著 作 権 このテキストは クリエティブ コモンズ ライセンス 表 示 (CC BY)のもとに 公 開 されています このテキストの 著 作 権 は 株 式 会 社 アシストに 帰 属 します このテキストを 使 用 する 場 合 は 株 式 会 社 アシストに 著 作 権 が 帰 属 することを 表 示 してください また 改 変 した 場 合 は 改 変 したことを 明 示 した 上 で 使 用 してください All Rights Reserved. Copyright(C) K.K. Ashisuto. 内 容 の 改 変 や 営 利 目 的 での 利 用 も 可 能 です このテキストを 独 自 にカスタマイズする 社 内 および 社 外 向 けに 研 修 を 実 施 するなど 自 由 にご 利 用 いただけます
はじめに コース 概 要 と 目 的 このコースは Microsoft OfficeとLibreOfficeの 主 な 違 いや LibreOfficeの 代 表 的 な 機 能 であるCalc( 表 計 算 ) Writer(ワードプロセッサ) Impress(プレゼンテーション)の 基 本 操 作 などを 身 に 付 けることを 目 的 としています LibreOfficeの 使 用 方 法 を 体 系 的 に 学 ぶことは 目 的 にしていません 受 講 対 象 Windowsの 基 本 的 な 操 作 (マウス 操 作 キーボードの 使 用 方 法 など)ができる 方 Microsoft Officeの 使 用 経 験 があり 最 低 限 の 操 作 方 法 をご 存 知 の 方 前 提 本 テキストで 解 説 しているLibreOffice Microsoft Officeは 以 下 のバージョンを 使 用 しています LibreOffice 4.0.4 日 本 語 版 (Windows 版 ) Microsoft Office 2003/2007/2010 テキスト 中 の 表 記 について 画 面 中 に 表 示 される 文 字 の 表 記 ウィンドウ ボタン メニューなど 画 面 に 表 示 される 文 字 は[]で 囲 んで 表 記 しています 画 面 上 に 表 示 される 選 択 肢 や 入 力 する 文 字 については で 囲 んで 表 記 しています Microsoft Windows Microsoft Office SQL Server その 他 本 書 に 記 載 されるマイクロソフト 製 品 は 米 国 Microsoft Corporation の 米 国 日 本 およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 または 商 標 です Linuxは Linus Torvalds 氏 の 日 本 およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 または 商 標 です UbuntuおよびCanonicalは Canonical Ltd.の 登 録 商 標 です OracleとJavaは Oracle Corporation 及 びその 子 会 社 関 連 会 社 の 米 国 及 びその 他 の 国 における 登 録 商 標 です 文 中 の 社 名 商 品 名 等 は 各 社 の 商 標 または 登 録 商 標 である 場 合 があります IBM IBMロゴ ibm.com DB2およびdeveloperWorksは 世 界 の 多 くの 国 で 登 録 されたInternational Business Machines Corp. の 商 標 です Mac Mac OS Safari iphone ipadは 米 国 および 他 の 国 々で 登 録 されたApple Inc.の 商 標 です Google Chrome AndroidはGoogle Inc.の 商 標 です Adobe Adobeのロゴ Adobe Reader Acrobat Flashは Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ 社 )の 商 標 です Apache Tomcatは Apache Software Foundationの 商 標 または 登 録 商 標 です Mozilla Firefoxの 名 称 およびそのロゴは 米 国 Mozilla Foundationの 米 国 およびその 他 の 国 における 商 標 または 登 録 商 標 です その 他 記 載 されている 会 社 名 および 製 品 名 は 各 社 の 登 録 商 標 または 商 標 です 本 書 では TMマークなどは 特 に 明 記 していません 本 書 に 記 載 された 内 容 を 使 用 して いかなる 損 害 が 発 生 しても 株 式 会 社 アシスト および 著 者 本 書 製 作 関 係 者 は 一 切 責 任 を 負 いま せん
目 次 第 1 章 LibreOffice 概 要 1.1 LibreOfficeの 概 要 と 基 本 操 作...1-1 1.1.1 LibreOfficeとは...1-1 1.1.2 LibreOfficeの 起 動...1-2 1.1.3 LibreOfficeのファイルの 保 存...1-2 1.1.4 PDFファイルの 出 力...1-6 1.1.5 Microsoft Officeのファイルの 編 集 と 保 存...1-7 第 2 章 LibreOffice Calc 2.1 Calcの 起 動 と 基 本 画 面...2-1 2.1.1 Calcとは...2-1 2.2 Calcの 基 本 操 作...2-2 2.2.1 基 本 操 作...2-2 2.2.2 ( 参 考 ) 初 期 設 定 のカスタマイズ...2-4 2.3 並 べ 替 え...2-6 2.3.1 並 べ 替 え...2-6 2.4 数 式 の 設 定...2-9 2.4.1 SUM 関 数 (データの 集 計 )...2-9 2.4.2 計 算 式 の 設 定...2-10 2.4.3 IF 関 数...2-14 2.5 書 式 設 定...2-16 2.5.1 日 付 データの 書 式 設 定...2-16 2.5.2 数 値 データの 書 式 設 定...2-18 2.5.3 文 字 データの 書 式 設 定...2-22 2.5.4 ( 参 考 )その 他 の 書 式 設 定...2-25
2.6 グラフ 作 成...2-29 2.6.1 グラフ 作 成...2-29 2.6.2 グラフの 編 集...2-32 2.6.3 ( 参 考 ) 離 れた 列 をデータ 範 囲 へ 追 加...2-37 2.6.4 ( 参 考 )2 軸 グラフの 作 成...2-41 2.6.5 ( 参 考 )3D 表 示 のグラフ...2-44 2.7 印 刷 設 定...2-45 2.7.1 印 刷 範 囲 の 設 定...2-45 2.7.2 改 ページの 設 定 ( 改 ページプレビュー)...2-49 2.7.3 ( 参 考 )ヘッダーとフッターの 編 集...2-52 2.7.4 ( 参 考 ) 行 や 列 の 繰 り 返 し 印 刷 (タイトルの 印 刷 )...2-57 2.7.5 ( 参 考 )その 他 の 印 刷 設 定...2-59 第 3 章 LibreOffice Writer 3.1 Writer 概 要...3-1 3.1.1 Writerとは...3-1 3.2 Writerの 基 本 操 作...3-2 3.2.1 図 形 テキストボックス フォントワークギャラリーの 挿 入...3-2 3.3 書 式 設 定...3-5 3.3.1 基 本 的 な 書 式 設 定...3-5 3.3.2 インデントの 設 定 ( 段 落 の 左 右 の 位 置 )...3-6 3.3.3 均 等 割 り 付 けの 設 定...3-9 3.3.4 箇 条 書 きと 番 号 付 けの 設 定...3-15 3.4 ページ 関 連 の 設 定...3-19 3.4.1 ページスタイルの 変 更 ( 用 紙 サイズ ヘッダー フッター)...3-19 3.4.2 ページ 番 号 の 設 定...3-21 3.5 表 の 作 成...3-22 3.5.1 表 の 作 成...3-22
第 4 章 LibreOffice Impress 4.1 Impress 概 要...4-1 4.1.1 Impressとは...4-1 4.2 Impressの 基 本 操 作...4-3 4.2.1 スライドの 追 加 と 移 動...4-3 4.2.2 箇 条 書 きの 書 式 変 更...4-5 4.2.3 フォントサイズの 拡 大 と 縮 小...4-9 4.3 スライドマスター...4-10 4.3.1 スライドマスターの 設 定...4-10 4.4 表 の 挿 入...4-16 4.4.1 表 の 挿 入...4-16 4.5 アニメーションの 設 定...4-21 4.5.1 アニメーションの 設 定...4-21 4.6 スライドショーの 実 行...4-23 4.6.1 スライドショーの 実 行...4-23
第 1 章 LibreOffice 概 要
LibreOffice 概 要 1.1 LibreOfficeの 概 要 と 基 本 操 作 1.1.1 LibreOfficeとは LibreOffice(リブレオフィス)は 表 計 算 やワードプロセッサなどの 機 能 を 含 む 無 料 のオフィス ツールです Microsoft Officeと 互 換 性 を 持 ち かつ 無 料 で 使 えることから 個 人 から 自 治 体 官 公 庁 企 業 まで 幅 広 く 利 用 されていま す 表 計 算 Calc Microsoft OfficeのExcelに 相 当 ワードプロセッサ Writer Microsoft Office の Word に 相 当 プレゼンテーション Impress Microsoft OfficeのPowerPointに 相 当 LibreOfficeにはCalc Writer Impressに 加 えて 図 形 描 画 (Draw) 数 式 作 成 (Math) データベース(Base)の 機 能 が 備 わっています LibreOffice スタンダードコース 1-1
LibreOffice 1.1.2 LibreOfficeの 起 動 LibreOfficeを 起 動 したい 場 合 は Windows[スタート] [すべてのプログラム] [LibreOffice 4.0]を 選 択 して 起 動 す るアプリケーションを 選 択 します 例 えば LibreOffice Calcを 起 動 する 場 合 は [LibreOffice Calc]を 選 択 します 1.1.3 LibreOfficeのファイルの 保 存 LibreOfficeのファイルを 保 存 したい 場 合 は メニュー[ファイル] [ 名 前 を 付 けて 保 存 ]を 選 択 します [ファイルの 種 類 ]で[ODF 表 計 算 ドキュメント(.ods)(*.ods)]が 選 択 されていることを 確 認 し [ 保 存 ]ボタンをクリックし ます LibreOfficeのファイルの 拡 張 子 は Calcは.ods Writerは.odt Impressは.odp です 1-2
LibreOffice 概 要 パスワードの 設 定 ファイルにパスワードを 設 定 したい 場 合 は [ 名 前 を 付 けて 保 存 ]ウィンドウの[パスワード 付 きで 保 存 する]にチェックを 入 れ て[ 保 存 ]ボタンをクリックし [パスワードを 設 定 ]ウィンドウで 設 定 します ファイルを 開 くためのパスワードとファイルを 編 集 するためのパスワードの2 種 類 を 設 定 できます ファイルを 開 くためのパスワード [パスワードを 設 定 ]ウィンドウの[ファイルの 暗 号 化 パスワード]は ファイルを 開 くためのパスワードです 設 定 後 にファイルを 開 くと パスワードの 入 力 が 求 められます LibreOffice スタンダードコース 1-3
LibreOffice ファイルを 編 集 するためのパスワード [パスワードを 設 定 ]ウィンドウの[ 詳 細 オプション]ボタンをクリックすれば [ファイル 共 有 パスワード]でファイルを 編 集 する ためのパスワードを 設 定 できます 設 定 後 にファイルを 開 くと ファイルは 読 み 取 り 専 用 で 開 きます ファイルを 編 集 したい 場 合 は ツールバーの[ファイルの 編 集 ]ボタンをクリックし パスワードを 入 力 して 読 み 取 り 専 用 を 解 除 します パスワードを 設 定 せずにファイルを 読 み 取 り 専 用 にしたい 場 合 は パスワードを 入 力 せずに[ファイルを 読 み 取 り 専 用 で 開 く]にチェックを 入 れます 設 定 後 にファイルを 開 くと 読 み 取 り 専 用 で 開 きます ただし パスワードは 設 定 されていないため ツールバーの[ファイルの 編 集 ]ボタンをクリックすると 読 み 取 り 専 用 は 解 除 されます 1-4
