平 成 25 年 第 四 回 都 議 会 定 例 会 文 書 質 問 趣 意 書 提 出 者 斉 藤 あつし 一 特 定 秘 密 保 護 法 の 東 京 都 への 影 響 について 二 東 京 都 監 察 医 務 院 の 実 績 をより 社 会 に 貢 献 できる 体 制 整 備 をすることについて 三 精 神 疾 患 に 罹 患 した 東 京 都 職 員 の 復 職 プログラムについて 四 物 流 業 界 への 高 校 卒 業 者 就 労 の 為 の 中 型 自 動 車 免 許 制 度 見 直 しに 関 する 東 京 都 の 意 見 について 一 特 定 秘 密 保 護 法 の 東 京 都 への 影 響 について 成 立 した 特 定 秘 密 保 護 法 は 地 方 公 共 団 体 の 業 務 にも 少 なからず 影 響 を 与 えると 考 えら れる 秘 密 の 対 象 が 公 表 されないことは 実 際 にその 秘 密 に 触 れなくても 秘 密 の 対 象 に 触 れることを 意 識 することで 地 方 公 共 団 体 活 動 への 影 響 が 懸 念 されるとも 報 道 されてい る 国 の 中 核 施 設 や 自 衛 隊 施 設 や 横 田 基 地 がある 市 区 町 村 などに 相 談 対 応 や 指 導 を 東 京 都 と して 行 うことになるのかもしれない そのような 課 題 も 具 体 的 な 対 応 を 考 えていかなくて は 都 職 員 にもその 対 応 姿 勢 を 明 確 に 周 知 させなくてはならないし 都 職 員 自 身 も 安 心 し て 業 務 ができるようにしなくてはならないと 思 う 1 東 京 都 内 には 首 都 と 言 うこともあって 国 の 中 核 的 関 連 施 設 が 多 数 存 在 する これに 伴 い 東 京 都 が 有 する 行 政 情 報 の 公 開 や 公 表 等 にも 影 響 が 生 じるのではないか 予 想 の 範 囲 で 良 いので 所 見 を 伺 う 2 多 摩 地 域 には 多 くの 市 町 に 接 して 横 田 基 地 があり 東 京 都 は 永 年 にわたり 軍 民 共 用 化 に 向 けて 米 軍 や 米 国 との 接 点 を 持 つ 場 合 があると 思 うが 関 連 事 項 のほぼすべてが 軍 事 外 交 に 関 わることと 言 えるが 同 法 はどのような 影 響 があると 予 想 されるか 二 東 京 都 監 察 医 務 院 の 実 績 をより 社 会 に 貢 献 できる 体 制 整 備 をすることについて 現 在 東 京 都 立 大 塚 看 護 専 門 学 校 跡 地 で 業 務 を 続 けている 東 京 都 監 察 医 務 院 であるが 平 成 26 年 には 待 望 の 新 棟 が 開 院 する また 最 近 は 23 年 ぶりに 新 人 の 検 査 技 師 が 採 用 され るなど 同 院 にとって 喜 ばしいニュースが 続 いている しかし そもそも 検 案 解 剖 数 が 倍 増 しているのに 職 員 定 数 が 増 えていないといった 業 務 環 境 の 改 善 が 見 られていない 面 もあるため その 体 制 には 様 々な 改 善 の 余 地 がある 1 脱 法 ドラッグ 吸 引 に 対 する 取 り 締 まりは 東 京 都 でも 積 極 的 に 厳 格 化 を 進 めているも のの 東 京 都 監 察 医 務 院 には 遺 体 の 血 液 に 含 まれる 脱 法 ドラッグ 成 分 を 検 出 する 検 査 機 器
がない やむなく 外 部 に 検 査 を 委 託 しているため 時 間 がかかっている 自 前 のLC/M S/MS= 液 体 クロマトグラフィー 質 量 分 析 器 があれば 効 果 的 な 時 間 短 縮 が 測 れるそうで ある 島 津 製 作 所 などの 国 産 メーカーがあるが 導 入 が 可 能 だろうか 所 見 を 伺 う 2 同 院 の 高 度 な 要 求 が 求 められる 標 本 作 製 技 術 や 数 多 くの 検 案 解 剖 から 傷 病 の 予 防 治 療 方 法 を 発 見 するといった 検 案 解 剖 個 々ではなく 全 体 の 