第 2 学 年 英 語 科 学 習 指 導 案 1 単 元 名 Lesson 職 業 体 験 Career Experience 学 習 指 導 要 領 との 関 連 2 内 容 (1) 言 語 活 動 ア 聞 くことの(イ) 自 然 な 口 調 で 話 されたり 読 まれたりする 英 語 を 聞 いて 情 報 を 正 確 に 聞 き 取 ること 及 びエ 書 くこと(イ) 語 と 語 のつながりなど に 注 意 して 正 しく 文 を 書 くこと の 指 導 事 項 に 関 わる 授 業 内 容 であ 聞 くことの(イ)に 関 して 普 段 の 授 業 からチャンツや 英 語 の 歌 生 徒 同 士 の 対 話 活 動 で 話 される 英 語 について 生 徒 が 自 然 な 口 調 で 話 すように 努 めることで 自 然 な 口 調 の 英 語 を 耳 にすることに 慣 れ 親 しみ 聞 く 力 の 向 上 につながると 考 え 書 くことの(イ)に 関 して 語 彙 や 基 本 文 は 自 己 表 現 を 支 える 土 台 になるものであり 基 礎 基 本 の 定 着 のための 練 習 は 欠 かせない その 練 習 を 単 なるドリル 練 習 で 終 わらせないために 言 語 の 使 用 場 面 やその 働 きを 踏 まえた 言 語 活 動 を 工 夫 していく 必 要 があ 道 徳 教 育 との 関 連 2-(1)いらっしゃいませ こんにちは 礼 儀 2 単 元 について (1) 内 容 面 から ロボット 制 作 会 社 へ 職 業 体 験 に 行 った 登 場 人 物 が ロボット 工 学 と 職 業 に 対 する 意 識 を 深 めていく 内 容 であ 実 際 本 校 の 生 徒 たちも11 月 の 職 業 体 験 学 習 に 向 けて 将 来 の 夢 を 考 えたり 職 業 観 を 身 につける 学 習 を 進 めているところであ 同 年 代 の 職 業 に 対 する 思 いや 将 来 の 夢 についての 考 え 方 を 知 り 様 々な 角 度 から 将 来 のことを 考 える 良 い 機 会 としたい (2) 言 語 材 料 の 観 点 から 本 単 元 では to 不 定 詞 の 基 本 的 な 用 法 を 取 り 上 げto 不 定 詞 を 含 む 文 は 動 詞 が2つ 出 て くるため やや 複 雑 であるとも 言 えるが その 分 豊 かな 内 容 が 表 現 できるようになるだろう 一 つの 例 として 小 学 校 でも 将 来 の 夢 を 語 るという 活 動 が 行 われる 場 合 があるが ほとんど I want to be ~.という 表 現 のみで 終 わっていそこで 職 業 体 験 学 習 を 通 して 身 につけた 職 業 観 を 自 分 たちの 将 来 の 夢 などと 関 連 させながら 段 階 的 に 自 分 の 考 えを 述 べることがで きるような 表 現 力 を 育 てていきたいと 考 えてい (3) 言 語 活 動 の 観 点 から 本 校 の 研 究 主 題 である 自 らの 生 き 方 を 考 え 学 びあう 生 徒 を 育 成 する 手 立 てとして 学 習 形 態 の 工 夫 と 自 己 表 現 活 動 の 内 容 の 充 実 に 努 めてい 他 者 の 発 表 の 良 いところや 自 分 の 課 題 を 知 るなど 互 いに 学 びあえる 場 面 こそが 言 語 活 動 をより 充 実 させるものと 実 感 し てい 課 題 解 決 を 伴 う 活 動 に 消 極 的 な 生 徒 に 対 してはペアの 相 手 を 配 慮 し 安 心 して 取 り 組 めるように 固 定 した 組 み 合 わせで 活 動 を 行 う また 繰 り 返 しを 伴 う 活 動 においては 機 械 的 にペアを 替 えていくことで 単 調 な 活 動 に 新 鮮 さを 与 え 学 習 意 欲 の 維 持 向 上 に 努 めてい また 自 己 表 現 活 動 においては 英 語 科 の 研 究 主 題 にもある コミュニケーション 能 力 の 育 成 を 踏 まえ 言 語 の 使 用 場 面 が 自 然 なものとなるよう 設 定 す 生 徒 に 自 分 たちの 生 活 の 中 に も 同 じような 言 語 の 使 用 場 面 があることに 気 づかせることが 大 切 であ 英 語 を 生 きた 言 葉 としてとらえられるようになれば 自 己 表 現 活 動 が 生 徒 にとってより 身 近 なものとして 感 じ られるだろう また 新 出 表 現 だけでなく 既 習 表 現 も 含 めた 使 用 場 面 の 設 定 は 表 現 力 を 高 め 自 分 の 考 えや 気 持 ちをより 正 しく 相 手 に 伝 える 力 となるだろう