LibreOffice 概 要 パスワードの 解 除 一 度 設 定 したパスワードを 解 除 したい 場 合 は メニュー[ファイル] [ 名 前 を 付 けて 保 存 ]を 選 択 し [パスワード 付 きで 保 存 する] のチェックを 外 し 名 前 を 変 えて 保 存 しなおします ( 上 書 き 保 存 では パスワードは 解 除 されません ) パスワードの 変 更 パスワードを 変 更 したい 場 合 は [ 名 前 を 付 けて 保 存 ]ウィンドウから 設 定 しなおすか メニューの[ファイル] [プロパティ] を 選 択 し [ 全 般 ]タブの[パスワードの 変 更 ]ボタンから 設 定 後 上 書 き 保 存 します LibreOffice スタンダードコース 1-5
LibreOffice 1.1.4 PDFファイルの 出 力 LibreOfficeで 作 成 したファイルは PDF 形 式 で 出 力 できます PDF 形 式 のファイルはAdobe Readerがあれば 閲 覧 できるため LibreOfficeがインストールされていないユーザーにファイ ルを 渡 したい 場 合 や 編 集 が 不 要 な 閲 覧 用 のファイルを 作 成 したい 場 合 に 便 利 です ツールバーのボタンからPDF 形 式 で 出 力 する ツールバーの[PDFとして 直 接 エクスポート]ボタンをクリックするとPDF 形 式 で 出 力 します メニューからPDF 形 式 で 出 力 する メニューの[ファイル] [PDFとしてエクスポート]を 選 択 すると PDF 出 力 時 の 詳 細 設 定 が 行 えます PDFファイルに 出 力 する 範 囲 の 指 定 や 画 像 の 圧 縮 率 PDFファイルへのパスワードなどが 設 定 できます PDFファイルのタイトルは 基 本 的 にはPDFファイルのファイル 名 です 任 意 のタイトルを 設 定 したい 場 合 は メニューの[ファイル] [プロパティ]を 選 択 し [プロパティ]ウィンドウの[ 概 要 ]タブ の[タイトル]に 入 力 してください 1-6
LibreOffice 概 要 1.1.5 Microsoft Officeのファイルの 編 集 と 保 存 Microsoft OfficeのファイルをLibreOfficeで 編 集 する Microsoft Officeのファイルは LibreOfficeの 該 当 するアプリケーションで 開 いて 編 集 できます 例 えば Microsoft ExcelのファイルをLibreOffice Calcで 編 集 する 場 合 は Excelのファイルを 右 クリックして[プログラム から 開 く]を 選 択 し [LibreOffice Calc]を 選 択 します ご 使 用 の 環 境 によっては 右 クリック 後 のメニュー 名 が[アプリケーションから 開 く]の 場 合 があります 右 クリックメニューから 開 く 場 合 プログラムを 選 択 する 場 合 ファイルの 互 換 性 は 完 全 ではありません LibreOfficeとMicrosoft Officeではファイル 形 式 が 異 なるため 完 全 な 互 換 性 は 保 証 されていません 例 えば Wordで 作 成 した1ページの 資 料 をWriterで 開 くと 行 間 が 広 がって2ページで 表 示 されたり PowerPointで 作 成 した 資 料 をImpressで 実 行 したときにアニメーションが 意 図 した 動 作 と 異 なる 場 合 があります Microsoft OfficeのマクロはLibreOfficeでは 動 作 しません Microsoft OfficeのマクロはVisual Basic for Applications(VBA)という 独 自 の 言 語 で 動 作 しているた め LibreOfficeでは 動 作 しません 基 本 的 には LibreOfficeでマクロを 再 作 成 する 必 要 があります LibreOffice スタンダードコース 1-7
LibreOffice LibreOfficeで 編 集 したファイルをMicrosoft Officeの 形 式 で 保 存 する Microsoft Officeの 形 式 で 保 存 する 場 合 は メニューの[ファイル] [ 名 前 を 付 けて 保 存 ]を 選 択 し [ファイルの 種 類 ]で Microsoft Officeの 形 式 を 選 択 します Microsoft Excelの 場 合 は 以 下 のどちらかを 選 択 します [Microsoft Excel 2007/2010 XML (.xlsx)(*.xlsx)] [Microsoft Excel 97/2000/XP/2003 (.xls)(*.xls)] 次 に 表 示 される[ファイルフォーマットの 確 認 ]ウィンドウでは 左 側 のボタンをクリックします 右 側 のボタンをクリックすると LibreOffice(ODF) 形 式 で 保 存 します 1-8
LibreOffice 概 要 LibreOfficeとMicrosoft Officeのファイル 出 力 のまとめ LibreOffice Microsoft Office 2003 PDF Microsoft Office 2007/2010 閲 覧 のみが 目 的 であれば PDF 出 力 した 後 に 送 付 Microsoft Office 形 式 でのファイル 出 力 LibreOfficeは Microsoft Office 2003 2007 2010 形 式 でファイルを 出 力 できます PDF 形 式 の 活 用 Microsoft Officeユーザーに 閲 覧 用 のファイルを 渡 す 場 合 は PDF 出 力 を 活 用 してください LibreOfficeからMicrosoft Office 形 式 で 出 力 すると 体 裁 が 崩 れる 可 能 性 がありますが PDF 形 式 で 出 力 すれば 体 裁 の 崩 れを 考 慮 する 必 要 がなくなります LibreOffice スタンダードコース 1-9
LibreOffice パスワードの 互 換 性 Microsoft Office 2003 Microsoft Office 2007 Calc Excel Δ Writer Word Δ Impress PowerPoint Δ Microsoft Office 2010 Microsoft Office 2003を 使 用 している 場 合 Calc Excel 間 Writer Word 間 にはパスワードの 互 換 性 がありますが Impress PowerPoint 間 にはパスワードの 互 換 性 がありません Impressから PowerPoint 2003 形 式 で 出 力 する 場 合 パスワードは 設 定 できません Impressで パスワード 付 きのPowerPoint 2003 形 式 のファイルは 開 けません Microsoft Office 2007を 使 用 している 場 合 Microsoft Officeの 読 み 取 りパスワードのみ パスワードの 互 換 性 があります LibreOfficeから Microsoft Office 2007 形 式 で 出 力 する 場 合 パスワードは 設 定 できません LibreOfficeで 読 み 取 りパスワード 付 きのMicrosoft Office 2007 形 式 のファイルを 開 く 場 合 パスワードの 入 力 が 必 要 です (パスワードの 互 換 性 あり ) LibreOfficeで 書 き 込 みパスワード 付 きのMicrosoft Office 2007 形 式 のファイルを 開 く 場 合 パスワードの 入 力 なし でファイルが 編 集 できます (パスワードの 互 換 性 なし ) Microsoft Office 2010を 使 用 している 場 合 パスワードの 互 換 性 がありません LibreOfficeから Microsoft Office 2010 形 式 で 出 力 する 場 合 パスワードは 設 定 できません LibreOfficeで 読 み 取 りパスワード 付 きのMicrosoft Office 2010 形 式 のファイルを 開 く 場 合 パスワードの 入 力 なし でファイルが 開 けます (パスワードの 互 換 性 なし ) LibreOfficeで 書 き 込 みパスワード 付 きのMicrosoft Office 2010 形 式 のファイルを 開 く 場 合 パスワードの 入 力 なし でファイルが 編 集 できます (パスワードの 互 換 性 なし ) 1-10
LibreOffice 概 要 コラム LibreOfficeの 特 徴 LibreOfficeには 主 に 以 下 のような 特 徴 があります (1) オープンソースであり 誰 でも 無 料 で 使 用 できる LibreOfficeはオープンソースで 開 発 されており Webページからダウンロードすれば 誰 でも 自 由 に 無 料 で 使 用 できます (2) Microsoft Officeと 互 換 性 を 持 つ LibreOfficeの 画 面 や 操 作 は Microsoft Officeをはじめとするほかのオフィス ツールとよく 似 ています そのため 他 のオ フィス ツールに 慣 れたユーザーであれば それほど 違 和 感 無 くLibreOfficeを 利 用 できます また LibreOfficeでは Microsoft Officeで 作 成 したファイルを 開 いて 編 集 できます (3) PDF 形 式 で 出 力 できる LibreOfficeではファイルをPDF 形 式 で 出 力 できます PDF 形 式 であれば LibreOfficeやMicrosoft Officeがインストール されていないマシンでもファイルを 閲 覧 できます (Microsoft Office 2003にはPDF 出 力 機 能 はありません Microsoft Office 2007 以 降 は 無 料 のプラグインをインス トールすることでPDF 出 力 が 可 能 です ) (4) マルチプラットフォーム Windowsだけでなく Mac OSやLinuxなどの 環 境 でも 使 用 できます LibreOffice スタンダードコース 1-11
LibreOffice 1-12
第 2 章 LibreOffice Calc
LibreOffice Calc 2.1 Calcの 起 動 と 基 本 画 面 2.1.1 Calcとは Calcは 表 計 算 ソフト であり データの 入 力 や 集 計 などの 表 計 算 ができます Excel 同 様 多 くの 便 利 な 機 能 を 備 えていま す Calcを 起 動 する 場 合 は Windows[スタート] [すべてのプログラム] [LibreOffice 4.0] [LibreOffice Calc]を 選 択 します LibreOffice スタンダードコース 2-1
LibreOffice 2.2 Calcの 基 本 操 作 2.2.1 基 本 操 作 以 下 の 表 で Calcの 基 本 操 作 を 確 認 してみましょう 基 本 操 作 もExcelとよく 似 ています セルの 移 動 セルの 編 集 データの 削 除 セル 内 での 改 行 複 数 セルへの 入 力 セルサイズの 調 整 [ 上 ] [ 下 ] [ 左 ] [ 右 ] [Enter] [Tab] セルをダブルクリック もしくは[F2] [Delete] [Backspace]([ 内 容 の 削 除 ]ウィンドウで 書 式 や 数 式 など 一 部 を 削 除 できます ) [Ctrl]+[Enter] [Alt]+ [Enter] マウスで 行 や 列 の 幅 をドラッグ&ドロップする 行 や 列 を 右 クリックして 行 の 高 さや 列 の 幅 を 設 定 する [Alt]+[ 左 ] [ 右 ]でセルのサイズを 調 整 する 選 択 リストの 表 示 [Alt]+[ 下 ] セルのコピー オートフィル ( 連 続 値 の 作 成 ) フィルハンドルを[Ctrl]+ドラッグ フィルハンドルをドラッグ 2-2
LibreOffice Calc 上 書 き 確 認 ウィンドウ 初 期 設 定 では すでに 値 が 入 力 されたセルに 値 を 貼 り 付 けると 上 書 き 確 認 のウィンドウが 表 示 されます 上 書 き 確 認 ウィンドウを 非 表 示 にしたい 場 合 は [ 今 後 もこの 警 告 を 表 示 する]のチェックを 外 して[はい]ボタンをクリックし ます 上 書 き 確 認 ウィンドウは メニュー[ツール] [オプション]を 選 択 し [オプション]ウィンドウの[LibreOffice Calc] [ 全 般 ]の[データを 挿 入 する 際 データ 上 書 きの 確 認 をする]のチェックを 外 すことでも 非 表 示 にできます セルのドラッグ&ドロップによる 移 動 やコピー [Shift]キーを 押 しながらセルを 選 択 状 態 にし セルをドラッグ&ドロップすればデータを 移 動 できます また [Ctrl]キーを 押 しながらドロップでコピー [Alt]キーを 押 しながらドロップで 切 り 取 ったセルを 挿 入 できます セルの 移 動 コピー 挿 入 LibreOffice スタンダードコース 2-3
