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18 国立高等専門学校機構

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

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別紙3

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公表表紙

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

答申第585号

Transcription:

公 立 保 育 の 運 営 のあり 方 に 関 する 方 針 平 成 22 年 12 月 小 平 市 次 世 代 育 成 部

目 次 1 小 平 市 の 保 育 の 現 状 と 課 題 (1) 小 平 市 の 就 学 前 児 童 数 1 (2) 保 育 サービスの 利 用 状 況 1 (3) 保 育 サービスの 利 用 希 望 5 (4) 待 機 児 童 の 状 況 6 (5) 子 育 て 支 援 事 業 8 (6) 公 立 保 育 の 施 設 の 老 朽 化 9 (7) 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 10 2 公 立 保 育 と 私 立 保 育 の 状 況 (1) 保 育 サービス 12 (2) 運 営 経 費 13 (3) 今 後 の 保 育 行 政 14 3 公 立 保 育 の 運 営 に 関 する 今 後 の 方 針 (1) 公 立 保 育 の 役 割 の 充 実 16 (2) 公 立 保 育 の 運 営 方 法 の 見 直 し 18 巻 末 資 料

1 小 平 市 の 保 育 の 現 状 と 課 題 (1) 小 平 市 の 就 学 前 児 童 数 全 国 的 に 尐 子 高 齢 化 が 進 む 中 小 平 市 の 就 学 前 児 童 数 は 今 後 5 年 間 の 次 世 代 育 成 支 援 に 関 する 総 合 的 な 計 画 である 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 後 期 計 画 ( 平 成 22 年 3 月 策 定 以 下 後 期 計 画 という) 策 定 時 に 行 った 将 来 人 口 推 計 によると 今 後 9,300 人 台 を 推 移 し ほぼ 横 ばい 状 態 であ ると 予 測 しています( 図 表 1) 図 表 1 小 平 市 の 就 学 前 児 童 数 の 推 移 単 位 : 人 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 0 歳 1,571 1,532 1,599 1,540 1,546 1 歳 1,604 1,583 1,558 1,569 1,568 2 歳 1,498 1,601 1,526 1,560 1,567 3 歳 1,538 1,500 1,593 1,578 1,561 4 歳 1,598 1,526 1,472 1,582 1,563 5 歳 1,620 1,595 1,544 1,483 1,580 計 9,429 9,337 9,292 9,312 9,385 平 成 25 年 平 成 26 年 平 成 27 年 平 成 28 年 平 成 29 年 0 歳 1,546 1,541 1,536 1,529 1,524 1 歳 1,573 1,571 1,568 1,563 1,556 2 歳 1,566 1,570 1,568 1,566 1,560 3 歳 1,567 1,565 1,569 1,568 1,566 4 歳 1,546 1,552 1,550 1,554 1,553 5 歳 1,561 1,543 1,549 1,547 1,551 計 9,359 9,342 9,340 9,327 9,310 平 成 20 21 22 年 は4 月 1 日 現 在 の 住 民 基 本 台 帳 人 口 と 外 国 人 登 録 人 口 の 実 績 値 平 成 23 年 以 降 は 推 計 値 (2) 保 育 サービスの 利 用 状 況 1 施 設 サービスの 状 況 児 童 福 祉 法 第 24 条 第 1 項 では 市 村 は 保 護 者 の 労 働 又 は 疾 病 そ の 他 の 政 令 で 定 める 基 準 に 従 い 条 例 で 定 める 事 由 により その 監 護 すべ き 乳 児 幼 児 又 は 第 39 条 第 2 項 に 規 定 する 児 童 の 保 育 に 欠 けるところ がある 場 合 において 保 護 者 から 申 込 みがあったときは それらの 児 童 を 保 育 所 において 保 育 しなければならない ただし 付 近 に 保 育 所 がな い 等 やむを 得 ない 事 由 があるときは その 他 の 適 切 な 保 護 をしなければ - 1 -

ならない としています 市 では 児 童 福 祉 法 に 基 づき 認 可 保 育 東 京 都 認 証 保 育 所 認 定 家 庭 福 祉 員 認 定 こども 幼 稚 アットホーム 事 業 などにより 保 育 サー ビスを 提 供 しています( 図 表 2) 図 表 2 施 設 別 の 定 員 在 籍 児 童 数 の 推 移 単 位 : 人 認 可 保 育 認 証 保 育 所 認 定 家 庭 福 祉 員 認 定 こども 幼 稚 アットホーム 事 業 各 年 4 月 1 日 現 在 市 外 在 住 児 童 を 含 む 平 成 18 平 年 成 19 平 年 成 20 平 年 成 21 平 年 成 22 年 定 員 1,806 1,806 1,806 1,806 1,811 在 籍 児 童 数 1,869 1,868 1,876 1,921 1,923 定 員 256 254 258 258 310 在 籍 児 童 数 183 190 212 219 271 定 員 75 72 82 85 91 在 籍 児 童 数 67 68 79 82 88 定 員 40 110 110 218 在 籍 児 童 数 13 108 152 225 定 員 - - - - - 在 籍 児 童 数 229 258 227 198 186 平 成 21 年 までの 認 証 保 育 所 の 数 値 には 認 定 保 育 室 も 含 む 認 定 家 庭 福 祉 員 は 休 業 中 の 認 定 家 庭 福 祉 員 を 除 く. 認 可 保 育 は 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 公 立 保 育 が10 私 立 保 育 が8 あります( 巻 末 資 料 1) 経 済 不 況 の 影 響 などから 子 どもを 預 けて 働 くことを 望 む 保 護 者 が 増 加 したことから 認 可 保 育 への 申 し 込 みが 増 えています その 対 応 として 定 員 の 弾 力 化 により 定 員 を 超 えて 児 童 を 預 かって いるため 在 籍 児 童 数 が 平 成 21 年 から 急 激 に 増 加 しています また 東 京 都 が 認 証 する 東 京 都 認 証 保 育 所 は 11 あります( 巻 末 資 料 1) 市 では 市 が 認 定 する 認 定 保 育 室 を 東 京 都 認 証 保 育 所 へ 移 行 し さらなる 質 の 確 保 と 定 員 の 拡 充 を 行 っていますが 平 成 21 年 度 中 に 全 て 移 行 を 完 了 し 運 営 体 制 の 強 化 と 大 幅 な 定 員 拡 充 を 図 りました 家 庭 的 な 雰 囲 気 の 中 で 3 歳 未 満 の 児 童 を 保 育 する 認 定 家 庭 福 祉 員 ( 保 育 ママ)は 市 が 認 定 をする 制 度 で 現 在 は21 人 が 活 動 しており 保 育 児 童 の 総 定 員 は91 人 となっています( 巻 末 資 料 1) 小 平 市 では 従 来 から 認 定 家 庭 福 祉 員 の 増 員 に 力 を 入 れており 多 摩 26 市 の 中 で 最 も - 2 -

多 い 認 定 家 庭 福 祉 員 が 活 動 しています この 認 定 家 庭 福 祉 員 制 度 が 適 正 かつ 確 実 に 運 営 されるよう 保 育 者 が 病 気 休 暇 等 により 保 育 を 行 うことができない 場 合 に 支 援 をしていく ための 体 制 を 構 築 していく 必 要 があります 認 定 こども は 小 学 校 就 学 前 の 児 童 に 幼 児 教 育 と 保 育 を 一 体 的 に 提 供 する 施 設 です 小 平 市 では 平 成 19 年 に1 目 の 認 定 こども が 開 設 されましたが 現 在 は3 となり 定 員 は 合 計 で218 人 となっていま す( 巻 末 資 料 1) 幼 稚 アットホーム 事 業 は 保 育 の 待 機 児 童 解 消 と 子 育 て 家 庭 の 負 担 軽 減 を 図 ることを 目 的 に 幼 稚 の 教 育 時 間 の 前 後 の 時 間 と 春 季 夏 季 及 び 冬 季 の 休 業 期 間 中 に 保 育 を 行 う 小 平 市 独 自 の 事 業 で 市 内 の 幼 稚 の 協 力 により 現 在 7 の 幼 稚 で 実 施 されています( 巻 末 資 料 1) 2 多 様 な 保 育 サービスの 状 況 保 護 者 のニーズに 対 応 するため 認 可 保 育 においては 通 常 保 育 のほ か 延 長 保 育 一 時 預 かりなど 多 様 な 保 育 サービスを 行 っています ア 延 長 保 育 認 可 保 育 では 開 時 間 を11 時 間 としていますが 就 労 形 態 勤 務 時 間 勤 務 場 所 等 の 状 況 により 送 迎 が 時 間 内 に 困 難 な 保 護 者 に 対 し 延 長 保 育 を 全 で 実 施 しています 私 立 保 育 は おおむね 午 後 6 時 から7 時 まで 公 立 保 育 は 午 後 6 時 15 分 から 午 後 7 時 までを 延 長 保 育 として 実 施 しています(12 頁 図 表 13 参 照 ) しかし 働 き 方 の 多 様 化 等 により 延 長 保 育 時 間 のさらなる 延 長 を 望 む 声 も 多 くなっています イ 休 日 保 育 休 日 保 育 は 年 末 年 始 日 曜 日 祝 日 に 保 護 者 が 就 労 などにより 保 育 ができない 場 合 に 保 育 で 保 育 を 行 うものです 平 成 17 年 度 から5 年 間 の 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 前 期 計 画 ( 以 下 前 期 計 画 という)の 中 でも 検 討 項 目 となっていましたが 実 施 には いたりませんでした - 3 -