3 教 科 の 研 究 主 題 と 授 業 との 関 連 (1) 英 語 科 の 研 究 主 題 コミュニケーション 能 力 を 育 てる 指 導 はどうあるべきか ~ 基 礎 基 本 の 定 着 をふまえて~ (2) 授 業 との 関 連 実 際 に 英 語 を 使 い コミュニケーションを 行 う 本 当 の 能 力 を 育 成 するためには 語 彙 連 語 慣 用 表 現 文 法 などの 基 礎 的 基 本 的 な 言 語 材 料 の 習 得 と 活 用 を 図 っていく 過 程 を 重 視 して いくことが 求 められそこで 次 のような 点 を 工 夫 し 言 語 活 動 の 充 実 を 図 ってい ペアやグループなど 学 習 形 態 を 工 夫 しながら 学 ばせたい 事 柄 を 自 然 に 繰 り 返 させる ことで 基 礎 基 本 の 定 着 を 意 識 した 指 導 を 行 う 相 手 を 意 識 した 活 動 を 通 して 言 葉 以 外 の 表 現 力 (ジェスチャーやアイコンタクト 表 情 な ど)を 高 めていけるよう 声 かけをしていく 音 読 活 動 においては 言 葉 以 外 の 表 現 力 を 加 え ることで 英 語 らしい 表 現 力 の 特 徴 をとらえさせたい ALT との 導 入 場 面 や 会 話 表 現 チャンツなどを 通 して 自 然 な 言 語 の 使 用 場 面 を 学 び 自 己 表 現 につながる 一 助 とす 生 徒 にとって 身 近 な 話 題 や 生 活 面 において 英 語 使 用 場 面 を 意 識 的 に 設 定 す 日 常 生 活 に 見 られる 会 話 場 面 を 設 定 したり 日 記 などのまとまった 文 を ALT に 伝 える 機 会 を 与 え 既 習 表 現 を 生 かしながら 自 己 表 現 活 動 を 充 実 させたい 4 生 徒 の 実 態 全 体 的 には 素 直 な 生 徒 が 多 い 学 級 会 などでは 活 発 に 意 見 を 言 える 生 徒 は 複 数 いるが 教 科 の 授 業 となると 消 極 的 になる 雰 囲 気 があ 学 習 に 対 する 姿 勢 や 基 礎 的 な 力 が 不 足 している 生 徒 も 多 く 授 業 中 学 校 配 置 の 介 助 員 であるスクールサポーターがしばしば 支 援 に 来 てい 生 徒 同 士 の 学 び あいを 意 識 させ 英 語 学 習 に 積 極 的 で 活 動 場 面 においてリーダーシップをとれる 生 徒 たちを 中 心 に 関 わり 合 いを 通 して 互 いに 高 めあう 交 流 を 多 く 取 り 入 れていきたいと 考 えてい 事 前 に 以 下 のテストを 実 施 すテストを 受 けた32 名 のうち 正 解 した 人 数 は 以 下 の 通 りであ 問 い 日 本 語 に 合 う 英 語 になるように( ) 内 の 語 句 を 並 べかえて 書 きなさい ➀ ( day / wonderful / a ) すばらしい 一 日 a wonderful day 正 解 29 名 ➁ ( the world / many / around / people ) 世 界 中 の 人 々 many people around the world 正 解 2 名 ➂ ( of / visit / your / the purpose ) あなたの 訪 問 の 目 的 the purpose of your visit 正 解 1 名 本 時 の 目 標 にある to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 学 習 するにあたって 既 習 の 単 純 な 後 置 修 飾 1 や2についてはおおむね 理 解 していると 考 えてよいと 思 う しかし 3などの of を 用 いた 後 置 修 飾 についてはその 意 味 と 語 順 を 復 習 しておく 必 要 性 を 感 じた 内 容 が 分 かりやすい1 年 の 時 に 使 用 していた 教 科 書 などを 活 用 し 復 習 として 音 読 活 動 を 継 続 したいと 考 えてい 単 元 の 目 標 (1) to 不 定 詞 などを 用 いた 活 動 に 積 極 的 に 参 加 しようとす (2) to 不 定 詞 を 用 いて 適 切 に 表 現 することができ (3) to 不 定 詞 の 3 用 法 ( 名 詞 副 詞 形 容 詞 的 用 法 )について 理 解 でき
6 単 元 の 観 点 別 評 価 規 準 評 価 規 準 コミュニケーション への 関 心 意 欲 態 度 to 不 定 詞 が 使 われて いる 文 を 用 いて 積 極 的 に 活 動 や 課 題 に 取 り 組 もうとす 表 現 の 能 力 理 解 の 能 力 言 語 や 文 化 についての 知 識 理 解 to 不 定 詞 の 3 用 法 の 文 構 造 を 理 解 すること ができ 英 語 の 手 紙 文 の 書 き 方 について 理 解 するこ とができ to 不 定 詞 を 用 いて 適 切 に 表 現 することができ to 不 定 詞 が 使 われて いる 文 を 理 解 すること ができ 本 文 の 内 容 を 聞 いた り 読 んだりすること により 