年 ) 市 町 村 道 府 県 所 有 する 土 地 家 屋 償 却 資 産 に 対 して 課 されます 標 準 率 1.4% 中 小 企 業 等 協 同 組 合 が 所 有 し 使 用 する 事 務 所 および 倉 庫 ( 敷 地 を 除 く)は 非 課 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 により 資 金 の 貸 付 を 受 けて 取 得 した1 台 1 基 330 万 円 以 上 合 計 額 が500 万 円 以 上 の 機 械 等 の 課 標 準 は3 年 間 1/2 都 市 計 画 ( 毎 年 ) 市 町 村 都 市 計 画 区 域 のうち 市 街 化 区 域 内 に 所 在 する 土 地 家 屋 に 対 して 課 されます 制 限 率 0.3% ( 標 準 率 の 定 めはなく 制 限 率 内 で 課 納 義 務 者 課 標 準 等 は 原 則 として 固 定 資 産 と 同 じ ) 制 限 率 とは 課 団 体 が 課 する 場 合 にこれを 超 えてはならないとされている 率 特 別 土 地 保 有 ( 毎 年 ) 市 町 村 基 準 面 積 以 上 の 土 地 の 保 有 に 対 して 課 されます 土 地 取 得 ( 取 得 時 ) 3% ( 取 得 価 格 率 3% 不 動 産 取 得 相 当 額 ) 土 地 保 有 ( 所 有 年 度 ごと) 1.4% ( 取 得 価 格 率 1.4% 固 定 資 産 相 当 額 ) ( 平 成 15 年 以 降 新 たな 課 は 行 わない ) 指 定 都 市 等 に 所 在 する 既 設 の 事 務 所 事 業 所 に 対 して 課 されます 事 業 所 ( 毎 年 ) 市 町 村 既 設 の 事 務 所 資 産 割 ( 事 業 所 床 面 積 m 2 ) 600 円 従 業 員 割 ( 給 与 総 額 ) 0.25% トラック 事 業 用 の 施 設 ( 事 務 所 などの 管 理 部 門 は 除 く) 等 は 非 課 中 小 企 業 等 協 同 組 合 等 の 課 標 準 は 2 分 の1に 軽 減 課 対 象 地 域 は 1 東 京 都 の 特 別 区 2 政 令 指 定 都 市 3 上 記 以 外 の 人 口 30 万 人 以 上 の 指 定 市 など 既 設 事 業 所 で 資 産 割 床 面 積 1,000m 2 以 下 従 業 員 割 100 人 以 下 および 新 増 設 事 業 所 床 面 積 2,000m 2 以 下 の 場 合 は 免 地 価 ( 毎 年 ) 国 土 地 借 地 権 等 に 対 して 課 されます トラック 事 業 用 の 土 地 は 非 課 協 同 組 合 等 の 有 する 土 地 は 非 課 ( 現 在 は 課 を 凍 結 中 ) 4

Q4 トラックにかかる 金 はどのようになっていますか? A4 トラックにかかる 主 な 諸 は 下 記 のようになっています トラックにかかる 金 自 動 車 重 量 ( 車 検 時 ) 国 自 動 車 取 得 ( 取 得 時 ) 道 府 県 自 動 車 ( 毎 年 ) 道 府 県 自 動 車 の 使 用 に 対 して 課 されます 営 業 用 トラックは 総 重 量 1トンまたはその 端 数 ごとに 年 間 2,700 円 ( 適 用 期 限 : 当 分 の 間 ) 総 重 量 営 業 用 トラック 自 家 用 トラック 総 重 量 1tごとに2,700 円 総 重 量 1tごとに3,800 円 2.5トン 以 下 ( 本 則 率 2,500 円 ) ( 本 則 率 2,500 円 ) 2.5トン 超 車 両 総 重 量 8トン 以 下 の 車 両 については 車 検 期 間 延 長 により 初 回 のみ2 年 分 を 支 払 う 自 動 車 ( 中 古 車 も 含 む)の 取 得 に 対 して 課 されます 営 業 用 トラック 3% 自 家 用 トラック 5% ( 本 則 率 3%) ( 適 用 期 限 : 当 分 の 間 ) 自 動 車 の 保 有 (4 月 1 日 現 在 )に 対 して 課 されます 小 型 四 輪 および 普 通 トラック 総 重 量 1tごとに2,700 円 ( 本 則 率 2,500 円 ) 総 重 量 1tごとに5,000 円 ( 本 則 率 2,500 円 ) 区 分 率 ( 年 ) 営 業 用 ( 円 ) 自 家 用 ( 円 ) 最 大 積 載 量 1トン 以 下 6,500 8,000 1トン 超 2トン 9,000 11,500 2トン 超 3トン 12,000 16,000 3トン 超 4トン 15,000 20,500 4トン 超 5トン 18,500 25,500 5トン 超 6トン 22,000 30,000 6トン 超 7トン 25,500 35,000 7トン 超 8トン 29,500 40,500 8トン 超 1トンごとに4,700 円 加 算 1トンごとに6,300 円 加 算 揮 発 油 地 方 揮 発 油 ( 蔵 出 時 ) 国 軽 油 引 取 ( 取 引 時 ) 道 府 県 揮 発 油 に 対 して 課 されます 揮 発 油 48 円 60 銭 /l 地 方 揮 発 油 5 円 20 銭 /l 合 計 53 円 80 銭 /l ( 適 用 期 限 : 当 分 の 間 ) 本 則 率 : 揮 発 油 24 円 30 銭 /l 地 方 揮 発 油 4 円 40 銭 /l 合 計 28 円 70 銭 /l 軽 油 に 対 して 課 されます 32 円 10 銭 /l( 本 則 率 :15 円 /l) ( 適 用 期 限 : 当 分 の 間 ) 原 油 価 格 高 騰 時 の 課 停 止 措 置 指 標 となるガソリン 価 格 の 平 均 が 連 続 3カ 月 間 160 円 /lを 超 えた 場 合 ガソリン ( 揮 発 油 + 地 方 揮 発 油 ) 28 軽 油 引 円 取 70 銭 /l 軽 油 引 取 15 ( 取 引 円 時 /l ) 指 標 となるガソリン 価 格 の 平 均 が 連 続 3カ 月 道 間 府 130 県 円 /lを 下 回 ることとなったら 復 元 現 在 東 日 本 大 震 災 の 復 旧 復 興 の 状 況 等 を 勘 案 し 別 に 法 律 で 定 める 日 まで 適 用 が 停 止 され ています 自 動 車 重 量 自 動 車 取 得 自 動 車 の 特 例 措 置 についてはP6 7を 参 照 して 下 さい 5