ウ 病 児 病 後 児 保 育 生 後 6か 月 から 就 学 前 までの 病 気 の 回 復 期 にある 児 童 を 保 育 する 病 後 児 保 育 事 業 を 公 立 昭 和 病 院 に 委 託 し 実 施 しています 平 成 20 年 3 月 10 日 から 利 用 を 開 始 したため 平 成 19 年 度 の 利 用 実 績 はありませんでしたが 平 成 20 年 度 は66 件 平 成 21 年 度 は76 件 の 利 用 がありました 仕 事 を 持 つ 保 護 者 の 子 育 てを 支 援 するための 事 業 ですが 病 後 児 保 育 は 病 気 の 回 復 期 にある 児 童 ( 病 後 児 )を 対 象 としていることから 突 発 的 な 病 気 になった 児 童 ( 病 児 )には 対 応 できないため 病 児 を 対 象 とする 病 児 保 育 のニーズも 高 まっています エ 障 がい 児 や 発 達 が 気 になる 児 童 の 保 育 保 育 に 欠 ける 要 件 のある 児 童 に 障 がいがあった 場 合 には 集 団 保 育 が 可 能 であれば 保 育 で 受 け 入 れています 近 年 発 達 障 害 など 発 達 が 気 になる 児 童 が 増 えており 状 況 に 応 じ て 介 助 員 を 配 置 するなど 保 育 環 境 を 整 備 しながら 対 応 しています また 平 成 21 年 10 月 からは 保 育 幼 稚 巡 回 相 談 を 事 業 化 し て 実 施 しています 言 語 聴 覚 士 臨 床 発 達 心 理 士 などの 相 談 員 が 訪 問 し 保 育 士 や 幼 稚 教 諭 への 指 導 助 言 を 行 うことにより 児 童 の 発 達 を 支 援 しています オ 緊 急 一 時 保 育 保 護 者 の 疾 病 出 産 等 により 家 庭 において 保 育 ができない 場 合 に 満 1 歳 から 就 学 前 までの 児 童 を 緊 急 かつ 一 時 的 に 公 立 保 育 で 保 育 する もので 平 成 9 年 度 から 実 施 しています 平 成 19 年 度 が 一 時 的 に 減 となっているのは 私 立 保 育 で 一 時 預 か り 事 業 を 開 始 したことによるものと 考 えられます( 図 表 3) 図 表 3 緊 急 一 時 保 育 の 実 績 推 移 単 位 : 人 年 度 1 歳 2 歳 3 歳 4 歳 5 歳 計 17 194 99 65 17 22 397 18 190 137 27 15 22 391 19 46 130 48 27 0 251 20 117 126 72 0 10 325 21 88 117 117 1 33 356-4 -

カ 一 時 預 かり 一 時 預 かりは 保 護 者 の 育 児 疲 れの 解 消 急 病 入 院 勤 務 形 態 な どの 理 由 で 緊 急 一 時 的 に 保 育 が 必 要 な 就 学 前 の 児 童 を 保 育 で 一 時 的 に 受 け 入 れるもので 平 成 19 年 10 月 から 私 立 保 育 2 で 実 施 しています 就 労 していない 保 護 者 でも 理 由 を 問 わず 気 軽 に 利 用 できるため 大 変 ニーズが 高 くなっています また 最 近 は 断 続 的 な 就 労 により 一 時 預 かりを 利 用 する 保 護 者 も 増 えています( 図 表 4 5) 図 表 4 一 時 預 かりの 実 績 推 移 単 位 : 人 年 度 0 歳 1 歳 2 歳 3 歳 4 歳 5 歳 計 19 121 273 105 237 96 1 833 20 71 493 956 264 109 29 1,922 21 117 552 666 803 22 15 2,175 図 表 5 一 時 預 かりの 理 由 別 実 績 推 移 単 位 : 人 年 度 就 労 リフレッシュ 等 緊 急 計 19 246 538 49 833 20 701 1,123 98 1,922 21 900 1,145 130 2,175 (3) 保 育 サービスの 利 用 希 望 前 述 したように 市 では 子 育 て 中 の 保 護 者 のニーズに 応 えるために 様 々 な 保 育 サービスを 提 供 しています 平 成 17 年 3 月 にこれらの 施 策 を 盛 り 込 んだ 前 期 計 画 を 策 定 し 事 業 の 推 進 を 図 ってきましたが 後 期 計 画 の 策 定 にあたっても 改 めてニーズ 調 査 を 行 いました その 際 就 学 前 児 童 の 保 護 者 に 現 在 は 利 用 していないが 利 用 したい と 思 っている 保 育 サービス について 伺 ったところ 認 可 保 育 所 (= 認 可 保 育 )という 回 答 が40.6%と 最 も 多 く 次 に 幼 稚 の 預 かり 保 育 が30.0% 一 時 預 かり が25.6%という 結 果 になりました さらに 病 児 保 育 や 病 後 児 保 育 などの 保 育 サービスの 提 供 も 希 望 してい ることがわかります(6 頁 図 表 6) - 5 -

図 表 6 現 在 利 用 していないが 利 用 したいと 思 っているサービス 単 位 :% 認 可 保 育 所 幼 稚 の 預 か り 保 育 一 時 預 か り 病 児 保 育 2 5. 6 2 5. 2 幼 稚 2 3. 2 病 後 児 保 育 2 1. 0 事 業 所 内 保 育 施 設 1 6. 7 延 長 保 育 1 6. 0 認 定 こ ど も ( 共 通 利 用 時 間 超 え 1) 2. 8 認 証 認 定 保 育 施 設 8.3 認 定 こ ど も ( 共 通 利 用 時 間 7.7 内 ) フ ァ ミ リ ー サ ポ ー ト セ ン7.4 タ ー 認 定 家 庭 福 祉 員 6.4 ベ ビ ー シ ッ タ ー 3.2 そ の 他 の 保 育 施 1.4 設 特 に な い 1 2. 1 無 回 答 6.0 3 0. 0 4 0. 6 0.0 1 0. 0 2 0. 0 3 0. 0 4 0. 0 5 0. 0 小 平 市 次 世 代 育 成 支 援 に 関 するニーズ 調 査 報 告 書 より( 平 成 21 年 3 月 発 行 ) (4) 待 機 児 童 の 状 況 認 可 保 育 の 待 機 児 童 数 は 平 成 15 年 度 以 降 減 尐 傾 向 にありました が 平 成 21 年 度 22 年 度 と 続 けて 増 加 しました( 図 表 7) 図 表 7 年 齢 別 待 機 児 童 数 の 推 移 単 位 : 人 年 度 0 歳 1 歳 2 歳 3 歳 4 歳 5 歳 計 14 14 40 36 16 11 6 123 15 2 24 29 13 9 0 77 16 9 18 31 9 3 1 71 17 5 30 20 8 1 0 64 18 9 19 28 7 4 2 69 19 14 20 18 7 0 0 59 20 12 32 13 0 0 0 57 21 20 40 35 0 1 0 96 22 26 52 20 19 0 2 119 各 年 度 4 月 1 日 現 在 このことは 数 年 来 の 経 済 不 況 の 影 響 などから 共 働 き 世 帯 の 増 加 などラ イフスタイルの 変 化 が 主 な 要 因 となって 認 可 保 育 への 申 込 みが 増 えた ことによるものと 思 われます - 6 -