LibreOffice 2.2.2 ( 参 考 ) 初 期 設 定 のカスタマイズ 何 点 かの 初 期 設 定 を 変 更 しておくことで Excelに 近 い 操 作 イメージでCalcを 使 用 できます 順 序 リスト Calcの 順 序 リストはExcelのユーザー 設 定 リストにあたるもので オートフィルを 使 用 した 際 に 連 続 してセルに 入 力 される 値 のリストのことです Calcには 月 のリストが 登 録 されていないため 1 月 と 入 力 した 後 にオートフィルで 連 続 して 値 を 入 力 すると 12 月 の 後 は 13 月 14 月...となります また Excelに 登 録 されている 四 半 期 ( 第 1 四 半 期 第 2 四 半 期...)や 旧 暦 の 月 名 ( 睦 月 如 月...)などもCalcには 登 録 されていないため 必 要 に 応 じて 登 録 しておきましょう Calc: 順 序 リストの 設 定 Excel:ユーザー 設 定 リストの 設 定 順 序 リストを 登 録 する 場 合 は メニュー[ツール] [オプション]を 選 択 し [オプション]ウィンドウを 表 示 させます そして [LibreOffice Calc] [ 順 序 リスト]を 選 択 します [ 新 規 作 成 ]ボタンをクリックし [ 入 力 項 目 ]に 登 録 したいリストの 値 を 入 力 して[ 追 加 ]ボタンをクリックします 2-4
LibreOffice Calc オートコレクトオプション オートコレクトは 入 力 した 値 を 自 動 的 に 整 える 機 能 です 例 えば [2 文 字 目 を 小 文 字 にする]の 設 定 が 有 効 な 場 合 CAlc と 入 力 すると Calc に 変 換 されます ただし 入 力 内 容 によっては 意 図 しない 変 換 が 行 われることがあるため 必 要 に 応 じて 設 定 を 変 更 しましょう メニュー[ツール] [オートコレクトオプション]を 選 択 し [オプション]タブや[ 言 語 固 有 のオプション]タブから 設 定 を 変 更 します キーボードのカスタマイズ メニュー[ツール] [カスタマイズ]を 選 択 し [キーボード]タブでキーボードの 割 り 当 てを 変 更 できます [オプション]ウィンドウ 内 の 設 定 オートコレクトオプション [カスタマイズ]ウィンドウ 内 の 設 定 は ソフトウェア 内 に 保 存 さ れるため Calc 全 体 で 設 定 が 有 効 になります 従 って 一 度 設 定 を 変 更 すれば 他 のファイルを 編 集 するときや 新 規 に 作 成 したファイルでも 同 じ 動 作 になります LibreOffice スタンダードコース 2-5
LibreOffice 2.3 並 べ 替 え サンプル.odsの Sheet1_ 並 べ 替 え のデータを 使 用 して Calcの 並 べ 替 え 機 能 を 確 認 していきます 2.3.1 並 べ 替 え 任 意 の 列 でデータを 並 べ 替 えるには ツールバーのボタンやメニューで 並 べ 替 えの 操 作 を 行 います 1 A1からD7までのセルを 選 択 し [ 昇 順 に 並 べ 替 え]ボタンをクリックします 2 昇 順 で 並 べ 替 えができました Tip ツールバーのボタンで 並 べ 替 える 場 合 は カーソルが 当 たっているセルを 基 準 として 昇 順 で 並 べ 替 えます なお 選 択 後 にカーソルを 移 動 したい 場 合 は [Tab]キーで 移 動 できます 2-6
LibreOffice Calc 3 地 域 ごとに 売 上 金 額 の 降 順 で 並 べ 替 えてみましょう A1からD7までを 選 択 し メニュー[データ] [ 並 べ 替 え]をクリックします 4 [ 並 べ 替 え]ウィンドウの[ 並 べ 替 え 条 件 ]タブで 設 定 します [ 並 べ 替 えキー1]で 地 域 を 選 択 し [ 昇 順 ]を 選 択 します 5 [ 並 べ 替 えキー2]で 売 上 金 額 を 選 択 し [ 降 順 ]を 選 択 します 設 定 後 [OK]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 2-7
LibreOffice 6 地 域 ごとに 売 上 金 額 の 高 い 順 ( 降 順 )で 並 べ 替 えられました 地 域 はよみがな 順 ではなく 文 字 コード 順 で 並 んでいます 例 えば 九 州 (きゅうしゅう)と 近 畿 (きんき)は 近 畿 の 方 が 先 に 表 示 されています よみがな 順 にしたい 場 合 は よみがなの 列 を 追 加 して 並 べ 替 えてください ツールバーのボタンで 並 べ 替 える 場 合 は 並 べ 替 えの 対 象 範 囲 を 選 択 してから 並 べ 替 えましょう 対 象 範 囲 を 選 択 せずに 並 べ 替 えた 場 合 データが 入 力 された 連 続 するセルが 対 象 範 囲 となるため 見 出 しやタイトルも 並 べ 替 えの 対 象 となります 2-8
LibreOffice Calc 2.4 数 式 の 設 定 Sheet2_ 計 算 式 のデータを 使 用 して 数 式 の 設 定 を 確 認 していきます 2.4.1 SUM 関 数 (データの 集 計 ) 単 純 な 集 計 値 を 求 めたい 場 合 は SUM 関 数 で 求 められます SUM 関 数 は 後 述 の[ 関 数 ウィザード]ボタンから 設 定 することもできますが [ 合 計 ]ボタンを 使 用 して 簡 単 に 設 定 できます 1 前 年 売 上 の 合 計 を 求 めます B11のセルを 選 択 し [ 合 計 ]ボタンをクリックした 後 [Enter]キーを 押 します 2 B11のセルをドラッグし 計 算 式 をD11までコピーします LibreOffice スタンダードコース 2-9
LibreOffice 2.4.2 計 算 式 の 設 定 計 算 式 の 設 定 四 則 演 算 を 指 定 する 場 合 は セル 内 に 半 角 の = を 入 力 した 後 に 演 算 式 を 指 定 します 1 各 支 店 の 構 成 比 ( 各 支 店 の 通 年 売 上 / 全 支 店 の 通 年 売 上 合 計 *100)を 求 めます E2のセルを 選 択 し 以 下 の 計 算 式 を 入 力 します 計 算 式 =D2/D11*100 入 力 後 [Enter]キーを 押 します Tip 数 式 のイコールは キーボードから 入 力 する 以 外 に ツールバーの[ 関 数 ]ボタンでも 入 力 できます 2 構 成 比 が 求 められました 2-10
LibreOffice Calc 絶 対 参 照 と 相 対 参 照 参 照 するセルを 固 定 したい 場 合 は 絶 対 参 照 の 指 定 を 表 す $ を 追 加 します 3 E2の 数 式 をコピーすると E3 以 降 のセルではエラーが 表 示 されます これは コピー 先 の 数 式 では 通 年 売 上 の 合 計 がD11から 下 に 移 動 しているため 計 算 ができなくなっていることが 原 因 です 4 ツールバーの[ 元 に 戻 す]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 2-11
LibreOffice 5 数 式 中 のD11のセルは コピーしても 固 定 されたままにするため 数 式 に 絶 対 参 照 を 指 定 します E2を 選 択 し 数 式 入 力 ボックス 内 の D11 にカーソルをあて [Shift]+[F4]キーを 押 して 絶 対 参 照 $D$11 に 変 更 します 数 式 =D2/$D$11*100 Tip Excelでは 絶 対 参 照 への 切 り 替 えは [F4]キーで 行 います 6 E2の 数 式 をコピーすると 各 支 店 の 構 成 比 が 求 められます 2-12
LibreOffice Calc ( 参 考 ) 相 対 参 照 絶 対 参 照 複 合 参 照 セルの 指 定 には 相 対 参 照 絶 対 参 照 複 合 参 照 があります これらの 指 定 を 使 用 すれば 参 照 するセルの 位 置 を 任 意 の 参 照 先 に 固 定 できます 相 対 参 照 ( 指 定 例 :A1) 行 と 列 を 固 定 しません セルのコピー 時 には 行 と 列 の 両 方 が 変 化 します 絶 対 参 照 ( 指 定 例 :$A$1) 行 と 列 を 固 定 します セルのコピー 時 には 行 と 列 が 固 定 されるため 常 にコピー 元 と 同 じセルがコピーされます 複 合 参 照 ( 指 定 例 :$A1 またはA$1) 行 または 列 を 固 定 します $マークの 後 ろが 固 定 の 対 象 です ( 例 : $A1 はコピー 時 に 列 を 固 定 します ) 相 対 参 照 行 も 列 も 変 化 する 絶 対 参 照 行 も 列 も 固 定 される 複 合 参 照 ( 列 固 定 ) 列 のみ 固 定 される 複 合 参 照 ( 行 固 定 ) 行 のみ 固 定 される =A1 =B1 =$A$1 =$A$1 =$A1 =$A1 =A$1 =B$1 =A2 =B2 =$A$1 =$A$1 =$A2 =$A2 =A$1 =B$1 セル 内 や[ 数 式 入 力 ボックス] 内 であれば セルの 指 定 にカーソルをあてたまま[Shift]+[F4]キーを 押 すことで セルの 相 対 参 照 絶 対 参 照 複 合 参 照 の 指 定 を 切 り 替 えられます なお [ 関 数 ウィザード]ウィンドウ 内 では $マークをキーボードから 直 接 入 力 して 指 定 します LibreOffice スタンダードコース 2-13
LibreOffice 2.4.3 IF 関 数 Calcの 関 数 を 使 用 する 場 合 は 関 数 ウィザードから 指 定 します 1 構 成 比 が10 以 上 か 確 認 できるように IF 関 数 を 使 用 して 値 を 作 成 します F2のセルにカーソルをあて [ 関 数 ウィザード]ボタンをクリックします 2 [ 関 数 ]タブの[ 分 類 項 目 ]から[ 論 理 ]を 選 択 し [ 関 数 ]から[IF]を 選 択 します 選 択 後 [ 次 へ]ボタンをクリックします Tip [ 関 数 ] 欄 では 関 数 名 をキーボードから 入 力 して 探 すこともできます 2-14
LibreOffice Calc 3 構 成 比 (E2)が10 以 上 であれば 10 以 上 10 以 上 でなければ 何 も 表 示 されないように 指 定 します 以 下 のように 入 力 し [OK]ボタンをクリックします [ 論 理 式 ]: E2>=10 [TRUEの 場 合 ]: "10 以 上 " [FALSEの 場 合 ]: "" ( " を2つ 続 けて 入 力 します ) Tip 文 字 を 囲 む "(ダブルクォーテーショ ン) は 半 角 で 入 力 してください 4 F2のセルをドラッグし F3~F10のセルまで 数 式 をコピーします LibreOffice スタンダードコース 2-15
LibreOffice 2.5 書 式 設 定 Sheet3_ 書 式 設 定 のデータを 使 用 して Calcの 書 式 設 定 を 確 認 します 2.5.1 日 付 データの 書 式 設 定 数 値 を / または - で 区 切 って 入 力 すると 入 力 された 値 は 日 付 データとして 認 識 されます 単 純 な 文 字 や 数 値 とは 異 なり 年 や 曜 日 元 号 など 日 付 特 有 の 書 式 を 設 定 できます 1 B1のセルに 2013/01/01 と 入 力 します 初 期 設 定 では 日 付 の 書 式 は- 区 切 りのため 2013-01-01 と 表 示 されます Tip 12/1などの 月 日 のみの 入 力 時 は 12 月 1 日 と 表 示 されます 2 日 付 を 和 暦 の 表 示 に 変 更 してみましょう B1セルを 右 クリックし [セルの 書 式 設 定 ]を 選 択 します 2-16
LibreOffice Calc 3 [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 数 値 ]タブを 開 きます [ 分 類 ]から 日 付 [ 書 式 ]から 平 成 11 年 12 月 31 日 を 選 択 し [OK]ボタンをクリックします 4 日 付 を 和 暦 表 示 に 変 更 できました LibreOffice スタンダードコース 2-17
LibreOffice 2.5.2 数 値 データの 書 式 設 定 数 値 データに 通 貨 記 号 と 千 桁 ごとのカンマを 付 けて 数 値 データが 金 額 であることをわかりやすくしてみましょう 1 C3~C11のセルを 選 択 した 状 態 で ツールバーの[ 数 の 書 式 : 通 貨 ]ボタンをクリックします 通 貨 記 号 と 千 桁 ごとのカンマを 付 けた 書 式 に 変 更 されます Calcの 通 貨 記 号 は 全 角 の です Tip [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 数 値 ]タブの[ 分 類 ]で 通 貨 を 選 択 しても 通 貨 記 号 を 付 けられます Tip 通 貨 記 号 を 付 けずに 千 桁 ごとの 区 切 りを 設 定 したい 場 合 は [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 数 値 ]タブで [オプ ション]の[ 千 の 単 位 で 区 切 る]にチェックを 入 れてください Calcのツールバーには Excelの[ 桁 区 切 りスタイル]ボタンに 相 当 するボタンはありません 2-18