トラックやコンピュータなどを 取 得 した 場 合 には Q5 どのような 特 別 措 置 がありますか? A5 トラックとコンピュータなどを 取 得 した 場 合 の 特 別 措 置 は 下 記 のようになっています 自 動 車 重 量 ( 免 率 軽 減 の 対 象 となる 車 両 型 式 はP11 12 参 照 ) H21.4.1 H24.4.30までの 間 に 新 規 継 続 検 査 等 (この 期 間 内 に 最 初 に 受 ける 検 査 に 限 る)を 受 ける 場 合 免 1 電 気 自 動 車 ( 燃 料 電 池 自 動 車 を 含 む) 天 然 ガス 自 動 車 プラグインハイブリッド 自 動 車 ハイブリッ ドバス トラック 2 2 3 ハイブリッド 乗 用 車 等 クリーンディーゼル 乗 用 車 免 率 軽 減 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 車 7 かつポスト 新 長 期 規 制 適 合 車 6 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 達 成 車 かつポスト 新 長 期 規 制 適 合 車 ( 車 両 総 重 量 2.5t 超 3.5t 以 下 のディーゼル 車 ) 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 車 7 かつ 排 出 ガス 性 能 重 量 車 車 9 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 車 7 かつポスト 新 長 期 規 制 適 合 車 6 燃 費 基 準 +15% 達 成 車 又 は+20% 達 成 車 8 かつ 車 4 10 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 達 成 車 かつ 車 ( 車 両 総 重 量 2.5t 超 3.5t 以 下 のガソリン 車 ) 重 課 車 齢 18 年 超 の 自 動 車 は 暫 定 率 廃 止 前 の 率 水 準 ( 平 成 22 年 3 月 31 日 までの 率 )を 適 用 営 業 用 トラック 車 両 総 重 量 1tごとに 年 間 2,800 円 75% 軽 減 75% 軽 減 50% 軽 減 75% 軽 減 50% 軽 減 50% 軽 減 ト ラ ッ ク 等 を 取 得 し た 場 合 低 公 害 車 等 の 特 例 自 動 車 取 得 1 新 車 (H21.4.1 H24.3.31)( 免 率 軽 減 の 対 象 となる 車 両 型 式 はP11 12 参 照 ) 免 1 電 気 自 動 車 ( 燃 料 電 池 自 動 車 を 含 む) 天 然 ガス 自 動 車 プラグインハイブリッド 自 動 車 ハイブリッ ドバス トラック 2 2 3 ハイブリッド 乗 用 車 等 クリーンディーゼル 乗 用 車 免 率 軽 減 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 車 7 かつポスト 新 長 期 規 制 適 合 車 6 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 達 成 車 かつ ポスト 新 長 期 規 制 適 合 車 ( 車 両 総 重 量 2.5t 超 3.5t 以 下 のディーゼル 車 ) 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 車 7 かつ 重 量 車 車 9 燃 費 基 準 +25% 達 成 車 5 かつ 車 4 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 達 成 車 かつ 車 4 ( 車 両 総 重 量 2.5t 超 3.5t 以 下 のガソリン 車 ) 燃 費 基 準 +15% 達 成 車 又 は+20% 達 成 車 8 かつ 車 4 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 達 成 車 かつ 車 10 ( 車 両 総 重 量 2.5t 超 3.5t 以 下 のガソリン 車 ) 2 中 古 車 (H21.4.1 H24.3.31)( 率 軽 減 の 対 象 となる 車 両 型 式 はP11 参 照 ) 低 公 害 車 特 例 率 軽 減 最 新 排 出 ガス 規 制 適 合 車 等 の 早 期 取 得 特 例 電 気 自 動 車 ( 燃 料 電 池 自 動 車 を 含 む) 1 天 然 ガス 自 動 車 ハイブリッドバス トラック 2 2 ハイブリッド 乗 用 車 等 プラグインハイブリッド 自 動 車 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 車 7 かつポスト 新 長 期 規 制 適 合 車 6 2.7%を 軽 減 (H21.4.1 H24.3.31) 1.6%を 軽 減 (H21.4.1 H24.3.31) 2.4%を 軽 減 (H21.4.1 H24.3.31) 車 両 総 重 量 3.5t 超 12t 以 下 1.0% 軽 減 (H22.10.1 H23.8.31) 75% 軽 減 75% 軽 減 50% 軽 減 75% 軽 減 75% 軽 減 50% 軽 減 50% 軽 減 課 標 準 軽 減 低 燃 費 車 特 例 平 成 22 年 度 燃 費 基 準 +25% 達 成 車 4 かつ 排 出 ガス 性 能 車 5 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 達 成 車 かつ 車 4 ( 車 両 総 重 量 2.5t 超 3.5t 以 下 のガソリン 車 ) 平 成 22 年 度 燃 費 基 準 +15% 達 成 車 6 かつ 排 出 ガス 性 能 車 5 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 達 成 車 かつ 車 10 ( 車 両 総 重 量 2.5t 超 3.5t 以 下 のガソリン 車 ) 30 万 円 控 除 (H22.4.1 H24.3.31) 15 万 円 控 除 (H22.4.1 H24.3.31) 3 共 通 (H20.5.31 H30.3.31) 免 全 ての 取 得 価 格 50 万 円 以 下 課 対 象 車 6