年 齢 別 に 見 ると 0 歳 児 と1 歳 児 が 増 加 しており 育 児 休 業 を 取 得 後 育 児 休 業 明 けから 子 どもを 預 けようとする 保 護 者 が 増 えていること また 保 育 の 状 況 等 を 考 慮 して0 歳 児 から 子 どもを 預 けて 働 きに 出 ようと 考 え る 保 護 者 が 増 えていることが 原 因 と 考 えられます 図 表 8は 居 住 する 別 の 待 機 児 童 数 を 表 したものです マンション 建 設 等 による 一 時 的 な 待 機 児 童 の 増 減 はありますが 鈴 木 大 沼 花 小 金 井 など 市 の 東 側 に 待 機 児 童 が 多 くなっていることがわかります これは 西 武 新 宿 線 の 小 平 駅 花 小 金 井 駅 を 中 心 に 電 車 通 勤 の 便 利 な 地 域 に 子 育 て 世 帯 が 集 まっていることが 要 因 と 思 われます 図 表 8 別 待 機 児 童 数 単 位 : 人 16 14 12 10 8 6 4 2 0 中 島 上 水 新 た か の 台 小 栄 川 小 川 西 小 川 東 上 水 本 上 水 南 喜 平 津 田 学 西 学 仲 東 美 21 年 度 22 年 度 回 田 御 幸 鈴 木 天 神 大 花 沼 小 金 井 南 花 小 金 井 今 後 の 景 気 動 向 については 不 透 明 ですが 尐 子 高 齢 化 が 進 む 中 働 き 手 が 減 尐 し 女 性 の 社 会 進 出 がさらに 進 むことが 予 想 されることから 認 可 保 育 への 入 を 希 望 する 保 護 者 は 今 後 も 増 加 傾 向 にあるものと 思 われ ます 市 では これまで 幼 稚 アットホーム 事 業 認 定 家 庭 福 祉 員 の 増 員 認 定 保 育 室 から 東 京 都 認 証 保 育 所 への 移 行 認 定 こども の 拡 充 定 員 の 弾 力 化 等 既 存 の 施 設 を 活 用 して あらゆる 待 機 児 童 対 策 を 行 ってきました 引 き 続 き 既 存 の 保 育 資 源 の 有 効 活 用 を 最 優 先 に 保 育 ニーズに 対 応 し - 7 -

ていくことを 基 本 としつつ 今 後 の 待 機 児 童 の 状 況 によっては 認 可 保 育 の 整 備 等 他 の 方 策 も 視 野 に 入 れて 定 員 の 増 を 図 っていく 必 要 があると 考 えています 特 に 公 立 保 育 においては 後 述 の 施 設 の 老 朽 化 の 課 題 も 抱 えており 建 替 時 の 対 応 も 検 討 しておく 必 要 があります (5) 子 育 て 支 援 事 業 尐 子 高 齢 化 核 家 族 化 近 隣 関 係 の 希 薄 化 など 子 どもや 家 庭 を 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 化 しています 身 近 なところに 相 談 相 手 がいないと 保 護 者 の 孤 立 化 や 育 児 不 安 から 虐 待 につながってしまうという 場 合 も 考 えられます 市 では 子 ども 家 庭 支 援 センターをはじめ 様 々な 窓 口 を 設 けて 子 育 てに 関 する 相 談 を 受 けています 子 ども 家 庭 支 援 センターの 相 談 件 数 の 推 移 を 見 ても 相 談 件 数 が 増 加 していることがわかります 特 に 育 児 しつけや 虐 待 に 関 する 相 談 件 数 が 増 えており 地 域 の 子 育 て 支 援 が 急 務 となっています( 図 表 9) 図 表 9 子 ども 家 庭 支 援 センターの 理 由 別 相 談 件 数 推 移 単 位 : 件 相 談 内 容 17 18 19 20 21 健 康 86 11 8 4 29 家 庭 生 活 環 境 21 78 565 861 1,141 発 育 発 達 234 101 158 91 235 養 育 不 安 22 40 11 5 26 虐 待 関 係 35 255 109 494 802 育 児 しつけ 514 551 627 680 1,009 不 登 校 40 84 54 35 106 非 行 いじめ 0 0 0 0 0 その 他 322 377 170 150 38 合 計 1,274 1,497 1,702 2,320 3,386 こうした 状 況 を 解 消 するために 後 期 計 画 では すべての 子 育 て 家 庭 を 支 援 する 視 点 を 基 本 的 な 視 点 の1つとして 計 画 を 推 進 しています ニーズ 調 査 で 子 育 て 支 援 サービスについて 今 後 利 用 したいサービス を 伺 ったところ 子 育 てガイド( 子 育 て 情 報 誌 ) と 答 えた 方 (65.6%) の 次 に 保 育 の 庭 開 放 行 事 と 答 えた 方 が59.1%にのぼり 保 育 への 期 待 が 大 きいことがわかります(9 頁 図 表 10) - 8 -

図 表 10 子 育 て 支 援 サービスの 利 用 意 向 単 位 :% フ ァ ミ リ ー サ ポ ー ト セ ン タ 4 2 ー. 3 4 6. 7 11.0 シ ョ ー ト ス テ イ2 3. 5 6 4. 5 12.0 子 育 て ガ イ ド ( 子 育 て 情 報 誌 ) 6 5. 6 2 3. 7 10.7 はい 保 育 の 庭 開 放 行 事 5 9. 1 子 育 て に 関 す る 講 座 5 1. 2 3 0. 7 3 7. 4 10.2 1 1. 4 い い え 無 回 答 マ タ ニ テ ィ ー ク ラ ス 親 子 教 4室 5. 1 4 2. 6 12.3 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 小 平 市 次 世 代 育 成 支 援 に 関 するニーズ 調 査 報 告 書 より( 平 成 21 年 3 月 発 行 ) 保 育 では 現 在 保 育 に 欠 ける 子 どもを 保 育 するだけでなく 子 育 て 中 の 親 子 を 対 象 に 庭 開 放 育 児 相 談 など 様 々な 子 育 て 支 援 事 業 を 実 施 しています 公 立 保 育 では 保 育 で 一 緒 に 遊 ぶ 保 育 で 遊 ぼう 会 を 年 3 回 中 央 公 に 保 育 士 が 出 向 き 一 緒 に 遊 ぶ 公 で 遊 ぼう 会 を 年 1 回 日 曜 日 に 実 施 し 保 育 士 と 一 緒 に 体 を 動 かしながら 親 子 が 楽 しく 過 ごせるよう な 機 会 も 設 けています また 私 立 保 育 においても 保 護 者 同 士 の 交 流 の 場 として 保 育 を 提 供 するほか 近 くの 公 で 一 緒 に 遊 ぶ 出 前 保 育 保 育 に 小 動 物 を 招 くミ ニ 動 物 保 育 入 体 験 など それぞれの が 創 意 工 夫 をしながら 積 極 的 に 地 域 の 親 子 を 招 き 入 れ 子 育 て 支 援 に 取 り 組 んでいます こうした 取 り 組 みの 中 で 子 育 て 中 の 保 護 者 が 気 軽 に 悩 みを 相 談 できる 雰 囲 気 を 作 ったり 保 護 者 同 士 の 情 報 交 換 の 場 を 提 供 しています 今 後 もこうした 支 援 を 継 続 し 保 育 が 子 育 て 支 援 の 拠 点 となって よ り 一 層 充 実 していくことを 目 指 しています (6) 公 立 保 育 の 施 設 の 老 朽 化 市 では 高 度 成 長 に 伴 う 人 口 増 に 対 応 し 昭 和 37 年 度 に 大 沼 保 育 を 建 設 して 以 降 昭 和 52 年 度 までに10 の 公 立 保 育 を 建 設 しました その 後 平 成 13 年 度 に 大 沼 保 育 を 建 替 えましたが 他 の9 のうち 古 いものは 築 年 数 が40 年 を 越 え 施 設 の 老 朽 化 が 進 んでいます(10 頁 図 表 11) 保 育 環 境 を 維 持 するために 毎 年 修 繕 を 行 ってはいますが 根 本 的 な 対 応 が 必 要 な 時 期 をむかえています - 9 -