LibreOffice Calc 2 通 貨 記 号 を 半 角 の \ に 変 更 するため ユーザー 定 義 として 書 式 を 追 加 します セルを 右 クリックし [セルの 書 式 設 定 ]を 選 択 します 3 [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 数 値 ]タブの[ 分 類 ]で 数 字 [ 書 式 ]で -1,234 を 選 択 します 以 下 のように 入 力 し [OK]ボタンをクリックします [ 書 式 コード]: "\"#,##0 LibreOffice スタンダードコース 2-19
LibreOffice 4 通 貨 記 号 を 半 角 の \ に 変 更 できました ただし 初 期 設 定 のフォントでは 半 角 の \ マークを \ (バックスラッシュ) で 表 示 するため フォントを 変 更 します セルを 右 クリックし [セルの 書 式 設 定 ]を 選 択 します 5 [フォント]タブで [ 西 洋 諸 言 語 用 フォント]を[MS Pゴシック]に 変 更 し [OK]ボタンをクリックします Tip LibreOfficeでは 半 角 文 字 用 のフォントを[ 西 洋 諸 言 語 用 フォント] 全 角 文 字 用 のフォントを[アジア 諸 言 語 用 フォ ント]と 呼 び それぞれ 異 なるフォントを 設 定 できます 2-20
LibreOffice Calc 6 半 角 の \ マークが 表 示 されました Excelの 数 値 書 式 には 負 の 値 をマイナス 記 号 ではなく や の 三 角 マークを 表 示 する 書 式 も 用 意 されています Calcの 数 値 書 式 に 同 様 の 設 定 はありませんが ユーザー 定 義 として 設 定 すれば 負 の 値 を や の 三 角 マークで 表 示 する ことが 可 能 です ([ 書 式 コード]の 指 定 例 :#,##0;[RED]" "#,##0) サンプル.odsには 上 記 の 書 式 は 設 定 済 みです LibreOffice スタンダードコース 2-21
LibreOffice 2.5.3 文 字 データの 書 式 設 定 社 員 番 号 や 商 品 番 号 など 0から 始 まる 数 字 を 入 力 したいことがありますが 0から 始 まる 数 字 を 入 力 すると 0が 削 除 され ます ( 01 と 入 力 すると 1 に 変 換 されます ) 0から 始 まる 数 字 を 入 力 する 場 合 は セルの 書 式 を 文 字 書 式 に 変 更 してから 入 力 します セルの 書 式 を 文 字 書 式 に 設 定 すれば 数 字 と 合 わせて - などの 記 号 や 文 字 も 入 力 可 能 です 1 支 店 番 号 (A3)のセルに 半 角 数 字 で 01 と 入 力 します 入 力 後 に 確 定 すると 0が 削 除 され 1 に 変 換 されます 2 セルの 書 式 を 文 字 に 変 更 してから 入 力 します A3のセルのデータを 削 除 した 後 A3のセルを 右 クリックし [セルの 書 式 設 定 ]を 選 択 します 2-22
LibreOffice Calc 3 [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 数 値 ]タブの[ 分 類 ]で テキスト を 選 択 し [OK]ボタンをクリックします 4 再 度 A3のセルに 01 と 入 力 します セルの 書 式 は 文 字 のため 01 と 入 力 できました 支 店 番 号 をA11のセルまでオートフィルで 指 定 します LibreOffice スタンダードコース 2-23
LibreOffice 数 値 書 式 のまま0から 始 まる 数 字 を 入 力 できないのは 初 期 設 定 として 数 字 の 前 に0を 付 けないように 設 定 されているため です 数 値 データのまま0を 表 示 したい 場 合 は 数 値 書 式 の 設 定 を 変 更 してください 以 下 のA1のセルは 001 と 表 示 していますが 画 面 上 部 の[ 数 式 入 力 ボックス]で 確 認 するとデータは 1 です [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 数 値 ]タブで [オプション]の[ 先 頭 のゼロ]を 3 に 設 定 すると 1の 位 10の 位 100の 位 の 値 が 無 い 箇 所 に0を 表 示 します ( 1 は 001 10 は 010 になります ) 2-24
LibreOffice Calc 2.5.4 ( 参 考 )その 他 の 書 式 設 定 Sheet4_ 参 考 _ 書 式 のデータを 使 用 して その 他 の 書 式 設 定 を 確 認 します セル 幅 に 合 わせた 表 示 の 調 整 以 下 の 画 面 では B1のセルの 文 字 データがセル 内 に 収 まっていません 文 字 データが 見 えるように 調 整 します セル 内 にデータが 収 まらない 場 合 に 右 隣 のセルにデータがあると 以 下 のようにセルの 右 端 に 赤 い 三 角 形 が 表 示 されます セル 内 にデータを 収 める 方 法 として 以 下 の2つの 設 定 があります [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 配 置 ]タブ - [テキストを 自 動 的 に 折 り 返 す] [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 配 置 ]タブ - [セルサイズに 合 わせて 縮 小 ] LibreOffice スタンダードコース 2-25
LibreOffice セル 内 の 配 置 の 調 整 初 期 設 定 では 文 字 データは 左 右 の 配 置 は 左 揃 え 上 下 の 配 置 は 下 揃 えです [ 文 章 の 配 置 ]の[ 横 に]で 左 右 の 配 置 [ 縦 に]で 上 下 の 配 置 を 調 整 できます セル 内 での 縦 書 き 表 示 セル 内 で 縦 書 きにしたい 場 合 は [ 文 字 の 方 向 ]の[ 縦 書 き]と[ 日 本 語 縦 書 きレイアウトモード]にチェックを 入 れます [ 日 本 語 縦 書 きレイアウトモード]のチェックを 外 すと 以 下 のC 列 のようにカッコや 長 音 符 号 が 横 方 向 になります 2-26
LibreOffice Calc セルの 結 合 結 合 対 象 のセルに 値 が 含 まれない 場 合 は Excelと 同 様 に 単 純 に 結 合 されます ただし 結 合 対 象 の 複 数 のセルに 値 が 含 まれる 場 合 は Calcでは2 種 類 の 結 合 方 法 があります B3からC3のセルを 選 択 し ツールバーの[セルの 結 合 と 中 央 寄 せ]ボタンをクリックすると 確 認 のウィンドウが 表 示 されま す [いいえ]を 選 択 した 場 合 結 合 後 の 表 示 は Excelと 同 じです 結 合 したセルには 結 合 範 囲 の 内 左 上 のセルのデータ(データ 出 力 日 )のみを 表 示 し ます ただし Calcでは 内 部 的 に 結 合 前 のデータを 保 持 しているため セルの 結 合 を 解 除 すると 結 合 されたセルのデータ (2012-01-01)が 復 元 されます LibreOffice スタンダードコース 2-27
LibreOffice [はい]を 選 択 した 場 合 Calc 特 有 の 結 合 です 結 合 したセルには 結 合 範 囲 のセルのデータ(データ 出 力 日 2012-01-01)をまとめて 表 示 します まとめられたデータには 左 上 のセルの 書 式 が 適 用 されます また セルの 結 合 を 解 除 すると データは 左 上 のセルにまとめられたままの 状 態 となります 2-28
LibreOffice Calc 2.6 グラフ 作 成 Sheet5_グラフ のデータをもとに 基 本 的 なグラフの 作 成 方 法 を 確 認 します 2.6.1 グラフ 作 成 1 A1からE10まで 選 択 し [グラフ]ボタンをクリックします 2 [グラフウィザード]ウィンドウが 表 示 されます ステップ1では グラフの 種 類 を 選 択 します [ 縦 棒 ]の[ 標 準 ]を 選 択 し [ 次 へ]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 2-29
LibreOffice 3 ステップ2ではデータ 範 囲 ステップ3ではデータ 系 列 の 設 定 ができますが ここではどちらの 画 面 も[ 次 へ]ボタンを クリックしてください 4 ステップ4では グラフタイトルや 凡 例 などの 設 定 が 行 えます [タイトル]に 支 店 別 売 上 グラフ と 入 力 します [ 完 了 ]ボタンをクリックします 2-30
LibreOffice Calc 5 グラフが 完 成 しました 一 度 グラフの 外 のセルをクリックしてください グラフをドラッグ&ドロップで 表 の 下 に 移 動 します また グラフのサイズも 変 更 してみましょう 6 グラフをダブルクリックし グラフ 編 集 モードに 入 ります Tip グラフの 作 成 後 再 度 編 集 する 場 合 はグ ラフをダブルクリックします グラフが 灰 色 の 枠 で 囲 まれた 状 態 がグ ラフ 編 集 モードです ツールバーもグラフ 用 のボタンに 変 わります LibreOffice スタンダードコース 2-31
LibreOffice 2.6.2 グラフの 編 集 作 成 したグラフを 編 集 し 1 期 のデータを 円 グラフで 表 示 してみましょう 1 グラフ 編 集 モードに 入 り グラフ 上 で 右 クリックして[データ 範 囲 ]を 選 択 します 2 データ 範 囲 を 変 更 します 右 の 参 照 ボタンをクリックします 3 ドラッグ&ドロップでA1からB10( 支 店 と1 期 のみ)を 選 択 します 2-32
LibreOffice Calc 4 データ 範 囲 がA1~B10に 変 更 されました [OK]ボタンをクリックします 5 グラフの 種 類 を 変 更 します グラフ 上 で 右 クリックして[グラフの 種 類 ]を 選 択 します 6 [グラフの 種 類 ]ウィンドウで[ 扇 形 ]の[ 標 準 ]を 選 択 し [OK]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 2-33
LibreOffice 7 円 グラフにデータラベルを 挿 入 します メニュー[ 挿 入 ] [データラベル]を 選 択 します [ 値 をパーセンテージで 表 示 ]にチェックを 入 れます デフォルトの 設 定 では データラベルがグラフの 内 側 に 表 示 されます グラフの 外 側 にデータラベルを 表 示 する 場 合 は メニュー[ 挿 入 ] [データラベル]を 選 択 し [ 移 動 ]のプルダウンメニューから[ 外 側 ]を 選 択 します 設 定 後 [OK]ボタンをクリックします 8 データラベルが 挿 入 されました 2-34
LibreOffice Calc 9 グラフの 色 を 変 更 してみましょう グラフ 編 集 モードでグラフ 上 を 一 度 クリックすると グラフの 全 領 域 が 選 択 されます 次 にクリックすると 特 定 の 領 域 を 選 択 できます 特 定 の 領 域 の 選 択 後 は [Tab]キーで 選 択 領 域 を 切 り 替 えられます 10 変 更 したい 特 定 の 領 域 上 で 右 クリックし [データポイントの 書 式 ]を 選 択 します LibreOffice スタンダードコース 2-35
LibreOffice 11 [ 表 面 ]タブで 任 意 の 色 を 選 択 し [OK]ボタンをクリックします 12 グラフの 色 を 変 更 できました グラフの 作 成 時 に 設 定 される 色 は オプションで 設 定 されています メニュー[ツール] [オプション]を 選 択 し [グラフ] [デフォルトの 色 ]で 確 認 できます 円 グラフの 円 の 回 転 方 向 は Excelは 時 計 回 りで Calcは 反 時 計 回 りです CalcをExcelと 同 じ 時 計 回 りにしたい 場 合 は データラベルを 選 択 して 右 クリック [データ 系 列 の 書 式 ] [オプション]タブで[ 時 計 回 りの 方 向 ]にチェックを 入 れます 2-36