ト ラ ッ ク 等 を 取 得 し た 場 合 低 公 害 車 等 の 特 例 特 別 償 却 及 び 額 控 除 自 動 車 車 両 総 重 量 3.5トン 以 上 中 小 企 業 投 資 促 進 制 (P3を 参 照 ) 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 車 両 総 重 量 3.5トン 以 上 の 普 通 貨 物 自 動 車 ( 新 車 に 限 る)を 取 得 した 中 小 企 業 者 は 30%の 特 別 償 却 また は7%の 額 控 除 が 受 けられます 低 公 害 車 1 軽 電 気 自 動 車 ( 燃 料 電 池 自 動 車 を 含 む) 天 然 ガス 自 動 車 プラグインハイブリッド 車 概 ね50% 軽 減 5 4 燃 費 基 準 +25% 達 成 車 かつ 車 概 ね50% 軽 減 課 新 車 新 規 登 録 した 年 度 の 翌 年 度 分 の 自 動 車 が 軽 減 される (H22.4.1 H24.3.31) 重 車 齢 11 年 超 のディーゼル 車 概 ね10%の 重 課 車 齢 13 年 超 のガソリン 車 又 はLPG 車 概 ね10%の 重 課 課 (ただし 低 公 害 車 一 般 乗 合 バス 等 を 除 く) H23.3.31までに 車 齢 11 年 あるいは13 年 を 超 えた 場 合 はH23 年 度 以 降 重 課 H24.3.31までに 車 齢 11 年 あるいは13 年 を 超 えた 場 合 はH24 年 度 以 降 重 課 エネ 革 制 (P3を 参 照 ) 平 成 24 年 3 月 31 日 までにハイブリッド 自 動 車 ( 乗 用 車 を 除 く) 電 気 自 動 車 燃 料 電 池 自 動 車 天 然 ガス 自 動 車 を 取 得 した 場 合 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます 平 成 21 年 4 月 1 日 より 平 成 24 年 3 月 31 日 まで 取 得 した 場 合 は 即 時 償 却 (100% 特 別 償 却 )が 受 けられます 環 境 関 連 投 資 促 進 制 (グリーン 投 資 減 ) (P3を 参 照 ) 平 成 23 年 6 月 30 日 から 平 成 26 年 3 月 31 日 までにプラグインハイブリッド 自 動 車 電 気 自 動 車 急 速 充 電 設 備 ハイブリ ッドバス トラックなどを 取 得 した 場 合 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます ( 注 ) 資 本 金 1 億 円 超 の 企 業 については 上 記 の 額 控 除 の 適 用 はありません コ ン ピ ュ ー タ 等 を 取 得 し た 場 合 特 別 償 却 及 び 額 控 除 120 万 円 以 上 の 器 具 備 品 中 小 企 業 投 資 促 進 制 (P3を 参 照 ) 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 一 設 備 または 同 一 種 類 の 複 数 設 備 が120 万 円 以 上 の 器 具 備 品 を 取 得 した 中 小 企 業 者 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます 160 万 円 以 上 の 機 械 および 装 置 中 小 企 業 投 資 促 進 制 (P3を 参 照 ) 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 機 械 および 装 置 を 取 得 した 中 小 企 業 者 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます 取 得 価 額 合 計 70 万 円 以 上 のソフトウェア 中 小 企 業 投 資 促 進 制 (P3を 参 照 ) 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 運 行 管 理 ソフト 等 のソフトウエアを 取 得 した 中 小 企 業 者 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます 取 得 価 額 合 計 70 万 円 以 上 のOS サーバ DB 管 理 ソフトウェア 中 小 企 業 情 報 基 盤 強 化 制 (P3を 参 照 ) 平 成 24 年 3 月 31 日 までに 情 報 関 連 設 備 等 を 取 得 した 場 合 は 30%の 特 別 償 却 または7%の 額 控 除 が 受 けられます 30 万 円 未 満 の 減 価 償 却 資 産 中 小 企 業 支 援 制 (P3を 参 照 ) 平 成 24 年 3 月 31 日 までに30 万 円 未 満 の 減 価 償 却 資 産 を 取 得 した 中 小 企 業 者 は 取 得 価 格 全 額 の 損 金 算 入 が 認 められます ( 損 金 算 入 額 の 上 限 : 年 間 300 万 円 ) 1 天 然 ガス 自 動 車 車 両 総 重 量 3.5t 以 下 は 車 ( 4) 車 両 総 重 量 3.5t 超 は 重 量 車 車 ( 9) 2 ハイブリッドバス トラック ハイブリッド 乗 用 車 等 車 両 総 重 