また 一 時 預 かりや 地 域 の 子 育 て 支 援 のためのスペースもとれないため 多 様 な 保 育 ニーズに 応 えることができない 状 況 です さらに 平 成 18 年 1 月 26 日 に 施 行 された 改 正 耐 震 改 修 促 進 法 では 耐 震 化 を 進 めるよう 国 が 指 導 強 化 する 対 象 として 保 育 については 階 数 が2 階 以 上 で かつ 延 べ 床 面 積 が500 平 方 メートル 以 上 の 建 物 となっ ており 該 当 する8 について 耐 震 診 断 を 行 い 必 要 に 応 じ 耐 震 改 修 を 行 うよう 努 めなければならない 施 設 となっています そのため 平 成 21 年 度 に 喜 平 保 育 津 田 保 育 鈴 木 保 育 の 耐 震 診 断 調 査 を 実 施 し 今 後 大 沼 保 育 を 除 く 全 の 耐 震 診 断 調 査 を 計 画 して います 図 表 11 公 立 保 育 の 舎 の 状 況 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 名 建 築 年 月 築 年 数 延 床 面 積 定 員 大 沼 保 育 平 成 14 年 3 月 8 年 961.6m2 132 人 喜 平 保 育 昭 和 40 年 8 月 44 年 677.4m2 120 人 津 田 保 育 昭 和 43 年 3 月 42 年 680.0m2 120 人 鈴 木 保 育 昭 和 44 年 5 月 40 年 650.0m2 120 人 小 川 保 育 昭 和 45 年 3 月 40 年 692.0m2 120 人 小 川 西 保 育 昭 和 45 年 8 月 40 年 546.1m2 100 人 仲 保 育 昭 和 47 年 3 月 38 年 768.2m2 130 人 花 小 金 井 保 育 昭 和 49 年 5 月 35 年 622.0m2 100 人 上 宿 保 育 昭 和 51 年 3 月 34 年 698.8m2 109 人 上 水 南 保 育 昭 和 53 年 3 月 32 年 642.6m2 106 人 (7) 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 平 成 22 年 3 月 に 策 定 した 後 期 計 画 は 今 後 5 年 間 の 保 育 計 画 を 包 含 して おり 平 成 29 年 度 までの 保 育 サービスの 目 標 事 業 量 を 設 定 しています ) 認 可 保 育 における 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 の 定 員 は1,811 人 です が 平 成 26 年 度 では1,831 人 と 設 定 しています(11 頁 図 表 12) これは 公 立 保 育 の 建 替 えにあわせて 定 員 の 拡 充 を 図 ることを 想 定 し 実 現 可 能 性 を 踏 まえた 数 値 を 設 定 したものです これまで 市 では 既 存 の 保 育 資 源 を 有 効 に 活 用 しながら 待 機 児 童 対 策 を 行 ってきました 今 後 も 認 可 保 育 の 舎 の 建 替 え 時 に 定 員 の 拡 充 を 図 るなどの 方 策 を 行 っていきますが 2 年 続 けて 待 機 児 童 数 が 増 加 したという 現 状 を 踏 まえて 新 たな 対 応 策 の 検 討 も 視 野 に 入 れていくことが 必 要 かと 考 えています - 10 -

図 表 12 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 後 期 計 画 の 保 育 サービス 目 標 事 業 量 平 成 26 年 度 平 日 昼 間 の 保 育 サービス 目 標 事 業 量 ( 単 位 ) 3 歳 未 満 児 3 歳 以 上 児 認 可 保 育 713 ( 人 ) 保 育 5サービス 1,301 ( 人 ) 認 可 保 育 1,118 ( 人 ) 保 育 5サービス 1,228 ( 人 ) 保 育 6サービス 1,683 ( 人 ) 夜 間 帯 の 保 育 サービス( 延 長 夜 間 深 夜 早 朝 帯 ) 延 長 保 育 事 業 夜 間 保 育 事 業 休 日 保 育 事 業 病 児 病 後 児 保 育 事 業 うち 体 調 不 良 型 うち 病 児 対 応 型 病 後 児 対 応 型 一 時 預 かり 事 業 1,080 ( 日 数 か 所 ) 18 ( 日 数 か 所 ) 0 ( 人 か 所 ) 36 ( 人 か 所 ) 1 ( 人 か 所 ) 0 ( 日 数 か 所 ) 1,952 ( 日 数 か 所 ) 2 ( 日 数 か 所 ) 6,100 ( 日 数 か 所 ) 5 ( 日 数 か 所 ) 保 育 5サービスは 認 可 保 育 家 庭 的 保 育 ( 保 育 ママ) 事 業 内 保 育 施 設 認 証 認 定 保 育 施 設 その 他 の 保 育 施 設 の5つの 保 育 サービスの 総 称 保 育 6サービスは 保 育 5サービスに 幼 稚 の 預 かり 保 育 を 加 えたもの また 一 時 預 かりは 現 在 2か 所 の 私 立 保 育 で 実 施 しており 利 用 日 の 前 月 の15 日 に 予 約 を 受 け 付 けていますが 利 用 希 望 者 がたいへん 多 く その 日 のうちに 予 約 でいっぱいになってしまう 状 況 であると 報 告 を 受 けています 子 育 て 中 の 保 護 者 にとって 利 用 しやすい ニーズの 高 い 事 業 であることが うかがえます このことから 事 業 の 拡 充 について 早 急 に 対 応 していくことが 求 められ ています - 11 -

2 公 立 保 育 と 私 立 保 育 の 状 況 (1) 保 育 サービス 市 内 の 認 可 保 育 を 一 覧 にしたものが 図 表 13です 図 表 13 認 可 保 育 一 覧 受 入 年 齢 名 称 ( 満 年 齢 ) 開 所 時 間 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 延 長 保 育 実 施 事 業 時 間 受 入 年 齢 公 立 保 育 私 立 保 育 大 沼 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 喜 平 保 育 1 歳 ~5 歳 津 田 保 育 1 歳 ~5 歳 鈴 木 保 育 1 歳 ~5 歳 小 川 保 育 1 歳 ~5 歳 7:15~18:15 18:15~19:00 1 歳 児 クラスから 緊 急 一 時 保 育 小 川 西 保 育 1 歳 ~5 歳 花 小 金 井 保 育 1 歳 ~5 歳 仲 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 上 宿 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 上 水 南 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 ゆたか 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 7:00~18:00 18:00~19:00 満 1 歳 から 花 小 金 井 愛 育 生 後 57 日 ~5 歳 7:00~18:00 18:00~19:00 1 歳 児 クラスから れんげ 萩 山 保 育 1 歳 ~5 歳 7:00~18:00 18:00~19:00 概 ね 満 1 歳 から らあ れんげ 萩 山 保 育 分 生 後 57 日 ~5 歳 生 後 57 日 から 一 時 預 かり こぶし 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 7:00~18:00 18:00~19:00 満 1 歳 から 一 時 預 かり 小 平 にこにこ 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 7:00~18:00 18:00~19:00 概 ね 満 1 歳 から 小 平 にこにこ 保 育 分 生 後 57 日 ~5 歳 概 ね 満 1 歳 から よつぎ 第 三 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 7:00~18:00 18:00~19:00 生 後 57 日 から よつぎ 第 三 保 育 分 生 後 57 日 ~5 歳 生 後 57 日 から 白 梅 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 7:15~18:15 18:15~19:00 1 歳 児 クラスから ひめゆり 保 育 生 後 57 日 ~5 歳 7:00~18:00 18:00~19:00 生 後 57 日 から 公 立 保 育 の 特 長 としては 地 域 的 に 分 散 している 経 験 を 積 んだ 保 育 士 が 多 くいる 他 の 公 的 機 関 との 連 携 が 比 較 的 容 易 である 多 くの 情 報 が 入 りやすい などがあげられます 一 方 私 立 保 育 は 保 護 者 のニーズに 迅 速 な 対 応 が 可 能 である 地 域 に 根 差 した 特 長 的 な 保 育 の 提 供 が 可 能 である 柔 軟 な 保 育 運 営 が 可 能 であ る などがあげられます 実 際 に 延 長 保 育 0 歳 児 保 育 一 時 預 かりなどは 私 立 保 育 が 先 行 して 実 施 しています また 保 育 時 間 や 受 入 年 齢 などについても 保 護 者 のニーズに 即 した 柔 軟 な 保 育 運 営 が 行 われていることがわかります - 12 -