LibreOffice Calc 2.6.3 ( 参 考 ) 離 れた 列 をデータ 範 囲 へ 追 加 Sheet6_ 参 考 _グラフ のデータをもとに その 他 のグラフ 設 定 を 確 認 します グラフに 表 示 したいデータが 連 続 した 範 囲 に 無 い 場 合 個 別 にデータを 追 加 します 1 データ 範 囲 を 変 更 し 年 間 目 標 を 追 加 します 目 標 値 との 比 較 グラフをダブルクリックし グラフ 上 で 右 クリックして [データ 範 囲 ]を 選 択 します 2 [データ 系 列 ]タブに 切 り 替 え 4 期 にカーソルをあてた 状 態 で[ 追 加 ]ボタンをクリックします 3 [データ 系 列 ]で 名 前 を 選 択 し [ 名 前 の 範 囲 ]の[データ 範 囲 の 選 択 ]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 2-37
LibreOffice 4 G1のセルを 選 択 します Tip データ 系 列 の 名 前 (タイトル)には 表 示 したい 文 字 が 入 力 されたセルを 指 定 します 表 示 したい 文 字 を 直 接 入 力 す ることはできません 5 [データ 系 列 ]で[Y 値 ]を 選 択 した 後 [データ 範 囲 の 選 択 ]ボタンをクリックし G2からG10を 選 択 します 2-38
LibreOffice Calc 6 [OK]ボタンをクリックします グラフに 目 標 のデータ 系 列 が 追 加 されたことが 確 認 できます 7 年 間 目 標 を 折 れ 線 グラフで 表 示 します グラフ 上 で 右 クリックし [グラフの 種 類 ]を 選 択 します LibreOffice スタンダードコース 2-39
LibreOffice 8 ウィンドウ 左 側 で[ 縦 棒 と 折 れ 線 ]を 選 択 し ウィンドウ 右 側 で[ 積 み 上 げ 縦 棒 と 折 れ 線 ]を 選 択 します [ 線 の 本 数 ]は 1 のまま [OK]ボタンをクリックします Tip [ 線 の 本 数 ]は データ 系 列 の 最 後 から n 番 目 までを 折 れ 線 グラフに 変 更 する 指 定 です 線 の 本 数 を 1 とした 場 合 は 手 順 6の[データ 系 列 ]で 指 定 した 目 標 ( 最 後 の 系 列 )のみが 折 れ 線 グラフで 表 示 されます 9 年 間 目 標 が 折 れ 線 グラフに 変 更 されました 2-40
LibreOffice Calc 2.6.4 ( 参 考 )2 軸 グラフの 作 成 Y 軸 を 左 右 両 方 に 配 置 した2 軸 グラフを 作 成 します 1 以 下 のグラフは 支 店 ごとに 期 の 売 上 と 達 成 率 を 表 示 しています しかし 売 上 ( 円 )のY 軸 で 達 成 率 (%)を 表 示 しよう とすると 達 成 率 の 値 が 小 さすぎるため データが 確 認 できません 達 成 率 の 推 移 が 確 認 できるように グラフの 右 側 に 達 成 率 を 表 示 するためのY 軸 を 追 加 してみましょう 2 Y2 軸 を 作 成 するため グラフをダブルクリックしてグラフの 編 集 モードにします また メニュー[ 挿 入 ] [ 軸 ]を 選 択 します LibreOffice スタンダードコース 2-41
LibreOffice 3 [ 軸 ]ウィンドウで[ 第 2 軸 ]の[Y 軸 ]にチェックを 入 れ [OK]ボタンをクリックします グラフの 右 側 に 達 成 率 を 表 示 するためのY2 軸 が 追 加 されました Y2 軸 の 最 大 値 は 160%(=1.6) となっていま す 4 達 成 率 をY2 軸 に 割 り 当 てます 達 成 率 (グラフの 折 れ 線 )を 選 択 して 右 クリックし [データ 系 列 の 書 式 ]を 選 択 します 2-42
LibreOffice Calc 5 [オプション]タブで[ 第 2Y 軸 ]を 選 択 して[OK]ボタンをクリックします 6 2 軸 グラフが 完 成 しました Y 軸 を 追 加 したことで 達 成 率 の 値 が 確 認 できるようになりました 期 の 売 上 は 左 側 のY1 軸 達 成 率 は 右 側 のY2 軸 に 割 り 当 てられています LibreOffice スタンダードコース 2-43
LibreOffice 2.6.5 ( 参 考 )3D 表 示 のグラフ グラフ 作 成 時 [グラフウィザード]の[3D ルック]にチェックを 入 れると 3D 表 示 のグラフを 作 成 できます 例 えば 棒 グラフで[3D ルック]にチェックを 入 れ [シェイプ]で[ 円 柱 ]を 選 択 すると 円 柱 の 棒 グラフになります また 3D 表 示 の 傾 斜 などを 変 更 したい 場 合 は グラフの 編 集 状 態 で 右 クリックし [3D 表 示 ]を 選 択 します [3D 表 示 ]ウィンドウで X 軸 とY 軸 方 向 の 傾 きを 設 定 できます 作 成 後 のグラフを3D 表 示 に 変 更 したい 場 合 は グラフ 編 集 モードで 右 クリックし [グラフの 種 類 ]を 選 択 して[グラフの 種 類 ]ウィンドウで[3D ルック]にチェックを 入 れてください 2-44
LibreOffice Calc 2.7 印 刷 設 定 サンプル_ 印 刷 設 定.odsの Sheet1 のデータを 使 用 して Calcの 印 刷 設 定 を 確 認 します 2.7.1 印 刷 範 囲 の 設 定 ファイルの 印 刷 時 に 使 用 する 印 刷 範 囲 の 設 定 と 印 刷 範 囲 の 変 更 方 法 を 確 認 しましょう 1 ツールバーの[ 印 刷 プレビュー]ボタンをクリックし 印 刷 範 囲 を 確 認 します 選 択 されたシートの 内 容 が 印 刷 プレビューに 表 示 されます LibreOffice スタンダードコース 2-45
LibreOffice 2 ツールバーの[ 印 刷 プレビューを 閉 じる]ボタンをクリックし 印 刷 プレビューを 閉 じます 3 印 刷 範 囲 を 設 定 します A1~H12(2004 年 1 月 から6 月 )のセルを 選 択 し メニュー[ 書 式 ] [ 印 刷 範 囲 ] [ 定 義 ]を 選 択 します 2004 年 1 月 から6 月 までは 1ページ 目 の 印 刷 範 囲 として 設 定 されました 4 I1~N12(2004 年 7 月 から12 月 )のセルを 選 択 し メニュー[ 書 式 ] [ 印 刷 範 囲 ] [ 追 加 ]を 選 択 します [ 追 加 ] は 選 択 範 囲 を 新 たな 印 刷 範 囲 として 追 加 するため 2004 年 7 月 から12 月 までは 2ページ 目 として 設 定 されました 2-46
LibreOffice Calc 5 印 刷 プレビューで 印 刷 範 囲 を 確 認 します 1ページ 目 に2004 年 1 月 ~6 月 2ページ 目 に2004 年 7 月 ~12 月 を 印 刷 範 囲 として 設 定 できました 1ページ 目 2ページ 目 LibreOffice スタンダードコース 2-47
LibreOffice Calcの 印 刷 プレビューには 選 択 中 のシートの 印 刷 範 囲 が 表 示 されます なお 実 際 にどの 範 囲 を 印 刷 するかは 印 刷 時 に 設 定 します メニュー[ファイル] [ 印 刷 ]を 選 択 し [ 印 刷 ]ウィンドウの [ 範 囲 と 部 数 ]と[ 対 象 を 印 刷 ]で 設 定 します 特 定 のセルのみ 印 刷 したい 場 合 は 印 刷 対 象 のセルを 選 択 した 状 態 で[ 印 刷 ]ウィンドウを 開 き [ 選 択 したセル]を 選 択 し て[OK]ボタンをクリックします 2-48
LibreOffice Calc 2.7.2 改 ページの 設 定 ( 改 ページプレビュー) 印 刷 時 のページ 区 切 りを 挿 入 したい 場 合 は 改 ページの 設 定 を 行 います 改 ページの 設 定 は 改 ページプレビューを 使 用 すると 簡 単 に 設 定 できます 1 メニュー[ 表 示 ] [ 改 ページプレビュー]を 選 択 します 改 ページプレビュー 画 面 では 青 色 の 線 をドラッグ&ドロップすることで 改 ページの 位 置 を 変 更 できます 2 2004 年 3 月 と4 月 の 間 に 改 ページを 設 定 します F1のセル(2004 年 4 月 )を 右 クリックし [ 列 の 区 切 りを 挿 入 ]を 選 択 します LibreOffice スタンダードコース 2-49
LibreOffice 3 2004 年 3 月 と4 月 の 間 に 改 ページが 設 定 されました 4 設 定 した 改 ページを 解 除 してみましょう 改 ページの 区 切 り 線 をドラッグし H 列 とI 列 の 間 でドロップします 5 改 ページの 設 定 が 解 除 されました 2-50
LibreOffice Calc 改 ページプレビュー 上 で 任 意 のセルを 右 クリックし [すべての 任 意 改 ページの 削 除 ]を 選 択 すると 手 動 で 設 定 した 改 ペー ジを 一 括 で 削 除 できます LibreOffice スタンダードコース 2-51
LibreOffice 2.7.3 ( 参 考 )ヘッダーとフッターの 編 集 印 刷 時 にページ 上 部 に 表 示 されるのがヘッダー ページ 下 部 に 表 示 されるのがフッターです 各 ページに 印 刷 できるので ページ 番 号 や 印 刷 物 の 説 明 などを 入 力 する 際 に 使 用 されています 1 ツールバーの[ 印 刷 プレビュー]ボタンをクリックし ヘッダーとフッターを 確 認 します 初 期 設 定 では ヘッダーにシート 名 フッターにページ 番 号 が 表 示 されます 2 ヘッダーを 編 集 してみましょう ツールバーの[ページの 書 式 設 定 ]ボタンをクリックします 2-52
LibreOffice Calc 3 [ページスタイル]ウィンドウの[ヘッダー]タブで[ 詳 細 ]ボタンをクリックします [ 枠 線 ]タブの[ 線 を 引 く 位 置 ]で[ 上 下 の 外 枠 線 を 設 定 ]ボタンをクリックし [OK]ボタンをクリックします Tip 初 期 設 定 では ヘッダーとフッターが 表 示 されます 非 表 示 にしたい 場 合 は [ヘッダー]タブの[ヘッダーを 付 ける] [フッター]タブの[フッターを 付 ける]のチェックを 外 してください 4 ヘッダーの 表 示 内 容 を 編 集 します [ヘッダー]タブで[ 編 集 ]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 2-53
LibreOffice 5 [ヘッダー]ウィンドウの[ 左 の 領 域 ]に 売 上 表 と 入 力 します また 文 字 をドラッグした 状 態 で[テキストの 属 性 ]ボタンをクリックし [フォント]タブから[アジア 諸 言 語 用 フォント] を MS Pゴシック [スタイル]を 太 字 に 変 更 します 変 更 後 [OK]ボタンをクリックします 6 ヘッダーの 右 側 に ページ 番 号 とページ 総 数 を 表 示 させます [ 右 の 領 域 ]にカーソルを 合 わせ [ページ 番 号 ]ボタンをクリックします 7 1 の 後 ろに / を 入 力 し [ページ 総 数 ]ボタンをクリックします 2-54
LibreOffice Calc 8 [ヘッダー]ウィンドウの[OK]ボタンをクリックし [ページスタイル]ウィンドウも[OK]ボタンをクリックします 9 ヘッダーを 編 集 できました 1ページ 目 2ページ 目 LibreOffice スタンダードコース 2-55
LibreOffice [ユーザー 定 義 ヘッダー]のファイル 名 日 付 時 刻 などは 印 刷 時 に 自 動 的 に 設 定 される 値 です 印 刷 プレビューで 確 認 し てから 印 刷 することをお 薦 めします なお [ユーザー 定 義 ヘッダー]で[ 編 集 ]ボタンをクリックし [ファイル 名 ]ボタンをクリックで 長 押 しすると タイトル ファイ ル 名 パス 付 きのファイル 名 を 挿 入 するためのメニューが 表 示 されます 2-56
LibreOffice Calc 2.7.4 ( 参 考 ) 行 や 列 の 繰 り 返 し 印 刷 (タイトルの 印 刷 ) 印 刷 範 囲 を 編 集 すれば タイトルなどを 記 述 した 行 や 列 を 複 数 のページに 繰 り 返 して 印 刷 できます 1 メニュー[ 書 式 ] [ 印 刷 範 囲 ] [ 編 集 ]を 選 択 します 2 [ 印 刷 範 囲 の 編 集 ]ウィンドウで[ 繰 り 返 す 列 ]の[ 縮 小 ]ボタンをクリックします 繰 り 返 す 列 として A1からB1までの 範 囲 をドラッグ&ドロップで 選 択 し [ 縮 小 ]ボタンをクリックします [ 印 刷 範 囲 の 編 集 ]ウィンドウの 設 定 を 確 認 し [OK]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 2-57
LibreOffice 3 印 刷 プレビューで 印 刷 イメージを 確 認 します A 列 ( 地 区 )とB 列 ( 都 道 府 県 )が 各 ページに 表 示 されています 1ページ 目 2ページ 目 2-58