結 果 による 医 療 への 貢 献 といった 側 面 は 世 田 谷 区 松 沢 にある 公 益 財 団 法 人 東 京 都 医 学 総 合 研 究 所 と 共 通 する 面 も 多 い 両 者 の 連 携 は 医 学 への 大 いなる 貢 献 が 期 待 できると 思 うが 現 在 どのような 連 携 がな されているのか また 今 後 はどのような 展 望 があるのか 3 これまでも 同 院 が 東 京 23 区 中 心 の 活 動 をしてきた 一 方 で 多 摩 地 域 の 検 案 解 剖 には 手 が 届 かない 状 況 があり 都 議 会 もその 改 善 に 尽 力 してきた 現 在 は 杏 林 大 学 など 多 摩 の 2 病 院 の 他 地 域 の 医 師 会 に 検 死 などの 協 力 を 頂 いてきた 今 後 の 予 算 確 保 や 医 師 への 研 修 の 増 加 など 多 摩 格 差 の 解 消 についてどのように 考 えているか 三 精 神 疾 患 に 罹 患 した 東 京 都 職 員 の 復 職 プログラムについて 近 年 の 職 場 のうつ 及 び 俗 称 新 型 うつ( 非 定 形 うつ) による 休 職 者 の 増 加 は 多 くの 企 業 の 人 事 担 当 者 のみならず 組 織 全 体 の 問 題 として 各 社 対 策 に 腐 心 している 東 京 都 も 例 外 で ないと 言 える 1 うつ 病 を 発 症 した 都 職 員 の 現 在 の 復 職 支 援 について 支 援 プログラムを 段 階 別 にどの ような 内 容 かを 伺 う 2 俗 称 新 型 うつ も 同 様 か 3 休 職 中 の 給 与 保 証 は 基 準 額 の 何 %か 4 最 大 どの 程 度 の 休 職 期 間 及 び 時 短 勤 務 が 認 められるのか 5 復 職 支 援 プログラムにはその 計 画 作 成 者 等 の 支 援 者 によって 手 法 も 差 異 があるが 東 京 都 の 場 合 誰 がどのようにプログラム 作 成 及 びコーディネートをしているのか 6 現 在 の 復 職 支 援 プログラムのコストはどの 程 度 か 所 見 を 伺 う 7 東 京 都 のような 予 算 や 組 織 規 模 が 大 きい 企 業 は 比 較 的 復 職 支 援 制 度 が 整 備 されてい る 場 合 が 多 いが 本 来 は 中 小 企 業 も 含 めた 全 ての 都 内 の 企 業 が 復 職 支 援 ができることが 理 想 である しかし 予 算 面 を 中 心 に 実 際 には 普 及 が 難 しい この 課 題 に 対 して 東 京 都 がで きる 行 動 があるか 所 見 を 伺 う 四 物 流 業 界 への 高 校 卒 業 者 就 労 の 為 の 中 型 自 動 車 免 許 制 度 見 直 しに 関 する 東 京 都 の 意 見 について 平 成 19 年 6 月 の 道 路 交 通 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 の 施 行 により 中 型 自 動 車 免 許 制 度 が 創 設 されたが 若 年 者 の 輸 送 物 流 業 界 への 新 規 運 転 者 採 用 が 減 少 するとともに せっ かく 同 業 界 に 就 職 を 希 望 される 高 卒 者 がいても 中 型 免 許 制 度 の 導 入 により2 年 間 の 経 験 が 必 要 となり 直 ちに 運 転 業 務 に 従 事 することができないことから 採 用 を 見 合 わせる 事 態