また 保 育 サービスの 質 については 保 育 サービスを 客 観 的 に 評 価 する ひとつの 指 標 である 福 祉 サービス 第 三 者 評 価 の 結 果 をみると 調 査 内 容 の うち 保 護 者 の 方 々に 対 しアンケートを 実 施 する 利 用 者 調 査 では 私 立 保 育 も 高 い 評 価 を 受 けています( 巻 末 資 料 2) (2) 運 営 経 費 公 立 保 育 の 運 営 経 費 は 人 件 費 施 設 管 理 費 などからなっており 平 成 20 年 度 決 算 では 10 で 約 18 億 9,904 万 円 を 支 出 しています 一 方 市 が 国 の 基 準 等 に 基 づいて 市 内 の 私 立 保 育 に 支 払 った 経 費 の 総 額 は 平 成 20 年 度 決 算 では 8 で 約 12 億 1,020 万 円 でした これを 児 童 一 人 当 たりの 年 齢 別 にしたものが 図 表 14です 0 歳 児 で 比 較 すると 公 立 保 育 では 児 童 一 人 当 たり 月 額 44 万 円 私 立 保 育 は 32 万 4 千 円 となっており 比 較 すると 公 立 保 育 では 私 立 保 育 の 約 1.35 倍 になっています 市 の 負 担 する 運 営 経 費 が 公 立 保 育 の 方 が 高 いのは 人 件 費 が 高 くなっていることが 主 な 要 因 です さらに 図 表 14の 児 童 一 人 当 たりの 年 齢 別 経 費 を 用 いて 仮 に 定 員 を 100 人 と 想 定 した 場 合 の 公 立 保 育 と 私 立 保 育 の 運 営 経 費 を 比 較 し たものが 図 表 15です 市 が 負 担 することとなる 年 間 の 運 営 経 費 で 比 較 すると 1 につき 約 3,300 万 円 の 差 が 出 ることになります 図 表 14 市 が 負 担 する 児 童 一 人 当 たりにかかる 年 齢 別 経 費 単 位 : 円 0 歳 児 1 歳 児 2 歳 児 3 歳 児 4 歳 児 以 上 公 立 保 育 440,000 216,000 172,000 109,000 92,000 私 立 保 育 324,000 172,000 157,000 87,000 79,000 図 表 15 市 が 負 担 する 定 員 100 人 規 模 の 経 費 比 較 単 位 : 人 千 円 定 員 100 人 の 内 訳 0 歳 1 歳 2 歳 3 歳 4 歳 5 歳 9 12 15 18 23 23 公 立 私 立 単 価 440 216 172 109 92 92 経 費 計 3,960 2,592 2,580 1,962 2,116 2,116 単 価 324 172 157 87 79 79 経 費 計 2,916 2,064 2,355 1,566 1,817 1,817 公 立 - 私 立 合 計 月 額 合 計 年 額 12,535 150,420 1,044 528 225 396 299 299 2,791 33,492 定 員 の 内 訳 は 実 在 する 市 内 の 定 員 100 人 規 模 の 私 立 保 育 の 内 訳 を 用 いた 15,326 183,912-13 -

歳 入 については 国 の 三 位 一 体 改 革 により 平 成 16 年 度 から 公 立 保 育 への 運 営 費 補 助 が 一 般 財 源 化 されたことに 伴 い 公 立 保 育 の 保 育 所 運 営 に 係 る 国 及 び 都 からの 負 担 金 がなくなり その 分 は 市 の 一 般 財 源 からの 支 出 となっています また 平 成 20 年 度 の 国 の 第 2 次 補 正 予 算 により 保 育 サービス 等 の 充 実 をはじめとする 子 育 て 支 援 の 強 化 など 安 心 して 子 育 てができる 環 境 を 整 備 することを 目 的 に 国 の 子 育 て 支 援 対 策 臨 時 特 例 交 付 金 を 活 用 し 都 道 府 県 が 安 心 こども 基 金 を 造 成 し 保 育 所 等 緊 急 整 備 事 業 などの 事 業 を 平 成 20 年 度 から 平 成 22 年 度 までに 実 施 することとしましたが 保 育 の 新 設 建 替 えを 行 う 場 合 は 私 立 保 育 のみが 対 象 となり 公 立 保 育 の 新 設 や 建 替 えの 費 用 は 補 助 の 対 象 となりません 社 会 福 祉 法 人 等 による 民 間 の 運 営 主 体 を 活 用 することにより 尐 しでも 早 く 保 育 の 受 け 皿 の 拡 充 を 図 ろうとするものであると 考 えられます 実 際 に 市 内 の 私 立 保 育 においても この 安 心 こども 基 金 を 活 用 して 平 成 22 年 度 中 に 舎 の 建 替 えが 行 われていますが 安 心 こども 基 金 と 東 京 都 の 単 独 補 助 で 設 置 者 の 負 担 をより 軽 減 する 待 機 児 童 区 市 村 支 援 事 業 をあわせると 約 1 億 2,670 万 円 の 補 助 金 が 見 込 まれています( 図 表 16) 図 表 16 私 立 保 育 建 替 え 時 の 負 担 内 訳 単 位 : 千 円 内 工 事 費 用 容 安 心 こども 基 金 補 助 対 象 基 準 額 金 額 備 考 300,000 202,808 負 担 内 訳 都 (1/2) 101,440 市 (1/4) 50,720 設 置 者 (1/8) 25,324 都 (1/8) 25,324 待 機 児 童 区 市 村 支 援 事 業 平 成 22 年 度 予 算 より (3) 今 後 の 保 育 行 政 平 成 21 年 2 月 に 次 世 代 育 成 支 援 のための 新 たな 制 度 体 系 を 設 計 するた め 検 討 を 重 ねていた 厚 生 労 働 省 の 社 会 保 障 審 議 会 特 別 部 会 が 第 1 次 報 告 を 発 表 しました それによると 保 育 需 要 の 飛 躍 的 増 大 ニーズの 深 化 多 様 化 などに 対 応 するため 新 たな 保 育 の 仕 組 みとして 市 村 が 保 育 - 14 -

の 必 要 性 量 優 先 的 利 用 確 保 の 要 否 を 認 定 する 利 用 者 が 保 育 所 と 公 的 保 育 契 約 を 締 結 する などが 提 案 されました また 平 成 22 年 1 月 には 尐 子 化 対 策 基 本 法 の 施 策 大 綱 として 子 ども 子 育 てビジョン が 閣 議 決 定 され 幼 保 一 体 化 を 含 む 次 世 代 育 成 支 援 のた めの 包 括 的 一 元 的 な 制 度 の 構 築 を 施 策 の1つとしています それらをうけ 子 ども 子 育 て 新 システム 検 討 会 議 で 検 討 が 行 われ 6 月 に 子 ども 子 育 て 新 システムの 基 本 制 度 案 要 綱 が 発 表 されました その 中 で 幼 稚 保 育 所 認 定 こども の 垣 根 を 取 り 払 い( 保 育 に 欠 ける 要 件 の 撤 廃 等 ) 新 たな 指 針 に 基 づき 幼 児 教 育 と 保 育 をともに 提 供 す るこども ( 仮 称 )に 一 体 化 する 幼 保 一 体 給 付 ( 仮 称 )の 各 サービス 類 型 ごとに 事 業 者 を 指 定 し 指 定 された 事 業 者 がサービスを 提 供 する 仕 組 みを 導 入 ( 指 定 制 の 導 入 ) などの 施 策 提 案 がなされ 国 は 平 成 23 年 通 常 国 会 に 法 案 を 提 出 し 平 成 25 年 度 の 施 行 を 目 指 すとしています このように 現 在 保 育 制 度 をめぐり 様 々な 抜 本 的 改 革 が 議 論 されて おり こうした 国 の 動 きも 注 視 しながら 今 後 の 市 の 保 育 運 営 について 慎 重 に 検 討 していく 必 要 があります さらに 平 成 21 年 平 成 22 年 と2 年 続 けて 待 機 児 童 数 が 増 加 したこ とは まさに 喫 緊 の 課 題 ととらえています 市 では 待 機 児 童 対 策 として 認 可 保 育 の 分 の 開 設 幼 稚 による アットホーム 事 業 認 定 保 育 室 から 認 証 保 育 所 への 移 行 認 定 家 庭 福 祉 員 の 増 員 認 定 こども の 開 設 私 立 保 育 の 建 替 えによる 定 員 の 増 定 員 の 弾 力 化 など 私 立 保 育 幼 稚 のご 理 解 もいただきながら ありとあ らゆる 対 応 に 努 めてきました こうした 取 り 組 みは 一 定 の 成 果 を 上 げ 平 成 20 年 までは 待 機 児 童 が 減 尐 していましたが 今 回 のような 状 況 につい て さらなる 対 応 が 求 められる 状 況 になってきました そのため 民 間 事 業 者 から 認 可 保 育 新 設 等 の 提 案 があった 場 合 には 施 設 の 場 所 規 模 提 供 可 能 なサービス 事 業 者 の 実 績 等 を 精 査 した 上 で 当 面 の 間 は その 提 案 について 検 討 の 対 象 としていくことも 必 要 と 考 えて います - 15 -