LibreOffice Calc 2.7.5 ( 参 考 )その 他 の 印 刷 設 定 印 刷 プレビューの[ページの 書 式 設 定 ]ボタンをクリックすると [ページスタイル]ウィンドウが 起 動 します [ページスタイ ル]ウィンドウでは 印 刷 に 関 するさまざまな 設 定 が 可 能 です [ページスタイル]ウィンドウ - [ページ]タブ [ 用 紙 サイズ] 欄 で 用 紙 サイズ 用 紙 の 向 きを 設 定 できます [ 表 の 配 置 ]の[ 横 中 央 ]で 水 平 方 向 の 中 央 揃 え [ 縦 中 央 ]で 垂 直 方 向 の 中 央 揃 えを 設 定 できます [ページスタイル]ウィンドウ - [シート]タブ [ 行 と 列 の 番 号 ]にチェックを 入 れると 行 番 号 と 列 番 号 を 印 刷 できます [コメント]にチェックを 入 れると 表 示 中 のコメントを 印 刷 できます ( 非 表 示 のコメントは 印 刷 されません ) [ 拡 大 縮 小 モード]を 変 更 すると 倍 率 や 最 大 ページ 数 に 合 わせて 拡 大 縮 小 できます [ 拡 大 縮 小 印 刷 ] 倍 率 に 合 わせて 拡 大 縮 小 する [ 印 刷 範 囲 を 幅 / 高 さに 合 わせる] 幅 ( 横 )と 高 さ( 縦 )の 最 大 ページ 数 に 合 わせて 拡 大 縮 小 する [ 印 刷 範 囲 をページ 数 に 合 わせる] 最 大 ページ 数 に 合 わせて 拡 大 縮 小 する LibreOffice スタンダードコース 2-59
LibreOffice 2-60
第 3 章 LibreOffice Writer
LibreOffice Writer 3.1 Writer 概 要 3.1.1 Writerとは LibreOffice Writerは ワープロソフト であり 文 字 や 画 像 図 形 などを 挿 入 した 文 書 を 作 成 できます Word 同 様 多 くの 便 利 な 機 能 を 備 えています Writerを 起 動 したい 場 合 は Windows[スタート] [すべてのプログラム] [LibreOffice 4.0] [LibreOffice Writer]を 選 択 します 起 動 した 画 面 では Wordと 同 じように 文 字 の 入 力 や 表 や 図 形 を 挿 入 するなどして 文 書 を 作 成 できます LibreOffice スタンダードコース 3-1
LibreOffice 3.2 Writerの 基 本 操 作 3.2.1 図 形 テキストボックス フォントワークギャラリーの 挿 入 ツールバーの[ 図 形 描 画 機 能 ]ボタン またはメニュー[ 表 示 ] [ツールバー] [ 図 形 描 画 ]を 選 択 すると 画 面 下 部 に [ 図 形 描 画 ]ツールバーが 表 示 され 図 形 テキストボックス フォントワークギャラリーなどを 挿 入 できます 3-2
LibreOffice Writer また 図 形 に 文 字 を 挿 入 したい 場 合 は 図 形 をダブルクリックして 入 力 します 挿 入 した 図 形 の 書 式 設 定 は 図 形 の 右 クリックメニューから 設 定 します 以 下 の 画 面 では 線 の 書 式 設 定 を 行 っています 挿 入 した 図 形 の 配 置 やサイズは 以 下 の 操 作 で 調 整 できます 上 下 左 右 の 配 置 図 形 を 右 クリック [ 位 置 とサイズ] 前 面 背 面 の 配 置 図 形 を 右 クリック [ 整 列 ] 位 置 の 微 調 整 図 形 を 選 択 して[Alt]キー+ 上 下 左 右 キー LibreOffice スタンダードコース 3-3
LibreOffice ( 参 考 )オートコレクトの 設 定 オートコレクトとは 自 動 的 に 文 書 を 正 しく 整 える 機 能 です ただし 内 容 によっては 意 図 しない 置 換 が 行 われることもあるた め 事 前 に 設 定 を 変 更 することがあります (オートコレクト 機 能 は LibreOffice 全 般 の 設 定 です CalcやImpressにも 同 様 の 機 能 があります ) メニュー[ツール] [オートコレクトオプション]を 選 択 し [オートコレクト]ウィンドウの[オプション]タブを 表 示 します 文 字 の 入 力 時 に 自 動 的 に 置 換 したくない 設 定 があれば [T] 列 のチェックを 外 します [M] 列 は メニュー[ 書 式 ] [オートコレクト] [ 適 用 ]を 選 択 した 際 に 置 換 する 内 容 を 設 定 します ( 参 考 ) 編 集 記 号 の 表 示 文 書 を 編 集 しやすいように スペースやタブ 段 落 末 などの 編 集 記 号 を 表 示 できます メニュー[ 表 示 ] [ 編 集 記 号 ]を 選 択 します 段 落 末 は タブは 半 角 スペースは で 表 示 されます ( 全 角 スペースは 表 示 されません ) 3-4
LibreOffice Writer 3.3 書 式 設 定 サンプル1.odtを 使 用 して Writerの 操 作 を 確 認 します 3.3.1 基 本 的 な 書 式 設 定 基 本 的 な 書 式 設 定 として フォントサイズや 背 景 色 などの 設 定 方 法 を 確 認 しましょう 文 字 の 書 式 設 定 文 字 を 選 択 し ツールバーのボタンをクリック または 右 クリック [ 文 字 ]を 選 択 して 書 式 を 設 定 します 例 :ツールバーを 使 用 して フォントサイズを 20 [ 太 字 ] [ 斜 体 ]を 設 定 します 段 落 の 書 式 設 定 段 落 を 選 択 し メニュー[ 書 式 ] [ 段 落 ]を 選 択 して 書 式 を 設 定 します 例 :メニュー[ 書 式 ] [ 段 落 ]を 選 択 し [ 背 景 ]タブで 段 落 の 背 景 色 を 設 定 します LibreOffice スタンダードコース 3-5
LibreOffice 3.3.2 インデントの 設 定 ( 段 落 の 左 右 の 位 置 ) 段 落 の 左 右 の 位 置 は ブランクやタブによる 調 整 ではなく インデント( 字 下 げ)の 機 能 で 設 定 しましょう インデントを 簡 単 に 設 定 する 場 合 は 水 平 ルーラ 数 値 で 正 確 に 設 定 したい 場 合 は[ 段 落 ]ウィンドウから 指 定 します 水 平 ルーラによるインデントの 設 定 1 13~14 行 目 の 段 落 内 をクリックし 画 面 上 部 の 水 平 ルーラを 移 動 してみましょう 上 のルーラをドラッグすると 段 落 の1 行 目 の 位 置 を 変 更 します 下 のルーラをドラッグすると 段 落 全 体 の 位 置 を 変 更 します 上 のルーラも 同 時 に 移 動 します [Ctrl]キーを 押 しながら 下 のルーラをドラッグすると 段 落 の2 行 目 以 降 の 位 置 を 変 更 します 3-6
LibreOffice Writer [ 段 落 ]ウィンドウによるインデントの 設 定 2 13~16 行 目 を 選 択 し メニュー[ 書 式 ] [ 段 落 ]を 選 択 します 3 [ 段 落 ]ウィンドウが 表 示 されます [インデントと 行 間 隔 ]タブから[インデント]の[テキストの 前 ]を 1.00 文 字 と 指 定 し [OK]ボタンをクリックしま す LibreOffice スタンダードコース 3-7
LibreOffice 4 段 落 全 体 が 左 から1 文 字 分 の 空 白 をあけた 位 置 に 移 動 しました ツールバーのボタンを 使 用 したインデント 設 定 ツールバーの[インデントを 減 らす] または[インデントを 増 やす]ボタンをクリックして インデントを 設 定 できます なお ツールバーの[インデントを 減 らす] または[インデントを 増 やす]ボタンによるインデントの 設 定 は 1.25cmがデフォ ルトの 設 定 です インデントの 間 隔 を 変 更 したい 場 合 は メニュー[ツール] [オプション]を 選 択 し [LibreOffice Writer]の[ 全 般 ]の[タ ブ 間 隔 ]を 変 更 します 3-8
LibreOffice Writer 3.3.3 均 等 割 り 付 けの 設 定 均 等 割 り 付 けとは 指 定 した 幅 で 文 字 を 等 間 隔 に 配 置 する 機 能 です 文 字 の 配 置 を 整 えたい 場 合 に 使 用 します Writerではツールバーの[ 両 端 揃 え]ボタン Wordではツールバーの[ 均 等 割 り 付 け]ボタンを 使 用 します 1 行 の 文 字 に 均 等 割 り 付 けを 設 定 する 1 行 の 文 字 には ツールバーの[ 両 端 揃 え]ボタンだけでは 均 等 割 り 付 けを 設 定 できません [ 段 落 ]ウィンドウの 設 定 も 合 わ せて 行 うことで 均 等 割 り 付 けができます 1 5 行 目 を 選 択 し ツールバーの[ 両 端 揃 え]ボタンをクリックしてみましょう 1 行 の 文 字 に[ 両 端 揃 え]ボタンを 使 用 しても 均 等 割 り 付 けは 設 定 されません 2 5 行 目 の 段 落 にカーソルを 合 わせ メニュー[ 書 式 ] [ 段 落 ]を 選 択 します LibreOffice スタンダードコース 3-9
LibreOffice 3 [ 段 落 ]ウィンドウの[ 配 置 ]タブの[オプション]で[ 両 端 揃 え] [ 最 後 の 行 ]で[ 両 端 揃 え]を 選 択 し [OK]ボタンを クリックします 4 均 等 割 り 付 けが 行 われました 3-10
LibreOffice Writer 5 均 等 割 り 付 けの 両 端 は インデントの 設 定 によって 決 まります 5 行 目 の 段 落 にカーソルを 合 わせ メニュー[ 書 式 ] [ 段 落 ]を 選 択 します 6 [ 段 落 ]ウィンドウの[インデントと 行 間 隔 ]タブで [テキストの 前 ]と[テキストの 後 ]に 5.00 文 字 を 指 定 し [OK] ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 3-11
LibreOffice 7 インデントの 設 定 に 合 わせて 均 等 割 り 付 けが 行 われました 3-12
LibreOffice Writer 文 字 の 均 等 割 り 付 け 5 文 字 を10 文 字 の 幅 にするなど 文 字 の 幅 を 調 整 したいことがあります WriterにはWordの 文 字 の 均 等 割 り 付 けに 相 当 する 機 能 はありませんが 文 字 の 幅 を 数 値 で 指 定 して 調 整 することはでき ます 1 1 行 目 の 作 成 日 を4 文 字 の 調 査 担 当 と 同 じ 幅 に 広 げます 作 成 日 を 選 択 して メニュー[ 書 式 ] [ 文 字 ]を 選 択 します 2 [ 文 字 ]ウィンドウの[ 位 置 ]タブで [ 間 隔 ]を[ 広 くする] 3.5pt に 設 定 し [OK]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 3-13
LibreOffice 3 文 字 の 幅 が 広 がりました MS ゴシック や MS 明 朝 のような 等 幅 フォントであれば ブランクを 挿 入 して 文 字 間 隔 を 調 整 することもできます 等 幅 フォントとは すべての 文 字 の 横 幅 が 同 じフォントのことです 3-14
LibreOffice Writer 3.3.4 箇 条 書 きと 番 号 付 けの 設 定 ページ1の20~27 行 目 に 箇 条 書 きと 番 号 付 けの 設 定 を 行 ってみましょう 1 20~27 行 目 を 選 択 して メニュー[ 書 式 ] [ 箇 条 書 きと 番 号 付 け]を 選 択 します 2 [ 番 号 付 けの 種 類 ]タブをクリックして [ 数 字 1.2.3.]を 選 択 して[OK]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 3-15
LibreOffice 3 番 号 付 けが 適 用 されました 4 番 号 付 けのレベルを 変 更 します 箇 条 書 き 番 号 5と6の2 行 を 選 択 して 右 クリックし [1レベル 下 へ]を 選 択 します 5 番 号 付 けのレベルが 下 がりました 3-16
LibreOffice Writer 番 号 を 振 りなおす 番 号 付 けの 途 中 で 番 号 を 振 りなおしたい 場 合 ( 例 えば 次 は5ではなく 新 たに1からスタートしたい 場 合 )は 対 象 の 場 所 で 右 クリックし[ 番 号 付 けを 新 しく 開 始 ]を 選 択 します 箇 条 書 きや 番 号 付 けの 削 除 設 定 した 箇 条 書 きや 番 号 付 けを 削 除 したい 場 合 は ツールバーにある[ 箇 条 書 き オン/オフ]ボタン または[ 番 号 付 け オン /オフ]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 3-17