量 3.5t 以 下 は 車 ( 4) かつ 燃 費 基 準 +25% 達 成 車 ( 5) 車 両 総 重 量 3.5t 超 は 重 量 車 車 ( 9)かつ 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 車 ( 7) 3 クリーンディーゼル 乗 用 車 平 成 21 年 排 出 ガス 規 制 に 適 合 した 車 両 総 重 量 3.5t 以 下 のディーゼル 乗 用 車 4 車 平 成 17 年 排 出 ガス 基 準 より 窒 素 酸 化 物 等 の 有 害 物 質 を75% 以 上 低 減 させた 自 動 車 5 燃 費 基 準 +25% 達 成 車 平 成 22 年 度 (ディーゼル 車 は 平 成 17 年 度 ) 燃 費 基 準 より25% 以 上 燃 費 性 能 の 良 い 自 動 車 6 ポスト 新 長 期 規 制 適 合 車 平 成 21 年 又 は 平 成 22 年 排 出 ガス 規 制 に 適 合 した 自 動 車 7 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 車 平 成 27 年 度 燃 費 基 準 を 満 たす 車 両 総 重 量 3.5t 超 の 重 量 車 8 燃 費 基 準 +15% 達 成 車 又 は+20% 達 成 車 平 成 22 年 度 (ディーゼル 車 は 平 成 17 年 度 ) 燃 費 基 準 より15% 以 上 又 は20% 以 上 燃 費 性 能 の 良 い 自 動 車 9 重 量 車 車 平 成 17 年 排 出 ガス 基 準 より 窒 素 酸 化 物 又 は 粒 子 状 物 質 を10% 以 上 低 減 させた 車 両 総 重 量 3.5t 超 の 重 量 車 10 車 平 成 17 年 排 出 ガス 基 準 より 有 害 物 質 を50% 以 上 低 減 させた 低 排 出 車 7

Q6 事 業 承 継 制 のあらましについて 教 えて 下 さい A6 事 業 承 継 に 関 する 制 についてのあらましは 次 のとおりです 1. 相 続 関 係 特 定 の 小 規 模 住 宅 等 ( 被 相 続 人 等 の 事 業 又 は 住 居 の 用 に 供 していた 宅 地 等 )は 一 定 の 相 続 人 が 取 得 することにより 相 続 評 価 額 が 減 額 されます ( 最 高 80 % 減 額 : 事 業 用 400 m 2 まで 住 宅 用 240 m 2 まで ; 2 0 0 m 2 までの50 % 軽 減 については 事 業 又 は 居 住 の 継 続 が 必 要 ) 2. 相 続 時 精 算 課 制 度 従 来 からの 暦 年 課 制 度 ( 暦 年 毎 に 贈 与 された 価 額 合 計 に 課 : 基 礎 控 除 110 万 円 )とは 別 に 将 来 相 続 関 係 に 入 る 親 から 子 ( 親 65 才 以 上 子 20 才 以 上 )への 贈 与 について 選 択 制 により 贈 与 を 納 付 し( 非 課 枠 ( 2, 500 万 円 )を 超 えた 場 合 ) 相 続 時 に 相 続 で 精 算 する 制 度 です 非 課 枠 を 超 えた 価 額 には20% の 贈 与 が 課 されます また 相 続 財 産 に 加 算 される 価 額 は 贈 与 時 の 価 額 です この 制 度 は 6の 贈 与 の 納 猶 予 特 例 と 併 用 できますが 1との 併 用 はできません 3. 相 続 株 式 を 自 社 に 売 却 ( 金 庫 株 )した 場 合 の 相 続 人 株 主 の 特 例 自 社 株 を 会 社 に 売 却 した 場 合 法 人 の 資 本 金 等 の 額 を 超 える 部 分 は 通 常 は みなし 配 当 とされ 配 当 所 得 として 課 ( 累 進 課 )されますが 相 続 人 が 売 却 した 場 合 ( 相 続 開 始 後 申 告 書 の 提 出 期 限 の 翌 年 以 後 3 年 を 経 過 する 日 までに 売 却 が 必 要 )には 譲 渡 所 得 とされ( 会 社 源 泉 徴 収 不 要 ) 率 20%の 分 離 課 となります その 際 当 該 株 式 の 相 続 分 は 取 得 費 に 加 算 されます 4. 同 族 会 社 株 式 の 評 価 同 族 会 社 株 式 の 評 価 は 原 則 的 評 価 において 純 資 産 価 額 方 式 以 外 に 類 似 業 種 比 準 方 式 との 併 用 方 式 が 認 められています 会 社 区 分 会 社 区 分 別 評 価 方 法 類 似 業 種 比 準 方 式 の 計 算 式 は 以 下 のとおりです 会 社 区 分 : 運 送 業 の 判 定 従 業 員 100 人 以 上 は 大 会 社 100 人 未 満 は 上 記 区 分 によります また 総 資 産 価 額 と 従 業 員 数 では 下 位 区 分 により 当 該 区 分 と 取 引 金 額 では 上 位 区 分 によります 会 社 区 分 別 評 価 方 法 イ. 小 会 社 ( 以 下 のいずれかを 選 択 できる) ロ. 中 会 社 ( 以 下 のいずれかを 選 択 できる) ハ. 