3 公 立 保 育 の 運 営 に 関 する 今 後 の 方 針 近 年 尐 子 高 齢 化 や 核 家 族 化 近 隣 関 係 の 希 薄 化 経 済 環 境 の 悪 化 など 子 どもや 家 庭 を 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 化 しています この 変 化 に 対 応 して 保 育 行 政 に 求 められる 役 割 は 待 機 児 童 の 解 消 多 様 な 保 育 ニーズへの 対 応 地 域 の 子 育 て 支 援 など ますます 大 きくなっています このような 課 題 に 応 え 保 育 サービスの 効 率 性 の 向 上 と 質 の 充 実 を 図 る 観 点 から 公 立 保 育 の 運 営 のあり 方 について 検 討 を 行 ってきました 今 後 公 立 保 育 の 運 営 に 関 して これまでの 取 り 組 みを 踏 まえつつ 次 の2つの 視 点 で 進 めていきます 公 立 保 育 の 役 割 の 充 実 公 立 保 育 の 特 長 を 活 かしながら 地 域 の 子 育 て 支 援 認 可 外 保 育 施 設 への 支 援 などを 充 実 させていきます 公 立 保 育 の 運 営 方 法 の 見 直 し 待 機 児 解 消 多 様 な 保 育 サービスの 提 供 など 保 育 サー ビスの 一 層 の 充 実 を 図 るため 公 立 保 育 を 一 部 民 営 化 し ます (1) 公 立 保 育 の 役 割 の 充 実 保 育 行 政 の 課 題 を 解 決 していくために 公 立 保 育 と 私 立 保 育 がお 互 いの 特 長 を 活 かしながら 公 立 保 育 として 何 ができるかを 見 極 め その 役 割 を 充 実 させていくことが 必 要 です 1 地 域 の 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 本 来 の 目 的 は 保 育 に 通 う 児 童 の 育 成 であることはいうまで もありませんが 保 育 所 保 育 指 針 においても 保 育 の 保 育 に 支 障 がない 限 りにおいて 地 域 の 保 護 者 等 に 対 する 子 育 て 支 援 を 積 極 的 に 行 うよう 努 めることが 明 記 されています 8 頁 の 図 表 9の 子 ども 家 庭 支 援 センターの 相 談 件 数 の 推 移 からもわか るように 子 育 てに 関 する 悩 みを 抱 える 家 庭 が 増 えていることから 市 の 関 連 部 署 をはじめ 児 童 相 談 所 保 健 所 など 公 的 機 関 との 連 携 が 取 りや すい 公 立 保 育 の 役 割 はますます 重 要 になっています - 16 -

そのため 現 在 行 っている 子 育 て 支 援 事 業 をさらに 拡 充 し 地 域 の 子 育 て 中 の 保 護 者 を 対 象 とした 相 談 や 助 言 を 行 ったり 保 護 者 同 士 の 交 流 の 場 を 設 けたりするなど 保 護 者 や 児 童 と 積 極 的 に 関 わりを 持 っていく 機 会 を 設 けていきます また 子 育 て 支 援 に 関 する 情 報 提 供 を 積 極 的 に 行 うなど 地 域 の 子 育 て 支 援 の 拠 点 としての 役 割 を 担 っていきます 2 認 可 外 保 育 施 設 への 支 援 体 制 の 整 備 市 では 認 証 保 育 所 や 認 定 家 庭 福 祉 員 などの 認 可 外 保 育 施 設 に 対 し 保 健 師 による 巡 回 保 健 指 導 の 実 施 や 保 育 士 研 修 への 参 加 の 呼 びかけなど 施 設 の 適 正 な 運 営 に 資 するための 支 援 も 行 っています 家 庭 的 環 境 の 中 で 保 育 を 行 う 認 定 家 庭 福 祉 員 は 多 摩 地 区 では 最 も 多 い21 人 が 活 動 をしていますが 今 後 も 機 会 をとらえて その 数 を 増 や していきたいと 考 えています この 制 度 は 認 定 家 庭 福 祉 員 が 中 心 となって 保 育 を 行 っていることか ら 保 育 者 である 本 人 が 病 気 や 休 暇 の 取 得 時 には 保 育 が 行 えなくなる ことがあります また 質 の 高 い 安 定 した 保 育 を 提 供 していくための 研 修 に 参 加 することもあります そのような 場 合 に その 期 間 公 立 保 育 において 保 育 を 行 うなど 認 定 家 庭 福 祉 員 の 運 営 を 安 定 的 に 行 っていけるよう 積 極 的 なサポート を 行 っていきます 3 障 がい 児 発 達 が 気 になる 児 童 の 保 育 の 充 実 保 育 に 入 した 児 童 に 障 がいなどがある 場 合 保 育 では 介 助 員 を 配 置 するなど 状 況 に 応 じた 保 育 環 境 を 整 備 することにより 児 童 の 健 全 な 育 成 と 保 護 者 の 支 援 を 行 ってきました 最 近 は 肢 体 不 自 由 児 など 重 度 の 障 がい 児 の 入 希 望 も 増 えているこ とから 一 定 の 配 慮 が 必 要 な 児 童 を 受 け 入 れるために 障 がいに 応 じた 施 設 改 修 や 適 切 な 人 員 配 置 を 行 うなど 可 能 な 限 り 保 育 環 境 を 整 備 して いくとともに 障 害 者 福 祉 センターなどの 関 係 機 関 との 連 携 を 図 りなが ら 対 応 を 行 っています 4 多 様 な 保 育 サービスの 提 供 保 育 需 要 の 多 様 化 子 育 て 環 境 の 変 化 などに 伴 い 利 用 の 要 件 を 問 わ ない 一 時 預 かりのニーズが 高 くなっています 現 在 は 2つの 私 立 保 育 で 実 施 していますが 公 立 保 育 も 含 め 一 時 預 かりの 受 け 皿 の 拡 充 - 17 -

を 図 っていく 必 要 があります そのため 必 要 な 施 設 整 備 を 行 ったうえ で 事 業 の 拡 充 に 向 けて 積 極 的 な 取 り 組 みを 行 っていきます また 保 護 者 のニーズに 的 確 に 対 応 するため 延 長 保 育 の 時 間 の 見 直 しや 休 日 保 育 についても 検 討 していきます (2) 公 立 保 育 の 運 営 方 法 の 見 直 し 多 様 化 する 保 育 ニーズに 対 応 していくためには 公 立 保 育 の 役 割 の 充 実 を 図 っていくことだけでは 十 分 とは 言 えません 保 育 サービスを 質 と 量 ともに 兼 ね 備 え 充 実 したものにしていくこと また それを 効 果 的 効 率 的 に 行 っていくためには 柔 軟 な 事 業 展 開 が 可 能 となる 民 間 事 業 者 の 力 を 活 用 していくことが 必 要 であると 考 えています 市 が 公 的 サービスとしての 保 育 を 提 供 していく 責 任 を 果 たしていくこ とは 言 うまでもありませんが 公 立 保 育 と 私 立 保 育 が それぞれの 特 長 を 活 かした 役 割 分 担 を 行 うとともに 市 と 運 営 事 業 者 が 適 切 かつ 良 好 な 連 携 協 力 を 強 めながら 保 育 サービス 全 体 の 充 実 を 図 っていくことが 大 切 であると 考 えています そこで 公 立 保 育 の 一 部 について その 運 営 を 民 間 事 業 者 に 移 管 し 民 営 化 することによって 保 護 者 のニーズを 捉 えた 多 様 な 保 育 サービスの 実 施 を 目 指 していきます 1 民 営 化 の 目 的 保 育 サービスの 一 層 の 充 実 を 図 るために より 柔 軟 で 効 率 的 な 保 育 運 営 を 行 っていく 必 要 があります そのためには 保 育 の 運 営 を 市 から 民 間 事 業 者 に 移 管 し 民 間 のノ ウハウを 活 用 し 多 様 な 保 育 サービスに 柔 軟 に 対 応 していきます また 舎 の 建 替 えとあわせて 定 員 の 拡 充 を 図 りながら 待 機 児 童 の 解 消 の 一 助 とします さらに 民 営 化 する 公 立 保 育 の 保 育 人 材 を 配 置 し 直 すことで 通 常 の 保 育 運 営 にとどまらず 保 育 を 利 用 していないお 子 さんや 保 護 者 への 支 援 も 視 野 に 入 れ 子 育 て 支 援 を 積 極 的 に 実 施 していきます 2 民 営 化 のメリット デメリット 民 営 化 のメリットとしては 民 間 のノウハウを 活 用 し 多 様 な 保 育 サ ービスなどに 柔 軟 に 対 応 することが 可 能 となります また 民 営 化 する 公 立 保 育 の 職 員 を 他 の 保 育 へ 再 配 置 すること により 地 域 の 子 育 て 支 援 多 様 な 保 育 サービスの 提 供 認 可 外 保 育 施 - 18 -