LibreOffice 箇 条 書 きと 番 号 付 け 行 頭 の 文 字 との 組 み 合 わせで 箇 条 書 きと 番 号 付 けを 設 定 できますが WriterとWordで 指 定 方 法 が 異 なります Writer 箇 条 書 き 行 頭 に 半 角 の * と 半 角 スペースを 指 定 し 文 字 の 入 力 後 に 改 行 行 頭 に 半 角 の + と 半 角 スペースを 指 定 し 文 字 の 入 力 後 に 改 行 番 号 付 け 行 頭 に 半 角 の 1. と 半 角 スペースを 指 定 し 文 字 の 入 力 後 に 改 行 Word 箇 条 書 き 行 頭 に を 指 定 し 文 字 の 入 力 後 に 改 行 番 号 付 け 行 頭 に 1. を 指 定 し 文 字 の 入 力 後 に 改 行 行 頭 の 文 字 との 組 み 合 わせで 箇 条 書 きと 番 号 付 けを 設 定 する 場 合 オートコレクトオプションの 設 定 を 変 更 してください [オートコレクト]ウィンドウの[オプション]タブを 表 示 し [ 箇 条 書 きの 適 用 マーク:*]にチェックを 入 れてください 3-18
LibreOffice Writer 3.4 ページ 関 連 の 設 定 3.4.1 ページスタイルの 変 更 ( 用 紙 サイズ ヘッダー フッター) 用 紙 サイズの 変 更 とヘッダーとフッターの 挿 入 を 行 ってみましょう 1 文 書 の 用 紙 サイズを 設 定 します メニュー[ 書 式 ] [ページ]を 選 択 します 2 [ページスタイル]ウィンドウの[ページ]タブで [ 書 式 ]から B5 (JIS) を 選 択 します また [ 余 白 ]を 左 右 1.50cm に 設 定 します LibreOffice スタンダードコース 3-19
LibreOffice 3 ヘッダーとフッターを 追 加 します [ヘッダー]タブの[ヘッダーを 付 ける]と [フッター]タブの[フッターを 付 ける]にチェックを 入 れ [OK]ボタンをク リックします 4 用 紙 サイズの 変 更 と ヘッダーとフッターの 挿 入 ができました 3-20
LibreOffice Writer 3.4.2 ページ 番 号 の 設 定 文 書 のフッターなどに ページ 番 号 を 挿 入 できます 1 ページ 番 号 をフッターに 挿 入 します ページ1のフッターにカーソルをあてて メニュー[ 挿 入 ] [フィールド] [ページ 番 号 ]を 選 択 します ページ1のフッター 2 ページ 番 号 が 各 ページのフッターに 挿 入 されました ページ1のフッター ページ2のフッター フィールドの 書 式 設 定 については 参 考 資 料 A.2.10 フィールドを 挿 入 する をご 参 照 ください LibreOffice スタンダードコース 3-21
LibreOffice 3.5 表 の 作 成 3.5.1 表 の 作 成 1 ページ2の2 行 目 にカーソルを 合 わせ ツールバーの[ 表 ]ボタンをクリックします [ 表 の 挿 入 ]ウィンドウで[ 列 ]を 2 [ 行 ]を 4 に 設 定 して [ 挿 入 ]ボタンをクリックします 2 表 が 作 成 されました また 表 をクリックすると 画 面 下 部 に[ 表 ]ツールバーが 表 示 されます Tip 行 や 列 の 追 加 などの 操 作 は [ 表 ]ツールバーのボタンや 右 クリックのメニューから 行 えます [ 表 ]ツールバーが 表 示 されない 場 合 は メニュー[ 表 示 ] [ツールバー] [ 表 ]を 選 択 します 3-22
LibreOffice Writer 3 1 行 目 に 背 景 色 を 設 定 します 1 行 目 をドラッグし [ 表 ]ツールバーの[ 背 景 色 ]ボタン 右 側 の をクリックします [ 背 景 ]から 明 るい 灰 色 を 選 択 します 4 1 行 目 のセルを 結 合 します 1 行 目 をドラッグし [ 表 ]ツールバーの[セルの 結 合 ]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 3-23
LibreOffice 5 表 の 配 置 とサイズを 調 整 してみましょう [ 表 ]ツールバーの[ 表 のプロパティ]ボタンをクリックします 6 [ 表 の 書 式 ]ウィンドウの[ 表 ]タブで [ 配 置 ]を[ 左 ] [ 幅 ]を 10.00cm に 設 定 します 3-24
LibreOffice Writer 7 最 終 行 の 罫 線 を[Ctrl]+[Shift]キーを 押 しながら ドラッグ&ドロップします 最 終 行 のみ セル 幅 が 変 更 されました セル 幅 の 移 動 後 より 詳 細 な 列 幅 を 調 整 したい 場 合 は 対 象 行 を 選 択 した 状 態 で 右 クリックして[ 表 ]を 選 択 し [ 表 の 書 式 ]ウィンドウの[ 列 ]タブの[ 列 幅 ]で 数 値 で 列 幅 を 調 整 してください LibreOffice スタンダードコース 3-25
LibreOffice 8 最 終 行 のセル 幅 を 元 に 戻 します 9 以 下 の 完 成 イメージを 参 考 に 表 に 文 字 を 入 力 します WriterとWordの 表 の 違 い Writerの 表 には セル 内 に 斜 線 を 引 く 機 能 がありません 図 形 描 画 の 線 を 使 用 するなどして 斜 線 を 引 く 必 要 がありま す Writerで 表 を 自 由 に 移 動 したい 場 合 は 枠 の 中 に 表 を 挿 入 します Wordでは ドラッグ 用 ハンドルによって 表 を 自 由 に 移 動 できます 手 順 については P3-28 ( 参 考 ) 表 を 自 由 に 移 動 する をご 参 照 ください Writerで 表 を 削 除 したい 場 合 は 表 を 選 択 した 状 態 で メニュー[ 表 ] [ 削 除 ] [ 表 ]を 選 択 します Wordでは 表 全 体 を 選 択 した 状 態 で[Backspace]キーを 押 して 削 除 します 表 内 の 配 置 調 整 など その 他 の 設 定 については 参 考 資 料 A.2.1 表 の 挿 入 と 書 式 設 定 をご 参 照 ください 3-26
LibreOffice Writer ( 参 考 )1つのセルに 背 景 色 を 設 定 する 1つのセルに 背 景 色 を 設 定 する 場 合 セルにカーソルをあてた 状 態 で[ 表 ]ツールバーのボタンから 背 景 色 を 設 定 すると セルの 内 側 に 背 景 色 が 設 定 されます セル 全 体 に 背 景 色 を 設 定 するためには [Shift]キーと[ ][ ]キーを 使 用 し セル 全 体 を 選 択 してから 背 景 色 を 設 定 し てください セル 全 体 を 選 択 することで セル 全 体 に 背 景 色 が 設 定 されます [ 表 の 書 式 ]ウィンドウで 設 定 すれば セルにカーソルをあてた 状 態 とセル 全 体 を 選 択 した 状 態 のどちらであっても セル 全 体 に 背 景 色 が 設 定 されます 対 象 のセルにカーソルをあてた 状 態 で 右 クリックし [ 表 ]を 選 択 します [ 表 の 書 式 ]ウィンドウ の[ 背 景 ]タブから 背 景 色 を 設 定 します LibreOffice スタンダードコース 3-27
LibreOffice ( 参 考 ) 表 を 自 由 に 移 動 する 前 述 の[ 表 の 書 式 ]ウィンドウの 設 定 やドラッグ&ドロップの 操 作 で 表 の 左 右 の 配 置 を 調 整 することはできますが 図 形 のよ うに 自 由 に 移 動 することはできません 表 を 自 由 に 移 動 したい 場 合 は 表 を 枠 に 挿 入 してから 移 動 します 1 表 を 枠 に 挿 入 して 表 の 位 置 を 自 由 に 移 動 できるようにしてみましょう 表 全 体 を 選 択 状 態 にして メニュー[ 挿 入 ] [ 枠 ]を 選 択 します 2 [ 枠 ]ウィンドウで 枠 のスタイルを 設 定 します [ 種 類 ]タブの[ 自 動 ]と[ 自 動 サイズ]にチェックを 入 れます これにより 枠 の 幅 と 高 さが 自 動 調 整 されます 3-28
LibreOffice Writer 3 [ 外 枠 ]タブの[ 形 状 ]から[-なし-]を 選 択 し [OK]ボタンをクリックします 4 表 が 枠 に 挿 入 されました 枠 を 移 動 すれば 表 を 自 由 に 移 動 できます Tip 枠 内 の 表 を 編 集 する 場 合 は 枠 を 選 択 した 状 態 で[F2]キーを 押 すか 枠 の 外 を 一 度 選 択 した 後 に 表 のセルをクリッ クします 表 を 枠 の 外 に 移 動 する 場 合 は 枠 内 の 表 を 選 択 してコピーし 枠 の 外 にペーストします LibreOffice スタンダードコース 3-29
LibreOffice 3-30
第 4 章 LibreOffice Impress
LibreOffice Impress 4.1 Impress 概 要 4.1.1 Impressとは Impress は プレゼンテーションソフト であり 発 表 用 資 料 の 作 成 や 上 映 ができます PowerPoint 同 様 多 くの 便 利 な 機 能 を 備 えています Impressを 起 動 したい 場 合 は Windows[スタート] [すべてのプログラム] [LibreOffice 4.0] [LibreOffice Impress]を 選 択 します i LibreOffice スタンダードコース 4-1
LibreOffice Impressの 画 面 構 成 スライドペイン 作 業 モードタブ 作 業 ペイン スライド 上 部 の 作 業 モードタブでは 以 下 の5つのモードに 切 り 替 えられます 標 準 選 択 したスライドを 編 集 できます アウトライン ノート 配 付 資 料 スライド 一 覧 [ 標 準 ]タブで 作 成 した 文 字 がアウトライン 形 式 で 表 示 されるため プレゼンテーション 全 体 の 構 成 を 確 認 できます また 文 字 の 修 正 や 追 加 を 行 うことも 可 能 です 発 表 者 用 のメモを 作 成 できます (ノートの 内 容 は スライド 上 には 表 示 されません ) 作 成 したスライドを 資 料 として 配 付 したい 場 合 に 印 刷 用 のレイアウトを 設 定 できます スライドを 縮 小 した 一 覧 を 表 示 できます スライドをドラッグ&ドロップすることで スライドの 順 序 を 簡 単 に 変 更 できます スライドを 切 り 替 えるには スライドペインで 目 的 のスライドを 選 択 するか [PgUp] [PgDn]キーで 目 的 のスライドに 移 動 してください PowerPointのように 中 央 のスライドの 選 択 後 にマウスホイールをスクロールしても 次 のスライドに 移 動 しません Impressのスライドペインはスライドのみを 表 示 するため PowerPointのようにスライドとアウトラインを 同 時 に 表 示 するこ とはできません また Impressのスライドとノートは 作 業 モードでタブが 分 かれているため PowerPointのように1 画 面 でスライドとノートを 編 集 することはできません (スライドとノートを1ページに 印 刷 することは 可 能 です ) 4-2
LibreOffice Impress 4.2 Impressの 基 本 操 作 サンプル.odpを 使 用 して Impressの 基 本 操 作 を 確 認 します 4.2.1 スライドの 追 加 と 移 動 スライドの 追 加 や 移 動 は スライドペインで 行 います 1 新 しくスライドを 追 加 します スライドペインのスライド1を 右 クリックし [ 新 しいスライド]を 選 択 します 2 スライド1の 後 ろに 新 しいスライドが 追 加 されました スライド2を 選 択 し 作 業 ペインの[レイアウト]から[タイトル コンテンツ]を 選 択 します LibreOffice スタンダードコース 4-3
LibreOffice 3 スライド2を スライド4の 後 ろに 移 動 します スライドペインでスライド2をドラッグし スライド4の 後 ろでドロップします 4 新 規 に 追 加 したスライドを 一 番 後 ろに 移 動 できました 4-4
LibreOffice Impress 4.2.2 箇 条 書 きの 書 式 変 更 レイアウトの[コンテンツ]に 文 字 を 入 力 すると 箇 条 書 きが 設 定 されます ここでは 箇 条 書 きの 設 定 変 更 の 例 として 箇 条 書 きのレベルを 変 更 してみましょう 1 箇 条 書 きのレベルを 下 げます スライド2の2 行 目 以 降 をすべて 選 択 し ツールバーの[レベルを 下 げる]ボタンをクリックします 2 6 行 目 と7 行 目 は 箇 条 書 きのレベルをさらに1つ 下 げます 6 行 目 と7 行 目 を 選 択 し ツールバーの[レベルを 下 げる]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 4-5