大 会 社 ( 以 下 のいずれかを 選 択 できる) 純 資 産 価 額 のみ( 原 則 ) 純 資 産 価 額 と 類 似 業 種 比 準 価 額 の 併 用 方 式 類 似 業 種 比 準 価 額 のみ( 原 則 ) 純 資 産 価 額 50%+ 類 似 業 種 比 準 価 額 50% ( 原 則 ) 小 純 資 産 価 額 40%+ 類 似 業 種 比 準 価 額 60% 純 資 産 価 額 のみ 中 純 資 産 価 額 25%+ 類 似 業 種 比 準 価 額 75% 大 純 資 産 価 額 10%+ 類 似 業 種 比 準 価 額 90% 純 資 産 価 額 のみ 類 似 業 種 比 準 方 式 総 資 産 価 額 と 従 業 員 数 取 引 金 額 判 定 10 億 円 以 上 かつ50 人 超 20 億 円 以 上 大 会 社 7 億 円 以 上 かつ50 人 超 14 億 円 以 上 20 億 円 未 満 中 の 大 会 社 4 億 円 以 上 かつ30 人 超 7 億 円 以 上 14 億 円 未 満 中 会 社 中 の 中 会 社 5,000 万 円 以 上 かつ5 人 超 8,000 万 円 以 上 7 億 円 未 満 中 の 小 会 社 5,000 万 円 未 満 又 は5 人 以 下 8,000 万 円 未 満 小 会 社 B C D 0.7( 大 会 社 ) + 3 + A B C D 0.6( 中 会 社 ) 5 0.5( 小 会 社 ) A = 類 似 業 種 の 株 価 B = 評 価 会 社 の1 株 当 たりの 配 当 金 額 C = 評 価 会 社 の1 株 当 たりの 利 益 金 額 D = 評 価 会 社 の1 株 当 たりの 純 資 産 価 額 ( 帳 簿 価 額 によって 計 算 した 金 額 ) B = 課 時 期 の 属 する 年 の 類 似 業 種 の1 株 当 たりの 配 当 金 額 C = 課 時 期 の 属 する 年 の 類 似 業 種 の1 株 当 たりの 年 利 益 金 額 D = 課 時 期 の 属 する 年 の 類 似 業 種 の1 株 当 たりの 純 資 産 価 額 ( 帳 簿 価 額 によって 計 算 した 金 額 ) 8

5. 種 類 株 式 の 評 価 の 明 確 化 ( 平 成 19 年 度 改 正 ) 種 類 株 式 ( 配 当 優 先 株 式 等 )は 事 業 承 継 対 象 に 有 効 ですが 相 続 の 評 価 が 明 らかではありませんでした 平 成 19 年 度 改 正 において3 類 型 につき 評 価 方 法 が 明 確 化 されました ( 平 成 19 年 1 月 1 日 以 降 の 相 続 等 に 適 用 ) 1 配 当 優 先 の 無 議 決 権 株 式 原 則 : 普 通 株 式 と 同 評 価 特 例 : 上 記 より5% 評 価 減 可 能 ( 評 価 減 分 は 他 の 普 通 株 式 に 加 算 ) 2 社 債 類 似 株 式 社 債 に 準 じた 評 価 ( 発 行 価 額 に 基 づく 評 価 ) 3 拒 否 権 付 株 式 ( 一 定 の 事 項 につき 保 有 株 主 の 同 意 を 要 する 株 式 ) 普 通 株 式 と 同 評 価 6. 同 族 会 社 株 式 の 相 続 贈 与 納 猶 予 特 例 ( 平 成 21 年 度 改 正 ) 1 中 小 企 業 経 営 承 継 円 滑 化 法 による 確 認 認 定 納 猶 予 特 例 を 受 けるためには 経 済 産 業 大 臣 による 確 認 ( 中 小 企 業 であること 等 の 要 件 あり) 及 び 贈 与 の 実 施 又 は 相 続 の 開 始 にあたり 認 定 が 必 要 です 認 定 の 要 件 は 下 記 のとおりです ( 認 定 により 特 別 決 定 ) イ 相 続 の 認 定 要 件 先 代 経 営 者 の 要 件 後 継 者 の 要 件 会 社 の 代 表 者 であったこと 先 代 経 営 者 と 同 族 関 係 者 で 発 行 済 議 決 権 株 式 総 数 の50% 超 の 株 式 を 保 有 かつ 同 族 内 で 筆 頭 株 主 であった 場 合 ロ 贈 与 の 認 定 要 件 先 代 経 営 者 の 要 件 後 継 者 の 要 件 会 社 の 代 表 者 であったこと 役 員 を 退 任 すること 先 代 経 営 者 と 同 族 関 係 者 で 発 行 済 議 決 権 株 式 総 数 の50% 超 の 株 式 を 保 有 かつ 同 族 内 で 筆 頭 株 主 であった 場 合 ハ 相 続 贈 与 に 共 通 の 認 定 要 件 認 定 対 象 会 社 要 件 事 業 継 続 要 件 会 社 の 代 表 者 であること 先 代 経 営 者 の 親 族 であること 先 代 経 営 者 と 同 族 関 係 者 で 発 行 済 議 決 権 株 式 総 数 の50% 超 の 株 式 を 保 有 かつ 同 族 内 で 筆 頭 株 主 となる 場 合 (1つの 会 社 で 適 用 される 者 は1 人 ) 会 社 の 代 表 者 であること 先 代 経 営 者 の 親 族 であること 20 歳 以 上 であり かつ 役 員 就 任 から3 年 以 上 経 過 していること 後 継 者 と 同 族 関 係 者 で 発 行 済 議 決 権 株 式 総 数 の50% 超 の 株 式 を 保 有 かつ 同 族 内 で 筆 頭 株 主 となる 場 合 (1つの 会 社 で 適 用 される 者 は1 人 ) 中 小 企 業 基 本 法 の 中 小 企 業 であること ( 特 例 有 限 会 社 持 分 会 社 も 対 象 ) 非 上 場 会 社 であること 資 産 管 理 会 社 に 該 当 しないこと 等 5 年 間 の 事 業 継 続 具 体 的 には 代 表 者 であること 雇 用 の8 割 以 上 を 維 持 贈 与 した 対 象 株 式 の 継 続 保 有 中 小 企 業 - 運 送 事 業 : 資 本 金 3 億 円 以 下 又 は 従 業 員 3 0 0 人 以 下 民 法 特 例 と 金 融 支 援 措 置 中 小 企 業 経 営 承 継 円 滑 化 法 は 民 法 の 遺 留 分 の 特 例 として 遺 留 分 権 利 者 全 員 の 合 意 により 生 前 贈 与 株 式 を 遺 留 分 の 対 象 から 除 外 したり( 除 外 合 意 ) その 価 額 を 固 定 化 する( 固 定 合 意 ) 措 置 や 金 融 支 援 措 置 も 講 じています 事 業 継 続 期 間 中 は 毎 年 1 回 経 済 産 業 大 臣 及 び 務 署 長 に 事 業 継 続 報 告 書 ( 務 署 長 には 継 続 届 出 書 )を 提 出 します 経 過 後 も 務 署 長 に 対 しては3 年 毎 に 提 出 します 期 間 経 過 後 は 対 象 株 式 を 保 有 していれば 猶 予 が 継 続 されます 2 相 続 の 納 猶 予 特 例 ( 平 成 20 年 10 月 1 日 