設 への 支 援 等 公 立 保 育 の 役 割 の 充 実 を 図 ることができます さらに 民 間 による 舎 整 備 が 対 象 となっている 国 や 都 の 補 助 金 を 有 効 活 用 することができます 民 営 化 のデメリットとしては 職 員 がすべて 入 れ 替 わることによる 子 どもへの 影 響 が 考 えられます 十 分 な 引 き 継 ぎ 合 同 保 育 等 により 円 滑 な 移 行 準 備 を 行 うとともに 移 行 後 も 保 護 者 市 事 業 者 で 話 しあいを 持 って 子 どもの 状 況 を 注 意 深 く 見 守 っていく 必 要 があります 3 民 営 化 の 形 態 民 営 化 の 形 態 には 市 が 設 置 主 体 となって 運 営 を 委 託 する 公 設 民 営 方 式 と 民 間 が 設 置 主 体 となり 運 営 も 行 う 民 設 民 営 方 式 があります( 図 表 17) 民 営 化 にあたっては 舎 の 建 替 えを 前 提 としますが 建 替 えに 要 す る 経 費 について 国 や 都 の 補 助 金 が 見 込 めること 運 営 費 について 国 や 都 の 負 担 金 が 見 込 めること 民 間 事 業 者 の 創 意 工 夫 が 反 映 された 舎 建 設 が 行 えることなどから 民 設 民 営 を 基 本 とします 図 表 17 認 可 保 育 の 運 営 方 法 ( 平 成 22 年 8 月 現 在 ) 公 設 公 営 公 設 民 営 運 営 委 託 指 定 管 理 者 民 設 民 営 設 置 主 体 市 市 市 事 業 者 運 営 主 体 市 事 業 者 事 業 者 事 業 者 有 有 事 業 者 変 更 の 有 無 無 契 約 更 新 時 に 変 更 する 場 合 有 り 指 定 期 間 満 了 時 に 事 業 者 公 募 に より 変 更 する 場 合 有 り 無 運 営 委 託 管 理 運 営 業 務 の 範 囲 管 理 運 営 増 改 築 や 修 繕 を 要 する 経 費 は 市 が 管 理 運 営 負 担 運 営 費 に 係 る 国 都 負 担 金 の 有 無 無 無 無 有 施 設 建 替 えに 伴 う 国 都 補 助 金 の 有 無 無 無 無 有 - 19 -

4 事 業 主 体 保 育 サービスの 実 績 や 保 育 運 営 に 求 められる 公 益 性 公 平 性 などを 考 慮 し 原 則 として 社 会 福 祉 法 人 であって 保 育 運 営 に 良 好 な 実 績 が ある 事 業 者 とします また 決 定 に 際 しては 選 定 委 員 会 を 設 けるなど 第 三 者 による 公 正 な 方 法 により 選 定 します 5 円 滑 な 移 行 公 立 保 育 の 民 営 化 にあたっては 保 護 者 や 児 童 の 不 安 が 生 じないよう にすること また 保 育 士 等 が 替 わることによる 児 童 への 影 響 を 最 小 限 に とどめることが 重 要 であると 考 えています そのため 移 管 先 の 運 営 事 業 者 と 当 該 保 育 の 運 営 全 般 に 関 して 十 分 な 引 き 継 ぎを 行 うとともに 一 定 期 間 公 立 保 育 の 保 育 士 と 事 業 者 の 保 育 士 が 合 同 で 保 育 を 行 うなど 移 行 のための 準 備 期 間 を 十 分 に 確 保 しながら 進 めていきます 6 ガイドライン( 仮 称 )の 作 成 民 営 化 を 行 っていく 場 合 の 基 本 的 な 内 容 を 定 めたものとして ガイドラ イン( 仮 称 )を 作 成 します 保 育 内 容 に 関 すること 事 業 者 の 選 定 に 関 す ること 引 き 継 ぎに 関 することなど 民 営 化 にあたって 留 意 することを 具 体 的 に 記 載 します このガイドライン( 仮 称 )を 基 本 として 民 営 化 を 行 う 保 育 において は 保 護 者 への 説 明 意 見 や 要 望 などをうかがいながら 進 めていきます 7 移 行 する 保 育 の 決 定 民 営 化 する 保 育 については 保 育 サービスの 充 実 が 十 分 に 図 られる よう 待 機 児 童 の 状 況 や 保 育 ニーズの 地 域 的 なバランス 新 しい 舎 を 建 設 する 用 地 の 確 保 などの 要 素 を 総 合 的 に 検 討 しながら 決 定 していきま す 8 民 営 化 のスケジュール 公 立 保 育 の 民 営 化 を 行 う 際 に 想 定 されるスケジュール 例 は 21 頁 の 図 表 18のとおりです 民 営 化 にあたっては 新 しい 保 育 の 開 設 時 に すべての 児 が 安 心 して 移 っていただけるよう 保 護 者 の 皆 さんへ 十 分 な 説 明 を 行 うとともに 既 存 と 新 との 引 き 継 ぎや 合 同 保 育 を 実 施 します また 移 行 後 も 公 立 保 育 の 保 育 士 を 新 に 派 遣 するなど 児 が 新 しい 環 境 になじめるよう 配 慮 を 行 っていきます - 20 -

なお 民 営 化 の 決 定 前 からの 在 児 で 新 への 転 を 希 望 しない 場 合 は 既 存 に 残 ることができるよう 必 要 な 期 間 既 存 を 存 続 します 個 別 の 保 育 における 具 体 的 なスケジュールや 移 行 方 法 等 は 今 後 検 討 していくことになります 保 護 者 などの 不 安 を 尐 しでも 解 消 していくため 進 捗 状 況 に 応 じて 丁 寧 な 説 明 を 行 いながら 進 めていきます 図 表 18 民 営 化 のスケジュール 例 民 営 化 する 公 立 保 育 新 設 する 民 設 民 営 保 育 1 年 目 2 年 目 3 年 目 民 営 化 決 定 保 護 者 等 への 説 明 会 の 実 施 既 存 と 新 事 業 者 による 引 継 ぎ 保 護 者 事 業 者 市 による 懇 談 会 の 実 施 既 存 と 新 事 業 者 による 引 継 ぎ 保 護 者 事 業 者 市 による 懇 談 会 の 実 施 合 同 保 育 の 実 施 新 への 優 先 的 な 転 手 続 き 事 業 者 の 決 定 既 存 と 新 事 業 者 による 引 継 ぎ 保 護 者 事 業 者 市 による 懇 談 会 の 実 施 新 の 建 設 既 存 と 新 事 業 者 による 引 継 ぎ 保 護 者 事 業 者 市 による 懇 談 会 の 実 施 既 存 からの 優 先 的 な 転 受 け 入 れ 準 備 4 年 目 ( 存 続 ) 5 年 目 ( 存 続 ) 新 開 設 保 護 者 事 業 者 市 による 懇 談 会 の 実 施 保 護 者 事 業 者 市 による 懇 談 会 の 実 施 0 歳 児 保 育 を 実 施 していない を 想 定 - 21 -