も 生 じている その 為 全 日 本 トラック 協 会 など 関 係 団 体 から 普 通 自 動 車 運 転 免 許 の 自 動 車 の 種 類 に 係 る 適 用 要 件 を 車 両 総 重 量 6.5 トン 未 満 ( 現 行 5トン 未 満 )までにすること を 平 成 23 年 24 年 25 年 と 当 時 の 民 主 党 政 府 や 現 警 察 庁 長 官 らに 対 して 要 望 があった このような 経 緯 を 受 けて この 度 警 察 庁 は 中 型 自 動 車 免 許 制 度 を 見 直 す 方 針 を 固 め 有 識 者 による 検 討 会 の 設 置 を 決 めたようである 私 も 高 校 卒 業 者 と 物 流 業 界 の 為 にも 現 行 制 度 の 見 直 しが 進 むことを 望 むものである 運 転 者 や 交 通 に 関 する 規 制 は 昨 今 の 悪 質 な 飲 酒 運 転 や 無 謀 運 転 大 型 の 貨 物 や 商 業 車 両 の 無 理 な 運 行 体 制 などに 対 してより 厳 しく という 状 況 である 今 回 の 中 型 免 許 制 度 もそ の 辺 りに 背 景 があると 思 う そのような 社 会 情 勢 の 中 で 仮 に 規 制 の 緩 和 が 進 むようなこ とがあれば 物 流 業 界 の 都 合 を 優 先 したようにマイナスイメージだけで 理 解 されかねない そのような 誤 解 がない 様 に 物 事 を 進 める 配 慮 をしていく 必 要 がある また 2 年 たてば 運 転 技 術 やマナーが 必 ず 向 上 するわけではないのだから 研 修 の 義 務 付 けなどの 手 法 をとる ことが 安 全 のためには 効 果 的 かもしれない と 思 う 1 全 国 高 等 学 校 校 長 協 会 も 高 校 卒 業 生 の 就 職 先 確 保 の 観 点 から 要 望 をしていた 東 京 都 も 多 数 の 都 立 高 校 を 抱 えているので 同 協 会 と 同 意 見 ではないかと 推 察 するが 現 行 制 度 の 高 校 卒 業 者 の 運 輸 物 流 業 界 の 就 職 の 機 会 確 保 の 為 に 教 育 庁 はどのように 考 えるのか 2 若 年 者 雇 用 という 視 点 から 産 業 労 働 局 にも 所 見 を 伺 う 平 成 25 年 第 四 回 都 議 会 定 例 会 斉 藤 あつし 議 員 の 文 書 質 問 に 対 する 答 弁 書 一 特 定 秘 密 保 護 法 の 東 京 都 への 影 響 について 1 成 立 した 特 定 秘 密 保 護 法 は 地 方 公 共 団 体 の 業 務 にも 少 なからず 影 響 を 与 え ると 考 えられるが 都 が 有 する 行 政 情 報 の 公 開 や 公 表 等 にも 影 響 が 生 じるのではないか 所 見 を 伺 う 特 定 秘 密 の 保 護 に 関 する 法 律 では その 漏 えいが 我 が 国 の 安 全 保 障 に 著 しく 支 障 を 与 えるおそれがあるため 特 に 秘 匿 することが 必 要 であるものを 特 定 秘 密 として 指 定 することとなっております その 指 定 の 対 象 として 防 衛 外 交 特 定 有 害 活 動 の 防 止 テロリズムの 防 止 に 関 す る 事 項 の4 点 について 限 定 列 挙 されております 特 定 秘 密 の 保 護 に 関 する 法 律 については 現 段 階 では 施 行 に 向 けた 政 令 等 の 詳 細 が 不 明 であり 情 報 公 開 の 観 点 から 国 の 動 向 を 注 視 していきます
一 の2 多 摩 地 域 には 多 くの 市 町 に 接 して 横 田 基 地 があり 都 は 永 年 にわたり 軍 民 共 用 化 に 向 けて 米 軍 や 米 国 との 接 点 があると 思 う 関 連 事 項 のほぼすべてが 軍 事 及 び 外 交 に 関 わることと 言 えるが 同 法 はどのような 影 響 があるものと 予 想 されるか 伺 う 特 定 秘 密 の 保 護 に 関 する 法 律 は 防 衛 外 交 特 定 有 害 活 動 の 防 止 テロリズムの 防 止 の4 分 野 に 関 する 情 報 のうち 安 全 保 障 上 特 に 秘 匿 が 必 要 とされる 特 定 秘 密 について その 取 扱 いを 定 めるものです 防 衛 及 び 外 交 については 基 本 的 には 国 の 専 管 事 項 であり 同 法 に 基 づく 特 定 秘 密 の 指 定 等 の 運 用 基 準 は 有 識 者 の 意 見 を 聴 いた 上 で 施 行 までの 間 に 閣 議 で 決 定 されるもの と 認 識 しています 二 東 京 都 監 察 医 務 