以 後 の 相 続 又 は 贈 与 より) 後 継 者 (= 相 続 人 先 代 経 営 者 の 親 族 )が 株 式 の 相 続 を 受 けた 場 合 に 相 続 前 から 後 継 者 が 既 に 保 有 していた 議 決 権 株 式 を 含 め 発 行 済 議 決 権 株 式 総 数 の3 分 の2に 達 するまでの 部 分 の80 %に 対 応 する 相 続 額 が 猶 予 されます 3 贈 与 の 納 猶 予 特 例 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 以 後 の 贈 与 より) 後 継 者 (= 受 贈 者 先 代 経 営 者 の 親 族 )が 一 括 で 株 式 の 贈 与 を 受 けた 場 合 に 贈 与 前 から 後 継 者 が 既 に 保 有 していた 議 決 権 株 式 を 含 め 発 行 済 議 決 権 株 式 総 数 の3 分 の2に 達 するまでの 贈 与 額 全 額 が 猶 予 されます 先 代 経 営 者 が 死 亡 した 場 合 先 代 経 営 者 から 相 続 があったものとみなして(みなし 相 続 ) 相 続 の 納 猶 予 の 特 例 適 用 が 可 能 です ( 事 業 継 続 は 不 要 ですが 株 式 の 継 続 保 有 は 必 要 です ) 4 猶 予 納 の 免 除 以 下 の 事 由 が 発 生 した 場 合 には 猶 予 されていた 額 は 免 除 されます 経 営 者 の 死 亡 会 社 が 破 産 又 は 特 別 清 算 した 場 合 対 象 株 式 の 時 価 が 猶 予 額 を 下 回 る 中 当 該 株 式 の 譲 渡 を 行 った 場 合 (ただし 時 価 を 超 える 猶 予 額 のみ 免 除 ) 次 の 後 継 者 に 対 象 株 式 を 一 括 贈 与 した 場 合 先 代 経 営 者 の 死 亡 ( 贈 与 特 例 のみ) この 制 度 は1 及 び2の 特 例 と 併 用 できます 9

Q7 平 成 23 年 度 制 改 正 のあらましについて 教 えて 下 さい A7 改 正 のあらましは 以 下 のとおりです 1. 法 人 消 費 関 係 (1) 中 小 企 業 等 の 軽 減 率 ( 年 800 万 円 以 下 18%) 延 長 平 成 24 年 3 月 31 日 まで (2) 雇 用 促 進 制 の 創 設 (3 頁 参 照 ) 平 成 26 年 3 月 31 日 まで (3) 環 境 関 連 投 資 促 進 制 の 創 設 (3 頁 参 照 ) 平 成 26 年 3 月 31 日 まで (4)エネ 革 制 の 延 長 (3 頁 参 照 ) 2. 所 得 関 係 3. 相 続 贈 与 関 係 平 成 24 年 3 月 31 日 まで (5) 中 小 企 業 等 基 盤 強 化 制 の 延 長 (3 頁 参 照 ) 平 成 24 年 3 月 31 日 まで (6) 大 会 社 の100% 子 会 社 の 中 小 特 例 ( 軽 減 率 等 ) 不 適 用 につき 複 数 大 法 人 による100% 支 配 会 社 も 対 象 に 追 加 平 成 23 年 4 月 1 日 以 後 (7) 仮 決 算 による 中 間 期 間 の 法 人 額 が 前 期 額 の2 分 の1 超 等 の 場 合 仮 決 算 による 中 間 申 告 不 可 平 成 23 年 4 月 1 日 以 後 (8) 消 費 の 見 直 し 基 準 期 間 の 課 売 上 高 が 1,000 万 円 以 下 であっても 特 定 期 間 ( 前 期 開 始 の 日 以 後 6 カ 月 の 期 間 等 )1,000 万 円 超 であれば 事 業 者 免 点 不 適 用 仕 入 額 控 除 の95%ルール( 課 売 上 95% 以 上 ならば 仕 入 額 金 額 控 除 )につき 課 売 上 5 億 円 以 上 の 事 業 者 不 適 用 (1) 寄 付 金 控 除 につき 従 来 の 所 得 控 除 方 式 に 加 え 新 たな 額 控 除 方 式 ( 総 所 得 金 額 の40% 2,000 円 所 得 額 25% 限 度 )との 選 択 適 用 平 成 23 年 4 月 1 日 以 後 平 成 23 年 分 所 得 より (2) 公 的 年 金 等 収 入 400 万 円 以 下 で 公 的 年 金 等 にかかる 雑 所 得 以 外 の 所 得 金 額 20 万 円 以 下 の 場 合 平 成 23 年 分 確 定 申 告 不 要 (3) 上 場 株 式 等 の 譲 渡 配 当 への 軽 減 率 (10%: 所 得 7% 住 民 3%) 延 長 平 成 25 年 12 月 31 日 まで (1) 相 続 連 帯 納 付 義 務 履 行 につき 本 以 外 の 延 滞 を 利 子 に 軽 減 平 成 23 年 6 月 30 日 以 後 (2) 非 上 場 株 式 等 の 納 猶 予 につき 特 別 関 係 会 社 の 範 囲 の 要 件 緩 和 ( 親 族 生 計 一 親 族 ) 平 成 23 年 6 月 30 日 以 後 (3) 住 宅 所 得 等 資 金 贈 与 の 非 課 特 例 ( 平 成 23 年 1,000 万 円 )につき 住 宅 新 築 に 先 行 する 土 地 等 の 取 得 を 対 象 に 追 加 平 成 23 年 1 月 1 日 以 後 継 続 審 議 関 係 事 項 所 得 関 係 1 給 与 所 得 控 除 の 上 限 設 定 ( 給 与 収 入 1,500 万 円 超 は245 万 円 ) 22,000 万 円 超 の 役 員 給 与 等 につき 給 与 所 得 控 除 額 別 途 算 定 3 特 定 支 出 控 除 の 範 囲 拡 大 ( 資 格 取 得 費 等 ) 4 勤 続 年 数 5 年 以 内 の 法 人 役 員 等 の 退 職 金 につき2 分 の1 課 廃 止 5 合 計 所 得 500 万 円 以 上 の 者 の 成 年 扶 養 親 族 につき 扶 養 控 除 不 適 用 法 人 関 係 1 法 人 率 25.5% 中 小 法 人 軽 減 率 19%( 時 限 措 