巻 末 資 料 1 市 内 保 育 関 係 施 設 一 覧 (1) 認 可 保 育 公 立 保 育 私 立 保 育 名 称 所 在 地 定 員 ( 人 ) 大 沼 保 育 大 沼 2-399 132 喜 平 保 育 喜 平 3-2-36 120 津 田 保 育 津 田 3-31-7 120 鈴 木 保 育 鈴 木 2-219 120 小 川 保 育 小 川 1-983 120 小 川 西 保 育 小 川 西 5-13-22 100 花 小 金 井 保 育 花 小 金 井 5-41-3 100 仲 保 育 仲 7 130 上 宿 保 育 小 川 1-308 109 上 水 南 保 育 上 水 南 3-8-2 106 ゆたか 保 育 学 東 575 100 花 小 金 井 愛 育 花 小 金 井 1-26-10 100 れんげ 萩 山 保 育 小 川 東 4-3-18 138 れんげ 萩 山 保 育 分 小 川 東 4-3-1 32 こぶし 保 育 鈴 木 1-148 100 小 平 にこにこ 保 育 小 川 東 1-38-18 100 小 平 にこにこ 保 育 分 小 川 東 1-30-9 20 よつぎ 第 三 保 育 津 田 3-25-10 45 よつぎ 第 三 保 育 分 学 西 2-23-4 15 白 梅 保 育 花 小 金 井 南 2-12-5 30 ひめゆり 保 育 天 神 2-337-7 40 (2) 認 証 保 育 所 名 称 所 在 地 定 員 ( 人 ) たかの 台 保 育 所 たかの 台 36-9 23 新 小 平 さくら 保 育 小 川 2-1991-7 19 マリア ローザ 小 川 西 3-8-15 30 むさし 保 育 小 川 東 4-1-1 75 タンポポ 保 育 学 東 1-2-20 21 どんぐり 保 育 学 東 1-13-7 19 エンゼル 保 育 小 平 駅 前 仲 193-24 19 いやなが 保 育 仲 563 16 小 平 駅 前 保 育 美 1-15-10 29 ドリームキッズ 花 小 金 井 保 育 花 小 金 井 南 1-18-37 30 ミッキーハウスほいく 花 小 金 井 1-13-1 30-22 -

(3) 認 定 家 庭 福 祉 員 氏 名 所 在 地 定 員 ( 人 ) 小 林 祥 子 中 島 16-17 5 田 島 よしゑ 上 水 新 1-18-1 5 田 口 美 津 子 小 川 1-102-1 5 武 田 好 子 小 川 1-314-12 5 林 晶 子 小 川 1-373 5 大 場 奈 々 子 小 川 1-801-53 5 山 田 敏 子 小 川 2-1228-17 5 椙 本 富 美 子 栄 2-31-24 5 吉 浪 了 子 小 川 西 1-19-14 5 吉 崎 美 穂 子 小 川 西 4-17-11 3 岩 瀬 美 紀 子 小 川 東 2603-38 3 斎 藤 利 香 子 上 水 本 1-10-19 3 木 村 幸 子 上 水 本 1-30-2-105 3 山 本 洋 子 学 東 1-3-17-101 5 嘉 数 正 子 回 田 238-13 5 大 澤 由 美 子 御 幸 118-8 5 土 屋 加 代 子 鈴 木 2-870-25 5 高 田 百 代 天 神 1-52-8 5 中 村 花 子 大 沼 1-417-25 5 小 畑 れい 子 花 小 金 井 1-6-32-6 3 井 口 周 子 花 小 金 井 3-7-2 5 (4) 認 定 こども 名 称 所 在 地 定 員 ( 人 ) ひめゆりこども 190 小 平 姫 百 合 幼 稚 上 水 新 1-5-15 長 時 間 利 用 28 まるやまこども 450 丸 山 幼 稚 小 川 東 1-29-21 長 時 間 利 用 70 まるやま 保 育 小 川 東 1-32-13 30 小 平 花 小 金 井 こども 430 小 平 花 小 金 井 幼 稚 花 小 金 井 2-9-11 さくらんぼ 保 育 10 長 時 間 利 用 80-23 -

(5) 幼 稚 アットホーム 事 業 名 称 所 在 地 白 梅 幼 稚 小 川 1-830 たかのだい 幼 稚 上 水 本 1-21-3 洗 心 幼 稚 学 西 2-21-9 なおび 幼 稚 上 水 本 4-21-1 小 平 なみき 幼 稚 仲 306-3 小 平 みどり 幼 稚 鈴 木 1-341 弥 生 台 幼 稚 花 小 金 井 4-9-20 (6) 預 かり 保 育 事 業 名 称 所 在 地 小 平 神 明 幼 稚 小 川 1-2572 小 平 学 幼 稚 学 東 1-2-41 小 平 あおば 幼 稚 上 水 南 2-8-15 小 平 若 竹 幼 稚 回 田 122-3 りんどう 幼 稚 花 小 金 井 1-26-34 預 かり 事 業 は 幼 稚 独 自 の 方 法 で 幼 稚 活 動 終 了 後 在 児 の 希 望 者 を 特 定 の 時 間 まで 預 かる 制 度 - 24 -

2 市 内 公 立 保 育 私 立 保 育 の 第 三 者 評 価 サービス 利 用 者 アンケート 結 果 設 問 A B 公 立 私 立 C D E F G H I J K L M N 年 度 19 19 20 20 21 21 20 21 21 21 21 21 21 21 利 用 者 総 数 120 102 120 120 110 85 90 95 91 150 95 67 29 42 有 効 回 答 者 数 80 67 78 77 69 45 73 45 75 106 71 49 28 32 回 収 率 67% 66% 65% 64% 63% 53% 81% 47% 82% 71% 75% 73% 97% 76% 提 供 される 食 事 は 子 どもの 状 況 に 配 慮 されてい るか 保 育 所 の 生 活 で 身 近 な 自 然 や 社 会 と 十 分 関 わっ ているか 保 育 時 間 の 変 更 は 保 護 者 の 状 況 に 柔 軟 に 対 応 されているか 子 どもの 体 調 変 化 への 対 応 ( 処 置 連 絡 )は 十 分 か 安 全 対 策 が 十 分 取 られていると 思 うか 行 事 日 程 の 設 定 は 保 護 者 の 状 況 に 対 する 配 慮 は 十 分 か 子 どもの 保 育 に ついて 家 庭 と 保 育 所 に 信 頼 関 係 があるか 保 護 者 の 考 えを 聞 く 姿 勢 がある か 81% 83% 84% 87% 84% 88% 93% 86% 93% 92% 88% 91% 100% 100% 80% 85% 80% 80% 86% 91% 95% 95% 94% 88% 77% 85% 35% 100% 53% 80% 60% 62% 60% 55% 80% 84% 89% 84% 80% 79% 60% 81% 76% 73% 74% 68% 81% 75% 84% 84% 86% 96% 81% 89% 82% 96% 36% 40% 42% 35% 39% 48% 68% 77% 82% 81% 80% 67% 92% 93% 52% 50% 50% 37% 65% 55% 73% 66% 81% 63% 77% 81% 42% 84% 72% 82% 73% 71% 82% 71% 87% 82% 86% 85% 76% 79% 100% 93% 76% 76% 57% 67% 79% 82% 89% 93% 82% 85% 78% 77% 92% 93% - 25 -

サービス 提 供 に あたって 利 用 者 のプライバシ ーは 守 られてい るか 一 人 ひとりの 子 どもは 大 切 にさ れていると 思 う か 72% 76% 75% 70% 76% 88% 80% 88% 86% 83% 85% 83% 71% 93% 86% 88% 78% 77% 82% 95% 94% 95% 90% 91% 92% 85% 100% 96% 職 員 の 対 応 は 丁 寧 か 80% 79% 73% 70% 81% 88% 87% 88% 94% 89% 88% 85% 100% 100% 要 望 や 不 満 を 事 業 所 に 言 いやす いか 利 用 者 の 要 望 や 不 満 はきちんと 対 応 されている か 第 三 者 委 員 など 外 部 の 苦 情 窓 口 にも 相 談 できる ことを 知 ってい るか 過 去 1 年 以 内 に 利 用 を 開 始 し 利 用 前 の 説 明 を 受 けた 方 に サービス 内 容 や 利 用 方 法 の 説 明 は 分 かりや すかったか 42% 58% 37% 35% 47% 53% 57% 60% 60% 61% 54% 59% 60% 65% 35% 52% 32% 32% 62% 60% 61% 66% 69% 66% 66% 65% 75% 81% 21% 14% 29% 25% 37% 33% 79% 51% 76% 49% 66% 63% 71% 100% 54% 87% 66% 65% 83% 80% 84% 94% 91% 85% 92% 65% 86% 81% とうきょう 福 祉 ナビゲーションホームページの 評 価 結 果 ダイジェストより 抜 粋 設 問 に 対 する%は 設 問 に 対 して はい と 回 答 した 方 の 割 合 を 示 したもの - 26 -