院 の 実 績 をより 社 会 に 貢 献 できる 体 制 整 備 をすることについて 1 脱 法 ドラッグ 吸 引 に 対 する 取 締 りは 都 においても 積 極 的 に 厳 格 化 を 進 めている ものの 東 京 都 監 察 医 務 院 には 遺 体 の 血 液 に 含 まれる 脱 法 ドラッグ 成 分 を 検 出 する 検 査 機 器 がない 導 入 が 可 能 なのか 所 見 を 伺 う 東 京 都 監 察 医 務 院 では 遺 体 の 検 案 のみでは 死 因 が 判 明 しない 場 合 解 剖 や 薬 毒 物 検 査 を 行 うなど 精 度 の 高 い 死 因 究 明 に 努 めています 脱 法 ドラッグも 検 出 できる 検 査 機 器 については 現 在 進 めている 東 京 都 監 察 医 務 院 の 建 替 えに 併 せて 導 入 することとし 既 に 必 要 な 経 費 を 平 成 26 年 度 予 算 原 案 に 盛 り 込 んでい ます 二 の2 同 院 と 公 益 財 団 法 人 東 京 都 医 学 総 合 研 究 所 との 連 携 について 現 在 どのような 連 携 がなされているのか また 今 後 はどのような 展 望 があるのか 見 解 を 伺 う 東 京 都 監 察 医 務 院 と 東 京 都 医 学 総 合 研 究 所 では 病 理 検 体 を 用 いた 診 断 研 究 教 育 を 通 じて 都 民 の 保 健 医 療 と 福 祉 の 向 上 に 寄 与 するため 現 在 覚 書 を 締 結 し 相 互 の 技 術 に 関 する 相 談 提 供 や 共 同 研 究 など 連 携 事 業 を 実 施 しています 今 後 とも それぞれの 役 割 に 応 じて 標 本 作 製 や 病 理 診 断 等 の 技 術 協 力 病 理 標 本 デ ータベースの 共 有 職 員 の 教 育 研 修 など 連 携 を 一 層 深 めていきます
二 の3 これまでも 同 院 が 東 京 23 区 中 心 の 活 動 をしてきた 一 方 で 多 摩 地 域 の 検 案 解 剖 には 手 が 届 かない 状 況 であるが 今 後 の 予 算 確 保 や 医 師 への 研 修 の 増 加 など 多 摩 格 差 の 解 消 について どのように 考 えているのか 見 解 を 伺 う 東 京 都 23 区 は 死 因 が 不 明 な 死 体 を 検 案 解 剖 する 監 察 医 を 置 くべき 地 域 として 政 令 で 定 められており 都 は 独 自 の 組 織 として 監 察 医 務 院 を 設 置 しています また 政 令 で 監 察 医 を 置 くべき 地 域 として 定 められていない 多 摩 地 域 では 検 案 業 務 を 公 益 社 団 法 人 東 京 都 医 師 会 に 解 剖 業 務 を 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 と 杏 林 大 学 に 委 託 し 実 施 するほか 立 川 警 察 署 管 内 については 監 察 医 務 院 による 検 案 業 務 を 実 施 するなど 多 摩 地 域 における 検 案 解 剖 体 制 の 確 保 を 図 っています さらに 監 察 医 務 院 では 常 勤 医 師 に 加 え 大 学 医 学 部 等 の 協 力 を 得 て 非 常 勤 医 師 を 採 用 し 後 継 医 師 の 確 保 に 努 めるとともに 検 案 医 を 育 成 するため 医 師 会 や 大 学 の 法 医 学 教 室 と 連 携 し 検 案 実 技 を 取 り 入 れた 研 修 を 実 施 しています このような 取 組 を 通 じて 今 後 も 多 摩 地 域 を 含 めた 都 全 域 の 検 案 解 剖 体 制 の 充 実 を 図 るとともに 都 内 全 域 での 監 察 医 制 度 の 適 用 についても 引 き 続 き 国 に 提 案 要 求 していき ます 三 精 神 疾 患 に 罹 患 した 東 京 都 職 員 の 復 職 プログラムについて 1 うつ 病 を 発 症 した 都 職 員 の 現 在 の 復 職 支 援 について 支 援 