置 は15%) 2 減 価 償 却 資 産 の 定 率 法 償 却 率 を 定 額 法 償 却 率 の2 倍 に 変 更 ( 現 行 2.5 倍 ) 3 欠 損 金 の 繰 越 控 除 を 所 得 金 額 の8 割 とし( 中 小 法 人 等 は 全 額 ) 繰 越 期 間 を9 年 ( 現 行 7 年 )に 延 長 4 一 般 寄 付 金 損 金 算 入 限 度 額 を 所 定 額 の4 分 の1に 引 き 上 げ( 現 行 2 分 の1) 5エネ 革 制 中 小 企 業 等 基 盤 強 化 制 の 廃 止 相 続 贈 与 関 係 1 遺 産 に 係 る 基 礎 控 除 引 き 下 げ(3,000 万 円 +600 万 円 法 定 相 続 人 数 ) 2 相 続 率 引 き 上 げ( 最 高 55%) 3 死 亡 保 険 金 非 課 につき 法 定 相 続 人 を 限 定 ( 未 成 年 者 等 ) 4 未 成 年 者 控 除 障 害 者 控 除 引 き 上 げ(1 年 6 万 円 1 年 10 万 円 ) 5 贈 与 率 見 直 し 6 相 続 時 精 算 課 の 受 贈 者 (20 歳 以 上 の 孫 を 追 加 ) 贈 与 者 (60 歳 以 上 : 現 行 65 歳 以 上 )の 要 件 変 更 国 通 則 法 関 係 1 法 律 名 変 更 ( 国 に 係 る 共 通 的 な 手 続 並 びに 納 者 の 権 利 及 び 義 務 に 関 する 法 律 ) 2 納 者 権 利 憲 章 の 策 定 3 更 正 の 請 求 期 限 延 長 (1 年 5 年 ) 4 職 権 による 更 正 期 限 延 長 (3 年 5 年 ) 10

資 料 Ⅰ. 自 動 車 重 量 自 動 車 取 得 の 減 免 措 置 トラック 関 連 対 象 車 種 一 覧 ( 平 成 23 年 8 月 8 日 現 在 ) 天 然 ガス 自 動 車 H17 年 排 出 ガス 規 制 適 合 +10% 低 減 (NoX) 特 例 措 置 重 量 メーカー 名 通 称 名 車 両 型 式 取 得 取 得 ( 中 古 車 ) ( 新 車 ) PDG-LV234L2 改 ( 注 ) エルガ PDG-LV234 N 2 改 ( 注 ) LDG-LV234L3 改 ( 注 ) LDG-LV234 N 3 改 ( 注 ) エルガミオ PDG-LR234J2 改 ( 注 ) NFG- いすゞ 自 動 車 エルフ SFG- PDG-NPR75 N 改 ( 注 ) PKG-FRR90S2 改 ( 注 ) PDG-FRR34S2 改 ( 注 ) フォワード PDG-FTR34S2 改 ( 注 ) LKG-FTR90S2 改 ( 注 ) SKG-FRR90S2 改 ( 注 ) 日 産 自 動 車 アトラス NFG- 日 野 自 動 車 マツダ 日 野 レンジャー タイタン UDトラックス ( 旧 日 産 ディーゼル) コンドル ADG-FC7JEWA 改 ( 注 ) ADG-FC7JJWA 改 ( 注 ) ADG-FC7JKWA 改 ( 注 ) ADG-GC7JEWA 改 ( 注 ) BDG-FC7JEWA 改 ( 注 ) BDG-FC7JJWA 改 ( 注 ) BDG-FC7JKWA 改 ( 注 ) BDG-GC7JEWA 改 ( 注 ) NFG- SFG- NFG- SFG- PB-MK36A 改 ( 注 ) PB-LK36A 改 ( 注 ) BDG-MK36C 改 ( 注 ) BDG-MK36D 改 ( 注 ) BDG-LK36C 改 ( 注 ) BDG-LK36E 改 ( 注 ) BDG-LK37E 改 ( 注 ) BDG-PK37C 改 ( 注 ) BDG-PK37D 改 ( 注 ) ( 注 ) 改 造 自 動 車 については 認 定 低 減 性 能 向 上 改 造 自 動 車 に 限 ります 車 両 型 式 欄 の は 各 メーカーの 届 出 型 式 を 示 します ハイブリッドトラック バス H17 年 排 出 ガス 規 制 +10% 低 減 (NoXまたはPM)かつ 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 メーカー 名 通 称 名 車 両 型 式 いすゞ 自 動 車 エルフ BJG- SJG- クイックデリバリー200 BJG- BJG- ダイナ トヨタ 自 動 車 SJG- トヨエース BJG- SJG- 日 産 自 動 車 アトラス BJG- 日 野 セレガハイブリッド BJG- 日 野 自 動 車 日 野 デュトロ BJG- 日 野 ブルーリボンシティハイブリッド BJG- 日 野 レンジャー BJG- 三 菱 ふそう エアロスターエコハイブリッド BJG- トラック バス キャンターエコハイブリッド BJG- 車 両 型 式 欄 の は 各 メーカーの 届 出 型 式 を 示 します 免 特 例 措 置 重 量 取 得 取 得 ( 中 古 車 ) ( 新 車 ) 免 2.7% 軽 減 2.7% 軽 減 ディーゼルトラック バス H17 年 排 出 ガス 規 制 +10% 低 減 (NoXまたはPM)かつ 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 特 例 措 置 重 量 メーカー 名 通 称 名 車 両 型 式 取 得 取 得 ( 中 古 車 ) ( 新 車 ) ELF100 いすゞ 自 動 車 エルガ エルフ ガーラ ギガ フォワード ダイナ トヨタ 自 動 車 トヨエース 日 産 自 動 車 アトラス 日 野 スカニア 日 野 セレガ 日 野 デュトロ 日 野 自 動 車 日 野 ブルーリボンⅡ 日 野 プロフィア 日 野 レンジャー マツダ タイタン 50% エアロエース 軽 減 エアロキング エアロクイーン 三 菱 ふそう トラック バス エアロスター エアロスターS キャンター スーパーグレート クオン コンドル スペースアロー UDトラックス スペースアローA ( 旧 日 産 ディーゼル) スペースウイング スペースウイングA スペースランナー スペースランナーA UDトラックス FH ( 旧 ボルボトラック) FM 車 両 型 式 欄 の は 各 メーカーの 届 出 型 式 を 示 します 軽 減 措 置 なし 11