職 業 体 験 の 概 要 を 理 解 することがで き 7 単 元 の 指 導 計 画 と 評 価 計 画 (7 時 間 ) 時 間 学 習 内 容 と 活 動 評 価 規 準 観 点 評 価 方 法 ( ) 1 単 元 の 導 入 職 業 に 関 する 話 を 聞 く Lesson A の 目 標 文 の 導 入 と 練 習 to 不 定 詞 の 名 詞 的 用 法 教 師 の 話 に 耳 を 傾 けようとす 関 心 意 欲 態 度 ( 観 察 ) to 不 定 詞 の 名 詞 的 用 法 を 用 いて 表 現 する ことができ to 不 定 詞 の 名 詞 的 用 法 における 意 味 と 使 い 方 を 理 解 してい 言 語 知 識 (ノート 文 法 ワーク) 1 Lesson A の 内 容 理 解 本 文 の 内 容 を 読 み 取 ることができ 理 解 (T-F Q&A) 1 Lesson B の 目 標 文 の 導 入 と 練 習 to 不 定 詞 の 副 詞 的 用 法 to 不 定 詞 の 副 詞 的 用 法 を 用 いて 表 現 する ことができ to 不 定 詞 の 副 詞 的 用 法 における 意 味 と 使 い 方 を 理 解 してい 言 語 知 識 (ノート 文 法 ワーク) 1 Lesson B の 内 容 理 解 本 文 の 内 容 を 読 み 取 ることができ 理 解 (T-F Q&A) 1 * Lesson C の 目 標 文 の 導 入 と 練 習 to 不 定 詞 の 副 詞 的 用 法 to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 用 いて 表 現 す ることができ to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 における 意 味 と 使 い 方 を 理 解 してい 言 語 知 識 (ノート 文 法 ワーク) 1 Lesson C の 内 容 理 解 本 文 の 内 容 を 読 み 取 ることができ 理 解 (T-F Q&A) 1 単 元 のまとめ to 不 定 詞 の 3 用 法 の 復 習 8 本 時 の 指 導 (1) 本 時 の 主 題 C お 礼 の 手 紙 (2) 本 時 の 目 標 to 不 定 詞 の 3 用 法 を 適 切 に 使 い 分 けて 表 現 することができ
to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 用 いた 文 の 意 味 と 使 い 方 を 理 解 でき (3) 本 時 の 観 点 別 評 価 項 目 ➀ to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 用 いた 文 で 表 現 することができ 表 現 の 能 力 2 to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 用 いた 文 の 意 味 と 使 い 方 を 理 解 してい 言 語 や 文 化 の 知 識 理 解 (4) 展 開 過 程 Greeting Warm-up 時 配 1 生 徒 の 活 動 S: Student Ss:Good morning, A and J. BINGO ALT が 読 む 単 語 などを 繰 り 返 し 読 む たて よこ ななめで2 列 そろ ったら 起 立 して 続 け 学 習 内 容 と 活 動 教 師 の 活 動 J: JTE A: ALT J A:Good morning, Class. ALT は 単 語 を2 回 すつ 読 む 学 習 形 態 教 師 の 支 援 評 価 規 準 観 点 ( 評 価 方 法 ) 全 員 が 顔 を 上 げてい る 状 態 を 確 認 し 挨 拶 を 始 め ALT が 読 む 単 語 を 見 つけ ALT の 後 につい て 読 めているか 机 間 指 導 す Review 1 年 の 教 科 書 の 音 読 Lesson6A の Halloween(1 年 ) を1 分 間 読 む JTE は 音 読 の 指 示 を 出 す Q&A で 内 容 理 解 の 確 認 をす 読 めない 単 語 につい て 音 読 の 最 中 や 音 読 後 に 確 認 す 質 問 内 容 の 理 解 の 補 助 として Picture cards を 提 示 して 質 問 す Introduction 詞 的 用 法 の 導 入 ALT の 説 明 を 聞 いてそれらが 何 で あるかを 考 え ヒントを 参 考 に 何 であるかを 当 て S:It s a pumpkin. ALT は 自 分 の 持 ち 物 について 英 語 でク イズを 出 す A:I have something to give you. What is this? JTE はヒントにな り そ う な 質 問 を す J:Can we eat it? A:Yes,you can. This is something to eat. J:Something to eat? What s this? That s right. Here you are. ALT は 袋 の 中 の 物 に ついて 表 情 やジェスチ ャーを 交 え JTE や 生 徒 とのやりとりを 通 し て 伝 え Practice 1 詞 的 用 法 を 用 いた ALT は 実 物 または 絵 を 提 示 しながら 目