プログラムを 段 階 別 に どのような 内 容 なのか 伺 う 知 事 部 局 では 職 員 の 心 の 健 康 問 題 への 対 策 を 行 うことで 本 人 や 家 族 の 安 心 と 安 全 を 確 保 し また 職 場 全 体 の 公 務 能 率 を 一 層 推 進 させることを 目 的 として 職 員 の 心 の 健 康 づくり 計 画 を 策 定 しています この 計 画 においては り 患 の 予 防 から 復 職 に 至 るまで 総 合 的 な 対 策 を 講 じることと しており とりわけ 職 場 復 帰 については 次 の 三 段 階 により 実 施 しています 第 一 段 階 として 職 場 内 で 実 施 する 職 場 復 帰 訓 練 の 前 段 で 復 帰 に 向 けての 準 備 方 法 や 注 意 点 に 関 するグループ 指 導 を 実 施 しています 第 二 段 階 として 実 際 の 職 場 で 通 常 業 務 への 復 帰 に 向 けた 職 場 復 帰 訓 練 を 実 施 しています 第 三 段 階 として 職 場 復 帰 後 精 神 疾 患 の 再 発 予 防 等 を 目 的 として それぞれの 症 状 に 応 じた 定 期 的 な 面 接 指 導 を 実 施 してい ます
三 の2 俗 称 新 型 うつ も 同 様 なのか 伺 う うつ 病 をはじめとした 精 神 疾 患 については その 病 状 が 多 様 であり 個 別 具 体 的 な 対 応 が 求 められます このため 都 においては 職 場 復 帰 を 進 める 際 に 職 員 それぞれの 症 状 や 状 況 を 詳 し く 把 握 し 個 人 別 にきめ 細 やかな 対 応 を 実 施 しています 三 の3 休 職 中 の 給 与 保 証 は 基 準 額 の 何 %なのか 伺 う 都 においては 精 神 疾 患 に 限 らず 疾 病 又 は 負 傷 で 療 養 が 必 要 となる 場 合 は 国 同 様 の 病 気 休 暇 病 気 休 職 制 度 により 対 応 しています 療 養 に 当 たって 当 初 90 日 間 の 病 気 休 暇 制 度 では 給 与 が 100 パーセント 支 給 され ます 引 き 続 く 病 気 休 職 制 度 では 最 大 で3 年 間 の 療 養 が 可 能 ですが 休 職 開 始 から 当 初 1 年 間 は 給 与 の 80 パーセントが 支 給 され その 後 の2 年 間 は 無 給 となります 三 の4 最 大 どの 程 度 の 休 職 期 間 及 び 時 短 勤 務 が 認 められるのか 伺 う 90 日 間 の 療 養 が 可 能 な 病 気 休 暇 を 30 日 以 上 取 得 後 に 職 場 に 復 帰 する 場 合 は 引 き 続 く1か 月 間 1 日 当 たり2 時 間 以 内 の 勤 務 の 免 除 が 認 められます また 3 年 間 の 療 養 が 可 能 な 病 気 休 職 の 後 に 職 場 に 復 帰 する 場 合 には 引 き 続 く3 か 月 間 1 日 当 たり4 時 間 以 内 の 勤 務 の 免 除 が 認 められます なお 病 気 休 職 後 の 勤 務 の 免 除 については 特 別 の 事 由 がある 場 合 に 限 り 医 師 の 診 断 等 の 範 囲 内 でさらに3か 月 間 延 長 が 可 能 です 三 の5 復 職 支 援 プログラムには その 計 画 作 成 者 等 の 支 援 者 によって 手 法 も 差 異 があ るが 都 の 場 合 誰 がどのようにプログラム 作 成 及 びコーディネートをしているのか 伺 う 職 場 復 帰 に 当 たっては 産 業 医 が 職 員 本 人 と 面 接 し また 主 治 医 職 場 の 上 司 又