H21 年 排 ガス 規 制 適 合 かつ 重 量 車 燃 費 基 準 達 成 メーカー 名 通 称 名 車 両 型 式 いすゞ 自 動 車 エルガ ガーラ ギガ フォワード LKG- LKG- LKG- SKG- LKG- 重 量 取 得 ( 新 車 ) 特 例 措 置 取 得 ( 中 古 車 ) エルフ SKG- トヨタ 自 動 車 ダイナ トヨエース SKG- SKG- 日 野 自 動 車 日 野 プロフィア LKG- 75% 軽 減 中 古 車 に 関 する 自 動 車 取 得 の 軽 減 措 置 は H23.8.31で 終 了 しました マツダ タイタン SKG- クオン LKG- コンドル LKG- UDトラックス スペースアローA LKG- ( 旧 日 産 ディーゼル) スペースウイングA LKG- スペースランナーA LKG- UDトラックス FH LKG- ( 旧 ボルボトラック) 車 両 型 式 欄 の は 各 メーカーの 届 出 型 式 を 示 します 12

Ⅱ. 営 業 用 トラック 保 有 にかかる 諸 営 業 用 トラックを 保 有 すると 車 種 に 応 じて 下 記 の 諸 がかかってきます その 一 例 を 紹 介 します 営 業 用 トラックに 係 る 諸 元 の 一 例 ( 表 中 の 自 動 車 の 諸 元 および 取 得 価 格 は 推 定 値 です) 関 連 諸 自 動 車 の 諸 元 自 動 車 の 取 得 時 の 額 取 得 時 の 年 間 の 額 額 総 合 計 最 大 積 載 量 車 両 総 重 量 取 得 価 格 自 動 車 取 得 消 費 自 動 車 重 量 額 の 小 計 自 動 車 記 (kg) (kg) ( 千 円 ) ( 円 ) ( 円 ) ( 円 ) ( 円 ) ( 円 ) ( 円 ) 自 動 車 の 種 類 号 A B C D=C 0.03 E=C 0.05 F D+E+F G D+E+F+G 普 通 車 2トン 積 ロング3 方 開 き 普 通 車 4トン 積 バン 普 通 ( 大 型 ) 車 11トン 積 3 方 開 き 2,000 4,600 3,700 111,000 185,000 4,6 0 0 5トン 2,700 5 2=27,000 4,000 7,750 5,400 162,000 270,000 7,7 5 0 8トン 2,700 8 2=43,2 00 1 9,5 5 5 2 0トン 11,000 19,555 12,000 360,000 600,000 2,700 20=54,000 自 動 車 取 得 = 取 得 価 格 の3%( 額 の10 円 は 切 捨 ) 消 費 = 取 得 価 格 の5% 自 動 車 重 量 =1トンまたは 端 数 ごと2,700 円 自 動 車 =1トン 以 下 8トンまでの 積 載 量 ごとに 8トン 超 は1トンごとに4,700 円 加 算 自 動 車 重 量 = 車 両 総 重 量 8トン 以 下 は 初 回 の 車 検 が2 年 となったため2カ 年 分 とした 323,000 9,000 332,000 475,2 00 15,000 490,200 1,014,000 43,600 1,057,600 Ⅲ. トラック 業 界 の 納 額 自 動 車 関 係 諸 は 取 得 保 有 走 行 の 各 段 階 で 合 計 9 種 類 もの 課 がなされており その 収 額 は 租 総 収 入 の 約 10%を 占 める7 兆 7,744 億 円 と 巨 額 になります そのうち 約 9%の6,884 億 円 をトラック 業 界 が 負 担 しています また 法 人 等 を 含 めたトラック 業 界 の 全 納 額 は 約 1 兆 円 になります 平 成 23 年 度 の 租 総 収 入 の 目 内 訳 ( 単 位 : 億 円 ) ( 単 位 : 億 円 ) 所 得 1 4, 00 (17. %) 消 費 114, 70 (15.0%) 定 資 産 8,78 (11.7%) 租 総 収 入 ( 国 + 地 方 ) 7, 4 億 円 (100%) その 22, 2 (2.2%) 法 人 77, 20 (10.2%) 注 )1 収 額 は 平 成 23 年 度 予 算 ( 案 )および 平 成 23 年 度 地 方 財 政 計 画 ( 案 )による 2 自 動 車 関 係 諸 の 消 費 収 は 日 本 自 動 車 工 業 会 推 定 3 租 総 収 入 内 訳 の 消 費 収 は 自 動 車 関 係 諸 に 含 まれる 消 費 を 除 く 4 消 費 収 には 地 方 消 費 を 含 む 資 料 : 財 務 省 総 務 省 日 本 自 動 車 工 業 会 5トラック 業 界 納 額 は 平 成 23 年 度 全 ト 協 推 計 自 動 車 関 係 諸 77,744 (1.1%) 事 業 2, 5 (.0%) 1,480(1.8%) 収 入 10,570(1.4%) 自 動 車 関 係 諸 科 目 納 額 トラック 業 界 納 額 所 得 自 動 車 取 得 地 方 1,920 213 段 階 消 費 国 6,864 356 ( 車 体 課 分 ) 保 有 自 動 車 重 量 国 7,218 511 段 自 動 車 地 方 15,947 499 階 軽 自 動 車 地 方 1,808 走 軽 油 引 取 地 方 8,742 5,038 行 段 揮 発 油 国 26,340 23 地 方 揮 発 油 国 2,818 2 石 油 ガス 国 240 階 消 費 国 5,847 242 ( 燃 料 課 分 ) す ト る ラ ッ そ ク の 業 他 界 の の 負 担 自 動 車 関 係 諸 合 計 77,744 6,884 法 人 国 77,920 1,840 法 人 住 民 地 方 22,684 367 法 人 事 業 地 方 37,111 464 固 定 資 産 等 地 方 101,159 269 小 計 238,874 2,940 総 計 316,618 9,824 13