LibreOffice 3 2 行 目 から5 行 目 は 箇 条 書 きのレベル2 6 行 目 と7 行 目 は 箇 条 書 きのレベル3になりました 4-6
LibreOffice Impress 箇 条 書 きの 途 中 で 改 行 する 箇 条 書 きの 途 中 で 改 行 したい 場 合 は [Shift]+[Enter]で 改 行 します なお [Enter]は 改 段 落 になるため 新 たな 段 落 が 作 成 され 箇 条 書 きの 行 頭 文 字 も 設 定 されます 箇 条 書 きの 設 定 を 解 除 する 箇 条 書 きの 設 定 を 解 除 したい 場 合 は 箇 条 書 きを 解 除 する 行 を 選 択 し ツールバーの[ 箇 条 書 き オン/オフ]ボタンをクリッ クします LibreOffice スタンダードコース 4-7
LibreOffice 箇 条 書 きの 行 頭 文 字 のサイズを 変 更 する 箇 条 書 きの 行 頭 文 字 のサイズを 変 更 したい 場 合 は 箇 条 書 きの 行 を 右 クリックし [ 箇 条 書 きと 番 号 付 け]を 選 択 します [ 箇 条 書 きと 番 号 付 け]ウィンドウの[オプション]タブの[レベル]で 箇 条 書 きのレベルを 選 択 し [ 相 対 的 なサイズ]の 値 を 変 更 します [レベル]の[1 10]を 選 択 すると 箇 条 書 きレベルの1から10までの 設 定 をまとめて 変 更 できます 例 えば 箇 条 書 きレベル1の[ 相 対 的 なサイズ]の 初 期 設 定 は 45% のため 80% などに 変 更 すれば 行 頭 文 字 のサイズ を 大 きめに 変 更 できます [ 相 対 的 なサイズ]は 対 象 段 落 のフォントの 高 さを 基 準 にしたサイズです 4-8
LibreOffice Impress 4.2.3 フォントサイズの 拡 大 と 縮 小 ツールバーの[ 文 字 の 拡 大 ] または[ 文 字 の 縮 小 ]ボタンを 使 用 すると 設 定 されたフォントサイズの 比 率 を 保 ったまま フォントサイズを 拡 大 したり 縮 小 したりできます 特 に 箇 条 書 きのレベル 設 定 によってフォントサイズが 異 なる 文 字 を 一 括 でサイズ 調 整 したい 場 合 に 便 利 です ツールバーに[ 文 字 の 拡 大 ] [ 文 字 の 縮 小 ]ボタンが 表 示 されていない 場 合 は 以 下 の 手 順 で 表 示 してください メニュー[ツール] [カスタマイズ]を 選 択 し [カスタマイズ]ウィンドウを 表 示 します [ツールバー]タブの[ツールバー]で テキストの 書 式 設 定 を 選 択 し [ 文 字 の 拡 大 ]と[ 文 字 の 縮 小 ]にチェックを 入 れ [OK]ボタンをクリックします 1 スライド2のテキストを 箇 条 書 きのレベル 設 定 によるフォントサイズの 比 率 を 保 ったまま 拡 大 します 2 行 目 以 降 の 文 字 をすべて 選 択 し ツールバーの[ 文 字 の 拡 大 ]ボタンを2 回 クリックします LibreOffice スタンダードコース 4-9
LibreOffice 4.3 スライドマスター 4.3.1 スライドマスターの 設 定 統 一 感 のあるプレゼンテーションを 作 成 するために スライドマスターを 設 定 してみましょう スライドマスターを 使 用 することで スライドの 文 字 サイズや 背 景 色 などを 一 括 で 設 定 できます 1 メニュー[ 表 示 ] [マスター] [スライドマスター]を 選 択 します 2 スライドマスターの 編 集 画 面 が 表 示 されます マスターページの 編 集 はこの 画 面 から 行 います 4-10
LibreOffice Impress 3 スライドの 背 景 を 設 定 します メニュー[ 書 式 ] [ページ]を 選 択 します [ページ 設 定 ]ウィンドウの[ 背 景 ]タブの[ 塗 りつぶし]から[ 色 ] [ 青 灰 色 ]を 選 択 します LibreOffice スタンダードコース 4-11
LibreOffice 4 スライドのタイトルとアウトラインにスタイルを 設 定 します タイトルの 文 字 を 選 択 して ツールバーの[ 下 線 ]ボタンをクリックします また 2レベル 目 のアウトライン 以 降 を 選 択 して ツールバーの[ 斜 体 ]ボタンをクリックします 5 マスターページの 編 集 を 終 了 します [マスター 表 示 ]ツールバーの[マスター 表 示 を 閉 じる]ボタンをクリックします (または メニュー[ 表 示 ] [ 標 準 ]を 選 択 します ) 4-12
LibreOffice Impress 6 スライドの 編 集 画 面 に 戻 りました スライドマスターで 設 定 したスタイルが すべてのスライドに 反 映 されています 背 景 色 タイトルのスタイル 箇 条 書 きの2レベル 目 のスタイルが 変 更 されています 7 スライド1 用 (タイトルスライド)のスライドマスターを 作 成 します メニュー[ 表 示 ] [マスター] [スライドマスター]を 選 択 し マスターページの 編 集 画 面 を 表 示 します LibreOffice スタンダードコース 4-13
LibreOffice 8 [マスター 表 示 ]ツールバーの[ 新 しいマスター]ボタンをクリックし スライド1 用 のスライドマスターを 追 加 します ( 今 回 このスライドマスターは 白 紙 のままにします ) [マスター 表 示 ]ツールバーの[マスター 表 示 を 閉 じる]ボタンをクリックします 9 スライド1のみに 作 成 したデザインを 適 用 します スライド1を 選 択 して 作 業 ペインの[マスターページ]を 選 択 します スライド1 用 のデザインを 右 クリックし [ 選 択 したスライドに 適 用 ]を 選 択 します 4-14
LibreOffice Impress 10 スライド1のみに 選 択 したデザインを 適 用 できました 設 定 したスライドマスターは 現 在 のファイルのみで 使 用 できます もしほかのファイルでも 使 用 したい 場 合 は スライドマス ターをテンプレートとして 保 存 します テンプレートの 詳 細 は 参 考 資 料 B スタイルとテンプレート をご 参 照 ください LibreOffice スタンダードコース 4-15
LibreOffice 4.4 表 の 挿 入 4.4.1 表 の 挿 入 スライド3に 表 を 挿 入 してみましょう また 表 のスタイルも 変 更 します 1 スライド3に 表 を 挿 入 します スライドペインでスライド3を 選 択 し ツールバーの[ 表 ]ボタンから 2 2の 表 を 指 定 します 4-16
LibreOffice Impress 2 表 が 挿 入 されました 3 1 行 挿 入 してみましょう [ 表 ]ツールバーの[ 行 の 挿 入 ]ボタンをクリックして 1 行 挿 入 します Tip ご 利 用 の 環 境 によっては 表 を 挿 入 した 際 に 表 示 される[ 表 ]ツールバーがウィンドウ 下 部 に 埋 め 込 まれている 場 合 があります 本 テキストでは [ 表 ]ツールバーは 切 り 離 した 画 面 で 解 説 しております LibreOffice スタンダードコース 4-17
LibreOffice 4 挿 入 後 の 表 には 背 景 色 が 設 定 されているので 背 景 色 を 白 に 変 更 してみましょう 表 全 体 を 選 択 後 作 業 ペインの [ 表 デザイン]で 黒 と 灰 色 のデザインを 選 択 し [ 表 示 ]の[ヘッダーの 行 ]と[ 結 合 された 行 ]のチェックを 外 します 5 表 に 外 枠 を 設 定 します 表 の 外 側 の 枠 をクリックし [ 表 ]ツールバーの[ 外 枠 ]ボタンをクリックします 外 枠 の 設 定 メ ニューから すべての 外 枠 を 設 定 するスタイルを 選 択 します 4-18
LibreOffice Impress 6 表 に 外 枠 が 設 定 できました Tip 表 の 外 枠 を 設 定 しても 表 が 選 択 状 態 のままであると 外 枠 が 表 示 されません 一 度 スライド 上 の 空 白 部 分 をクリック して 表 の 選 択 状 態 を 解 除 すると 外 枠 が 表 示 されます なお 表 にデータを 入 力 した 後 にも 上 記 のような 動 作 となりますが 表 の 選 択 状 態 を 解 除 すると 外 枠 が 表 示 されま す 7 表 のセルに 以 下 のようにデータを 入 力 します Calc Writer Impress 表 計 算 ワードプロセッサ プレゼンテーション LibreOffice スタンダードコース 4-19
LibreOffice 8 表 のフォントサイズを 変 更 します 表 全 体 を 選 択 し ツールバーからフォントサイズを 28 に 変 更 します 9 表 のサイズや 配 置 を 調 整 します スライドには Calcの 表 を 貼 り 付 けることもできます 詳 細 は 参 考 資 料 A.3.1 Calcの 表 を 貼 り 付 ける をご 参 照 ください 4-20
LibreOffice Impress 4.5 アニメーションの 設 定 4.5.1 アニメーションの 設 定 アニメーションはテキストや 画 像 などに 設 定 できます 今 回 はテキストにアニメーションを 設 定 してみましょう 1 作 業 ペインの[アニメーションの 設 定 ]をクリックします ページ2の2 行 目 以 降 のテキストを 選 択 し [ 効 果 の 変 更 ]の[ 追 加 ]ボタンをクリックします LibreOffice スタンダードコース 4-21
LibreOffice 2 [アニメーションの 設 定 ]ウィンドウで[ 開 始 ]タブの[ディゾルブイン]を 選 択 し [OK]ボタンをクリックします 4-22
LibreOffice Impress 4.6 スライドショーの 実 行 4.6.1 スライドショーの 実 行 作 成 したプレゼンテーションのスライドショーを 実 行 してみましょう 1 スライド1を 選 択 し [F5]キーを 押 すと 選 択 中 のスライドからスライドショーを 開 始 します なお メニュー[スライドショー] [スライドショー] またはツールバーの[スライドショー]ボタンからでもスライド ショーを 実 行 できます 2 上 下 左 右 のキー 右 クリックのメニュー ナビゲーターを 使 用 して スライドを 移 動 してみましょう 操 作 後 は [Esc]キー または 右 クリックのメニューで[スライドショーの 終 了 ]を 選 択 して 終 了 します Impressのナビゲーターは [Ctrl]+[Shift]+[F5]キーで 起 動 できます スライドショーの 実 行 中 にナビゲー ターを 使 用 すると 別 スライドへの 移 動 やペンの 使 用 が 可 能 です 右 クリックのメニューからも スライドの 移 動 やペンの 使 用 が 可 能 です LibreOffice スタンダードコース 4-23
LibreOffice ImpressとPowerPointのスライドショーの 違 い Impressでスライドショー 後 にスライドを 移 動 するには 上 下 左 右 のキーや 右 クリックのメニューを 使 用 します PowerPointでは 画 面 左 下 に 半 透 明 のツールバーが 表 示 されますが Impressに 同 様 の 機 能 はありません ( 参 考 )タイミングのリハーサル Impressのリハーサル 機 能 は 各 スライドの 経 過 時 間 のみを 表 示 し 経 過 時 間 は 以 下 の 操 作 で 保 存 できます 1メニュー[スライドショー] [タイミングのリハーサル]を 選 択 します 2スライドの 左 下 に 表 示 される 経 過 時 間 の 領 域 をクリックし スライドショーを 終 了 します 作 業 ペインの[ 画 面 切 り 替 え]の[スライドを 進 める]が[ 次 の 時 間 後 に 表 示 ]に 変 更 され 経 過 時 間 が 保 存 されます また スライドショーを 実 行 すると 保 存 された 経 過 時 間 でスライドが 自 動 的 に 切 りかわります スライドを 手 動 切 り 替 えに 戻 したい 場 合 は [スライドを 進 める]を[マウスクリックで]に 変 更 します (PowerPointのリハーサル 機 能 は 各 スライドの 経 過 時 間 とスライドショー 全 体 の 経 過 時 間 を 表 示 し スライドを 切 り 替 え るタイミングで 経 過 時 間 を 保 存 できます ) タイミングのリハーサルを 実 行 すると 左 下 に 経 過 時 間 が 表 示 されます 経 過 時 間 の 領 域 をクリックすると 経 過 時 間 を 作 業 ペイン の[ 画 面 切 り 替 え]に 保 存 します 4-24