は 人 事 担 当 者 などの 意 見 も 聴 取 しながら 回 復 の 程 度 や 復 帰 する 職 場 の 状 況 などを 踏 まえ 職 員 それぞれに 応 じた 職 場 復 帰 計 画 を 作 成 しています 三 の6 現 在 の 復 職 支 援 プログラムのコストはどの 程 度 なのか 所 見 を 伺 う 職 場 復 帰 支 援 は り 患 の 予 防 から 復 職 に 至 るまでの 総 合 的 な 精 神 保 健 管 理 の 一 環 とし て 実 施 しており 切 り 離 して 算 定 することは 困 難 でありますが 知 事 部 局 等 における 精 神 保 健 管 理 の 全 体 的 な 事 務 経 費 については 平 成 24 年 度 決 算 で 約 7,230 千 円 となっていま す 三 の7 予 算 や 組 織 規 模 が 大 きい 企 業 は 比 較 的 復 職 支 援 制 度 が 整 備 されている 場 合 が 多 いが 本 来 は 中 小 企 業 も 含 めた 全 ての 都 内 の 企 業 において 復 職 支 援 を 行 えることが 理 想 である しかし 予 算 面 を 中 心 に 実 際 には 普 及 は 難 しいが この 課 題 に 対 して 都 ができ る 行 動 があるのか 所 見 を 伺 う 労 働 者 が 心 の 健 康 を 保 持 し いきいきと 働 ける 労 働 環 境 を 整 備 するため 都 は セミ ナーや 専 用 のホームページにより 労 働 安 全 衛 生 に 関 する 法 令 やメンタルヘルス 不 調 者 へ の 対 応 方 法 企 業 における 取 組 事 例 など 職 場 のメンタルヘルス 対 策 についての 普 及 啓 発 に 取 り 組 んでいます こうした 取 組 の 中 で 従 業 員 の 復 職 を 支 援 しようとする 企 業 に 対 し 様 々な 相 談 や 職 場 復 帰 支 援 プログラム 作 成 への 助 言 などの 専 門 的 支 援 を 行 っている 機 関 に 関 する 情 報 提 供 をしています 四 物 流 業 界 への 高 校 卒 業 者 就 労 の 為 の 中 型 自 動 車 免 許 制 度 見 直 しに 関 する 東 京 都 の 意 見 について 1 現 行 の 中 型 自 動 車 免 許 制 度 において 高 校 卒 業 者 の 運 輸 物 流 業 界 の 就 職 の 機 会 確 保 の 為 に 教 育 庁 はどのように 考 えるのか 見 解 を 伺 う 平 成 25 年 5 月 に 全 国 高 等 学 校 長 協 会 から 国 家 公 安 委 員 会 に 対 して 中 型 自 動 車 免 許 制 度 導 入 により 物 流 業 界 など 一 部 の 企 業 において 高 校 新 卒 者 の 採 用 を 控 えるなど 就
職 を 希 望 する 生 徒 の 就 業 機 会 が 狭 まることを 理 由 に 中 型 自 動 車 免 許 制 度 の 見 直 しを 求 め る 要 望 が 出 されています 現 在 都 立 高 校 の 就 職 に 関 して 中 型 自 動 車 免 許 制 度 の 導 入 による 大 きな 変 化 はみら れませんが 今 後 都 教 育 委 員 会 は 全 国 高 等 学 校 長 協 会 からの 要 望 を 受 けた 警 察 庁 の 動 向 を 踏 まえつつ 生 徒 が 的 確 な 進 路 選 択 を 行 えるよう 就 業 に 関 する 様 々な 制 度 の 趣 旨 を 校 長 連 絡 会 や 進 路 指 導 主 任 対 象 の 研 修 会 で 徹 底 するなど 各 都 立 高 校 における 就 職 指 導 の 充 実 を 図 り 生 徒 の 就 職 機 会 の 確 保 に 努 めていきます 四 の2 若 年 者 雇 用 という 視 点 から 産 業 労 働 局 にも 所 見 を 伺 う 意 欲 ある 若 者 が 仕 事 を 通 じて 自 らの 能 力 を 十 分 に 発 揮 できるよう それぞれの 希 望 や 適 性 に 応 じた 就 業 の 機 会 を 確 保 することは 重 要 です このため 都 は 運 輸 物 流 業 を 含 め 幅 広 い 分 野 の 企 業 が 参 加 する 合 同 就 職 面 接 会 を 実 施 するとともに 東 京 しごとセンターにおけるキャリアカウンセリングの 中 で 希 望 する 業 種 や 職 種 に 応 じ 必 要 な 資 格 や 経 験 の 有 無 などの 応 募 要 件 をはじめとした 情 報 を 提 供 し 円 滑 なマッチングを 支 援 しています