文 を 口 頭 練 習 す る Ss: You have something to eat. 標 文 を 言 う JTE は something +to 不 定 詞 のカード を 提 示 す A:I have something to eat. something+to 不 定 詞 などのカードは 黒 板 に 貼 っておき 理 解 の 助 けとす ALT の 英 文 を 繰 り 返 して 練 習 す to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 用 いた 文 の 意 味 を 理 解 でき る よ う に 練 習 す Explanation 7 詞 的 用 法 の 説 明 を 聞 く 説 明 を 聞 き 授 業 用 ノートに 記 入 す to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 用 いた 文 の 意 味 やその 使 い 方 を 理 解 す JTE は to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 の 説 明 をす 授 業 用 ノートに 正 しく 記 入 しているか を 机 間 指 導 し て い く 日 本 語 で 意 味 やその 使 い 方 を 説 明 す to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 用 いた 文 の 意 味 と 使 い 方 を 理 解 してい 知 識 理 解 (ノート) A 規 準 :to 不 定 詞 の 働 きを 知 り 正 しく 記 入 してい C 規 準 :ノートに 記 入 せず 説 明 を 聞 かない C 規 準 の 生 徒 への 支 援 : 本 時 の to 不 定 詞 の 働 きについて 個 別 に 説 明 しながら 記 入 を 促 す Practice 2 7 教 科 書 P71 のペ ア 活 動 で to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 用 いた 会 話 文 を 練 習 する ALT と JTE の 会 話 文 を 聞 き 例 文 を 練 習 す S1 :Do you have anything to drink? S2:Yes, I do. S1:Is it warm? S2:No, it isn t. S1:Well, is it orange juice? JTE は 活 動 の 仕 方 を 説 明 し 例 を 参 考 に 会 話 をす 活 動 内 容 の 指 示 を 出 す 機 械 的 な ペア
S2:yes, it is. Activity 10 詞 的 用 法 を 用 いた 文 の 使 用 場 面 で 練 習 する 絵 カードを 持 ち ながら 相 手 を 見 つ けジャンケン して 勝 った 方 から 会 話 を 始 め 欲 し いカードを 手 に 入 れる 活 動 をす JTE は 活 動 内 容 を 説 明 し 各 生 徒 に 絵 カードを4 枚 ずつ 渡 す JTE は 生 徒 が 相 手 を 見 つけられるよう に 机 間 指 導 す 自 由 な ペア to 不 定 詞 の 形 容 詞 的 用 法 を 用 いた 文 で 表 現 することができ 表 現 ( 観 察 発 表 ) A 規 準 : 相 手 の 発 話 に 集 中 し 適 切 な 文 で 尋 ねたり 答 えてい C 規 準 : 相 手 の 発 話 を 聞 かず 何 も 言 わない C 規 準 の 生 徒 への 支 援 : 一 緒 に 活 動 しながら 表 現 の 方 法 を 学 ば せ Consolidation 本 時 のまとめ Activity で 使 用 した to 不 定 詞 を 用 いた 文 を 書 く 本 時 の 振 り 返 り と 評 価 を 聞 く JTE は 本 時 の 学 習 内 容 の 確 認 をし 次 時 につながる 授 業 の 振 り 返 りと 評 価 を 伝 え () 板 書 計 画 形 容 詞 的 な 働 きをする to 不 定 詞 to + 動 詞 の 原 形 の 前 にある 名 詞 を 修 飾 (~するための ~すべき) I have something to drink. something to eat ( 何 か 飲 むもの) something to use something to wear たずねる 文 :Do you have anything to drink? Yes, I do. / No, I don t.